藤堂高虎で歴史なおすすめアニメランキング 2

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69.8 1 藤堂高虎で歴史なアニメランキング1位
信長の忍び ~姉川・石山篇~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (115)
380人が棚に入れました
第3期「姉川・石山篇」では、織田・徳川家康軍と浅井長政・朝倉景健軍による大規模野戦「姉川の戦い」が描かれ、信長とその義兄弟である浅井長政が敵味方に分かれて激突する。

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、山口勝平、関智一、内匠靖明、岸尾だいすけ、小山力也

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「繋げると壮大な戦国絵巻」物語。

この作品は、「信長の忍び」の3期に相当する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

この作品は5分枠の作品なのですが、これまで3期6クールの作品が放送されてきました。
合計すると390分でフルサイズ作品のほぼ1クールに匹敵する内容となっています。
そして信長の主戦場も伊勢・金ヶ崎から姉川・石山へと移り、天下統一の一端が見え始めて、それで未だ物語が続いているのですから、どこまで話数を伸ばすのでしょう…?
物語の内容自体も楽しみですが、どこまで話数が伸びるのかも気になるところです。

3期まで視聴して思うこと…
私が視聴済の作品だけでも、これまで織田信長に関するアニメは数多く作られてきました。

『信長協奏曲』(2014年7月~10月)
『ドリフターズ』(2016年10月~)
『ノブナガ・ザ・フール』(2014年1月~6月)
『織田信奈の野望』(2012年7月~9月)
『戦国乙女~桃色パラドックス~』(2011年4月~6月)
『ノブナガン』(2014年1月~3月)

ですが、この作品ほど内容が砕けていて、歴史の分かりやすい作品も無いのではないでしょうか。

個人的には『織田信奈の野望』の続編は所望したいですけどね…
2012年に放送されたアニメは原作4巻まで使ったようですが、今では本編が18巻まで発刊されているんです。
これって、アニメの2期を制作するには十分過ぎるストックが貯まっていると思うんですけど…

話が逸れてしまいましたが、この作品についてwikiには以下の様に記載されていました。

「基本的にはギャグ漫画だが、細かな戦国時代の逸話・蘊蓄も盛り込まれ、またストーリーラインは史実をほぼ忠実に押さえており、中学校社会科の教員免許を持つ作者の知識が存分に生かされている作品である。」

どうりで内容が分かりやすい訳です。
それに千鳥を演じるいのすけの演技も…ホント凄いです
作中で、森可成の武勲を嫡男に諭すシーンがあるのですが、この時のいのすけの演技は鳥肌モノでしたよ。
私は思わず感極まって目頭が熱くなってしまいましたから…

それと、物語の視点が信長本人ではなくて、千鳥であるが故のメリットもあると思います。
視点が当事者じゃないから、傍で見ていた信長の側近との絡みが生まれるなど幅が広がっていますよね。
そういうタイミングでのギャグ要素もポイントが高い要因なんだと思います。
まぁ、この辺りの感想は3期まで来て今更感もあるのですけどね…^^;

そういえばwikiをチラ見した時に気付いたのですが、千鳥のCVがいのすけ以外に香菜ちゃんの名前を見つけたのにはビックリしました。
何でも戦国大戦というセガのトレーディングカードゲームらしいのですが、そちらのCVを香菜ちゃんが務めているみたいなんです。
この作品とゲームにそんな繋がりがあったんですね。

主題歌は、蓮花さんの「金魚涙。」と、VALSHEさんの「追想の理」
蓮花さんの曲は相変わらず抜群ですね…
勿論何度も聞いてカラオケ挑戦済です^^

この作品の良さをそのまま引き継ぎながら3期が終幕しました。
原作のストックがどの程度残っているかは分かりませんが、まさかここで終わる事はありませんよね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

結構表現的にはグロテスク

大地監督は僕が子供の頃に人気のあった「こどものおもちゃ」の監督であり、少女漫画や女児向けアニメの監督で知られる。

同じくアニメではギャグ主体の水島努監督が存在するが、水島監督は下ネタをバンバン取り入れてやや大人向けのギャグに特化する監督だが、大地監督にはほとんどそう言った下ネタが出てこない。いや、出てはくるが、キツイないようなものはないので万人が見れるようになっている。

