神道で戦闘なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の神道で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番の神道で戦闘なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.7 1 神道で戦闘なアニメランキング1位
猫神やおよろず(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (337)
1763人が棚に入れました
かわいい店主・柚子が営む古美術店・八百万堂。ソコの居候、猫神の繭を訪ねて、美少女たちが引きも切らずに…♪ 天界で起こった小さな事件が、繭を巻き込み、意外な展開に!? 美少女たっぷり、ご町内神さまコメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、堀江由衣、茅野愛衣、竹達彩奈、MAKO、三瓶由布子、豊崎愛生

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可愛い神様達のC=(^◇^ ; ホッ!っとする物語ですね♪

■「猫神やおよろず」ってどんなアニメなの?
とりあえずタイトルから読み取りましょうね♪
「やおよろず」を漢字で書くと「八百万」となるのですけど、800万の神様が居る訳ではなく、数が多いことの例えなのですね!
ということで、この作品は、主人公で猫神様の繭ちゃんと、その他沢山の神様が人間界のとある町の万屋こと、「八百万堂」を中心に描かれる神様系コメディなのです♪
 
ずばり、キャラがとっても可愛く描かれていて、しかも豪華な声優さんをキャスティングしているので、キャラ萌えアニメであることは間違いないのですよ♪
 
■メインキャラの豪華な声優陣をチェックしてみましょうね(*^-^)
・繭<mayu>[声:戸松遥]◇代表作◇あの花・・・安城鳴子<あなる>、他
  忘れられた物と記憶を守護する猫神。
  かなりのトラブルメーカーだけど、皆に好かれる人気者。
 
・古宮柚子<komiya yuzu>[声:堀江由衣]◇代表作◇化物語・・・羽川翼、他
  万屋「八百万堂」の若女将。
  ぎりぎりの家計をやり繰りしているので、繭の無駄使いには結構強気です♪
 
・正倉院笹鳴<shosouin sasana>[声:茅野愛衣]◇代表作◇あの花・・・本間芽衣子<めんま>
  繭とは幼馴染の猫神で、しかも女の子通しなのに許婚という関係。
  そんな繭との関係もまんざらではない様子♪
 
・メイ子<meiko>[声:竹達彩奈]◇代表作◇けいおん!・・・中野梓<あずにゃん>
  大黒天の孫娘。笹鳴のライバル!「打ち出の小槌」を振り回しちゃうツンデレ担当です♪
 
・芳乃<yoshino>[声:MAKO]◇代表作◇かみちゅ!・・・一橋ゆりえ
  春を司る桜神の少女。秘伝の灰で桜を咲かせちゃいます。
 
・しゃも<shamo>[声:豊崎愛生]◇代表作◇けいおん!・・・平沢唯
  貧乏神。子供なので、胸もかなりの貧乏っぷりです♪
  でも、肩書きは財物部一級査察官なので、実はとっても偉い神様なのです♪
 
・ゴン太<gonta>[声:三瓶由布子]◇代表作◇交響詩篇エウレカセブン・・・レントン
  稲荷神の少年。ひそかに柚子の事を想っているけど、空回りばかりしちゃってます♪
 
改めて見てみると、すごい豪華な声優陣ですね♪
ちょっとこんな想像をしてみてください。。。o(゚^ ゚)ウーン
『あの花』コンビの「めんま」と「あなる」が猫神を演じてるのですよ♪
『けいおん!』の先輩後輩の「ゆいちゃん」と「あずにゃん」が貧乏神と大黒天の孫娘を演じてるのですよ♪
『かみちゅ!』のゆりえが、ここでも桜神を演じてるのですよ♪
『化物語』の羽川さんが何でも屋の若女将ですよ♪
『エウレカセブン』のレントンが稲荷神でここでもダメダメっぷりを発揮してるのですよ♪
 
なんとなく、楽しくなってきちゃいますね!!
 
