異次元で学園なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の異次元で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番の異次元で学園なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.7 1 異次元で学園なアニメランキング1位
メカクシティアクターズ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (1196)
5649人が棚に入れました
引きこもりの青年・シンタローは、パソコンに住み付いた電子の少女エネとともに、部屋の中で鬱々と過ごしていた。壊れたキーボードを買い換えるため、デパートに出かけたところ、なんと人質テロ事件に巻き込まれてしまう。そこでシンタローは謎めいた人物たちに遭遇する…

声優・キャラクター
阿澄佳奈、花澤香菜、甲斐田裕子、宮野真守、柏山奈々美、立花慎之介、富樫美鈴、保志総一朗、寺島拓篤、中原麻衣
ネタバレ

future☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

メカアク、キャラ説明☆

長くなります。゚(゚´Д`゚)゚。

まず、基本的にメカアクはある夏の物語です。

8月15日のメカクシ団個人の物語です
(おそらく、次の話になると物語が全く違うというのは、ここでしょう)

メカクシ団のメンバーはそれぞれ目にまつわる「能力」を持ち、その能力のせいで心に深く傷があります。

団員ナンバー的にいうと、(団員ナンバー0、アヤノは飛ばします)←特殊なためです(沙*・ω・)w


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


団員ナンバー1、キド「目を隠す」能力
{netabare} ・自宅で火事があった際お姉さんと、「蛇」に巻き込まれキドのみが戻ってきた。
・能力は、周囲からの認識を極限まで薄くします。{/netabare}


団員ナンバー2、セト「目を盗む」能力
{netabare}・友達の犬と海で溺れて、「蛇」に巻き込まれセトのみが戻ってきた。
・能力は、対象の情報を読み取る(相手の思考、感情など) {/netabare}


団員ナンバー3、カノ「目を欺く」能力
{netabare} ・自宅に強盗が入った際お母さんと、「蛇」に巻き込まれカノのみが戻ってきた。
・能力は、他人の目に映る自身の姿を偽ります。{/netabare}


団員ナンバー4、マリー「目を合わせる」能力
{netabare}・メデューサの子孫
・能力は、人を一定時間、動かなくします。{/netabare}


団員ナンバー5、モモ「目を奪う」能力
{netabare}・お父さんと海で溺れて、「蛇」に巻き込まれモモのみが戻ってきた。
・能力は、どんな人でも自分の方に集中させる能力。{/netabare}


団員ナンバー6、エネ(貴音)「目を覚ます」能力
{netabare} ・体が弱く、救護学級に通っていた。新しい「カゲロウデイズ」を開くために、「蛇」に巻き込まれた。
・能力は、不老不死。電波の飛んでいるところにはどこにでも飛べる。{/netabare}


団員ナンバー7、シンタロー「目に焼き付ける」能力
{netabare} ・アヤノが死んでから、引きニートになった。かつて女王と「このことを決して忘れない」と約束した。
・能力は、見れば即座に答えや、自分が知りたいことがわかる能力。{/netabare}


団員ナンバー8、ヒビヤ「目を凝らす」能力
{netabare} ・好きな子とトラックに引かれ、「蛇」に巻き込まれヒビヤのみ戻ってきた。
・能力は、遠方の事象や内容を認識します。{/netabare}


団員ナンバー9、コノハ(遥)「目を醒ます」能力
{netabare}・体が弱く、救護学級に通っていた。新しい「カゲロウデイズ」を開くために、「蛇」に巻き込まれた。
・能力は、自身の理想とする肉体に作り替えられます。{/netabare}



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

です。


.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

8月14日、引き篭もりの青年如月伸太郎は、パソコンに居ついている電脳少女エネのいたずらのせいでマウスとキーボードを故障させてしまい、換えの品を購入するために止むを得ずエネとともに2年ぶりに外出するが、買い物に行った先のデパートで立て篭もり事件に巻き込まれ人質となってしまう。 一方、シンタローの妹で人気アイドルの如月桃(きさらぎ もも)は、ファンの人込みから逃れた先でメカクシ団の団長木戸つぼみ(きどつぼみ)に出会いアジトに連れて行かれる。メカクシ団は目にまつわる能力をもつ人達の集まりで、間違いで連れて来られたものの自身の持つ『目を奪う』能力に苦しんできたモモは、能力の制御を身に着けるためメカクシ団に加わることを決意する。メカクシ団の少女小桜茉莉(こざくら まり)の不始末によりモモの携帯電話が故障したため、キドの『目を隠す』能力によって姿を隠してメカクシ団全員で向かったデパートで、「たまたま」外出していたシンタロー、そして事件に遭遇する。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

