姉妹で幼馴染なアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの姉妹で幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番の姉妹で幼馴染なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.3 1 姉妹で幼馴染なアニメランキング1位
リトルバスターズ!EX(OVA)

2014年1月29日
★★★★☆ 4.0 (315)
2421人が棚に入れました
秘宝を探して迷宮を探索している理樹と沙耶は、地下5階に足を踏み入れた。
沙耶の正体は謎のままだったが、いつしか理樹は彼女を愛おしく思うように
なっていた。
だが、なんとなくいい雰囲気になったふたりの前に、巨大な動く石像が
立ちはだかる!
沙耶は銃を抜き、理樹は知恵を絞って攻略法を考える。
次々と出現するトラップ。
その先には一体何が待っているのだろうか?
最終決戦の場が近づきつつあった―――。
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

佐々美編完結 猫になった少女の話

あらすじ


ある日学校にノートを忘れた
主人公の直枝理樹が学校に入ると
学校で銃撃音を聞いた直後に
誰かに背後から組み伏せられてしまった

そして背後の相手から
「振り返らず走って正面の出入り口から出ろ」
といわれそのまま従う理樹
しかし銃声を聞き学校に戻ると
さっきの場所に生徒手帳が落ちていた

その生徒手帳には朱鷺戸沙耶と書かれていた
その娘に生徒手帳を返すと
朱鷺戸さんからメールで屋上に呼び出された
そして朱鷺戸さんに屋上から突き落とされるが
真人に助けられ九死に一生を得る

そしてそれからも沙耶に命を狙われ続ける
それを何とか逃げ切る理樹だったが
部屋に戻ると沙耶がいて
沙耶がスパイだということを聞かされ
沙耶から協力を求められる
闇の執行部という謎の影から
逃げるため理樹は沙耶と手を組むことを決める

そして沙耶と協力して隠された地下に行き
隠された秘宝を見つけるための冒険を始める



感想


あらすじというか1話まるごと紹介してしまったが
この地下の冒険というのが沙耶編の主な舞台である

これはリトルバスターズrefrainのDVD/BDに
特典としてついているOVAです

これが観たいがために
僕はBDを買いました!

内容構成は
沙耶編が4話、佐々美が2話、佳奈多が2話
だったと思います


(沙耶編)


これはちゃんと全部見れば
本編との関連性がわかると思う

だから1期と2期を見てから
見てほしいと思う
 
原作をやった時refrainの別れのシーン
以外で一番感動したのが沙耶編だったから
本当にアニメ化は期待してた♪


沙耶編は感動すると思うので
本当に見てほしいです
今のところ沙耶編は3話まで出ています

沙耶編のわからないところなどの
解説は4話すべて出たら書こうと思います


そして一つ言っておきたいのですが
AngelBeatsに似ていると感じる人がいると思いますが
作者は同じ麻枝さんな上に
沙耶編はAngelBeatsを作るきっかけになった物なので
パクリなどではないのでそこの所を理解してほしいです

沙耶編はあと1話なので楽しみです
物語もクライマックスで沙耶編の
真実がとうとう明らかになります



そしてついに4話が
放送というか発売されましたね

リトバスはどのキャラも
可愛くて好きなんですけど
沙耶が一番好きです♪

Key作品だと毎回言ってるんですが
音楽がやっぱり良いですね!
特に沙耶編のSaya's Songは良いですね♪


沙耶編は原作も長くて
まとめるのはとても大変だったと思うのに
結構うまくまとめていると思う
本当なら12話かかってもおかしくない話だと思う


ただ原作のほうがやっぱり
色々細かく描かれており
わかりやすいし感動も大きいので
アニメで興味を持ったら
原作もやってみてほしいと思う

リトルバスターズ!のゲームは
いろんな機種に移植してるので
ゲーム機持ってたらやってみてほしいですね


とりあえず4話で沙耶編は
終了ですがこれからも
佐々美と佳奈多の話があるので
そちらも楽しみです


そしてここからは
カットされてわかりにくい所を
僕なりに解説してみようと思います
これはネタバレになるんで隠しておきます
ちゃんと4話見てから見てください

{netabare} ~

解説といっても
原作でもちゃんと言ってるわけではないので
あくまで僕の考察として参考までに見てほしいです

まずRefrainの方でも
書いたのですが
この世界は人の思いで
できている世界だとゆうこと

そして主に世界を作っているのは
理樹と鈴を除く8人ですが
今回はその世界に
沙耶が紛れ込んでしまったというわけです

沙耶と言ってますが
4話で明かされいたように
本名は「あや」です

朱鷺戸沙耶というのは
彼女が現実世界で父親に連れられて
戦地を巡っていた時に
日本人ボランティアにもらった
って言ってましたが
ゲームだと確か日本人観光客が渡していたような?

