空戦で戦闘なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の空戦で戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番の空戦で戦闘なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.2 1 空戦で戦闘なアニメランキング1位
「艦これ」いつかあの海で(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (102)
243人が棚に入れました
藤田咲
タニベユミ
洲崎綾
堀江由衣
野水伊織
小倉唯
種田梨沙
早坂梢
宮川若菜
小松真奈
竹達彩奈
山田悠希
東山奈央
ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

シグレ、カク、タタカエリ、キケ、ワダツミノコエ。

全話の放送が終わってからの視聴。
視聴する前に、放送の延期があった事や暗く重い雰囲気の作品になっている事、なんなら終わり方に大変な非難や失望があったという「噂」程度は耳に入れての視聴となりました。

ちなみに、私自身も数多いる提督の一人である。
なので1期の時も楽しみにしていた方の人間だし、多くのツッコミを受けた海上スケートや艤装、出撃や戦闘のフローを見ても「演出面、苦労したんだろうなぁ、苦労してんなぁ・・・」と思ったくらいで、悪い印象は持たなかった。
同じような艦船ものの別アニメでのリアル艦艇になる様な「謎変身」よりはよっぽどキャラクタが立っていていいと思っていたぐらいだし、艦娘の活躍や日常をを普通に楽しんでみていた。
物語として、1期とつながっていた映画版も見たしね。

んで、今作・・・。

第1話目:重めぇ・・・、そして暗い・・・。
何か悲壮感緊張感が半端ない、大丈夫なのか、これは。

第2話目:ふーむ。戦闘シーンが多く描かれる。
ゲームの艦これを体験していない方が見ると「なんやコレ!?」となるのは想像に難くない。もっとも艦これに興味が無い方は今作を見ないとは思うけど。
提督業を嗜んでいるものからすれば「はーん、あのゲーム画面はこんなイメージなんかー」である。
受け入れられるかどうかは知らんけどw。
絵はキレイだったなー。
相変わらず、雰囲気は重いまま。

第3話目:う〜ん。引き続き戦闘シーンが続く。
もうダメだっってタイミングで続々と友軍が到着、しかしながら、目に見えて事態が好転される訳ではなくカタルシスがあるわけでもなく・・・。
意味深な演出や語り口調はあるものの、正直、効果的でもないし、後から効いてきそうなイメージも湧いてこない。
いくら絵が綺麗でも、こちらのハートに刺さるフックが異常に少ないと感じた。

第4話目:まず・・・提督は出してはダメなのでは?
今までの作品でもハッキリとわかる形で姿形は出してはこなかった。これは、艦これの暗黙の了解と言うべきか、ポリシーとして偶像化させるべきではないと直感的に思っていたのだが・・・。

数多いるリアル提督の姿を映す容姿、納得するデザインをそう簡単に創り出せる訳もなく、安易にイケメンにしたり、老齢な姿にすることもできず、女性ということも難しかろう(あくまでも世界観の上では)。
私は、だからこそ、姿形は見せず、提督は「アナタです」的なありがちな大人の工夫に頼らざるを得ないと思っていたのだけれども。

案の定、
出てきた提督の姿は凡百。
あまり強い個性を持たせると反感も大きくなるので、このようなモノにならざるを得なかったのだろうが、あまりにも普通。
熱も感じなければ、悲壮感、緊張感、使命感などひかれる魅力を全く感じない・・・。

この一点を持ってしても、この作品はユーザーを軽視している可能性があるのではないか?との疑念が沸き上がってきた。

もともと、艦これの運営はその傾向がある・・・、おっと、誰かきたようだな。
この話はまたの機会に。


第5話目:やっぱ提督はノイズにしか感じない。
ただ、この5話目は重苦しい雰囲気から少し解放され、鎮守府での日常的な部分と演習風景が描かれた。
明るいシーンがが多く、このキャラの作画でこの雰囲気は一服の清涼剤の様だった。演習シーンも割と好きだった。

第6話目:・・・なんだか中途半端なエピソード回。
相変わらず艦娘の絵はキレイなんだけど内容が・・・。
戦闘シーンも・・・。
友軍登場でびっくりした顔のままって・・・、うれしいとか、やったーとか、ほっとしたとかなんかあるんじゃないかなー。
あと、ちょいちょいある「変な間」ってなんなんだろう。
含みを持たせようとしているのかもしれないけど、いまいち効果的ではないような気がします。

どうにも、「楽しめる」要素が少ない作品だなぁ、との感覚が消えません。

第7話目、8話目は・・・、
ちょっと各回書くほどの思いが湧いてこない・・・。

個人的には、酷評をしたくはないタイトルなのだけれども、これは、いろいろと厳しいんじゃないですかね。

あにこれのテンプレ的に所感を書き記すとすると・・・。

物語:うーん。なぜこのタイミングの物語なのか、よくわからなかった。エンタメとして選択するのならば、もっと派手なエピソードが残っていただろうし、わちゃわちゃ系なら多少ヒンシュクは買うと思うけれども、キャラの人気、容姿を最大限に利用して楽しくもできたはず。
どうにも、中途半端な印象がぬぐえない。

時雨をピックアップしたかった?
なんか理由があるのかな。
リアルゲーで初めての改三が噂されているから?
ピンとこないな。

率直に言って、いい年齢なので史実の戦争、出来事の事は知っている。
そこをフィーチャーしたくてこのエピソードを作ったとしても暗すぎ、重すぎじゃあないですかね。
(そりゃあ、実際は比べ物にならないぐらい悲惨な状態だったんだろうけども)

作画:作画は個人的には好感触でした。きれいに描かれていたし、それほど破綻もしていなかったように思いました。放送延期が何か影響したのか、しなかったのかは知らないのですが、評価できる点だと思います。

声優:このポイントは・・・、いくつか気になった点がありました。とある艦娘たちの独特の口調、間延びというか。
これは、演出としてそのように狙われたものだとは思いますが、あまりいい印象は持ちませんでした。あまり、意味を成す演出だとは思わなかったのですが、どんな理由があったのでしょうねぇ。
あとゲーム内で親しんだ口調、セリフが登場したときは「おっ!?」と思いましたね。


音楽:これは・・・OPがねぇ。
ある意味でビッグネームが歌っておられることはわかるのです。
歌はうまいと思いますし、単体で聞けば素晴らしいと思ったかもしれません。
ただ、この作品のOPとしては、どうなのかなぁ。
まったく、ズレているとは思わないのですが、違ったタイプのOPが良かった気がしています、個人的に。
上手い下手、好き嫌いではないのです。
「重すぎる」のですw。
これが「男たちの大和」なんかみたいな実写だったらしみじみとしたかもしれませんねぇ。
何なら、OPとED入れ替えて、もう少し作品を明るくしてほしかったかなぁ。
(・・・個人の感想ですw)

キャラ:キャラはねぇ、慣れ親しんだキャラクタ達ばかりですからねぇ。そのキャラクタ達がきれいに描かれて、活躍しているのはやっぱりいいな、と思いました。また、割と多彩なキャラが登場しましたしね。
ただ・・・末期設定なので、登場人物としては限度がありましたね、そこはね。




さてと、総括なのですが。
正直、厳しかったですねぇ。
惜しかったと言うか、もう少しなんかできたんじゃないかなぁと。
話数も短かったですし。

{netabare}
「艦これ」の特徴として、何度も同じ艦娘がドロップしますので、
今作に年号が入っていたという事は、1944年は「ああいう結果」になったけれども、ループして未来のどこかでは、別の結果になっているかも的な、あるいは別の過去には1944年の「ああいう結果」になっていない世界線もあった的なアプローチなんですかね?
序盤に過去と未来という表現もありましたしね。


あるいは、もっとシンプルに1944年に「ああいう結果」になった艦娘たちが、2013年「ブラウザゲーム艦これ」として現代に蘇ったっていう事を象徴的に描いた物語なのでしょうか。 {/netabare}

それと、キャラ同士の会話に挟まれる思わせぶりな間、へんてこな空気感、多用されるミカン。
ちょっと、何言おうとしているか解らなかったです。


何とか良かった点を探してみると・・・
作画は頑張っていましたかねぇ。
妖精さんのまめな活動、活躍がみれてよかったかなぁ・・・。


本当に期待をしていたし、楽しみにしていたし、こんな酷評はしたくはないのですが、いまいちピンとこない、しっくりとこない作品でした・・・残念。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

何がしたかったんだろうw

{netabare}
1期で叩かれてた部分が、2期は良くなるのかと思ったら...。
自分は1期は言われているほど悪くないと思ってる派だけど、これはさすがに擁護不可能。
一応自分艦これの元ゲーム勢なのでその補正もあるはずなんだけど...w

本題
吹雪主人公の1期とは違って、2期は時雨が主人公。
レイテ沖の時にはもう沈んでるからだろうね。

「いつかあの海で」のタイトルや追悼用みたいなOPからシリアスな作品になるんだろうなぁと思ったけど、微妙にシリアスにふり切れてない部分もあって中途半端で残念。
生きるか死ぬかの戦い(レイテ沖海戦)を終えたかと思えば、急に演習とか言って萌えアニメみたいなノリが挟まれるのはいかがなものか。
そもそも演習を何故レイテ沖海戦と言う転換点となる戦いの後に持ってくる構成にしたのか。
シリアスなのか萌えなのか中途半端なのは1期から散々指摘されてた事項なのに。1期好きな自分も、これに関しては1期でも思った。

史実要素も中途半端。
てっきりレイテ沖海戦でほぼ全滅するのかと...。
レイテもヒ船団も史実回避でなぜか生還。
そして呉空襲の後、坊ノ岬沖海戦で沈む。
どうせ全滅エンドにするならなんで微妙に史実から逸らしたのか理解に苦しむ。
本来撃沈している艦が退役扱いになっていたり、なんでやるならやるで徹底しないのか。
普通に演習→レイテで史実エンドで良かっただろうに。
ヒ船団は、蜜柑の食いすぎで史実要素を仄めかすのはどうなの...。

最終回は史実要素も酷いし、史実抜きにしても酷い。
海外艦しかも、英米艦と共闘はどうなの...。
いや、艦これの場合は敵が深海棲艦だとしても、海外艦が出てくるとなると史実がもはや体を成してない。
最後は全滅でいいのかな。
直前の回で時雨が何かを決心した描写があったけど、それも一切活かされないまま...。

