女学生おすすめアニメランキング 13

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの女学生成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年06月21日の時点で一番の女学生おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 女学生アニメランキング1位
夜は短し歩けよ乙女(アニメ映画)

2017年4月7日
★★★★☆ 3.8 (298)
1583人が棚に入れました
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。
春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。
外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?

声優・キャラクター
星野源、花澤香菜、神谷浩史、秋山竜次、中井和哉、甲斐田裕子、吉野裕行、新妻聖子、諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロマンチックエンジン

湯浅政明監督作品、原作森見登美彦。

黒髪の乙女を語り部として、
四季折々の京都の夜を舞台に、
四つの季節の物語を一夜の出来事のように語る。
春の結婚式二次会、夏の古本市、
秋の学園祭、そして冬に流行した風邪の猛威。

意味不明でありながらどこか意味ありげ。
孤独を拗らせた若者の妄想に夜明けは来るのか!?
先輩と黒髪の乙女の恋愛ファンタジーです。

四畳半神話大系から、
娯楽性だけを抜き出したような、
奇抜ではありますがPOPな作品です。
詭弁踊りがクスッと笑える。
星野源、花澤香菜の好演も光ります。

運命の赤い糸に導かれて人を繋ぐ「ご縁」
人は孤独ではなくどこかで誰かと繋がっている。
そんな簡単なことが時々わからなくなる。
人生はとても短いのだ。
そんなメッセージがここにあるのかな。

素敵な一夜を乙女は颯爽と歩く。
それは爽快で心躍る青春の日々だ。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 64
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

芸術的要素多め

原作未読。
正直言うとストーリーあまり入ってこなかった…。
それほどに展開が目まぐるしかったと言おうか。
90分と映画としては短い時間に集約され過ぎているせいか、少しばかし無理があったと思える。
ユーモアがふんだんに使われていて、演出もところどころ恥ずかしくなるくらいにはっちゃけていたのはまあ良しと…(^^;
あと四畳半神話大系で御馴染みのキャラがいたのも嬉しい要素。

因みに原作読んでる友人と観に行きました。本当は3部とかになっていてそれぞれ別な話?なのを一夜の出来事にまとめたのだとか。

アジカンが手掛けるEDは耳に心地いい。カッコいい。

あとアニメファンは心配なところ、キャストに俳優・芸人の起用。
そこは{netabare}星野源さん、ロバート秋山さん、演技はとても良かったと思う。キャラもハマってた。{/netabare}

黒髪の乙女……
黒髪の美少女とも違う響きと奥ゆかしさ。
黒髪の萌えキャラは数多いけれど、黒髪の乙女というフレーズが似合うのはこの作品(と四畳半)。

追記。
なんか違和感が否めなかったので、タイトルの「感性」→「要素」に訂正してみました。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 44
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

初湯浅作品はこれで御座いました

森見登美彦って誰? そこからスタートです。


『映像研には手を出すな!』を放送するNHKでの畳みかけかなにか。湯浅正明監督の過去作品『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』を正月二本立てで地上波放送です。

昨年今頃は今敏作品にずっぷりだった私。ちょうど一年前にこの道を通った夜。今年は湯浅監督です。
お薦めいただく『ピンポン』『四畳半神話大系』はまだだったりします。つまり本作が初湯浅作品。


タイトルから想像するに

「命短し 恋せよ乙女」
「書を捨てよ 町へ出よう」

あたりの大正期ないし昭和初期の浪漫な匂いがします。
それは遠からず近からず。雰囲気重視な作風に思えました。

星野源さん演じる冴えない大学生。“黒髪の乙女”との偶然の出会いを装うことウン十回かウン百回。いつか添い遂げるその日まで。
そういえばずっと夜の出来事でした。夢か現か大学生の妄想か。ファンタジーな演出と現実っぽいのが入り乱れ、場面も良く変わる。足元ではあまり見たことのない独特な映像。

わたし混乱しとります。例えるならこんな感じ↓

・お作法知らずに吉本の新喜劇を鑑賞する
・とりあえずの現代アート美術館で途方に暮れる
・ストーリー求める心持ちでインド映画観てしまう

心のコンディションで受け取り様が変わってきますね、こりゃ。
正直よくわからなかったしつまらなかったです。実際よりも長く感じる不毛な時間。


第20回山本周五郎賞受賞作品。第137回直木賞候補。2007年本屋大賞第2位。
これ原作の受賞歴。そしてアニメーションもいろいろ賞を獲っております。

勲章がっつりぶら下げた制服を着た軍人さん目の前にしても、魅力を感じないといいますか。
どういう態度を取ったらいいか困る感じに似てます。実際そんな場面人生でなかったけど。。。


思うに、活字が合うのだろうなというのは伝わってきます。夢か現か妄想かの幻惑は活字で読者の想像を掻き立てるのに具合が良さそうな仕様。原作を読んで想像したとことの答え合わせが面白そうです。
メタもふんだんにありそうでしたしきちんと鑑賞すればってとこでしょうか。偽電気ブランばりのアルコール飲みながら鑑賞した自分が悪いのさw



■李白風邪か~

{netabare}李白といえば杜甫ですね。
なるほど、杜甫=徒歩の言葉遊びでしょうか。よって黒髪の乙女は夜通し歩く。なんちゃって。{/netabare}



偽電気ブランにはそそられる。それだけ。



視聴時期:2020年2月 

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2020.02.21 初稿
2020.09.19 修正

投稿 : 2021/06/19
♥ : 45

63.5 2 女学生アニメランキング2位
夏のあらし!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (242)
1530人が棚に入れました
夏休みを利用して田舎の祖父の家に泊まりに来た八坂一。彼はたまたま涼みに入った喫茶店の従業員・あらしに一目惚れをしてしまう。
とあるきっかけであらしが一に触れた瞬間、2人の間に雷のような衝撃が走る。あらしは「通じた!」と声を漏らすと、驚いた一を外へ連れ出す。そのまま2人で裏山を駆け抜けると、目の前には現代の日本だとは思えない風景が広がっていた…。

声優・キャラクター
白石涼子、三瓶由布子、名塚佳織、小見川千明、杉田智和、生天目仁美、安元洋貴、野中藍、堀江由衣

黒羽翼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シュールなアニメ

最初は独特のリズムについていけなくて、
始まるといつもチャンネルを変えていたけど、
あらしさんとカヤさんの話から、
全部見てみようと思えるようになった。

1度の話で何度も時間を飛び越えるので、
マスターのように、途中で頭がこんがらがってくる人もいるかも(笑)。

たまに真面目になるはじめちゃんにはちょっとグッとくる。

まさかこのアニメがきっかけで、
戦争について考えるようになるとは夢にも思わなかった。


いつになったら塩谷さんは塩をもらえるのか。
これは、2期まで見届けて欲しいと思う(笑)。


ちなみに、一番の見所は、
最初と最後に入る加奈子とやよゐのかけあいだと思う(笑)。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

スラえもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作を買い揃えようとしたらもう買えなくて悲しい

<2018/7/6追記・修正>
<2017/9/12初投稿>
原作既読。

悪ガキ風な中1の少年と、溌剌颯爽とした高校生の年頃の少女の、ちょっと甘酸っぱくてせつない夏休みの冒険コメディ。
キーワードは「幽霊」と「タイムリープ」と「第二次大戦」

これ好きなんですよ。
いろいろてんこ盛りなのにわかりやすくお話に引き込まれます。
それをさらにシャフトが良い味付けしてます。

主人公・八坂ハジメは中学1年。性格は昔の漫画風の熱血悪ガキですが変な発明が好きな理系というある意味新しいタイプのキャラ。

そんなハジメが夏休みにじいちゃんの家の近所の喫茶店「方舟」で出会ったのがヒロイン・嵐山小夜子。
黒髪ロングの見た目清楚なお嬢様。その実、気さくでナチュラルな明るさ、そして凜とした雰囲気を兼ね備えた素敵なお姉さんです。普段はセーラー服着てるので多分高校生。

このヒロインにはある秘密があり・・・。

基本は日常系のクスッと笑えるオーソドックスなドタバタ・コメディ。
その一方で芯となるシリアスなストーリーが並行して進んでいきます。
この芯のストーリーは、痛く、切なく、恐ろしく、そして心が温かくなるものです。

絵柄や雰囲気が古いと感じる方もいると思いますが、なんせ昭和がテーマのようなところもありますので。

もっともっと評価されて良いと思ってます。

※一期のOP曲について
一期のOPは勇気のある方に是非カラオケで歌っていただきたい。女の子の前で。

私は意気地なしなので無理でした。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 25
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嵐のような時間でした♪

スクールランブルの原作者、小林尽さんの漫画が原作。

1期と2期まとめてのレビューです。

次が見たくてしょうがないほど楽しめたのは
久しぶりだったのでまとめて観ちゃいましたw
早速、お気に入りの棚にいれなければ!

※この作品を観るときの注意点。
{netabare}この人の作品の絵は癖が結構ありますが
見た目だけで断念はしないでほしいですね。
それと1期の1話で困惑するかもしれません。
そこで切らずに2話、3話をみてほしいと思います
それだけの価値がある作品だと思ってます。{/netabare}


あらすじは
昭和20年の美少女、嵐山小夜子(通称:あらし)と
現代の中学生、八坂一を中心に
喫茶店"方舟"の従業員たちと巻き起こす
タイムスリップドタバタラブコメディーです。

この人のキャラは本当に魅力的だなあ~
特に男キャラが本当に素晴らしいです。
スクランの播磨のときもそうでしたが
抜けてるところはあるけど根っこはめちゃくちゃ良い奴だし
何より凄く応援したくなりますしね。
ラブコメ主人公はやっぱりこうでないとね。

もちろん、女の子たちも素晴らしかったですね。
どれも魅力的な女の子達ばかりですが
1番はやっぱりあらしさんですかね。
天真爛漫で人当たりがいいですし、
一が一目惚れしたのも大きく大きく頷けます♪


ストーリーは7割くらいドタバタラブコメですが
昭和20年(1945年)ということで戦時中の話が出てきます。

そういえば、アニメで現実の戦争の話は珍しいですよね
ドラマなどでは知っていたけれど
アニメで観るとまた違った戦争の怖い部分、嫌な部分が見えてきました。
いろいろと勉強になるところが多かったですし、
見てよかったと思えるものでした。


でもラブコメ部分はニヤニヤしっぱなしでしたし、
真面目なところはしっかり真面目に観れますので、
ギャグとシリアスのメリハリがあって
とてもバランスのいい作品だと思いました。

それとタイムスリップ物には付き物のタイムパラドックスについてですが
{netabare}"過去へ行って変えた歴史が現代の歴史"{/netabare}という設定には
納得できますし、なにより話をさらに面白くさせてくれましたね。

ややこしいですがストーリーに矛盾がなかったこともかなり好印象でした。

特に1期の1話、13話、2期の13話と3回に渡って続いた
激辛アイテム、キューティーちゃんを巡っての話は
本当に楽しかったです。
時系列を整理するのは大変でしたが、
納得したときの爽快感は最高でした♪

声優は主人公の一の三瓶さんが最高でした
今のところ少年の声なら三瓶さんが1番ですね!