 
■OP/ED曲はどうなんでしょう(〟-_・)ン?
【神サマといっしょ】OP曲
なかなかノリの良いアップテンポな曲です!
「しゃんしゃんしゃん」と耳に残るフレーズもあり、作品に良くあった聞いてて楽しい気持ちにさせてくれるような曲ですよ♪
 
【虹 ~Ver.8000000~】ED曲
なんと「電気グルーヴ」の曲をカヴァー&アレンジした曲なのですね♪
テクノポップの爽快感を感じられるアップテンポな曲はさすが「電気グルーヴ」ですね♪
 
 
■前半までの感想
ドタバタコメディーがメインの中でたまにジーンとなるようなシリアス回があったりしましたね♪
ずば抜けて何かが良いって言うわけでは何のですけど、全体的なバランスは良いので、好きなキャラに萌えるのも良いと思います♪
ちょっとだけ、C=(^◇^ ; ホッ! っとしたい時に「猫神やおよろず」でほのぼの感を味わえればいいなっていうスタンスで今後も観て行こうと思わせる作品ですね♪
 
 
■総評
予想通りC=(^◇^ ; ホッ!とできる作品で最後まで楽しく視聴できました♪
概ねキャラが出揃った中盤から後半にかけてはかなり面白くなってきましたね(*^-^)
八百万堂に自然と集まってくる仲間達を見ているとまさにこの言葉がぴったりなのです♪
 
【桃李物言わざれども下自ら蹊を成す】(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
桃やすももは何も言わないけれど、美しい花を咲かせそれを慕い、熟した実を求めて人々が集まるので、木の下には自然と小道ができるって言う意味なのですよ♪
成蹊大学の名前の由来にもなっているので有名ですよね(o^∇^o)ノ
 
一緒に働いたり、遊んだり、怒られたり、バカな事をしてばっかりの仲間だけど、一緒に過ごすことで芽生えてくる居心地の良さや、仲間といる事の温か味を感じさせてくれるアニメだったのです♪
少し肩の力を抜いて、(´▽`) ほっとしたい時に視聴すると癒されるような気がします♪
 
最後に、この作品のMVPキャラは繭さまだと思うのですけど、自分の意思とは反対に色んなキャラの引き立て役になってくれていたゴン太は影のMVPでしたよw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.18・第二の手記(追記:■総評)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

我は猫神

神神神アニメその3です


今期の空気アニメ枠ですね、心穏やかに見れるアニメです
あまりの穏やかさに気付けばいつの間にか寝ています
良い部分もあるんですが、イマイチ目立たないんですよねぇ、なんだかなぁ
こんな嫋やかな雰囲気の日常系神様アニメなんですけど、4話の獏の話と9話の猫の話はやたら暗かったですね
何故性懲りもなく日常系に鬱回を入れてしまうのか
味と言えば味なんですけどねぇ、子守歌として今作を見に来てる私としては、寝づらくて、違うんじゃないのと思う気持ちはありました

原作のFLIPFLOPsのお二人は、東方二次創作の同人作家として有名なんですね
つか、チャンピオンREDいちごにエロじゃない漫画があったんですね、知りませんでした
監督桜井弘明氏、脚本待田堂子女史、キャラデザ・総作監渡辺敦子女史ら、「GA 芸術科アートデザインクラス」スタッフが集結して制作にあたり、丁寧な作品に仕上がっています
ねんどろいど頭身のキャラクターなんで、萌えというよりも、むしろ可愛いという言葉が適切な、健全なアニメですね
タイトルに「神」という文字の入る三作、今作と「神ドル」と「神メモ」合わせて、巷では三爆神などと揶揄され、AAが作られるまでになってますが
何かあるんでしょうかねぇ、いやでも神と名の付くアニメでも売れてるのは売れてますし
その意味で、次期の「ファイブレイン 神のパズル」の売上動向が気になるところです