そして、まさかの転生エンド。
相手が米英なら戦争負けた後は史実通りになるけど、艦これの場合は相手は米英ではなく深海棲艦。
負けたのにどういう経緯で今と同じような現代を迎えたんだろう...。
もう末期となると戦力はほぼ残ってないだろうに。
好意的にとらえるなら
1.海外艦が頑張った
2.深海棲艦の存在しない別世界線に転生した
とかだろうか...。いやいや・・・。

で、安定のみかんも、最後の遺影流す演出も全部がギャグにしか見えない。

話が酷いのもあるけど、もう何もかも酷い。
まず、会話のテンポ。
しょうもない食堂の話を長引かせて前半丸々使ったり、構成どうなってるんだろうw
会話のテンポが悪いというより、話す速度が異様に遅いと感じるという、数年アニメを見てきて初めての経験。
会話のテンポもあるのか、声優も新人ではないはずなのに、棒読みに聞こえたり、ハリがなかったり下手に感じるキャラが多い。

構成も最悪。戦闘シーンでいいところに入ったと思えば急に過去回想。
最終回は3分前というテロップと共にほんの数分前の過去回想が2回ぐらいあって、さすがに笑った。
素人でももっとマシな構成にできそう。

戦闘シーンは面白くない。誰かにスポットが当たるわけでもなく、かっこいい演出があるわけでもないので、常に淡々とした感じ。

作画もあまり良くない。
クオリティアップのために8話にしました→延期しますって時点であり得ない。
まあ、ENGIに期待してはいけない。

個人的冬アニメぶっちぎりのワーストです。
↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
ちゃんとやってくれ。シリアス路線なのは嬉しい。曲草
アニソンっぽくない曲だな。ワロタ。Xjapanww
みかんに作画使って大丈夫かENGI 浜風 一般通過島風
翔鶴好き。西村艦隊だし鬱アニメコース行ってくれてもいいんだけどね個人的には。山城扶桑
てか、分かるからいいけど世界観説明とかはぶっ飛ばしね。
演出とか良かったし期待は出来そう? 鬱路線確定っぽいな。

2話 ☆3
OPマジで草。
シリアスな割に艦載機のシーンがちょっとシュールすぎるんだよな。
深海棲艦なんだった、敵。なんで藤田咲なのにこんなに棒読みなん。
やっぱ艦これはシステム的にアニメ向きじゃないのかなって思ってしまうな…。色々シュールなんが。演出があかんわ。戦闘が全く面白くない。
史実だと次で沈むか。

3話 ☆6
これワンパにならん? 深海棲艦さん
史実に忠実な点で評価はしたいけどあまりにエンタメ性がない。
画面が暗い。史実無視。これならこんなにシリアスにする意味あったん…?
なんか草。EDいいじゃん。

4話 ☆2
久々。彼岸花のシーンネタだろ。笑かしに来るな。男だああああ
提督なんか草。こんな中途半端なら正直ストパンのノリで良かったわ。
始まる前はアークナイツより期待してたんだがなぁ。
全体的に婉曲的な演出がネタにしかなってない。
生きてるのが中途半端すぎるんだよ。
シリアス感出すならちゃんと殺しとけよ。雪風だ。響ちゃん可愛い以上。

5話 ☆2
会話のテンポ遅すぎて草。この重苦しい食事パートはよ終われ。
会話の途中の謎の間やめろ。
こういう話するなら山城は殺して退場させとけよって思う。
中途半端。響可愛いよ響。飯食うだけで終わるAパート。唐突な百合。
この明るい演習ここまでの空気ぶち壊しだわ。
てか演習やるなら1話でやっとけよ。急にギャグアニメになって草。
マジでなんだよこれ。終わったwww

6話 ☆4
シンガポールや湘南は攻め落としたの? は? ただの腹痛かよw
これギャグアニメ? 1話1話の内容が薄い。龍玄とし草。雨止んでないがw
あっさりすぎて草。腹痛なんだったの。

7話 ☆2
てか、このアニメ1つの作戦を描けよって思う。
なんで今更こんなに大したことなさそうな作戦。
一番最初にやってた奴の方が余程最終回に相応しそう。
卵とか生魚そのまま渡すなww
会話の間とこのおっそい喋り方どうにかしろ。深海棲艦だせよ。
時雨裸で何やってんのw 時間稼ぎ多すぎるw 回想で尺稼ぎするな。
やられるシーンを描けよ。帰ってくるとこだけ描くなw
戦闘シーン書けないからか? 何と戦ってんだ。
会話のテンポマジで笑えるからやめろ。特殊EDw

8話 ☆1
なんで呉大空襲。時雨イキってた割に影が薄い。声で草。急に援軍来るなww
しかも欧米艦 時雨どこ行った。
何分前って途中で入れるの死ぬほどテンポ悪く感じるからやめろ。草。
みかん消えたw ギャグアニメか? ?????? あの米英なんだった?
てか深海棲艦に負けたんなら平和な世は来ないと思うが。
謎みかんで笑わせるのやめろw 遺影もギャグにしかなってないw

曲評価(好み)
OP「時雨」☆4.5
ED「未来」☆7.5
7話ED「佐世保の時雨」☆7.5
6話IN「DIVA DIVA」☆6.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

まあ話題性を考えて見ただけなので… つまらなかったですが。

1話感想 3.1 艦これのアニメ化は二度目ですが今度は果たして
いや劇場版もあったんですかね。
劇場は知らないのでノーコメントで。

さて、一本目の艦これアニメは、まだまだ艦これ人気が絶頂期だったころで、これでさらに飛躍が…と期待できるところに、微妙なアニメ化でいまいち跳ねなかった印象です。
シリアスだかコミカルだかどっちつかずで、どう見て良いかわからないアニメ化でした。前作は。

本作はまだよくわかりませんが、どうやらシリアス一辺倒という感じでしょうかね。
戦況的には劣勢で、次々艦娘達が撃沈されていく重苦しい内容になっていくのでしょうか。
そういう方向ならそれもアリだと私は思います。

作画はまあ悪くないのでは。超絶作画というわけでもないですが普通に綺麗です。

しかし… 何か声が変じゃないですか? 全体的に微妙ですが特に山城。
藤田咲ですか… 初音ミクの人ですね。
私は初音ミクは大好きなんですが、藤田咲は別にという感じです。
初音ミクがあれほど大ブレークしたのにその声優がいまいち振るわないのは、やっぱり実力不足だからなんでしょうかね。
いや演技指導とかが変なのかもしれませんし、声優のせいにばかりするの違うのかもしれませんが。
なんか声、演技が変で、内容に集中できません。
時代がかった話し方を、とか変な指導を受けてるんでしょうかね?
よくわかりませんが。

内容の方も、重苦しい雰囲気は悪くないですがテンポは悪いですね。
1話でもうちょと進んでも良いのでは…。
いや、一応アバンで戦闘もあったし、あんなもんで良いのかな。

しかし艦これは本当に長いですね。ぼちぼち10周年なんで盛り上げようとしているのでしょうか。
果たして盛り上がるのかは… うーん、どうなんでしょうね。

興味はあるので見たい気持ちはあります。

全話感想 
色々残念な出来でしたね。まあ話題性を考えて見ただけなので、特に後悔はありません。

何が悪いのか… まあ悪いところだらけなのですが、まず見せ方とか演出とか作画の崩れも多かったりという質的な面で悪いのは確かですね。

後はストーリー。何がどうなっているのか、曖昧なんですよね。
いや個々の戦場で、夢中で戦っている兵士達には全体の戦況がわからないのは当然なんですけれど、だから普通の戦争ものでは全体を把握している司令部の状況を出したりして把握できるようにするんですけれどね。
わかりやすさを何も考えていないと、こういう作りにはならないですね。

あと… ピンチになった→友軍が助けにきた の展開やり過ぎ!

いやおかしいだろ。不良の喧嘩みたいに、行き当たりばったりで戦っているのか。
戦争でこれはない。特に艦隊なんて、どの艦をどこに動かすか綿密に考えるもんでしょ? 何かアクシデントがあって到着しない、なら有り得ますが逆に到着するってなんですか。
正直一回でも許せませんが、多少なら目をつぶっても良かったですが…、ピンチの度に、毎回同じ展開ですからね。
ワンパターン過ぎて飽きるし、論外でしょう。ギャグとしても笑えません。

これをやりたくて全体の把握をさせないのかもしれませんが…。
やりたいですかね? クソ展開じゃないですか? 自力で打開しろよ。

後はいちいちテンポ悪いんですよね。
戦争っぽい雰囲気を出すためだか、事前のブリーフィングっぽいことをやってるんですが、中身がうっすい! いや何を話してんの? それこそ、ここで、作戦目的とか話すべきでしょう。殲滅なのか、死守なのか。何時間後に友軍が駆けつけてくれると、ちゃんと事前に説明していればクソ展開だとは思わないんですよ。

まあアニメなんで、逆に情実に訴える手もありますよ。
ここで勝たないと国が滅ぶ、誰が死ぬ、死んだ誰それのために頑張ろうとか、泣かせる展開の一つでもあればまだいいのですが。

とにかく、わからせよう、盛り上げようって気がなくて… 唯一あるのは戦争っぽい雰囲気を演出したいって意図? それも失敗していますけれどね。
本当に何だったんでしょうねこれは。

艦これファン、アニメファン、戦争ファン… このアニメで誰か喜んだ人は居るのでしょうか。
せめて作り手くらいは喜んでいて欲しいですね。


…まあ、さらにしつこく語っちゃいますが、戦争で援軍が駆けつける展開って、普通はあり得ない無いと思います。
特に艦隊戦となると… いやランチェスターの法則ってのがあるじゃないですか。飛び道具のある戦いは二次式になるから兵を分けるのは愚策で、各個撃破されやすくなるだけなんですよ。
いやこんな当たり前のことを軍オタでもない私がなんで語らなきゃいけないんですか。ランチェスターの法則を知らないですか。一般教養でしょこんなの。

もちろん全軍が一箇所にいるわけじゃないから、兵を集める時にアクシデントがあって揃わなかった、それが駆けつけてくれた、なら仕方ない。
いやそれだって無能も良いところですけれどね。
そういうアクシデントが無いように用意するのを兵站と言うんでしょう?