そういえば、物語シリーズの監督として有名な新房監督と
シャフトなので演出が面白い面白い。
ただし・・・小ネタが圧倒的に古すぎるw
軽く調べたところ1980年代のものばかりでした。
分からなくても楽しめますが、やっぱり悔しい。
分かる人がただただ羨ましくなりました。
ということで80年代の漫画や音楽が詳しい人には特にオススメですね!


凄く楽しい時間でした。
1期2期、26話があっという間に見終わってしまいました。
というか評価されてなさ過ぎでしょう。
こんな面白いのに60点ぐらいなんてありえないですね。
もっと評価されてほしい!!

原作のほうも完結しているようなのでぜひぜひ読みたいですね♪
できれば残りの方もアニメ化してくれるといいなあ・・・


観終わって思ったことは
やっぱりこういったドタバタラブコメが
自分の肌に1番合うということでした。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 26

65.4 3 女学生アニメランキング3位
ハイスクール!奇面組(TVアニメ動画)

1985年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (78)
413人が棚に入れました
定員割れの補欠合格とは言え、奇面組の面々は一先高校に合格した。唯・千絵の二人も応生高校に合格した、卒業してこれで別れ別れ…。と思いきやつぶれかけの一先高校は、応生高校と合併、新たに一応高校が誕生した。こうして奇面組や唯・千絵、そして他の名物集団たちも同じ学校で高校生活がスタートするのであった。
新しいクラスの担任は、中学時代の伊狩先生の後輩若人先生。お嬢様育ちで場違いな担任と、新しいクラスメートに囲まれて変態な高校生活が繰り広げられる。

声優・キャラクター
千葉繁、玄田哲章、二又一成、龍田直樹、塩沢兼人、高橋美紀、松井菜桜子

まーぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うしろゆびさされ組

現在のわたり廊下~隊の走りとでも言いましょうか。
秋元康プロデュース、おニャン子クラブ
高井麻巳子・岩井由紀子(不仲だったらしい)の二人が
歌うテーマソングが印象的でした。
キャラの名前が全てダジャレの不条理学園コメディーとでも
言いましょうか。原作者の新沢基栄さんは連載を辞めたくて仕方がなかったようです。私は河川唯(かわゆい)にはまっていたのをよく覚えています、当時生徒手帳にブロマイド入れてました。(恥ずかしながら)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

日常と変態の登場。

 ものすごく散漫に関係するような関係しないようなことしか書きませんが…



 なんか、今、あらためて、奇面組とか考えてみると「高校」というものの感覚があきらかに違う気がする。
 当時の同時代の高校を描いた作品とかだと、ゆうきまさみの『究極超人あ~る』とか、高橋留美子の『らんま1/2』とかだけど、全体的に、高校生が今よりも老けてる。いや…別の言い方をすると、ちょっと大人っぽい。ごくごく単純に言うと、就職のこととか考えてるんだよね、この子ら。
 ま、80年代と00年代じゃ、明らかに大学進学率がぜんぜn違うからね…。00年代だとやっぱ、モラトリアムとしての大学進学ってもんな普通になりすぎてるというか、高校によってはやっぱ、就職の話とかぜんぜんリアリティがないだろうし、偏差値がある程度たかめの高校であればあるほど、就職の話とかリアリティゼロだもんなぁ…。
 
 そもそも今だと、大学を留年しながら実質的に就職浪人をしてる人っているけど、高校を留年してる人はレアだよなぁ…。

 いや、なんか、かけらもハイスクール奇面組の話してないようだけど、たとえば最近の『SketDance』なんかと比べてみると、まったくかわいくないんだよね、この人ら。うすたきょうすけの『ピューと吹く!ジャガー』でもいいけど、もっとみんな、かわいいからな。ジャガーさんですら、一堂零よりもかわいい。
 それと比べると、奇面組の面々は、おっさんくさい。まあ実際としとってるんだろうけれども、それにしてもむさい。くさそう、汗とかつばの匂いがただよってきそうな感じがしている…。
 この感じっていうのは、80年代だよなぁ、とかなんかしみじみする。80年ちょいの頃の表現っていうのは、だいたい作者のリアリティとしては、60年代とか、70年代の風景をひきずっているわけで、明らかに日本がまだ豊かになりかけだった、高度成長期の頃とかの、風景なんだよなぁ、これは、とか思って読むと、この風景って何なのだろう、という気がしてしまう。



 わたしの浅い理解だと、たしか70年代末ぐらいまでは、漫画のなかで、奇面組みたいな、オムニバス方式で学園生活を書くタイプの漫画ってあんまりなかった気がする。
 もちろん、10代の少年少女がヒーローになったり、学園をテーマにするものはあったけれども、楳図かずおの『漂流教室』(1972)とかはあくまで非日常としての学園だし、『ドラえもん』(1969-)は学園の外の風景だし、あとは恋愛系の少女漫画だと、学園は舞台にはなっているけれども主軸は学校生活よりも「恋愛」であって、学園生活のだらだらした話は基本的にはメインにはならず、常に大筋のあるストーリー漫画が主流を占めていた、というぼんやり知識がある。
 (ちなみに、昔の里中満智子の漫画よんでたら10代の恋愛小説なんだけれども、「金の卵」で都会に集団就職した彼氏との遠距離恋愛でウンヌン…みたいな話になっていて驚いた記憶がある。昔の10代は恋愛する工場労働者たちだったわけだ…)

 「日常の学校」そのものが、テーマになる、というのはやっぱり、70年代末に、「ラブコメ」と「学園コメディ」のジャンルがでてきたのがでかかったのかなぁ、とかなんか、奇面組について思いを馳せながらおもいますた。

 まあ、こういう話はそれこそ、漫画史とかの詳しい人にきいたら面白いのだろうけれども…

投稿 : 2021/06/19
♥ : 5

頭のなかJET!!! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

リーダーかっこいいw

第一話みましたが、個性について語っていて わりとメッセージがあってはじまったアニメなんだなぁって思いましたw
リーダーがかっこいいし ごうくんもすきです
こういうキャラに愛着がわくアニメはいいですよね
ギャグアニメですが ラブコメとしても楽しめると思います
ゆいちゃんと零さんとのエピソードはにやにやしてしまいますw
ほんとゆいちゃんかわゆい
長いアニメなので これから きがむいたときに
ちらちらと見ていきたいアニメです。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2

69.9 4 女学生アニメランキング4位
劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(アニメ映画)

2017年11月11日
★★★★☆ 3.7 (72)
268人が棚に入れました
大和和紀「はいからさんが通る」の40周年を記念した作品。

大正時代の東京を舞台に、活発でおてんばな“はいからさん“ こと花村紅緒と、許嫁である陸軍少尉・伊集院忍との波乱万丈な恋模様を描く。

声優・キャラクター
早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、中井和哉、梶裕貴、瀬戸麻沙美

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

モダンガール

日本アニメーション制作、原作大和和紀。
少女漫画不朽の名作、劇場版前編。

時は大正七年、新たな文化が芽吹くも、
まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
少しずつ変わりゆく時代を懸命に生きる、
はいからさんこと女学生、花村紅緒の青春。
真っ直ぐでひたむきな恋の行方。

原作もアニメ版もほとんど記憶にありません。
アニメ版の表題曲とED曲だけはよく覚えていて、
どちらもどこか哀愁があり大好きですね。

未来は自分で決める。
じゃじゃ馬で男勝りな紅緒は、
自分の意志で立ち上がり人生を歩み始める。
愛のない結婚を阻止しようと奮闘しますが、
たくさんの人との出会いがあり、
やがて恋を知り、思いやりの尊さを学ぶ。
真っ直ぐなテーマとラブロマンスが、
無垢なるものに響いてしまって、
百花繚乱の時代から激動の昭和へ、
歴史を紡いで来た人々の「生」を想うと、
心に響き胸を打つものがあります。

紅緒には笑顔が良く似合う。
素敵な恋が見つかるといいですね。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 29

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

浪漫の香りに満ちたこの東京 時代を超えて進んでいく勇気を私にください

2017年公開の劇場版アニメ 「はいからさんが通る」前編 97分

原作 大和和紀 監督脚本 古橋一浩 キャラデザ 西位輝美 音楽 大島ミチル
制作 日本アニメーション

主題歌「夢の果てまで」竹内まりや 唄 早見沙織

1975年から「週刊少女フレンド」に連載された少女コミックが原作。
当時のコミックは人気のあるなしにかかわらず、初期設定のストーリーで終了する場合が多く、
この作品もその代表格ともいえる文学的コミックだったと思う。

「世界名作劇場」「未来少年コナン」「釣りキチ三平」などを制作し、
20世紀五大制作会社の一つと言われた日本アニメーションによって、
1978年にテレビアニメ化。
4クールの予定であったが、42話で打ち切りで原作のラストは描かれなかった。
その後、三田寛子主演のテレビドラマ版など作られたが、
今回初めて原作のストーリーが最後まで映像化されることになりました。
それも、経営悪化から立ち直った日本アニメーション制作と言うことで感激もひとしおです。

舞台は大正時代、花の都東京の跡無女学館(モデルが跡見学園なので神田かな?現在は大塚)
徳川家旗本の没落した家の娘「花村紅緒」CV早見沙織と、
伯爵伊集院家(名前からして薩摩)の御曹司「伊集院忍」CV宮野真守の恋の物語。

4クールアニメだったものを100分程度の前後編では酷い詰め込みが予想されましたが杞憂でした。
原作に癖がありまして、当時のサブカルチャーをネタにしたギャグが全編を覆っていて、
本筋である日本版「ドクトルジバゴ」とも言うべきラブストーリーの部分は、
この劇場版前後編と言う長さが調度良いと感じました。

もちろん、監督でもある古橋一浩の脚本の出来が素晴らしいのも要因です。

昭和版「はいからさんが通る」は視聴済みのため物語は知っているのですが、
非常に良い出来で、ほろりとする部分もあり大満足の一作でした。
女房はギャグ部分が削られたことに怒っていました。
「牛五郎さんが~」とか訳の分からないことを口走っていましたが、
そんな寒いキャラはどうでもいいのです。

もともと原作や昭和アニメ版に不満があった私としてはこちらのほうがずっといいです。
泥沼の戦争へと向かう日本、ロシアの世界を震わせることになる革命。
大正ロマンに浮かれる日本から始まる美しいラブストーリーの前編は満足のいく作品になりました。
 
後編は2018年公開、初めて映像化されるラストシーンに期待は膨らみます。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 27
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

昭和の作品を平成の時代にリメイクした大正ロマンの名作ラブコメ

「はいからさんが通る」は再放送視聴になります。何せ、この裏で放送していたのが日本昔ばなしでした。テレビが一家に一台しかない時代、ゴールデンタイムに親子で見ることができた作品が優先されました。まぁ、小学校の中学年だったし、少女漫画原作作品なんて、恥ずかしくて見れないというのもありましたけどね…。

