説教で巨乳なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

81.7 1 説教で巨乳なアニメランキング1位
サーバント×サービス(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1743)
9593人が棚に入れました
北海道、某市、某区役所。山神ルーシー…さんがひょんなことから配属されたこの区役所は、ちょっと個性的かもしれない職員達ばかりが働く区役所だった。そんな山神ルーシー…と職員達が元気に秘密に活躍(!?)する“お役所WORK”コメディー!!
※実際の公務員とは、一切関係ありません☆

声優・キャラクター
茅野愛衣、鈴木達央、中原麻衣、豊崎愛生、櫻井孝宏、大久保瑠美、高橋美佳子、日高里菜、柿原徹也
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

役所でワーキング!

役所を舞台とした脱力系日常コメディの様です。

気にしなくても「WORKING!」がどうしても頭をよぎってしまいます。
スタートではそんなに期待値上がりませんでしたが
そんなに飛ばすタイプのアニメではないでしょうし、まぁ気楽に視聴していきます。

※1話感想{netabare}
今回の成分 公務員5:初出社2:復讐1:サボリ1:世間話1

舞台がお役所なので地味ですがこれからの盛り上げに期待ですね。
恋愛とかアフターファイブの出来事とかストーリー性を絡めていかないと
ネタが持たなさそうですけど。

ルーシー(略)さん名前で役所を恨むって飛んだ逆恨みだけどなかなか楽しいやりとりでした。
出生届け受理したた公務員って、長谷部くんの身内(父)の気もするけども。(^_^;)
名前で縁が広がりそのうち感謝に変わる展開になるといいかな。

長谷部くんはちゃらいですね。実際こんな人ではやっていけないだろうけど、
観ている分には困らないし楽しいから良いけどね。
喋り方とか声で「となりの怪物くん」思い出して仕方ないです。

三好さんは人に好かれるタイプみたいですが今の所目立たない存在なので
彼女の活躍が出てくる様になればバランス良くなりそうです。
それにしても出てくるばぁちゃんがみんな可愛いじゃないか!(#^.^#)

三者三様の個性が活きてくれば楽しくなりそうです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 コスプレ5:女子高生2:兄妹2:巨乳1

公務員ネタだけでは厳しそうだと思っていたらバラエティ豊かになってきました。
コスプレと役所マニアな女子高生の登場で騒がしくなりそう。

ルーシーは巨乳でしたか。前回はあまり注目してませんでした。
確かに出オチ感もあるので色々武器が必要かも。

可愛いおばぁちゃんには田中さんって言うお名前が。
また時々出て欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 アホ毛4:巨乳4:ハイスペック2:ロースペック2:メアド0

ルーシーメインの今回。色々と可愛らしい面が観られて好感度アップしてます。
長谷部君はサボるために陰で努力している様です。
ハイスペックなのに残念系です。
将来的にはルーシーと長谷部君とのLOVEの予感がしてますが
今はメアドすら上手く交換できていない様で前途は多難ですね。
三好さんは今回影薄かったな…。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 告白4:ぬいぐるみ3:セクハラ2:ホテル1

今回は公務員とか役所とか関係なくなってました。
まさか上司がぬいぐるみとはファンシーな。
そしてルーシーと長谷部君が急接近。思ってた以上にハイペース。
何も無かったとは思うけど早くもお泊まり。ひゃー。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 姉4:社内恋愛4:しゃっくり1:クリスマスイブ1

前回のはホテルじゃなかったみたいです。とりあえず一安心!?
それにしても見た目も性格もソックリな姉さんですね。
家族揃って似たものだと恐ろしい気がします。

一宮&千早はお付き合いしてたそうで。
いい歳だし秘密にする事もないのに…一年も経ったら言いづらくなるじゃん。若いのぅ。
公務員というより恋愛アニメになりつつあります。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 ぬいぐるみ5:毒舌4:結婚話1

役所が舞台だけどかなり現実離れしてますよね。
上司がぬいぐるみだったらイヤだなぁ…。
100%あり得ないけど。

今回の三好さんは久々の活躍。
人がいいけどナチュラルな毒舌。
人がいいだけに深く突き刺さりそうです。

長谷部君、田中アレルギーって全国の田中さんに失礼な。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 田中一族4:社内恋愛3:鈍感2:コスプレ1

千早は恋愛で苦労してますね。兄妹揃って鈍いから…先が長そう。
田中アレルギーは伏線でしたね。また個性的なキャラが登場。このアニメ世間がかなり狭いです。
で、本当にBL要素入ってくるの!?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 恋愛6:孫2:外食2:鯖0

本格的に恋愛アニメになってきました。
そしてやっぱりファミレスが良く出てくる。
「孫に私のような名前~」は自分に返ってきそうな伏線だから止めとけルーシ!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 恋愛4:結婚2:純朴2:真面目2

仕事の成分殆どなしですがなかなか楽しいラブコメです。
性格的にもルーシーかなり可愛いですし癒されます。
スマホなのに古い携帯とか言っちゃう長谷部には少しイラッとしましたが。
1クールで結婚まで行くのかな?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 後悔3:鈍感3:彼女2:ぬいぐるみ2

進展しそうで進展しないのはラブコメの王道なので仕方ないですかね。
ただ対象が大人なのでもうちょい対応の仕方があるだろうとも思ってしまいます。
ドロドロして欲しくもないけど少しばかり青々しい感じがします。
学園ラブコメなら引っかかりもしないのですが、こういう所が大人ラブコメの難しい所かも。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 休日5:誘拐3:食事会1:サボリ1

課長ネタは付いていけない所もあるけど、お気の毒でした。
三好さんの毒舌久々に舌好調で楽しめました。
同僚とこれだけバッタリ会うとは…休日でもみんな変わってないですね。
何だかんだで三好さんと田中さん(孫)とも相性良いのかも。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 デート7:服2:コンタクト1

いよいよデート。二人はお似合いでした。
ルーシーはウブで可愛いけど名前に囚われすぎて幸せや楽しみを逃してしまってますね。
もう一歩踏み込めれば良いのですがね…。

そして案の定、出生届を受理した人が長谷部の父と判明。
復讐の行方はどうなるのでしょうか?…まぁ修羅場にはなりそうもないですが。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 告白5:因果2:デレ2:ざまあ1

長谷部くんがルーシーに受理した人が父だと告げる最終回。
最後までドタバタ騒がしいこの作品らしいと言えばらしい締めでした。

それにしてもながーーーいフリでした。
変に予測しない方が楽しめたかもとも思うけど、見え見えだったしな…。
まぁなんだかんだで結構お似合いですしお幸せに!
そしていつもの日常へと続いて行くようです。
2期はあるのかな?
{/netabare}

【総評】
当初、公務員がメインという事で市民の為に働き地域の信頼を得て
コミュニティーを広げていく話なのかな?
とか思っていたのですが内容的には内輪の恋愛コメディー。
「WORKING!」の分家といった印象でした。(個人的には本家の方が上。)

登場人物が大人なのでもう少し大人っぽい恋愛話になるのかと思いましたが
大人の恋愛感を持っているのは千早さんくらいなもの。
ウブで純粋なキャラが多いので学生恋愛物と特に違う所は無かったです。
この、大人なのに学生のような恋愛感を多少青臭く感じてしまう所もありました。