そこはまぁ置いておくとして
そこでもらった本というのが
恭介も愛読してる「革命学園スクレボ」です!
多分設定とかはその本のマネをしていると思います
設定にそって完璧に振舞おうとしてますが
途中で天然で奇行に走ったり失敗してしまうのが
彼女の可愛いところであり本当の素の部分なんでしょうね

最初の理樹を殺そうとしてるシーンなんかも
ただ漫画どうりしてるだけで
本気で殺す気はないのです

アニメではわかりにくいですが
あの地下迷宮は沙耶が作ったものだと思います
原作だと最初の仕掛けなんかは
全部偽物で安全だったのですが
途中から本物になって驚くシーンなど
ヒントがあったんですがカットされてます

たぶん沙耶は恭介の計画になかった
イレギュラーな存在で
このままイレギュラーな彼女がいたら
この世界が崩壊するかもしれない・・・
だから恭介は闇の執行部
もとい時風瞬の役になって
沙耶をこの世界から出そうとします

沙耶は何度も死んでいて
何度もダンジョンを繰り返しているのですが
その仕掛け本物の罠は恭介が作っています
ダンジョンは沙耶が作った世界ですが
途中から恭介が明らかに介入しています

でも恭介も彼女が青春を
送ることができなかったのを
知っているので強制的に追い出すことを
しませんでした

わざと沙耶の遊びに付き合って
ラスボスとして立ちはだかったのでしょう
そして最後の彼女の望みも
受け入れたんでしょう


沙耶がなぜこの世界に入ることが
出来たのかこれも謎ですが
家が山奥にあり
沙耶が土砂崩れで死んだのですが
おそらく沙耶が死んだ場所が
理樹たちが死にかけた場所が同じだったから
と思います

死んだ沙耶はおそらく
捜索されたが見つからず
あの場所で生き埋めになったと思います
そして理樹たちが同じ場所で
死にかけてあの世界が作り出されたので
入ることができたのではないかと・・・

そしてなぜ「革命学園スクレボ」と
同じことをしようとしたのか?
それは遊ぶため、恋をするためでしょう
あやは友達も恋人も作れずに
死んでしまったから…

そしてなぜ理樹にしたのか?
これは現実の子供のころに
一緒に遊んでいたためらしい
その時に既に理樹に惹かれていたのでしょう


そしてここからは一番の謎
ラストのシーンの所ですね

まず、なんで沙耶が秘宝を「生物兵器」としたのか。
これは「終わらせるため」ですよね

沙耶自身この世界に居てはいけないと
理解していたのでしょう
でもゲームをクリアしないで投げ出したくはない
(求めていた青春を中途半端な形で終わらせたくはない。
 悔いを残したくない)ため、
途中で自害できない=最後の最後で死ぬために、
その決意が揺るがないために、
「生物兵器」にしたんだと思います。

結局、自害の道を辿るわけですが、
それはゲームをクリア(求めていた青春をやりきった)から
ではないでしょうか。
そのため、悔いを残さないため、理樹と遊んだり
恋をしたりしたんだと思います

そして、「死ぬ」ということは、
虚構世界を「抜け出す」ということです。
虚構世界で死んだ「沙耶」は「あや」になります。
そこに当然肉体は存在しない。
なぜなら、現実世界でも死んでしまっているから。

最後に恭介のいっていた「タイムマシン」とは。
これは、恭介の優しさではないでしょうか。
だからこそ、ただ死んでしまうのではなく、
可能性があるなら、という思いだったんではないでしょうか。
その可能性にかけて「タイムマシン」にしたんではないかな、と

正直、原作を見ている限りでは
沙耶は死んでしまったのでないかと思っていました
原作だとよりそれっぽい表現で描かれていましたし
それに沙耶自身も
「私と出会うルートはBADENDしかないの・・」
と言っていたので最後のシーンは
『沙耶が死ぬ間際に見た夢』
そうだったら良いなという
願いだったのではないかと・・・

