暗殺者で貴族なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの暗殺者で貴族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番の暗殺者で貴族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.1 1 暗殺者で貴族なアニメランキング1位
アサシンズプライド(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (271)
1157人が棚に入れました
マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負いー。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが…。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の 矜持にかけて、少女の価値を世界に示せ!

声優・キャラクター
小野友樹、楠木ともり、石川由依、薮内満里奈、佐倉綾音、内田真礼、和氣あず未、鈴木達央、森川智之、徳井青空、瀬戸麻沙美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アニメでも楽しい寄せ鍋パーティーが実現するかどうか→超高速しゃぶしゃぶパーティーでしたw

貴族が“マナ”で戦う責務を負った、人類最後の都市国家“フランドール”にて、
マナが発現せず“無能才女”と蔑まれた少女が、新任の男性家庭教師と共に逆境に立ち向かう、
同名ライトノベル(11巻+短編集1巻まで購読済)のアニメ化作品。


【物語 3.0点】
飛ばし気味。単純に原作3巻分で1クールを消化、
ヒロイン1年生編完結なら、まだ妥当なペースだったが、
中盤以降に短編集のエピソードやヒロイン2年生時の5巻の内容までねじ込みハイペース化。
概ね要点は抑えるも、じっくり物語やテーマを咀嚼したい方にとっては粗く映る懸念。


【作画 2.5点】
作画カロリー不足(特に中盤以降)
シナリオ高速化により多彩となったロケーション、シーンへ対応し切るには兵力不足。

特に残念だったのは最終話の“裁判”のシーン。
{netabare} あの場面はメリダが自身を“無能才女”と蔑む風評に決然と立ち向かう重要な場面。
作画も一丸となって盛り上げるべきクライマックスだったのですが人物、背景共に低調……。{/netabare}

一方で、闇に覆われた世界にシャンデリアのように灯った都市国家
という世界観の再現映像は、原作既読組が見ても新鮮な背景作画。
スタッフの作品愛は確かにある。ただ、愛はあっても、兵力がなくては……。


【声優 4.0点】
奮戦。説明不足のまま感情を振り切ってシナリオを打開する
声優頼みの無茶振りも相当あったが、
ヒロイン・メリダ役の楠木 ともりさんを始めとしたキャスト陣が折れずに熱演。
声優陣にも漲った作品愛により、茶番転落のピンチ脱出を幾度も演出。


【音楽 3.5点】
劇伴はクリエイター集団・MONACAが引き出しの多さを生かし様々なシーンにそつなく対応。
OPはRun Girls, Run!「Share the light」がミステリアスに、
EDはヒロイン・メリダのキャラソン「異人たちの時間」がバラードでシットリと、
どこか寂れた作品世界を表現。

クセのあるOP曲を歌い上げたランガの3人は、
声優アイドルとしてだけでなくアーティストとしても今後、注目していきたい存在です。


【キャラ 3.5点】
正真正銘の“無能才女”から健気に努力を積み重ねるヒロイン・メリダと
彼女を教え守る“暗殺教師”
“三大騎士公爵家令嬢”のJCヒロインズを始めとした顔ぶれのビジュアル再現は華麗。
ただ、やはり高速シナリオにより個々の掘り下げは不十分。

サブキャラに至っては、生徒会長や学院長など見せ場が削られた面々も多数おり、
原作既読組にとっては歯がゆい内容。


【感想】
これ……果たして原作未読組の方は付いて来られたのでしょうか?
とにかくハイペース&乱ペースに目が回ったアニメ化作品でした。

それでも、月並みですが追い掛けてきたラノベ作品のキャラが
アニメで躍動する姿は観ていてやっぱり嬉しかったです♪
(やっぱりJCは良い物ですね♪はいw)


原作既読の私にとって、改めて考えさせられた場面は、メリダとミュールとの関係。

ミュール=ラ・モールについてはアニメ放送期間中に刊行された
原作11巻にて重大な事実が判明していて……
(※かなり核心的なネタバレなので見ても構わない方だけ開いて下さい)
{netabare} ミュールはラ=モール家の本当の娘ではなく、“古代人”の血を受け継ぐ存在。
魔騎士(ディアボロス)の上位位階(クラス)も
義母アルメディア=ラ・モールからの移植により継承された物。
即ちマナに関してはメリダと似た境遇にある。{/netabare}

それを踏まえた上で、
ミュールは“無能才女”に何故、興味を引かれたのか?
という視点で二人のやり取りを再見すると、また違った味わいがありました。


また、これは原作未読の方も薄々感じておられるでしょうが、
本作の世界は、太古の昔、科学が魔法を解析、コントロールし、
“十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない”レベルにまで高度化した古代文明が、
遺産を残して崩壊したのか、それともなにがしかの実験世界を作ったのか。

世界の真相にSFを感じる面が多々あり、
その解明が原作メインストーリーの牽引力にもなっていて、
現状解禁された情報を元にアニメで初期を振り返り考察するのも、私にとっては一興でした。