要するに、主役の無能っぷりを何度も見せつけられ、ストレスを大いに感じたということです。
こういうのは本当に駄目です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

66.2 2 空戦で戦闘なアニメランキング2位
ブレイブウィッチーズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (345)
1568人が棚に入れました
扶桑国佐世保航空予備学校に通う生徒・雁淵ひかり。
エリートウィッチで佐世保の英雄でもある姉・雁淵孝美に少しでも追いつくため、
日々努力を重ねる魔法少女は今日も一人山道を走っていた。
そんなある日、父の務める無線発信所に一報の電信が届く

「今日の午後、第三航空戦隊が入港する」

「三航戦・・・お姉ちゃんだ!」

喜ぶひかりは居ても立ってもいられず、その場を飛び出すのだった。

声優・キャラクター
加隈亜衣、末柄里恵、村川梨衣、高森奈津美、原由実、照井春佳、五十嵐裕美、佐藤利奈、石田嘉代、水谷麻鈴
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

どんなことでもやってみなきゃわからない('ω')ノ

ストライクウィッチーズの派生アニメかな?
これ見るためにストライクウィッチーズ見ましたぜ( *´艸`)♪(笑)

1話{netabare}
違うウィッチーズに焦点を向けてるのかな?ブレイブウィッチーズ
北欧の方の部隊かな?

扶桑皇国佐世保…長崎だっけ?
主人公のお父さんはなかなかの技師さんみたいだね
佐世保の英雄、主人公のお姉ちゃんは軍人さんなのか
主人公の女の子魔法力のコントロールがまだできないのかな?

主人公はひかりちゃんって名前なのね
ひかりに対抗意識を燃やす子もいるわけね
お姉ちゃんが英雄ならば…比べられてしまう
姉のようなウィッチを志すひかりちゃん
魔法力が弱いのね…スタミナは学校一らしいw

孝美さんべっぴんさんやなぁ~( *´艸`)
おっと坂本さんと芳佳がちらっと登場
お姉ちゃんのおっぱい凶器だなw
お姉ちゃん辞令で今度は欧州に…
BDになったら不自然な光は消えるのだろうか…

お姉ちゃん何の動物の獣耳っ子なんだろう?
欧州に派遣されるチャンスが…
おっと…三角さん自信たっぷりだな~(笑)

優秀な姉がいると下の子は大変みたいだね…
遠くなるばかりのお姉ちゃんに追いつきたいのな~
ひかりちゃん頑張れ!!って少し思ってしまったやーい

どんな状況でもこなさなくてはいけない…戦場では敵は待ってくれない
おっと不測の事態に…土壇場強いって才能だよな( *´艸`)
試験はあれだったけど…
お父さんお弁当にまったく文句言わないなんて偉いなw
ひかり合格もらえたみたいね
お姉ちゃんと一緒に欧州へ

{/netabare}

雁淵 ひかり(かりぶち ひかり)
今作品の主人公。正義感が強くいちず。努力家で体力と根性は人一倍ある。姉を尊敬しており、彼女のようなウィッチになるのが夢であり目標である。とてもポジティブシンキングで元気な女の子。

2話{netabare}
頑張ったおかげでお姉ちゃんと一緒に欧州に行けることになったひかり
ちゃんと海を渡れるようになったのね( *´艸`)
ひかりいざヨーロッパへ~

オラーシャ帝国ペテルブルグ
グンデュラさんに
エディータさん

ひかりの体力軍人さんより上なのね(笑)
孝美は訓練飛行でも魅せますね☆彡
ユニット千鳥はなかなかひかりには操り切れないものみたいね
ネウロイは到着を待ってくれない…

ひかりにはまだ戦場は早いよな~
群れのネウロイを単独で抑える孝美
孝美もコアの位置を見分けられるウィッチなのね
さすがにこの数のネウロイを一人では…

絶対魔眼かっこいいな(‘ω’)ノ
強い力には…絶対代償があるものなんだけどな…
無傷で済むはずないよな…
さらに北海沿岸にネウロイの巣が出現

新手のネウロイ出現…
そしてひかりも時間を稼ぐために戦場へ…
ひかりもコアを見抜く素質あるのね
ブレイブウィッチーズいいところ持ってくな(‘ω’)ノ

孝美…冬眠のように…いつ目覚めるかわからない
雁淵ひかり…ブレイブウィッチーズに…
戦いたければ強くなるのが条件…
いやー劇的!!
{/netabare}

雁淵 孝美(かりぶち たかみ)
ひかりの姉で、扶桑皇国でもエリートクラスのウィッチ。どんな苦境にあっても笑みを絶やさず、周囲に希望を与え続けられる。階級を気にせず、誰とでも親しくなれるやさしい女性。妹のひかりをとてもかわいがっている。

3話{netabare}
孝美の代わりにブレイブウィッチーズに入隊する方向にひかり☆彡

全員の自己紹介~覚えきれるかな~(‘ω’)ノ
めちゃくちゃ菅野さんににらみつけられてるなぁ
食事中に寝ちゃったみたいだなひかりw
ニパちゃんの気を遣うの疲れるだろうな~w
下原さんの料理は絶品らしい

伯爵さんそのあたりの男よりかっこいいなw
菅野のオーバーワークな訓練を見てひかり…
エディータ先生とアレクサンドラがひかりの訓練に
ひかりの魔法力が圧倒的に足りてないのね…

ひかりは返した方が身のため…
魔眼が使えればまだ即戦力に…ラル隊長には逆らえないのね菅野w
おっとひかりは…本当の土壇場じゃないと…
ひかりは…ニパのついてない体質wwwwww
ニパはユニットを壊すのが通常時

ラル隊長のやさしさな…
ひかりはこのまま返されちゃうのかな?
ニパ気に引っかかって寝るとか…

菅野とひかりとニパで帰還途中にネウロイ
高度1万メートルでの戦い
隙ぐらいは作れるぜひかり(‘ω’)ノ

ネウロイを殴って倒すとかすごいな菅野w
スタミナと根性はちっとはあるみたいだな~
最前線では即戦力以外は…あれなのかー
ひかりギリギリまだ基地に残れるみたいね~
{/netabare}

菅野 直枝(かんの なおえ)
勇猛果敢で自機が壊れることも気にせず敵に突っ込んで殴り倒すインスピレーション肌の武闘派。言葉遣いが乱暴ですぐ感情をあらわにするが根は素直。趣味が読書と文学少女的な一面もある。異名は「デストロイヤー」。

4話{netabare}
ラル隊長とエディータ先生=ミーナさんと坂本さんポジションかな?
ラルさんは頭の周るお方みたいだな~

ブレイブウィッチーズはストライクウィッチーズがどうやってネウロイの巣を破壊したか探ってるみたいだね…
先生の訓練を受けるためのテストもあるみたい…期間は1週間

ひかりは体力以外あれみたい…魔法力をあげるしかない…
魔法力は先天的なものなのね~
ニパちゃん心配なのね~(‘ω’)ノ
先生ちゃんの魔法コントロール力すごいな~
菅野も気になってる模様( ´艸`)
菅野でもてっぺんまでは登れないみたい
天辺の帽子を取ってくるだけの簡単なことだけど…難しいこと

どうでもいいけど506のノーブルウィッチーズもそのうちアニメ化しそう
どんだけやる気があっても魔法力がない子は戦場では…
どんな悪天候だろうと…延長は認められない
一か所に集中させれば少ない魔法力だろうと…

菅野のやさしさなぁ~(笑)忘れ物なぁ~(笑)
ひかりは煽られるとすごい力を発揮できるのなw
姉の後を真似するのではなく自分になる、ひかり成長したな

ネウロイにぶつかるとコアが見れるのか
接触魔眼…強いけど禁止
絶対魔眼…複数のネウロイのコアを一緒に見破る能力

先生ちゃん嬉しそうだな~(‘ω’)ノ
{/netabare}

エディータ・ロスマン
普段はまじめで教え上手だが、怒るととても怖い。502部隊の「先生」的な立場でどんな問題児でも辛抱強く育てることができる。502部隊では最年長。

5話{netabare}
下原ちゃんの料理はみんな味見に来るのねw
ジョゼさんに避けられてる模様なひかり
とっても照れ屋らしい(/・ω・)/

部屋がきれいになってるのは…ジョゼさんがお掃除してるから?
実家がペンションをしてるらしい
ジョゼちゃんは治癒魔法が使えるのね
治癒魔法を使うと顔が火照るみたい

ジョゼと下原の偵察にひかりも同行することに
ひかりは接触魔眼のことを…
広島出身なのね(‘ω’)ノ
ネウロイと戦って戦果をあげないと…って思いはみんなあるのな~

天候はどんどん悪化していく模様
街が凍っている事態に…ネウロイ
下原さんは透視能力者なのか

無線が通じない…3人でネウロイを倒す模様
冷気を出して凍らせる能力を持つネウロイとか
全員エンジンが凍って落下…ひかり完全に凍傷そのあとは停滞温床

ジョゼと下原ちゃんはいいパートナーだな
吹雪のせいでブレイブウィッチーズは探しに行くこともできない…

孝美を治せなかったことを責めてたのねジョゼちゃん
だから避けてたのか…でもこれで仲良しこよし
まずは生き延びることが先決
3人の水着姿は禁断の果実的ないけない感じがする

戦車の中で火を起こすとか酔狂なw
ジョゼの笑顔がかわゆい~
伯爵ちゃんの料理は…
先生キャビア集めてたのね…

やっぱり下原さんじゃないと料理は任せられない
ブレイブウィッチーズを支えてるのはやはり下原ちゃん(笑)
隊長も先生も吹雪が怪しいとふんでるとかさすがだな

3人で倒すしかない
ウィッチに不可能はない…どこかで聞いたセリフだな(笑)
あのネウロイも急激に温めれば壊れるはず

知恵を絞ってネウロイにリベンジ戦
湖が凍って…これはまずいことにだな
ネウロイも燃えるのね(笑)

ひかりも無茶するなぁww
3人で力を合わせての勝利だな(‘ω’)ノ
どこかの偽伯爵www
食事の力は偉大w

今回隊長「不味い」と「旨い」しか言ってなくね?笑
{/netabare}

ジョーゼット・ルマール
まじめで控えめだが流されやすい性格。魔法力の燃費が悪くいつもお腹を空かせており、食べることが大好きな痩せの大食いである。料理のうまい下原とは特に仲が良い。

下原 定子(しもはら さだこ)
真面目でおとなしく、誰とでも仲良くなれる。なんでもそつなく熟すが、人に何かを教えるのは苦手。可愛くて小さいものを見るとつい抱き着いてしまう癖がある。料理が得意で502部隊の台所は彼女が預かっている。

6話{netabare}
ひかりの特訓は今でも続いてるのねw
そしてニパはサシャに追いかけられる…またユニット壊したのね(笑)
アレクサンドラだからサーシャかな?(‘ω’)ノ

ニパの固有魔法は超回復らしい
ひかり少し余裕出てきたなw
サーシャの固有魔法は映像記憶能力…一度記憶したものはすべて頭に入ってるらしい
ブレイブウィッチーズでは主に修理に…

