恋愛で関西弁なおすすめアニメランキング 20

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの恋愛で関西弁な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の恋愛で関西弁なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.8 1 恋愛で関西弁なアニメランキング1位
Aチャンネル(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1551)
8068人が棚に入れました
「Aチャンネル」は学園コメディ。天然かつドジッ子のるん、その幼馴染でるんが大好きなトオル、弱気な関西娘ユー子、ツッコミ役のナギの個性的な4人が織り成すハイスクールライフが描かれている。

声優・キャラクター
福原香織、悠木碧、内山夕実、寿美菜子、又吉愛、斎藤桃子、茅原実里、沢城みゆき、小野大輔

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

A!A!Aチャンネルー!!

今期の癒しアニメ枠です
なんてことのない日常描写で、ポロポロと泣けてくるアニメは、ARIA以来ですね


ストーリーは何もないです、が、何もないのが却って良いんですよね、このアニメに至っては
彼女たちの日常が、私の日常になっていた、とでも言いましょうか
るんちゃんとトオルと、ユー子とナギと、ゆたかとみぽりんも含めて、楽しそうにしてる彼女らの毎日を見ることが、私の生活の一部に組み込まれてたわけです
愛おしいんですよね、みんな
台詞が在り来たりでも、動きがあんまなくても、彼女たちが居てくれるだけで満足なんですよ
そういった意味で、最終回を迎えるのが辛かったですね
出来ることならいつまでも見ていたい、そんな作品でした

監督:小野学×脚本:浦畑達彦×作監:佐々木政勝
咲スタッフが再集結してます!これだけで見る価値がありますね、制作は元GONZO5スタのStudio五組
咲も新アニメ化プロジェクトが発表されて、Studio五組で作るのかな?と期待していますが、どうなんでしょうね
今作の方は、ねんどろいどやにいてんごみたな人物作画ですが、とにかく仕草が可愛く描けてます
手の動き、足の動き、瞬きすらも可愛く感じる
監督さんのお話によると、女子高にロケハンに行ったり、女子高生に取材をしたりして、生の感じを掴んでいったみたいですね
確かに、我々が好きそうな女児像を提供しつつ、各キャラの根本には、良い意味で生々しい部分が感じられ、作品が潤ってます
より良いものを作っていこうとする、スタッフの情熱が感じられる作品は、やはり素晴らしい物ですね
・・・ただ、あれ?るんちゃんたちが通ってる高校って、共学だったような、なんで女子高(ry

OP「Morning Arch/河野マリナ」
MADみたいなOPですね、センスはあると思います
第四回アニグラ優勝者の河野マリナさんは、初のアニソンでしたが、かなり良好なスタートですね、有望です
ひだまりに~に似てるね~♪
ED「ハミングガール/るん、トオル、ナギ、ユー子」
控え目ながら愛くるしい曲だと思います、映像も含めて、聞いてると暖かくなれます
振り向~きながら~バイバイ~♪
そして賛否両論ある、毎回流れる劇中歌ですけど、
OPやEDのように、何回も聴くわけではないので、頭に残りにくいと言えば確かにそうなんですよね
EDが毎回変わるアニメもそうで、どうも一つ一つの曲の印象が薄れてしまうものです
そうではあるのですが、私はこの劇中歌、結構気に入ってます
やっぱ、これがないとAチャンって感じがしませんよ

福原さん、悠木さん、寿さん、内山さんとキャラに合致した声優がキャスチングされてますね
内山さんは、あまり面識、ならぬ声識がなく、メイン役としては初めてお声を拝見したのですが、いいじゃないですか
最終話の、るんちゃんのモノマネとか、かなり似てましたよね、伸び白のある声優さんだと思います
教師側の小野さん、沢城さん、茅原さんといった、中堅声優陣も良い仕事してて、声優に関しては文句なしです

トオルが可愛くて好き、というかトオルを好きでいたいのですが、、、
体が勝手にユー子に寄せ付けられていく。。。
Aチャンに不純な感情を抱こうなど・・・自分が情けない・・・
ま、ざっと見渡してみると、イマイチ需要が分からない属性のキャラが多いですよね
だので、決まったキャラに萌えるのではなく、みんなまとめて萌えてる感じですね
9話のエロ漫画といい、10話のオトナのおもちゃといい、時折下ネタ出してきますよね
日常系でそういうの法度だと聞きますが、作者さんが好きなんですかねぇ
あと、これの舞台って府中市、国立市あたりですよね
あの辺じゃ、ハロウィンにあんな大がかりな催し事をするんですかね
多少近いんで今度行って確かめて来ようと思います


先行試写会の時、黒田bbさんが近くに居て、そこで初めて知ったんですが、女性だったんですね
うめ先生もそうですが、和やか可愛い系の漫画って結構女性が描いてること多いですよね
さて、なんといっても私の大好きな日常系
もはや私の必須養分になっていますから、評価は甘くなりがちですが、それ差し引いても十分高評に値する作品だと思います
見てるとちょっと幸せになれるアニメでした

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

チャンネルはそのままで!

Studio五組製作、原作はまんがタイムきららキャラットに連載中です。


内容はあるやらないやら…女子高生4人組のユルくて、ふんわりとした日々を優しく綴った日常アニメでございます。
物語に起伏が激しくあるわけでもなく、大きな事件があるわけでもなく、とにかく平穏でのんびりとしている。そののんびり具合が心地よかったです。
1クールで四季の行事や出来事を綴っていて、とてもよくまとまっていました。脚本もちゃんと構成してあります。キャラの掛け合いは前半は若干テンポが遅めですが、中盤から制作者も馴れて来たのかテンポがよい。クスッとするギャグも垣間見れます。{netabare} 海回でのるんの台詞で「私、宇宙人だからさ」が、まさか最終話で生かされるとは思ってもいませんでした。こういう細かい台詞の伏線が丁寧で良かったです。{/netabare}


Aチャンネルに関しては原作愛読者ですが、原作者黒田bb氏の色使いをアニメでも再現していて、世界覧がきちんと表現されています。一場面でも様になっていると言いますか、空気が伝わってくるのですよ。特に夕焼け、桜がすっげぇ綺麗で感激しました。最近やったらめったら平面的な背景のアニメにはヤキモチしていたので、写実的な背景のAチャンネルには大満足であります。

音楽も派手過ぎず地味過ぎず、日常風景に合った楽曲です。でも毎回の挿入歌はお腹いっぱいになりました。UFOもどきは歌謡曲チックで好きです。


ちょっと残念だったのはキャラデザですかね。
頭が大きいのか、アンバランスな気がします。見ていて不安に感じる時があったり…。黒田bb氏の絵が可愛過ぎるのもあるんですが、キャラデザはもう少し頑張って欲しかった印象です。
原作であまりキャラが固まっていない一巻をベースにしていたので、アニメでも然りです。トオルがバット振り回すのを見てゲンナリした方もいらっしゃるかと。あざとい部分もちょっとばっかし目立っていましたね。まあそこは萌えるアニメのお約束だと思い、母なる海のように広い寛大な心で見据えましょう。それを乗り越えたら今日から貴方もAチャンネラーです。


キャラクターでは、特にナギとユー子の2人が親友といった感じで良かったです。声優さんもピッタリ。ユー子の関西弁はもちろん、「なぁ、ナギ」の何気ない一言がドンピシャでした。
今や出突っ張りの内山夕実をナギにキャスティングしたのは本当に見事としか言いようがありません。最初は初々しさがありつつも、聞いてるうちにナギになっていきました。
特に{netabare} 9話、るんにもらった人形を欲しがるトオルに「ダメダメ、私のだから〜」みたくな会話が自然でそれっぽいなあと。4話位で蛍光靴下を「いいでしょ」と自慢する言い方も良かったですね。{/netabare}
登場人物の微妙な関係、距離感も上手く描写できていたと思います。るんちゃんは天然な部分が際立っていますが、友人に気遣いするシーンもちゃんとあるので「天然ばっかりじゃないんだぜ!」と皆さんに言いたいです。


まさに日常アニメの王道、お手本のような作品に仕上がっていて、見ていてとてもまったりしました。ふわーっと見れる癒やし系アニメだと思います。最終話になるにつれてちょっぴり寂しさが伴っていくんですよねえ…。「あーこれが日常アニメなんだなー」と。雰囲気重視の作品なので、雰囲気が気に入った方は是非視聴をおススメします。挿入歌を入れ過ぎた印象があるので、控えめにしてくれたらもっと評価が変わっていたでしょうね。

2期を待ち望んでいる作品の一つなのですが、季節分やっちゃったし、難しいでしょうかね…。原作3巻収録ナギとユー子の喧嘩回も是非映像化してほしいなあ。お願いします五組さん!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

自分には微妙

控えめに言っても、るんが天然というよりもやべえ奴。るんを好きな先生がいたけど、彼もやべえ奴。トオルもバットを持ち歩いているから軽犯罪法に違反してそう。

OPのMorning Archに魅かれて見たけれども、いまいち自分にはよくわからなかった。なんかユー子が不憫だった。なんというか、ほのぼのを期待してしまってせいでトオルが平和をかき乱す邪悪な存在にしか思えない。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 好き
トオルは、るんのことが大好きで彼女が通う高校を受験する。合格したことを一番にるんに伝えようと彼女の部屋にやってくると、そこには、るんと見知らぬ女の子と抱き合っている姿が…。スーパー天然娘なるん、るんが大好きなトオル、冷静な(?)ツッコミ役のナギ、怖がりでいじられ役ユー子、4人のゆるゆるとしたハイスクールライフがはじまる!

2. 雨の日はお風呂
朝が弱いるんは、眠さのため靴下を片方、履き忘れる。トオルは、もっと大事なものも忘れていることに気づき、驚く。…放課後、雨は降っているが傘を持っていない4人は、濡れた服をナギの家で服を乾かすことにする。

3. 同級生
1年生の教室をのぞくことにしたるん、ナギ、ユー子はトオルの意外な優等生ぶりをからかう。そんなトオルの同級生・ユタカはトオルと仲良くなろうと積極的すぎるアプローチをかける。

4. きろぐらむ
ある日、教室でるんとトオルがユー子の長所をあげているのを聞いたナギは、忘れていた目標を思い出す。一方、トオルはユタカの友人であるミホからも友だちになりたいと話しかけられる。

5. 海
夏の暑い日。るんは「みんなで海に行こう!」と提案するが、トオルとナギからの反応はイマイチだった。そんなある日、ユー子のショッピングに付き合っていたナギは、気になるデザインの水着を発見する・・・。そして同じ頃、買い物から帰ってきたトオルが部屋に戻るとそこには、るんからのプレゼントが置かれていた・・・。

6. 真夏の夜の・・・
夏休み中の登校日。各学年それぞれのクラスで、2学期までに記入するよう、進路相談のアンケートが配られる。しかし、ユー子はアンケート用紙を学校に忘れてきてしまい、みんなで夜の学校へ取りに行くことになる。

7. 夏祭り
夏休みも終盤のある日。四人はカラオケボックスに行くことに。カラオケを楽しむるん、ナギ、ユー子の三人とは反対に、終始歌本とにらめっこをつづけるトオルの姿があった。

8. 新学期
夏休みも終わった新学期のある日。いつも仲よしのるんとトオルがケンカをしてしまう。いつもとちょっとだけ違う二人の様子を見たナギとユー子はなんとかしようと思い悩むのだった。

9. プレゼント
10月の終わり、ハロウィーンが近づいたある日。以前から興味があったというるんの提案により、お菓子を作ってみんなでハロウィーンパーティーをすることに。

10. 炭酸
とある冬の日。るん、ナギ、ユー子は3人でトオルの家へ遊びに行くことに。いつもは整頓されている部屋が珍しく散らかっており、不思議に思っていると、現れたトオルの腕には、一匹の子猫が抱えられているのだった。

11. たんじょうび
年の瀬迫る12月のある日。トオルの誕生日の話などをしながら、いつものように四人で帰る途中、校門の近くで学校説明会に来ていた中学生を見かける。そこで、高校受験のシーズンも近いこと実感するのだった。

12. 宇宙人
年も明けた1月。新学期の始業式の日。季節の移り変わりに、るんと過ごすことのできる限られた高校生活を意識してしまうトオル。るんやナギ、ユー子の何気ない会話にも寂しさを感じていたが…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

64.9 2 恋愛で関西弁なアニメランキング2位
氷属性男子とクールな同僚女子(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (115)
397人が棚に入れました
そこは、真っ白な恋心が吹雪く職場です――。 現代を生きる雪女の末裔の氷室くんは、感情があふれると吹雪を起こしたり、雪だるまやかまくらをつくりだしてしまう新社会人。ちょっとユニークだけれど優しい同僚の冬月さんへの秘めた恋心が高まって、周囲を凍てつかせてしまうことも。 一方、周りからはクールに見られがちな冬月さんもミステリアスな氷室くんに興味津々。 二人の関係は日々の仕事や会社行事を通して少しずつ変化していき、プライベートでも一緒の時間を過ごすようになっていくが、どちらも恋愛には不器用であと一歩の距離が縮まらない……。 一見クールな二人が織りなす、心温まる“お仕事系ファンタジーラブコメ”が開幕!
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

(最終)【失敗作の典型例-3】原作とアニメの方向性の不一致 冬月さんだけが「奇跡の産物」

【レビューNo.43】((最終レビュー)初回登録:2023/3/22)
コミック原作の2023年作品。全12話
後半幾分持ち直したものの、前半の失点が大きすぎて・・・

(ストーリー)
妖狐や不死鳥等の末裔が共存している世界。主人公氷室君も雪女の末裔。
そんな氷室君とその同僚のクールな女子・冬月さんによるラブコメ。

(評 価)
・原作とアニメの方向性の不一致
 ・他のレビュアーさんも触れておられますが、一番の要因はこれですかね。
  ・不器用者同士のもどかしい恋愛模様
  ・ラブコメを学園モノでなく大人でやりたい
  ・色を出すために、妖の末裔設定を加えたい・・・etc
  といろいろアイデアを出したのはわかるが、物語の全体像としてどんな作品にしたいのかが練り
  上げられていないというのが致命的。
  ただ事前に設定したアイデアをつまんで、その場の思い付きでエピソードを作っているって感じ
  なので、こちらからすると「何がやりたいの?」ってチグハグ感が拭えないんだよね。
 ・ところが原作はWebコミックなので1巻を読んでみたのだが、これはよかったなという印象。
  上述手法はWebコミックだから成り立つ手法。思いついたアイデアをどんどんショートストーリ
  ーしてぶち込み、そこからクリーンヒットが何本か出れば作品として成立みたいな。
 ・正直これならショート枠で、原作に忠実にショートストーリーをテンポよく畳みかけるコメディ
  主軸の作品にした方が活きたように思えますね。
  これを中途半端に(物語性のある)ラブストーリー仕立てにしようとして失敗した感じですね。
 (このアイデアだけで練り込みせず、それっぽい原作を中途半端に繋いだだけみたいな・・・
  で、原作の持ち味もぶち壊したと。
  恐らく30分枠という大風呂敷を広げてしまったので、この方向性でって話になったのでは?)

・最初に決まったのは冬月さん?
 ・個人的な推察であるが、最初に決まったのは冬月さんというキャラなのかなあと。彼女だけは
  「不器用」という骨太な設定がしっかりしていて「感情を上手く表に出せない」「人のために
  一生懸命だけどどこかズレてる」「恋愛という感情を上手く整理できない」等それらがきちん
  と言動に反映されているからすごく共感できるんですよね。
  それと対照的に主人公氷室君は・・・彼の魅力はなんなの?
  ・「社会人設定」→学生と違う「大人」を描けているか?(単に目先を変えただけ?)
  ・「関西弁や雪女の末裔設定」→魅力ある個性に繋がっているか?(単なるギャグの引き出し?)
  ・「冬月さんのために何かしたい」というセリフの薄っぺら感
  って感じで、「ただ恋愛に奥手なじれったい奴」という感情しか生まれてこないんだよね。 
 ・ただこれも「原作とアニメの方向性の不一致」なのかなあっと。
  確信は持てないがこの原作の主役は冬月さんで、冬月さんの不器用で無自覚なボケを氷室君の
  愛ある氷属性ギャグで受け止めるみたいな?(氷室君は相方ポジ)ならいろいろと納得かな。
  (原作をざっと読んだ感じでは、氷室君をラブストーリーの主人公にするには・・・)

「冬月さんの冬月さんによる冬月さんのためのアニメ」→「冬月さんだけが『奇跡の産物』」
アニメの方はこれ以外の何モノでもなかったですね。
結局この作品の何が琴線に触れたからアニメ化しようと思い至ったのか・・・
アニメを見る限り、話題作だから飛びついて「作品愛」もなくただ「アニメ化だけを目的」とした
ようにしか見えなかったですね。

正直原作もかなり酷いのでは?と誤解していたのですが、他の方のレビューを読んだら原作に触れ
ていたので確認してみたら・・・って感じで、そのレビュアーさんには感謝ですね。


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(2023/1/25現在)
【4話視聴】冬月さんの冬月さんによる冬月さんのためのアニメ
 {netabare}
(評 価)
タイトル・PVで「出オチで終わる予感しかない」地雷臭がプンプンしてて、1話途中で確信に変わり
「これで1話で切れるわ」と思いながらも、ここまでズルズルって感じですね。
「先生、毎週冬月さんが観たいです・・・」

いろいろなアニメを見て、ヒロイン問わず数多く女性キャラを見てきてるはずなんですが、正直琴線
に触れたのは、
 ・オッドタクシー:白川美保(ってアルパカやんw)
 ・虹色デイズ:小早川杏奈
位なんだよなあ。(ええやんって思うキャラは多数いるんですけどね。)
行動がいろいろ残念でも、水着回が期待外れでも、とにかく冬月さんなんです!異論は認めん!!
無理に関西弁とかしりとりなんかしなくていいので、普通でいてくれればそれで十分です。

とはいえ、このアニメ30分はかなりの苦行ですな。
・主人公に絶望的なほど魅力がない。主人公出すくらいなら妹の出番増やせ!
 でも主人公が出ないと冬月さんが観れないジレンマ・・・
・サブキャラで挽回したいが、サブキャラも魅力がないから救いようがない。
・そもそも作品の方向性がわからない。主役2人のキャラを考えれば、恋愛模様をメインで見せよう
 にもどうにもならんことは火を見るより明らかだろうに・・・とはいえコメディも全く笑えんし。
 こんなものをよく30分枠で作る気になったものだ。ショート枠じゃないと無理でしょ。
多分原作側の問題が大きいのだろうし、制作スタッフにもアニメとして面白く魅せようという気概も
感じられないので、もうどうにもならんでしょう。

「クール」というよりも、冬月さんは感情が上手く表に出せない「不器用さん」なんですよね。
そんな冬月さんが観れればそれだけでいいです。後は早く妹と接触して主人公よりも妹と多く絡んで
くれたらな。多分主人公との絡みよりは期待できるでしょう。
まあこんな感じでアニメには苦痛を感じながらも、ズルズルと完走しちゃうんだろうなw{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

社会人感0の社会人ラブコメ...

{netabare}
最初の方はキャラが好きだったから楽しめたけど、後半になるにつれて気になる所が増えだして最終的に普通ぐらいの評価に落ち着いた。
先輩がうざい後輩の話といい、社会人ラブコメを謳いながら社会人感が皆無なのはどうなのか。
仕事のシーンがロクにない上に、研修旅行で遊びまくったり、揚げ句の果てには会社でハロウィンパーティだったり、社会人ラブコメとしてやる意味があるのかってレベル。
キャラクターの趣味や恋愛の様子も子供っぽい。

タイトルにもある通り冬月さんがワチャワチャしたキャラではなく、クールで落ち着いたキャラだったので自分の好みに合致していて飽きが来るまではかなり楽しめていたけど...。
少女漫画的な雰囲気も好みではあった。
ただ、キャラ推しだけでは最後まで持たなかった。
社会人要素が0ということ以外にも、単純に話にこれと言った盛り上がりどころがない。毒にも薬にもならないようなアニメ。
サブキャラ達の存在感がもう少しあればなぁ。

私的評価:55点
私的ベスト回:1話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
何この酷いOP。これシュールギャグ?
とりあえずこういう落ち着いたヒロイン好き。
主人公も落ち着いていて。なんか色々でてきたw
藁は花なのか…?w 花の保存か。
迷惑はかからんだろw 思ったよりは面白いけど4コマ感は満載だな。
ヒロインが好みだから今は楽しめてるけど、数話後どうなってるかは。観音部長。沖縄ぐらいで溶けるな。この歌手好き。

2話 ☆8
研修旅行だからワクワクしないだろw タンバリン楽しそう笑
社会人っぽくないな。沖縄の天気予報そんなに島も表示されるのかw
アイスで戻るんかいw 研修旅行って感じしなかったなw

3話 ☆7
怒涛の集中線。こういう時の好き嫌いなしは困るやつ。
クソみたいな質問。デートじゃん。雪だるまて子供かよw
永久保存ってそっちの意味かよw

4話 ☆6
これ系の幼児作品好きなの本物感ある。割とブラック企業。
米の擬人化の話3時間半とか絶対苦行だろ。
子供っぽいことばっかやってるのが引っかかるなぁこのアニメ。
ブラック企業すぎて草。

5話 ☆8
妖狐の末裔なら共食いということになるんですが…。
キーホルダー集めとかやってることが幼すぎるw
そりゃそんなまとわりついてたらなw 閑古鳥くん草。
戦闘アニメの強キャラ感ある氷室。
主人公たちに飽きてたからサブキャラメインで面白かったな今回。

6話 ☆8
部長と一緒に? チケットそんなにあるの?
今回4コマ感なくていい感じ。大人はスマートフォンがあるしな。
どっちも結局二人になりたいの草。また花火だ。

7話 ☆3
会社でハロウィンのコスプレ大会って何だよ。学校でもやらないぞ。
これ学生設定で良かったな。
今までも社会人感無かったけどさすがに度が過ぎてるな。
無駄に紙消費してる時点でエコでは無いだろ。

8話 ☆5
スキーと言えば氷室くんの出番かw ぼっちちゃんかな?w
ノリが学生すぎてマジ無理。雪女なのに熱くなりやすいのかw
外出先でわざわざ外出て足りない酒買いに行くのかw
場所把握してんの?

9話 ☆5
何も仕事やってないよね。ぬらりひょんの孫。
リモートとか現代的だ。会社の同僚で行くものかよ。大凶さん…w

10話 ☆6
この雪だるま好き。既読早くつけるのが嫌なのは分かるw
好きな人いないw そんなこと考えずにはよ渡せ。

11話 ☆6
ネコ回? 冷たい兄だなこれは氷属性だ。

12話 ☆5
気の利く部長。おねショタ展開。最終回で風邪か。
告白とかは無いんだ。

曲評価(好み)
OP「FROZEN MIDNIGHT」☆3
ED「リナリア」☆6,5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

そこは、真っ白な恋心が吹雪く職場です――。

この作品の原作は未読です。
第1話はオンタイムで視聴したのですが、サラリーマンに雪女や妖狐の末裔のいる設定って何っ…!?
と思ってしまい、それから随分と時間が経ってしまいました。

実は、先日コロナに罹患してしまい会社に出れない日が1週間近く続きました。
まぁ、インフルやコロナに罹患したら、誰でもそうなりますよね。
勿論、体調が回復した以降はテレワークをしていた訳ですが、発熱があり体調が回復するまでは隔離と引きこもり生活を余儀なくされていました。

つまり暇…というより、久しぶりにまとまってアニメを視聴する時間を捻出することができたんです。
いやぁ、この時間が無かったら視聴はずっと先延ばしになっていたと思います。
その貴重な時間で視聴した作品の一つが本作品でした。

折角なので、第1話から見返してみると…想像の斜め上を行く面白さじゃありませんか!
私が感じた面白さの質は、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」的なキュンキュン系…

この作品が放送されたのは2023年の冬…
先述した「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」が放送されたのも同じく2023年の冬…
つまり、この作品をオンタイムで視聴していたら、1シーズンで2作もキュンキュンする作品を視聴できていた訳ですが、私は自らその幸福を放棄してしまっていたようです^^;

一気見視聴は内容を忘れないので見易いんですけど、こういうサプライズが享受できないんですよね。
む…無念…^^;


現代を生きる雪女の末裔の氷室くんは、感情があふれると吹雪を起こしたり、
雪だるまやかまくらをつくりだしてしまう新社会人。

ちょっとユニークだけれど優しい同僚の冬月さんへの秘めた恋心が高まって、周囲を凍てつかせてしまうことも。
一方、周りからはクールに見られがちな冬月さんもミステリアスな氷室くんに興味津々。

二人の関係は日々の仕事や会社行事を通して少しずつ変化していき、
プライベートでも一緒の時間を過ごすようになっていくが、
どちらも恋愛には不器用であと一歩の距離が縮まらない……。

一見クールな二人が織りなす、心温まる“お仕事系ファンタジーラブコメ”が開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品の一番の見どころは、何と言っても主人公である氷室君を演じた小林千晃さんと、主人公の同僚である冬月さんを演じた石川由依さんの掛け合いにほかなりません。

主人公の氷室君は見た目は超クール系なんですが、内面は結構熱くてそのギャップが良き感じになっています。
一方冬月さんは見た目通り中身もクールなんですが、少しずつ氷室君に対する態度が変わっていく様が堪らなく素晴らしいです。
きっと石川さんの声質もキャラのイメージに拍車を掛けていると思います。
あと内山夕実さんとあやねるは抜群の安定感を醸し出していました。
これだけの面子が揃ってるんですから、そりゃ面白い訳です。

石川由依さん、「進撃の巨人」のミカサや、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のヴァイオレットちゃん役で実力は知っているつもりですが、やはり声質が素晴らしいですね。
思わず魅了されてしまいます(〃ノωノ)
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、佐久間貴生さんによる「FROZEN MIDNIGHT」
エンディングテーマは、Nowluさんによる「リナリア」

1クール全12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、ムッチャ面白い作品でした。
またオンタイムで視聴せずに後悔した作品が一つ増えた感じです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

88.5 3 恋愛で関西弁なアニメランキング3位
さくら荘のペットな彼女(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (5361)
26065人が棚に入れました
学園の問題児の巣窟『さくら荘』に住む高校2年生の神田空太は、変人たちに振り回されながら、『脱・さくら荘!!』を誓う毎日。そんなある日、『さくら荘』に、可愛くて清楚で、しかも世界的な天才画家である椎名ましろが越してくる。彼女を寮の変人達から守らねば!と考える空太だったが、ましろにはとんでもない秘密があった。なんと彼女は外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!空太は寮生たちによってましろの“飼い主”に任命されてしまう。こうして凡人・空太と天才少女・ましろの“飼い主とペット”生活が幕を開け―?この物語は、変態と天才と凡人が織りなす青春学園ラブコメである。

声優・キャラクター
松岡禎丞、茅野愛衣、中津真莉子、高森奈津美、櫻井孝宏、堀江由衣、豊口めぐみ、浅野真澄、小倉唯
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

24話鑑賞後。第1稿。採点も若干修正。

原作小説2巻途中、コミック4巻まで既読。

2クール、きっちり完走できて嬉しい限りです。
録画をミスることもなく、酷く溜め込むこともなく。

一通り観終わって・・・良い意味で泣かされたタイトルだったなぁと。特に終盤は毎週毎週ティッシュ箱を傍らに置き、涙を拭いつつの視聴でした。

総評は後日させて頂いて、とりあえず24話後の感想を。

{netabare}
24話鑑賞後---------
普段アニメの視聴は
『録画しておいて、翌日仕事から帰宅以降』
というスタンスなのですが。
最終話ということなのか、気合を入れて普段より早く起床して、観てから仕事にいきました(結果的に正解だったわけですが)w

冒頭寮生達が全て立ち去ってしまいそうないきなりな展開に「!?」と困惑したわけですが、仁・七海・リタの見送りだったということでホッと胸を撫で下ろした次第です。

とりあえずまずは・・・七海さん、お父さんから正式に許可を貰っての再チャレンジ、良かった。本当に。
このまま彼女が物語から脱落してしまうのは、どういう意味でも勿体無いといいますか、考えられない考えたくなかったので。

本意かどうかはともかく・・・龍之介&リタの関係も安泰なようで何よりです。大胆というか行動力があるというか・・・予想通りではありましたが、さすがリタ嬢w

美咲先輩は・・・まさかそう来るとはw というかどんだけ稼いでるでしょう、彼女。 しかも婚姻届提出済み!?w 早いよ、先輩w
以前1回だけ出てきた例の「ブツ」がここで生きてくるとは思ってもいませんでした。

結局、空太の気持ちはハッキリ示されることはありませんでしたね。何となく感じるレベルでは有ったように思えますが、言葉にはされておらず。
冒頭の看板を打ちつけるシーン。「何かデジャヴ」と思っていましたが、よくみると桜を意識したような模様になっている気がして、良かったと思います。

ましろは・・・無垢さは相変わらず、でも初回の時のような無感情無表情的な部分は無くなって、やはりこの娘も可愛いよな~と。

「はうはう」の弟君がさくら荘入りというのはともかく、トップで入試をパスした娘がというのは甚だ意外でした。
しかも一般寮を出るきっかけを作ったのが優子でw 普通追い出される(?)立場が逆だろう?とw というか合格しているとは全く思わず。
今後色々な意味で賑やか(騒がしく?)なりそうなさくら荘だな~と思いました。

終盤毎回クライマックス的な流れだった分、ラストの平坦さ(普通で考えればそうでもないですが)は意外でしたが、良かったと思います。

2期をやりたい意思の見える終わり方だったと思います。
個人的には是非続きを観たいタイトルになりました。
・・・といいますか、原作読みたいですw 限界です。
アニメとは異なるお話なのかもしれませんが、それでも。

余談ですが。
BD&DVD3巻のジャケットは美咲でしたが・・・メイン張ってる回では無かったようなw 収録話から選ぶなら・・・優子か龍之介かリタかw

23話鑑賞後---------
19話辺り以降、毎回ティッシュが手放せない展開が続いてますね~。今回もそうでした。

元生徒会長が答辞で何かやらかしてくれるかと思いきや、その役目自体を美咲に譲り渡す(上手い表現がみつかりません)という行動にw まさかそう来るとは、全く予期せぬ展開でした。

何処か大人らしい達観した立ち位置で、空太弄りにしか出てこなかったような印象の千尋先生ですが、ここ2話では特に重要な役割を演じていたように思います。
少なくとも、彼女なりのさくら荘への思い入れは有り。そして彼女がいなければ今話の3年生の企ては実行すら出来なかったわけですから。

龍之介&リタの桜のバッジ、3年生の企て。どちらも偶然それぞれが思いついたことなのでしょうけど、結果見事なまでに噛み合っていたな~という印象です。

これでさくら荘存続は確定ということで良いのでしょうか?
校長・理事長・オーナー辺りが汚く展開してくれなければ良いのですが・・・。

残りは・・・1話?2話? どちらにしても寂しい限りですが、何事にも節目、切れ目、出会い、別れはあるわけでして。
現状を円満解決するのには・・・。

22話鑑賞後---------
前回はましろがさくら荘を後にするところで終わっており、色々心配でしたが・・・なんとか戻ってきてくれたようで一安心です。
ただ、未ださくら荘の廃寮そのものは消えていないわけでして、しかも卒業式当日なわけで余談を緊迫した状態ではあるわけです。

七海さんは・・・本当に健気といいますか、自制の出来る娘といいますか。タイミングはちょっと微妙だったかもしれませんが・・・彼女自身の心の内を正直に吐き出してしまっても、僕的には責められたことではなかったように思います。
ただ・・・このことも彼女の判断や決めた事なわけで、これはこれで1つの形だと思います。

ましろへの想いを、表も裏も含めて初めて言葉にした空太だったわけですが・・・結局肝心なところは「七海とましろの友情」に持っていかれた感がw 元々ましろの感情は、偏ってはいても一つの形を示していたわけですから、ある程度の答えは見える気がしますがw

残る問題は今のところ、僕が考えられるだけで2つ。
・さくら荘の今後
・七海の今後

仁&美咲が元生徒会長カップルを巻き込んで何かやらかしてくれそうですが・・・今から次回が楽しみです。
正直・・・この2人は正式に答えを出せたら一歩下がった立ち位置になるかな?と予想していたのですが、意外と要所要所で表に出ていますね。

追記で。
藤沢さんの会社の行動については・・・千尋先生のおかげでちょっとは溜飲が下がった気分ではあります。
別チームの行動ということなら、いくら売れっ子クリエイターといえど会社の全体を把握し切ることは難しいとは思います。が・・・同じ会社・業界の人間としては批判は避けられないとも思います。

21話鑑賞後---------
前話では気丈に署名募集活動をしているような気がしていた七海さんですが・・・やっぱりそう簡単に割り切れませんよね。廃寮阻止に向けての彼女の気持ちは嘘偽りでは決して無いのでしょうが、そればかりなわけでもなく。
どんな形にしても、吐き出す機会は必要だったと思います。

逆に想いを抱え込むしか無かったのが空太なわけでして、タイミング悪かったな~と。気持ちの整理をつける時間も、七海における空太みたいな相手も無く・・・。
ましろを引き抜こう(上手い表現がみつからない)とする企業の姿勢を、「そう」感じてしまうのは無理からぬところだとは思えました。が・・・何事もこう考えるのは邪道ですが、色々タイミングが違っていたら、と思えなくもないですね。

そして何が一番の要因になるのかわからないですが、やはりさくら荘を後にしたましろ。彼女の生活と気持ちと想いが大丈夫なのか、かなり不安です。

20話鑑賞後---------
こう言っては何ですが・・・。
思ったより正攻法で廃寮に対して動いていて驚きました。
ご都合主義全開でやるならもっと超展開とか特殊スキルに訴えるとかあるでしょうに。そうせず署名活動などで地道に(?)動いている様は意外でした。(決して否定的な意味ではないです。)

しかし・・・学校としては「画家としてのましろ」に期待して編入をさせた(してもらったのが正解か?)わけで、その思惑に沿わず漫画家としてデビューまでされてしまったのは、到底認められる話ではないのでしょうが・・・。

だからと言って「耐久性」に託けて、その辺の軌道修正しようとする行為自体も認められるわけでもなく。クラッキングという手段で得た情報とは言え、学校側の言い分はどうしようもない物ですね。

ましろの両親はまだ登場してませんが、どういうスタンスなんでしょうね。画家としてのましろに肩入れするのか、漫画家としての娘に理解を示すのか。原作での展開を知らない身ではありますが、その辺考えると・・・学校側の行動はどっちにしても自らの首を絞めるものでしかないと思えています。

DVD2巻のジャケットを見て、最近改めて「七海も可愛いな~」と再認識したところなのですが・・・残念ながら最終オーディションは不合格だったようで・・・。正直思ったよりダメージ受けてます。
2クール目辺り(それ以前も込みで)からの七海さんの言動を改めて見てみると、結構切ない。この先の物語は知りませんが、以前見た時とは異なった感想・印象が湧いてきます。正直涙無しでは観られないです・・・。