再放送で見たのは思春期に入る頃。その時に見た印象は「紅緒が可愛い…」。とにかくおてんばで、でも一途な紅緒に惚れてしまいました。それとストーリーとおちゃらけた場面の面白さがとにかく引き付けて、自分のラブコメ好きはこの作品が原点といっても過言ではありません。ただ、ワケわからないところで終わってしまい、心残りでした。このあと原作は読んだのですが、やっぱり動く紅緒が見たかった…。

あれからウン十年、まさかまさかのはいからさん。なんで今ごろ?という思いはありましたが、楽しみにしてました。が、キャラデザイン見たときに2017流行語大賞のノミネート言葉が真っ先に出てしまい…「ちーがうだ~ろ~‼」。正直、楽しみは不安に変わりました。そして、映画館へ。

不安と違和感は3分で消えてしまいました。そこに描き出されていたのはまさしく「はいからさんが通る」。制作会社が一緒だし、長い間喉に突き刺さったままだった中途半端な作品を仕上げようというスタッフの思いが伝わりました。そして何より中の人たちの演技力、特に紅緒のはやみんは特筆もの。あぁ、紅緒ってこういう子だったなという感じを思い起こしました。

物語は原作にしたがっています。ただ、前半とはいえ、結構なボリュームを90分にまとめてますので、どうしても無理が出ています。例えば{netabare}紅緒と忍がそれぞれ互いを好きになっていく過程や伊集院家での生活、紅緒と蘭丸と環の微妙な関係、忍の出征への過程、忍亡き後(死んではいないが)の伊集院家{/netabare}等々、上げたらきりがないかも…。それでも物語に破綻がないようにうまくまとめたと思いますし、原作も過去アニメも知らない人でも楽しめる内容にはなっていたと思います。また、ギャグになるシーンは懐かしいし、過去アニメ知っている人向けにはラスト付近で流れるインストバージョンのあの曲が涙ものです。

客層はけっこう広い印象でしたが、なかでもドストライク世代であったろう女性の姿が多かったのが他のアニメ映画では見られないなと思います。彼女たちがよみがえったはいからさんを見て、何を感じたのかな…。

大正ロマンを元にしたラブコメの名作。懐かしさも感じつつも、いつの時代にも通じるラブコメだと改めてストーリーの素晴らしさを実感しました。後半も見に行きたいと思いますし、ラブコメ好きな人にはぜひ見てもらいたい作品です。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 25

81.3 5 女学生アニメランキング5位
トップをねらえ!(OVA)

1988年10月7日
★★★★★ 4.1 (728)
3226人が棚に入れました
人類が宇宙に進出するようになった時代、地球は宇宙生物群(通称・宇宙怪獣 (STMC))による激しい攻撃を受けていた。その脅威に打ち勝つため、地球はマシーン兵器の後継機であるバスターマシン「ガンバスター」を製造。その搭乗員に選ばれたトップ部隊隊員の一人であるタカヤ・ノリコの双肩に人類の未来がかかる。

声優・キャラクター
日髙のり子、佐久間レイ、川村万梨阿、若本規夫、渕崎ゆり子

ちゃぶ台返し さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

80年代OVAの金字塔的作品!!

 当時高校3年生の夏だった。それ以前から『美樹本氏の美少女キャラと妙なデザインのロボットの組み合わせだなぁ~』と存在だけは認知していたが、レンタルで借りた最終巻を見た時は脳天を打ち抜かれる様な衝撃を覚えたものだ。1巻でエロパロ路線が際立った学園モノと思わせといて、2巻でシリアスな流れとなり、3巻であそこまで飛躍したストーリーを創造したスタッフらに畏敬の念を感じた。特に6話で『あの演出』を取り入れたのは並大抵ではないと今でも思う。俺も他の人同様にTVが壊れたかと思った位だw その後ガイナックスはNHKのシリーズアニメ「ふしぎの海のナディア」を作り、数年後「エヴァ」を作った。若い時にこの流れをリアルタイムで感じる事が出来たのは幸せだったかと思う。アニメ業界ではないけれども、今の仕事に就くことに、確かな影響を及ぼした作品ではないかとも思う。ムック本のインタビューの中で庵野監督が語っていた「(同時期に出ていた)OVAパトレイバーより確実に面白いものを作る」という目標は確実に達せられていると万人が認識出来るのではないだろうか。あれから20余年。今見ても面白いと思うよ。皇帝・若本の熱い演技も必聴だ!!

投稿 : 2021/06/19
♥ : 13

ペエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いま観ても面白いアニメ史に残る作品

1988年の制作にもかかわらず、いまだに多くの人に支持されていることに驚きます。
監督はエヴァの庵野秀明さんですが、パロディの入れ方やSF的な話のまとめ方からも岡田斗司夫さんの作品という印象があります。
と学会の次はダイエット本がブレイクしたオタキングですが、こんなに面白い作品を作ってくれたことに感謝です。

OPでは当時はトップアイドルののりぴー(酒井法子)が歌う80年代アイドルソングを堪能できます。

後半は主人公を演じる日高のり子さんが技名を絶叫する有名なシーンがありますが、「のどが潰れてもいいように最終日に収録した」というエピソードを知ってから観るといっそう盛り上がります。
しかし、のどが潰れてもって日高のり子ののど潰しちゃ駄目だろw

とにかく作り手が全力で作ったアニメだっていうのが伝わってくるそんな作品です。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 7

雨傘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

2015年の今こそ見よう!80年台OVA名作のSFロボットアニメ

GAINAX制作アニメである放課後プレアデスを見て、昔のGAINAX制作モノも見てみたくなって最近見ました。監督はエヴァンゲリオンなどで有名な庵野秀明さんでその初監督の作品です。
トップをねらえ!の6話と続編のトップをねらえ2!の6話だけで、今のアニメに慣れていると短すぎないかと思ってしまいますが構成や見せ方が非常に良く出来ており、とても満足できる作品です。

この作品は初めはスポコン熱血の中にロボット成分が入り込んだような感じで「あれロボット物特有の宇宙などは?」などと思いましたが、努力・友情・熱血・対決そして合体などとても熱いです。それだけではなく恐怖・トラウマ・離別・孤独感そして未来など宇宙・時の広さと深さも感じるなど6話に近づく毎に様々な顔を見せてくれてどの話でも楽しめました。

主人公たちが出る初めは2015年の沖縄、遂に私達が追いついてしまい。いずれは過ぎ去ってしまいますが時の流れもまたこの作品的には重要なので非常に感慨深いです。
これ以上書くとネタバレになりそうなのでこれで終わります。




次は2022年、2032年・・・そして一万二千年後ですかね~

投稿 : 2021/06/19
♥ : 5

71.3 6 女学生アニメランキング6位
千年女優(アニメ映画)

2002年9月14日
★★★★☆ 3.9 (412)
2035人が棚に入れました
芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。「一番大切なものを開ける鍵…」
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。

声優・キャラクター
荘司美代子、小山茉美、折笠富美子、飯塚昭三、津田匠子、鈴置洋孝、京田尚子、徳丸完、片岡富枝、石森達幸、佐藤政道、小野坂昌也、小形満、麻生智久、遊佐浩二、肥後誠、坂口候一、志村知幸、木村亜希子、サエキトモ、野島裕史、浅野るり、大中寛子、園部好德、大黒優美子、山寺宏一、津嘉山正種

shisune さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

だって私…

主人公の藤原千代子の半生をインタビューを通して思い返していく、というお話。
場面の移り変わりがおもしろいんですが、若干混乱しました(最初だけ)。
千代子の一途な恋心がなんとも言えません。

物語のラスト、おもいっきり、監督に突き飛ばされましたね~。
五キロくらい吹っ飛ばされた気がしました。
まさに衝撃のラストです。
最後のシーン、思わず声に出してしまいました(笑。
ものすごい裏切りです。

なんといっても今敏監督。万人におすすめできる良質のアニメーションです。
ほんとに、もっともっと監督のアニメを見たかったです。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 4

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

淡くて激しくてしたたかな

とある大女優が自分の人生を“恋心”という部分に焦点を当てて振り返る、という物語。

終始インタビュアー&カメラマンの二人組みとの会話~回想シーンという映像が続くのですが、女優ということで、回想を映画の演技シーンになぞらえて、さらには回想にも二人組が入り込んでくる、という、実験的で、かなり奇抜な映像表現がこの作品の特徴です。

これ、本当に面白い表現だと思うし、この題材とこの表現を組み合わせることを前提にした脚本は完璧すぎるぐらいうまいんですけど、回想と演技のシーンを重ねるということは、どうしても視聴者にとっては感情移入の妨げになると思われます。
回想に入り込んでくる二人組も、説明役、場面転換のアクセント、と効果的な働きもしているのですが、やっぱりこれも感情移入したい人にとってはノイズになってしまいます。

ということで、映像表現としてはとても面白いのですが、同時にあまりの奇抜さに面食らってしまって、全く作品に入り込めない、ということになる可能性もあります。
私の場合は初見がそうで、2回目に観たときにやっと落ち着いて観れました。

あとは感情移入を求める人も注意が必要です。
感情移入できないこともないですが、かなり女性向け、しかも対象年齢高め、と、ものすごく観る人を選ぶ作品です。

とはいえ、今敏さんの作品は、アニメーションという媒体に対してのアプローチがあまりにも個性的で、多くのアニメ作品とは全く違ったベクトルを持っているので、合う合わないは別として、「こういうアニメもあるんだ」と、観ておいて損はないと思いますよー。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 13

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

千年を納得させる女優の回廊

今敏監督作。

本作は大女優千代子に、取材を行い談笑しながら物語が進まれる。名女優ゆえ、めったに取材に応じないが、何かを開ける鍵を渡すため訪れた取材陣。ただ話はソファーに座りながら、その一女優の出演作を時代と合わせ、女優の年齢の順に流されていく。

本作の面白い所は、何の前触れもなくその映画の世界に入り込ませ、そんな中、取材者2人も同じ世界に入り込み取材を行うという疑似パラレルな展開。それを現代の取材時間(ソファーでの取材)と、疑似パラレルの取材時間(映画の中)を唐突に移り変えて、時間の感覚をずらしてきやがる所。

最初の出演作で女優になる決意をした彼女と同じように、見てる側にも映画(本作)を見る価値ある、風な演出ほどこし、彼女は恋人を探して疑似パラレルの幾つもの世界を渡り歩くことになる。

出てくる疑似パラレルは、関東大震災、満州、戦時中の投獄等々。時代劇からSF風までの彷徨う時の回廊。ここが社会派アニメ的にも魅せられ、深みみたいなものを感じるし、勘ぐって社会派としても見ちゃった回廊。

疑似パラレルの変化を通して様々な役をこなしながら幾つもの物語を魅せてくるし、取材野郎も役者としても噛んでいたりして、一癖あるドキュメンタリーなのか、ロマンティックな恋なのか、社会派アニメなのか、鍵という伏線によるサスペンスなのか、と、いうフェイクらしいものを入れてくる。

「現在の取材による時間」「様々な疑似パラレルによる時間」
「疑似パラレルの中で経過する役と年齢」「演出のフェイクによる感情変化」
そんな側面を持ちながら、一つ芯を通した鍵と恋。だがその芯にも癖演出。

千年を感じさせる為に用意された幾つもの疑似パラレルやメッセージ的フェイクは、重みと不思議な軽さを伴った、心が安堵したような悲しい心地よさに包まれた。私ごときが、ことの顛末まで書くのは野暮ですなこりゃw視聴して頂きたい一作。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 37

67.0 7 女学生アニメランキング7位
魍魎の匣(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (381)
2014人が棚に入れました
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。
憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!