アニメは余程のことがない限り1期で終わりでしょうが、
私はこの世界が暴かれるまで、引き続き原作者の掌の上で踊らされようと思います♪




以下、放送前の勇み足長文。長いので折りたたみw
{netabare}
あらすじ

{netabare} 青い空に太陽と月が存在していた時代は、今や遠い昔の話……。

世界は《夜会》と呼ばれる生物を蝕み、
《ランカンスロープ》と呼ばれる化け物に変える闇に覆われていた。
最後に残った人類は夜に輝くシャンデリアをひっくり返したような世界《フランドール》
街を収めた《キャンベル》と言う巨大なガラス容器群の中で、
《太陽の血(ネクタル)》を灯して辛うじて生き長らえていた。

物理攻撃が通じない《夜会》の《ランカンスロープ》を倒せる唯一の力《マナ》
《マナ》を宿した《貴族階級》は人類を守るため戦う責務を負っていた。

その中でも《上位位階》の《マナ》を継承する《三大騎士公爵家》に生まれた
《聖フリーデスウィーデ女学院》一年のメリダ=アンジェルは
未だ《マナ》を発現できず、級友からも《無能才女》と蔑まれていた。

彼女の元に家庭教師として派遣されたクーファ・ヴァンピールは、
メリダの育成と同時に、彼女に才能なしと判断した場合は、始末されるよう依頼されていた暗殺者。
いつもの汚れ仕事。淡々と任務をこなそうとするクーファだったが、
メリダの健気な姿に徐々に心を動かされて行き……。

《暗殺教師》と《無能才女》……禁断と秘密に塗れた運命を生き抜くための、
二人のレッスンが今、始まる……。{/netabare}


深夜アニメで斬新さを求める方には、あまりオススメできない作品になるのでしょうか?

定番の剣と魔法、養成学校という舞台設定に加え、
壁に囲まれた人類の風前の灯って、もう何個目なのか?
ラノベで黒衣の最強剣士の主人公って、もう何体目なのか?
尊氏が金髪ヒロインに飛び付くのは、もう何回目なのかw

といった感じで、見知った設定でごった返していますし、

他に私が気に入っている設定は、
このファンタジー風世界は蒸気機関に列車と結構、文明レベルが高く、
ついでにマスメディアも近代並に発達。
敵は《夜会》の化け物だけじゃない。
むしろヒロインの出自等のスキャンダルを嗅ぎ回る
人類のマスコミも厄介な存在。

といった部分ですが、主人公、ヒロインがゴシップにも立ち向かうファンタジーも
本作が初見でもありませんし……。

決め台詞にしたかったと思われる“暗殺者の慈悲(アサシンズプライド)だ”
も歴代ラノベの名台詞に比べれば、決定力は今ひとつな印象……。


では何故、私がここまで原作にのめり込んでいるのかと言うと、
送り手の作者が執筆を楽しみ、受け手の読者も物語を楽しむ。
と言う創作活動の原点を私が感じているから。

原作者の天城ケイさんは本作で富士見書房ファンタジア大賞を獲って
作家デビューして本シリーズを書き続けておられるわけですが、
本作からは、自分が作家デビューしたら、こういう設定や展開を描いて
読者に披露してみたかったんだ。
こうした迸る創作の喜びが、本文やあとがきから伝わってきて、
読んでいて私もとても嬉しくなるのです。
(実際には裏では締め切りに追われたりして修羅場なのかもしれませんがw)

展開を投げ込むテンポも、
バトル入りました~♪萌え入りま~す♪イケメン入りま~す♪
微百合入りま~す♪ラッキースケベ入りま~す♪
って感じで実に軽妙な“鍋奉行”ぶり♪
天城さんは本作完結したら、《太陽の血(ネクタル)》もネタも
全て枯渇してしまうのではないか?
って位、どんどん投げ込んできてキモチイイです。


テンポと言えば、作品内時間が流れる速度もラノベ学園物としてはハイペース。
10巻にして既に三年目に突入しています。

そして、メリダちゃんたちヒロインズはラノベに多い女子高生相当ではなく、
中等部相当の一年生。中学生、JCですよ!(←おっと……コーフンを抑えないとw)

暗殺者として灰色の青春を送ってきたクーファくんも、
最初はメリダに誘惑?されても、子供のお遊びと能面でスルーできますが、
どんどん流れる月日、彼女がレディーに育っていく中で、
色気を交し続けられるかどうかも秘かな見所です。


この秋からのアニメ化。
制作のEMTスクエアードも、それほど元請け経験が豊富でもないのでしょうか。

私としては、出来れば分割でも良いから2クールで、
4巻以降、学院外の様々なロケーションを盛り込んで来るのを映像としては観たいのですが、
この陣容だと、1クールで、比較的、舞台が学院内に限られる3巻程度まで、
無事にアニメ化できれば御の字なのでしょうね。

それでも、ヒロインズの色々な衣装やら格好やらも含めて、
どんどん投入してくる“鍋奉行”は、宴の序盤でも具材が多彩で、
作画要求も決して低くはなく、楽しい“寄せ鍋”パーティーが、
近ごろ多発しているらしい、ラノベ原作アニメの作画崩壊と言う
“闇鍋”狂宴に転落するリスクは常にあると思われますw


私が本作のアニメ化で期待することは
アニメスタッフの方々にも物語を作り伝える
楽しさの原点を忘れず制作して欲しいということ。

私もいち視聴者の分際で、プロを相手に生意気が過ぎますが、
本作に関しては、楽しみにしていた同人誌の新刊でも読むような心境で、
物語のキャッチボールを楽しむ初心を大事にして、
温かく見守って行きたいと思っています。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こういうの、好きです♥

凄腕の暗殺者。
与えられた使命は、貴族の娘の、
超能力の発現指導。
出来なかったら、
その時は「殺せ!」

こういう命運のもとで出会った、
アサシンと貴族令嬢。

普通なら、
「見込み無し」って、簡単に殺されておわり。

そんな話なのに、
何故だか暗殺者は、貴族令嬢を気にかけてしまい、
パレたらマズイ裏ワザで、
貴族令嬢を能力者に…

こういうの、好きです♥

理屈じゃないんです!