都合の良すぎる展開を期待しているとは思いますが・・・3年生の卒業は避けられないとしても、2年生sは揃ってさくら荘にいて欲しいと思っている(20話観た今でも)ので・・・。

ましろの「わたしがさくら荘を守る」というセリフの意味が、一体何を指すのか少々不安ではあります。いざとなると、結構突拍子もない行動してるので・・・。

19話鑑賞後---------
前回ED明けにて、急展開を見せたわけですが・・・。

今回は、空太が猫を拾ってさくら荘に飛ばされた直後からのお話。

一番印象は・・・やはりゲームが古いという点でしょうかw
今回は「餓狼」もしくは「KOF」。あまり昔の格ゲー、詳しくなくてw ハードは・・・NEOGEOですかね~。

特にこれというポイントは無かったように思いますが、やはりどんな物語でも「ファーストコンタクト」というのは感慨深いものがありますね~。その作品が好きなら尚更でしょうか。

廃校・廃部みたいな流れの作品は(最近?)多々ありますが、このさくら荘は抗う方向でお話が進みそうですね。最終的にどんな決着が待っているとしても、「最後に一花」みたいなノリではない展開を期待しています。

18話鑑賞後---------
「宇宙人に初恋」というタイトルだけあって、やはり仁&美咲のエピソードでしたね。

仁が無事大阪の大学に合格して、報告・話進展かと思いきや・・・美咲がTELやメールをスルーという反応に。
どう解決するのかと思いましたが・・・。

仁の予想も見事に正解でしたが、今回ばかりは2年生トリオの絆が上回っていましたね。

空太と仁の殴り合いという構図になりましたが、結局はやはり仁自身がどう折り合うのか、どう納得するのか・・・そこが肝だったように思います。

仁と美咲の間が、1つの形を結べたことは良かったと思います。屋上での2人のやりとりは感動してしまいました。
といいますか、歳のせいか涙腺が緩くなっているんでしょうか、結構泣ける機会が増えたな~とw

ED明けに「さくら荘取り壊し」という衝撃の展開が・・・。
どの面々にとっても後の無い展開だなと。
七海にとっては、どうしても離れてしまいそうな。
ましろが独りで生活できるはずが無く。
龍之介も引き篭もっていられるわけでもなくなって。
空太は・・・。

16、17話鑑賞後---------
年末年始の帰省後のお話ですね。
この2話は緩急の差が激しいな・・・というのが、まず第一の感想です。「空太プレゼン」「優子受験」「14日」と1ヶ月ちょいの時間経過があるのですが、17話は実質14日のみのストーリーと、すごいバランス配分ですw

(16話)
空太君、プレゼン突破おめでとうございます。
ところでこういう「企画オーディション」は実在するのでしょうか?
あると仮定して、合否をこんな風にその場で決めてしまうものなのでしょうか?(これだと、合否待ちになった時点で不合格みたいなものに見えるので)
空太の参加は複数回目なわけで、今までのものも含めて判断されたということなのでしょうか?
原作ではどう描かれているのか、気になるところではあります。

神田父からの伝言「2人のどっちが本命?」ですが。
確かにそろそろ空太自身、胸の内に気がつくべき頃合かな?と。「七海が自制できる子」で「お互いに遠慮していない」から、この3人の関係が大荒れにならないのだと思いますが・・・普通の恋愛物だったら・・・。

16話のサブタイトルみて。
てっきり七海が告ってしまうのかと思いました。
なるほど、台本のセリフですか。焦った焦ったw

(17話)
2月14日。七海オーディション当日。バレンタイン。
各人、色々動きのあった回でした(現状はそれほどでもないですが)。
リタさん襲来とか、宮原君再登場とか。
ましろに急な仕事とか。

ましろへの仕事。表紙ですか。大役ですね~。
彼女自身既に仕事持ちなわけですが、やっぱり空太・七海が頑張っている部分ですから、こういう展開は欲しいですよね。後々に影響していくのか、今は知る由もありませんが。

リタさんは久々なのに・・・。
龍之介の女性嫌いは一体何が原因なのか。今後そのことに触れられるのでしょうか。
今回のは可哀想だったので。

七海のオーディションは順調に進むかと思いきや、事故で電車がストップ。大ピンチに。
ましろとの約束があっても助けに行こうとする空太。
どうするのか?と思いましたが・・・とりあえずましろを気にする余裕はあったようで安心しました。放置とかだったら洒落にならないので・・・。

オーディション会場までの道程でのやりとり、その後学校での出来事を見た限りで・・・。空太の心の内は、もう決まっているんじゃないかな?と思えました。本人が気付いているかはともかく。
まぁ・・・ましろの手作りチョコなんて、ありえませんよねw
ちょっと期待しちゃいました。

次回は・・・仁のエピソードでしょうか。

14、15話鑑賞後---------
他の新番組の方にかまけてレビューが滞っておりました。
色々思うところもありまして纏めてになったわけですが・・・上手く書けてるか大変不安です。

(14話)
ということでクリスマスのお話。
結局ましろの送迎の間に、七海とのプチデート?をするという展開に。13話の時は結構深刻なお誘いなのかと思っていましたが、美咲の為に一時的にさくら荘を空にする口実でもあったわけで・・・その辺上手いこと有耶無耶になった気がしないでもないですが。

仁は・・・美咲以外の方向には余計なくらい気が回っているんですが、彼女のことだと本当に・・・。考え過ぎなのか、空回っているというのか。
仁本人の中では「美咲とどうしたい」「どうありたい」と明確な理想像(?)があるようですが、それを彼女に伝えることもできず。「そのままで」という曖昧なことしか伝えられない。
言い方は悪いですが・・・「美咲を振り向かせたい」ではなく、詰まるところ、彼自身がどう自分に納得するか満足するか、だと思うんですよね。

さくら荘にきて以来のましろといえば、基本漫画に没頭していて、空太もその部分を目にすることが多かったわけですが・・・。
文化祭辺りのことで「ましろの中に重要な物が増えた」「新たな感情を知った」ことで、異なった一面を見せ始めたのだと思います。
何に向かっても真っ直ぐ。ましろそのものがブレてしまったわけではないのだと思います。

「まだ届けられない想い」。本当に七海さんはストイックですよね。とりわけ自分に対しては厳しすぎと思える程かと。空太は何のことかよく分かっていない様子ですが・・・。
個人的には、結果の成否に関わらず想いを届けて欲しいな、と思いますが・・・どうなるのでしょうか。

そんな意味でも空太君には、もう少し周りからの想いに気付いてあげて欲しいな、と。企画オーディションとか自らのことで精一杯かもしれませんが。
そして自分の想いの在り処にも。

このお話のタイムリミットは約2年後だと思っていましたが、実際はその半分なんですね。

(15話)
千尋先生のヴァカンスの為に、急遽帰省することになったお話。女の子3人連れてって、何てエロゲですか?とw そりゃ妹も驚きですよ。

仁さんの云わんとすることはわかりますが・・・もう少しはっきり応えてはあげられないものか?と思えてならないのですが・・・。

この回は全体的に感想書くのが難しいですね。
「美咲らしさ」・・・元々前向きな指向の彼女ですから、答えに辿り着ければ大丈夫だと思います。グルグル想いの迷宮を100周もしているだけでも大したものだと思いますけども。
「努力は報われると証明して欲しい」・・・そう思うのも分からないでもないですが、それは自分ですべきことかな?と。でないと、自分だけがダメだった場合、自分の結果を人の所為にすることにも繋がりかねないので。

長文で失礼をば致しました。

13話鑑賞後---------
年も明けて、物語もガラリと変わるのかな?と思いきや・・・意外にも空港シーンからでした。

今後は空太・ましろ・七海の3人の関係が厳しくなりそうですね・・・。方向はともかく、空太の思いの質は一体何なのか? ましろの自覚はどの程度なのか? 七海さんはまぁ本人も分かっての行動でしょうが・・・。

漫画を描くことよりも空太へのアクションに比重がいくという、ましろの姿は衝撃でした。空太の思いもわからなくは無いですが、主人公補正にしても鈍い・・・。
同時に七海からのアプローチもあったわけですが、そんな安請け合いして。思わず「いいのか~?」と口を出てしまいました。
この人間関係は果たして・・・。

ふと思ったこと。
やっぱ企画オーディション、そこにはしない方が・・・。他にもあるならそっちへ・・・。今回は一次でダメだったようですが、最悪、意図的に落とされている可能性すらありそうなので。空太なりの思い入れや憧れはあるでしょうけど。
と、本人にはそんなことを知る由も無く・・・。

12話鑑賞後---------
まず・・・年内に一区切り付けてもらえて何よりです。11話のままで越年とか、いろいろきつそうなのでw

物語としては大筋予想通りの展開でした。個人的には空太が、更にもう一歩踏み込んでくれるかな?と期待していましたが。ま~あと1クールありますので、そちらで期待しますw

叫ぶましろという構図は予想していなかった部分ではあります。と同時にcvの茅野さんの演技を意識して聴くの初めてなので、印象大でした。ガルパンとか他にも出演作品見てたようですが・・・。軒並み主演クラスは外してたようです。

「恋を教えて」というお願いに、これで1つ答えられたことになるようですね。主に「ドキドキ」させる方面。
それでもやはり、七海を意識したり、妹に張り合ってみたり、(これは異なるかもしれませんが)リタを助ける空太を敵認識してみたり・・・「恋」に近い感情は持っているように思えますよ?w

藤沢さん・・・。個人的にはあまり好きなキャラではないので、顔見ると少々イラっとしてしまうのですが・・・。
卒業生で千尋先生と知り合いで、おまけに元さくら荘住人となると、結構な立ち位置でしょう。う~む。
確かにプレゼン回見直したところ、履歴書?に住所まで書いてありましたね。

七海さん。一発勝負での、ヒロイン役兼進行役お見事でした。さすがというのかなるほどというのか、良かったと思います。

結局リタさんの思惑通りだったんでしょうか~?
一度彼女に、龍之介にこだわる理由を訊いてみたいですw

ミートボール。直訳すると肉球。今更気付きました。
猫好きな方は、食べるのためらったりするんでしょうか?w

11話まで鑑賞後-----
10話にて、リタさんにも何となくでも理解してもらって、ましろの味方になってくれるか~?と思いきや・・・「待つのは文化祭まで」「しかもましろ父の差し金(11話にて)」と、納得されていない模様。
う~ん、困ったものです。

ということで変わって11話。
というか文化祭パート長いですね。次で4話目。

七海さんのメイド姿がまずは・・・可愛いです。過去に美咲さんと比較して謙遜してますが、十分すぎるほどですよ、ホント。嫌味や情けとかじゃなく。
出展物作りにあまり手を貸せないと気にされているようですが、実際に発表の場で観客を扇動するというのも十分大役だと思いますよ。やり直しはきかないし、その場が全て彼女にかかっているんですから。

ましろの猫娘姿と聴いたとき、空太とほぼ同じ想像してました。どうせ裏切られるに決まってるのいるのにw
入り口で看板持って呼び込みしている着ぐるみ娘・・・「看板娘」では無いですよね?w あれはあれで可愛いのでアリですが、美咲さん話盛り過ぎでしょう。
しかも着ぐるみ内部はパンツのみて・・・。
いつもはパンツを信じてない様相ですが?w 最近信仰するようになったとか?w

森の作品展とかとか。
ましろによるケチャップ絵が、あまりにガチ過ぎる。似顔絵レベルじゃないw

龍之介&リタという組み合わせは不吉すぎですねw
「自動メール返信プログラム」のはずのメイドちゃん、結構独立して動けてる気がしますが・・・?w
この話での龍之介メイド仕様のおかげで、彼の性別がどっちなのか全く読めなくなってきました。ビジュアル的な問題だけではないのかもしれない、と深読みしてみたり。

藤沢さん再び。
卒業生だったんですね。
それでもやっぱり、アレは無いなと。

美咲さん、お姉ちゃんとホントそっくりですね。強いて違いを探すなら・・・総合的な輪郭でしょうか?
普段は結構お気楽(とはいえ行き過ぎている感はありますが)に対応できる仁さんですが、美咲さんが絡むと途端に余裕が無くなりますね。大阪に進学予定ですが、ダメージ受けるのは結構彼なのかもしれません。

仁さんとの関係に悩んだりで結構感情の起伏が激しい美咲さんですが、それでも持ち前の「前向きさ」はこのアニメでかなりの救いだと思います。本当は無理しているだけなのかもしれませんが、どちらも本当の彼女だと思います。
会いにいくのに気軽に「飛行機」「新幹線」と言える辺り、ブルジョワなのか愛が成せるわざなのかw

「ましろがイギリスへ」というのは、現段階では空太の思い込みという部分がありますよね? リタさんの言葉も真実では無いでしょうし。
それでも何か行動を起こそうとしている空太に期待したいです。何となくシナリオは読める気はしますが、ドキドキしてますw 2人の関係が良い方向に進みますように。

これで「恋を教えて」に繋がるのでしょうか?
多分・・・もう既に彼女の中には「恋」があると勝手に思っております。後は「周囲の人の」ではなく、自分の内に気付けるか、だと思います。

9話鑑賞後----------
先回のプレゼンシーンでの謎は・・・観返してみても、やはり意味不明。これについては友人とも同じ見解でした。
今のところでは「藤沢さんの何らかのコンプレックス、もしくは思い込み」にしか思えないですね。
これは原作を読んでみないと納得いかない点かもと思えたり。

で9話。
8話での次回予告がリタさんだったので、彼女メインの回かと思いきや・・・。
個人的には、龍之介君(?)に持って行かれてましたw
いえ物語の展開的にはリタさんが引っ掻き回した感が強いんです。

が・・・いかんせん、登場タイミングが・・・。
そもそも引きこもり設定キャラが急に現れたときの想定なんてありませんでしたw
ビジュアル的な部分については何処かで見かけていたので、それほどでもありませんでしたが。
メイドちゃんのcvがあえて(?)「???」になっていたのにはちょっと納得しました。いえ、先々の展開もある程度勝手に予想した上で、堀江さんの男子(?)役も「ありえる」とは思っていましたがw

リタさんの登場、イギリスに連れて帰る宣言から何となくお話はわかる気はしますが・・・リタさん&空太くんに一言。ありきたりな内容ですが・・・誰が何をするのか決めるのは、本人だよ、と。今のましろさんの判断や思いや方向性が将来正しいのか、そんなことは誰にも分からないでしょう。が、他人が決めることでも無い、とも思います。
言い方は悪いですが・・・ましてやリタさんは・・・。

8話鑑賞後----------
折角の「水着回」も、先週に比べたらその方面ではイマイチ威力に欠けると言いますかw

空太君の挑戦第1回は・・・良くも悪くも予想通りで。
いや・・・いくらさくら荘の面々が変人ばかりで、練習や修正を繰り返したと言えど、人生初プレゼンなんてそうは上手くできるはずもなく。
次に向けて、前向きに進んで欲しいです。
※この作品みて、自分以外に向けて「がんばれ」という言葉をかけることが、どれほど無責任なのか痛感した気がします。ましてや自分が出来ていないのならば、尚更ですね。

審査員(?)の中にいた藤沢さん(でしたっけ?)、プロフィールを見て急に思い立ったように質問をしていますが・・・どんな意図があったんでしょう。追々語られることとは思いますが・・・。個人的に関わりがあるのか、何なのか。
ただ・・・「そういう」質問はプレゼンが終わった後でも良かったんじゃないのか?と思いますが。
プレゼンを聴く必要がないと思えたなら、端から落とせば良い話ですし。
まだ1回観ただけなので、再度視聴~検証してみたいと思います。

7話鑑賞後----------
神田妹、登場~。
個人的にここまでテンション高めな小倉さんは初でしたので、何か新鮮でした。

進路相談(本人曰く建前とのことですが)の為に襲、訪問とのことでしたので、ちょっとはシリアス目な展開かな~?と思っておりましたが、それほどでも無く。
このエピソードが原作にあるのか分からないですが、あるようでしたら読んでみたいところです(現在アニメを追い越さないよう調整しつつ原作追従中)。

次回は水着回とのことですが、今回で既に結構肌色率高かった気がしますがw

妹vsましろも面白かったですが、七海さんが色々焦ってるのが特にツボでした。この娘も良いな~。

6話鑑賞後----------
今回は「FightingVipers」かw
ちょっとかじった程度ですが・・・でも懐かしいw

「8月10日」という日付には、もう1人の行動も含まれていたんですね。ましろデビュー、七海の中間発表会。それらに触発されてのエントリーだったのかもしれませんが。

「ましろ当番」という、ある意味七海さんには関係の薄い仕事に固執した理由は、果たして・・・。
純粋な「使命感」のようなものなのか。
(超)遠回りをした上での空太君への想いの欠片なのか。

結果的に体調不良に陥り、発表会に無理して出席して場を壊し・・・。それらの行動への評価は様々とは思いますが・・・僕としては悪くない選択だったかな?と。
そしてそれらの行動を後押ししたましろ。
あれも彼女なりの気遣いというか、気持ちの汲み方といいますか、そんな一面だったように思います。さくら荘の面々に頭を下げた手伝ったりしてる様は、また彼女の違った面が見られて良かったと思います。
この2人の関係はこれからどう動いていくのでしょう。楽しみです。

「ましろ」と名前を呼ばせるのは恋愛感情というより、「特別」という意味合いのが強いのかな?と感じた回でした。

仁さんの進路は・・・彼は彼の考えあってのことなんでしょうね。推薦蹴ってまで、というのは冗談ではないでしょうし。
そしてそれを察してしまう美咲さん。
・・・切ない。切な過ぎる。
そして色々な人間関係に接する空太君もつくづく絶妙な位置にいるな・・・と。

次回予告が意味不明すぎるw 空太の妹さんの出番なようですが。

例の変更点については・・・。
確かに・・・必要性はあったのか?よりによってこんなご時勢に?と疑問が無いわけでもないですが・・・。
過剰反応はいかがなものかと思います。

5話鑑賞後----------
七海さん、さくら荘へ~の回。
何より、途中の「サムスピ」?ぽい画が気になって気になってw いや~懐かしいなぁ。

先週読んだコミック3巻の後半部分からになると思うのですが・・・。(これでまたアド無しにw)
4話での次回予告とコミックを見比べて、ましろ追試前日辺りのお話は無しかな?と思っていたのですが・・・ありましたね。アニメでは色々軽めな扱いだったように思います。
個人的に前夜のやりとりは面白そうだったので。

それにしてもまぁ・・・ましろさんのスキルは反則でしょうw 詐欺とは言わないまでも、凶悪といいますか。漫画を描くため、テスト突破のために発揮される辺りが、嫌味にしない要因でしょうかw

そういえば・・・空太の家庭の話知らないな、と改めて。

七海さん、色々頑張り過ぎてる気がしますね。
この作品自体、何処かに「陰」と言いますか「裏側」と言いますか、そんなテーマが感じられるので、彼女のポイントの1つなんだろうな、と勝手に想像していたりします。

4話鑑賞後----------
個人的な未知数部分に突入しました。

そしてこの作品を観始めて、初めてましろさんに明確な表情が見えた回でもあったように思います。これまでは、あまり表情が伺えなかったように記憶していますので。
そして改めてましろさん可愛いなぁと。

4話を観て率直に思ったこと。
この作品に対するコメントが安定しないのは多分、登場人物達や物語に自分自身の心が激しく揺らされているからなんでは?と思えました。
方向性は異なりますが、TARITARI5~6話辺りを観た時似た感覚を覚えたような気がします。

来年発売予定?のゲームのCM観て。
七海さんもさくら荘に入るみたいですね~。次回予告の内容から、5話からでしょうか?

※11/3追記
コミック3巻の該当部分を読んでみて・・・。
漫画が原作通りであるならば、空太の心情が分かり易かったことが良かったですかね。アニメではその辺、急展開だった気がしないでもないので。
ただアニメの展開でも悪くはないと思います。

SAOもですが、原作が気になるタイトルです。
でもやはり時間が無い、とw

3話鑑賞後----------
ここまで観た時点で・・・コミックによるアドバンテージがほぼ消えました。 ここから先は殆ど展開も何も知らない状態になります。(注:一応コミック3巻買ってあります。元々読んでいたので。これ書いてる時点で未読です。)

ラブホ取材の件は、結構アッサリだったなと感じました。小説では分かりませんが、コミックでは結構ページが割かれていたように思いましたので。
たぶん・・・美咲さんのお姉さん(でしたっけ?)の話があまりされてなかった分、短く感じたのでしょうか(その話はもう少し後でしたっけ?)。

ましろさんの瞳(心と書いて良いのかな?)。
綺麗なことは変わらずですが・・・純粋でまっすぐで、心に刺さりますね。空太君にも悪意や邪気は無いのでしょうが、アレは結構効くでしょう・・・。

録れてる分を何度も観かえしていましたら、何となくましろさんの表情が分かったような気がしてきました。・・・気のせいな感じが否めないくらいの自信ですが。

2話鑑賞後----------
2話になりましたが・・・やっぱりなかなか纏まらずな感じで。
すみません。

今回までで、まず印象に残っているのは・・・ましろさんの瞳でしょうか。形とか輝き?とか。(意図的なのか)目で物を語っていないように感じるのでミステリアスと言いますか。

空太君絡みになると途端に表情がクルクル変わる青山さん。天才なのか変人なのかイマイチ本音を見せない美咲さん。
どの娘も魅力的ですね。

ましろさん、さくら荘の住人、たくさんの猫達に振り回される空太君・・・。いろいろ、がんばれw

1話鑑賞後----------
コメディっぽい感じが表に出てるように感じますが、コミック読む限りではそれだけでは全く済まないというのが印象なので・・・色々この先、一波乱も二波乱もありそうで。

・ましろさんがいい感じ。
・自動メール返信プログラムのメイドちゃんがw

今のところ書けそうなのはこれくらいです。
期待していた割に、こんなコメントしかできず・・・すみません。2話の時にはもう少し纏まった文章が書きたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 55
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

それぞれの恋と夢の行方。 21話までの感想追加!

さくら荘に住む変人達ととある理由からさくら荘に入れられた普通の少年の物語です。
さくら荘に住んでいる人達はそれぞれ優れた所がある天才なんですが変人ばかりですww
この作品のヒロインもそんな感じです^^
主人公は普通の少年ですがツッコミは優れていて面白かったですw
ヒロインのましろ可愛かったですね^^
ヒロインをはじめとする変人達に巻き込まれていく普通の少年の今後が気になりますね!
(こういうアニメよく見かける気もしますがw)
やっぱり天才はどこか変な所があるんでしょうかね?w
2話も見てみます^^

【2話感想】
ましろは思ったよりもヤバイですねw
あれは1人では生活出来ないレベルでした・・・
どうやら主人公のソラタがましろを介護して行くお話になりそうです。
ソラタのツッコミは相変わらず面白かったです。
僕には天才の考える事はよく分かりませんw
ましろのこれまでの人生は絵にしか興味がなくて絵だけを磨いて来たのかなと思いました。
しかしソラタに少しずつ興味を持ち始めている様子でした。
これからお互い何を学び成長するのか注目ですね^^
{netabare} 栄光のキャベツロードやバームクーヘン勝手に食べた所は面白かったですwアニメならではですね!(実際にあったら笑えないかもですが・・・)
青山さんの関西弁が可愛かったです^^
恋の行方も気になりますね!{/netabare}

【3話感想】
今回は近すぎて遠いと自分の居場所がテーマですね^^
{netabare}自分がいないとダメだと思っていたましろが実は世界的な天才画家でしたと知ったら落ち込みますよね~
ましてや自分には何も夢中になれることや目標が無いからなおさらですね。
アニメ脚本家のジンさんと美咲さんもなんかギクシャクしてましたね。天才でも悩みはあるものですね~
今回の話は後半シリアスが多めでしたね^^
ソラタはさくら荘を出て行くのか・・・
僕は出て行かないの思いますがww
自分の居場所やソラタとましろの距離感などを感じる回でした。今回はあまり話的には面白くないですが物語的には良かったのかなと思いました^^
次回が楽しみです^^ {/netabare}

【4話感想】
ましろの表情の変化やソラタの思いの変化など今回もシリアス多めでしたが良かったです^^
自分のやりたいことから逃げて才能が無いからできない失敗するのが怖いなどやる前から諦めてしまう事ありますよねw
恥ずかしいことかもしれませんが僕も良くあるので・・・
ちょっと主人公に共感できました。

「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし  踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」

という詩があるのですが最近知ったので紹介です^^
この詩今回の話見て思い出したのでw
このアニメ学生とかに人気ありそうですね~
一歩踏み出せばそこから自分の道が広がり世界の色が変わるのかと感じました。
あなたは何色になりたいですか?
僕も自分の色が見つかるといいな^^

【5話】
{netabare} 今回は前回とは違って笑わせてもらいましたw
ソラタのツッコミがオーバーでましろは淡々とボケるところが得に。ましろはボケてるつもりはないんだろうけどw
ましろは本当に絵に対して努力してきたのは分かるけれどテストの答えすぐ暗記とかいう設定はちょとw
何でもありかよ的なw
ものすごい敗北感orz

青山ちゃんがついにさくら荘にやってきました^^
青山は親に声優の勉強するの反対されてそれでも1人でバイトも勉強もして頑張ってるのは凄いと思いました。
でも人を頼ることを知らずに自分で抱え込んでしまう感じでした。
ましろはソラタと青山の恋の展開も気になるね^^{/netabare}

【6話感想】
{netabare} 青山ちゃんは頑張りすぎましたorz
声優の練習にバイト、ましろ当番までやって疲れきってましたね。
せっかく練習してきたのに。。。
熱を出した青山ちゃんをましろは行かせましたね。
まさかあのましろが頭を下げるとは!
それだけ夢に対して純粋なのかなって思いました^^
僕だったら休めばいいと言ってしまいますねw
青山とましろの距離が少し縮まったかな。
サムゲタンはスルーでw
青山とソラタの会話も良かったですね^^
青山は誰かに優しい言葉をかけてもらいたかったんだね。{/netabare}

【7話感想】
{netabare}ソラタの妹が登場。
最近は妹押しが多い気がするw(他のアニメも)
妹の声優は小倉唯さんでしたね~
やっぱりああいうキャラが似合いますw
メイドちゃんは怖いです(^^;)
ましろはいつも意味深な事言ってるけど天然なんだよね?w
誤解されるような事ばかり言ってますww
だんだんハーレムっぽくなって来てますね。
青山ちゃんの関西弁が可愛いですね^^
次回は水着回ですか~
おにあいよりはまともだよねw{/netabare}

【8話感想】
{netabare} 今回はプレゼンと水着回でした。
そらたは一次審査に合格しました^^
頑張ってるソラタはちょっとかっこよかったです。
でも二次審査のプレゼンの方は残念な結果に。。
やっぱり本番になると緊張するよね(^^;)
ましろは落ち込んでるソラタに声をかけちゃいましたね。
ああいう時は声かけてほしくはないのかもだけどましろはいい子だよね。
水着回かと思いどうなるのかな~って思ってたけど結構いい話でした。
ソラタは本気になれる事を見つけれて楽しそうでした。
さくら荘のメンツは学校のプールに不法侵入とは流石ですねww
プールで鍋しようとしてたしw
edでみんなが走る演出は良かったです。
青春って感じですね~{/netabare}

【9話感想】
{netabare} 二学期が始まりました。
開始そうそうソラタの部屋が大変な事に・・・w
空太、宮原、青山の三角関係になりそうですね(^^;)
そして新キャラのリタが出てきました。
ましろのイギリス時代の友人みたいですね。
ましろをイギリスに連れて帰るために来たみたいですね。
どうなるのやら。
ついに赤坂が登場しました!
学校で授業受けながらパソコンってw
トマト丸かじりww
やっぱり天才は一味違うものなのか。
先生もああいう生徒がいるとやりにくそうだね(^^;)
リタとソラタがデートだと。
どうなることかと思ったけどそういうことねw
リタが見せたましろの絵はとても綺麗で人々を引き付けるそんな絵でした。流石ましろw
これはイギリスに帰れっていう理由も分からなくはないですね。
ただましろの気持ちはどっちなんだろう?
次回も楽しみです^^{/netabare}

【10話感想】
{netabare}さくら荘のみんなで文化祭に何かやることに。
ニャボロンを作る事になりました!
そしてプレゼンをソラタがやることに。
全開は失敗しちゃったけど今回は頑張って!

リタと赤坂の言い合いは凄かったです。
赤坂も良くあんなにハッキリ言えますねw
でも赤坂の言ってたことは間違いじゃないですね。
リタとましろは10年も一緒に絵を書いてたんですね。
リタも天才だけどましろはさらにその上をいく天才。。
リタはましろに対していろんな思いがあったんですね。
絵をやめていく人達の中で残ったリタは凄いと思いました。
リタも絵がとても好きなんだと思いました。
そしてましろの事も。
ましろはやっぱり人の感情とかは分からないみたい。
でもましろはリタの事も絵もとても好きだったんだと思いました。
ましろの「リタと絵を書いていてとても楽しかった」って思いはリタに届いて良かったですね^^
ましろは人の気持ちや感情がわからないかもしれないけれどいつか分かる日が来るといいなと思いました。 {/netabare}

【11話感想】
{netabare} 文化祭のお話です。
文化祭でのニャボロンづくりにみんなとても疲れてるみたいでした。
青山の格好は可愛かったですね^^
ソラタ褒めてあげてww
疲れててそれくらいはできるくらい可愛かったです!
ニャボロンに何かつけたそうとしてソラタは愛のパワーを加える事にしましたね。
人の心を動かすには自分の心を揺さぶらないといい作品は出来ないんですね。
でもこれは正しいと思いました。
この作品とは全く関係ないですが僕は歌が好きです。
やっぱり人の心に届く歌を歌うには自分の心も揺さぶらせないと歌えないと思います。
無感情で歌う歌など誰の心にも届かないかと思います。
それと同じじゃないかな。
まあ僕はプロになろうとか思ってませんし上手くもないですがやっぱり歌うの好きだし楽しいかな^^
だから今回のお話はそうだなと思えました。{/netabare}

【12話感想】
{netabare} 文化祭でいよいよソラタ達の出番。
ニャボロンは評判良かったですね。
あんなもの普通作れないですww
でもソラタが新しく導入した愛を叫べはやっぱり抵抗ありましたね。
ましろやみさき先輩が叫んでくれたおかげで無事に成功に終わりましたね。
楽しそうでしたね~
ミートボールビームはもう少し他の名前なかったのかと思いましたがww
でもそれも個性!w
駅でソラタがましろを引き止めるところは良かったですね。
リタは赤坂の事が好きみたいだね^^
不意打ちキスとかずるいわww
あの笑顔は本物だったね!
ましろの「これって恋」っていうセリフのあとの演出綺麗でしたね~
次回が気になります!{/netabare}

【13話感想】
{netabare} いよいよ2クール目に入りましたね!
op、edも変わりましたね。
サビは好きですが前のop、edの方が個人的には好みでした。
fullが早く聞きたいです。
内容としては前回の続きからです。
ましろは今までになかった気持ちが何なのか分からずに戸惑ってるみたいでした。
ましろは感情というものが少しずつ出てきて前よりも可愛いですね。
でもソラタは自分のゲームの応募が落ちた事も重なりましろが手をぬいてるとイラだってました。
分からなくもないですが(^^;)
でもましろは悪くないですね。
次回はクリスマスイブのお話ですね!
青山さんと美咲先輩には頑張ってもらいたいです。 {/netabare}

【14話感想】
{netabare}今回はクリスマスイブのお話。
それぞれの恋とキャラが可愛い回でした。
いきなりopから気合入ってましたねw
最終回かと思いましたよ。
opは青山さんのキャラソンみたいでしたね~
今回はとにかくキャラが可愛かったですw
青山さん、ましろ、美咲先輩みんなそれぞれの思いがあって良かったです。
青山さんのスカート姿、関西弁は可愛かったです。
アレはデートですw
青山さんも可愛かったけどましろもなかなかw
自分の気持ちが何なのか分かってないけどソラタが元気になるようにバームクーヘンを渡し続けましたね。
バームクーヘンっていうのがましろらしいw
ましろとソラタが抱き合ってるの見てた青山さんは切なかったです。。(;>_<;)
ジンさんは今まで女好きだったかもしれないけど美咲先輩のことは本気なんですね。
でもジンさんは美咲先輩と両思いだと分かってても美咲先輩の思いを受け止めてはくれませんでしたね。。
美咲先輩は可愛そうでした。
ジンさんは多分脚本家としても美咲先輩の隣に立ちたいんだと思いました。
決意が固いですね。
でも美咲先輩にとってはそんなことどうでもいいんじゃないかな(^^;)
それぞれの夢と恋の行方が気になる終わり方でした。{/netabare}

【15話感想】
{netabare} ソラタの実家に泊まることになった、さくら荘の女子たち。
美咲先輩はいつもと違ってテンションが。。
ジンさんは自分の夢に対して、美咲先輩への思いが強いんだと思いました。
美咲先輩とジンさんには上手くいってもらいたいです。
ソラタと青山さんはお互いの事を気遣ってて夫婦みたいでしたw
青山さんも応援したいけどましろもだんだん良くなってきました。
ましろはソラタの好きな自分になろうとしてました。
ましろは自分の気持ちがなんなのか分かってませんしソラタも気づいていないのか。。
ましろの自分らしさって何なんでしょう?
ましろはさくら荘と出会い、ソラタと出会い少しずつ変わってきてるけどそれをソラタという存在が止めてるように思えます。
ましろはどんな色(自分)を見つけるのか注目ですね。
それぞれが前に進もうと頑張ってるところ応援したいです。{/netabare}

【16話感想】
{netabare} バレンタインデーへのつなぎみたいな話でした。
ソラタはプレゼンで今度は緊張せずに出来て良かったです。
半分合格という形でしたが合格と同じようなものだと思いました。まだこれからが難しいと思いますがw
青山さんの台本の練習は気持ち入ってました。
ずっと好きでしたってお芝居じゃなく本当に言える日が来るといいなと思いました。
美咲先輩のウシガエルの真似は面白かったです。
せめて猫の真似とかにしてww
美咲先輩は手作りチョコ作るみたいですね。
渡せるといいですね。
妹はテンション高いですねw
妹も受験頑張って欲しいです。
ましろがソラタにチョコを渡すのかどうかも気になります。
修羅場になるのかな(^^;
次回は赤坂とリタの話になりそうですね~
バレンタインデーの行方が気になるところです。{/netabare}

【17話感想】
{netabare}バレンタインのそれぞれのお話です。
リタは赤坂に会いたいがためにわざわざ日本に来たのに冷たい態度でした。
赤坂は後で手紙送るくらいはしてあげて欲しい。
これじゃリタが可愛そうです。。

