2024年度の大学生おすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2024年度の大学生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月05日の時点で一番の2024年度の大学生おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.0 1 2024年度の大学生アニメランキング1位
〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (84)
382人が棚に入れました
高校を卒業し、阿良々木暦の物語は終わった。 今度こそ、本当に終わった。 しかし暦に助けられた 彼女たちの物語は、 終わってはいなかった。 青春の中でもがく彼女たちの、 前日譚、あるいは後日談。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ぴーすぴーす

シャフト制作。

阿良々木暦の物語は無事終了するも、
彼に救われた少女たちにまつわる、
いくつかの前日譚、後日談が語られる。

公式発表では愚物語、撫物語、業物語、
そして大学生編である忍物語とある。

開幕は付喪神の童女、斧乃木余接による、
永久の怪異しでの鳥についての観察報告、
つまり阿良々木月火の日常の監視である。

{netabare}彼女はしでの鳥の現世での姿であり、
あらゆる傷を癒すがゆえに何も学ばない。
肉体のみならず、心の傷まで癒すがゆえに、
人生を省みる必要もなく学ばないのである。{/netabare}

超ド級にやっかいなキャラである。

多彩な映像表現と音楽、
相変わらず楽しくて安心しました。

最終話視聴追記。
終幕は女子高生ミイラ化事件の顛末、
{netabare}バスケ部員の心の闇が吸血鬼を呼び寄せたのか、
万死の吸血鬼スーサイドマスターも登場し、
キスショットとの因縁も語られる。

怪異にはそれにふさわしい理由がある、
少女の青春の迷いが悲劇を生んだのである。{/netabare}

個性溢れる面々の喜劇にして悲劇、
そこが物語シリーズの魅力なのでしょう。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 22
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シリーズの疲弊は新房演出ではもうカバーできない。前半はかなり面白かったですが…

 前半の撫子のストーリーは、撫子が阿良々木と絡んでいろんな出来事があったので、その総括あるいは未来につながる可能性を見せてくれました。もともと他のキャラよりも非常に一般人の感覚に近いし、ダークサイドも表現されていましたので、キャラ造形に深みがありました。

 エンタメとしても斧乃木余接との絡みが面白いし、何より演出に力が入っていたので見ごたえがありました。

 後半の忍とスーサイドマスターは面白くないとはいいません。最後まで見られたので。ただ、それは私に物語シリーズとしてなじみがあるから慣性あるいは惰性で面白さを感じるだけであって、客観的に見たら面白さはかなり微妙だったと思います。

 というのは撫子と違い、スーサイドマスターもバスケ部のメンバーもまったく思い入れがありません。忍も阿良々木との絡みでドーナッツギャグとかやっている分には良いキャラなんですけど、600年とか長命と眷属から無理やり話を作っているだけに見えます。そして、撫子の前半に比べてテンポが悪すぎます。非常にかったるい時間でした。

 作画はさすがです。非常に美しいものでした。声優さんも豪華だし言うことはありません。OPEDも面白いと思います。ただ、新房演出だけではもう面白さは担保できないところにシリーズは疲弊していると思います。

 新しい表現に挑戦するのも手かな、と思いました。評価は要素としてはハイレベルなので高くなりますが、主観的には70点はいかないかも。前半が90点なら後半は50点。話数で加重平均すれば平均で70点を下回るかなという感じです。



1話 挑戦的な映像は想像以上で驚きました。そして女子がすごい。

{netabare} もう映像表現のレベルが段違いですね。作画レベルとかエフェクトとかそういうことではなく独自性とか挑戦とかそういうところがすごくて、映像そのものを楽しめます。「作画がすごい」と言われているアニメとは違う方向性ですが、その映像表現の斬新さに驚きます。

 そして、女子表現。そう、女子を描きたいという気持ちがものすごいですね。とにかく斧乃木余接の映像表現がすさまじかったです。

 あと、過去多用していた文字芸も一部使用していますが、あまり多用しなくなりました。化物語の時代は紙芝居でしたけどかなり動きも出ています。

 内容はいつも通り寓話もテーマもなく「物語」です。意味性を付与することはできるでしょうが、それは本作の楽しみ方ではないでしょう。そして、だからこそ面白いとも言えます。残念ながら本作の部分は原作を追っていないのですが、また読みたくなりました。

