早口言葉で日常系なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

72.0 1 早口言葉で日常系なアニメランキング1位
ひなこのーと(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (519)
2226人が棚に入れました
桜木ひな子は人前に出るとかかしのようにかたまってしまう女の子。
動物に好かれるため、田舎では本当にかかしとして働いていた彼女だったが、口下手で人と話すことが苦手な自分を変えるため、憧れの演劇部がある藤宮高校への進学を決意する。
田舎から出て、下宿先であるひととせ荘にやってきたひな子が出会ったのは少し変わっているけれど、とっても可愛い住人たち。
同級生のくいなや一つ上の先輩にあたる真雪に、演劇部に入るために上京してきたことを伝えると、彼女たちから返ってきたのは演劇部が去年で廃部になったという話で……。

声優・キャラクター
M・A・O、富田美憂、小倉唯、東城日沙子、高野麻里佳、吉田有里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「せめて人前で固まらないように…人とスラスラお話できるようになりたい…」

この作品の原作は未読ですが、侮れない「コミックキューン」の作品である事は事前にリサーチ済…
この雑誌は「にゃんこデイズ」の時に存在を知りました。
萌え萌えなにゃんこちゃんたちには何度も心を奪われっ放しで、気が付いたら関連グッズに手を出している有様…
そんな作品を輩出する「コミックキューン」の作品…気にならない訳がありません。

この物語の主人公は、極度の人見知り&あがり症な桜木ひな子…
ですが、彼女は中学の時に見た藤宮女子高の演劇の舞台に感銘を受けて自分もそこで頑張りたいと目標を掲げて頑張ってきました。
全ては自分の欠点である人見知りとあがり症を克服したいから…

そしてひな子は憧れの高校生活のため遥々田舎から上京し、下宿先である「ひととせ荘」に向かったのですが…
そこにはどう見ても怪しげな女の子が一人…
決して姿かたちが怪しげなのではありません。
ひな子の目には今目の前に繰り広げられている事自体が怪しげに映っていたんです。

そんな怪しげな女の子は、ひな子と同じひととせ荘の住人で同じ年の夏川くいな…
ひととせ荘には他にも住人が居ます。
ひな子の1年先輩で喫茶店で働いている、まるでお人形さんの様に可愛らしい柊真雪。
真雪と同じ高校2年生でひととせ荘の大家さんでもある萩野千秋…
このメンバーに新たにひな子も加わり、いざ目標に向かって意気揚々と進もうとしたところ、序盤でいきなり出鼻を挫かれる出来事がひな子を襲うのです。

ずっと目標にして頑張ってきたのに…と落ち込むひな子でしたが、ひな子の進む道は一つではないことをひととせ荘のみんなに諭して貰い…物語が動いていきます。

この作品…通常の萌え枠とは一味違った作品だと思いました。
特にひな子には痛烈にそれを感じます。

ひな子は天然で…人前だと直ぐにカカシに変身してしまうほどの恥ずかしがり屋さん…
そのくせ、装備は一級品ときているから手に負えません。
デフォルメからノーマルにキャラデザが戻った時、彼女のスタイルにドキッとしたのはきっと私だけじゃないと思います。

そう…時折キャラに激しい色っぽさが感じられたのです。
例えばごちうさ、きんモザ、のんのん…どれもキャラデザは可愛らしく、特にごちうさの可愛らしさは段違い…激しい萌えは感じますが、色気を感じた事はありません。
(ごちうさ2期で登場したココアのお姉さんのモカ…雰囲気はありますが元祖「お姉ちゃんに任せなさいっ!」にでも、やはり色気は感じませんでしたし…)

この作品ではひな子のような爆弾娘は大家さんも…それに作り手もその辺りはしっかりと視聴者の事を考えてくれているのでしょう。
だからあざとさはしっかり感じつつも、つい魅入ってしまうんですよね…