何の縁(エニシ)もない女の子を、
理屈抜きで、
命をかけて守ってしまう!

もうそれだけで、ロマンチック!!

・・・最後まで観終えました。
ラストは、ファンタジーっていうより、メルヘン?おとぎ話?って感じだったけど、
メリダの心がしっかりと強く育っていたのと、
鍛えてくれたクーファが最後まで騎士だったのが、
素敵でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ティーチャーズプライド

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ひと昔前の、ラノベ原作って感じでした。ちょっと懐かしさを感じるくらい(笑)

原作は(未読ですが)、第28回ファンタジア大賞「大賞」受賞作で、既刊13巻ということで、人気作だし、多分面白いんでしょうね。

私は原作に対して何の思い入れもありませんが、それでも本作からは、「原作ファンの溜め息」が聞こえてきそうな気がします。それだけ、脚本、作画に難がありましたね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤はわりと楽しかった。なんだろう? 普通の厨二アニメって感じで。バトルは普通に普通だったし。キャラも悪くないし。

特に評価を下げたのは、シリーズ構成や脚本のダメさ。作画の酷さ。

5話目の「番兵を壊してくれてどうもありがとう」の後の場面の省き方が、すげぇ(苦笑) ちょっと見ないレベルで、ヒデェ。自分が今まで観てきた1200以上のアニメの中でも(悪い意味で)記憶に残る、ダメさ。

(ちなみに5話の脚本は、「異世界チート魔術師」「されど罪人は竜と踊る」「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」「ユリ熊嵐」などでシリーズ構成を務めた、「伊神貴世」さん。元が推理小説家みたいだから、推理小説系の作品は得意かもしれませんが、ラノベにはフィットしてないのかな?)。

シャンガルタ編は、終始意味がわからなかった。あまりに唐突すぎるというか、作風が変わりすぎで感情がついていかなかった。明らかに、巻数が変わってたというか(笑)

このへん、原作を読んでいなくても、「かなり省いた?」と感じた。構成メチャクチャだな~、誰やねんと思って調べてみたら、私の好きな「赤尾でこ」さんでビックリ。ちょっと信じられなかった(脚本自体は1話目と最終話しか書いてないけど。そういえば、最終話の「侍ランクが親類にいたかも」みたいなクダリは好きだったな~)。

まあ、監督の問題かもしれん。「相浦和也」さん。これまでは様々な作品で演出を務め、今回が初監督らしい。次、あるかな?

最終話は、特に作画が酷かった。素人目に見ても、枚数の少なさが分かる仕上がり。なんか、ベタ塗りの背景の中、スローモーションで戦ってた(笑)

そういえば、総作監の「吉川真帆」さん(アムネシア、魔法科高校の劣等生、少年メイドなどの総作監)が、リテイク出したら現場とモメて、3話以降はあまり関われていないって話もありますね(本人がツィートで暴露)。

まあ、色々大変な現場だったんでしょう(汗) アニメに限りませんが、良い職場からしか、良い作品って生まれませんよね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
才能のない、をどこまで貫けるか。唯一の方法って、、、薬かい(笑) んで、口移しの意味はあるの? 急展開すぎて、ついていけない。最終回かな(笑)? よく、出会って一日で、命を捧げようと思うな(笑)

2話目 ☆3
ややギャグを入れてきたね。プリケツ(笑) ギャグに流すか、エロに流すか、萌えに流すか、バトルに流すか。それが問題だね。

3話目 ☆3
カウンターストップにリミットブレイクに、ハーフヴァンパイヤ。厨2ワードの叩き売りだな(笑)

4話目 ☆2
定番の対外戦。ステンドグラスのカケラて(笑)

5話目 ☆1
番兵を壊してくれてどうもありがとう、の後の省き方が、すげぇ(苦笑) ちょっと見ないレベルで、ヒデェ。

6話目 ☆2
裏後夜祭。ただの酒のみ下着パジャマパーティやん。怖い話? 灰色の魔女といえば、カーラなのだが(苦笑) ムダエロ。裏切りの果実のもぎ取りは笑えた(笑)

7話目 ☆2
どした?いきなり。なんか、作風大分変わったというか、なんか、ポカーンなんだけど(苦笑)

8話目 ☆2
相変わらずポカーンだけれど、話は進んでいく。

9話目 ☆2
まだまだポカーン。なんか、7話の入りが唐突過ぎたから、未だに感情が追い付かない。ロゼッティとそんな繋がりが、、、後付けじゃなく? なんか、話がメチャクチャだぞ? 原作、だいぶ省いてないか? 赤尾でこ さんのシリーズ構成で、(構成という意味で)一番酷くないか?