宮原くんはかっこよかったですw
この前、青山さんに振られたけどソラタから青山さんがピンチと聞いて助けに行くところが良かったです。
最後はソラタに任せましたが青春ですね~
青山さんの告白は演技でしたねw
本当の告白かと思いましたけどそれは後になるのかな?
ましろは今回も可愛かった。
流石に手作りチョコじゃないけど良かったと思いました。
たけのこ派が多すぎww
ただ今回の話でソラタは2人の気持ちに気づき初めました。
このまま2人にフラグ立てたままずるずる行くと見てるこっちが辛くなる。。
ソラタはどっちを選ぶのか気になりますね。
うん普通ならましろなんだろうけど気になるw
美咲先輩はジンさんにチョコ渡せなかったみたい。。
来週も楽しみです~{/netabare}

【18話感想】
{netabare}ジンさんと美咲先輩のお話は良かったです。
ジンさんとソラタの殴り合いはリアルでしたw
美咲先輩、ジンさん、風香さんの関係がよく分かる回となっていたと思います。
美咲先輩とジンさんは幼なじみで昔からずっと一緒だったことが分かりました。
美咲先輩は宇宙人と呼ばれていて凄く頭も良かったみたいでした。(どこのハルヒw)
最初は美咲先輩はジンさんのことを「一緒にいるのが当たり前」、ジンさんは「ほっとけない」という思いでいたんだと感じました。
そして2人ともどこか一人ぼっちで周りに自分たちの事を本当に思ってくれる人はいなかった。

この2人の感情を「恋」だと気づかせたのが風香さん、背中を押してくれたのがソラタ達、そんな気がしました。
ジンさんが風香さんと付き合ったことで美咲先輩は自分の気持ちに気づき、ジンさんも風香さんと付き合っていたけど気持ちは美咲先輩へと強くなっていったんだと思いました。
風香さんはそれを分かっていたように感じた。
風香さんはそれでもジンさんのことが好き(美咲に傷つけられるとこを見てられない)で、きっと妹(美咲先輩)のことも気にしてたと思う。
ジンさんと風香さんの恋は本物じゃなかったけど必要なことだったんだなと思いました。
風香さんに悔いはないと思う。
そして風香さんの分まで2人には幸せになってもらいたいと僕は思いました。

長い時間がかかったけど2人は結ばれて良かったです。
2人はいい後輩に恵まれさくら荘にきて良かったと感じました。
でもさくら荘潰れる話が出たみたい(^^;
ソラタの方の三角関係はまだ決着しそうにないですねw
最終話までまだまだ楽しめそうです。{/netabare}

【19話感想】
{netabare} ソラタがさくら荘に来たばかりの頃のお話。
ソラタのツッコミが忙しい回でしたw
さくら荘は一般寮の人達から見るとやっぱり問題児の集まりみたいな感じですね。
流石に宇宙人(美咲先輩)、幽霊(赤坂)がいるのは予想できないよw

美咲先輩は自由人すぎます。
まさか後輩君と呼ばれるまでにあんなに他の名前で呼ばれてたとは・・・ソラニン(有機化合物)は面白かったww
美咲先輩の頭の中はどうなってるのか謎ですw
赤坂は部屋からほとんど出ないみたいです。
メイドちゃん機能凄すぎww
便利だけど・・・w
赤坂とメールのやり取りは疲れそうです。
でも意外と先生が一番問題児なような気がするのは気のせい・・・?w
怪奇レモン星人ww
先生管理人なのに適当すぎる。

さくら荘は変な人ばっかりだけど暖かい場所ですね。
住めば都のさくら荘は納得!
美咲先輩とかいい先輩だと思いました。
BGMはとてもせつないですね。。
次回も期待したいです。{/netabare}

【20話感想】
{netabare}さくら荘が取り壊しにならないように署名活動が始まりました。
さくら荘取り壊しとましろの存在が関係あるみたい。
ましろが漫画家になろうと別にいいと思うんですが。
ましろがやりたいように生きればいいと思いました。
赤坂は相変わらず正論を言ってました。
ソラタはやっぱり理想論というか感情で動いてますね。
赤坂の言ってることは最もですがソラタのさくら荘の誰一人欠けて欲しくないという思いも分かります。
これからどういう展開になるのか気になります。

赤坂も過去にいろいろあったみたいです。
天才というのも大変なんだなと思うようになりました。
メイドちゃんはまるで一つの人格があるみたいな感じですw
あれでAIとは思えません。
青山さんはオーディションの結果がorz
笑って無理してました。
青山さんの努力は報われて欲しいです。
来週も楽しみです。{/netabare}

【21話感想】
{netabare} ソラタが審査会でまた落ちたり青山さんが・・・だったりと鬱展開でした。。
ソラタは流石にキツイだろうなと思いました。
今回で落ちるの何回めだろう。。
さくら荘がなくなるかもしれないから頑張ってる最中にこれは辛い。
しかもましろが良いとこどり。
ソラタも青山さんも頑張ってきたと思うから今回の話は少し悲しくなりました。
しかもさくら荘も・・・orz
ただ一つ言えることがこのアニメの主人公たちはまだ高校生なのに夢とか自分の目標持っててそれに向かって頑張るだけでも凄いと思った。(結果はともかく)
高校生らしい自分や周りとの葛藤を良く表していると思いました。
このアニメは何かと失敗→挑戦→失敗が多い気がする。
でもその中に少し良い事があってそして周りに仲間がいたり目標がいたりするのが普通なんじゃないかなって思う。
だからこのアニメはその辺は上手いと思う。(ちょっとやりすぎ感はあるけどw)
最後はスッキリ終わらして欲しいと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 65
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

それぞれの夢に向かって

俺は物語も作画も声優も音楽も全部良いと思ってますが、何よりも素晴らしいのがキャラですね。
あれだけ個性派なメンバーが揃っていておもしろくならないはずがないです(^_^)v
特に空太のツッコミが神すぎるw
些細なギャグでも爆笑に変えてくれます。

一番好きなキャラは七海です。
マジで可愛すぎる。
ちょっといじられるだけですぐ顔を真っ赤にしてあわててw
空太が絡むと特にそうなります。
でもって純情で努力家!
完全にメインヒロインでしょう((´∀`*))

以下各話レビューです

2話感想
{netabare}
ましろちゃんアウトオオオォォォ!
同学年の男子に何を聞いとるんじゃおのれは!?
だが可愛いから許す!!

あと、勝手に勘違いしてあわてる七海も可愛い。

でもってキャベツを食べてもらえなくて地味に落ち込む先輩も可愛い。

・・・あれ?俺可愛いしか言ってないねw{/netabare}

3話感想
{netabare}
仁さんもましろもかっこいいです。
こうして空太もまた成長したのだと、そんな風に思える話でした。
空太が仁さんを殴ろうとしてもろにカウンターをくらった瞬間はおもわず吹いてしまったw
てか、三咲先輩のテンションって、とらドラのみのりんみたいだな~って思ったのは僕だけですかね?
あんな明るくておもしろい先輩は最高ですね。{/netabare}

4話感想
{netabare}
神回だった!
空太も夢に向かって歩き出しましたね。
ましろもデビューすることが決まったし。

しかし、こうなると七海のことが気になってきますね。
七海が空太のことが好きっていうのは十中八九間違いなさそうですし、一般寮で一緒に暮らしたいでしょうから。
まぁ次回予告でましろが思わせぶりなことを言ってたから何となくこの先の想像は付きますがw

後、気になるのは仁さんと三咲先輩の関係ですね。
この2人もうくっついちゃえばいいのにw

そして赤坂・・・
あんたはいったい何者なんだ!?
そろそろ正体を明かしてくれませんかね。
ついでにメイドちゃんの中の人もw{/netabare}

5話感想
{netabare}
ついに七海もさくら荘に来ましたね。
これでより一層おもしろい展開が待ってると思います。

てか、ましろ天然すぎ!
空太が寝かしてくれないだの、下手なのに何度もするだの、挙句の果てに話の途中で寝るって何だ!?
空太のツッコミで爆笑したわ!!
でもってメロンパンの下りでも空太の話は全く聞いてないしさ(;゚∀゚)
まぁ可愛いは正義だから俺は別にいいんだけどさw{/netabare}

6話感想
{netabare}
七海が倒れてしまった!
でもさくら荘の人たちはいい人ばかりです。
その中でも仁さん!
なんかあの人は全てのことを見透かしているような気がしま
すねw
料理もうまいって万能すぎんだろ。(でも、何故サムゲタン?w)
今回は名言(迷言)も飛び出しましたしね。

仁さんに振り向いてもらえず落ち込む先輩も可愛い。
てか、普通に仁さんに「付き合ってください」って言えばいいんじゃないかな?

ましろは七海のことをしっかり理解している、七海は空太に弱さを見せることができた・・・
このアニメはホントに毎週が神回です。{/netabare}

7話感想
{netabare}
なんかもぉ色々とカオスすぎる(;゚∀゚)
超が付くほどのギャグ回ですw
前回のシリアス回とのギャップが半端ねぇ!
ほんとに同じアニメかこれ?
けど入浴シーンがあったからそれだけで万事OKだよねw

だだん♪だんだ♪だん!♪
妹ちゃんがさくら荘に来ました。
お兄ちゃんっ子ってのがいいね。
自分でも言ってるしw

ましろは今回初っ端から飛ばしすぎw
悪意があって言っているようにしか思えんわ。
だが、爆笑したから許す!

七海は純情すぎて可愛い。
ましろや妹ちゃんのぶっ飛び発言に過剰に反応して顔を赤らめる姿がヤバいです。
襲いたくなりましたw

先輩は今回出番が少なかったけどインパクトは抜群でしたね。
何か免許取ってたし、これからの話の伏線ですかね。{/netabare}

8話感想
{netabare}
前回の予告からして今回はみんなでてきとーにプールで遊んで終わりかと思いきや全然違った(;゚∀゚)

プレゼンは落ちてしまったか・・・
そんな時でもみんながいてくれれば大丈夫♪
かなり独特の励まし方だったけど空太が元気になったから万事OKだねw

あと、メガネの七海もかわいい。{/netabare}

9話感想
{netabare}
オープニングにすっげー可愛い子がいたから「誰なんだ?」と思いきやまさかの龍之介でしたw
あれが男とか初見でわかるまいよ(;゚∀゚)

あと外人枠としてリタがさくら荘に来ましたね。
イギリスでのましろ当番だったみたいだけどリタも結構常識外れな気がしますw

今回一番おもしろかったとこは、ましろが「空太のバカ・・・」と言い続けるとこですね。
メールのとこは盛大に吹きましたw{/netabare}

10話感想
{netabare}
赤坂がすげぇ良いキャラしてるね。
言いたいことはズバズバ言って、ついでに女嫌い。
今回のことは赤坂がいなかったなら解決しなかったよね。
最後リタと七海に挟まれて焦ってた赤坂を見てすごい和んだわw

てか、リタが赤坂に興味を持っちゃいましたか。
また新たなラブの予感がしますな・・・

どーでもいいけど美咲先輩のエレベーターが地味に進化してましたねw{/netabare}

11話感想
{netabare}
どのアニメでも文化祭ってのはいいもんだ。
EDでましろや先輩が着てた着ぐるみは文化祭のものだったんだね。
赤坂の女装姿を普通に可愛いと思ってしまった・・・
何かに目覚めそうだw
リタに嫉妬してるメイドちゃんも可愛かったですね。
てか、そろそろリタもOPとかEDに出してやれよ(;゚∀゚)
住人ではないけど一緒に住んでんだし。

そーいや先輩のお姉さんが出てきたね。

「美咲を傷つけたくないから私を抱いているんでしょ?」

仁さんはお姉さん付き合ってたらしいですけど、あの時の仁さんは正直よくわからなかったですね。
美咲先輩をより傷つけてるような気がするんだが・・・{/netabare}

12話感想
{netabare}
ましろのいるべき場所はさくら荘。
この辺は予想通りって感じでしたw

美咲先輩と仁さんの方も進展がありましたね。
仁さんも叫んだらよかったのにw
龍之介もリタに少し関心がでてきたみたいですし。{/netabare}

これで前半戦は終了かな。
物語も折り返しってとこですね。

13話感想
{netabare}
後半戦突入です!
2クール目に入ってOPとEDが変わりました。
ちゃんとリタも入れてくれてました
OPの方はすごく良かったんですが、EDの手抜き感が半端ないです(;゚∀゚)

物語が後半に入ったことでより恋愛の要素を強めてきました。
しかしギャグの手を抜いたりはしない素晴らしさ。
料理の件が特におもしろかったw
これから先の話がより楽しみになる良い展開です(^_^)v

空太とましろはまた変な感じになってしまいまして・・・
前も空太が落ちた時にこんな感じになったよね。
そんな中で七海とデートすることになるってなんじゃい!?そんなことをする暇があったら新しいゲームの企画を練りなさい。
そしてデートの権利を俺に譲りなさいw
美咲先輩も仁さんに勝負を仕掛けるためにイブに何か計画してましたね。

後半戦最初は女の子たちのアプローチ回でした。{/netabare}

14話感想
{netabare}
今回はめずらしく千尋先生が活躍したんじゃないか?
あの言葉があったからこそ空太とましろが元通りになれたと思うんだ。

だがしかし、報われないのが美咲先輩(T_T)
結局仁さんが何を言ってるのか俺も全然わかりませんでした
先輩立ち直れんのかな?

あと、空太がましろを好きだと言った時七海は何を思ったのだろう・・・
二人の前では明るく振舞っていたが、やっぱり内心スゲー泣きたい気持ちになったんじゃないだろうか。
でも空太のプレゼン資格ゲットによりそういった気持ちは全部吹きとんだようにも見えましたね。
がんばれななみん!
スカート姿も可愛かったぞ!!{/netabare}

15話感想
{netabare}
前回一人だけ報われなかった美咲先輩だがバッチリ復活してくれました。
やっぱり元気な先輩が一番いいですよね(^_^)v
よくやってくれたぞましろ!!あと妹ちゃんも!
仁さんは仁さんでちゃんと考えていてくれて安心しました。
何の意味もなく美咲先輩距離を置いた訳じゃなかったんだね。

空太に対するましろと七海の好感度もグングン上がっていきました。
それぞれ二人きりの時間のときに色々と見つけたものがあったみたいです。
七海の方は最後にましろが着ちゃったけどねw

あと空太のお父さんがおもしろすぎますw
見た目と裏腹に超ギャグ担当じゃないですか。
風呂での会話には爆笑しましたw
空太のツッコミスキルが妙に高いのは確実にこの人のせいですねw{/netabare}

16話感想
{netabare}
空太のプレゼンがついに通りました!!
千尋はなんだかんだでやっぱり良い先生だよね。

バレンタインが近づいてきてさくら荘の空気も何だかそわそわしてきましたね。
ましろや七海は一体どうするのだろうか?
そして空太のその答えは・・・{/netabare}

バレンタインってどこもかしこも恋愛ムード一色で、すごく楽しそうなイメージがあるけど、実際楽しいのはイケメンに限るよね(;゚∀゚)
俺みたいにアニメばっか見てるような残念な奴にはいつもとなんら変わりないつまらない一日が過ぎていくだけなんですよ。

だが、しかし!
今年の2月14日はいつもと違うのです。
さくら荘のゲームがPSPで発売されるので今年は一人でも寂しくないのさ!

・・・そうやって言ってる時点でなんかもう既に寂しいのです(T_T)

17話感想
{netabare}
話の内容自体はすごく良い・・・
良いんやけどあかん!!
このままやとななみん負け戦や(T_T)
自転車乗ってる時のセリフ練習でついに告白キタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!とか一瞬思ったけど、まぁそういうわけにはいかんよねw
やっぱオーディションに受かってからじゃないと。

しかし、これでななみんルートに近づいた・・・かと思いきやましろとの屋上での出来事・・・
これはヤバい・・・
空太もうほぼ落ちてるわこれ(;゚∀゚)
結局空太はどっちを選ぶのだろうか?
頼むからななみんを泣かせんとってくれよ~(+_+)

ところで宮原くんのあの自転車の件は必要だったのかな?
何かちょっと不自然だったような気もするんですよね。
自転車だけ貸してくれて最初から空太一人の方がしっくりきたんじゃないかとw{/netabare}

18話
{netabare}
ようやく仁さんと美咲先輩が結ばれた感じですね。
空太と仁さんが殴りあった時はどうなるかと思いましたが、やっぱり自分の気持ちを思いっきりぶつけることは大切ですよね。(空太が一方的にボコられてただけな気がしないでもないがw)
仁さんには空太たちのような一生懸命になってくれる人がいれくれてホントに良かったです。
空太たちがいなければ二人が結ばれることはなかったでしょう。

まぁちょっと詰め込みすぎた感もあるんですけどね(;゚∀゚)
1話完結じゃなくて、2話ぐらいに分けた方が良かったんじゃないかと俺は思いました。

仁さんの話に目が行きがちですが、空太のゲーム制作の話も進んでいます。
優子の合格発表を見に行く時の三人の会話は見てておもしろかったですねw
ましろは嫉妬してるし、空太と七海は顔を真っ赤にして慌ててるし・・・
仁さんたちは無事ハッピーエンドだが、この三人の最後はいったいどうなるのだろう・・・{/netabare}

19話感想
{netabare}
さくら荘を取り壊すことが決まり、空太は初めてさくら荘に来た時のことを思い出していました。
空太が自分の部屋に入り、押し入れを開けたらそこには美咲先輩(宇宙人)が!

現在のシリアス展開とは打って変わっていきなりギャグをぶちかましてきましたw
美咲先輩とのコントはホントにおもしろいですね。
他にもさまざまな変人たちに翻弄され続けられたのも今では空太にとって良い思い出になっているのでしょう。

みんながどのような方法で取り壊しを阻止するのか楽しみです。
思い出のたくさん詰まったものをいきなりぶっ壊されるなんて納得がいくはずないですよね。

ただそれ以上に気になるのが、次回予告でのななみん・・・
おそらくオーディションの結果の話でしょうが、その結末やいかに・・・{/netabare}

20話感想
{netabare}
ななみん落ちちゃったのか・・・
それでも明るく振舞ってる姿が見てて辛いです(T_T)
ななみんが空太に伝えたいことがあるっていうのは一体どうなってしまうのだろう・・・
そこが一番気になるところです。

龍之介の過去にも色々あったんだね。
でも今は空太たち・・・さくら荘のメンバーがいてくれる
もう一人になることはないでしょう。{/netabare}

ところで最近の空太はやたらキレやすくないですか?(;゚∀゚)

21話感想
{netabare}
今回ヤバいなー。
ななみんが泣いてるところでガチ号泣してしまったよ(T_T)

努力しても報われない・・・
ほんとに世の中って理不尽です。

空太の方もタイトル審査に落選・・・
さくら荘取り壊しの署名も集まらず・・・
何もかもがうまくいかないという現実がそこにはありました。

暗い・・・話が暗すぎる・・・

そして責任を感じてさくら荘を出ていくましろ・・・
一体これからどうなってしまうでしょうか?{/netabare}

22話感想
{netabare}
神回でした・・・

さくら荘を出て行ったましろをみんなが必死に探します。
そして駅のホームでましろを見つけた空太・・・
ここでの二人の会話がヤバかったです。
ましろは「自分がいるからさくら荘が無くなってしまう」そう思っていました。
しかし、それは間違いでした。

「ましろがいるからさくら荘が無くなるのではなく、ましろがいなくなればさくら荘でなくなる・・・」

あのオンボロな建物がさくら荘ではなく、そこに住むみんながさくら荘そのものだということに気付かされました。

ここはホントに号泣・・・何か俺もう毎週泣いてる気がするよ(;゚∀゚)

七海は結局告白できずに終わってしまったみたいです。
ましろを探すためにかけていく空太を見送る七海がすごく切なかったです。
このシーン・・・「とらドラ」の「ジャイアントさらば」のとこを思い出しました。
{netabare}主人公が本当に好きな人のもとに行くのを恋に敗れたもう一人のヒロインが見送る{/netabare}ってとこがすごくシンクロしてた気がします。

千尋先生は物語が終焉に近づくにつれてカッコいいところを見せてくれますね。
何だかんだでさくら荘のみんなを信じているんですね。{/netabare}

23話感想
{netabare}
ついに卒業式が始まりました。
今回は「美咲先輩回」って感じでしたね。
さくら荘での様々な思い出を語ってくれて、空太や七海はもちろんのこと、千尋先生までもが泣いていました(T_T)
当然俺も泣きましたが何か?w

元生徒会長たちと仕組んでさくら荘の取り壊しも中止となり、大盛り上がりを見せました。
本当に良かったです。

すごく楽しんで見てた「さくら荘」も次回ついに最終回・・・
空太とましろ、そして七海の結末はいかに・・・{/netabare}

最終話感想

ついに終わってしまったかー・・・
一番楽しんで見てたアニメだけあって終わってしまった時の寂しさが半端じゃないですね・・・

でも原作はまだ続いているし、2期を期待しちゃってもいいんですよね?
だったら気持ちを切り替えていつも通り明るいレビューを書きましょう!
{netabare}
まずはななみん、お父さんとちゃんと話をすることができて良かったね。
これで堂々と声優になるという夢に向かって頑張り続けることができるし、まださくら荘に住むことができますね(^_^)v
ホントに良かったよ・・・
これでななみんだけ一人実家に帰らされるんじゃあまりに悲しすぎるもん。
こんどこそ声優になって、そして空太に・・・頑張れ!

仁さんも最後までカッコ良かったね。
駅でのプロポーズにはやられましたよw
・・・だから美咲先輩待ってあげようよ!
何一人で勝手に婚姻届だしちゃってるんですか!?
「二人で出しに行こう」って仁さん言ってたじゃん!!
あんなにカッコよく告白した仁さんがなんかかわいそうになってくるじゃないか(;゚∀゚)
これじゃあ帰って来た時もう苦笑いしかできないですよw

そして最後には新しいこーはい君たちも登場しました。
こんどはこのメンバーでどんなハチャメチャ騒動を起こしてくれるのでしょうか?w{/netabare}

俺はこの作品にどれほど笑わせてもらったのでしょう・・・
現実で悲しいことや辛いことがあってもこの「さくら荘」のおバカな日常を見てると自然と顔が笑っていました。

それと同時にこの作品一つで何回も泣かされました。
感動の涙もありましたし、悲しみ涙もありました。

たくさん笑わされて、たくさん泣かされて・・・
そして「夢を叶える」ための勇気をもらいました。
この作品に出合えたことに感謝です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 138

84.4 4 恋愛で関西弁なアニメランキング4位
瀬戸の花嫁(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2400)
13727人が棚に入れました
ごく平凡な中学生、満潮永澄の平穏な毎日は、とある夏の出来事を境に、音を立てて崩れ去っていった。帰省していた瀬戸内のビーチで溺れてしまった永澄を助けたのは、なんと人魚の女の子、瀬戸燦!しかも、人魚の世界は、「渡世の仁義」を重んじる仁侠の世界だった上、人間に姿を見られれば、その人間か自分のどちらかが死ななければならないという掟が存在した。最後に残された回避手段は、「人魚の正体を知った人間が人魚の身内となる」という方法のみ!
「どちらかが死ぬか、人魚の身内となるか」そんな究極の選択を迫られた永澄が出した結論は燦との結婚だった!永澄と燦の2人を中心に、人間、人魚さまざまなキャラクターたちが騒動を巻き起こすドタバタギャグ&ラブコメディ。

声優・キャラクター
桃井はるこ、水島大宙、野川さくら、三宅健太、鍋井まき子、村瀬克輝、桑谷夏子、子安武人、伊丸岡篤、並木のり子、松島栄利子、森永理科、力丸乃りこ、矢部雅史、小野大輔、山﨑バニラ

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「人魚」と書いて「にんきょう」と

読ませます。

1年ぶりに自分のレビュー読んでてなんか変えたくなったので変えます。まあ一番好きな作品だし、僕の出身が香川県の瀬戸内海にあって親近感湧くし、それであって面白いからちょこっと多めに書いてやろうと思っただけです。
一生懸命書きましたが、ボキャ貧なので許してください。

物語は人魚の姿のヒロインを見てしまった主人公はなんかヤバい掟の関係上、結婚することになり、前途多難な人生を歩み、最終的に人間をやめちゃったお話です。

■ジャンル、物語としての感想
 ジャンルはハートフルラブコメバトル人魚アニメ、まあ言わばJUMP系統のジャンルをギャグで捻じ伏せたようなアニメ。話の進め方は〇魂のようにギャグとシリアスを合わせたような展開に近いですが、言うほど暗さや重さという意味でのシリアス要素があるわけでもなく、話数で比較してもギャグ:シリアス=8:2的な感じで仕上がってます。まあこの緩急の良さが僕が楽しんで一番視聴し続けられる理由かも。
 この作品なんでもありのごった煮アニメなんですが、一番面白いのはやはりこの作品の本筋であろうギャグが面白い。人魚ギャグ、ヤ〇ザギャグ、ホ〇ギャグ、超人ギャグ、ギャルゲーギャグ、謙虚さや恥じらいを見せない堂々としたパロディ...etcネタの引き出しが多すぎるギャグが武器と言っても過言ではないですね(ってか逆に引き出しの少ないギャグ漫画はつまらn・・・)。視聴者を置いてけぼりにさせすぎず、かといって身近なものにさせすぎず、と言ったケとハレの絶妙なバランスはフルメタに似ていて、とても好きです。突然ボソッと出るギャグより、オチをしっかりと用意して、それを視聴者の斜め上の結果を出してくるギャグが面白いのもこの作品の強みだと思います。

■声優の感想
 主人公の声優は当時まだそんなに人気が無かった頃の大宙さんだけど、脇役の声優は当時では滅茶苦茶豪華でした。下積みと言っちゃ前作のアニメに失礼だが、大宙さんの演技は多方面なギャグを飛ばしてくるこの作品をカバーできる力があります。政さんや瀬戸さんの母なんて、声優さんの経験あんまりないのに、演技上手いし、滅茶苦茶キャラとマッチしてるところもあって、違和感がありません。他の声優さんたちもベテランの方が結構いるので、安定して笑ったり感動したりできます(普通に芝居するにも、ギャグを芝居するにも、声優さんの力量次第なところもあるから、結構重要なキーパーソンだったりするため)。

■キャラの感想
 これは一人一人に対して感想を書きますと言いたいところだけど、一人ひとり書いてたらキリがないので何人かの感想書きます。
・満潮永澄:ハーレムアニメの主人公特有のナヨナヨした容姿だが、性格は男前+パッション(なところもチョコチョコある)というギャップのある主人公は結構好き。弄られ役担当で度々人間として扱われないギャグが面白い。
・満潮家:息子を生ゴミのように扱うのが面白い。
・瀬戸燦:メインヒロイン。THE任侠。こういう子がいたらなあと思うことがしばしばあった。ヒロイン中ボケとツッコミ両方できるガチ両刀系ヒロイン。
・瀬戸家:親ばか馬鹿オヤジやサイコ鮫や下衆な貝殻や魚3兄弟、常識人風ヤクザとキチ〇イオールスターズな家族。肩書は悪そうだが内容見れば爆笑物です。
・江戸前留奈:サブヒロイン。嫌いでもないけど正直あまり好きじゃない。
・江戸前家:open your mind.
・不知火明乃:サブヒロイン。そのガードがお固く、素直になれない性格(俗に言うツンデレ)に、心底心を打たれていた時期も私にもありました。
・銭形巡:僕にも社会♂のルール教えてください。
・三河海:金に物を言わせたり、とんでもない勘違いで日本中に生き恥を晒す男だが、燦ちゃんをずっと一途なところは結構好き。
・猿飛秀吉:永澄の悪友。憎めない存在。クラスに一人や二人はいるね。
・委員長:名前が思い出せない。

■作画の感想
 常時安定しているのに、ギャグシーンではいきなりヌルヌル動かしてみたり、逆に小学生低学年が描いたかのようなチープな作画(演出としての作画であり、作画崩壊というわけではない)にしてみたりなど、幅広く、緩急のあるアニメーションになっています。
 漫画版もある意味めちゃくちゃ変わりましたしね・・・w
■音楽の感想
 この作品のOP「Romantic summer 」はベンチャーズも驚きの顔を隠せないようなメロディで突っ切るのかと思えば、ED「明日への光」は中学高校の卒業式で流れてもおかしくないお涙頂戴な歌で余韻に浸らせてくれます。それだけに留まらず、キャッチ―なメロディで頭から離れないED2「Dan Dan Dan」やOVA OP1「絶対乙女」やova op2「天使爛漫 Love power」などもあれば、他にもキタリエが熱い歌歌ったり、モモーイがテクノったり歌のジャンルも何でもあり!なところがさすがです。

■最後に
 「この作品は何でもあり」という印象を受けているかもしれませんが、物語やギャグの起承転結が丁寧なので、スッキリしています。フルメタのようなギャグが好きな人には是非見てほしい作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハイテンションなドタバタ、上質ラブコメディ

[文量→大盛り・内容→考察系]

「すもももももも 地上最強の嫁」「うる星やつら」が好きな方は合うかもしれません♪

原作読破済み。これは、アニメが原作を超えている印象♪

【総括】
ラブもコメも高いレベルで両立しています。

コメの部分は、関東芸人さんのようなオシャレな笑いではなく、関西芸人さんのようなコテコテな笑いで積極的に攻めてきます(笑) 主人公のツッコミも負けていません。

ラブの部分は、ダブルヒロインの基本(回ごとにヒロインの好感度が一進一退)をおさえつつ、ポイントでは純愛を貫いていて、かなり萌え度は高いです。

アニメをあまりたくさん観ていない方には特に、導入として観てほしいアニメですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了】
{netabare}
登場人物はいずれも鯉、いや、濃い方ばりです(笑)

個人的に一番印象に残っているのは、ルナパパ(シュワちゃん)とエラ呼吸三兄弟(顔面魚やんw)。このアニメを象徴するような無茶苦茶なキャラです(笑)

本当に見所の多いアニメで、上記のダブルヒロイン以外でも沢山の見所が。例えば、燦の天然っぷりや、人間社会に微妙に溶け込んでいないところの萌え。そんな中、次第に深まっていく女の友情。瀬戸内組の、特にシャーク藤代さんや巻と永澄の命がけの勝負w 政の男気や永澄とのBL展開w 豪三郎の極度の親バカっぷり。明乃の隙のある可愛さ。三河海のやられっぷり(笑) 他にも書けばキリがないです。その中でも個人的に好きだったのは、燦と巡の絡み。任侠である燦が、お巡りさんや猫を怖がっている姿は可愛かったです♪

と、これを観ても分かるよう、「色んなキャラが、色んなキャラと繋がっている」のが、本作の優れた点のひとつです。

ドタバタ系の学園コメディでは、毎話、毎シリーズごとにトラブルメーカーが必要になり、サブキャラが増えていく傾向にありますが、そのサブキャラを使い捨てにせず、(登場回数や濃度の減少はあれど)極力生かしていこうという姿勢に、制作陣(特に原作者)の「愛」を感じます。こういう(サブキャラを大切にする)作品って、名作になり得ますよね。例えば「ハヤテのごとく」や「スクールランブル」にも似た傾向が見られ、やはりどちらも優秀な作品かと思います。

また、本筋である、永澄と燦の恋愛に関しても、「二人がしっかり成長し、歩み寄っている」のが好印象です。

「うる星やつら」から連なる「押し掛け女房モノ」の良さは、1話目からメインヒロインが確定し、色々浮気をしたりハーレム要素(その都度見せるメインヒロインの嫉妬)はありながらも、結局は本妻に落ち着くだろうという安心感にあると思います(諸星あたる なんか、正にそう)。

しかし、一方で、ある意味ゴール地点から第1話が始まるため、ワクワク感やドキドキ感を演出しにくい部分があります。

ここで生きてくるのが、燦の「任侠」という設定。燦が永澄との結婚を決めたのは、「人助けの延長線上にある、任侠としての筋を通すという責任感」がきっかけ。「責任感」だから、婚約はするものの、永澄との恋愛感情がそこまで強くなく、作品を通して徐々に深まる真の恋愛感情を描くことに成功しました。また、押し掛け女房のきっかけが、(よくありがちな)「宿命」のように、「ヒロインが初めは嫌々だった」のではなく、(すもものように)「子作り」という(ある意味)「打算」に起因したものではないことも、本作の爽やかさを支えていると思います(まあ、任侠が爽やかというのも変ですがw)。

一方永澄も、最初はハーレム主人公らしいヘタレで、燦に対しても「命を救ってくれた恩」が優先していましたが、徐々に燦の人間性(人魚性?w)に惹かれ、燦に見合う「侠」になるため、男気を磨いていく過程が描かれていました。ラストのアニオリ展開(バトルモノ)は、(少々力業でしたが)胸熱でした。

このように、「人間界に順応していく、燦」「男気を磨いていく、永澄」「次第に本物に変わっていく、夫婦の間柄」と、キチッと成長を描けていたのは、実に王道でした。

このアニメ、「ギャグが合わない」以外は、きっと楽しめる作りになっています。これほど詰め込んだのにバランスを失わなかった制作陣に、拍手!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

2クールも必要ない!ラブ抜きラブコメ(進展無し)はダレトク作品?

【あにこれランキングTOP300マラソンキャンペーン】
コメディネタの薄さを演者と丁寧な絵でカバー!でも設定活かさずラブコメ活かさず何も活きず2クール!!!
これはネタなのか?


