織田信長で戦いなTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の織田信長で戦いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の織田信長で戦いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.3 1 織田信長で戦いなアニメランキング1位
胡蝶綺 ~若き信長~(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (70)
218人が棚に入れました
彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。史実を点として押さえつつ、信長を中心としたキャラクターたちが、それを乗り越え新たな物語を紡ぎだしていく。

声優・キャラクター
小林裕介、内田雄馬、石川界人、花守ゆみり、寺島拓篤、立花慎之介、榎木淳弥、沼倉愛美、東山奈央、鈴木みのり、高橋信、前野智昭、日野聡

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

印象度:60

よめそ~り~♪ おめそ~り~♪ のオープニングが癖になります。
エンディングのシェリルの歌担当の人の声も久しぶりに聞きました。

それはさておき、本作の主人公信長のキャラデザの第一印象は、
「コード・ギアス」の主人公ルルーシュにちょっと似てるなぁです。

ですので、終盤、幼なじみか兄弟かの違いがあれど、
敵対する男2人の物語が劇的な終焉を迎える構成は、
コードギアスを意識したのかなぁと思いつつ、
史実をそこまで捻じ曲げずに、
予想の上をいくいいアイデアだなと素直に感心しました。

だからこそ、そこに至るまでの両者の関係と感情を逆算して、
もう少し丁寧に描けなかったものかなとも感じてしまいました。

本人の過失割合の大きい事故で落命した(表向き)弟秀孝の弔い合戦に、
信長が参戦しなかったことに対して、
信勝がひとり激昂して、一方的に兄弟仲が決裂するのですが、
これまで思慮分別のあった信勝が、
急に頭が悪くなったように見えてしまって、
そのあまりの急変ぶりが受け入れられなかったのですよね。
これまで兄弟双方ともに綺麗な内面しか描いてこなかったしわ寄せが、
ここに出てしまったかなと思いました。

全体的に、アニメならではのアイデアをたくさん盛り込んでいて、
創意工夫しているのはわかるのですが、
思い付きを勢いのまま入れたようなものも多く、
それらがうまく絡んで束になって物語を推進しているようには、
あまり感じられませんでした。


男性キャラについては、主要な若いキャラが、
女性が描く美形キャラなのに対して、
父、信秀や、舅、斎藤道三などは普通に男臭い造形となっています。
女性漫画的な一律なフィルターはかかっていないので、
キャラの多様性は確保できているのですが、
美男かそうでないかの線引きがはっきりし過ぎていて、
つくり手側の意図があからさま過ぎて、
没入できない面もあるのかなと思いました。

女性キャラについては、
ヒロイン?の信長の正室、帰蝶の造形
(金髪に近い茶髪に、黄色の目)が非人間的で、
絶世の美女?としての魅力がそこまで感じられず、
側室の生駒吉乃はさらに髪の色が明るい金髪で、
信長の奥方がそろって、見た目がヤンキーっぽくて、
中身に反して、見た目のおしとやかさがあまり感じられませんでした。
その一方で、おはなさん(犬山殿)とお市は
自然な感じでいいと思いました。
犬山城の信清に嫁ぐ際の創作部分も面白いアイデアでした。


蛇足的備忘録:
私自身は、まずは作品世界を味わって評価したいので、
作品の裏側の、リアルな人間のリアルな話については、
あまり積極的に知りたいとは思わない方なのですが、

本作に関して言えば、
漫画原作、ライトノベル原作が大部分の昨今のアニメ業界において、
信長の幼少~青年期という映像化されることが少ない内容を扱ったり、
これにBL風な一風変わった味付けをしたり、
だからと言って振り切るわけでもなく、
一般受けはしないし、固定ジャンルのマニア層向けでもないしで
リスキーな試みと言わざるを得ず、
作品が製作されるに至った経緯の方に大いに興味を持ってしまいました。
これを作品化するには、相当なモチベーションが必要だろうと。


で、調べてみると、本作では企画としてクレジットされている
鈴木誠二氏(企画会社:有限会社エスウッド <鈴木の英訳?個人会社?>)
という人物が言い出しっぺのようなのですよね。

中嶋敦子
「エスウッドの鈴木さんから中嶋さんの信長を見たいと言われて、」
引用元:アニメ公式サイト 胡蝶綺新聞【壱】
http://wakanobu.com/special_newspaper.html

「中嶋さんの信長が見たい!スタジオはディーンだ!」
で実現してしまうって凄いなと思って、さらに調べてみると・・・
「エルフェンリート」のアニメ化を企画した人物のようでした。
剛腕ですね。

岡本倫@okamotolynn
当時全然人気がなかったエルフェンリートのアニメ化を実現してくれた恩人
たちのお話です。

吉岡たかを@takawoy
エスウッド鈴木氏から「これをアニメ化したいんです」と原作を渡され
「スタジオとスタッフを吉岡に選んで欲しい」とのことで、友人の神戸守
と旧知のアームスに声を掛けました。神戸に声を掛けたのは某作品の時に
「次はがっぷり四つに組もう」と約束していて内容のことは考慮に入れて
ませんでした。