エネ:阿澄佳奈
マリー:花澤香菜
モモ:柏山奈々美
キド:甲斐田裕子
カノ:立花慎之介
ヒビヤ:富樫美鈴
コノハ:宮野真守


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2014年春アニメ(2014年4月~2014年6月)

TOKYO MX 4/12(土) 24:00~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

キャラソンとかなので、以下略。


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「人造エネミー」

2話「如月アテンション」

3話「メカクシコード」

4話「カゲロウデイズ」

5話「カイエンパンザマスト」

6話「ヘッドフォンアクター」

7話「コノハの世界事情」

8話「ロスタイムメモリー」

9話「アヤノの幸福理論」

10話「空想フォレスト」

11話「オツキミリサイタル」

12話「サマータイムレコード」(最終回)


.。o○ ○o。.補足.。o○ ○o。.

{netabare}メカクシ団9人は、女王のマリーを中心に集まりました。

そして、「カゲロウデイズ」と呼ばれる世界に巻き込まれてしまった人を助け、そして「終わらない世界」を作った事の元凶の「目が冴える」能力の蛇の企みを阻止しようとします。

私的には、個人の思い出エピソードや気持ちの変化を歌った歌もお勧めです。{/netabare}


ちなみに、
{netabare}・マリー
  140歳以上
・貴音&遥→クラスメート
  19歳
・アヤノ&シンタロー→クラスメート
  18歳
・キド&セト&カノ→同じ孤児園出身(同い年)
  17歳
・モモ→貴音&遥&アヤノ&シンタローと同じ学校
  16歳
です。(としは、アニメ内での設定の時の、です。)

キド&セト&カノは、どこの高校に行ったか不明です。 {/netabare}


あと、アヤノ&キド&セト&カノのお父さん、ケンジローは・・・
{netabare}・化学教師で貴音&遥の担任です。
・「目が冴える」能力(思考能力が異常に発達、考えるととまらない・睡眠不要、その人の願いを叶える蛇・手段を選ばない)を持っています。{/netabare}





単行本を読むと、一人一人のエピソードや、物語の進行などがよくわかりますよ(*´∀`*)

意味がわかるとハマります(o>ω<o)



.。o○ ○o。.追伸.。o○ ○o。.

メカアクの物語については、たくさんの方が書かれていらっしゃるので、そちらを参考になさってください(沙*・ω・)w





もし、あの時に戻れたら例えばそんな未来もあったかもしれない。
もし、あの日あなたに出会わなければ、
案外つまらない世界だったかもしれない。
随分平凡だったあの日を、
赤い目をこすったあの日を、
目もくらむような夏の日を、
私はきっと明日も忘れない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

如月歳です!

ニコ動で発表されたじん(自然の敵P)さんの一連の楽曲と、をれを基にして作曲者自身によって執筆された小説をアニメ化した、ちょっと異色な出自を持つ作品です。

はっきり言って難解作品です。でも、一回見て分からなかったからと言って「駄作」の烙印を押してしまうのは、ちょっと勿体無いかな。

1話冒頭、いきなり時間ループをほのめかす描写から入ります。おぉぉ~、タイムトラベル、ループもの等、時間関連のSFに目がない私としては見ないワケにはいかない!と思い、がんばって最後まで見たのは見たのですが、見終わったときの感想は「ん~、さっぱりわからん」でした。

音楽は大変良かった(特にEDはドはまり)、声優さんも豪華、絵も美しい、作品の雰囲気もシャフトアニメと相性ばっちりだったので、たいへん残念に感じました。1話目の引きや序盤の構成とはいいと思ったのに・・・

小説や漫画が未読だから分からないのか?とも思ったけれど、なら小説を読んでみるか?という気にもならなかったので、ネタバレサイトで軽く勉強してから、もう一回最初から通しで見返してみることにしました。

見返してみて分かったことは、原作を知らない人にとってはかなりハードルが高いということ。逆に原作を良く知っていると、解釈の違いやイメージの違いが気になって、かえって楽しめない可能性があるということ。だけど、全体的に出来が良いだけに、1回見てワケわからんからと言って捨ててしまうのはちょっともったいないかな。

ということで、この作品が難解になっている理由と、原作未読者が楽しむために押さえておいたほうがいいポイントとかを、ちょろっと分析してみました。いわゆる傾向と対策というヤツです。

