学園祭でライバルなTVアニメ動画ランキング 9

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の学園祭でライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月14日の時点で一番の学園祭でライバルなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

89.3 1 学園祭でライバルなアニメランキング1位
君に届け(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (3030)
14940人が棚に入れました
陰気な容姿のせいで霊感があると恐れられ、「貞子」というあだながついている黒沼爽子。
周囲に避けられることに慣れてしまっていた爽子は、わけへだてなく接してくれるサワヤカさ100%の少年、風早翔太に憧れる。自分を変えたいという爽子の背中を押してくれる風早や、矢野あやね、吉田千鶴、真田龍といったクラスメイトたちとの関わりの中で、爽子は少しずつだが自分の殻を破っていく。
ピュアな爽子が友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を知っていく過程を、丁寧に描いていく作品。
一般の少女漫画原作の作品と異なり、ドロドロとした女の戦いなどはあまりなく、それ以上に爽子が不器用ながらも自分の気持ちに正直に生きていく姿を中心に描かれており、思わず見ていてニヤニヤしてしまう学園青春ストーリー。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

純愛物語。

アニメーション制作:Production I.G
2009年10月~2010年3月放映。

『別冊マーガレット』で連載中の、少女漫画家の椎名軽穂さんによるベストセラー。
原作のepisode27まで、入学からの9ヶ月目までをアニメ化。

主人公の黒沼爽子は、陰気な雰囲気から「貞子」と呼ばれクラスから浮いたぼっちな女の子。
北幌高校に入り、クラスメイトで人気者の風早翔太との関わりをきっかけに、
彼女の人生は一歩前を踏み出します。

アニメを観た印象。それは…想定された視聴者である少女の願望に一致した夢の様な世界。

爽子は不器用でピュアな心の持ち主で、磨けば光る美少女の原石。(今のままでも綺麗ですが)
実は学業が非常に優秀なうえに、ものすごく気配りが出来る善人。
これほどの女の子がいたら、クラスで浮くどころかモテそう。嫉妬する娘も出てきそうですが。
爽子は自己評価が恐ろしく低い娘なのですが、これほどのスペックで何故?という疑問が。

風早くんは、イケメンで優しくて笑顔が可愛いスポーツマン。一緒にいると癒やされるタイプ。
爽子一筋で絶対に浮気なんてしない理想の彼氏。
(まだ、交際をしていないですが)

爽子と風早くんは、顔を合わせる度にドキドキドキドキドキドキ!
初々しさにあふれた二人は、もう結婚しちゃえよ!てぐらいラブラブ。
ぐうの音も出ないぐらいに、お似合いすぎるカップルです。

爽子には、心の底から信頼できる親友・あやね&千鶴が出来て、本当に良くしてくれる。
千鶴の幼馴染の真田龍は、風早くんとは違ったタイプのイケメン。嘘とか絶対に言わないまっすぐな男。

初期の、ぼっち設定が嘘みたいに、いい人にばかり囲まれて、
こんな青春を送れたら幸せだろうな…まさに少女の夢という物語でした。
性格はきついけど憎めない、とても可愛い容姿のライバル・くるみもいますしね。
実は私、くるみが一番のお気に入りだったりします。
彼女には人間としての弱さも含めて、主役でも良い魅力がありました。

少女漫画らしく三角関係はあれど、本気で恋愛感情を抱いてくれた相手には誠実に対応する登場人物が多く、
誰かが誰かを好きであることが丁寧に描かれていて、
恋愛漫画とラブコメは別ジャンルなんだなと、この作品で再認識しました。
(ラブコメだと、女性キャラの全員が主人公ハーレムの一員でないといけないことが多いですし)

と、ここまで書いてみましたが実はこんなの全くの認識不足です。
「君に届け」という作品を全く解っていなかったです。

2期にあたる原作の続きの部分を読んでみましたが、
爽子の性格の裏付け、風早くんの優しいだけではない人格など、掘り下げられていたり、
楽しいだけではない、恋愛感情につきまとう心の痛みとか、しっかり描かれています。

原作の途中でアニメも区切りをつけて作品としては不完全ですので、
とりあえず、1期を観たならば続きも観ないとダメだなと思いました。

これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 81
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

キラキラ☆ニヤニヤが止まらない!

原作未読。

主人公の黒沼爽子(くろぬまさわこ)は、暗い印象で、周囲に「貞子」と呼ばれ、クラスになじめないでいた。
しかし、実のところは、鈍感なだけで、とても前向きな女の子。
誰にでも平等にふるまう、風早翔太(かぜはやしょうた)と出会ったことがきっかけで、爽子と爽子の周囲がどんどん変化していく、青春ストーリー。


爽子は、健気で、どんなことにも一生懸命で、とても魅力的な主人公です。
なかなかうまくいかないときは「頑張れ!!」と、応援してしまいます。
そして、何か一つがうまくいくと、ニヤニヤが止まりません。
ずーっとニヤニヤさせられる回もあるので、視聴中に顔を見られたら不審者扱いされます。

爽子を支える周囲の人たちもしっかり個性立てされています。
本当にみんなキラキラと輝いていますね……エフェクト付きで。
{netabare}
矢野さんは、怖さと優しさのギャップが素敵。
龍は、漢!!
吉田さんは、感情豊かで見ていて飽きません。
風早くんは、何でもできそうに見えながら、ドギマギしてて、男から見てもかわいらしいです。
くるみちゃんは、やったことは迷惑だったけど、気持ちを打ち明けたシーンで泣いてしまいました。
ピンは、ギャグキャラに見えて、何気にキーパーソンになってますよね。
{/netabare}


テーマは、「人に想いを伝えることの大切さ」。

誰もが、人付き合いで悩んだことがあると思います。
その悩みを、「友達とは何か」という根本的な部分から、階段を登るように一歩ずつ、丁寧に描いています。

「○○は今、××に対して、□□という気持ちを抱いているので、△△したい」
このように、想いを言葉として、キャラクター、そして、視聴者に伝えるのが、爽子の役目です。

それを異性に対して発展させたものが恋。
同じように、「恋とは何か」というベースから、一つ一つかみくだいて表現してくれています。

おかげで、登場人物の気持ちが手に取るように分かります。
だからこそ、応援したくなるし、うまくいっているとニヤニヤさせられる。
そして、登場人物がうれしいときやつらいときには、一緒に泣いてしまう。
そんなふうにして、感情移入ができるアニメです。


丁寧ですが、テンポを損なっていないのもポイント。
ほどよく大事な話、ほどよく日常的な話、とバランスがとれていて、とても見やすいです。

ストーリーも行き当たりばったりではなく、しっかりと計算されています。
そこに、視聴者の予想の外をいく、ロマンチックなサプライズのアクセント。
{netabare}
ラーメン屋の名前が「徹龍件」というのは、後に出てくる徹(とおる)のことを表していたんですね。
他にも携帯電話を持っていないという設定や、吉田さんとくるみちゃんが同じ学校だったことなどが、しっかりと後々の内容に生かされています。

パパから携帯、風早くんからストラップのプレゼントをもらったときは鳥肌が立ちました。
そして、「ちい」という呼び名が、笑顔になれるという意味があったと知ったときはもう;;
{/netabare}

悩んでいるときに見ると元気になれるアニメ。
キラキラな青春を感じさせてくれるアニメ。
青春=恋ではなく、友情を基本にしているのが良かったですね。

OP、EDも素晴らしいですし、BGMの使い方もグッド。
少女漫画原作ですが、男女関係なく楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

能登さんの演技に舌を巻いた<大好きな作品につきレビュー増量、点数も4.7→4.8に変更>

ポジティブに暗い爽子とひたすら爽やかな風花君の学園恋愛アニメ。
じれった~い、じれったい♪
とっととくっつけ~の世界ですが、そこは少女マンガ原作アニメ。
あっちでこっつんこっちでこっつん、そして安心してニヤニヤできます。

私は、風早君と爽子の関係よりも爽子の友情物語に感動しました。
6話がその象徴です。
真の友を信じること。
何を信じるかで結果は180°変わります。
そのためには、自分の内面をじっくり見据えること。
これが大事です。

一見悪役に見えるくるみちゃんに私は好感を持ちました。
風早君を獲得するためには手段を選ばない。
その一途さは学ぶべきところ大です。

爽子役の能登麻美子さんは、私の好きな声優さんのひとりです。
おどおどしつつも誠実な声。
その演技は爽子の性格を見事に表現しています。
さすがです。

<ついでに>
{netabare}「君に届け」これは風早君の想いです。
自信のない爽子にとっては、人気者の風早君は雲の上の存在。
まさか、風早君が自分のことを好きだなんて考えもしない。
だから、風早君の想いがなかなか届かない。

人に本当の気持ちを伝えることはなかなか難しいです。
誤解や思い込み、そして自分を守ろうとする心の動き。
様々な障害を乗り越えて、互いに理解する。
そのためには、素直な想いを形にする努力をしなくては・・・ね。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 64

