友達でツッコミなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの友達でツッコミな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番の友達でツッコミなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.6 1 友達でツッコミなアニメランキング1位
ゆゆ式(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1289)
5896人が棚に入れました
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式(ルール)”

声優・キャラクター
津田美波、種田梨沙、大久保瑠美、茅野愛衣、潘めぐみ、清水茉菜、堀江由衣
ネタバレ

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

★4/ 無形のカレイドスコープ

萌えではない日常会話劇

縦横無尽な推進力で燃料投下していくスターターゆずこと機知に富んだ多彩な展開力のエキスパンダー縁と俊敏な判断力で応答するリアクター唯。それぞれの役割は秒単位で流動しボケとツッコミも時に1対2、2対1と華麗に変化し絶妙なバランスの上に広がるリアリティ溢れるユートピアを眺める至福を味わえる本作は唯一無二という言葉すら生ぬるい。

これは断じてただの女子高生に萌えるアニメなどではない。メンタルサプリメントであり思考実験であり現代を生き抜く為の極意であり本質であり真実であり本物であり真理でありもうなんかアレだよアレ。

世の中にクソリプを撒き散らす○○どもに限らず我々全国民はこの作品を姿勢を正して手をグーにして正座して腹に力を入れて目を見開いて口を閉じて定期的に周回する義務を課していくべきである。

それはなぜか。
では以下に記述しておく。

例えば縁がゆずこと唯の2人に対してこう呼びかける場面がある。

「みんなは〜」

2人を結べば線となり、3人結べば面となる。団体という概念の最低単位は3である。多分。理想的な家庭環境であれば自分と母親と父親とでこの構造が最初に形成されることになる。

自己が多数派にも少数派にもなり得る流動的かつ不安定な構造の安定を計るには実に多彩で高度な判断が他方に許される範囲内での応答速度を持って求められる。そう、バカには"場"を維持することは難しい。この作品を1話だけチラ見しただけの者から見ればゆずこはただのバカキャラにしか見えないだろうが最後まで視聴した者は成績もそれなりに優秀で他人に対して常識的な対応も出来る人物だと知っているはず。血統の良い縁は言わずもがな。唯も縁と幼馴染であるので家柄も悪くないはずであり、その2人相手の対応を見てもそれなりの判断力を持ち得ている事に疑いはない。

この作品はたとえば繊細なアクセルワークで沈黙を破って進入してきたゆずこの速度と強度を即座に参照算出、適正な戦略と戦術で迅速に適応的な対応を選択し快適なリズムを崩さずに"場"に展開、その後も同様に柔軟な対応を当意即妙に続けていくというとても高度な技能のケーススタディなのである。

これはどんなにスーパーでスペシャルなコンピュータの高性能AIでも実現不可能な芸当である。今後いくら技術が発達しようとも。絶対と言い切れる。何故か?

コンピュータには身体性が無いからだ。

人間の脳は無意識領域であっても周囲の様々な要因に影響される。温度湿度光量音量臭い壁の色人間の数など。身体的にも空腹度疲労度などの体調面。凄まじい数の要素がリアルタイムで次々と変化する。パラメータを計算するだけならAIが得意だろう。だがそれらを測定するセンサ自体が存在しない。彼女らはそれらの複雑なパラメータを瞬時に読み取り計算し時には修整しつつ"場"を整えていく。

では何故"場"を整える必要があるのか。
 
続きは有料となります(嘘)
この作品見たらわかりますよね。

以下各話メモ。
{netabare}
1日1話の勢いレビュースタイル。けいおんとの2本立て。思ったことそのまま。

1話
こりゃスゲェ。ほんとに何も起きない。けいおんがほんとにゴージャスに感じる。なる程これは唯一無二なのかもしれん。じっくり彼女らの生活を覗き見することにしよう。

2話
リズムにハマることあるよね。わかるわかる。胸の話題は流石にわからんが切実なのかもな。男は見せ合いとかしないからどうなんやろ。お母さん可愛い。全く教師感がないがコレはコレでいいのか?先生から何か教わることくらいは無いのかな。2回目にしてオープニングエンディングがいい曲に感じて来た。アレ?ハマってきた?
3話
夏休み。水って何だ?何なんだろ。部屋に何もイジる要素がないのな。けいおんと比べて物凄く濃度が濃いような気がする。何だこれ。女子高生のリアリティとかはわかる訳ないのだが。一応プールなんか行くけどあっさりしててイベント感がまるで無い。なんか凄いものを見てる気がする。展開も何もないのに次が見たくなってる不思議。
4話
何これ凄い。メチャクチャ面白いんだけど。絵柄はもう全く気にならない。他の子との絡みも増えてきた。オープニングエンディング両方落とした。2曲ループで数時間聴いてる。コレはヤバイものを知ってしまった。いや、コレ本当に凄い。マジで。何故かとかは浮かんでは来るが考えたくない。語彙力無くしたままでいい。今は身を任せて味わおうと思う。
5話
いきなりターン制が始まりすぐに終了。様々な口火から不意に急展開しては元の話題に着地したりとアドリブのような会話が楽しいのか。2週目はどんな感想になるのかな。カイザー…、懐かしいなアレ。記憶無くして見たいって最高級の賛辞だと思うけど、だからといって勧めたりはしないのね、なる程。なんか物凄いヒントが沢山詰まってる気がする。ああ、またくだらない長文書きそうだ。
6話
ポテトは木曜日に決まってんだろ。コート姿もいいです。学校指定品に種類あるのか。歳とるとビックリのダメージが大きくなるな。クリスマスの身内お泊り回すらない潔さ。男子の話題が出ないのは新鮮。帰り道の横並びのポジションが度々スイッチするのなんかいいですね。
7話
1クールの作品で後半から急に雰囲気変わるのは何故なんですかね?2人だけの絵面は新鮮。下ネタはちょっと残念。ただ見てるだけで幸せな気持ちになる不思議な体験。時間が経つのが、凄く早い。
8話
やっぱ演出変わってんな。腹とか胸とか足とか要らんのに。胸触っていいよ一回だけ、てのはお返しのつもりなのか。これショートアニメだった?ってくらいにもう終わり?ってなる。え?あと4回しかないの?嘘でしょ?
9話
ふみの後ろ姿から始まり佳と合流して2人で話しているところに縁登場。何なのかわからんが貫禄を感じる。教室に入るとゆずこと唯が話している場面。何この安心感。場面が切り替わるたびに残り時間を確認している。下校時6人並びの絵が新鮮。でもやっぱり一緒に遊ぶ描写はない。
10話
会話の内容を絵で表現するのは普通だけどココではやらなくていいような。でもメンドイ魔物のデザインは好き。グッズあればちょっと欲しい。戦うべき感情を可視化するのは割といいアイデアなのかもしれない。自分との戦いに勝利する為にはやはり他者の存在が必要なのだ。人は1人では生きていけない。いわゆらないって言った事ある。EDの神様は少し笑った。油断してるとすぐ終わる。あと2回。
11話
いやあと1回で終わると思うとなんか身が入らんというかどうせ周回するだろうしと思っていたらあっと言う間に終わってた。少し真面目な青くさい話も。いやでも次が最終回なの?信じられない。本当に?
12話
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19
ネタバレ