まず、この作品がなぜ難解なのかですが・・・
時間が重要なテーマになっている作品なだけに、時間の構成が複雑であること。

まずは、物語の展開が時系列どおりでないこと。1話の、シンタローとエネがデパートにキーボードを買いに行くお話しですが、これは時系列的にはほとんど最後の方です。最終話の1日前。それからは2話、3話と、基本は時間が進んでいくのですが、中盤で大きく過去に跳び、過去のいくつかの時間帯を行ったり来たり、現代に戻ったりしながら物語が進んでいきます。時間が飛ぶとキャラの外見や服装が大きく変わっていたり(人間でなくなったり、人間に戻ったり)するので、着いて行くのが大変です。間違いなく、この「時間の振り回し」が難解の大きな原因になっていると思います。

二つ目は、団員メンバーの群像劇のようになっていること。もう少し具体的に言えば、登場人物各々がすごした一日の出来事が、それぞれ違った視点で別のお話として表現されていることです。たとえば、1話は現代の8月14日のシンタロー目線の出来事ですが、同じ日の出来事が2話~3話(モモ)、4話(ヒビヤ・コノハ)でも語られます。最終話の日(8月15日)に至っては、5話と7話~12話、と、半分以上の回でこの日の出来事が扱われています。ときどき画面にフリップで日付けが表示されたりもするのですが、私は頭が悪いので、ほとんど助けになりませんでした。

三つ目は、物語全体が扱っている時間が非常に長いということ、言い換えれば大河ドラマだということです。物語のはじまりはいつの時代か分からない(原始時代?人間いたの?)し、周りの登場人物の服装とかから、明治か大正か昭和初期ぐらいの時代の話と思われる部分もあります。つまり、この作品は数十年、あるいは百年以上のタイムスパンを持っているということです。2話以降、ED後に絵本語り風の部分がくっついていますが、これは単に作品に雰囲気を持たせる効果のためにやっているのではなく、ここもしっかり物語の一部なのです。

四つ目は、{netabare}時間がループしていることです。それも、バケモノ(アザミ)が作ったカゲロウデイズと呼ばれる世界と、ケンジロウがマリーに時間を巻き戻させている現実世界の2つの世界がループしているようです。現実世界のループは延々と8月15日を繰り返しているのですが、シンタローだけがループの記憶を留めておける能力があり、その能力の発現として、夢の中の出来事のようなシーンが随所に埋め込まれていたりします。{/netabare}これがまた理解困難な要素になってます。

時間以外にも、登場人物が多いこと、声優の兼任(単なる兼任ではなく、関わりがあるから同じ声なのですが・・・)があること、扱っている内容が厨二的で、そもそも理解困難であること、などなど、挙げればキリがないのですが・・・

さて、次はこの作品を楽しむためにはどうしたらいいか?ということです・・・

はっきり言って、人それぞれだと思うので一概に言えないのですが、参考としてこんなやり方はどうですか?的なお勧め鑑賞法を紹介してみます。(ま、早い話「私はこうしました」なのですが・・・)

まずは、作品の雰囲気を楽しむために、何の先入観もなく1回通しで見てみます。このとき、途中で分からなくなっても気にせず、とにかく最後まで見切ってしまいます。

つぎに、ネタバレサイトや他の人の解釈なんかに触れて、ちょっと勉強してみます。この段階で小説や漫画を読むのもアリかもです。

最後に、もう一度最初から鑑賞します。今度は、分からないところがあれば見返したり、公式サイトやネタバレサイトで調べたりしながら見ていきます。ここで重要なことは、どうしても分からないところとかがあっても、あまり拘らないことです。細かいところにツッコミだしたらキリがなくなるので・・・。聞くところによると、小説もナゾだらけで、解釈とか何通りも存在するらしいですしね。

私は結局、最終話はあまり分からないままです。どうも、あそこで一気に伏線を回収し、すべてすっきり解決という展開は無理があるような気がしてます。原作が歌の歌詞ということで、小説も完結していないらしいですし、作者自身も本当のところよくわかっていない可能性すらありますね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 29
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

続きが気にならない

ニコニコ動画発祥、VOCALOID音源のストーリー仕立て楽曲群をマルチメディア展開させた作品の一環。
マニアックなウケ方している作品なんだろなーと覚悟しつつ好奇心で視聴してみた。
シャフト制作ということで尖った演出×尖った内容という試みとしては興味深い。
尖った演出×王道的な内容の「ニセコイ」とは対照的な組み合わせだ。

さて観ていくと、思ったよりもコミカルなノリと現代人への風刺の効いた会話内容で、
もっと突き放されるのかと思いきや、案外ついていけるし楽しめる。
シャフト&会話劇なので物語シリーズの別時間軸でも観てるよう。目隠語などと勝手に呼んでた。

