東京で高校生なおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの東京で高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の東京で高校生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.8 1 東京で高校生なアニメランキング1位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1762)
8264人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全話視聴完了。総評的な物も。

原作既読(単行本にて)。
何だかんだで、久米田先生の作品とは縁(?)があるようで、楽しく読ませて頂いております。
というか・・・どういう経緯で読むに至ったのか思い出せませんw 多分久米田先生&ヤス先生の組み合わせの「意外さ」だったかと・・・w

総評的な物
{netabare}
・1クールで終わってしまうのが、とても残念です。元々放送前から期待していたタイトルだったので尚更です。
・基本、時事ネタ・社会風刺・パロディ・ブラックジョークで会話を転がす、ギャグ(と書いてしまってよいのでしょうか?)作品。
・ネタの詰め込み度が高く、範囲も広い為、笑える・笑えないが視聴者によって異なってくる作品ですね。
・ネタ元を調べたりするのが結構楽しかったです。
・雑学や時事ネタ、地理的な物まで、色々知ることができて楽しかったです。
・放送時期の関係上、結構シャレにならないようなネタも多く。「本当に大丈夫か、このアニメ」と何度思ったことかw
・画的には・・・特に荒れるでもなくクール通して安定していたと思います。スタッフさんが頑張っていたのでしょうが、録画画質とモニター性能のせいで、全て汲み取れないのが残念です。
・当初懸念していた声優さんについては問題無く。慣れもありましょうが、違和感無く聴いていられました。
・個人的には佐倉さんと後藤さんに拍手を。
・Q:OPとED、どっちがすき? A:つまんねーこと訊くなよ。断然OPですw
・2期があるなら、是非視聴したいです。 
{/netabare}
{netabare}
13話鑑賞後-----------
最終話も、かなり笑わせてもらいました。
マイナスかな?と感じたBパートが勿体無いです。

ウザンヌさん、確かにウザいw ウザさ全開w そして見事に演じ切った新○さんが素晴らしい。
OPを丸っとパクった辺りは、本当にヤバかった。
アニメ観て「腹を抱えて」レベルの笑いは、本当に久しぶりです。

Cパートも、終には自虐ですら無いような展開で。アニメ化どころか円盤化すら否定する始末w いや本当に発売中止とか、困りますよ?w

唯一不満はBパート。
ここ数話に比べて、インパクトにもキレにも欠けていたように感じました。12話が六本木ネタだったのが対照的で、そんな印象になってしまうんでしょうか。記憶に残ったのはウザンヌさんくらいか・・・w

「お後がよろしいようで」の意味・由来、今回初めて知りました。「=オチ」みたいな表現かと思っていたんですが、なるほど。

12話鑑賞後-----------
前回のフリの通り、巨大門松からスタートw

このアニメ観て、初めて知ることがかなりの数になっています。社会風刺やパロディなどがメインな作品だと思いますが、雑学っぽい方面でもお気に入りタイトルです。
今回で言えば、「羊が一匹~」「縁起の良い夢4位~」など。
何気にガンちゃんと苦来さんの博識?っぷりが目立っているかな~と。

Bパートは相変わらずの首都ネタ。
ママン怖いw
ヴェルファーレは懐かしい響きですね。名前の由来は初めて知りました。

Cパートは・・・。
クールビズというより忍者。というより新手の風俗?w

11話鑑賞後-----------
残りあと数話と考えると、かなり寂しい気持ちになります。
今クールの軸タイトルの1つでしたのでw

スク水のネタ、やっちゃいましたね~。某知事とは違った方向性で、やらないネタだと思っていたんですが。
水着の2人(以上)羽織って・・・やっぱシュールですね。

武蔵境ってどこかで聞いた単語だと思ったら・・・以前にネタにしてましたね。10話でしたっけ?
J.C.STAFFさんのホームなんですね~。
武蔵~のネタもやってましたね~。
関東圏に住んだこと無いので、さっぱりわかりませんw

久しぶりにノッポさんとゴンタくんを思い出しました。
しかし・・・わかる世代が若干高くないですか?w
(一応調べてみたら・・・再放送されてたんですね)

日本獣医生命科学大学卒業の漫画家さん・・・意外な方でしたw

ツリー惨事。確か先週虫歯予防週間のネタが・・・w

どうするとその巨大ツリーが廊下を通るのだろうか?w 原作の時はそれほど気にしなかったのですが、アニメ化されて俄然興味が出てきました。

そして次回予告が意外にもマスクの人w

10話鑑賞後-----------
仁丹ってw 名前は知っていますが、実際手にしたことはないです。

外交問題は現在かなりタイムリー過ぎて、色々ギリギリな気が。

「愛天使伝説ウェディングピーチ」・・・正直一度全話観てみたいタイトルだったりします。どこかにレンタルDVDとか無いものでしょうか。

チャンネルとか製作局とか製作会社とか、どこかの軽音部って、もう具体名出しちゃっても良いんでは?w

歌舞伎町って歌舞伎劇場無いんですね。
灰皿装備の流血男の群れにはさすがに吹きましたw

6月4日虫歯予防週間ネタ・・・って、本当に季節感の無い番組だな、とw

放送当初はネタにキレ・尖り具合が足りないと思っていましたが、回を重ねる毎に色々ギリギリになってきました。大変失礼なことを書いてしまい、すみませんでしたw

9話鑑賞後------------
8話のコメントはまとまらずに9話まできてしまいました。

今回も色々具体的な例(シルエットとかw)出てきて、色々大丈夫なのか?と心配になります。 久米田先生のこういうところ、好きなんですけどねw

結構長く蒙古斑ネタで弄られるマリーさんですが・・・そう「尻」連呼すると、むしろこのアニメが「尻アニメ」と呼ばれることにw

動物園ネタでは、皆さん髪型変わっていて新鮮でした。
レッサーパンダの「レッサー」の意味を初めて知りましたw
「ネット怖い」の件は・・・妙なタイミングなので、逆に深読みしてしまいます。

国民的アイドルって・・・そっちなんですか?w(注:僕はどっち派でもないのでw) 5人足りないってw

マスク役の悠木さん、何だかんだでやっぱり分かりやすい声してるな~と再認識。

6、7話鑑賞後-------------
・6話
この回は・・・色々具体名出てましたけど、大丈夫なんでしょうかね~?w いえ断然コンポタ派ですけどもw
「まんがたいむきらら」とか・・・「五日性~」つながりでしょうか・・・?

後は・・・祝・丸京さん復帰。
じゃなくて。これはほぼやらないだろうと思っていたネタがアニメ化されていて驚きでした。銀河連邦太陽系知事選ネタ。元総理が・・・「ふうせんかずら」さんとカブるのは何故でしょう?w
生徒会長いっぱいいましたね~w
・7話が
築地の話は面白かった。何が?と訊かれると返答に困るのですが・・・雰囲気的にといいますか。
吉野家一号店の話は為になりました。

4話鑑賞後----------------
前回「もっと際どく」と書いた身ですが・・・4話については何の不満も無く観れました。

マリーさんの扱いが酷いですね~。特に丸京さんw 手寅さんの言ってることも酷かったりするんですが、一発も手を出されていなかったり。

苦来さんの胃の中に入っているのは・・・何でしょうか?w

コスプレしてる?方々、いろんな作品のキャラと思しき姿がみられましたが・・・。殆ど(確認とれないのもいたので一応)はJ.C.STAFF製なんですね。何気に釘宮さんのキャラが多かった気がします。
 
3話鑑賞後----------------
いよいよマリーさんが弄られキャラとして確立し始めましたね。

2話からですが、苦来さんが良い味出してきてるな、と。後藤さんGJです。

色々ハードルはあることと思いますが・・・もうちょっと際どく、原作通りにネタ展開して欲しいかな?と思える部分がチラホラ。3話なら「真田小ZOO」。
いえ・・・諸事情あるんでしょうけども・・・。

前回のタワーネタ、今回の雷門ネタと・・・どちらもご当地?ネタなんでしょうが・・・地方住まいの身としてはイマイチ盛り上がりに欠けるかと。原作にあるネタですか?

第2話鑑賞後-----------------
OP曲がいい感じに脳内を侵食し始めましたw

30分の枠が3つのパートに分かれてしまうのは・・・絶望先生辺りからの流れでしょうか?w

キャラデザは「とらドラ!」と同じ方だと思いますが、個人的には今回の方がヤス先生に近く(というのも何ですが)自然な感じます。
・・・そういえば「とらドラ」途中で止まってるな、と。

今回も楽しめたと思います。極端にバカ受けするポイントは多くないかもしれませんが、やっぱり好きです、こういうネタの転がし具合。

マスクの人がごく自然に参加してましたが・・・w
東京タワー、スカイツリー、スカイタワー・・・分かりませんw

EDはモモクロですよね?

第1話鑑賞後-----------------
う~ん・・・期待通りなのか、まだコメントし辛い感じです。
詳細な感想はもうちょっと観てからでw

手寅推しな展開だったなぁ、と。
北とか西とかに向かって「返せ~」はw タイムリーなネタですけどもw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔梨威~木胡桃~手寅~丸京~苦来

大好きな作品がまた1つ終わってしまいました・・・
放送当初は全く期待されていなかったこの作品ですが、放送後は結構な勢いで支持を集めていたような気がします。


結局のところ何が良かったかって言うと、キャラのイメージがすごく分かりやすく、CVもまさにピッタリってとこだったと思います!
他にも、OP ED共に作品にピッタリでしたし、アウトって言うぐらい危険なネタも面白かったです!


ピンポイントな話になりますが、最終回のラストのシーンはすごく印象的で感慨深かったです。


是非、2期をやって欲しい気はするんですが、こういうギャグアニメは2期でこけるパターンがあるので複雑な気持ちかな。(決まったもいないのにねw)


本当に面白かったよ~ "じょしらく"











10話感想 {netabare}


どこまでアウトなネタやれば気が済むんだ!?ぐらいアウトネタのオンパレードでしたw
じょしらくは本当に笑ってしまう数少ないアニメ作品ですね。

もう言うことがないぐらい大満足の作品なんですが、この最高のアニメを作ってくれている関係者の皆様方には感謝の気持ちでいっぱいです。

今後もアウトなネタとか危ないネタで攻めてもらえると突っ込みどころ満載で楽しいと思うので、今後も期待感たっぷりで見ていきたいかなと。


最後に、今期最も面白いのは間違いなく"じょしらく"です!!!{/netabare}

9話感想 {netabare}

もうここまできたらナンバーワンといっても良いんじゃないかと思ってきました。
そのくらい本当に面白いアニメなんです!


実際、今放送中のアニメで評価が高いのはSAO,氷菓,TARITARIなどですが、注目度があまり高くなかったこの作品がこれだけ面白いのはすごいこと。


ここまでユーザーの期待を大きく上回ってくれた作品はじょしらくが1番だと感じています。
言ってしまえば、原作で評価が高かったり、人気製作会社がどうこうっていうこともなく 純粋にアニメ化された作品で、この上方修正はお見事!


そういった意味で"じょしらく"がナンバーワンにふさわしいかと思います。



9月に入り、残り数話となってきましたが、最後までたっぷりと楽しみたいですね。 {/netabare}

8話感想 {netabare}


非常に"じょしらく"感が凝縮されていたのでは?と思わせる素晴らしい8話でした!


3編とも面白いのは久しぶりだったかもなんておもっているぐらい。
まだ見たこと無い人で見る気があるなら8話を見ればTHEじょしらく を見ることが出来るのではないかな。
8話で合わないと思ってしまったら基本ダメだとも思いますが、、。


毎週いい気分転換というか、他のアニメとワンテンポの違いがすごく良い。リフレッシュできるね!

終着点はハッキリ言ってありません。だけど全く憎めないこのアニメは最強。{/netabare}

7話感想{netabare}

人気順的にはこんな感じではないでしょうかね?(笑)

いじられ まりい。
腹黒 きぐ。
あぶない くくる。
オールマイティ がんきょう。
強運 てと。


このアニメは やっぱり4コマ漫画じゃないですけど そういった短編的なストーリーが面白いです!!
前回みたいな、引きずった感じの話はイマイチ面白みに欠けましたし 停滞感があった。(6話視聴後、これはやばいと真面目に思ったぐらい)


しかし、7話の"じょしらく"は らしさ全開の面白い話で大満足です!最後の放送話まで是非ともこのペースでいってもらいたい。

変に色気出したりしないで、このじょしらくペースで、人気が出てくれたらうれしいですね。 {/netabare}

6話感想 {netabare}

ここまでの5話は全く非の打ち所がないぐらい素晴らしい出来(期待をはるかに超え)だったのですが、、、

6話は意味がわからなかったですね・・・・。


まず5話最後、がんちゃん卒業っていう軽い感じのノリで終わったんですが、それがまさかまさか6話全てを使ってのアフターケアとは。

しかもアフターケアにもならず、結局何も生み出せなかったって言う点もかなり不満。加えてネタにするにしても面白みに欠けたし、安っぽい感じはファンの私としては痛々しかった。

他にもエビゾー、まりいさんの尻など使いまわし感が否めないのも残念ですね・・・・。

これは停滞と言ってもいいのかもしれない?


はちゃめちゃで面白いことをするのは全然良いんだけど、今回みたいに引き継ぐなら、それに答えるぐらいのしっかりとした話にしないと!

じょしらくって分離している短編小説感がいいんだから、こうやって引き継ぐのはどうなんでしょうかね?



正直6話は、最悪でした。
{/netabare}

5話感想 {netabare}

全く、この子達の話には毎回楽しませてもらってますw
どっからその話は出て来るんだよって。

前回最後のウサギの話。
結局12短編の中で最も意味不明な感じで終わったと私は思っていたんですが、今回はそれを挽回できるぐらいの面白さだったなと。


この作品の特徴として、唐突も無く第3者が乱入してくることがありますが、私的には第三者に頼って欲しくないと思っています。

もちろん想像妊娠回の最後に救急隊が来るぐらいなのはいいですが、完全に第三者に頼っていたウサギ回や最終的にオチを持っていった宗教子供の撲殺まがいの回とかは ?というか5人のよさを持っていかれている気がしてならない。

5人の駆け引きの中で第三者のネタを挟むのはけっこうですが、第三者に頼るのはNG!!

次回以降もそういった当たりに注目していこうかな。
{/netabare}

4話視聴 {netabare}

本当に面白いですね、この作品は!
各キャラの個性も髪の色だけでなく、しっかりと根付いているのがよくわかります。

マリーさんはリーダー格ではあるが、俗に言ういじられ役でありながら自分でもつっこむっていうw

ガンちゃんは冷静に分析しているように見せつつマリーさんにはパンチを浴びせるなど危険な存在。

テトラさんは 本当に冷静な判断を下すけどなぜか強運持ち。ただ唯一踏み込んだキャラでないかな。

きぐるみ ちゃんは一番可愛げがあるし唯一の未成年ということだけど、実は腹黒っていうねw

くくる さんは根暗なようで結構可愛い格好したりもするんですよね。一番の個性派!


ここまで見ていると色々出かけたりした中で話題が変わっていくんですが、服装が1度も同じのがない。

この辺が1話づつ新鮮味を持たせてくれる要素なのかも。
如何せん今一番注目の作品であることには間違いないでしょう!!
{/netabare}

3話視聴 {netabare}

もうこのアニメは素晴らしいというか前評判よりもはるかに上をいっていますね。今後も更に評価が上がっていくんじゃないかと思います。

そしてタイトル通りなんですが4人が20歳以上だったとは驚きですw
ビールだったり、4人の高校生活の場面だったりをみると確実ですw

まあそれはいいとして今回も良く喋っていたし、まさかの20歳超えでこの可愛さ・・・・斬新なアニメです(笑)

最後に チョコレートのくだりからの海老〇は・・w
{/netabare}

2話視聴 {netabare}

2話でわかったことは、予想以上に面白いということ!!
こんなに会話で面白いとは・・・さすが落語?なのかな。

634(武蔵)ってなんだよ、小次郎どこだよってw
タワー評価からのツリー批判の下りはものすごく面白かった!
まさかこんなにも面白い作品とは驚き。

他にも随所に笑いがあふれていて本当に面白い!
こんだけ笑える作品は久しぶりだ。
毎週見ないといけなくなりそうです(笑)

あと、前回も言ったんですが、制服姿の5人も見てみたいな~{/netabare}

{netabare}こういう言葉遊び的な作品で有名なのはやはり物語シリーズだと思うのですが、この"じょしらく"もどうやら言葉遊びの作品のようですね。
落語ということでそれはそれで当然のような気もするのですが、それにしても良く喋っていたな~っていうのが1話の素直な感想ですね。

ところでこの立ち絵の制服姿の場面での登場はあるのでしょうかね?今のところ来週も制服って感じじゃないみたいですし。

まああんまり前評判は高くない感じのアニメなんですけど、この言葉遊び感は見ていて新鮮ですし、それほど多い種類のアニメでもないので是非今後も見ていけたらいいな。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【制作】
J.C.STAFF
【CV】
蕪羅亭 魔梨威 - 佐倉綾音
防波亭 手寅 - 山本希望
波浪浮亭 木胡桃 - 小岩井ことり
空琉美遊亭 丸京 - 南條愛乃
暗落亭 苦来 - 後藤沙緒里
{netabare}
※久米田先生原作の落語漫画。なのに落語してるシーンがない。
基本、楽屋でのガールズトークを楽しむアニメ。
アニメ版ではBパートで都内の観光名所巡りしてる。

これはもう、1話のラスト「返せー!」でヤラレたw
放送しちゃっていいのか?コレwすっげー冒険だw
そして…主人公は本当に手寅なん?魔梨威さんじゃなくって??
{/netabare}
ここから先はネタをネタとして見れる人、もしくは笑点メンバーしか見てはいけない。
{netabare}
『じょしらくのメンバーに大喜利をしてもらいました』

※本編であまりにも落語してなかったので、勝手に創作してみましたw
(落語なんぞ知らない、素人が考えたネタなのでクオリティはお察しください)


歌〇 「本日もやってまいりました大喜利のお時間。司会は私、桂歌〇が務めさせていただきます。」

歌〇 「それでは第一問。大喜利の基本、謎掛けで行ってみましょうか。」

魔梨威「つまんねーことさせるなよ!」

歌〇 「??」

魔梨威「あ…お約束かなーと思って…歌〇師匠、目が怖いっす。。。」

歌〇 「山田くーん…じゃなかった、マスクの人ー!魔梨威さんの座布団1枚持っていって!」

歌〇 「…それでは気を取り直して…できた人から挙手でお願いします。」

手寅 「はい!ととのいました。」

歌〇 「お、はやいですね。では防波亭手寅さん。」

手寅 「それでは…現在の日本の政治とかけまして。」

歌〇 「日本の政治とかけまして?」

手寅 「座禅の修行…とときます。」

歌〇 「そのこころは?」

手寅 「どちらもメイソウ(迷走/瞑想)してるでしょう。」

歌〇 「安部内閣も解散ですし、最初にふさわしい綺麗なネタですね。マスクの人、座布団1枚持ってきて。」

歌〇 「次、木胡桃さんお願いします。」

木胡桃「私もテトちゃんに続いて、政治ネタでいかせていただきます♪」

木胡桃「今回の解散総選挙とかけまして…大阪のおばちゃんとときます♪」

歌〇 「選挙とかけて、大阪のおばちゃんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもヒョウ(票/豹)を集めます♪」

歌〇 「上手いですね。なんで大阪のおばちゃんって豹柄あんなに好きなんでしょうかね。…次、出来た方は?」

木胡桃(…チッ、座布団ナシかよ…)

歌〇 「苦来さんができているようですね。お願いします。」

苦来 「…私、暗落亭苦来とかけまして…考え中のお題とときます…。」

歌〇 「そのこころは?」

苦来 「…なんか…オチツカナイ(落ち着かない/オチつかない)んです…。」

歌〇 「そんな精神不安定だと、また黄色い救急車に乗せられちゃいますよ?」

苦来 「…そしてクスリ(薬/笑い)が欲しいです…。」

歌〇 「薬はあげられないから、座布団で我慢してください。覆面さん、苦来さんに1枚持ってきて!」

歌〇 「…それでは次、空琉美遊亭丸京さんお願いします。」

丸京 「はい。隣に座っている魔梨威さんの蒙古斑とかけまして、売れっ子小説家とときます」

歌〇 「まだ蒙古斑あるんですか。…そのこころは?」

丸京 「どちらもカクシゴト(隠し事/書く仕事)です。」

魔梨威「はい!はーい!」

歌〇 「蕪羅亭魔梨威さん、どうぞ。」

魔梨威「丸京の胸とかけまして、調味料とときます。」

歌〇 「…そのこころは?」

魔梨威「どちらもパッと(パット/擬音)入れます。」

全員 (パット入れなきゃいけないほど貧相なのは魔梨威さんの胸じゃ…)

丸京 「できました!」

歌〇 「丸京さん。」

丸京 「法廷とかけまして、この赤い人とときます。」

歌〇 「法廷とかけて魔梨威さんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもよくハンケツ(判決/半ケツ)だしてます。」

魔梨威「ぐぬぬ…。このバイオレンス眼鏡め…。」

歌〇 「…おーい!マスクの人!!丸京さんと魔梨威さんの座布団、全部持って行っちゃって。」

歌〇 「2人共少し反省してなさい。…気を取り直して、波浪浮亭木胡桃さん。」

木胡桃「はい♪お酒しかない飲み会とかけまして…」

歌〇 「かけまして?」

木胡桃「そこの蕪羅亭魔梨威さんと空琉美遊亭丸京さんとときます♪」

歌丸 「ほうほぅ…そのこころは?」

木胡桃「ツマミ出してください♪」

歌〇 「こりゃあ上手い!…いいオチが付いたところで、今日の笑点この辺でお開きにします。ありがとうございました。」

木胡桃(…チッ、だから座布団よこせよ…)


…笑点ファンの方、じょしらくファンの方、申し訳ありませんでしたw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

85.3 2 東京で高校生なアニメランキング2位
となりの怪物くん(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2540)
13602人が棚に入れました
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。

声優・キャラクター
戸松遥、鈴木達央、種﨑敦美、逢坂良太、寺島拓篤、花澤香菜、中村悠一、樋口智透、阿部敦、小野友樹、ささきのぞみ
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

<最終回まで視聴完了> いつもの彼ら いつもの日常

全13話ということで、1クールだったから仕方ないかもだけれど
最終回には最終回らしい感動が欲しかったっていうのが
真っ先に浮かぶ感想ではある。

何度もくっついたり離れたり、心は行ったり来たりだった雫と
思い返せば実は一途だった春の2人が、穏やかに笑えていれば
それで幸せなのかもしれないけれどね。
視聴者的には、もう一歩か二歩踏み込んでも良かった気がするし
なつめちゃんの告白も有耶無耶なままだし、
優山がなぜあれほどまでに春以外の人からも恐れられてたのか
描ききれていなかった。

これで終わってしまうなら、数話前のほうがよほど最終回に
ふさわしい内容だったと思うんだよなぁ・・
でも、これが彼ららしさだと言われれば頷ける部分もあって。
逆に、2期へ期待しちゃってもいいのかな?なんてことも感じたり。
あぁそうか、春と雫がどうなるかを描くのが目的じゃなく
何らかの問題をそれぞれ抱えた高校生たちが関わり合って
少しずつ「本当の友達」になっていく話だったのかもだね。
それならちょっと納得できる。

まぁ何だかんだ言いつつも、共感する想いや、
リアルな自分と現在進行形で重なる部分もあったりで
毎週楽しめたのだから良しとしよう。
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<9話の感想>

なつめちゃんが、春や雫たちを見てひとりで心配してるのが面白いし可愛い。
方向音痴の秀才ヤマケンは立ち位置的に、ライバルと言うよりは
協力者だと思っていたが、今後の動き方次第では、さらに面白くなりそう。
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<8話の感想>

文化祭、楽しそうだった。
学校舞台にした作品観ていていつも楽しみなのが文化祭編だったりする。
そんなことは置いておいて(笑)
やっと自分の本当の気持ちに気づけたらしい雫が
戸惑いながらも今後どういう変化を見せてくれるのか楽しみ。
一歩踏み込んだ内容で面白かったけれど、確かに悩むよね。
今まで友だちも彼氏もあえて作ってこなかった彼女なのだし
自分に素直になりたくても怖いから、再び勉強に逃げ込む。
それは彼女にとって、勉強が将来の夢を叶えるためという以前に
心の鎧であり、自分の居場所だからなんだろうね。
でも、今のままじゃ、一途を通してきた春が哀れ。
じれったいけど両者の気持ちが痛いほどわかるので、見守ろう。
----------------------------------------
<7話の感想>

(仕事や勉強)>(恋愛)って決心を孕んだ距離って難しいよね。
このままどうなってもアリっていうのとは全然違うから。
難しいというのは自分だけの想いと決心だけで成り立つわけではなく
相手にも想いや考え方があるからね。
両者とも同じ意見なら問題ないのだけど・・
影響力の強い相手だったり、自分の中に少しでも迷いがあれば
足元をすくわれてしまう。
「こぼれた水は戻らないから大事にする」のか「鉄は熱いうちに溶かせ」か。
{netabare}
答えが決まってるのに期待させるのは良くないって言って
勉強を優先して打ち込む雫にはすごーく共感するものがあるけれど、
進展させなくても、傍にいられる喜びを楽しもうとする春の気持ちも
ものすごーーくわかる(笑)
{/netabare}
で、ここで第1話を思い返してみると、2人とも人との距離感や態度が
随分変化したよねぇ。互いの影響力たるやすごいものがあることは確か。
彼氏彼女の関係にならなくたって、同等の影響は与え合えているのだよね。
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<6話の感想>

原作読んでいないからわからないのだが、
2人が無事相思相愛を認め合って、ちゃんとつきあうっていうのが
ラストではないような気がしているのだけれど違うのかなぁ?
それまでの間に紆余曲折、一進一退を繰り返しつつ、
でもそれだけで終わってしまったら平凡だし。
底が見えそうで見えないラインを保ってる感覚。
純朴通り越して鈍感な2人なのに妙な部分が敏感で、なんだかおかしい。
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<5話の感想>
{netabare}
春がお兄さんを避ける理由、お兄さんの言い分が判明。
でもまだ何かありそう。
そして前回から登場している新キャラの女の子。
学級委員だったんだね。すごくわかりやすいタイプ。
彼女の気持ちに雫がいち早く気づいた模様。 {/netabare}

次回からしばらく「起承転結」の「転」突入かな?
-------------------------------------

<4話の感想>

春のブレイクが可笑しかった。
可笑しかったけど、人間の印象は笑顔ひとつで変わるんだ
ってことだよね。と、あらためて思った。
雫の家でスイカ割りしてる時、彼女のタンクトップが
グリーンと黒のボーダーで、それはまるでスイカみたいで、
なんとなく、彼女の心をだいぶ開いたのを揶揄してる気がした。
それにしても春の兄弟関係が気になる。何があったんだろう?
-----------------------------------

<3話の感想>

人物が増えて話に奥行きが出てきた。
春も第一印象からすると随分落ち着いてるし
雫の微妙な心の変化もわかりやすく描かれていると思う。
個人的な好みを言ってしまうと、雫のモノローグはもう少し
抑え気味にして、仕草や表情(頬を赤らめる以外で)心理描写を
してくれるともっと好きな作品になる気がするのだけどね。
でもコミカルに描きたいようなので、これはこれでアリかも。

ところで・・・
{netabare}
新しく登場した優山くんって、春にそっくりだったから
たぶん兄弟なのだろうけれど、春になぜあれほど避けられているのか
雫との恋愛の行方なんかより気になった(笑)
しかも声が中村悠一さんではないか~
今後の楽しみが増えたw
{/netabare}
---------------------------------------
1話はさすがにハイテンションで、一時はどうなるかと思ったが
実際あそこまではいかなくても、春や雫に近い人っている。
頭に思い描いたことが即座に行動に出てしまったり、
相手がどう思うかより自分がどう思ってるかだけで物事を進める人も、
頭に何か浮かんでも自分には無関係、と冷静かつ冷淡に遠巻きでいる人も
結局は、人間関係においての距離感をうまくコントロールできずに
心の殻に閉じこもってしまうタイプ。
だけど、そんな人にも理解者とみなせる相手が現れた場合は
自分を変えていけるほどの影響力があるわけで・・・

まだ2話までしか観ていないけれども、この作品はおそらく
そういう部分を友情や恋愛を絡めながら描いていくのじゃないかなぁ?
それに春も雫も本当はすごく優しい子っていうのが観ていて心地良い。
周囲からはいろいろ誤解を受けやすいタイプかもしれなくても、
真剣に怒ったり、純粋な涙をこぼしてみたり、優しく微笑んだり
顔を赤らめ照れてみたり、そんなふうにコロコロ変わる表情が、
とても素直でいいなと思う。

とりあえず、このままベタベタアツアツモードになるのではなく、
乙女な想いを自覚した雫が今後しばらくは
振り回されるのだろうけれど
まだまだ面白く個性豊かなクラスメイトが登場しそうなので
今後も引き続き、楽しみに見守っていこうと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 88
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Q&A リサイタル!の印象強い

不器用な女の子と不良?少年とのラブコメみたいなやつ。時折、ドキドキさせられて面白かったけど、その時は原作が終わってなかったからしょうがないだろうが最終話が個人的に謎すぎていまいち評価しにくい。

{netabare}勉強できて滅茶苦茶けんか強いっていうのは凄い。そんな春のキャラクターをあまり好きにはなれてない。{/netabare}

なんかOPの印象は凄く残っているけれど、内容のインパクトはそこまで強いというわけでもなさそう。

OP
Q&A リサイタル! 歌 戸松遥
ED
White Wishes 歌 9nine


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. となりの吉田くん
となりの席の問題児、吉田春にプリントを届けたことがきっかけで、友達認定をされ懐かれてしまった水谷雫。目標のため、他人に構わず勉強一筋で過ごしてきた雫は、春のペースに巻き込まれたじたじ…。そんな2人の前にヤマケン達が現れる。春のことを友達だと言う彼らの行動に対して、正直に思ったことを口に出した雫だったが、その言葉に春は怒ってしまって……!?