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ほのぼの日常系部門・個人的歴代No.1作品

少し前に2周目の視聴をしまして、
「アレ?こんなに面白かったんだっけ??」
…と評価の見直しをした作品です。

思い返してみると1周目の視聴の際は個人的にアニメ見始めの頃で、「日常系アニメってこんな感じなんだろう」と思って、流し見しちゃったような気がします。

それに対し今回の2周目は、ここ数年の「ほのぼの日常系作品」「日常系でないコメディ作品」を割と見尽くした状態で再視聴したので、個人的評価が大きく変わったみたいです。


この作品は、日常系としてはだいぶコメディ寄りにチューニングしている作品ですね。

ただ少し珍しいのは、コメディ寄りの日常系作品は一般的にツッコミに特徴があるのに対し、このゆゆ式はツッコミで落とすというより「ボケ倒す」ことで落としている点でしょうか。

ゆいは確かにツッコミ役なんですけど、なんていうか…この作品はゆいのツッコミを流れの区切りにしないんですよね。
普通、誰かがボケて誰かがツッコんだらその一連の流れが終わるじゃないですか。
でもこのゆゆ式は、ボケに対してゆいがツッコんでもお構いなしにゆずことゆかりがボケ倒すので、流れが止まらないんです。

私の好きな作品にアドリブアニメの「てさぐれ部活もの(現在3期(すぴんおふ)放送中!w)」があるんですが、それに雰囲気が似ている作品として、どなたかがこのゆゆ式を挙げているのを見たことがある気がします。

その時は、ゆゆ式ってそんなアニメだっけ?
原作が有るアニメとアドリブアニメが似ているなんてあり得るのだろうか?

…と思ったものですが、2周目の視聴を経て納得しました(笑)
どちらも流れを止めずにボケ倒しているところに共通点があるのですね(笑)

アドリブアニメだけにぐだぐだ流れ続けるのを楽しむのがてさぐれで、原作があるだけに洗練されたぐだぐだを楽しむのがゆゆ式という感じでしょうか。

原作者さんのボケ倒しのセンスが自分にとっては本当にツボでした。
この作品、まだ連載続いてるんですよね。
きらら系が2期ものも含めて続々アニメ化されてされている昨今なら、ゆゆ式も2期のワンチャンないかなぁ。無理かなぁ。。。



余談ですが、ゆかり役って種田梨沙さんなんですよね。
最近の種田さんの声に慣れていると、なんだか意外な気がします。





以下は、ゆゆ式がほのぼの日常系作品として個人的No.1の理由です。
ちょっと相対的な話で、以前けいおん2期のレビューで書いた内容の加筆完全版になります。

{netabare}
結論から言うと、私は「ほのぼの日常アニメ」は全部好きなんですが、細かく分類するとしたら「日常もの」よりも「日常ギャグもの」系統の作品のほうを好む傾向があるんです。

具体的に説明しますと、私は個人的に以下のような分類をしており、①寄りの作品のほうが好きです。

その中で、いわゆる「ほのぼの日常系」だと思っているのは③~⑤です。



①「日常もへったくれもないギャグ」作品
日常を舞台としつつ、全然日常ものじゃないぶっ飛びギャグアニメという印象の作品。
(例)
・日常
・さばげぶっ
・ぱにぽにだっしゅ
・ディーふらぐ
・てーきゅう
・侵略!イカ娘 など


②「日常<ギャグ」作品
日常を舞台としているが、ギャグ要素が強く「日常もの」というよりは「ギャグもの」という作品。「ほのぼの」という印象はない作品。
(例)
・未確認で進行形
・月刊少女野崎くん
・ひめゴト
・となりの関くん
・生徒会役員共
・マンガ家さんとアシスタントさんと
・帰宅部活動記録 など


③日常ギャグ作品
「ほのぼの」もしている日常ものだが、ボケとツッコミは割としっかりこなしてくれる作品。
(例)
・ゆゆ式
・きんいろモザイク
・GA
・そふてにっ
・キルミーベイベー など


④ほのぼの日常ギャグ作品
ギャグよりもほのぼの要素が強く、ボケ役は割といるがツッコミ役を弱めにチューニングしている作品。
(例)
・ひだまりスケッチ
・みなみけ
・じょしらく
・ゆるゆり
・らきすた
・あっちこっち
・せんせいのお時間 など


⑤ほのぼの日常作品
ほのぼのに癒される作品。このタイプの作品内に見られるのは、個人的なイメージを言葉にすると「ギャグ」「ボケツッコミ」ではなく「小笑い要素」
(例)
・けいおん
・ご注文はうさぎですか
・ヤマノススメ
・幸腹グラフィティ
・のんのんびより
・たまこまーけっと
・Aチャンネル など


※日常を舞台としたコメディ要素のある作品でも、ラブコメ要素やドラマ要素を主題としていると感じる作品は今回の「日常系」には含めていません。
(例)
・僕は友達が少ない
・のうりん など