いやー、長すぎ。本当に長すぎ。
物語はほぼ1話簡潔型のギャグコメディ系作品。本来主軸となるべき恋物語の要素は最後の最後までペラッペラでギャグにハマらなければラジオにすらならない作品。
4話ぐらいから17話まですんごい退屈でしたね。長いスパンのものなのにキャラクターの掘り下げも浅く人魚の設定もあって無いような味気無さ。5話ぐらいからTVで流しながらスマホでYouTubeで色々な動画を漁る始末。最終2話も「だろうねー」な展開で特に語るほどのものもない。


絵は丁寧に描かれており終始安定した作画なのだがそれだけ。
声優さんの熱演や声芸は力の入ったもので良かった。特にキタエリ良いやん!でもそれだけ。うん、それだけな作品。
ギャグが寒い。ノリ的には「バカテス」みたいな感じで若年層向けなテンポやネタがまぁ引っ掛かりなさ過ぎてビックリするレベル。視聴しながら虚しくなりましたね。



って事で最近アニメも不作で暇なんです。そんな中、動画コンテンツのトップをひた走るYouTube。売れなくなった芸能人もYouTubeへの転向をし始め今ではお金の臭いに敏感な怪しい大人に溢れています。
更には3DのキャラクターをVRゴーグルやモーションキャプチャーを使用し操作しながら配信するバーチャルYouTuber(以降VTuber)がゴロゴロ溢れています。演者のビジュアル要素が必要なく匿名性を保てるのと生身の人間のもつ「生々しさ」が緩和される傾向が強くこれからも増えるだろう。
そこで最近よく見るVTuberを少しご紹介します。

【キズナアイ】
VTuberの始祖とも言われておりムーブメントのパイオニア。番組登録者数は日本のTOPYouTuberにも肩を並べるがゲーム下手、歌下手、ネタ小並みで面白味に欠けており動画の中味に見応えがなく再生数はすこぶる低い。中の人が声優の割りに声の表情がない(下手)。始祖という以外何も無い。

【輝夜月(カグヤルナ)】
首締めハム太郎の異名を持つ声芸系YouTuber。多彩な声色を持ちネタは豊富で良編集も相まって面白い。短めな動画も多く気軽に見易いが最近調子に乗り始めて動画投稿頻度が下がる。

【ミライアカリ】
オタク用語、下ネタ大好きライトビ◯チ風VTuber。声による演技はそれなりで編集で上手く隠れているがライブ配信では嘘臭さが光る。歌が上手いが動画は当たり外れが大きくある。少し食傷気味感は否めない。

【ヨメミ】
「エイレーン」というゆっくり系YouTuberの正統派後継者。FPS系ゲームが得意で本人の語彙力の無さも相まってアホカワスカッシュみたいな感じ。VTuberなのに「やってみた」系動画も多く、下手な事言わないように頑張ってるがアホなのでまともに表現できない姿が健気で好感を持てる。

【田中ヒメ&鈴木ヒナ】
当初は田中ヒメ単独だったが、少し遅れて鈴木ヒナが合流し「ヒメヒナチャンネル」となった。田中ヒメは声芸に長けており、アホ。鈴木ヒナは冷静沈着なキャラでヒメに突っ込みを入れているがアホ。歌が抜群に上手く歌動画以外も良編集でかなり面白い。最近イチオシのVTuber。

【ポン子】
Weathernewsで7年前から存在するアンドロイド。正式名は「ウェザーロイド Airi」なのだがバグや欠陥が多くファンの間では「ポン子」で周知されている。「中の人」がハッキリ出てしまう放送事故があったのだが未だにしらを切り続けており更にはネタにしている図太さがある。
毎週木曜日は「フル充電」と称し中の人がその他は「省エネモード」と称しゆっくりちゃんでライブ配信をしている。
ウェザーロイドらしく天気ネタは多彩で更に他のネタも工夫が凝らされており思わずクスリとさせられる。毎日見てます。
「10分で分かるポン子」
https://youtu.be/ptqD2mLXUTY

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

80.4 5 恋愛で関西弁なアニメランキング5位
ハヤテのごとく!(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1455)
9459人が棚に入れました
不幸な少年・高校生の綾崎ハヤテは、ギャンブル好きで浪費癖のある両親の生活を支えるため、バイトの日々を送っていた。だが、1億5000万円の借金を作った両親は、その負債をハヤテに押し付けて行方不明に…。取立てに困ったハヤテは、一人の少女を誘拐することで、借金返済を目論んだ。だが、その行動が少女の勘違いを招き、自分への告白と受け取られる。さらに、誘拐されたその少女を救出してしまったことで、少女の恋の炎に火が燈る。その少女・大富豪のお嬢様の三千院ナギは、ハヤテを住み込みの執事として雇うことを決め、発覚したハヤテの1億5000万円の負債を肩代わりするのだった。かくして無利子・無担保の貸付による40年ローンを返済するべく、仕える者として、お嬢様を守る者として、綾崎ハヤテの命を懸けた執事生活が始まる!

声優・キャラクター
白石涼子、釘宮理恵、田中理恵、伊藤静、松来未祐、植田佳奈、井上麻里奈、中島沙樹、生天目仁美、矢作紗友里、高橋美佳子、小杉十郎太、三宅健太、若本規夫
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

パロネタドタバタアニメ。 ちょっと古い時事ネタを 全52話で存分にご堪能くださいw

原作は少年漫画(未読)。
シリーズ1期に当たるこの作品は2007年度1年間かけて
4クール放送され、全52話と非常に長いです。


主人公・綾崎ハヤテ(高校生)は浪費家の両親から
約1億5000万円の借金だけを残して、捨てられてしまった。
その後、ハヤテは色々あって
大富豪のお嬢様・三千院ナギから執事として雇われることになり、
莫大な額の借金を40年かけて返済することに…
という所から始まるストーリーですが、
正直言って物語なんてどうでもいい作品ですw


回にもよるけれど 全体として時事パロネタが非常に多い。
少年漫画を読んでいない私にとって元ネタが分からず
最大限に楽しむことはできませんでした。(←コレは致命的;)
ただ、ネタが物語に組み込まれている訳ではないので
分からない場合はスルーして適当に楽しむことはできると思います。
(分からないネタが続いた時はさすがに やきもきしたけどw)

所々に自分も分かる ちょっと古いネタがあったり
例えば登場するゲーム機が今より1世代以上前の物だったりと、
何となく懐かしい気分で観ることができました。


作画については今見ても見劣りしませんでしたが、
演出面はさすがに「ちょっと前の作品」という印象。
それでも6年近く前の作品としては良いほうだと思いました。

声優は何と言ってもメインヒロイン・ナギ役の
くぎゅう(釘宮理恵)N型ウィルスが最大の魅力でしょう。
くぎゅう目当てで視聴しても良いくらいのレベルだと思いますw


音楽はOPが前期・後期の2曲、EDはクールごとに変わり4曲あります。

前期(01話~26話)OP … ハヤテのごとく!(歌:KOTOKO)
後期(27話~52話)OP … 七転八起☆至上主義!(歌:KOTOKO)
第1クール(01話~13話)ED … Proof(歌:MELL)
第2クール(14話~26話)ED … Get my way!(歌:川田まみ)
第3クール(27話~39話)ED … Chasse(歌:詩月カオリ)
第4クール(40話~52話)ED … 木の芽風(歌:IKU)

ED映像は季節(クール)に合わせた演出になっています。
どの曲も元気な感じで作品の雰囲気に合っていて良かったと思いますが、
私の中では後期OPと、第3クールEDが特に気に入っています。


キャラも個性的な人物が非常に多く登場します。
これだけのキャラを登場させることができるのは
4クールという尺があってこそだと感じました。
キャラの特徴・設定を上手く使いこなしていたと思います。
これだけ居れば、この先2期以降のネタも作り放題でしょう。


なお、パロネタ発言時の「ピー音」はDVD版で消すことができましたが、
{netabare}「見せられないよ!」{/netabare}はさすがに飽きました。


この1期は6年近く経った今観ると時代遅れ感がかなり強かったので、
もし2期以降も時事ネタ方針で作られてるのだとしたら、
毎回早めに視聴したほうが良さそうです。

逆に、一昔前を懐かしみたい方にはオススメできると思います。

また、釘宮理恵が好きな方にはイチオシの作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

長い事付き合った作品なので特別感があります。面白かったなあ…。

 なんとなく郷愁を感じるというか、ちょっと特別な作品というか…あまりに長い期間付き合ったので…。本作のみで52話。2期も2クール25話。3期12話、4期12話ですからね。コミックも十数年で52巻です。

 当時はヒナギクと西沢さんがお気に入りでした…。一時不思議なくらいのめり込みました。ナギエンドだけは止めてくれってちょっと本気でドキドキしてましたね。原作最終回どうなるかは各自でご確認を。

 主要なサブキャラ達が魅力的でした。キャラ造形が極端なのがよかったのでしょう。執事たちはほとんど異能力者で、女子たちは大金持ちとか天才とかそんなのしか出てきません。オカルトとかロボットとか少年誌らしい滅茶苦茶な感じが良かったですね。こういう感じは最近見ないですね。
 
 不思議なのはたいして女子たちはキャラデザは可愛くない…気がします。語弊がありますが、例えば、先入観無くこの作品内ではなくヒナギクをポンとイラストとして見せられてもそんなに可愛くないという意味です。絵のテイストがそもそもギャグ寄りですから。作品に感情移入して心の目で見るから可愛いのでしょう。ですので、お色気シーンとか言われても全くエロくないです。マリアさんにはちょっと萌えますけど。

 ギャグはアニメ、ゲーム、マンガ、ボカロなどオタク界隈のパロや引用ネタか、執事TUEEEネタ、金持ちネタ、キャラそれぞれのパターンネタばかりでした。原作がケロロ軍曹とほぼ同時期なので時代性なんでしょう。ニヤニヤとかニヤリという笑いですね。これに乗れるかどうかで、かなり本作の評価が変わってくると思います。
「見せられないよ」の「自主規制君」は本作が初出だそうですね。こういう細かいセンスが非常に優れていました。

 ストーリーは一応三千院家の相続とハヤテの借金と家族どうなった?という本筋があるのと、マリアは何者?姫神は誰?みたいな伏線、それぞれのキャラのサイドストーリーがあります。テーマ性はありません。ギャグもいいですが、ラブの出来が良かったと思います。

 ラブコメと言っても、あだち充や高橋留美子とはちょっと違いますね。ギャグ強めだけどラブを結構恥ずかし気もなくやっています。これが堪らないですね。
 3期以降になって若干重いテーマ的なものも出てきますが、それはむしろギャグ漫画のシリアス化現象の範疇です。恋愛の行方が最大の関心事でしょう。

 声優さんは何といっても一世を風靡した「くぎゅう」ですね。そのほかみんなとにかく叫んでましたね。
 音楽は良かったですね。七転八起とか最高でした。その他もEDなどでなかなかいい曲もありました。

 ということで、大変楽しませてもらったアニメです。テーマよりもエンタメ…ですね。ただ、時代性があるので、遡って今見るなら人を選ぶでしょう。
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

軽度釘宮病患者視点Ⅰ

正統な釘宮病患者用作品、同時に釘宮ウィルスの発生源でもある
俗に言われる「釘宮キャラ」を重視した作品の一つ

■釘宮キャラと呼ばれる為の条件は4つ
ツンデレ、貧乳、ロリ、※絶対領域

※絶対領域
スカートとオーバーニーソックスの間の素肌部分、詳しくは検索されたし。
[ミニスカートの丈] : [絶対領域] : [オーバーニーソックスの膝上部分] 
の比率が4:1:2.5 が黄金比とされ、許容範囲は±25%程度という見方が有力。
釘宮キャラ以外でこの領域を持つ有名キャラは初音ミク、戦場ヶ原ひたぎ等

■この作品の中身

対象年齢★★★★★ 釘宮以外の不純物★★★★★ 釘宮成分★★☆☆☆

■この作品への見解
いつもの釘宮と若本の語りで話が始まるがオープニングまでの僅かな
シーンとオープニングを見ると、アニメ中の雰囲気は大体想像が出来る。
レビューにあった通り中々釘宮出て来ないな。・・あ、出てきた。

完全に資料として見始めたのだが、困った事に自身が患者である為、
強靭な理性が崩壊しそうになってk・・やはり釘宮ならロリはアリだな、
ロリでも全然いける。キャラ設定は釘宮作品の中でも一番幼そうなのに
低めの声と他作品には無い独特の口調、これはこれで良い。というか、
低い方が自分は好きかな、もっと言えば低い上に蔑んだような台詞が・・
落ち着け。若本語りも多いから、独特の釘宮口調と若本を楽しむ作品。
バカと変態の台詞多いな・・最初のサービスかな。

若本語りがある以上は絶対シリアスな展開にはなり得ない、ピーとか
シャアネタも入るから案外これ結構歳いってる上級者向けな気がする。
あー、ついに  が成立してしまった。完全に患者用作品じゃねーか

第三話、だからネタが古いんだよw少し後にやや新しめのも出たけど、
それでも古い。ツンとかデレとかよりも・・純正のアニオタ用、漫画オタ
用の作品だな。何より作中の一部台詞の視点が俺のレビューと全く同じ、
原作者の頭の中身が完全にダメアニオタ、俺の友人達と寸分の狂いも無い。

第四話、作品中のピーのうちいくつ分かるかでダメ人間度が分かる。ね
俺は今のところ全部分かるけど、ダメ人間では無い、無いよ。無いからね。
・これは、釘宮作品の中じゃ一番対象年齢高いな。今まで見てなかったの
は完全に失敗だ。ネタが古い・・wもういい加減にしろよ原作者ww

萌えとかエロを超越して完全にネタに走ってる、アニメは距離を置いて
見ましょうね、所詮ただの設定ですよー視点が気に食わないと楽しめない
おそらくこのサイトじゃあまり人気無いだろうなーこれ

釘宮成分をちょっとしたスパイスとして、若本語りを堪能しつつ、
あとはもう原作者のネタがどこまで分かるか、原作者との戦い・・だなw
このアニメが好きな人間とは良い友達になれる気がする。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

61.2 6 恋愛で関西弁なアニメランキング6位
魔法戦争(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1003)
5940人が棚に入れました
七瀬武は過去にとある事故を起こしてしまったがそれ以外はクラスでも生真面目な生徒と見られている普通の高校生で幼馴染の五十島くるみとはくるみの諸事情により偽の恋人関係を築いていた。だが、ある日武は部活の練習前に倒れている相羽六を発見する。そのあと六を保健室に連れていった武は六の勘違いにより六の魔法を受け魔法使いになってしまう。そこから武自身とまわりの人間の運命は大きく変化していく。

声優・キャラクター
宮野真守、東山奈央、瀬戸麻沙美、鈴村健一、岡本信彦、森川智之、高橋美佳子、福山潤、中井和哉

kwm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

『竹刀戦争』 クソアニメオブザイヤー?

原作未読。初めに言っておきますが盛大に茶化したレビューです。
今年のクソアニメオブザイヤーはこれみたいな感じで紹介されていたので好奇心で視聴しました。
この作品は『自分の好みに当てはまるか否かではなく構造的な欠陥がありすぎて面白くない』と思った初めての作品でした。
色々な事がわからなすぎて、真面目に見ようとすると頭の中が『?』マークだらけになると思います。
酷評なので先に原作ファンの方に謝っておこうか迷いましたが、そんな方でも苦笑いせざるを得ないレベルだと思うので謝らないでおきます。

まずこの作品は説明不足な設定や必要のない描写があまりにも多い。
敵が放った大剣による斬撃を主人公が竹刀で受け止める。
こんな誰もが疑問に思うような事象をそのまま投げっぱなしで放置する。
しかもこれが一話で起こってしまうのだからタチが悪い。
登場人物の名前や相関関係、世界観すら頭に入っていない状態でこんな事をされたら、きっと誰もが魔法か何かだって思ってしまう。
『魔法戦争』なんてタイトルの作品なら尚更だ。
わけもわからず始まった戦闘が終わった後、

『そういえばお前さっき竹刀で斬撃を受け止めてたけど、あれどうやったんだ?』
『あれ?…そういえば俺とっさに…』
『それについては私が説明するわ』

なんて自然な魔法の説明を待った所でそれは永遠にやってこない。
その先にあるのは初めて聞かされるエンディングだけだ。
しかもこの竹刀、大剣の斬撃を受け止める度にガキンガキンと金属音を出していたのに途中でバキッと折れてしまう。
竹刀でもなければ竹刀の形をした別な何かでもない、お前は一体何なんだ。

そんな超常現象が起きた直後にもまた別な事件が起きる。
場所を変えて同じ敵と竹刀で再戦するのだが、バトル専用のBGMまで流して煽っておきながら『さあバトル』というタイミングでいきなりエロ描写を持ってくる間の悪さ。
その場にいる女の子が意図せずに魔法を発動してしまい胸が大きくなってしまう。
これだけならまだわかる。
だがバトル中にわざわざその子をフォーカスして胸元をアップにする必要性はそこには存在しない。
やるならきちんとバトルが終わった後に、

『そういえばお前胸が…』
『キャー/////』

と、そこはメリハリをつけてやるべきだろう。
それだけならまだ良い。
突然エロが始まったと思いきや、今度は直前に一瞬映っただけの誰だかわからない別な人物が乱入してくる。
バトルかと思いきやエロが始まり、やっとバトルが始まるのかと思ったら今度は詳細不明の人物の乱入。
しかも突然現れたこの人物、現れて早々『お前ら何やってんだ』と言うのだが、それはこっちの台詞だ、ていうかお前誰だ。
場面が二転三転しすぎて感情移入はおろか、最初に何が起きていたのかすら忘れそうになる。

そんなドタバタを乗り越えてなんとか二話が始まり、要となる魔法の説明が始まるのだが、これが全くと言って良いほど説明になっていない。
『この人達に魔法の種類を教えてあげて』と言われた女の子が次々と魔法の種類を述べていくのだが、名前を言うだけでどんな魔法か一切説明しない。

『回避魔法』
わかる。攻撃を避けるんだね。

『幻術魔法』
わかる。幻を見せるんだね。

『破壊魔法』
わかる。要するに攻撃魔法だね。

『暗黒魔法』
わかる…かな。属性違いの攻撃魔法かな?

『神速魔法』
わかる…かな。ヘイスト的なあれかな?速くなるやつね?

『生物魔法』
わからねーよ。なんだよ生物魔法って。
このままノリで『わかる』なんて言うとでも思ったか。
魔法ってつければ何でもそれっぽく聞こえるとかナチュラルに思ってんじゃねーよぶち殺すぞ(´・ω・`)

この魔法を説明するシーンでは、それぞれどんな魔法か説明を兼ねた映像が一瞬だけ流れるのだが、生物魔法の部分においては第一話で胸が大きくなった女の子の映像が一瞬流れるだけ。
おっぱいを大きくする魔法なわけもなく、こんな映像だけでは何をする魔法なのかさっぱりわからない。
これでわかる奴はエスパーだ。

生物魔法と言っておきながら説明した本人が後に変身魔法と言ってみたり、名前しか判断基準がないのにそれすら変えてくるとか、もう意味がわからないよ。
挙句の果てには生物だの変身だの言っていたのに回復魔法を使って味方を回復し始めちゃう。
もうお前魔法全部使っちゃえよ。
しかもそれぞれの魔法で何ができ、何ができないのか、どんな弱点を持っているのかを一切語ってくれないので、まるで説明の意味を成していない。

更には、使える魔法が前述した『系統魔法』と呼ばれる魔法以外にも存在する事を一切教えてくれないので『キャラの特徴を出すために魔法は一人一つの属性しか覚えられないんだな』なんて先入観を持っていると痛い目を見る。
いきなり主人公達が『プロテクション』と言いながらシールドを張り敵の攻撃を防いだかと思ったら、高所から落下し地面に激突する直前に『フロート』なる魔法を使って着地の衝撃を回避する。
ちなみにこれらは基本魔法というらしく、誰でも使える魔法らしい事をWIKIで調べて初めて知った。
使えるなら最初から言え。
こうして何の説明もなくいきなり視聴者が認知していない魔法を使い始めるので、原作を知らない人にとっては全てがご都合主義に思えてしまう。
最初から説明しておけばなんて事無いのだが、『説明不足』というだけこんなにもマイナスになってしまうのだ。

極めつけは『その必要性がどこにあるのか』『何故なのか』が全くわからないシーンの数々。
悪役側のある人物が豪勢なお屋敷に車でお仲間を迎えに行くのだが、黒塗りのいかにもな車で乗りつけ、お仲間の美女を車に乗せた瞬間いきなり地面に魔方陣が出現し、彼女と一緒に車ごと転送魔法でワープしてしまう。
ねぇ、なんで転送魔法使えるのにわざわざ車乗ってきたの?馬鹿なの?死ぬの?
こんな意味不明な流れがいくつもあるのであげ始めるとキリが無い。

主人公の武器のガンブレードには『系統魔法』を弾として込める事ができ『結局お前全部使えるんじゃん』とか『そもそもそれ伝説の武器なのに、そこら辺の売店で普通に売ってたんだよね』とか色々とあるけどもう疲れた。
気がついたら凄い長文だし、こんなクソアニメにマジになってレビューしてしまった自分がとても恥ずかしい。
まだ6話までしか見てないけど、この先ヒロインにおちん○んが生えてる事がわかってケツからミサイルがでてきても俺は驚かないからな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

こーすけー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

魔法?戦争?ラブコメ?

現在までの総評
原作がラノベのアニメ。
もはやこのタイトルに惹かれてとてもわくわく楽しみにしていました(笑)
そしたらまー作画とかアニメーションひどいですね(´;ω;`)
今んとこ戦争なんかしなくて、ただのラブコメとなってしまっていますね(^O^)
主人公が紀田正臣の声優(宮野真守)っていう点が一番のお気に入り。

1話
{netabare}
いきなり美少女彼女のいる主人公。なんて羨ましいんだヽ(`Д´)ノ
さらにはさらにはいきなり現れた女の子とチューしてしまうヽ(´Д`;)ノ
そしたらなんとも理不尽な理由で武、くるみ、一三は魔法世界へと連れて行かれてしまう。
{/netabare}

2話
{netabare}
なんだかんだ魔法世界に連れてこられた一行は、魔法世界と現存世界が分裂した理由を知る。
学園長に現実世界に戻るか、ここに残るか選択を迫られた武は、自身の境遇にも似た六と彼女の兄のことが気がかりで魔法世界に残ることを決める。さらにくるみと一三も魔法世界に残ることを決め、三人は魔法世界にあるすばる魔法学院に入学することになる。
講義の際に一人だけ魔法を使用をする際の媒体となる「アスペクト」を有していなかった武は六とともに購買部に行きトワイライトを手にする。
トワイライトは前戦争で敵の大将が放った「ラストレクイエム」から世界滅亡を防ぐために世界を現存世界と魔法世界の二つにわけた15人の偉大な魔法士の一人が所持していたものであった。
{/netabare}

3話
{netabare}
武と武の弟の月光との仲違いの回想シーン。
お互いのすれ違いにより兄弟仲が悪くなってしまったようだ、、、。なんだか随分理不尽な理由で嫌われちゃっている気もするが、、、。
以下くるみと六と武の三角関係ラブコメが展開のため割愛(笑)
{/netabare}

4話
{netabare}
兄の所在を占ってもらった六は一人崩壊世界の瓦礫の中を進んでいた。
武たち3人は六の机の上に置かれていた地図から、六が一人で兄を探しに行ったのだと知る。しかし崩壊世界では現在大規模な戦闘が行われていた。
自分と同じような境遇にある六を心配し、武は危険と知りつつも崩壊世界へと六の捜索に行くことを決意する。
くるみ、一三も理由は違えど武とともに崩壊世界に行くことを決意する。
崩壊世界についた早々、三人は世界をつなぐボックスのある結界の中から崩壊世界での戦争の一端を目の当たりにする。
一方、占い師は実は罠であり、六は兄により追いつめられていた。
そこに駆けつけた武たちであるが、圧倒的な攻撃を誇る十の前に六を救出するので精いっぱいで防戦一方になってしまう。
そんな中、一三が弾丸に魔力を込めることに成功し、武もトワイライトのカートリッジを開くことに成功する。
形状の変化したトワイライトは十を襲い撃退する。しかし十の仲間、鷲頭桔平の登場によりともに逃げられてしまう。
結果的に無事学園に帰還することができた4人であるが、学園長に戒められてしまう。しかし武は六の願いを叶えるべく、これからも必要あらば危地に乗り込みトレイラーとの戦闘も辞さないと学園長に告げるのであった。
{/netabare}

原作 - スズキヒサシ(MF文庫J『魔法戦争』 / KADOKAWA メディアファクトリー刊)
原作イラスト - 瑠奈璃亜
監督 - 佐藤雄三
シリーズ構成 - ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン・総作画監督 - 江畑諒真
メインアニメーター - 小島崇史
音楽 - 甲田雅人
アニメーション制作 - マッドハウス

七瀬 武(ななせ たけし)声 - 宮野真守
相羽 六(あいば むい)声 - 東山奈央
五十島 くるみ(いそしま くるみ)声 - 瀬戸麻沙美
伊田 一三(いだ かずみ)声 - 鈴村健一
四条 桃花(しじょう ももか)声 - 高橋美佳子
相羽 十(あいば つがなし)声 - 森川智之

オープニングテーマ「閃光のPRISONER」歌 - 南里侑香
エンディングテーマ「Born to be」歌 - ナノ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1
ネタバレ

さんちゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

テンプレファンタジー

5話まで見たけど、面白くなる可能性を感じない。
退屈です。「東京レイヴンズ」「ストライク・ザ・ブラッド」etc…
学園・バトル展開ものはとあるシリーズだけでいい気がする。
この手のアニメがやたら多いせいかバトル展開にする上での設定が違うだけで
全部同じに見えちゃう。
東京レイヴンズは陰陽師、ストライク・ザ・ブラッドは吸血鬼、魔法戦争は単純に魔法。
何らかの事件が起こって巻き込まれ、特殊な学園に入って、適当にラヴコメやって、
適当にラッキースケベがあって、適当にラッキースケベがあって、そんな事の繰り返し。
他の作品上げるのはちょっと違うけど、要するによほど突出したものが無いと他で代わりがきく。
わざわざ同じようなものを2つ見たいとは思わない。

魔法戦争に関しては、1話で主人公が振り回してた竹刀が剣より強かったり、
キスが切っ掛けで未知の世界に巻き込まれていく拙さは目を瞑って視聴していましたが、
回を追う毎にアニメをみている私の目が死んだ魚のようになってくる。

一番大きな理由が、感情が全く揺さぶられないのだ。
例えば、{netabare}
ヒロインのむいちゃんが「あー裏切り者の妹?」と悪口を囁かれていれば
その数分後にネタばらし。
「お兄さんの事で一部の人達に裏切り者扱いされているんです」「そうだったんだ…」
あーなるほどねー。

3話でも、
男に肩を触られてガクガク震えその場に崩れ落ちる五十島さん。
七瀬「二度と、いそしまに近寄るな」
肩に触れた生徒を追っ払ってその数秒後にネタばらし。
「小学生の頃から、人目を惹く美少女だったいそしまは中学生になって学校の男子は元より、
他校の生徒や、大学生にまで告白されるようになり…」
一生懸命語るのはいいけど、物凄く設定として在り来たりだ。

4話でも、
ピンチに身を挺して七瀬を守る伊田君。
俺に構わず戦え!「どけ!はよ行け言うとるのがわからんのかーッ!」
「伊田、すまん!すぐ戻る!」
そして息も絶え絶えに回想シーンに入る。「お前には、恩があるからなー…」
この直後またネタばらし。
ネタは、三輪車に乗った妹に絡む不良を七瀬が追っ払っただけ。
まさに、ふーんとしか思えないオチ。
というか放っておいても問題無かったんじゃない?危機感無いよ。
「お前は俺にきづいてへんかったみたいやけど、俺は忘れてへんで…」
うーん、たったそれだけの理由で命投げ打つ伊田君が素敵過ぎ!{/netabare}

終始淡々としてて続きが見たくなる「なぜ?」に繋がるエピソードが無いんだよね。
せめてもう少し引っ張ってもいいんじゃない?って設定も即ネタばらし。
私が視聴を辞めてしまう原因として大きな割合を占めているのがこの『即ネタばらし』
どこかで書いたかもしれないけど、これがあると設定もただの説明に聞こえるんだよ。
せっかく毎週放送するんだからさ、少しは視聴側で考える余地ぐらい残しておいて欲しいよね。

視聴後まったく余韻に浸る隙間もないから、
伊田君ってどっから湧いてきたんだ?とか
五十島とむいちゃんって急に仲良くなったなとか
物語自身の印象も薄くどんどん置いてけぼり食らう。

残り7話はあるから途中で化けるかもしれないけど、こう目を引く点が無いと視聴は厳しいかな。
という訳で断念です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

62.1 7 恋愛で関西弁なアニメランキング7位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (518)
3022人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2024/05/04
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

69.5 8 恋愛で関西弁なアニメランキング8位
ラブコン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (431)
2510人が棚に入れました
舞台は大阪の高校、舞戸学園。
主人公の小泉リサ(身長172cm)と大谷敦士(身長156.2cm)は、入学当初からの犬猿の仲。その身長差が傍目に愉快なことと口げんかがまるで漫才のようであることから、不本意ながらも学園のオール阪神・巨人として有名だった。
会えばけんかばかりだったリサと大谷だが、これ以上ないほど性格や音楽の趣味が合うことが判明し、またお互いが身長という同じコンプレックスを抱いていることにも気づく。それと同時にリサは、大谷が持つさりげない優しさや男らしさにも気づき、だんだん惹かれていくことになる。
自分にとって最高の相手である大谷、ただ一点、身長を除いては…。

声優・キャラクター
岡村明美、永田彬、東さおり、徳山靖彦、こじまかずこ、津田健次郎、小野坂昌也、瀧本富士子、諏訪部順一、松岡由貴、荒木香恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作は、少女漫画で一番好き♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
かなりコメディ色の強い、ラブコメ。

全編にわたる関西弁のやり取りが面白く、漫才を見ているような気になる。

古いけど、かなりオススメできる作品です(特に原作)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容的には、ド直球のラブコメ。身長の大きな女子(小泉さん)と、身長の小さな男子(大谷君)のお話。最初はそれぞれに好きな人がいて、友達(相方)として、互いに想い人とうまくいけるよう協力していくが、その中で次第に惹かれ合っていく。という流れは、ラブコメの殿堂「とらドラ」に似ている(ラブコンの方が先)。というか、王道であり定番の流れなのでしょうね。

王道ラブコメの成否は、キャラの魅力と、ラブ&コメの質の高さによります(ストーリーは規定路線ですので)。その意味では、十分に合格点です。

なにより「コメ」の部分が素晴らしい。オール関西弁で描かれていることもあり、質のよい夫婦漫才を観ている気分。「なんでやねん!」って、視聴者としても突っ込みたくなる。てか、作者はノリツッコミ好きですね(笑)

ラブ、の部分では、小泉さんが可愛かった。身長高くても、モデル系の美人ではなく、デカイ上に乙女ゲー好きでおバカな、色々残念な彼女だが、何気に一途で、純粋で、不器用で、がんばり屋なところが良い。特に、大谷を好きと気付いた後のがんばりは、見てて応援したくなった。女子力高めの友人のちょい間違っているアドバイスに耳を傾けつつも、「どうせウチみたいなデカイ女が、こんなんやってもアカンやん。てか、おもろいやん。」と、自分を客観視して自虐に走りつつ、(あまりに的を射ているので)それを友達も上手くフォローできず、だんだんダークサイドに落ちていき、一周回って吹っ切れる感じが、個人的にはツボでした(笑)

そういう意味では、大谷君にはちょっと不満が残りました。まあ、悪い奴ではないんだけど、小泉さんに対して鈍すぎだし、ヒドイ態度とりまくりで、正直、イラッとしました。これは、リアルでもそうなんですが、男で、自分の「可愛さ」を自覚して利用してる奴は、自分の「格好よさ」を自覚して利用してる奴より、だいぶ嫌いです。まあ、大谷君の場合、本当は格好良くありたいと思ってて、可愛さを利用しつつも苦悩してる描写があったんで、そこは良かったかな。いずれにしても、少女漫画原作って、ヒロインは好きになれても、メインの男が好きになれないことが多いです。まあ、私が男だからでしょうね。

色々ありますが、面白いことは間違いないです。原作漫画は、少女漫画の中では一番好きですし。ラブコメのコメ寄りが好きな方なら、間違いはないでしょうね。サブキャラも、(みんな何かしかで残念ですがw)かなり良いキャラそろってますよ♪

どうでも良いのですが、作者の中原さんは関ジャニ∞が好きで、大谷君の元ネタは渋谷すばるさんだというのは、ファンの中では結構言われているみたいですね。

でも、私は昔、大谷君=T.M.Revolutionの西川さんを思い描いてましたw 親友の中尾君は、よゐこの有野さんで、ライバルの遥はウエンツ瑛士さん。台無しですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
ネタバレ

暇つぶし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

息ピッタリな凸凹カップル万歳

身長が高い事がコンプレックスな小泉さん。
身長が低い事がコンプレックスな大谷くん。
周りからは、オール阪神巨人と揶揄される程息の合った名コンビ。
異性として意識していなかった大谷くん。
ひょんなことから好きになってしまう小泉さんの奮闘記。
友達から特別な人への変異。何となく気になって、何となく好きになって。自分の生活が彼を中心に回り出す。

内容の方はいたって普通。というより、わりとイラッ☆(ゝω・)vっとするほど大谷くんが鈍感。
アホだけど、真っ直ぐで爽やかな彼は大変魅力的。アホだけど。
でも、何でやねん!ってツッコミたくなるレベルで恋愛に関して鈍い。
小泉さんが頑張っているのに、それをことごとくスルーしていく大谷くんに怒りすらわくレベル。
ただ、ずっと相方のように感じていたから、全くの想定外だったのだろうとは予想は出来ます。
これが敏感だったら話がすぐ終わっちゃいますしね。

結構ぐだぐだな展開ですが、会話のテンポは最高。
関西特有のボケ・ツッコミが終始光ってます。
完全にシリアス入りまーす的な展開でも、ボケが入ってくるのでそこまでモヤモヤした気持ちになりません。
それに、小泉さんの前向きな姿勢が大変気持ち良い。
普通なら諦めちゃうところなのに、頑張ろうとする姿にグッときます。
好きな男の子に、{netabare}「お前とチューするところを想像するのは面白いから無理。」 {/netabare}とか言われたらショック過ぎると思います。
でも、諦めず、ポジティブシンキン!で一途に想う彼女を見ていると応援したくなりました。
会話とか完全に大阪のおばちゃん。飴ちゃん食べる?とか普通に言いそう。
身長が高い女の子ってカッコ良いってイメージあるけど、小泉さんはすごく可愛いなって思いました。

また、あんまり男の子の嫉妬って苦手なんだけど、これは一味違いました。
散々振り回してた大谷くんの可愛い嫉妬にニヤニヤが止まりません。
{netabare}
イケメン教師の煽り方。それに反応する大谷くん。
そうこれが、これこそが、最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!
今までの小泉さんの頑張りを見せられている分、気分爽快。
そして、花火のあのシーン。∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩
{/netabare}
小泉さんが本当に可愛いと思える作品で大変満足。
周りのキャラもいい味出しているし、笑える明るいラブコメだなと感じました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

関西弁恐るべし

小泉リサは身長170cmの長身の女子高校生
彼女は事あるごとにクラスメイトで身長156cmしかない男子
大谷敦士と喧嘩を繰り広げており
身長差16cmの息の合った口論っぷりに
クラスの中でオール阪神巨人と呼ばれていた。
喧嘩友達から最高のパートナーへ
大阪の高校を舞台にした関西弁ラブコメディ

2007年制作の画角4:3のSD画質作品

ラブコメで男側の鈍感気質ってあまり好きじゃないのですが
本作の大谷君は確かに鈍感な面はありますが
それがストレスに感じる事はありませんでした。
なぜならば鈍感気質の質が違うからです。

大谷君と小泉を見ていて思ったのが
男女間に「友情」は存在するということ
いわゆる友達以上、つまり「親友」というやつですね
これって確かに他者から見れば
「そんなに仲が良ければ付き合っちゃえばいいのに」と
言いたくなるような状態だけど
当事者たちにとっては全くもって
「思いもよらない」事だったりするんですよね
物語の中では女の子側が最初に恋心を抱くようになりますが
大谷君は一心に親友への友情を貫いていきます。
この二人の気持ちの差異が、付かず離れず果てしなく続き
ニヤニヤ、キュンキュン状態の継続へと繋がっていくわけです。

「今まで、たくあん だったものが、いきなりカニにはならへんやろ」
最もです。

普通のラブコメだと告白→成就で物語は終わりますが
本作に於いては、シリーズ中盤以降ターニングポイントを迎え
「その先」が描かれます。
真骨頂とも言えるこの展開はラブラブベタベタではない所がミソ
関西弁の良さが遺憾なく発揮されるのも
むしろこの後半からと言っても過言でないと思います。

とはいえ、関西弁恐るべし
もやもやした感じがないというか、ハッキリしてるというか
実に清々しい
こう思うのは私が関西圏でないからなのかも知れませんが
たった一人の新任教師以外全て関西弁で固められており
関西弁ラブコメ以前に、関西弁アニメな訳で
これだけ関西弁で固められた作品は他に
「じゃりん子チエ」くらいじゃないでしょうか

ラブコメ作品の中でも充分 傑作の部類に入る
もっと評価されるべき作品です。

蛇足
白石涼子さんが主役を演じていたら・・・いやいや
岡村明美さんも十分魅力的です。
(白石さんの関西弁キャラ発掘以前の作品だから仕方ないか)

蛇足でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

70.8 9 恋愛で関西弁なアニメランキング9位
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(アニメ映画)

2003年4月19日
★★★★☆ 3.8 (340)
2358人が棚に入れました
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっていた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。
同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、ちょっと風邪気味のコナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

暗号と十字路に隠された謎。服部平次の初恋の真相は…

2003年に公開されてた劇場版名探偵コナン第7作目。

観終わってから15年も前の作品と知り、
とても驚きました。

確かに登場する携帯が古いなあとは思いましたが。笑

でも内容は十分面白かった♪
ぎこちないCGも、15年前の作品というのなら納得。

100分ほどの作品です。


● ストーリー
東京、大阪、京都で起きた殺人事件。
そこには窃盗団“源氏蛍(げんじぼたる)”が絡んでいると警察は睨んでいた。

一方、小五郎は京都の山能寺から
盗まれてしまった仏像探しの依頼を受ける。

コナン、蘭、園子も京都へ同行し、
寺に届いたという仏像のありかを示す暗号を解読しようと試みる。

西の高校生探偵・服部平次もまた、
独自で殺人事件の調査を行い、調査中のコナンと遭遇する。


今回の舞台は京都。

西で事件が起これば、
平次と和葉も絡んでくる。

大阪から京都に通うって、
意外と距離あるんだけどな…。

まあ、そこを突っ込んでも仕方がないのでスルーしますw

平次&和葉が絡むお話、好きです^^
見ていて微笑ましいもの(*´ω`*)痴話げんかイイネ


暗号や殺人事件のトリックなど、
内容はしっかりしていました。

コナンや平次のアクションシーンも
盛りだくさんでした。

二人とも人間離れしていますw
そんな二人と対等にやり合う犯人もすごいわw

平次のバイク爆走はスピード感もあって、
アトラクション体験しているような楽しさがありました♪

劇場の大きなスクリーンで見たら、
もっと迫力があったでしょう♪


≪ 京都の路地 ≫

京都には何度も遊びに行っていて、
有名な観光地近辺なら土地勘もまあまああるのですが、

路地は確かにややこしい!
名前言われても全然わかりません。笑

その路地名を事件に取り入れるというのは、
おもしろいネタだと思いました^^

路地名の勉強にもなったし。
覚え方の歌なんてあるんですね~。

逆に言えば、京都の人でさえ、
歌にでもしないと覚えられないということなのかしら?