引用元:X(旧ツイッター)
https://twitter.com/okamotolynn/status/1540320269575008257

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

その烈火の如き戦い様は「鬼神だ」「魔王だ」と恐れられておりますが、私の知る信長様はちょっと違います。今宵は、そんな信長様の素顔を少しだけ聞かせて差し上げましょう。

この作品はオリジナル作品だったみたいですね。
これまで幾度となく取り上げられてきた「織田信長」の物語…
手を変え品を変え…それでも描き続けられる最大の所以は、信長の生き様が現代を生きる人間とは真逆で、そこにロマンを感じるからではないでしょうか。

今回のレビューのタイトルは、物語の冒頭で帰蝶役のゆみりんが優しく語り掛けてくれる台詞の一部です。
この台詞がなんと心地良いこと…
私の視聴スイッチとしてしっかり活用させて頂きました。


明日をも知れぬ戦国の時代を駆け抜けた織田信長。

彼の元には常に乳兄弟であった池田恒興が控えていた。
ただ生き残るために、ひたすらにあがき続ける。

史実を点として抑えつつ、
信長を中心としたキャラクターが、それを乗り越え
新たな物語を紡ぎ出していく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

信長は若かりし頃、「尾張の大うつけ者」と陰口を叩かれていたのは有名ですが、物語では、「ただの大うつけ者ではない」様が歴史とは違った切り口で描かれています。
この切り口がまた斬新で面白い…
最初はキャラが眉目秀麗なので、女性向きの作品かと思っていましたが蓋を開けたら全然違っていました。
男性でも十分に楽しめる作品です。

その最大の理由は、史実を捻じ曲げてでもこの作品のオリジナリティを追求している点だと思います。
例えば帰蝶…美濃の斎藤道三の愛娘で、織田信長の正室として輿入れしたのは有名な話です。
大変美しい女性で、その美貌は周辺諸国にも鳴り響くほど…これは史実なんですが、この作品は帰蝶に対してもちょいちょい捻りを入れているんです。
きっと帰蝶にこんな捻りを入れる作品は、後にも先にもこの作品だけなんでしょうけれど。
そしてその捻りには嫌味が一切ありません。
それどころか、絶妙な面白さとして物語の一部に昇華されていくのだから恐れ入るしかありません。

そういう意味では、信長の性格にもだいぶ手が入っているのでしょう。
胡蝶が知っている信長の素顔…
そこには「第六天魔王」の影も形もありませんでした。

それに織田信勝や織田秀孝の人物像も一部改変されているのかもしれません。
面白ければ史実通りじゃなくても良い…それがフィクションの醍醐味ですからね。
そんな固いことばかり言っていたら、それこそ続編を切望している「織田信奈の野望」などは見れなくなっちゃいますし…。

気になるのは、この物語りが「桶狭間の戦い」までしか描かれなかったことです。
信長の武勇伝はここを起点に始まると言っても過言ではありません。
尺の問題はあると思います。
1クールにあれもこれも詰め込んだら発散するのは目に見えていますからね。
個人的推察としては、帰蝶がネックになっている気がしています。
帰蝶が帰蝶であり続けるにはきっと限界があるでしょうから…

ご免なさい…
この作品を未視聴の方には一体何を言っているのか皆目見当が付かないと思います。
これがこの作品特有の捻りの産物なんです。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、りぶさんの「疾走」
エンディングテーマは、May'nさんの「牙と翼」
May'nさんはこれまで沢山の楽曲を聞かせて頂いていますが、りぶさんは今回がお初でした。
今回の「疾走」は中々格好良い曲だと思いました。
オープニングアニメとの相性も良かったのが好印象でした。

1クール全12話の物語でした。
繊細なタッチで信長の優しさを前面に押し出した作品だったと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

へぇ...さようでございますか...で?え?終わり?

視聴理由 とくになし

序盤 歴史アニメか?

中盤 (察し)

終盤 波に乗っかっただけのやつか

この話は織田信長の今川義元を倒すまでの話
ジャンルは戦国・イケメン
盛大にいみがわかりません。なぜこの作品をアニメ化しようとしたのか。この作品が何を伝えたかったの。視聴者の対象は誰なのか。結局何があったのか
私はこの作品を全く理解することができませんでした。頑張ってみたのですが「時代は戦国BL!ならアニメ化しちゃえ!」みたいな軽いノリとしか考えられませんでした。まさかそんなはずはないでしょうから...え?ないよね?まさか?まぁ予想の話をしてもなんですからね
さて内容です。私は全12話を一文で終わらせることができる自信があります。 {netabare}織田信長は戦略結婚、弟が弟の部下にそそのかされて「敵は信長なり」といって、信長は弟倒してその乗りで今川ドーン!{/netabare}
ああなんと簡単なんでしょう!だれにでもわかりやすい!そして展開が読みやすい!小さなお子様でも安心して視聴ができてしまう!だけど、一つ注意!BLを匂わす表現が多多存在するから実際見るときは注意しよう!
ああ、だめだ。私まで知能レベルが低下してる...
まぁともかく見ないほうがよいです。時間の無駄です。内容にイライラするのではなく本当に「時間が無駄だったな(・_・)」と真顔で言える感じです。
キャラも良くわからなく、いや戦国の人だからわからなくて当然なのかな?もしそうなら言いたい「アニメ作るな」と。