声優・キャラクター
平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

文学の香り漂う上質のミステリーホラー

京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である百鬼夜行シリーズの
第2弾を原作に制作されたアニメ作品。

中央線の人身事故を発端としてストーリーが進むのだが
被害者と一緒にいた少女、その事故現場に居合わせた刑事という
登場人物から想像できるありふれた展開ではなく、
物語は思いがけない方向へと廻り始めていく。

僕としては、ずっと観ていたくなる演出と物語だった。
でもまず結論から言って、主人公は1話から登場する少女達ではない。
全13話の中、4話までは5話から次々と解決の一途をたどって行く事件の
謎をあちこち振り撒きながら展開していくに留まっている。
なので何がなんだか・・・と少々不満に思ったとしても、
5話からは必ずストーリーがぐんと動き出して見応えも充分あるので、
途中難解に感じてしまっても、できたら最後まで観ていただきたいと思う。

個人的な感想としては、想像以上に上質で素晴らしい作品だったということ。
ほんとうに、実写映画よりずっと良かった。

物語自体にも序盤で引き込まれたけれど、とにかくまず演出が好み。
ぼんやりと明るい陽射しが入る喫茶店や、桜の花びらが舞う小道、
文学的な香りの映像と語り口や背景の美しさ、
戦後まだそんなに経っていない時代のちょっと鬱な雰囲気や、
女子高生独特の、相手を束縛しあってしまうような友情の描き方などなど。

ただ、初めて観た時はどういう視点で観るべきなのか
少々戸惑ったので、何度も公式サイトを往復しながら観ていた。
それでも後半でどんどん真相が暴かれ、納得していけるのが、
すごく心地良かったし、京極堂と呼ばれている中禅寺氏が語る言葉には、
深く共感できるものがあり、一言一句もらさずメモを取りたくなるほどで。

ただ、欲を言えばOPとEDがもう少し
内容に合わせた古風な雰囲気だと、もっと魅力が増したのではないだろうか。
作中での音楽がとても良かっただけに、ちょっと残念。

それでも、中野で古本屋「京極堂」を営む一方で拝み屋の中禅寺秋彦、
うつ病の小説家 関口巽、警視庁捜査一課の刑事である木場修太郎、
「薔薇十字探偵社」の私立探偵で中禅寺と関口の旧制高等学校の一期先輩であり、
木場の幼馴染でもある榎木戸礼二郎、
そして雑誌編集記者兼カメラマンの鳥口。
この5人のキャラがとても良いし、彼らの会話が面白く興味深いので、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 72

あっしゅ1216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

魍魎の意味が明確なのに、何故評価されない?

今までこのサイトを参考に色々見てきましたが・・・

huluで初めてみました。
ド嵌りして3回位繰り返し観ました。


この作品が評価されない意味がわからないです。
考えれるに・・・

小説好きな人が引き込まれる冒頭⇒伏線⇒伏線回収の見事さ
伏線の多さ
2008年アニメ
ノスタルジックさ
戦争もの好きな人は大好物な戦後もの
ちと難しい内容
本格陰陽師
(アニメは似非ものが多いですから魍魎の意味が明確すぎる)
・・・とは思います。

因みに原作は読んでいませんが、本屋で冒頭を確認するに
アニメの方が演出が上手いと思いました。

まだの方は是非観て欲しいです。

因みに3話まで辛抱して下さい。主人公は少女達ではありません。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

上質な本格ミステリーホラー

京極夏彦原作の本格ミステリーホラー。
原作は読んでませんが、非常にいい出来です
時代設定は昭和初期?ぐらいで、それもまたアニメでは新鮮でいいです

アニメらしからぬストーリー構成なので、序盤はちょっと視聴に及び腰になると思いますが
伏線をしっかり張っているので、最後まで見ることをおすすめします
ワンクールでさっくり見れる割に、内容が濃いので見応えは十分です

アニメでミステリーやホラーを表現するのはとても難しいことです
アニメで映像化した途端、雰囲気をぶち壊してしまうのが常なので
本格ミステリーはアニメには向いていないと思ってましたが
「魍魎の匣」はその点、実に演出が巧みです
現実性と非現実性を上手く混ぜ合わせているので、
よくあるサスペンスドラマより刺激的で、
よくあるホラーアニメよりは、完成度は高く大人向きです
癖のある文学的表現が、さらにミステリーとしての魅力を押し上げています

一つ残念なのはOPやEDが作品に合ってないということ
そこまで酷くはないですが、内容がいいのだからもうちょっと選曲考えて欲しかったです
まぁ内容は悪くないので、是非見て欲しいです

投稿 : 2021/06/19
♥ : 12

66.2 8 女学生アニメランキング8位
大正野球娘。(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (448)
1929人が棚に入れました
時は大正14年――。良家の子女が集う東邦星華高等女学院に通う鈴川小梅に、親友の小笠原晶子が声を掛けた。「一緒に野球をしていただきたいの!」
 突然のお願いに、思わず頷いてしまう小梅。
しかし、ルールも使う道具も分からないことだらけ。
はたして、本当に9人集まり、男子と試合が出来るのか!?
可憐な乙女たちの奮闘が、始まる!

声優・キャラクター
伊藤かな恵、中原麻衣、植田佳奈、能登麻美子、甲斐田裕子、喜多村英梨、広橋涼、牧野由依、後藤沙緒里、藤村歩、新井里美
ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

全年齢に推奨出来る傑作

 後にディズニーチャンネルでも放送されたように、至極健全な内容(風呂シーンくらいはあった気がするが)。

 内容は、女の子がスポーツをするなど考えられない時代の野球スポコン。その成長過程が丁寧に描かれ、またキャラ別の戦う理由や人の個性もきちんと付けられていて、迷うことがない。素直に勝利に向かって彼女らを応援できた。


 {netabare} また、見逃せないのがきちんとした時代考証。
 一話の東京節のシーンで、『いかめし(厳めしい)館は警視庁』というフレーズがあるが、そのバックに描かれているのは『厳』という字からはかけ離れた、せいぜい二階建てのアパートみたいな建物だった。しかしこれは、物語開始以前の関東大震災で警視庁庁舎が倒壊したための仮住まいで、物語時にはこの姿。丁寧さが作品への真摯な向き合い方が現れている。 {/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

あれれこれれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に面白い

全12話。男尊女卑の意識が強い時代のお転婆娘たちによる野球のお話です。OPの「浪漫ちっくストライク」も含め、どこかほのぼのとした感じでソフトに仕上がってます。ツッコミどころと言うか、ちょっと無理な展開が有りますが安心して見られます。ざっくり見た感じは普通におもしろい、なのですがなにか不思議な魅力を感じさせるアニメです。投手の昌子の投げ方が、だんだん成長してうまくなっていき、最初のころと最後の方で投げ方もかなり違うなど細かいところにも気を使ってます。

また、古き良き時代と言うかそういう雰囲気も楽しめます。例えば「納豆、納豆、納豆~」って掛声で売りに来る納豆屋さんのシーン、あんな感じだったのかなぁとか・・最後の授業が終わると起立、礼のあと級長が「おジャンでございます」と声を掛け、教室内で拍手が起こるシーン(「おジャン」とは鐘の音のことを指してるらしいです)なんか風情?が有るというか温かい感じがして心地よかったです。・・他にもいろいろ有りそうなので探しながら見るのも良いかもしれません♪

最後に、小説の方も少し読んでみました。雰囲気は同様に、ほのぼのとしてますが内容はかなり違ってます。アニメを見た後でも十分楽しめる内容です。個人的には小説の方が面白かったです。1,2巻が男子と野球の試合編 3巻が紅葉たちと屋台勝負編 4巻からアミーナ女学院と野球の試合編 ただまだ完結しておりません。と言うか5巻でるのでしょうか?4巻が2010年6月30日に初刷になってますが・・・

投稿 : 2021/06/19
♥ : 11

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大正時代という設定がとても良い雰囲気を出しています

時は大正時代、当時女の子が野球をするなどとははしたないと、ご法度な時代でした。
しかし、そんな時に女の子達が野球を本格的にしようというお話。


「けいおん!」の後番組という事と、一から野球部を作るという設定。
1話目を見た時、「けいおん!」を野球部に置き換えたアニメみたいで面白いとは思いませんでした。
しかも素人の女の子達が野球をして強豪男子野球部と戦うという設定は無理があり、どうせベタな展開を繰り広げられるだろうと思っていました。
しかし見続けると評価は一転。
「けいおん!」と違いこちらは、しっかりとした目的を持って真面目に野球に取り組み、成長していく女の子達の姿を見事に描き、ストーリーが実に良くまとまっていて面白かったです。
ストーリー中、野球描写が大半を占めますが、堅苦しい内容は全くなく、コミカルに楽しく見られます。
ギャグ的要素やドキドキするような恋愛シーンもあります。


この作品のみどころは・・・
大正の雰囲気でございます。
大正時代という背景で袴を着た女の子達とセーラー服を着た女の子達の融合した学園生活がとてもいい雰囲気を出していました。
また女の子達が輝いていてその成長ぶりにはちょっと無理がある展開だけれども、気持ちよく見れました。


この作品の欠点は・・・
気になるのはパッと見女の子達の区別が付きにくい事と、女の子達の名前が覚えづらい事くらいですね。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 25

62.9 9 女学生アニメランキング9位
夏のあらし!春夏冬中(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (150)
938人が棚に入れました
古くから営まれる街の喫茶店で、八坂が出会った年上の女子高生・あらし。自らを幽霊と称する彼女は、八坂と手をつなぐことで過去へと飛べる不思議な少女だった。
いわくつきのマスター、あらしを追うグラサン男。八坂と同じ中学1年の上賀茂。そして、ドイツ人の少女・カヤ──。
ノスタルジック溢れる喫茶店・方舟を舞台に、少年と少女達の忘れられない夏休みが始まる。

声優・キャラクター
白石涼子、三瓶由布子、名塚佳織、小見川千明、生天目仁美、安元洋貴、野中藍、堀江由衣、杉田智和

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

一部男子思春期のトラウマ 或いは【ジュブナイル】×【タイムリープ】というSFコメディの傑作

なんか数ある「シャフト」制作の作品の中ではメチャクチャ点数低いんですけどwこれぞ『隠れた名作』なんじゃないかと思います


この「春夏冬中」は分割2クールの「第2期」になります
タイトルの「春夏冬中」は「あきないちゅう」と読みます
なぜこんなややこしいタイトルにしたのかは「ひだまりスケッチ×☆☆☆」「ぱにぽにだっしゅ!」と並び意味さっぱりですw
そしてこのアニメは夏アニメではなく、秋アニメでしたwww(第1期は春アニメ)


物語はヤンチャな13歳の主人公、八坂一(通称:はじめちゃん)が幽霊でしかも特定の相手とタイムリープする能力を持った美人女学生の嵐山小夜子(通称:あらしさん)に一目惚れするところから始まる


