警官でカーチェイスなおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の警官でカーチェイスなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.6 1 警官でカーチェイスなアニメランキング1位
逮捕しちゃうぞ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (114)
845人が棚に入れました
作者である藤島康介がオートバイファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。アニメ版も同様にメカニックには非常にこだわって描かれており、いい加減な描写は皆無である。こうした点に、藤島のバイク蒐集家としてのマニア心の冴え、および描写力の高さが伺われる。ストーリーのコンセプトはロマンティック系ポリスコメディであるが、設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる。また舞台も架空の都市や町を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域(墨田区)を舞台としたことや、警察描写も繊細に現実離れせずに描いているので読者・視聴者にも親近感を与え、より人気も高まった。

声優・キャラクター
玉川砂記子、平松晶子、政宗一成、島田敏、小桜エツコ、松本梨香、関智一、沢木郁也、榊原良子、青野武、小西寛子、丹下桜、堀秀行
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供で大人な婦警さんの、日常系痛快ドタバタコメディー

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1話完結を基本とし、老若男女問わず安心して観られる痛快なエンタメ作品。

古い作品ですが、当時としては作画は綺麗だと思います。特に、バイクやクルマ、モデルガンなど機械系の作画は良かったという印象です。

リアル路線が好きなら、「ちょっと違うな~」という感じだとは思いますし、流石に時代が時代がなので古くさい作画ですが、そこにこだわりがない方ならしっかり楽しめるアニメです。

キャラも魅力的で、(キャラデザ含め)やはり藤島さんは良いキャラつくるな~という感じ。

ただ、オススメ度が、OVA→1期→2期→3期 と下がっていく残念さはあります。個人的には、OVA→1期、でやめておいても良いかと思います。

原作は藤島康介さんの漫画ですが、原作からキャラや設定は引き継いでいるものの、ストーリーはほぼアニメオリジナルとなっています。しかも、そのアニオリ回がとても面白い!

原作ファンはもとより、原作を読み「イマイチだな~」と思っていた方、そして、こんな古い作品知らないよ! という若い方に、是非観て頂きたい作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
豪快でパワフルな肉体労働担当の夏実と、マニアックで冷静沈着な頭脳労働担当の美幸の二人が織り成すドタバタコメディ。

特に良かったのは、二人の関係性。基本的にはトラブルメーカーの夏実が場面を引っ掻き回しますが、時折、美幸がキレると夏実以上にぶっ飛んだ行動をします。この二人が、互いを互いに尊重し、深い所で信頼しあっている様は、観ていて気持ちの良いものでした。

恋愛、という面でも二人の競合はありません。夏実は基本的に渋いオッサン好きだし、美幸には恋人がいるし。

二人とも、大学を終えて警察学校を卒業し、勤務しているので、いい大人ですが、中身的にはまだまだ子供です。それでも、時折みせる婦警らしさ(子供への優しさなど)にグッときます。お酒にまつわるエピソードなどもあり、「見た目は大人。性格は子供。それでもやっぱり大人な」20代中盤くらいの女性の魅力は描けていたかと思います。正直、(健康的な意味で)エロいw ⬅ココ大事(笑) 10代の女子には(リアルでも)出せない魅力ですなw

サブを固めるキャラも実に良い。二人の所属する墨東署交通課は、「独立愚連隊」「ワイルド・サファリ」と揶揄されるほど、個性的でアグレッシブな面々が揃っています。

ゴシップ大好きのトラブルメーカー眼鏡っ子の、頼子。女子より美しい女装子の、双葉。いじられ役で昭和の男って感じの、中嶋。可愛らしい女子高生の、沙織。話のわかる渋いオッサン、課長。そして、ライバルキャラ且つギャグ要員の、ホームラン男w

これといって目新しいキャラがいるわけではありませんが(まあ、原作自体30年以上前ですし)、おさえるところをちゃんとおさえてるな~という感じです。古き良き、を感じることができるでしょう。