2. 変
ニワトリを拾ってきたり、急に逃げ出したりする春の奇行には慣れてきたものの、露骨なアプローチにどう対応していいか困り果てる雫。しかし、一緒に過ごす中で確実に春を意識していると気付き始めていた。そんなある日、下校途中に同じクラスのあさ子から勉強を教えてほしいと頼まれる。事情を知った春は、あさ子に勉強を教えることになったが、勉強会での2人の様子を見て、雫は思うところがあるようで……。

3. やっかい
正直に自分の気持ちを伝えたのに、春からの思いもよらない返事に戸惑う雫。そんな雫をよそに、春が拾ったニワトリ「名古屋」を学校で飼うことが決まり、あさ子、ササヤンと共に鶏小屋を作ることになった。休日に集まった4人はホームセンターへ向かうが、そこでヤマケン達と再び遭遇。予期せぬ再会に逃げ出す雫だったが、ひょんなことから一緒に鶏小屋を作ることになり……。

4. 夏ブレイク
相変わらずクラスメイトから怯えられている春。しかし、雫からのアドバイスを実行したことにより、女子達の間でまさかの人気急上昇!!そんな状況下でむかえた球技大会当日、春は女生徒が上級生に詰め寄られている現場に遭遇する。割って入ったことにより絡まれてしまい、キレた春は相手に殴りかかるが、気が付くと周囲は距離を置くように春を見ていて……。

5. 吉田くんちの事情
春の中学時代や、実の兄・優山の話を聞いた雫は、その話題になると“詮索するな”と言う春に、どこまで踏み込んでいいのか思いあぐねていた。そんな時、ふたりの前に突如現れた優山は、雫に用事があると言い彼女を連れ出す。一方、一瞬にしてその場から逃げ隠れた春は、偶然居合わせた球技大会の一件で見知った同級生・大島に優山の様子を探らせるが……。

6. 彼女達の憂鬱な日々
優山との話し合い以降、春を失いたくないと自覚した雫。しかし、思わしくない模試の結果や、急浮上した大島の存在に動揺を隠せない。ある時、大島を巻き込んだある作戦会議の場で口ゲンカしてしまう雫と春。それをきっかけにして話し合いを始めたふたりだが、どうにも会話がかみ合わない…。間で聞いていた大島は、その状況にやきもきして、ついにはあらぬ事を咆哮してしまう。

7. 2人の距離
自分の気持ちの整理をつけた雫と、雫への想いを自覚した春。すれ違ってしまった気持ちにへこんでいた春だが、大島との会話やあさ子の喝により、昔ある人に言われた言葉を思い出し、改めて雫に告白する。雫の答えは決まったものでも、気持ちが溢れてしまった春は、いつも以上に雫に付きまとうように…。そんな中、松楊高校では文化祭の準備が着々と進んでいた。

8. おいでませ!松楊祭
雫は文化祭に遊びに来て迷子になっているヤマケンと出会う。彼を案内しようと連れ出すがふたりが一緒にいたことを知った春は不満を隠せない。そのころ、春の知らぬところでは文化祭を満喫している優山と、それに付き合わされている満善の姿があった。

9. 0と1
朝、雫が目覚めるとなぜか自分の部屋に春の姿が…。話しをするうちに、父・隆司の店がまた潰れたと知った雫は、最初こそ驚いていたものの冷静に店の整理をし始める。追い出された春は勉強会に合流。あさ子に聞かれ、雫との現状の関係を報告していた。

10. クリスマス
あさ子企画によるクリスマス会が開催されることになった。買い出しに付き合う雫は、最近、いつも以上に自分の傍で怯えるように周囲を警戒する春に、伝えたいことを言えずにいた。そして、店でヤマケン達とばったり再会する春、雫、あさ子。警戒心むき出しの春はヤマケンにパーティー参加拒否を付きつける。その理由が雫に惚れているからということをみんなの前で言い放ってしまい…!?

11. 山口さんちの賢二くん
ヤマケンこと山口賢二は、自らをエリートと言い切る自信家。予備校の冬期講習に雫と一緒に通うことになり、さりげなくアピールしようとするも、プライドが邪魔して素直に自分の気持ちを表せないでいた。一方、雫はヤマケンからのアドバイスで春に向き合う決心をしたのもつかの間、春はヤマケンの存在を意識しすぎて……。

12. 年は暮れゆく
みっちゃんへの想いを自覚し始めたあさ子は、本人とうまく話せないことをササヤンにこぼすと、“好きだからでしょ”と一刀両断。否定をしつつも、恋心は大きくなるばかり…。冬休みに入り、いつもの様に雫たちに会えない日々が続いていたが、ある電話で寂しさが爆発したあさ子は水谷家にお邪魔することになり!?

13. 春遠からじ
みんなで迎えた騒がしい年明けも終わり、平穏な日々が戻ってきた。雫は元旦以来会っていない春を気にかけていると、突如部屋の窓から春が現れた!異様な格好をしている春は、何か“さがしもの”をしているらしいが……。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

(2期、3期希望)ジェットコースター感覚の恋愛模様――キャラ配置の妙、美しい作画にまいりました。

あー、続きが観たい。
放映と並行して追いかけてから時間が経過して、さらにその思いが強くなってきました。1クールの限界だったのですね。

わたしにとって、文句をつけようがないほどすばらしい(前半)でした。作画は好みというか、びっくりするほど。主役ふたりのキャラデザ最高。

本作については入れ込みが強すぎるので未だに冷静になれません。よって、断片的に記述していきます。

■冒頭から;自分の中で傑作になりそう。いきなりはまってます。(結果、そうなりました)

恋愛物が好きな方には特におすすめしたいし、ぜひ一度ごらんください。やめるのはいつでもできますから。捻りのある恋の話かな、と。

いい意味でのもどしかさ100%。いらいらします。どきどきさせてくれる序盤エピソードのいくつかで、となり怪物くん「ハル」君のすこし謎めいた生活がすこしづつがあきらかになってくるのです。

油断しているとヒロイン雫とハルの関係性の変化を見逃してしまいます。じっくりご覧になることをおすすめします。微妙な言動を集中することで味わえるかもしれません。

ヒロイン主人公・水谷雫(シズク)は、成績上位を維持することにに関心が強い、{netabare}2番あることには耐えられないほど屈辱を感じるし、全国レベル模試で、上位30位になったとことで満足しない上昇志向の強い女の子である。はっきり言って日本の大学で入れないところはないのだし、現実的にはアメリカの有名大に行けばと突っ込みたくなった。ごめんなさい。

また、勉強などしなくても学年トップの成績をらくらくとってしまうハルには{/netabare}複雑な感情をいだかざるをえない。うまい設定だ。また、この少しだけ不自然な背景設定を乗り越えてしまえ。物語はそれからだ。

そして、{netabare}ヒロインが奪われるいきなりのキッス、これは普通ないですよね。最近では当たり前のストーリーづくりなのかもしれませんがわたしには衝撃でした。物語のラストが冒頭で「解決」と。{/netabare}

その後、友だちと恋人の境界線のはざまでふたりの葛藤、少年期にありがちな心のズレが繰り広げられる。微妙なすれちがい、タイミングの悪さ、いつのまにかふたりを応援する立場になってしまう。

すでに、ここでハルとシズクに目を離せない。相性120%どこにも文句のつけようのない設定。

理想的ともいうべき背景処理のうまさ、パースも狂うことなく時間予算が限られた中で、よくここまでやっているとほんとうに敬服します。キャラクターデザインも同じく好みで、背景との関係や撮影処理、溶けこむように考えられた色彩計画もとてもうまくできています。

■ネタばれではないけど{netabare}散発的に

※はじまり

シズクが、始業式早々、先輩にからまれていた同級生を救うことで停学処分を受けたハルが停学処分あけになっても登校しないために、担任の依頼でプリントを届けることになる。理由は吉田くん隣席であるというだけで、特に必然というわけではなかった。

ハルは、真の友達{netabare}がいないことがを気にしている面が伺える。ハルもシズクをともだちとして気に入る。雫の存在はハルの心を溶かしたのか、しっかりと登校をはじめることになる。この変化を解くのは笑えるほどの{/netabare}ハルの友達願望がある。

物語は続くのだろう。アニメの句切りとしての終わらせ方も悪くありませんでした。最初の数話のもっていかれる感覚はなかった全体でしたが。

※過去を遡るシーン

うさぎの死に対する悲しみもなく、周囲から「ドライアイス」と呼ばれたものの、決して残虐性を持った性格でもないことが観る者には、伺える。彼女はアイスドールではなく、家族の事情などをくみとれるほんとうは優しい女の子なのだ。他の生徒、児童たちとは価値観と行動が異なるだけの話で、実は誠実な生き方をしているといえる。

ドライアイスとたとえられるほど冷徹なキャラクターように見せながら自分の立場がわるくなることを厭わず、ハルの「軽い友人たち」に思い切った反論、意見を伝えることのできる、勇気のある女性でもある。

もともとの彼女であれば、こうした変化は想像できなかったものだ。彼女は、ハルとの関係性の中で変化をはじめたのだろう。{/netabare}

そして、2人の感情に友情以上のものが芽生ことはたしかなのだが、導入話でいきなり{netabare}ハルはシズクにキッスをするなど、恋愛感情をいただいているのはないかとも思える行動に出る。やがてハルはきちんと登校を始め、シズクの助言で、他のクラスメートなどとの関係も変化し、人間関係が大きく変わっていくなかで、恋敵の出没{/netabare}などで、シズクの気持ちは新しいステージへの突入していくのであった。

やっぱり今後もアニメ化希望です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53

76.8 3 東京で高校生なアニメランキング3位
K(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1506)
8618人が棚に入れました
葦中学園高校の屋上で、シロこと伊佐那社は1匹の仔猫と共に昼食をとっていた。昼食後、クラスメイトのククリから学園祭の買い出しを頼まれたシロは街へと向かうが…!?
現実とは異なった歴史を歩んだ現代日本が舞台。7人の「王」それぞれの確執と、巻き込まれる少年の運命を、異能者バトルと共に描く。


声優・キャラクター
浪川大輔、杉田智和、小松未可子、津田健次郎、小野大輔、宮野真守、沢城みゆき、堀江由衣、櫻井孝宏、福山潤、中村悠一、佐藤聡美、梶裕貴、柿原徹也、飯塚昭三

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2期放送か劇場版公開後に「通して」見ると良いかも?

2012年10月 - 12月TV放送された。全13話。

7人組の覆面作家集団「GoRA」原作のオリジナルアニメ企画。
キャッチコピーは「キズナ」。

第13話(最終回)にて続編の製作が発表され、2013年5月26日
に劇場公開されることが発表された。詳細は#映画を参照。

設定&あらすじ。

パラレルワールドの現代日本を舞台に、7人の「王」の下へ
集う者同士の交流や超能力戦を描く、群像劇。

7人の王権者とその下に集ったクランたち。
第三王権者「赤の王周防尊」と、第四王権者「青の王宗像礼司」
がぶつかり合う。

極普通の高校生「伊佐那社」は"葦中学園高校"の生徒で、もう
じき始まる学園祭の準備の為に買い出しを頼まれたが・・

その途中・・赤いオーラを放つ男たちに突如襲撃され・・
絶体絶命の危機を、第七王権者「無色の王」の臣夜刀神狗朗に
救われるが・・狗朗はそんな彼に突如刃を突きつける。

「亡き主の遺命のもと、『悪しき王』を討つ!」

ありふれた幸せな日々に潜む違和感。少年の「日常」が崩れて
ゆく。「王」が背負っているものとは。

自分が自分でいられる大切な「居場所」を守るため、それぞれ
の意地とプライド、渇望と約束が火花を散らす。


感想。

主人公の声優がファイをショタっぽくした甘い小動物演技。
序盤は萌えと厨二とBLを患った様な意味不明の作風。

カラーギャング風の対立を一部の科学や人の能力が突出した
時代改変にファンタジー要素として加えたような作品。
カラーギャング風というならば「池袋ウエストゲートパーク」
の方が圧倒的に愉快痛快で、アニメならではの描写が弱い。

シュールな描写もシュールなタイミングでの音楽も多い。
猫の女体化で服を着るのが嫌いの裸美少女という無敵設定。

腐女子層を狙いつつ男性にも媚びて広い視聴層を狙った感は
あるけど・・全体的に詰めが甘くコミカル描写で笑いきれず
に、派手なバトルの割に起伏がなく散漫で中途半端な印象。

やや個性のある色使いや演出等や、表情他動きのある作画は
丁寧な感じはしたし綺麗かなと感じたけど活きてない感じ。
所々記憶があるけど再視聴する迄・・殆ど視た記憶が無い。

起承転結の「起」「承」だけ緩く描かれていて転結が無い。
ミステリー要素として咬み合わない描写が続く感じではなく
敢えてズレて咬み合わない微妙な空気感を演出した感じ・・

笑える描写が多い筈なのに微妙にずらし微妙な空気にする。
この作品だけ視ても物語の評価は難しく感じた・・

OP「KINGS」歌 - angela
ED「冷たい部屋、一人」(第2話 - 第5話、第7話 - 第12話)
歌 - ネコ(小松未可子)angelaによるプロデュース楽曲。
「Circle of Friends」(第6話)歌 - 十束多々良(梶裕貴)
「To be with U!」(第13話)歌 - angela

挿入歌
「いつかのゼロから」(第2話)歌 - angela
「レクイエム・オブ・レッド」(第13話)
歌 - 櫛名アンナ(堀江由衣)&赤のクランズマン

音楽にも拘りを強く感じるが・・

結局続編も未放送?制作状況も不明のまま。
劇場版も制作決定から2年経過・・一応2014年公開予定?

劇場公開に合わせて1期再放送や2期を考えてるのか??



伊佐那 社:浪川大輔
葦中学園高校生徒。17歳。周囲から「シロ」と呼ばれている。
お調子者の白髪の少年。何故か唐傘をよく持ち歩いている。

ネコ:小松未可子
いつも社と一緒にいる白い子猫。15歳。人化姿は美少女。
生来の特殊能力を持つ者=ストレイン。性格は猫そのもの。

夜刀神 狗朗:小野大輔
先代第七王権者「無色の王」三輪一言の家臣。俗称「黒狗」
剣術、体術、家事が得意。クール堅物な性格で一言を盲信。

赤のクラン・吠舞羅の主要メンバー

周防 尊:津田健次郎
第三王権者「赤の王」24歳。チーム・吠舞羅のキング。
仲間に絶大な信頼と敬意を置かれてる。寡黙だが情熱的。

草薙 出雲:櫻井孝宏
吠舞羅のNO.2。赤のクランズマン。「BAR HOMRA」マスター。
26歳。十束と共に吠舞羅の最古参で、頭脳担当。京都弁。

十束 多々良:梶裕貴
吠舞羅のNo.3。赤のクランズマン。人見知りしない性格。
周防や草薙と並ぶ吠舞羅の初期からのメンバーだった。

櫛名 アンナ:堀江由衣
赤のクランズマン。11歳で吠舞羅のマスコット的存在。
無口で人形のような少女。我慢強く、健気な性格。

八田 美咲:福山潤
赤のクランズマン。19歳で短気な吠舞羅の切り込み隊長。
通称「ヤタガラス」仲間思いの性格で周防に傾倒している。

鎌本 力夫:中村悠一
赤のクランズマン。20歳。草薙、十束に次ぐ古参メンバー。
八田の昔馴染み。一見強面だが情に厚い質で面倒見がよい。


青のクラン・セプター4の主要メンバー

宗像 礼司:杉田智和
セプター4室長。第四王権者「青の王」24歳。銀縁の眼鏡男。
理知的な風貌で、物腰は穏やかだが慇懃無礼な性格。

淡島 世理:沢城みゆき
セプター4副室長。22歳。セプター4のNO.2で冷徹なタイプ。
上司である宗像には純粋に敬愛の念を抱き、忠実な右腕。

伏見 猿比古:宮野真守
セプター4のNo.3。19歳。黒髪に黒縁眼鏡。
常に怠惰で覇気がなく不遜だが仕事の処理能力は高い。


常に怠惰でやる気のないそぶりを見せ、上司に向かって舌打ちをするなど態度がいいとは言えないが、

秋山 氷杜:高橋孝治
年齢は25歳。青のクランで最初に抜刀する隊員。
サーベル名は「垂氷」真面目で控えめな性格。


葦中学園高等学校

雪染 菊理:佐藤聡美
社のクラスメイト。生徒会メンバー。17歳。優しい少女。
変人であっても気にせず自然体で接することができる。

因幡 澄香:佐藤奏美
菊理の友人。一見常識人だが、挙動が少々謎めいている。

三科 草太:清水一貴
社の友人。エロス映像好き。死語を頻繁使う「お調子者」

日向 千穂:内田真礼
葦中学園生徒会会長。凛々しい性格。

浅間 桜:山本希望
葦中学園生徒会役員。会長に心酔している。

校長:加藤清司

教頭:佐藤友啓


王権者とその関係者

アドルフ・K・ヴァイスマン:柿原徹也
第一王権者「白銀の王」で天上の監視者。都市伝説的存在。
巨大飛行船ヒンメルライヒ号を属領としている。
元ドイツ軍・ドレスデン石盤の研究を担当する研究所主任。
 
國常路 大覚:飯塚昭三
「御前」と呼ばれる第二王権者「黄金の王」年齢95歳。
元日本帝国陸軍・中尉。現在最強の王にして地上の支配者。
日本金融界を牛耳り経済すら動かす存在。専属舞台を持つ。

三輪 一言:速水奨
先代の第七王権者「無色の王」故人。享年42。狗朗の主。
無色の王の能力として未来を予言する力を持っていた。

クローディア・ヴァイスマン:遠藤綾
アドルフの姉。人当たりが良い。ドレスデン爆撃で死亡。

無色の王:柿原徹也
全ての事件の裏で暗躍していたキツネ型の煙。謎の存在。
挑発的な言動と凶悪な目付きが特徴。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

吠舞羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

まさにこの時代のアニメという感じ。トリハダです

まずは全体の感想を、

とっても面白かったです。僕のユーザー名からわかるかもしれませんが、本当に、本当に面白かったです。何度も見返しました。

では、細かくレビューさせていただきます。

物語です。展開として本当に面白かったです。
この作品は前情報があまりない中で本篇がスタートしました。
見ていた時の感想は最初のうち、超能力物かとも思っていましたが、その能力というものそのものに意味を持たせて、それが使えるということは「王」に忠誠を誓っているという証。という忠義がテーマにもとれる点は、それぞれのクランの方向の種類の違う信頼に感涙を余儀なくされてしまいました。
感動できる。
伏線回収もしっかり行われています。
そしてなにより、それぞれのクランの中でのいざこざに巻き込まれてしまう主人公が実は、、、という展開は多少予測できてしまうのですが、それでもタイミングや演出が完ぺきで、各ポイントごとにぞわっっと鳥肌すら立つほどでした。

映画へのバトンパスも不自然ではなく、すべてはひとつの流れ。と感じるほどでした。

長く語れてしまうのでこのへんで物語については終わりますね。

つぎは、作画です。
これは本当にこの作品の一番のセールスポイントです。
自分でいうのもなんですが、僕はアニメの作画に対して十分に目が肥えていると思っていました。
ですが、そんな僕も1話でまさか鳥肌とは、、、
吠舞羅の八田美咲がスケボーにバットといういかにもな格好で街中を移動するシーン。そのたった数秒で、Kとはやばい。すごい。作品なんだなと示されたような気がします。

ほかにも、
赤の王のクランの炎はただののっぺらぼうな赤ではなく朱色や黄色、煌めく赤色、とにかく単色では到底表せない。奥の深い色で表現されていました。そこには、吠舞羅の結束力。周防尊への信頼や期待、さまざまな渇望が現れていると感じました。青に対して言えば、自由奔放な炎を飼いならしているようなイメージです。
青の王のクランの息吹(すいません明言できないです。炎にもみえます)も、赤と対照的にどこか命令に従順な、秩序のある動きに、蒼色、藍色どれも違うようでどこかまとまりのある。大きな道筋に付き従い、先導者へ絶対の信頼を置いている様子が伝わってくると思います。赤にたいして言えば、秩序の整う、軍隊。兵隊。そんなイメージです。

この2つのクラン以外の作画を語ろうとすると、どうしてもネタバレを含んでしまうので、代表として2つのクランを上げさせていただきました。

声優は、豪華すぎるキャスティングなんではないでしょうか。
もちろん高い評価という意味です。
ではなぜ0.5点減点されているのか、ですが。
これは、この後に続くお話への期待を込めてまだまださらにさらに豪華な声優陣を使ってくれるのではないかという意味です。
また、4.5の理由として、特に評価するのは、複数人になってしまいますが、各クランの王の、「{netabare}白銀の王{/netabare}伊佐那社役:浪川大輔さん」、「赤の王 周防尊役:津田健次郎さん」、「青の王 宗像礼司役:杉田智和さん」の演技にとても感動しました。
まぁそれぞれが有名な声優だから仕方ないといえば仕方ないのですが、本当に純粋に有名無名関係なく、演技に感動しました。
では、具体的にどこが。ですが、
王の王ゆえの苦しみや、孤独感、感情の浮き沈み、そして、王だからわかりあえるが、それぞれの道の向かう先が違うがために素直に協力できない。王同士だからこそこの任を果たすことができる。
そんな、Kの世界観のそれぞれの隠れた思いをそれぞれの場面で感じることができました。
これは、このあとの作品にも共通して言えることだと思いますがね。
もちろん、梶さんの演技や、小松未可子さんの演技にも感動します。
ですが、代表として、特に上げるとしたら王だからこそほかのキャラクターたちと違った目線から演技をされていた上記の方々を挙げさせていただきました。

音楽は、angelaさんのOPといい、小松未可子さんのEDといい、世界観を表現するにはぴったりの歌声に歌詞だと思いました。
この作品を通して、改めてOPとEDを通してすべてで1つの作品なんだなと痛感しました。

キャラについては、それぞれクランごとに違った目標、やり方をしていて、そのなかにすら個性様々なキャラクターがいますので、いい意味でおなかいっぱいです。
あのキャラはいらないんじゃとか、あのクランにはもう少し個性のあるキャラクターがいるべきなんじゃないか、もっと大穴のようにすべてを覆せるキャラクターが欲しい。本当に様々だと思いますが、そんな意見が生まれるのも、あれだけの主要登場人物があってこそだと思います。

それこそがいいところなんです。


ちなみに僕個人としては、
赤のクラン、吠舞羅を理想系と思っていますが、キャラ単体で考えるなら、周防尊、宗像礼司の二人で迷うところですね。

以上、1期の分の感想を書かせていただきました。

劇場版の公開、そして2期の作成。
ラジオの充実。とってもいい作品なんではないでしょうか。
僕は、この作品がマイナーな感じに映ってしまっているのが残念です。

あなたは、この作品を見てどんな感想を持ちましたか?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<最終話まで視聴完了> いろいろともったいなかった

登場人物、いわゆるイケメンだらけで女性少なめ。
声優陣は素晴らしく豪華。作画も細かくて綺麗。
街を行き交う人々の描写も、実写映像観てるようなリアル感。
だけど・・・
スピード感溢れるアクションシーンもそこそこ見応えはありながら
結局最後まで、物足りなさと説明不足を感じてしまってた。
自分の理解力が足りなかったんだろうか・・と公式サイトを確認したら、
「現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本を舞台に」って書いてあった。
でも、1940年代の第二次世界大戦はチラッと出てきたよね。
っていうか、そこ・・けっこう大事だったんじゃなかったか。

キャラデザや作画、声だけでは引っ張れないものだなぁとつくづく思った。
どんなジャンルにおいても、物語の内容が肝心。
それに何より、いくらどれだけ脇役陣がカッコよかったとしても
主人公にある一定以上の魅力がないとね。
もしかしてその魅力を表現するシーンとして、ところどころコミカルな部分が
描かれていたようだけど、逆効果だったようにも感じずにはいられない。

何がしたいのかとか、人物関係は把握できたものの、
腑に落ちない部分がたくさんあって、なんとももったいない。
登場人物が多すぎたのかもしれないし、話があっちこっち飛びすぎて
元ネタは奥深そうで興味沸くのに、とても満足はできなかった。

男同士の愛憎に関しても、なんだか観てるとじれったいというか中途半端。
モヤがかかってスッキリしないし、そこはもう少しストレートに
表現しちゃったほうが納得もできた気がする。

とにかく、観る人の好き嫌いはハッキリ分かれそう。
なんと続編制作決定、とあったので、そちらのほうに期待すべきなのか。

音楽や声、キャラの顔つきなど、けっこう好みだったので
☆評価は高めになってしまったけれど
続編は物語をもう少し固めてくれるといいなぁ・・
---------------------------------------
<8話の感想>

山盛りあんこ、やたらアピールされることが、解せぬ(笑)
なぜかヘリだけすごいリアルなCGで笑ってしまった。
納得できる終わり方になるのか、ちぃっと不安。
---------------------------------------
<7話の感想>

んん?ついにか?って思ったら終わっちゃった(笑)
次回以降に期待。
---------------------------------------
<6話までの感想>

事件のいきさつがようやくわかってきたものの、
まだ不透明なところが多い。そう、不透明さと透明、無色。
無色であるシロはいったい何者なのか?猫は何者なのか?
黒幕がまだ登場していないのだろうね。
--------------------------------------
<4話の感想>

断片的にはクスっと笑えるけれど、なかなか本題にいかないし
いかないとしても、もう少し練られた伏線を投入して欲しい。
でないと惹き込まれないし、ダレてしまうよ。
アクションシーンとか、いい台詞とか見応えを感じるシーンがほとんどなく
いろいろとすでにミスリードされてるだけで、本当はきっと
すごく単純な話なのかもしれない・・と思えてきた。
この作品、最終回後に一気に観る方が良いかもしれないね。
-----------------------------------
<3話までの感想>

原作のないオリジナルアニメということで、
毎週ごとに謎をかけられていくような気がしてきた。
反響ばかりを期待して内容が疎かにならないといいなぁ・・

部屋にある武士言葉を話す掃除機とか、食事シーンや
あっちこっちでの会話にコミカルな部分を配置してるだけでなく
今回、やや京都弁の草薙(櫻井孝宏)がマスターを勤める店で
スケボーくんの八田(福山潤)と太っちょ白パーカーサングラス男
釜本(中村悠一)が取っ組み合いの喧嘩をしてマスターに叱られるシーンが笑えた。
だってまんま『しろくまカフェ』のマスター(櫻井)とパンダ(福山)と
グリズリーベア(中村)だったから。
それに、最近は高校生や草食系青年役が多かった中村さんが久々に
ワイルドメンズな声(熊以外で)を出してくれているのが嬉しい。

で、今回は前回以上に {netabare} BLっぽいノリが随所に見て取れたので {/netabare}
やはり多くの人が感じたらしい第一印象は当たっていたのかも。
深夜枠とはいえTV放送なので、露骨な描写はないと思うけれど
今の段階で『咎狗の血』くらいな雰囲気はあるからねぇ。
個人的には全然OKなので、何でもどんどんやってくれと
楽しみにしているのだけど、軸はしっかり描いて欲しいなぁ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 66

77.6 4 東京で高校生なアニメランキング4位
宙のまにまに(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1344)
7777人が棚に入れました
主人公・大八木朔は、かつて暮らしていた町に引っ越してきた高校生。朔は読書好きで、静かで平凡な学園生活を望んでいた。\\nしかし、そんな朔の前に現れたのは、過去にこの町に住んでいた時の幼なじみ、明野美星。朔にとって美星との過去はトラウマになっていた。\\nそんな中、美星が作った天文部に入ることになった朔。そして、天文部を舞台にしたドタバタラブコメディが、いま始まる。

声優・キャラクター
前野智昭、伊藤かな恵、戸松遥、小清水亜美、早見沙織、高木礼子、間島淳司、チャン・リーメイ、松風雅也
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」君は指さす夏の大三角♪

原作は未読で視聴しました

ジャンルは学園ラブコメ
舞台となるのはとある高校の天文部です

天文部で思い出されるアニメ作品といえば
他には
「えびてん」くらいでしょうか

そこで早速
本サイトの売り(?)である成分タグで"天文部"タグを見てみました・・・
・・・?
・・・ま~置いといて^^!
※「えびてん」は「天悶部」でした^^

かなりマイナーなジャンルですね^^!