10話目 ☆3
新しい話になって、ようやくついていけるな。ネギまの図書館島を思い出す(笑)

11話目 ☆3
連携プレーは悪くない。一般人の前で、重要な情報をペラペラと(苦笑)

12話目 ☆2
どした? いきなり。あと、バトルのスピード、ユルくない? やたらと枚数少なくない? 止め絵多いし。背景を不思議の国のアリスにすることで、色々誤魔化してるの?

曾祖母に~のクダリは、好きだな~。そこだけ、好評価。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

76.6 2 暗殺者で貴族なアニメランキング2位
陰の実力者になりたくて!(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (441)
1356人が棚に入れました
『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』 みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!? 主人公でも、ラスボスでもない。 普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。 この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。 これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……? ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

中二病を極めし者

【紹介】
古代文字とか、二つ名とか、古の遺跡とか、黒マント集団とか、コロシアムとか、戦ってる最中に雷鳴とか、炎に包まれるとか、選ばれし血とか、アトミックとかエモいよね・・・?
横文字の言葉とか、それっぽく発音できたら超カッコいいよね?
そんな中二病の男子が憧れる「カッコいい」が詰まったアニメ

【感想】
最初は中二病の夢の塊に話を後からくっつけた感じっていう印象だったけど、実は中二病の本質をよくとらえた作品で、突き抜けたこだわりが感じられて良い作品でした

主人公は中二病から卒業できず周囲から浮いていることに寂しさを感じているところがあって、彼の夢が現実になったファンタジー異世界にきても浮かれっぱなしってこともなく、周りが中二病設定に合わせてくれていると勘違いしているなど、どこか現実的な思考を捨てきれてない部分があるんです、でも周りが合わせてくれてるんじゃなくて、自然と中二病的においしい展開になっているだけ
この中二病にツゴウノイイ世界は、中二病を拒絶する世界に寂しさを感じている主人公へのプレゼントみたいなものなのかなって思った

私には中二病の感覚がわからなくて主人公の気持ちに共感できないし、まったくカッコいいと思えないけど、主人公のアイデンティティがぶれずにしっかりしているのは凄いと思ったし、まじめとふまじめの緩急がちょうどよくて面白いアニメでした!

【主人公が陰の実力者にこだわる意味とは?】{netabare}
陰の実力者って主人公のアイデンティティを作るのに結構よく考えられた設定だと思いました

まず、なんで主人公が「影の実力者」にこだわるのかっていうと、自分に自信がないからなんですよね

中二病男子は妄想の世界では最強・・・でも現実世界ではだれにも注目されないただのモブ・・・つまり現実の自分に自信がなくて物語の主人公になる度胸が彼にはないのです

人々からの賞賛を、ヒロインからの愛を、敵からの憎悪を、真正面から受け止める自信がない、人と向き合うのが怖くて仕方ない、みんなの中心に立って主役になる自分がイメージできない、だから影の実力者じゃないとダメなんです

女性キャラの扱いにも主人公の劣等感が見えている部分があって・・・

シャドーガーデンは掘り下げがほとんどされてない地味な主人公の手下、彼女たちの役割は人々に知られないモブ主人公の活躍を見届けること、目立つのは嫌だけど、ちゃんと見てくれる人がいないと心が満たされないのでしょうね

これに対して姫様達の役割は主人公のステータス、勲章っていうのかな?
「姫」「強い」「美少女」「高嶺の花」と絵にかいたような「勝ち組」で「ハイスペック」、たくさん掘り下げてとても魅力的に描いていますが、そんな魅力的な女性が主人公に惚れて、でも主人公は特に興味を示さないことでそのハイスペックな女性を踏み台にして主人公の立場・価値が高くなっているんですよ、これで両想いになったら「対等」になってしまいますから

「美少女と両想いになってイチャイチャしたい」
男性なら誰もが思い描きそうな夢

だけど彼は女の子とのイチャイチャよりもカッコいい自分が優先だった
え?それってただ子どもなだけなんじゃないの?

違うんですよ

彼は第一話から「周りはどんどん中二病を卒業していったけど自分だけは中二病のまま」っていうことをモノローグで語って寂しがっていました

つまり彼はまだ子どもなんじゃなくて、それが彼の価値観なのです
それが中二病にどっぷりつかった彼の生き様だった
そういう確かな自分を持った主人公を一貫して描き切っているところが個性的で素晴らしい作品だと思いました

わたしにも中二の心があればもっと楽しめてたかなー?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

He is atomic!!!