今作繭役で出演している戸松遥さんですが、戸松さんで神様といえば「かんなぎ」のナギ様
設定もそうですし台詞の感じもほとんど同じで、目を瞑って聞いたら聞き紛うんじゃないかと思うほど似てる箇所が多いですね
笹鳴役には茅野愛依さん、何気に神神神アニメ全てに出演しているんですよね、「神ドル」では日々乃さん、「神メモ」では彩夏
どんなキャラであっても違和感なく演じられそうな万能型の声優さんだと思います、透き通ってて聴いてて癒されます
最後にちょろっと出て来た天音の声は伊藤かな恵ちゃんがあててます
もっと早くから出て欲しかった気もしますが、OPにもいないんで出すつもりなかったのを変更したんでしょうかね
声優については豪華でした、今噂のスフィア声優が全員参加してます、竹達さんもいます

「神サマといっしょ/繭&柚子」かなり良さげなOPですね
木が育ってく映像と共に流れる曲の入りからビビッとくるわけですが
お花見、海水浴、花火、味覚狩り、雪遊び、お正月と、繭様たちの春夏秋冬を一望できるアニメーション(ライブシーンは設定的に何か浮いてますが、音楽の秋を表現しているのでしょうかね)
細部に注目してみると色々な仕掛けがあり、それだけでストーリーとして成り立っているかのような、何度見ても楽しく思える仕様がなされ
最後は繭様の好きなゲーム世界のドット絵を皆が歩いて終わり、作品をよく理解しているなぁと感心する映像が出来上がってます
柚子が御雑煮を運んでくるカットとか、軽く感動を覚えるんですが、溢れんばかりの愛が伝わってくる素晴らしいOPだと思います
EDに関しても、「Oh My God♥」、7話の「やおよろず音頭」どちらも、センスのいいEDだと思います

繭様の揉み上げが、そろばんの珠にしか見えないんですよね
ついついはじきたくなっちゃいますw
終盤のツクヨミとの騒動で、繭様の髪が伸びたことがありましたが、あれは一体どういう原理だったのでしょうかね、謎です
えーキャラについては、芳乃ちゃんが可愛いと思います
ピンク髪ですし、すごい性的な服着てますし、MAKOさんの声もエロさ増し増しで、ビンビンでした


まぁ今シーズンの3つの神様アニメを見てきたわけですが
一応神がちゃんと登場するのは今作だけなんですよね
三作それぞれ、全く違った神の描き方をしていて、それを比べながら見るのも面白いかもしれませんね

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レッツ神様萌え、否、声優萌えか(60点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:60点
アニメ系統:日常系コメディ

猫神「繭」と神界の仲間達がおくる、ご町内神様コメディ。
ということで、可愛い神様達によるドタバタコメディ。

結構ゆるいので、日常系が苦手な人はきついと思う。
私もきつかったが、何とか完走した。
でも、日常系好きな方なら結構楽しめるのではないかとは思う。

作中でてくる神様達が非常に可愛く個性もあり
お気に入りの神様を見つければかなりいけるかとは思う。
ただ、ちょっとキャラ数が1クールにしては多い気がした。
そのため、キャラが生かしきれず、私はお気に入りを見つけることは出来なかった。

そんなキャラを演じる声優が恐ろしく豪華。
(個人的にはドラマCDの声優の方が好きだが)
戸松さん、堀江さん、MAKOさん、茅野さん、竹達さん、三瓶さん、豊崎さん
となんじゃこりゃってぐらい豪華。
そんな声優さん達のからみを観れるのはある意味すごいアニメかもしれない。

兎に角、家族でも安心して観れるクオリティではあると思う。
日常系好きな方はどうぞご覧あれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

繭は釘宮さんのままにして欲しかった。


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以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
神様とのゆるーい日常系かな。
神様なのに日常とかいう突っ込みは無しでw

なかなか神様達が可愛い。
これは神様に萌えれるかが分かれ目な気がする。
色々な神様が出てくるようなので
萌えれる神様が出てくれば視聴できそう。
2話に出てくる神様に期待が膨らむw
そうピンク髪のあの子だw