※日常を舞台としたコメディ作品でも、個人的に「ほのぼの」はしてないかな~と思う作品は含めていません。
(例)
・まりあほりっく
・それでも町は廻っている など

※昔見て印象がおぼろげになっている作品もあるので、もしかしたら分類を間違えている作品もあるかもです。そのあたりはお許しを。



個人的には以上のように分類しています。
厳密には「ほのぼの日常もの」なのは③~⑤だと思いますが、イメージを伝えやすくするために①、②も入れました。

で、私はこれらが全部好きです。
笑ったり癒されたりします。

しかしそうは言っても、やっぱり作品の方向性による好みと作品の雰囲気との相性がありまして、全部同じくらいに好きというわけにはいかないのです。

私の場合はどちらかというと①寄りの作品のほうが好きで、⑤寄りの作品は物足りなく感じる傾向があるようです。

プロフィールに載せている視聴全作品の個人的評価を自分で見直してみても、割と①~⑤の順番に並んでいる気がします。
(もちろん分類を超える相性があり、完全にこの順番に並ぶわけではないですが)


そんなこんなでゆゆ式に話を戻しますと、私にとってのこの作品は「ほのぼの日常系」としては上位になることが多い③分類の作品で、かつ笑いのツボの相性的にもバッチリの作品だったので、ほのぼの日常系として個人的歴代No.1になったわけです。




さて、偉そうな分類をしながら長々とレビューにしてみましたが、その基準は全然客観的なものではなく、かなり個人的嗜好に左右されていると思いますので、まぁあんまり真剣に捉えずに「こんな考え方の人もいるんだな~」程度に思っていただければ幸いです(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゆゆ式から学び、ゆゆ式を生き、ゆゆ式へ期待しよう

今回は「ゆゆ式」について書いていこうと思います。
私はあまり日常系を好まない性質なのですが、これは自然と観る事が出来ました。
まさかレビューまで書く事になるとは夢にも思いませんでしたが(笑)

さて、このアニメは学生時代に経験していたであろう事を実際に表した「本当」の日常アニメです。
登場人物達がただただ、会話をしているだけ。
登校して友達と話して、時間が経ったら部活に行って後は下校するだけ。
友達の家に遊びに行って、適当に喋って夕方になったら自然と帰るだけ。
イベントなんて物は欠片も存在せず、日常が延々と垂れ流されているのを黙って私達は観る。
ただ、それだけのアニメなんです。(こう書くと身も蓋もありませんが…)

しかし、そのようなマイナスの偏見はこの作品では意味を持ちません。
そんな退屈そうという浅見を吹き飛ばすほど、1つ1つのシーンが凄く見てて楽しく感じるんです。
「楽しい」と言うのは見ていて笑いが堪え切れないような強いギャグを放つという事ではなく、見ていて飽きる余地がないという事です。
会話中、急に話題転換をしてきたり、思いがけないギャグを入れて来たりと次にどんな話が来るのか全く予想がつきません。
少し前に出していた会話内容が部活で使われる事もあります。
極めつけはなんでそんな返答をするのか意味不明になる言葉や突拍子もない発言を登場人物達が吐きまくります。
勿論、細かい説明なんてしません。
会話の内容を理解するために頭を使うと言う点は確かにかなり人を選びます。
しかし、その意味、理由が分かった時、私達の脳にはとてつもない快感と楽しさが生まれるのは間違いないでしょう!!

それだけでは終わりません。
「ゆゆ式」はキャラそれぞれの人物描写と細かい仕草を描き出すのが実に上手いです。
例えばこのアニメに登場するゆずこというキャラ。
彼女は小学校時代の親友同士であった他の2人とは違って、後になってから仲良くなりました。
彼女は元々仲良しだった2人とは違う事に少し疎外感を覚えたり、他人に対して踏み込んではいけない節度があると自制したりするシーンも多いキャラです。
2人の前ではあまりそのような感情を示さずに笑わせようとボケを言いまくったりするいい娘なのですが、たまに態度やジェスチャーに寂しさが表れてしまう事もあります。
その時の描写などは本当にリアルに表現されていて、若かりし頃の自分を思い出しました(笑)
また、いかにも馬鹿そうに見える娘が実は真面目で頭が良かったり、しっかりしているように見える娘が案外お茶目だったりなど、何回も見ないと分からない発見が多くあってよく作りこまれているなあと感じました。

そして、この作品を語るうえで欠かせない言葉、それは「哲学」です。
ネット上で「ゆゆ式は哲学」という言葉を見ていた時、どういう意味なのかずっと疑問を持っていましたが、観ていく内に自然と分かってきました。
日々の会話の中で、主要人物3人はたまにこちら側がはっとするような鋭い真理を言う時があります。
言う人によっては当たり前ともいわれかねないそんな事が抵抗もなく、心にストンと入ってきて、とても考えさせられます。
これはこのアニメの魅力でもあるのでしょう。
また、彼女等は日々の会話の中で様々な事に疑問を持ち、それを情報処理部という部活の中で調べていきます。
その疑問は実に様々で、そこで調べた事を最後にまとめと言う形でホワイトボードに書き記していくのですが、それは知らない人が見たらまるで意味の分からない物。
彼女達とそれを見ていた私達だけが知っている秘密の結論なのです。
その突き止めていくまでの過程と導き出された結果を通して自分たちが作り出した答え。
それはこのアニメの第2の魅力ともなっています。
この2つの魅力こそ、「ゆゆ式は哲学」と呼ばれる所以ではないでしょうか?
勿論、哲学好きの人にもお勧めの内容です!!