……スキー用品ではありません。
(学生時代にアトミックのスキー板を持ってました。)

なろう原作、ラノベ原作とも未読でコミカライズ版のみ読んでいます。

男爵家の長男シド・カゲノーとして異世界に転生した、元日本人男子高校生が主人公。

転生前から厨二病的な能力やシチュエーションに憧れ、他者を圧倒できる力を持ちながら自身は表舞台に出ない「影の実力者」になることを目指し、影の実力者シャドウとしてふるまおうとするシド少年。

そんなシドの妄想から生まれ、単にその役を演じているだけのつもりのシドの想いとは裏腹に、それぞれの出会いからシャドウを信奉する七人の女性たちである「七陰(しちかげ)」を筆頭とする秘密結社「シャドウガーデン」が結成され、彼女たちは謎の「ウロボロス教団」との戦いに身を投じるのであった…。


字面だけ見るとシリアス味も感じますが、厨二病的なシド(シャドウ)の振る舞いと、すれ違っているはずなのに絶妙に噛み合う七陰たちとの会話を笑い飛ばすコメディー寄りなアニメとして観ることができます。

七陰以外にも王女など様々な女性キャラが多数出てきて若干ハーレム風味もありますが、シド自身があまり女性に関心を示さないキャラなのでそこが鼻につくことはあまりないと思います。

七陰を始めとするシャドウガーデン幹部にはギリシャ文字によるコードネームがあり頭は切れるがドジっ子のガンマ、能筋の獣人デルタ、わけのわからない物を開発するイプシロンなど様々なキャラがいますが、私がお気に入りなのは普段は小説家として活躍するベータさんですね。

2023.2.17追記:
最終回20話まで観終わりました。あえて誰のことかは書きませんが、EDクレジットで役名が変えられていたのに笑ってしまいました。特に放送直後の発表はなかったですが続編が作られそうな雰囲気ですし私としても作って欲しいです。

アニメでシャドウガーデン本拠地の様子が描かれていたのはなかなか良かったですね。作中で一番身勝手なキャラはシド本人じゃなくてお姉さんかもしれない…(笑)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シャドウ様の叡智にテンプレの嗜み方を諭される

同名原作小説(web版、ラノベ版共に未読)の連続アニメ化作品の1期目(全20話)

【物語 4.0点】
常に視聴者の存在を意識してキャッチボールを成立させるための思案が重ねられる。
視聴者がま~たテンプレかwと呆れる前に、一歩先回りして、
シャドウ様の妄想ロールプレイにより、ポジティブに転換する仕掛けが巧妙。


異世界の魔剣士学園や、武術大会の裏で暗躍する勢力による一騒動だの、
もう何度目の再提供か?ってくらいのお約束展開。

新鮮味を与えるのが、転生の原因が{netabare} 魔法など未知なる力の体得を探求した末の交通事故死{/netabare} などという、
狂気を感じる位ピュアな中二病主人公少年・シャドウことシド・カゲノウ。

転生異世界にて起こる数々のテンプレを、ここが“陰の実力者ムーブ”を決める絶好機。
或いはカモフラージュたる華麗な“モブムーブ”を見せてやる。
などと待ってました~♪とばかりにお約束をエンジョイする主人公の姿を眺める内に、
コイツ頭おかしいだろうwと私も不思議と笑顔にさせられますw


【作画 4.0点】
アニメーション制作・Nexus

舞台設定は剣と魔法の封建貴族社会や教会が残る近代化前後といった風情。
が、一方で“悪魔憑き”に関する、高度な魔法科学技術に基づく薬剤が裏で流通していたり。
我々の世界の常識に照らしても、馬車と列車が共存するこの異世界が、
いびつな文明発達をしてきたことが作画、背景からも伝わって来て、
技術を秘匿する闇の勢力の野望など陰謀論が盛り上がりますw

シャドウ様が転生前の現代社会の知識を“陰の叡智”と称して“シャドウガーデン”配下の美女たちに“テキトーに”(※テキトーなのが肝w)伝え、
それが“ミツゴシ商会”のデパート風店舗などに具現化して一人歩き。
その文化侵略の様子も明快に伝わって来ました。

アクションシーンなども高密度で上々。
黒、白、赤、あとは“例のあれ”の美しい?紫など、
見せ場では、敢えて色彩を絞って表現する演出も◯


【キャラ 4.0】
主人公シャドウことシド・カゲノウは無双ハーレム主人公の一種。
この異世界を裏で支配する黒幕を闇に葬り去る俺という妄想を配下にテキトーに吹聴する内に、
異世界裏社会の方がシャドウの妄想設定に追い付いてしまうのがポイント。

シャドウ様がぶち上げた陰の組織・シャドウガーデン。
だがシャドウが組織立ち上げ時に行ったのは、最初に助けた悪魔憑きの美少女にアルファと命名した上で妄想の概要を伝えたくらい。
あとはシャドウガーデンも、ベータだのガンマだの“七陰”と呼ばれる幹部の美女も、
“ナンバーズ”と呼ばれる美女も、
アルファたちがシャドウ様の“叡智”を拡大解釈して、いつの間にか拡大、増殖していく。

連れてくる美女もまたことごとく巨乳ばかりでw
スタイル抜群の美女たちが、スライムの黒スーツ(破壊や魔力喪失で消滅するw)を身にまとい居並ぶ姿は壮観。
(いや、一部、スライム虚乳もいたような……。いえ何も見てません。抹殺しないで下さいw)


シャドウガーデンの女キャラたちは数が多すぎて覚えきれませんがw
これもキャラ濫造、掘り下げ不足との不満を抱く前に、
知らぬ間に増えたハーレム美女という形で、シャドウ様の妄想ストーリーが大事になって行く演出の補強材料へとポジティブ転換されてしまう。
これもまた視聴者心理の先を読んだ妙手。