こんな時にネウロイ~
ペテルブルクの街中にもネウロイが…
サーシャプレッシャー感じてるな戦闘隊長
ニパもちゃんと正座し続けるのなw

雪の中に潜るネウロイに…モノの中に入り込むネウロイか…
敵はこちらの嫌なところをついてくるな砲撃手とマーカー役のネウロイの2体

サーシャ、ニパ、ひかりで街中のネウロイを
ほかのみんなは砲撃手を
ラル隊長の信頼熱いなサーシャさんw
それが少し重そうだな~(笑)

サーシャの闇は深そうだなぁ
擬態能力ネウロイか
街中での戦闘はひかりにはまだ早そうだなw
ニパの不幸体質は上条さん並みかもしれないw

サーシャさんはこの街に思い入れがなかったかもしれないが記憶は確かに覚えている…?
1日に3発が敵の限界らしい
サーシャの記憶にもない記憶…
いい脱ぎっぷりだな~(‘ω’)ノ

サーシャさんもカッとなると話聞かなくなっちゃうのね…
あーニパとサーシャケンカしちゃって気まずいよな~
ニパの不幸体質は…敵をおびき寄せるなー
ついてるのやらついてないのやらw
サーシャはこの街を知っているのね
この街の思い出は…サーシャにとって嫌なものだけど温かいもの

敵は倒したけど魔弾は放たれる…
ニパめちゃくちゃ身体はったなぁ

大切なものを守るために…ね♪
サーシャ奮起物語だったな
{/netabare}

アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン
優等生でまじめな性格。かなりの心配症。若くして戦闘隊長を任されているので、人一倍プレッシャーを感じており、常に頑張っている苦労人。そのためか怒りっぽく、毎度ユニットを壊しまくる菅野、ニパ、クルピンスキーから恐れられている。

7話{netabare}
どんなに寒くても日課のランニングは欠かさないのなひかり(‘ω’)ノ
菅野とニパも朝早いよな~☆彡

これでも暖冬らしいwww
日の出、日の入りも短い…極夜とか一度体験してみたい
ソリで滑るとか楽しそうだな~٩( ‘’ω’’ )و
お祭りもあるらしい(/・ω・)/
とりあえずお約束は大事よね~wニパの運の悪さはさすがです☆彡

ひかり風邪でダウン~
ウィッチは病気やけがになりにくいらしい
下原ちゃんの今日のメニューは…頑張ってありもの合わせで…
補給もままならない状態なわけね…すいとんは薄いよなー
今年の祭りは中止の方向に…ニパ悔しそうだな~
物資も補給もないのにお祭りはできないよなー

サトルヌス祭…隊長に内緒でこっそりと
雪娘からのプレゼント☆彡
ブッシュドノエルおいしいよなぁ
ケーキの材料もないし人参もない…

伯爵さん
銀髪の狐女…が祭りの夜に出るらしいというw
先生ちゃんの怒った顔も悪くない←w
妖怪狐女は実在したようだ( ´艸`)

隊長もなかなか粋だなぁ
風説被害の代償は木こりw
菅野は手先が器用だよねw
伯爵中尉の馬鹿ー( ´艸`)
ひかりのために…ニパ優しいのう

サトルヌス祭を通してニパは…
お祭りは人と人とをつなぐ大切なイベント
笑い茸を食べてみんな…こんな時に中型ネウロイが…
ニパちゃん活躍回かな~?

隊長もまともでよかった…通信なら…(笑)
カモフラージュ能力のネウロイとか最近のネウロイいやらしいな

エイラとサーニャだ!!超うれしい(*´▽`*)
一番うれしいサトルヌスのプレゼントだな
スオムスの人たちも頑張ったのな~
魔とりょーしか☆彡w

シャンパンは振るものらしいw
そっかぁこのときはストライクウィッチーズ解散してるんだもんな
だから二人が登場できたのか
{/netabare}

ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン
極度の不幸体質だが何事にも前向きで一生懸命。一本気な性格で周りが見えなくなることもあり、いたずらなどによく引っかかる。不幸体質から「ツイてないカタヤイネン」の異名を持つ

8話{netabare}
ぺトロザヴォーツクとか言いにくいな~
新型ユニット以上に重要なものってなんだろう?

武器を見てかわいいって思うひかりw
伯爵ちゃんのぶどうジュース好きなw
マイクロフィルムをお菓子に隠すなんて…
ウォーロックなー…久しぶりに聞いたわ…
ネウロイも有限…

トナカイ肉のシチュー(/・ω・)/
ブリタニアからノルマンへの補給船の護衛
ブリタニアのウィッチも一人いるのね
護衛は4人、菅野、ニパ、ひかり…そして伯爵しゃんが隊長

伯爵ちゃんちゃんと考えてるのな~実は!!
ニパのユニット調子悪そうだなw
ひかりまだ騙されてるw
伯爵と先生は仲いいなぁw

伯爵ちゃんずっと護衛のウィッチのことばかり1000キロ飛行は長そうだな~
ムルマン基地に到着なんとかユニットもったねニパw
ひかりの「いー」かわいいなぁ

追加の物資の量すごいな~
伯爵のすけこまし感すごいな(笑)
新しいユニットはニパに使わせてあげて…伯爵ちゃんはぶどうジュース(笑)

サウナでワイン抱いて寝るとかw
そして二日酔いwwwwwwwお約束だなwww
かわいい女の子のために伯爵はがんばるのなw

ネウロイは神出鬼没
急にスイッチ入るな伯爵ちゃん♪
分裂系のやつね
新しいユニットをためすにはちょうどいい敵かもね

かっこいいすけこましは好きよ٩( ‘’ω’’ )و
スピード系なのね伯爵ちゃん

さすがにユニットへの不可が…片割れ破壊
本体は伯爵ちゃんの方だね
おっと最後の一撃耐えれたのはお守りのおかげ

看護してもらって幸せそうだなw
だが実力はあるんだよな
おっとネウロイが再生していって…その中にユニットが…これは…
{/netabare}

ヴァルトルート・クルピンスキー
502部隊のエースウィッチだが、酒好き女好きの享楽主義者。年齢の割には大人びた物腰と言動を持つ。いつも笑みを絶やさない楽天家で細かいことには拘らず、怒られても気にしない。

9話{netabare}
菅野無茶な戦い方するなぁ~(/・ω・)/
そりゃ壊れるわwブレイクウィッチーズ…二パ、菅野、伯爵ちゃん(笑)
伯爵ちゃんは実力者みたいですね
隊長怪我してたのか(;゚Д゚)
近々、大きな戦闘があるみたい
菅野の相棒になるためには強くなるしかないみたいw
菅野の戦う理由はシンプルだな(‘ω’)ノ
だれよりも強くなりたいのね菅野

また補給路にネウロイ~
今回のネウロイは苛烈だな~
だけど先生の慧眼はさすがだわ
超攻撃型のネウロイの攻撃に伯爵ちゃんに張り合う菅野を庇いサーシャやられる…
さすがの菅野も気にするわな…
なんだかんだで菅野とひかりもいいコンビになりそう
コンビっていうか二パ合わせてトリオ?w

この前のネウロイの排除が最優先事項
二手に分かれて作戦実行
ネウロイなかなかやるなw分離に合体コアの位置が不明
コアの位置がわからず苦戦…

ひかりが接触魔眼を使えば…でも危険だろうに…
隊長も賭けに出たな⊂⌒~⊃。Д。)⊃
ひかりが正しいけど菅野の気持ちもわかるし…
ひかり煽るな~(笑)
でもおかげで調子取り戻したね
菅野は突撃キャラじゃないとね⊂⌒~⊃。Д。)⊃

今回はなかなかいい敵だったんじゃないですかね☆彡
ひかりもブレイクウィッチーズ仲間入りだなw
サーシャのストレス源増えたなw

お姉ちゃん目覚めたやん
そして芳香お久しぶり(/・ω・)/
回復キャラといえば芳香だよな(*´з`)
{/netabare}

雁淵 孝美(かりぶち たかみ)
ひかりの姉で、扶桑皇国でもエリートクラスのウィッチ。どんな苦境にあっても笑みを絶やさず、周囲に希望を与え続けられる。階級を気にせず、誰とでも親しくなれるやさしい女性。妹のひかりをとてもかわいがっている。

10話{netabare}
孝美復活(/・ω・)/

ひかりも戦闘で魔眼をつかいこなすようになってきたな
菅野と一緒なら成功率も危険度も下がるのな

元帥とかトップもトップだな
グリゴーリ攻略の作戦を実行する日が近いみたいだね
今回は総力戦ってことかネウロイの力も使わずに
この作戦の要はひかり?さらに作戦決行は7日後
ネウロイの巣って移動するのね
まったくひかりは責任感強いなw
お姉ちゃんも合流…だけど…
まぁ危険地帯に大事な妹を置いとけないよね~
複雑な心境だわな

孝美の戦闘力は伯爵ちゃん並み
料理の腕も下原ちゃん並み
最強かよ(/・ω・)/

ひかりはカウハバ基地に転属に…
でもこれでひかりにとっては危険ではなくなるよね
戦場に必要なのは強い方…たしかにな
不器用なお姉さんだことね(‘Д’)

ラル隊長も出てくるのか
ひかりも戦闘に出撃…
まったく姉妹対決みたくなってるよw

あのネウロイは半分に分かれてからが厄介だよな
コアが再生するネウロイだとw
コアの中にさらに核となるコアが

お姉ちゃんにひかりの成長を見せてやれ!!
ラル隊長の狙撃力なw
やっぱり後釜持ってたなあのネウロイ
どうしようもないが結果がすべてのこともあるんだよな…
{/netabare}

グンドュラ・ラル
サバサバとした姉御肌で502部隊の隊長。鋭い観察眼を持つ。常に自分にも他人にも厳しく現実主義者でドライな性格だが、部下の意見も尊重している。ウィッチとしての実力は世界第3位。

11話{netabare}
最後の最後で菅野は認めてくれてるみたいねw
素直に負けを認められるのもいいことだと思うぞ(/・ω・)/
みんなさみしいよな~
あのお守り絶対あとでフラグなのは内緒w

大反抗グリゴール作戦
ネウロイの生産工場の本体の破壊
超巨大列車砲とかかっこいいな(*´з`)
魔導徹甲弾☆彡
ブレイブウィッチーズ超危険な任務そうだな

エイラとサーニャだ!!
もう祈るだけしかできないのかねw
たしかにお菓子食べればうきうきハッピー(笑)
エイラのいたずらぶれないな(‘ω’)ノ

グスタフとドーラごっついな(笑)
空の藻屑にしてやんぜ!かっこいいな(‘ω’)ノ
藻屑ってかっこいいよなwww

開戦!総力戦だな~
エイラって本当にあれよね( *´艸`)
無線とか心配しちゃうだろうにw
菅野と孝美のコンビやる~☆彡

グスタフーーーーーーーー!!雲の中からすごいの出てきたな!!
電波障害すごいな…今回の作戦の要は孝美だな
ドーラやられたー…

グリゴーリとんでもないネウロイだこと…
孝美は直接ぶつけるつもりかよwww
本当に姉妹そろってあれよねw
魔導徹甲弾いけー!本当に無茶しやがるぜ

だけどこのネウロイもコアの中にコアがいるタイプのやつ~
真コアの場所が?
コアのせいで魔眼が…
ひかり電車から飛び降りるとかw
姉を止めるために…妹は走る
{/netabare}

12話{netabare}
形成は悪化…敵のコアを見つけないと…
さらにグスタフが狙われて…
孝美は絶対魔眼を使うつもり…ただし肉体と精神の消耗が…
ひかり水の上も走れるようになってるねw

さすがブレイブウィッチーズ!
ひかりの姉なら無茶するのは当たり前ってことで進んでるのねw
孝美はここまでだな…暗雲のシールドとは…
このネウロイチート並みだな…
万策尽キタ――(゚∀゚)――!!