 想像の数段上を行くクオリティでした。体感10分でした。これは楽しませてもらえそうです。{/netabare}


2話 撫子は人間味がでてロリっ気が無くなったせいか非常に可愛くなりました。

{netabare} 今まで千石撫子って、無駄にエロかったしキャラが立っていましたが、あまりに計算されたキャラで私はあまり好きではなかったです。が、今回はいいです。人間的な弱みが出てきたせいか、ロリっ気が抜けたせいか、非常に魅力的です。

 で、話ですけど、進路問題とかプロの1万時間とかもったいぶって深そうな話になりそうで、結局非常にばかばかしい展開になります。成長とアイデンティティの問題にもなりそうですが、まあ、どうせ相対化してメチャクチャな話にするんだろうな、という気もします。それが面白いんですけどね。

 それ故に名作にも秀作にもなりえない構造だと思います。オフシーズンなのでそれでいいんでしょう。それでいてキャラが深掘りできる。本当にアニメ界の中では特異な作品だと思います。

 しかし、絵がいいなあ…なんなんでしょう?すごすぎ。で、EDはYOASOBIなんですね。歌詞はちゃんと撫子の成長と変化のこと歌ってるみたいですね…よく聞き取れないですけど。{/netabare}


3話 ここにきて最高の映像でした。思春期「気分」の描写が良い回でした。

{netabare} やばいです。映像がすごすぎて見入ってしまいました。1話もすごかったですけど、3話は格別です。特に前半が素晴らしかったかな。作画がいいといわれる作品は沢山ありますが、映像としてここまで人を引き付けるセンスには脱帽するしかありません。OPももちろんすごかったです。それと音響も細部にわたって工夫があるようです。

 この作品、含意はあまりないですけど「気分」はあるんですよね。思春期の気分、中学生の孤独、親との関係性。それがそれぞれの実体験と合わさると含意に似たものができる感じでしょうか。本作は成長という題材をちりばめていますがそこに解答がないのは、この作品における化物の位置づけそのままです。

 その気分を共有できる老倉との会話も良かったですが、本当に綺麗なキャラデザだなあと思います。記号としての美人のキャラはいくらでも見てきましたが、普通に絵として美人だと思える数少ないキャラです(私はツインテール時代が好きですけど)。

 いや、面白い。最高です。映像もテンポも演出も内容も何もかもがいいです。すごいとしか言いようがないです。 {/netabare}


4話 今回は見るべきところがなかったかな。

{netabare} 今週はちょっと映像的には見せ場がなかったかなあ。逆撫子の襲撃シーンくらいでしょうか。いや、もちろんレベルが高いのはわかりますが、3話がすごすぎました。来週以降の「ため」でしょうか。

 面白さもちょっとだけ中だるみの回でした。コロナにかかって咳をしながら見たせいかもしれませんけど。次回話が大きく動くでしょうから映像、展開の両面で期待です。{/netabare}


5話 超人気シリーズ故の贅沢で稀有なキャラの掘り下げ。

{netabare} 冒頭の方の絵画的な画面が美しかったです。手ブラの撫子の群衆もちょっと驚きました。

 まあ、そういう視覚的な面がすごいのは1話からずっとなんですけど、話が面白いですねえ。化物語シリーズは含意がないと思ってましたが、今回は結構成長課題を乗っけてきましたね。ただ、それが本作では特殊で、人気シリーズ故に物語内でストーリーとして見せた撫子の顔が本当にある、という点です。

 撫子は特に心に闇を抱えている分、非常にいろんな話の主役となりました。そこを逆手にとってここまでのキャラの総括に仕上げてきたのは、本当に素晴らしいと思います。超人気シリーズだからこその贅沢で稀有な話ですね。{/netabare}