だから恭介の言ったことは
その可能性もあるという
優しいウソだったのではないかと
理樹を思いやった言葉だと思っていましたが

アニメの演出をみると
もしかすると本当にタイムマシンにして
時を超えて戻ることが出来たのではないかとも
それは沙耶が元々時を超えて
この世界にやってきているので
そうゆう可能性もあるのではないかと・・・
なんでも出来る世界の話だから
もしかしたら本当に作ることが
出来たのかもしれない


どっちを信じるかは
あなた次第ですが
僕はどうせなら
ハッピーエンドだと信じたいですね
結局真相は明かされてませんし
どう解釈しても自由ですから

というわけで
沙耶編の解説は
一応終わりです

これでもわからなかったら
質問してください

{/netabare}


(佐々美編)


まずは本編の時から随分たつので
笹瀬川佐々美というキャラを
覚えて無い人もいるかもしれないので
紹介から書いてみようと思います


ソフトボール部のエースで4番バッター。
一方的に鈴をライバル視しているが、
鈴からは気に留められていないらしく片想い状態。

気位が高く、「〜ですわ」「ごきげんよう」などといった
お嬢様口調が特徴。いつも取り巻きを連れて行動している。
謙吾に憧れておりアプローチ中だが、
当人は彼女に苦手意識を持っている。

小毬のルームメイトであり、前年度は同じクラスで、
今でも「さーちゃん」と呼ばれている。
周りにはあまり知られないようにしているが、
小動物をかわいがっている。

しかし、猫(特に黒猫)は嫌いらしい。
なお、鈴の髪型が猫の尾をイメージして
デザインされていることとの対比で、
彼女の髪型とリボンは長毛種の猫の耳をイメージしている。
早口言葉のような名前のため、
鈴などによく名前を間違えられている
(佐々美自身も噛んでしまうことがある)



ここから
感想に戻りますが


2話では短くないか?
と思っていたが
元の本編も短めな為か
それほど違和感なく見れた

だがやはり色々な所が
カットされていた為
原作に比べ感動が薄くなっており
残念だった


真人のギャグシーンなんかも
カットされてて残念だった
結構面白くて好きだったんだが

それに佐々美の他のメンバーとの
会話とか可愛い姿とかも
あったんだけどな


あとは謙吾を好きになった理由が
明かされていたんですが
そこもカットされてましたね
結構重要なんですが
時間上仕方ないんですかね…


佐々美が1年の時
先輩にいじめられてユニフォームを
川に捨てられていたのだが
謙吾がそれを届けてくれて
それが理由で惚れるのだが

実はそれを見つけたのは理樹で
ずぶ濡れになりながら
拾い上げたのだが
濡れたまま渡すわけにいかず
着替えるというわけで
謙吾に代わりに届けてもらったのだ


だが原作だと告白シーンがよかったのに
それカットは無いでしょう・・・
あの演出でも分かるんだけどちょっとね・・・

佐々美は好きだからこそこの世界から理樹を帰そうとします。
そして好きだからこそこの世界に戻ってくる理樹。
なんだかんだ言ってアニメでも
このシーンとその後の猫とのシーンは感動した

でも猫の独白がないため
いまいち猫の考え感情が伝わらず
感動が弱くなっていると感じた


酷評気味になったんだが
アニメもそこまで悪くない
ただ原作が良いので
どうしても期待が大きくなってしまう
所為だからだと思う

なんだかんだ
言っても楽しめたし
良かった



ここからは
解説するほどじゃないが
一応説明を書いておきます

{netabare} ~

舞台は2学期の10月後半
本編が終わった後の話ですね
理樹たちが気付いた時には学校は虚構世界の中

それを作り出したのは
佐々美が昔飼っていた黒猫
昔、行方不明になってから
野良猫となりずっと何年もささみを探していた

ついにささみのいる学校に辿り着いた
そしてささみに気付いてもらうべく
ずっと後を着いて回った


そして猫は生き抜きある学校に辿り着きます。
そこで佐々美を見つける猫。でも気がつかない佐々美。
気付いていたかもしれないが
それを認めたくなかった
それは黒猫を残して来てしまった自分を
許せていなかったから
もう黒猫は過去の辛い出来事の象徴になっています



まず恭介は就職活動で居ないんですが
原作だと電話でなんとか
現実世界から連絡をとり
この世界の謎を解くヒントを与えていました

「誰かが見ている夢」が形になったような世界だと。
現実世界の恭介は「今は眠っているはず」と。
現実世界とは時間の流れが違い,実際には一晩の出来事なのか。
鈴と小鞠が夢の中で恭介にこの件を伝えています。
退場者が出るのは異変に気がつくものが出てくると,
世界が維持できなくなるからということです
猫一匹では世界を支えることができないということですね


アニメだとあっさり理解してたが
恭介たちの協力があって
始めて気づけたのだ


それに事情を話していない人も
いつの間にか消えていて
そこもあっさり進みましたが
実は謙吾以外は
すでに気づいて消えています

まず真人と小毬には
事情を説明したんですが
アニメだと真人に話してましたっけ?