恐るべし、京都…。笑

義経や弁慶もテーマに隠れているので、
彼らにまつわる実在の史跡が登場するのは京都観光気分でした♪


≪ 現代化するトリック ≫

携帯電話が普及している時代背景からも、
情報ネットワークが急激に栄えている時代であったことがうかがえます。

トリックにもそれを活かしたものがありましたし。

これからの推理ものは物理や化学要素だけでなく、
こういった機器をいかにうまく使うかで、トリックの幅が広がりそう。

それを見抜く探偵側も、
情報や知識を持っていないとトリックを見破れないので、
なんだか大変な世の中になってきたなあと感じました。笑


● キャラクター
平次の初恋話が登場!
そのお相手は…。

嫉妬する和葉。
いやでも平次のインタビュー記事を持ち歩いているってよっぽどww

そんな余裕のなさも、
可愛い一面なんだけどね^^

平次もかっこいいしね♪
剣道部で鍛えた剣さばき、かっこよかった♪

カップル的には東のカップル(新一&蘭)よりも、
西のカップルの進展の方が気になります♪


● 音楽
【 主題歌「Time after time~花舞う街で~」/ 倉木麻衣 】

私はTV放送の録画で観たのですが、
そこではカットされていました。

平次の初恋エピソードの映像と
よくマッチしています♪


● まとめ
コナン映画には面白いものとそうでないものがありますが(笑)、
これは面白いものでした♪

ストーリーもキャラもしっかりしています^^
犯人の動機は理解できませんでしたが。笑

コナン映画どれを見ようかなーと悩む人には、
これいいよと、おすすめの中の一つになりそうです♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

舞台は京都、平次と和葉が活躍します

本作は劇場版名探偵コナンの監督を第一作から監督を務めてきたこだま兼嗣の最後の作品であり、以降は山本泰一郎に引き継がれた。また、「副監督」として西森章も監督を担当しておりシリーズで初めて監督が2人置かれた作品になっている。また本作はコナンが初めて工藤新一の姿に戻った作品である。

また本作は舞台が京都である事もあり、平次と和葉が作品の主要キャラとなっている。OPの解説でも、コナンから平次へのバトンタッチが見られる。
新一×蘭以上に平次×和葉の恋愛要素が強かったのではないか。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっており、義経記を持ち去っていることが判明していた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。

同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、コナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

コナンは秘仏を盗んだのは源氏蛍だと推理し、謎の絵の解読のヒントを求めて弁慶に関係のある場所を巡っていた。その先で平次と遭遇し、平次も源氏蛍の事件を追っていることが分かり、お互いに情報交換を行い捜査を再開する。平次の案内で鞍馬山を訪れるコナン。しかしそこで、平次がライダースーツの男に弓矢で狙撃される。コナンの機転でそれをかわし、二人はバイクで男を追跡するが、後一歩というところで取り逃がしてしまった。

その夜、コナン一行は御茶屋に招かれた。しかしそこで、桜正造が何者かに殺害されてしまう。さらに、コナンと平次が桜の古美術店を調べた結果、彼が源氏蛍のメンバーであることが分かった。

捜査を切り上げ、和葉を乗せて帰宅する途中、平次は再びライダースーツの男の襲撃に遭う。男は翁の能面をかぶり、木刀による対決を申し込んでくる。その申し入れを受ける平次だったが、男の見たことのない剣法に大苦戦。あわや殺害されそうになるが、和葉の機転によって救われる。

その後も捜査を続け、少しずつ真相に迫っていくコナンと平次。しかし、その最中に和葉が犯人に誘拐されてしまった。平次に鞍馬山まで一人で来るように脅迫する犯人。しかし平次は、前夜に犯人から受けた傷が悪化して倒れてしまう。果たしてコナンと平次は、事件を解決して凶悪な犯人から和葉を救いだせるのか!?
{/netabare}

本作のキャッチコピーだった新一と蘭の再会は、思っていたものとは違い手早く済まされてしまった。
その代わり、平次と和葉の名場面は数多く用意されており、本作の主人公は平次と言っても過言ではないくらいである。(舞台が京都だからと言うのも大きいが)
よって本作はコナンと平次のタッグが一番の見所と言える。バイクで犯人を追いかける場面はCGが凄くて驚いた。推理に関しても、色々とミスリード等も折り交ぜつつ、筋の通った説明で良かった。
そして私が最も評価しているのはEDの倉木麻衣のTime after time〜花舞う街で〜である。毎回EDは実写なのだが、今回はその実写とのマッチが素晴らしく、また名曲である。

コナンの映画ではあるが、思ったほどコナンは活躍できなかった(むしろ平次のサポート)。しかし、名探偵二人の活躍や平次の名場面は是非見ていただきたい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

古都十字路、桜花夢幻……

原作コミックは未読。

劇場版七作目にして、京都に“上洛”したコナン。
弓による連続射殺事件と、関連が疑われる仏像消失事件。
その謎解きの鍵を古典と京都各地に点在する観光スポット等に散りばめ、
ミステリーのメッカと堂々マッチアップの構え。

でも、個人的には、申し訳ありませんが、
事件の子細は割とどうでもよくて……(苦笑)

強いて言えば……{netabare} 仏像盗んで銭儲けを企てる不届き者には、
仏罰が下ると言う教訓ぐらい。{/netabare}
密室トリック等に収められない劇場版スケールの事件は、
ご多分に漏れず、派手で華やかですが、やや大味な印象も……。

私が本作で気に入っているのは、むしろロマンス要素。
コナンですら春の京都、桜の如き刹那の美しさに触れれば
ロマンティックな方向へ逸脱する。恋バナが花開く(笑)
この脱線にこそ価値を見出している作品。
(ただし……{netabare} 小五郎のおっさんは違う意味で脱線し過ぎなので自重した方がいいと思いますw{/netabare})

特に平次が幼い頃京都に行った時、桜の木の下で出会った初恋の相手は誰か?
事件の真犯人が誰かより、ついついそちらの方に興味が行ってしまいます。

新一と蘭のアツアツぶりは平常運転として……。
いや……{netabare}春の出会いパワーを背景に
“再会”を演出した発明は超文明過ぎますがw{/netabare}

何より“ホーム”の関西で活躍する平次が格好いい作品。
古都をバイクで爆走する男は絵になります。惚れてまいます。
(まぁ……あんな暴走したら間違いなく免停やけどw)
初恋の記憶に浮つきがちな平次にヤキモキする和葉も可愛い♪

東西の名探偵による頭脳や武術だけでなく、
ベストカップル度もアッツアツです。

私は劇場版『コナン』はそれほど鑑賞してませんが、
春の京都のロケーションを生かした本作は、
私にとって桜が咲く度、思い出すとても印象的な『コナン』です。


付記:今年の劇場版『コナン』は秋の大阪、京都が舞台の模様。
平次が“ホーム”でまたもや事件とラブコメの波動に挑むようでw

この最新作公開に先立ち日テレはやはり『迷宮の十字路』放送を仕掛けて来ました。
ジブリやルパンなんかでもそうですが、
犯人より名探偵より、日テレのプッシュは執拗かつ老獪(ろうかい)で参りますw
脱帽ついでに、最新作『から紅の恋歌(ラブレター)』劇場鑑賞に行って来ようと思います♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

58.4 10 恋愛で関西弁なアニメランキング10位
アキカン!(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (400)
2299人が棚に入れました
主人公・大地カケルが自販機で買ったメロンソーダに口をつけると、缶ジュースが美少女に変身した。少女化(ガーリッシュ)するスチール缶の精霊・メロンと過ごすうちに、カケルはスチール缶とアルミ缶の戦い「アキカン・エレクト」に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
福山潤、成田紗矢香、豊崎愛生、能登麻美子、悠木碧、大久保藍子、岡本信彦、置鮎龍太郎、豊口めぐみ、広橋涼、中島愛

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

缶蹴りじゃないよ?

学園ラブコメのちょっぴりバトルとファンタジー。
2009年同タイトル漫画の原作をアニメ化TV放送~

結局私なんて・・用が済んだらそれでおわり・・
もういらない・・後はただ・・すてられるだけ・・
ただ愛されたいだけなのに・・

えっと・・変な意味じゃないよ?缶として生まれた
缶の切ない願い・・まぁ・・そういうニュアンスの
アニメですけど♪

たぶんキス=甘い・・ジュースの缶=間接キスという
男子の切ない願いというか純真な妄想を捻っちゃった。

もうジュース飲む=キスでいいや的な?
そんでやっぱ美少女だよね?

1話を視て直ぐ分かる通りのナンセンスギャグ満載の
美少女萌えアニメみたい。

彼女いない歴16年の主人公は空缶コレクター♪
特技は自動販売機を口説いたりセクハラすること♥

福山さんの毒舌が半端ないので癖になった♪
ペコカン同士の台詞も滅茶苦茶馬鹿っぽくて面白い♪
キャラ名=キャラの個性のようです。
バトル中のBGM等結構良かったりする。
登場人物に普通のキャラはいません。
作画が少し残念かな。ギャグらしく良い切れ方はしてる。



キャスト

大地 カケル(福山潤)弓月学園高校1年C組。
基本的に馬鹿で何も考えてない。下ネタを得意とする。
過去のとある事件により人を傷つける事を恐れている。
趣味はスポーツと缶集め。毒舌

メロン(成田紗矢香)弓月学園1年C組編入。スチール缶。
カケルの従妹でデンマークに留学していた事にしてる。
「大地メロン」と名乗る。でアルミ缶が嫌い。

天空寺 なじみ(豊崎愛生)弓月学園高校1年C組
民間大手の航空会社スカイエアグループの社長令嬢。
カケルの幼馴染。妄想癖があるり「結構腹黒い」らしい。
のんびりしていて誰に対しても優しい。

エール(能登麻美子)弓月学園1年C組に編入。アルミ缶。
丁寧な口調で、オーナーのなじみに絶対な忠誠を誓う。
なじみの家でメイドをしている。常にクール。杓子定規。

宮下 美咲(広橋涼)普通の女子中学生。
星と読書が好き。家庭環境から逃避気味の傾向がある。

ぶど子(悠木碧)小学生くらいに見える少女。アルミ缶。
舌足らずな口調で喋る。趣味はミサキと星を見ること。
勝気な性格なのだがアホの子で、どこか憎めないキャラ。

ミク(中島愛)関西弁を喋る。スチール缶
オーナーは偶然、缶に口を付けてしまった猫(三毛猫)。

東風 揺花(大久保藍子)弓月学園1年C組所属。
自称なじみの「恋人」で「魔女」。カケルをライバル視する。

甘字 五郎(岡本信彦)弓月学園1年C組所属。
カケルの親友のようなもの?

男屋 秀彦(置鮎龍太郎)自称「ゲイ」で美少年が大好き。
経済産業省の産業技術環境局規格統一課担当参事官。
「アキカンエレクト」や謎の計画などの中心人物。

木崎 愛鈴(豊口めぐみ)弓月学園の非常勤数学教師。
男屋秀彦の秘書。数少ない常識人。結構純情。大の猫好き。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

【HENTAI】とはこの作品のためにある? 声ヲタ必見! カオスではなく【既に壊れちゃってるヨ】的ラブコメディ!w

ある日突然、ジュースの空き缶が美少女になって顕現するバカアニメ(笑)


もうこの設定の時点で色々笑えてくるのですが、アルミ缶とスチール缶で派閥争いがあって時々バトル展開もアリw
キッスより恥ずかしい「ジュース缶に戻った女の子を飲み干す」とかいうワケワカメなplayが何回も発生したりしますw


一番笑けてくるのがOPから作画がめちゃくちゃw
版権用のイラストもマトモなのがほとんど皆無という酷さ
2009年の水準からいってもあまりに低すぎるクオリティw
そもそもブレインズベースという制作会社は作画班の規模が小さすぎるため基本的に監督さんの人脈に頼るスタイルになってます
同時期の「続・夏目友人帳」との格差が尋常じゃないことになっているのはそのせい
(ああwちなみに“最終回だけ”はめっちゃ作画いいですwww 後藤圭二さんも来てましたw)


放送時、及びDVDの特典には声優さんがジュース缶についての豆知識(ムダ知識)を語るコーナーや原作(の特にエロい部分)を朗読するコーナーがありそっちの方が盛り上がりましたw


6話が終了した時点で早々に総集編を挟んだり(ま、化物語も同じことしましたけどね)7話から突然OP曲が変わったかと思えばOPアニメーションはそのまんまだったり
露骨な手抜き感がある意味新鮮ですw


ED曲は全話違う曲
なんと全曲電波ソングの申し子「のみこ」さんが歌ってます!
最終話に関しちゃ初音ミクまで引っ張り出してデュエットまでする始末w


で!このアニメ一番の見所はなんといっても【暴走】しているとしか思えない声優陣
本人達も「この作品のキャラはHENTAIしかいない!w」とか言ってる割にはちゃっかり楽しんでますwww
「気を抜くと次の瞬間にはすぐさま脱ぐ」というタチの悪い主人公(笑)を演じた福山潤もさることながら、、、
一番はやはり【唯でブレイクする以前の豊崎愛生】の妄想癖少女へのトリップぶりw
それと【紫を終えて間もない悠木碧】の演じる幼女w
それぞれメインヒロインの一人として登場します


特に豊崎さんに関してはもう完全に頭角を現していましたw
なんていうか・・・イカれてるんですwホントw
これはもう「実際に聴いてください」としか説明できないのが口惜しいw
実写パートでも暴走する(というか若干トリップ気味な)豊崎さんw
可愛がられる碧ちゃんw
アフレコスタジオには【碧ちゃん専用マイク】なるものが存在するという音響裏話を生んだのはこの作品の実写パート
この辺りがお好きな声ヲタのアナタに是非オススメしたいですw


ちなみにただのバカコメディと見せかけて6話(だったかな?確か・・・;)のカケルとメロンのガチやり取り(またの名を最高にcoolな痴話喧嘩)など何気に見所もアリで少なくとも駄作ではないのは確かなこと

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

主人公・大地カケルが自販機で買ったメロンソーダに口をつけると、缶ジュースが美少女に変身した。少女化するスチール缶の精霊・メロンと過ごすうちに、カケルはスチール缶とアルミ缶の戦い「アキカン・エレクト」に巻き込まれていく。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

大地カケル:福山潤
メロン:成田紗矢香
天空寺なじみ:豊崎愛生
エール:能登麻美子
ぶど子:悠木碧
東風揺花 :大久保藍子
甘字五郎:岡本信彦
男屋秀彦:置鮎龍太郎
木崎愛鈴:豊口めぐみ


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2009年冬アニメ(2009年1月~2009年3月)

BS11 2009年1月3日 - 3月28日
バンダイチャンネル 2009年1月6日 - 3月30日
Yahoo!動画 2009年1月6日 - 3月30日
BIGLOBEストリーム 2009年1月6日 - 3月30日
GyaO 2009年1月6日 - 3月30日
キッズステーション 2009年4月2日 - 7月9日


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「ミラクルプランができちゃった!」ちゃーみーくいー
ED「恋空リサイクリング」のみこ


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「カンじる!?ファーストキス」

2話「おべんきょうの時カン」

3話「アキカンのカン情」

4話「迷って走ってカンがえて」

5話「デート!?なカン係」

6話「カン動!人とアキカンと」

7話「転校生、大カン迎!」

8話「水着で敏カン!?」

9話「ココロ、つながる瞬カン」

10話「変わらぬ今日にカン謝」

11話「震カン!最強アキカン」

12話「輝く未来にカン杯!」(最終話)

OVA「カン一発!?温泉パニック」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

71.9 11 恋愛で関西弁なアニメランキング11位
千年女優(アニメ映画)

2002年9月14日
★★★★☆ 3.9 (445)
2149人が棚に入れました
芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。「一番大切なものを開ける鍵…」
少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。

声優・キャラクター
荘司美代子、小山茉美、折笠富美子、飯塚昭三、津田匠子、鈴置洋孝、京田尚子、徳丸完、片岡富枝、石森達幸、佐藤政道、小野坂昌也、小形満、麻生智久、遊佐浩二、肥後誠、坂口候一、志村知幸、木村亜希子、サエキトモ、野島裕史、浅野るり、大中寛子、園部好德、大黒優美子、山寺宏一、津嘉山正種
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

千代に八千代に千変万化

オリジナルアニメ劇場版


『東京ゴッドファーザーズ』に端を発しての今敏監督作品3本目の視聴。『PERFECT BLUE』を挟んで本作です。

氏の作品については、“虚構”と“現実”入り乱れる作風が特徴との交流あるレビュアーさんの言及があり、まさにその通りなんだろうと思います。
前作『PERFECT BLUE』でも、本作『千年女優』でも物語の主役は“女優”です。作り手が発信したいメッセージを表現するには、虚構を演じる職業柄“女優”という属性は語り部にふさわしいのかもしれません。

両作品とも現在進行形の今(現実)があって、そこに撮影シーンいわゆる劇中劇(虚構)が挿入されて次第に溶け合っていくのを基本構成としてました。
基本構成のみが前作とすれば、本作では女優藤原千代子の過去語り(回想)も加わることでより一層カオス度合いが増した印象。それでいて最後はきっちり収束するので観てて心地よかったです。
“女優”を扱った同氏の作品を続けて鑑賞したのはよい対比となりました。視聴順の推奨というほどでもありませんが、これからご覧なられる方は片隅にでも留意いただけるとよいかもです。


隠居した往年の名女優のインタビューをとりに女優宅を映像制作会社の社長さんが訪れるところから物語はスタート。
女優の名は藤原千代子。千代子の大ファンでもある社長さんは立花源也。千代子の半生を辿るドキュメンタリー製作が口実での訪問だったが、その半生がどういったものかもそしてインタビューを千代子が受けようとした理由も、鍵を握るのは立花が持参したあるおみやげでした、と。
以後、千代子が女優になったきっかけからの回想が始まり、出演映画のシーンも織り交ぜながら想い人である絵描きの青年を追いかけるストーリーが展開されていきます。はたして想いは成就されるのされないの?に視点を置いての鑑賞になるでしょう。


以下2点の両立がなされているところは高く評価したいです。

 1.上っ面だけかすめても面白い
 2.小難しく考えても面白い

どっちかに特化しても良いんですけどね。


1.上っ面だけかすめても面白い

映画の大半を占める千代子の半生語りの回想は、劇中劇と合わせて独特の空気を醸し出してます。普通は回想と現在との2本立てなところを、“回想”“劇中劇”“現在”3本立てで構成されているのは先述の通りです。それが溶け合ってチャンプルーしてるのが特徴となります。
複数場面が溶け合ってることのみならず、そこに登場するキャラにも捻りを加えてきます。過去の千代子、役を演じてる千代子、現在の千代子とその場面に合わせた登場人物たち。加えてインタビュアーたる立花と同行のアシスタントくんが回想と劇中劇にも顔を出してくるのです。なかなかお目にかかれない演出です。視聴者が??となりそうな箇所ではアシスタントくんが適度なツッコミを入れてくれるので置き去りにならない設計になってるとも思いました。
ここまででも新鮮味がある作品設計という強みがあるのですが、なによりテンポがよいのです。そして美しいのです。そんなお金かけてる気はしないんですが。。。
{netabare}馬賊に襲われているところからの戦国への転調シーンなど本来なら不自然なはずなのにカット割りが自然で気にならない。{/netabare}
{netabare}町娘が追いかけてる時の背景が浮世絵絵巻物風で、美しいと思える背景美術となっている。{/netabare}
{netabare}映画全盛期の昭和30年代。街並みから映画チラシ。家の中の家具調度品などの郷愁感。すなわち『三丁目の夕日』感っていうやつです。もしくは『新横浜ラーメン博物館』感のどちらでも。{/netabare}
{netabare}印象深いのは雪景色。絵描きの青年との出会い/別離のシーンであったり、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」的なシーンもありました。そのまんまでも綺麗なのですが、{netabare}絵描きの青年(役名は鍵の男)の郷土北海道の暗喩だったんでしょうね。{/netabare}{/netabare}

そもそもの話で、おばあちゃん千代子さんの佇まいの品の良さとたまに見せる少女のかわいらしさには触れておきたいかも。ヒロインへの感情移入の土台となるのは、往年の名女優の現在の立ち居振る舞いだったと感じます。
めくるめく場面展開の独創性が面白さの源泉であり、本流である想い人を追いかけるエモさは古今東西受け入れやすかろう物語でした。締めの一言がラブストーリーとして見立てた本作の評価に直結するくらいでしょうが、賛否両論あるくらいがこの作品にスパイスが利いていた証左です。


2.小難しく考えても面白い

やはり幕の降ろし方が気になります。
頭を使いそうな作品に遭遇した時、理解の手助けの一つとして冒頭シーンの意味をよく考えたりします。作品の開幕に監督がどのような意図をもって何を用意したかが表れているから、が理由。
その視点で本作を眺めた場合、※以下視聴済の方向けネタバレ

{netabare}千代子にとって想い人を追いかけることを止めて女優も引退したという人生の分岐点があの宇宙飛行士役の一幕でした。
“鍵”“地震”“老婆”“鍵の男”なにかしら示唆する暗喩めいたものは数多く配置されてるのが本作です。この宇宙飛行のシーンは冒頭と中間そしてラストと都合3回出てきますが、中間部分で二度目の鍵の紛失という事態に見舞われます。
一度目の紛失の際、千代子は結婚し家庭に入ってしまいます。劇中劇は「もう顔も思いだせない」と咽び泣いた教員役の1カットのみ。触れられてませんが、鍵が見つかるまで教員役以外の“女優”藤原千代子の描写がありません。
二度目の紛失の際には女優を引退し鎌倉だか葉山に引っ込んでしまい今日に至るといった具合です。
鍵とはどういった意味を持つものか?について鍵の男は言いました。

 {netabare}一番大切なものを開ける鍵{/netabare}

鍵を無くした時期に失っていたもの = 一番大切なもの ということなのでしょう。振り返れば劇中劇の多くは想い人を追っている描写で埋められてました。
どこかに辿りついて鍵を開けるのがゴールだと見えてたのはミスリードで、鍵が手元にあるから一番大切なものを開放できていたのです。こちらも振り返れば、千代子は鍵をネックレスにして首からかけてました。宝箱は千代子自身だったのでしょう。
となると、回想でも劇中劇でも想い人である“鍵の男”を追っている時に女優藤原千代子の人生が輝いていたと言えます。恋に恋してという陳腐さではありません。

{netabare}想い人を追う現実の自分{/netabare}
{netabare}想い人を追う演技をしている役の自分{/netabare}

“現実”と“虚構”が溶け合いました。導き出される答えは女優という職業に人生を捧げた一人の女性の凄味です。そして女優という職業の業の深さでしょうか。
そもそも“鍵の男”がちょんまげ姿で登場した時点で気づくべきでした。想い人は何かしらの象徴的な意味合いを持ち、好きな男を追いかけるシンプルな話ではなくなっていたのです。

人生は舞台であると言ったのはシェイクスピア。
浮世は舞台でメケメケの世界と言ったのは桑田佳祐。
本作を通じて、人生という舞台を演じ切るのが大事なのでは?との問いが投げられたと受け止めることができます。

{netabare}空襲後に「いつかきっと」の石版絵{/netabare}

完成することはきっとないのだと思います。だからこその「尊き哉人生」です。{/netabare}


小難しく考えると、ラストがストンと腑に落ちるのでした。
人生を愛した一人の女性の物語です。名作と言って差し支えありません。

{netabare}みたび鍵を手にすることができた千代子は、半生を振り返るインタビューの中で久方ぶりに女優となるわけです。
病床のベッドの上で立花からの「また追いかけられますね?」との励ましに「どっちでもいいのかもしれない。」と答えた千代子。

“わが人生に一片の悔いなし”{/netabare}



最後に余談。

■どこが千年?
千年とは物理的な時間の意味に非ず?
「千代に八千代に」ずっと
「千変万化」いくらでも
で使われる“千”の意味合いが強いと思う。


■声優“荘司美代子”のお仕事
藤原千代子役には年代に合わせて三名の役者さんが声を当てられてます。

荘司美代子:70代
小山菜美:30~40代
折笠富美子:10~20代

そのうちの荘司美代子さんのお声が凛として気品がありました。調べてみたら「ちはやふる(2期)」の山城今日子専任読手の声の方だったんですね。声の仕事はあまりない方ですが印象に残る演技です。



2019.02.17 初稿
2019.08.04 修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

考察多めです

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。90分ほどの作品です。2002年の作品なので少し古いのかなと心配しましたが、そんなことはありませんでした。「猫の恩返し」と同年ですので、まだ見ていない方にとっても無用の心配かもしれません。ただ、昭和感を重視しているためか、ポップで明るい要素は乏しいので、そこを踏まえてから視聴した方がいいでしょう。

 完成度の高い作品ですが、好みは分かれると思います。謎解きのような要素が強く、考察対象が多いのが特徴です。考察好きに好まれるかもしれませんが、頭を空っぽにして楽しめるというわけではなく、90分という時間以上に疲れてしまいました。エンターテイメントよりは文学です。アニメを楽しみたいというより、映画を楽しみたいときに見た方が良いでしょう。
 称賛されるべき作品ではありますが、残念ながら私の好みには合いませんでした(評価に好みは反映させていません)。私自身が、あまりワクワクできなかったことが原因かもしれません。終盤の山場でも盛り上がれませんでした。


ジャンル:
 形容しがたいのですが、謎解きでいいと思います。「一番大切なものを開けるカギ」というのが何なのかを探っていきます。この問いに対する答えをより積み上げられるとエンディングでのカタルシスが増すのだと思います。
 語りべである元女優が、各年代での出演映画に自分の人生を投影し、徐々に映画と現実が邂逅していく、という展開です。やや難解に感じるかもしれませんが、解説役がいますので迷子になることはないでしょう。序盤では同じようなシーンが続きますが、少しずつ変化していきます。個別の循環構造ではなく、全体としてのスパイラル構造として描かれます。


テーマ:
 初恋から始まりますが、元女優の人生観を描いたという方がよいでしょう。


一番大切なものを開けるカギ:{netabare}
 絵具箱のカギなのか画材箱のカギなのか分からなかったのですが、「七色の女優」とチヨコが表現されていたので絵具箱が正しいのだと思います。
 まぁ、大事なのはもちろんそこじゃないですね。。。

 チヨコは、各年代で様々なジャンルの作品に出演しています。この点からは「七色の女優」と呼ばれるのは正しいのでしょう。ですが、キャラクター的には常に男性を追う役であり、多様性には疑問が残ります。逆に言うと、「七色の女優」と称されるほど様々な役を演じていたのに、その全てに自己投影できてしまったということです。チヨコにとって女優という職業が人生と同じ重みを持っていたということなのだと思います。
 カギは、初恋の象徴でもありますが、女優になるきっかけを与えてくれたものでもあります。つまり、カギは女優としての象徴でもあるのです。事実、カギを失ったチヨコは「主婦」であり、書斎からカギを見つけた途端に演技を始める「女優」となります。
 以上から、カギ=女優=人生であるといえます。初恋の男の絵具箱を開けるとか初恋の男に渡すとかは、強調されるほどは重要な意味を持っていないのではないでしょうか。チヨコがカギを持っているときだけ「一番大切なもの」が開く、すなわち、チヨコの人生が色彩鮮やかになるのだと思われます。{/netabare}


初恋の男:{netabare}
 初恋の男に会えないことと初恋の男が死亡することは、予測がついてしまいました。むしろ、予想できるように作っていたのだと思います。月の表現と、男が反体制派(反主流派)であることによるものです。
 月の表現は暗喩です。男は「十四夜の月」が好きだと言っています。「十四夜の月」は、どんな作品に使われたとしても、一般的に次の二つをイメージさせます。一つ目は「満ちることがない」ということ。二つ目は「満ちたときに何かが起こる」ということです。この作品では、両方が描かれます。
 老婆の「未来永劫恋の炎に身を焼く」というセリフは、初恋の男について「満ちることがない」、つまり、会えないことを示します。初恋の男が反体制派として描かれるときには、常に死の匂いが漂っていたため、死亡は不可避のように思えました。これも会えないことを補強しています。なお、終盤での拷問による死亡という告白は、死亡自体を伝えたというより、死亡時期を伝えたという印象を持ちました。
 そして、月が満ちるとチヨコは男の死を確信します。{/netabare}


千年の呪いとエンディング:{netabare}
 あの老婆はチヨコ自身だと思われます。何も説明がないのですが、説明が多いこの作品で何も説明がないことが逆に強烈な特徴になっています。他と関連しないからこそ、チヨコ以外あり得ないのだと思います。
 老婆はチヨコに千年の呪いを与えます。千年の呪いは、いとぐるま・ロータス(蓮)・出演映画と関連付けられて、輪廻観を示します。蓮といとぐるまで輪廻転生です(※)。女優としては、確かに1000年分の役を演じてました。そのどれもが男を追う役だったというのは前述の通りです。チヨコは役を通して1000年分の輪廻転生を繰り返していました。
 ところで、チヨコの女の幸せについて述べておかなければなりません。序盤で「国のために尽くすこと」「結婚して子を産むこと」が提示されます。いずれに対しても、チヨコは許容を示しませんでした。中盤では「結婚して子を産むこと」だけが残ります。このとき、チヨコは強い拒絶を示していました。

 輪廻転生と女の幸せへの答えがエンディングです。地震は生(再生)と死を意味していたようです。地震とともに、チヨコは「明日になれば思い出せない」といい、次の転生を否定します。チヨコに実際の死が訪れます。
 最後のセリフは「あの人を追いかけている私が好き」です。「あの人を追いかけている私」というのは、「カギを持っているチヨコ」を言い換えたものです。カギ=女優=人生ですので、初恋ではなく、女優人生への賛美です。「国」や「結婚出産」ではなく、女優として生きたことに一人の女性として満足したのだと私は思いました。宇宙飛行士という最後の役を演じることで、1000年目が終わり、呪いからの解放、輪廻からの解脱となりました。
 また、地球と月(宇宙)が対比されていたように感じました。月は男であり死、地球はチヨコであり生で、彼岸と此岸の関係です。月に降り立ったチヨコが見るのは男との別れであり、チヨコの死(解脱)も地球からの離脱として描かれます。だから、最後の役が宇宙飛行士だったのでしょう。

 実は視聴後、オープニングでなぜ未完成のはずの宇宙映画を見ていたのか、しこりのように残っていました。ですが、このレビューを書きながら分かったような気がします。
 あれは、現実と映画の邂逅の始まりであり、チヨコの最後の映画の開幕(カギを得て最後の転生をすること)を告げたのではないでしょうか。地震が起きてましたし、大きく外れた解釈ではないと思います。
{/netabare}


※千年の呪いへの補足(蛇足):{netabare}
蓮単独では、象徴されるのは「清浄」が基本となります。
蓮+円環(ループ構造)で「輪廻転生」。
蓮+食で「現世苦難からの解放」です(Lotus Eater)。
 上二つは、ヒンドゥー教・仏教から来るもので、三つ目はギリシャ神話から来るものです。老婆のいとぐるまは必須のアイテムでした。食が強調されたシーンは(多分)なかったので、エンディングで3つ目の要素を意識する必要はないと思います。テーマ的にもミスリードする可能性は少ないですが、念のため言及しておきました。{/netabare}