6話 負けヒロインの再生の物語。本当に面白くて素晴らしい内容・映像でした。

{netabare} 1人のキャラの再生の物語をよくぞここまで、丁寧に面白く描きました。素晴らしいと思います。「負けヒロイン」のその後に続く物語に普段あまり目を向けませんが、彼女たちにも成長がちゃんとあります。そして、次の恋愛に向けて再スタートを切ります。

 少し強引なハッピーエンドではありますが、それは1つの事をやりきることと、自分の反省をしっかりする。そして、過去に見切りをつける。これがあるから、受け入れられます。

 しかも、2話~5話の間、たった1人の内面と成長をほぼ数名の登場人物だけで描き切りました。その構造で、まさに自分で自分を見つめなおす物語になっていました。
 作品の内容も素晴らしかったですが、少ない登場人物でこれだけ面白く飽きさせない作品に仕上げたのもまた素晴らしいです。{/netabare}


7話 日常と心の闇の構造でないので、キスショットの話は面白くない。

{netabare} この話を見てこの物語シリーズの何がつまらないか、やっとわかりました。キスショットの物語が面白くないんですね。
 私は「傷物語」のレビューは結構ボロクソに書きました。映画3本にまとめたこと、色合いなどなど。ですがそのいら立ちはキスショットの物語に対する反発のような気がします。

 物語シリーズにおいて、他の女子キャラと化者の物語は日常の中で、自分の心の歪みと周囲の人間の軋轢が生み出す闇のような存在です。それが助かるのは自分でしかないといことだと思います。

 ところが、キスショットの話って、設定なんですよね。キャラ造形に後から付け足したのも不満ですが、少なくとも物語シリーズにおける怪異の在り方とまったくかけ離れています。新規の奇異なキャラを登場させてまさに茶番劇を繰り返すしかなくなってしまいます。

 そこが私には面白くないんだと思います。6話までと比較して評価は残念ながらかなり落ちるだろうなあ、という気がします。撫子の成長を感じさせる物語と違って過去の話ですし。
 不思議なのは原作者はしつこくキスショットの話を書きたがっているのなぜでしょうか? {/netabare}


8話 このパートはストーリーもキャラも美術もセリフも嫌い。2話で区切りがついて良かったですが…

{netabare} さて、キスショットの過去の設定のための設定のような、寓話とは似て非なる言葉遊び。本当にキスショットの昔話は話は面白くないです。

 スーサイドマスターから見た場合は、何か読みとれるものがあるかもしれません。死を無駄にしない、喰うことと愛することは同じ…いろいろ感じるものがあるかも…いや、やっぱり言葉遊びも良いところです。しかも、キスショットがらみだとキレがないです。やっぱりダメです。本当に面白くない。いかにも後付けの設定の説明が嫌いです。

 このまま後半がこの話だったら切るつもりでしたが、7,8話で終わり見たいですね。この先どうなるかです。現代でスーサイドとキスショットの話が続くのか。まあ、現代劇で他のキャラがかかわってくるなら、面白さも期待できなくはなさそうです。ですが、できれば違うキャラで展開してほしいなあ。{/netabare}


9話 神原と阿良々木の安定感。話も面白い。演出は手抜き?

{netabare} ロリキャラ(撫子含む)じゃないとスタッフのやる気が無くなるのでしょうか。前半の演出の豪華さがないのはは不満点です。

 冒頭スーサイドが出来てきてちょっとがっかりしましたが、結果的に話は面白かったです。暗号のところが冗長でしたけどね。新キャラがですぎで、感情移入という点で心配でしたが、神原と阿良々木が出てきたので、その点はいつも面白さが出ていました。

 なかなか、いいんじゃないでしょうかね。やっぱり撫子のところほどじゃないですけど。{/netabare}


10話 ロリ大集合も忍と八九寺はなあ…斧乃木ちゃんが必要な理由がわかります。

{netabare} いつものロリキャラが大集合である意味ほっとするような展開ですが、やっぱりキスショット関係の話は興味もてないなあ。実は八九寺も形骸化してしまい、パタンギャグとしてもパワーが落ちてるかなという気がします。斧乃木ちゃんが必要な理由がわかります。この子は無表情設定で強引ですけど何をしてもギャグになります。

 それはそうと7つの奥義って刀物語の奴ですね。そういうメタギャグはもう古いかなという気もします。作品数がありすぎて全員の共通認識じゃないですからね。

 あとEDについて触れてませんでしたが、私は曲そのものの出来がいいし、化物語シリーズに合っているので悪くないと思います。珍しくアニメのクオリティが付いてきてない気がします。{/netabare}


11話 会話劇を演出で魅せる手法の限界かな?