78.5 2 学園祭でライバルなアニメランキング2位
この音とまれ! 第2クール(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (271)
1012人が棚に入れました
廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語―

声優・キャラクター
内田雄馬、榎木淳弥、種﨑敦美、細谷佳正、石谷春貴、古川慎、井口祐一、松本沙羅、浪川大輔、金尾哲夫、花江夏樹、朝井彩加、水樹奈々、佐倉綾音、安済知佳、寺島惇太、保志総一朗、山谷祥生、蒼井翔太、東山奈央
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

音の一粒 黄金一粒

原作未読


この度の初話。『関東邦楽祭』というワードをしっかり覚えていた視聴者はいただろうか。
“分割2クール”スタイルが定着した今日この頃。ぶつ切りの13話から早3カ月。14話はその13話から地続きでスタートしてました。リアタイ視聴も考えものです。まとめて一気に観たほうが良さげな放送スタイル。それが“分割2クール”です。
そういえば今回の2クールめ放送直前に1クールめを直前視聴されたレビュアーさんがいらっしゃって「その手があったかー!」と妙に納得しました。視聴する分には、間隔空けずまとめて一気にこしたことないですもんね。

だって、さとわも愛もなんなら武蔵だって1クールめ序盤の頃と明らかに違ってるはずですもの。
{netabare}※さとわは「あんたら踏み台。全国連れてくから素人は黙っといて」くらいの勢いだったよ(^_^;){/netabare}
観終わってから登場人物の成長に目を細めるには記憶が怪しくなっていて勿体ないなと心底思います。
良い作品であればあるほどその思いを強くするわけでありますが、本作がまさにそれ。


音楽もの特に演奏シーンと物語の融合という点で『四月は君の嘘』『響け!ユーフォニアム』音でも魅せた偉大な先達が壁となって立ちはだかります。
というより比較されます。ベンチマークが『ユーフォ』というのも後進のつらいところです。手書きorCG。モノローグ。心象風景の映像化。止め絵の配分。運指の正確さ。観客の反応。そして回想シーン。あの手この手を駆使しての“音楽もの”本作はどうだったんでしょうか。

作品の序列は置いときましょう。すごい良かったと思います。
箏奏者だった原作者。作中のオリジナル楽曲は身内が作曲。題材である“箏”が血肉となってる身内同士のチーム。どう考えても最強です。画力や話構成なら漫画家のポテンシャルでしょうが、それとは別のネタ帳レベルでのリアリティについて絶対の信頼を寄せられる“扱う題材のトッププレイヤーがそのまま書いてる”という事実。
前半1クール序盤での懇切丁寧な説明もそこで終わらずさらに踏み込んできた今回後半。

 一音(いちおん)

…わかるようでわかりません。視聴者がギリギリついていけるかどうかの技術の説明やプロの感覚を惜しげもなくプッシュしてきました。情報過多に思えますが不快さはありません。

わかりやすくないとぶーたれるところを、私は肩書き/略歴で平伏しときました。「プロのあなたがそう言うならそうなんでしょう」…この感覚は自分でも新鮮でした。


演出面でもぬかりなかったような。
※{netabare}「天泣」部室での練習シーン。晶から指摘された17弦と独奏の音のズレはしっかり耳でもわかりました。{/netabare}
上手と下手が素人でも感じられるのです。

{netabare}姫坂→珀音→時瀬と続く予選。姫坂の音圧に圧倒されました。珀音もまた別角度で。どんだけハードル上げるのさ、からそれらを超える時瀬の演奏でした。
ライバル校の演奏、その積み重ねもちゃんと説得力ある形で描きながら、さらにその上を描く。作品の中の観客と同じような感銘を自分は受けました。途中で姫坂の穂積先輩に横恋慕したのは私だけではありますまい。
第23回~第25回の3話はたいへん見応えがあったと思います。{/netabare}


偉大な先達との比較。“楽器”“演奏”への深い造詣という点では抜きんでていると思われます。演奏なんてたかだか作品を構成する一要素なんですけどね。それでもこの部分でエモく揺さぶられたい欲望を私は抑えることができません。



物語に戻ります。

■ラブは添え物程度で

顔をすぐ赤らめるWチョロイン(少年誌仕様)
女子が欲しい時に欲しい言葉(少女漫画仕様)

{netabare}失礼ながらモブ感の強い時瀬の3人組。味はあってたまに見せ場のあるこの立ち位置。古くは『スラムダンク』の水戸洋平ら。直近だと『からかい上手の高木さん』の三人娘。物語の核となる恋愛のプレイヤーにはまずならない人たち。部内三角関係とか恋愛複雑化を一切心配する必要がない安全パイです。{/netabare}
{netabare}真白先輩。成長した武蔵に胸キュンなんて展開にしないですぐに練習へ回帰。{/netabare}
{netabare}他校生。同じくちょっかい出したり出されたりもさることながら、他校内カップルの気配すら薄い。{/netabare}

主要ボジションでのキャラ配置からの推察。どんどんへし折る恋愛フラグ。おそらく恋愛は1体1でしかやる気ありませんね。恋愛仕様なキャラデザインはミスリードじゃないかしら。私は歓迎します。
{netabare}妃呂も部活引退するまで気持ち封印すると言ってるし、続編あるとしても時々顔を赤らめる程度でお茶を濁しとくぐらいでお願いします。{/netabare}



■一応弱小校でしたので

トップクラスのプレイヤー+有能な指導者+裾野が広くない=ジャイアントキリングの条件 

これすなわち↓

さとわ覚醒 + 滝浪センセ本気出す + 神奈川全14校

とこんな感じでピースが埋まっていくことは前半終了時点である程度予想され、このへんおざなりにすると「ご都合主義!」すかさずツッコミ入るでしょう。及第点与えて良いと思います。
{netabare}さらに堂島晶さんの登場で説得力が増しました。{/netabare}



■闇落ちと簡単にはいいますが

愛もさとわも妃呂も前半1クールで陽のあたる場所に出てきてしまったので闇キャラ不足を心配しましたが思わぬところから援軍が!

 堂島晶(CV東山奈央)先生

前半で切った方はもったいない。ややありがちな高校生らのものとは別格の上質な闇を覗き見ることができます。実はエンドクレジット見るまで日高のり子さんだと勘違いしてたりしました。



■“天泣”これだけはいいたい

1.{netabare}冒頭の一小節を奏でた瞬間に全てを悟るさとわ母がすこぶる良い。途中だったり全部聞いてからじゃないのが大事だったように思える。
一音(いちおん)を大事にするコンセプトが徹底されてるかのようでした。最高!{/netabare}

2.{netabare}ソロさとわは別格で周りが合わせられるわけない、を受けての17弦の一音がすこぶる良い。深いところから響く低い一音。うむ合っている。
“合わす”でも『大量の音の符を合わすことに特化した姫坂』『絶対的エースを際立たせるための合いの手としての珀音』らのトップ3校の違いを分からせる会心の一撃でした。{/netabare}

3.{netabare}3校の違いはあれど、エース(独奏)とどう絡ませるか?の課題は珀音と時瀬は似ており、アプローチの違いで時瀬に分があるという演奏結果でした。実質は姫坂と時瀬の一騎打ちだったように思います。
すこし遡って、珀音は数か月前『関東邦楽祭』で全国トップの東京の高校と同列評価を勝ち取った学校です。邦楽祭から珀音は底上げしてきた。それ以上に慢心を捨てた姫坂が上り調子で、時瀬も言わずもがな。若い人たちがそれこそ僅かな期間で化けるのを目の当たりにしたような爽快感があります。
私は野球をやってましたが、春の甲子園に出場した学校(前年秋の実績)と練習試合(当年夏前)を組んでもらって対戦してみて「あれ!?そんな強くねーな」という経験をしたことがありますがそんな感じ。{/netabare}




なんといいますか、、、
全26話満足の一品でした。



■オマケ

{netabare}さとわが愛のために買い揃えたいちごグッズ。“うまい棒いちご味”に興味津々。“ポテトチップス ショートケーキ味”が意外と美味だったのでわりとイケるかも!{/netabare}

{netabare}偉大なる先達を彷彿させるキャスティングがところどころに。ボケるには文量増え過ぎちゃったのでやめときます。{/netabare}



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------
2020.03.01
《配点を修正》+0.1


2020.01.23 初稿
2020.03.01 配点修正
2020.07.30 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 54
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

黒い晶ちゃん先生と白い晶ちゃん先生

原作未読
1クール目視聴済み

箏の素晴らしさが詰め込まれた作品でした。
25話の演奏の為にアニメ化されたと言っても
過言ではない程、箏の演奏で感動しました。

お話のざっくり概要
1クール目で色々とてんやわんや合ったけど
ヒロちゃん先輩も加わり部員が7人になって
本格的に全国目指して練習の日々
そこに指導役として晶ちゃん先生がやってきた!
波乱続きの筝曲部…周りは強豪校ばかり
武蔵とヒロを全国に連れて行く為に一丸になって
前に進む… だいたいそんな感じ