他にもopとed、bgmがみんなよい物揃いであったり、作画の細かさが所々際立っていたりと色々宣伝ポイントはあるのですが、そこは置いといて…

最後に「ゆゆ式」のジャンルについて…
一応このアニメは百合アニメというジャンルで括られているようですが、観ている上でそのような感覚は私には全く感じませんでした。
視聴者にかなり媚びたりしている訳でもなく、たまに百合的意味の発言も起こりますが、ギャグとして見ていたのであまり気になりませんでした。
現実にも出てきそうな感じで、私はこの作品を観ていて、中学校時代の女友達がしていた女同士の振る舞いを思い出した位です(笑)
だから自分にとっては日常モノ、ある種の青春モノですかね?
なので百合が嫌いだからちょっと…と言う方でも恐らく大丈夫な作品だと思います(個人的主観ではありますが…)

では以上を持って「ゆゆ式」のレビューを終わります。
このレビューが参考になったのなら、幸いです。



さて、また「ゆゆ式」観てくるか…(絶賛リピート中)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

81.3 2 友達でツッコミなアニメランキング2位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (584)
2834人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


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2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53
ネタバレ

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ストレスが溜るアニメ

色々と言いたいことが沸々と湧きがるんですよ。これ見ていると。
以下、くだらない仕事の愚痴なので畳みます。
{netabare}

原作者の井上氏は私とほとんど年齢は変わりません。
はい、いわゆる「就職氷河期世代」って奴ですね。
井上氏はこの世代の御多分にもれず
不景気とリーマンショックを経験したため危機意識があるのか
設計士と漫画家の二足の草鞋を履いている方です。
まあ、「おバカ」アニメを描いていますが
きちんと人生のリスク管理をされている方です。


まあ何が気にくわないかといえば、
モロに世の中は「同質」の人間社会で成り立っているという
私の一つ上の世代の「習慣」「思い込み」をご丁寧に尊重しているところです。
これ不思議と右左関係ないのが興味深いですね。
その人がどういう人なのかに左右されます。
同質社会ではアルハラなんてありません。
みんな「仲間」ですから強要しても
それは「悪乗り」「イジリ」で済まされるのです。
酒に酔って女の子の前で裸になってもそれは「悪ノリ」です。
今の時代の企業でやる馬鹿はたまにいますが、
アンタ、そのリスクわかってんのと首絞めて殺したくなる時があります。

タバコもそうです。このアニメではないですが。
たばこ部屋で案件を話し合うことを求める上の世代は多いです。
でもね、タバコ吸えない後輩もいるし、女性もいる。
アンチスモークの外国人だってもう職場にはいっぱいいる時代なんです。
「外の奴ら」と外部から委託で来ている人材を
露骨に除外しようとする人もいます。
ただ、そういう人に最新技術の仕事を頼まないといけない、
内部で出来ない問題を真剣に考えているのかと思います。
案の定、大手有名メーカーも45歳以上の人材を
大量にレイオフし始めました。
委託でしのいでいたけど、もうそんな余裕がないから
レイオフし始めたのでしょう。

どやしつけたくなるのを我慢しながら、
下の世代と上の世代の間を取り持つのが、貧乏くじを引いた私の世代です。
このアニメの先輩らと同じ、価値観と価値観の橋渡しを穏便にしようと生きてきた世代とも言えます。下に押し付けずにね。

雇用の流動化や女性の社会進出という点だけでなく、
技術革新のスピードが速すぎる。
とりわけ私が進歩の速い業種にいるからこういうイライラに悩まされるわけですが
そういった「dog year」どころではない速さで進むと、
新しく入ってきた人材と古い人材の間でもう差はないも同然なのです。
いえ、もしかしたら新しい人材の方がAIやデータマイニング等、
必要とされる新技術を身に着けており、生産性が高いかもしれません。
昔ながらの先輩後輩という上下関係より
パートナーに近い関係を築かなければやっていけない。
このアニメの人間関係は企業においてはもう古いんです。
後輩や先輩と言って余裕かましてる場合じゃないんです。
しかも「同質」で何やっても許される社会ってもう終わったんです。
やたらとんでもなく高スペックの外国人技術者や
門戸が狭いゆえに優秀な人材が淘汰されて入ってくる女性
スペシャリストとして短期で荒稼ぎする高度な技術者
私の部署にはLGBTを公表している人もいます。
仕事はできるけど無理解な人もいるので色々と大変です。

みんな似たような同質でヨーイドンの「楽園」は崩壊したんだよ
ってことに気づいていない人が多い。

急激な時代の変化に見舞われて、多様化する人材が行き交う職場で、
何とかコンプライアンスを維持しようともがくのが私の世代です。
「同質」でないってことはそんだけ気を遣うんです。大変なんです。
ピリピリしますよ。違う人種や国籍や出身階級が混じると。
それをわかっていない人がかき回すと問題が起こる。
私の職場の状況は10年後の社会でしょう。多分そうなるでしょう。


しかし、時代の変化に気づいていない人もいます。
人をキリキリさせる発言を呑気に咬まし続ける人もいます。
同質の「楽園」社会を過去のもの「ファンタジー」なのだと
はっきり認識しているなら救いようがありますが、
なぜか、わかっていません。
いつまでも続くと思っているボケナスがいます。
まずます激しくなる多国間の企業の生存競争に勝つってことは、
この多様化と局所的な人材の専門化を受け入れるしかないのですが
どこまで抵抗する気だろうと思います。

これが親の庇護を受けるのが当然の
高校生や中学生なら笑って見逃したでしょう。
大学生だから腹が立つ。
今時の大学生はもっと真剣ですよ。
年齢設定間違えてませんかね。
こういう大学生が通用したのは遥か昔ですよ。
昔はこれで良かったのですが、今はそうではない。
今の若者はそんな楽じゃねぇよと思います。
ファンタジーなんだと描いてほしかったですね。
中途半端にリアルだから認識不足が垣間見えイラっとします。
アニメは若者のものではなく
中高年が見て昔を懐かしみ、
在りし日の思い出にひたる後ろ向きのものになったんでしょうかね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まぶしいバカ達♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
大学のダイビングを舞台にしたギャグアニメ。下ネタ大丈夫なら、間違いなく好きになれますよ♪

最初にタイトルだけ観たときは、ディフォルメされた「グランブルーファンタジー」のキャラが活躍する日常系アニメかと思いましたが、全く違いましたね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生が、みんなこんなにバカばかりだと思わないで下さいね(怒)