2話視聴。
ピンクツインテ神「芳乃」でたw
これはどこかの誰かの反応が楽しみだわ。
しかし、このアニメの声優陣だが
ドラマCDの時の豪華さがうらやましいw
釘宮さんに千和さんに沢城さんなんて俺得なw
アニメも十分豪華なんですけどね。
さあ皆様もレッツ神様萌えw

3話視聴。
漫画の方が面白そうなんだがw
その漫画をアニメにしてくれ。
話の内容は相変わらずのほのぼの日常。
笑いをはさみつつ、最後にちょっとだけいい話だった。
来週もぼーと観ることにする。

4話視聴。
夢くいバクの話。
相変わらずゆるい話だが
ちょっといい話だった。
毎話こんな感じなのかな。

5話視聴。
温泉&水着回。
神さまでも水着回はやるのかw
そして、あわれごんた。。。
おまえはよくやった。
安らかに眠れw

6話視聴。
ゆず回。
何か今までと違って、ちょっとシリアス風味でいい話だったんだがw
ほのぼの日常だけじゃないんだね。
今週は結構面白かった。
来週はまた日常かね。

7話視聴。
お祭り&怪談。
相変わらずほのぼのしてる。
個人的には結構退屈になってきてる。
でも、がんばって観るよ。

8話視聴。
ポロリ回。
ポロリ、ポロリ、ポロリw
konozamawwwwwwwwwwwwwwwww
なんというネタw

9話視聴。
不意打ちのいい話。
ちょっと感動してしまったじゃないか。

10話視聴。
新キャラ登場。
ちょっとキャラが多すぎるなあ。
1クールでこれだけキャラが出てくると
キャラの特徴を出すが難しい気がする。

11話視聴。
まゆが結婚?!
来週で終わりだがどんな結末になるのか。
結婚は絶対ないとは思うがw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

60.7 2 神道で戦闘なアニメランキング2位
レンタルマギカ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (221)
1695人が棚に入れました
人が思うより、少しだけ世界には魔法が多い人が思うより、少しだけ世界には神秘が多い。臆病で弱気な高校生・伊庭いつきが父の失踪を機に継ぐこととなった魔法使い派遣会社「アストラル」。慣れない社長業に悪戦苦闘するいつきが、個性的な社員たちと共に迫りくる敵と戦う異種魔法戦闘ファンタジー。

声優・キャラクター
福山潤、植田佳奈、高橋美佳子、諏訪部順一、釘宮理恵、伊藤静、小野大輔
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

10年近く愛し続けている作品です

放送が2007年でしたから、もう10年近く経ちます。

レンマギと出会ったのは、私が深夜アニメに手を出し始めた頃でした。
それまではキッズ向けや少年誌原作のアニメばかり観ていたのでラノベ原作のアニメというのがとても新鮮に感じたのを憶えています。

特に私の心をつかんだのは古今東西の魔術・魔法が協力しあって、問題解決をするという設定でした。
槍を使うものもあれば、魔獣を操っているものもあるし、玉串(神社にあるアレ)を振るだけのものもある。装いも違えば攻撃方法も術式もバラバラでどんなバトルが繰り広げられるのかとわくわくしました。
陰陽師・巫女・魔女・魔眼・眼帯・オッドアイというとっつきやすい要素が序盤から登場していたことも胸ときめかせた要因の一つでした。