監督は「BLEACH」や「幽遊白書」の監督をした阿部記之さん。え!?大御所じゃないですか!?何やってんですかw
シリーズ構成は「青の祓魔師」のシリーズ構成を担当した山口亮太さん。え!?こちらも!?本当になにやってんだろ
キャラデザは「東京グール三期」のキャラデザ・総作画監督の中嶋敦子さん。
制作はスタディオディーンさん...え!!!!???本当にマジでどうしたの!!!???
すごいメンバーなのになんでこんなクソ詰まんない作品なんかを....
みなさんのレビューをみると賛否両論ですね「歴史を知らない人でも楽しめる」や「全体的にまとまっている」という賛成意見もあれば「新鮮味がない」や「面白さが感じられない」といった反対意見もありますね。

作画は普通でした。特に言うことはないです
opはボカロpであるみきとpさん作詞作編曲、歌い手であるりぶさん歌唱の「疾走」
edは同時期に放送してた「ソウナンですか?」のedを作曲した川崎智哉さん作曲、「たまこまーけっと」edの作詞を担当した宮川弾さん作詞、数々の名曲を作曲した佐藤純一さん編曲、「魔法使いの嫁」op2を歌唱したMay'nさん歌唱の「牙と翼」
主要人物の声優は平気なのですが、ほかのキャラの声が微妙でした。残念

総評 圧倒的にお勧めしません

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

68.2 2 織田信長で戦いなアニメランキング2位
信長の忍び(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (226)
864人が棚に入れました
1555年──
世はまさに戦国の時代!! ひとりの青年がでっかい夢を抱いていた。
うつけと呼ばれる彼こそ後の…、そう、織田信長である。
そんな青年を慕う少女がひとり。
信長の夢に魅せられた彼女は笑顔で言った。
「私、信長様の忍びになります!!」
目指すはひとつ、天下布武のみ!!
ど天然帰蝶、パシリ秀吉、ツンデレねね、ツッコミ光秀、死にかけ半兵衛、
脇を彩る豪華キャラと共に、超巨弾戦記ギャグアニメ、はじまりはじまり~!!

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、釘宮理恵、大川透、関智一、落合福嗣、うえだゆうじ、平川大輔、森嶋秀太、松井菜桜子、高木渉、立花慎之介、置鮎龍太郎、檜山修之
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

信長?歴史?勉強系?いやいや、これはぜひ見るべき!?笑いあり、涙ありのコメディ作品!

☆原作未読☆
ショートストーリー全26話


ショートストーリーは約5分間のとっても短いストーリーで初視聴でした☆

あんな短い時間でどう魅力や戦い伝えるの?面白いの?楽しめるの?など少し不安なところもありましたが…

見て正解でした!!!


時は戦国ーーー日本の戦国時代を舞台に、少女忍者千鳥とその主織田信長が愉快な仲間達と共に天下統一を目指す

そういったストーリーです♪

「信長の忍び亅というタイトルですが、忍びの話ではなく、忍びから見た戦国時代のお話です


それでは本編スタート!!!

忍びと仲間たちとの出会い
{netabare}

どんな話かな?と少しドキドキした気持ちで再生しました
すると…
溺れてるーーー!!!
忍びが溺れてたのです!
それを信長様に助けてもらい、黄色の布で髪を結んでくれたことが始まりです

元々忍びを目指していた千鳥は戦法は万能と言い過ぎる程の超万能!しかし難しいことは苦手で泳げないとのこと
ある時訓練をしたら溺れて、それを信長様に助けてもらったのですが、名を聞かれたときに
忍びです!
と名乗ってしまいました笑
おっちょこちょいなところもありますがかわいいなぁと♪

そして、助けてくれた優しい信長様に仕えたいと数年後には信長の忍びになります!
忍びの千鳥だけでは心配と助蔵という子を連れてーーー

城にたどり着いた二人に信長が忍びになるにあたって「ワシのために死ね亅
と言ったわけですが千鳥は信長に

「それは無理です!
何があっても生きて生きて生き抜いて情報を伝えることが忍びなのですから亅

と気持ちを伝えます。かっこいい…!そして信長も、
「うむ、それではワシの為に生きろ」

そして去っていく間際に、「まだその布を付けていたのだな…」
覚えていたんです!千鳥のことを!
そしてここで1話が終了
もう1話から感動でした♪
なんていいお話なの〜!!