これは、一部の体育会に見られる特殊な状況です。そう、私達のような(笑)

体育会系のバカなノリをこれ以上ないくらい誇張したギャグアニメ。

い、いや、私はこんなにバカなことはしてないですよ? 河川敷で花見してて川を泳いだら翌年から立て看板立てられたり、最寄り駅のエスカレーターの間を滑り台にして遊んでいたら障害物作られたり、酔っぱらって潰れたら、同じく酔った同期に足もって引きずられ、背中全面に裂傷を負ったりはしてませんよ? もちろん、酒の飲み方も常識的だから、鏡月の瓶で乾杯してイッキしたり、先輩から焼酎の醤油割りを飲まされたりもしてませんよ? 一発芸にしたって、チ○毛をライターで燃やして、線香花火~♪とかやってませんからね。い、いや、してませんったら(汗)

まあ、大学生ってのは基本的に、自分を無敵だと勘違いしてるんですよね。何者でもない強みというか。四年間続く、人生の春休みというか。

親元を離れ、都会(遠方)に行き、誰も自分を知らない中で始まる新生活。食うだけなら仕送りでなんとかなって、遊ぶ金欲しければ軽くバイトをすれば良い。飲み慣れていないくせに、強いふりして呑むお酒。高校までの授業とは、比べ物にならないほどユルい講義のシステム。

そういう様々な要素で勘違いするのが、大学生という時期かなと思っています(勿論、しっかり勉強したり、苦学生でバイトをいくつも掛け持つ、なんて過ごし方をしている人もいっぱいいますが)。

大人になってしまった元学生からすると、こういう、「戻りたくても戻れない、戻ってはいけない、まぶしいバカ達」を観ているのは、たまらなく楽しかった。

また、ただのバカなギャグアニメで終始することなく、「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」とか、何気に名言ぶちこんできたり、女性キャラをちゃんと可愛く描けている点も、本作の評価を上げていると思う。

本当に、今期(2018夏)はギャグアニメのクオリティが高かったと思う。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
全裸祭りw 顔(笑) 「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」って、良いこと言うなや(笑) どっちの格好が恥ずかしいか、微妙だな(笑) 大学に女子高生がいるか(笑) 懐かしいな~、新歓。ビール瓶1ダースから始まって、日本酒四合瓶イッキ。後は、記憶がないまま呑み続け、オシャレかバーで滝ゲロw 三日酔いしたな~。よく、死ななかった(笑)

2話目
そんなものに入った覚えはありません(笑) 恥ずかしながら性欲です(笑) お前も一緒に観るか(笑)

3話目
お前はネタ枠だw ヘアピン(笑)

4話目
キサマ、俺を何に巻き込みやがった(笑) スパーボールのクダリ、笑ったわw やべぇ、ケバ子、予想より可愛いしw さぞかし名のある将(笑) ラブコメも悪くないな♪

5話目
語学落とすときついよな(笑) 私はキノコ派です♪ 所々アニメネタぶちこんでくるね。

6話目
羨ましすぎて、頭が(笑) 一応、謝るんだw クズ発言でハモるなやw お前もな(笑)

7話目
一瞬で気化するって、エタノールか(笑) 沖縄の理由がw

8話目
分かるわ~。日雇いバイトの後に、焼き肉で全額受かったことあるな(笑) 速水さん、相変わらずイケボだな~。

9話目
お姉ちゃん大好きは、叫ぶより囁く方が面白かったよね。15分だけ人間扱いw ダイビングに関しては真面目なんだよな(笑) 綾波、アスカモデルw 本当にあるんかな?

10話目
沖縄、行きたいな~。死ぬぞ(笑) 名前にw 真面目なダイビングに違和感(笑) 聞いてたのは種族か(笑)

11話目
私有地じゃないと法律違反だもんねw 農家の子は軽トラを運転できることはあるw 様子が変だと思ったら、行動まで変だとはm 試されてるw

12話目
なんかちょっと良い話に(笑) 60度12杯なら、いけるかな? まあ、スビリタスはきついけど(笑) オトーリw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40

81.0 3 友達でツッコミなアニメランキング3位
劇場版 のんのんびより ばけーしょん(アニメ映画)

2018年8月25日
★★★★☆ 4.0 (395)
1788人が棚に入れました
旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた「旭丘分校」の面々。夏休みを利用して、皆で沖縄に行く事になるのですが……。

声優・キャラクター
小岩井ことり、村川梨衣、佐倉綾音、阿澄佳奈、名塚佳織、佐藤利奈、福圓美里、新谷良子
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残暑お見舞いなのん~

テレビアニメ「のんのんびより」のファンムービーとしては期待を遥かに上回る出来映え!
美しい自然と可愛く楽しい女子キャラたちによる極上の和みと癒し。
ストーリー性も充分あり、70分という、映画としては短めの尺ながら満腹度は100分以上の長編並みに感じる密度の濃さがありました。
作品の魅力が存分に表され、テレビ版を未視聴の方でも、日常癒し系アニメの人気作たる所以に納得し楽しめるのではないでしょうか。

《ストーリー》

旭丘分校の生徒たちをはじめとする田舎の村民9人の沖縄旅行顛末記。
ユーモラスなキャラたちの個性に沿った小ネタ満載の展開にニヤニヤと和むことしきり♪
そんな中にしっかり描かれる、脚本・吉田玲子さんお得意の、ちょっぴり切なくも心温まるハートウォーミングなエピソード。
のんのんらしい優しさもたっぷり伝わり大満足です!

《作画&演出》

テレビ版と同じく手書きの自然風景は美しく、キャラ画との親和性も高くて目の保養になります。(特に夜のワンシーンにうっとり!)