それで小毬がいなくなった事で
鈴が心配して鈴にも話して消えていく


姉御は何も接触してないですが
いち早く気づいて
事情を察して消えています
姉御はさすがですね

美魚も影を見たときに
猫の影が濃いことに
気づいてそれで消えます

他のメンバーの所も
カットされていますが
クドとはるかには相談して
それで消えてしまいます

でも寿命が近づいたのか
世界を一人で支えられず
ルールがなくなり
モブのキャラなども
事情を話していないキャラ達も
ほとんど消えてしまい

理樹と佐々美と謙吾以外は
消えてしまう事になる

あとアニメで謙吾は
佐々美の言葉を
聞こえていましたが
原作は確か聞こえていなかったはず


それから黒猫がこの世界を創っていたことに気がつく理樹。
言葉では伝えられないので夢の断片的なイメージで
理樹にメッセージを送っていました。


猫はそれを佐々美に伝えたがっていましたが,
以前の辛い思い出からそれを拒否していました。
それで佐々美は猫に変身するようになっても
その理由に気がついていません。
代わりに猫からのメッセージを受け取る理樹。


そうこうしている内黒猫の寿命がきた
佐々美に気づいて欲しい,
その願いで死の間際にこの世界を創りだしていました。

猫が佐々美と一体化していたことは
美魚が指摘した濃い影に示されていました。
猫が送るメッセージを佐々美が拒否していたため,
それが近くにいた理樹に伝わることに。


しかし一人(一匹)で虚構世界を維持するのは難しい
だからどんどん退場させていった
だがそれも長くは持たず

最後についに猫と再会。
最後の別れの時
やっと黒猫と向き合えて
残された時間を昔のように遊んで過ごす

そして別れの時
猫の夢が叶うことによって
夢は醒め現実世界に
猫を自分の手で弔います。

そしてゲームだとリトルバスターズに
掛け持ちで入部して
そしてエンディングへいったのですが

アニメだと本編の続きということで
佐々美と恋愛にしたくなかったのかも
知れませんね
鈴がいましたし・・
まぁゲームと違うのは
しょうがないですし
別物として楽しみましょう


{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 50

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見なきゃ損する系の作品

このシリーズの第2期に相当する「リトルバスターズ!〜Refrain〜」を視聴したのは、今から約9年前…
ですが、「かぎなど」のシーズン2を視聴する前に見ておきたいと思い視聴しました。

完走して振り返って思ったこと…
3人の女の子に焦点を当てた作品になっているのですが、このEXシリーズでしか深掘りされていないキャラばかりなので、タイトルにも記載しましたが、完全に「見なきゃ損する系の作品」でした。

一つ目が朱鷺戸 沙耶(ときど さや)の物語です。
TVアニメ版第1期ではモブキャラとして登場しましたが、第2期には登場しないというレアキャラの物語です。
EXシリーズ全8話のうち、半分の4話もの尺を割いて描かれていました。

物語の内容は是非本編を視聴して確認頂ければと思いますが、タイトルと公式サイトに記載されているキャッチフレーズが状況と心情の心変わりをしっかりと表してくれています。

第1話:「諜報員 朱鷺戸沙耶」
    あなたはこれから死ぬの。可哀そうに。
第2話:「迷宮の二人」
    うう…。あなた、じわじわくるわね……。
第3話:「闇の執行部」
    もし、今回の任務が終わったら……デートに誘っていい?
第4話:「いつか、どこかで…」
    どうか、ぼくたちにこの一瞬。その永遠を……ください

そしてこの物語のメインヒロインである「朱鷺戸沙耶」ですが、正直メチャメチャ良きです。
CVが「Angel Beats!」のゆりっぺも演じた櫻井浩美だったというのも背中を押していると思いますけれど…
正直メインキャラに勝るとも劣らない強さと美しさを兼ね備えています。
因みに麻枝さんが「リトバスの全キャラ中で、自身のお気に入りキャラクター」とコメントされていましたが、そう思うのもメッチャ納得できました。