あらしさんがウェイトレスとして働く喫茶店「方舟」に集う一癖も二癖もある仲間達とタイムリープが巻き起こすSF要素を含んだコメディが魅力の作品です


イマイチ素直になれないはじめちゃんのあらしさんへの淡い恋心も並行して描かれたりで、年上女性に甘酸っぱい気持ちを抱いた経験のある元思春期男子の皆様には少々切なくなる部分もございますので








(ノд`)


第1期はあらしさんの生きていた頃の時代にまつわる謎に迫る上で、日本の戦時下へタイムリープするシリアスなエピソードがいくつかありましたが、命のやり取りをするエピソードにしてはその辺の緊張感がまるでなく紙芝居レベルでガッカリでした


第2期では純粋にSFコメディ&ラブコメディ展開でキャラクターの掘り下げに入っているのが素晴らしいです


この作品でもっともイミフなのはタイムリープものだからって理由なのか、当時アニメ業界で流行っていた昭和歌謡をキャラソンとしてカバーするってのがありまして
コレに関しては「WHITE ALBUM」のキャラソンみたいな必然性は無いんで本当に好みの域です


シリーズディレクター 大沼心、石倉賢一
シリーズ構成 高山カツヒコ
キャラクターデザイン 大田和寛
総作画監督 伊藤良明
と、当時のシャフト制作で考えうる最強の精鋭スタッフで作られた気合は評価したいですが、作品の掛け持ちで相当テンパっていたのか、過度な期待は禁物です


本当はボロクソに叩きたいのですが(爆)それでもやっぱりけみはあらしさんを忘れられんのですよ、嗚呼・・・orz
こんなヲタウケしそうにないアツイ主人公とヲタウケしそうにない叶わぬ恋物語に挑戦したその心意気は大変素晴らしいと思うんですよね、うんうん


いま思えば喫茶店を舞台にしたコメディということで「それ町」の前身の様な作品でしたが、全体的なクオリティでは「それ町」の方が上です

投稿 : 2021/06/19
♥ : 5
ネタバレ

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

僕らの夏は終わらない

夏のあらし!の第2期、今期は、ラブコメ度が急速上昇
前半は、男装の美少女、上賀茂 潤(かみがも じゅん)のバレるバレない話
後半は、あらし と はじめちゃん のエピソード中心となっています。

第1期において、戦時中が絡むエピソードは回収されており
後半の あらしエピソードが始まる前までは
これといったメインエピソードが存在しないバラエティ編のような内容
ゆえに、重度に病的なドタバタコメディとなっており
あまりに深すぎるネタには、ついていけないものもチラホラある

今期における最重要テーマは、
それまで当たり前、普通の事として定着していた「幽霊」である点
つまり「死んでしまった存在」である事
「夏の間だけ」戻ってくる季節限定の霊である事がピックアップされ
付かず離れずの あらし と はじめちゃんの関係が
夏の終わりの到来と共に色濃くなっていきます。

そして良い感じに盛り上がってくるのですが
{netabare}なんと、「終わらない夏」・・・・・・
そして、まさかの「きゅーてぃーすとろべりーちゃん」第二弾とは!
しかし、「塩」が渡されるというENDマークを付けた訳だし
夏の終わりを描いても良かったんじゃないかと・・・
そう思ったのは私だけではないんじゃないかな{/netabare}

個人的には
ややパターン化された喫茶「箱舟」定番シーンの数々が
まさにスタジオ コントのノリにまで成長していたのが及第点
特に、「注文を頂いたわ加奈子」劇場が最高でした。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

やくしまるえつこさんの歌うED曲がいい

「夏のあらし」の2期です。1期からあまり期間を空けずに放映されています。
基本的には1期の流れをそのまま踏襲しているギャグアニメです。1期視聴が必須ではないですが、お決まりの型というのが1期から継続していますので、ギャグの理解のためにも1期視聴を強くお勧めします。2期になって、作画も少し垢抜けて見やすくなっているように思います。

2期は1期に比べて純粋にギャグである、という印象です。ギャグのパターンのバリエーションの変化を楽しめます。「塩ください」や「名前を忘れてしまったわ」もいろいろ変化します。このへんを楽しむためにも1期は見たほうがいいですね。

OPが斬新です。やくしまるえつこさんの歌う曲がいい。ただ、クレジットが読みにくい・・・つか、ほとんど読めない。OPアニメはエロいが、露出オーバの演出で画面が全体的に白く、かんじんなところは見えないです。

最終話は{netabare}1期の1話目と最終話のリフレインです。いちご、さくらんぼ、と来て、ここではキウイです。同じモチーフの3度目ということで、細かいところでは少しづつ違っていますが、似たような出来事が起こります。{/netabare}1期から継続して見るとギャグに感動すらおぼえます。そして、ED後に{netabare}過去は変えることはできない、という考え方に疑問を投げかけるような、ちょっとシリアスな{/netabare}場面があります。全体を締めるのにちょうどいい、ちょっとしたスパイスが効いている感じになっています。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 7

60.0 10 女学生アニメランキング10位
リーンの翼(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (55)
403人が棚に入れました
現代の山口県岩国市、友人が起こしたテロ行為によって追われていたエイサップ・鈴木は海より現れた戦艦に乗っていた少女リュクス・サコミズがもたらしたリーンの翼の沓によって異世界バイストン・ウェルへと召喚されてしまう。
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お禿げ様の愛を描き出すには予算がたらない!!もっとよこせw

意味がわからないと評判の本作。
とにかく富野監督の溢れる異世界バイストンウェル愛がおさまりきってない。

ふっるーい同名の小説版を既読だとわかるんですけど。
迫水が死なないで生き延びた場合のお話。
ifワールドですね。
ダンバインのバイストンも関係ないでしょう。


とても悲しい問題点

二次大戦時に特攻機桜花からバイストンに迷い込んでから真の聖戦士になった迫水王が現代日本情勢にからんでくる。
そのくだりがまず絶対にわからない。
いろいろ描写が足らないんです。
迫水のキャラクター、心理。キの字にしかみえません。そこがテーマでもあるのですが。
完全に尺やお金の問題。
ハイテンポなんです。すごくいい作品なのに。
大御所さまなので、なんとかやってはいるんだけど、たぶん小説よんでない、ダンバイン知らないひとはまったく?だと思うんです。

あんた誰?なんでアンタは攻めてくるのって。
日本人が異世界の王になっているということ自体がよくわからない。世界観を知っていればいいのですけども。

そこへ主人公のエイサップが迷い込み、異世界同士の戦争ものでありながらお約束で迫水の娘とのロマンスやらなんやらが語られる。

で、活躍しようがエイサップ君はどやっても傍観者でしかない。
結局主人公は先代の聖戦士である迫水王なのだ。



わけが分からないと思うのでまとめます。

{netabare}
2次大戦中バイストンウェルを平定し救世主となり人生一周回ってしまった、すごろくでいったらあがりになってしまった。
そんな旧主人公は祖国を思い何を考えるのかと。


テーマとして私は迫水が言うような反体制が問題じゃないとおもうんです。
ある物語でヒーローになった人間がその後どうなるのか、というのを描きたかったんだと思います。
そういった意味では逆襲のシャア的でもあります。

1つの世界を統一しちゃったわけですよ、この迫水さん。
トンでもない人です。
そこまでデキた人が、今の日本をみてどう思うのかってことなんです。稀代の英雄も覇業が終われば祖国のことを忘れられないんです。
命を捨てて守ろうとしたのに、原爆は落とされる、安保はある・・ビルはすごい・・なんじゃこりゃああ!!
日本はもっと美しい国じゃい!!オレはこんな国のために命を捨ててねえ!っと
横井庄一さんとはぜんぜん違うわけです。異世界の英雄をやっているだけに。
でも・・結局は日本を愛していました・・。

現代の日本に対しての批判、問題提起をしつつ去っていく。。。ただそこまでパンチがないというか相変わら極端なことは言わない。そこらへんが富野さんらしいなぁと。むかしからですよね。あんまり説教くさくない。特にアニメに関しては社会に対しての自分の意見も出さない。愚痴はいってもね。


伝説の聖戦士の生き様、それを見届ける新たな聖戦士。
彼が言うように現在の日本に至る情報を知ってるのかと?
これらを観ておまえもちょっとは考えろよっていう、そんな気のするお話です。
{/netabare}


オーラーバトラーの動きとかめちゃくちゃかっこいい。
見蕩れてるとあまりにお話が怒涛のようにすすむのでなにがおこったのかわからないままおわる可能性もあり。
起承転結のキャラの掘り下げと転部分、結のボリュームが圧倒的に足らない。監督の手腕だと尺と予算にしかみえない。バトルの見せ場もなくおわってしまう。
おしい・・実に・・・相変わらずキャラクターは立ちまくり、やっぱり監督は天才だと思う。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

争う虚しさを描いた、富野監督渾身の王道ファンタジー!

富野由悠季監督がライフワークとして製作している、“バイストン・ウェル・シリーズ”の完結作品!1話30分、全6話のロボットアクションファンタジーです。

山口県の岩国市、テロの容疑で米軍と山口県警に追われていた主人公"エイサップ鈴木"とその友達は、"リーンの翼"と呼ばれる靴をはいた少女"リュクス"と、彼女の率いる羽の生えた軍艦の群れに遭遇する。
リュクス達はリーンの翼の力を使って、異世界である"バイストン・ウェル"からやってきたのだった。
リュクスと共に、バイストン・ウェルのホウジョウ国へと帰還したエイサップ達。
彼らは、王である"サコミズ・シンジロウ"が、強大な艦隊と戦闘メカ"オーラバトラー"を駆使し日本を配下にしようと企んでいることを知り、それを阻止しようと戦うのだった…。

まず、透明感のある鮮やかな色彩の映像がとても美しいです。多様されている七色の光や、オーケストラの迫力ある音楽が印象的でした。
虫型の形をしたオーラバトラーや戦艦の美しいデザイン、江戸時代のような衣装がとても凝っていて面白いです。
前シリーズ作品は見ていませんが、それでも十分に楽しめました。
心に響く、感動のラスト!!
過去の米軍とのむごい戦争を描きながら、王道ファンタジーの魅力も備えた、とても不思議な作品!

アニメファンなら、一度は見ていただきたい一作です!