■続きを観る意欲
 けれど話数が進むにつれて問題が起きてきた。
それは「次の話を観る気があんまり起きない」ということだった。

一個一個の話自体は、話の中ほどまでくると「おっ」と思う部分があったりするのだけど、
1話置きに登場人物や話の流れがリセットされるパターンが多く、
物語の全容は最後の方になるまで解き明かされない群像劇風な形式だったために、展開が厳密には掴めず
また、キャラクターの人物関係を把握し直す必要があって疲れるアニメだったのだ。
(デュラララ!!がこのパターンで、楽しみ方がよくわからず断念してしまった覚えがある。)

アニメや漫画といった話数が区切られているメディアでは、続きを期待させることは重要であると思う。
なので、このような疲れる印象のせいで続きを観る意欲が湧かないというのはちょっとした問題だった。

続きを期待させるにはいくつか手段があると思う。例えば……
① 強烈な引きを用意すること
② 作風に一定の安定感を持たせて、それが展開することを期待させる

ストーリーモノなら①の方法で、次は一体どうなるんだ!?というインパクトを残すのが手っ取り早い。
しかしこの作品においては、前後関係の把握し辛さと全体的に演出が淡々としているせいでこれが薄い。
②はコメディ系によくあり、キャラクターの掛け合いなどに楽しみを見出す定番の手法だと思う。
けれどこの作品においては、キャラは多く転々とする上に展開が全然違うのでこれも期待し辛い。

期待と違うものが展開されると、不満が生じることもあるのだけれど、
この作品の場合、そもそも話の続きに期待する部分が無い状態だったので観始める意欲が湧き辛かった。

■シャフト演出との相性は?
 この組み合わせは失敗だったんじゃないかと思う節がある。
作風的には良い相性だと思うし、映える部分もあったと思うのだけれど、
会話パートを引っ張った淡々とした演出のせいで盛り上がりに欠け、メリハリがなくなってしまった。
目の能力の見せ場のシーンでも、モブ相手に正面からキャラアップ映すだけみたいなのが多く、
話的には結構熱い展開っぽいのに、臨場感に欠ける出来になっているように思えた。
掴み辛い作品ではあると思うのだけれど、これならテンプレバトルアニメ的な絵でやった方が
逆にストーリーの独特さが際立って面白かったかもなぁと思った。
尖ったもの×尖ったものの組み合わせは難解になるばかりで、視聴者は理解しにくくなってしまうのね。

■いいなーと思った部分
 話自体は正直半分しか理解できてないんじゃないかという気もするけれど、
能力の「目を○○する能力」っていうのはセンスいいなと思った。
慣用句をうまいこと特殊能力に言い換えてるよね。能力をもっと面白く活用してほしかったなぁ。
あと9話の謎CGはめっちゃ笑ったwww でも歌はやけにいいしその後の挿入絵の気合も凄すぎた。
あと過去編のつぼみちゃんが可愛い。キャラデザはみんな良かった。元気なコノハさんもかっこいいわ。
キャラとか世界観とか能力とか、やっぱ題材はユニークでいいんだなぁと思う。見せ方の問題か。

▼本編理解度まとめ
{netabare} あんまり理解できてる気がしないけど、本筋を整理してみる。
・8月15日に死ぬと、蛇(能力)をもらえる
・蛇を得た人は女王(マリー)の元に集まる
・蛇を抜かれると死ぬ これを利用して闇ヒロシはみんなを殺そうとしていた
・闇ヒロシの目的は生き延びること 闇ヒロシは願いを聞いていないと存在できない
 けれど願いを叶えてしまっても消えてしまう
・そこでマリーを絶望させてやり直しを願わせることでループ世界を作り出していた
・けれどシンタローの「目に焼き付ける」能力により、記憶を蘇らせることができ、
 アヤノの「目をかける」能力により、その記憶をマリーに伝えることでループを阻止した
・シンタローとアヤノは蛇(能力)を得たので帰ってこれた
・シンタローがその前に自殺したのは、アヤノを連れ帰り能力を得て蘇るため
 シンタローがそれに気づけたのは、マリーに接触したことで記憶を取り戻したから
 (女王は他の蛇の能力を統括することができるため、前の世界でマリーに伝える能力を託していた?)
・闇ヒロシ蛇の最期は、コノハさんの願いによってヒヨリの命の代わりにされた

なんか間違ってるところありそうだけど、大筋はこんな感じだと思った。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

