愛憎劇で恋愛なTVアニメ動画ランキング 4

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月23日の時点で一番の愛憎劇で恋愛なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.0 1 愛憎劇で恋愛なアニメランキング1位
ファンタジックチルドレン(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (308)
1971人が棚に入れました
南の島で両親と暮らす11歳の少年・トーマは、ある日島の遺跡で一人の少女と出会う。少女の名前はヘルガ。無口で、どことも知れぬ場所の絵を描いては、そこに行きたいと言う不思議な少女。トーマは、ヘルガを慕う少年・チットと共に、ヘルガを“行きたい場所”へ連れていこうとする。
何十年かおきに現れる、謎の黒衣の子供たち。“ベフォールの子供たち”と呼ばれる彼らは、長い長い年月をかけて、ある一人の人物を追いかけ続けていた。繰り返される年月に疲弊し、また謎の少年・デュマの妨害によって仲間を減らしながらも、彼らはただ、ひたすらに“彼女”を追い求め続ける。
少年少女の連続失踪事件を追う刑事・クックスは、捜査の中で“ベフォールの子供たち”と呼ばれる存在に辿り着く。追い求めるほどに深まる子供たちの謎、不可解な現象、そして現れる謎の青年。一体、失踪した子供たちにどんな秘密が隠されているというのか。
平行する3つの物語は、やがて複雑に絡み合い、500年の時を超えた、ある惑星の悲劇へと収束していく。


声優・キャラクター
河原木志穂、皆川純子、花輪英司、小林希唯、浦田優、高口幸子、はらさわ晃綺、松本さち、矢口アサミ、坂本真綾、鈴木千尋、甲斐田ゆき、辻親八、住友優子、後藤哲、羽多野渉

屋根広し さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

作画で損しているアニメの代表

確実に作画から判断して観ない人が多いと思う。
物語がすばらしいので作画が気になりません。
もし作画が万人受けしそうなものだったらもっともっと上位にいっていること間違い無しです。

観終わった今ではこの作画でよかったと思っています。感情表現がわかりやすく、素直に感情移入ができたような気がします。

これから観る方へ
序盤は若干退屈かもしれません。中盤あたりでいろいろと明らかになり見入るようになると思います。
あと、終盤の挿入曲で涙すると思いますのでお楽しみをw

投稿 : 2024/05/18
♥ : 11

琴娘 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

人を選ぶが、ハマるひとは本当にハマる!

本放送時から強い思い入れをもって見ていました。
終わってもなお大好きな作品のひとつです。
まず、誰もが最初に躊躇してしまいがちなこの独特な絵柄、なのですが、これに慣れて気にならなくなってからがこのアニメの本番!です。
さらに2クールある物語のほぼ半分を伏線をとことん張ることに注力しているこの作品を退屈だと思わないかどうか、
この作品を心から面白いと感じて楽しめるための条件は以上の2点を我慢できる(?)人のもとで初めてそろいます。
これがクリアできればもうこの作品を大好きになれること間違いなし!です。おそらく。
伏線が回収された瞬間の爽快感ったらありません…!
そうだったのか…! えっあの人が…!?
そんな瞬間がたくさんあります。
音楽も素晴らしく、心地良いメロディや音色は今でもわたしの心の癒しの源です。実は今も聴いています。

その人がアニメに何を求めているのかにもよりますが、SFの類が好きな人にとっては満足していただける作品だと思っていただいて間違いないのではないでしょうか。
最終回、終わり方の解釈もさまざまあります。
この解釈を自分なりに考察するのもまた一興、というところですね。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 12

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

壮大な恋物語

当時3話まで見て切ってしまったアニメ。切った理由絵がちょっと受けつかなくて話が難しくて週に一度のペースで見るのが苦になってしまったから。

しかしこのアニメは評価が高くいつか見たいと思って見てみました。

26話見終わって、なんて壮大な恋物語なんだろうと・・・物語がしっかりしてて見ごたえがありました。

話は難しいですが1話1話じっくり見ればこの恋物語の謎や答えが分かります。最後にはすべての謎が解けてスッキリした気分で完走できました。

自分もそうでしたが絵が苦手とか最初から話が難しくて「いみふ」と受け止めてしまうかもしれませんが物語り重視でちゃんと完結するアニメを見たいという人にはおすすめかもしれません。

物語重視な分、物語の進行が淡々と流れますのでしっかり見たほうが良いです。なんとなく見てしまう人は話がわからなくなり置いてかれます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 13

