東映アニメーションで未来なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の東映アニメーションで未来な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の東映アニメーションで未来なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 東映アニメーションで未来なアニメランキング1位
正解するカド(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (572)
2458人が棚に入れました
羽田空港上空に突如、正体不明の巨大な立方体が出現する。そこに出発予定だった飛行機が取り込まれてしまう。偶然その飛行機に乗りあわせていた外務省の外交官が、立方体の中でヤハクイザシュクナと呼ばれる正体不明の人?と出会い、日本政府と交渉をはじめるが、、、。

スタッフとして作家・野崎まど、アニメ演出家・村田和也、イラストレーター・有坂あこ、そして『楽園追放』のプロデューサーである野口光一の名前が並んでいる。

声優・キャラクター
三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O、斉藤壮馬、赤羽根健治、伊藤静、釘宮理恵、中博史、斎藤志郎、菊池正美、桐本拓哉、菅沼久義、阪口大助、後藤哲夫、小山剛志、半田裕典、甲斐田裕子、白石涼子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

中盤までは秀作、終盤は駄作

最終話まで視聴。0話も視聴しました。

中盤までに大きく広げた風呂敷を一切畳むことなく、力ずくで回収した感じ・・・。

8話までは、確かに悪くなかった。
1クールの縛りのせいか、物語のスケール小さく感じられる点を除けば・・・。
(地球が対象の物語のはずが、バタついている科学者が日本人だけとか無理ありすぎでしょ?)

9話で{netabare}沙羅花も異方の存在だと{/netabare}明かされた辺りから雲行きが怪しくなってくる。

11話で{netabare}刑部鍍金が{/netabare}登場。しかし、限定配信の0話でしか登場していない{netabare}刑部鍍金を{/netabare}使うとかありなの?
0話未視聴の視聴者には、全く伝わらない気がする。

そして、開いた口が塞がらない12話。
{netabare}1.真道幸路朗と徭沙羅花の娘【ユキカ】がヤハクィザシュニナを圧倒する力の持ち主だという根拠は?
 もしかして『サイヤ人と地球人の遺伝子は相性が良い』みたいな話なの?
2.ユキカがヤハクィザシュニナを圧倒する力の持ち主ならば、真道幸路朗が死んでしまう意味は?{/netabare}

作画は良かったし、沙羅花は最後まで可愛かったし、品輪彼方もいいキャラだった。
「終わり良ければ・・・」の逆、「終わり悪ければ・・・」
終盤、この作品は一気に『駄作』という評価になってしまいました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

未知との遭遇

東映アニメーション制作。

羽田空港に突如現れた謎の構造物カド。
全長2kmの巨大な立方体、
人工物なのか自然現象なのか!?
人類と謎の存在との対話が始まろうとしている。

まさに未知との遭遇でしょう、
オーバーテクノロジーの壁に弾き返される人類。
万人向けではないものの、特定分野での秀作、
そんな良品になればと期待しています。

{netabare}カドから出現したザシュニナ、
彼は言った「世界を推進する」と。
人類に提示された無尽蔵のエネルギー・眠らない体。
彼から出される人類へ向けた究極の問いかけ、
これは人類の定義から外れた進化なのか逸脱なのか。{/netabare}

我々はその問いに正解出来るのでしょうか。
カドという爆弾が落ちた今、
常に思考する事を、試されています。

物語の最後の問いに興味は尽きない。
人類は果たして「正解」出来るのでしょうか。

8話視聴追記。
{netabare}全世界同時生中継、ザシュニナ緊急出演。
カド・ワム・サンサ、そして4つ目の異方。
不穏な予感、相対する外務省国際交渉官、
ヒロイン徭(つかい)の哲学も理解できる。{/netabare}
彼の提示が何なのか、実に楽しみだ。

最終話視聴追記。
{netabare}後半怒涛の急展開、
火の鳥でも始まったかの生命倫理観。
前半この作品の特有なロジックに、
魅了されていただけに着地は今一つでした。
人類こそが宇宙の特異点だったということ。
その人類を推進させたい。{/netabare}

つまりはそういうことでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ジャンルは一応SFですかね?→最終話は不評(まあ、それももっともかと思います…)。