冒頭でも触れてますけど、
箏の演奏が素晴らしいです。

■姫坂
{netabare}
音の迫力、曲の力強さ、演奏の一体感
凄まじいものがありました。
他の二校に比べると、技巧よりなので
曲を魅せるというよりは技巧を魅せる構成で
圧倒はされるけど、感動としては薄い感じ…
ただ、これ生で聞かされたら圧倒されるなー
と思う迫真の演奏でした。
{/netabare}

■珀音
{netabare}
一番、箏っぽいというか古典っぽい感じで
凄くレベルの高い曲だと思いました。
箏の少ない音階で多彩な音の表現が素晴らしくて
それでいて超絶技巧押しって訳じゃなくて
楽曲としてもまとまっている良い曲です。
{/netabare}

■時瀬
{netabare}
心が動くとはこういう事だなと思いました。
この曲の為に用意された25話は2クールの
集大成というか、この曲の為にこのアニメがある
そう言える程、演奏&映像その全てが完璧です。

三校の中では最もキャッチーなメロですね。
現代曲っぽいです。魅せるべき所と抑える所
緩急、メリハリが効いてて一番華がある曲です。
休符の使い方が最も巧くて聞き入ってしまいます。

最後の1音はタイトル回収と思える程の
時が止まる1音でした。
{/netabare}

2019年の神回の中で1つだけ選べと言われたら
この音の25話を選びます。

恋愛部分について
{netabare}
えーと、どうでもいいけど
さとわちゃんと、ヒロちゃん…
どっちもチョロインすぎません?w
いやまぁ、筝曲部の部活の方がメインで
恋愛がオマケな感じだからその方が
話が手っ取り早くていいんでしょうけどw
{/netabare}

晶ちゃん先生について
{netabare}
すごくどうでもいい話を一つしますと
エリーゼってお菓子あるじゃないですか。
あれ、白と黒ありますけど
どっちの味がお好みですか?

ちなみにうちの実家では白が大人気過ぎて
最終的に黒だけ残るという現象が発生してましたw

白い晶ちゃん先生…好きです(´∀`*)ポッ
だってx100…なおぼう可愛すぎるでしょーw

黒い晶ちゃんも美味しいなー思って見てたら
更に美味しい白が出てきてホクホクですよ。
{/netabare}

さとわについて
{netabare}
和解できて良かった~
なんていうか昨今は親子の溝が深い作品が多くて
暗い話が多いですよね…でも
それを埋めれるエピソードはやっぱり良いです。
晴れやかな気分で最終回を見終えれました。

あとはチカを陥落させるだけだね!頑張れw
{/netabare}

作画は25話がやっぱ凄いですねー
手書きで演奏を描き切ってます。
演出や表現の工夫もモリモリ。華やかさがダンチ
あと、25話は終始かずさが可愛いですwww

部活物が嫌いじゃなければオススメの作品です♪
1クール目で不良で胸糞になったとしても
最後まで見て損しない作品ですよ!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

マイナー競技故の・・・

原作未読。最終話まで視聴。

第1クール同様、真面目で、一生懸命で、お互いを思いやる優しさを持つ部員達。
晶の心さえも動かしてしまう、魅力溢れる部員達を描いた、とても素敵な作品でした。

【マイナー競技故の・・・】
筝曲部って、私の母校にはありましたけど、どちらかと言えば、いわゆるマイナーな部活動。
そもそも、琴の演奏自体、日常で耳にすることが無いですよね。
だから仕方ないんでしょうけど・・・。

{netabare}25話の『天泣』の演奏シーン。
とても素敵な演奏で、凄く感動的だったと思います。
ただ、演出が・・・。

明らかに脇役と思しき面々の感想や解説的なセリフが耳障りと言うか・・・。
原作がこうだったのか、アニメ化する際の演出としてこうなったのか?
原作未読組の私には図り知れませんけど、もう少し、視聴者を信用して欲しかった。
姫坂女学院や珀音高校の演奏にしても同様。

まあ、『響け!~』の第2期の第5話を視聴していなかったら、そこまで気にならなかったかもしれませんけどね(笑)。{/netabare}

あれ?「お気に入り」の作品なのに、酷評みたいになっちゃった(笑)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

69.0 3 学園祭でライバルなアニメランキング3位
ハイスクールD×D HERO(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (205)
1269人が棚に入れました
早朝から誘惑してくる朱乃、急接近してきた小猫、そしてますます積極的になったアーシアに、3人への対抗心を燃やすリアス。
歌劇な争奪戦の中心にいる一誠は、幸福なエロエロライフに鼻の下を伸ばすばかりだった。

平穏な日常をマンキツする一方で、オカルト研究部のメンバーばバアル家とのレーティングゲームと一誠たちの修学旅行に向けて着々と準備を進めていた。

修学旅行の行き先は、異なる神話体系が存在する京都。
観光を楽しもうとする一誠たちだったが、到着するやいなやカオス・ブリゲード一派と古都に棲まう妖怪たちの悶着に巻き込まれてしまう。
一誠はリアスの愛する京都を守るため、新たな「可能性」を模索するが……。

声優・キャラクター
梶裕貴、日笠陽子、浅倉杏美、伊藤静、竹達彩奈、野島健児、小山力也、逢坂良太、中村悠一

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「HERO」のタイトルに偽りなし。「H」で「ERO」な作品!?

原作未読。最終話まで視聴。

相変わらずのハーレム&微エロ系アニメ。
だけど、相変わらず物語としてしっかりしている。
今期も安定していて面白かった。

ムムムッ?キャラデザが変わっている?
作画の乱れはご愛敬?

『おっぱいドラゴン』と『スイッチ姫』って、こうやって活字にしてみると、すごいなぁ!
しかし、”立派な”おっぱいドラゴンって何?(笑)

今更だけど、オッパイを出す必要ってあります?
このせいで評価が下がっているような印象が・・・?

まだまだ続きそうな勢いですね。
楽しみにして待ちたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もはや乳を愛でるアニメでしかない(それでもヤメラレナイ 悲しき性(さが))

おいおい!リアス部長がおたふく風邪に感染しとる!
あら、アーシアちゃんもムンプス伝染ったの?
よく見たら駒王学園オカ研みんな流行性耳下腺炎やん!
…と思ったら、今期から制作会社とスタッフが総替わりしたせいで、絵が今までと違うのね。

今までの絵柄が好きだったから違和感あるけど、せっかく全3期見てきたので今期も全話視聴。

ハイスクDxDシリーズの魅力。それは、ただのハーレム微エロでは終わらないストーリー性。
熱い主人公で共感でき、そいつがド直球ドスケベの馬鹿野郎で無駄に面白い。
という点だった。

それなのに…今作は原作未読だとさっぱりわからない展開に終始してしまった。
過去3期作を全て見ている小生でさえも、ついていけなかった。
(前作までも少しついていけないところはあったが、許容範囲だった。)
正確に言えば、新たな変身や特技、背景知識などなど、これまでのストーリーで未出(または既出でも一度さらっと見せただけで印象に残っていない)な事柄を、
視聴者が分かっている前提で次々と登場させてくるので、理解できずに一話が終わる。
さらにそれらは無駄に長い横文字なので、余計に理解しにくい。
制作会社とスタッフの総入れ替えが原因でしょうね…
これでは新規顧客は得られないし、常連さんは逃げていきますょ…。

そして、各話必ずあらわれるπポロリ、そして時々ハーレム展開。
もはや、「今週のハイスクDDは誰の乳(new)がボーン (Born) と出るのか?」という、
Haremでエロ(ero)い描写を楽しむアニメと化してしまった。
{netabare}
A/Bパートのアイキャッチ、今日は誰が脱ぐのかな♡
今週は誰と誰がハダカで迫ってくれるのかな♡
{/netabare}
サービスショットだけを楽しみに、ストーリーは…もうどうでもいいや。
主人公の熱さも、少し空回り気味な気がするし(ストーリーが把握できていないからかな)。
てな感じの完走でした。

……ええ。それでも全話見た私はただのスケべです。
そして次期作もあるなら楽しみにしています。
だって、男のコだもん!ヤメラレナイのは悲しき性(さが)だもん!
{netabare}おっぱいドラゴンずむずむいや〜ん{/netabare}でニヤけちゃうもん!

くっそー、次作は原作未読でもちゃんと理解できる作りにしてね♡
いや、ほんとマヂでお願い、Passioneさん、あと監督の末田宜史さん!
ドレスブレイクとパイリンガルの出番も増やしてあげて!