71.6 2 異次元で学園なアニメランキング2位
学戦都市アスタリスク 2nd SEASON(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (663)
4571人が棚に入れました
二十世紀に地球を襲った大災害・落星雨(インベルティア)により
多くの都市が壊滅したが、隕石から発見された未知の元素である万応素(マナ)は、
人類の科学技術を発展させ、≪星脈世代(ジェネステラ)≫と呼ばれる特異な力を
持った新人類を生み出すこととなった。
世界最大の総合バトルトーナメント≪星武祭(フェスタ)≫の舞台、
水上学園都市“六花"、通称・アスタリスクでは、毎年六つの学園が覇を競っていた。
タッグ戦≪鳳凰星武祭(フェニクス)≫に出場した星導館学園の天霧綾斗は
≪華焔の魔女(グリューエンローゼ)≫ユリスと共に大会制覇を目指す。

熱き魂が疾走する
学園バトルエンタメここに開演!


声優・キャラクター
田丸篤志、加隈亜衣、東山奈央、井澤詩織、小澤亜李、内田雄馬、星野貴紀、赤﨑千夏、田村睦心、内山夕実、長妻樹里、杉田智和、中原麻衣、千菅春香、飛田展男、松田颯水、松田利冴、南央美、櫻井孝宏、井口祐一、こぶしのぶゆき、甲斐田裕子、石塚運昇、田村ゆかり、羽多野渉、佳村はるか、豊田萌絵、加藤将之、松田健一郎、緑川光、悠木碧、竹達彩奈、田辺留依、M・A・O、後藤邑子、松岡由貴、大西沙織
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

神OPは変わらずも大味な試合ばかりでつまらない

これがプロレスなら興行は失敗続きで団体消滅ですよ! と、どこからか声がする。
いきなり大技のジャーマン連発。
ド派手な技を繰り返すだけの選手には魅せる美学がない。

こんな大味な試合で観客が満足するわけないし、数分もしたら集中力も途切れて、
肝心の決着をつける場面で気持ちがはいらないじゃないですか。と、どこかから声がする。

プロレスラーは緻密な計算のもと、試合をしている。持ち時間は10分前後。
仮に持ち時間が15分なら、いかにして15分後に観客の興奮が頂点に達するかを念頭に
緻密な技の応酬の計算をして試合にのぞむ。15分後に客があくびをしていてはプロ失格なのだ。

1stシーズンと同じ展開でドツボにはまりそうな悪寒がしますが、酷評続きだったHOも
それなりにペースつかんだ視聴者からは楽しんでいる声が聞こえているし、
アスタリスクにも頑張ってほしいところです。

以下、ネタバレで~

1話目を見て、この作品に言いたいことがたくさんあり過ぎてこまるw
{netabare}
このアニメに好感をもっている人は多いと思う。
主人公アヤトの優しさや生真面目さもそうだし、ヒロインのユリスのなかなかデレないところもそう。

よくあるハーレムアニメに思えた1stシーズン。
終盤の武道大会に突入してからは極力エロ封印で、バトル一辺倒すぎて見ていても清清しいくらい。
しかし、アヤトという男ほどつまらない男はいない。品行方正すぎて味気なく苦悩が似合わない男にも見える。

シリーズの冒頭で消えた姉の存在を匂わせていながら、その後はそんなことがなかったかのように忘れられ、
アヤト自身も気にしてないみたいで(まじか)、あのシーンはなんだったの? て気すらしている。

ユリスの願いをかなえたい気持ちもわかるけど、また聞きレベルでの身勝手な共感で
実感がともなっていないし、これでは仲間というより雇われヒットマンか用心棒に近い。

仮に1stで2人が街の孤児院を訪れて世話をしたり勉強を教えたりしていたら違ったかもしれない。
ユリスの遠い祖国の孤児院を救うのも立派だが、いま彼らの目の前にある
孤児院も救いたいと
アヤトが真剣に願い励むような展開になっていたらどうだろうか。

こーいう作品を見ると、視聴者の優しさを感じずにいられない。
おもしろそうだけど、そうならない、つまらないと思ったときは、どうしてなのか考えてしまうのだ。

足りない要素があるのか、逆に多すぎるのか。
テーマがあっていないのか、テーマそのものがつまらないのか。
物語性はきちんとしているのか、計算されているか。
想像で読む小説はおもしろくても、具体的に絵にするアニメ化で失敗したのか。
キャラの魅力がないからか。でも、どうやったら魅力をたせるのか。
などなど。

これがおもしろい作品ならそんな余計なことも考えずに済むわけで、わくわくなりドキドキなり、
それが例え不安であったとしても、何かしらの形で印象付けて視聴者を満足させないといけないわけです。