 考察として、どのシーンを取り上げるかは個人差があるかもしれませんが、説明が多い分、多様な解釈を許す作品ではないと感じました。「千年の呪い」に関連して、「明日」とか「若さ」とか、時間の表現に注目するのも面白いと思います。1回の視聴ですべての要素を掴むのはおそらく困難なので、少しずつ視点を変えて周回していくと、より楽しめるのかもしれないと思いました。念のためにもう一度述べておきますが、私の好みはともかくとして、名作ですよ。


対象年齢:
 高校生以上が望ましいと思います。重要なアイテムに気付ける力とそれを読み取る力が必要となります。これらがなくても楽しめることを否定はしませんが、この作品の持つ魅力が半減してしまうとは思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

大滝政人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

映画の映画

お気に入りの棚に入れてるのに、
いつまでもレビューを書かないのは、
どうかと思ったものなので書いてみますかね。

私的に今敏監督作の中で最高作でありますが、
根本的に面白くはない(観る人によるかな?)ので、
私は何度も観たいとは思いません。
レビューを書く為に今一度、視聴しましたが、
おそらくもう観ないでしょう。

一度でも良いので観てもらいたい作品ではあります。

例えば貴方が日曜の午前中にTVを点け、
何かのヒーロー物を観たとしましょう。
ヒーロー達は色分けされており、
リーダーのレッドを初めとして、
他にブルーやイエロー、グリーン等がいます。
ヒーロー達は、それぞれ得意な分野がありますが、
主人公のレッドには得意な事がありません。
しかしレッドは恐るべき素質を秘めていて、
それを見抜いた博士にスカウトされ今に至るのだった。
なにしろレッドは条件さえ満たせば、
どんな敵をも必ず一撃で打ち砕くスゲー技が使えるのです。
その条件とは悪に対する怒りが頂点に達した時である。

とまぁネタバレを避け微妙な話をしましたが、
予備知識ゼロから本作を観るよりは、
マシではないかと思い書いてみました。

本作の内容の半分は、こんな感じでありますが、
これを、そのままやってしまったら、
とてもじゃないが大人が観る作品とは言いがたい。
それに本作が描いている事は、もっと深い意味を持つ。

以下、ネタバレ。
{netabare}
では早速、言ってみます。

開始早々に元大女優は鍵の意味を口にしてくれます。
本来は何の鍵であるかは、すぐ後で出てくるし、
絵描きですから中身も予想がつくでしょう。
それを特別な物の様に言う質問に対し、
恥ずかしがり屋な少女の自然と出た勇気が微笑ましい。
もちろん鍵の君にとって大切の物であるのはウソではない。
仮にも招待するのだし、もう少し自分と、
好きな世界の事を話したいのだろう。
そんな鍵が彼女にとっても特別な物になるのです。

これまでの人生において、
貴方にも憧れのあの人に位置する人物が、
一人くらいはいただろう。
本作は愛よりも恋の割合の方が多い。
愛の力…と言うよりも恋に焦がれる無限の可能性、
つまりはその無敵さを描いています。

しかし、どんな偉人であっても人である以上、
老いからは逃れられません。
人は自分の欠点や認めたくない何かを、
自己防衛の為か目を背ける事が出来ますが、
彼女の場合は、どうでしょう。
彼女の身から鍵が離れていく時、恐怖が訪れます。

最後のセリフは「PERFECT BLUE」と同じく、
不評な方もいるでしょうが、
私は本作の場合は素直に良かったですね。
彼女は自分自身を認め答えを出すのです。
かくして大女優は大女優として幕を閉じるのである。
終盤の彼女のセリフは鍵の君に会う為のものだと思います。

要点だけ整理してみます。

まずは老婆について。
「あやかしの城」以降も彼女を苦しめる老婆の正体…
それは…なんと俺だぁ! (ウソです、ごめんなさい)
真面目に答えるとセリフの内容からして、
未来の彼女でありましょう。
そして彼女は「いずれ分かる時」が来て隠居する。

次は鍵について。
彼女にとって何を開ける鍵なのかだが、
それは俺の…もとい、
純真な少女たる心を開く物でして、
過去の彼女でありましょう。
少女時代の時は元々、少女ですから、
純真な少女たる心を保つ鍵であり、
開ける物ではなく閉める物となります。
彼女は少女のまま大人になれたのではなく、
大人になっても少女の強みを振るっていたのですから。
大人の彼女が外から鍵を開く度に、
少女の彼女が内から大切に閉めてくれるのです。

最後は本作において私が最も重要視している、
教えて先生!について。
ここでは鍵を所持していないので、
なんだか棒読みと言いますか抜け殻の様ですが、
映画の時とは違う「演技」になっていきます。
現代の彼女は鍵を所持しているからである。
「好きだった」と過去形なのが痛々しい。
彼女は隠居したとはいえ、
あやかしの老婆に近い存在なのは変わりはない。
だから彼女は忘れる様に努力した。その後悔。

まとめます。

これまでの彼女の演技は演技ではないはず。
ですが彼女は最後に本当に演技をするのです。
鍵の君の事が好きだからこそ、
「その想いの先は鍵の君ではない」という演技を。
そこには、あやかしの老婆の姿はありません。
老婆の千年の運命(さだめ)から解放され、
鍵の君に会えるのです。
これまでの彼女の映画は、どうでしたか?
演技ではない演技を続けていては、
千年の運命からは逃れられません。
いくら追いかけても鍵の君には会えない事を意味します。
約束を守る為の愛の意志が終盤のセリフなのです。

一応、最後のセリフを言葉通りに受け止めてやるとだ…
時は満ちた。いざ行かん境界の向こうへ。
少女の心を吸収しパワーアップした老婆は、
死後も生き続けるクリーチャー千代子となり、
「神演技をさせろ!理由?輝きたいからに決まってんだろ!?」
という悦楽の為だけに鍵の君は、この怪物に追われ続ける事となる。
そして彼女の恋が実る日は今後も来はしない。
まさに千年女優…どこまでも行け。
なんて解釈を貴方はしたいですか?
私はしたくありません。

正直、私の解釈は外れです。
なぜなら私的な願望なので…
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

64.6 12 恋愛で関西弁なアニメランキング12位
GA 芸術科アートデザインクラス(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (351)
1867人が棚に入れました
彩井高等学校の芸術科アートデザインクラス「GA」。
そこに通う女の子たちは、熱血漢のパワフル少女からフシギ優等生、天然系まで揃っている個性派揃い。デッサンひとつでお祭り騒ぎの彼女たちを眺めているだけで、絵画やデザインの専門知識まで身についちゃうかも!?

声優・キャラクター
戸松遥、徳永愛、沢城みゆき、名塚佳織、堀江由衣、神田朱未、小清水亜美、小西克幸、内藤玲、津久井教生、高山みなみ、南央美
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
AICPLUS+
【CV】
山口 如月 - 戸松遥
野田 ミキ - 徳永愛
友兼 - 沢城みゆき
大道 雅 - 名塚佳織
野崎 奈三子 - 堀江由衣
芦原 ちかこ - 神田朱未
水渕 - 小清水亜美
{netabare}
※とても雰囲気が好きで何度も見直している作品。
キャラではノダちゃんとあーさんがお気に入り。あーさんかわいいよあーさん。
美術系の学校が舞台のものでは「ひだまりスケッチ」や「ハチミツとクローバー」(少し違うけど「ご近所物語」とかも?)等があるけど、これはかなり専門色が強い作品に。
そっち系を目指す人には勉強にもなるかもw
EDが同じ曲をアレンジで、各キャラが歌うってのも変わってて面白い。
同じ作者の「棺担ぎのクロ。~懐中旅話~」もアニメ化されないかなー
{/netabare}
ここから先は「GA」生徒、もしくは「美術部部員」以外の立ち入りを禁ず。
わかりにくいネタがあってもクレームには応じかねます。
{netabare}
『私立彩井学園工業大学附属彩井高等学校(通称:彩井高校)学校案内』


特徴:校内の各所に学校の象徴である鳥をモチーフとしたレリーフや像が配置されており(アニメ版では鳥→埴輪に変更)1匹数千万ともいわれる鶏を放し飼いにしているという、なんとも危機管理意識に薄れた…失礼、自由な校風である。

芸術科:県内でもめずらしい、美術全般を扱う芸術科Aクラス(通称GA)がある。ちなみに音楽科はGB(芸術科Bクラス)と呼ばれる。この他に普通科、工業科、衛生看護科がある。筆者が気になって調べてみたのだが、FA(野球科フリーエージェントクラス)やCA(航空科キャビンアテンダントクラス)の存在は確認されていない。

美術部:GAという美術全般を扱う科がある為に常に廃部の危機に晒されている。なお、美術部の部室には「奥部屋」と呼ばれる物置部屋があるが、「未開の魔境」と噂される通り、その先には「エンテ・イスラ」(@はたらく魔王さま!)や「ダイバージェンス1%の向こう側」(@シュタインズ・ゲート)に通じる異次元空間が存在する。また、ネズミに耳を齧られた為に青くなったネコ型のロボットもこのゲートから来たという説がある。なお、古より伝わる謎の呪文「ププッピドゥ…」を唱えると一方的に殴られる、という怪談が存在する。(魚住、羨ましいぞコノヤロウ)

学生食堂:卓上に醤油、ソース、塩、胡椒、ラー油が常備されており、使い放題となっている。それ以外にも、この地方でのみ販売されているという幻の調味料「ひちみ」も用意されている。なお、裏メニューとして「闇鍋」が存在するという噂があるが、真偽の程が定かではない。

自動販売機コーナー:スポーツドリンクや炭酸飲料、お茶、果汁100%ジュース、果汁1万とんで1%ジュース等、かなり充実した商品数を誇る。押しても反応しにくいボタンが存在するが、2014年現在修復の予定はない。

教職員:カフェイン中毒やニコチン依存症の教師が在籍する。GA1年の副担任(俺の嫁。異論は認めない。)においては、自分のスキャンダル写真を生徒に撮られたにもかかわらず、それを自ら大量コピーするという通常では考えられない行動も確認されている。また「うざい」という理由だけで生徒を「部長小屋」と呼ばれる施設に拉致、監禁した過去のある教職員も存在する。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

芸術?何それウマイの?という人は避けた方が無難かも B+

原作一部既読

OVAも含めてのレビューです。

いわゆる日常系のアニメなのですが、主人公たちが高校の芸術科に通っており、専門的な知識や技法が数多く出て来るという点が、他の日常系アニメとは一線を画しています。このため、全く芸術に興味がないという人には、およそ不向きなアニメでしょう。

キャラクターは等身が低めで、目が大きく描かれていますが、いわゆる萌え絵とはちょっと違うコミカルタッチなデザインです。特に、主人公格のキサラギは、大きな丸眼鏡の下縁が輪郭の外にはみ出ているという、非常に大胆なキャラデザです。眼鏡っ娘好きな私でもさすがにこれは・・・と思ったのですが、慣れてくると可愛らしく見えるので不思議なものです。

作風は、キャラクターデザインがそのまんま出ているような感じですね。ほんわかとした日常というよりは、ちょっとドタバタした賑やかな雰囲気です。戦隊モノのパロディーなんかもあって、悪乗りが少し過ぎているような印象を受けます(この手のヤツって、連載末期のネタが尽きた某漫画でやっていた記憶がありますので、余り印象が良くないのです)。

作中に出て来る芸術の知識、技法については、知っている人にとっては当たり前のことなのかもしれませんが、この方面の芸術に関して無知に等しい私にとっては新鮮なものが多く、非常に興味深かったです。ただ、私は以前、写真をやっていたことがあったので、三原色の話や構図のとり方などのネタには、自然と喰い付いていました。時には、「え?そうなんだ!」と思わずひざを叩いてしいまいたくなることもあったで、いつのまにか制作側の思惑にすっかり乗せられていました。

ただ一つ不満な点を言えば、せっかく芸術をクローズアップしたのに、少しバタバタとやり過ぎていて、焦点が少しぼやけてしまったかなという印象があったことです。ただ、これは多分に個人的な感覚によるものなので、逆に、賑やかな作風は歓迎という人には向いていると思います。

まとめますと、
「ちょっと賑やかな芸術家の卵たちの日常。芸術の知識も身につくよ!」
といったところでしょうかね。


さて、この作品を見る際にどうしても比較せざるをえないのが、「ひだまりスケッチ」です。ひだまりも主人公たちが高校の美術科ですしね。ひだまりの方は多くは語らないけれども見せ方が非常に凝っています。ただ、それはあくまでも視覚的効果であって、芸術を知ってもらうというより感じてもらおうという視点から描かれていると思います。その点、この作品では、文字通り知ってもらうことにも重点を置かれいることから、人によっては授業を聞いているような印象を受けることもあるでしょう。どちらの作品のアプローチが良いのかは判断しかねますが、どうせなら両方とも見てみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なべやるべー

GAと聞くと本作を思い浮かべるか、「ギャラクシーエンジェル」を思い浮かべるかで世代が出るかも分かりませんね。


<物語>
「ひだまりスケッチ」や今だと「NEW GAME」を擁するまんがタイムきららキャラットの作品ですね。
同作者の「棺担ぎのクロ」はきららで連載してましたが、姉妹誌の垣根なんてあってないようなものですからね。
それはともかく、「ひだまり」で勢いに乗ったまんがタイムが好機と捉えて、本作の他に「けいおん」や「かなめも」とアニメ化を連発した活況の2010年は萌え4コマにおける転換期にあったと言えるでしょう。
中でも本作は題材からして「ひだまり」の系統を継ぐ内容で受け入れやすく、より美術に特化した迫り方で差異もあったので、また違った楽しみ方が出来ました。

<作画>
「クロ」もそうなんですが、調和の取れた絵柄と拘り抜かれた構図がとにかく印象的な作風で、苦手意識なくさらりと読めるんですよね。
普段萌え4コマを読まないだろう友人の部屋の本棚に置いてあって、なるほどと思ったことも。
画力の高い原作ではあるのですが、アニメの方は色使いもパステル調の薄味でカット数も削っている分地味目でしたね。

<声優>
如月役にまさかの戸松遥さんなんですよね、戸松さんといえばビッチなキャラのイメージで、かなり無理しているように聞こえました。
ノダちゃん役の徳永愛さんはまさしく天啓のような配役でしたね、最近は全く声を聞かないので寂しいですが。

<音楽>
OPの「お先にシルブプレ」は名曲中の名曲ですね、本編と繋がりを持たせた歌詞が趣深いです。
EDは主役5人がそれぞれ個別に歌っていますね、全員で歌ってるのもありますね。
作中で頻繁に流れてたBGMは"プロテインウォーター"のCMの曲に良く似ていて面白かったです。

<キャラ>
如月のキャラ良いですよね、地味で眼鏡で天然って最強の要素を併せ持って罪深すぎますよ。
とらのあなが無料で配布してた冊子に短編連載してた"GA材置き場"があって、こちらは原作に収録されてないので、いつか発売されるのを待ち望んでるんですが。


遂に原作も最終回を迎えてしまいましたね、悲しい限りです。
何かまた機会があって再燃してくれると嬉しいんですけど。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

64.7 13 恋愛で関西弁なアニメランキング13位
ラブひな(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (269)
1846人が棚に入れました
浦島景太郎は東大目指して二浪中、19歳。子供のころ、女の子と約束した「一緒に東大へ行く」という約束を果たすため、日々、勉強に勤しんでいる。ある日、祖母に呼ばれて“ひなた旅館”にやってきた景太郎は、露天風呂でいきなり女の子と遭遇し、チカンに間違われ、女の子3人に建物中追いかけ回されることに。なんと、そこは女子専用寮“ひなた荘”に変わっていたのだ。しかも、祖母は転地療養に出かけ、次の管理人に景太郎を指名したという。「東大生だから、管理人にふさわしいだろう」という理由で・・・。風呂場で会った成瀬川なるだけが強く反対するものの、断われなくなり、“ひなた荘”の管理人を引き受ける景太郎だった。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、堀江由衣、倉田雅世、浅川悠、高木礼子、野田順子、林原めぐみ、ゆきのさつき、小林由美子、桑谷夏子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「元祖・ハーレム漫画」と言われる本作。私はコレで一般人を辞めましたw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
令話の若者には、このネタ分かるまい(笑) つまり、「この漫画がきっかけで、2次元に萌える人間になってしまった」ということです(別に後悔はしていない)w

本作は、東京大学を目指し二浪した主人公が、女子寮の管理人になるところから物語が始まります。女子寮でのハーレム展開だけでなく、主人公の成長も見処。というか、成長したからハーレムを築くので、不快感も少ないと思います。

原作は、第25回講談社漫画賞少年部門を受賞。ぶっちゃけ、アニメはオリジナル要素も強く、古い作品でもありますから、そこまではオススメ出来ないので、是非、原作を読んでほしいっすね(余談にあるけど、無料で読めます)♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
基本、全キャラ好きなのですが、ランキング形式で魅力を紹介したいと思います。私の萌えの原点なんで、中学生だった当時、好きな順番っすねw

第1位 青山素子
神鳴流の後継者で武士娘。真面目ではなく、生真面目。恋愛に対しても不器用で、大別すればツンデレの部類に入るのだろうけど、一味違うデレ具合に萌えます。武士なのに、エロいことでモンモンとしたり、パニクると関西弁が発動し、幼児化するとことか可愛いかった♪ ツインテール素子の回は何回読み直したことか(笑)

第2位 前原しのぶ
内気だが芯の強さをもつ薄幸少女。なんか、いっつもあわあわとテンパっているw 全キャラクターで一番早く主人公へ好意をもち、それを最後まで一番強く持ち続けたのに報われない、可哀想な感じが可愛い。(色んな意味で)作中、一番の成長が見られる。

第3位 成瀬川なる
元祖ボコデレのメインヒロイン。全国模試トップで美人、正に才色兼備だが、普段はホントにズボラでダメ娘。ギャップ萌え。また、不器用で一途な恋愛模様など、見た目とは異なり、一昔前の「良き日本の美人」です。エヴァのアスカをモデルにしてるのが良く分かります。

第4位 浦島景太郎
不死身の身体と眼鏡をもつ本作の主人公w 数々のラッキースケベで私達を楽しませてくれます(笑)でもただの馬鹿ではなく、挫折してもちゃんと努力し、夢を見つけそれに邁進していく彼の成長は感動的です。はじめは全女性キャラから毛嫌いされていましたが、一人一人と丁寧に絆を深め、正しいハーレムを作り上げました。決めるときには決める男です!

第5位 乙姫むつみ
天然を越えた天然ボケのおっとり巨乳娘。本作一番のボケ要員。一時はメインヒロイン並みの活躍をしますが、途中で空気になっちゃったのが残念。なるに嫉妬を抱かせるのが主な役目でしたね。あのボケが「どこまで本気(わざと)か分からない」という恐さももつ。

第6位 カオラ・スゥ
爆裂飛び蹴りインド娘。オリエンタルな容姿に謎の関西弁、メカに強く変身能力までもつイロモノ。その性質上、コメ要素が強い分、ラブに関われず、萌えポイントも少ない。ただ、観ているだけで元気をもらえる稀有なキャラクター。キス回は笑ったw

第7位 紺野みつね
金と酒を愛する糸目関西娘。他のキャラに比べて少し年上ということもあり、ツッコミと進行が主な役目。恋愛マスターを気取っているが、本当は奥手で恋愛に疎い。攻めてる時は強いが、攻められると弱いのが萌えポイントか。当時(小中学生の時)は全くキツネに魅力を感じなかったが、今は1,2番に好きなキャラ。酒好きな女の人好きだし、明るくも思慮深い彼女は、多分良い奥さんになれるはず♪

第8位 浦島可奈子
主人公の義理の妹で、極度のブラコン&ヤンデレ。作品終盤は他のヒロインを圧倒する登場頻度だが、当て馬感が強い。萌えポイントはそれなりにあるが、私はブラコンもヤンデレも得意ではないので、やや下位に。キャラデザは好きでした♪

第9位 サラ・マクドゥガル
金髪ロリいたずらっ子。性格は、一見がさつでマセガキ風だが、子供らしい一面もある。おしりのパンダの痣を気にするなど可愛らしい面もあるが、流石に子供すぎて萌えられず。

第10位 浦島はるか
主人公の叔母さんで謎の力をもつ、ひなた荘のドン。大人の女性キャラにありがちで、年をいじられると怒ります。瀬田とのキスを、景太郎となるが覗き見するシーンは良かった♪

全体を通し、前半は「景太郎の東大受験」「約束の彼女探し」、後半は「景太郎の夢の実現」という縦軸がしっかりしていて、ストーリー的にもおもしろいです。そんな中、横軸として景太郎と各女性キャラとのエピソードが描かれ、どのキャラクターに対しても愛着をもてました。

アニメ版では、アニオリキャラや展開が数多くあります。漫画版よりも、テンポが落ちるので、コメはイマイチ。

アニメ版最終巻は、まるごと素子回です。赤松先生も、「ラブひなで一番好きなのは素子」と公言されていますので、その影響かと。ファンには嬉しいサービス!

ちなみに、私はこの漫画、中学生の時にハマって、テスト週間中に心が折れた時に読んでました。東大を目指すケータロー達に励まされつつ、漫画が面白くて夢中になり、結局、勉強が手につかないという(笑) あまりにも現実逃避した時は、各キャラが(どんなに小さくても)出ているコマ数を数えて、話数ごとの折れ線グラフにしたりしてましたもん(笑)
{/netabare}

【余談~原作者は、同人活動推進派~】
{netabare}
アニメにオリジナル要素が強いことや、ドリームキャスト版もゲームオリジナルのキャラやストーリーがあることなどは、原作者の赤松健先生の来歴や考え方に理由があると思います。

赤松先生は、元々、同人作家として活躍していたこともあり、二次創作には非常に寛容(むしろ推奨)的な姿勢です。2013年には、「同人マーク」という、「原作者が二次創作を許容する証」を発案し、自らの作品につけました。

2010年11月26日から、原作の赤松さんが社長を務めるJコミで単行本全14巻を無料配信しています。そのために、まだ売れている(重版されている)にも関わらず、講談社に直談判し、絶版にしてもらったそうです。

ラブひな自体は2000年のアニメなので、まだそんな具体的な構想はなかったでしょうが、若い頃から、赤松先生の考え方としては筋が通っていたんだな~と、ファンとして、心にシミルものがありました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

当時好きだったかなり思い出深い作品♪

東大合格を目指す浪人生の主人公が
女子寮「ひなた荘」の管理人となり
住人の美少女とドタバタを繰り広げる
ハーレム系ラブコメディです。

あらすじは
主人公である浦島景太郎は幼い頃に女の子と交わした
約束を果たそうと、東京大学の入学を目指す19歳。
しかし、彼はすでに2浪の身。家を追い出され、
祖母が経営する東京近郊の温泉旅館を頼るのだが
そこは彼の知る昔の姿とはまるで違っていた。
唐突に「女子寮」の管理人となってしまった景太郎は、
ドタバタに翻弄されながらも、
東大入学、そして「約束」に近づこうと奮戦していく
という話かな

今から見ると古臭いと思うが
当時の時代から考えると
名作だと思う

ストーリーは基本
ハーレムラブコメの王道といった感じだが
面白く楽しめた

作画というかキャラデザが
好き嫌いわかれる可能性がある
僕は好きだったが無理なら耐えられないかも

キャラはみんな可愛くて好きだったが
個人的には素子が一番好きだった
恋愛の話はもちろん
どたばたしたギャグの部分も好きだった
主人公の景太郎も好きだった
最初はダメなやつだと思ったが
努力して勉強して東大に受かろうとしてたし
なんだかんだいってメインヒロインに一途だったと思うし
どんどんかっこよくなっていったから好きだな
「To LOVEる」のリト並みに
ラッキースケベが多いのも好きw

原作から好きなんだが
ここからの展開もあって
好きだったのだが
尺的にこれからは無理だったようだ
OVAで少しだけ今後が描かれてるが
それでも原作全部ではない

でもきりが良かったので
アニメは仕方ないと思うが
OVAじゃなくて2期として
続きを見たかった

ストーリーは原作に忠実だったし
(前原 しのぶが両親の離婚によって、
 景太郎の管理人就任後にひなた荘に入居する
 という多少の変更はあったが)
声もほとんどのキャラが
イメージどうりで合ってて良かった

OPも好きだし
雰囲気も好きだった
それに当時は知らなかったが
声優も豪華で良かった♪

今でも好きな
思い出深い作品の一つ
OVAの感想なども
今後あげようと思う

投稿 : 2024/05/04
♥ : 42

とってなむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作風に合えば。。

主人公は幼少時にある女の子と東大に行くことを約束する
しかし、落ちて落ちての2浪生活
家を追い出され、条件付きで祖母の経営するひなた荘に住むことに
そこには女の子しかいない…?
ハーレム物語の開演です

ちなみにラブひなとは『ラブひなた荘』の略だそうです
不覚にも吹いてしまった


あと、あにこれのサムネはちとおかしいですw
微エロくらいなのでご安心を

っ!!
今、サムネに惹かれて観たんでしょ、とか言った奴出てきなさい!

まぁちょっとえっちなコテコテハーレムラブコメ作品だと思って頂ければ問題ないかと


まずこの作品を観て思ったことですが…
微妙!

その原因はやはりヒロインにアリでしょうか。。
メインのなるさん、暴力的すぎやしませんか
ツンデレな暴力なら別にいいんですが、
この人に限っては理不尽にも程がある
問答無用に主人公を殴る蹴る殴る蹴る。。
これが話のワンパターン化を招いてるのだと思います

しかも暴力ヒロインがもう一人いるという何とも言えない始末
こちらは剣士だそうです
そしてこちらも問答無用な理不尽暴力。。
キャラ被ってる被ってる!

せめて一人にしてほしかったところ
主人公に全く非がないと言えば嘘になりますが、
ほとんどの場合で彼は何もしてません
彼が不憫でした

この問題は話が進むにつれて徐々に改善されていくので
何とか観れました
この点を楽しめるかどうかで評価が分かれそうですね


OP「サクラサク」 歌ー林原めぐみ
ED「君さえいれば」 歌ー林原めぐみ

面白いOPですね~
かなり好みの曲です
作品に合ったアップテンポな曲調で映像も楽しかったです


おそらくですが、古き良き作品なんだと思います
設定やお決まりがやや古いかなと感じました
その雰囲気を懐かしみながら観れる人なら楽しめるかもしれませんが、
私は少し駄目でした

ただ、ラブコメ自体はしっかりやっており、
物語的には悪くなかったと思います

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36

69.2 14 恋愛で関西弁なアニメランキング14位
学園アリス(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (295)
1842人が棚に入れました
小さな田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然、アリス学園に転校することになってしまった。蛍が転校したのは、潰れそうだった田舎の学校に学園からもらったお金を寄付して救い、蜜柑を悲しませないため。さらに、生徒たちの噂では、アリス学園は一度入ったら卒業するまで出られないという。それを知った蜜柑は、転校していった蛍を追いかけ単身東京へ。向かった蜜柑が辿り着いたのは、天賦の才能=アリスを持つ者のみが通える究極の一芸入学の学校、アリス学園であった。

声優・キャラクター
植田佳奈、釘宮理恵、朴璐美、安田美和、緒乃冬華、斎藤千和、石田彰、成瀬誠、鈴村健一、櫻井孝宏、野中藍、神田理江、松元惠、井上麻里奈、三木眞一郎、松本大、宮野真守、山田美穂
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

学園&魔法ものですが、可もなく不可もなく(どちらかというと退屈系?)

◆個人的にキャラの魅力がほぼゼロだった学園&魔法もの有名作

正直いって、コレを見るくらいなら、PEACH-PIT原作の長編アニメ『しゅごキャラ!』の最初の方をもう一周した方がだいぶマシだと思いました。

本アニメに関しては、全31巻に及ぶ長編となった人気原作マンガのうち、最初の5巻までの内容+オリジナル・シナリオで、初等部編を何とか完結させた体裁となっていて、もしかしたら原作マンガの方は中等部編→高等部編へと進むにつれて尻上がりに面白くなっていくのかも?知れませんが、アニメに描かれた分だけでは何とも。

本作は一応、学園&魔法ものジャンルの有名作品なので、ここは勉強と思って一度は我慢して見ておくべきか?

個人的には人には余りお薦めしません。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      樋口橘(『花とゆめ』2002年19号-2013年14号連載)
監督         大森貴弘
シリーズ構成     横山雅志
脚本         横山雅志、島田満、花田十輝、大森貴弘
キャラクターデザイン 樋口橘(原案)、伊藤良明
音楽         吉森信
アニメーション制作  グループ・タック{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================== 学園アリス (2004年10月-2005年5月) =================
{netabare}
第1話 学校がなくなっちゃう☆ ☆ 親友・今井蛍の突然の転校、佐倉蜜柑単身東京へ、アリス学園校門前の出遭い(鳴海先生&日向棗)
第2話 ようこそ☆アリス学園へ ☆ 脱走常習犯・棗&親友・乃木ルカ、蛍との再会、初等部B組一時参入
第3話 アリスなんかに負けてたまるか☆ ☆ 続き、蜜柑の転入試験 ※男子の描写がダメ過ぎる×
第4話 これがウチのアリス☆ ☆ 続き(北の森の災難、委員長・飛田裕の幻覚アリス、ルカの動物フェロモン、棗の怒り、アリス無効化能力、蜜柑合格) ※同上×
第5話 星階級はシビアやなぁ☆ ☆ 学園の厳しい規則、蜜柑の星なし評価
第6話 うちはみそっかす系☆? ☆ アリス解説、中等部生との絡み(翼先輩との出遭い)、蜜柑歓迎パーティ
第7話 負けへん☆アリスドッジ ☆ ドッジボール対決、棗の不機嫌
第8話 じーちゃんに会いたい☆ じーちゃんに届かない手紙、学園脱出失敗、鳴海先生との約束
第9話 大好き☆蛍様 ☆ 蛍の発明ロボ・甘夏、ロボット対決 ※脚本安直×
第10話 うきうき☆セントラルタウン ☆ 初めての外出、マッチ売りの少女寸劇、蜜柑の旧友たちへの感謝の気持ち
第11話 ただいまアリス☆特訓中 ☆ 野田先生の時間遡行アリス、謎の母子
第12話 学園祭がやってくる☆ ☆ 学園祭参加への悩み、前夜祭当日、棗倒れる
第13話 トップ☆スターを追いかけろ ☆ 学園OB毛利レオの棗誘拐 ※挿入歌「LAZY LOVE GUILTY LOVE」
第14話 棗を取り戻せ☆ 正田スミレ&蜜柑の協力、闇の特殊部隊、棗の過去と現状(黒猫)
第15話 学園へ帰ろう☆ ☆ 囚われた3人、脱出作戦の顛末、蜜柑のシングル昇格 ※シナリオ粗雑×
第16話 迷路で勝負☆魔法のランプ ☆ アリス祭開幕
第17話 蛍のひみつ☆ ☆ 続き、蛍の発明アリスとトラブル発生、蛍の兄との対面(高等部幹部生・今井昴)、蛍の本心吐露
第18話 暗闇で☆ふたりきり ☆ ※蜜柑&棗閉じ込められ回
第19話 開演☆眠れる森の白雪姫 ☆ ※アリス祭のクラス寸劇回
第20話 ラストダンスは誰と☆ ☆ 学園祭最終日、蛍の新人賞&クラスの特別賞受賞、じーちゃんからの手紙、蜜柑のダンス相手(棗・ルカではなく蛍)
第21話 目指せ☆優等生賞 ☆ 期末テスト、ペルソナ来校
第22話 ベアと王子様☆ ☆ 人形作りアリス持ち(中等部生・園生要)との出遭い、命を削るアリス{/netabare}

 - - - ここまで原作マンガ1~5巻分、ラスト4話はアニメ・オリジナル回 - - -
{netabare}
第23話 サーカス☆がやって来た ☆ レオ再来校と目的
第24話 鳴海先生の嘘つき☆ ☆ 蜜柑のもたらした騒動(教室封鎖、授業ボイコット)、動物たちの暴走
第25話 学園を取り戻せ☆ 操られたルカ、ルカの暴走阻止(棗)、鳴海とレオの因縁、レオの暴走阻止 ※シナリオ粗雑× ※挿入歌「Venus」
第26話 友情は☆エンドレス ☆ 春の進級試験、蛍との別れ?{/netabare}
--------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)26、×(疑問回)0 ※個人評価 × 3.4

OP 「ピカピカの太陽」
ED 「幸せの虹」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これぞまさに私の中の、The!石田彰さん!

原作未読。予備知識なしの多分初鑑賞。
※もしかしたら子供の頃に観てるかも?

最近観ている作品が暗め重めの割合高かったので
明るさと癒しを求めて表紙で学園アリスを( ^o^)ノポチッ

いやはや、子供向けだろうと侮りましたね〜

ストーリーはとても分かりやすいシンプル仕立てだけど
凝った設定に子供向けなど忘れて引き込まれました。

異能力の種類ではなく、
異能力自体に"アリス"という名前がついているのも
可愛らしいし固さがなくて良いですね。

{netabare}蜜柑が学園に来てすぐ
アリスについての説明を受けている時に
テレポート能力のモブがチラッと映ったのですが、
その子の体型が少しぽっちゃりしていたんです。

それを見た瞬間、
あまり移動にスタミナを使わないからという意味で
この体型設定にしたのかな〜と思ったんですけど、
もし何の意味もなくただの偶然だったとしても
たった一瞬の映像でそういう面白いことを
考えさせてくれる作品って大好きです。{/netabare}


作中での友情と恋の割合がバランスよくて観やすい。

友情は非常に分かりやすく描かれているのに対し、
恋の方は観ているこちらまで
今の表現は恋なのか?友達としてなのか?などと
覚えたての恋に迷い込んだ気分でした(*˘˘*)♡


またこの作品を観終えてから
今後作品の見方を一旦改めようと思い直しました。

最近シリアスなものを観すぎているせいか…
{netabare}鳴海先生がおじーちゃんの手紙を蜜柑に渡すまでは、
おじーちゃん事実を知らされないまま死ぬんじゃない?
って最悪なことを考えながら観ちゃってたんです。{/netabare}

変な裏読みなんかせず、
素直に作品を楽しむべきだと反省しました。


最終回はいい感じにまとめられていました。
ただスッキリしたかというと…んん〜

{netabare}"学園の正体"や"裏のお仕事"や"あの人"等の伏線は
回収されないまま終わってしまいましたね。
原作の方では蜜柑の両親の謎も含めて
それらも回収されていそうなので気になるところです。

そして蜜柑×棗くんor流架くんの恋模様も是非!