今回の「信長の忍び」もストーリー自体は結構陰惨な内容なのにも関わらず、可愛らしいキャラクターデザインで、ほぼ全編にボケをかますコメディであり、昔懐かしのギャグアニメである。「制作進行くろみちゃん」や「こどものおもちゃ」もそうだったが、ギャグのテンポが早く、たった3分の中に結構な情報量と、登場人物が基本早口である。そういう意味では声優に対しては徹底的にアドリブを許さない脚本主義でもある。

それにしても結構、残酷な描写が多く流石大地監督だと思う。「牧歌的ギャグ」の中にそれ以上に徹底されて戦の残酷さを入れてくる視点は元々この監督の資質なのかもしれない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勝てば官軍負ければ賊軍

3期です。



歴史に疎い私ですが、これだけ登場人物が出ているのに名前を知らなすぎだと思った。
私は記憶力は良くないが、
一度見たこと聞いたことは「なんかどっかで」という感覚はある方だと自認している。
しかし、あまりにもそれがない。
多分、高校までに学んだ歴史の教科書にそれらの名前が載っていなかったのだろう。

当たり前の話だが、将軍ただ一人で戦に勝つとか負けるとかは、ない。
内閣府の様に総理大臣がいて大臣がいて官房長官がいて官僚がいて…(雑)

戦国時代では現在の日本領土内にその内閣府みたいのが数十とあったのだろう。
そうすると記録に残っていても教科書に載らない人物が山ほどいるわけだ。
で、デカデカと名前が掲げられるのはこの時代だと勝利をたくさん収めた者となるわけだ。

一つ一つの戦を見れば名将や名手やらが出てくるが、
2000年を超える歴史を築いた日本では本一冊程度に網羅されるわけがない。

そういう時代だったんだなぁ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

52.2 2 藤堂高虎で歴史なアニメランキング2位
戦国無双(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (61)
318人が棚に入れました
小田原攻め“豊臣vs北条”が描かれる。


「何のために戦う――」

世は戦国時代。
日本(ひのもと)は混乱の時代に陥り、各地で激しい勢力争いが行われている中、どこまでも共に戦い抜こうと誓った兄弟がいた――

天下統一を目前にした豊臣秀吉が残すは、”相模の獅子”北条氏康の守る小田原城のみ。
前線に位置する、秀吉子飼いの将、石田三成、加藤清正、福島正則や、大谷吉継、島左近、直江兼続らの陣の中に、真田家の若き武士(もののふ)、信之、幸村の兄弟の姿があった。
膠着状態を打破しようと、単騎で飛び出した幸村。
兄・信之もその後を追う――

乱世の運命に翻弄される、真田兄弟の熱く切ない物語が幕を開ける!

声優・キャラクター
草尾毅、小野大輔、竹本英史、高塚正也、永島由子、大本眞基子、日野聡、松風雅也、山田真一、杉田智和、藤本たかひろ、小西克幸、山崎和佳奈、石塚運昇、鈴木真仁、佐藤聡美、檜山修之、石川英郎、海老名翔太、大塚明夫、中田譲治

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

どうか私を討ち取って…。

最初に断っておきます。
アニオタになる前はサッカーオタ(一応継続中?)。
そしてその前が戦国オタ。
最近は戦国時代について触れることは少なくなりましたが、
それでも戦国武将や戦の話になると熱くなってしまいます。
従って、アニメについて参考になるかは微妙なところです。
悪しからずm(__)m


原作:ゲーム『戦国無双4』
これは、プレーヤーが戦国武将となって、
戦で無双しまくるアクションゲームですね。
雑魚兵を駆逐しまくる、ストレス発散ゲームとしても名高いです。

私はアニメの題材である4はやってませんが、
プレステやWiiなど、計5作品プレイ済みです。
現在も、1ヶ月に1,2回ほどやってます。
一番ハマったのは『無双OROCHI』。
ねね、お市、大喬、貂蝉、孫尚香などなど…。
アニメにハマる前はこの娘たちにぞっこんでしたよ。
てか今見てもみんな可愛い…。
って…!こんな話どうでもいいんじゃなイカ!?