標準的なラブコメなのでこの手のジャンルが好きな人は楽しめそうです。
ルーシーをはじめキャラは可愛かったので多少の癒しにもなるかと思います。
無難に楽しめる範囲という意味では勧められます。
大当たりは期待しないで下さい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 50
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「ざまぁww」も聞き慣れてきたら励ましの言葉に聞こえなくも…ww

原作未読◆全13話◆

「WORKING!!」でお馴染みの高津カリノさん
原作による作品であにこれユーザーの方に
オススメして頂いた作品。


◆前置き◆

北海道某市の区役所に、新人職員として
山神ルーシー(以下略)、三好紗耶、長谷部豊の
3人が保険福祉課に配属される事になり、
同課で働く一宮先輩に千早さん、奇妙な課長を
加えて始まる区役所コメディ。


◆感想◆

主に区役所が舞台なので急展開などは特に無く
キャラ同士の会話のやり取りと淡いラブコメを
楽しむといった感じといったところでしょうか。

属性てんこ盛りで爆発的魅力を兼ね備えた
キャラというのは残念ながら見受けられない
ものの、キャラ同士の会話の面白さは健在で
キャラそれぞれのスポットの当て方も非常に
上手く、誰もモブ化しないように進める
ストーリー展開は日常系好きの方なら
楽めると思います。

個人的に主人公が働く日常系作品は
ハズレが少ないように思えてならない。

同作者の大ヒット作「WORKING!!」と
作品内容(働く日常系)が似ている事から
比較されがちな作品であります。
かくゆう僕もWORKING!!を先に観ていたので
少しばかり意識してしまいました。

サーバント×サービスはWORKING!!と違い
主要キャラの年齢がほぼ20歳以上の成人設定
の為,ストーリー展開やキャラ設定もどこか
落ち着いた雰囲気に収めてある印象になるのは
仕方がないのかもしれませんね。
(うさぎ課長は別としてw)

1つだけ苦言を呈するとすれば
一宮さんと長谷部君のキャラデザにもう少し
メリハリをつけてほしかった事でしょうか。
二人の顔立ちが似ているので数回戸惑いましたw
髪の色を黒と茶ぐらいには分けてほしかったかな。



そんな中,
この作品でお気に入りのキャラは...

『長谷部 豊』

チャラ男に見えて実は気配り上手で
好きになった相手には一途な憎めないヤツ。
何事もそつなくこなしてしまうデキル男な
面も格好良く、始まりと終わりで印象が
大きくガラッと変わったキャラでした。

これがギャップ萌えと
言うやつですねわかります♪

僕が女性、もしくは男の娘だったら
惚れてしまいそうです、はいw
※もちろんあくまで仮定の話ですよ?


◆一番笑ったシーン◆

この作品と言えば「ざまぁww」が超有名です。
僕は基本的に未視聴の作品に前知識はあまり
入れない方なのですが,このセリフはかなり
有名なので存じておりました。
でも,どのキャラがどのタイミングで
言い放つかまでは知るよしもなく視聴を
進めていたのですが...

あれれ?
例のセリフが出ないんですけど!?

他作品のセリフと勘違いしていたのかな、と
脳裏に浮かんだ直後の{netabare}
第12話のラストでやっと出ました!

想い人ルーシーの仇、じゅげむ名を
区役所の受付でそのまま受理してしまった
人物が自分の父親だと判明し,途方に暮れる
長谷部君に追い討ちをかける千早さんの一言...


『長谷部さん、一つ宜しいでしょうか?
 ………………………………ざまぁww』


↑この間の取り方は神がかってました!

笑いのツボを心得てますね。
暫くしてからジワジワと笑いの波が押し寄せて
きて、何度もリピートしてしまいましたww
{/netabare}


◆OP曲 『めいあいへるぷゆー?』
歌:山神ルーシー(茅野愛衣)
  三好紗耶(中原麻衣)
  千早恵(豊崎愛生)

「なんか困っちゃてんならぁ~♪」 と,
ついつい口ずさみたくなるような
楽しい気持ちにしてくれたOP曲。
OP画のクレジットも背景に溶け込ますなど
思考を凝らした技が光ります。
A-1Pictures作品のOPは視覚,聴覚ともに
楽しめる曲が多くていつも注目しています♪


◆ED曲 『ハチミツ時間(どき)』

OPとは打ってかわって
シットリとした癒しソング♪
4話ずつの交代でそれぞれのヒロインが
歌を担当しています(※13話では未使用)
同じ曲なのに歌っているヒロインが代わると
また違った印象を受けるから不思議です。



◆最後にアレを検証◆

※ここから先はネタバレを伴ったアレな
話をするので下ネタにご理解を頂けない方と
未視聴の方はスルーして下さいね m(._.)m

{netabare}


アレな話


察しが良い方なら
もうお気づきではないでしょうか?



そう


この作品随一の
巨乳を誇るルーシーのおっぱ…
もとい、お胸様のカップ数についてのお話


第2話の千早さんとルーシーの
会話のやり取りの中で


千早さん『F?』

ルーシー『そんなに小さくみえますか?
     良かったぁ…』


と、ルーシーのカップ数を
聞き出そうと千早さんがかまをかける
ヒトコマがありましたが天然のルーシーが
とんでもない爆弾発言をしちゃってますね。


おやおや?
Fカップは小さいのでしょうか?


ふぅ……(軽く一呼吸)


例を挙げるのならば日本人でEカップの
双丘をお持ちの女性は全体のわずか6%しか
いないと言う検証結果が既に出ています。

これよりカップ数が上がるにつれ
パーセンテージが減るのは最早,円環の理。


さて,ここで本題に入ります。


『ルーシーのお胸様の
カップ数はどれくらいなのか?』

↑↑私、気になります!


直近のGかな?

これでもかなりデカイですね...

僕は出会った事のない未知の領域です。

でも、直近のGはルーシーのFに対しての
「そんなに」という言葉から否定を導く事が
できますね。


はい、では次のHだろうか?


これも否!


断じて否です!!


彼女は困惑しつつも少し安堵した
表情で言い放ちましたよね?


「そんなに」…となっ!!


表面上の言葉だけに踊らされるのではなく
相手の何気ない仕草や感情までをも読み取る
事ができなければ真の変態紳士は名乗れません。


という事でこれも否ですね。
あの場面での「そんなに」の言葉を
決して軽んじてはいけません。


じゃあ、Iだろうか?


むぅ…Iかぁ。


I、I、I、あい、あい、あっ…愛ッ!?


愛という文字には
「愛情」「恋愛」「愛憎」「愛でる」 等
人の感情を司る言葉に多く含まれますね。


ルーシーのご両親がつけた長いじゅげむ名にも
「愛」いう文字を用いた名前が一つ含まれています。


「愛がイッパイ詰まったIカップ」


皆様どうですか?
この辺が妥当で尚且つしっくりくる
ラインではないでしょうか?


様々な人から愛されるように願ったご両親の
願いを考慮しつつ、愛されキャラのルーシーに
ぴったりのカップ数だと思いませんか?