パニック映画とか怪獣映画みたいなテイストも感じますが。SFとしてのジャンルは「ファーストコンタクトもの」(古典SFでは鉄板のジャンル)ということでしょうね。

SFはわりと好きです。たぶん視聴継続になるでしょう。

漫画版もあるようですが、「最初からマルチメディア展開」みたいなもので原作扱いではないようですね。事実上オリジナルTVシリーズと考えて良さそうです。

シリーズ構成・脚本が野崎まどらしい。電撃大賞ってけっこう人材を輩出している偉大な新人賞ですね。

1辺の長さ約2kmの立方体が突然空から降ってきて、接触すると飲み込まれるらしい。かといって外部から衝撃を与えても容易に破壊できそうにない。怖いですね…。

品輪彼方さんが26歳で「品輪博士」って呼ばれていましたから、博士後期課程を満期修了する前に学位取った論文博士か、もしくは大学から飛び級で博士前期課程に進んで博士後期課程修了時に学位認定されたということですね。それはなかなか優秀だ…。

2017.4.18追記:
私がSFモノとして観るときの基準のひとつに「宇宙人(地球外生命体)」の容姿というのがあります。安易に人間に似せてしまう作品には多くを期待しませんが、本作品はこの基準はクリアしています。

ちなみに初代マクロスやハルヒもこの基準はクリアしていて、私の中ではSF作品扱いになっています。

2017.5.13追記:
6話まで視聴。ヤハクイ=ザシュニナって、「神聖四文字」のあのお方の同類で、進藤さんは「預言者」的なポジションなんですかね…。

2017.7.2追記:
最終話まで視聴終了。「神聖四文字」のあのお方相当は、意外なお方でした。中盤まで好評だった本作ですが、終盤は不評だったようです。まあ、みんなが期待したような終わり方ではなかったですよね。

終わり方としてはこれもありなんでしょうが、終わり方に向かうのであればそういう気配をもっと早めに出しておかないと皆、納得しないように思います。

キャラも良かっただけにもったいない感じでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

53.0 2 東映アニメーションで未来なアニメランキング2位
銀色のオリンシス(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (34)
209人が棚に入れました
月と地球がオリンシスシェルによって分断された世界。そして月から地球に対し人類に襲いかかる敵を生きるために迎撃する、ズィルバーオリンシスに乗り込む運命を背負う少年トキト・アイザワの物語が今始まる。

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

SFロボット、1000年以上の未来世界
あらすじは面白そうに感じたんだけど、ちょっと・・・だった
ちょっと世界観を小さくしすぎたんじゃないでしょうか

謎の美少女に幼馴染と仲間、展開は面白いのにキャラがダメすぎたのか
シナリオが子供過ぎたのか、深夜アニメというより日曜午前の子供向けって感じがします

後半はちょっとドロドロとした感じになりますが、シリアスとも言えず
いろいろと残念でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

79マドンナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

脳内補正スキル必須

作画崩壊のため顔が毎シーン変わります。

ロボットデザインはめちゃくちゃダサいです。

敵ロボットは昆虫にアリクイみたいな口がついています。

戦闘シーンは、敵と遭遇→仁王立ちで攻撃受ける→反撃→敵爆発の繰り返しです。

迫力なんて期待してはいけません。

いや、もうロボットアニメだと思って観ない方がいいと思います。

楽しむポイントは人間関係です。

前半はぐだぐだやっていますが、後半に登場キャラたちの関係がこじれ、安っぽい愛憎劇に変わります。

精神的に壊れていくキャラの言動が一番の見せ場です。

私はこの作品くだらなくて好きですが、おすすめはできません。

それでも観てみようという方は昼ドラ感覚で俯瞰でお楽しみください。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作画とメカデザが酷評の原因かな。

原作は雨宮ひとみ/著、平井久司/イラストのライトノベル。
※小説・アニメのリンク作品。ノベライズが打切りになり、
アニメとどう繋がるか不明状態。所謂崩壊作品。全12話
キャラクターデザイン - 平井久司(種や蒼穹が有名かな)