失礼、アニメの話へいざ参る!
本作の主人公は真田兄弟(幸村&信之)。
幸村はご存知の方も多いはず、人気の高い正統派武将でございます。
私も好きです。
でもこのアニメでは微妙だったかな…w
今回は弟の信之ほうがかっこよかったです。


あにこれのあらすじでは、
小田原攻めが描かれるとありますが、それが全てではありません。
というか、言ってしまえば導入部分です。
物語の中心は、秀吉が死んで家康が台頭してきた頃。
すなわち、かの有名な『関ヶ原の戦い』『大坂の陣』であります。
歴史の忠実性は低くないですが、
やはり完璧に再現は無理です、アニメ(ゲーム)ですしね。


簡単な内容は、
真田の家を滅亡させないために、
幸村が豊臣陣営、信之が徳川陣営に分かれて戦うというもので、
この兄弟愛、そして家を存続させる信念が私からするとたまりません。
家系が滅びぬ限り野望は潰えぬ、
といったところでしょうか。
はい、最高です。
とまぁこんな感じで重症戦国オタクになると、
アニメの出来云々の前に楽しむ準備が整ってるのです。
世間の評価どおり、アニメの完成度は低いかもしれません。
ですが私はわりと真面目に楽しんでましたね。
幸村の無双っぷりも爽快でした。
雑魚兵の存在意義が問われるところではありますが。


武将がアニメに出陣しまくってて楽しかったです。
それと、くのいち可愛かったな。
終盤のシーン(三成の○○で防御)は笑いましたが。
それに、甲斐姫まで出てくるとは。
なんか嬉しかったです。
このように、やはりゲームやってる人向けなのかなぁとは思います。
これ観てゲームやりたい!と思うかは微妙ですしね。
なので、特別おすすめは出来ないです。
戦国好きなら観てみるのもアリでは?くらいです。


OP「戦-ikusa」 歌ー和楽器バンド
ED「なでしこ桜」 歌ー和楽器バンド

最近こっそりと自分のなかでジワジワきてたんですよね、和楽器バンド。
「千本桜」や「カゲロウデイズ」などのボカロ曲。
ボカロの音声は正直苦手で(好きな方すいません!)、
でも曲自体は好きで…という頃に出会ったのがこのバンド。
和風のテイストを加えたボカロ曲が、
私にとっては至高の味となっていました。
そして、本作のOP,EDも素敵でした。



好き勝手書いてしまった…。
ほんと参考にならない駄文で申し訳ないです。
ここまで読んで下さった方には感謝を通り越して自責の念でいっぱいです。
かくなる上は切腹でござる…。

戦国激ラブで原作ゲーム大好きの私がこのアニメを客観的に評価することなんて最初から無理だったのですね。
最終盤にて気付くヘナチョコ武将・私です。
何でレビュー書いたの?
なんてつっこまれたら返す言葉が見つかりません。

従って、ここは戦略的撤退です!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

karinchaco さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

豪華声優の無駄遣い。

コーエーテクモの大ヒットゲームシリーズが原作のアニメ化。

戦国ものは魅力的な武将たちの戦いと時代背景に魅了されあまたのドラマや映画、ゲームなどで取り上げられて名作と呼ばれるものも少なくありません。
その最大の魅力は、合戦の迫力だったり武将たちの人間ドラマだったり時代の重厚感であると思います。しかし、そのいずれもアニメよりは実写である映画やドラマのほうが再現しやすいのが事実です。

アニメという土俵で見てもライバル作品の戦国BASARAのほうが先にアニメ化した実績があるということ、そして、BASARAはあくまでキャラクターだけを借りてストーリーはハチャメチャなオリジナル展開という、いわばアニメやゲームという媒体の優位性を活用しているという特徴があります。

そんななか、この戦国無双のアニメ化作品はどうなるのか期待していたのですが全くの期待外れでしたね。具体的には・・・

1.史実によっているのに中途半端
2.取り上げた時代設定が前クールのBASARAとかぶりすぎ
3.豊臣方の武将たちがよく描かれすぎ
4.家康の豊臣を攻める動機が分からない
・微妙なキャラデザ