シャドウガーデンの広がりと共に、王室、貴族のプリンセス、令嬢も絡み、
ツンデレコンプレックス属性に、クーデレ属性にと、ハーレムは一層たわわに。

ラスト。オリアナ王国の王女ローズが、{netabare} ナンバーズの666番に転落する衝撃もまたプリンセス転落劇の定番ですが、
美女666人もおるんかいwとの笑撃に上書きされ美味しく頂けました。
表と裏両方を知ることになる彼女。{/netabare}
今後の視点の興味深さという意味では一番注目したいヒロインです。


【声優 4.5点】
主人公シャドウ役の山下 誠一郎さん。
異世界転生後の赤子ボイスから、モブに身をやつした軽口から、
威厳のある陰の実力者プレイボイス、ここがロールプレイの好機と色めきだつモノローグまで。
幅広い演技で、シリアスにもコメディにも貢献する大車輪の活躍。

普段は{netabare} 金貨にワン!と飛びつく{/netabare} など小物感丸出しのモブなシド・カゲノウなのに、
シャドウ様として決める時は{netabare} 「アイ・アム・アトミック」{/netabare} などとキザに囁く。
あとは、{netabare} 自称最強に真の最強とは何かを教え諭す時の「レッスン1、レッスン2」とかw{/netabare}
見せ場で英語の発音が流暢でノリノリなのが、ホント可笑しかったですw

一方シャドウ様がモブ剣士として変身した{netabare} ジミナ・セーネン(ドエム・ケツハットほどじゃないがテキトーなネーミングだw){/netabare} 役には、緑川光さんのリリーフも仰ぐ。
ただ、ここもモブの裏に見え隠れする凄みなどもカバーする好リリーフ。
今後もどんな変身バリエーションを、どのキャストが救援するのか、楽しみな要素です。


シャドウがモブの隠れ蓑に活用したダチの“天然モブ”同級生剣士コンビのヒョロとジャガ。
特にこれまで数々の無双ハーレム主人公を演じて来た松岡 禎丞さんが、
ヒョロ役で{netabare} ギャンブル転落劇{/netabare} という合せ技も絡めながら、見事なモブプレイを決めているのがツボでしたw


【音楽 4.0点】
劇伴担当は末廣 健一郎氏。
ストリングスとコーラスによるダークな楽曲群でシャドウ様の陰の実力者プレイを好アシスト。
ここも重たくなり過ぎず、電子音もアレンジすることで視聴者もプレイをエンジョイできるエンタメ性を確保。

BGMで一番インパクトがあったのはベートーヴェン「月光」
何だかんだ{netabare} 17話の「月光」を奏でるシャドウ様のプレイが一番カッコよかったですし。{/netabare}


OP主題歌はOxT「HIGTEST」
サビの裏声が入り混じった大石 昌良さんのボーカルに表と裏の二面性を感じるテクニカルな楽曲。

OxTは『オーバーロード』シリーズの主題歌も担当していますが、
『陰実』放送前に『オバロ』とのコラボ画像を公開したプロモーションが印象的。
『陰実』とか『オバロ』のパクリでしょ?との声がデカくなる前に、
シャドウ様とアインズ様の蜜月ぶりをアピールして、共通点がある異世界転生物としてポジティブに上書きする、これまた先回りの妙手。
本シリーズには企画プロデュースにも実力者がおられるようで。
OxTには今後も両シリーズの主題歌提供で盛り上げて欲しいです。


ED主題歌はキャラソン「Darling in the Night」を、
シャドウガーデン・七陰の面々が持ち回りで担当。
明るい曲調でシャドウ様への感謝の意を伝える。

正直、私は、EDや、“逆転生学園物”風のOPアニメーションで、
シャドウガーデンにはこんな美女キャラもいたんだ
と確認、整理していた面も多々ありw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

72.0 3 暗殺者で貴族なアニメランキング3位
棺姫のチャイカ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (995)
5760人が棚に入れました
原作:榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(ファンタジア文庫)、キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)、監督:増井壮一、監督補佐:小森高博、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:新井伸浩、美術監督:岡本好司、色彩設計:岩沢れい子、撮影監督:福田光、、、、

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、細谷佳正、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏、小日向茜、牧野由依、緒方恵美、東地宏樹

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

チャイカ、素直、かたことかわいい。

とある架空大陸の話。
今は亡き大陸の元支配者ガズ皇帝。
その娘のチャイカが主人公です。
チャイカは、何故か棺を背負って皇帝の遺体を収集。
ひょんなことから、サバターのトールと契約します。
加えて、トール思いのアカリ、中途参加のフレドリカと諸国行脚。
この作品は、彼らの遺体収集記を描いたバトルファンタジックな冒険アニメです。

チャイカ御一行はそれぞれ個性的です。
チャイカはやたら素直、そして片言がかわいい。
その独特のチャイカ口調はやみつきになりそうです。
一方、トール・アカリコンビも息がピッタリです。
アカリのマジボケに対する、トールのライトツッコミは何気に楽しい。
気まぐれフレドリカもいい仕事をします。