どのアニメも1話めにはインパクトの有る掴みを意識した
世界観重視の綺麗な背景他映像を打ち出すと思うのですが、
いきなり手抜きのようです・・陳腐な映像だった・・
同系アニメの制作年が逆に感じるほど劣化した作品かな・・

兎に角動きが無く・・動いたと思ったら作画が総崩れ・・
スピード感の有る展開になると止め絵の平面絵の浮遊移動。
ポージングが悪い・・美意識が欠如してると感じてしまう。

メカデザは小学生向けで展開も心理描写も小学生向けの様。
ヒロイズム煽りとヒーロー煽りで3話くらいが限界かも?
その辺りで最終回の絵面や内容が予測ついてしまうかも?

キャラデザは結構好きだけどデティールが半端無く酷い・・
OPは視聴層向け?EDはタイアップ臭がして違和感がある。
純愛路線とラブコメ路線がぐちゃぐちゃで中途半端な感じ。
理不尽な展開が多く主人公は典型的な優柔不断の繊細少年。
台詞の引用が厨二より小学生向けで午前中か夕方が似合う。

諸設定が微妙だけど最近の深夜枠と変わらず意味は無い。
酷評ほどは酷くないかなという内容だけど作画は酷すぎ。
同じ絵なら蒼穹人気なら種を視たら此れ見る必要が霞む。

2006年の作品とは思えない・・1990年代風のレベル。
何故か私の視る東映絡みのアニメは作画が滅茶苦茶酷い・・
海外丸投?って2006年なら海外発注でももう少し良さげ?


遥か未来・・地球の文明は終焉を迎え、暗黒時代が訪れた。
月と地球はオリンシスシェルによって分断されていたが・・
何時の日か・・月からは謎の敵が地球の人類に襲いかかる。

トキト・アイザワは記憶喪失の謎の少女テアと出逢い
ズィルバーオリンシスに搭乗して戦いの真実に迫る事に・・


ズィルバー(Silber)ドイツ語で銀色=銀色のオリンシス。
オリンシス現象=オリンシス成分?干渉版ウラシマ現象?


トキト・アイザワ(入野自由)メカ操縦のセンスもある。
ヨウスケ達ハンターグループの一員。メカニック担当。
若干「気弱で戦闘を嫌う」ものの、場合により無茶もする。

テア(名塚佳織)アーティ。謎の多い少女。体術もこなせる。
トキトが偶然、町で出逢う少女。半年前以前の記憶がない。
オリンシスに乗り込む事で、オリンシスが戦闘形態になる。

セレナ(久川綾)アーティ。自称謎の美女。変身能力が有る。
オリンシスについて色々調べており、トキト達と同行する。
シュヴァルツに乗り闘う。驚異的戦闘能力と回復力を持つ。

ミスズ(神田朱未)トキトの幼馴染み。怒りっぽい。
トキトに恋愛感情を持ち、テアにライバル心を燃やす乙女。
面倒見が良く優しい性格で他人思いだが素直になれない。

ヨウスケ(三浦祥朗)グループのリーダー。
リーダーらしく確りした性格。何時もミスズの事を気遣う。

ジン(土田大)グループのムードメーカー。
黙っていれば二枚目だが、とてもひょうきんで二枚目半。

アイリ(折笠富美子グループのマスコット的存在。
幼いが姉御肌でヨウスケと一緒に交渉事もする裏方係。

ブライアン=ノイベル(古川登志夫)愛称ブラちゃん。
長身で年長者だが気さく。冷静沈着でデリカシーが無い。

執政官アル(鈴村健一)アーティ。月を支配する執政官。
ボルフ(松野太紀)執政官の部下。ブライアン同様元軍人。

ダラス(乃村健次)レジスタンスリーダー。可成り知恵者。
執政官の意図を知り、阻止する為の戦力をて集めていた。

ドミニク(三石琴乃)レジスタンスメンバー。医者でもある。
シュンノスケ(田中信夫)レジスタンスメンバー。
老境に入った科学者でガーデナーの生態を研究している。

トーマス=ヤンセン(大川透)木星宇宙軍の提督。
時間軸では提督に就任。月と執政官の監視をしていた。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2
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