まさしく蹂躙…それを見てるしかないのか…
おっとひかりと孝美ここにきてバトンタッチか
徹甲弾がなくてもこの拳でってwさすが菅野w
上層部は撤退モード

ブレイブウィッチーズ最後の策…直接殴る作戦?(笑)
ラル少佐は無茶押し賭け好きだよなw
グリゴーリぶん殴り作戦www

まだ魔導弾の魔力は死んでないわけね
菅野の右手が魔導徹甲弾っていうわけね
爆風弾の断芯もあって
できるかどうかわからないけれどやってみなくちゃわからない
何度そのセリフを聞いたことかww

ピンポイントならひかりの方が正確みたいね
秀才なひかりってことだねw
この全員で戦う感じ好きだわ~(笑)
拳一つでネウロイを倒すの気持ちよさそう
そしてとどめはお守りだよな(笑)

二パの巨乳に押しつぶされたいwww
今日はみんなでブレイクウィッチーズw
ひかりはもう立派なブレイブウィッチーズだな(^_-)-☆
{/netabare}

ここまで来たら13話もみたいぜ
そしてノーブルのアニメ化も待ってます(/・ω・)/

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

“勇敢な魔女たち”を応援したくなる、レニングラード攻防戦モチーフ《架空戦記》

『ストライクウィッチーズ』(2008年)(※個人評価 ★ 4.2)、『ストライクウィッチーズ2』(2010年)(※個人評価 ★ 4.3)に続く「ワールドウィッチーズ」シリーズのTV企画第3作です。
そして、この3作の中で、個人的には一番好きで高く評価している作品(※個人評価 ★★ 4.6)であり、本作の第1-2話をたまたま視聴していなかったら、前2作に再挑戦して完走する気にならなかっただろう、と思うくらいに良い意味で刺激を受けた作品でした(※その辺の事情は、『ストライクウィッチーズ』のレビューに書きました。)

・・・ただ、この手の作品(※WWIIの出来事をモチーフとするミリタリー系作品)は、どうしても極端に低い点数を付けるアンチが涌くのか、それとも、既存のあにこれ評価をみて何となくそれに合わせて低めの点数を付けてしまう自分の目に自信のない人が多いのか、本サイトでの評価が意外にも低めになってしまっているのは、とても残念な気がします(※円盤売上がコンスタントに5,000枚を超えるヒット作だったのにね)。

・・・ということで、本作の実際の面白さは、個々人が自分の目で見て確認して下さいね。
以下のレビューは、その魅力の一端の紹介です。


◆まずは、作品舞台である聖ペテルブルグ市街の描写が圧巻

本作のヒロイン達が所属する「ブレイブウィッチーズ」と呼ばれる航空戦隊の基地があるオラーシャ帝国のペテルブルグ市は、現ロシア連邦の聖(サンクト)ペテルブルグ市がモデルであり、作中に登場するラドガ湖や北海・ネヴァ河といった地名、またペトロザヴォーツクやムルマン(スク)は実在の地名や都市名で、本作はロシアの中でもフィンランド(※作中ではスオムス共和国)の国境に近い一番北側の地方を舞台としています。

で、ネヴァ河の河口付近にあるペトロパヴロフスク要塞(※作中で幾何学的な外癖に囲まれたウィッチ達の基地がある小島)から自然河川と運河を介して東西南北に広がり、朝は霧が立ち込め、昼は青空が広がり、時に冷たい雨や雪に見舞われ、冬はオーロラ・初夏は白夜に包まれる、幻想的な聖ペテルブルグ市街の様子が、かなりの再現度で美しく描き出されている点が、まず素敵だと思いました。

歴史好きな人は御存じかと思いますが、この聖ペテルブルク市は、ロシアの名君として知られるピョートル大帝が、それまでバルト海周辺を支配していたスウェーデンとの激しい戦争(北方戦争)に打ち勝って、ようやく手に入れた海への出口に、それまで内陸国であり文化的・経済的に立ち遅れていたロシアに先進的なヨーロッパの文化・技術を招き入れる拠点とすべく建設した人工都市であり新都であって、その都市建設(1703年)・モスクワからの遷都(1713年)から、ロシア革命によるソヴィエト政権の成立とモスクワへの再遷都(1918年)までの間、約200年に亘ってロシア帝国の首都として機能した街です。

そして新都の建設の際に、ピョートル大帝が旧都モスクワの貴族や商人達に強引に移住を促し、また彼らが住みやすい環境を整えるために運河の開削を進めたことから、聖ペテルブルグ市は、モスクワのような自然発生し拡大した都市には有り得ない人工的な景観が与えられ、ことに運河の多さから、“北方のヴェネチア”とも称えられる美しい街並みを今に至るまで保っています。

ただ、どうしても気候環境が厳しく、とくに暖房の効く室内の空気と壁との温度差が大きいことの影響なのか、聖ペテルブルグの建物は外観はともかく、室内の壁がその境目部分からボロボロになってしまうそうで(※同市で一番の有名施設であるエルミタージュ美術館(※もとロシア皇帝の冬の宮殿)の各室内がそうなっています)、アニメでもウィッチ達の基地の室内の壁がやはり境目からボロボロになっている様子が忠実に描き込まれている点にも好感を持ちました。

あとは、ロシアの中央部から北は小麦が取れず、従って白パンが作れないので、より冷涼な気候に強い大麦・ライ麦から作る黒パンが主食になっていることが確り描写されている点も好印象でした。


◆次に、軍人の本分を体現しているキャラが多くて好印象

詳しくは、『ストライクウィッチーズ』のレビューの方に書きましたが、私が最初に同作の視聴を始めた頃、その1/3も見終えないで視聴を断念してしまったのは、そこに描かれる主人公・宮藤芳佳の、たとえ巻き込まれた結果とはいえ、一旦は軍務を任された者に似つかわしくない無責任な行動・思考パターンに納得いかなかったこと、が一つの大きな原因でした(※もうひとつは、不必要にしつこいパンツ押しに嫌気が差したためです笑)。

ところが、本作の主人公・雁淵ひかりや彼女の姉・孝美は、その正反対で、第1-2話から存分に飛ばしてくれます。

まさに、“軍人の本分は、後に続く者を信じて前進すること”
涼宮ハルヒ風にいえば、“Super Driver 突進まかせて 何てったって前進”(※第2期OPの歌詞より)

・・・この気概がなければ、そもそも軍隊なんて機能するはずがありません。
どれだけ優秀な作戦を立案できる参謀や、最適な決断を下せる指揮官がいようと、最後に事の成否を決するのは軍人の行動力であり、その行動力を奮い起こすのは彼らの気概でしかあり得ません。

前作・前々作(『ストライクウィッチーズ』1-2期)も、最初は遠慮がちながらも、結局のところは、そうなる道理を描き出すしかなかったわけですが、それから制作時期が下った本作では、世間一般の空気の変化にも後押しされてか?、最早、それまであったしつこいパンツ押し(※これは軍人を描いた作品ではなくてただのギャグなんですよ・・・だから目くじら立てて怒らないでね評論家さん!という制作側の苦心のアリバイ作り?)なども脱ぎ捨てて、真正面からそうした道理を描き切った点に、私は非常な好感を持ちました。

なお、ここで「なんで女の子が軍隊に?」という問いを持ち出すのはナンセンスです。
だいたい、この手(※いわゆるミリタリー系)の作品に女性視聴者が余り付くとは思えませんし、そうした専ら男性視聴者をターゲットとした作品にするんだったら、彼らが見易く応援しやすい設定にして人気が出るのを狙うのは当然の制作方針でしょう。
何のことはない、彼らは女の子キャラに仮託しつつ、実際のところは(特に性別に関係のない)その気概や心情に共感し応援しているわけですから。

・・・思うに、前々作の宮藤芳佳や、古くは『機動戦士ガンダム』のアムロのように、結局は軍務に就いて散々に敵主力を撃滅するキャラに成長しようとも、少なくとも作品登場当初、あるいは軍務に就くことになってからも相当の長きに亘って、「軍隊なんか大嫌いだ、自分は戦いたくない」と憤(むづか)って(=機嫌が悪くなり、泣いたりすねたりして)周囲に迷惑をかけまくるのがデフォルトの主人公が要求された(※そういう主人公にしないと、アニメ雑誌などの安保闘争世代(団塊世代)やベトナム戦争世代(全共闘世代)の評論家に叩かれたり無視されて、そういう評論に影響されがちだった一般視聴者にも人気が出にくかった)時代がようやく終わり、そういう変なアリバイなしに、堂々と正面から軍人の本分を描き出す作品が、それに相応しい評価と人気を獲得できる時代に回帰しつつあるのではないか(※例えば、かって『宇宙戦艦ヤマト』や『太陽の牙ダグラム』が人気を博したように)。

・・・そういう取り留めない期待をふと感じた作品でした。


※以下は、本作登場キャラの簡単な紹介です。
(本作は設定が凝っているので、視聴を始める前に予め登場キャラとその属性をある程度把握しておくと便利です。)