このお色気路線を突っ走ったら作風はきっと全然違うモノになってしまうでしょう。
危ういほどの均衡を保ったのが真雪の徹底した可愛らしさと、くいなの食欲だったと思います。
ゆあのサポートも感じましたが、結局導火線への火付け役だったような気がするのですけど…

総じて可愛らしいキャラがみんなで同じ目標を掲げ、日々を一生懸命生きている姿が瑞々しく描かれています。
やっぱり目標を持って、それに向かって頑張る姿は本当に綺麗だと思います。
そんな彼女たちの日常を切り取った物語…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「あ・え・い・う・え・お・あお!!」
エンディングテーマは「かーてんこーる!!!!!」
どちらも劇団ひととせの4人組が歌っています。
オープニング、エンディングとも今期の楽曲の中で中毒性No.1だったと思います。
特にこのオープニングは早口言葉交じりで難しい…
こういう曲をスラスラ歌えると良いんですけどね。

1クール12話の物語でした。
これまでの癒し枠の常識に一石を投じた作品だったのではないでしょうか。
この変化…個人的には嫌いじゃありません。
今回のアニメ化で原作のストックをどの程度消費したかは不明ですが、もし続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

普通に良い出来。

まず、普通に良い出来のアニメだと思いました。


いわゆる日常系に類するものと言って差し支えないと思いますが、
演劇というベースがある作品です。
ただ、演劇といってもガチの熱い展開と言う訳ではなく、主人公の桜木ひなこが人見知りというか、話下手というか、人と相対して緊張すると「かかし」になってしまうという特技wを克服したいという思いで、演劇を志し成長していくという展開がメインです。

高校への進学を機に都会へ出てきて下宿するひととせ荘へやってきて、
夏川くいな、柊 真冬、荻野千秋、中島ゆあ、黒柳ルリ子らと出会い、彼女たちと演劇活動を中心とした日常を過ごしていく姿を「愛でる」w作品です。

ちなみに、キャラクター達は
どの娘も、どっかで見たような・・・wですし、
展開も田舎からできた女の娘が下宿先、学校で仲間と出会って・・・、というテンプレ要素満載なのですが、キャラの性格(個性)という意味ではしっかりと立っていて嫌な感じはしませんでした。


このコメントを書くのに公式サイトを確認したら大家さん(萩野千秋)の説明に「父親が舞台役者で、自らも4歳から舞台に立っていた。演劇の世界では有名で、男女問わずファンも多い。」との説明があった。
あ~なら、おっとり大家さんの別の顔もしっかりと観てみたかったなと、もう少し掘り下げエピソードを見てみたい気がしました。


そういえば、よくある各キャラ掘り下げエピソードみたいなのはあんまりなかったな、そういうのもあると楽しかったかもです。


あと、作画、音楽もしっかり、丁寧に作ってあったと感じました。
OP/EDも良かったです・・・。
というよりも・・・ここにどんだけのカロリー使っとるねん!!
という感じでした。
確かに、作り自体はどっかのハルヒや、どっかのらき☆すたを強く意識しているのは嫌でもわかりました。
しかしながら、わちゃわちゃ感を内包した、楽しげでわくわくするような作り、そしてキャラクター(声優)ががっつり前に出てくる。
映像もきれいで、歌も個性的(ミュージカルっぽい)、よくあのテンポ変化やセリフちっくな歌唱についていけるものだと感心しました。
見事だと思います。

作品全体をとおしてキャラクターもかわいらしく、
キャラ同士のいざこざなんてシーンも特になく、キャッキャうふふの進行でしたが、一応、演劇というテーマがあるので、ブレはあまりなかったと思います。
デフォルメキャラになるシーンもかわいかったですし、頭身上がったときにはちゃんとアニメ女子高生していました。


もし、拒絶反応が出るとしたら、
キャラがどっかの誰かにめっちゃ似ていること(容姿)、
少しだけ百合的要素(大したことはないと思います)があること、
ちょっとだけ、小僧向けの演出があることでしょうか(絵がきれいだけにネ)。