要するに、厨二病心をくすぐられてしまったわけです。

ところが、専門用語や時系列の多いレンマギでは、知らない間に話が進んでしまって置いてけぼりな状態に・・・

「猫屋敷さんを見続ける為にもなんとかせねば…」
そう考えた私は、原作の購入を検討することにしました。

(アニメに関係がないので折りたたんでおきます)
{netabare}まず目を惹いたのは美しい表紙。UN-GOのキャラクター原案やFateGOの織田信長のデザインを手掛けるpakoさんの絵柄はまさに私の好みにドストライクでした。
しかし、その時点で原作は10巻程度出ており、今考えても小説にしては多い巻数・・・1巻買うと全部揃えるまで気のすまないたちでしたので結構悩みました。
家に帰って1巻を読み始めるとこれがまた読みづらいw一応徐々に読みやすくなっていましたが、8巻くらいまではかなり格闘しました。{/netabare}

原作を読んでアニメと見比べて分かったのは、話の順序が想像よりもバラバラになっているということ。長編ストーリーの大部分が削られていること、そして三輪先生という人物についてです。

まず、物語の順序から突っ込んでいきます。原作は長編・長編・短編集…というペースで結構短編集が出ているため、アニメでも短編を1話とする構成になっているのですが、アニメの物語はわざわざ原作の刊行順に関係なく、バラバラに組み込んであるのです。何故入れ替えたのか、物語の流れからは想像もつきません。
アニメが置いてけぼりになった一員はここにありとみました。

次にストーリーカットについてです。
前述のとおり、レンマギには短編集が多くあり、短編については基本的に1話で制作する為、しっかりと味付けされた物語が味わえるのですが、問題は長編の方です。
原作的に丸々1巻分を使った長編は、物語の進行に欠かせない重要な部分になるのですが、長編の1エピソードがアニメになると、2〜3話にしかならないんです!!
し か も、その中には上下巻を1エピソードとした物語がたった2話になってしまったものも!さて、物語の方はどうなったかと言うと…
以外と纏まってはいたのですが、アニオリとしか呼べない別物になっておりました。
これでは原作ファンは怒っても仕方が無い。
2クールもあるんだからもうちょっとどうにかならなかったのかなと思いました。

さて、もう一点の三輪先生という存在についてです。
アニメの最後の魔術解説コーナーに登場しており、ずっと原作者なのかなと考えていたのですが、原作に魔術考証で携わっている三輪清宗さんという方だそうです。
シュタインズゲートの小説を書いていたり、カバネリやヴヴヴなどのSF考証だったり、がっこうぐらしの脚本などをされている方ですね。

SF考証が入っているだけあって、緻密な魔術描写とそれを最大限活かされた世界観は飽和しているラノベ界においても今なおトップレベルに君臨するんじゃないかと思います。

そんな偉大な原作をもったアニメですから、話の面白さで言えば、断然原作の方が面白いと思えます。
しかし、ちょっとでも原作の片鱗をみせるアニメが、つまらないなんて事は、まずありえないですし、アニメにはアニメのいい所があるので、その点について、物語以外の評価で触れていきます。

声優の評価
メインキャストの声優陣がとにかく豪華です!
福山潤・植田佳奈・高橋美佳子・諏訪部順一・釘宮理恵・伊藤静・名塚佳織・小西克幸・安元洋貴・甲斐田裕子・藤原啓治・小野大輔・櫻井孝宏・宮野真守と当時でも錚々たる顔ぶれ。
回ごとのゲストキャラの声優もすごいですよ~
このままガンダムも出来てしまいそうです。

キャラの評価
短編メインだったためか、キャラ一人一人にスポットのあたっていたのが良かったです。キャラを楽しむことが目的なら良いアニメなのかな・・・
特に18話ソロモンの絆の隻蓮さんとダフネさんのやり取りは良かったなあ~
準レギュラーポジションの二人の大人の恋の始まりがちょっとベタに終わりは爽やかに描かれているのが良いです。
アニメを観て以来この二人が大好きになりました。
ちなみに、一番好きなキャラは猫屋敷蓮です。