テンプレに当てはめると棗くんなんだろうけど
寿命削る系アリスの持ち主となるとドロッドロで
すんなりとは結ばれなさそうな予感が、、w

じんじんこと神野先生は終盤近くまでずっと
めちゃくちゃ最悪なポジションでモヤついてたので、
最後は蜜柑を認め鳴海先生のやり方にも寄り添うように
変わってくれた事が何よりスッキリしました!
{/netabare}


学園アリスとこどものおもちゃ、
どこか似たような雰囲気があるので
どちらかが好きな人はもう一方も好きなのでは( ˊᵕˋ*)

一応最後にレビュータイトル拾っておきましょうかw
書いた通りではありますが、
金髪でイケメンでサポート役(今回は先生)は
私の中で石田彰さんのイメージにドンピシャ!!

石田彰さんを覚え始めた頃に観てた作品で
偶然そういうキャラばかりが重なったせいかとw

それにしても鳴海先生、
色んな意味でいい動きしてましたね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アリス科学園の劣等生

泣けるとかじゃないですが感動しちゃいました
友達の存在のありがたみを感じれる作品でしたね
友情っていいなぁ


ジャンルは学園/異能/ファンタジー
『アリス』という特別な力を持つ者のみが通うアリス学園が主な舞台
この『アリス』、人それぞれ違う能力なのですが、
種類が豊富で楽しいです
例 『ダジャレで相手を必ず笑わせるアリス』
よくスベるから、ちと欲しいw


アリス学園には何か大人の事情がある様子
ここに入学したら最後、学園外には出られないのです
親との面会も禁止、手紙でのみの連絡
小さな生徒たちには辛いですね。。

このルールは物語の重要な部分を占めており、
設定としてもなかなか面白いなと思いました


見所はなんと言っても、
主人公(劣等生?)である蜜柑とその親友の蛍(優等生)の絶妙な駆け引き
蜜柑は蛍が大好きでいつも蛍~蛍~って感じですが、
蛍は蜜柑を鬱陶しく思っている?のか、見事な毒舌で対応
面白かったです。笑いました

ちなみに蛍は『発明のアリス』持ちで、
彼女の発明品には奇っ怪なものばかり
この発明品にも注目ですね

それと、この作品はただの日常系ではないです
まぁ異能が出てくる時点で日常からはかけ離れてますが。
ストーリー性がしっかりしているので、
話に起伏が生まれ、毎話退屈せずに楽しく観れました


OP「ピカピカの太陽」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)
ED「幸せの虹」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)/今井蛍(釘宮理恵)

蛍って釘宮さんだったのぉぉ
観てるとき、全く気付きませんでした

それとOPのダンス、何だあれは!
あんなのやられたら草不可避じゃないか


てなわけで、笑いアリ感動アリの素敵な作品です

アリス学園という鳥かごのなかで彼女たちはどう過ごしているのか。
はたまた、彼女たちは楽しく羽ばたいているのか。
彼女たちとの面会は禁止されてますが、
画面を通してその様子を確認するのなら問題ないはず!
友情ものの作品が観たいときにおすすめです

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

61.0 15 恋愛で関西弁なアニメランキング15位
MAR メルヘヴン(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (118)
972人が棚に入れました
メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。

声優・キャラクター
比嘉久美子、銀河万丈、清水愛、保志総一朗、中島沙樹、阪口大助、坂口候一、小杉十郎太

お抹茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

原作と違いすぎる

2005年4月~2007年3月まで放送されたアニメです。

まずこのアニメで評価できるところと言えば、音楽面です。GARNET CROWはとても合っていました。

あと声優の演技も良かったと思います。

ここからはすべて悪い点を書いていきます。個人的な感想なので、受け取り方は人それぞれだと思います。

まずアニメの途中からのオリジナルストーリーと終盤が原作と大きく異なることです。原作自体もそこまで評価できる作品ではなかったのですが、アニメはそれを超える酷さだったと思います。

日曜の朝アニメだったこともあり、流血描写がなく、セリフ自体が変更されています。
しかし、アニメで追加された話では、BL要素や乳揺れなど朝アニメでやっていいのかと思わせる描写がいくつか見られました。正直どの基準で良し悪し決めているかわかりません。

作画に関しても、崩れている回がかなりありました。

原作は絵も綺麗である程度話もまとまっているのでアニメよりも原作をオススメします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

コック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想

メルヘンの国に憧れていた普通の中学2年生虎水ギンタは、「門番ピエロ」と呼ばれるARM(アーム)の力で異世界、メルへヴンへ召喚された。この世界では、ARM(アーム)という魔法のアクセサリーが存在し、それを使用することによって、使用者に力を与えることができる。メルへヴンに来たギンタは「バッボ」という生きたARMと出会い、仲間たちと出会い、共に戦闘集団「チェスの兵隊(コマ)」に立ち向かう。


がうたもともとは、サンデーの漫画です!
曲はガーネットクロウが歌っていてかなりいい曲が多かったかと思います。
戦闘メインなので、バトルものが好きな人にはお勧めです!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

原作から

原作を見ていたので見ました

作者さんが烈火の炎などの安西先生ということもあり原作はとても楽しめます

今でこそゲームやファンタジーの世界に行くという設定が当たり前になりましたが個人的にはこの作品後から急激に多くなったなという印象です

高校生が~という設定も視聴者を惹きつけるポイントでキャラも可愛いキャラが多く楽しめます

烈火の炎よりも怖い、痛い、殺し合いというよりは若干柔らかいイメージです

低年齢層でも楽しめる作品です

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

64.1 16 恋愛で関西弁なアニメランキング16位
SUPER LOVERS(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (170)
917人が棚に入れました
あべ美幸による作品。

「母危篤」という知らせに騙されて海外に来るハメになった高校生の海棠晴は、 そこで突然「お前の弟だ!」と零という男の子に引き合わされてしまう。

野性児で誰の言うことも聞かない零を必死で世話する晴だったが、 どうも零には出生について秘密がある模様。

おまけに。ようやく零が自分だけに懐き始めた矢先、ある悲劇が晴を襲う。

───そして5年後、成長した零に再会した晴だったが…?

苦労性長男、超美形双子、野生児末っ子の4兄弟が贈る一筋縄じゃいかないトラブル・ラブ!!

声優・キャラクター
皆川純子、前野智昭、松岡禎丞、寺島拓篤、村瀬歩、福島潤、田中敦子、沢海陽子、白石涼子、斎賀みつき
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺だけのアニメ道まっしぐら? でもすごくよい兄弟愛ドラマになりそうですよ

今春アニメではこれが一番のダークホースかもしれないw
家族愛、兄弟愛を描いたっぽいハートフルドラマなアニメです。

学生の主人公が夏休みを利用して、海外で暮らす母親のもとに
遊びにでかけるのですが、そこで出合ったのは異父弟の弟だった。

みればまだ小学生くらいで、DVで心に傷を負っていたところを
母親が引き取ったのだという。

口数も少なく、人を容易に信用しない素振りをみせる弟くんですが、
まずは胃袋をがっちりにがられて早くも降参。
心を許し始め~。

兄貴の自然体な優しさがいいですね。
特別なにか言葉をなげかけるわけでもなく
根掘り葉掘りと事情を聞くわけでもない。

うまいもの食べて笑顔になって
楽しい明日の話をしているだけで
気力はわいてくるものなんですよね。

自分も、愚痴をいうのはいいけど、念がこもるような、
引きずる愚痴なら言わない方がいいと思うんです。

一話の終わりに東京へ来ないかって誘ってましたけど、
できればあの大自然の中での夏休み時間をもっと見たいかな。
東京で兄弟に囲まれて暮らす生活も悪くないけど、
あの非日常感もたまらなくいいと思います。

とりま、来週が待ち遠しい作品なのは間違いない!

以下ネタバレで

2話まで~ 早くも東京編に突入。まさか記憶を無くしてしまうとは!
{netabare}
導入のカナダの自然に囲まれてのシーンに癒し効果もあったのだけど、
アニメは早々に東京に舞台をうつしています。
3人兄弟+新たな末っ子加入が本筋なんですね。

ここでまさかの兄様、帰国の成田で事故にあって
記憶喪失になっていたとかいう衝撃展開に!

なんとか生活はしてるようだけど、ホスト生活しながら
2人の弟の学費を稼ぐ厳しい状況の模様。
そこへカナダから末っ子が来日してまた騒動に~。

東京という見慣れた環境で現実味が増したけど、
2人のやり取りにほだされるシーンもありました。

でも、なんで弟2人には末っ子がいる事実を教えたがらないんだろう。
たしかに受験控えてデリケートな時期なのだろうけど、
見ている限りではそこまで神経質な男の子にも見えなかったけど。

なんであれ、まだテンションは上がっています。
いい感じで気持ちがほっこりできるエピソードに期待です。
今度は末っ子くんの素直な笑顔がみたい。
{/netabare}

3話~ きたきた! 願いは通じたけど、早すぎじゃね?な巻
{netabare}
2人の生活もなじんで零の心も明るくなりかけてきたところで事件は起きてしまう。
クリスマスも近づいたとある日、路上の交通事故現場を目撃してしまい、
記憶喪失していた設定を思い出させることに。

そのとき父親から言われた『お前、寂しいんだろ』の一言が重くのしかかる。
家族になじもうと必死だった自分のこと。
もしかしていまも自分は零を、自分の心にあいた穴を埋める道具にしていないかと。

それは零のためにならないと離れて暮らす決意をするのだが、晴にいれこむ珍客による
暴力沙汰で零が怖い思いをしてしまい、激しく後悔することに。
そして、そんな出来事を重ねる間もひとり零は考えていて、自分がいることが負担に
ならないかと思い、カナダに帰ることを決意する。

それから2年。
零が目覚めると、枕もとには晴がいた! やっぱり家族は一緒でなくちゃねと
カナダでの新しい生活がはじまるのだった!

ここから感想です
いやぁー、1話でこのままカナダにいればいいのにと思ったけど、
まさかもう3話でカナダ編はじまるとかw
ちょっと早すぎでしょw
いいんかw
まぁ、この方が、先行き面白そうだからいいか。

なぜ晴が離れて暮らすことになったのか、零は帰国を思い立ったのか、
動機の部分は弱いしわかりにくいけど、結果よければすべてよしのOKOK

慣れない異国カナダでの生活がはじまれば、今度は零が先生役ですね。
何かしら仕事をしはじめるんでしょうけど、レストラン?それともパン屋とか?
そーいう暮らしに憧れます!
本当、いますぐでもそんな生活に飛び込めるならしてみたいw
{/netabare}

4話~ え? 海外へ飛んでいった話しは??
{netabare}
なぜか舞台は再び日本に。
しかも日本の中学を卒業した零くん登場で戸惑いまくる自分w

なにやらカナダには2年ほどいて帰ってきた様子で、
半年ほど日本の学校に通っていた模様。
えええええw じゃぁもう高校生になるのか? 展開早いなぁー。
オリジナルでも同じなんでしょうかね。

東京で飲食店かなにかのお店をやりたいらしく、
これを機会に兄弟4人での暮らしもはじまるようで、
果たしてケンカ&トラブルおこさずに暮らせるのか~。

まだ納得のいかない亜樹から厳しい意見もいわれてるけど、
零はいつものこと風に受け流してるぽいし、
同じ時間を過ごすことを徐々に絆はできていってるのかな?

今回はもともと住んでいたアパートの大家さんも絡んだ
ほっこり回でしたが、自分がかなり昔に借りてたところも
大家さんの敷地の中にアパートがあって、嫌でも毎日顔あわせてたのを思い出しましたw

女性しか住めない前提のところに割り込ませてもらった感じで、
住み心地はよかったんですが、その分、なにかあると男の自分が疑われるのが面倒だったなぁ~。
花壇が踏み荒らされるけど!とか、バイクが停めたまんまだけど!とかw
まぁ、そんなことはどうでもいいか。

ラスト、大家さんの縁の下にキラリと光る物体が野良のポメラニアンてところに笑いました。
でも、野良のポメラニアンなんているんですかねw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これは、BLですか? 家族愛ですか?

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
BLの中でもわりとハードですが、一方で、ただのBLと捨てきれない魅力もありました。今のところ、ガチBLアニメの中では、一番楽しめたのは、事実。特に1話目なんか、アニメとして普通に素晴らしいと思いました、途中までは(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
表題だけど、結果、ガチのBLだったよ(笑)

ただ、BL一色ではなく、「辛い過去をどう乗り越えるか」「家族愛」などが含まれてるから、ある程度は楽しめたかな。

7話での清華の台詞、「それって、ただの刷り込みじゃない?」は、この作品の核心を突いていると思う。

この作品の(良い意味でも悪い意味でも)違和感は、同性愛について、晴には悩む様子があるのに、(最終話付近まで)零にはそれがないことだ。なんか、「え? 普通でしょ? 別にどっちでも良いじゃん」という零の温度の低さが、逆に怖いのだ。

家族の愛情を知らない孤独な少年、零。彼の少年時代に初めて家族(無償)の愛情をくれた、晴。そんな晴を慕った零。これが家族愛だけで完結するのなら、それは微笑ましい話で終わるんだけど、成長した零は、「同性愛」を当たり前のことのように淡々と語り始める(ただの弟で良いのか?等)。

これが、零の生まれついての性分なら問題ない。晴なんかはそうだろう(先天的なセクシャルマイノリティー)。

個人的には、同性愛も互いがそれで良いなら立派な愛の形だと思っている。多くの(日本)人はそう(同性愛に寛容)だろう。でも、それが後天的なこと、つまりは晴との交流によって生まれたものだとしたらどうだろうか。

零と出会った当時は、おそらく自分がバイセクシャルだということを自覚していなかった晴。でも、自覚はしていないだけで潜在的にその気はあった。であるならば、零と(家族として)過ごした日々に、そういう「下心」が無かったと本当に言えるのだろうか(つまり無償の愛、家族愛なんかではなく、見返りを求めた愛情)。何も断言できない。極端な(かなりキツい)言い方をすれば、

零の性的嗜好は、自ら(晴)の無自覚な性的虐待によるトラウマではないのか?

という苦悩が、晴にはあったのではないだろうか。

それが、晴の「一歩」を邪魔する。「家族(兄弟)」から「恋人」になる際の枷となっているところは、本作が「ただのBLアニメ」で終わっていない、重要な部分だと考える。

第9話を境に、零も自分の性的な嗜好について悩む場面が描かれるようになった。まあ、それまでは運動で発散していたのが、、、梅雨で走れなくなり、溜まる(抜いてもらう)ってのもどうなんだろう(苦笑)

ラストの10話は、ある意味では肩透かし。春子は、一見破天荒なキャラに見えるけど、その実唯一まともな感覚の持ち主。一番フラットで常識的な視点で晴や零を観ている。そんな春子が「零をスイスに連れて帰る」というところで終わるわけだが、やっぱり何らかの結論は出して欲しかった。二期決定ということだが、これだけ「家族愛」と「BL」の間で視聴者を揺らしてきた本作ならば、最終的(本当の最後)に出す結論と逆の結論を、一期のラストにしても良かったと思う(多分ラストはBLだろうから、ここは家族愛で締めるとか)。そうすれば、作風的に二期へのフリにもなるしね。

まあ、二期は観ます。やはり、ラストをどうしたいかは気になるので。
{/netabare}

【雑談~EDが、、、~】
{netabare}
EDのハピネスYOU&ME、特に入りが、嵐の「Love so sweet」に聞こえるのって、私だけですか? OPも、なんかどっかで聴いたことあるんだよな~。{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目、だいぶストーリーが動いた印象(これは凄いと思った)。序盤はBL<家族愛 って感じで、シリアスなストーリーをこなしつつ、ハートフルな展開でなかなか楽しめた。ただ、キスシーンあたりから……本領発揮って感じでしたね(苦笑)

衝撃の2話目、展開か早いな~と。今のところ、ドラマとしてなかなか観られてます。

3話目。ホストの、ていうか女の恐さ。。。

4話目。そろそろ新展開。まあ、そうですよね。

5話目。このキスのクダリさえなければな~と思いつつ、なければないで人気は出ないのでしょうね。このキス連発、外国人補正では乗り切れないぞw

6話目。BL系にしては沢山の女性が出るアニメだね。晴がホモっていうより、バイだからかな? 晴、一晩でバーボン1本か。私と良い勝負ができそうだ(笑)

7話目
同性愛をちゃかしつつ、正面から考えている……のか? 良く分からなくなってきた。

8話目
うわぁ~、ガチのBLになってきた~。更にロリ要素も入ってきて、なんか複雑さが増してきた(汗) でも最後に家族愛もってきて……やはり、そこ(BLと家族愛)で揺さぶりたいんだね。

9話目
え? 保健室の先生まで男前なのw? 鼻血って、なんかの病気の前振りか(結果、ただの色ボケだった)? おおぅ、零の性の目覚め(苦笑) よくハッキリ描いたな。ガチホモになってきた~。ここでようやく、零の性の悩みか。晴は自分がバイセクシャルだという自覚はあるんだね。

10話目
ここにきてBL一辺倒にならず、家族愛やら生まれの不幸やらを絡めてくるのがこの作品らしいところですね。ん? これで終わり? えらい中途半端なんですね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラデザの綺麗なボーイズラブ(BL)作品です

この作品の原作は未読です。あにこれでこの作品のジャケットを見た時、何となくですが軽いBL臭を感じました。
これまでBL系は2作品しか視聴をしていませんが、正直まだちょっと苦手です。
そのため、この作品の視聴も少し迷いましたが視聴して判断しようと思い、見てみたらキャラデザが綺麗だったので、気が付いたら何の抵抗も無く完走していた・・・こんな感じです。

作品の主軸となる海堂家の長男は「海棠 晴」という帰国子女・・・優しくて面倒見が良く、その上「超」が付くくらいのイケメンで歌舞伎町の人気ホスト・・・「鬼に金棒」とは、正にこういう人のためにある言葉・・・と思える位、強烈な個性を持ったキャラです。

そんな晴は新しい弟・・・四男にあたる零を母親から紹介されるのです。
ところが、これまで天涯孤独だった零は人に心を開ことを知らない野生児そのもの・・・
でも晴と零の出会いがきっかけとなり・・・この作品は動き出していくのです。

野生児の様な零に散々悩まされる晴・・・
晴にとっても心中は複雑だったと思います。
血の繋がりは無いとはいえ、いきなり弟が増えた訳ですから・・・
でも、零の野生っぷりが晴に考える時間を与えなかったのが二人にとって功を奏したのでしょう・・・
野生の生き物だって、時間と愛情をかければ人になつくんです。
だからそれは零も一緒・・・

でも零が野生児としての本領を発揮するのは、むしろここから・・・
人はいきなりプライベートスペースに入ってこられるのが苦手な生き物だと思います。
なぜなら相手を知ろうとする時、自分の距離を保ちながら少しずつ近づきますよね。
自衛に対する本能と、人としての理性など様々な障壁が相手との間に立ちはだかっているからです。

でも野生動物が持っているのは自衛の本能だけ・・・
そのタガが外れたら・・・相手とはゼロ距離になっちゃうんです。
ワンちゃんが御主人様にお腹をさすってとねだるように、相手を全面的に信頼しちゃうんです。
きっと人がその領域に入るのは、たくさんの時間を共有する必要があるのだと思います。

そして野生児のそれは零も同じだとしたら・・・
零はまるで猫のよう・・・
相手を寄せ付けない時もあると思えば、無防備で懐に飛び込んできたり・・・
晴は零だから・・・気持ちが揺らぐんだと思います。

物語の舞台はカナダから日本に移り・・・零は日常生活の中で理性を学んでいくのですが、これは零の成長に直結していたと思います。
成長するから苦悩する・・・これまで知らなかった感情を知って心がざわつく・・・
零にとっては機能と刺激の連続だったと思います。
そしてそんな零を大きく包み込む晴の存在・・・
少しずつ家族になっていく海棠家の向かう先に何が待っているのか・・・
気になる方は本編をご確認頂ければ・・・と思います。

オープニングテーマは、矢田悠祐さんの「おかえり。」
エンディングテーマは、海棠4兄弟の「ハピネスYOU&ME」

1クール全10話の角川枠作品でした。
10話って短いなぁ…と思っていたら、最終話で続編が発表されました。
中には男性には抵抗あるシーンが無かったといえば嘘になります。
きっとあれもこれも含めて人気のある作品だったのでしょう…
ターゲットは完全に女性層…とうい感じの作品でしたが、続編もきっと視聴すると思います。
BL系作品である事がどうでも良いと思えるくらい、感動する作品に出会えたら…と思っていますが、この作品の続編はどうなんでしょうね^^?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

65.8 17 恋愛で関西弁なアニメランキング17位
ド級編隊エグゼロス(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (256)
892人が棚に入れました
謎の侵略者・キセイ蟲により、かつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“H(エ)ネルギー"を吸い取り、人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに!

声優・キャラクター
松岡禎丞、加隈亜衣、矢作紗友里、桑原由気、茅野愛衣、三木眞一郎、大森日雅、岸尾だいすけ、小山力也
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺、魔装学園 戦×恋になります

1話感想{netabare}
敵側の設定が“俺ツイ”っぽいなーと思ったら味方側の設定が“戦×恋”だった。
あーでも、臭い言い方になるけど愛の無いエロを強要されるのよりはマシなのかな?
それはそうと戦隊ヒーローを意識したような感じで、だったらスタッフに本職の人入れればいいじゃんって思うのだが、そういうのって逆に難しかったりするのかね?
内容的に荒川稔久とか喜んでやりそうなんだが…俺ツイと被るけど別にいーじゃんね。{/netabare}

2話感想{netabare}
悪いってことじゃないんだけど、雲母がなんか“変好き”のキャラに居たような感じ。
ってか過剰に性を抑圧してるキャラであるのなら、デザインは黒髪ロングでスカート丈も長い方が似合ってたんじゃないかなぁ。
“ToLoveる”の古手川みたいな…なんてことを思ってたら2話でキセイ蟲の被害にあったモブのスカート丈が伸びるって描写がありまして。
ああ、被害者と見分けつかなくなるから雲母はああいうデザインにした?あれ、でも元被害者って設定なんだしそれでもおかしくないような…。

そうそう、それと“俺ツイ”や“魔装学園”の系列だと感じるせいか、博士兼指令ポジションのブっ飛びっぷりをついつい期待してしまう。
俺ツイはかなり頭イカれてたし、魔装学園では一番セクシーなキャラじゃなかったっけ?
こっちも女装?元女?まだ設定明かされてないので不明だけど、声を充ててる三木眞一郎がどこまではっちゃけるか結構期待してたり。
いやさぁ、“ポケモン”のコジロー、“ゾイドワイルドゼロ”のアルドリッジ、“爆丸”のベントンなど、何故か私の見てるキッズアニメでは三木眞の出現率高いんだよねw
そのせいかキッズアニメ御用達の人って印象が染み付いてて、こんなアダルト?作品でどれだけ暴れるか見たくなるというか。
ついでにナレ役の力也は“ダイミダラー”や“パズドラ”でそこそこはっちゃけてた記憶があるので、こっちは別にいいや。{/netabare}

3話感想{netabare}
あっ、繋がっちゃったよオイ!
3話の総作画監督に“魔装学園HxH”の監督勤めてた古川博之キター!!!
似た系統だな~と思ってたらスタッフ被ったよ、ってか魔装学園の監督からしたら全然ヌルいなぁって思ってそうw
因みにこの方、最近では作画崩壊で有名な“いもいも”でマイナス評価が付いちゃったような気がしないでもないけど、実際はちゃんとスケジュール取ればちゃんとした絵が描ける人。
(ってか“いもいも”はどう考えてもキャパオーバー、借金でも抱えてたんだろうか)
ということでこの作品の3話の作画は問題無い。
これで面目躍如になった…かなぁ?だといいなぁ。
それと“いもいも”の6・7話の脚本が久慈マサムネ(“魔装学園HxH”の原作者)だったのは古川博之繋がりだと思ってるのだけど、もしかしたらこっちでも久慈マサムネ脚本回があり得るかも?

ついでに言うと、こっちの監督の神保昌登は前期“白猫プロジェクト”の監督、まぁ制作スタジオ一緒だしね。
“白猫”も酷い作品だったけど、あっちはどういう訳か「シリーズ構成」の役職が無くて、ひょっとしたらゲーム側の人間がアニメに口出ししてたのかも知れない。
ということで神保昌登の評価は様子見なんだけど、こっちで白猫での鬱憤を晴らすような頑張りを見せて欲しいトコロ。

とスタッフ関係の話はここら辺にして本編内容について語りたい所なんだけど…これといって話すことナシ。
可もなく不可もなく。
とりあえず、やっぱり同系統としてカウントしてた“戦x恋”よりは全然見やすい、主人公に変な設定盛ってないせいかな?
あとヒロインの数がずっと少なくて…逆にそのせいか掘り下げがまだって感じ。
一応モモカの当番回だったような感じだけどキセイ蟲を倒すことには何も関与してなくて物足りない。
まぁそんなことより、丈先生が何者なのかが気になるw{/netabare}

4話感想{netabare}
4話だし作画の谷ってやつだろうか、あとコロナの影響はどこまで考慮すべきなんだろうか。
止め絵は崩れてない、なのでキャプだけで見たら分からないけど動きや演出が変だった。
胸を突然触られても微動だにしないとか、隠してたハズの本をこれみよがしに廊下に開いて置いてるとか(ひょっとして伏線かも?)、他にも色々…。
その一方でマンガの再現シーンのマンガは出来が良くて…と思ったけど、そういやこれ原作がマンガかw
原作をそのまま使ったのか、アニメーターが描いたのか、原作者がアニメ用に描いたのか、そこら辺私にはちょっと分からない。
もし原作そのまま流用だったら、ガチで現場キツキツなんだなぁ…と。
また、最近見た別のアニメではマンガ原作じゃないのに似た感じでマンガ再現シーンがあって、それが結構上手く描けてて「どういうこっちゃ」と思ったことがあったのを思い出した、何の作品だか思い出せないんだけどね。
あとBアイキャッチが川澄(ホンモノ)を使っての“まほろまてぃっく”ネタ。
川澄よりも三木眞を出して欲しかったんだが…展開的にも、攫われてどう指令を出したんだかやってくれないとやっぱり変じゃない?
次回以降巻き返してくれるのを願う。{/netabare}

5話感想{netabare}
4話以上に絵が動かない、演出がおかしい。
事情が事情だけに悪いと言い辛いのがキツい。
逆にこのヘボ演出を見るとアームスの作品って全然マシだったんじゃん、と思えるように…。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
うーんなんだろう、飽きてきたというか気になる部分に迫ってくれないというか。
エグゼロスという組織自体が一体どういうものか見えてこない。
そのうち三木眞が説明してくれるんだろう、と思ってたらなかなか出番無いし。
またキセイ蟲のチャチャってキャラが…なんか気持ち悪い。
見た目じゃなくて性格が…自分の立場を理解してないというか、捕虜ちゃうの?
精神的に幼くて無邪気なんだと解釈しようにも、この前まで同胞から忌み子として幽閉されてた設定を考えるとな~んか違和感。
宇宙人だから人間と感性が違うといわれたらそれまでなんだけど、う~ん…。
7話で東京支部の連中が負けたのはレットの力じゃなくてチャチャの力だよね、敏感サラリーマンが惚れる理由にはならん気が…。
比較対象が無いため、男だったらみんなああなるのかレットが特別なのかよく分からない。

一方7話の作画は頑張ってた、単に4・5・6話がアレだったのでマシに見えただけかも知れないけど。
と思ったら総作監は古川博之でしたw
“いもいも”の汚名を雪ぐため次の仕事では気合入れるんじゃない?と思ったらやっぱり来たー、3話以上に頑張ってた気がする。
けどなんかちょくちょく“アズールレーン”を思い出させる感じの作画があって、実際関わってた人が居たのかどうかまでは分からない。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サイタマ編隊H×EROS伝説

HEROはHとEROで出来ている!

エロでH(エ)ネルギーを溜めてキセイ蟲と戦う
高校生ヒーローたちの青春を描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.0点】
構成はテンポ重視。一話~数話完結エピソードもあれば、一話二本立て風の回もあり。
普通は演出等を増量して一話に引き延ばしがちな各ヒロインのキャラ回も、
Aパートで短くまとめ上げたりして、
最終回は{netabare}女王討伐{/netabare}という一応の区切りまではやり切る。


一撃で怪人と自身の衣服を吹っ飛ばすH(エ)ネルギーは爆発力があるが、
如何せん効率が悪く(苦笑)ず~っとエロいハプニング等でHネルギー溜めている感じにw

私はエッチなヒロインが戦うよりも、戦うヒロインがエッチな目に遭う方が好みw
(いずれにせよ変態であることに変わりはありませんがw)
なので、戦闘シーンはやや供給不足感。
“キセイ蟲”共々、表現萎縮ムードをぶっ飛ばしたいという欲求も今一つ発散されず。
折角、色々、怪人設定を用意したのに勿体ないと思いました。


【作画 3.5点】
背景美術、人物作画とも安定度は凡庸。
ただ肉感があるヒーローたちの裸体&ハプニング描写には注力。

“キセイ蟲”だけでなく現実の規制との暗闘も苛烈を極める。
{netabare}豆乳で豊乳ネタも原作では牛乳だったそうでw{/netabare}
謎の光を、煌星としてデザイン化する開き直り?等とも合わせて
規制当局との駆け引きの激しさを物語りますw

因みにスタッフが一番描写に力を入れたのは乳首だとのこと。
確かに、烈人(れっと)&橙馬(とうま)。
両男子の胸部の描き分けを見ると、こだわりは感じますが……。
当方が視聴したのはBDの「Hネルギー限界突破ver.」でも、
dアニメの「Hネルギー解放版」でもない通常配信版だったので、
女子については規制に阻まれ、成果を確認することは叶わず。
目撃情報お待ちしておりますw


戦隊成分を期待していた私としてはXERO(ゼロ)スーツの活躍をもっと見たかったです。
{netabare}最終盤にやっと登場したと思ったら、あっさり破損しちゃうしw{/netabare}


意外とフェチズムを感じたのは、必ずしも腕に巻かない“XERO(ゼロ)ギア”。


【キャラ 3.5点】
主人公ヒーロー烈人(れっと)に
超絶H(エ)ネルギーを秘めた幼馴染の雲母(きらら)を始め、
エッチなヒロインが続々と押し寄せて来る非常事態w

サイタマ支部のキャラ一巡後に、
{netabare}チャチャによるハプニングの多様化。
雲母(きらら)の内面を黒雲母として外部化。
サイタマより進んでる?トーキョー支部との邂逅。{/netabare}
など次々と新キャラを投入して目先を変え、
パターン化されたエロ→バトルを消化しやすくしたのは〇。

多数の萌えキャラ襲撃を経ても烈人の雲母(きらら)へのキモチは変わらず。
正妻力を際立たせる構図もベタだが清々しい。


推しは叢雨 紫子(むらさめ しこ)。
褐色肌ヒロインの押しに弱い私の性癖を再認識w


【声優 4.0点】
主人公・炎上 烈人役の松岡 禎丞さん。
ハーレム状況でメインヒロインへの愛を貫く最適解。
(道中……{netabare}CV.陶山 恵実里さんに声変わりした気がしますが気にしてはいけませんw{/netabare})

その愛を受け止めるヒロイン・星乃 雲母役の加隈 亜衣さん。
メインヒロインの感情復活が一つのテーマとなっている本作にて、
幼少期、「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」、黒雲母と、
目まぐるしい乙女心を演じ分ける。
{netabare}「閉じてた心が開いちゃう~」{/netabare}

その他、ヒロインズの演者も中々豪華で耳が幸せ。
さらに敵となる“キセイ蟲”役に一線級の女性声優を湯水の如く使い倒す。
どーせヤラれる時は一撃。無駄遣い(苦笑)


【音楽 3.5点】
劇伴はシンセやロック風サウンドも交えてヒーロー活動を無難に盛り上げる一方で、
決戦の最中だろうと楽しげなハプニングBGMを入れる、らしい構成w
まるでキスや濡れ場の前みたいな静かなメロディーに
ラン♪ラン♪と幼女風コーラス?を重ねたムード曲の多用も特徴的w

OPはBURNOUT SYNDROMESプロデュースによる
SPユニット・HXEROS SYNDROMES「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人」
恋愛だけでなく、広く“好き”の感情がもたらすヒーローの奇跡を歌い上げた良曲。
作品タイトルシャウトなど、松岡さんの熱いヒーローボイスを入れ、
古の王道アニソン復活を企てる。

ただ、願わくばOP映像で一度で良いから効果音を入れたver.が見たかったです。


EDは星乃 雲母(CV.加隈 亜衣)の「Lost emotion」
弾けるテクノポップが、幼少期奪われたはずの乙女心を蘇らせるキャラクターソング。
ED映像のキモチが表情アイコンとしてダダ漏れになるXEROギアの隠し機能?もキュート。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

労基法ムシでフル稼働する白い謎光線

原作未読


なんか変なスイッチが入ってプラスにもマイナスにも転ぶことなんてよくあって本作がまさにそれ。


『誰かが言った。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできていると。』


プラスに転びました。ものすごい名言。これいままで誰か言ってそうで言ってなかった?
思わず首を縦に振ってしまった第1話です。

作品タイトル
 ド級編隊エグゼロス

第1話サブタイ
 光満ちるこのセカイで

ご理解いただけますでしょうか?この『金太の大冒険』ばりの悪ノリ感。
しっかりと期待値の低値コントロール及び思考の放棄をあらかじめ促してくれる親切設計です。主役の炎城烈人を松岡禎丞さんが演じる時点でなんかもうね。

タイトルから容易に戦隊ものを想像できる。主人公の名前もあからさまに“レッド”枠。敵は「生殖エネルギー吸い取っちゃえば絶滅しちゃうよね」と人類の滅亡を企む宇宙人。“キセイ蟲”対烈人らエグゼロスの果てなきバトルものになるかと思います。

他のメンバー↓

星乃雲母/エグゼイエロー(CV加隈亜衣)
桃園百花/エグゼピンク(CV矢作紗友里)
白雪舞姫/エグゼホワイト(CV茅野愛衣)
天空寺宙/エグゼブルー(CV桑原由気)

演者は桑原さん(29)以外over30。彼女らがJK役を演じるミスマッチが妄想膨らんでよい…かも!?
オープニング曲はヒーロー戦隊してて心地いいんですよね。そうして視聴回を重ねていくわけですよ。


 {netabare}途中からしんどい{/netabare}


折り返し7.5話時点で「出オチだったかも」と認識の修正が迫られます。後悔まではいかなくてももやっとするのよね。
例によって謎の白い光線だったりキラキラだったりが仕事をする場面が多くなりがちな作風なわけで、本作では労働基準法ガン無視ブラック企業並みに終始フル稼働しておりました。ずっと真っ白けっけだからつまらんということではなく、深夜に家族が寝静まってからこっそり視聴している身としてはうっかり鉢合わせたら即死級シーンの連続で気の休まるところがなかったことに若干クレームです。