投稿 : 2021/06/19
♥ : 4
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

世代論から読み解く《富野監督作品》への違和感とその理由

※ロボット/メカ/軍事SF系アニメの視聴もそろそろ飽きてきたので、打ち止め的に(※長文注意)。

◆「桜花」操縦士サコミズ「聖戦士」となり現代の東京上空に出現。

昭和20年春の沖縄戦の初期、大挙して押し寄せた米軍艦隊が沖縄本島に向けて連日猛烈な艦砲射撃を行い、住民たちは命からがら丘陵地に避難する日が続いた。
ところが、そうした避難中に、ふと砲撃が途切れる時があり、住民たちが米艦の様子を確かめようと恐る恐る見晴らしのよい高台に登ったところ、眼前の海原に浮かぶ米艦群に向かって、神風特別攻撃隊が次々と特攻を仕掛けている様子が目に飛び込んできたという。
住民たちは思わず膝をついて、両手を重ね合わせて、神風特攻隊を拝んだ。
・・・そういう先の戦争でのエピソードを、どこかで聞いたことがあります。

{netabare}文金高島田(ぶんきんたかしまだ)の特攻人形がコックピットを舞う中で、70年前の自身の出撃を見送った女学生達の「・・・生き神様でした」という涙声を思い出したサコミズ・シンジロウは、ギリギリのところで自らの初心(※人々を守りたいという気持ち)を思い出して、東京への核爆弾直撃を阻止し、愛機オーラバトラー・オウカオーと共に消滅する、{/netabare}

・・・という本作終盤の展開は、そうした伝聞にヒントを得てシナリオ化されたもののように思えました。

本作の当て馬・ダミー主人公(日米ハーフの大学生・エイサップ鈴木)や、在日米軍基地や東京市街地へのテロ行為に及ぶ彼のルームメート達(うち一人は在日三世、もうひとりは在日米軍基地勤務者の息子)、怪しく蠢く米軍艦隊司令官、異世界(バイストン・ウェル)の面妖な妖精の女王・・・といった設定&シナリオには色々と難癖をつけたくなりますが、本作の真主人公(特攻機「桜花」元搭乗員サコミズ・シンジロウ)の《心情劇》として見れば、本作には一定以上の見どころがあり、結果的に3周もしてしまいました。

・・・ただし、そうは言っても、本作の内容に関して、個人的な引っ掛かりも多かったので、以下にまず短めの感想&総評を記すとともに、本レビューの末尾にその引っ掛かりの原因について少しばかり考察します。


◆本作への率直な感想と総評

昭和20年(1945年)夏、特攻機「桜花」で出撃中に異世界バイストン・ウェルに召喚され、同地でリーンの翼の力を得て「聖戦士」となった迫水真次郎は、{netabare}その後も米軍の行った東京大空襲・広島長崎への原爆投下・沖縄戦の悲惨な経験を一刻も忘れず、逆に自らバイストン・ウェルに建てた「ホウジョウ国」の王として同地のオーラ力を収奪して建造した軍艦(オーラシップ)&ロボトミー化昆虫型生物兵器(オーラバトラー)を束ねて地上界に帰還し、憎きアメリカを粉砕{/netabare}しようと、壮大な執念をたぎらせていた。

・・・ということで、「焼け跡世代」(※後述)であり1960年の安保闘争当時に学生時代を過ごした「安保闘争世代」でもある富野氏は、このサコミズ王に《自らの信条/心情を託した》のか?

・先の大戦で米軍に酷い目に遭わされた
    ↓
・だから絶対にアメリカは許せない!いつかきっと復讐してやる!

(※どうやらコレが富野氏の世代の共通意識なのか?)

・・・でも、それって、まさにビスマルクがいったという「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という有名な警句にある、「愚者が(自らの直接的な)経験に囚われて(判断を誤ってしまう)」ってコトそのものじゃないでしょうか?
そうした「条件反射」的な反応ではなく、もう少し長期スパンで「歴史から学ぶ」ことは出来かったのか?

結局、本作は

<1> 「特攻隊員」のモチーフを巧みに利用しながらも、
<2> 富野氏が自身の所属する世代(焼け跡世代)の意識を、その上の世代(大正/昭和一桁世代)の意識の中に混入させてしまった“半可通”(中途半端)な作品であり、
<3> また、富野氏の世代の意識の“限界”を図らずも晒してしまった迷作

・・・という印象を個人的には強く受けました。
(※本作の各話はまずまず楽しめたものの、個人評点を余り高く付けなかった理由)。

《まとめ》
本作は全6話と短く、かつ、最終盤にある種の不意打ちが用意されている点から「ロボット/メカ/軍事SFもの」あるいは「戦史もの」が好きな人には、まず見ておいて損はない作品と思います。
とくに、富野監督の『ガンダム』『イデオン』などを色々視聴してきた方には、そうした一般向けに企画された作品では希釈されている同監督の「過去~現代の日本」への基本的な意識を、(※それを肯定的に捉えるか批判的に捉えるかは別として)少しばかり垣間見ることが出来る作品として意外と貴重かも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
ラスト近く(オーラロード開通時)の安直に子供を使った演出はイマイチ×。
・第2話視聴終了時点
地下世界バイストン・ウェルで地上から持ち込んだ携帯電話同士で通話ができる・・・というのは流石に設定が甘く白ける。
・第6話(最終話)視聴終了時点
文金高島田の特攻人形のシーンは予想外で、色々と引っかかる点はあるものの視聴して良かった作品と思った(唯一の★★(優秀回))。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作小説        富野由悠季(雑誌『野生時代』1983-86年連載)
総監督         富野由悠季
脚本           高山治郎、富野由悠季
キャラクターデザイン 工藤昌史
メカニックデザイン   篠原保、沙倉拓実
音楽           樋口康雄
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== リーンの翼 (2005年12月-2006年8月) =============
{netabare}
第1話 招かれざるもの ★ 在日米軍岩国基地の騒乱(基地への学生テロ、オーラシップ(バイストン・ウェル軍艦)出現、エイサップ鈴木&リュクス姫の出遭い、リーンの翼出現、米軍艦載機の攻撃、オーラロード開かれる) 
第2話 ホウジョウの王 ★ バイストン・ウェルへ、フェラリオ達との接触、サコミズ王(迫水真次郎)との対面、コモン界の状況(ホウジョウ国・サコミズ王と叛乱軍指揮者アマルガンの対立)、サコミズ王の宿願(打倒アメリカ)、聖戦士の資格
第3話 地上人のオーラ力 ★ サコミズ王の日本侵攻計画、桜花と紙人形、聖戦士サコミズの事跡、地上人3人の初出撃(オーラバトラー同士の交戦、アマルガン&リュクス姫拿捕)
第4話 王の奸計 ☆ 叛乱軍への投降勧告・騙し討ち(怨念のオーラ・エナジーの利用)、ジャコバ・アオンの怒り、リーンの翼発動(サコミズ王&エイサップ鈴木)
第5話 東京湾 ★ 両軍オーラシップ艦隊地上へ、マキャベル(米軍パブッシュ艦隊司令)&コドール女王(サコミズ後妻)の同盟、学生テロリスト2人組狂喜(東京タワー破壊)、翼の見せる幻影(東京大空襲、広島原爆投下、エイサップ両親の過去、沖縄戦)、オーラバトラー・オウカオー&ナナジン現代の東京へ
第6話 桜花嵐(おうかあらし) ★★ 錯綜する思惑、戦況混沌、サコミズ王聖戦士化、学生テロリストの水爆強奪・起爆装置作動、マキャベル司令拘束、オウカオー・ハイパー化、サコミズ王翻意・核爆発吸収、後日譚(迫水家墓参){/netabare}
--------------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

主題歌 「MY FATE」


※以下、富野監督作品を読み解く事前準備として日本の世代論を概括します。

◆日本の世代区分  ※通俗的な世代論に私見を加味
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(0) 明治アンカー世代(1898-1911(明治31-44)年生まれ){netabare}
 ・日露戦争(1904-05年)の勝利後に学校教育を受けた世代であり、若年期に第一次世界大戦(1914-18年)による好況と文化繚乱を経験。
 ・その分思想面で緩く育ち、1920年代にロシア革命とマルクス主義に傾倒する「マルクスボーイ」を多く生んだ軽薄世代でもある。
 ・1930年代の世界経済の危機と日ソ冷戦の進行に伴う国内世論の右傾化により思想弾圧を受け、過激な国粋論者に転向する者も多く出た。
 ・先の戦争の敗戦に続くGHQ占領期に今度は、その占領政策に迎合して戦前の日本を一方的に糾弾し下の世代に強い影響を及ぼした者も多い。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(1) 大正世代(1912-1925(大正元-14)年生まれ){netabare}
 ・終戦時(1945年8月)に既に成人に達しており、戦後の価値観の紊乱にも「忍び難きを忍んで」耐え、復興に尽くした世代。
 ・先の戦争で兵員として最も死傷者を出した世代であるが、それを愚痴ることなく、頑固一徹、節を貫き通した人が多い。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(2) 昭和一桁世代(1926-1934(昭和元-9)年生まれ){netabare}
 ・終戦時に10代を迎えており、上の世代ほどではないが、既に身についた戦前・戦中の価値観を戦後も堅持し続けた人が、実際には多い世代。
 ・逆に、この世代に該当しながら戦前の価値観を必要以上に強く否定する人は、戦後に後付けで特定の価値観に傾倒した「確信者」「転向者」。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(3) 焼け跡世代(1935-1941(昭和10-16)年生まれ){netabare}
 ・GHQの指令と物資不足により、学校で「墨塗り教科書」を使った世代であり、価値観の混乱が全世代中最も甚だしい。
 ・にも拘わらず、そうした自分の中の価値観の混乱・不整合を「だからどうした」と開き直る図太さを持ち合わせた世代でもある。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(4) 戦中生まれ世代(1942-1945(昭和17-20)年生){netabare}
 ・(3)までの世代と違って実際には戦争の記憶はないが、戦後の食糧不足・物資不足の記憶とそれに起因する被害者意識が最も強い世代。
 ・(3)~(4)には、1960年の安保闘争の時にデモ隊に参加ないし共感を持った人が多く含まれ、「安保闘争世代」「60年安保世代」ともいう。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(5) 団塊世代(1946-1949(昭和21-24)年生まれ){netabare}
 ・戦後のベビーブーム期に大量に生まれた世代(第一次ベビーブーマー)で、自身の成長とともに高度経済成長期を謳歌。{/netabare}
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(6) ポスト団塊世代(1950-1954(昭和25-29)年生まれ){netabare}
 ・団塊世代に次いで人口が多く、ともに1960年代~70年代初めの高度経済成長期を謳歌した世代。
 ・ただし集団志向の強い団塊世代に対して、「個性」を強調して画一化を嫌うので「断層の世代」ともいう。
 ・(5)~(6)には、1970年の安保闘争の時にデモ隊に参加ないし共感を持った人が多く含まれ、「全共闘世代」「ベトナム戦争世代」ともいう。{/netabare}
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(7) しらけ世代(1955-1964(昭和30-39)年生まれ){netabare}
 ・安保闘争10-20周年にあたる1980年にデモを起こさず平静を決め込んだ学生層を含み、以前の世代に比べて政治的関心が低いとされる。
 ・第一次/第二次オイルショック(1974/80年)を挟む1975-85年の安定経済成長期に就職期を迎え、何事にも安定志向が強い世代。{/netabare}
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(8) バブル世代(1965-1969(昭和40-44)年生まれ){netabare}
 ・政治どころか社会活動にも余り興味を示さず、個人の趣味に走る傾向があり「オタク世代」「新人類世代」ともいう。
 ・1986-90年のバブル経済期に学生期~就職期を迎えたラッキー世代だが、その分社会に出た後は「仕事の出来ない世代」扱いされがち。{/netabare}
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(9) 団塊ジュニア世代(1970-1974(昭和45-49)年生まれ){netabare}
 ・団塊世代の子供の世代で、前後の世代に比べて人口が多い(第二次ベビーブーマー)。
 ・学生期にバブル景気を経験したが、1992-98年のバブル崩壊不況期に就職期を迎え「氷河期世代」「失われた世代」と呼ばれた。{/netabare}
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(10) ポスト団塊ジュニア世代(1975-1979(昭和50-54)年生まれ){netabare}
 ・ポスト団塊世代の子供の世代で、親の世代に似て「個性」を重視する傾向。好景気を経験しないまま、引き続き「就職氷河期」に直面。{/netabare}
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(11) しらけジュニア世代(1980-1988(昭和55-63)年生まれ){netabare}
 ・2000年代中頃の経済持ち直し期(小泉政権期)に就職期を迎えた世代。親の世代に似て安定志向が強く保守的。「2ちゃんねる世代」。{/netabare}
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(12) 平成一桁世代(1989-1997(平成元-9)年生まれ){netabare}
 ・2002-10年実施の「ゆとり教育」の直撃を受けたので「ゆとり世代」ともいう。前の世代に比べ基礎学力が低下。「SNS/Twitter世代」。{/netabare}
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(13) 世紀末・ミレニアム世代(1998-2001(平成10-13)年生まれ){netabare}
 ・2011年以降実施の「脱ゆとり教育」で挽回するも、依然「ゆとり教育」の影響が残る過渡期の世代。{/netabare}
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(14) 脱ゆとり世代(2002-(平成16-)年以降の生まれ){netabare}
 ・現時点で高校生以下の世代。{/netabare}
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※上記の世代論のうち、(1) 大正世代~以下の記述内容は、おおむね私たちの常識の範囲だと思います。
※ただし、一番上の (0) 明治アンカー世代 の記述内容は、最近20年程で実証的な研究が進んで今では幾つもの研究書が出版されてきているものの、戦後教育の影響で「戦前の日本は言論や政治活動の自由のない非民主的な暗黒国家だった」と頭から思い込んでいる人(※そういう人が現時点でどの程度いるのか知りませんが笑)には、「え?」と戸惑ってしまうものかも知れません。
※具体的には、宮沢俊義(憲法学者、1899生)、羽仁五郎(歴史学者、1901生)、美濃部亮吉(経済学者・元東京都知事、1904生)という今でも高名な(*注1)学者達がこの世代に該当し、彼らにやや遅れて (1) 大正世代の初めに該当する丸山眞男(政治思想学者、1914生)を含めた人々が、GHQの公職追放/教職追放によって戦前の教育を担った世代が追い出された後の戦後の学界をそれぞれ仕切り、 (3) 焼け跡世代~以下の人々に教育を施し、その過程で「戦前・戦中の日本は暗黒の非民主主義(ファシズム)国家だった」などと一方的に糾弾する、実際には根拠のない言説(※はっきり言えば“偽善的な虚偽の言説”)が戦後日本に長く流布してしまう原因になりました。