登場人物は
主人公で高校1年生の大八木朔(おおやぎさく)くん
高校2年生の明野美星(あけのみほし)ちゃん
朔くんと同じクラスの蒔田姫(まきたひめ)ちゃん
そして
"その他もろもろ"・・・(ちょっと多め)


さくくんはメガネをかけたちょっとイケメン
みほしちゃんに対する幼い頃のトラウマが残っています

みほしちゃんはさくくんが小学校2年生までのお友達の・・・
そう
恋愛作品では定番の「幼なじみ」

ひめちゃんはというと
さくくんラブの可愛い女の子
さくくんにいつもまとわり付いてるみほしちゃんにちょっと嫉妬ぎみ

さらに作品を構成する要素が
学園・・・
高校生・・・
部活動・・・
星・・・
夜・・・(^^!
プラネタリウム・・・
暗闇・・・(--!

このなんとなく意味深なシチュエーションで考えられるとしたら・・・!!
青春真っ只中の熱いラブストーリー!?
それとも
ドロドロドロロ君の"修羅場"展開!?
キャ~~~!!(ホラーじゃないよ^^)

って
絶叫覚悟で
期待して最後まで観てたのですが

ラブ・・・ほとんどありません

終始
みほしちゃんと"その他もろもろ"のハイテンションコメディ
後半はみほしちゃんがちょっとウザいくらいで
私のテンションが持ちませんでした^^

ただ
最終回では
{netabare}"その他もろもろ"の中の二人に恋が芽生えてしまって
なんだかちょっとだけ照れましたよ^^{/netabare}

それより
この作品
デザインがとても良かったですね
特に星空の描写がすご~く綺麗でした

ちなみに
作品名でググってみると
「星空の作画は通常のアニメではスパッタリングなどの手法により適当に星をちりばめることが多いが、本作では原作者の柏原麻実と制作スタッフが実際に天体観測を幾度も敢行して時間帯、方角、星の位置関係などを研究したという。加えて、アストロアーツの全面協力を得たことで、劇中で取り扱われる星空に限らず、背景イラストに及ぶまで手の込んだものとなっている」(wikipediaよりコピペ)
※スパッタリング・・・塗料などを小さな粒子として飛ばし付着させる手法

という具合に(手を抜いてゴメンナサ~イ)
星空の作画にはかなり力が入っているようです

天文部が舞台の作品だけあって
部活動での天体観測では星空が映し出されるシーンが多く
実際に
私が小学生の頃に使っていた星座板(まだ充分使用に耐えうる程ですよ(汗)
を引っ張り出してきて
見比べてみたのですが
星の位置などがとても正確に描写されていました

それに加えて
作中での天体観測の説明がとても分かりやすかったですね

印象的だったのは
第5話「言葉の星」の
天文部と文芸部の合同合宿でのお話です

{netabare}天文部がある理由で文芸部のみんなを急遽天体観測に招待したのですが
まだ星座初心者であるひめちゃんの最小限の説明を聞いただけで
文芸部員のみんなが星座板もなしに星座を言い当てしまいます
実は天文部が事前に配った
観測のためのチラシに書かれていた星座にまつわる「物語」から
星座を頭のなかにイメージ出来たんですね{/netabare}

ま~
{netabare}文芸部だから言葉をイメージ化することに長けているという
前提もあるのですが{/netabare}

そして
そのときのさくくんと
琴塚文江(ことづかふみえ)ちゃん(愛称:フーミン)
(生徒会長・文芸部員・メガネっ娘・ちょっと堅物)
の会話がステキでした

{netabare}(さ:さくくん、ふ:ふみえちゃん)
{netabare}さ:星座ってはじめに物語があって
  あとでそれを当てはめたものが多いんです
{netabare}ふ:"言葉の星"ね・・・
  伏線が回収されていく感じ・・・
  言葉はパズルのピース・・・
  組み合わされるのをまっている・・・
  知らずに見聞きした言葉が私の内に溜まって
  こうして空を見上げるのを待っていたのね
(全部書いちゃった^^)

かっけ~!!
これ本当に高校生どうしの会話かよっ!?{/netabare}{/netabare}{/netabare}

ていうか
{netabare}このあたりから
この二人の関係も
結構気になりだしたのですが
それはこの作品を観てのお楽しみです{/netabare}


ラブコメはともかく
天文学や星座を扱うジャンルとして
新鮮な感覚で見られた作品でした


最後に・・・
もうすぐ七夕(レビュー投稿日:7月1日)
せっかくだから
引っ張り出してきた星座板片手に(もう片方はチューハイ^^)
一人寂しく星空にお願いしてやる~(T_T

{netabare}そこのモテナイ君
お目当ての女の子を落としたいなら
お星様にお願いしてみては?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

君といっしょに観る星空は、ずっとずっときれいだよ(※作品紹介レビューとして更新)

「夏に見たくなるアニメ」シリーズの第2弾です。星を観る。そんな何気ない行為の奥にある、本当の魅力を味わっていただけたらと思います。

※この作品については以前レビューを書きましたが、この度大幅に加筆修正してあります。


◆作品情報◆

ジャンル、原作、監督、話数、放送期間、アニメーション制作会社の紹介です。(wiki参照)

{netabare}ジャンル:学園、ラブコメ、天体
原作:柏原麻実さん(漫画、月刊アフタヌーン)
監督:高松信司さん
話数:全12話
放送期間:2009年7月~9月
アニメーション制作会社:スタジオコメット{/netabare}


◆キャラ&声優さん紹介◆

キャラ名、(声優さん名)、二言紹介、で書いてあります。(wiki参照)

{netabare}大八木朔(前野智昭さん)・・・本作の主人公。本当は本が好きなのに、天文部に籍を置いているイケメンメガネ。
明野美星(伊藤かな恵さん)・・・本作のヒロインで、朔の幼馴染。ただ真っ直ぐに、星が大好きな女の子。
矢来小夜(早見沙織さん)・・・美星と同級生で、小学校からの親友。美星のよき理解者で、黒髪ロング美人。
蒔田姫(戸松遥さん)・・・朔のクラスメイト。朔のことが大好きで、近づこうと天文部に入った健気な女の子。
路万健康(間島淳司さん)・・・天文部部長。本当は、熱い気持ちを内に秘めている病弱メガネ。
江戸川正志(高木礼子さん)・・・朔のクラスメイト。本当は写真部だけど、なぜか参加しているお調子者。{/netabare}


◆あらすじ◆

みんなで星を観に行く、本格的な天文部のアニメです。7年ぶりに、小学生の頃に住んでいた街に戻ってきた主人公の朔(さく)。彼が幼馴染で星が大好きな美星(みほし)と高校で再会し、天文部に勧誘されるところから物語は始まります。


◆オススメポイント◆

① 誰かと星を観に行きたくなる

ふと空を見上げて星を見ることってよくありますけど、一人で見る星はどこか切ないような寂しいような、そんな感じがしますよね。でも、誰かといっしょに観る星空はとても感動的で、なんだかいつもより輝いて見える。この作品では、天文部のみんなで星を観に行くシーンが何回もあるわけですが、いっしょに星を観る楽しさがとてもよく伝わってきます。私はこの作品を見る度に、「私も誰かと星を観に行きたいな」と思ってしまいます。


② 星座がきれいでわかりやすい

星の描写はとても美しく表現されていて、思わず見入ってしまいます。またそれと同時に、星座の解説がわかりやすくて、とても勉強になります。「このアニメでもっと勉強して、実際に星を観に行きたい」と素直に感じました。(ただし本当に星座の知識を身につけるためには、別に本か何かで勉強する必要があるかとは)


③ 仲間との楽しくてちょっと切ない青春物語

仲間といっしょに星を観たり、部員の勧誘をしたり、文化祭を頑張ったり。どれも派手なものではありませんが、なんだか楽しそうで心地よく感じました。高校生らしい気持ちのすれ違いもよかったです。


④ 音楽が素敵

主題歌や挿入歌はもちろん、星空を観察している時のBGMもとてもいい。特に、OPの「Super Noisy Nova」がよかったです。全12話を一気に観ましたが、OPは飛ばさずに全部見てしまったくらいです。ちなみに、高垣彩陽さん、寿美菜子さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんの4人の声優さんたちからなる「スフィア」というグループが歌っています。


◆注意点◆

① 派手なストーリー展開はありません

基本的に、天文部のみんなが星を観に行くお話なので、派手な展開はほとんどありません。季節によって変化する、星空と人の心を楽しんでもらえたらいいんじゃないかと思います。


② ギャグシーンは好み次第

星を観るシーンはとてもきれいで幻想的。その一方で、日常シーンではメリハリをつけるために、ギャグやパロディが多用されています。なんとなく、君嘘のそれに似た感じです。私は好きなのでいいですが、人によっては合わないかもしれません。


◆感想&まとめ◆

おそらくこの作品が伝えたかったのは、「みんなで星を観るのは楽しいよ」ということだと思います。

そして、星座には物語があって、それを知るともっと楽しむことができる。そんなこともちゃんと届けてくれる作品です。難しいことを考えずに見ていただいて、みなさんが「星の魅力」を少しでも感じ取れればいいのかなと思います。

何故だろう。夏になると、無性に星を観に行きたくなります。今年の夏は、行けるといいな。(たぶん、私は無理でしょう)


~友と観た 星降る夜よ 胸の中~


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆



◇余談◇

『プロフィール、更新しました』

※どうでもいい情報かもしれませんが、私のプロフィールを更新しました。アニメ以外の趣味なども書いたので、興味のある方はご覧ください。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 47

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

忘れ物を思い出させてくれるような素敵な作品です(-ω☆)キラリ☆彡

■「宙のまにまに」ってこんなアニメなんです☆彡
月刊アフタヌーンで連載していた柏原麻実さんの漫画をアニメ化した作品なのです☆
この作品のテーマはずばり『星』なんですよ☆彡
 
主人公の大八木 朔[ooyagi saku]くんは読書好きで目立たない・・・いや、目立ちたくない高校生活を送ろうとしていたのですけど、そんな彼の平穏な日常を見事に打ち破ってくれる存在がいたのですw
その存在とは・・・明野 美星[akeno mihoshi]ちゃんなのです!
実は朔くんの1つ先輩で幼馴染なのですけど、星空を見られないと衰弱してしまうほどの「星」大好きっ子でもあるのですよ♪
美星ちゃんはかなりの暴走列車っぷり&トラブルメーカーなので、朔くんの理想だった平穏な日常は彼女に振り回されてサヨーナラー(_´Д`)ノ~~.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★* なのでしたw
そんな2人が所属している天文部を通して、繰り広げられるほのぼの青春ラブコメディーなのです♪
しかも、星の魅力をたっぷり堪能できちゃう『癒し』のおまけ付きなので、アタシσ(゚-^*)の大好物な作品であることは間違いありませんでした(o^∇^o)ノ
 
 
■総評
この作品は見る人の感性によって評価が分かれるんじゃないかなって思ってます!
評価目線が萌えとか、ラブストーリーとかだとちょっと物足りなく感じるかもしれませんね♪
でもこの作品の最大の魅力は、普段忘れがちな「星」という素敵な存在を思い出させてくれた事なんじゃないかなってかってに思っちゃってるのです(´- `)フッ(´ー `)フフッ(´ー+`)キラッ
 
古今東西、四季折々に変わらない表情を見せてくれる夜空に輝く満点の星達☆彡
街の明かりにその美しい表情をみる事が出来なくなってきている今日この頃でですけど、きっと誰もが星空をながめてその美しさに酔ったことがあるんじゃないかな?って思うのです♪
忙しない日常が、そんな綺麗な星空を眺める事さえ忘れさせてしまってるんですよね・・・!!
そんな忘れてた感動や感情を思い出させてくれたのがこの「宙のまにまに」でした♪
 
ラブコメ主体のストーリーの方もとっても爽やかで好印象でした!
特にお気に入りのキャラは姫ちゃんですね(*^o^*)
くせっ毛で湿気が天敵でドライヤーにこだわりを持っている姫ちゃんには共感しまくりですw
アタシσ(゚-^*)もちょっとくせっ毛なのでマイナスイオン発生装置付きじゃないと・・・とかのこだわりがあるんですよ(*'ー'*)ふふっ♪
美空ちゃんと朔くんがまだ付き合ってないって事だけで前向きにがんばっている姿や好きな人に少しでも可愛く見られたいって言う気持ちや表情がとっても良く描かれていてとっても可愛かったです♪
 
それと、後半登場のキャラが近江 あゆみ[oumi -]ちゃんの存在は爽やかな印象を与えてくれました♪
積極的なお嬢様キャラなんですけど、嫌味がなくってそれでいて一途な彼女のサイドストーリーは見ていて清々しさを感じました!まだ見てない人は必見です♪
 
お笑い担当の江戸川君も大好きなキャラの一人です♪
ちょっとエッチな写真部の男子なんですけど、朔くんよりも頼りになるし天文部には欠かせない存在になってて何故もてないのかなぁ・・・身長低いとか・・・エロイとか・・・暴走するとか・・・w
 
この作品はもっとたくさんの人に見てもらいたいなって思います♪
天文学なんか全然わからなくっても楽しめるし、今度星空でも見に行ってみようかなって思ったり、星座からギリシャ神話を覚えてみようかなって思ってもらえたらいいなって思います♪
美星ちゃんも言ってたように、たくさんの人達と星の魅力を「共有」できたら素敵ですよね☆彡
 
 
2011.11.05・第一の手記

投稿 : 2024/06/01
♥ : 52

69.4 5 東京で高校生なアニメランキング5位
犬とハサミは使いよう(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (1293)
7012人が棚に入れました
物語の主人公は、ある日突然、強盗に殺された春海和人。本が好きすぎる本バカゆえの「読まずに死ねるか!」という執念で奇跡の生還を果たしたが、その姿は何故かダックスフンドに。犬であるため、本が読めないことに悶える彼の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫。その正体は和人が大ファンの作家、秋山忍本人だった。1匹と1人の前につぎつぎ現れるヤンデレ、ドM、ナルシスト、ネガティブ、無表情……。多彩なキャラクターが縦横無尽に入り乱れる、痛快不条理コメディとなっている。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、井上麻里奈、阿澄佳奈、伊藤静、加隈亜衣、芹澤優、羽多野渉、内田真礼、五十嵐裕美、斎藤千和
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

軽いノリのコメディなのに設定が重すぎる。

凄まじい本好きの青年:春海和人が強盗に殺されるも犬になって生き返り
大ファンだけどドSの女作家:秋山忍(本名:夏野霧姫)
の元で心を読まれながらも暮らすコメディの様です。

大分初期設定詰め込んできましたねー。(^_^;)
ドタバタコメディの様ですがミステリーも絡んでいて楽しめそうな予感がしています。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想{netabare}
今回の成分 本3:犬2:ハサミ2:読心1:強盗1:七つの大罪1

突飛な設定ですがちゃんと付いて行きますよ。
主人公、大分良い毛色&毛並みで高そうなダックスに生まれ変わりましたね。
人間本体の方は頭撃たれちゃって完全に死んじゃってるので元に戻れなさそう。
(タイムスリップという手はありますが)
この後どうなっていくのか予想できなくて面白いですけど。

ヒロインの夏野霧姫は執筆バカで書き始めると周りが見えないようで
強盗もお構いなしで書き進めていましたが、あの後どうなったんでしょうか?
(逃げた強盗は今後も絡んできそうです。)
ドS、貧乳、ハサミと属性も豊富で魅力あるヒロインになりそうで楽しみです。

ミステリー要素もかなりありそうなので予想もしながら楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ラノベ原作のコメディらしいですがそんなもの気にしません。
ミステリーはお構いなしに考察し予想するのが私の楽しみ方です。

まず強盗と言ってますが店主とアイコンタクトを取っているので店への強盗では無いようです。
凶器の散弾銃は日本(東京)だしポンプアクションだし…って事でクレー射撃用の物でしょうか?
物語とは関係して来ないかな!?

第一印象では秋山忍狙いの犯行に和人が巻き込まれていたように感じます。
ベストセラー作家のお金目的なのでしょうか?
大罪シリーズの最終巻が発行されると困る者が居るのでしょうか?
七つの大罪というのも意味ありげです。
ただ、そうだとすると和人殺害後も事件は続いていそうなのですが…。
ビビって逃げたのかも知れませんけどあの後の描写がないので謎です。

和人狙いの犯行の線で考えると、
和人の両親がスパイとかの裏稼業に関わっていたか何かの研究に携わっていたのかも。
田舎に引っ越したのは身の危険を感じての事かも知れません。
「女スパイみたいな言い方するな」&007ネタが伏線だったのでしょうか?

もう一つ考えられるのは喫茶店にいた三人はグルで狙いは和人の命。
霧姫が銃を向けられても動じない態度だったのも頷け、
冒頭の「死んでみてくれない?」にも掛かるので可能性は低いながらあります。
この場合は霧姫がスパイ的な匂いがします。格闘術も出来るようですし。
和人は殺しても色々な人になりすまし蘇る存在なのかも。(今回は犬ですが。)
財布が無くなってるという点も不可解で何やら陰謀めいた物も感じます。

和人の記憶と現実の微妙な差も引っかかります。
記憶では101号室でしたが霧姫の調べでは102号室。
(霧姫が誰に電話して調べていたのかも気になるところですが)
ポストの表記も101は住谷で102が春海になっているので霧姫が正しいようです。
住谷という管理人さん(?)と関係しているのでしょうか?
頭を撃たれた事による記憶障害なのでしょうか? 
犬だけに101なのでしょうか?(^◇^;)
こちらは来週判明しそうです。個性的な住谷さんが登場しそうな予感…。

秋山忍が=夏野霧姫なのかはまだ疑っています。
変幻自在な作風のようなので他にも複数の秋山忍が居るのかも知れません。
霧姫はその中の一人に過ぎないのでは?

後はこれまでも何回か他人の声が聞こえていてそれが作風に繋がっていた可能性もあります。
(動物だったのは今回が初めてみたいですが)
犬の和人の前にセクシーな下着姿で現れたのは次回作「色欲」を書く為に
気持ちを知りたかったからでは無いでしょうか? 活字バカで欲情しませんでしたがw
このあと執筆の為に彼を欲情させるラブコメになるのかも。

メモ
他の動物の考えも読めるのか?→聞いたこともない
俺と同じ様な目に遭っている人間を知っているか?→聞いたこともない
何で俺の言っている事が解るんだ?→聞きたくはない
{/netabare}
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 格闘3:アパート2:読者2:後悔2:キリペディア1

ぐふっ。予想だいぶ外れた。考えすぎた。(+。+;)
一話での予想、清々しい程外れているので先入観を気にしていた人も開けても大丈夫です。
笑って読んでください。
外れたので少し負け惜しみいいます!w
「これなら主人公殺す必要ないじゃん!」

麻薬の受け渡しトラブルで激昂し突発的な犯行みたいなんだけど
銃を持ってて計画的じゃないか!とツッコまずにはいられない。
もし計画的な犯行なら顔見られたりとか証拠残し過ぎで計画が甘すぎ!
顔写真と名前まで報道されるなんて!とツッコまずにはいられない。
クスリでまともな計画考えらず甘くなったのであれば
そんな中毒者が何故か読書で更正しちゃうのにツッコまずにはいられない。
だけどコメディだから許すしかないか。w

アパートの謎は仕掛け自体無い様なもので
なにも週を跨がなくてもいいじゃん! とツッコミました。
犯人の行動もおかしい。被害者の隣室って安全な隠れ家なの!?
管理人室なら尚の事、連絡とか職質とか来そうだし報道陣も居たじゃん!
だけどコメディだから許すしかないか。w
住谷さん登場はだけは正解でした。

残った予想は【予想】{netabare}
秋山忍は複数人説くらいになりましたがコレも外れくさい。
作風が変幻自在なの単に普通に天才なだけかな?やや納得行かないけど。
それか執筆バカの割にちゃんと友達(?)いる様だし
お姉さんも職権乱用&守秘義務を知らない警察官みたいなので
そちらから色々見聞きして経験してるのかも。
あのアイドルみたいな子が過去色々経験して苦労してるのかもしれないです。
{/netabare}
色々外れましたがまたミステリーがあれば懲りずに遊びたいと思います。
そしてコメディだからと許します。

ただし和人の『死』の認識が甘いのは引っかかっています。
今回犯人に復讐しないのは当然としても、
許してしまうのはどうなんだろ?憎くても法に任せるスタンスで良いと思うのだけれど。
いくら読書バカとはいえ、あまり葛藤せず全てを受け入れているのに違和感があります。
今回のことで多分犯人は捕まったんだと思うけど
(もしも許して逃がしてたら滅茶苦茶納得できなくなります!)
これから裁判とかで両親が苦悩し憎み悲しむ姿見たらどうするんだろ?
とか想像してしまいます。
まぁ本編では触れることはないと思いますが。

それと霧姫には後悔の気持ちがあったみたいなのだけど、
後悔してたら和人にハサミ向けたり「死んで」とか言うのはありえないです。
この時点では後悔の描写など入れず非常識な鉄の心のドS女で押し通しておいて
話が進む課程で心が柔和していけば、それで成立すると思うんですが…。
今、霧姫に常識的な事を入れ込んだら喫茶店での行動なども納得行かなくなってきます。
私の中では彼女が非常識だから色々成立してたのですけど。

そんなこんなを色々受け入れてくれた和人に霧姫は少々好意を持ち設定完了。
一区切りつけて次回からドタバタラブコメになるようですが
心理描写などをちゃんと見て考える人には重石が付いて納得できないスタートな気がします。
単純に本体は意識不明で魂が戻る余地が残ってても良いのに…。
やはり『死』の取り扱いは難しいです。
これもコメディだからと許すしかないですから
次回までには気持ちを切り替えようとは思っていますけど。

あと気になっているのは武器ホウキのお姉さん。メイドかな?
和菓子はどこへ届けるのでしょうか?
彼女は何者でどうやって物語に入って来るのかは楽しみの一つです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 通り魔4:スランプ3:妹1:ドM1:シャイニー1

なかなか可愛い妹登場。きっと死んだとき悲しんだんでしょうね。
…っとやはり悲しい思いがふとよぎってしまいます。
いかんいかん楽しく観ないと。
この妹に和人の声は聞こえてるのかな?
聞こえてないとかなり痛々しいので聞こえている事を願います。
せめてちゃんと兄だと分かっての行動であって下さい。

通り魔事件発生でまた推理が楽しめるかなと思ったけど
流石にこれだけの情報では食指が動きません。
ただ【小予想】{netabare}兄をおびき寄せるための妹の犯行{/netabare}だったら嫌だな。
次回も引っ張るようならちゃんと考えてみますけど。

霧姫はスランプ。やはり事件が影響してるのかな。
今後の含みになりそうです。

ドMは楽しめましたがシャイニーは既にウザいかも。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 ヤンデレ3:妹3:ドS2:カレー1:ドM1

んーと。もし妹が兄の死でヤンデレになってしまったのならやはり重いです。
通り魔事件もけが人が出ていないとはいえ犯罪として重いので
メインキャラが犯人であって欲しくないです。
こうやってあまり深く考えてはいけないアニメなんだろうけど…。
なぜいちいち重く気に障る要素を入れてくるのだろうか?気軽に楽しませて欲しいのに。

どうやら妹には兄の声は聞こえて無いようですが微妙に話し通じてる節もあって
聞こえないフリの可能性もあるけど…深読みしすぎかな。
犬が兄という確証はあるみたいですが占いでも信じているのかな。
【小予想】{netabare}
願望も込めて妹が犯人であって欲しくないです。
「書店で売ってない=占い」「パンをくわえるサラリーマン=迷信を信じる」
「夜人目に付きにくい=黒づくめ」
という感じで占い師が連想できる気がするので黒幕は秋山ファンの占い師という事で
妹が罪を犯していたとしてもコイツが精神操作しているとかであって欲しい。
いやもうそうに決まっている。そうじゃないとイヤだ。
無論、未登場の作家・紅葉が犯人でもNGです。メインキャラ犯罪者だとまた引いちゃう。{/netabare}
それと担いでいるギターケースの方も気になりますが、
乱入して霧姫と対決で明らかになりそうです。ここ何階なの?
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 バトル5:でっち上げ3:ドM1:鮪喰1

うーん。まともに考えると頭痛くなっちゃう。
前半は理由も内容も良く分からない激しいバトル。
霧姫が勝って本人達は納得したらしい。当人同士落着してるなら良しとしますか。
兄が死んで犬を兄だと思うとは相当重症で痛々しいのがやはり引っかかるけど。

通り魔の方は退治されててでっち上げだったみたいだけど
アフロ切るのも十分通り魔の様な…。(^_^;)
妹が犯人じゃなかっただけマシですが、この作品何がやりたいのか分からないです。
来週からどうなるのでしょうか?
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 本だしょてん8:お仕置き1:シャイニー1

死や精神病という負の要素が薄れやっとコメディとして楽しめた気がします。

本田書店の事も分かり楽しめました。妹さんも可愛らしかったですし。
しかし女将さんってどんな人なんでしょうかね?気になっちゃいます。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 ブラジャー5:お仕置き2:ミュージカル1:デレ1:刃1

ブラ紛失で一騒動。お仕置きはお決まりパターンです。
やっとメイドにも日が当たりましたがやはり個性的。
ご主人は作家:紅葉なのかな? 霧姫ともバトルの予感。
尾行が気になりますがどうなって行くのでしょうか?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 温泉4:刃物3:催眠2:シャイニー1

犬の和人にご執心の霧姫。でも相手犬だから恋の行方が気にならないし応援もできない。
和人に生き返る余地があればまた違ったと思うのでやはり『死』はその意味でも残念ですね。
…どうせこれ不条理アニメなのだから今からでも生き返る道が見つからないかな?