本作のシリーズを通して川面真也監督の演出面でつくづく感服するのは、シーン毎の間尺の取り方。
今回の映画でも、静止したキャラを見せられる度に笑い声や涙をこらえるのに必死になり、長回しで映る自然風景や建物などの器物を見てるだけでうっとりと癒されたり感慨に襲われてしまう。
しっかり情感を汲み取れる時間を充分とりながらも、決して間延びを感じさせないのは卓越した手腕ですね。

《音楽》

テレビドラマと同じくnano.RIPEさんによるOP。
nanoさんは作品に合わせた曲作りが上手く、海をイメージさせるサウンドでバカンスへの出発気分を盛り上げてくれました。
そしてこれまた同じくキャラ4人によるEDは、バックで場面を振り返りながら名残惜しい余韻に浸れました。

また、劇場ならではの音響システムで、水しぶきや波の音、無数の虫の音に包まれながら美しい景色を眺めてると、マイナスイオンのシャワーを浴びながらキャラ達と共に大自然の中に居るような幸せな気分になれました。

《キャラ》

今作では、なっつんこと夏海が一番活躍?
メンバーそれぞれの個性で笑わせてくれる中、いつもはからかい上手の彼女にキュンとさせられます!

あと個人的に一番楽しめたのは宮内三姉妹。
末っ子れんちょんの才能と感受性の豊かさは要所に描かれ、ホント、将来が楽しみな小学1年生。
長女かず姉には、意外な一面に驚きつつ楽しめました。
そして、キャラたちのお笑いの中でも突出してたのが次女ひかげ。
可愛い一面も見せ、今作のR-1グランプリ受賞でしょう♪

《声優さんの舞台挨拶初見学記》

今回、映画上映後にれんちょん役の小岩井ことりさんとほたるん役の村川梨衣さんの舞台挨拶を見る事が出来ました。

幅広い年代の250人程度の観客のほとんどは男性で平均年齢35歳といったところ。
小岩井さんの生「にゃんぱす~!」で始まるおふたりのトークは、村川さんの盛り上げ方も上手で、アニメ関連イベント初参加で変に緊張してた私も和やかな気分で楽しめました。

村川さんの地声は、ほたるんより「ヒナまつり」のアンズっぽく聞こえ、個人的に好きなキャラ声を生で聞けるのはテンション上がる~!
作品の架空の田舎の事をキャストみんなで「(仮)のんのん村」と呼んでるそうで、制作現場の楽しい雰囲気が伝わりました♪

小岩井さんのトークで、 {netabare} れんちょんがスケッチをプレゼントした夏海への気遣いについて、「テレビ版のひらたいらさんのエピソードで、夏海が機転を利かせてれんちょんを元気づけた事に繋がってる」と言われ、 {/netabare}私の感想も深まると共に、小岩井さんの作品への思い入れを強く感じました。


観光地の旅行先がメイン舞台なので、田舎の「のんびりさ」だけが成分不足ですが、それを補う「強壮バカンス成分」がてんこ盛り。
この夏の暑さを和らげるくつろぎと癒しの清涼剤をぜひご一服どうぞ~♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

上映館が倍以上に増えるようです!

初日の舞台挨拶は抽選漏れしたため
翌日にあにこれ面子と一回目
今週の舞台挨拶には当選したので
舞台挨拶付きで2回目を観てきました

そんなかんじで初めて観た日は
アニサマ全通の3日目に
会場に行く前に新宿まで寄り道して観たのもあって
かなり疲弊した状況での鑑賞となりました

しかし、この最上級の癒しアニメのおかげで
だいぶ活力を取り戻して3日目へと向かえたように思います

ふだんののどかな田園風景とは舞台は違えど
やっていることはいつも通りの
ゆったり日常アニメ
ゲストキャラクターのあおいちゃんとの
ハートフルな交流もあったりと
とにかく沖縄の情景がとてもきれいに描かれていて
なんだかキャラクター達と一緒に
沖縄旅行を楽しんでいるような気分になりました

あとはサブキャラクターのくせに
{netabare}ジャンピング土下座にはじまり
難聴ネタ
ふとん
リバース
天然記念物
泣いてねーし!{/netabare}
と要所要所でギャグ要員として出動し
美味しいところを全部持っていくひかげに
今回はかなりやられましたw
ほんといいキャラしてる

そしてあまり間を置かずに2回目を見に行ったわけですが
舞台挨拶は置いておいても
2度目の鑑賞でも1回目と変わらず癒されたし
楽しく見れました

そして今は久々にTVシリーズを見返したい思いに駆られています
1期2期ともにdアニメにあるので
今期のアニメをいくつか切れば見れるけどどうしよう?

閑話休題

この映画かなり見れる劇場が少なく
基本的に都会の映画館でしかやっていない感じでした

隣の芝は青いと言いますか
田舎の人は都会にあこがれ
都会の人は田舎にあこがれるものです

のどかな田園風景とゆったりしたスローライフに
まるで異世界ファンタジーでも見るような感覚で
憧憬の念を抱くのは基本的に都会の生活に摩耗しきった層なので
都会に絞っての公開は戦略的に正しかったと思います

この戦略が吉と出たのかどうかは定かではありませんが
館数からするとかなり好調な収益を上げているようで
今回の舞台挨拶にて上映館が27scrから71scrへと
大幅拡大されることが発表されました

特に東北と九州は仙台と福岡で1館づつの上映だったものが
各県で1~2か所みられるようになり
だいぶ見やすくはなってるんじゃないでしょうか?