◆連合軍第502統合戦闘航空団(ブレイブウィッチーズ)メンバーと階級・固有魔法
--------------------------------------------------------------
{netabare}(1) 雁淵ひかり (扶桑皇国=日本) 軍曹 接触魔眼 ※負傷した姉に代わり入隊志願
(2) 雁淵孝美  (扶桑皇国=日本) 中尉 絶対魔眼 ※配属前に負傷し長期離脱
(3) 管野直枝(愛称ナオ)  (扶桑皇国=日本) 中尉 超硬シールド
(4) 下原定子  (扶桑皇国=日本) 少尉 複合魔法視力 
(5) グンドュラ・ラル (帝政カールスラント=ドイツ) 少佐(※司令(隊長)) 偏差射撃 
(6) ヴァルトルート・クルピンスキー (帝政カールスラント=ドイツ) 中尉 マジックブースト
(7) エディータ(愛称パウラ)・ロスマン (帝政カールスラント=ドイツ) 曹長(※教育係)
(8) ジョーゼット(愛称ジョゼ)・ルマール (自由ガリア=フランス) 少尉 治癒魔法
(9) アレクサンドラ(愛称サーシャ)・I・ポクルイーシキン (オラーシャ=ロシア) 大尉(※戦闘隊長) 映像記憶能力
(10)  ニッカ(愛称ニパ)・エドワーディン・カタヤイネン (スオムス=フィンランド) 曹長 超自己回復魔法{/netabare}
--------------------------------------------------------------
※このようにウィッチーズの国籍分布は、日4、独3、仏・露・芬(フィンランド)1・・・の計10人で、各々そのお国柄を反映したキャラ設定になっています。

※なお、本作の開始時期は、 『ストライクウィッチーズ』(第1期)のラストに描かれた、宮藤たち第501統合戦闘航空団(通称“ストライクウィッチーズ”)によるガリア地域のネウロイの巣破壊・同地域解放(1944年9月)から間もなくの頃、という設定です。

※また、レビュータイトルにある「レニングラード」は、ソ連邦(ソヴィエト政権)時代の聖ペテルブルグの呼び名で、ピョートル大帝の名前にちなんだ「ペテルブルグ」から、ロシア革命の指導者レーニンにちなんだその都市名に改名されていました(ソ連邦崩壊後に再改名)。
そして、第二次世界大戦中の1941-44年、長期にわたるドイツ軍とソ連軍のレニングラード攻防戦が繰り広げられ、その中には本作に描かれた北海沿岸ムルマン(スク)への英国艦隊の補給作戦やドイツ軍の巨大列車砲グスタフ&ドーラの戦線後方搬入も史実としてあったそうです。


◆制作情報
{netabare}
原作          島田フミカネ&Projekt World Witches
監督          高村和宏
シリーズ構成      ストライカーユニット
脚本          鈴木貴昭、浦畑達彦、あおしまたかし、村上深夜
キャラクターデザイン  島田フミカネ(原案)、高村和宏
軍事考証・世界観設定 鈴木貴昭
音楽          長岡成貢
アニメーション制作   SILVER LINK{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ ブレイブウィッチーズ (2016年10-12月) ===============
{netabare}
第1話 佐世保の魔法少女? ★ 佐世保航空予備学校1年・雁淵ひかり(14歳)、姉の一時帰国、欧州派遣軍選抜試験
第2話 羽ばたけチドリ ★★ 北極海ネウロイ迎撃戦、絶対魔眼、ひかり出撃、BW来援、入隊志願
第3話 第502統合戦闘航空団 ★ ひかりの魔法力不足、ラドガ湖周辺の戦(ひかり/菅野/ニパ、剣一閃)
第4話 戦いたければ強くなれ! ★ ペテルブルグ軍集団結成、ロスマン先生の期限付き特訓、接触魔眼 ※オベリスク登りが◎
第5話 極寒の死闘 ★ ジョゼの治癒魔法、定子の博識、吹雪のペトロザヴォーツク戦(ジョゼ/定子/ひかり)
第6話 幸運を ★ ネウロイのゲリラ攻撃、対擬態ネウロイ戦(サーシャ/ニパ/ひかり) ※ペテルブルグの街の描写は◎
第7話 聖なる夜に ☆ ネヴァ河畔の氷床、ひかりの風邪、補給不足、サトゥルヌス祭、SW来援(エイラ&サーニャ)
第8話 君の瞳にぶどうジュース ★ ブリタニア船団護衛任務(クルピンスキー/ひかり/ニパ/菅野)、クルピンスキー奮闘・負傷
第9話 ブレイクウィッチーズ ★★ 補給路の危機、菅野&ひかり共同作戦(接触魔眼、剣一閃)、孝美の目覚め ※宮藤ちょい出
第10話 姉と妹と。 ★★★ フレイヤー(グリゴーリ撃滅)作戦、孝美BW着任、ひかり転属命令、姉妹の魔眼能力の優劣
第11話 やってみなくちゃわからない ★★ 作戦開始、列車砲グスタフ&ドーラ護衛・コア特定任務、魔導鉄鋼弾投下、真コア捕捉作戦
第12話 ひかり輝いて… ★★ 続き、グリゴーリ撃滅(剣一閃、幸運の一撃){/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)6、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★★ 4.6

OP 「アシタノツバサ」
ED 「LITTLE WING ~Spirit of LINDBERG~」


============ ブレイブウィッチーズ (特別編)(OVA) (2017年5月) =========

全1話 ペテルブルグ大戦略 ☆ 3.5 ※第7-8話の間の日常回(エイラ&サーニャ活躍)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

魔法力が足らん分は精神力で補え!

原作:島田フミカネ&Projekt World Witches
監督:高村和宏
構成 :ストライカーユニット
アニメ制作:SILVER LINK.

原作(小説、漫画)未読。
前作1期2期、第1話視聴済。

WW2が勃発した頃の1930年代後半、地球上に人類の敵「ネウロイ」が出現。
本来の歴史では世界を二分し戦争をしていた人類は「ネウロイ」打倒のために一致団結します。
設定上は「地球」ではなく「地球とよく似ている惑星」での物語。
なお、この物語の設定は複雑なので詳細は公式などで確認してください。
第501統合戦闘航空団を中心とした物語であるストライクウィッチーズの続編で、今回の主役は第502戦闘航空団となります。
ストライクウィッチー1期はGONZO、2期はAIC(スピリッツ)、今回の制作OVAを手がけたSILVER LINK.、の制作ですけど、スタッフに大きな変更はありません。

物語はあくまでファンタジーですけど、登場する兵器はウイッチの特殊設定以外はWW2で用いられてたもので、ミリオタの方も十分に楽しめると思いますけど、設定考証に甘いところも多く、粗も目立ちますね(ガルパンや週末のイゼッタと比べて)。
登場キャラは女の子が中心なのでエロ要素もちらほらあり、ウイッチの動きはストライクシリーズよりもヌルヌル動いている印象です。

前作ストライクウィッチーズからの視聴推奨です。
EDは1990年に大ヒットしたLINDBERGのアルバム「LINDBERG III」の最初に収録されている「LITTLE WING」、知っている方は懐かしさが込み上げくると思いますよ。
てか、ReLIFEのEDも1990年代のヒット曲でしたけど、現役でヒットを知っている世代には嬉しい演出ですよね。

(10月7日追記)
ED聴いてから無性にオリジナルが聴きたくなって、家探ししたらやっとCDがみつかりました。
カバーもいいけどオリはやはり名曲!

第2話メモ
{netabare}放海軍制帽の腰が黒塗に変更されている。どっかから指摘があったな。
軍事考証がイゼッタより甘い。3DCGも迫力不足。
新聞で時系列のタネアカシ。
武器にも魂が宿るは神道の八百万の神思想からきた日本軍独特の武器に対する道徳観念。
「心を込めて撃てば必ず当たる!(銃の神と対話しろ)」『人間の条件より』
「チドリの声ちゃんと聞いた?」
海軍のエースパイロット坂井三郎氏の著書でも、搭乗機と心で会話するという箇所があった。
戦陣訓本訓其の三の第二の四
『刀を魂とし馬を宝と為せる古武士の嗜を心とし、戦陣の間常に兵器資材を尊重し、馬匹を愛護せよ。』
お、海軍ラムネうまそうだ。
姉が装備している化け物銃。見た感じ口径は20mm〜30mm級だけど、装填シーンがないからオートマチック。公式見たらS-18対戦車ライフルか。
頭身と比較したらホントでかい銃だ。なんか今期は対戦車ライフルが大当たり。
姉、絶対魔眼使用で消耗しきって戦線離脱。炎髪灼眼はもぉお約束だなー(イゼッタも)
姉の化け物銃に比べてひかりの装備は軽機関銃。
ところで、ひかりは姉の化け物銃撃ったことがあるのか?専門訓練しないと扱えないレベルだけど。
チドリのまともな訓練なしで実戦とか。
ひかり絶対絶命の危機で502の登場ですか、お約束の予定調和。
重体の姉の代わりひかりが502に入隊。姉の負傷はひかり入隊の伏線だったんだ。
ご都合主義だけど、姉が戦死するよりは後味はいい。
ストパンのキャラもボツボツ登場した。

10月17日追記
海軍なのでひかりのケツバットシーンを期待しているんですけど、まだかなー。{/netabare}

第3話メモ(酷評注意)
{netabare}結局、キャラ設定や場所を変えて501と同じことをやらせて展開を練り直しているだけかな。
こりゃストパンよりも面白くする気なら相当シナリオを練らないとだね。
しかし、いくら能力重視といっても、あれだけ階級差がある部隊は軍隊の常識なら編成できないだろうし統率が困難。
軍事組織設定だけ考えればタブータトゥーの方が常識的だった。(面白くはなかったけど)
士官(将校)、下士官、兵の序列は軍紀の根幹に関わる問題だし、多国籍軍では指揮命令系統が同じなら外国の上官でも服従が求められる。
しかしユニット装着して体力の限界がきたら目がかすむとか言って、高度10000mで普通に戦闘している設定も無茶苦茶。
与圧室のない旅客機に搭乗して高度10000mを飛行したら普通の人間はどうなるかな。
きっと高山病で死にますよ。
軍事常識や一般常識に照らせば奇異な設定だらけだけど、設定の陳腐さを吹き飛ばす面白い展開になるかキャラ萌えで楽しむかの分岐点だね。
シナリオは真面目に作られているから、ここなんとか工夫が欲しいところ。
それと、今期たまたま3DCGが俊逸なイゼッタも観ているからかもしれないけど、ストパンと比べても3DCGのショボさは目に余るかな。{/netabare}