あ、でも子猫ちゃんがデレたのは悶絶。過去作全て見てきた小生はそこに大満足。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

???

あれっ、何かが違う。
こんなアニメだったっけ?
エロ度減に愕然です。

まずは何より、EDがおかしな方向へ。
端的に言ってしまえば、普通のエンディング映像です。
過激さがありません。

もっとも気になったのが輪郭。
えらが張っておたふく状態へ。
アリシアなんて、原形をとどめていません。

物語は、京都編と試合編。
そんなに面白味は感じませんでした。
京都編で登場したロリさんと熟女さんもパッとしないし。

物語も進んで無いような気がします。
ハーレム王ももういいかなって感じ。
とにかく、在りし日のアリシアを返して。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

72.0 4 学園祭でライバルなアニメランキング4位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (265)
961人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

バナナイス!

日常パートは総じて面白かった。
第4話の{netabare}アリバイ作り~翌朝の先生のヒトコト{/netabare}までのくだりは腹を抱えて笑えたし・・・。
うん、日常パートはそれなりに面白かった。

キリンさんオーディションパート(ミュージカルパート)は、当たり外れが大きかった。
正直、評価が難しいな。

7話の{netabare}タイムループ{/netabare}展開以降は、少し物語の様相が変わる。

バナナの声優さんの演技の酷さが・・・。
後半の重要人物なのに!

作画は綺麗だけど、静止画が異常に多かった気がする。
途中で何回、画面がフリーズしたと思ったことか(笑)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

商業的、だけじゃない。

原作、というかアニメ以外の周辺コンテンツは見ていません。
TV放送のCMを見ると分かるのですが、
ミュージカルをメインにしたメディアミックスという
ちょっと変わった作品です。

私はラブライブを視聴していないので、
商業的な作品というのがあまり分かっていませんが、
本作はアニメ単体でも見どころがあったように感じました。
キャラ押しというよりは、雰囲気押しですが、
なんとなくやりたいことは伝わってきます。

ただ、全体としてはキャラが多いので、
それぞれのキャラパートの回になると、
ちょっとストーリーが薄いように感じました。
1話のワクワク感と、最終話の盛り上げを全体を通して出せれば、
もう少し評価が上がったかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

74.2 5 学園祭でライバルなアニメランキング5位
食戟のソーマ 餐ノ皿(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (390)
2041人が棚に入れました
実家の定食屋「ゆきひら」を手伝いながら料理の腕を磨いてきた幸平創真は、
超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」へと入学する。
創真は学園で様々な料理人たちと出会い、成長を続けるなかで
「自分だけの料理」を模索し始めていた。

実際の料理の現場へ赴き実戦を学ぶ
カリキュラム「実地研修(スタジエール)」で
さらなる経験を積んだ創真は、
“これまでの自分(ゆきひら)”を破ることで、
新たな“「ゆきひら」の料理”へと辿り着く。
実地研修の課題もクリアし、また一つ成長を遂げたのだった。

実地研修を終え、食戟でさらなる研鑽を重ねる日々を送る創真は
「紅葉狩り会」の場で、ついに相見えた
学園の頂点、遠月十傑にも勝負を挑む。

創真が十傑と勝負するために目をつけたのは、
遠月恒例行事である学園祭――その名も「月饗祭」。
毎年50万人が訪れる怪物イベントで、彼は何を起こすのか!?

一方、その裏ではある人物による計画が動き始め――?
創真の新たな戦いが幕を開ける!

声優・キャラクター
松岡禎丞、石田彰、伊藤静、釘宮理恵、花澤香菜、梶裕貴

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

田所恵(たどころ めぐみ)の嫁力炸裂。

週刊少年ジャンプ掲載の『食戟のソーマ』が原作。第3期目ということで、「餐ノ皿(さんのさら)」。

第2期目まで薙切えりな(なきり えりな)役が種田梨沙さんでしたが、今期はOVAでも起用された金元寿子さんに変更となっています。収録時の種田さんの体調不良によるものでしょうが、キャスト再交替はないかもしれませんね。

現在、第2話まで視聴済み。

父親に課された料理修行のために遠月茶寮料理學園(とおつきさりょうりょうりがくえん: 通称「遠月学園」)に入学することになった幸平創真(ゆきひら そうま: 通称「ソーマ」)と学園の生徒たちによるお話です。

食戟の設定が「料理バトル」そのものであるせいもあってか、相変わらずOP主題歌がバトルものみたいになっています。

料理を食べた人間のリアクションこそエロかったり人間離れしてたりしますが、料理自体は意外と穏当でものによっては「作ってみようかな」と思える感じです。

創真(そうま)くんの料理人としてのバックグラウンドが「大衆食堂」っていうあたりとも関係があるかもしれません。

・遠月学園では料理が上手いものが偉い
・学園内で揉め事は「食戟(しょくげき)」と呼ばれる料理対決で解決
・その他、遠月学園の料理人育成プログラムとしての課題やコンテスト

といった要素で安定のストーリー運び。今期は月饗祭という学園祭的な行事での模擬店出店における売り上げバトルでスタートです。

タイトルの「嫁力」については、ぜひ本編をご覧ください。

2017.12.20追記:
事実上の分割2クール構成でしたね。次が4月からということなら、一息入れて立て直しといったところでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お上がりよ!

原作未読 全12話

主人公の幸平 創真(ゆきひら そうま)が名門料理学校の遠月茶寮料理學園に入学して様々な食の試練を乗り越えていくお話です。

今回、前半は学園祭である月饗祭、後半は遠月學園に激震が走る出来事を中心に展開していきます。

月饗祭での対決は面白かったですね。創真たちのお店もですが、あり得ないキャラの組み合わせで出店しているやりとりが面白かったです。

薙切 えりな役の種田梨沙さんがご病気で今は復帰されたみたいですが、第2期OVAと今期の3期は金元寿子さんが演じられています。違和感は最初だけで

後半は、新キャラが多数出てきます。結構酷いことが多々ありましたね~ でも創真の性格が雰囲気を明るくさせます。{netabare}(叡山先輩、悪どかったですね。でも表情がどんどん悪人の顔になってくるのが観ていてちょっと笑ってしまいましたw){/netabare}

切りのいいところで終わりましたが、続きは2018年4月に放送するみたいなので楽しみです^^

OPはZAQさん、EDはnano.RIPEさんが歌っています。どちらもらしい曲でしたね^^
{netabare}
最後に、いくらなんでも甘栗?とインスタントコーヒーでは、第一席には勝てないでしょうねw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いまさら特に書くこともないですが、安定して面白いです

学園料理バトルアニメの3期。全12話。
視聴前は、薙切えりなの声が種田梨沙から金元寿子に変更になることが少し不安でしたが、実際始まってみると結構すんなりと聞き慣れて、途中からは特に意識することもなくなりました。
作品の雰囲気は前作までと基本的に変わらず、安心して楽しめました。特に前半、学園祭での模擬店売上勝負の部分は面白かったです。2期を観たときにも感じましたが、どうも個人的には、食戟やトーナメント戦などでの直接的な料理対決よりも、店のメニューやオペレーションを改善して集客や売上をアップさせるような展開のほうを面白いと感じるようです。また、前作よりも、ストーリーの中でのヒロインの存在感が大きくなっていたのも良かったです。
音楽はOPがZAQ、EDがnano.RIPEということで、どちらも手慣れた感じを受けました。作画は全体的に綺麗。ただ、ときどきキャラの顔に違和感がありました。
この3期は分割2クールだったようで、18年4月から「食戟のソーマ餐ノ皿 遠月列車篇」が放送されることが決まっています。ストーリー的にも続きが気になるところで終わっているので、普通に楽しみです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

67.3 6 学園祭でライバルなアニメランキング6位
スタミュ(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (62)
294人が棚に入れました
「夢を諦める方法なんて、知らない――」『憧れの高校生』を追って、音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太。1年間に渡る入科テストに合格し、2年生から晴れてミュージカル学科生となったのだが、新学期早々彼らに“新たなる試練"が……!2年生最初のカリキュラム。それは、卒業した鳳たち≪華桜会≫がメインキャストを務める≪卒業記念公演≫のサポートをすること。伝統の演目・ミュージカル『Shadow&Lights』には≪2年生育成枠≫と呼ばれる5役が存在し、毎年2年生の中から1チーム5名だけが、演者として舞台に上がることが出来る。それはミュージカル学科生として名誉であり、尊敬する元指導者との共演を果たすということでもあった。栄光への切符をかけ、星谷たち新ミュージカル学科生25名は≪育成枠オーディション≫へ挑む! 青春ドタバタ・ミュージカルストーリー、再び幕が上がる、その瞬間。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、平川大輔、諏訪部順一、森久保祥太郎、鳥海浩輔、羽多野渉、子安武人、森川智之、置鮎龍太郎、保志総一朗
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

1期より良くなってる![完走後追記]