そして第2話からは忍びが本格始動!
色々な人物たちと出会い、のほほんとした日常がありつつも、敵軍に忍び込んで情報を盗んだり、戦では戦ったりもします
それが忍び!!!


信長の次に出てきたのはおサルのパシリこと、木下秀吉!後の豊臣秀吉です!
なんと秀吉は戦国時代からつかえてたのですね!
うわぁこの組み合わせ好き〜♡
かなりのパシリ(自分でも言ってる)ではありますが、
戦いでは活躍しますよ〜!!

他にも!大大大名と言われた今川義元やアニメではかなーーり性格がうざい(好きな人ごめんなさい)足利義昭や本能寺の変で信長を裏切った明智光秀も出てきます!

また、人物としては、信長の妻の帰蝶や、みんなの人気ものお市様、などなど注目の人物が多数出てきて活躍の場を見せますよ〜!!

千鳥やボケキャラのちょっとした言動(毒舌あり?)やそれに対してのツッコミ!
それがとっても好きで思わず笑ってツッコミたくなるほどです♪

{/netabare}


忍びーそして戦ー
{netabare}

アニメであった教科書に載ってる有名な戦い
〜桶狭間の戦い〜
およそ5000対2000という戦いですが、千鳥はとっても大活躍!素早く相手を倒していきます
そして!この時代にはもう徳川家康がいたのです♪
活躍はまだだったから知らなかったぁぁ〜!

竹中半兵衛を暗殺する予定が助けてもらい、恩があり殺せず、むしろ仲間になったところは心が暖かくなりました♪

秀吉がいい国作ろう鎌倉幕府みたいに
みんなで作ろう墨保城
といい、なんと一夜(実際には3日)で作ったり
など!戦国らしい戦いらしい一面もたくさんありました!

{/netabare}



それでもやっぱりギャグコメディー
{netabare}

忍びをするに当たり、助蔵にこう言います
もし私がなかなか戻らなかったら…(えっ捕まったらってこと?)

先にねててね!

いやもうここは思わずつっこんでしまいました笑
でも千鳥らしい♪
(ちなみに何回か忍びはありましたが全部最終的に無事に帰りましたよ☆)

戦いの途中、勝てるかな?どうかな?というときに
やばい…洗濯物干しっぱなし…╮( ºωº )╭
いやそこじゃないでしょ〜!

他にも!尾張は美女ばっかり!と聞くと男全員目の色を輝かせたり
足利義昭はけまり天下をとるとか言い出したり
褒美になでなでをしてもらったり
秀吉は幼なじみのねねと結婚したり!
助蔵のヤキモチがあったり!
信長は大の甘党好きだったり
ある武士は太ってて甲冑着れなかったり、
戦い中に寝たり(いやこれだめでしょ笑)
千鳥の天然ぷりが秀吉にも増えて信長がツッコミ切れなくなったり 
明智光秀がツッコミ師として信長につかえたり
美濃三人集笑
名前漢字でありがとうございます笑
岩成友通、三好政康、三好長逸
というあまり活躍が見られなかった3人組が出てきたり
信長の理想の素晴らしき都は全部お菓子のお店だったり笑

などなど、ギャグ要素がたくさんありますよ〜!
{/netabare}


笑いあり、涙あり、筋肉あり!?のギャグコメディー
ぜひ1度見てみては??

2期に続きます!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いのすけ、智秋さん、クギュにみもりん…

この作品の原作は未読ですが、主演「いのすけ」の知らせを受け馳せ参じた次第にござりまする…
いのすけがこの作品で千鳥役をやる事は、「しあわせいのりまち町民」に事前告知があったので視聴を楽しみにしていました。

個人的に特定の声優さんに入れ込むのは、作品の見方が変わる気がするのでこれまでずっと敬遠していました。
索引の良し悪しに声優さんの力は欠かせません…けれど、私の中で作品の好き嫌いは声優さんとは関係ないと整理しているので…
でもリゼロを見て…大天使レムりんに触れて色々圧倒されてから、声優さんに対する見方が少し変わった気がします。

私はきっと片手に入るくらいレムりんの事が大好きですが、レムりん演じたいのすけ…
途中からレムりんが好きなのか、いのすけが好きなのか自分の中で分からなくなりました。

そんな気持ちで視聴を始めたこの作品…随所に千鳥の可愛らしさが光っていたと思います。
千鳥は伊賀の忍び…ですが、忍びとしての才能以外は、およそ忍びらしくないのが彼女の最大の魅力です。

千鳥と信長…出会いから最高だったと思います。
まだ千鳥が幼い頃…川で溺れていたところを信長に助けて貰ったのが最初の出会いです。
世間では信長が「大うつけ者」と噂されていた頃ですが、既に千鳥は信長の器の大きさを実感していました。
「一人前の忍びになったら、信長様にお仕えしたい…」
そしてその念願が現実のものとなり、物語が動いていきます。