そう言えば過去にこんなキャッチフレーズを
用いたグラドルがいましたねww

元気にしているのかな?


愛がイッパイ詰まったお胸様かぁ...
とっても甘美で殿方を惹きつける
美しい日本語だと思います(*´ω`*)♪


以上が、僕が愛読している
「おっぱい美学全集」から自分なりの
解釈を加え、類推適用した結論となります。


長々と綴った駄文に最後までお付き合いして
頂いた紳士淑女の皆様方に感謝致します♪


ご清聴ありがとうございました。

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 53

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

普通に面白い、もうちょっと評価されても良い(私見)

・・・個人的にはめちゃくちゃ面白かった。
肌に合うというか、好みと言うだけかもしれないけれども。

どうやら原作は4コマ漫画らしいですね、未読ですが。

サーバント×サービスのタイトル・・・については、
たまたま舞台が区役所だっただけって感じで、どうしても公務員でないとダメって事はなかったんじゃないかな、
お役所あるあるとか、お仕事紹介的な要素とか、特になかったしねぇ。
ただ、主人公の名前絡みでは、かかわりが大きいかなぁ、
ま、クリエイターである作者さんの設定にケチをつけるわけではないんだけれども。


とは言え、とにもかくにも、特段際立ったポイントがあるようには見えないんだけれども、面白かった。
キャラの掛け合いと言うか、絡むタイミング、テンポ、ノリ、物言い、すべてと言ってもいいくらい私のセンスに合った感じ。
各キャラクターもずば抜けて突出したキャラは見受けられないにもかかわらず、どのキャラクターも存在感、絡み方に個性があり、普通に面白い。

物語については、
お役所日常系・・・かなぁ。
しかしながら、そこはそれ、大人な皆さんがキャラクターなので、それぞれに大人な恋愛模様が展開されたりして・・・。
または、恋愛下手なキャラのもやもや具合にニヤニヤしたり・・・。
久しぶりに背中のあたりがくすぐったくなりましたわ。

作画については、普通に十分キレイ。
キャラは大人キャラとは言え、若干、幼い感じはあったかもしれないけれども、アニメなんでね、十分許容範囲でしょう。

声優さんも普通に良かったです。
違和感とか、合わないとか、不快に思う要素は特になかったです。

音楽については、OP・EDともに良かったですね。
と言うかOPはかなり好み、楽しさと言うか「楽しそう」という期待感が高まる勢い、創りです。スタッフの紹介も工夫がされていて、手間がかかっている、センスを感じました。
EDも基本の飲み物が注がれて始まるものでさえ、美しく、やはりセンスを感じるものです、心地よい。
これらは、高く評価しても良いと思います。



キャラクターは・・・どのキャラクターーも「ぶっ飛んだ」と言うほどの個性はないんですが、若干、控えめな個性の発揮っぷりが楽しい。

主人公の山神ルーシー・・・
見た目はどちらかと言うと地味、主人公らしくはない、が
観ていると色々とかわいらしくなってくる。
名前にコンプレックスを持っているため、色々と積極的になれず、恋愛下手なところにニヤニヤしてしまった><。
あとアホ毛が表情豊かw
なんかのアニメ(=帰宅部活動記録)では主人公のアホ毛にあまりにも違和感を感じ(ウザく)て視聴を停止した実績があるのですが、この作品は大丈夫でしたw
観ていて楽しいキャラクターでした。


長谷部豊
主人公の同期、そして・・・。
もし私がこの長谷部のような、能力を持ち、こういう性格だったら人生変わっていたなぁ、と羨ましくなった。
色々問題はあるかもだけれども、この性格は羨ましい。
まずもって、あの軽口で「ルーシー飯食いに行こー」とか「つきあって」とか言ってみてーw
と言いながらも、意外と純情っぽいところや、生真面目なところ、真剣なところなどが垣間見え、なかなかに楽しい。
意外と陰な面も持っているしね。
本質的には、なかなか硬派なのかもね。


三好沙耶
主人公の同期。
意外と地味な容姿、一番普通なイメージだが、やはりただモノではない。
気が弱く、いつも役所に来るおばあちゃんの相手をしているが、
意外と毒舌、切れ味がある。
このばあちゃんの孫と・・・


千早 恵
主人公の先輩さん。
この人もなかなかにユニーク。
終始ジト目でwたまに魂の叫びがwww
女性らしい心の叫びもあり、楽しい。
主人公と他との絡みも、いい感じ。


大体、この4人に注目して観ていました。
その他にも、登場キャラクターはいるのですが(総数は、そう多くはない)。


全13話とのことで、一応、大筋の
・ルーシーの名前問題
・ルーシーと長谷部の恋愛問題
あたりは、大体解決しているのですが、

その他にも、色々と発生したり、残ったりしている案件があるような気がします。
ぜひとも、このキャラクター達のその後を観てみたいのですが、
続編、2期は難しいのでしょうかねぇ。


「WORKING~」の作者さんが原作者さんのようですね。
こちらも観たことはあって、面白かったのですが、
私はサーバント×サービスの方がお好みでした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

72.8 2 説教で巨乳なアニメランキング2位
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (489)
1480人が棚に入れました
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤバいこれ。。とてもセンシティブでハートフルな家出少女の物語 

 
さて・・何から書いたものか。。

まず、センシティブな内容であろう事は予想してました。

ちなみに、センシティブとは・・・
(作品と直接関係ないので畳みます)
~▼{netabare}
直訳 :繊細な、敏感な
使い方:扱いに慎重さを要するコンテンツなどを形容
Twitterでの定義:
 ・写実的な暴力表現
 ・成人向けコンテンツ
 ・強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
 ・グロテスクなコンテンツ
 ・ヘイト表現を伴う画像
{/netabare}▲~

この作品、賛否あるようですね・・
同じものを見るのでも食べるのでも、好みや観点が異なれば、評価や好き嫌いが分かれるのは当たり前ではありますが、この作品については極端な傾向があるように思います。きっと、センシティブな部分や犯罪誘導的な側面など、人によって受け入れ難いツボを含んでいるのかな、と思います。
自分は、物語としては肯定的です。

最初に作品タイトルを見て思い出しました・・
昔、家出少女が宿探しするための掲示板があるのを知り、驚いたことを。
(個人的な回想なので畳みます)
~▼{netabare}
もっとも、当時は法に触れる行為とは知らず、いい思いをする輩がいるんだ的な感覚だったと思います・・
この問題の本質、保護すべき対象を見失っていました。大いに反省しなければなりません。無知にも程がありますね。
{/netabare}▲~
今ではさすがに犯罪行為であることは承知しています。
最近ではSNSを使うんですね・・益々発覚しにくくなりゆゆしき状況かと。

そんな訳で、自分にとっては非常に興味深い題材でした。

 略称:ひげひろ
 原作:KADOKAWA系の投稿小説
 制作:Project No9
 放送:2021年春
 視聴:2021年夏 Hulu

=視聴前=

家出少女を拾う?警察に届けんとあかんでしょ・・・
お金を渡してネカフェに泊まらせるとかでもいいし。
しかるべきところに相談してもいいし。
ま、それじゃ物語にならんだろうけど。
文学性や話題性を考えれば、発想は悪くないかな。
ま、ゲスな内容じゃなければだけど。

=視聴中=

ヒロインのキャラは、めっちゃ、ストライク。
カバネリの無名に似ているような。。
妹属性も娘属性も恋人属性も感じる、稀有なケース。
声もいい。高めの声を想像してたので、最初は落ち着いた感じの声に違和感ありましたが・・好きな声優さんなので更にさらにテンションはアップw
北海道出身なら「サイカノ」みたいに「~でしょや」を使って欲しかった。。

~▼{netabare}
cv市ノ瀬加那さんはダリフラのイチゴが印象的でした。
今回のキャラは「色づく世界~」のあさぎにも似てる感じですね。
ヒロインは初かな?ようやくですね。おめでとう!