一方、チャイカを追うジレット隊も個性豊か。
私のお気に入りの長い桃髪ロールのヴィヴィは隠れデレデレ。
ラストのシーンはちょい気になります。

戦闘シーンは、素早い身のこなしや剣さばき、そして魔法砲により臨場感満点。
また、緊迫感あるBGMが戦闘シーンを盛り上げてくれます。

2期が秋より開始とのこと。
チャイカたちやジレット隊の行く末は如何に?
遺体を集めたら何が起こるんでしょうね。
謎が謎を呼ぶこのアニメ。
すっきりなっとくのラストを期待したいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

また、これ観る、肯定、肯定、肯定、うぃ

秋の2期放送予定

原作未読 全12話

戦乱の時代、諸悪の根源として同盟を結んだ国々が巨大魔法帝国「ガズ帝国」を打ち破って、その戦いで活躍した8人の英雄は皇帝アルトゥール・ガズの遺体を分割して持ち帰りました。偵察や暗殺を業としてるサバターのトール・アキュラは、平和な日々に生きる目的もなく、なんとなく日々を過ごす毎日でした。山に入ったとき、棺を担ぐ少女でガズ皇帝の娘と名乗るチャイカ・トラバントに出会い、危機を脱出して、ガズ皇帝の遺体を探し弔うことを目的としているチャイカとともに用心棒ということで妹のアカリ・アキュラと途中で知り合うフレドリカとともに旅をする異世界ファンタジーです。

背景は中世時代のヨーロッパのような感じで、魔法師や剣士、サバターやアサシン、色々な魔獣などいる世界でRPG好きな私はこの世界観が好きですね。

何故か片言で話すチャイカは可愛いし、バトルも結構動きが良くて、兄を溺愛しているアカリがちょっとズレている突っ込みも面白かったです。

色々なエピソードが1話〜2話完結してます。ちょっと内容があっさりしているところもありますが、コメディも入っていて面白かったですね。{netabare}(トールの夢の中の話には笑ってしまいましたw その後殴られるシーンも){/netabare}

終盤は結構追い詰められるシーンが多くて見応えがありました。{netabare}(フレドリカの脱皮には笑ってしまいましたねw){/netabare}

トールとチャイカの恋の行方や、謎や伏線がいっぱいある作品です。2期ですべてが明らかになってほしいですね。楽しみです^^

OP 野水伊織さんが歌ってます。
ED チャイカトリオで歌ってますw

最後に、AパートとBパートの間のカットが綺麗でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

秋からの2期にも期待♪(´ε` )

魔法や棄獣などが存在する世界を舞台にした
ファンタジー作品の第1期。 全12話。
 
戦国時代を迎えていたフェルビスト大陸において
戦乱の原因、諸悪の根源とされた魔法帝国「ガズ帝国」の
皇帝「アルトゥール・ガズ」が討伐された。
その数年後
アルトゥール・ガズの娘を名乗る謎の少女
「チャイカ」が大きな棺を背に目的の為動き出す。
と、いうのが簡単なあらすじ。


いかにもファンタジーらしいストーリーや設定、世界観。
主人公たちの目指すところもハッキリしていて
分かりやすいお話はとても好印象です(*´∀`)b
いくつかある大きな謎の描き方もこちらを引き付けるに十分。
最後まで楽しむ事ができる内容でした♪

ちょっと古い感じを受ける作画、キャラデザですが
丁寧に仕上げられており気にする事なく視聴できました。
この手のファンタジーでは重要になるアクションや
バトルシーンは特に迫力があり見応え十分でした。

異様な風貌、カタコトと特に目を引くチャイカ。
正直、とても可愛かったですw
個人的にカタコトや方言に弱いんですよねぇ( ;´∀`)>″
普段は駄目駄目、実は切れ者主人公。
そんな兄を敬愛する出来る妹。
この辺りはベタですが悪くないと思いますw

実力のある売れっ子も使いたい。
でも、自分のトコの声優も使いたい。
でも、若手も育てたい。
声優陣のキャスティングには苦労した印象w
あくまでも個人的な印象ですよw


秋からは第2期も放送される予定との事。
原作未読なので先の展開が楽しみです♪

まとまりのある作品だと思うのでファンタジーファンは
ぜひ1度チェックして頂きたいですね!
ストーリー重視の方にもオススメできると思います(・∀・)v



《キャスト》

チャイカ・トラバント(CV.安済知佳)
トール・アキュラ(CV.間島淳司)
アカリ・アキュラ(CV.原優子)
フレドリカ(CV.斎藤千和)
アルベリック・ジレット(CV.細谷佳正)
ニコライ・アフトトル(CV.佐藤健輔)
ヴィヴィ・ホロパイネン(CV.野水伊織)
ズィータ・ブルザスコ(CV.幸田夢波)
マテウス・キャラウェイ(CV.森嶋秀太)
レオナルド・ストーラ(CV.山本和臣)
ギイ(CV.村瀬歩)