作画の評価
キャラデザが原作とかけ離れているのはやや残念ですが、安定した作画に、雰囲気のある色使いが魅力的でした。

音楽の評価
主題歌
OP コミネリサ「宇宙に咲く」
ED 吉田旬吾「歩いていこう。」
OPは英語と日本語の2バージョンが入れ替わりで使われています。シリアスな魔導バトルものにふさわしいかっこいいOPです。
タイトルロゴになぞらえた十字に歌詞を流しとてもかっこいい演出になっています。
EDは声優が歌っているアストラルvarsionがあり、こちらも入れ替わりで使われています。安らぎのEDです。黒羽まなみちゃんがとっても可愛いです。


総評
原作ファンとしては、絵柄、ストーリー構成的に納得のいかない部分もあるのですが、見返してみるとアニメはアニメで良いところがあるということに気づかされました。
原作も終了し、アニメも特報が無いままもうすぐ10周年を迎えようとしています。もう世間的にはオワコンなんでしょうか。しかし、それでもかまわないと私は思います。いつまでも私の心の拠り所として大切にしていきたい、そんな作品です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

霧枝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アディリシアさんだけは★5!! 異論はみとめ(ry

アディリシアさん好きです! 結婚して下さい!

作業用BGMを聞いたら”Faith”(コミネリサ)がかかったよ。
なのでレンタルマギカのレビューを書こうと思います。

金髪縦ロールに緑のslanted eyes! 魔術結社”ゲーティア”の首
領にして、名門貴族Mathers家のお嬢様! 
アディリシア・レン・メイザースさんは未だに私の憧れの存在。

痛友に誘われて、アディリシアさんのコスをしてしまった過去は未
来永劫封印するとして、未だにアディリシアさんのフィギュアは大
事に飾ってたりするとかなんとか・・・。もはや家宝!

さて痛いお話は終わりにして、以下アニメの内容。

簡単に言うと、お父さんの失踪により魔法使い派遣会社アストラル
の跡継ぎを任せられた伊庭 いつき君が、個性的なアストラルの社
員(魔法使い)と共に数々の(魔法的な)事件を解決していくと言うス
トーリー。
魔法バトルあり、ヒロインとのラブストーリーありってとこかしら。

メインヒロインはアストラルの社員である穂波・高瀬・アンブラー
さんと、魔術結社ゲーティア首領であるアディリシア・レン・メイ
ザースさんの2人かな。
穂波さんは神戸弁で眼鏡っ娘と言う個性的なキャラ。アディリシア
さんに関しては前述の通りの正統派ツンデレヒロイン。
アストラルには、他に幽霊の黒羽 まなみさん、葛城 みかんちゃん
と言うサブヒロインも居ます。

黒羽さんは”WHITE ALBUM”(ホワイトアルバム)の森川 由綺さんを
彷彿させる黒髪美少女。
みかんちゃんは、くるくると可愛らしいロリロリキャラ。声優さん
は業界に疎い霧枝さえも存じ上げている釘宮理恵さんが担当してい
るんだって・・・。

伊庭 いつき君は妖精眼(glamsight)って言う特殊な眼の持ち主。
普段は眼帯で眼を封印しているんだけど、いざって言う時にはこの
眼帯を外し、妖精眼の力で活躍しちゃう・・・って言う設定なんだ
けど、なんかあんまり格好良く無いかも。
それは妖精眼の設定が、あくまでも”魔物の全てを見抜けるって”
事だけで、妖精眼の力で魔物を直接やっつけるとか、相手の魔術師
を倒しちゃうって事は出来ないから。

なので、アストラルの社員に相手の攻撃予測や、こちらからの攻撃
場所などを指示するだけって立場です。
うん、なんだか微妙だね・・・。

本作ですが、原作を読んだ方からは酷評されているみたいですね。
曰く、時系列をシャッフルしてしまっており、視聴者に混乱を来す。

残念ですけど、もっともかと思います。
私は原作を読んでいませんが、1話冒頭からいきなりフルメンバーが
揃っていて、説明は登場人物の設定やお話の背景の説明が後回しに
なっている事には違和感を感じました。
但し、最後まで不親切かと言うとそう言う訳ではなく、後日のお話
の中でキチンと説明がされます。
また、舞台設定となっている魔術の用語などについても、主人公の
いつき君に説明すると言う設定で親切丁寧に教えてくれます。