しかし、繰り返しになりますが、
総じてクオリティは高いアニメ作品だと評価します。
見るには十分楽しめる作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

コミックキューンにしてはよくやったほうだが…残念。

全話視聴。

『ごち◯さ』+芳文社の手法の劣化版、時々『らき◯た』ですかね。OP、EDと良かったと思いますがOPは所々『日◯』のOPと似てる部分が多々ありましたね。『カカ◯タ』の方です。
『ひなこのーと』はいろんな意味で勿体無かったと思います。凄いチャンスを逃したと…。
リアルタイムで放送されてた時に他に日常系をやってなかったのでここでコミックキューンがドーンと行ければ…惜しい。

OP、EDは成功だと思います。とりあえず掴みはOKって意味で。作画も悪くない。潔くパンツ見せたりしたのも◯。物理法則を無視した捲れないスカートとか不自然な光で隠すよりは評価します。

ただ問題が酷似し過ぎた設定ですね。
キャラは『らき◯た』っぽい。
くいな→完全に『こ◯た』

ゆあ→ツンデレ担当『か◯み』

千秋→ほわっ、超人、巨乳等々…『み◯き』

真雪→料理上手等『つ◯さ』

みたいに感じました。
ま、くいなが酷いですね。
『くいな』の本や文学少女の所は『こ◯た』のネトゲとネット用語等を画面の世界を本に移行しただけ。7話のスク水はまんまでしたね。小学生のを使うのもカブってる。(パクってる?)

喫茶店などはもう『ごち◯さ』。表現はほぼ芳文社作品と同じ。お風呂で振り返りは『ひだま◯スケッチ』等々ちょっとツッコミ所がありすぎる…
パロ作品?ってなりました(-_-;)

ストーリーも日常系でやればまだマシだったのかな?と思います。変に劇団とか入れてしまったが為に最後までグダグダ感がありました。
とにかく『ひなこ』が成長が早すぎる!感情移入どころではない、置いてきぼりでした。
ルリ子の存在も酷い。この子が居ないだけで休部になる学校って…それに9才て…。学校は?役作りは?現役女優をやってるなら講師出来る時間無い筈です。子役でも拘束時間長いですし。
オペラ座、スカラ座等々を言ってプロっぽく見せられても…チープ。
あざといエロさと百合もちょっとマイナス。

本当に勿体無い。日常だけでやっていたらまだ良かったと思います。ただ8話の部分は少し良かったと思います。
37.5度で倒れるなんて!と思う人が居るかもしれませんが、現代の学生達は一昔前の人と平熱の体温が違います。統計学などで調べたところ今の子達は平熱が35.5度が平均らしいです(女性)。
だから37.5度ともなるとかなりの体調不良になり『ひなこ』の様に倒れる子も居ます。
一昔前の統計学では36.5度が平熱とされてましたが人間の身体も変わっていってます。だから8話の表現は中々合ってるなと私は思いました。

個人的にはくいなですね。
『こ◯た』だと言うのは大体の人が見たまんまでしょうが私はそれより声がまんま『ガヴ◯ール』にしか聞こえなくて…。富田さん、もう少し消そうよ…。ひなこのーと放送前のクールにやってたからそれが残りすぎてますね。

OPとパロディとしてなら多少アリ…?。
私からはあまりオススメしません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

67.4 2 早口言葉で日常系なアニメランキング2位
てーきゅう(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (754)
3279人が棚に入れました
原作は、ルーツ(原作)、Piyo(作画)による同名コミックス。
テニスをほとんどしないテニス漫画。
亀戸高校テニス部、女の子4人の抱腹絶倒の日常を描くハイテンションギャグコメディ。
監督には、「ベン・トー」「迷い猫オーバーラン!」の板垣伸氏。アニメーション制作を「坂道のアポロン」のMAPPAが手掛ける。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

超ハイテンションハイスピードな「日常」みたいな、、、ショートアニメ。

いやいや、声出して笑いました(爆)

このテンポだけでも笑えますね。
一話二分だなんて、それで笑わせようなんて(笑)


あ、レビューのタイトルにある日常はあの京アニのギャグアニメの
日常です。

ほとんどの人に説明はいらないでしょうけど。


一話二分のショートアニメ。
ならもう主題歌いらんやん!