もし今まで観たいけど近くでやってないからと敬遠していた方がいれば
ぜひもう一度上映館情報を確認しなおすことをお勧めします

この後全国でさらにヒットすれば
劇場版をもう一作
あるいは3期の制作なんて話になるかもしれません
応援のためにもみんなでぜひ観に行きましょうw

おまけ(舞台挨拶内容・ネタバレ含)

{netabare}今回はれんちょん役の小岩井ことりと
なっつん役の佐倉綾音が登壇
映画に関してのちょっとした裏話などをしてくれました

あやねるの話で面白かったのは
夏海とあおいの関係について

あのど田舎の生活では
同い年の子供がまったくいなかったので
夏海にとってあおいは初めての同い年の友達
そして初めて仲良くなった同い年の子と
出会って数日で別れなくちゃいけない
「ほんと切ないよねー」
と、こっこちゃんと頷き合ってました

こっこちゃんは演じる際に考えていたことを
いくつか話してくれましたが
中でもハッとさせられたのは

TV版ではひらたいらさんとの別れを悲しむれんげを
夏海がなかなかにニクい形で元気づけていました
今回の映画であおいとの別れを悲しむ夏海を
れんげが慰めるシーンは
れんげが夏海に教わったことを
夏海にお返しするシーンだと思っているというお話
言われてみるとなるほどという感じで目からうろこでした

りえしょんみたいに難しいことは何も考えてなくて
それでいて感覚的に何でも器用に演じれてしまう人もいれば
こっこちゃんみたいに一つ一つのセリフの意味を
自分なりにあれこれ考え抜いた上で演じてる人もいる
っていうのが面白いですねw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 33

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

みんなでもっと遊ぶのん!

テレビで2期が放送されてからもう3年…
この作品の大好きな方は、この劇場版を待ちわびていたのではないでしょうか。
かくいう私もその一人です。

テレビアニメ本編は基本的に1話完結型…
そのため劇場版から視聴しても話は通ると思います。
でも作り手の愛情が目一杯注がれたこの作品を隅々まで堪能するなら、是非前期からの視聴をお勧めします。

続編の放送をテレビにするか、それとも劇場にするかは議論の分かれるところだと思います。
個人的にはその作品に合っているなら、どちらでも良いと思っています。
劇場版には尺に限りがあるので、内容を詰め込み過ぎては物語が発散してしまいますし、テレビで放送する場合も尺が合わず中だるみした作品だって無い訳ではありません。

それではこの「のんのんびより」はどうだったか…
個人的には劇場版で正解だったと思います。
物語の構成から劇場版を選択しても尺の長さに違和感が無いこと…
そして繊細かつ緻密な背景のクオリティが半端無く、作り手の徹底的なこだわりが窺えること…
何よりそこまで手がかけられるのが劇場版の醍醐味だと思うんです。

鮮やかな空の青…
新緑に彩られた森の木々…
普段なら何気なく過ぎてしまう背景の一場面にも細やかな配慮が散りばめられているんです。
作り手の皆さんがこの作品を愛してやまない何よりの証拠なのではないでしょうか。
だから視聴にも気合いが入りますし、作り手の頑張りが感じられる作品は見ているだけで幸せな気持ちになれる気がします。

物語は夏休みもあと少しの時期…
いつもの4人組は今日も一緒に遊んでいました。
いつもと少しだけ違ったのは、駄菓子屋とかず姉が車で出掛ける姿を4人に目撃されたこと…
この僅かな差が、このあとの超展開へと発展する訳ですが…
その立役者は、存在は認識されているものの、殆ど出番がなく空気みたいな人…
と言えば、もしかしたらピンと来る方がいらっしゃるかもしれませんね。
こうして「いつもの日常」を大きく逸脱しながら物語が動いていきます。

途中まで視聴して気付いたこと…
それは物語の「間」をとても大切にしている点です。
思考が巡り、次の展開を思わず期待してしまうような「間」だったり、掌を帰すようにツッコミは秒殺だったり…

それもこれも、この作品に登場するキャラが愛されているからだと思います。
しっかりキャラの特徴が定着しているので見ていて安心感が半端ないんですよね。
でもそれだけじゃありません…
4人は多感な時期であると共に、成長期でもあるんです。
そんな彼女たちが時折見せるギャップがグッと胸に響くんですよね。

誰かのために何かをしてあげたいという純粋な気持ち…
そんな気持ちと優しさは伝染する…
この作品の優しさは心底温かいんですよね。
そして、いつもと違う日常をみんなは満喫していくのですが…
緻密で繊細な作画がキャラの躍動感と魅力に拍車をかけてくれているのが分かります。
この作品のキャラと背景…最強の組み合わせだったのではないでしょうか。

どうして楽しい時間ってあっという間に過ぎてしまうのでしょうね。
勿論時間は有限だから一秒たりとも無駄になんてできないし、決してしなかった…
だからこそ…なんでしょうね。
終盤の夏海の言動…私の涙腺は耐えられませんでした。
だって、私も夏海と同じこと考えていましたから…
こうして物語は「いつもの日常」に戻っていきます。

オープニングテーマは、nano.RIPEさんの「あおのらくがき」
エンディングテーマは、4人による「おもいで」
nano.RIPEさんのオープニングは鉄板ですね。
今回も抜群の楽曲を提供してくれています。
エンディングは「4人らしさ」が感じられる曲でした。

上映時間1時間強の作品です。
相変わらず笑いと癒しのバランスが秀逸な作品ですね。
万人にお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26

65.7 4 友達でツッコミなアニメランキング4位
苺ましまろ encore(アンコール)(OVA)

2009年1月23日
★★★★☆ 3.8 (200)
900人が棚に入れました
キュートで個性的な4人の小学生と短大生のお姉ちゃんが繰り広げるユルくてかわいらしい日常ギャグアニメ。監督はテレビシリーズも手がけた佐藤卓哉、キャラクターデザインは「ひぐらしのなく頃に」の坂井久太が担当。声の出演は人気・実力を兼ねそろえた生天目仁美、千葉紗子、 折笠富美子、 川澄綾子、能登麻美子らレギュラーシリーズと同様のキャストを起用。

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ぐぬぬ

このアニメ見たか見てないかで人生大きく変わりますね
初っ端から大層なこと言ってますが、私自身ここが分水嶺になったようななってないような
まぁでもこのアニメを見ればきっと世界は躍動して見える
はずむような人生観が待ってるはずです


思ってみると、苺ましまろって、現実的な日常に見えて、
その実この世のどんなフィクションより非現実的な気がします
それは単に、アナちゃんみたいな日本語が達者で日本に詳しい小学生美少女なんていないだろ!とか、
いくらご近所さんだからって、小学生夜遅くまで遊ばせたり泊まらせたり、夜道に連れ出したりして大丈夫なのかよ!とか
そういう世界観のツッコミじゃなくて
なんて言ったらいいんでしょうね、見てもらえればわかると思いますが、そういった味わいもあるのです