初見で惚れたと言ってもいいくらいヒロインを気に入ってしまいました。
チョロくてすみませんが、もう感情移入しまくりです。
きっとこんなコ泊めたら・・自主規制は無理でしょうね。

そんなお気に入りのヒロインが放つ、衝撃的なセリフが胸に刺さる・・
(かなりセンシティブなのでさらに畳みます)
~▼▼{netabare}
『やらせてあげるから泊めて』
『ね、やらなくていいの?』
『え?普通にやるけど』
『今までの人は・・私とHしたがったよ』
『色んな男の人の家を渡り歩いてきました・・カラダを使って』
『数日の宿のために簡単にカラダを許してました』
『男性から求められる事に少しだけ喜びを覚えるようになったり』
『前にあの人とやったの。何度も。何度も。いっぱい、いっぱいしたの』
『初めての相手の名前も覚えてない』
『一度受け入れたら後はその繰り返し』

頑張ってるなあ・・ベッドシーンまで・・
でも静止画で良かったマジで。

しかし数日で捨てられて半年間ってことは、いったい何人と・・
憧れのヒロインが意に反して寝取られる、この感覚・・

くやしさ・・?
いくら同意であるとはいえ・・
そうせざるを得ない状況に追いやった大人たちや環境がやるせない。
そういう思いは吉田に共感。

でも・・
ぶっちゃけ、こんなS級美少女と毎日・・そんな状況に妬ましさすら覚えて・・
{/netabare}▲▲~

うぐ・・これはキツい。胸が・・胃が・・ココロが・・
くるしい・・
せつない・・

●キャスト
後輩の三島ユズハ・・どんなキャラ。
イケイケかと思えば一歩引くとか。。
cv石原夏織さんは主役級もそれなりにやってますが「色づく世界~」では市ノ瀬さんと共演してましたね。
今回ED曲も担当。カラオケでの泣きシーンはグッときました。。
ユニット解散は・・触れない方がいいかな(触れとるやん)
その後のご活躍、なによりです。

上司の後藤さん・・なんてキャラww
好きな男に告られて引き延ばすとか、こんな美人で未経験とか。
(ユズハの「後藤さんはブキミです」が言い得て妙w)

バイト先の井口・・憎いけど・・でも・・いややっぱ憎い。
サユはお金なくてあまり遠くに行けないだろうから、過去の男とバッタリなんてこともあるんじゃ?とツッコもうと思ってたらすぐ出てきた。
ヤサ男なワリに「バラされたくなければ・・」でカラダを条件としないところとか変にズレてる・・というか作者の良心?

ヒロインの親友、結子・・また石見舞菜香さんとお会いできました。
泣きのセリフはもうなんとも。。(フルバを観たばかりだもんで)

●展開
花火回、フラグでなく無事に終わってホッとした・・アニメの観過ぎかな。。

終盤、風呂敷の畳み方が気になったけど、北海道について行ったこと、良識的なところに着地したことは良かった。

ただ母親を説得するくだりは、山場のワリに期待ほど盛り上がらず。
セリフがあまり響かず。
特に母親の猛省を促せずモヤモヤ。

吉田、後藤さんをフッたんかい。。サヤを待ってんじゃん。

そして高校を卒業したサヤが電柱の下に・・うぐぅ

でもさ、「今度はあなたの家に泊めてよ❤」・・・
コレはないでしょや。。
無理やりこれ差し込んだ感が満載。
{/netabare}▲~

終盤はちょっと意外性に欠けたけど、いい終幕だったかと。
(まさかEDで視聴終了してないですよねw)

友人たちが本当にいい人。
(犯罪加担者とのご意見はごもっともですがw)

展開や演出も意外とハートフル。
声や演技も相まって胸に刺さりました。。


=視聴後=

やはりセンシティブではあったかと・・

性欲というものは、古今東西、良くも悪くも歴史や社会や文化に影響を及ぼしてきたワケですが・・理屈だけでは語れない、欲情も含めた人情をうまく描いたように思います。(チョロいと言われればそれまでですが)

「下半身だけは別人」とか、「女は子宮で考える」などの言葉があるように、地位や知識や見た目がしっかりした人でも、色欲が絡むと人が変わるなんて事もあるのが世の中。
~▼{netabare}
どう考えても、サユをそのまま街に解き放つのは、自分の中ではあり得ません。

連れ帰ってしまったら・・手を出してしまい、捕まるかも。
でもサユをスルーorリリースしたら・・助けられなかったことや、矢口のような輩にいいようにされてしまうことをモンモンと考え、一生後悔するでしょう。それよりは捕まるリスクを賭してでも保護した方がいい。
そうですね・・サユのためというより自分のためかも。

でもそれは、あくまでサユの場合。
可愛いからというのももちろんあるけど、立ち直る可能性を大いに持っている。可哀想と思った時点でブレーキは効かないかも。

あ・・これはあくまで物語上の妄想ですのであしからずw
実際には、サユのような家出少女との遭遇はまず起こり得ないでしょう。
起こってしまったら?ワタシヨクワカリマセン。

てか、この物語通りの展開になったら後藤さんを選ぶかもw
でも、もし後藤さんにOKしていたら電柱の下でのラストシーンは・・
後藤ルートはなしですねw
{/netabare}▲~

いや~筆が止まらないですね。
色んな考察、妄想など全て書いたらキリがないw

これ、ただゲスな物語ではなかったですね。

それどころか、色々考えさせられるし、楽しさもある。
胸をギュッと掴まれるような切なさ、やるせなさもあるけど、
繊細な問題を重くなり過ぎずに絶妙なバランスにして慎重に物語を紡いでいる感じがします。。