73.3 2 愛憎劇で恋愛なアニメランキング2位
ベルサイユのばら(TVアニメ動画)

1979年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (135)
623人が棚に入れました
18世紀のフランスで、男として育てられた14歳の貴族オスカルは新たに皇太子妃となるマリー・アントワネットを護衛する近衛隊長に任じられた。心優しい彼女を守って数々の修羅場を戦い抜くオスカルだが、贅沢三昧の王侯貴族と貧しい庶民の溝は日々深まっていき、やがて血で血を洗うフランス革命が勃発する…。

声優・キャラクター
田島令子、志垣太郎、上田みゆき、野沢那智、吉田理保子、三景啓司、市川治、キートン山田、内海賢二、京田尚子、安原義人、森功至

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

オスカルは「餌」(笑)。(連載開始45周年らしい)

原作は少女漫画『ベルサイユのばら』(池田理代子作)。

実際にあったフランス革命近辺の時代を、架空のキャラクターオスカルの視点からを中心に描く歴史大河ロマン作品。

作中で歴史は20年近く経つ、今の感覚からすると長い感じの作品です。

池田先生は当初マリー・アントワネットを主人公にした作品を構想して、編集部に却下されたらしいです(笑)。オスカルを立てても、少女漫画誌で歴史物を連載すること自体に難色を示されたらしい。

当初の構想の影響か、オスカルの青春だけでなくマリー・アントワネットの奔放さみたいな辺りの描写にも時間が割かれています。

他にアンドレは有名だと思いますが、フェルゼン伯爵辺りも重要キャラですね。

オスカル中心に観るだけでなく、是非マリー・アントワネットやフランス革命にフォーカスして観ていただきたい作品です!

OP/EDも劇伴音楽もかなり良いと思うので、想い出補正はあるかもしれませんが、音楽評価は5です(笑)。

2017.4.21追記:
1972年に原作マンガのマーガレットでの連載が始まったらしく、今年2017年は連載開始45周年、池田理代子先生はデビュー50周年らしいです。これを記念して復刊ドットコムから豪華版(全7巻: 復刊ではない)が刊行されることになりました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 27

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆不朽の名作

18世紀のフランス革命前を舞台に男装の麗人オスカルと
王妃マリー・アントワネットらが激動の時代を生きていく物語。

「マーガレット」の人気コミックで宝塚の舞台と共に
一大ブームになりました。(^o^).:*:・'°☆

監督が1話-13話が「巨人の星」の長浜忠夫先生で

19話-40話が出崎統先生でそれぞれ特徴の違う巨匠の演出が
楽しめます♪

愛と陰謀、スペクタクルと歴史ロマンのクオリティ高い名作です~☆


軽くフランス革命の勉強にもなると思います♪♪♪~



原作/池田理代子

アニメーション制作/東京ムービー新社(現:トムスエンタティメント)


1979年10月10日-1980年9月3日 日本テレビ(全40話)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 8

mikura さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

はじめて最後まで見たアニメ。

 1979年のアニメ。言わずと知れた歴史ロマンの大傑作。
 私が小学生から中学生のころ、夕方に何度も再放送されていて、衝撃的で官能的なオープニングに毎回胸をときめかせながら視聴していました。

 女性でありながら父親に軍人になるよう育てられたオスカルとその従者アンドレ、王妃マリーアントワネットとその愛人でスウェーデンの貴族フェルゼンを中心に、革命前のフランスを舞台にした歴史フィクション。

 オーストリアの女帝、マリア・テレジアの娘アントワネットが、政略結婚のためフランスのルイ16世に嫁いでくるところから始まります。このとき近衛連隊の隊員として、オスカルは国境付近まで迎えにくる。
 
 その後、当時の国王ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人とアントワネットとの確執、ルイ15世の崩御、フェルゼンとの出会い、社交界での数々の出来事や陰謀、そして有名な首飾り事件やヴァレンヌ逃亡事件、バスティーユ監獄の襲撃など、ほぼ史実にそった物語が主にオスカルの視点で描かれていきます。
 オスカルやアンドレはフィクションの人物ですが、これらの事件に密接に関わっていく形になっています。

 オスカルは近衛連隊長でアントワネットとも親しいため、当然王家側で、陰に陽にアントワネットを支えていくのですが、貧困にあえぐパリ市民や市民活動家たちとの交流を通じ、次第に気持ちが揺らぎ、葛藤を抱えていくのでした。
 
 何度見ても面白い。歴史の事実をもとにした物語なので、とてもリアリティがあります。高校で世界史を学び、当時の時代背景や周辺諸国の動向がわかってから見ると、またより深く楽しめました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