1期の評価は自分的に総合点2.3〜2.7というところだったけど、
2期3話まで見たところ、少なくとも作画が1ランク良くなって、まともなミュージカル要素が出てきたってところが好評価。

1期はミュージカルとは名ばかりのアイドルショーしかやってなかったのが不満だったし、酷くは無いけど全体的にありきたりな展開に感じていたのがね。
それでも前期から変わらず、いきなり歌う面白さ。映像的にもレベルが上がってたのは素直に素晴らしい!
まさかスタミュで録画消すのがちょっと惜しくなると思わなかったよ。

2期からかなりのキャラ数をぶっ込んできたから、1期を見てないと中々覚えるのは大変かも。
1期は主人公率いる落ちこぼれチーム鳳VSライバルのトップチーム柊という単純な構造でスッキリ分かりやすい。
だから2期もそのまんまで行くかと思ったら、5チーム25人がクラスメイトになって、各チームへのフォーカスも少しずつ見えてきた感じ。
1期は全然印象に無かったキャラもいるのにね。
単純構造じゃない総当たり戦な要素も入ってきたし、意外にも少年漫画みたいな熱血と成長も期待できそう☆

それに何と言っても、トップスター率いる大先輩OBの華桜会が集合‼︎
声優が豪華すぎる!(子安、森川、置鮎、保志。敬称略)
まさかこの人らがグループで歌うなんて、この時代に歌うとか信じられないよ!
貫禄と声の深みが半端なさすぎてヤバイ!


だがしかし!
自分は声ヲタでないので悪しからず!!
直前番宣と予告で声だけで会話するの止めてくれ(笑)
声だけじゃ分かりづらいキャラが居るから!名前とキャラまだ一致してないし。
せめて、デフォルメキャラでも画面の端に登場させといて欲しい…

それにしても、舞台でまで成功しているアイドルアニメはそうは無いと思う。
そこらへんの成功が2期での潤沢な予算に繋がったのかな。それなら良いことだ。
(個人的には、名前負けしないイケメンのランズベリー・アーサー君が2.5次元でも出演していた事にビックリだよ!)



ーーーーー[以下、完走後追記]
最終回、かつ特別編(PVのみ編集版)まで見終わった!

何といっても、かなり作画が安定していたね!
特に動画がハイレベルだったよ。
手書きでのダンスシーンで、体全体での動きのシーンは短かったとはいえ、服の重量まで感じさせるのは手書きならでは!
振付も人間ぽい自然な動きが出来ていて、キレッキレとか言うんじゃないけど、スタミュらしい魅せるダンスになっていた。
この手のにありがちなダサさやアニメ的な誤魔化しが無くて、省エネとか感じることは全く無かったし。
例えるなら、痛々しい声優ライブじゃなくてジャニーズを見た感じ?
(先日のうたプリ4期は強いて言えばEXILE?)
うーん、ちょっと今日は腹が痛くて良い表現出てこないや。


なるほどね。
今期フィーチャーしてたキャラ達はこういう出番の仕方を与えるのか。
最後のミュージカル出演権を得たのは。。。
まあちょっともにょることはあったけどねー。

うん、ミュージカル劇中歌「Shadow&Lights」の出来は凄く良かったよ!
ディズニーミュージカルっぽくて。
鳳先輩と星谷の集大成にちゃんとなっていた!
そして声優も結構歌えるじゃん!って感動。
空中飛翔では、ちゃんとピアノ線を描く作画の拘り(笑)

それでもそれ以外の演劇部分がもっと見たかったけどね。


<以下辛口注意>
{netabare}劇中ミュージカル配役オーディションで、
那雪だけ選ばれないのは実力不足で暫当だけど。(個人キャラ回はもらえたし)

自分は、チーム鳳でも結構選ばれないメンバーが居て然るべきじゃないかと思ってたけどね。

もっとも主人公・星谷が選ばれるのが安直な流れに感じてしまうのがね。
1回落としといて、立て続けに大トリな配役に選出するのではなく、
敗者復活戦みたいにワンクッション置いても良かったのではないかと。
自分としては、とことんまで星谷を追いつめて欲しかったと思うね。
具体的にどうするかは脚本側で考えて欲しいけど、斬新さというか、やっぱりこちらの想像を超えてくれないと面白くないよね。

結局尺が足りないと言えるのかもしれないけど、
中学部の学園祭(別のフィールド)で飛び入り参加した舞台で、星谷が才能の片鱗を見せたからって、舞台稽古・レッスン中(本番のフィールド)でそれを描けない、また本番舞台の演出でもそれが分からない、となると単なる先輩方の星谷えこひいきに感じられてしまう。

実力的には星谷より相当上にある、戌峰が使い捨てにされる理由(オールラウンダーに指名されてながら、結局揚羽に代打を奪われる。)もちょっと可哀想だったし。
理屈は分かるんだよ。星谷と揚羽なら背格好が一緒だからと言うのは。それでも代打の練習をしてこなかった揚羽が簡単に奪っていいものか?
メインシーンで星谷&鳳をやりたいから、いつでも星谷に変われるように揚羽にするって。
でもって実力的に言うと、そこまでして星谷を擁立する必要があるか?っていう根本的なところが説得力が足りないから納得できない。
ストーリーの都合だからとか、主人公だからとか、学園祭の時の輝きだとかはあるけど、現場でそれを魅せられないと、簡単に落とされた他のオーディション参加のモブキャラかのごとく、腑に落ちないところを抱えてしまうよ。
もう少し少年漫画的なアプローチして欲しかったかな。


時系列的にはそれ以前の話しだけど、
ファンの人なら、1期のことがあったから、鳳先輩と柊先輩の共演も見たかったはず。兄弟として和解した後の2人のステージは、視聴者の知らないどこか別のプロの現場でではなくて、是非この綾薙学園の舞台でって皆思うのではないかと。今期では実現しなかったけど。

それにチーム柊の天才・辰己の2期の存在感の無さは異常。
舞台の配役に選ばれてるなら、せめてミュージカル本番で天才的な演技を見せて欲しかったよ。
そのことは、天王寺・海斗・空閑にも言えるけど。
特に空閑の実力なんかは未知数で、今期でのお披露目を期待してたのに。

また同じくミュージカル本番で、揚羽の演技にもっとフューチャーしても良かったのでは?
揚羽回で出た問題を、一応はその回で解決しているけど、
もう1度本番の舞台の上で揚羽の成長を描くことが出来たら、伏線を上手くつなぐことが出来て、星谷のライバルかつ良き理解者として1ランク上に行けたのではないかと思うと勿体ない。
{/netabare}

まあ、そこまで言いつつも尺の関係だとか、
ここは伝えたいというところを取捨選択した結果だと言うのもある程度理解できるから、1クールアニメとしてのまとまりは平均値を超えていたとは思うけどね。

各種PVも非常に良かった!
特別編はファンにとってはこういうの欲しいよね。
PVだけの再編集版とは満足度高い!
円盤特典にしないで、地上波放映してしまうのも良心的(笑)

以上、なかなか楽しませてもらいました!
自分としては、色々言ったけどここまで興味持って見れたのは、やっぱり1期より面白かったと思ってるよ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

ゆき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちゃんとミュージカルしてた2期

まず、やっぱりスタミュは良いですね!

1期と比べるとちゃんとミュージカルやってたなみんな……
ストーリー性が高いので、途中で急に歌い出してもなんとなく歌うぞ…歌うぞ…という気持ちが先に芽生えます笑

そしてなんと言っても、この声優陣。
豪華すぎませんか。
全員で歌ってる部分とかよくよく考えたらものすごい事だと思いました。
最終回後に特別編もきて、個人的にはとても嬉しかったです!

1期を見た時、作画陣のすごさに圧倒されましたが、2期も相変わらずヌルヌルしてましたね。
最高です。

ただ1つ残念だったのは、ニコ動で有料になったことですかね。
スタミュはツッコミどころ満載すぎるのでニコ動でのコメント付きで見るまでがスタミュという感じします。見てない方はぜひ1話だけでも、1期でも見て笑ってください。

落ち込んでいても無償で元気にしてくれるスタミュですが、2期は不穏な展開もありました。
それでもやっぱり最後はみんな笑顔で、ですね!