《主題歌》

OP:『DARAKENA』/野水伊織
ED:『快楽原理』/coffin princess


【2014 04/11 レビュー投稿】

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

63.1 4 暗殺者で貴族なアニメランキング4位
オルタンシア・サーガ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (164)
375人が棚に入れました
イエペタス半島に700年の歴史を誇る大国――オルタンシア王国。その豊穣な土地を狙う周辺国によって幾度となく侵略の脅威に晒され続けるも、王国に仕える二大公国――オリヴィエ公国とカメリア公国が剣と盾となり、長きに渡って戦禍を免れてきた。しかし、聖王暦767年12月5日。オルタンシア王国に対し、カメリア公国が突如反旗を翻す。カメリア公国の反逆、そして反乱と時を同じくして現れるようになった魔物によって、オルタンシア王国に混迷の時代が訪れようとしていた……戦乱の世で、様々な運命に翻弄されていく騎士たち。悲劇から始まった宿命の継承と戦いが、動き出す。

声優・キャラクター
細谷佳正、堀江由衣、津田健次郎、上田麗奈、内田彩、梅原裕一郎、小林ゆう、柿原徹也、子安武人、乃村健次、江口拓也、大坪由佳、堀江一眞、池田秀一
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

認めたくないものだな。自分自身が、「○○サーガと○○戦記は、無条件で観てしまう病」だということを(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルはファンタジー。ゲーム原作。

ファイヤーエンブレムとかティアリングサーガみたいな世界観ですかね。

スマホRPG原作ということで、ストーリーが弱く、内容や台詞は安っぽい。作画も良くない。決してオススメできるアニメではありません。

Q:じゃななぜ完走したの? 
A:病気だから仕方がないんです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
唯一誉めるとしたら、最終話Cパートか。英雄が悪魔として復活。最終話Cパートにして、初めて面白くなるとは。

誉めるの終了(笑)

サーガ、とつく以上、観たいのはRPGより、大河ドラマなんですよね。

スマホゲームは基本的に、ストーリーは弱いと思っています。

①配信が続く限り、継ぎ足し継ぎ足しでストーリーを作っていくから。

②そもそもスマホゲームユーザーが、高いストーリー性を求めていないから。

③ストーリーで売らなくてもガチャで収入を得られるから。

などが理由でしょうか。

本作もそうです。国の存亡をかけた、凄く大きなドラマ(大河)なのに、小さなストーリーをチマチマと繋いでるだけ。国ではなく、個人の話になってるんですよね。最終話も、結局は親子対決。

一万の味方を得るために奔走したり、相手の知謀に負けない戦略を練ったり、そういうのが見たいのに、数人のパーティがチマチマと戦っていて、国なんて救えるのかと。

というか、主人公はアルフレッドなんだろうけど、アリエルの物語に乗ってしまうから、英雄譚としての弱さが出るんだよね。アルフレッドを主人公にするなら、アリエルは助けられる姫君で良いし、アリエルを強き女性にするなら、アリエルの英雄譚にすれば良い。

あ~ぁ、ロードス島戦記は神(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いきなりクライマックスからのスタート。今のところ、普通のファンタジーゲームアニメって感じ。

2話目 ☆2
なんかもう少し、大河っぽくしてほしいな。

3話目 ☆2
アンデッドの村。王道ファンタジーでちゃんとつまらない(笑)

4話目 ☆


5話目 ☆
このぶつ切り感が、スマホゲームっぽい。

6話目 ☆


7話目 ☆3
こういう騎士の叙任とか、好き。

8話目 ☆


9話目 ☆


10話目☆2
まおゆう。マスケット試し打ちって、情報漏れるデメリットでかすぎだろ。銃に当てられるなら、頭撃ち抜けば良いのに。

11話目 ☆2
普通に考えて、ルーラが使える黒騎士は、アリエルをピンポイントで狙った方が良いよな。

12話目 ☆3
魔神、なんか変なの出てきた(笑) ラストバトル、めっちゃアッサリ(笑) んで、主人公死亡。って、生きてるんか~い。なるほど、悪魔としての復活。最終話にして、少し面白くなるという(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

オーソドックスなファンタジー作品

原作未プレイ 全12話

オルタンシア王国の王宮で突然王が人狼に襲われ死亡、周りの騎士たちが人狼に立ち向かう間、王女は落ち延び主人公の領地に逃げこみ見習い騎士と偽り暮らしていました。それから数年後、王国で起こる様々な出来事を描いた作品です。

中世ヨーロッパ時代のような世界、剣や弓などを武器としたオーソドックスな戦い、段々と真実が分かり終わったと思いましたが、お話は続くようですね。

お話はそれほど盛り上がらず、特に特筆すべきところはありませんでした。

興味があれば1話観て判断されるといいかもしれません。

OPはMY FIRST STORYさん、EDはまふまふさんが歌っています。

最後に、配役は?がつきますが、ゲーム原作とあって声優陣は豪華でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キモチいいくらい王道のRPG作品

キモチいいくらい王道のRPG作品。
しかも、こういう作品が嫌いじゃないからついつい見ちゃう。
だけど、間違いなく数年後にはストーリーを忘れているだろうなぁって、自信がある(笑)。
そのくらい、テンプレな作品。

第8話。次々と現れる仲間たちに感動する回。
ここが一番の見所。





って思っていたら、最終話のラストで『ええっ!!』ってなる。
ここにきてこのオチか!!って。

しかも、ここで終わりだから始末が悪い。
この後どうなるの!?ってなっちゃう。

なんて作品だ(笑)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13
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