{netabare} 最近、アニメ作品の情報量について考えているのですが、この作品って妖怪が出て事件が起きてバトル的な展開とならない限り、完全な言葉遊びなんですよね。特に言葉遊びが激しいのが忍のパートだと思います。その会話劇は1次元の情報です。だからこそ演出で魅せないと本作は成立しないのですが、さすがに演出はすごいとは思うのの、シャフト新房演出は、過去に見たことがあるものの変化形でしかありません。つまり、視聴者を引き付けるには圧倒的に情報量が不十分な気がします。

 今のOPを見れば、昔のサスペンス劇場のオマージュとしてよくできているのはわかりますが、ウエルメイドというのが、見飽きているというのと同じ意味になってしまっています。

 やっぱり、物語がないと作品にはなりません。その物語が後半は薄味すぎます。{/netabare}


13話 なんと14話がある!というのが一番の驚きでした。

 ずっと単調な会話劇が展開しているだけですね。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 10

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

化物たちのオフ会

オフ会なのにオンラインオンリィとはこれ如何に…。
課金せずに文句垂れる不届者は誰だ!
気になりだすとポップアップ広告並にイライラが募る訳だが、内容は何処までも化物語の世界からはみ出すことはない。
それどころか、記号化された街並みや風景は、初期の作品のテイストを踏襲、さらに洗練されシンプルに。一足飛びに、彼女たちが息づき、取り残されたネバーランドに迷い込み、その一挙手一投足から目が離せなくなる。
お見事である。
                (2024/08/24)

デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター

聞き取れなかったので、うっかり調べていたら、
『どうやら、またネタバレを喰らってしまったらしい』
要は、遅れて参加のマスターさんは免疫がなかったということでして…
必死が仇となっての決死行でありました。
拡散は万死に値する訳でして、この辺りでお開きに…

投稿 : 2024/11/30
♥ : 11

60.4 2 2024年度の大学生アニメランキング2位
合コンに行ったら女がいなかった話(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (19)
93人が棚に入れました
同じゼミの女子・蘇芳さんに合コンに誘われた大学生の常盤は、同じく合コン初体験の友人・浅葱と萩の2人を連れて、胸を高鳴らせながら待ち合わせの居酒屋へ。女性陣が先に店に着いたことを知って、待たせてはいけないと急いで席に向うと…そこには、眩く輝くほどイケメンな3人の姿が。男6人と女0人の少し違った合コンが今始まる!?

69.7 3 2024年度の大学生アニメランキング3位
ゆびさきと恋々(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (143)
385人が棚に入れました
この手で「好き」って伝えたい…。 累計発行部数360万部突破(電子含む)、各種賞にランクインし、SNS などでも多くの反響を集める森下 suuが描く『ゆびさきと恋々』。 女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。 聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。 自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…⁉ 聴覚障がいのある女の子・雪と世界を旅する大学の先輩・逸臣のピュアラブストーリーがはじまる。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

憧れは雪のように深く積もって、溶けた

***見終わって***
キュンキュンする少女漫画らしいラブコメでとても素敵でした!
私は{netabare}桜志くんのエピソードが一番好きだった
すごく子どもっぽく描かれて失恋した彼だけど、逸臣さんとあらゆる点で対比的に描かれることで、逸臣さんが雪から好かれる理由をうまく表現することに成功していたと思います