品行方正なヒーローが大剣振りかざして戦うだけでは…。ですね。

たしかに映画ロッキーのような、わかりきっているのに盛り上がる作品はあります。
それも2作3作どころじゃなくて、6作も7作も続いている。
息子の代になっても同じことを繰り返してるし、たぶん10作目あたりは孫になっているんでしょう。

でも、これがなんで続くかといえば、それは1stのロッキーの強くなるための苦労や激闘を誰もが知っていて、
人が成長する過程を見せるコツを知っているからでしょう。
武道もスポーツと思えば、学ぶものは多いと思うけど、どうなんでしょうかね。

極論をいえば、アヤトはもっと苦労すべきで、負けるべきなのかもとも思います。
たとえ大会で優勝するにしても、その試合の合間に街の闇大会でもなんでもいいから出場して、
そこでこてんぱんにやられて黒アヤトを見出すくらい負けて負けて凹まされて、
自分の中の闘う動機やスタイルを見つけ出すべきでしょう。

スーパー能力だとか、それも時間制限付きであるとかじゃなく、今一度原点に返ってきて欲しい。
せっかくおもしろそうなアニメなんですからね。

追記
この手のバトル作品を見ると、いつも思うことがある。
その昔、幕末から明治に時代が移り変わったころ、大いに日本で流行った興行がそれで、
日本各地の名だたる流派の達人が集い、剣の腕を競い合う撃剣興行である。
もともと幕府の剣術指南役の榊原健吉が新体制化で食い詰め浪人と化した達人救済
のために催したのがはじまりだが、そんな胸のわくわくするイベントがあった事実と、
それをメディアにしたらどう描かれるのか、この年になっても興味をもって夢想することが多い。

これぞまさに一撃必殺! 塚原卜伝のいちのたちの意味するところで、すべてが一瞬で終わる
大技による対決になるのが道理で、じりじりと間合いをつめての勝負の行方を小説家はどう描くのだろうか。
また描ききれるのか、興味はつきない。

{/netabare}

4話~ アヤト覚醒! 二段階目だそうですが、なら試合前にしといてよともw
{netabare}
大会準決勝での中国ペアとの激闘が続いています。
姿を消し、分身の術を使い、見えない爆発の護符に苦戦するアヤト、ステラペア。
ステラにちょちょいと会場全体を炎で燃やしてもらえば護符も燃える気がするんだけど、ダメなんですかねw

アヤトの5分しかない能力解放では対抗できず、2人ともぼこぼこに。
苦悶の表情を浮かべながらステラに少しの間だけ時間を稼いでくれるようお願いするアヤト。
そして、眠りについてしまいます。ぐーぐー。て、おーーーーい! 

すでにステラもボロボロ。
護符の鎖で縛られてすき放題いたぶられての辱めプレータイム。
しかし、アヤトはまだ爆睡中。。。

そしてようやく目覚めたアヤトは、ついに第二段階の覚醒の扉をこじ開け、
能力の制限時間が1時間になったことを告げるのですが、それは試合前にやって欲しかったなぁ~。

ついに逆襲のときはじまる! というわけで、中国ペアをタコ殴りにするのですが、
これで思ったほどスカっとしないところがアスタリスクが不人気なのが現れているのかもしれない。

ほぼ顔芸のギャグ回。
ここまでバトルばかり見せられて、終わりくらい気分爽快にしてくれないとと思うんですよね。
焦らされて一発二発殴り返したくらいで視聴者がすっきりできるかどうか。
結局、戦うテーマが見えないから盛り上がりに欠けるのかな~とか、見終えていろいろ考えさせられます。

後半はサヤとキリンペアのバトルに。
キリンの決意も新たな構えからの一撃であるとか、やはりアヤト戦に比べるとおもしろい。
加えてサヤのフル装備の格好がいいですね~。あんまりゴテゴテしてるのは好きじゃないけど、
小柄キャラに重過ぎる装備のアンバランスさが不自然通り越しておもしろさにつながります。

サヤの父親がいまでは脳みそだけしか残っていないという新事実をサラリと紹介してましたが、
そんな父親がサヤのためだけに考えてつくりこんだ重火力武装! 
サヤの銃を放つときのバーストのかけ声は好きかもしれない。
1期のOPから、この撃ち放つ瞬間がえらくカッコイイ印象。

このままいくと次週でこの勝負の決着もついて、決勝戦で戦うのはアヤトとサヤの幼馴染対決になるのか?!
ここはしっかり盛り上げてもらいたいですね。
{/netabare}

5話~ やはりバトル以外の要素もないとね!な同時進行系話題の必要性
{netabare}
準決勝でロボ組と戦うサヤ、キリンのペア。
ド派手な銃撃戦のサヤの見せ場の連続はおもしろいけど、これもうほとんど声優が仕事しなくてイイ感じですねw 

いいところまで追い詰めたものの、残念ながサヤたちの負けに~。
でも、だからって負けて凹み過ぎていないのは青春ですね。

見ていて清清しいくらいだったけど、ところでキリンは優勝することでお父さんの釈放アピール
するはずだったけど、もう関係ないのかな? 義理のオジサンを排除したいま、それも無関係に?