う~ん・・なんか褒めすぎ?w
少なくとも冷静に観られなかったのは確かですね。

いい話じゃないですか。


それでも、やはり・・

■言いたいこと
作り話であることは重々承知。
けど吐き出さないと精神衛生上よくないのでw
~▼{netabare}
<さゆ>
 親とうまく行かないだけで生活投げやり・・ってどうよ(設定的に)。JKを拾ったらデメリットしかない?なにそのズレ感。拾った方は超ラッキー感覚だと思うが。女性にも性欲があるのはわかるけど自分を安く見過ぎでしょや。
 衝動的に家を出るのはわかるけど・・いい家のお嬢様で頭良くてこんなにカワイイのに体を使ってまで放浪続けるやつがあるかー!しかも優しいお兄さんが支援してくれてるのに絶望感て。。担任はなにしてる!(ちなみにここで北海道の実際のいじめ事件のニュースが。。)
 母親への説明でサユ「本当は自分のしてる事がイヤでイヤでたまらなかった」。きっと・・サユは、少しは相手を選んで泊まっていたんだよね?育ちはいいワケだし根っからのビッチでもないし頭も悪くないから。そうだ、そうに違いない。精神衛生上、そう思うことにしよう。。
<吉田>
 えらい。本当にサユがキミに出会えたのはまさに僥倖(ぎょうこう=偶然に得る幸福)。サユファンとしては手を出さなかったのもエライけど(ある意味、揶揄)、何よりサユを立ち直らせてくれたことは大賞賛、大感謝。
しかも犯罪行為であることを知り、危険を賭してまで。
 これが、初めからサユに魅力を感じて鉄の意志で手を出さなかったという設定だったら、どうだろう・・ギャグアニメになるかw
<結子>
 親友の前で飛び降りるってなに・・抗議や腹いせのために恨む人の目の前で、が普通じゃないかな。ここは特に設定上の無理やり感が否めなかった。
<いじめ>
 またそれ・・フルバ視聴直後なので食傷気味。
<必要とされてるのが嬉しい>
 またこれ・・もうさ、その辺のメンタル面、つまり、「アナタは生まれて来て良かったんだよ」とか、「存在していいんだよ」とかを、義務教育内でしっかり植え付けた方がいいんじゃないかな!(大真面目)
<サユの母親>
 手を上げちゃダメでしょや。。と言っても通じないんだろうな。その歪んだ性格、ヒステリー、一体あんたナニを失ったん。言わなきゃわかんないでしょや。んでもって「親はあんたしかいない」の一言だけで改心?薄いわー。バカなの?
 ま、サユの家出のきっかけだから中途半端な嫌われ役にはできないのはわかるけど。悪役ごくろうさん。
{/netabare}▲~

子供を愛せない実の親ってよく見る設定だけど、実際にもあるみたいですね。
なんだかやるせないです。親やその関係者によるDVや性犯罪も絵空事ではない現実で、感受性が強く精神的に未熟な未成年は逃げ出すのも一つの解決策であるべきですが、その最良の方法は家出ではないはず。。

■家出について(作品とは関係ない実社会の話)
(説教くさいので畳みます)
~▼{netabare}
作中でも触れてますが現実では主人公の行為は犯罪です。
羨ましいとかいい出会いだったとかいうのは、現実の世界に持ち込んではいけません。
でも、現実でも家出があるのは事実・・
つまり、それを救う必要があるのも事実。

物語としては吉田は結果的に人を救い、褒められてしかるべきと思います。
でも現実ではそんな人間がめったにいないことも、そんな人間と会える僥倖が見込めないことも、真実。

児童センターがあるように青少年の相談先もちゃんとあります。

<家出のデータ>
10代の家庭を原因とする行方不明届者はH29年で約1.5万人とのこと。
行方不明者全体の男女比から推察すると、その内女性は4500人程?
さらにその内可愛い女性は適当に見積もって1000人位?
(とある調査では自分を可愛いと思う10代女性は4割らしい)
まあ、可愛い家出少女自体は実際存在するだろう事は想像に固くないかと。

いえね・・主人公を見習いましょうとか言うつもりではないです。
むしろその逆です。
こういう娘たちを狙う輩は、実際いるんでしょうねって話です。
{/netabare}▲~

ヒロインのような娘はそれなりにいそう。
けど、主人公のような人は、めったにいないでしょう。
まして、実際には善意であっても犯罪。

で、保護対象を守る方法は既に用意されている。
ならば広く周知し運用しましょうよって話です。

大人も子供もそれを広く知っていれば、一人でもその悲劇を減らすことができるのではないかと。

この作品を機に、そういった機運が高まって欲しいものです。。

<知識として>
■16歳少女を家に泊めて逮捕・・・「善意」でも犯罪なの?
http://news.line.me/issue/oa-bengo4com/qy4h1cjnubfm

■本人の同意があっても「未成年者略取」になる? 誘拐との違いを解説
https://shinjuku.vbest.jp/columns/criminal/g_other/4472/

■都道府県警察の少年相談窓口
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html

■厚労省、児童相談所虐待対応ダイヤル。
「いちはやく」=189(キャッチさんありがとう)

=最後に=
物語では、石川五右衛門のように犯罪者がヒーローたり得ないなんてことはないかと。

でも、現実社会ではいくら家出娘が可愛くても可哀想でも連れ帰っちゃダメ。寄り添い、相談に乗ってあげましょう。惚れたんなら立ち直ってから恋愛すればいい。家族が守ってくれないなら、社会で守る。そんな世界であってほしいですね。

なんだか熱くなってしまいました・・
それほど、自分にとって心に残る作品となりました。

【追記】
1点、視点を忘れていました。
『この作品は、家出少女の家出ハードルを下げる』のではないか・・
正直、そう思います。だから、最後のテロップはあり得ない。
ラブコメだからって「てへ」では許されない。
そこはちゃんと、大人として189紹介などのメッセージを出すべきでした。少なくともR指定はすべきかと思います。
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

未成年者誘拐事件の記録

おどろおどろしいタイトルですみません。

巷では「犯罪だ-犯罪だ-」と騒がれている本作ですが、
10話まで見たところ、
  法律以前に物語として破綻している
ので、まともに取り合うべきレベルの作品じゃないのかな、と。

法律の話はこっちに置いといて、
たぶんこの作品は、
  やさぐれた少女が信頼できる大人たちと知り合って、
  自分の足で歩き始める愛と再生の物語
みたいなものを書きたかったのではないかと思われます。

で、その目論見はものの見事に、ある種爽快なほど、外れています。

だって、一片の『リアリティ』もないんだもの。
木偶人形のようなキャラが、
常識を逸脱したご都合ストーリーの上で踊っていても、
共感とか感動とかムリ、無理だから。
{netabare}

かわいい女子高生を家に泊めたらヤるかヤらないか、という議論は、
最初から結論が『人による』に決まっているので考察から除外します。
描き方によって、どっちの方向でもリアルにも非リアルにもなるわけで。

だけどさあ……

    家出の理由ぐらい、聞けよ

ヒロインの沙優を自分の部屋に住まわせると決定するまで、
主人公が一回もそれを聞かないんです。
聞いたけど教えてくれなかったというのではなく、マジで聞いてない。

そういうの聞くのはヤボってもんよ、が江戸の粋かも知れませんが、
犯罪者から追われている可能性も、
逆に沙優が罪を犯して逃げ回っている可能性もあるわけで。

主人公は沙優を『保護』しているつもりのようですが、
何から保護しているのかは『知らん』でOK。
そういう極めてシュ-ルな哲学が物語の根幹をなしちゃってるわけです。

もちろん、そういうのは『やさしさ』ではありません。

理由がわからなければ、
  時間をかけて自分で考えさせれば解決する問題なのか
  誰かが手助けしなければ解決できない問題なのか
  どうしようもない、逃げるしか手がない問題なのか
誰にもわからないわけですから。

半年も家出を続けるほど悩み苦しんでいるのに、
その悩みを聞いてあげようともせず、
ただ寝床を提供してあげるだけで、解決は本人に丸投げ。

そんなものが『やさしさ』であろうはずがありません。


で、それが会社の同僚とか後輩とか上司とか、
つまりは状況を知った人たちに伝播して『共通認識』になります。
まったくもう、どいつもこいつも。

同僚程度ならまだしも上司は、
事前にわかってた事案で部下が逮捕されたら監督責任を免れません。
一応、沙優に理由を聞いてはいるんですが
「言いたくありません」の一言であっさり承認。いいんだそれで?