・・・いずれにせよ、本作の富野監督の属する (3) 焼け跡世代から、『攻殻機動隊』で有名な押井守監督の属する (6) ポスト団塊世代 あたりまでは、 (0) 明治アンカー世代が中心となって行った上記の「戦後教育」の影響が極めて大きく、それに、彼等が在学中に盛んだった安保反対運動/反米運動の影響も加わって、アニメ作品といえども(※あるいはアニメという若年層に影響の大きい媒体だからこそ?)、彼らの意識と価値観を反映した作品が多く生み出され、また彼等と同期の批評家たちによって実際の面白さや人気・作品価値以上にそれらの作品や制作者達が高く評価され続けてきたのではないか?

・・・本サイトでも非常に目立つのですが、これまで、アニメ雑誌などのその手の批評を鵜呑みにしてきた方は、一度そういう視点から、考察を広げていくと、また面白いかも知れません。

(*注1)戦後の論壇を長く仕切ってきた、いわゆる「朝日文化人・岩波文化人」の間で“高名だった”という意味であり、サンフランシスコ講和条約&日米安保条約の締結に奔走した吉田茂元首相に言わせれば「曲学阿世の徒(学問を捻じ曲げ時流におもねる者たち)」でしかありませんでした。←戦後の日本の歩みを振り返れば、結局どちらが正しかったのか?は、最早明白だと思います。

※以下、本作および富野監督作品に限定した考察。


◆世代論から読み解く『リーンの翼』と、富野監督作品への違和感の理由

本作の原作者であり監督の富野由悠季氏は、1941年(昭和17年)生まれということで、日本の通俗的な世代区分論によると、「焼け跡世代」に該当するのだとか。
なるほど、同監督の代表作『機動戦士ガンダム』(1979年)、『伝説巨神イデオン』(1980年)等を観ていた時は、そこまでハッキリとは思いませんでしたが、本作を観たあとだと、確かに“富野氏の属する世代”の思考・行動の傾向が、本作の真・主人公(サコミズ・シンジロウ)の混乱した言動の描出を通して、くっきりと浮かび上がってくる気がしました。

そういえば、しばらく前に視聴した富野氏の初期の監督作品『無敵巨神ザンボット3』(1976年)も「自分がそれまで信じ込んできた価値観」が最後の最後でひっくり返そうになって主人公が動揺してしまう所が、ほぼ唯一の見どころだった気がしますし(※シナリオ稚拙なので私の個人評点は × 2.9 と低めですが)、同じく富野氏の最初期の監督作品『海のトリトン』(1972年、原作者は手塚治虫氏)も、同様の構造のシナリオとなっているそうです(※ただし未視聴)。

※要約すると、

▲先の大戦で米軍は、東京大空襲/広島原爆投下/沖縄戦・・・と次々と残虐行為を行った。
▲だから、絶対にアメリカは許せない、いつかきっと復讐してやる!
▲アメリカに迎合し、その手下に成り下がっている今の日本政府も同罪だ!
▲今の日本政府を認容している腑抜けた日本国民は愚民だ!若者はもっと意識を高く持て!

・・・どうやらコレが本作の原作者兼監督・富野氏の世代(※1941~45年生まれの「焼け跡世代」)の共通の意識なのか?

そして、そうした意識は、彼らが学生時代を過ごした1960年当時に巻き起こった日米安保闘争(*注2)によってさらに強化され、その後、社会に出て行った彼ら(※いわゆる「安保闘争世代」)は、あるいは政界・官界に自ら入り込み内側からそれらを掌握することにより、あるいは新聞・TV報道さらには小説・マンガ・アニメといったマス媒体を通して民衆を「啓蒙」することにより、安保闘争当時には実現できなかった彼らの「革命」(“保守・反動的”な既存の日本政府の転覆と“世界平和の敵”アメリカへの鉄槌)をいつの日にか実現してやろう!という(※今の私たちから見て些か誇大妄想的な)「悲願」を胸に抱いたまま、今に至っている(らしい)。

(*注2) 60年安保ともいう。1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効(日本の主権回復)と同時に発効した日米安全保障条約(※米軍の日本駐留と有事における日本の安全保障を確約した攻守同盟条約)の改訂に反対し破棄を求訴えて発生した大規模な学生デモ。

・・・そうした「焼け跡世代」「安保闘争世代」特有の意識が、富野氏の監督作品には常に溢れ出ていて、そのために同監督の作品は、代表作『機動戦士ガンダム』、『伝説巨神イデオン』がそうであったように、放送当時の本来の視聴ターゲットである子供たちには、実は全然受けずに放送短縮(ガンダムの場合)・打ち切り(イデオンの場合)の憂き目に遭ってしまう一方で、富野氏と同世代あるいは少し下の世代のアニメ批評家・制作者たちからは「自分たちの心情を代弁する監督」として絶賛を受けることになり、しかもその過熱ぶりは「富野監督作品を貶すことは一切許さない・認めない」とするほどに一方的に偏ったものであったがゆえに、ネットなど多種多様な批評媒体の存在しなかった当時、一般の視聴者ですら、「そこまで絶賛されている作品を面白いと思えない自分は間違っているのかも知れない・・・」と思い込ませてしまうほどだったと推測します。


◆(参考)1980年代前半の長編ロボット/メカ/軍事SF系アニメの実際の人気度
----------------------------------------------------------------------------------------------
(1)『機動戦士ガンダム』(富野由悠季監督、1979年):本来4クールで企画されたところ、不人気により3クール半に短縮(※その後、劇場版3部作でマニア受けに成功?)。
(2)『伝説巨神イデオン』(富野由悠季監督、1980年):本来4クールで企画されたところ、3クールで打ち切り(※その後、劇場版で補完し完結・マニアに好評?)。
(3)『太陽の牙ダグラム』(高橋良輔監督、1981年):本来4クールで企画されたところ、人気が高く6クールに延長して完結。
(4)『装甲騎兵ボトムズ』(高橋良輔監督、1983年):4クールで企画され、一般視聴者の人気を維持したまま無事完結。
(5)『超時空要塞マクロス』(石黒昇監督、1983年):2クールで企画されたところ、人気沸騰で3クールに延長して完結(※劇場版も大人気)。
----------------------------------------------------------------------------------------------

※このように実際に一般層に人気が出て放送延長が決まったのは『ダグラム』『マクロス』で、とくに『マクロス』は人気沸騰ぶりが凄まじく、最初は無視していたアニメ雑誌も後追いで特集を組んで人気に便乗する方針に切り替えるほどだった。

※一方、『ガンダム』『イデオン』はTV放送当時は短縮・打ち切りとなるほど不人気だったが、アニメ雑誌の批評などに強い影響を受けて、これらをエンタメ性の高い『マクロス』『ボトムズ』等よりも「内容が深い」等と思い込んだ当時の「意識高い系」の人たち(マニア層)の支持が徐々に広がって、1985年の『Zガンダム』以降の『ガンダム』シリーズ化につながっていった。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 11

61.2 11 女学生アニメランキング11位
闇の末裔(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (62)
362人が棚に入れました
冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。そこに所属する職員は、「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。都筑を付け狙う外科医・邑輝一貴の起こす数々の事件で、次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく。それに伴い、事件の被害者も増えていっている。
闇の末裔本編は、幻想界編と鎌倉編の同時進行の途中で連載休止となっているが、邑輝の友人である壬生織也と邑輝の幼馴染で彼女の櫻井寺右京の短編が2話、ふろく本として発行されている。2冊目のふろく本にて、京都編で行方不明になった邑輝が織也の元へと返されている。

声優・キャラクター
三木眞一郎、浅野まゆみ、森川智之、関俊彦、白鳥由里、西村知道、速水奨、井上和彦

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

閻魔大王の下で働く死神たちの物語

12年前 WOWOWにて放送された全13話の作品で、
原作は、『花とゆめ』で連載された、松下容子氏による漫画作品。
まったく予備知識もなく観始め、少女コミックっぽい作画だなぁと
思っていたので納得だった。

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」
その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課で働く
都筑麻斗とパートナーである黒崎密という「死神」たちが主人公。
つまり彼らは一度、この世で死んでいる人たちというわけ。