てか、まさかロボ組に負けるとはなぁ。
できれば人間と戦って欲しかった。

作品の一番の華のある舞台、その最終決戦の相手がロボだと、この作品の通してのイメージとか
テーマが人間対ロボてことになると思うんですがいいんだろうかw
こうなると剣の奥儀とか技とか関係なしで、要はパワーあるものが勝つだけになりそうなんですが(汗
アスタリスクが勢いだけの作品といわれる所以ですね。仕方ないのか。

ところで、お付きの女の子が誘拐されて、ここだけはちょっとワクワク展開です。
ドラマの24なんかが良い例ですが、やはりドラマは同時進行でいろいろ起きた方がおもしろい。
延々とバトルだけ見せられてもすぐに飽きてしまいますよんと♪

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最終話まで視聴完了~。採点など書き直ししました。

原作関連書籍類は未読。
アニメ1stシーズンは視聴済にて。

2ndシーズンも観終わったので採点・総括?しておこうと思います。
●物語●
{netabare}
ほぼほぼ『フェニクス』で埋まっていましたね。
次の大会であろう『グリプス』への布石までされてましたが・・・。
続きを作れるの?という疑問を感じる作品なので
『フェニクス』が終わった所でキリを付けておいた方が
スッキリ終われていたように思います。
完結してないラノベをアニメ化した際のお約束なのでしょうが
結局「謎や伏線が放り出されたまま感」がハンパ無い。


設定的な所で感じた疑問は解決してもらえなかったかな。
◎代理出場のロボ組の存在意義は?◎
「ジェネステラとは?」という点にも関連しますが、
代理出場させることに説得力はあったのか?
(サヤ・キリンペアとの勝負や、
ロボ組デビュー戦などはインパクトありましたが・・・)
そもそもジェネステラ本人が出場できないならば、
武闘大会の意味は無いかと。
仮に頭脳面でも一般人とジェネステラに大きな格差があり、
それなりに人数がいるのであれば
『文科系のフェスタ』を開けば良いと思う。
その中で対人戦闘を披露する方が理に適っていると思えてしまう。

身体的にも頭脳的にも一般人に勝っているのがジェネステラなら
この世界はどういうパワーバランスの上に成り立っているのだろう?
差別意識はある描写もありましたし・・・。

◎アヤトの強さ・能力◎
結構描写がアバウトだったかと思えます。
結局姉が施した封印についても中途半端で終わりました。
2段目が解けた後は、意図的に解除しなくても全開でいられるのか?
決勝でユリスに手伝ってもらった真セルベレスタはその場限り?
{/netabare}

●声優・キャラ●
{netabare}
何はなくとも東山さんが出演されていたので
それなりには満足しています。
が・・・クローディアさんの出番少なすぎw
終いには次回予告を乗っ取られることもしばしば。

主人公のアヤトは・・・結局あまり好きになれなかったかな。
アスタリスクにきた目的もよくわからない。
ユリスとの関係性もどうしたいのかハッキリしない。
他のヒロインsの好意を感じているのかも微妙。
cv担当の田丸さんについては・・・。
ちょうど同時期に『魔法科高校の~』を観ていたのですが、
何と言いますか・・・違いが全く感じられず。

サヤの献身(?)ぶりは良かった。
正直彼女の好意はどこまでの物なのか測りかねますが、
肝心な時にアヤトを助けてくれたのはポイント高い。
キリンとのコンビも良かったと思います。

キリンは・・・正直見せ場は少な目だったかな?
フローラ救出、対ロボなどありましたが・・・
ヒロインとしては若干不憫な扱いだったと思います。
がんばってアプローチしてるけど、アヤトは多分・・・。

ユリスは・・・パートナーに見せ場が必要な為か、
活躍してる印象は強くない。
どちらかと言えばアヤトを追い込む為の装置的な感じ。
もっとガッツリ活躍できる話があっても良かったのでは?