なので不親切であるとか、解りづらいと言う事では無いのですが、
問題は観る側の興味を引きつけておけるかどうかだと思います。
そう言う意味で、冒頭で時系列をシャッフルしてしまったのは登場
人物に興味を持つ機会を削いでしまったし、原作を知っている人に
対しては混乱を招いてしまったと思います。

あ、後は主人公であるいつき君が、ともかく優柔不断で頼りない事。
にも関わらずヒロインからは熱愛の対象ってのも違和感あり。
確かに底抜けに純粋でやさしいんだけど、それだけで恋愛の対象に
なるのかな~~なんて冷めた目で見ちゃう自分に自己嫌悪・・・。

お話のエンディングも正直不満。
言いたいこと、伝えたい事は解るけど、当事者が行動を起こそう
と思う原因が余りにも稚拙。そこを納得させないと、誰も感情移
入なんか出来ないと思うな。

後、アディリシアさんと主人公との関係をちゃんと最後まで描いて
よ!! このままじゃすんごく不完全燃焼!!

・・・・・・・・。

ちょっと辛口に書いちゃいましたけど、霧枝は嫌いじゃないです。
この作品。
全24話と長い作品ではありますが、たいていのお話は1話完結で気
軽に観られる点、舞台設定が緻密でキチンと作り込みされている点、
お話のテーマとなる事件が毎回趣向が凝らされており飽きない点、
等がさすがにベストセラー小説である原作のエッセンスがつぎ込ま
れているのかな~?(読んで無いから解らず)と感じるからです。

個性的なキャラも好きです。
キャラ絵も大好きです。(特にアディリシアさん!!)
音楽も好きです。
OPはコミネリサさんの”宇宙に咲く”。
回により歌詞が英語となった”Faith”に変わります。
ともかくコミネリサさんの歌唱力に驚かされる名曲かと思います。

あ、スペシャルアルバム(CD)”THE 縁起物?聴くと幸せになれる
(かも)”に収録されている「紅の伝説」は超お勧め!!
この曲もコミネリサさんで、宇宙に咲くと並ぶ名曲かと思います。
まぁCDの内容自体はどうしょうも無く、正直聞いていると痛いん
ですけどね・・・・。


みなさまからの評判はあまりよろしく無いこの作品ですけど、ア
ディリシアさん好きの霧枝としては、是非次回作をお願いしたい
です。
素材はすごく良いと思うので、もう少し構成を練り込んで貰えれ
ば、きっと化ける作品になると思います。

(最後にひとこと)
レビューを書き終えた後にWikiを見ました。アディリシアさんの
原作でのその後の活躍?が解り、すごく嬉しかったです!!
あっでも本編未視聴の方は絶対Wiki見ちゃ駄目よ。つまんなくな
るから。

アディリシアさんが気になるから、やっぱり原作読んでみようか
な~。

おしまい・・・。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

視ろ!見ろ!