恥ずかしながら、この作品のオープニングで既に涙で前が見えなくなってしまいました。
千鳥が信長に最初に会った時に貰った髪結い紐を常に身に着けているのですが、蓮花さんの歌う「徒桜」をバックにその髪結い紐を千草がそっと触る仕草…これにやられてしまいました。

その仕草から信長に対する気持ちと、貰ったモノを大切にしている気持ちが痛いほど伝わってくるんです。
きっと信長にとってはそれほどのモノではなかったと思います。
でも大切なのは、モノの価値は貰った人の気持ち次第だということ…
そんな千鳥の気持ちをしっかり汲み取る事のできる信長は、千鳥が命をかけて守るに相応しい人物だったと思います。

千鳥が仕え始めた頃から信長が動き出します。
国内の制定に始まり…そしてかの有名な桶狭間の戦いと物語が流れていく訳ですが、その時々で千鳥はしっかり活躍していたんです。
正直そんな歴史は初めて聞いた…というものばかりでしたが、結果的に面白ければOKなんだと思います。
千鳥の活躍は是非本編でご確認頂ければと思います。

この作品…5分枠なのですが、出演されている声優さんが豪華なのも特徴です。
タイトルでも少し触れましたが、信長の正妻である帰蝶はたかはし智秋さん、お市の方にみもりん、そして秀吉の奥方であるねねがクギュ…
ねねのツンデレっぷり…実在したねねももしかしたらツンデレだったのではと錯覚するくらいクギュははまり役だったと思います。
もう流石としか言いようがありません。

そして、この作品は主題歌も大好きでした。
お気に入りは蓮花さんの「徒桜」です。私は発売初日にデジタルミュージックで購入しましたが、私の友人は発売から暫く経ってもCDが手に入らないと言っていました。
でもそれほど人気があるのも理解できます…だってメチャクチャ恰好良いですし、オープニングアニメとの相性もバッチリだったから…

嬉しいのはそれだけじゃありません。
5分枠作品でも2クール枠をしっかり使って描かれていた上、なんと続編まで発表されたのですから…
この作品の魅力にこれからもドップリ浸かっていきたいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

史実を交えたアニメ、これが教科書なら勉強も!…とはならない…かな(汗)

2期を先に書いてしまいましたが1期の感想と雑記を。

マンガ原作・既刊全て。(2017:7/15現在・11巻)
アニメ・2期放送分のみ全て。(2017:7/15現在)
アニメ0話・視聴済み。

マンガの方を拝見した方はご存知かもしれませんが、戦国史研究学・谷口克広さんも寄稿してます。谷口さんもこの作品は創作物(マンガ)にしたとしても歴史の文献を無視した設定はしていない、と言っているほど。マンガだから少しは目を瞑ってる部分はあるみたいですが(4コマギャグですからね)それでも高評価。
原作の重野さんが基本的な知識を得てちゃんと描いてるからこの評価なのでしょう。私も文面を読んでて共感、納得しました。

さて、アニメの方は1話毎に対し約3分半くらい。(OP含む)
1期は全26話。(0話は含まない)
マンガ原作の2巻までですね。

個人的にはちょっと削りすぎな部分がありますが楽しめました。声優もボケもツッコミもストーリーもテンポも◎。
ギャグ好き、長いのが苦手、ちょっとした雑学を知りたい方にはオススメです。
信長様は下戸、アニメでは描かれてませんがハーブ園を開いたのも信長様が最初、甘党…等々面白いことが知れます!
信長の時代の事も知れて一石二鳥です…ねぇ…?
アハハ…
でも、谷口さんも言われてますがほぼ間違ってないので軽く楽しみながら知っていくのも良いと思います。
アニメでは表現しなかったんですが秀吉とねねは戦国時代では珍しい恋愛結婚だったんですよね。あの時代は政略結婚がほとんどだったのに本当に珍しい。多分年齢が引っ掛かったのかな。秀吉とねねが結婚した時の年齢が『秀吉25歳』で『ねね14歳』だったので(^_^;)

この作品は史実を交えてるのでちゃんと殺すところは殺します。死ぬ人はちゃんと死んでます。
じゃないと萎えますし評価も低かったでしょうね。
OPが中々なので作品とギャップが…(笑)

個人的にはねねの料理ですね。千鳥と助蔵は忍者なのである程度の『毒』に対しては耐性を持つため訓練はしてあるはずなのにあの二人が倒れるほどのねねの料理って…( ̄□ ̄;)!!