彼は不器用すぎて、まだ女心もよくわかってないお子様だったけど、ずっと雪のことを大切に想っていたのは間違いないし、きっと逸臣さんよりもその想いは強いと思う
でも、想いが強すぎて不器用で、うまくいかなかったんだよね
逸臣さんは彼よりもずっと器用で積極的で、恋愛が上手だった、想いの強さや重ねた年月に甘えていても恋は実らないっていう恋愛の厳しさを二人の対比で描かれていました
恋愛って残酷ですよね、本気で相手を想っている気持ちは一緒なのに、選ばれるのは一人で、負けたほうは「横恋慕野郎」なんて笑われたり、最悪なケースだと壊れるほど恋した人から嫌われ避けられて、一人涙を流して傷を抱え込むことになるなんて
でも、そんな恋愛の厳しさを描きつつも、ちゃんと桜志くんが前向きになれるような失恋の仕方をしていて、雪との関係も良い方向にいったし、恋敵なんて放っておけばいいのにわざわざ彼の本気の気持ちに向き合った逸臣さんのカッコ良さが際立っていて負けて当然って納得できるし、こういう形でこじらせた恋愛に決着がつくなら幸せな失恋だなーって思った

失恋する人もかわいそうだけど、振るほうもつらいよね
好きになってくれた相手の想いに答えられないのって、すごくつらい
冷たい言葉で拒絶して距離をとって思い切り傷つけてしまうけど、嫌いなんかじゃないんだよ、本当は好きになってくれてありがと私も好きだよって抱きしめたい、でも愛を育てていけるのは一人だけ
壊れるほど好きになってくれた優しい人を傷つけた
つらいんですよ、すごく
だから選んだ人と全力で幸せになるのが、選ばなかった人への誠意かなって思う
いつの日か笑い合って会えたらいいなって、だって私もあなたが好きだから

桜志くんと雪ちゃんは、きっとそんな関係になれたと思う、これは幸せな失恋

{/netabare}

ホント、めっちゃ良かったのに最後のほう話飛んだ? 2期が作れないから無理やり終わらせた??
ずっと丁寧にやっていただけにとても残念

2期あるといいな

***6話までの感想***

すごく少女漫画らしい作品で、まだ途中だけど恋愛ドラマを思う存分満喫できて最高です!

え、ナニコレ、めっちゃ尊いんだけど!!ただひたすらまぶしい、尊い!!
順調に進展しているように見えるんだけどコレは少女漫画だから順調だと逆に怖い、ホントに順調?
逸臣さんはいい人に見えるんだけど、余裕ありすぎ、感情こもってなさすぎ、女の子慣れしすぎ、ハイスペックすぎ、交友関係広すぎで恋する女の子視点だと不安になる要素多すぎて、雪ちゃんホントに信用していいの?って周囲のキャラにも視聴者にも心配させちゃうその絶妙な感覚が上手い!
本当にこれは順調な恋なのでしょうか? 
まさに恋愛漫画の醍醐味!!
信用したり不安になったり安心したりまた不安になったり、そういった恋に夢中になる女の子の心の機微がリアルすぎてヤバイ、かわいい

桜志くんは{netabare} たぶん雪のこと好きだし、急に現れたチャラそうなイケメンに、恋に盲目になる幼なじみの女の子、自分が知らないうちに親しくなっていく二人、きっと心の中ぐちゃぐちゃになってると思う、私はこういう人を勝手に「ラブコメの被害者」って呼んでるけど、なんかこういうの見ちゃうと、桜志くん応援したくなる {/netabare}

そんなわけで雪ちゃん×桜志くん推しです!!

作画すごく綺麗だし、雪ちゃんの純粋なリアクションが可愛くて最高!
逸臣さんは確かにハイスペックでカッコいいけど、どっちかというと恋する雪ちゃんが可愛すぎてやばい、ずっと見ていたい、応援したい!
作中で京弥さんも言ってたけど、とにかく雪ちゃんが傷ついて泣くところは見たくないなあ・・・って思いながら見守っています

投稿 : 2024/11/30
♥ : 24

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オジサンの目には眩しすぎらぁ・・・。

物語は・・・聴覚障害を持った女の子が、とあるイケメン君との出会いをきっかけに自身の世界を広げていくお話。
運命的な出会いといってもいいのかねぇ、視聴後感を踏まえて言うとすれば。