ってその時点で突っ込み入れたくなりますね。

これをdアニメストアで観たら全部つながってるんですよね。

12話が繋がってて、その間に主題歌が入るわけなんだけど、一話が終わるの早すぎて、歌が耳について離れません(笑)

「なんだか優しい~風のよう~♪なんだか美味しい餅のよう~~♪」

って(笑)

あ、一応テニス部のお話です。
テニスなんてほとんど意味ないんだけど。


まじめにレビュー書くのもアホらしい感じがしますけど、この作品が出来が悪いとか面白くないとかくだらない(いやくだらないけど)つまらないとか言うんじゃないです。

めっちゃ面白いですね。

とにかく着いていかなきゃ遅れます。

ギャグとかセリフのテンポがめっちゃ速いです。

声優さんたちも大変だったろうなー苦笑

このテンポでセリフが他のキャラと被ってることが多々あるからもうこれ、アフレコとかめっちゃお祭り騒ぎだったように思います。

で、楽しい気分で終始お仕事されてたんじゃないでしょうか。


やってる人たちが楽しいってのがわかりますもん。

だからこそ観てる側も楽しい。


でもって、これ無駄に声優陣が豪華です(笑)


お話の内容なんて語ることないので、声優さんがどういう人たちなのか紹介しておきますね。

ほとんど、声優さんたちのノリで成り立ってるアニメだと思うので。

{netabare}
押本 ユリ(おしもと ユリ)-渡部優衣さん
15歳の高校一年生で唯一真面目にテニスをしようとする部員なんだけど、まったくもって完全に先輩たちに振り回されてます。
この中ではまともだろうけど、これでも十分におかしい子だと思います笑
cvの渡部優衣さんは、未確認で進行形、プリパラ、ゆるゆり さん☆ハイ!、などにも出てますね。
ほとんどてーきゅうみたいですけど。


新庄 かなえ(しんじょう かなえ)-三森すずこさん
16歳の高校二年生で、おバカな先輩の一人。
いやもう先輩とかどうでもいいんですよね、ただこのテンションと奇抜なキャラ設定が、この作品だからこそ生きてるんですね。
でも三森すずこさんがこういう役っていうのに驚きました。
めっちゃ上手いです。
そのcvの三森すずこさんは、ラブライブ、ゆるゆり、結城友奈は勇者である、など多数で大活躍されています。


板東 まりも(ばんどう まりも)-花澤香菜さん
16歳の二年生で、関西弁を話すぶっ飛んだキャラ。
もう、このキャラはマジでぶっ飛んでます。
百合なのかどうなのかわからない変態で、ボケにボケを重ねるようなそれを無意識でやってるようなおバカな子。
花澤香菜さんってよく方言を使って勢いで演じることがある気がするけど、これも見事にはまってますね。
香菜さんの勢いそのまま乗っちゃってます。
そのcvの花澤香菜さんは、デュラララ!!、ギルティクラウン、僕は友達が少ない、など多数で大活躍されています。


高宮 なすの(たかみや なすの)-鳴海杏子さん
16歳の二年生でお金持ちの娘、いわゆる令嬢。
なにかにつけお金に物を言わせようとする節があり、実際にそうしてる。
あとの二人の二年生同様にボケまくるが、ツッコミもあり。
このキャラがまだ落ち着いてる感じはありますね。
ただ、完全に非常識なあたりは他と同じですけど。
cvの鳴海杏子さんは、ほぼてーきゅうで限られてますね。