フェニクス決勝後に祝いの言葉をかけてくれたレスターさんが
一番正統なヒロインっぽく見えてしまったのは・・・w
{/netabare}

●作画●
{netabare}
視聴スケジュールの関係上高画質モードでの録画でした。
その分も含めて大荒れはしておらず、合格圏内かと。
アルディ・リムシィの合体(?)パートとか
気合入ってるな~と思いましたね。
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
OP・EDどちらも、
聴けば作品名を思い出せるほどには印象には残っている。
作品自体が好きなっていれば、もっと評価はできたのかもしれない。
{/netabare}

●総評・その他●
{netabare}
何だかんだで、1stを観ていたという惰性で視聴を始めて
惰性で最終話まで観続けたという感が強い(スケジュール的にも)。

意味はないのかもしれないが
『ラノベ』『バトル系』『2クール』という点で比較してみて
「ストブラ」「魔法科高校の~」より1枚落ちる印象。
大半をフェニクスで占めてしまったこと。
主人公・メインヒロイン(と思しき娘)の印象が薄いこと。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

受難の作品だと思っていましたが…

この作品は分割2クールの後半に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前半クールを未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

2015年の秋アニメで放送された前半クール…特に第1話が話題になったのは記憶に新しい事です。
類似の作品が同時期に放送されました…ヒロインの立ち位置も属性も…主人公の足枷にもどこか共通点が感じられる…
個人的にはこの物語の設定は嫌いじゃありません…いや、どちらかというと好みです。
だから何かと比較しながら視聴するのは、お互いの長所を打ち消しあうような感じがするので、時期をずらして放送してくれれば…と思っていました。
でも、それは途中…綺凛ちゃんが登場するまでの事でしたけれど(//∇//)
本来であれば、そんな事すら考えることなく作品に没頭できるのが一番なのですが…
そう考えると、この作品の背負った受難を感じずにはいられませんでした。

でも、明確な違いが明らかに…この作品は1クールで終わる販促作品では無かったという事です。

プロローグという立ち位置での前半クールが終わり、いよいよ色々と本番を迎える後半クール…視聴に気合が入らないわけがありません。
作品の構成もあくまで前半クールを視聴している事を前提としているので、いきなり本題から始まる展開も無駄が感じられず好印象でした。

特に熾烈さを増していく「星武祭」のバトルシーンは圧巻です。
何より個人の能力を限界まで引き出さないと、一瞬で一網打尽にされてしまう相手との戦いに作画もしっかり付いてきてくれたと思います。

そして戦いの中でもしっかりキャラが深堀されています。
「敵ながら天晴れ!」と思えるようなキャラもいれば、「早いとこやっつけちゃえ!」と思えるような下衆なキャラも居たり…そしてそれらは全て星導館学園の出場者の魅力の一助になっているんです。
そんな「星武祭」だからこそ見応えもあったし、次の高みから見える景色を期待してしまう…そんな展開だったと思います。

そして完走して…やっぱり一推しは綺凛ちゃんでしたね(//∇//)
主人公の天霧 綾斗までが、強大な力を有する純星煌式武装(オーガルクス)を使用している中、綺凛ちゃんの手にあるのは千羽切という一振りの日本刀だけ…
そして彼女が動くとき…それは刀藤流宗家の娘として決して恥じることない超一流の剣技が繰り出される瞬間でもあるのですが、その一挙手一投足が剣士としての気品に満ち溢れていて、もう何度見惚れた事か…
それに小澤さんのキュートなボイスに色々盛られたキャラ設定は正直堪りませんでした(//∇//)

オープニングテーマは、前半クールから引き続き西沢幸奏さんで「The Asterisk War」
エンディングテーマは、千菅春香さんの「愛の詩-words of love-」
西沢さんの歌うオープニングは相変わらず恰好良く、オープニングアニメにも合っていたと思います。
見て気合の入るオープニング…と言っても過言ではないと思います。

分割2クール全24話の作品でしたが、未だ謎が多いのも事実です。
「星武祭」の裏で暗躍する顔も性格も悪そうな人達の目的や行動原理はまるで分かりませんし、何より善良な一般市民を巻き込むという卑劣な手段を平然とやってのける根性も理解できません。
それに新キャラも登場するのですが、彼らのが活躍するのはもう少し後みたいですし…
でも一番気になったのは「獅鷲星武祭(グリプス)」というチーム戦があるという事と、その戦いに星導館学園が参加の意思を表明した事です。
「あ、この作品2クールじゃ尺が足りない」と思いましたが、やっぱり終わりませんでしたね。

前半クールで感じた受難は消え、確実に化けつつある作品だと思っていた矢先の事だったので、正直ここまできたら、この先もアニメ化して欲しいのが本音です。
2クールもの壮大な販促作品…とは絶対考えたく無いので…
原作のストックが無いなら待ちます…朗報が聞けることを期待しています^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21
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