正直第3話くらいから涙腺がヤバいです…
そして第4話でしっかり涙腺が崩壊しました。


二つ目は、笹瀬川 佐々美(ささせがわ ささみ)の物語です。

第5話:「佐々美、猫になる」
   このわたくしに二度も! 二回も! 辱めをっ……!
第6話:「誰かが願った小さな世界」
   こんなご褒美くらい、あったっていいと思うんだ。それがこの世界の意味なんだから――。

これだけで、何となく物語の展開は想像できそうな感じ…
でも、これだけの情報があったとしても真相は実際に視聴しないと絶対に分からないと思います。
誰のどんな願いが隠されているのか…そして、その願いにどのように寄り添うのか…
お嬢様口調の女子はどちらかと言えば得意な方ではありませんでしたが、それを含めて好感度が爆上がりです。
やっぱり、独自の物語が描かれると印象はガラッと変わるモノなんですね。


最後は二木 佳奈多(ふたき かなた)の物語です。

第7話:「佳奈多の秘密」
第8話:「僕たちの絆」
   だからこそ、手を繋ぐんだ。手を差し出すんだ

「佳奈多の秘密」なんて意味深なタイトルですよね。
この物語では、その秘密を深掘りすることになります。
秘密と言ったって、やましいことや破廉恥なことばかりではありません。
心の傷やトラウマが鬱積して口に出せなくなることも秘密に含まれると思います。

普段は冷静で融通の利かない堅物、授業の予習復習を欠かさず真面目な努力家という印象が強いですが、この秘密に迫ることで彼女の本心が見えてくることになります。
最終話は「僕たちの絆」というタイトルに相応しい内容だったと思います。
やっぱりリトバスはこうじゃなくっちゃ…!

オープニングテーマは、Ritaさんによる「Little Busters! EX」
エンディングテーマは、鈴湯さんの「目覚めた朝にはきみが隣に」、Liaさんの「Saya's Song」、Ritaさんの「Alicemagic -Rockstar Ver.-」と「Alicemagic -TV animation ver.-」

全8話の物語でした。
この作品でしか深掘りされないキャラの物語はファンなら必見であると共に、Key作品らしい「泣き」の要素も満載でした。
どのヒロインも魅力的でしたが、敢えて推すならやっぱり朱鷺戸沙耶かなぁ…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

アルカット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遂にアニメ完結。本編より面白い。

素直に私はそう感じました。
(半年かかりましたね。ようやく佳奈多ルートまで終了!)


□1~4話まで観て□
 沙耶ルート全4話まで見ましたが、沙耶のキャラが可愛くてしょうがないw
 さて、沙耶といえばOVA等での見切れ芸や、名曲「saya's song」で有名ですが、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 沙耶ルートだからという事も有りますが、本編よりアクション性がずば抜けて強く、動きが良くて楽しめました。
 見終わったらあなたもきっと沙耶が好きになるでしょう。

残りの佐々美・佳奈多の話も楽しみです。


□5・6話を観て□
 佐々美ルートまで視聴終了。本編では適当な扱いを受けていた佐々美の可愛い一面が垣間見えるキレイなお話でした。猫好きの方は必見(?)。

 私自身、佐々美のキャラ順位は正直低かったのですが、これを観てグググン↑↑っとアップしました♪
 少ない登場人物や、2話と少ない話の中でも上手くまとまったのではないでしょうか? しかし、ねっこねこのぬっこぬこでしたね(笑)

 次は、佳奈多ですね!本編ではストーリーの関係上、結構なツンツンさんでしたが、どうなるか本当に楽しみです。


□7・8話を観て□
 ついに、エクスタシー最終章・佳奈多ルートが完結しました。
本編でも描かれていた、佳奈多とハルちん姉妹の強く固い絆に、観ていてこちらも胸が熱くなりました。
私にも兄がいるのですが、ああいう関係を築けたら最高だなぁと思いました。



~総評~
 沙耶・佐々美・佳奈多、どのルートもそれぞれ良い味を出していて見応えが有りました。
 個人的には、やはり全4話と他よりも2倍楽しめた沙耶ルートが面白かったです。「エンジェルビーツ」風のアクションは、こちらもアニメの世界に入り込んだような感覚が楽しめますねw