細谷佳正さんが休養ということで心配されましたが、2期も最後まで1話ごとに1野暮助が細谷さんの声で聞くことができました。感謝しかないです。

ちょっと最近落ち込んでるな、という方には是非にも1期からおすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラストが最高

1期が思いの外良かったので見てみた。
話は2期の方が良かった気がする。
慣れたとはいえ更に人数が増えて只でさえ見分けのつかない顔ぶれに戸惑うので1期は観といた方がいい。
全体的にみんな仲良しというかそれぞれなりに頑張ってたり悩んだり励ましあったりしてて爽やかでいい。
拗らせてる人があんましいないというか。なのでがっつり観るには物足りないかもだけど、オアシスとしてはすごくいい作品だと思う。
最終話ラスト素直に感動した。

リアルタイムで見れなかったのが悔やまれる。。
もうこのジャンル(女性向け美少年作品)(腐要素有りは除く)は、いい加減全部さらう事にする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

69.8 7 学園祭でライバルなアニメランキング7位
ウマ娘 プリティーダービー Season 3(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (190)
502人が棚に入れました
これは別世界から受け継いだ輝かしい名前と魂を持つ“ウマ娘”の物語。 幼い頃にトウカイテイオーの奇跡を目に焼き付け、 自身もそのキラキラした光景に飛び込みたいと願うキタサンブラック。 そんな幼なじみの夢をすぐ傍で応援しながら、 己の使命を果たそうともがくサトノダイヤモンド。 強大なライバル、抗い難い運命などが立ちはだかる中、 信じる仲間の言葉や人々の声援を背に受け、 今、キタサンブラックは夢に向かって走り出す!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

現実とエンタメの境目

ちょっと3期は微妙でした
さすがにお金かかってるのでクオリティは凄いけど、シナリオは方向性を間違えたかなって気がします

まず、ウマ娘は現実の競馬の史実をできるだけ忠実になぞっています
作中で「衰えた」「ケガした」「スランプになった」「引退します」って出てくるんだけど、今回で言うキタサンブラックと同世代の馬以外の世代が全然違う馬たちも普通に練習しているんですよね、他のスピカの面々は何してるの?
引退したんじゃないの?それともスペシャルウィークやナリタトップロードの話と並行してキタサンブラックの話も進んでるの? その辺が曖昧なのがシリーズを重ねていくことで違和感が大きくなってきた
現実のキタサンブラックやスペシャルウィークのレース人生をそのままドラマにしているからそれ単体だとドラマティックで素晴らしいんだけど、現実競馬のドラマとウマ娘ワールドでの時間の違和感があって、シリーズ全体の時系列とかシナリオがないように思うんです
史実と一緒の時間の流れにすると昔のキャラクターを出せなくなるから、そこまでしなくていいけど、ウマ娘ワールドの中できちっとした歴史年表は作ったほうがいいと思う

それから、キタサンブラックは主役にするには強すぎてドラマ性はあんまりないかな?
昔の日本競馬は大きなレースも少ないし海外遠征も今ほど多くないので強い馬はみんな目指すレースが一緒で何度も同じレースで走っていたようですが
今の日本競馬はそれぞれの馬の得意な条件に合ったレースを選択する陣営が多く、強い馬同士が一緒のレースで何度も走らないので、昔の競馬ほどのライバル関係って今は難しいと思うので、キタサンブラックとサトノダイヤモンドなんて数回しか一緒に走ってないですし、他のライバルも一緒で、ライバルと言うより同時期に現役だった強い馬っていう感じの関係性
そこをドラマティックに描くのは難しいと思う

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ウマ娘の引き際

【物語 3.5点】
キタサンブラックの競争生活とその周辺を題材に描く。

1期スペシャルウィーク17戦、2期トウカイテイオー12戦、
3期キタサンブラック20戦。
アニメ『ウマ娘』にとって、この3期で大きかったのが、
キタサンのような出走回数の多いウマ娘も1クールで描き切れたこと。

かと思えば、4話構成でナリタトップロードらのクラシック戦線をピックアップしてみたり、
次は今春ジャングルポケットで劇場版ですか。
『ウマ娘』の構成は“脚質”展開自在で感心します。

私の次の関心事は、オグリキャップを描くコミック『~シンデレラグレイ』をいつどうアニメ化するかですが、
どんな構成で来るのか期待して待っています。


ただ構成、展開が違うということは、視聴者の折り合う推奨方法も違うということ。
競走馬キタサンブラックの特徴は雄大な馬格による逃げ先行、勝負根性、無事是名馬。
しぶとく伸びるとも言えるが、悪く言えばズブい。
キレのある脚本による明快な展開もやり辛いし、
怪我による挫折でピンチを演出するのも難しい。

結果、全体構成の中でジワジワと温めるようなシナリオ。
勝ちたい!群像を薪としてくべてジックリと温めキタサンの集大成につなげる。
1話1話ガツンと感動するというより、1クール全体を俯瞰してじんわりとこみ上げて来る作風に。

象徴的だったのが序盤のヤマ回・3話に{netabare} ゴルシの引退回{/netabare} を持って来たこと。
意外と私が一番泣けたのがこの3話で、ここで3期は序盤からの伏線を{netabare} キタサンの衰えと引き際{/netabare} として、じっくり回収する作品なのだなと手応えを掴めたので、満足度は高め。

ですが、これってつまり2ヶ月前に放送された内容を、視聴者側が覚えておいて、こちらから折り合う必要があるということ。
ジリジリしているけどいつ面白くなるの?と受け身で焦れる層を引き込むだけの牽引力はもう一つだった印象。


注文を付けるなら、キタサンの勝負根性を前面に押し出すならば、
萌えより燃え。メンタルよりフィジカル。
もっと露骨にスポ根でも良かったかなと思います。
{netabare} サトノのジンクス破りのために様々な験担ぎを試すダイヤちゃん{/netabare} とか、
{netabare} 本番前のキタサンとダイヤの小旅行{/netabare} もウマ娘間の絆とキャラ萌えを提供する意味ではアリなのでしょう。
が、私はベタなお約束でも4話みたいな秘密の猛特訓を多用して、もっと熱量を上げて欲しかったとの感想も残りました。

何よりこの3期、トレーナーが空気過ぎます。
{netabare} ミホノブルボン先輩{/netabare} に特訓任せている場合じゃありませんw


【作画 4.0点】
アニメーション制作は2期のスタジオKAIが続投。

逃げ粘るキタサンの脚質に合わせて、
レース中の表情描写も必死の形相が目立った3期。
萌えって何ですか?と狼狽える方もいらっしゃるかもしれませんが、
ジャンポケ劇場版予告PVの表情はもっとワイルドですし、
『~シンデレラグレイ』の領域(ゾーン)に入ったウマ娘の顔芸はもっと鬼の形相で凄まじいですw

私がキタサンブラックのレースで一番好きなのが、
{netabare} 5歳秋の天皇賞。
大雨で極悪不良馬場となった府中を2分8秒もかけて、
キタサン鞍上の武豊騎手まで泥まみれになりながら激走しG1を奪取した。{/netabare}
キタサンは泥臭い。だが、それが良いと確信させられた私にとっての伝説のレースなのですが、
表情だけでなく、服装、背景にまで高カロリーの仕事を求められる難レースを、
アニメでどう再現するかが私の3期最大の注目ポイントでした。
そこを見事クリアしてくれただけで、
私の視聴目的は半分以上達成されました。


【キャラ 3.5点】
脇のウマ娘を実名化し切れなかったのが想像以上にダメージがデカかったです。

初回サプライズでウマ娘化が難航している印象の社台系の{netabare} ドゥラメンテ{/netabare} を実名登場させ一矢は報いましたが、
他はオールハイユウ(ゴールドアクター)だのツウカア(マカヒキ)だの実名じゃないモブウマ娘が乱発。
ゲンジツスチールとか、もうリアルスティールで出せばええやんw
って感じで落合博満選手を“おみあい”、原辰徳選手を“はり”でお茶を濁していた初期の『ファミスタ』を思い出しながらツッコんでいましたw

特にサトノダイヤモンドのクラシック戦線に至っては周りのほぼ全員モブウマ娘が相手。
このモブはモデル誰だっけ?と戸惑っている内にレースが進み、私も折り合いを欠きました。

手持ちの実名ウマ娘の中でなんとか盛り上げようと、
世代の違うブロンズコレクター・ナイスネイチャさんを、
勝てないキタサンの励まし役として多用したりと苦心していましたが、
その役回りもペルーサ(当時のJRA最長間隔勝利・5年3ヶ月の記録保持者)とかに担わせてとの私の願望を払拭するには至らず。

解説役の山本昌さんなんて“やまもも”で十分ですからw
今後もウマ娘の実名化は推進して欲しいと願います。

むしろ3期実名版が出たら是非再見したいです。


【声優 4.0点】
主演キタサンブラック役の矢野 妃菜喜さん。
他のキャスト陣もそうなのですが、主役は特に、力の入る直線でとにかく叫びまくっていた印象。
『ニジガク』高咲侑役で、柔和な表情でピアノ弾いてるキャラと同じ中の人とはとても思えません。

終盤は{netabare} ピークアウトした自身の息切れ感、最終回に至っては叫ぶだけでは足りぬと、
「勝ちたい!」の絶叫連呼で{/netabare} さらに熱演。
声優って凄いなと思う一方で、脚本の牽引力がもう一つの中、
キャストが孤立無援に陥っていた印象も。
回想も交えて、皆の勝ちたい!気持ちをキタサンに集約するなど、
もう少し演出のやりようはあったのかなとも感じました。