温泉旅館の女将さんは大家さんソックリで姉妹なのかな?
旅先でも何故かメンバー大集合なのはお約束だからツッコんではダメですよね…。(^_^;)
鋏の間とか聞くとなんだか殺人事件が起こるのか?と思っていたら、
集団催眠で襲撃を受ける事になるとは。
蛍星恋話(著:藤巻蛍)の影響か(タイガーマスクの)ミスターXみたいな謎の紳士の仕業かな?
【小予想】{netabare}
鋏の間の写真で気になったのは母姉の存在と共に父親が写っていない事。
あの紳士風の男は霧姫の父であり藤巻蛍なのではと思っています。{/netabare}

今回の話はハチャメチャでしたが後半に向け伏線も多かった様に思います。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 ストーカー4:催眠術3:高校時代3

基本くだらないコメディですが時折微妙にミステリーが入ってきます。
密室の謎は強引すぎますがね。
んで、どうやらネガティブちゃんが蛍だった様です。
図書室の原稿は和人しか知るはずのない事だったのでしょう。
正体バレたかな? 次週どう展開していくのでしょうか?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 執筆戦4:ネガティブ3:催眠2:原稿1

ツッコんだら負けと思いつつ執筆戦を観戦。
無茶苦茶さもココまで行くと割り切って楽しめます。
ネガティブちゃん…友達だったらウザ過ぎますね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 キャラ総出演4:執筆戦未遂3:カレー3

なんというか、空気回でした。ワイワイガヤガヤして内容は特になし。
まぁ、こういう回があってもいいかな。
刃物で攻撃→服が破れて吹っ飛ぶ。お気楽コメディならこんなので良いと思います。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 コスプレ3:酒乱3:妄想ウェディング3:ゲロ1

最終回で恋愛要素は少しだけ多めでしたが気負わずほぼ通常回のノリでした。
この手の作品ならこういう締めもありですけど印象には残らない終わり方でした。
でもまぁ、一応そこそこは楽しみました。
まだ色欲を書いていないですし続きがあっても良さそうですが
2期があってもあまり発展性が無いかな?
{/netabare}

【総評】{netabare}
毎話感想で書いてしまったのでかなり被りますが纏めとして書いておきます。

犬にハサミを向ける事は軽く流せたのですが、主人公の死という最初の設定が重すぎました。
もう少しミステリー・サスペンス要素が絡んで死んでしまう事の必要性が出ていたり、
なぜ犬になったのか解き明かす展開であれば納得出来たのですが
結局、軸となる物語も無く終始軽いノリで進行するコメディでしたので
気持ち良く設定を飲めませんでした。

犬となった和人に本気で恋をし子供まで考える霧姫にも違和感があり拭えません。
和人が意識不明等で生き返る余地があればラブコメを受け入れて楽しむ事が出来た筈ですし、
『色欲を書き上げる事』と共に『和人が犬になった謎を解き明かし戻る方法を模索する』
展開を軸にした方がストーリーとして盛り上がったと思います。
ストーリー性の低い軽ノリコメディーを否定はしませんがこの作品の場合
設定の重さと釣りあっていないのでちゃんと楽しむ事が出来なかったです。
キャラクターは豊富だし個性的で良いだけにとても残念に思います。

個人的にはお勧めは出来ない作品ですが
主人公の死をや犬にハサミを向ける事をスルー出来る方であれば気楽に楽しめると思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 44

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

前期アニメとあにこれ休止中に視聴したアニメの評価

前期アニメの評価

◆犬とハサミは使いよう ★★★★★

ル○ズ「このバカ犬ー!」を本当に犬でやりました、的な。

怒っている井上麻里奈は好きなので、それだけで十分なので、内容が
寒いとかクソだとかは気にならない。むしろそれが良い。

初期売上を当てよう、1300

○犬とハサミは使いよう 【全6巻】
巻数 初動 発売日
01巻 *,455 13.09.20

過大評価だったwww

2回通して見たし、多分半年後くらいにまた見るだろう。


◆神のみぞ知るセカイ 女神篇 ★★★★☆

問題だったテンポの悪さが改善されており、中々面白かった。

○神のみぞ知るセカイ 女神篇 【全6巻】
巻数 初動 発売日
01巻 1,708 13.10.30

やはり一度爆死すると、巻き返しは難しいんだろうな


◆ロウきゅーぶ!SS (第2期) ★★☆☆☆

1期から全部見た、完全なロリコン用作品を全部見たのは初だと思う。

内容がバスケじゃなかったら、途中でギブアップしてた。


◆<物語シリーズ>セカンドシーズン ★★★★☆

化物語のレビューに書きたいことは全部書いたし変わってないです。

あざといより、超あざとい方が、逆にあざとくない。

○<物語>シリーズ セカンドシーズン 【全12巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 35,304(*4,437) 37,832(*5,042) 38,545(**,***)

○IS<インフィニット・ストラトス>2 【全7巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 18,758(*4,808) 20,378(*5,505) **,***(**,***) 

困った世の中だ、こんなのばかりが売れやがる、そして見てしまう。

こいつ等のダメなところは、真似して作ろうとすると超クソアニメ
が出来る、アニメとその原作になる業界に悪い影響しか与えない事。

パンツおっぱいその他エロを増やせば良いという流れはもうやめて
欲しい、それ等は専門のアニメに任せておけば良いんだよ。

○進撃の巨人 【全9巻】
巻数    初動       2週計      累計
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 37,339(19,454) 40,488(21,852) 51,473(29,252)

もーちょい売れても良かったと思うんだ。お前が駆逐し損ねたから
アニメ業界の閉塞感が更に強くなった、その事を自覚しやがれ。


◆Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ★★★★★

イリヤはロリ嫌いを無効化する特殊なスキルを所有している。

うっかり1話も溜めずに毎週見てしまった。

この作品のせいでロウきゅーぶなんてものに手を出す事になったが、
ロリはやっぱり無理だった。


◆ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 ★★★☆☆

前半面白かったけど、最後の方はどうでも良かった。


◆戦姫絶唱シンフォギアG (第2期) ★★☆☆☆

2期を楽しみにしていたはずなのに、歌が肌に合わず途中で断念。


◆サーバント×サービス ★★☆☆☆

5話くらいで断念、途中で飽きた。



あにこれ休止中に視聴したアニメの評価

◆ちはやふる ★★★★★

2期も含め全部見た。非常に面白かった。総合得点87.3だけあった。

◆ギルティクラウン ★★★☆☆

全部見たけど、まあまあ。総合得点87.2・・ん~~。う~ん。

◆花咲くいろは ★★★☆☆

4話くらいまで見て、続きを見るの忘れてた。今思い出した。

◆めだかボックス ★★★☆☆

非常にジャンプっぽい、梧桐勢十郎を女にしたような、とか書いても
通じる人はきっと極僅か。

◆ONE PIECE -ワンピース 400話~ ★★★☆☆

見るアニメを探すのが面倒、考える事あるけど微妙に音声が欲しい。

そんな時にはワンピース。

以前400話くらいまで見てたつもりだったが、500話近くまで見ていた
事に途中で気が付いた。(つまり100話分くらい2回見ている)

最新話まで見たけど覚えてるのはエース救出周辺と、悟空が出て来た
事と、ガスっぽい奴がポロリ(フリーザ)だった事くらい。

◆C - The Money of Soul and Possibility Control ★★★☆☆

検索しにくい、それに尽きる。思ったより面白そうで、最後まで見る
とそうでもなかった。色々惜しい。

◆キルミーベーベー6回目~9回目 ★★★★★

多分、きっと、また見るのだろう。やばいよこの中毒性。

◆さくら荘のペットな彼女 ★★★☆☆

一度1話で切ったけど、メッセージでこれについて書いた方がいた気
がしたので再挑戦。一応完走。

2013/06/02 22:07:37「さくら荘は典型的なラブコメでしょうか?」

半年遅れの返信で、質問した方はきっと読む事はないでしょうけど、
「なんか違う」と思う。

◆ベン・トー ★★★★☆

良いクソアニメだった。よくあの内容で1クール引っ張った。

◆侵略!イカ娘 ★★★☆☆

全部見たでゲソ、2期も見たでゲソ、特に書くことは無いゲソ。

◆頭文字D 見てなかったやつ全部 ★★★☆☆

一言感想ですら、何を書いて良いか迷う。

◆会長はメイド様! ★★★☆☆

全部見たけど、あまり記憶が無い。イケメンがイケメンだった。

◆琴浦さん ★★☆☆☆

逆デスノート的な気分。常にイライラ、すっきりしない。

そんな能力があるならもっと有意義に使うだろ?ミスし過ぎだろ?

妄想でセクハラという斬新なアイディアは、設定だけならば中々エロ
かったが、内容が小学生過ぎて残念だった。

いや、そういうのを楽しむ作品じゃないのは知ってる。

◆こばと。 ★☆☆☆☆

花澤タグから飛んで視聴、面白くなかったけど花澤のせいで完走

◆貧乏神が! ★★★★★

同じく花澤タグから。物語セカンドシーズンでぶち切れた撫子のアレ
が、ほぼ全話で楽しめる。3回通して見た、実に素晴らしい。

パロ作品で比較するなら、これ>>>ニャル子>>>>これはぞn・

ハヤテとか銀魂とはやや比較しにくい。

キルミーと同様に何回も見てしまう気がする。嫌な要素が全く無い。

◆あそびにいくヨ! ★★☆☆☆

同じく花澤タグから。

クソアニメだけど、これはこれでアリ。多分二度と見ないけど。



他にも見た気がするけど、もう探すの面倒です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

かおーん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

[ネタバレ注意]原作完結のまとめ

原作未完のままアニメ化、中途半端に終わり二期もあるはずない。でも結末がなんとなく気になる・・・ので、原作最終巻だけ読んでみました。koboで楽天ポイント使って。
(すみません本来こんな読み方はしません。どんな長編小説でもそりゃ戦争と平和とか嵐が丘とか鬼平犯科帳とか三国志、銀河英雄伝説でさえ読破してますが、さすがにこの作品を10巻全部読むのはムリ!なので最終巻だけ読ませていただきました。中途半端に投げられて終えた、原作未完なアニメの原作だけこんな方法を取ろうと思ってます。あ、赤川次郎の三毛猫ホームズも最終巻出たらそれだけ読むかも)

以下原作最終巻まとめ
{netabare}

秋山忍の「大罪」シリーズの続きが読みたいの一念で、犬として生まれ変わった主人公、和人。
夏野(秋山忍)は、自分が最終巻「色欲」を書いたら、和人が消えることを知っています。なので書べきか書かざるべきかを悩む。

そんな彼女に、「色欲」を執筆させるため、ドM編集者が取った行動は、犬(和人)の殺害。犬が居なくなれば、夏野は執筆を始めるはず。

夏野霧姫(秋山忍)の前で血の海に沈む犬(和人)、彼女は和人が死んだと思い、マンションに籠もります。そして、最終巻の執筆を開始する。

編集者の暗殺から逃れた犬(和人)は、マンションに戻ろうとしますが、ドM編集者の超強固なセキュリティーシステムが敷かれており、それが進入を拒む。

主人公(和人)も、最後の「色欲」を読んだら自分も消えるであろうと知っている。知っていても、読みたい。自分はそのために生き返った。だから、夏野には完結編をどうしても書いて欲しい。

6人の友人作家たち(アニメにも数人出ていましたが、その後数人追加されたよう)の手を借り、マンションへの突入を試みる和人。
目的は「色欲の執筆を辞めさせる」こと、「色欲の執筆をさせる」こと。
夏野の部屋の前に立ちはだかるラスボス、ドM編集者との対決で、今書いている「色欲」は完全な作品ではない。追い詰められ書くことしかなくなった状態、そんな不完全な状態で書かれた色欲で良いわけがない、読者の想像を遥かに超える、夏野の才能の全てを出し切った完璧な「色欲」を書かせなくてはいけない、と、ドM編集を説き伏せてラスボス戦は終了。無事夏野の部屋にたどり着きました。

部屋では黙々と執筆を続ける夏野。和人が生きていることに気づいていた夏野もひとつの計画を実行していました。

不完全な色欲を書き上げる。犬(和人)は納得しない。和人は激怒するだろう。そして、犬(和人)は襲われることはなくなる。成仏もできない。一度完結した作品を、二度完結させることは不可能。

これが夏野が取った、犬(和人)を生かすための計画でした。
和人(犬)はこれを見抜き、夏野を説き伏せます。秋山忍(夏野)の作品に心底惚れ込んできたこと、七罪シリーズを読み終えるために生き返ったこと。それを読んで死ぬことが解っていても、読みたいということ。

全てを理解した夏野霧姫(秋山忍)は、最終巻「色欲」を書き上げます。そして、原稿用紙のまま、和人は読みます。
念願の「色欲」の読書にふける和人。気がつけば夏野のヒザの上で読んでいました。

ヒザに抱かれたダックスフンドに夏野は感想を聞きます。
形容しがたい名作に、考え、言葉を選ぶ和人、しばしの沈黙のあと和人は
「面白かった」
同時に意識が遠のくのを感じます。夏野も、和人が消えることを理解し、涙しながら「ありがとう」

消えゆく意識の中で、犬(和人)は
「ちょっとまったー!」
まだ読んでない作品がたくさんある、夏野霧姫の作品をもっと読みたい!まだまだ死ねるかー!
「は?」と驚く夏野に犬は「今後も本が出版される限り、おれはそれが読みたい。まだ死ねない、つまり、秋山忍(夏野)とずっと一緒だ」と。

憔悴・悲観・安堵・怒りに、同時に襲われた夏野はハサ次郎(ハサミ)を手にし、和人に迫ります。アニメと同じように。

「お仕置きターーーーイム!」


(原作感想)
作家6人が、他人を傷つけるとしても執筆するか、の問いに対してそれぞれ出した解答が良かった。作者がこの作品で言いたかったのはこの部分か?
夏野のヒザの上で、静かに、穏やかに最後の読書を始める和人。ここで終わりにしちゃえば良かったのに。ラノベじゃその終わらせはありえないのかな?
個人的には「読書ばっかりしてないであなたも書きなさい!」と和人に伝える内容の色欲を書き、作家として名作を書き上げるまでは死ねない!に切り替えさせる?と予想してましたが。読書バカ犬はそのままで終わりました。

アニメで妹とマグロイーターが好きだったんですが、最終巻には出てこなかったですね・・・
{/netabare}


----アニメ視聴後----

原作未完の駄作フラグ付きアニメ。
原作小説は7巻まで刊行されている(13年9月現在)らしい。
しかし7巻ってすげーな。大作といわれる吉川英治の三国志だって宮本武蔵だって全8巻だぞ?

作中の、活字中毒の犬もこの作品は読まないな(笑)、と言われてるとかいないとか。

幽遊白書、GANTZ、ぜんまいざむらい、代紋、てやんでいBaby、、、ありがちな、死んで生き返るところから始まる作品。

文学少年が一度は死んだが、犬になって転生。
読み終えてない「大罪」シリーズ(七罪?)の最終刊を読みおえるまでは死ねない!ってことだったので、霧姫が最終刊(greed? lust?)を書き終えたら成仏する流れでしょうか。

内容はベン・トーのようなおバカアニメなので肩肘はらずに見られてGood。

OPの、本が平積みに並べられているシーン、一冊一冊の本の表紙の装丁が良い。ひとつひとつデザインされていて、文芸本への愛を感じます。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

67.6 6 東京で高校生なアニメランキング6位
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (947)
5370人が棚に入れました
何が正義で、何が悪なのだろうか…?
突然訪れた極限状態の日本。
その背景には日本全土を絶望の淵に叩き落して行く"謎の侵略者"セプテントリオンの存在が!
これは人間への試練なのだろうか!? 残酷で壮絶な現実に翻弄される人々と
悪魔と契約し"謎の侵略者"と戦う力を得た個性豊かな"13人の悪魔使い"たち。
これはそんな極限状態に置かれた人々の"葛藤と選択"の物語。
世界の終末まで、あと7日。
その選択が未来を創る…。
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

LIVE OR DIE?

視聴前→{netabare}デビルサバイバーは1も2もプレイ済みです。
ゲームとしては面白かったんですが、アニメとなるとどうでしょうか。
気になるところは以下の点です。{netabare}
①プレイヤーの扱い
  ドラクエ型の主人公なので、キャラを定着できるか?
  ここが薄味になってしまうと厳しいでしょうね。

  また、戦闘に参加するか否か?
  ゲームでは参加しますが、アニメでも参加すると浮きそう。
  不参加に(ポケモンっぽく)した方が見栄えは良さそう。
②分岐
  ゲームでは分岐(全部で5つかな?)があり、それによって色々と変わります。
  3つは癖があるので、無難に2択になりそう。
  この2つは大して変りないんですけどね。
③悪魔
  ペルソナ4と違ってメインの仲魔がいないので、何になるのか。
  皆好みは異なると思うので、一番難しいところかも。
  自分の好きな悪魔が出てくることを祈るのみ。
④再現度
  ペルソナ4のようにゲームに忠実に作るのか?
  ①でも述べているように、そのまま表現してしまうと違和感が出てしまう部分もありそうなので、
  変に拘らずに自然な作りにして欲しいです。
⑤なぜ2?
  シナリオは1の方が扱いやすい気がします。
  2はキャラが多い上に、思想がそれぞれ異なるので、相当上手くやらないと……。
  逆にここを上手く描ければ、結構濃い作品になりそう。
  自信の表れだと信じたいところです。
{/netabare}
最近、期待し過ぎて落胆することが多いので、”もしかしたら面白いかも?” ぐらいの心積もりでいようかな。( ̄◇ ̄)
{/netabare}
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視聴中→{netabare}
【第一話 感想】
  イメージのズレに若干戸惑っているところ。
  後2、3話見れば慣れるとは思うのですが、全体的に軽めの印象。
  まずOPが爽やか。今はまだマシですけど、今後内容との落差が目立ちそう。
  キャラの性格も明るめ。ゲームでは、維緒はもう少し消極的で、主人公は淡白な印象でした。
  多分、物語の重さを緩和するための措置なのでしょうね。
  他にもプレイヤーの扱いを変更したりなど製作者さんの工夫が見られるので今後に期待持てそうです。

  ただ、白虎だけはどうしても気になる。
  主人公は強い悪魔扱えるけど同時に一体しか召喚できない。
  維緒は弱い悪魔しか使えないけど、同時に多くを召喚できる。
  とかなら良い感じに個性が出そうだけど、う~ん、わからん。
  あと、技名叫んだほうが意外と様になるのかもしれない。とか思ったり。
(2013.4.5 追記)
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『第三話 感想』
  いやぁ、驚きました。まさかこうくるとは……。
  {netabare}亜衣梨や維緒、純吾あたりは死なないで欲しいなぁ{/netabare}
  {netabare}もしかしたらループ構造にしてるのかもしれませんね。
  1周目は主人公以外全滅、2周目で全員生還とか。
  主人公が白虎扱えるのも周回してる故なのかも。{/netabare}
(2013.4.19 追記)
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『第四話 感想』
  これは、気合入ってますね。演出面が素晴らしかったです。
  ストーリーの方は、安心半分疑惑半分。
  {netabare}流れ的に、維緒は死亡か覚醒かハッキリした方が自然だったかも。
  緋那子も助かったみたいだし、啓太復帰の可能性が……。{/netabare}
  来週は純吾と亜衣梨が出るらしいので楽しみ♪
(2013.4.26 追記)
{/netabare}
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『視聴後』
  これは酷い。下げたハードルの更に下を潜り抜けて行きましたね。
  個人的に感じたポイントを羅列してみます。{netabare}
  ①主人公
    ここがもう最悪でした。
    嫌いな主人公ベスト10に入ってもおかしくないレベルです。
    容姿と強さ、性格と声優、といった様子で二人の異なるの人物を合体させたようなちぐはぐさ。
    前者はゲーム仕様、後者はアニメ後付け。
    変に前衛的なキャラにしてしまったため、他のキャラとの掛け合いが上手くいかず、好き勝手に暴走。
    この作品の最大の失敗と言っても良いかもしれません。
  ②台詞
    こちらも酷い。
    自然体じゃないため、聞いてて違和感あります。
    とりあえず叫んどけ、というスタイルが見事に陳腐さを演出していましたね。
  ③構成
    何がしたかったのか解らない。
    まず、原作の一つの売りである思想の衝突。
    本来なら、ヤマト、ロナウド、ダイチ、アルコル、それぞれが思想に向かって歩み、
    主人公がどれかに同調し加担する。といった図式です。
    扱いが難しいので放棄したのは頷けますが、その結果主人公が暴走せざる負えなかった。
    せめてロナウドを生かしていればもっと話が躍動したはずなのに……。
    群像的側面が欠けたことは大きな損失でした。もう少し頑張って欲しかったですね。

    次に捻りのなさ。
    あんな中途半端なENDにするくらいなら、
    『仲間全滅→大和と決戦→敗北→アルコルによってループ暴露、やり直し→仲間生存→略→ポラリス消滅→人間の世界へ』
    くらいはやって欲しかった。
    今となってはn番煎じの展開ですが、あれよりはマシかと。
    前述の群像劇と組み合わせてれば結構良い作品になったように思うんだけどな。
    もともと尺が足りなかったと思って諦めます。
  ④説得力のなさ
    主にキャラの生死に関して。
    あの状況下で新田さんの生存は明らかに不自然。
    一番死んでも納得できるキャラが生存で、他は大した理由もなく次々と……。
    殺すにしてももう少し重み出さないと、生き残った側の存在感も出ませんよね。
  ⑤統一感のなさ
    主人公筆頭に、OPとストーリーなど。
    特に龍脈の件は唖然としました。
    態々、人間非参加の戦闘スタイルにしてたのに、なぜ?
    一時的に強力な悪魔を使役できるようになる、とかじゃ駄目だったのだろうか。
  ⑥悪魔関連
    言うまでもなく主人公補正強過ぎ。
    ループ構造なら納得でしたが、記憶継続仕様などから考えてそういう訳でもなさそう。
    オークションや合体も説明不十分でご都合設定と化してます。
    悪魔の使役に何らかの制限を設けておけば、もっと安定したかも。
    それぞれの特徴設定や『危機→新しい力→危機脱却』なんていう演出もし易くなりますし。
    持論では、能力ものに制限は必須です。

  良くないところ連ねてきましたが、ここからは良いところを。
  ①ED
    次々と消えていき、最後に復活。という演出。
    本編がもっとしっかりしていれば、かなりの効果が期待できたと思います。
    どうせならOPにも仕掛けが欲しかった。
  ②ラストの合体
    演出としては良かったと思います。ただ、あまりにも唐突過ぎましたね。
    過程がしっかり描けれていれば感動的なシーンになったはず。
  ③4話の羽
    ラストに余計な事をしなければ……。
    4話の時点では、やられた悪魔たちの無残に散る羽という認識で通っていたのに、ラスト意味もなく同じ演出。
    4話もたまたま同調効果が発生しただけで、本来意味がなかったのかも。
{/netabare}

  長々と申し訳ない。少し期待してただけにその反動が出たんです。はい。
  原作未プレイの方にも既プレイの方にもオススメできない何とも残念な作品です。
  未プレイの方には原作をオススメします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

使い古された内容で『無難』と言えなくも無いが微妙な点は多々ある。個人的には映像面、音楽面の後押しが大きかった。【総合評価:62点】

2013年春に全13話で放送された作品。
ゲームが原作となっているこの作品。因みに2と言うのはゲーム的にはと言うだけで、アニメとして第二期であると言うわけではありません。
嫌に順序だてた進行など、ゲームが原作と言うのはひしひしと伝わってくる内容でした。

大まかなあらすじは……

高校3年生で主人公の久世響希(クゼ ヒビキ)は、友達の志島大地(シジマ ダイチ)、同じ学校に通う新田維緒(ニッタ イオ)と共に地下鉄の事故に巻き込まれ、ニカイア、通称『死に顔動画』と呼ばれる携帯アプリで悪魔を召還する力を手に入れる。
そして、自分達の意思とは無関係に『セプテントリオン』と呼ばれる謎の侵略者と人類の存亡をかけた7日間の戦いに巻き込まれていきます。
日本全土が極限状態に置かれた中、何が正義で何が悪なのか?
主人公を始めとする登場人物達の"葛藤と選択"、そして選択の先に起こる対立などをテーマとして描いていました。

と、こんな感じになります。


主人公は自身の意志とは関係無く争いに巻き込まれ、共に戦う仲間達との触れ合い、そして戦いの中で散っていく命前に自らの力を自覚していき、決断をするために悩みながら成長していく。
まぁ、主人公としては王道を歩むキャラクターです。
ですが、葛藤と選択、こう言う価値観を戦わせるような作風の主人公は総じてキャラクターが濃く、信念が強い、言い換えれば思想に偏りがあったりしますが、このキャラは正直薄味ですね。
キャラクターとしての主張が弱め、物語の中でなんだか違和感が拭えない存在でした。

キャラクターの死に重みを感じられなかったと言う点が大きく、視聴者に訴える様なものも無くただ死んでしまうキャラクター。
勿論、ただ曖昧な死を迎えたキャラクターも勿論ですが、これでは生き残ったキャラクターへの印象も曖昧なものになりますね。
主人公と共に戦うそれぞれに個性がある仲間を安っぽい扱いで食い潰した結果、単に数が多いだけの脇役達にしてしまっていると感じました。


謎の侵略者との人類存亡を賭けた戦い 。
その中で、迫られる選択に葛藤し、正義と悪の曖昧な境目を巡り対立を描く。
まぁ、かなり使い古されたような物語、設定、テーマですね。
正直、この作品には『目新しさ』と言う物は皆無といっても良いかも知れません。
尻上がりに盛り上がっていきますが、徹頭徹尾、良い意味での意外性も無く、予定調和の元に話は進んでいきます。
悪い意味での意外性として、ご都合主義だったり、突飛な展開も目立ちましたが、これは原作ファンへの仕様が強すぎたためなのか?
まぁ、原作をプレーした事のない身としてはちょっと置いてけぼりを喰らう展開があった。

まぁこれだけだと酷評もいい所ですが、逆を言えば使い古されているからこその安定感と言うか『無難』さは感じられなくもない。
使い古されているだけで、物語、設定、テーマ、どれも『面白くなる』、『面白く出来る』要素は多分に含まれているので……
この作品はそれらをどう捌いたのかと問われれば、残念な点はありますが13話の尺を考慮すれば取りあえず作品として観れないレベルとまでは思いません。

正直、そこまでの魅力を持っているとは言えない作品ですが、作画の面に関しては中々の仕上がりでした。
ちょっとキャラクターのデザインに対しては、個人的には好き嫌いのムラがありましたが概ね良好。
戦闘シーンの演出も激しく、見ごたえはあると思います。
そして、OP『Take Your Way』とED『Be』共に良曲でオシャレ感強め、映像、音楽の面の後押しが非常に大きかったです。

酷評気味な感じになってしまいましたが、ありきたり故の安定感と言うか『無難』さはある作品だと思いますので、一度視聴してみるのも悪くないかと思います。
好きな方には楽しめるような作品だとは思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 44

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

One word to describe this Anime is「Let’s Survive.」 生きよう。

あらすじ

学生の間に密かに死に顔サイトの「ニカイア」っと言う携帯アプリが流行っていました。そのアプリに登録しますと、友達が死ぬ時の光景が見れるというアプリでした。

主人公の久世響希は友達の志島大地に「ニカイア」を登録する事をお勧めされ、登録しました。登録した瞬間にある事件が起きました。それはなんと・・・

私の感想。

前半少々微妙な感じでしたが、後半からおもしろさが ぐぐ~ん↑↑ っと上がり最終回は超展開でかなり楽しめました。本当に面白かったです。どういう風におもしろいかといいますと、今まで鬼ごっこを一人でやった事が無い人が始めて数十人と鬼ごっこをするくらい面白いです。

この作品のおもしろさは実に一つ! 時間をかけて我々視聴者を楽しませようとする所です。私が思うにこの作品は11話かけて最終回のおもしろさを100パーセントまで引き立てていると思います。そして、私はこの作品を生で見たのも最終回をもっとおもしろくした理由の一つです。それは何故かって? それは、 一話見た後一週間も来週の次の話までの一週間じっくり今後どうなるかを自分で考えたりする事が一番のおもしろさの調味料だと思います。最高です。

キャラクターデザインも最高でした。少々なれるのに時間がかかると思いますが、一度自分のイメージに当てはまると、最高で最高でしょうがないと思います。男性キャラクターは非常にかっこいいですし、女性キャラクターは魅力的でした。それは萌えだけでなく、美しい、可愛い、もあります。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は少々過激の表現やグロが目立つ所があります。ですので、グロが苦手な人はあまりお勧めできません。けれど、おもしろいので是非見て下さい。

オープニング

「Take Your Way」
かっこいいです。非常にかっこいいです。特に、はじめ方が超かっこいいです。

このオープニングの本当にすごい所はネタバレなんて完全に無視して、キャラクター説明と世界観の説明に専念している所です。
本当にネタバレだらけですが、完全にそんな事を無視して、キャラクター説明に専念しています。

そして、このオープニングがキャラクター説明が終わった瞬間に今までのあらすじをほぼ完璧に教えてくれます。これで、前の話を見忘れた人も話の内容が分かりますね!!

エンディング

「Be」
非常にかっこいい曲です。なんと言うか、他の作品のキャラクターでしたら、非常に地味なエンディングになるかとおもうのですが、この作品のキャラクターでしたら、非常にかっこいいのです。そして、はじめは幸せな一面をあらわして、そして、地獄のような破壊された世界を現すのはなんと言うか、天才の仕業ですか?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

69.7 7 東京で高校生なアニメランキング7位
ダイヤのA(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (649)
3412人が棚に入れました
もう一度、あのミットに投げ込みたい‥・・。捕手・御幸一也との出会いが、少年の人生を一変させる。沢村栄純15歳。己の力を試すため、仲間に別れを告げ、野球名門校・青道の扉を叩く。そこには己のすべてをかけた誇り高き球児達がいた!

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、花江夏樹、櫻井孝宏、細谷佳正、浅沼晋太郎、小野友樹、浪川大輔、森田成一、岡本信彦、下野紘、羽多野渉、松岡禎丞、檜山修之、内山夕実、東地宏樹、鳥海浩輔、梶裕貴、前野智昭

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

【犬も歩けばアニメに当たる。】野球が好きな人ほど楽しめる高校野球群像アニメ

■新チームの春のセンバツに向けた戦いがスタート
「ダイヤのA」は、「週刊少年マガジン」連載の同名コミックが原作の高校野球アニメ。放送がスタートして1年半、4月からアニメは新シリーズに入る。原作コミック28巻以降にあたる、1、2年生による新チームの秋大会の話に入るはずだ。

主人公は、1年生投手の沢村栄純。サウスポーで、独特のフォームから出るクセ球が武器だ。ひたむきな性格でちょっとおバカという愛嬌者。若干ウザがられながらも、チームの仲間たちに認められている。土壇場での度胸は天下一品だ。

舞台となる青道高校は、過去に甲子園出場の実績がある、西東京三強校のひとつに数えられる名門校だ。主力選手を他の道府県から引っぱってきたり、複数の投手で継投策をとったりするなど、現実の強豪校に近い設定になっている。そのため、選手たちの境遇や心情に、プロ野球選手や高校野球経験者も納得するリアリティがあるのが特徴だ。

当然、投手もチームに1人ではない。ポジション争いをするライバルが、同じチーム内にいる。それも強烈な実力者が。

もう1人の1年生投手、降谷暁は、うなりをあげる豪速球が武器の、正真正銘の“エースの器”だ。中学校までの体験から、人付き合いは少々苦手だったが、青道高校で認められてチームメイトを信頼できるようになり、自信をつけてきた。とぼけたところがかわいくも感じられる天然キャラだ。

名門・青道高校の強さを体現した3年生が引退し、1、2年生のみとなった青道野球部は、秋大会予選が始まったものの問題が山積みだ。チームの新たな中心となる2年生は、まだちぐはぐで一体感がない。また沢村は夏の県大会決勝戦で投げたデッドボールがきっかけとなり、思うように投げられなくなる「イップス」に陥り、これまでにない危機を迎える。

さらに、部員の信頼厚い片岡鉄心監督は、夏大会の責任を取ろうというのか、秋大会で青道高校の監督を辞めると決意している。それを知った部員たちは、ショックを受ける。

「今、自分たちにできることを」と考えた3年生は、1、2年生の現役チームに喝を入れようと、引退試合を行う。プレーを通してぶつけられる先輩たちの熱い思いを受けて、現役チームも発奮したところで、1年半のシリーズはひとまず幕を閉じる。次の新シリーズは、秋大会本選からスタートだ。

■チームの中心となる2年生メンバーの、ここに注目!
引退した3年生たちは、これまでの試合の立役者だった。強かった。個性的だった。カッコよかった!