62.3 3 愛憎劇で恋愛なアニメランキング3位
薔薇王の葬列(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (72)
215人が棚に入れました
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。 リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。 さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。 誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。

mimories さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

陰湿な色ボケ雰囲気アニメ

 
原作未読。

(6話視聴後→脱落)

ありがちなドロドロ愛憎劇。登場人物の感情だけにフォーカスしたようなシナリオで、理詰めの話が好きな人には全く向かないだろう。

誰かと誰かがくっついたり離れたり擦れ違ったり裏切ったりするが、なんともテキトーでヒネリの無い話は退屈だった。キャラも濃いようで深みがなく平面的。下品な描写にもついていけない。好みの問題なので逆にそういうのが好きなら凄くオススメ。

ハナシも作画も個人的には極めて低く評価してるので、さすがに24話も観ていられない。残念ながら脱落。

__________

(3話視聴後)

一言で表せばエロドラマ
おっと、メロドラマだったかな…?

キスとか抱き合うとか、そういう言葉が欲しい人には結構刺さるんじゃないだろうか。誰かに馬乗りになるorなられるポジションに胸が高鳴るアナタにもピッタリ。馬の作画は馬なのに全く動かないが、その挑戦的なスタイルに共感する漢たちにもオススメ。

「薔薇戦争」を描いた作品とあるが、間違っても戦記モノだと期待すべきでない。争いに翻弄されるキャラたちを描くために理由も解らず勝ったり負けたり泣いたりするので。
あと、紙芝居っぷりは凄いのでアクションは一切ないとご承知おきを。

OPテーマ「我、薔薇に淫す」とあるように(?)淫猥な気持ちで観れたら非常に楽しめそうな作品。
あとは連続2クールにわたる視聴をどう判断するかだろう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

酒留母江 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

原作が良いのでアニメも期待したが…

アニメ化を知り、原作コミックを3巻まで読んで予習。状況やキャラクターの表情、心理描写が細やかで素晴らしく、アニメもかなり期待したけれど、話の進むスピードが早すぎて、原作を読んでいないとついていけそうにありません。リチャードが父に執着する過程もかなり端折って、感情移入できず。声優陣はかなり豪華なだけに勿体ない。主役周り以外は人気声優にこだわらず、原作の良さにウェイトを置いて欲しかった。原作は完結しているようだが、限られた尺でラストまで映像化するためにこんなに急いでいるのだろうか。
自分は原作既読分まで視聴したら切って、原作をじっくり読みたいと思います。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女性向けですが歴史的でもあり、なかなか深く面白そう。主人公が半陰陽とは

薔薇戦争を舞台にしたリチャード三世とヘンリー六世の物語。シェイクスピアを元にしているとのことで。
教育的でもありますね。

主人公のリチャードは原作では醜悪な不具とあったのですが、それを半陰陽というように変更したのですね。

半陰陽(ふたなり)は男性向けエロマンガではややマニアックな好みの分かれるジャンルですが、私は大好きなので、半陰陽主人公にはちょっと注目。

ただ本作のリチャードはリアルに近い方、両方で生殖能力がない、男でも女でもない半陰陽、という感じのようですね。
男でもなく女でもない半陰陽のキャラクターというのはどうでしょうね。女子にはどう思われるのでしょうか。
私は男なんで勝手な想像ですが、性の役割を超越した存在ということで、ある種憧れをもって見られる面もあるのでは。
というわけで男でもあるから王子として戦争にも参加して違和感がないし、女でもあるから共感もしやすい。
といういいところ取りな面もあるのでは?
なんて思いました。

女性にはとても面白いのでは? と思う本作、少女漫画に特に抵抗がなければ男が見ても面白そうです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 1

68.2 4 愛憎劇で恋愛なアニメランキング4位
ブレンパワード(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (164)
883人が棚に入れました
自然災害で荒廃した近未来の地球を舞台に、海底から浮上した謎の遺跡・オルファンとともに宇宙へ飛び出そうとする思想を持つリクレイマーたちと、それを阻止しようとするサバイバル艦ノヴィス・ノアのクルーたちとの物語である。

声優・キャラクター
白鳥哲、村田秋乃、朴璐美、青羽剛、渡辺久美子、磯辺万沙子、名越志保、佐古正人、堀部隆一

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オーガニック的な台詞で印象に残りやすいSFロボットアニメ