オカルティックファンタジーアクション?全24話。

人が思うより、少しだけ世界には魔法が多い。
人が思うより、少しだけ世界には神秘が多い。

ケルト魔術・ソロモン王の魔術・錬金術・陰陽道・神道
神楽・祓魔式・死霊術・ルーン魔術・密教・禁呪等様々。

其処に所謂「魔眼(妖精眼)」を持つ主人公を軸に展開する。

如何にも和洋折衷で方程式的魔法や神話的なものや伝承
のような曖昧なものも含めたオカルト風の魔法ものです。

主人公他メイン登場人物が高校生位の年齢ということで
学園ラブコメ要素も可也強く盛り込まれている。

序盤は謎展開の伏線張り以外はドタバタなギャグ展開も
あったり、友情や仲間意識やライバルとしての確執など
人間関係中心のエピソードや個々の掘り下げ回想も多い。

メインキャストがひと通り掘り下げられる頃には大きな
伏線が陰謀として露呈して、其々の想いに信念を持って
精一杯立ち向かうという解りやすいストーリー。

其処までのエピソードが結構面白かった。
正直馬鹿にしてた魔眼(眼帯もの含む)で初めて楽しめた。

福山さんが開眼する時の「ルル」と被る台詞の言い回しで
この後逆にルルを視ることになったのだけど・・笑った♪
諏訪部順一さんも掴み所のない雰囲気が良い感じでした。
猫いっぱい纏わりついてて可愛いしw
釘宮さんはどの作品も釘宮病全開ですねw
伊藤静さん・・何でも熟すね・・
植田佳奈は大阪出身か・・

その他の声優も結構良かったです♪
OP/ED他音に関しては可也好みでした。
キャラデザも男女平均のデフォで見易かった。

眼が・・眼が・・の呪力テンプレネタは結構好き。
時々啀み合いの仲裁に使うとかw結構知能犯w


臆病で弱気な高校生・伊庭いつきが父の失踪を機に継ぐ
事となった魔法使い派遣会社「アストラル」。
慣れない社長業に悪戦苦闘するいつきが、個性的な社員
たちと共に迫りくる敵と戦う異種魔法戦闘ファンタジー。


伊庭 いつき(福山潤/大浦冬華※幼少時)
呪力を見る事が可能な魔眼「妖精眼(グラムサイト)」を持つ。
「アストラル」2代目社長。勇花という義妹が居る。
異常なほど恐がり。特徴は右目にある大きな眼帯。

穂波・高瀬・アンブラー(植田佳奈)社長秘書兼教育係
「アストラル」ケルト魔術・魔女術課正社員であり魔法使い。
眼鏡をかけ関西弁(神戸弁)を話す。古びた箒で空を舞う。
大きな帽子に闇色のマント、片手には樫の木の杖。

Adilisia=lenn=Mathers(高橋美佳子)
魔術結社「ゲーティア」首領。名門貴族メイザース家の娘。
ソロモン王の魔術によりソロモン72柱の魔神を行使できる。
胸には五芒星のペンダントを下げた少女。典型的なお嬢様。

猫屋敷 蓮(諏訪部順一)猫をこよなく愛する陰陽術師。
「アストラル」専務取締役兼陰陽道課課長。情報収集が得意。
4匹の猫の使い魔(式神)は青龍、白虎、朱雀、玄武。

葛城 みかん(釘宮理恵)神道系魔術結社本家直系の生まれ。
「アストラル」神道課契約社員。血族から落ちこぼれ扱い。
千早に紅袴という巫女装束に身を包むツーテールの少女。

黒羽 まなみ(伊藤静)事務所の掃除やお茶くみをする見習。
「アストラル」幽霊課契約社員。魔法使い以外には見えない。
自我認識により、ポルターガイストを念動力のように使う。

隻蓮(小西克幸)布留部市にある竜蓮寺の住職で放浪癖。
「アストラル」真言密教課契約社員。武術と武具の手練れ。
常に虚無僧の格好をしており、10代で密教を修めている。

影崎(小野大輔)「協会」における「アストラル」担当者。
中肉中背であまりにも普通すぎる顔他特徴がないのが特徴。
禁忌を犯した魔法使いを裁く「魔法使いを罰する魔法使い」

オズワルド・レン・メイザース(中村秀利)
アディリシアの父で「ゲーティア」先代首領。

ダフネ(甲斐田裕子)「ゲーティア」の徒弟。
石動 圭(櫻井孝宏)「協会」の監査員
ラピス(名塚佳織)12歳くらいに見える謎の少女
フィン・クルーダ(宮野真守)チェンジリング。
城 桔梗(田中理恵)‎鈴香の娘であり、香、みかんの母親

投稿 : 2024/05/04
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