そもそもにテレビ版放送から5~6年経って、未だに2ch各所にスレ立ち伸び続けるアニメなんて他にないですよね
今でも衰えないましまろ人気、”何がお前たちをそこまでさせるのか ”とは言ったものです
最近だと、苺ましまろの”萌タク”なんてのが地元静岡で運行してますよね
こうやって今でも話題に上ってるところ見ると嬉しくなります、根強い人気に支えられてますね

OVA第二弾のアンコールになって大分絵柄が変わってますね、まぁ慣れればなんてことないですが
しかも作画にも割と力入れてましたね
あの世エスカレーターや美羽アナ空中戦なんか、目に見えて動いてました

舞台が静岡県浜松市で、割と忠実に背景美術描いてあるということもあって、
一時期聖地巡礼が流行ったんですが
公式で「このような行為は控えてください」とご通達
今でこそアニメツーリズムのビジネス体系があるわけですが、まだ聖地巡礼の一般認知が低く、現存の小学校であるということも自粛に繋がる要因となったのでしょう
アニメの舞台になってることを近隣住民がまるで知らないとなると、巡礼者は確かに怪しまれるかもしれないですし
こういう問題点も検討しつつ、聖地巡礼のさらなる発展を期待したいところですね

話は変わって
キャラクターでいえば、やっぱ美羽ちゃんですかね
私としては、ウザカワってジャンルはそんなにビビッと来ないんですが
美羽ちゃんは大好きですね
ただOVAは時間が限られてる分、寂しがり屋な部分があんま出てなかったので、単純に個体としてのウザさがグレードアップしてました
アンコール2話の背中掻きとかオウム返しとか
寂しがってるところ見せてこそ、ウザカワが引き立つんだと思うのでした

またまた美羽の話で、折笠さんは1期5話の「でらうまそー!」に引き続き、茉莉ちゃん声やアナちゃん声を真似してるわけなんですが
ほんと声域広いですよね、茉莉ちゃん声とかかなり似てます

またまたまた美羽の話で、千佳ちゃんとのキスシーンはなんかドキドキさせてくれますね
特に髪降ろした可愛さ100倍の美羽ちゃんだったので、なおのこと・・・
衝撃千佳ボインとか和みのポーズとか訳の分からないことばっかしてて、キマシタワーのノリを一切感じずここまで来てたんですが
これ見てからは、ちょっとそういう目で(ry


最近MAGネットで萌え系ギャグ漫画が取り上げられてましたね
マグネトークの中で漫画家のしりあがり寿氏が”萌え系ギャグ漫画はお菓子のような魅力がある”ということをおっしゃってましたが、まったくその通りだと思います
「苺ましまろ」ってタイトルもそうなんですが、ついつい食べてしまうお菓子的な作品ですね
おすすめのアニメです

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不覚にも、心洗われてしまった(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、私は(多分)ロリコンではないので、本作に「萌え」は感じませんが、「癒し」というか、「和み」を感じてしまいます♪

女子小学生の日常を描いた本シリーズ。「可愛いは正義」の元ネタであり、勿論、本シリーズに萌えを感じる方も多くいるのでしょうが、私は本シリーズの一番の魅力は、「笑い」と「平和さ」だと思っています。

まあとにかく、肩の力を抜いて観られる良作ですよ♪ 絵は確かに古いですが、絵の古さが気になるような作風ではありませんし、むしろ、「懐ゲー」的な味わいがあるんで、是非見てほしい作品ですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ちょいと先ほど、「ユリシーズ」を観て、やや心が荒み、HDの録画一覧見たらまだ観てなかったので、久々に観てみました。そして、まんまと癒されました(笑)

相変わらずの、美羽の計算されたボケと、千佳切れ味良いツッコミが冴え渡るアニメでしたね。日常系だったテレビ版の良さを残しつつ、非日常(天国や中学生など)の世界を描くことで、絶妙にOVAらしく仕上がっていましたね。

2話のED、良かったな~。心洗われた~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
作画、というか構図がなかなか変わってて、驚いた。バラエティ、限定w てゆう夢オチね、気絶してて。硬麺、ちょっとウケたw 無駄に動く作画w 笹塚君ネタ、嫌いなんだよな。水墨画w お菓子、刺身(笑)

2話目
誰が鼻かめと(笑) いや、あの厳しいツッコミの方が親友っぽいかな。誰だよ(笑) なぜ、お古の制服が5着もあるの? 海。まあなんか、OVAらしい話だな。EDで、心洗われてしまった(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

かわいいと思えれば楽しめると思うが

静岡県浜松市を舞台に、1人の女子大生と4人の小学生の
女の子たちが繰り広げる日常系作品のOVA2期(全2話)

ありふれた日々の中でのさまざまな出来事を通して、
醒めた笑いを狙ったのかな?ってギャグが散りばめられているのだが
どうしても今放送中の『みなみけ』と比べてしまう。
そして失礼ながら、『みなみけ』のほうが面白いと思ってしまうのが正直なところ。

じゃ、この作品の良さはなんだろう?

中高生は登場せず、小学生の女の子たちが中心なため、
作中に登場する話題が子どもっぽく、ある意味リアル。
もしかしたらロリ属性の方にだと、けっこうウケがいいかもしれない。
とはいえ、いかにもな萌えシーンやカットはなく、
爆笑するほどのギャグもなく、いたってほのぼの。
そして4人それぞれにタイプが大きく違うので、
好きなキャラができれば楽しめると思う。
個人的には、あまりキャラに興味が持てなかったのだけど、
前回観たOVAよりは、全2話の中に物語がきっちりまとまってるように思えた。

気に入ってるのは、大学生であるお姉ちゃんのツッコミと
必ず一度は登場するおじいさん。(今回は名前が明かされた)
あのおじいさんがいるベンチのシーンが僕的には一番の笑いのツボ。
ほんの少ししか出番がないから残念だけど、だからこそアクセントになるのだろうな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
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