そんな彼らが試合に出なくなるのは正直寂しい。けれど、新たにチームの中心となる2年生も粒ぞろいで味があるので、主立ったところを紹介しよう。

まず筆頭は、1年生のときからレギュラーだった天才捕手の御幸一也。やることなすこと隙がない、対戦選手も認める“イケメン”だ。3年生が引退して新たな主将に選ばれ、さらに4番打者をまかされることになったが、これは天才御幸にとってもかなりの重圧だ。クセのある投手3人をコントロールしながら、チーム全体を見て、さらに4番として打たなければならない立場になったわけで、本人も悩みつつ試行錯誤している。

皮肉屋で、あえてチームメイトに厳しいことも言う御幸は、黙っていても仲間に慕われる主将というタイプではない。主将になった当初はやりにくそうだった。誰よりもチームの勝利に貪欲な御幸が、今後どんな主将になっていくのかが、ここからのお楽しみのひとつだ。

次に、主人公・沢村と同室の先輩、2年生ショート副主将の倉持洋一。口の悪い兄貴タイプだ。同学年の御幸とは悪友の関係。見かけによらず人間関係の機微に敏感で、なかなかまとまらない新チームで、思いがすれちがう仲間たちを冷静に見つめ、支えようとしている。

憎まれ口は相変わらずだが、倉持は自分たちの代が中心になってから大人っぽい面が前に出てきた。俊足で試合をかき回す展開が増えて、さらに頼れる存在になるので、試合中の見せ場がアニメでカッコよく描かれることに期待したい。

もう1人の副主将である前園健太は、新チームでレギュラー入りした2年生ファーストだ。パワーヒッターらしくいかつい容姿で、性格はやさしくて熱くて不器用。これまで2軍だったので、出番がなく伸び悩む仲間の気持ちがよくわかる分、勝利のために妥協しない御幸とは意見がぶつかりあう。努力家で愚直な選手なので、ぐっと心に来る名ゼリフも期待できる。

寡黙な2年生ライト、白洲健二郎も存在感を増してきた。鍛錬を怠らない縁の下の力持ち。鍛えた身体は細く見えて、実は脱いだらすごいんです!

引退した3年生に比べると2年生の心はまだバラバラで、完全にひとつにはなっていない。ふとした出来事で、亀裂が広がることもある。結構ハラハラさせられるが、気づけばこれが、新チームの持ち味になっているからおもしろい。

■沢村と降谷、チームのエース争いも次のステージへ
秋大会本選で、まず迎えるのは帝東高校戦だ。

帝東のエース向井太陽は、沢村や降谷と同じ1年生投手。プライドが高く、東京出身でない選手に対抗心を燃やしている。

まずは沢村が、現在悩んでいるイップスとどのように向き合い克服するのかが、物語の大きな縦軸だ。それをクリアしなければ、沢村にチームのエースは務まらない。ただでさえ、降谷の存在感に遅れをとっているのに!

対照的に、新チームで背番号1番をもらった降谷は、エースとしてめきめき成長しつつある。沢村との差はすでに開いてきた。主人公、かなりヤバイ。

もともと、この作品は「群像劇」だったが、新シリーズからはさらにその傾向が強くなっていくと思われる。対戦相手のチームにも、それぞれ負けられない事情がある。見ているとどちらも応援したくなってくる。その感覚もまた現実に近い。

野球描写がリアルなこの作品では、どんなに選手が成長しても、奇跡的な必殺の魔球などは生まれない。また、どんなに思いのこもった勝負球も、打たれるときは無惨に打たれる。

熱くて苦くてわくわくする、高校野球の魅力がそのまま伝わってくる「ダイヤのA」。まだまだ原作は先が長いので、新シリーズ突入はなんともうれしい。

これまでは日曜朝の放送だったが、放送時間枠が月曜夕方に引越しした。この機会に、まだこの作品を知らない人もぜひ一度見ることをお勧めしたい。

『ダイヤのA』放送延長か?まとめサイトが紹介しネット騒ぎに
テレビアニメ『ダイヤのA 』が放送延長および、4月から放送時間を毎週月曜夕方6時に変更すると、まとめサイト複数が紹介してネット上で騒ぎになっている。

『ダイヤのA』は現在、毎週日曜朝8時半からテレビ東京他で放送されている。

情報源は共通で、日本のアニメ・マンガに関するリーク情報を度々あつかっている、北米のアニメ情報サイト『Anime News Network』の3月2日報道が元。
ここ発信の情報がまとめサイトを通じ日本で紹介されることが最近増えており、発表前にネットで広く知られてしまうことが頻発している。

なお、今回のまとめサイトの紹介をうけ、ネット上では早速ファンから「二期おめでとう」「うれしくて泣ける」「やったー」といった声が多数あがっていた。

弱小チームがずば抜けた能力をもつ主人公を中心に成長して強豪を打ち破っていく野球漫画が多い中で、本作は強豪校への野球留学を肯定的に描き、選手層の厚い野球部の中でチームメイトと切磋琢磨してレギュラー、エース投手を目指す主人公を描いており、他作品との差別化が図られている。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

okome77 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

内容は面白い、でも試合の描写は期待以下

アニメが放送された当時、ハマって原作を集めました。
キャラクターもカッコイイし、話も野球に青春の全てを捧げているというか、でも爽やかな感じではなく、強豪校ならではのレギュラー争いが激しくて泥臭くて、熱い野球漫画という印象でした。

甲子園まであと一歩というところでの敗退やその後の主人公のイップスなど、続きが気になって次々読み進めてしまう展開で、ハラハラしながら原作は楽しませていただきました。

が、初期の頃はあまり気にならなかったのですが、夏の大会が始まったあたり、特に薬師戦あたりから絵が動かない、テンポが悪いなと感じるようになりました。
また、初期に発表された青道や成宮あたりは特に違和感を感じるということはありませんでしたが、最近次々発表されていくキャストについては近年注目を浴びるキャスト揃いで、キャラクターに合っているという人がほとんどいません。
この人だったら、こっちの方が合ってたんじゃないか??って思うことも増えてきました。
今人気の声優陣かつ癖の強い人が多いだけに、オーディションやってるのかさえ怪しいところ。

イメージというものはそれぞれが原作を読む中でこんな声かな??って勝手に膨らませているものでもあると思うので、私のイメージと合わないというだけかもしれませんが、こちらも薬師あたりから予想の斜め上のキャスティングが続いているなという印象です。

試合描写についてはまずスポーツアニメに重要な動きが全く見られない。
投手が投げて、打者が打って、野手が守る
その一つ一つの流れが描かれず、打った時の音とバットを振った後の描写だけがされていることの方が多いです。
守備を終えてベンチに戻る時も基本は静止画ですね。
それと背景が発光している場面が多い。

原作を読み返して気づきましたが、アニメは原作の描き方をほぼまんま描いていることが分かりました。
打った時の打球が飛んでいく場面が光で表現されていたり、発光してる場面も原作で背景が描かれていないシーンだったり。
アニメに忠実だと言ってしまえばそこまでですが、忠実にやりすぎてスポーツアニメとしては期待以下と言わざるをえません。
原作者も最近、アニメの描き方についてボヤいていたらしいですし。

キャラクター、話の内容がいいだけにとても勿体無い。
TVシリーズより原作と同梱で発売されたOVAの方が描き方はいいと思います。

追記
書き忘れていましたが、スポーツアニメって動きが重要ではありますが、全てを動かすのは原画マンにとってはかなり大変です。
なので、スポーツアニメの大半はストップモーションというものを取り入れ、動くシーンと動かないシーンで構成されているらしいです。
また、朝枠は予算も少ないので、動きが少ないのはそのせいもあるのかもしれません。
とはいえ、基本的に紙芝居なのは変わりません。
動くのは俊足ランナーが走るシーンだったり、袖がバタバタしてたり、あと練習のシーンの方が何故か動いていたりします。
なので、動きのある野球アニメを楽しみたいという方にはあまりオススメできない作品ですね。
むしろ原作で読んだ方が面白いと思います。
話の内容やキャラクター重視で、試合シーンはある程度の描写でいいという方には楽しめる作品だと思いますよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 1

bekoさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ある高校球児1年生の春から秋の物語

出来るだけリアルに高校球児の物語を作品としての見どころもおさえながら作られた作品です
野球が好きな人、高校野球が好きな人向けの作品
スポーツものや青春ものが好きだけど野球には詳しくない方もOK
振り逃げ、スリーバンド、タッチアップ、ボーク等野球独特のルールで?が出るとは思いますが、ちょっと調べれば問題無しです

主人公の沢村栄純だけでなく、他の選手や他校の選手にもスポットが当たることも多く、各個人の野球にかける思いや甲子園にかける思いなどが描かれています
また、栄純の通う青道高校はとにかく走る、バットを振る、投げる、ノックを受けるといった具合で努力に努力を重ねる非常に泥臭い練習スタイル
監督の采配はいい選手をどんどん起用し、攻めの姿勢を貫きます

そういった一貫した信念でまとまった青道高校のレギュラー争いからはじまり、夏の本選がメインで63話まで
64話から75話までで新体制での秋の大会が始まるまでが描かれます

スポーツものらしく熱い展開が多く、試合のシーンはどの試合も引き込まれて手に汗握って観ていました
ネタバレになるので感想は割愛しますが、稲実戦と明川戦が良かったです

ミスやエラー、四球が失点に繋がったり、スコアが妙にリアルだったと思います
勝手な予想ですが、先にスコアを含めた結果を決め、試合の流れを組み立てて作られたのではないでしょうか
しかし、本モノの野球を観るように観てしまうのはNG
漫画が原作のアニメですので、当然おもしろくなるように要所で凄いプレーが出たりします
投球フォームにちゃんと個性があり、躍動感のある投球が描かれていました

一応マネージャーや同じ中学の女子がチラッと出てきますが、ほとんどセリフも無く恋愛要素は皆無
ガチで野球漬けの高校球児を描いています

以上、長編ですので総集編も挟みますが野球の好きな人にはオススメしたい作品です

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超どうでもいい個人的な話

私の通ってた高校はいわゆる甲子園名門校で、私が高校3年の時に甲子園出場して準優勝していました
甲子園の舞台で同級生が活躍している姿、TVに出てくる同級生、めっちゃ輝いていましたね
スタンドから応援しているとき、1球1球祈るような気持ちで応援していたのを鮮明に憶えています

教室であまり目立っていなかった人がレギュラーだったんですが、その人が試合で大活躍していました
後から知りましたが、やっぱり練習漬けの毎日だったようで自主練習も人一倍やっていたので友達もあまりいなかったんでしょうね
チームは大会No.1左腕投手がエースで4番、全試合完投するという戦い方でした
しかしベスト8からの連戦連投の疲れからか、決勝戦で制球力を乱して失点、3人の投手で継投して力を温存していた相手チームに惜しくも敗れました

っということで、この作品すごくのめり込むことができました
甲子園、いつまでもある球場というわけにはいかないでしょうから、行ったことのない方は是非一度カチワリ買って、帽子被って球場へ!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

61.0 8 東京で高校生なアニメランキング8位
レーカン!(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (482)
2393人が棚に入れました
――わたし、視(み)えるんです。
誰もいない放課後の教室。黄昏時の元殺人事件現場。
ないはずの視線が気になる夜のお風呂場。
漆黒の艶髪をなびかせて。そう、霊的スポットにいつもいる。
気になるあの子は霊感少女――
霊感が強く常に幽霊に囲まれている主人公・『天海響』が様々な幽霊と交流しつつ、
クラスメートと仲良くなっていく『ほのぼのと感動』そして『怖くない』ホラーアニメ。

声優・キャラクター
木戸衣吹、伊藤美来、飯田里穂、M・A・O、山崎エリイ、山谷祥生、川原慶久、くじら、内田彩、井澤美香子、松井恵理子、木野双葉、羽多野渉、皆口裕子
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ハートフルな幽霊ファンタジー+日常系。地味さや粗もあるけど、かなり好きです

芳文社の4コマ漫画原作の日常系+幽霊ファンタジー。
清楚なお嬢様系の霊感少女と、彼女の霊感知りつつも楽しく傍にいてくれる友達、そして愉快な幽霊たちが、和気あいあいと過ごしていく。
全般にほのぼのした呑気な雰囲気と、少しハートフルなエピソードが持ち味。
(賑やかしの男子一人居るが)基本的に芳文社のガールミーツガール系。
地味な作風ではあるが、とても優しい作品です。

キャラ萌えやコメディー面での地味さ、ノリの古さ故か、イマイチ不人気な不遇作。
エンタメ的に見ると仕方がない面もありますが、決してク○アニメではない!
2015年春アニメの中でも地味に好きでした。(地味だけど…)

{netabare}『物語』
まず見所は、霊感持ちの天然不思議系お嬢様な天海響(あまみ・ひびき)と、幽霊ニガテなツンデレ井上成美(井上さん)との、ガールミーツガール。
井上さんが怖がりながらも響と仲良くなっていく過程に、若干の百合萌えあり。
2話にしてハートフル路線の、ちょっとイイ話が来るので、ここで幽霊否定派の井上さんの心境の変化も見所。
怖がりつつも響ラブな井上さんの百合萌えオイシイです♪
…仲良し女子グループに一人だけ男子居ますが、ラブコメ要素は皆無。
完全に賑やかし要員であり、山田騒ぐ→女子に制裁される流れが一種のお約束になっている感じ。

他の級友たちも気の良い仲間たちで、ごく自然に響の霊感体質にまつわるトラブルや、幽霊たちと交流していく。
この自然さが本作の持ち味で、人間と幽霊(死者)の境界が曖昧な世界観で、少し優しくハートフルな雰囲気が良いです。
コメディー面では、幽霊が日常的に学園生活にまざる事でのシュールな状況が面白い。
ギャグも文字通りの意味で「命」を張った幽霊ギャグは笑えましたw

中盤以降、かなりハートフル路線に。
コギャル霊と、彼女の母親…との絆を響が繋いでいく話は、親子の愛情を感じさせて良かった。
8話がベタだがかなり泣かせてくれる。
※「あの花」彷彿とさせる感動エピソードでした。1話完結の感動話としては完璧です。
8話ではアホの山田見直しました。
…2話の井上さんとおばあちゃんなど、全編を通して

「生者と死者を問わず、大切な人(家族)との絆」

を優しいタッチで描いた良エピソード多し。
本作はファンタジーであり、現実ではあり得ないけれど、(あったらいいな)と思えるステキなお話です。
感動一辺倒ではなく、基本は呑気なコメディーなのも良い。
代返侍とかコギャル霊とかが喧しく日常に絡んで来たら…ちっとも寂しくは無いですね。

終盤の展開は唐突感ありますが、響がいかに愛されているのか、親と子の絆を見せてくれました。
これまでの個別エピソード(井上さんと亡き祖母の思い出の卵焼き、幸せになった先生、コギャル霊など)が、しっかりと結実していく全体構成も上手いです。
ラスト手前で最終回でもおかしくない感動系、更に+1話で楽しい日常続きます的な締めも文句無し。
素直に温かい気持ちになれる、ステキな霊感ファンタジーでした。


個人的に大好きな作品だったのですが、ここからいくつか難点も。
コメディーはややノリが古い面があり、序盤はまだ友人たちのキャラ分からない事もあり、悪い意味でグダグダ感が否めない。
ここら辺は4コマ原作アニメとしての構成が若干上手くなかったのかな?
ギャグは「命」以外では特に笑える部分が乏しい。
井上さんの幽霊怖がりと山田が制裁される二大ネタを、お約束のノリとして楽しめるか否か…?
山田が邪魔?
ガールミーツガール系の中で、彼がウザかった。
(8話で彼の存在意義見直しましたが)
…個人的には、これらも致命的では無かったのですが、前半地味過ぎて切られる恐れはあると思った。
逆に後半は素晴らしい。幽霊含めキャラ増えてくる中盤以降、尻上がりに面白くなります。
ラスト手前の説明不足も全然気にならないです。


『作画』
響ちゃんのキャラデザがかなり好み。清楚系お嬢様かわいい。
井上さんのツンデレな表情など、キャラデザ面では非常に好きです。
気になるのは、目を髪で隠しつつも透けて見せる表現。
正直若干の違和感あり(古いタイプの表現か?)
構図の取り方や場面転換の演出面でも難あり、特に前半コメディー面でのテンポに影響した模様。
…とはいえ、個人的には、特に致命的とは思わんです。
響ちゃん可愛いじゃん。井上さんかわいいじゃん。花子さんかわいいじゃん。

『声優』
木戸ちゃんこと木戸衣吹さんが清楚系天然お嬢様を好演。
良いじゃないですか!木戸ちゃんのお嬢様系アリですな♪
伊藤美来さんのベタで些か不器用なツンデレも中々。
演技の上手さはともかく…ベタだけど可愛いから良いじゃないですか!
※私の中では伊藤美来さんすっかり「ろこどるのなにゃこちゃんの人」で定着してしまってますw
ろこどるではゆかりさんに百合萌えされ、本作では響ちゃんに百合ツンデレ…

皆口裕子さんと井上喜久子さんの、娘を想う母親役も非常に良かったです。
エロ猫のくじらさん、見事にくじらさんでしたw
代返侍の川原慶久さんの好演も光った。

『音楽』
OP「カラフルストーリー」は明るく楽しげ、ED「ケサランパサラン」含めて本作雰囲気に合ってます。
後半の感動系の余韻を、良い意味で壊してくれる。

『キャラ』
響ちゃん、清楚で天然なお嬢様で可愛い。奥ゆかしく、慈愛に溢れ、友達にも霊にも好かれる、良い子です。
萌え的にはありがちなキャラに見えるが、その掛け値無しの優しさは天使!

井上さんはベタで古典的すぎるツンデレであったが、対象が百合というのが芳文社4コマらしい。
井上さんはガチ。
霊感持ちに百合萌えなのに幽霊には滅法弱いギャップも萌える。
やはり非常に思いやりのある優しい子なのも好印象。

幽霊たちが個性派揃いで、またゲストも印象的でキャラ層は厚い。
代返侍とコギャル霊はユニークかつ良いキャラでした。
花子さんメリーさんかわいい。
地縛霊が(姿は見えないか)イケメンだったり。

アホの山田は存在が邪魔だったのではないか?
とも思えたが、8話で値千金の心憎い気配りを見せた事で、評価急上昇しました。
本作のコメディーにおいて欠かせない存在ですし。

他友人たちは前半キャラが薄めなのが難。
メシアさんやスマホ心霊写真の子はそこそこキャラ立ってましたが…
最後まで視聴するとどのキャラにも愛着湧きますが、4コマの萌えアニメとしては、華のあるスター性のある萌えキャラが不在かもしれない。
…個人的には、響ちゃん×井上さんで十分満足ですけれど。


『追記』非常に好みの作品です。
個人的に、数値以上に贔屓したくなる好きなアニメです。
微妙な部分も含めて、本作の空気感が愛おしい。
あにこれでも他でも評価伸びない理由が何となく分かってしまうのは、我ながらアニメに慣れ過ぎてしまっている…
初心に返って、こういうアニメを絶賛してみたいなぁ…。

『追記2』ハロー!!きんいろモザイクが手強すぎた…
他レビュアーさんも何人かご指摘されてますが、同時期に同輩の芳文社のエース「きんモザ2期」とカチ合ってしまった。
個人的にはレーカンにも良さがあると思いますけど…
きんモザとレーカン両方好きなんじゃ^~!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

最終話まで視聴済。採点内にて感想を少し追記。総評も少し。

原作未読。
雑誌の表紙でアニメ化を知りました。

採点について-----
●物語●
{netabare}
ギャグ・コメディパートとシリアスパートと、
バランスの良い配分だと思います。
振り幅的な面でのバランスになりますか。
大笑いはさせないけど、ドン底に落とされることもない。

それでいて
何処か「泣かせてやろう」という意図の見える展開も。
まぁ見事に思惑通りになって、泣いていたわけですがw

同時期の『きんモザ2期』とは真逆で、
季節の移り変わりの早いことw
12話で1年半・・・。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
正直この項目は評価し辛い。
メイン5人(山田込みで6人でも可)のキャストさんの演技そのものを、
他で聴き馴染んでいない面もあるとは思いますが・・・。
例えば・・・6話での「コギャル霊の母親」と比べると、
やはり『慣れ』『演技』『声質』などで差を感じてしまいます。
本当にすみません、偉そうなこと書いてしまって・・・。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
メインの5人も悪くないのですが、
『猫』やら『代返侍』やら『コギャル霊』やら、
霊やお化けの方がキャラクターの濃いのが多いように感じるw

ツンデレの井上さんは輝いてると思いますw
{/netabare}
●作画●
{netabare}
12話通して安定していたと思います。
大荒れすることもなく。
1話がやたら綺麗だった印象はありますが、
見直してみても不満なところは無いです。

人物より背景や物の方が凝ってる印象があります。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
OPもEDも悪くないのですが、どちらかで(敢えて書くならEDかな)
ノリやテンションの抑えた曲が欲しかったかな?と。
意外と泣かせにくるお話が多いようなので、
EDは静かな曲でもマッチしていたような気がします。
あとは・・・「両方とも同じユニット」というのも無理矢理感が。
番組用のユニットなら仕方がないですが・・・。
{/netabare}
●総評●
{netabare}
ここ数年はきらら系以外の4コマ誌を購入していなかったので、
完全にノーマークからの視聴になりました。
強いて言うなれば「4コマ原作だから観てみるか~」くらいの動機。

だからなのか、存外に楽しんで観ていられたように思います。
飛びぬけた何かを持っている作品では無かったとも思います。
素人さんにオススメできる点を挙げるように言われても、
正直できるか怪しいですね。
それでも、何かがあったのだとは思っています。
ガッツリ霊感物でも無く。
霊は出てきても怖い部分はほとんど無い。
どちらかといえば、ゆったりまったりほんわか。
そして随所に散りばめられた「泣かせる」ポイント。

途中からキャラが増える度に、
足があるか確認しながら視聴するという
変な習慣ができましたw
{/netabare}


6話まで視聴後-----
{netabare}
敢えてネタバレタグを使う内容で無いのですが。
書きたいことは「採点」内に記せたと思います。

「声優」「音楽」の二項目は厳しめに書いてますが、
総じてはかなり楽しめてるのが正直なところです。
溜めることもせずに、毎週キチンと消化してます。

『きんモザ2期』が同じクールでなければ、
日常枠として評価が高めになっているのでしょうが・・・
相対的に低くなってしまうのが勿体無い。
掲載誌面は違えど、何故に競合させたのか・・・。
{/netabare}
3話まで視聴後-----
{netabare}
4コマ原作としては、今のところ可も無く不可も無く。
どちらかといえば良い印象ですが・・・。

この比較に意味は無いのかもしれませんが、
対抗馬(きんモザ2期)が強力すぎる。
扱う題材も作風も絵柄も掲載されてる雑誌も
全く違いますが・・・。
そういう意味で勿体無いといいますか。
同じ出版社だし、時期ずらせなかったのか?と思えてなりません。

1話、3話で予想外にホロリとさせられました。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

次々に起こる心霊現象・・・でも、あったかいんです^^

この作品の原作は未読ですが、原作は月刊誌の4コマ漫画みたいですね^^
この作品の事前情報は黒髪ロングの女子高生が登場することと、主人公を演じるのが木戸衣吹さん、という事くらいでしたが、キャラデザも好みだったので視聴を決定した作品です。

この物語の主人公は、他校から転校してきた天海 響ちゃん。黒髪ロングな美人さんで清楚で物腰が穏やか・・・まるで、どこぞのお嬢様のようです。
そんな彼女ですが、生まれつき強い霊感の持ち主なので頻繁に霊が見えるそうです^^
この作品では、霊感の強い女の子と彼女を取り巻く友達との日常を描いたモノになっています。

私は霊感が全く無いので、霊を見たことはありません。
もし、見えたら・・・きっと怖いと感じると思います。
考えてみると人間の視覚に反応しないモノって他にもあるんですよね。
力や電気は見えないし、紫外線や赤外線だって直接見ることはできません。
でも、これらが怖いか・・・と問われると、誤った使用方法や過度な摂取は危険を伴いますが、怖いという感覚はありません。
だから、霊は見えないから怖いのではなく、思念を持った存在でその思念を伝達する手段が無いから恐怖を感じるのだと思います。

なので、響ちゃんの傍にいたら間違いなくクラスメイトの井上 成美ちゃんと同じ言動を取っていると思います^^;
でも、もしその霊と意志の疎通ができて、霊の願いを叶えてあげられるなら・・・全ての霊が怖い存在とはならないのでしょう・・・
響ちゃんの仲良しクラスメイトは、これまで未知の世界だった霊との接触を体験しつつ・・・物語が動いていきます。

霊の中には、悪意を持つ霊もいるようですが、全ての霊がそうではありません。
物理現象に介入できないから人間に代わりをお願いしたかったり、生きている間に伝えられなかった一言を伝えたかったり・・・元は同じ人間だったと考えると霊たちの要求する気持ちも分かるような気がします。
自分のお墓を直してもらったり、食べ物を分けて貰った事に恩を感じ、響を守護する代返侍・・・
母に謝りたい・・・そんな気持ちで成仏できずにいるコギャル霊など、基本的に気持ちの温かい霊が殆どなので、安心して見る事ができます。

むしろ、本来であれば輪廻転生の輪に身を投じるべきところで、その流れに逆らいこの世に留まり続ける・・・という事は本来進むべきレールから外れているので、霊にとって大変な事なのかもしれません。
それでも留まり続けるって・・・意志の強さの成せる業? それとも優しさ?

だからかな・・・この作品を見ていると心が温かくなるんですよね^^
こういうココロがホッコリする作品も良いものです^^

物語の終盤・・・響きちゃんは願ってしまいます・・・
どうしても会いたかったから・・・
触れた記憶が欲しかったから・・・
これまでずっと我慢してきたから・・・
彼女の想いは届くのでしょうか・・・気になる方は是非本編をご覧下さい^^

オープニングテーマ「カラフルストーリー」
エンディングテーマ「ケサランパサラン」
どちらの曲もevery♥ing!さんが歌っています。

1クール13話の作品でした。心がホッコリ温かくなる作品が多く、きんモザとはまた違った癒しを与えて貰った作品でした。
そして物語は普通に・・・何の前触れも無く終わったように思いましたが、続編があるのでしょうか^^?
4コマ漫画だからストックに時間がかかるのかもしれませんが、もし次期があるなら是非視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

76.4 9 東京で高校生なアニメランキング9位
ダーウィンズゲーム(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (502)
2260人が棚に入れました
平凡な高校生である須藤要のもとに見知らぬアプリ「ダーウィンズゲーム」の招待メールが届く。アプリを起動させてしまったカナメは、プレイヤー同士が異能を駆使して戦うゲームに巻き込まれてしまう。わけもわからぬまま、襲い来る強力なプレイヤーとのバトルを切り抜け、カナメは生き残ることが出来るのか!?

声優・キャラクター
小林裕介、上田麗奈、大森日雅、八代拓、花守ゆみり
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

観終わった

1話感想{netabare}
悪くないのだけどいきなり1時間放送で…すっごく長く感じた。
内容が盛り沢山ってことではなく、「早く終わってくれないかなぁ」って感じで3時間くらいに感じた。
つまらないワケではないのになんで?と考えると…他の方も指摘されてる通り「もうそのネタ分かってるよ」って部分まで懇切丁寧に説明してるのが余計だったのかな?
まぁアニメ見るのはこの作品が初めてって方も居るかも知れないのである程度の説明は必要なのかも知れないけど…この感覚はアレだ、シュタゲの後にインフィニティフォースやバトルガールハイスクールで分岐世界線の説明をされて「えーまたそれ聞かされるの?」って感覚と同じかと。
う、うん、親切な作りだということで文句は控えとこう。

とはいえこれ…えっ、チャンピオン掲載なの?
同じ掲載誌で同じような作品無かったっけ?…思い出した“魔法少女サイト”、他にもあったかも?何か特別な力を与えられてお互い殺し合えーみたいなの。
それとも雑誌のカラーとして定着させるつもりだったり?ジャンプが天下一武道会やるみたいな。

例によって例の如く、黒幕に迫るのなら面白そうだけど、そうでないなら…うん。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
何話か見逃してる?って展開が多くて困惑。
2話、ゲームのタイトルを外で口外することすら憚られるって…ええっ!?そんなんしなくても精神操作でいくらでも秘匿できるんじゃないの?
ってかパンダが警官殺しといてそんなこと気にするの?
一応6話で「渋谷イベントはさすがに秘匿し切れない、主催は何を考えてるんだ」みたいな作中ツッコミがあったので掘り下げてくれる可能性が出たけど、6話までモヤモヤ引っ張らせるのはなかなか酷だと思うぞ。
ってか矛盾点は全て「主催が何考えてるのか分からないんだモ~ン」で解決したつもりになりそうでイヤな予感が…。
あ、それとイヌカイがスタンガン食らうシーン、突然突っ伏してたカナメが後ろに回ってる構図になってて意味が分からない、テレポートした?