ただ、この巨乳上司さんは主人公に対して、
  前から好きだったけど『今日じゃない』という『カン』で告白を拒否。
  だけど周りに女の影がちらつきだしたら、
  焼肉屋でメシ食いながら、処女あげてもいいよ宣言。
という病的に情緒不安定な人なので、別の心配が必要かも知れません。


まあ、みんなそれなりに『いい人っぽいこと』は言うのですが、
そもそも物事の捉え方の関節はずれちゃってるので、
なにを言ってるんだおまえは、としか思えません。
{/netabare}

で、沙優のお兄さんが現れるのですが、
この人も、かなりぶっ飛んだ思考回路の持ち主です。
{netabare}
家出していた妹と半年ぶりに再会したのに、
これまでどうしていたんだ、なんて聞こうともしません。
さらに、現在進行形で縁もゆかりもない男と同棲しているのに、
  いい人そうだから
という理由で、その生活の一週間延長をOKしちゃいます。

いや、実家に連れ帰る連れ帰らないはともかく、男と同棲はダメでしょ。
相手にも迷惑だろうし、
金持ちなんだからホテルぐらいとってあげなさいよ。
{/netabare}

そして、いかれた人たちに囲まれて元気を取り戻した沙優は、
ついに家出の真相を語り始めます。
この話がまた、突っ込み所のみで形成された、すごい出来栄えなんです。
{netabare}
 私の友だちで、結子って子が周りの女子からいじめを受け始めたんです。
    [ええと……中学ならまだしも、高校で?]
 結子が言うには、私が男の子をふっちゃったのが原因で。
    [友だちなら、ふつうはそういう理由かくしますよね?]
 私がきれいでいじめにくいから、結子が代わりにいじめられて。
    [それ、真面目に言ってます?]
 二人で一緒に頑張ろうねって言ってたんですけど。
    [相手に文句も言わず、先生に相談もせず、何をがんばると?]
 それで、ついに結子が私の目の前で自殺しちゃったんです。
 いつもみたく学校の屋上で待ってくれてて、
 私のせいじゃないよって言ってくれて、そのまま飛び降りて……
    [いやいや、目の前で飛び降りって、ものすごいあてつけですよね?]
 それで、私の家にマスコミの人が押し寄せてきて。
    [いじめ加害者じゃなく、被害者の家に?]
 お母さんに、あんたが殺したんじゃないのって言われて、キレて。
    [自殺の理由が明確ですから、母親がそれ言う理由ありませんよね?]
 兄が、母親と距離とった方がいいって三十万円貸してくれたんです。
 最初はそれでホテルとか泊まってたんですけど、なくなって、
 もうなんか投げやりになっちゃって、
 最初に声かけた男についてって、その後は神待ち生活続けてました。
    [要するに、お母さんが苦手ってだけのことなんですよね?]

んで、その話を聞いていたバイト仲間が
  沙優ちゃん、頑張ってきたんだね。えらいよ。
って……いやいや、頑張らなかったからそうなったんだよね?


というわけで、関節はずれまくりで人のカタチとどめてません。
物語の内容ぶっちぎった明るく爽やかなOP・ED曲が、
あざやかにトドメ刺しています。
{/netabare}

おすすめ度としては、文句なしのEランクです。

テ-マとしては面白いし、キャラデも可愛いのですが、
それを使い回すだけの力量が作者に備わってませんでした、みたいな。
世界観、見渡す限り美しい、すてきなお花畑です。


悩み苦しみ、自分を粗末にしながら街を彷徨っている子供を見つけ、
あれこれ詮索せず、落ち着くまで泊めてあげる。
それ自体が『美しい行為』であることを、僕は否定しません。

だけどそれは、いまの日本では『犯罪行為』なんです。
{netabare}
そういうのは警察か児童相談所にもっていけ、がル-ルです。
そこできちんとした対応をしてくれる保証はありません。
大人の理屈でまるめ込まれ、
解決どころか納得すらしないまま家に連れ戻されて、
また同じことの繰り返しになることだって充分あり得ます。

そしてヤバいやつに引っ掛けられ、人生転がり落ちることもあります。

それでも、一般市民は困っている子供たちに、
100%の善意であったとしても、手を差し伸べちゃいけない。

なぜならば、それを法規制しないと悪人がのさばるからです。

法規制しないと、中高生が
「親が勉強勉強うるさい」ぐらいの理由で見知らぬ男の家を泊まり歩いても、
法的に手出しできないということになってしまいます。
そして『神まちJK』とか言われる子供たちが、
しょうもない人間たちの食い物にされているのは周知の事実です。
ロリコン親父が児童を連れまわすという犯罪も、現実に起こっています。

つまり、現在の法体系というのは、
悪意を封じるために善意も合わせて封じなければならないという、
苦しい矛盾の上に成り立っているんです。


この作品の主人公たちがそのことを理解し、
覚悟を決めて沙優をかくまっているのなら評価が全然変わります。

あるいは、なにも知らないまま沙優をかくまい続け、
逮捕されて裁判にかけられてしまうとか、
現在の法体系の矛盾を問題提議するような内容であったとしても、
映像化する意義は立派に存在したと思います。

だけど、そのどちらでもなく、
  いい人に拾われてよかったね、ちゃんちゃん
なんてお話、わざわざ映像化する意味なんてないでしょう?
{/netabare}
感動してマネしたら、逮捕されちゃうんですよ?