そして死神たちは単独行動をせず、2人1組となって仕事をするため、
パッケージのようなイラストになるのだろうけれど、
一見するとBLモノと間違われそうだよねぇw
ただ・・BLではないが、そういうジャンルがお好きな方には
かなりの率で好まれそうな展開はあった。

また、死神とはいえ、死者に関するトラブルを専門に扱う機関なので、
一般的に知られている死神とは、少し意味合いが違う。

舞台は九州を中心に、京都などまわり、実在する場所や建物が登場。
だいたいは4話ごとの物語としてまとまっているので観やすかった。
主な内容としては、主人公の都築を付け狙う外科医 
邑輝一貴の起こす数々の事件を中心に、
次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく・・というもの。

作画は、個人的にはそんなに好みではなかったのだが、
こういう雰囲気の絵は、けっこう好きな方も多いかも。

おそらく、原作ではもっと壮大な展開がありそうで、
人物に関してもTVアニメでは描ききれていなかった感じがしたが、
設定の面白さはあったので、けっこう惹き込まれた。

ちなみにOP・・・ TO DESTINATIONによる「EDEN」という曲が
L'Arc~en~Cielの唄い方にそっくりだなぁって思っていたら、
この曲がOPになった数年後、L'Arc~en~Cielがこの曲を唄っていたw
ストーリーにもぴったりで、けっこう好きな一曲です。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 21

オオカミ怜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意外と見ていて面白かった

厨二病的なタイトルに引かれて視聴しました。

タグでBLってあったんでどんな感じなのかとか身構えていたけどあまり気にせずに見れたw


話は数話で一つのまとまった話で結構スムーズに見れる作品

話はちょっと非現実的な感じだけど、最初背景が国会議事堂でえ、、、政治アニメ!?とか初回ちょっとビビったけど、しばらく見ていると結構引き込まれて行く内容だった


でも、説明が話の展開で最初はまったくないから視聴者は置いてけぼりだったかもしれない。。。実に惜しい作品だ


ラストはまあまあいい感じに締めくくっていたからなんか見終わってすっきり消化したかんじだ。

キャラはイケメンぞろいで良く女の子は女子高生?の顔が微妙結構重要人物のはずなんだがねー

音楽は、なぜこの曲にしたって全力で突っ込みたいほどop ed共に残念な感じ。
作中のは全然良いんだけど

作画はまあ微妙なところだね、、、髪の毛の揺れ方とか服が若干不自然な部分が最後まで多かった。でも人物の方や戦闘シーン、召喚獣の描写がよかった。


ー余談だが今回のアニメで気がついたけど、腐女子向けアニメの描写ってめっちゃ細かいから僕の好みの絵なんだよな;なんか若干最近複雑な心境だ

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

死神と呼ばれる元人間。BLに片足どっぷり突っ込んでる。っていうかやっぱりBLです。

全13話  花とゆめ掲載の少女漫画原作

これはお勧めしません。

殺人などの事件を解決する死神たちの話。主人公はツヅキ。
死神は死んでいるわけですが、出血多量とかなると、再び死んでしまう?らしいです。

戦闘がどうなったか、きちんと描かれずいつの間にか解決し、どうなった?って思ったり。
お話自体が微妙で、ご都合にかなり目をつぶれば見られますが、個人的には見れば見るほど、評価が下がり終盤はもうかなりきつかった。

ホモもいるけど、BLというほどではないかなって思ってたけど…。
BL臭がものすっごいしますが。見れば見るほどやはりBL枠の気がしてきました。
面白いBLもあるけど、これはさぶいぼっ。BLだとかなりのご都合はあるけど、面白ければ目をつぶれる。でも、活躍するところを一切見ることが出来ず、男同士でいちゃつく姿だけ見ても寒いです。
少なくとも私的にイケメン枠ではありません。

[長崎編]
{netabare} 普通に面白かったけど犯人逃げっぱなし。 {/netabare}
[悪魔のトリル編]
{netabare} 悪魔から命を何度も狙われている時に、本人は荷造り、死神たちはそれぞれ、料理したり、ほっぽらかしで何してるの?ありえないくらいおかしいでしょ漫画だからって…。隠れていろと言われたのに、人間の分際でしゃしゃり出て、止めに入るためだけにタイミングよく登場って…ご都合にも程がある>< 
ツヅキに過去何かアルっぽい。んで、結局悪魔どうなったの? {/netabare}
[スォードのK]
{netabare} 甘いよ、甘すぎるよ死神たち。仕事しなさいよ。しかもチャンスを棒に振る。死神の能力発揮せず犯人をまたもや取り逃がし。犯人の男に耳元で甘い言葉ささやかせて。きもいっ。 {/netabare}
[京都編]
{netabare} なんで火の鳥みたいの呼び出す死神が人間一人に勝てないわけ。あの犯人は人間じゃないわけ?何か召還してたみたいだから人間じゃないのかも。クローンかも。またもや殺人鬼に出くわした所でタイミングよく先輩が現れた。主人公役立たずすぎる。何もせず俺のせいで又、人が死んだってただ泣いてるだけ、キモイー。事情も説明せずまとわりつかれたら誰だってキモイよ。女生徒の件、気づいてすぐ追いかけたら間に合うって普通。どんだけトロイの?主人公が実は鬼の血を引く化物って。殺人鬼に逆らわずキスさせてんじゃないよ、きもちわるーーーーい。殺人鬼の友情みたいの今更見せられてもウザイだけなのですが。また逆らわず敵にキスさせて気持悪すぎる。 {/netabare}

最後まで見て
{netabare} 死神が殺人鬼と会うたびに一切、倒そうとしないところが理由がわかりませんでした。
殺人鬼放置してもう10人以上殺されてるのにおかしい。正体も不明のまま。
最後の最後でやっと倒そうとして、そこまで引っ張った理由付けがされてなかったのに、包丁一本で倒せそう。これまで死神の力なんで使わなかったのでしょうね?でも結局ムラキ(殺人鬼)は生き残りました。
男で泣く見た目のキャラじゃないのに、泣きまくるのがすっごく気持が悪かった。そんなにウジウジしてて死神の仕事よくやれたなぁ。まともに仕事してるとこロクに見てないですが。 {/netabare}

あらすじ
{netabare} 冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。そこに所属する職員は、「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。都筑を付け狙う外科医・邑輝一貴の起こす数々の事件で、次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく。それに伴い、事件の被害者も増えていっている。 闇の末裔本編は、幻想界編と鎌倉編の同時進行の途中で連載休止となっているが、邑輝の友人である壬生織也と邑輝の幼馴染で彼女の櫻井寺右京の短編が2話、ふろく本として発行されている。2冊目のふろく本にて、京都編で行方不明になった邑輝が織也の元へと返されている。 {/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2

60.9 12 女学生アニメランキング12位
Night Walker ナイトウォーカー 真夜中の探偵(TVアニメ動画)

1998年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (12)
95人が棚に入れました
『Night Walker -真夜中の探偵-』は、1993年にPC-98用として発売、2001年にWindowsに移植された推理もののアドベンチャーゲーム及びそれらを原案として1998年にテレビ東京系列で放送された連続アニメ作品。テレビ東京放映のアニメでは唯一のアダルトゲーム原作の作品。多発する怪奇現象や超常現象、それらはナイトブリード(ブリード)と呼ばれる闇の種族の仕業であった。探偵事務所を営む紫藤龍彦は、裏ではブリードを狩ることを生業とするヴァンパイア(吸血鬼)である。ブリードがらみの事件を追う松永弥生、紫藤に憧れる女子高生山崎理保、使い魔のグニと共に、大都会を舞台に数々の事件を解決していく。
ネタバレ

溝呂木しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

地味な良作

【良い点】
・血液を剣みたいにして戦うのが格好良い。

・衝撃的なシーン
{netabare}特に4話での女の子の背中に何か付いてる→血!?→死亡。はびっくりでした。
あとは白い顔や赤い目とかして襲ってくるブリードがなかなか怖いです。{/netabare}

・人間の恐ろしい所と優しい所
{netabare}恐ろしい所は、自分がトップアイドルとして輝くために人を殺したり
慰謝料目当てで祖父を殺したり
優しい所は、自分の恋人、
子供がブリードになってしまっても愛しているなど{/netabare}
でよく描かれていると思います。

【悪い点】
・話数の少なさ
これからもっと面白くなるんじゃない・・・?
ってところで最終回は夢オチみたいな感じで
終わってしまっていて残念。
6話で「また会いましょうねお若いバンパイアさん」って言って
どこかに消えたブリード
の再登場も無かったですし、2クールあれば良かったかなぁーと。

【総合評価】
90年代後半のマイナー深夜アニメですが
紫藤さんかっこいいし理保ちゃんかわいいし
そしてなにより雰囲気が良いアニメです。
{netabare}お気に入りの話は、理保が不死になった悲しみを描く5話
ヒステリックな親がブリードかと思ったら、
親があんな感じだったのは子供が・・・と一番びっくりのだった7話
弥生の過去話の9話。
幸せの代償に命を吸われる、
けどなんかこの天使嫌な感じには思えなかった10話。{/netabare}
こうして考えると中盤に良エピソードが並んでいた感じですね。
面白かったけど惜しい作品でした。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 0

計測不能 13 女学生アニメランキング13位
ダーティペア FLASH2(OVA)

1995年6月1日
★★★★☆ 3.4 (9)
39人が棚に入れました
人気リメイク作品の第二期OVA。監督は「とっとこハム太郎」で有名な望月智充が担当。20世紀末の地球のテーマパークをモチーフにした“ワールズワイド"のコンピューターにウィルスが侵入した。ケイとユリはそのコンピューターのエンジニアであるトーマを警護するべく任務に当たる。しかし、トーマもまたケイとユリ同様にハチャメチャな性格で…。

arts さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ギャグ重視の作品

「ダーティペア FLASH」の2作目。

「あらすじ」にもあるように、昔の日本(SF設定なので要は現代日本)を再現したテーマパークのある惑星が舞台。
本作は基本的には一話完結型となっている。

アクションシーンはそこまで印象に残るものはなかったし、物語は少しばかりいい加減に感じた。
個々のエピソードは面白かったが、作品全体として面白かったといえば微妙だった。
前作が物語重視であるのに対し本作はギャグ重視の作品となっている。

ところで、一作目が主人公二人が成長する物語だったのに対して本作はそのような側面はない。
代わりに、二人がコンビとしてしっかり機能しているのを見ることができる。
そのため、一作目を見た後ならば、本作は主人公二人の通常任務の物語として見ることができるだろう。

一作目を見てから本作を見ることを薦める。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3

gabbana さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

2期目ラブリーエンジェル

2期目は全5話です。
前作のケイとユリは同じですが、直属の上司はガーナーからポポロに変更されています。また、新しいパートナーのトーマが加わります。
ストーリーは、1990年代の日本都市を味わえるテーマパークの星にてテーマパークを制御するコンピューターが何者かにウィルスを付けられ、それに対処すると言った話ですが、ある程度は短編ストーリーです。(学園寮の話など)

1期目に比べお互いに憎まれ口を言い合うケイとユリですが、基本は中が良いようですね^^

投稿 : 2021/06/19
♥ : 0
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