第4話メモ
万策ryで1週遅れ。
序盤で放送落としたのは物語の展開的にどうしても痛いところ。
所謂、3話峠を越えて物語が伸びる丁度その回だからね・・
ストパンよりも面白ければいいけど、現段階では個人的に微妙なところ。
魔法、ミリタリー、スポ根・・観点の切り口にもよるけど、今期は良作が多いので相対的にも如何なものか?
{netabare}ひかりは何だかんだ言っても502に残るでしょう。
そうしないと物語が進まないし。
しかし、どうやって残すのかが見所だったけど、体育会系精神論で押し切ってしまったのはあまりにベタな予定調和だった。
無事502への残留を果たし、自分の能力「接触魔眼」に気づいたひかりの今後の活躍に期待しよう。{/netabare}

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なお、放送落ちは業界の構造的な問題が露見した結果であり、個々の制作スタジオへの批判は的外れです。
(上記根拠の長文は『ろんぐらぁいだーす』に移転。)

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第5話メモ「ひかりの脳味噌は筋肉で出来ている」
{netabare}ネウロイに気象操作の特殊能力設定とはおったまげた!
ここまで観た限り、面白いか否かは別にしてもストパンよりもストーリーが精錬されてきた感じで、つかみは段々と良くなってきた。
しかし、事故の多いテルミットの(ry

待ち望んでいたジョゼ神回だし、ここから復活して盛り上がってほしいね。
この回のED曲『LITTLE WING』ジョゼ&定子で満腹感がハンパない。
5話の3Dは格段に良くなったが、他作品と比べるともう少し頑張ってほしいかな。

それにしても脳筋娘ひかりが出撃すると絶対まともでは済まないな。
厄病神かw

しかし、毎年氷点下20度付近やホワイトアウトを味わう身としては、吹雪に対する設定が甘すぎだ。
まして銃が氷つくほどなら氷点下30度以下だろうけど、下半身がすっぽんぽんのジョゼ神や定子は寒いという感覚ではなく痛いはず。

あの寒気で素手でトリガーに触れるのもあり得ないだろう。
下手すれば指がくっついて離れなくなる。
まぁ制作スタッフは一度氷点下30度を味合えば、この設定の恥ずかしさが分かると思うが。

頭から雪に突っ込んだひかり(爆)は桃源郷を彷徨っている最中かな。
凍死寸前で眠気に負けて眠ると気持ち良くなるそうだ。(冬山遭難者から聞いた経験談)

ひかりをほったらかして自虐に走る定子にジョゼ神様から強烈な修正ビンタ!
ほへー!女神すぎるよジョゼー

つまらないことで愚痴ていると何故かカーヴェー2が出現w
ガルパンの雪中戦かよっ!叫びたかったがグッと堪えてみた。
でもなーあれなら凍死の危機は免れても、一酸化炭素中毒になるのだが・・

うん。ジョゼ神回だから全部水に流しておこうか。

定子のキャビア茶碗蒸し美味しそう。
でも、伯爵のキャビア無駄遣い料理だけは水に流せねぇw{/netabare}

第6話メモ「正座」
{netabare}ニパとサーシャ回。
今回、狭小空間のCG処理が良かったがトライスラッシュに何か起こったか?
ペテルブルク(サンクトペテルブルク)の街並みは綺麗に描かれていたけど、今は良くなったのかな。
私が訪れた当時はソ連崩壊直後で、曇天であったこともあるけど、工場煤煙が酷く建物がくすんでいたのが印象に残っている。
サンクトペテルブルクはロシアの京都だし、プーチン縁の都市でもあるから、きっと再建されているだろう。

EDはデレマスじゃないかw

本作はキャラ萌えと魔法+ミリタリーバトルを楽しむ作品であり、ネウロイの正体についてはストパン時代から散々議論がされているが、ガルパンの世界観やルール設定、艦コレの擬人化のように物語の進行に包括されているだけであり、アンノンな人類の敵という設定以上さしてこの考察に有意を感じない。

公式で明らかにしないのも、第3シリーズも考えているとか、今後の水平展開を睨んでの意味もあるのだろう。
設定でどれだけチートになろうが正体が何であろうが、今更興味がないな。
第2シリーズはジョゼが居ればそれでいい。
それに、502は501よりも設定が古い分、能力も保守的でそれはそれでいいと思う。{/netabare}

第7話メモ「苦しい時のストパン頼り」
{netabare}下原のすいとん見るからに不味そうだけど、戦時中のすいとんはあんな感じだったのかも。
ひかりが風邪で寝込んで、ニパと菅野が元気づけようとサトゥルヌスのサプライズプレゼントを企画したのは微笑ましい。

サトゥルヌスに振る舞う料理が毒キノコだったとはねw
毒キノコで笑うというのは俗説で、神経毒で顔が引き攣り笑っているように見えるだけだが、誰一人として命に別状はなかったようだ。

ところで、この回サーニャとエイラの登場は必要だったのか?
ネタに詰まっているようにも思えないが、さすがに人気取りが見え透いていてイヤミに感じるし、安直にストパンに頼らないでシナリオを組んで欲しいね。{/netabare}

次のレビューは気が向いたらします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

65.6 3 空戦で戦闘なアニメランキング3位
ガーリー・エアフォース(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (208)
803人が棚に入れました
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは——少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。

声優・キャラクター
逢坂良太、森嶋優花、大和田仁美、井澤詩織、白石涼子、Lynn

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アフターバーナー全開で贈る美少女×戦闘機ストーリー!

この作品の原作ノベルは未読です。
そしてこの作品の視聴を決めたのは、「しーちゃん」こと井澤詩織さんとLynnさんが出演されると知ったから…
ですが、本作品の核となるアニマ役として、「Run Girls, Run!」のメンバーの一人である森嶋優花さん、「ネトゲの嫁~」のゲーム内で大活躍(?)したセッテ役の大和田仁美さんも出演されると知り、更に視聴が楽しみになった作品です。

「突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは人類の航空戦力を圧倒した。
彼らに対抗すべく開発されたのが既存の機体に改造を施したドーターと呼ばれる兵器。
操るのは、アニマという操縦機構。
それは…少女の姿をしていた。
鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ、グリペンだった。
人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。」

分かりやすく纏まっていたので公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。

ザイの存在…ストパンで言うところの「ネウロイ」の様な存在と思えば問題無いと思います。
敵の存在はありきたりですが、人類の切り札であるアニマの存在がこの作品に彩りを添えています。
何故ならアニマはこれまで居そうでいない存在だったから…だと思っています。

改造された機体を操る少女…パッと見は「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」のメンタルモデルっぽいんですけど、メンタルモデルは船そのものなので、似て非なる存在という事になります。
飛行機乗りのパイロットは、これまでアニメの中で星の数ほど描かれてきましたが、特別な操縦機構という存在はいなかったと思います。
でも忘れているだけかも…と思い、少し思い出してみました。

飛行機ではありませんが、「アスラクラインの機巧魔神(アスラ・マキーナ)」、「ブブキ・ブランキのブランキ」や「レガリア The Three Sacred Starsのレガリア」なんかは同系統の存在かもしれません。
でも調べているうちに段々思考がズレていっている気がしてなりませんでした。
もしご存知の方がいらっしゃったら教えて頂けると嬉しいです。

…レビューが思い切り脱線してしまいました。

日本軍には3体のアニマが所属していました。
森嶋優花さん演じる「グリペン」、大和田仁美さん演じる「イーグル」、そしてしーちゃん演じる「ファントム」です。
人類の切り札がたった3人の少女…?
思わず聞き返したくなるような設定ですが、事実彼女たち以外の普通の攻撃はまるで敵に当たらないんです。
でも人間は決して諦めていませんでした。
例え無力でも生きるのを放棄したら、本当に人類は居場所を失ってしまう…そんな瀬戸際だから、大人の…軍人の誇りをかけて敵地へ赴くんです。

そんな中、一騎当千の戦力を誇る戦力がアニマ…という訳なのですが、アニマのひとつであるグリペンは挙動が不安定で廃棄が決定していたんです。
ところが、主人公である鳴谷慧の傍でならグリペンは本来の力が発揮できたんです。
挙動が安定する術があることをそ知った日本軍がグリペンをそのまま廃棄処分する筈がありません。
当然、鳴谷慧の身の振り方も決まってきますよね。
実はここからがこの物語が加速度的に面白くなるんです。

アニマとザイとの戦闘は熾烈を極めています。
だから作り手の皆さんには申し訳ありませんが、縦横無尽に飛び回るアニマを見ている時が一番心が躍る瞬間でもありました。
日常パートが面白くない訳ではありません。
ただ、戦闘中の圧倒的な迫力は視聴者を痺れさせるには十分過ぎるパワーを持った作品だったということです。

日常パートで感じた唯一の不満…
それはLynnさん演じる宋 明華(ソン ミンホア)の扱いが雑だったこと…でしょうか。
尺の関係で多くの時間を割けないのは分かっています。
それでも、幼い頃から慧を支え続けてきた大切な人なんです。

ある時は突然連行され、そしてまたある時は慧の挙動不審に翻弄されて…
それでも慧の前で見せる笑顔が眩しくて…
明華はアニマにはなれませんし、代役も務まりません。
ですが慧の居場所はアニマだけ…という了見も無いと思うんです。
この物語がこの後、どの様に展開していくかは分かりませんが、明華には幸せになって欲しいと思います。

それではアニマの中での立ち位置ですが…個人的にはグリペン推しかと思っていましたが、完走して振り返ってみると、やはりしーちゃん演じるファントム推しだったような気がします。
彼女がこれまで背負ってきた期待の重さに潰れる事無く、人類を救済するために気の遠くなるような準備をしてきたこと…
有事の際にはアニマの救済が最優先事項であると、人類存続の可能性を全力で模索・実行する実力を兼ね備えていること…
そしてやっぱりCVがしーちゃんだから…
もちろん、元気一杯のイーグルも可愛らしいですけどね。

原作ではもっと沢山のアニマが登場するようですが、本作品ではアメリカ海軍に所属するライノにスポットが当てられました。
アニマの製造は各国がしのぎを削っている最中…アメリカが唯一成功したアニマがライノだったということです。
ライノもアメリカ中の期待を一身に背負ってきたんでしょう。
アニマのコアは各国が独自に開発・調整しているため千差万別…
考えてみると日本の3体ですら性格がバラバラなんですから当たり前なのかもしれません。