そんな感じでなんか変だなぁと思いつつも細かいトコロは無視してダラダラと見続けてたら5話で無視しづらい不思議な事が。
カナメは花屋と戦った後3時間寝てたワケだけど…まだシュカ到着しないの!?水使いに襲われて助けてとメッセージ送ったのはカナメ起床後だよね?
道中邪魔が入ったにしてもその間ずーーーっとホテルへ向かってたってこと?
スパイダーマンごっこで移動速度早そうなイメージなんだが、渋谷ってそんなに広いっけ?
そして6話は違和感の連続。
スイが人殺しはしたくないと戦意喪失…はいいとして、それでソウタが納得したという描写が無い。
そもそもそんなので引き下がるなら最初から攻撃仕掛けないと思うのだが(※)。
そして溺れたシュカの救出シーン、もはや違和感しか無い。
5話を見返してみるとシュカは天井まで水に満たされて窒息させられたんじゃなくて、冷たさによって体力が尽きて沈んだことになってる。
じゃあ水から引き上げて体を温めるのが先決だと思うのだが…あれ?
カナメがなにか兵器を出して水温を上げたとかなら強引でも納得できたけど、そういうことでもない。
作中のやり方でまた動けるようになるのなら、そもそも溺れたりしないと思うのだが(※)。
ってか意識確認で頬をペチペチって、あれ何?何なの?遊びなの?本気じゃないの?

なにより不親切なのがリングの入手。
イベントの第二回リング配布で「どこかに」ダイヤリングが設置されるのだけど、画面ではビルの屋上ってだけで、あれをホテルの屋上だと判断するのはちょっと無茶じゃない?もうちょっとレイアウト考えようよ。
その後カナメと情報屋とのスマホ上の文章でのやりとりで説明はあるものの、やっぱり分かりづらい。
『レイン「ダイヤリングがこのホテルに配置された今、ホテルに近づくのは危険です」』←これで作り手は説明したと判断した模様。
ホテルは花屋が掌握してるのでダイヤリングは手に入ったんだろうと察しはつくけど、ダラっと見てる分には「いつの間に手に入れた?」と戸惑わない?
花屋がセリフで「運良くダイヤリングも手に入ったしね」と言うが、そのもののシーンが無いんだもの。
エイスの連中もいつの間にかダイヤリングはホテルにあるって体で話が進んでて…「異次元カメラを使って探しましょう」って言われてるのにそのシーンは無いのか?
次回以降あるのかなー?

4.5話は計画的な総集編だと思うのだけど、まさか緊急で、それにより予定より1話分放送が減ったので無茶なカット入れたってことじゃないよね?
もし緊急だったとしても皺寄せはもっと後になるだろうし。
それと※で指摘した部分、「そもそも」を語るとピンチにならないピンチ、ファッションピンチって言うの?それも多くてなかなかにヘンテコ。
けどこのヘンテコ具合、秋田書店らしいと言えば納得できそうになってしまう自分が居てちょっと悔しいw{/netabare}

11話感想{netabare}
あれ何話だっけ、シュカの鎖が一度破壊されて、その後カナメの練成で再び鎖を手にして逆転、みたいなエピソードあったよね?
てっきり「これはカナメが練成してくれたのー」「カナメからのプレゼントなのー」と、ただの鎖とは違う扱いすのるかと思ったらそんなことは無かった。
こういうところがヌルいんだよなぁ…上記のファッションピンチといい、そこに置かれたキャラ(当事者)の気持ちになりきって話を考えたようには思えないのよね。
当事者になりきってないどこか冷めた感じで、それは視聴者にも伝わる…と思うぞ?
最後のワンに対しても、リュージは「トドメはオレに刺させてくれ!」と頼み込むんじゃないのか、ワンが関わると冷静でいられないキャラじゃなかったっけ?{/netabare}

総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
イカれた舞台を設定して「どうしてそんなにイカれてるんだ」というツッコミ避けに“黒幕”を用意して「ソイツの仕組んだことなので~」でなんとなく済ます、って構成は非常によくあって。
けどそれで「じゃあ黒幕は何を目的としてるの?どうしてそんなことを?」ってところまでは見せないで終わってしまう消化不良な作品も、もう嫌っというほど見てきて。
かくしてこの“ダーウィンズゲーム”もそれと同じ。
いくら口で「黒幕をぶっ潰す」と言ったところで相手の目的も分からないのは“引き”としてはどうなんだろう?
「黒幕の思惑を挫く」のが反抗する上で一番重要なポイントなワケで、結局それは片鱗すら見せずに終了~。
あ、一応“蠱毒”ってワードは出たけどあくまでゲーム参加者がそう思い込んでるだけで、同じワードで煙に巻いた“マキャベリズム”よりも信憑性は薄い。
あれだけ目立つ騒動を起こしておいてゲームの名前を口外するのはご法度というのも意味不明。

うん、まぁそれでもまだ「黒幕が居る」って明かされるだけマシなんだけどねー。
居て然るべき黒幕の存在を匂わすことなく終わった作品に比べれば全然マシ。
「原作に対しアニメはここまで」という終了ポイントもワンをぶっ殺したところなのは妥当だろう、酷い作品になるとワンに相当するキャラがピンピンしたまま終了なんてのもあるので。
ただ、マシではあるけど…う~ん。
アニメは展開を急いだんだか急いでなかったんだか、「出来事のピックアップ」がどうにもヘンテコ。
ダイヤリングの入手シーンがカットされたり、スイの懐柔はまだしもソータとは話をつけてなかったり、想像で補えるけど「いやそれ見せてよ、総集編じゃないんだし」という部分がチラホラ。
かと思えば投げっ放しに終わった劉雪蘭の扱いとか、原作はどうあれアニメの範囲でなら全切りしても影響の無いエピソードはしっかりやっていて。
あわよくば続編を~って考えたのかな?
…えーっと確か“灼眼のシャナ”のアニメ1期が続編なんて考えずに結構手を入れて放送したらヒットしちゃって、その後決定した続編ではアレンジ加えた部分の辻褄合わせに苦労したとかなんとか。
けどそれくらいの苦労を買って出るくらいのことをしなきゃヒットしないんじゃねーの?と意地悪なことを思ってしまったり。

総評としては「酷い作品に比べれば随分マシ」という後ろ向きな評価。
もし続編が作られたら見るけど、無ければ無いでいいや。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

燃えよダーウィンズ!

原作未読


言いたいことだけ言おうかしら!?
注)読み手無視します。悪しからず。


【高校の同級生's】

 須藤要(CV小林裕介)
 京田浩之(CV小林千晃)
 篠塚ヨウタ(CV落合福嗣)
 ハマダ(CV広瀬裕也)


着ぐるみ『バンダ君』がどう見ても『ドアラ』にしか見えない件
背番号は“1994”ならぬ“666”ってオーメンですか?

バク転せずに包丁持って今日も新人狩りしてます。まずはハマダが…

おいおい!うちのドアラになんてことさせてんだ!ったくもう


ん!?京田を新人狩り?

川上憲伸以来のうちの新人王になにしてくれてんだ!オラ


2011年の優勝以来、守道が継いだ翌年を除きずっとBクラス。ちょっと気が立ってました。すみません。

その優勝決定の横浜スタジアムはバックネット裏に居た私です。
岩瀬でなく浅尾でのゲームセット
優勝監督インタビューの後に現役時代のチャント


 {netabare}さーんかん 落合 広角 打っ法~{/netabare}

 {netabare}レフトへ ライトへ ホームラァーンンー{/netabare}


あの甘美な一瞬をもう一度味わいたい
背番号“666”じゃなかった(^_^;) “66”よもう一度!

しかしそれは二度と叶わぬ夢。親会社の紙面ばりに見当ハズレなことしかせん球団首脳に辟易ですわ。


それにしても福嗣クンのキャスティング狙ってませんかね?
スタッフの中に重度のドラキチがいるに違いません。


我ながら見事な考察。もう今シーズンの仕事はやり切りました。


{netabare}アンコールですか!? しょうがないなぁ{/netabare}


主題歌はASCAの『Chen(チェン)』…じゃなかった『CHAIN』

内容にも少し触れとくと、主人公カナメはどうやら新人ながら特別な力を持ってミラクルを起こす模様です。まるでウォーリー与那嶺みたいですね。
彼が率いて巨人のV10を阻止したナゴヤ球場になんと私のリアル父親は居たそうです(マジ)。血は争えません。残念ながら球場の中には入れなかったらしいですが(笑)



ダーウィンっていうくらいだから種の進化的ななにかを期待してました。
例えば父には果たせなかった優勝の瞬間を球場の中で迎えるコツみたいなのをです。
蓋を開けてみたらただのデスゲームでしたね。巻き込まれ型のやつにストーリーを望むべくもありません。食傷気味です。

渋谷を舞台に多人数参加のデスバトル始まりましたが見るべきはちらっと映ったセンター街入口の大盛堂書店でしょうか。創業者は言わずと知れた“不死身の分隊長”船坂弘元軍曹であります。
興味あったらお調べください。このデスゲームが屁に見えるくらいの戦地アンガウルで、このアニメに出てくるどのキャラも鼻糞に見えるほどの生き残りの執念を見せた軍人さんです。


※{netabare}大盛堂書店と球団以外のネタは第一話に全部詰まってます。{/netabare}




■結局最後まで観てしまった

ドラゴンズ&渋谷への愛着の残り香と全11話で短めなのもあってまあいっかと最後まで。
結局デスゲームっていくら主人公が足掻いたところでゲームを作った人を超えるにはなりにくい。破滅願望あるゲームマスターならワンチャンありそうでもそうなるとしらけます。それこそ「殺されるために殺す」みたいなね。

{netabare}終盤で仲間になったランキング1位のお姉さんはどこいっちゃったの?{/netabare}

ストーリーへの期待を捨ててバトルっぷりを楽しむという作品です。



■僕は気づいてしまった

思った以上に、シュカ(CV上田麗奈)がイカれてて良かった。

で、アニメに感じる物足りなさの話になるんですが、カナメとの濡れ場がない不自然さ。
これ以外にもいくつか作品を鑑賞してきてアニメ作品で濡れ場がないことにすっかり慣れてしまいました。しかし湧き上がる違和感。

 グロ と ○○

 ヴァイオレンス と ○○

対になるであろう ○○ に入る単語ってあまり求められてなくって僧侶枠でやれば?くらいの扱いなのかしら、と思います。
マスではそうかもしれませんが、きちんと描かれてる作品は総じて自分の評価は高い。『虐殺器官』『PERFECT BLUE』あたりがそうでした。


{netabare}例えばクライマックス最終話。笑顔で人体を切り刻めるシュカ。グロと暴力で彼女の狂気が伝わってくるシーン。カナメだって、殺人への躊躇いを振り切ってワンらの手駒をばんばか射殺してる頃合い。
そんな二人が闘い終わった直後なんて昂ぶってるでしょうに。回りくどい言い方やめれば

{netabare}ヤルだろう、普通。{/netabare}

隠すことで逆に嘘っぽくなってしまうことに僕は、気づいてしまった。
それか実写映画のお約束を踏襲してくれないことへの不満なのかなぁ。{/netabare}

いややっぱり違う。昂ぶれば行為に至る。「リオのカーニバルベイビー」「楽園ベイビー」。名作『クラダルマ』主人公の出生タイミングも災害下緊急事態に種の保存本能が働いたからだし。

何処がダーウィンやねん!?
種の保存より断絶に向ってることにも気づいてしまった僕は続編あっても観るかは微妙です。



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.04.28追記


ドラゴンズ元ネタ詳細 注)ダ:ダーウィンズ ド:ドラゴンズ

・{netabare}ダ:バンダ君 ド:ドアラ 見ためが酷似{/netabare}
・{netabare}ダ:京田浩之(要の同級生) ド:京田陽太(2017年セ新人王){/netabare}
・{netabare}ダ:666(バンダ君の背番号) ド:66(落合博満監督の背番号){/netabare}
・{netabare}福嗣クン ご存知、落合博満氏のご子息です{/netabare}
・{netabare}ダ:CHAIN(主題歌) ド:Chen(2004-2011在籍の台湾出身投手)
  {netabare}※学生だった彼をスカウトしたのは故大豊泰昭氏です。彼も台湾出身。{/netabare}{/netabare}
・{netabare}ダ:カナメ(Dゲーム期待の新人) ド:ウォーリー与那嶺{netabare}⇒名は要{/netabare}{/netabare}

皆さんいくつ見つけられたでしょうか?



2020.03.21 初稿
2020.04.28 追記
2020.10.09 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

わりと普通に能力バトルで面白い。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは、デスゲーム・バトル。グロいシーンはそこそこあります。

ただ、レビュータイトルにあるように、どちらかといえばバトルがメインで、精神的にくるようなシーンはあまりないので、グロ苦手な私でも完走できました。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、コレ系の作品の中では、作画の良さが目立ちますね。特に、シュカのバトルでは結構動きます。バトルアニメでは、大事な要素です。

あと、総評にある通り、意外とちゃんと能力バトルでした。あまりチートみたいな能力は出ていなくて、それぞれの能力をそれなりに生かしあっていた印象です。

序盤は命を奪うことを極端に嫌っていたカナメが、覚醒後は(必要とあれば)躊躇なく命を奪う展開はまずまず良かったです。いよいよ格好良さが出てきた時に終わりというのは少々寂しいのですが、2期が楽しみにはなりました。

ただ、やはり荒さ、雑さはあって。

例えばワンの瞬間移動能力も、半径5メートル以上の広範囲爆撃(手榴弾投げまくり)でなんとかなりそうだし、オートガードじゃないなら遠距離からの狙撃で一撃だろうし。大して強いと思えませんでした。

あと、とにかく銃撃に当たらなすぎて(苦笑) ああいうのは、真剣に命のやり取りをする場面に水を差すから、やめてほしいです。

それに、シナリオの面でも、明らかに原作をすっ飛ばしているだろうという展開も散見されました。シュエランも気になるし。

ただまあ、これは作品のテンポの良さと等価交換出来てるかなとも思うので、そんなにマイナス査定ではないです。

とにかく、この作品を一番面白くしたのは、「王様ゲーム」や「ナカノヒトゲノム」等です。(ん?) 空腹時に食べる飯は何でも旨いというか、どうせ大衆居酒屋のポテサラなんてと思ったらやたらに凝っていたというか。(んん?)

まあとにかく、類似作品が盛大に転けまくっているので、ハードルが下がりまくっていたのは良かったですよね(笑)

あと気になるのは、黒幕の正体(目的)でしょうか。以下、私なりの見解です(原作では明らかになってるかもしれませんが、知りませんw)。

「ダーウィン」「蠱毒」というキーワードから、明らかにプレイヤーを「進化(強化)」させることがあり、また、「敗者(死者)」が消失するという現象から、ダーウィンズゲームをインストール→異世界(Dゲームの世界)に転送される→作品の世界で死んでも、現実世界に戻るだけ。と想像できます。ということは、現実世界でダーウィンズゲームの勝者には何らかの役目があるのでしょう。戦争中の国で利用されるとか、その人のDNAを元になんか薬的なものを作り、人類総進化計画みたいな、そんな感じかな~と思います。知らんが(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
デスゲーム系ね。苦手ジャンル。能力あるのは良いけどな。負け、即死。なかなかハード。シュカ、バトルはよく動くな。武器を創造する能力? 惚れたなw サービスシーン(笑)

2話目 ☆3
引き続き、サービスシーン(笑) デート回(笑) なんか、仲間になりそうな奴だな。なんか、女子高生があっさりと(汗) ありがちだな~。金持ちの見世物になっているデスゲーム。幽々白書かい。

3話目 ☆2
二人でリング6つ集めて、ゆっくり待機したいけどな。なんか、軽いな~と。

4話目 ☆1
未来予測は、ほぼ最上級に強い能力だけど、どの程度先の未来を予測できるかで大分違うよね。数十秒程度なら簡単で、ようは、「分かっても避けきれない攻撃」をすれば良い。広範囲の爆撃とか、今回なら、ビルごと崩すとか。

いやいや、慎重な奴が、一次同盟とはいえ、能力の一端を明かすなや。いやいやいや、花屋をすぐに撃とうよ。銃じゃなく、少年を攻撃しようや。デスゲームって、とことんリアリティを求めないとね。

え~。ここでガンダムパロかい。シリアス中のパロは、ダメ。


5話目 ☆3
仲間が集まってくるのは、能力バトルとしては大事だよね。

6話目 ☆3
能力バトルだね。モース硬度もよく聞くようになったな。シンプルな謎解き。

7話目 ☆3
あれで、銃撃に当たらないなんてな。瞬間移動でも、半径5メートル以上の広範囲爆撃(手榴弾投げまくり)でなんとかなりそう。オートガードじゃないなら、遠距離からの狙撃で一撃だろうし。大して強くないっていうか、密度によるけど、空気圧の方が強くないか?

8話目 ☆3
いやいやいや、ワン、バカかよ。空間転移と空間切断が可能なら、貸金庫の中に空間転移して、金庫を切り裂けば、鍵はいらねぇんじゃね? 運営との連絡が、宝ね。特権、シギル封印とかか?

9話目 ☆5
よく動く作画に、ランキング1位(シュエラン)を入れる流れ。単純に熱い話だった。ほのかに恋愛要素もあるし。カナメは、剣心と気が合うかもな(笑)

10話目 ☆3
これは、スパイかな? ワンは、分かりやすい悪役だな。カナメ、殺しを覚悟するかな? 殺すつもりはないけど、死んじゃうパターンかな。

11話目 ☆3
殺人を決意する流れは、当然だな。ワン、かなりアッサリ死んだな。んで、あの特典はどこまで効果があるのかな? 一勝で相手を破滅に追い込めるっていうことではあるけど。う~ん、ここで終わりか。まだ続きを観たいな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

75.2 10 東京で高校生なアニメランキング10位
ドメスティックな彼女(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (471)
2025人が棚に入れました
幼いころに母を亡くした高校生・藤井夏生は、高校の教師・橘陽菜へ密かに想いを寄せていた。叶わぬ想いと心の中へ押し込み、ふと誘われた合コンに参加した夏生は、そこで出会った橘瑠衣と、なりゆきで初体験をしてしまう。そんなとき、父が再婚することに。父の再婚相手と一緒に夏生の目の前に現れたのは、なんと陽菜と瑠衣だった……。ひとつ屋根の下で暮らすことになった3人の、ピュアで禁断過激な三角関係がスタートする。

声優・キャラクター
内田真礼、日笠陽子、八代拓、佳村はるか、小原好美
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なんとなく観てみただけだったのにとっても面白かった°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

このアニメずっと知らなくて,なんとなく観てみたら凄く面白くて一気見しちゃいました!!
ジャンルとしては「クズの本懐」とか「恋と嘘」と同じ括りにしたいかな。

このアニメで1番好きなのはキャラクターデザインです。
特に,陽菜,瑠衣&ももがほんとに可愛いです。
陽菜先生は文句なく可愛いんだけど,瑠衣のネイビーの髪に赤い瞳(ちょい吊り目)っていうのが可愛いと思いました。
夏生はダメではないけど,普通かな。
整った容姿とのことなのでイケメン設定みたいですけど…。
あとは桐谷先生!!色っぽすぎ!!

次にストーリーです。
正直,このアニメはたまたま観ただけだったので期待とかは全く無い状態で観始めたんです。
なので,最初の無理がある設定も「ハイハイ。アニメでよくあるやつね。」って感じでスルーしてました。
普段からアニメをいっぱい観ている人は耐性がついていてスルースキルもあがっているかとも思うんですが,わたしはというと観終わった今思い返してみると確かに突っ込みドコロ満載だよね(;・∀・)
まぁ,学校の先生に恋してるのは良いとして,お父さんの再婚相手の連れ子がその先生で…いやもうその時点で十分なんですよ。
それなのに,その上合コンで出会った娘と初体験をしちゃって,その初体験相手が自分が恋している先生の妹とかもうとっ散らかりすぎですよね,ごちそうさまです(!?)。←お腹いっぱいという意味。
逆に良いなと思ったのは,
アニメでこういう連れ子同士で同居ってなったら,大抵親が新婚旅行で世界一周に行ってくるとか,いきなり海外赴任になって子どもを日本に置いていくっていう超絶無理矢理親を排除する展開になりがちなんですが,そういうのが無かったし,ちゃんと子どもを大切に想ってくれている親なんだなぁって思うところもあって,そこは良いなと思いました。
あたしはアニメとか小説とかに接する時,大体誰かに感情移入してストーリーを進んでいくっていうのがけっこうあるんですが,今回は夏生目線で見ちゃってました。
個人的にはハーレムアニメの主人公が嫌いで,かつわたしは女なのに…って思ったんですが,夏生はとにかく優しいんですよね。
ハーレムアニメの主人公が好きになれないのって,女目線で見ると,大抵どこが良いのか全然理解できないのになぜか可愛い女の子たちにモテまくるのが謎過ぎてイライラを掻き立てるってところにあるんですけど,夏生に関しては優しいから女の子達もまぁ好きになっちゃうのも分かるなって,最初はそう自己分析していました。
でも,優しいハーレムアニメの主人公なんて他にもいるだろうしなぁって思って,よくよく考えてみると彼らとの1番の違いって叶わぬ片思いをしているところなんですよね。
むやみやたらにモテるだけじゃなくて,本当に好きな人には振り向いてもらえていないっていう…。
だから応援したくなっていたんだと思います。
(イケメン設定というのは後で知ったんですが,モテるのにそれなりの理由があったのね。って納得。)
でも,やっぱり好きになれないところもあって,それは流されやすいっていうところ。
陽菜先生や瑠衣に対してはっきりモノが言えないところがどうにもイライラしてしまいました。
陽菜先生に対しては「いや。そこで怯まないでもっとガンガン押せよ!!そうしないとこんな高嶺の花と付き合えないよ!?」って思ったし,
瑠衣に関しては
夏生よ。あなたは先生が好きなのに何で初めて会った女とやっちゃうわけ!?―って思いました。
まず,そんな女の子いないし居たとしても怖すぎるでしょ!!
逆に考えたらさ,瑠衣は誰でも良いから男とやるために合コン来てたのかなって思っちゃいました。
その時点であたしは瑠衣のことがどうしても好きになれなくて,それは最後まで変わらずずっとイライラさせ続けてくれましたね,彼女は。
ただ,先生みたいなロングヘアの優しそうな,それも主人公が恋してる相手って最終的には当て馬的な位置に行っちゃうんですよ。
で,結局ハキハキとものを言うボブの子の方が自分の素を見せれるとか気付いてそっちに行っちゃうパターン。
テンプレですよね。
終始夏生を応援していたわたしは夏生が陽菜先生を好きなこともあるし,もともとロングヘアの優しそうなキャラが好きなのもあって,いつ瑠衣の方に気持ちが傾いていくんだろうって決めてかかって,ずっとハラハラしながら観ていました。
陽菜先生はもう可愛いしきっとお料理とかお裁縫とか得意で女の鑑みたいな人なんだろうなってイメージだったんですが,実はお酒大好きなところとかお笑い芸人さん推しなとことか料理が苦手だったり,あたし的にはそういう等身大のOLさんっぽいところが逆に好感度大でした。
逆に瑠衣は最初凄く淡白でクールなイメージだったのに,常に夏生に付きまとっているというか,彼女面するようになって,そういうところがどんどん嫌いになっていった原因です。
{netabare}特にお風呂に裸で入っていくところとか風邪ひいた時に体拭かせて座薬とか…(^▽^;)
座薬なんて子どもの頃以来使ったことないよ。
飲み薬で吐いちゃうようなら大人しくお医者さんに掛かって点滴だよね,大抵。
それに彼女でもないのにキスをせがむのやめて(>_<)
そして,夏生もなに何度も流されてキスしちゃってんの!?
あと,先生の部屋に行くのに文哉の部屋に行くって嘘ついてた夏生。
いやもう,高校生なんだからさ,親ならともかく一々妹に何処に行くとか言い訳しなくて良いよ!!
「今日メシ要らないから」ってメッセージ送るだけで良いじゃん!!
まじで要領悪いよね。
それもあるし瑠衣に対しては「その嘘を彼女でもないのに一々責めないでくれる!?」って思いました。
あと,彼女は小説読むまで夏生の気持ちに気付いていませんでしたよね。
夏生のことが好きで見てたら普通気付くと思うけどなぁ。
陽菜先生にキスしようとしたのを見た段階で,そこから「もしや!?」って気持ちで夏生の行動とか見るようになると思うけど,わたしならね。
{/netabare}
で,陽菜先生なんですが…
まず,陽菜姉とか呼ばずに居てくれてありがとうと夏生に言いたい。
先生呼び&敬語だと禁断の愛って感じが出て興奮できるけど陽菜姉だともう姉弟になっちゃうからさ。
{netabare}あと,先生に初めてキスしたとき「でかした!!」って思ったのに,そのすぐ後にやり返されちゃいましたよね。
その上,江ノ島にデートに行ったときせっかく告白したのに「付き合うって,こういうことだよ?」って海の中に夏生の手を引っ張って入っていく先生。
この返しが「うわぁ。大人だ。夏生じゃ太刀打ちできない」って思わされて,「こりゃ,先生が振り向いてくれることはないな。切ないなぁ。」って思いながら観てました。
なので,陽菜先生と想いが通じ合ったときは「キタ――(゚∀゚)――!!」ってなって,鍵を貰う件とか終始ニヤニヤしながら観てたと思います(笑)。
いやもう絶対想いは届かないと思っていたし,まずはそう簡単に柊のこと忘れられないよなって思ってました。
特に海で初恋のエピソード聞いてからは,特に。
ただでさえ,初めて柊がどんな人物か分かったときは「あぁ~。こういう奴かぁ。こりゃ離れられないわ。」って思ったんだよね。
陽菜先生,あぁいう人たらしとよく別れたよなって思う。
柊のことまだ好きなのに別れたのもそうだし,夏生の想いの突っぱね方とか,最後何も言わずに独りで行ってしまうってところ,陽菜先生はほんとに強い人だなって思いました。
ただ不倫はダメだけどね,絶対。
(わたしは人を傷つけてまで手に入れる恋愛ってどうなんだろうって思ってて,その考えを覆すほどの恋愛をしたことがないからそう思うだけかもしれないけれど…。)
そしてね,詰めが甘いのよ。
絶対にバレちゃダメなんだからさ。
学校でキスしたり,ましてや修学旅行でイチャイチャしたりはダメでしょ!!
まぁ,夏生目線で見てたわたくしとしましては初Hのときは「キタ――(゚∀゚)――!!」(PartⅡ)ってなったけどね(笑)。
陽菜先生の気が変わらないうちにさっさとやっちゃいなさい!!―って完全に男目線でした(^-^;
恥ずかしがってる陽菜先生ほんとに可愛かった☆
修学旅行は我慢して,帰ってから陽菜先生の部屋で思いっきりイチャつけば良かったのになぁ。
それにしても,部屋暗かったのにあんな写真に写り込むかね!?
窓に花火が反射して部屋の中は見えなそうだよね。
仮に写っちゃってたとしても人影くらいにしか分からないと思うな,実際は。
でも,こういう禁断の関係ってバレちゃうのがテンプレだからね。
仕方ないよね。{/netabare}
で,その禁断の愛についてなんですけど…
賛否両論あるとは思うんですが,こういう創作物の中ではわたしは中学聖日記みたいだなって思って拒否反応起きないどころかむしろきゅんきゅんできました。
現実だといけないことだよなって思うけど,卒業さえしてしまえば良いんじゃないかなって思う。
高校生の時の先生も,奥さんが教え子だったし,大学生の時も友達が中学の時の先生と付き合ってたんだよね。
まぁどちらも卒業してからだと思うけど…。
だから,個人的な考えとしては一概に先生と生徒の恋愛がダメだとか考えたくないのです。
逆に,その想いが本物なら卒業まで待てるでしょ!!とも思うから,在学中にどうにかなるってのはやっぱどうかなって思うのよね。
{netabare}陽菜先生ももう少し夏生に対して「待て」ができれば良かったのに,このままだと瑠衣に取られちゃうと思っちゃったのかなって考えたらそれも仕方ないのかな。。
瑠衣も瑠衣で,お姉ちゃんが居なくなったからって,お姉ちゃんの彼氏横取りするとかナイわ。
ましてや,夏生は瑠衣と会うずっと前から先生のこと好きだったわけだし,もうフラれてんのに往生際が悪い!!{/netabare}
けど,瑠衣役の声優さん。実はあまり声好きじゃないんだけど(透き通るような声じゃなくてまろやかな声),それ以上に演技うますぎません!?
集中して観てるのに時々あまりにリアルに演じるものだからハッとして現実に引き戻されます(笑)。
アオハライドの時もそう思ったのだけど。
おまけとしましては…
桐谷先生がほんとに色っぽくて(キャラもさることながら声も!!),好きでした。
常に生徒に対して丁寧語で話すところとか良いよね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
桐谷先生の恋愛…気になる★
なんかお家にお邪魔すると,寝室に毎回違うセクシーな美女が居そうなイメージだけど…(笑)。

アニメ自体のレビューは以上です。
ですが,これ続きが気になって調べてみたら…
{netabare}やっぱり瑠衣とくっつくんだ(´;ω;`)
あんなに陽菜先生のことが好きだったのに,目の前から居なくなると途端にこれか!!
しかも自分のことを守って居なくなったんだよ!!{/netabare}
まじで夏生あり得んヽ(`Д´)ノ
―と思うので,仮に2期やるとしても観ません。
ショック受けるだけだから。
長いレビュー読んでいただきありがとうございました♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

見る度に『不快指数』がドンドン上昇してしまうから困ったもんだ!(苦) あ~~ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく!ムカつく~~~!・・・・・・・・・・・・

2019.03.31[初回UP]
2019.04.02[加筆修正]

円盤(BR/DVD)は販売されません。コミック22~25巻特装版についてるQRコードをスマホアプリ「PlayPic」でダウンロード視聴になるようです。 TV未公開映像もあるらしいので、当然放映出来なかった「カラミ」もあることでしょう!
正に「内容」も「販売」もイヤラシイ!!!(まあ、生産在庫になるコストは無いだろうし、新しい試みなのでしょうが・・・ん~~なんか腑に落ちない。)

父子家庭の文学好きな高校生「藤井夏生(ふじい なつお)」。現在、若き女教師「橘陽菜(たちばな ひな)」にディープでゾッコンな片思い。彼女が時折見せる物憂げな表情が気がかりな夏生。
ある日友人とカラオケ合コンに誘われた夏生。場の雰囲気に馴染めず、同じ心境の「橘瑠衣(たちばな るい)」と共に抜け出し誘われるまま彼女の自宅へ。(瑠衣の面影が陽菜に似ていたのもホイホイついていった理由の一つ)
瑠衣の経験の無い若者=子供扱いというコンプレックス(?)を払拭するため、夏生に性交を提案。こうして双方、味気ない初体験(SEX)を済ます。
そんな折、夏生の父・昭人が再婚話を相談。亡き実母に対して特に強い思慕はなく、父の幸せを願って承認する夏生。
そして両家顔合わせの日、父の再婚相手・都樹子の連れ子姉妹を見て、なんとビックリ!
姉は、憧れの先生・陽菜。(^O^)/
妹は、成り行き初体験の相手・瑠衣。(;一_一)
子供たちの事情を知らないバカップルな両親と、それぞれ気まずい思いで一つ屋根の下で新しい家族(家庭)の生活が始まった。
こんなん絶対コジれるに違いない!