 本編1期の、2クールかけての自己紹介で退屈したという方が、リアルでもネットでも多かったのですが、このエクスタシーは間違いない作品だと思います。是非、手持ちに余裕がある方は手に取ってみてはいかが?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

60.1 2 姉妹で幼馴染なアニメランキング2位
こはるびより(OVA)

2007年11月21日
★★★★☆ 3.5 (154)
799人が棚に入れました
メイドロボのゆいは、ある日村瀬貴也という男性に購入される。
理想のご主人様のために尽くそうと思っていたゆいだったが、肝心のご主人様は、自分のことを着せ替えさせて楽しむマニアだった!?
メイドロボとしての使命と貴也の着せ替え人形扱いとのギャップに悩むゆいだが、立派なメイドロボとなるべく、まずは村瀬を立派なご主人様にしよう日夜奮闘するのだった…。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

基本的メイドはあまりほしいとは思った事がありませんでしたが、このメイドは非常にほしい!!

ストーリー

主人公の村瀬貴也はカスタムメイドロボ専門店「メイドワークス(MW)」で愛玩用のロボットを買いにいきましたが、美少女メイドロボットのゆいに目を引けれ、メイドロボットを買ってしまいました。

私の感想。

非常に色々な出来事に笑えました。まずはじめに私が笑ったのは世界観です。メイドロボットの事を好きになるような作品は漫画などで読んだことがあったのですが、この作品ほどあわただしくなかったです。そして無駄にクオリティの高いコスチュームにも驚かされました。本当にたくさんのコスチューム、ありがたやー ありがやたー

この作品のキャラクターはどのキャラクターもなんだか似ている所があります。それはもちろん他の作品と同じ用に原作者の癖だと思いますが、この作品はとくに面白い癖でなんとなくすべてのキャラクターに主人公の面影がありました。これはこれで面白いのですが、私的には男性と女性は違っていてほしかったです。

しかし、この作品は3話と言う少々短い作品なのでいまいち楽しめつくせませんでした。もっと長ければ私はもっとうれしいのですが、3話ですと物足りないです。もっとこの作品の魅力やキャラクターの説明がほしかったです。

だが、私もほしいです。メイドロボット。部屋の掃除とか、寒い日に添い寝してもらうとか、一緒にゲームするとか、買い物をするとか、部屋の掃除とか、洗濯とかしてほしいです。すごくほしい!!

オープニング

「エプロンだけは取らないで!」
非常に面白いオープニングでしたが、初めてこのオープニングの曲を聴いたときは何を言っているのかまったく分かりませんでした。けれどなれてくると非常にうれしいですし、非常に楽しめました。動画は非常に面白く、私も非常に楽しめました。けれど、このオープニングはありなのでしょうか?初めは裸の女性キャラクターにタイトルを塗り、それを壁にぶつけてタイトルコール。マジすげぇな。

エンディング

「ラブソングかもしれない」
非常に可愛いエンディングです。まあ、少々この作品のイメージとは合っていませんが、キャラクターが非常に生きています。しかし、最後のシーンは・・・ 何で・・ 最終防衛線が・・・

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

店長さんの粋なはからい?

えっと・・タイトルから緩系と思うと・・

母タイプ姉タイプ妹タイプ幼馴染タイプ・・
ニュータイプツンデレヤンデレクーデレ・・
その他諸々色々なヴァージョン豊富ですよ♪
という店長さんが冒頭から切れてる萌でした。

色々割り切ってる感じで結構笑える。

人間と同等の容姿・能力を持つメイドロボが
実用化されている時代が舞台。

生活サポート型メイドロボのプライドを・・
オタクでフィギュアマニアのご主人様に愛玩人形
として扱われ・・受難の日々をおくるゆいの日常
をコミカルに描いている。


喜多村英梨さんの舌技を堪能するアニメかな?