このアニメは、「機動戦士ガンダム」などで
非常に有名な富野監督が制作した作品の一つである。
「白富野」作品の一つとして、あげられることが多い。

大きな特徴としては、タイトルでも挙げている通り
独特な台詞回しだ。
普段の会話では、めったに出てこないだろう。
例をいくつか示す。

「な、なんだ?この、げっっそりする感覚は!」
「死ねよや!」「ストレッチくらいさせろよ」
「それはよくない」 「ひゃっこい!!!( >Д<)」
あまりにも多すぎるのでこの位に。

一番難易度が高いと感じたのは、主人公の勇が
ヒロインである比瑪に言った台詞
「お前のブレンパワードの扱い方、イエスだね!」 だ。
何回か、リピート再生したのだが
まったくもって理解できない。
このセリフの後、なぜか比瑪が納得しているため
難解さにさらに拍車をかけている。
このやりとりに関し、完全に理解できた方が
いたらぜひ教えて欲しい。

このアニメが良いと感じたところは、
親子関係を丁寧に描いているところ。
主に、主人公・勇の家族と
そのライバルであるジョナサンの
家族に焦点を当てている。

オーガニック的な台詞でやりとりされる故に、
とても印象に残りやすいものとなっている。
また、そのセリフのほとんどが、確信を突いており
考えさせられることが多い。
見ているときは、笑ってしまうのだが。
一番強烈なのは、9話におけるジョナサンと
アノーア艦長のやりとりだろう。
その後の、ジョナサンとクマゾーの会話もすごいが。

OP映像も、脳裏に焼き付くレベル。
なぜか、女性の裸がこれでもかと言わんばかりに
登場するのだ。リアルタイムで見た方は確実に
驚いたであろう。ちなみに、女性の裸があそこまで赤裸々に
映し出されるシーンは、本編にはないのでそれ目当てに
視聴すると確実に後悔する。

良くも悪くも、富野作品が好きな人向けのアニメ
であることは間違いない。某動画サイトで
台詞をまとめたシーン集があるので、それを見てから
判断することをオススメする。
個人的には、間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 7

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『ブレンパワード』作品紹介と総評

『機動戦士Vガンダム』より、約5年ぶりの富野由悠季監督のTVシリーズ。富野監督が自ら「第二のデビュー作」と語ったほど、それまでの富野作品に見られたような殺伐とした雰囲気や残酷な描写は極力抑えられ、美しい自然を基調とした作風、また牧歌的な作風となっています。

(あらすじ)
自然災害で荒廃した近未来の地球を舞台に、海底から浮上した謎の遺跡・オルファンとともに宇宙へ飛び出そうとする思想を持つリクレイマーたちと、それを阻止しようとするサバイバル艦ノヴィス・ノアのクルーたちとの物語である。
作中に登場する大きな人型の存在を「アンチボディ」または「オーガニックマシン」と呼び、「ブレンパワード」と「グランチャー」の2種類が存在する。オーガニックエナジーと呼ばれる、動植物の生体エネルギーで動き、多少の傷なら自然に治癒したり、意思を持っていたりと生体のような特徴を持っている。(wikipedia参照)

作中で度々出てくる「オーガニック」という言葉は、「有機体=生命体」という意味で、物語の根幹を担う言葉です。作品を観ながらこの作品での意味合いを考えましたが、「愛・思いやり」という意味合いが一番近い様に思いました。

つまり、この作品は「多様な生命体との共生」を描いているのです。

主人公達がブレンパワードを操縦する際、ロボットとして扱うのではなく、一人のパートナーとして接することが重要とされており、そうすることでブレンは絶大なパワーを発揮することができる。
また、多様な生命体間だけでなく、家族の様な「人間同士の共生」についても描いかれており、テーマとしてはとても深いものを感じました。
今までの富野作品と異なる点は多いですが、独特なセリフ回し(いわゆる富野節)も健在で、見るものを惹きつけてくれます。

癖の強い作品ではありますが、個人的にはもっといろんな人に観てもらいたい作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 15

石ころ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オーガニックな形容しがたいなにか

観終わってないですが、率直な感想を箇条書きで書き留めておきます。

・富野の気の迷いがよんだのが本作かな?
・初見殺し?
・OP詐欺(ベクトルが別方向)
・本編の会話不成立の常態化
・世界観・設定を説明一切なし(観終われば多分理解できる?)
もう考えたら負けであるような気がします。

OPはWOWOWだから放映できたのでしょうね(地上波は…)。「今ここにいる僕」の放映枠の後釜だと考えれば頷けてしまいます。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 5
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