次に焦点が定まらないこともイマイチですね。ヒロイン雲母との関係も序盤露出多めでも徐々にしぼんでいく。キセイ蟲とのバトルも中休み。のちに盛り返すことにはなるんですが、ラブコメ&バトルの合間日常回がだらだら続きます。それでいて気分転換にすらなってない。キャラ増えるけど繋がりが…東京支部の眼帯の子登場でイエローとのライバル対決みたいな様相を呈し、他のエグゼロスメンバー埋没してしまうし。忌み子キャラも出自を活かしてなんかするかと思いきや単なる賑やかしになってもったいないなと思います。

シンプルに敵をインフレさせてって、その敵の変化に合わせてこっちも四苦八苦対応するみたいなのでよかったんじゃないかな。
{netabare}特に眼帯の子が出てきてからつまらなくなった。{/netabare}ハーレムラブコメよろしく好きだなんだで顔を赤らめるのとか本作ではいらないでしょうに。てらいもなく脱ぐくせに「え!?そんなところで?」という意味不明なポイントで勝手に辱められた気になって身悶えてるくらいでちょうどよいのです。


 おバカなことを大真面目にやる


常識人の感覚。一般的な高校生の恋愛感覚みたいなのは他で供給を受けるのでここでは不要。夏(2020年8月)だし家で悶々としてる日が多かった上半期だったのでもう少しはっちゃけたもんが見たかったです。

 とことんアホになりきれなかった

腹をくくってないと足元見透かされますよね。
36協定違反が指摘されるかもしれない働き過ぎの謎光線たちはなんでもかんでも隠しておりました。スカートの中身も真っ白けっけでしたよ。たかがパンチラ如きでなにをビビってるんだか…
エグゼロスが“キセイ蟲”との闘いで戦果をおさめている裏で、製作スタッフは“規制厨”にでも屈し続けていたわけです。気合が足りません。


※余談

■キャラ一言

1.{netabare}東京支部の皆さんフェードアウトしていきましたね。やはり不要でした。{/netabare}

2.{netabare}ラスボスは永遠の17歳でお馴染みのあの方。作中でしっかり「オイオイ」されてました。{/netabare}

3.{netabare}ド級編隊のメンバーの名前を覚えられませんでした。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.09.27 初稿
2021.06.16 タイトル修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43

68.0 18 恋愛で関西弁なアニメランキング18位
現実主義勇者の王国再建記 第二部(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (188)
673人が棚に入れました
異世界に召喚された相馬一也は、エルフリーデン王国の王位を譲られて以来、辣腕を発揮し、王国の政治・財政を立て直していった。そして、三公の反乱とアミドニア公国の侵略を鎮圧したソーマは今、新たな問題に直面していた。 アミドニアの首都ヴァンを失い敗走した公太子ユリウスが復権を狙い、人類宣言の盟主たるグラン・ケイオス帝国に助けを求めたのである。始まる女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアを代表とする帝国との交渉。それはエルフリーデン、アミドニアだけではなく、大陸全体の運命をも左右するものとなろうとしていた――。

声優・キャラクター
ソーマ・カズヤ:小林裕介
リーシア・エルフリーデン:水瀬いのり
アイーシャ・ウドガルド:長谷川育美
ジュナ・ドーマ:上田麗奈
ハクヤ・クオンミン:興津和幸
トモエ・イヌイ:佳原萌枝
ポンチョ・パナコッタ:水中雅章
カルラ・バルガス:愛美
ロロア・アミドニア:M・A・O
マリア・ユーフォリア:金元寿子
ジャンヌ・ユーフォリア:石川由依
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

現在の国際情勢からも、考えさせられる21話目

あにこれはアニメを楽しむサイトなので、あまり政治的なことは書きたくない(し、書いてきていない)のですが、流石に今回は看過できないですね。

本作の21話目。東西の争いを寓話的に表していました。レビューではアニメ内の寓話を要約して引用し、私感を述べます。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
東の神様は言いました。世界は平等なのだ。人間よ、同じ分働き、同じ作物を得なさい。

西の神様は言いました。世界は自由だ。人間よ、自由な時間に働き、自由に作物を採りなさい。

困ってしまったのは、その境界付近の国々です。その2つの神様を信じる国々が争ったら、真っ先に被害を受けるのは自分達だからです。

そこで、3つの取り決めをしました。

1つ。武力で国境線を変更するのはやめましょう。

1つ。それぞれの国の民族に自分のことは自分で決められる権利を与えましょう。

1つ。東西の国の文化交流をはかって仲良くなりましょう。

この寓話の結末は、東の神の勢力が力を失い、全面戦争にはなりませんでした。しかし、後に多民族国家で、ある民俗が独立をはかります。これを認めれば、「武力による国境線の変更」を認めることになり、認めなければ「民族自決の原則」に反する。この矛盾に、ルールを定めた国々は身動きがとれなくなります、、、。


このアニメでは、主人公の国が人類宣言に加盟していないため、人類宣言加盟国から侵略され、撃退したことで1都市の統治を獲得。しかし、大国の要請によりそれを変換。後に、返還後の圧政に苦しんだその都市が主人公サイドの治世を求めて国を変える。それに他の都市も連鎖的に主人公サイドに流れ、結果として、国家が併合されてしまいます。

アニメが放送されたのは、一昨日の2月27日。

びっくりするくらい、今のウクライナの情勢に近いんですよね。ただし、プーチンには正当性が全くなく、単なる侵略戦争ですが、本作には、主人公サイドに正義があり、併合される国の国民もそれを望んでいるように描かれている点が違いますが。

これは、アニメの制作サイドも気を遣ったのだろうと思います。あまりにもタイムリー過ぎる上に、主人公が(結果的には)ほぼロシアと同じことをしているのだから。

資本主義と共産主義の戦いなんて、目には見えないものの戦いなんだから、紙とペンで存分に行えば良い。議論をすること自体は悪いことではない。

ただし、それを暴力によって押し通そうとした時点で、言論や思考の戦いは放棄した=負けを認めた ということになる。

「暴力とは弱さの1つの形である」D・ロシュトー

フランスのサッカー選手の言葉だが、真実を捉えていると思う。それが戦争であれ、私たちの身近な人であれ、暴力に訴える人は本質的には弱い。

それは間違いのない真実だが、暴力の恐怖というのはその理不尽なまでの威力にあって、いくら自分が正しいことを言い、相手が間違っていたと証明しても、ナイフで刺されたら死んでしまう。死んでしまっては、いくら正しくたってなんにもならない。まさに、今、ウクライナの方々はそういう理不尽さと戦っているのだと思う。

今回の戦争は、ロシア国内でも批判されているという。そりゃそうだ。ロシア人でも戦争を望まない人の方が多数ではあるだろう(と信じたい)。

私の知り合いに、柔道で全日本3位になった人がいて、昔、プーチンと練習試合をした(リアルに)。プーチンも全く弱いわけじゃなかったが、全日本選手権に出たら1回戦負けかなという感じだったらしいが、結局彼は投げることは出来ず、判定で負け(てあげ)たらしい。

やはり、こういう状態が良くないんだと思う。

「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」

「何百年かにひとり出現するかどうか、という英雄や偉人の権力を制限する不利益より、凡庸な人間に強大すぎる権力を持たせないようにする利益のほうがまさる。それが民主主義の原則である。」

「民主共和政治の建前──言論の自由のおかげである。政治上の建前というものは尊重されるべきであろう。それは権力者の暴走を阻止する最大の武器であり、弱者の甲冑であるのだから。」
 
「戦争の90%までは、後世の人々があきれるような愚かな理由で起こった。残る10%は当時の人々でさえあきれるような、より愚かな理由で起こった。」

全て、「銀河英雄伝説」の「ヤン・ウェンリー」の言葉です。彼の言葉を借りるのなら、正に今、「残る10%」の戦争が行われているわけです。

「私は少し歴史を学んだ。それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。人は戦いを始めるとき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。それを何百年、何千年も続けて来た……」

1日も早く、この戦争が終わり、ウクライナに、そして世界に平和が訪れることを願っています。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
交渉になかなか見所があった。引かないところは引かない。交渉だけで1話使うのは、転スラ2に通ずるな。アニメスタッフの気概は感じる。

2話目 ☆3
ジャンヌ、以外に抜けている。普通、魔族が魔獣を食べた段階で、2つの種族が異なる、もしくは主従の関係にあることくらい分かるだろ。魔族は少数民族。結局、現代無双はあるな。

3話目☆3
アニメだからだが、即決即断だな。王女、恋のライバルかな(笑)? 

4話目 ☆3
あの王様、やり手なのか? ちゃんと死んだ? 実は生きてる感じかな。

5話目 ☆4
ガッツリ殺したな。残虐の使い方。そしてラブコメ(苦笑)

6話目 ☆2
これは、、、かなりチートが進みそうだな。

7話目 ☆3
ジーニャの存在は、この作品のバランスを崩しそうだな。あ、逮捕案件だw まあ、今併合しなくても、結果的に3国と国境は接するわけだから、とりあえずもらえるもんはもらっといた方がデメリットは少ないわな。人材活用は良いけどね。

8話目 ☆4
人材を集めるのは良いけど、わりと使い捨てなのがな。資本主義と共産主義の争いと、そこに挟まれた国。狙ったわけじゃないだろうけど、ウクライナ問題にタイムリーだな。んで、今回ウクライナが最大の被害者であり、どう考えても無理筋なロシアの言い分なのに、拒否権でそれを通せるという、絶望感。やはり、大国の枠組みだけで物事を決めると歪みがでるよな。

9話目 ☆


10話目 ☆
ちょっとあれだな、抗生物質とかまではご都合主義になるな。北斗(笑)

11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「さあ、交渉をはじめよう」革新的な勇者の改革は外交の舞台へ――。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
第1期と第2期の放送間隔が半年しか空いていないので、最初から第2期ありきで制作されたのでしょう。

異世界の召喚された主人公ソーマを演じるのが小林裕介さん、そのソーマを召喚したエルフリーデン王国の王女…一番ソーマに近しい存在であるリーシア・エルフリーデンを演じていたのがいのりちゃんという、リゼロにおけるスバルとレムりんという間柄をどうしても思い出さずにはいられませんでした^^;

ソーマとスバルはキャラ設定が大きく異なっていますが、リーシアとレムりんの一途で一本筋の通ったところが似通っていたからかもしれません。


異世界に召喚された相馬一也は、エルフリーデン王国の王位を譲られて以来、
辣腕を発揮し、王国の政治・財政を立て直していった。

そして、三公の反乱とアミドニア公国の侵略を鎮圧したソーマは今、
新たな問題に直面していた。

アミドニアの首都ヴァンを失い敗走した公太子ユリウスが復権を狙い、
人類宣言の盟主たるグラン・ケイオス帝国に助けを求めたのである。

始まる女皇マリアの妹ジャンヌ・ユーフォリアを代表とする帝国との交渉。
それはエルフリーデン、アミドニアだけではなく、
大陸全体の運命をも左右するものとなろうとしていた――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品を視聴する人なら一度は脳裏をよぎる疑問があると思います。
既にご存じの方以外ですけど…
それは、「マキャヴェッリって誰?」です。

事あるごとにソーマは「マキャヴェッリ」という単語を口癖のように連発していましたから…
思わずググらずにはいられませんでした^^;

以下はwiki先生からの抜粋です。

名前は、ニッコロ・マキャヴェッリという、イタリア、ルネサンス期の政治思想家、フィレンツェ共和国の外交官だったそうです。

主な著書に『君主論』や『戦術論』があります。
理想主義的な思想の強いルネサンス期に、政治は宗教・道徳から切り離して考えるべきであるという現実主義的な政治理論を創始したとの事です。

『君主論』では、君主の在り方や権力を保持し続けるための方法が論じられていることから、現代主義の古典として位置付けられているそうです。
また、『戦術論』についても後世の軍事学の研究に影響を与えた一冊になっているとか…

確かに現実主義を基調とした思想は、この作品のタイトルとの合致していると言えます。
ですが、個人的には一つの思想に傾注し過ぎるのはある意味危険なことだと思います。

今、置かれている状況がマキャヴェッリの提唱した理論に合っていれば問題ないんだと思いますが、無理矢理その理論に嵌め込むこと必ず歪が起こると思うんです。
色んな思想や考え方があります。
無数にある選択肢の中からの最適解がマキャヴェッリの提唱した理論なら良いんですけどね。

一方、物語の方ではソーマのハーレムが着々と出来つつある感じがしましたね。
現在のところ、辛うじて片手で収まる範囲に留まっていますが、きっとそのうち片手だけじゃ足りなくなるんでしょうね。
まぁ、それだけの実績を積んできた人格者ですから違和感はありませんでしたけどね。

この様な作品を見ると「ハーレム良き…」と思ったことが無い訳じゃありません^^;
でも、それと同時にそれだけの人を養えるほどの甲斐性が無いことも自覚しましたけど…
まぁ、私の様な一般人には無縁の世界ということですね。

物語は内政から外政に軸足を移しましたが、個人的には第2期の方が俄然面白いと思いました。
外政に精を出すためには国内基盤が盤石でなければなりません。
その点においてもしっかり描かれていたのは良かったと思います。

これからソーマが何人の妻をめとるか…じゃなく、今後のフリードニア王国行く末が楽しみです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、いのりちゃんによる「REAL-EYES」
エンディングテーマは、あいみんによる「LIGHTS」
どちらの楽曲も大好きでした…というより、どちらの声優さんも大好きなので耳が幸せでした。
一つ気になるのがあいみん…
持病の治療に専念するため、活動を制限されているとのことです。
たいしたことなければ良いのですが…

1クール全13話の物語でした。
最終話にはトンデモ展開が用意されていましたね。
でも、これで色々と腑に落ちた気がします。
原作は未だ連載が続いているようですが、原作のストックも十分残っているようです。
ここで終わったら悲しいので、是非続編を制作をお願いします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

君主論信者の王国粛清記

同期に放送している天才王子~と内容が完全に被っているのですが、作画やデザインは天才王子のほうが出来がいいので見た目で負けています。
ただ、天才王子のほうは天才とは名ばかりなので、中身はこっちのほうがまともかも。

現実主義勇者は高校生の秀才が国動かしていて、周りがそれに合わせて無能になっている感じ
天才王子は凡人が国動かしていて、周りがそれに合わせて無能になっている感じ。
五十歩百歩?

1期と良いところも悪いところも一緒。

良いところはヒロイン可愛いのと、国の内政や外交を自由に動かせる立場で王国再建するという設定が面白い

【悪いところ】
作画以外は天才王子よりマシですが、やっぱりこんなんでうまくいくわけないっていうのがあるので素直に見れないところありますね。

・困難はいっぱいあるけどあまりにもうまくいきすぎで、シミュレーションゲームのイージーモードを見ているみたい。
・作画がかなり悪い。
・テンポが悪い
・主人公は頭良いと思うけど、知識の応用とか経験から学んだこととか考察とかがなくて、マキャベリの君主論をそのまま引用するだけで創意工夫がないところなど見ても一生懸命教科書読んで勉強しましたーって感じがするんですよね。

君主論を崇拝しているのはわかったから、ソウマ自身はどうしたいの?ってコト。
君主論に操られているようではとても英雄にはなれない。

こういう人は天才じゃなくて秀才って言う。
よく勉強してて偉いねーっておじいちゃんおばあちゃんから褒めてもらえるやつ。
天才として描きたいなら、「教科書」の枠を出ないと無理だと思う。

{netabare}
・腐敗に関わった貴族の粛清が最後は雑すぎたかな。
今までの内乱も裁判も貴族の腐敗が根源にあるとわかっていて、なんとかするために1クール以上使って動いてきたのに
最後の最後に「斬れ」の一言で片づけていました。
君主論に出てくる残虐性を見せるパフォーマンスとしての意味が強かったと思うけど
そんな強引な粛清ができるなら、腐敗を調べさせてもっと早くやれば良かったのでは?

・他国の君主に説教するところは主人公の株まで下げたかな。
一応は国のトップ同士の交渉なので、挑発や説教は権威を下げるだけかと。
恰好はラフだったし最初から貴賓との会談っていう気持ちはなく見下していたんだろうと思いますが。
そうなると主人公の人間性に共感できなくなってくる。
{/netabare}
・安易にハーレムになるのでラブコメの面白さがない。
可愛いヒロインいるんだから、そっちをもっと大事に扱えばいいのに。

【シナリオ】
わかりやすくて見やすいのはいいと思いました。
{netabare}
でもヴァン領土を1期の時に手に入れた時の感じから、今後帝国が干渉してきて返還することになるけど、主人公の統治のほうが良かったってなって問題が噴出する流れかな?と思っていたら、長い時間かけてだいたいその通りになってひねりがないなあって思った。{ne {/netabare}


【感想】
シナリオは主人公の有能さがあまり感じられず残念ですが、滅亡寸前の王国を立て直すというコンセプトは面白いですね。
細かいことを気にしなければ普通に面白いアニメだと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

65.2 19 恋愛で関西弁なアニメランキング19位
機動天使エンジェリックレイヤー(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (92)
546人が棚に入れました
エンジェリックレイヤーとは、「天使」(エンジェル)と呼ばれる人形を卵状の入れ物から孵し、それを自分なりの天使に育てて戦う新感覚の格闘ゲーム。天使は、特殊な回路を利用してプレイヤー・「操縦者」(デウス)のイメージしたものを受け取り、その通りに動く。開発者はいっちゃんこと三原一郎。

主人公の鈴原みさきは、偶然見かけたエンジェリックレイヤーに魅了され、即天使の卵を購入した。生まれた天使に「ヒカル」と名づけ、公式トーナメントに参戦する。

声優・キャラクター
榎本温子、福山潤、ゆきのさつき、白鳥由里、小野坂昌也、保志総一朗、三石琴乃
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もう一つの「CLAMP×大河内一楼」作品

◆「何故か助けたくなるキャラ」みさきの魅力を堪能する作品

本作はCLAMPの少年誌連載マンガが原作ですが、本サイトの総合アニメ得点ランキングでそれぞれ1位(R2)と4位(R1)を占めている大人気アニメ『コードギアス』(※キャラクターデザイン原案がCLAMP)のストーリー原案・シリーズ構成を担当した大河内一楼氏のシリーズ構成デビュー作でもあります。

内容としては、{netabare}マスター(※本作では「デウス」と呼称されます)同士が自分で育成した身長15センチ程度のフィギュア(※本作では「天使(エンジェル)」と呼称されます)を大会で戦わせて覇を競うバトル&人情劇(親子の愛情&ライバルたちの友情に加えて恋愛要素もあります){/netabare}ですが、ヒロインみさきを取り巻く登場キャラたちの心の動きに色々と見どころがあっただけに、ラスト2話の安直さはかなり残念でした(その一点で個人評価がちょい低めとなってしまいました)。

でも全26話のうち、第24話まではそれなりに楽しめたので、CLAMP作品が好きな人なら見て損はないと思います。

因みに、ヒロインみさきの育成フィギュアは、CLAMPの人気作『魔法騎士レイアース』のヒロイン(獅堂光(しどう ひかる))を模しており、名前も同じ「ヒカル」なので、同作を併せて視聴すると一層楽しめます。


◆視聴メモ
{netabare}
・第2話視聴終了時点
ふんわりとした絵柄と展開なのにOP/EDとも結構ドラマチックで不穏な雰囲気なのが気になる。
・第5話視聴終了時点
やっぱりCLAMP原作らしく登場キャラたちの人間劇に見どころのある作品・・・という印象が強まる。
・第11話視聴終了時点
「王者の仁」を感じる内容。やっぱりCLAMPは特別か。
・第15話視聴終了時点
作中に挟まれる会話
 「友達の三ヶ条、なぁーんだ?」
 「ひとつ、嬉しいときも悲しいときも、何となーく。そばにいること」
 「ふたつ、たまにはガツンとぶつかって、喧嘩すること」
 「同じだと思うけどな、親子も。三つ目は、迷っている相手の決意を促すこと」
※こういうエピソードが挟まれることも、CLAMP作品の魅力の一つなのかも。
・第16話視聴終了時点
CLAMP大川七瀬氏は「老子」マスターなのか?
・第17話視聴終了時点
楓のセリフ「(みさきの)人徳のおかげですね」←これまでの対戦相手が軒並み「みさき」の関東大会優勝祝いに集まって和気あいあいと交流している点に注目。
・第20話視聴終了時点
風邪で熱を出した鳩子に代わってみさきのセコンドを買って出た三原王二郎「勝たせてやりたかったから」←みさきは「何故か助けたくなるキャラ」
・第25話視聴終了時点
ここで急に安易な人情噺になってしまって残念。原作がまだまだ着地点が明らかになっていない状況で強引にアニメ化を進めて、その結果CLAMP原作のテイストとは懸け離れた詰まらないオリジナル・エンドを迎えてしまった印象(シリーズ構成が大河内氏だっただけに余計に残念)。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      CLAMP(『月刊少年エース』1999年2月-2001年11月連載)
監督         錦織博
シリーズ構成      大河内一楼
脚本         大河内一楼、稲荷昭彦、吉田玲子、吉永亜矢、錦織博、葉月九ロウ
キャラクターデザイン CLAMP(原案)、小森高博
メカニックデザイン  石垣純哉
音楽         田中公平
アニメーション制作  ボンズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========= 機動天使エンジェリックレイヤー (2001年4-9月) =========

 - - - - - - OP「Be My Angel」、ED「☆the starry sky☆」 - - - - - -
{netabare}
Battle 1 はじめまして! 私だけのエンジェル ☆ 鈴原みさき上京、天使の卵、「ヒカル」誕生
Battle 2 がんばれヒカル! はじめてのファイト!! ★ みさきエリオル学園中等部入学(虎太郎・鳩子・珠代との出遭い)、初対戦(対シャドーパンサー)
Battle 3 あなたは誰? みさきのドキドキレッスン ☆ 練習の成果、エンジェルカード貸与
Battle 4 天使が舞いおりた日 ☆ 公式大会エントリー、光速の鈴鹿(鳩子A)、対カタリナ戦
Battle 5 負けたくない! ヒカルを信じて… ★ 対破壊神バスケス戦、鳩子の苛立ち
Battle 6 光速の鈴鹿! 鳩子のライバル宣言! ★ みさき8連勝、対鈴鹿戦(デウス同士の戦い)、初めての敗北
Battle 7 ギリギリの戦い… みさきのラストチャンス ★ 対ツバキ戦、関東大会出場決定 ※レイヤーバトルの愉悦を知る
Battle 8 みさきVSミサキ? 危険な同級生 ☆ みさきの母の現状、岬了との練習試合
Battle 9 歌え! みさき デウスはアイドル!? ☆ 関東大会開始、対ランガ戦(瀬戸林子)、虎太郎の声援
Battle 10 いじわる姉妹! 狙われたヒカル ☆ 2回戦、3回戦(対マオ戦)、有栖の不正工作
Battle 11 決着! ヒカルとマオの真剣勝負 ★ 続き、三原王二郎のサポート、ヒカルの弱点
Battle 12 みさきと虎太郎 二人のわくわくデート ★ 弱点探し、空手見学、四角ラブの始まり、新システムの開発
Battle 13 純白のブランシェ 楓のほほえみ ☆ 関東地区決勝大会(四強戦)開始、対ブランシェ戦、ハイパーモ-ド{/netabare}

 - - - - - - - - - OP (変わらず)、 ED「雨あがり」 - - - - - - - -
{netabare}
Battle 14 あきらめない! そして天使は生まれた ★ 続き、鈴原萩子(しゅうこ)の難病(神経断続症候群)と三原一郎のAL開発、エンジェルの声
Battle 15 白姫VS鈴鹿! アイスマシーンの秘密 ★ 準決勝第2試合(城乃内最×鳩子)、一瞬の勝負、友達の三ヶ条 
Battle 16 決勝戦! ヒカルのラストアタック ★ 対白姫戦、みさき関東大会優勝
Battle 17 あなたに決めた! みさきの選んだヒト ★ みさきの優勝祝い、セコンド選び  
Battle 18 強敵がいっぱい! あこがれの全国大会 ☆ 無敗のチャンピオン(シュウ)&アテナ
Battle 19 システムダウン!? 嵐の船上決戦! ☆ 1回戦(対エレーン戦)
Battle 20 敵はいっちゃん? 戸惑いの二回戦! ☆ 対新型エンジェルSI174号戦(セコンド・三原兄弟)
Battle 21 夏の海! 誰かが誰かに恋してる ★ 珠代告白回
Battle 22 突然の二人きり 秘密のダブルデート ★ みさき×王二郎デート、エレベーター停止事件、準決勝(対ウィザード戦)
Battle 23 魔法の壁を破れ! みさきVS王二郎 ★ 続き、王二郎の過去、想いの強い方が勝つ
Battle 24 みさきに届け! この想い虹を越えて ★ 準決勝(アテナvs.白姫)、仮面放棄
Battle 25 運命の再会 涙に濡れたエンジェル ☆ 母子の再会
Battle 26 天使の翼よ! 私とヒカルをいざなって ☆ 決勝戦{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)14、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

竜頭蛇尾で話数が進むほど苦痛になるアニメ

エンジェリックレイヤーとは、プレイヤー同士が互いの人形を闘わせて勝敗を決する玩具のことで、プラレス3四郎の少女版とも言えます。
作中ではエンジェリックレイヤーのユーザーはほとんどが若い女性で、女の子のお人形遊びの延長として認識されています。
稀に存在する男性ユーザーは、(テクニックもルックスも上位の者を除いては)クラスの女子たちから、男のくせにエンジェリックレイヤーなんてやってるといって馬鹿にされます。
作中でこんなセリフがあります。

「女の子は誰でも、子供の頃大切な人形に名前をつけるでしょう? それって、人形じゃなくて友達なの。」
(どうでもいいことですが、1980年代前半頃までのパソコン黎明期、当時のパソコン雑誌を読むと、男の子は誰でも自分のパソコンに名前をつけていました。)

物語の初期は、主人公の少女みさきの声優の演技がすごく合っていて、とても魅力的です。
しかしどういうわけか、物語中盤から声優の演技がそれまでの元気いっぱいの脳天気な感じから、消極的で幼な過ぎる演技に変わり、まるで別人のように魅力がなくなります。
当初みさきには女の子らしい可愛さがあり、それでいて女々しくないので好感が持てますが、みさきには運命を切り開く力はなく、全てはお膳立てされます。
和歌山から東京のおばさんの家に引越して来た日に、エンジェリックレイヤーの生みの親である天才技術者いっちゃんと出会い、東京の学校では良い友人達と出会い、たまたま友人の妹がエンジェリックレイヤーの有名なプレイヤーでした。
初めの頃は、みさきとの絡みにおけるいっちゃんのギャグ等とても面白いのですが、その後みさきがエンジェリックレイヤーの公式大会に出場することになると、物語がとたんにつまらなくなります。

ライバルの大人びた幼稚園児の女の子は、エンジェリックレイヤーに全てを懸けています。
当初本人は高い視点から主人公の未熟さを見下しているつもりですが、とても視野が狭く、彼女が「一日エンジェリックレイヤーのレッスンを休むと、取り返すのに三日かかる」と言って思いつめる様子は、ピアノのレッスンに執着するような人と相通ずる所があるかもしれません。
仮に彼女が大人になり、我が子の命とエンジェリックレイヤーのプレイが出来なくなることを天秤にかけるような状況になった時に、一瞬でも迷うくらいには未熟なんじゃないかと思います。
自分がプライドを懸ける分野で真剣にやっているから、同じ分野に居る相手にも真剣にやってほしいと思い、真剣にやっていない相手を見下し、そして相手が真剣になると相手を認めます。
このような嫌な性格の類型的なライバル達が、主人公との戦いの中であっさりと改心する単純さ、それが結構繰り返されるので、ワンパターンさに見るのが段々苦痛になります。
そもそもエンジェリックレイヤーの試合中のドラマ部分が一番退屈という時点で失敗作です。
それにライバル達のほとんどは、個人的なストレス(親が相手をしてくれなくて寂しいとか、女なのに背が高くて辛いとか)のはけ口を、ただエンジェリックレイヤーのプレイにぶつけているだけのように感じます。
戦闘の駆け引きにも捻りがなく、とても単純な解決方法で敵を倒して行きます。
いっそいっちゃんとみさきがSF的な事故で異世界に飛ばされて、二人でコメディタッチの冒険を繰り広げるスピンオフでも作った方が面白いと思います。

中でも一番見ていて苦痛なのは、みさきの母親が我が子に会わない理由です。
{netabare}いつでも会えるのに、足の不自由な車いすの姿を見られたくないという理由から、幼少のみさきに仕事で会えないと嘘をつき、和歌山の父母にみさきを預けたまま東京で暮らし、以降自分の姉妹とは頻繁に会うのに、我が娘が中学生になって東京に上京してきても、7年も連絡を取っていないにもかかわらず、まだぐずぐすして会いません。
車いすに頼らずに歩けるようになるまで我が子に会いたくないという、それはとても身勝手なエゴで、我が娘が母に会いたいだろう、寂しいだろうという気持ちは完全に無視です。
 いっちゃん「電話くらいしたったらよかったんちゃうか?」
 みさきの母「みさきの声聴いたら挫けちゃうから」
足よりも精神の方がおかしい。{/netabare}

みさきといっちゃんが最初から最後まで関西弁で通すのは、中々斬新で良かったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かなり悩まされた^^;

これはちょと複雑な心境だなぁ^^;
正直、評価するのが難しい。
全26話で、とてもいい話もあって感動もするし演出もいいけど、
かなり突っ込みたいところもあったりする・・・。
そして、ホビー系アニメとしては、かなりアツイ設定だと思うのだけど
たまに基本設定を忘れてるんじゃないかと突っ込みたくなる場面もあったりで
物語のトータル評価点が付けにくい・・・w
作画も同様にエンジェルの動きにはとても迫力があるし
動きも多彩で人体の動きをよく研究もしていて
製作は大変だったろうなってのは容易にわかるし
演出上、そう見せたかったのだろうなってのも分かるのだけど
突っ込みたい動きや切り替えしもあったりで・・・=w=;
キャラ評価も正直、悩む・・・^^;
アンバランスなキャラもいるし、煮詰め切れていないキャラもいるけど
キャラの性格や性格からくる言動は理解できる。
けどキャラとしての役から考えると、その言動はどうなの・・・と
突っ込みたくなったりもするわけで=w=;
いいアニメなのは確かなのだけど、完成度が高い部分と未熟な部分が
入り混じっている複雑なアニメなんじゃないかと思いました。
評価とか考えずに観るのがいいかもね^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

60.0 20 恋愛で関西弁なアニメランキング20位
よつのは(OVA)

2008年2月29日
★★★★☆ 3.5 (65)
354人が棚に入れました
家族同然に育った幼なじみたちが離ればなれになってから3年が過ぎた夏の日。今は廃園となって荒れ果てたその学園で彼らは再会することに。
しかし、別れの日に埋めたタイムカプセルは何者かによって隠されていた。彼らはタイムカプセルを探し歩く。それはまるでかつての自分たちを探すように…。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のんさん・・・可愛すぎでしょ(//∇//)

あにこれ初期に知り合った方のレビューを拝見させていただき、今回の視聴に至りました^^

この物語は、幼馴染の4人が通っていた学校の廃校が決まった時に皆んなで埋めたタイムカプセル・・・その後、4人は様々な思いを抱えたままバラバラになってしまうのですが、3年後、その再び集まってタイムカプセルを開ける時に繰り広げられる・・・ひと時の物語です。

原作は18禁ゲームとの事ですが、このOVAはそれを微塵も感じさせるものではありません。
それどころか、タイムカプセルを通じてこれまで微かに残っていた昔の記憶に懐かしさを感じる事のできる作品だと思いました^^

小さい頃からずっと一緒だった・・・だからずっと一緒にいたい・・・
そのためなら頑張れる・・・
そして、幼馴染以上の想いはその気持ちを更に加速させます・・・
でも、それぞれの家族が様々な悩みを抱えていて・・・それが一緒じゃないから、子供の事情だけでは思いを成し遂げられない・・・
だから、久しぶりの再開が・・・一緒の時間が貴重で大事で・・・

そんな4人の時間はあっという間に過ぎていきます。
そして、タイムカプセルの中身にはとても大切なモノが入っていました・・・
OVA2話なのですがストーリーが2話なりに濃厚なので、懐かしさを感じながら感動できる作品でした。

この様な気持ちになれたのは、猫宮ののちゃんと天地祭ちゃんのお陰だと思います^^
大阪弁を喋るののちゃんの破壊力は半端無かったですね(//∇//)
でも、個人的には昔も今も変わらず、皆んなで過ごす時間のために骨身を削った祭ちゃんが好みでしたけれど・・・^^;

心地良い感動が得られて、見て良かったと思えた作品でした^^
OVA2話の作品なので、視聴を迷っている方には是非視聴する事をお薦めいたします♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

たまたま好きになった相手が・・ってやつ♪

望月学園に通っていた幼馴染4人組の物語。

廃園になるのをきっかけにタイムカプセル
を埋め、3年後の再会を約束する。

再会の日、タイムカプセルと思い出探しが
始まるり・・何とか4人は顔を合わせるが・・

皆の思い出には齟齬が有り・・色々な想い
にスレ違いや誤解がある・・

無事タイムカプセルが見つけられるか・・
そして本当の皆の想いは繋がるのか・・

3年前の記憶を辿る回想をしつつ展開する。

前後半約110分で簡潔で視やすい。

不器用で照れ屋。仲間思い。
結城 誠(田坂秀樹)

結城家の隣に住んでいた年下の確り者
祖母の住む大阪の北桜学園への編入
猫宮 のの(榊原ゆい)

誠の家に居候していた年上の甘えん坊
他県の商業系の学園に編入
柚姫 衣織(後藤邑子)

全国模試上位の優等生。人見知り。
地元の名門月華学園に編入する
天地 祭(後藤麻衣)

俺はロリコンじゃない!ってやつ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょ、この声と喋りには・・・やられた

あにこれ(の一部)で評判だったので見てみました。
エロゲ原作ですが、エッチな描写はほとんどありません。
幼馴染が再会して、いろいろあって恋愛が進展するという、ほのぼの恋愛ストーリー。
まぁ、話自体はありふれたものです。


パッケージ絵から推察できるようにヒロインはロリキャラです。
見た目だけで、ちゃんと高校生ですけどw
それは事前にわかってたんで、どうということはなかったんですが・・・声と性格が反則でした。


関西弁、おっとりさん、家庭的。 とにかく喋りが愛らしい。


このヒロインキャラで日常系とかなら、軽く1クールはいけると思います。
いやー、いいものを発掘させていただきました。


関西弁萌えの方、是非一度ご視聴をオススメします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
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