脇では八百屋の女将役・八百屋 杏さんら“福永商店街”の人々の声援が温かかったです。
キタサンが苦しい時、いつも支えになってくれて。
故に{netabare} 凱旋門賞で海外遠征は諦めるけど、地元の人たちに勇姿を見せるとのキタサンの決断には一定の説得力がありました。{/netabare}

ただ、やはりこれだとトレーナーの出る幕がありませんw


【音楽 4.0点】
OP主題歌はキタサン世代のウマ娘たちによる「ソシテミンナノ」
イントロから「勝ちたい!」を連呼し、サビ前に「負けない」とキタサンがつぶやくド根性ナンバー。

ED主題歌はチームスピカのウマ娘たちによる「アコガレChallenge Dash!!」
ほぼ毎回G1レースで燃える中、
種々のコスプレ衣装等による目の保養も交えて、萌えて一息付ける良質な爽やかナンバー。

ただチームスピカも、特にチーム同士のライバル関係については、
シナリオ上は1期までで役割が一区切り付いているので、
私はこの辺りがチームの引き際かなとも思案しながらED眺めていました。


それにしても初回いきなりバラード曲「ロストシャイン」で締めるというのも、
華より泥が似合うキタサンらしい滑り出しでした。


【余談】
最近の競馬界。キタサン世代活躍が目覚ましいですね。
キタサンも世界最高レーティングを獲得したイクイノックス輩出したり、
ドゥラメンテ産駒もドゥレッツァの菊花賞なんか見てると今後どこまで凄い種牡馬になるのだろうと戦慄します。
この双璧に、サトノ家の子孫たちがどう対抗していくのか。

2期からやや間隔が空いての放送となりましたが、
リアルタイムの競馬からキタサン世代産駒のライバル対決で熱量を補給しながらアニメ視聴できた。
結果的には良いタイミングで視聴完走できました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

楽しみにしていた3期、今度はどんな物語を魅せてくれるかな?

1期2期は競馬を知らない多数のアニメファンにも大好評という印象でしたが、3期は3話まで見た段階で「これ、競馬知らない人は楽しめてるのかなぁ?」と疑問になる点がありました。なので、その点を中心にここまでの率直な感想を書きたいと思います。

まず前置きしておかなければならないのが{netabare} 1話冒頭、皐月賞で登場するドゥラメンテの存在。史実を知っていてなおかつゲームもプレイしている人達にとってはドゥラメンテが実名で出てきたというだけで大大大サプライズでした。もうこれだけで界隈は大盛り上がり。そりゃそうです、ドゥラメンテがウマ娘化されたということは同じオーナーグループに属する数多の名だたる名馬もまず間違いなくウマ娘化出来るということですから。PVではドゥラメンテの存在をうまいこと隠しましたね〜、このへんのサイゲの戦略はお見事と言わざるを得ないです。そして案の定、3話でオルフェーヴル(三冠馬)とジェンティルドンナ(三冠牝馬)の名前が挙がってきました。界隈はもちろん沸きました。でもこれらのサプライズって競馬を知らない人には全然通じないし、アニメ自体の面白さには直結しないんですよね。その点だけ履き違えていないかちょっと不安になりました。{/netabare}

ここからは話の内容についての感想を簡単に。

1話-{netabare}皐月賞からダービーまでが描かれましたね。アニメでは当然キタちゃんが主人公なわけですが、リアルでは皐月賞・ダービー終了時点での主役は間違いなくドゥラメンテでした。ドゥラメンテの無情なまでの強さと当時の空気感(ドゥラメンテの主役感)がめちゃくちゃよく表現されてたと思います。レースシーンもカメラワーク・作画共にまだ良くなるか!ってぐらい凄かったですね。{/netabare}

2話-{netabare}ここでネイチャを持ってくるとは2期をうまいことなぞってきましたね。アイキャッチで唐突なチアネイチャ!このチア衣装のネイチャ、ゲームでは1年以上前に実装されてんすよ。そーれはずるいってw {/netabare}

3話-{netabare}ゴルシがフォーカスされる話っておそらく初めてですよね。個人的にはもうちょっと尺を使ってでもゴルシの全盛期からの衰えに対する苦悩や葛藤を感動路線でやってもよかったのかなと。今までがギャグに全振りみたいなキャラだったのでせっかく焦点をあてるならゴルシで盛大に泣かせにくるぐらいしないともったいないと感じてしまいました。まぁあくまでキタちゃんのストーリーが主軸だしドリームトロフィーのことも考えると衰え云々は難しかったんだろうなと自分の中で納得させました。{/netabare}

〜プチ総評〜
やはり1期2期と比べると3期は競馬ファン向けな要素が濃くなってきた印象が強く、競馬知識の有無で作品に対する温度差を感じてしまうのではないかというのがここまでの正直な感想です。でもまだ序盤ですし個人的には毎週の放送が楽しみで仕方ありません。この後の展開も全身全霊で楽しみたいと思います!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

68.1 8 学園祭でライバルなアニメランキング8位
恋と呼ぶには気持ち悪い(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (191)
663人が棚に入れました
ある雨の日、駅で見知らぬ女子高生に助けられたサラリーマンの天草亮は、その女子高生が妹の親友・有馬一花だと知る。女癖の悪い亮は一花に対し、お礼にとキスやデートを提案するが「気持ち悪い」と一蹴されてしまう。だが、それは亮の中の新たな扉を開いてしまい、亮は彼女に狂信的な恋をする。その日以来、直球すぎるアプローチと愛情表現を毎日のように繰り広げる亮。それをひたすら気持ち悪がる一花は彼を容赦なく罵倒するが、いつも愛情表現の裏返しとして受け取られてしまう……。

声優・キャラクター
有馬一花:小坂井祐莉絵
天草亮:豊永利行
天草理緒:長谷川玲奈
多丸快:榎木淳弥
松島有枝:花澤香菜
益田:木村良平
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ただし○○に限る…は只の戯言

原作未読

タイトルを長くして無条件で許されるのはB'zくらいです。
字数が増えるほどにナメられがちなこの業界で蓋開けてみたら「わりとまともじゃん!」あるある。

大人の色香漂うお姉さまの誘惑なんてどこ吹く風どころかわりと足蹴にしとるイケメン社会人が地味めな女子高生に熱を上げる話。そんなあらすじを読んで想像できそうなところはこんなところ↓

・小娘に翻弄されるイケメンに期待
 →コメディの基本である“ギャップ”は抑えてそう
・小娘にイケメンを取られる女性陣の嫉妬
 →{netabare}これ薄かったです。イケメン×女子高生の関係に集中した感じ。{/netabare}
・いわゆるサテライトガールといいますか当て馬さんたちの魅力
 →{netabare}皆無。よって名作にはなり得ないっすね。{/netabare}
 
いたって普通でした。普通の定義にもよりますがオーソドックスで不快さは感じない1クール12話です。
印象的なのは主題歌でしてOP良かったです。ラブコメにはいい感じの曲が流れていて欲しいのよ。



※余談

■ただしイケメンに限る…は努力の放棄です

ラブコメ事案だといつも恋愛観というべきか性癖というかフェチというかを言わずにいられない私です。迷惑極まりない。
いたって普通なラブコメだよと嘯きながらある意味真理ついてるよねってのが

 気持ち悪い = 心地よい

{netabare}周りがいくらNGと思っても本人はOKな不思議。外から眺めるスキスキ光線は気持ち悪く映ります。

1.とりあえず自身のスペックを整える
2.ウェットにならないいじりとストレートな好意
3.NOから始まると自覚するメンタリティ

スペックといっても整った顔は必要なし。表情・体型・服装・清潔感・キャラ設定でなんとかなる。
女子に対しては「断り方どうしよう?」と女子に気を使わせるような振る舞いはNGです。「は?なにそれキモッ」「他の子にも言ってるんでしょ?」が日常会話になる関係を築けるとあとはイージー。

ただしこれがまた惚れた相手だとなかなか難しい。隠しきれないウェット感が出てくるのよね。それをサラッと乗り越えるイケメン主人公はアニメながら凄いですよ。惚れるとこじれるし湿り気が出てくるのなんてあの『かぐや様は…』が正にそのテーマ扱っているのでイメージしやすいですよね、たぶん。

普段から「スキスキ」と屈託なく言い続けておくとします。ウェットさはないのでドライということになります。こちら♂はドライでも向こう♀には起伏があるんですよ。冗談が冗談に聞こえない波長の時つまりダウン気味な時に「冗談ならやめて」なリアクション来るので、間髪入れず「いや、マジだから」で一丁上がり。{/netabare}

このアニメだと
{netabare}相手が距離を取ろうとしない時点で約束された勝利なんです。{/netabare}

そしてこれをストーカーと呼ぶかどうかは女が決める。
引き際の見極めは経験に負うところが大きいからプレイヤーでい続けないとね。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.06.24 初稿
2022.05.22 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ラブコメとしては2021年春クールいち推し?