ここからは趣向を変えまして、
この作品のどこが、なぜ、どういう犯罪になるのかということを、
可能な限りわかりやすく解説してみたいと思います。

本編のレビューとしてはほとんど関係ないので、
ネタバレで隠しておきますから、
興味のある方だけ読んでいただければ幸いです。

法律の専門用語をあえて外していますので、
厳密にいうと「少し違う」のですが、法科の方、ごめんしてくださいね。
{netabare}

この作品の主人公が引っかかる可能性が高いのは、
  青少年健全育成条例
  未成年者略取及び誘拐罪  の二つです。

前者の方はものすごく簡単で、沙優のような未成年者を
  保護者のOKなしに、深夜に連れ出したり止めたりしたらあかん
というものです。

これはまあ、ほぼ確実にアウトですね。
ただ、つかまっても罰金だけで済む、わりと軽めの犯罪です。


問題は後者の『未成年者略取及び誘拐罪』の方です。

  ええっ? 誘拐なんかしてないじゃん、同意の上じゃん。

と感じる人が多いかも知れませんが、実はこれ、アウトなんです。


そもそも、嫌がってる人を「おりゃあっ」と無理に連れ去るのは、
誘拐じゃなくて『略取』なんです。
こっちにおいで~、と
騙したり誘惑したりして連れていくのが『誘拐』なんですね。

で、この法律は『未成年者』がアタマについてるのがミソ。
誘拐されたのが未成年者の場合には、
その監護者(親とか保護者とか)の権利も、守られているんです、

ですから、たとえ娘さんと同意していたとしても、
お母さんが「あたしゃ認めてないっ、これは誘拐よっ」
と言い出したら、誘拐になっちゃうんです。


この罪が成立する条件というのは、以下の三つです。
 ① 相手が『未成年』であることを
 ② ちゃんと『知った上』で
 ③ その子を『略取または誘拐』して自分の元におくこと

この作品を例に取ると、
最初の夜は主人公が「帰れ」と言っているのに、
沙優が強引にくっついてきていますよね。

この場合、沙優が女子高生であることは、見ればわかります。
だから①と②の条件はクリア。
ただし主人公自らが誘ったわけではないので③の条件を満たさず、
一泊目だけは、ギリギリセ-フと言えなくもないです。

ただし、二泊目以降はぜんぜん話が違います。

沙優は何も言ってないのに、主人公が「ここに住め」と言ってます。
家出して困ってる相手にそれを言うのは『誘惑』に他ならず、
③の条件をクリアして、めでたく犯罪者の仲間入りです。

作品本編では巨乳上司が「それって犯罪と紙一重よ」なんて言ってますが、
もろ、バリバリの、どこに出しても恥ずかしくない、

               りっぱな犯罪です。


この罪の刑罰は『3か月以上7年以下の懲役』と、めっちゃ重いです。

お母さんが訴えでたら、
アパートにパトカー横付けされて、その場で手錠をがちゃり。
留置場に放り込まれて、厳しい取り調べ。
家出の理由すら聞いてないのですから情状酌量の余地も少なく、
裁判で有罪判決受けて前科者、というのがふつうです。

よいこは、絶対にマネをしてはいけません。


ちなみに、この法律は『親告罪』といって、
沙優あるいはご家族などからの訴えがない限り、
逮捕されることはありません。

ただしそれは「法律的にOK」という意味では決してなく、
犯罪は犯罪なんだけど、警察が勝手に逮捕できないだけのことです。
訴えられなきゃ何してもセーフ、とは考えないでくださいね。


そして、もしも沙優とセックスしていたらどうなったか。

その場合は『未成年者略取・誘拐罪』ではなく、
わいせつ目的で誘拐したということで、
ワンランク上の『営利目的等略取・誘拐罪』になる可能性があります。
(厳密には違いますが、そう理解してください)

刑罰も『一年以上十年以下』と、さらに重くなります。

そして、この罪は『親告罪』ではありません。
家出JKひろってタダでヤれてラッキーとか思ってたら、
いきなりパクられてムショ暮らし、というのが冗談にならないんです。

ちなみに、覚せい剤を所持していた場合の刑罰も『十年以下』。

ヤれる家出JKを部屋に連れ込むっていうのは、
たとえ本人との合意があったとしても、
家の中に覚せい剤隠し持つのと同じことなんです。
{/netabare}

よいこのみんなは『神まちJK』なんか、
絶対に拾わないようにね。
万が一拾っても、手は出さない。おにいさんと約束だよ~っ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
本作は「家出した女子高生と、それを家に泊めるがエロいことはしない社会人との恋愛モノ」という、過去に例のない設定が見処。

とはいえ、これはつまり「美人で金持ちで周りの男子全員からチヤホヤされてる女の子と、それに全くなびかず正論で説教かましてくるネクラ男子のラブコメ」という、王道設定の変化球なんだと思います(皆と違い、なんでアイツだけは、、、的なw)

本作の主人公の行為は、そこに悪意や性行為がなくても「未成年者略取・誘拐罪」にあたり、それに不快感覚える方はそもそも視聴しない方が吉だと思います。

本作を視聴するのであれば、そういう違法行為がある前提で、(主人公達も自らの違法性は認識してますから)その中で悩んだり歩み寄ったりする登場人物達の成長と恋愛を楽しむというスタンスが必須だと思います。

レビューでは、「犯罪、ダメ、絶対」ではなく、もっと内面的な部分で、本作で気になった点を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私はアニメにおいて、設定は重要視していて、その上できちんと成立していれば褒めるし、破綻していれば批判するのだけれど、本作に関しては、やや破綻しているように感じる点がある。

まず、吉田の聖人君子っぷりが気持ち悪い、、、のは一旦置いといて(笑)、

荻原沙優は、これだけお世話になっている吉田を、「自分が犯罪者にしている」ことに対してどんな気持ちなのだろうか?

バレれば(吉田が)普通に警察に捕まることは理解している。なのに、身バレのリスクが上がるだけのバイトをしたり、あまつさえ初対面(どんな人かもまだ分からない)の友達(あさみ)を連れてくるとか、軽率が過ぎる。

あれ、結城あさみが通報してたら、一撃で吉田は犯罪者。社会的に大ダメージを受けるわけで。

そこに頭が回らないほど、バカなキャラじゃないでしょ、沙優は。

「すぐに身体を求める男→ヤらしてやったから対等の関係(貸し借りなし)→警察に捕まってもそれは自分のせいじゃない」という沙優なりのロジックがあるのは分かる。

でも、吉田の場合はそのロジックの外側にいる存在なわけで。

沙優が吉田を大切に思うほど、吉田の元を去らなければならないと考えるのが自然であり、でも、吉田の元にいたい自分の恋心との葛藤がちゃんと描かれていれば、この作品の設定をきちんと活かした恋愛アニメになったんじゃないかと思うんだよね。

その点は、後藤さんに諭され、矢口に襲われかけて、少しは描かれてたけど、それだと遅いんだよな~。

つまり、順番の問題ですね。

矢口に迫られたり、兄貴が来て初めて危機感を覚えるのではなく、もっと前の段階から葛藤していて、それでもズルズルと甘い汁を吸ってしまっていた自分が嫌で。

この設定でやるなら、こういうドラマだよな~と思うんですよね。

本作の縦軸となっているのは、「沙優が自分の過去を受け入れて、未来に向かって自立する」ことなんだろうけど、本作で1番リスクを背負っているはずの吉田に対し、「まあ、吉田自身がリスクを承知で良いって言ってるんだから、良いでしょ」っていうスタンスで、彼の犯罪行為を責める奴、もしくは吉田の為になんとかして沙優を追い出そうとする奴が誰もいないことが、めちゃめちゃ不自然。

だから、沙優にとって甘すぎる世界が生まれ、沙優が自分のことばかり考えているように見えちゃうんですよね。吉田のことを考えれば、最後の思い出作りに夏祭りになんて行っている場合じゃないし。