さて、最後に雑記を。
アニメやマンガなので『忍者刀』を表現してますが戦国期の物は全く発見されていません。それから『七方出(変装術)』や『忍者装束(所謂忍者の格好)』など「自ら忍者」と主張した格好はしません。『七方出』も逆に怪しまれるとなり商人に化ける忍者が一般的と資料があります。
なのでガチな方はこのアニメはオススメしません。
普通に忍者服や忍者刀出てきますので。

このアニメとは関係ありませんが2017:7/14の報知新聞の記事で今までは日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門の徳川光圀とされてましたが、それ以前に食べた人が居ると言う資料が出てきました。
光圀さんは1697年。ですが新たに出てきた資料には1488年に京都の僧が食べたと出てきました。経帯麺ですがかん水を使われており「ラーメンとして認定」されました。

技術が発展し、資料が新たに発見され歴史はまた変わっていきます。だからある意味この『信長の忍び』も1つの信長の歴史なのかもしれませんね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

54.0 3 織田信長で戦いなアニメランキング3位
義風堂々!! 直江兼続 ~前田慶次酒語り~(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (105)
399人が棚に入れました
「義風堂々!!」は、謙信の御旗である「義」の旗の下に生きた上杉家重臣・直江兼続を主人公にしたマンガで、兼続は、生涯独身を貫いた謙信の実子という異色の設定。「北斗の拳」の原哲夫さんと、元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんが原作、武村勇治さんが作画を担当している。08年から「義風堂々 直江兼続-前田慶次月語り-」として連載が始まり、10年に創刊された「月刊コミックゼノン」からはサブタイトルを「酒語り」と変えている。
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

2人の歌舞伎者/4話で断念

直江兼続に惹かれて視聴。直江兼続デカイww筋骨隆々でイメージが違うw
題名のごとく、2人の思い出話の語りで進むみたい。
EDの月と夜桜の絵が印象的。

4話目が、内容を理解するのがめんどくさい回だったから見る気失せた。。この調子で行きそうだもの。時代劇ドラマの方が余程わかりやすい。
兼続の知略って程のも見れてない。チラっとあるけど・・・これからかもだけど・・・。
画は人物の見分けがしづらくて疲れる。少しは慣れてきたけど、画面の切り替わりや、次週で判別できるか自信がない。
酒語り・・・・、颯爽とするかと思えば説明臭いのが…。兼続目当てで見て、当人に魅力を感じれないので、、早いかもだけど断念><
余程、評判が良くないと再視聴する気にならない。


各話内容メモ
{netabare} 1話
{netabare} 兼続と慶次の出会いの話で、何事もなく顔合わせで終わった。
後妻打ち(うわなりうち)の常識はずれな仲介人として歌舞伎者の前田慶次 が登場したことを相談されたのが、直江兼続。
遊郭で慶次のビワの音に乗り咲き誇る儀を見・聞きながら無言で名乗らず酒を飲む兼続。
対峙した時、慶次に死を覚悟させるほどの威圧感。
なんだか2人は似た者同士に見えたなぁ。{/netabare}

2話
{netabare} 戦場で以前遠くから矢を射合い認め合っていた2人。うわなりうちの仲介人は偽者の慶次だった。本物の慶次も現れ、悪いのは儀を欠いた夫のみ。存分戦えと女たちに。兼続と慶次は笑い合いスッキリ終わった。毘沙門天?兼続の背にある影に秘密あり。 {/netabare}

3話
{netabare} 豊臣秀吉もデカイ。佐渡攻めする事になった兼続。見送りで、鉄の扇子を作った兼続 対 槍・鉄の鎧の慶次。陣借りに来たと(虎、秀吉が相手だから助っ人するって。) {/netabare}

4話
{netabare} 比丘尼が加賀の忍者を刺して逆襲され死んだ。佐渡は元来一つの国だった覇権を奪い合う2家。佐渡平定に乗り出した上杉軍を陣中迎え入れるのは、北佐渡の地頭・河原田本間高統(かわらだほんまたかつな)異常に頭でかすぎるー!
しかし、その裏には本間家、ひいては豊臣秀吉の上杉潰しの陰謀が潜んでいた。
比丘尼(びくに)全国を巡り歩く女性宗教者。佐渡を平和にする為に。比丘尼も戦人だった。清音尼(せいおんいん)後に遊郭の開祖となる。兼続はこの女たちを使い 秀吉からの仲裁の使者は都を発っている。佐渡も納められぬ上杉と攻めるつもり。上杉をがんじがらめにする為の罠だった。 {/netabare}
{/netabare}

あにこれあらすじ
{netabare} 「義風堂々!!」は、謙信の御旗である「義」の旗の下に生きた上杉家重臣・直江兼続を主人公にしたマンガで、兼続は、生涯独身を貫いた謙信の実子という異色の設定。「北斗の拳」の原哲夫さんと、元週刊少年ジャンプ編集長の堀江信彦さんが原作、武村勇治さんが作画を担当している。08年から「義風堂々 直江兼続-前田慶次月語り-」として連載が始まり、10年に創刊された「月刊コミックゼノン」からはサブタイトルを「酒語り」と変えている。 {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

朝鮮玉入れ枠(3話で中断

おい作画!どうしてこうなった!
髪の毛と服以外皆ケンシロウじゃないか!
見分けがつかないぞ馬鹿野郎!