でもこの当たり前が検証できているのは日本だけなんです。
何故なら日本以外の国は複数のアニマを管理していないのですから…
そしてバラバラであることが、これほど重要である事を私たちは思い知らされることになるのですが、その代償はあまりに大き過ぎた気がします。
人類の未来に何が待ち構えているのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Run Girls, Run!さんの「Break the Blue!!」
エンディングテーマは、グリペン、イーグル、ファントムによる「Colorful☆wing」
どちらも甲乙付け難い曲だったと思います。
楽曲のメロディーはオープニングの方が好みでしたが、エンディングの旋律に昔懐かしユーロビートの香りを感じたので…

1クール全12話の物語でした。
作画も綺麗でしたし、ON/OFFの切り替えもスムーズだったので見応えのある作品だったと思います。
こういう作品はこれからもドンドン視聴したいですね♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

されど気になる軍事合理性

原作未読


エアフォースカテゴリー。未知なる異能の敵(ザイ)への対抗手段として開発されたのが美少女でしたよ、っと。
どれくらい異能か。対抗馬の美少女については本編かどこかのあらすじをご参照ください。

空戦ものと触れ込みの本作。それとは別に次のお楽しみが待ってます。

 1.快活幼馴染み娘との日常を愛でる
 2.ポンコツ萌え娘を愛でる

少し影のあるグリペンちゃんが正妻枠だと思うのですが、二兎を追って空中分解した印象です。グリペン(CV森嶋優花)でもミンホア(CV Lynn)でもそれ以外の子でも引っ掛かりがあればキャラ萌えで押し切れるかも。なお、私は墜落です。
フォローするとしたら、けっこう雑な作りがむしろ安心材料となり気楽に鑑賞できることくらい。
このヒロインもそうですが主人公の鳴谷慧(CV逢坂良太)も幼馴染みのミンホアちゃんもけっこう重たいものを抱えてます。そしてその重たい設定を全く活かせない展開が続きますので、物語なし!萌えなし!されどキャラ特化型の作品として楽しめるかどうか。
この二人の女の子たち以外の子も順次投入されていきますのでその色は強まっていきます。繰り返しますが、“安心で雑な作り”です。気楽に観れちゃうのです。


■いっそファンタジーオンリーならよかったのに
現実との中途半端なリンクのさせ方をします。

{netabare}・中国は内戦中なのか“東シナ海上海脱出船団”のテロップから始まるアバン
・自衛隊小松基地、第七艦隊など実在する名称が登場
・大陸からの敵に対して「台湾と半島が健在だから」と地政学的な言及あり
・グリペン、イーグル、ファントムⅡ、そしてF-Ⅱと実在機は言わずもがな{/netabare}

中途半端と評したのはそこで描かれたあれやこれやが荒唐無稽なので。

{netabare}・そもそも敵国または政情不安定な国に長期間滞在、かつ同伴者ありで入国した人間を国籍を有しているからといって入隊(厳密にはゲストだが・・・)させる軍隊はありません。
・グリペンの所望でほいほい基地に入れるはいいとして(良くないが・・・)、内通の可能性を否定できないミンホアには監視付けるでしょ?
・グリペンってジャミング(妨害電波)に優位性のある機体だと思ってたが逆にやられてない?まあグリペン側は見破ってたので気にしなくてもいいか。
・人間せいぜい8Gが限界でF-Ⅱでもそれくらいでる。アニマの変態的機動なんて即死レベルでしょ、普通。
・ただし一点、アメリカ軍のお粗末さ。「馬鹿でヘタレでやるときはやる」の前二つ部分について的を得た描写になってるのは良い。{/netabare}

他にも突っ込みどころに事欠きませんが割愛します。それなりに説得力のある描写でした、とはいきませんでした。
本題としたいのはそこに見え隠れするラノベ原作のメリットデメリット。


 作者は取材を一切してないでしょ?


俺が脳内で考えた素敵なプロット・・・止まりなんですよね。あくまで自分がラノベを読まない人なので事実誤認あったらごめんなさい。
時に天才的な作家が現れ傑作を残すこともあるでしょう。その人の経験値が作品に反映されるのなら、読書を通じて咀嚼した疑似体験を筆に込めることだって多いはずなのは理解してます。
ただし、新作を練る時には作品に合わせて経験や知識を再構築/再構成しなければならず、それに合わせて不明点を埋める作業つまり取材をするものです。異世界やファンタジーものなら隠せるかもしれませんが、現実世界の成分多めの作品にするなら最低限の取材をすることは読者への礼儀でしょうね。
それで本作を捉えると、ネットからつまみ食いしたネタを切り貼りしてるかのような横着な印象を受けます。浅さが透けて見えると作品に没入するのは難しい。横着すると往々にして人物描写もたかが知れてくる。これはきっと原作が悪いのではないかと思われます。
下手に実在のオブジェクトを持ってこなかったほうが良かったのでは?


■そうは言っても完走しちゃうぜ
中途半端な現実とのリンクには閉口しましたが、いったんそれを横に置くと、迸るB級の波動を満喫することができます。
{netabare}・幼馴染の扱いがとことんひどかった。
・あのガラスがパキンパキンの最終回がめっちゃ唐突。
・ザイこの後どうすんねん?{/netabare}

「ははは、しょーがないなー」と「ダメだこりゃ」の二択であれば前者になります。
あまりにも変だと不思議と愛着が湧くものなのかもしれません。

リアタイとしては同クールの『コトブキ飛行隊』と女子の戦闘機乗りモノ系列の比較対象があるなど、リアタイ組ならではの楽しみもありました。
クールで誰しもが必ず一つは巡り合う?愛すべきポンコツ枠みたいなもんかしら。オススメはできませんし評点も低いですが、わりと自分が好きなダメさ加減でした。
ダメさを睥睨することに快感を覚える隠れSタイプの方にはお薦めです。



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2019.09.10追記


視聴時期:2018年1月~3月 リアタイ視聴


原作小説第1巻 - 第3巻と第8巻の一部を時系列順に再構成した内容となっている。(wiki引用)



2019.04.03 初稿
2019.09.10 追記

投稿 : 2024/05/04
♥ : 49

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

中途半端でちっとも面白くない

完走はしましたが、やっぱり最後まで面白くなかったですね。何をテーマにしているかわからないし、未回収の伏線・謎も多く(さりとて別に興味もわかなかったけど)、何もかもが中途半端。いろいろ欠けているものは多いのですが、致命的だったのは「アツさ」が全くないこと。日常系ではなく、まがりなりにも戦闘を描くわけですから、胸が熱くなるシーンがないと、じゃあ何のために命張ってるの?という冷ややかな気持ちになります。

1. 不必要・不十分なキャラ
そもそも、その登場人物必要だった?という登場人物が多い印象です。中国人の幼馴染とか、ギャグなの?って感じのウィークリーすっぽかされキャラだし、F-2も無理矢理登場させる必要はなかった。F-4の嫌な奴キャラが払しょくされたとはいいがたいし、F-15はパッパラパーのまま。F-18もなんだか未消化のまま散ってしまうし、ずいぶんと扱いが雑だなあという印象です。

2. 結局、なんやねん
謎の敵が謎のまま終わる…かつて幼稚園の頃に見た戦隊モノの敵のようですね。その出自も、正体も、目的も、能力もよくわからないけど、とにかく「敵」なんだ、と。ここらへんはせめてもう少し明らかになっていくのかと思っていたら、まさかの最後までほったらかし。

3. 残念ドッグファイト
同時期にやっていた【荒野のコトブキ飛行隊】、こちらも似たような感じで雑なストーリー×ドッグファイトでしたが、あちらはせめて実機への愛着とか、空中戦を描くこだわりとかがありましたが、本作は子供向けのどきゅーん!ちゅばーん!な感じの繰り返しで、リアリティもないし、わざわざ変な塗装と「それっぽい」だけのデザイン改変をしてるので、手抜きな感じ。別に空中戦を見せたかったわけじゃないのかな…じゃあ、見所はゼロじゃん。

4. やはり中国推しが気持ち悪い
もともと中国に住んでいて、中国人のガールフレンド(モブ)がいて、上海奪還とか言っちゃって、一体どうして中国をそんなに推すのか…。ここまでリアリティ放棄したんだからもう架空の国でも何でもよかったはずだし、やはり嘘でも自衛隊機を扱う以上、その相性の悪さはまるで牛乳と納豆のように喉元にまとわりつきました。

5. 作画は最後まで耐えきった
作画(キャラ)だけは、際立って良いとは言えないものの、最後までギリギリの線で踏ん張った感があります。結構危うい感じだったけど、そこは沢山のスタッフさんの努力で崩壊を免れた。もしそこを投げてしまっていたら、正真正銘のクソアニメになっていたところ、耐え抜いたプロ根性には敬意を表します。

---以下は5話時点での中間感想---

なぜグリペン…なぜ中国…
まだ5話までしか見てないので、メモ程度に。
●なぜグリペン…いや、好きだけど…好きっていえばビゲンが…じゃなくて、どうして航空自衛隊でいきなりグリペンなのさ!?(そういえばF-Xの出来レースで当て馬にはされてたっけ)さすがにF2なりF35なりにすべきだろ。
●百歩譲ってドラケンにするなら、せめて中身もスウェーデン人美女にしてくれ。
●実機の特性を活かした擬人化かと思えばそうでもない…では必然性がない。
●人物画は今のところギリギリ大丈夫だけど、常に崩壊しそうな危うさを感じる作画。このまま頑張ってくれ!
●ドッグファイトや航空機の機動に関しては全くリアルじゃない。「これは特殊なアニマという機体だから」という言い訳をしたいんだろうが、苦しい言い訳だ。特に番組にACE COMBAT 7のCMなんか挟まれた日には、本編のショボさが引き立つ。
●特にこういう軍事(自衛隊)モノで中国(人)という名前すら聞きたくない。反吐が出る。仮想的国だぜ?そこは最低限のマナーじゃない?必要性や必然性も今のところ認められず、中国の金が入ってるの?非常に違和感があって邪推したくもなる。
●せっかく実在の戦闘機だすのに、どうしてこんな手抜き塗装なんだ…戦闘機としての良さが台無しじゃないか。幼児向けの玩具かよ…。
●DTホイホイのキモイ展開、どうか勘弁してほしい。裸とかキスとか、鳥肌が立つ。
●まったく自衛隊感がない。だったらいっそ、全て架空の設定にすればいいのに。
●空自といえばやはり「まそたん」。陸自ならGATE。ああいうガチ自衛隊モノが欲しい。

※現時点では評価はせずにおきますが、低評価を付けたくてうずうずするw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
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