恋は盲目といいますが、いやこれは使い方が間違っているか。
恋するパワーというのは凄まじいもので、考え方を変え、行動を変えるパワーに直結していきます。
私自身を振り返ってみても、若かりし頃の「無駄な無敵感」の次に、自分を変化させた大きなきっかけの一つは「恋愛絡みでの頑張り」だった気がしていますが、こっ恥ずかしいので、ここまでにしておきましょう。

なので、雪の燃え上がり感、新鮮感、世界が広がっていく様は共感もするのですが・・・。

途中から、少しモヤモヤしてきましたw。
逸臣の総合的イケメン具合に若干の反発心・・・ええ、嫉妬という名の負け犬感ですw。
最初は一話一話簡単な感想をメモろうとしていたのですが5話まででやめましたw。

あとは、もう生暖かい目で最終話まで見守らせていただきました。

作画は少し苦手でしたね。
主に顔の効果が苦手でした。
恐らくなのですが、視覚障がい者の雪の目線で、表情や口元を強調するための演出として使われた効果ではないかと愚考するのですが、私には少し邪魔でした。(もしかしたら、別の意味かもしれませんが)
その他は細めの線で丁寧に描かれていてよかったと思います。
破綻や乱れは目につきませんでした。
簡易にデフォルメされる具合も適切で、邪魔にはならなかったですね、逆に感情の切り替えや、ツッコミ、ボケ具合がわかりやすくて良かったです。

序盤の1話目、雪の中駅へ向かって歩いているシーンは独特の緊張感があり、どっかの爽子と風早が初詣に向かって歩いている時の様な緊張感が感じられました。
何なら、一話で終わっても「ええ話やなぁ」でいけそうなレベルだと感じました。
良いシーンでしたね。


音のない世界って想像する以上に大変そう「ああ、そうなるのか」「そんなふうに感じるのか」という発見が多くあった作品でした。

短いエピソードの中で広い世界を知っている者とこれから世界を広げようとする者の対比を鮮烈に描いており、興味深く、二人の今後が気になりました。

いつの世も世界を広げるのはちょっとした勇気。


ただ、最後に苦言を言うとすれば・・・。
レビュータイトルです。

オッサンの叫びです
「これみて、どないせいっちゅうんじゃあああああああああああ」

以上。


大昔、週刊少年ジャンプに「KICK OFF」という作品が連載されておりました。

「永井くん・・・はーと」

「由美ちゃん・・・はーと」

みたいな漫画でした。

当時の私は若かりし世代でしたが「勝手にしてくれ・・・」とつぶやいたものです。

突然、この作品を思い出してしまいました。



そして、オッサンになった私は少しだけ大人になって
雪と逸臣、京弥とりん、エマと心には、どうぞ、おしあわせに・・・」とつぶやくのでした。

さらに、桜志には「ドンマイ、選ばれなかったけど立派だったぞ」と。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

飛耳長目な恋

耳が聞こえないがピュアな感性を持つ女子大生・雪と、
バックパックで奔放に世界を飛び回る先輩の逸臣(いつおみ)の恋路などを描く、
同名少女漫画(未読)の連続アニメ化作品(全12話)

【物語 4.0点】
補聴器でもカバーしきれない聴覚ハンデを抱えたヒロインを主役に据える本作。
放送後日に字幕版も配信されるアニメでもあります。
が、本作は、障害者への思いやりを意識しましょうなどと啓発する類の社会派作品ではなく、
主眼はあくまで、一人の男性との出会いを通じて世界が広がる喜びとドキドキの恋愛劇。

ヒロイン・雪は耳が不自由ながらも、手話、筆談、スマホ文字入力アプリ、読唇と、
あらゆるチャンネルを駆使して、自分に新しい世界を見せてくれる逸臣先輩と懸命にコミュニケーションを取ろうとする。
聴覚障害が鬱要素ではなく、想い人とつながろうとする心情を浮き彫りにする個性として光って見えるのが瑞々しいです。