{/netabare}

これで思いましたけど、ほんとに花澤香菜さんっていう声優さんは、アニメ界での異彩を放っていて、いなくてはならない救世主のように感じました。
{netabare}
それは前からそう感じたり思ったりしてるので、そういう思い込み補正がかかっていると言われればそれまでですけど、

本当にどういうキャラでもピッタリ合う感じがするんですよね。

清楚なキャラや、可愛いキャラ、萌えキャラに中二キャラ、シリアスなキャラもそうだし、

そしてこのてーきゅうのような勢いでぶっ飛んだキャラも演じられる。

このキャラは「のうりん」に通じるものがありました。

ただ、勢いだけで昇天してるあたりはこっちが上ですけど。
{/netabare}
ちょっと思ったので書きました。

でも三森すずこさんも充分にすごいですけどね^^


さてさて今で7期。

いつまで続くのか知りませんが、このてーきゅうワールドを楽しんでいきたいと思います。


一応一期の主題歌が良かったので書いておきます。

「没落貴族のためのてーきゅう」(第1期)
作詞 - ルーツ / 作曲 - ワタナベハッカイ / 歌 - 渡部優衣


なにも考えずに見られるので、何かの合間にでもどうですか?

おすすめしますよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一向にテニスしないじゃん。

とても短いアニメなのに、内容を詰め込みすぎていて、そこが面白い。

テニス部という設定必要なのかは謎。
最初はしていた気もするテニスはほとんどしない。

押本ユリを演じる渡部優衣さんの代表作といって差し支えないのでは?

新庄かなえは三森すずこ、ド変態の板東まりもは花澤香菜と豪華声優。
高宮なすのは鳴海杏子さん。

主題歌
没落貴族のためのてーきゅう 渡部優衣
不思議な楽曲。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 先輩と一期一会
亀井戸高校のテニスコートに立つ、ユリとかなえ。テニス部らしく、ちゃんとテニスの練習をしたいユリとは裏腹に、かなえはおかしな構えや動きを次々繰り出していき…。

2. 先輩とカリビアン
海外に行っていた“なすの”が、日本へ帰ってきた! なすのを交えて、久々に3人で練習することになったテニス部。だが、かなえの暴走で、またも真面目な部活とは程遠い雰囲気に??

第3面 先輩と黄金狂時代
元気でキレイで優しくて、でも変態なテニス部員"まりも"。パンツをかぶっているところをユリに見つかって、一度は反省したかと思いきや、まりもの変態ぷりは更にエスカレートしていき...。

第4面 先輩とグーニーズ
テニス部のメンバーで、かなえの家へ遊びに行くことに。でも、不気味な玄関マットや壁のシミ、そしてクローゼットの中身まで...。この家は、みんなどこか変!?

第5面 先輩とDENGEKI
真面目にテニスの練習をする気配がない先輩たちへ、思わず「ヘタクソ」と言ってしまうユリ。それを聞いたなすのは、ユリにテニス対決を持ちかける。

第6面 先輩とウォーターワールド
亀井戸の街に大型プールが完成し、早速行ってみることにしたテニス部の4人。貸し切り状態のプールで、先輩たちの暴走が今、始まる...。

第7面 先輩とロシアより愛をこめて
テニス部へ新入部員を勧誘するため、"対策会議"が開かれた。見当違いな勧誘プランを提案する先輩たちに、呆れかえるユリ。しかし、そんなユリの胸の内には、ある想いがあった。

8. 先輩と7月4日に生まれて
もうすぐ、なすののお父さんの誕生日!プレゼントに悩むなすのへ、ユリは「手作りのものにしては?」と提案する。かくしてなすのは、お菓子作りへ挑戦することに。

9. 先輩とディナーラッシュ
豚丼屋でアルバイトを始めることになったまりも。仕事を覚えない新人バイトに困りながらも、一生懸命指導する店長。だが、まりもの暴走で、店内は大変な騒ぎに!?