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

原作漫画はまったく知らなかったんで未読です。pixivコミック発らしいですね。「comic POOL」とかもCMで観るまで知らなかったです。

女子高生を妹に持つサラリーマンの兄が女子高生を好きになってしまい言い寄るという、実在したら通報案件になりかねないシチュエーションでストーリーが展開します。

そのことをもって『恋と呼ぶには気持ち悪い』というタイトルにつながるわけですが、当事者間で同意があれば問題となる行為は一切描かれていません。
(ただし、イケメンに限る。)

この作品の素晴らしいのは各キャラクターの性格や行動をきちんと「笑い」につなげているところで、しかも亮に言い寄られている一花も言葉では罵倒したり表情では嫌がったりしているようで、内心ではモヤモヤしたものを抱えていて「亮は悪い人ではない」と判断してしまっているという、ラブコメディの基本型のひとつをきちんと押さえている点です。

「ラブコメ」として提供されているストーリーを真正面からラブコメとして受け止め、一花をはじめとする各キャラクターの言動を楽しむというまさに王道ラブコメ作品です。

そしていわゆる「ハーレムラブコメ」ではありません。男性女性それぞれに対して、それぞれを狙うライバルキャラの存在はありますが、一花と亮が話の中心という構造にはブレがありません。

なんか、80年代くらいの古典的な少女漫画ラブコメを観ているような気分です。前クールのホリミヤといい、ラブコメに何か懐古的な流れがあるのだろうか…?
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.6.23追記:
テレビで観ていると「せーのっ、一迅社!」のTV CMも毎回変わって面白かったのですが、最終話も観終わってしまいました。

「普通の女子高生」一花と「美形な女子高生」理緒のビジュアル的な差別化は、意外と上手く描き分けられていると思いました。結果、一花の「普通の女子高生らしい可愛らしさ」みたいなものが醸し出せていたんじゃないでしょうか。

そして作品内容的に定められている田丸くんとアリエッティの不憫さみたいなものも、当事者であれば残念至極でしかないんでしょうが、第三者的には微笑ましく観ていました。田丸もアリエッティも、いい奴だよなあ…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なんとなく、森七菜さんと吉沢亮さんで実写化されそうなアニメ(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ちなみに、天草理緒役は高橋ひかるさん、多丸快役はジャニーズの誰か(適当w)で。

しっかり者の女子高生と、イケメン女たらし社会人の年の差ラブコメ。

なんですが、中身的にはかなりプラトニックな恋愛モノ。ラブコメなんで、わりと誰にでも観やすい作品だと思います。後は、レビュタイの通りですw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一花のワードセンスある辛辣なツッコミが冴える序盤は、☆4をつけていました。

個人的には、この作品はもっとドタバタコメディをやって欲しかったかなとは思います。

一花は、亮に対して次第に惚れていく中で、このツッコミ成分が薄れたことで、ラブコメのコメディの部分はやや失速。

かわりに、アリエッティや田丸君が台頭し、三角四角関係になりましたが、作品の設定的に、一花と亮が結ばれる以外の選択肢がないので、あまり効果的ではありませんでしたね(矢沢あいさんの作品なんかだと、マジで誰がくっつくか分からないから、三角四角関係は有効ですけど)。

その辺は制作も分かっていて、サブキャラの恋愛はあくまでスパイス程度、軽く扱ったのは正解。むしろ、亮には「年の差」を、一花には「恋は理屈じゃない」ことを意識させるためだけの当て馬でしたね。

というか、7歳差って、いう程の年の差じゃないよね。「高校生」ってことが問題なだけで。

アニメでも、設定が変わってるだけで、やってることは純愛モノ、これが高校生同士なら、何の変哲も面白味もないただの恋愛話になるからね。

最終回は、シリアスなノリから2人の関係を1歩進めました。普通なら、10話か、遅くても11話にもってくる話ですよね。やや性急なラストに感じましたが、1話の逆をやったのは良かったです。これ、原作の途中なのか、原作の話をすっ飛ばしたのかは分かりませんが、あと3話くらい見たかったですね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いまのところ、一花のツッコミが冴えてて面白いかな。

2話目 ☆3
まあ、純愛系なんだよね。

3話目 ☆4
なんか、良いね。ラブコメって感じ。

4話目 ☆4
実際、力士って美人さんと結婚すること多いよね。タイピンは、センス良いね。3人の関係性、良いよね。パエリアは意外と早く作れるよな。

5話目 ☆3
聖地巡礼は、アニメ仲間いると嬉しいよね(笑)

6話目 ☆3
邪神ちゃんドロップキック(笑) 球技大会、懐かしいな。バスケとソフトボールに出て、ソフトは優勝、その後、エキシビションで野球部と試合したが、うちの野球部甲子園常連だから、初回に20点取られてゴールド負けだったな~(笑) 純愛系だから、ライバル出てもな。

7話目 ☆3
ライバルとライバルの遭遇。髪の毛は怖いな(笑)

8話目 ☆3
惚れてまうやろー!ですね(笑) 田丸くんから告白。最近、悪口のキレが(笑)

9話目 ☆3
誠実なフリ方。田丸くん、チャンスは、、、ないかな。

10話目 ☆3
父子の関係。すげぇ平和な花見だけど、増田にとってなんのメリットもなさそうなメンツだけれどw まあ、確かに酒なしの花見なんて、大人には無理だよな(笑)

11話目 ☆3


12話目 ☆3
まあ、これやるなら、本当は中盤だよなと思う。ラブコメに戻って少し、安心した♪
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

65.7 9 学園祭でライバルなアニメランキング9位
アイカツ! 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (77)
423人が棚に入れました
『アツいアイドル活動はまだまだ続きますっ!』新たなアイドル学校「ドリームアカデミー」の活躍により、スターライト学園は史上最大のピンチに追いやられていた!絶対音感を持つ大型新人アイドルの「音城セイラ」、プロデューサーコースの「冴草きい」など、ドリームアカデミーから新たなライバルが続々登場!トップアイドルの座をかけた2大学園対決が今はじまる!新たなライバルと出会い、交流を重ね、アイドル活動に打ち込むいちごやセイラたち!アツいアイドル活動はまだまだ続きますっ!

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ステージシーンのCGが素晴らしかったです

少女向けアイドルアニメの2年目シーズン作品。
普通に楽しめましたが、捨て回なしで面白かった1年目に比べると2年目は面白い回とそうでもない回の差が大きかったです。
その主な理由はキャラが増えすぎたことにあると思います。個々のキャラはそれぞれ魅力的なのですが、どの回にも顔見せ程度で多数のキャラが出てくるような使い方をしているためにストーリーの焦点がぼやけてしまうことが多かったです。広く薄くキャラを出すより、話によって登場させるキャラを絞って、より深く取り上げたほうが良かったかもしれません。またシーズン全体の流れ的にも、特に最終回に向けての終盤の盛り上がりも1期に比べるといまひとつでした。
逆に2年目のほうが良かった点は、なんといってもステージシーンのCGが素晴らしかったことです。1年目の後半くらいからCGはかなり良くなっていましたが、さらに綺麗になっており、技術の進歩というのは凄いものだなあと感心します。
音楽はOPやED曲、挿入歌など1期同様に良い曲が多かったです。ただ、気になったのは、主人公のライバルキャラの音城セイラの歌声がイメージに合っていなかったこと。(アイカツはステージシーンの歌をキャラの声優ではなく別の歌手が歌っています) ワイルドな雰囲気にしようという意図はわかりますが、正直あまりかわいくない歌声で普段の声とのギャップが大きすぎて違和感がありました。
1期2期の全101話で星宮いちご主人公の物語は終了で、3期からは同じ世界の中で主役交代して新たなストーリーが始まります。また新人アイドルのスタートラインからの物語になるので、1期のような面白い作品になることを期待しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

シフォンアルティラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

悪くはないが、一期には程遠い出来

新シリーズではライバル校の新キャラが多くでて、序盤にその新キャラ中心の話が多く、対決もおおくキャラも多くなりすぎて、このアニメの一番大事なキャラの魅力が感じられなくなってしまった。

後半にいくらかいい話もあったが、カードが売れてるキャラ、売りたいキャラの優遇が見えてしまって、一期とは違いお勧め出来るレベルのアニメでは無くなった

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

新たにライバル校や新キャラクターが登場(視聴中)

視聴中
1期が開始から1年経って新シリーズ扱いになったのでこちらでレビューを書いていこうかと。

ライバル校のドリームアカデミー、ライバルキャラの登場。
ただ1期から引き続きアイドルのピュアな描写は守られているなと感じました。ドロドロの対決にはならないと予想。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 1
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