学校への不法侵入のクダリもそう。沙優の気持ちも分かるが、吉田のことを考えるなら連れていくべきではない(セキュリティ甘いとか、誰も来ないとかは理由にならない)。

ということで、「沙優の危機感のなさ」=「沙優が自分本意である」という構図になっているのが残念。確かに沙優にも同情すべき理由はあるけれど、ただ(男や友達に)依存体質なだけじゃないかともとれる。

本作の設定ならば、沙優のワガママに吉田が振り回されるよりも、吉田のワガママに沙優が振り回される方が、自然だったと思う。

例えば、吉田が沙優の母に対して正論で説得しきるより、「沙優、結婚しよう」と、吉田がぶちあげ、母親を見限り、父親に結婚の同意をとりにいくくらいが、個人的には好きでしたね(民法上、未成年の結婚は、親権がなくても父母の片方が認めれば可能なはずなので)。

このアニメは、あまりキレイじゃないことをやっているのに、結論をキレイにまとめようとしているところがあって、だから、なんかこう違和感を感じるんだよな。

まあ、(私の案はトリッキー過ぎるので)本作のゴールとしては、しっかり大人になった沙優と吉田が結ばれる、しかないわけで。

その過程をどう魅せていくかということに対して、全ての登場人物(沙優、吉田、後藤さん、三島ちゃん、橋本)の心理描写が雑だったように感じる。

ちなみに、個人的には完全に三島ちゃん推しです。あざと可愛いくて素敵だ思うので、それも吉田の好感が下がる一因でした(笑) 
{/netabare}

【余談~本作を例にし、アニメ(創作物)における犯罪行為について考える~】
{netabare}
例えばドラクエやってモンスター殺しても動物虐待なんて言う人はいない。

バトルものなんて全部暴行罪だし、ラブコメでお風呂覗いちゃうのも完全に犯罪だ(のび太君もw)。

ただしそれは、作り手も受け手も「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」という約束事の中で遊んでいるからであり、この作品に賛否があるのは、作り手も受け手もそこが曖昧になっているからだと思う。

家出女子高生を社会人が自宅に泊める。それはリアルにあること。

そんな女子高生が「ヤッても良いよ」といっているのにヤラずに住ませ続けてあげる男がいる。それはややファンタジー。

まあ、お化け屋敷みたいなもんだね。作り手は極力リアルになるように作る。受け手は、それに全力でのっかって恐がる(楽しむ)か、あくまで作り物という枠内で俯瞰して楽しむか。

私の場合は後者のタイプだけど、前者のタイプの方は吉田の犯罪行為を許せないのだと思う。

本作の場合、なぜここまで批判を呼んだかと言うと、「真似できる犯罪だから」だと思う(悟空がカメハメ波で街を壊しても「真似したらどうする」という苦情は出ないもんねw)。

昔、ドラマでタバコを吸うシーンがあって、ある保護者から「子供が真似したらどうするんだ」というクレームが入って、それに対して、「子供に真似していいことと悪いことの違いを教えるのが親の仕事だ」と言ったコメンテーターに共感したことがある。

本作の行為は犯罪行為であり、それは絶対に許されないことだけど、単純に「真似した奴が悪いだけで、作品自体は悪くない」と思う。世の中で犯罪者が出たとき、「それはアニメの影響だ」みたいな風潮がたまにあって、1アニメファンとして腹立たしく思うことも多い。

と、は、い、え。

本作の場合、「吉田みたいな良い奴がいるかもしれない」と、年端もいかない女の子の家出のハードルを下げてしまう心配はある。

女子高生くらいになれば多少の分別はついても、中学生や、あるいは小学生ならどうだろうか。世の中にはそういう子を狙う変態もいる。

彼女らを家に泊め、セックスをしない人が0人とは言わないが、割合はかなり低いだろう。中には、トラウマになったり、望まぬ妊娠をしてしまったり、命を奪われたり。そういう危険性がある行為であることには違いはない。

「真似して良いかどうかを教えるのが親の仕事」というのは正論だし、私は誰の親でもないからただのお節介なのだけろうけれど、正論をしゃべりたくなる気持ちも分かる。

だから、このように、「低年齢でも真似しやすい犯罪行為」について、あまりに美しく描きすぎることの危険性はあると思う。対比として、沙優の友達(知り合い)とかで、同じようなことをしていて殺されてしまうようなことも、描く必要はあるように感じた。

ということで、「アニメで犯罪行為を描くこと自体は批判しない」が、「低年齢でも真似しやすい犯罪に関しては最大限の配慮をすべき」だと思います(まして今は、たくさんの子供が深夜アニメを観ているからね)。

ちなみに、同様の事例で、「家についていきたい」と言ってきた家出女子中学生を拾った男子大学生は、自室に女性の友達を呼び、2人で女子中学生の悩みごと(父親による家庭内暴力)を聞いた上で、しっかり説得し、警察と児童相談所に通報し、警察から表彰されたらしいですよ、参考までに(笑)

よって、私がこのレビュータイトルにつけようと悩んでいたのが、「ひげは剃れ。そして、女子高生は拾うな」です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
まあ、ヤるよな、普通は。聖人君子。

2話目 ☆3
会社の後輩、可愛いよな。三島ちゃん。

3話目 ☆3
三島ちゃん、良い子(笑) 沙優は、自分の身体に興味をもってくれないことが、自分に興味をもってくれないのかと思うわけね。う~ん、あまりに良い人過ぎてな、犯罪者であっても。

4話目 ☆3
どうやってコンビニでバイト採用になったの? てか、不用意だな。

5話目 ☆3
男性経験豊富なJkと、処女のアラサーの対決か。

6話目 ☆3
いやいや、それを店長にしゃべったら、通報されて自分も逮捕されるんだから、大丈夫でしょ。ここで吉田のことを心配するのは、まあ、そうだよな。

7話目 ☆3
兄貴ね。完全にバレてる設定で動かないとね。

8話目 ☆4
超正論。三島ちゃん、切ないな~。可愛いのに。花火大会、行ってる場合か? 

9話目 ☆3
世間体しか気にしない母親なら、家庭訪問を月1回とかにしてもらい、その時だけ帰省すれば?

10話目 ☆3
う~ん、感動的な話だとは思うけど、やっぱり、順番がな。吉田にヤキモキするし。

11話目 ☆3
更に不法侵入、とか、叩かれそうだな(苦笑) ビンタの1発で驚いたのは、もっと無関心を想定したからか。

12話目 ☆2
自覚していれば良いってもんじゃない。その通り。だから、そういう母親の性格を知っているなら、沙優は吉田を家に連れてくるべきじゃないよな。母親が訴えたら、どうする? 売り言葉に買い言葉。養子縁組なら、笑える(笑) ここで、法的根拠や正論が、通じるか? 

13話目☆3
ここまできてヤッちまったら、めっちゃ笑うけどな(笑) 吉田、もういっそ気持ち悪いよな、ヘタレ過ぎて。これで、吉田が結婚せず待っていて、沙優が会いに行くの忘れてたら、めっちゃ笑うけどな(笑) もしくは、三島ちゃんや先輩と付き合っていた吉田のとこれに沙優が来て、School Days展開に(笑)  とかって、最終話なのにふざけちゃう時点で、このアニメにハマらなかったってことだよな(苦笑) 最終シーンは、結構好きだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
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