まず、1と2ですが前クールでBASARAに関ヶ原をやられてしまったのは痛かったですね。まあ、あっちはとんでも展開なんですがね。ゲームが原作なのでゲームに登場していない武将が出しづらいという欠点がもろに出てしまっていますね。史実寄りにしてBASARAとの差別化を図ろうとする努力は買いますが・・・。

つぎに理由の3、4。幸村主人公なのでこうせざる終えないというのは理解できますが徳川を悪者扱いし過ぎではないでしょうか。藤堂高虎なんてただの嫌味なやつですよ。
一番気になったのは家康の性格ですね。自分からは天下を取りたいということは作品中ありません。むしろ豊臣におもねるような発言をするなど口先では素晴らしいことを言っておきながらやっていることはゲスの極みですからね。
ゲームでは決してそんな側面を見せなかったのに幸村中心のシナリオになって一番キャラづけがあいまいになってしまったのが家康だったのかもしれません。いっそのこと、自らでなければ天下泰平の世を治めることはできない。ぐらいのことを言って関ヶ原に赴いてほしかったです。

キャラデザに関しては原作ゲームの衣装がかなり複雑なもののため再現はキビシイとは思っていましたが想像通りのクオリティでした。ゲームのCGがよく出来ていたと思ってここはぐっと我慢して観ました。

このクオリティなら、戦国無双ハイスクールを5分アニメで1クールやったほうが良かったのではないですかね。

OPとEDの和楽器バンド。これはとてもよかったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

真田家を守った兄と武士(もののふ)としての生き様を貫いた弟の物語・・・

この作品の原作はゲームだったんですね^^;
歴史モノなのでシミュレーションかと思いましたが、アクションゲームだったとは・・・^^;

物語の舞台は戦国時代・・・戦国時代は豊臣秀吉によって終焉を迎えようとしていました。
ですが、その矢先・・・秀吉は倒れ・・・亡くなってしまいます。
そして、物事は史実通り・・・徳川家康が戦乱の世を終わらせると立ち上がるのです。

亡き秀吉公の意志を受け継ぐか・・・徳川の圧倒的な戦力に従うか・・・
諸国の大名は、この2択を迫られていました。
それは、真田家でも同様でした。
幼い頃から共に過ごした兄信之と弟の幸村・・・
兄弟の仲も決して悪くはありません・・・

それでも今後の身の振り方については、兄弟で意見が分かれました。
真田家を存続させるため徳川につこうとする兄信之・・・
武士としての誇り・・・義を重んじ豊臣側につこうとする弟幸村・・・
兄弟同士で戦いたくなんてありません・・・けれど、自分の置かれている状況や信念が妥協を許さないんです・・・

今から起こるのは生死を掛けた戦・・・
そしてその戦には中途半端な結末は存在していないということ・・・

現代では兄弟で敵味方に分かれて殺し合う・・・なんて考えられませんが、この時代にはあったんですよね^^;
こうしてお互いが己の意志を貫き通す事を確認し・・・物語が動いていきます。

今では起こりえない状況だからでしょう・・・兄弟同士で刃を交える光景は切なかったですね^^;
そして、大名級の武将の方々の強さ・・・これは半端ありませんでした。
エイヤっと武器を一振りするだけで何人もの兵隊が吹っ飛んでいくんですもん^^;
しかも持っている武器が刀や槍だけではなく、どこ製の武器なの・・・と思わず突っ込みたくなる位の見た事の無い武器がたくさん登場します。

このように違和感は山ほどあるのですが、それでも毎週見続けられたのは信之と幸村を支える稲姫とくのいちの存在が大きかったと思います。
戦国時代・・・女性の活躍できる表舞台は決して多くはありませんでした。
それでも、想いを寄せ最後まで寄り添おうとする・・・必死で守ろうとする言動が、とてもいじらしいんです^^
良い巡り合わせだったのではないでしょうか・・・

オープニングテーマは、「戦-ikusa」
エンディングテーマは、「なでしこ桜」
どちらも和楽器バンドさんが歌っています。
オープニングとエンディング・・・どちらも格好良い歌でした^^

1クール12話の作品でした。
真田の家を守ることに徹した信之と最後まで武士であろうとした幸村・・・
お互いの覚悟が凝縮された作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
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