ストーリーは実に真面目な感じで面白そうなのに本気で見分けがつかないのですけれども。
前田慶次と直江兼続と上杉謙信のメッチャ面白そうな話なのに…
昔戦国無双というゲームにムチャクチャハマって前田慶次ばっか使っていたのを思い出しました。
やりこみまくって全員lv99にして最強武器揃えてとやった頃が懐かしい。

普段作画は大して気にしない方なのだけど、本当にこれどうしてケンシロウにしちゃったのですか。
右を向いても左を向いても皆ケンシロウじゃないですかー!
前田慶次はさておき兼続と謙信は美形とか知的系でしょうよ(;´Д`)
100烈拳で殴り合いでもさせる気なんですか!?
お前はもう死んでいるんですか!?
キャラデザやり直して欲しい(懇願)

なんかパチンコの税金対策でこのアニメがあるとか、何故か2クールもあるとか。
一体どういうアニメになるんだろう。


朝鮮玉入れは良くないよね。警察と癒着とかだめだよね。違法賭博だよね。パチスロ全面禁止にしましょう。
予備知識ももう覚えてないしどういう話になるのかわからないけどなんか面白そうじゃないのでここらで断念します。
評判良かったらまた見るかもしれない。


各話感想
{netabare}2話
義も文字は我と羊である
羊は日と同じである
故にぎとは我を美しくなんたらかんたらry
しかしまぁ出るキャラ出るキャラガタイがいいのぉ。
みんなで殴り合ったら超重量級のK1が見れそうだ。
灯籠斬りつけるとか日本刀の刃こぼれがry
景勝の首の太さがやばいwいやどいつもこいつもかw
巨大な馬にも程があるだろ程ってものがw
鉄扇で木が切れるわけがないだろ!w
戦国無双でも直江兼続の武器だった気がする。
大男はやっぱ前田慶次だったか。
陣借り?陣狩り?助けにきたのか。


3話
だから顔が同じじゃねぇか馬鹿野郎w
ホンマでっか!じゃなくてどんだけ顔でかいんだよw
待ちに待った戦闘か!ってすぐ終わった/(^o^)\{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

義の文字は我と羊である。羊は美と同じである。故に義とは我を美しゅうするの意となる。

ストーリー

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人の戦国時代の覇者が認めた男の直江兼続と前田慶次が送る自由だけど真の男の友情と戦いの物語です。

私の感想。

なんだか男のキャラクターも女のキャラクターもすべて「安部さん」に目えてしまうキャラクターデザインでした。もう、いつ「やらないか」って言われてもおかしくないキャラデザでした。

けれど、そんなキャラクターデザインですが、ストーリーもしっかりしていて、非常に楽しめました。しかし、所々分からない所もありましたが、多分それは私はそれほどこの時代の歴史に詳しくないからかもしれません。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は戦国時代を舞台にした作品なのである程度日本の戦国時代の歴史を知らなければいけません。是非歴史を勉強してください。

オープニング

「SAMURAI ROCK 〜義風堂々!! ver.」
非常にかっこいいオープニングです。実に男と男の戦いを描いているような最高のオープニングでした。キャラクター説明も世界観紹介もよかったですが、最後に映し出された渋い画像はもっと長くするべきだと思います。

「The Sliders」
私個人的には前オープニングのほうが好みなのですが、このオープニングも非常に面白かっこよかったです。今回はもっと図体のほうを紹介するのに力を入れているオープニングです。

エンディング

「月下に交わす、杯と契り」
男二人の友情を描いた休日の一ページを描いたような落ち着いているエンディングでした。ゆったりしていて気持ちがいいエンディングです。夜空でもたまには見に行こうかな・・・

「Last Moment」
女性ボーカルの悲しみを描いたようなゆったりとしたエンディングです。この作品には男性ボーカルが一番似合うと思いましたが、案外意外と女性ボーカルも良いものでした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

69.8 4 織田信長で戦いなアニメランキング4位
信長の忍び ~姉川・石山篇~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (115)
380人が棚に入れました
第3期「姉川・石山篇」では、織田・徳川家康軍と浅井長政・朝倉景健軍による大規模野戦「姉川の戦い」が描かれ、信長とその義兄弟である浅井長政が敵味方に分かれて激突する。

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、山口勝平、関智一、内匠靖明、岸尾だいすけ、小山力也

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「繋げると壮大な戦国絵巻」物語。

この作品は、「信長の忍び」の3期に相当する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

この作品は5分枠の作品なのですが、これまで3期6クールの作品が放送されてきました。
合計すると390分でフルサイズ作品のほぼ1クールに匹敵する内容となっています。
そして信長の主戦場も伊勢・金ヶ崎から姉川・石山へと移り、天下統一の一端が見え始めて、それで未だ物語が続いているのですから、どこまで話数を伸ばすのでしょう…?
物語の内容自体も楽しみですが、どこまで話数が伸びるのかも気になるところです。