OVAで全3巻1巻に3話で9話収録。


ゆい(喜多村英梨)生活サポート型メイドロボ・・
愛玩用ではない為・・貴也の着せ替え人形扱いとの
ギャップに悩める美少女メイドロボ。かなり口が悪い。

村瀬貴也(近藤孝行)ゆいのご主人様。
筋金入りのオタクで人形フェチ。着せ替えが好き。

住友みのり(明坂聡美)貴也に恋する巨乳美少女。
父の経営する喫茶店「Cowbeya」の看板娘。

萩原歩美(井口裕香)貴也に懐いてる近所に住む幼女。

久遠(小清水亜美)MW製メイドロボ。諸事情で性格が残念。

さくや(清水愛)大手メイドロボメーカーのテスト用機体。

御堂菫(早見沙織)蘭の姉。貧乳巫女。検定マニア。
御堂蘭(矢作紗友里)カリスマ退魔師を目指す巫女少女。

住友哲志(三宅健太)みのりの父。貴也とは変態コンビ。
娘を溺愛しコスプレ喫茶店を開店。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

無駄に洗練された無駄のない萌え

メイドロボ、巨乳、コスプレ、幼女、未亡人、姉妹巫女など洗練された属性の織り成すギャグOVA
浅ましいが、ど直球作品って感じがして好きな部類です。

パロディで「かゆうま」「Toheart マルチ」「まりみて」「5レンジャー」など
狙いすぎているが故に反応してしまう。これがオタクの性というものでしょうか…
-シナリオ---------------------------------------------
「萌え要素以外のものを削ぎ落として若干のパロディを加えた作品」この一言に尽きる

深夜のノリで「ゆい可愛い、口悪ツンデレメイドロボとか俺得」「これなんてエロゲ…」
「メイドロボ開発マダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン 」とか思いながら見れば楽しめる作品でした。
-まとめ-----------------------------------------------
OPが電波ソングでこれだけで内容の7割が分かっちゃう「エプロンだけは取らないで!」名曲です。

OVAだからこそやれた作品
テレビ版12話で制作するとだれるのは確実
30分3巻のOVAだからこそ勢いだけで楽しめる作品
90分の中に構成を見出すのは困難なため、多くを語るのは無粋でしょう
基本的にキャラクターの可愛さを楽しむアニメ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

63.8 3 姉妹で幼馴染なアニメランキング3位
嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい2(Webアニメ)

2019年11月22日
★★★★☆ 3.3 (53)
202人が棚に入れました
2018年に発表され、全世界に衝撃を与えた
アニメ『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』の続編。
前作に続いて登場するメイド、シスターに加え、歯科助手、
本屋の店員、JC、双子といった新キャラが追加され、
「嫌パンワールド」は新たなステージへ!

声優・キャラクター
石上静香、秦佐和子、竹達彩奈、上坂すみれ、上田麗奈、高森奈津美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サークル「アニマルマシーン」40原氏による、累計発行部数7万部を超える人気同人誌シリーズのアニメ化第2弾。

1期が放送されたのは2018年の夏アニメでした。
それから約1年…まさか2期が放送されるとは夢にも思っていませんでした。


嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい本とは
サークル「アニマルマシーン」40原氏による、累計発行部数7万部を超える人気同人誌シリーズ。
メイドや JK、ギャル、OL、ナース、巫女等々の美女に蔑んだ目をされながら、
おパンツを見せてもらうご褒美シチュエーションが楽しめる作品となっている。
イラスト+テキストのスタイルの他、漫画、ノベル、写真集等様々な
スタイルの商品群がリリースされており、多くの紳士を魅了し続けている。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私には累計発行部数7万部という数字がどれ程凄いのかは分かりません。
でも同人誌の中ではかなり売れている作品という感覚はあります。
メイドさんと巫女さんはフィギィアも発売されていますしね。

まぁ、キャラデザのクオリティは文句なしに高いですからね。
でも、蔑まれながら下着を見せて貰うってどういう需要なんでしょう?
個人的に楽しみだったのは「誰じる声優さん」の1点に尽きると思います。

こちらが1期の登場キャラと声優さんです。
第1話 伊東ちとせ メイド 石上静香さん
第2話 yuina アイドル 長野佑紀さん
第3話 高山マリア シスター 秦佐和子さん
第4話 出雲いおり 巫女 赤﨑千夏さん
第5話 棚橋美鈴 ナース 古賀葵さん
第6話 瀬賀あいり 女子高生 佳村はるかさん

そしてこちらが2期の登場キャラと声優さんです。
第1話 伊東ちとせ メイド 石上静香さん
第2話 双葉夢乃、華乃 双子 あやち
第3話 松浦詩織 本屋の店員さん 上田麗奈さん
第4話 早川菜摘 歯科助手 すみぺ
第5話 藤野莉子 JC 高森奈津美
第6話 高山マリア シスター 秦佐和子

最初はコロコロと軽やかな声質が徐々に冷たく変化していく…
その様変わりする演技は流石声優さんだと思いました。
一般人には絶対できない芸当ですから…

全6話の作品でした。
公式HPには同人誌が紹介されていました。
現在7巻まで発刊されているのでしょうか。
その他には円盤や書籍が紹介されているのですが、何やら奇妙のモノを見つけてしまいました。

「嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい本男子部」

それこそ需要あるのでしょうか!?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

変態さんいらっしゃい!