10. 先輩とウハウハザブーン
テニス部なのに、なぜかサッカーの練習を頑張り過ぎたせいで、汗臭くなったかなえたち。まりもの提案で急遽、銭湯へ行くことになり、女の子だけで裸の付き合い

第11面 先輩とナチョ・リブレ
ゆかたを着て、みんなでお祭りへGO! 「輪投げ」や「ヨーヨー釣り」など、露店を堪能するユリとかなえたち。だがそこへ突如、謎の人物が!?

12. 先輩とシックスセンス
テニスコートを飛び出したボールを追って、旧校舎へ迷い込んだ4人。やがてそこが心霊スポットだと気付くが、ボールを求め、探索を決意する。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

9期継続は伊達じゃない。1話2分の亜高速シュールギャグアニメ。

唯一無二の視聴体験。面倒なので全期ここで。
OP合わせて各話2分という超ショートアニメ。
テニス部が舞台だがほぼ部活をしない日常系。

倍速で見てるのかと勘違いするような早口でこれでもかとシュールギャグを畳み掛ける。強引に例えて言うならゆゆ式をシュールにして1.4倍速で見ているような視聴感。高速展開でキャラがひたすらに喋りまくる。1期通して見ても通常作品1話分程度。EDは無くOPはサビのみ。連続視聴すると電波寄りのOP曲を短時間で繰り返し聴かされることもあり、アニメに慣れた方でも唯一無二の視聴体験をもたらしてくれる逸品だと思われる。

本作は実にユニークな作品。全てのセリフを聴き取ろうとするならば結構な集中力が必要となる。それほどに発話と場面展開のスピードが高速。ふと気を抜くとあっという間に場面が変わっている。ボーッと考え事などしようものなら1話2話くらい平気で飛んでる。ただこれはシュールギャグ。ストーリーなど無いようなもの。数秒前のボケやツッコミを見逃したとて、作品を楽しむことには何の支障もないのである。通常ならセリフが聞き取れなかった場合は事後の展開の理解に支障を来たす為、巻き戻して見直す必要があるが本作では無用。数秒前の展開からは何の関連もないボケとツッコミが秒単位で隙間無く縦横無尽に繰り出される。

集中して存分に楽しむも良し。ながら見で楽しむも良し。何ならBGM(BackGroundMovie)にしても良い。本作は人気声優達の怪演を楽しむアニメにもなれば、寂しい時に賑やかし目的でたれ流すだけで真面目に見なくてもいいアニメにもなる。作品の視聴者層の厚さは通常「ストーリーや設定の解釈」や「キャラクターデザインや造形」などに依るのであるが、本作は作品の構造そのもの、使用用途の多彩さでそれを担保するという特殊性が魅力なのである。

いかに面白いコメディ作品と言えど全てのギャグが吹き出すほど面白いというのは不可能。この作品はシュールギャグなのでより一層人を選ぶ傾向にあるが、怒涛の勢いで畳み掛けるギャグの数は普通のコメディ作品の比ではない。通常1つのギャグが展開される時間で本作は平気で4、5つくらいのギャグは既に済ませている為、打率3割程度でも普通に楽しめる計算になる。全てのギャグで笑わなくてはいけないなんてことはない。と言うか「これはつまらん」と思った瞬間にもうすでに次のボケが始まっているのだ。

唯一惜しい点はOPがサビのみだということ。イチオシは4期の「ファッとして桃源郷」

ロリ声電波曲なので受け付けない方は絶対ムリなヤツ。ただ長らくHR/HMばかり聴いてきた初心者の私はこのアニソンならではの自由さという部分にもの凄く惹かれてしまうのです。Aメロから魅力全開な素晴らしい稀代の傑作。音ゲーでも人気みたいですね。原曲、ROCKver、インストの3種をヘビロテ中。

ショートアニメという事を加味しても9期制作という実績。良い出会いでした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
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