原作は未読ですが、少年マガジンで連載中。夏生の「大学編」になっているようです。(こんなんだと読む気もない)
ナントカ視聴完走したものの、直近一か月は物凄くイライラさせられました。主人公たちと近い世代の方々にとっては「他人の不幸な恋愛事情」として楽しめたかもしれませんが、私は鬱憤が溜まるばかりでした。
ラブストーリーの中でもとりわけ『怒ストラクで大嫌い!!』な分野です。
それでも観続けた理由として、汚い大人の私はエロ・シチュエーションはチェックしておきたいのです!(笑)
しかし、やはり二次元メディアは「イイ物・楽しい物」を観たいものです。コレは直球で『嫌な物・愚か者』をさんざん見せられた感じ。



そんなワケで私の(個人的な)『怒り』心境!!
{netabare}{netabare}
[怒り.1]
この手の話はエロ漫画ではよく頻繁にネタにされてます。AVモノと割り切ればそれでいいのですが、一般放送で「中途半端な濡れ場」を見せられると『アレ』をしたくなる衝動が喚起されてホント困ったもんでした。(苦笑)
{netabare}
[怒り.2]
橘陽菜について。
不遇で不憫な女(ひと)です。
「陽」の面としては、顔立ち美形・スタイル抜群。コミュ力高く愛想良し。時たま見せる子供っぽさがチャーミング。基本は「いい人」。しかし、
「陰」の面としては、シッカリしているようで、ダメな大人(の女)。無意識(無自覚)で振り撒く愛想(=ダメな可愛さ)のせいで、異性(男)にとっては数多の誤解を発生させ、チャンカワイで言うところの「惚れてまうやろーーーーー!」を起こさせる存在。 そんな「魅惑の沼」にドップリ嵌ってしまったのが夏生なのですが。(笑)
同性からは男に媚びるように見えていたのか、嫉妬の的(まと)になってたのかもしれませんね。なので、つるむ女友達がいれば嫉妬攻撃の巻き添えを懸念してか誰も近寄らず「ボッチ状態」が続いたのでしょう。
そうなれば孤独に耐えられないような愛に飢えた「か弱い女」なので、思い込んだら周りが見えず(萩原柊との不倫)、推し(押し)迫られたら流されてしまったり(夏生の想い)、と社会的立場の状況を考えないを意思・意識の弱さが残念。
彼女はこの先、一時の幸せはあっても決していい人生を歩めないような気がします。たとえ誰かと結婚しても、不倫・NTR・ストーカーなど、トラブルに遭遇するのがもう目に見えるようです。
余程完璧(パーペキ)な男が現れない限り、幸せになれないでしょう。全ての『元凶』という役回りでしたが、悪い人間では無いだけに可哀想です。{/netabare}
{netabare}
[怒り.3]
藤井夏生について。
同世代にとっては「面白い他人事」かもしれませんが、コイツの考え・行動のすべてが私の黒歴史(数々の恋愛失敗遍歴・若かりし頃の浅はかな考えと行動)を見事に呼び起こされました。
ホント、アホ臭いバカ者・・・いや、青臭すぎる若者です。
挙げれば本当キリが無いですが、
・出だしでいきなり瑠衣との『事後』シーンに羨ましいやら、妬ましいやら(チョット、ドキドキ)。この時は気づかなかったが後で良く考えると「陽菜が好きなのに他の女の子とスる」なんて・・・け、ケシカラン!オマエは想い人より「色事」を優先するんかい!!(まあSEX自体、若者ステータスみたいなとこがあるにしてもだ。)
・片思いである陽菜の秘密の交際相手が既婚者で「不倫」と発覚。相手((萩原柊)を見つけ、夏生・瑠衣・陽菜・萩原の4者面談。萩原に不貞を激しく糾弾する姿勢が「(よくもオレの先生を取りやがって!)」という嫉妬と敵意満々でみっともない。瑠衣とシたお前が問い詰める資格はないぞ!!
むしろ萩原の、落ち着いた「大人の」対応が潔くて好感触。(奥さんとの不仲を考えると気持ちはなんとな~くわかります。)
・柏原ももとは「リスカ跡(リストカット=自殺未遂)」を見て何とか性交を踏みとどまったが、とかく色事に流されやすい優柔不断さに・・・苛っ!
・ことあるごとに幼少からの友人、栗本文哉に相談や泣きつきに行く不甲斐なさ!(はぁ~・・・情けない!)
・萩原と別れ、傷心の陽菜にここぞとばかりにグイグイ攻め込む浅ましさに・・・苛っ!
・陽菜も折れて夏生を受け入れるが立場上秘密の交際が始まる(この時点で夏生のステータスを考えると破局フラグ)。そしてスキあらばイチャイチャ・ベタベタしたがる(キス・ハグ)色欲真っ盛りの態度に・・・苛っ!
など々、
とにかくコイツの青臭い態度や行動、ポヤ~ンとしたニヤけ顔、陽菜にガッつく姿勢を見る度に腹が立ちまくり。「無駄にイケメン」なのも鼻につく。未来展望(将来)や立場の考えの甘さに、苛っ!
未熟すぎるのに無理くり背伸びして『ヤレば何でも出来ると思い込んでる根拠のない自信に満ちた若造』の様子を見るというのは、無様で共感羞恥にさせられてとても嫌な気持ちです。(ああ、みっともない!)

しかしコイツの不運な事に関しては喜々として楽しかったです。
・文芸部で応募した文学賞。部員としてや文芸に関して優位と思っていた夏生の作品が落選。ニワカで部員になった瑠衣が佳作入選という事態に超・落胆する夏生。(ソレ見たことか!)
・陽菜との関係が学校にバレて夏生の将来を憂い、別れを告げず身を引き行方をくらます陽菜。陽菜の置手紙を読み自分が未熟で好きな人も守れず不甲斐なくて、情けなくて、無力なことに気づき、そして夕暮れの公園で大々絶叫することに・・・私は大爆笑!心の底から大笑い!!いや~本来なら憐れむべき事なんでしょうが存分に笑わせていただきました。

そしてかつてないほど落ち込みヒッキーと化した夏生。しかし腐りまくっても「一応主人公位置」の夏生。こんなカスでも友人(文哉)・知人(喫茶「ラマン」のマスター)・家族(瑠衣)の励ましで本格小説執筆に乗り出す救済シチュエーション。
文芸部顧問・桐谷の仲介で見事「新虹社・文藝賞受賞」という功績に。少し見直したのもつかの間。 受賞式から帰宅すると待っていたのは愛しの「陽菜」!むしゃぶりつくように抱きしめる夏生。しかし彼女はウィッグを借りて付けていた瑠衣。せっかくわずかに上がった夏生の好感度が一気にマイナスを突き抜けて急降下!!!

聞くところによると、大学編でも『優柔不断』は健在らしいです。オンリーワン(最愛の一人)が『超・不安定』なようで・・・
いや~、終始本当に情けない奴でした。(笑)

{/netabare}
{netabare}
[怒り.3]
橘瑠衣について。
彼女に関しては気の毒に思うばかり。無愛想で「ツン」だが、普通に正統派ヒロインしてます。しかし普通では面白くないので「姉・陽菜」という楔を打ち込まれました。
経験の無い子供扱いが嫌で成り行き上、夏生とシちやった後、「アレ(夏生が陽菜にベタ惚れ)」を知るまでは家族となり頻繁に一緒に過ごし恋心を順調に育んでいきました。
足をケガをした時や、落ち込んだ時の夏生に献身的に支える姿を見てると本当に苦しかった~。(だって当の夏生は・・・・ねぇ)
彼女の不運は、惚れた相手が「カス」で、想いに気づかれなかったというのが残念。
{/netabare}
{netabare}
[怒り.4]
スキをついて入るSEXイメージ印象誘発シーンの数々。
キスシーン、「事前」のはだけた着衣、「事後」のベッドシーン、エンドカード予告で実写ビキニお姉さんの「部位」アップ、陽菜の〇〇〇ー、など。 上記にも書きましたが、一般放送なのでやはり中途半端。あとから悶々として、いや~困った、困った・・・{/netabare}
{/netabare}{/netabare}

そんなわけで、動画も多少ぎこちないところが気がかりで、OPの「カワキヲアメク(「渇きを叫く」と読むらしい)」は純真な無知と渇望は美しいと賛美してるような印象が嫌に感じますし、
良く言えば「こんな事にならないように気を付けよう」「愛は責任がかかるモノ」ともいえるし、
悪く言えば「調子コイてっと惨めになるんだぜ、バーカっ!」という悪意、もしくは『みっともない奴等を晒しあげる』ような感じでした。(あくまで個人の感想です)


『愛』の重さや責任・覚悟が貫けず、中途半端な行為は「惨めな結果」を生み出し、決して幸せになれないという恋愛教訓劇のようでした。


しばらくは後味の悪さが後遺症になりそう。願わくば、頭のスミから記憶を早く消したいです。



同じ【不】純愛ラブストーリーとして「クズの本懐」は詩情、心象演出に「風格」があって視聴は苦しかったケド、まだ「ドメかの」よりは好感に思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

IよりHが先にくるなんて、アルファベットみたいな奴だね

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
シリアス系の恋愛、というか、90年代「禁断」系のドラマみたいなノリ。ですが、こう、、、「アニメの良さ」をあんまり感じない作品でした。むしろ、実写でやった方が、(90年代とかだったら)ウケたと思います。

なんというか、アニメなんかだと意図的に避けてきたような人物達をたくさん出して、アニメでは避けてきたような展開をさせることで、個性を発揮しているような作品に感じました。

つまり、「刺激的な展開」以外には魅力や個性を感じなかったということ。大体、こういう世知辛いのは現実で間に合ってるんで、アニメでまで苦しみたくないんですけど(苦笑)

シリアスなテーマの(ていうか条令違反的な)恋愛をライトなタッチで描いてるから、若干茶化しているように感じなくもない。そこもマイナスポイント。

ちなみに、ドメスティック=家庭的な・家族内の、であり、バイオレンス(暴力)とは関係なし。と、作者も述べているらしいので、一応。

あと、レビュタイは、確か「学校へ行こう」というテレビ番組で言っていた人がいて、上手いな~と思い、記憶してました。ABCDEFG「H(セックス)」「I(愛)」JK...ってことです、一応(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
先に宣言しておきます。私は、真面目なんです(笑)

登場人物達にひとっっっつも感情移入できなかったというか、「自分とは違う惑星に住んでいる方々の恋愛話」を観させられているようでした。

例えば8話目、ナツオとヒナが付き合うきったけになる大事なシーン。ナツオがヒナに告白し、断られた直後、ナツオとルイがキスしているのを見たヒナが、「ナツオが好きだ」という本当の自分の気持ちに気づく、という流れですが、、、いや、好きになるか? 普通、自分に告った直後に妹に手を出していたら、ドン引きだと思うんだけど。

こんな意味不明なシーンが、多々あったし、総じて、ナツオがこれだけモテる意味が分かりませんでした(ただ右往左往しているだけモテるんだから、秘訣を教えてほしいw)。

また、他の登場人物にもほぼほぼ感情移入が出来ませんでした。

例えば、ヒナ先生は、(まあ元々好きではなかったけど)修学旅行中の様々で完全に嫌いになりました。なんだ、あのワガガマっぷりは? 簡単に別れるぅ~と言ってみたり、妹と仲直り出来て嬉しい♪ってはしゃぐとか(本当にルイが納得してるわけないやん)、生徒の引率もせずにカーテン開けてヤるとか、バカなのか? バカなんだな。なんか、1周回ってあの不倫クソ野郎(萩原柊)が不憫に思えてきたわ。萩原さんも不倫クソ野郎だったが、相手も充分にメンヘラバカ女だったとは。どちらも救えない。

ルイはまあ、可愛さも強さもあるし、キャラとして魅力あったと思いますが、そこまでナツオに執着する意味は分からなかったかな。多分、最終的にはナツオとくっつくのでしょう。どう考えてもメインヒロインの器ですし。

ナツオに関しては、頭狂ってるただの雄猿にしか見えなかった。

作中、唯一共感できたのは、桐谷先生の説教シーン。たった1回のコンクールに失敗した程度でうだうだ言うナツオに対して、「才能とは覚悟」「君は小説が書きたいか、小説家というステータスがほしいか」って、正論過ぎ(この作品らしくなく)て笑えましたw まあ、桐谷先生も、人物全体でみれば、意味不明な人に変わりはないのですが。

人物としては、柏原もも がまだ理解できました。ビッチには変わりないけど、まあこういう人っているよねって感じだし、ナツオを好きになる理由に唯一納得がいきました(序盤の軽い気持ちでの好きも、セックスを断られた後のご飯での本気惚れも、このキャラ設定なら理解できます)。

全体として、本作はシリアスではあるがリアリティは感じません。なんかこう、恋愛に重みや真実味を感じないし、創作物としての美しさも感じないんですよね(元が異世界転成ハーレムラブコメとかなら、はなからリアリティ云々は言いませんが、本作は設定から演出、作画まで、あくまでリアル路線で作られていると思うので)。

(ラブコメではなく)最近の恋愛モノとして面白かったものとして、「やがて君になる」では、(他作品ネタバレ){netabare}同性愛などを通して、「人を好きになるとはなにか」ということを哲学的に追求した{/netabare}が、それに比べると、愛が薄っぺらいというか、熱量がないというか、好きになる根拠が薄いというか。

また、「月がきれい」では(他作品ネタバレ){netabare}見ているこちらが恥ずかしくなるようなあり得ないほどのプラトニックな恋愛を描き、ラストに結婚までもっていくことで純愛を描いた{/netabare}が、それに比べると、中途半端に現実味があり、でも結局御都合主義で、眩しくも羨ましくない作品に感じました。

本作が一番近いのは、「君のいる町」かな、なんとなく。

とにかく、終始不愉快な作品でした。

私の場合、☆1は、「観て損した」。つまり、マイナス。観ない方が良かったと思うもの。ただ、「面白くない」というだけでは☆2までが多く、「不快」が入らないと、なかなか☆1にはしません。

ていうかこれ「週刊少年マガジン」で連載? スゲェなマガジン。少女漫画やレディコミなら分かるけど。少年達はどんな気持ちでこれを、、、って、もはやオッサンがメインの購買層なのかな(苦笑)?

まあ、あれだな、彼ら彼女らに言うことがあるとすれば、、、「学生なら勉強しろ」だな、うん。あと、「扉やカーテンを閉めてヤれ」だな、うん。
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
誰一人、理解が出来ない、感情移入が出来ない登場人物達。リアル風に見えてご都合主義の物語。

ナツオはただ右往左往しているだけの雄猿なのに、なぜここまでモテる? ヒナ先生、ただのワガママバカ女(ていうか犯罪者)に見えてきて、1周回ってあの不倫クソ野郎が不憫に思えてきたわ。

自分とは異なる惑星に住む方々の恋愛話でした。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
冒頭、そこで、シーツで隠す人(必要)いるか? 仮に、女子生徒に手を出して処分されたなら、懲戒免職だろ。いや、童貞でコレはちょっとトラウマになるかもな。もしくは、ソッチに走り抜けるか。まあ、初めて会った相手とそのままヤルなんて経験ないから、分からんが(笑)

なんか、ドロドロでトロトロでレロレロ? いや、意識しないでなんて、絶対無理だろ(笑)

最終的には、ルイとくっつくの一択だろ。もしこれで、先生とくっついたら、ある意味スゲェけど。

2話目 ☆2
いや、寝てる人間を片手で引きずるって、かなりの筋力だなw 教室で堂々といちゃつくなや。転校してきていきなり教室で男子といちゃついていたら、ますます嫌われるだろ。まあ、そのミニコントでみんな仲良し、は良いけど、あのクラスのやつら、みんな良い奴すぎだろw てか、いつも思うが、家族と何年一緒に住んでても、風呂を覗くことなんて1度もないけどな。

3話目 ☆2
ウルトラご都合主義展開に、なんかついていけないな。う~ん、やってることはミサトさんに近いんだけど、なんか違うんだよな~。

4話目 ☆1
不倫は文化、、、かな? どこまでいっても、不倫クソ男は、不倫クソ男。少しライトにしたいのは分かるけど、茶化してる感じがして不快ではある。これ、絶対に別れてないでしょ。

5話目 ☆2
モモという爆弾投下? アニメに出ないような人物をたくさん出すという、作戦ですな。なんか、少女漫画的だな。

6話目 ☆2
剣道部は、無しか(笑) 実際には少ないのに、アニメだとなぜか多い、文芸部員w いや、この教師、クビだろ(笑) ヤクザの若頭(笑)

7話目 ☆1
思い出話を、ちょっと昔っぽい話題や雰囲気にしているのは、芸が細かい。てか、あの不倫クソ野郎は、元生徒に手を出している超絶クソ野郎だったのか(苦笑) また、過激なシーンを。

8話目 ☆1
なんだあの外人は。ていうか、みんな、鍵閉めてやれや(苦笑)。なんかこの男、ムカつくな。なぜ、コイツがモテるのか、分からん。自分に告った直後に妹に手を出してるとか、普通はドン引きだと。。。

9話目 ☆1
ん? 付き合ったんだっけ? 一見、良い奴風味だが、だったらもっと早く離婚してれば良かったのに。鍵、置いてくとか、マジか?

10話目 ☆1
どこの風俗だよ? なぜ、ナツオがモテるか、意味がわからない。

11話目 ☆1
だから、なぜそこでキスをしにいくか、受け入れるか、全く理解できないのは、私が悪いのか? いや、もう普通に嫌いになって良いだろ。自己防衛関係なく、ナツオが嫌われるべき人間だろ。だったら、書け書け。才能云々を論じるレベルじゃねぇだろ。

覚悟が才能、その通り。「小説が書きたいか、小説家というステータスがほしいか」。初めてこの作品で共感できたわ(笑)

教師がビキニ着るなや。つうか、あのルイとの仲直り話で、先生の印象がメッチャ悪くなったわ。なんだ、あのワガガマっぷりは? 簡単に別れるとか、妹仲直り出来て嬉しいとはしゃぐとか、バカなのか? バカなんだな。なんか、1周回ってあの不倫クソ野郎が不憫に思えてきたわ。

ていうか、教師なら花火見に行ってる生徒の引率しろ。修学旅行中に未成年(生徒)とヤってるなんて、事案且つ、全国ニュースだろ。

12話目 ☆1
まっっっったく、意味ワカラン。転勤したなら、むしろ付き合いたい放題じゃん。つか、転勤程度で許されることなの? バレたら、管理職が処分やん。刺青入れて、入れる銭湯なの? 作家は確かに、自分の中の闇や苦しみを作品にすることで消化するもんだが、なんだろう、実に安っぽい。文学賞もらって、大喜びするなんて、ひな への思いも安っぽくなるし、その後に、ルイに押し倒されてときめく感じとかも、どうなんだろう? まあ、どうでも良いけど。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34

66.2 11 東京で高校生なアニメランキング11位
ダイヤのA ~Second Season~(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (236)
1292人が棚に入れました
月間野球王国編集部。峰は試合写真を見ながら地区予選を思い返す。市大を破ったダークホース薬師高校と、6年ぶりの甲子園出場を狙う青道高校。継投で繋ぐ青道を、強打者軍団の市大打線が攻め立て――。

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、櫻井孝宏、花江夏樹、細谷佳正、浅沼晋太郎、小野友樹、浪川大輔、森田成一、岡本信彦、下野紘、羽多野渉、松岡禎丞、檜山修之、内山夕実、東地宏樹、斉藤壮馬、杉田智和

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

3年生から託された思いを・・・夢を実現に向けて本気で甲子園を狙いに行く青道高校のナイン達・・・

「ハイキュー」も「あおかな」も熱いスポコン作品でしたが、熱いスポコン作品という点においては、この作品も決して引けを取りません。

3年生と一緒に臨んだ夏の甲子園の地区予選決勝・・・このメンバーなら絶対に甲子園に行けると思っていましたが、絶対なんて約束がないのが勝負の世界・・・甲子園まであと一歩のところまでたどり着くもその切符を手にすることはできず涙の準優勝となりました。
あの時流した3年生の涙を1,2年は絶対忘れる事は出来ないと思います。

「先輩が成し遂げられなかった夢を叶える」これまでは、この事だけ考えていれば良かった訳ですが、御幸率いる新生青道野球部は、もう一つの問題・・・片岡監督の辞任問題を抱えて出発する事になるのです。
野球留学で優秀な人材を集める・・・私は高校野球には疎いのでよく分かりませんが、そういう学校は日本全国各地に存在するのだと思います。

ただひたすらに凌ぎを削り純粋に甲子園を目指す高校野球球児・・・監督の辞任問題はそんな金の卵を多く抱える学校ならではの問題なのでしょうけれど・・・
振り返って見ると片岡監督は確かに厳しい監督でした・・・でも選手の力量を把握し選手を信じる事のできる優秀なでもありました。
自分の信ずる野球は片岡監督の目指す野球と共にある・・・と思える位同じ釜のご半を食べた監督を失うという事は、選手の士気にも相当の影響が出る恐れがありました。

そして御幸らが選んだ選択は極めてシンプル・・・「秋季大会で優勝して春の選抜に監督を連れて行くこと」
所詮野球でしか返せない恩・・・だったら、これまで見たことの無い世界を監督と一緒に見るんだ・・・
言うのは簡単ですが、実行するのはとても難しい事でした。
青道高校は3年生が主力でしたが、他校の強豪は未だ現役の選手も多く戦力低下という面から見ると3年生が抜けた穴を埋める必要のある青道高校には決して分はありませんでした。
それでも彼らは茨の道を選択し・・・物語が動いていきます。

1回戦:夏の甲子園ベスト16入りした強豪・帝東高校
3回戦:夏の甲子園準優勝の稲城実業を激闘の末破った鵜久森高校
4回戦:文武両道の公立校・王谷高校
準決勝:強力打線が売りの成孔学園
決勝:一年生スラッガー轟雷市を有する薬師高校

こうして振り返って見ると、楽な試合なんって一試合も無かったような気がします。
自分達の見たこと無い世界を既に見てきた帝東高校
夏の決勝・・・忘れもしない稲実との敗戦・・・けれど、稲実に勝った鵜久森高校
野球バカしかいない青道高校とは異なり、頭を使ったクレバーな野球ができる王谷高校
野球はパワーだけでプレイするスポーツではありませんが、そのパワーをとことん特化して
武器になるまで磨き上げた成孔学園
薬師高校にとっても甲子園出場は悲願・・・そのためならどこまでも奮起する選手達・・・

力と力のぶつかり合い・・・そして「強い方が勝つ」という単純な構図・・・

青道高校だって3年生が抜けて力不足になっただけではありません。
1年生サウスポーの沢村栄純がここに来て開花するんです。
正直ここまで長い道のりでした。
でもクリス先輩の教えをしっかり守って作り上げたピッチングは、コーナーと変化球を自在に操るピッチャーに成長していました。
潜在的な度胸と身体の天性のバネ・・・それにコントロールが加われば鬼に金棒・・・青道にとっても貴重な戦力です。

彼ら青道ナインの戦いは是非本編でご覧下さい。
沢村の成長に感化される1年生エース古谷・・・
どんな時でもバッターを信じて準備を続けるピッチャー達・・・
思い出しただけでも、この作品の持つ熱さに胸がドキドキします^^
ラストで甲子園での一幕が描かれていますが・・・はっきり言って感動します・・・私は感動しました^^;

4クール計51話の作品でした。1年がかりで放送された訳ですが、しっかりと腰を据えて制作して頂いたスタッフに感謝の言葉しかありません。
ダイヤモンドの中にいる選手も、ベンチ入りしている選手・監督も、そしてベンチに入れなかった野球部の皆んなが一体で戦っていた感じが抜群に良かったと思いました。
原作の方は第1部が終わって第2部が始まったようですが、そちらもアニメ化される事を期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

毎週月曜の楽しみだったなと

【20160403】
毎週月曜、仕事から帰るとこのアニメを観ながら夕飯を食べるという恒例行事がなくなってしまうのはかなり悲しいですね。

作品としては、熱き展開、ライバル、燃えますね!!

まあ、回想シーンが多いのは・・・・展開分かっちゃうなと、そこは余り良くなかったところですね

毎週の楽しみをくれたことに感謝です。

【20150913】タイトル:時々画面が汚れているようにみえる

ココ最近、実験的に文字や説明文とか入れているが、個人的にはあれは酷い、画面が汚れる感じがする。

話的には面白い、原作がしっかりしているのもあるし、アニメーション的にも毎回頑張って頂いているからだと思う。

毎週楽しみだから頑張って欲しい。

【20150426】(総編集を3話続けてやるアニメなんて初めてみたわ!!)

個人的には今まで観たアニメのなかで、総編集に関しては一番酷かった。三話続けてやるアニメなど聞いたこともない。

既存の視聴者としたは、毎週総集編をやられていると、流石に視聴する気が失せてくる。(印象に残らなくなってくる)

話は変わるが、個人的には、ナデシコの総集編が良かったなと

新しく枠が変わって新規の視聴者や、4クールやったからスタッフを休ませたいのはわかるが、視聴者としては酷い仕打ちを受けたと感じてしまった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

激アツ!!