【概要】

アニメーション制作:UWAN PICTURES、A-Real
2019年11月23日 - 12月28日までニコニコ動画で配信されたwebアニメ。
原作はイラストレーターの40原氏による同人誌で、コミックとらのあなによるアニメ化企画。

監督は、深瀬沙哉。

【作品の解説】

色んな職業や年齢の若い女性から蔑まれつつ、
最終的にはおパンツを見せてもらうシチュエーションがテーマの、
各話独立した短編。

【感想】

500万円以上の制作費を佐藤郁雄プロデューサーに持ち逃げされた作品。
アニメ会社は被害者ですね。
ヤ●カンもですが悪事はデジタルタトゥーとして半永久的に残る時代。
バカなことをやっちゃいけませんね。

さて、本題。かつてはオタク産業を支えていた同人文化・エロゲも勢いを無くしていて、
また、作画さえ良ければ称賛されていてた時代とは違って、
アニメファンの目が肥えてしまっていて、
シナリオの面白さや高度な演出が作品に求められているご時世に、
こんなエロもどきなアニメを出す姿勢は実は嫌いではないです。

とはいえエロが好きなら、年齢指定のあるゲームや映像に手を出せばいいですし、
おパンツを見るのがゴールであるこのアニメならではの、
他の作品と差別化された売りがなければならないわけでして、

このアニメの場合は、エロゲのように男性キャラの視点で画面が動くために、
画面に手以外の姿を見せなくて一切声がない男性キャラ(視聴者のアバター)
に対して、延々話し続けている女性キャラの反応。
最初は男性に対して敬意と好感を持って笑顔で接していた美少女たちが、
男性からの生下着を見せてとの懇願に幻滅して表情・声ともに不機嫌になっていく、
その芝居がメインディッシュで、おパンツは食後のデザート的なもの。

女の子に怒られて罵られることに快感を覚えるマニアなら多分楽しいでしょうね。
女性声優さんたちの芝居が割と良かったので甘めな評価になってしまいました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

そこにパンツがあるから

下着なら誰のでもいいわけないと思うんだよなあ。
でも、罵倒しつつも見せてくれるんでいいですね。
2期も変わらずどうでもいい作品ではあるが、1話5分なので、さくっと見てしまった。なんだか嫌な顔されながらも見せてもらいたい気持ちが少しずつ理解できてきたけど、女性を傷つける言動は良くないね。

歯科助手の早川菜摘さんせっかく勇気出して可愛かったのになあ。
シスターになんて手紙読ませてんだ。しかも頭文字でパンツへの思い伝えるとか。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
2018年に発表され、全世界に衝撃を与えた アニメ『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』の続編。 前作に続いて登場するメイド、シスターに加え、歯科助手、 本屋の店員、JC、双子といった新キャラが追加され、 「嫌パンワールド」は新たなステージへ!


1. 伊東ちとせ(メイドさん)
再びパンツを見せて欲しいと懇願する主人公に、メイドの伊東ちとせは「もしかして、私のだから見たいんですか?」と問いかけるが、 その返答はちとせの想像を超えるものだった……

2. 双葉夢乃(姉)、華乃(妹)(双子)
家庭教師の主人公は、成績が上がったご褒美に夢乃と華乃から遊園地に連れて行って欲しいとせがまれるが……

3. 松浦詩織(本屋の店員さん)
本屋の店員である詩織は主人公の来店を喜んで出迎え、注文した本の感想をぜひ聞かせてほしいと告げるのだが……

4. 早川菜摘(歯科助手さん)
歯科助手の菜摘は「痛いのを我慢して治療を終えることができればご褒美をあげる」と持ち掛けるが……

5. 藤野莉子(JC)
誕生日祝いのデートでファミレスに入る主人公と莉子。プレゼントを満足そうに眺める莉子は、お返しに主人公の誕生日祝いの提案をするのだが…

6. 高山マリア(シスター)
主人公の来訪を温かく迎えるシスターのマリア。主人公はマリアに手紙を手渡すが、そこに書かれていた内容とは……

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
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