3期まで視聴して思うこと…
私が視聴済の作品だけでも、これまで織田信長に関するアニメは数多く作られてきました。

『信長協奏曲』(2014年7月~10月)
『ドリフターズ』(2016年10月~)
『ノブナガ・ザ・フール』(2014年1月~6月)
『織田信奈の野望』(2012年7月~9月)
『戦国乙女~桃色パラドックス~』(2011年4月~6月)
『ノブナガン』(2014年1月~3月)

ですが、この作品ほど内容が砕けていて、歴史の分かりやすい作品も無いのではないでしょうか。

個人的には『織田信奈の野望』の続編は所望したいですけどね…
2012年に放送されたアニメは原作4巻まで使ったようですが、今では本編が18巻まで発刊されているんです。
これって、アニメの2期を制作するには十分過ぎるストックが貯まっていると思うんですけど…

話が逸れてしまいましたが、この作品についてwikiには以下の様に記載されていました。

「基本的にはギャグ漫画だが、細かな戦国時代の逸話・蘊蓄も盛り込まれ、またストーリーラインは史実をほぼ忠実に押さえており、中学校社会科の教員免許を持つ作者の知識が存分に生かされている作品である。」

どうりで内容が分かりやすい訳です。
それに千鳥を演じるいのすけの演技も…ホント凄いです
作中で、森可成の武勲を嫡男に諭すシーンがあるのですが、この時のいのすけの演技は鳥肌モノでしたよ。
私は思わず感極まって目頭が熱くなってしまいましたから…

それと、物語の視点が信長本人ではなくて、千鳥であるが故のメリットもあると思います。
視点が当事者じゃないから、傍で見ていた信長の側近との絡みが生まれるなど幅が広がっていますよね。
そういうタイミングでのギャグ要素もポイントが高い要因なんだと思います。
まぁ、この辺りの感想は3期まで来て今更感もあるのですけどね…^^;

そういえばwikiをチラ見した時に気付いたのですが、千鳥のCVがいのすけ以外に香菜ちゃんの名前を見つけたのにはビックリしました。
何でも戦国大戦というセガのトレーディングカードゲームらしいのですが、そちらのCVを香菜ちゃんが務めているみたいなんです。
この作品とゲームにそんな繋がりがあったんですね。

主題歌は、蓮花さんの「金魚涙。」と、VALSHEさんの「追想の理」
蓮花さんの曲は相変わらず抜群ですね…
勿論何度も聞いてカラオケ挑戦済です^^

この作品の良さをそのまま引き継ぎながら3期が終幕しました。
原作のストックがどの程度残っているかは分かりませんが、まさかここで終わる事はありませんよね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

結構表現的にはグロテスク

大地監督は僕が子供の頃に人気のあった「こどものおもちゃ」の監督であり、少女漫画や女児向けアニメの監督で知られる。

同じくアニメではギャグ主体の水島努監督が存在するが、水島監督は下ネタをバンバン取り入れてやや大人向けのギャグに特化する監督だが、大地監督にはほとんどそう言った下ネタが出てこない。いや、出てはくるが、キツイないようなものはないので万人が見れるようになっている。

今回の「信長の忍び」もストーリー自体は結構陰惨な内容なのにも関わらず、可愛らしいキャラクターデザインで、ほぼ全編にボケをかますコメディであり、昔懐かしのギャグアニメである。「制作進行くろみちゃん」や「こどものおもちゃ」もそうだったが、ギャグのテンポが早く、たった3分の中に結構な情報量と、登場人物が基本早口である。そういう意味では声優に対しては徹底的にアドリブを許さない脚本主義でもある。

それにしても結構、残酷な描写が多く流石大地監督だと思う。「牧歌的ギャグ」の中にそれ以上に徹底されて戦の残酷さを入れてくる視点は元々この監督の資質なのかもしれない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勝てば官軍負ければ賊軍

3期です。



歴史に疎い私ですが、これだけ登場人物が出ているのに名前を知らなすぎだと思った。
私は記憶力は良くないが、
一度見たこと聞いたことは「なんかどっかで」という感覚はある方だと自認している。
しかし、あまりにもそれがない。
多分、高校までに学んだ歴史の教科書にそれらの名前が載っていなかったのだろう。

当たり前の話だが、将軍ただ一人で戦に勝つとか負けるとかは、ない。
内閣府の様に総理大臣がいて大臣がいて官房長官がいて官僚がいて…(雑)

戦国時代では現在の日本領土内にその内閣府みたいのが数十とあったのだろう。
そうすると記録に残っていても教科書に載らない人物が山ほどいるわけだ。
で、デカデカと名前が掲げられるのはこの時代だと勝利をたくさん収めた者となるわけだ。

一つ一つの戦を見れば名将や名手やらが出てくるが、
2000年を超える歴史を築いた日本では本一冊程度に網羅されるわけがない。

そういう時代だったんだなぁ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
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