繋がりたい気持ちの強さは逸臣先輩も同様。
3ヶ国語を操り、バックパック旅行で海外で色々探し回っていても遭遇できなかった輝きを、
奥ゆかしい雪の心中に見出した逸臣。
雪にもらった手話ノートを叩き込んで、雪の秘めた想いの奥深くへと分け入ろうとアプローチしていく。

雪に関して個人的に衝撃的だったのが、最終12話の逸臣との公園デート。
花のスマホ撮影の趣味を明かす中で、
{netabare} 「花たちが季節を順番待ちしてるみたいで かわいくて」{/netabare} と述べるシーンには私もハートを撃ち抜かれました。

私も人並に差別の心を持った卑しい人間なので、
障害を持った人とは面倒そうなので、あまり関わりたくないなと思ってしまいますが、
雪みたいな娘と出会ってしまったら、貪るように手話覚えて接触を図ると思います。

というより、このアニメを見終わったこの春、
私はツツジ、藤の花、あじさいと、道端や公園に咲く季節の花々をスマホ撮影して、
レンズ機能でグーグル先生に花言葉やらを検索してもらう趣味に目覚めてしまいました。
雪とこの作品は、私にとっても新しい世界を教えてくれた貴重なアニメです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・亜細亜堂

繊細。

指先は手話を、唇は読唇を表現する重要部位なので、
作画カロリー削減のため安易に簡略化できない。

昨今の、唇をぶ厚めに描くキャラデザのトレンドには、
正直、私も面喰らうことが多々ありますが。
本作の、例えば逸臣のプルプルな唇の動きは、
雪を思いやる気持ちが現れていて好感できました。
その唇の動きに一喜一憂する雪の表情描写もいじらしかったです。


天候描写にも雪たちの心情が滲み出るため、おざなりにはできない。
特に序盤しんしんと降り積もる雪模様に、雪の逸臣への募る想いを反映した作画には、
“どこまでも限りなく 降りつもる雪とあなたへの想い”
といった感じで背景共々、惹き込まれました。


総じて、地味で手を抜きがちな部分で手を抜かずに、
登場人物の心情解像度を高めて視聴者を惹き込む、良好な作画、背景だったと思います。


【キャラ 4.5点】
高校生時々、中学生が主流の恋愛青春アニメの中で、
たまに無性に摂取したくなる、二十歳になればお酒も飲める大学生恋愛成分、片想い交通渋滞アレンジ配合を供給してくれる本作。

恋は盲目という言葉がありますが、
多くの中高生恋愛アニメでは、想い人のことしか見えなくなって、バカになって、
破滅的な言動を取ってしまう痛切を描いて、これも若気の至り、青春さとなりがち。
この点で本作は恋愛でむしろ見識が広がる、真逆の視点を持ったキャンパス青春劇と言えるでしょう。

この観点から印象に残るのが、雪の幼馴染・芦沖 桜志(あしおき おうし)
手話も使える彼氏候補として逸臣に何かと突っかかってくる、面倒くさくて可愛い奴。
小学校時代の雪に出会って以来、彼女のことが気になるくせに、照れ隠しなども相まって、
覚えた手話でつい意地悪してしまう。

桜志くんも高校生までなら、ツンデレでしたでワンチャン逆転ゴールもあるのでしょうが、
互いの世界を広める出会いを悟ってしまった雪と逸臣、
この大学生カップルの間に割って入るのは至難。

この桜志に加え、逸臣に想いを寄せる高校時代の同級生・エマなどと、
本作の“マケイン”ポジションは恋する余り、独占欲で周りが見えなくなってしまうことで、
視野を広げていく雪&逸臣とは対局の恋愛観を体現し、テーマを浮き彫りにする有用なサブキャラクター。
挙げ句、桜志は{netabare} 飲みニケーション能力でも逸臣に器の大きさの違いを見せつけられて。{/netabare}
それが伝わるだけに、負けっぷりが余計に切なかったです。