原作未読 全51話

青道高校野球部を中心に、野球に情熱をかける高校生たちを描いた作品です。

1期から観ることをオススメします。(全75話) 今回は、3年生が引退し1・2年を中心に練習・練習試合や秋季大会の模様を描いた作品です。

王道な展開ですが、番狂わせや新キャラ登場で、激アツな内容となっています。{netabare}(過去の映像が出てくるキャラが活躍するというパターンは1期から守られていますねw){/netabare}

魅力的なキャラいっぱいいますが、青道高校では、御幸 一也(みゆき かずや)、他のチームでは薬師高校の轟 雷市(とどろき らいち)がお気に入りです。

最終話は、泣きましたね。{netabare}(監督が引退した3年生に頭を下げて感謝するシーンなどは監督と一緒に泣いてしまいましたw){/netabare}

最後は、スッキリと終わっています。続きを観たいですが、これで終わってもいい感じがします。

1・2期合わせて121話、初見の方にはハードルが高いかもしれませんが、ひたすら野球に打ち込んでいく選手みなさんを是非観てくださいね。

曲は、「空が青空であるために」を歌うGLAYの曲が印象的でした。 

最後に、スポーツ作品は熱いですね。激アツはこの作品のキャラがたびたび使っていた言葉です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

71.4 12 東京で高校生なアニメランキング12位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (173)
583人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの栄光の夏から30年。明青学園野球部が蘇る。

「タッチ」で主人公の上杉達也らが所属していた明青(めいせい)学園野球部。
甲子園優勝から約30年後の明青学園野球部の物語です。

今まであだち充作品はあまり読んだことがなくて、
タッチも読んでいません。あらすじはなんとなく知っていたけど。

主題歌が好きだったので、興味を持って観てみることにしたのですが、
そうでなければこの作品もスルーしていたかも。

きっと「タッチ」を知っている方がもっと楽しめたのかもしれませんが、
「タッチ」を知らない私でも十分楽しめたし、
ストーリー自体は「タッチ」とは関係なかったです。

全24話です。


● ストーリー
かつで一度だけ甲子園優勝を飾った明青学園野球部。
今は低迷が続いていた。

明青学園中等部の野球部に所属する立花投馬(たちばな とうま)と、
立花走一郎(たちばな そういちろう)。

彼らは両親の再婚による義兄弟だったが、
兄弟バッテリーとして活躍することを夢見ていた。

しかし、野球部には監督への圧力により、
今は力のない投手がエースとされていた。


物語は中等部から始まります。
作中で時間は流れ、後に高等部に進学しますが。

投馬たちの家族関係や、野球部に流れる何か訳ありな空気など、
最初は謎だらけです。

それらが徐々に明かされていき、
周りが固められていく。

最初からすべてを語らず、
少しずつ分かるのも面白いなと思いました。


野球部の話がメインですが
前半は試合メインではなく、

妹の音美(おとみ)のことや、野球部での練習などの、
周りの人物との関わりを描くシーンが多いです。

それでも安定して面白かったです。

キャラ同士のやり取りは、
テンポと笑いがいい感じです。

ギャグとまではいかないけど、
微笑ましく笑えるワードセンスがいい^^

後半は試合も増えましたが、
それはそれで展開の読めない戦いを楽しめした。

まだまだチームとしては未完成の明青学園野球部が、
強豪校相手にどこまで、どう戦っていくか、ハラハラドキドキでした。

ラッキーによる部分も多かったですが、
この作品はこれでいい気がしていました。

そんな気楽さが今の明青学園野球部や投馬らしいなと思えたので^^


● キャラクター
メインとなる立花三兄弟が安定しています♪

投馬(cv.梶裕貴)は野球のことしか見えていないマイペースな子。
妹の音美に対する優しさがかっこいい♪妬いちゃうわw

もちろん、投手としての成長からも目が離せません。


走一郎(cv.内田雄馬)はキャッチャーとしてチームを支える大黒柱。
もちろん、投馬を支える妻役も忘れていません。

一番投馬のことを理解している、
キャッチャーとしても兄弟としても完璧なところが魅力的♪

女の子にモテモテで、
デートに忙しいところは投馬とは正反対なところですね。


妹の音美(cv.内田真礼)は学校一の美少女。

本人はそんなことには疎く、
投馬と走一郎の野球に夢中。

兄たちの野球の一番のファンであり、
周りからのやっかみや視線も気にしないマイペースさは、
容姿以上に魅力的でした♪

兄妹として互いを大事に思っているけれど、
音美と投馬にはそれだけで終わらない何かを感じます。

この何とも言えない距離感もまたくすぐったい♪


それぞれの声優さんも役に馴染んでいて、
キャラの魅力が増していたように思います^^

他にも、タッチでのライバルキャラやその息子が登場したりと、
タッチファンなら嬉しい仕掛けもありますよ♪


● 音楽
【 前半OP「イコール」/ sumika 】
【 後半OP「VS」/ ポルノグラフィティ 】

もともとsumikaが大好きで、
主題歌を担当すると聞いたのがこの作品を見ることにしたきっかけでした。

曲はアニメを見る前からずっと聞いていましたが、
アニメと合うとまた違った感じ方ができて、かなりいい感じでした♪

爽やかな曲が、
すごく雰囲気に合っていると思いました^^

しかし後半のOPがまたよくてですねー。

爽やかな前半OPに対して、こちらはかっこよさが加わって、
さらなるMIXの魅力が引き出されている!

同じ作品でも曲を提供する人たちによって、
こう描き方や味が違うというのはおもしろい♪

ポルノグラフィティの曲を久しぶりに聴きましたが、
この曲はかなりのお気に入りとなりました^^


【 前半ED「君に届くまで」/ Little Glee Monster 】
【 後半ED「君に伝えたストーリー」/ Qyoto 】

EDがまた良曲ぞろいで^^

OPも大好きでしたが、
EDもまた大好きなのです。

作品に沿っているかと言われれば、
OPに比べるとそうではないのですが、

曲単体だけでもう魅力的。
幸せです。笑


● まとめ
原作はまだ続いていますが続編を作る気はないようで、
24話できれいに話はまとまりました。

野球部の話だけど、野球の話だけで終わらないところが、
私には合っていたのかもしれません。

途中からは「作中の時はちゃんと流れてますよ~」と示すために野球の試合があるのかと思ったほどでしたからw

タッチを知っている方や、
のんびりと野球ものの作品を楽しみたい方にはおすすめです♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

笑いと情熱のあいだ

 【First impression ~ review】

 とある配信で公開されていたので、一気に見てしまった。

 あだち充の作品は学生の頃は好きだったが、社会人になって新しい漫画が出ても買わなくなっていたが、このMIXという作品の名前は知っていたし、タッチの舞台であった明青学園でもう一度という懐かしさからワクワクしてしまう設定ではあるが、様式美のそれはあるとしても、もはや新しさを感じることがないので、漫画を読むかとなるとちょっと躊躇われていたところがあった。

 しかし、アニメを観てみると、再放送で小さい頃に見たタッチへのリスペクトがスゴイ感じられる脚本となっていて、あだち充の作品の良い所を引き出したアニメの演出があって、ただ明青が懐かしいわけではなく、アニメ作品としてもマルっと懐かしさがあるんです。

 タッチのアニメを見て、漫画を中古で買い揃えてみゆき、ラフ、H2、KATSU!とあだち充作品に触れてきたが、久しぶりにその頃を思い出してもう一気に見てしまった。

 さて、一気に見てしまったので、第一印象がそのまま今回のレビューになります。

 ズバリ、どこが良いのかって話をします。

 タイトルにもありますが、スポーツ×ラブコメの代名詞にもなっていると言っても過言ではないあだち充ですが、そのバランス感覚の良さと、どうなるか分からない恋の行方が良いです。

 アニメはまだ続編を乞うご期待という感じなので、まだまだ恋愛の行方がこれからどうなっていくのか分かりません。
 ラブコメの中には恋愛対象が矢印で見えてしまうレベルに分かりやすい作品が少なからずあります。こういった作品は表現が重たくなりすぎるように思う(ズバリ鬱陶しい)。
 好きだと分かっていて、それを成就させるために奮闘する姿を見せる自己投影型の恋愛作品って、観ている側に想像力を使わせない作りなので、全然面白さが分からん・・・。となってしまうんですよね。つまり、共感【してもらわなくては】始まらないので、説明的過ぎたり、分かりやすく演出しすぎたりするきらいがあるんです。自分の経験と重ならないと共感できないって人にはこれしか嵌らない。

 『MIX』では、誰がどう思っているのかを想像しなが視聴できるように、セリフの伝え方や間の取り方、表情、音楽などでキャラの心情をみせてくれます。
 恋愛模様の面白さって誰がどう思っているのか、そしてどうやって変化していくのかの余白を常に残していて、それを想像しながらそれぞれのキャラの気持ちを考えることが共感【する】ことに繋がりそこが面白い。
 例え間違えていても良い、人によって解釈が変わるんだから。
 『それは違うよ』とか観た人同士で話合うことができるそんな作品の方が個人的に楽しいと思うし、このあだち充の作品群はそういった面白さがしっかりある。もちろん今回も。
 脚本、と書いたけれど、原作の良さをそのまま出している脚本であって、原作あってこそだとこの作品については思いました。


 視聴者を意識している作り方。
 これはタッチの頃からそうだったけれど、メタ的なセリフがあったりする。原作も作品の中に作者がちょろっと顔を出したりするけれど、話が重くなりはじめると、しっかりと閑話を入れてくる。
 それを邪魔だと感じる人もいるだろうが、あだち充節に調教されている私やなどにはむしろ心地よく感じてしまい、この緩急のテンポだからこそ、一気にみても全然疲れない。
 視聴者を意識した脚本づくりとなっていると感じる次第です。


 タッチへのリスペクト。
 そもそも作者が同じなんだからリスペクトっていうのはなんか違うようにも感じるのですが、まぁ言葉の綾ですね。
 この30年前の舞台装置がまだ生きていて、少し彼らのドラマに影響を与えています。それが不自然でなく、確かにそうなるかもなと感じてしまう都合の良い頭なのですが、大きく絡めてしまうとそれもご都合主義かよと思ってしまう。
 そこは多分、注意して物語を作っているんじゃないかなって感じます。あくまでも主軸はMIXの主人公たちなのですから。


 ナレーターが南ちゃん!
 永遠のヒロイン南ちゃんの声をあてていた日髙のり子さんがナレーターです。これが良いです。そして南ちゃんをしていないところがまた良いですね。ここにも、前述したように、タッチという舞台装置を都合よく使いすぎている感を出さないようにしつつちょうどいいバランスを保っているように感じました。


 総括
 都合よく捉えている部分は多分多くある。
 こういった良い所を挙げていったけれど、それが逆に鼻につくという人もいるだろう。
 ただ、当時のタッチを好きだった人には須らくおススメであることは間違いない。
 タッチを美化しすぎて、汚されたなんて思わずに、今ある明青野球部をどうか一緒に応援してもらいたいですね。

 では、よしなに~

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

伝説、ふたたび。

この作品の原作は未読ですが、このタイトルを見て心の踊らない訳がありません。
物語の舞台が『タッチ』で「上杉達也」「上杉和也」「浅倉南」らが甲子園を目指したあの明青学園なんですから…

思い返せば、幼馴染って良いなぁ…と思ったのはタッチが初めてだったかもしれません。
家が隣でいつでも気軽に行き来できる間柄…
しかも相手が浅倉南の様な女の子だったら、きっと他には何も望まなかったでしょう。

作品を完走して『タッチ』のwikiを見て初めて知ったことがあります。
和也は事故死してしまいましたが、当時の編集部は大反対だったそうです。
だから原稿を受け取った担当者は、隠れて校了を終わらせて編集部から逃亡したんだそうです。
しかも、アニメで和也が亡くなった際には実際に告別式まで執り行われたんだとか…
鉄道橋の下で電車の通る音にかき消されながらも南が大粒の涙を流していたシーンは、今でも鮮明に覚えています。
当時テレビアニメは全部で101話もあったとか…
いかに偉大な作品だったかが窺えます。


舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」

「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、
今、運命の兄弟が物語の扉を開く…

親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、
双子?の兄弟となった
「立花投馬」「立花走一郎」は、
明青学園高等部に進学し、野球部に所属する。

走一郎は捕手、打者として活躍。
投馬は人並み外れた投手の才能を隠し持ち、
1年生エースとしてマウンドに立つ。

走一郎の実妹で、
投馬とは血の繋がらない義理の妹立花音美は
中学3年で人気者。

投馬や走一郎との関係が気になる監督の娘、大山春夏や、音美を追いかける西村拓味、
立花3きょうだいの周囲はなにやら騒がしい。

立花兄弟は、
甲子園の土を踏むことができるのか…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

立花投馬が上杉達也、立花走一郎が上杉和也、そして立花音美が浅倉南と同じような立ち位置と考えて差し支えないと思います。
唯一違いを上げるとするなら、走一郎と音美は実の兄妹なので、音美の二人への当たり方が微妙に違うことくらいでしょうか。

しかも音美役にまややん、春夏役に香菜ちゃんが起用されているんですよ。
こんなの、もう滾るしかないじゃありませんか…
もう期待値MAXで視聴に臨みましたよ。

この作品の魅力は、明青学園が30年振りに甲子園を目指す道筋だけじゃありません。
30年前に上杉達也と同じグラウンドに立っていたメンバーが立花3兄弟の廻りに溢れているんです。
嬉しさ、悔しさ、そして悲しみを共有した当時の仲間の記憶が少しも褪せていないのが、この作品を視聴できる嬉しさを助長します。

私は甲子園には縁遠い存在でしたが、夏の甲子園の優勝校…3,000校の頂点として立つ甲子園のグラウンドの空気はどんななんでしょう。
もちろん、登場する大人が全て甲子園の決勝を経験している訳ではありません。
途中で夢破れて悔しい思いをしたからこそ今がある…そんな人だって当然存在します。

だから戦うのは選手だけじゃないんです。
大人も30年前から蓄積した思いを野球にぶつけ合って戦うんです。
これが燃えないはず…ありませんよね。
あだち充先生の描くキャラは飄々とした人が多いですが、内面は触れる事ができないほど熱く滾っているんです。

強豪ひしめき合う東東京地区…
もちろん、簡単に甲子園に行けるほど甘い地区では無いのは十分分かっているつもりです。
でも、何故か期待しちゃうんですよね。
立花兄弟の外見が上杉兄弟と似ているから…?
音美の言動が南ちゃんを彷彿させるから…?
音美の期待に応えようと二人が全力全開のギアを上げ続けるから…?
実は私にも良く分かっていないんです^^;
でも、いつかみんなの期待に応えられる結果を、二人で導き出して欲しいと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sumikaさんの「イコール」と、ポルノグラフィティさんの「VS」
エンディングテーマは、Little Glee Monsterさんの「君に届くまで」と、Qyotoさんの「君に伝えたストーリー」

2クール全24話の物語でした。
これでアニメ化が終わること…ありませんよね。
これまでのあだち充先生の作品同様、最後まで描かれるのを期待しています。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

70.2 13 東京で高校生なアニメランキング13位
ダイヤのA actII(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (92)
440人が棚に入れました
2年生となる沢村栄純(さわむら・えいじゅん)が、ついに春のセンバツ甲子園のデビューを果たす! 目指すは全国の頂点のみ!! 名門復活へ。青道高校野球部の快進撃が始まる!!

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、櫻井孝宏、内田雄馬、浅沼晋太郎、花江夏樹、武内駿輔、山下大輝、村瀬歩、畠中祐

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「どんな状況だろうと俺は俺を全うするっ…!」

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ1~2期まで視聴済です。
第1期:全75話、第2期:全51話、第3期:全52話とすっかり長寿番組の仲間入りとなったこの作品ですが、今期も作品の持つ熱さはヤバいくらい凄いです。

物語はほぼ原作と一緒なんだと思います。
今期は春の選抜甲子園に挑むところから始まり、沢村達の2年目の夏が描かれています。

この作品の最大の魅力は「挫折から始まり、逆境を乗り越えて成長していく沢村と降谷の雄姿」そのものではないでしょうか。
2人の投手は入部した時の立ち位置も目指すべき投手性もまるで違う…
でもチームを勝利に導きたい…勝利に貢献したいという思いが2人とも物凄く純粋なんです。

泥水を啜りながら這い上がったのは、やっぱり沢村栄純でしょう。
入部仕立ての頃は、130㎞/hに満たない球速と酷いクセ球という、投手としては恐らく底辺だったでしょうから…
しかも同期の降谷は150㎞/h前後の剛速球を投げる怪物ピッチャーとして1年の頃からマウンドに上がっているんです。
沢村に焦りが無いと言ったら嘘になると思います。

本気で悔しいと思ったことだってきっと1度や2度じゃ無い筈です。
ですが、沢村が良かったのはクリス先輩の教えを忠実に守り続けたことではないでしょうか。
周りにじっくりと育てて貰ったと言っても過言ではありません。
こうしてじっくり熟成させた沢村が覚醒するのが彼が2年生になってから…
この展開…燃えない筈ありませんよね。

一方降谷は沢村と真逆の野球道を歩んできました。
今でこそ怪物ピッチャーの名を欲しいままにしていますが、途中突然の不調や怪我に悩まされた時期があったのは否めません。

そんな二人を上手にコントロールする御幸 一也は青道の大黒柱的存在です。
彼が時折投手の狙い通りの球に満面の笑みをこぼすことがありますが、その笑顔が実は大好きだったり…
大黒柱的存在でも反応は高校生…この辺りがキチンと描かれているのは流石と思います。

そして青道と言えば、二遊間のコンビを外すことはできません。
遊撃手の倉持洋一と、二塁手の小湊春市の2人です。
俊足堅守の1番打者である倉持が出塁して、2番打者の春市が巧みなバットコントロールでヒットを量産して倉持をかえす超協力打線を担うと共に、春市との二遊間は春市の兄である亮介に勝るとも劣らない鉄壁さを誇っていますから…

今年は1年生も入部してきました。
期待の新人…というより、昨年と明らかに意識レベルの高さの違いを見せつけられた、という感じです。
ベンチ入りできるメンバーには限りがあります。
全員がベンチに入れるほど、青道は甘い学校ではありません。
3年生がこの夏にかける思いは凄まじいモノがありますが、それでも人数を絞らなければならないのは監督の苦渋の判断です。

でも、この作品の凄いのまはここからです。
もし、3年生で自分がレギュラーになれなかったら、どこまで真剣に野球と向き合うことができるでしょうか。
私は心底向き合うことなんてできないと思います。
でも、青道高校野球部の3年生にそんな奴はたったの一人もいませんでした。
自分自身よりチームを優先するんです…

そしてそれはベンチ入りできた1年生も同じ…
「自分がチームのために何ができるか…そればかり考えている」
中学から上がりたての高校生の台詞じゃ無いと思います。
彼らが選択した青道野球部は1年生の意識すら改革してしまう、そんな部だったという事です。
彼らはどこまで切磋琢磨していくのか…どんな高みまで昇りつけることができるのか、楽しみで仕方ありません。

紅一点のマネージャーの存在も忘れちゃいけませんね。
あれ、この声…?
と思ったら、あやねるが3期からマネージャー役を演じていたんですね。
ゆみりんといい充実した面子だと思います。

オープニングテーマは、GLAYさんの「はじまりのうた」と「流星のHowl」
エンディングテーマは、OxTさんの「ゴールデンアフタースクール」と「Everlasting Dream」
まややんの「鼓動エスカレーション」と、みもりんの「チャンス!」

この作品とGLAYさんとの相性は抜群だと思います。
特に、「流星のHowl」はメチャクチャ格好良い楽曲だと思いました。

4クール全53話の物語でした。
第3期までで全178話もあるので、腰を据えて視聴する必要のある作品ですが、気持ちを入れて視聴した分だけ、この作品の熱さが享受できると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
私はしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最高の野球アニメ!

私はスポーツ漫画、スポーツアニメが大好きですが、野球漫画で一番好きなのはこのダイヤのAです
作者自身が名門高校野球部の部員だったという実体験から描かれた名門野球部の実態はとても興味深いですねー!

主人公の沢村は才能はあるけど、まだまだ粗削りで欠点も多い
チームは名門野球部のため、中学時代ではエースでも名門野球部ではベンチ入りすることも難しい
名門野球部は部員が100人くらいいますからねー

この作品は部内に何十人もいる選手一人一人にスポットをあてていて、チームの主力メンバーはもちろんのこと、ベンチとレギュラーを行ったり来たりする人達や、ベンチにすら入れない人、下手だけど一生懸命な人、能力は低くても別の方法でチームに貢献しようとする人、ケガで離脱した人、いろいろな立場の部員一人一人をちゃんと描いているところがすごい
主力はほぼ固定なわけですが、そうじゃない部員もみんな必死でレギュラーになるために努力しているんだってところを描いています

チームメイトとの熾烈なレギュラー争いの末に、勝ち取った背番号だからこそ価値がある。背番号を背負うことの重み
優しい先輩や、ケガをしたライバル、血のにじむような努力をしていても試合に出れないチームメイト達の想いを背負ってマウンドに上がるエース
時には失敗し、ライバルに力の差を見せつけられ、焦り、泣き、もがき、苦しむ
それでも流した汗の量は、裏切らない。
そうやってやっと勝ち取ったレギュラー
でも、今度はライバルチームが立ちはだかります
名門野球部とはいえ、必ず甲子園に出られるわけではない
どこのチームも必死に甲子園目指して練習している
部員とのレギュラー争いの次に待っているのは、他の名門野球部や勢いづいた無名野球部との、たった一枚の甲子園の切符の争奪戦

その地方大会に出てくるライバルチームも、1年夏、秋、春、2年夏と大会ごとにどんどん新チームが出てきて、どこも個性的で一筋縄では勝たせてくれない
1年夏に出てきた強力なライバルチームも、秋の大会では思わぬ伏兵にやられたり、ライバルチーム同士の対戦が描かれたりと、ライバルチームにもドラマがあって必死に甲子園目指している様子が描かれます
どれだけ強いチームでもあっさり負ける時は負ける
入れ替わり立ち代わり現れるライバルチームの存在が、甲子園への道がいかに遠く、困難な道であるのかがわかりますねー

甲子園に出られるチャンスはたった3回しかない、一度負けたらそれで終わり
ただ一回のミスで3年間思い描いてきた夢が潰える圧倒的な緊張感
だからみんな一生懸命練習する
だから熱いドラマが生まれる
そんな高校球児たちの濃密な部活風景を描いた作品!

とてもオススメの作品ですが、なかなか話が進展しないところが嫌がる人もいるかも

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

koaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

二人のエースを目指す姿勢が好き

前に誰かに言われたような気がするのだが
たぶん部活動で、スポ根でライバルで仲間で・・・
っていうのが好きらしい(^◇^;)

ただ、野球はよくわからない。
高校野球は見ない(泣いてしまうから)
団体競技はやったことがないので
どんな感じなのかはわからなかったけど
高校で寮生活っていうのはわかるから見てみた。

予想以上に夢中になってしまった(;^_^A
ライバル二人の成長加減がいい
方や口数少なくオーラーで語り、最初からエースの資質を持っているのに
天狗にならない謙虚で素直な降谷
方や素人臭さが抜けなかったのに、別の意味でエースの器を持ち
テンション高すぎで向上心の塊である沢村
この二人の関係がまた好きなんだなぁ~

まさか続いているとは思わずに見だしてしまって
お預けを喰らう羽目になってしまった・・・
不覚・・・_| ̄|○
まぁ~諦めて続きを待つとして・・・

今シーズンで、慌ててしまったのが28話
東条が、バドミントンのシャトルでバッティング練習してるシーン

∑ヾ(≧□≦*)ノ ウワッ!!
東条ったら、やめてあげてぇ~
中のコルクが砕けますからぁ~(実はやったことがある<(_ _)>)
っていうか、シャトルって、安くないですからぁ~
青道野球部、どんだけ部の予算出てるんだ?

そしてお題にしてしまった件ですが
第39話の西邦高校 1番 センター 中川翔の声優って誰ですか?

他にどんな声をやってるんでしょうか?
あまり声優さんって意識してなかったのですが
「よろしく」と言ってバッターボックスに入って来た声に
ドキっとしてしまいました。
調べても出てこないので、余計に気になるのですが(^◇^;)
誰かしらないですかねぇ~

↑にゃん^^さんに教えていただきました。ありがとう~
浅田と同じ声だったなんて、驚きぃ~
っていうか、声優さんって、やっぱりスゴイですね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2

59.9 14 東京で高校生なアニメランキング14位
狐狸之声(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (35)
104人が棚に入れました
歌ウマなキツネ面ゴースシンガーと歌ヘタなアイドルが芸能界頂点を目指す!顔を隠してゴーストシンガーをするフーリ。顔は良いが歌はからっきしのアイドル、コンチュエ。2人はいがみ合いながらも、ライバルたちと競い合いながら芸能界の階段を上っていく。


声優・キャラクター
河西健吾、菅沼久義、日野聡、香里有佐、速水奨、元吉有希子、前田玲奈、青木志貴、木村昴

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

表舞台には立たなくていいんだ…

この作品の原作は未読です。
まぁ、原作は中国語なのでそもそも読めませんけれど^^;

東京MX以外でも放送した意味が大きいと思います。
そういえば、少し前までは「中国の作品=ハオライナーズ枠」という図式が成立していましたが、今ではめっきりハオライナーズ枠の中国作品にお目にかかることがなくなった気がします。
と思って調べてみたら、2018年春アニメで放送された「TO BE HEROINE」を最後に放送されたいないようです。
あ、アニメ映画では2018年8月に「詩季織々」が日中合同アニメとして上映されましたけれど。

一体どうしちゃったのでしょうね?
東京MXとの関係が悪化したのでしょうか?
それとも日本での放送に限界を感じたとか…?

東京MXのサイトを見ると、「独占放送」と記載された作品が幾つかありました。
東京MXはこれまでアニメに相当力をいれてきたテレビ局なので、そういう作品があってもおかしくありません。
それが必ずしもハオライナーズ枠の作品である必要はありませんよね。
だから沢山の人々の目で作品を評価して貰えば良いんだと思います。

この物語の主人公はフーリという少年です。
彼は幼い頃から歌を歌うのが大好き…
幼馴染のチュユンと一緒にピアノを弾きながら歌を歌って…

そんな甘酸っぱい過去を持つフーリですが、現在はキツネのお面を被ったゴーストシンガーに扮しているんです。
それはそうしなければならない状況に追い込まれてしまったから…
フーリの歌には人の心を動かす力があります。
ですが過去の苦い体験の一つ…交通事故の際に顔に傷を負ってしまったんです。

そんな時にユーリにゴーストシンガーの話を持ちかけたのがキム社長でした。
要約すると「母親の命が惜しければ、私の言いなりになれ。」的な台詞でユーリをゴーストシンガーに縛り付けたのでした。
改めてみると、まるで脅迫ですね^^;

ですが、ゴーストシンガーなんて長続きするはずがありません。
ユーリもゴーストシンガーである事を暴露されて…物語が動いていきます。

世間様に対しても、自分に対しても常に正しくあるべき…
届けたいのは歌であり、その容姿は関係ない…
本当に素晴らしい歌には聞き手がちゃんと反応してくれるから…
まぁ、大体こんな感じの物語です。

起用された声優さんですが男性陣以外はほぼ若手の人で構成されていました。
個人的に嬉しかったのが、前田玲奈さんが出演されていたことです。
最近では、「ウマ娘 プリティーダービー」でグラスワンダー役を演じられていましたが、玲奈さんといえば「それでも世界は美しい」のニケ姫ですよね。
あの圧倒的な歌唱力…物語の中で彼女が歌う「アメフラシ」の歌は、涙が出るほど綺麗だったのは今でも忘れられません。

オープニングテーマは、LoveDesireさんの「COME:BACK Stage!」
エンディングテーマは、鹿乃さんの「HOPE」
鹿乃さんの「HOPE」は素晴らしかったです。
もちろん、通勤途中で繰り返し聴かせて貰っています。

1クール全12話の物語でした。
15分枠の物語です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちょっと無理も感じるけど基本は王道。ヒロインが可愛いと思ったらおススメかも

2018年秋アニメ。15分枠で全12話。
原作は中国の漫画作品だそう。
成田良美さんがシリーズ構成だったので、興味を惹かれて視聴しました。

展開は大雑把で突っ込み所は少なくないけど、基本的には王道でまあまあ楽しめました。

作画は不安定気味だったかな?キャラクターデザインは今風という感じではなかったですが、私はあまり気になりませんでした。まつ毛にグラデーションかけるのは私は初めて見たかも。

音楽は、EDの「HOPE」と第10話の挿入歌のピアノ版「花の約束」が好きでした。基本的にアイドルソングみたいなのは苦手なのですが、特にソロの「花の約束」はチュユン役の香里有佐さんの声が引き立っていて良かったと思います。

キャラクターは奇をてらった所がなくて見やすかったです。
ヒロインがお勧めキャラで、見た目通りの落ち着いた意思の強い優しい女の子です。チュユンが可愛いと思ったら視聴しても良いかも。{netabare}

幼馴染みのフーリとチュユンがお互いを思いやったり心配したり、仲が良くて和みました。第10話は二人のお互いへの気持ちと音楽への気持ちが良く描かれていて一番好きな回です。

全体通してSKYの正体、フーリとチュユンの関係、フーリの危うい立場がどうなるのかや家庭の問題など、気になる要素は多かったので最後まで結構楽しく視聴できました。
撒かれた各要素も物語のゴールへ向けてきちんと収束していきます。フーリがゴーストシンガーとなったために諦めたものを取り戻す物語として一貫していました。

欲を言うと、家族のために大金を稼がないといけないという展開なので、フーリの家族内の描写をもう少し詳しくして欲しかったかも。
そこが引っ掛かったのもあり、おれたたエンドはともかく、ラストでフーリの金銭的な事情に関しての解決策やそれに繋がる描写が欲しかったです。{/netabare}

サクサク見られて変に捻った所も無いので、細かいことを気にしなければまあまあ楽しめる作品だと思います。(2019.1.15)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

設定に違和感を感じるのはやはり国民性の違いか

4話まで観て断念しました。
面白い、面白くない以前にストーリー展開等に理解し難い点がありました。
{netabare}ツッコミ所は沢山ありますが一番不思議に思ったのは、主人公のフーリは人気アイドルであるコンチュエのゴーストシンガーを務めているのですが、なぜかコンチュエが歌番組に出演する際にフーリがTV局のスタジオに忍び込むという設定です。
案の定、フーリは警備員に追われTV局内を逃げ回るのですが、コンチュエの歌の前奏が終わりかけ、もう間に合わないと思った次の瞬間ギリギリ間に合ったフーリが歌い出すわけですよ。
ここはハラハラドキドキする場面なんでしょうが、こんな設定必要ないですよね。
これがフーリとコンチュエ2人だけの秘密ならまだ理解できますが、関係者(コンチュエの所属事務所の人でしょうか?)も知っているんですよ。
だったら、フーリもスタッフ証とか通行証の類を持っているのが自然でしょう。
警備員に捕まっていたらどうするつもりだったのでしょうか。
だいたい生歌である必要もないと思います。どうせ口パクなんだし録音で良いのでは。{/netabare}
それとフーリの左目の周りの赤い模様が気になります。
狐をイメージした模様にも見えますが、なぜあんなタトゥーを?
フーリがファンタジー作品に出てくる魔導師などであれば有りですが、現実世界の物語だと違和感ありますね。
原作が海外のアニメを観ると文化や国民性の違いをいつも感じます。
残念ながら私の好みとは合いませんでした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
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