ここは、りんさんと京弥の関係に逃避して癒やされましょう。


【声優 4.0点】
ヒロイン・雪役の諸星 すみれさん。
聴覚ハンデを背負った登場人物は、しばしば声の出し方が分からない口調でセリフにならない言葉を発し、障害の現実を思い知らせる演出がなされがち。
ですが、雪の場合は、心の声に終始。
現実には発されることがない、きれいなモノローグ等で純愛のドキドキを好表現。
この点からも本作の目的が啓発ではなく恋愛と人間関係にあることが認識できます。

逸臣役の宮崎 遊さん。
とろけるような甘味過多なボイスで、雪を赤面させ溶かす上々の少女漫画イケメンぶり。
演者自身も逸臣同様、学生時代のバックパッカー経験が豊富で、
国際サークルでの英会話シーンもお手の物。


脇にもエマ役に東山 奈央さん、エマに片想いする伊柳 心役に畠中 祐さん、
などなど一線級の手練れが揃い、心情表現に抜かりはありません。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は橋本 由香利氏。
ピアノとストリングスで静かに盛り上げる心情曲が中心。
一方でコミカルなシーンもカバーしたり、
世界各国の物品が揃う逸臣の部屋の中などでは、無国籍なBGMを鳴らしたりと、劇伴表現の振れ幅は割と大きく柔軟。

しばしば雪の聴覚障害の主観視点を交えることで、
ヒロイン心情をすくい上げる演出が成される本作。
音響も耳鳴り音しか聞こえない聴覚ハンデのリアルから、
救いの手を差し伸べる逸臣先輩の尊さを表現したり。

SEとBGMを挿入するタイミングも繊細な音響でした。


OP主題歌はNovelbright「雪の音」
“君のいる世界に僕を見つけてよ”と作品を正面から盛り上げる良作ラブバラード

ED主題歌はチョーキューメイ「snowspring」
“もうこれ以上 好きになるなんて どうしよう!”
って尋ねられても困りますw

投稿 : 2024/11/30
♥ : 18

54.8 4 2024年度の大学生アニメランキング4位
下の階には澪がいる(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.5 (47)
119人が棚に入れました
大学に受かり一人暮らしをすることになった陽。下宿先に向かったが門の前にはタバコを片手にした超絶美少女が立っていた。下の階に住んでいるという彼女はなんと元アイドルの如月澪(きさらぎみお)! わけあってアイドルを引退した澪。陽は彼女のことを気にしつつも予備校から知り合った先輩に片思いをする。美少女アイドルが引退したわけとは?そして陽との恋の行方は…

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

ボンボンのラブコメて感じかな

冒頭からあれ?という感じがあったけど、LINEでの中国語のやりとりを見る限り中国産のラブコメなのかな。

主人公が大学生で一人暮らししてる部屋がかなり広くて友達呼んでパーティーやってる時点で相当なボンボンだなぁと感じてしまう。あまり日本のラブコメ作品ではそんな事は感じないのですが、狭いアパートだったり、寮だったり、はたまた実家暮らしというパターンが多数なので、本作は色んな意味で新鮮だったかと。

ヒロインである澪がよく分からんけど、なんか面倒くさい女性て感じで、それに加えて主人公もあまり魅力的ではないボンボン男子大学生なのでどうぞ勝手にやっていて下さいという感想。

致命的なのはテンポの悪さで30分が1時間ぐらいに感じられるほど。

2話切りです。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 5

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

最後までみてしまった…(^_^;)

まぁ、細かい指摘したらキリがなさそうなのでやめておきます!?

レビュアー皆様方が、なかなかの酷評ですが まったくもって同感です…(^_^;)

ひとつ思ったのが服装やら範囲気やらが80年代初期~中期な感じがしました!(服装とか懐かしくもヤバい)

ただ、その年代に近く過ごした世代なのか、変な懐かしさやノスタルジーを感じたのが最後まで視聴出来た一旦だと思います!

まぁ、次こんなのあっても見ませんが!

投稿 : 2024/11/30
♥ : 2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

韓流コミックの中華アニメ。

初見評価
作画も喋り方も世界観も違和感だらけで調べて納得。
日本とは違う雰囲気の世界とキャラ達。
好きになれそうにない。


アニメ飽和時代の脱落アニメ。

投稿 : 2024/11/30
♥ : 2
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