ストーリー的に言えば、基本は1話完結の刑事モノですが、その解決法にオリジナリティがありました。前述した「そのキャラならでは」の解決法には一見の価値あります。

また、後半になるにしたがい、シリアス回が増えてきますが、これまた良いです。この緩急のつけかた、見事です!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美人すぎる婦警さん←釣りじゃない

ありそうでなかった純粋な警察モノアニメ←純粋なのかな^^;

主人公は交通課の女性警官2人組で

夏実←ショート、怪力、体力、ホームラン、人力ブレーキ
美幸←ロング、メカニック、頭脳、ラブコメ、テロリスト候補

というふうに担当がわかれている。


初っぱなから夏実さんが交通ルールを全力無視するという、
今放送すると苦情が殺到しそうな内容が多いwww

メカニック担当の美幸さんに至っては普段なにやってんの?
といいたくなるレベルのメカ系オタクっぷりだったりす

(車だけでなく銃や、CPU関係まで)

また、作者が相当に車バイクなどのメカ関係好きなため
このアニメに登場する乗り物関係には自然と力が入っている。

ストーリーは比較的ギャグの多いお話から、警察らしいシリアスなものまである。
美幸さんに関しては恐ろしいくらい長くラブコメを披露しつづける事になる

登場キャラは非常に魅力的なキャラが多く、
いざという時にカッコいい上司から、オカマまでとw

しかし、やっぱりなんといっても
主人公の2人のカッコよさとかわいさはピカイチですね^^

あ、私は夏実派です^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心にいつも初心者マーク

原作は、既に漫画を読まなくなった頃で、アニメも観ていなかったが、ドラマの印象もあってか、題名だけは強烈に覚えている。
ミニスカポリスなんてのもあったなぁ…。(ちょと違うか)
いずれにしても、大らかという言葉がピッタリで、所轄という縛りの中で頑張る墨東署の面々を観ていると、古き良き時代を思い出す。
やっぱ警察物っていいなと、つくづく実感させられた。

二日酔いでモトコンポでのご出勤や、私物のエアガンを署内で人に向けると言ったことは日常茶飯事である。
プロレーサーと対決する白バイ野郎に、公道での明らかな速度超過に至ってはタコメーターの描写のみのご愛敬。

そう、充分に滅茶苦茶をするのだが、“こち亀”とはまた違い、どちらかと言えば“パトレイバー”に近い素肌感覚、より人間臭いドラマを見せてくれるところが良いのだ。

先行するOVAを加えると50話越えではあるが、登場人物もバラエティに富み、加えて原作者のマニア心そのままに、車やバイクのディテールやエンジン音にもこだわったエピソードが多く、あっという間に観終わることができた。

マッドマックスばりの、ニトロブースト搭載ミニパト(ホンダトゥディ、再販望む)や、曰く付きの改造R2(スバル)はなかなかカッコいいな。
そしてバイクはやっぱり2ストがイイ。
ピーキーさを生かして、パンパラパンパラ、パイーーーーンと加速する爽快さ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

65.5 2 警官でカーチェイスなアニメランキング2位
ライディング・ビーン(OVA)

1989年2月22日
★★★★☆ 3.7 (23)
60人が棚に入れました
アニメクリエイター兼漫画家の園田健一が原作をはじめ全体の構成を務めたストリートアクションOVA。 夜のシカゴを激走する700馬力の真紅の車バフとそれを追うパトカーの一団。バフに乗っている大男はビーン・バンディット、法外な金額で依頼人を望みの場所へ連れてゆく運び屋「ロードバスター」だった。今夜もビーンは二人組の強盗を逃亡させるが、その二人の片割れセマーリンは翌日、変装してビーンのもとに来訪。大富豪グリムウッド家の警備員モーリスと名乗り、同家の令嬢チェルシーを屋敷まで運んでほしいと願う。ビーンとそのパートナーである射撃に長けた美女ラリーはこの依頼を5万ドルで引き受けるが、その直後にモーリスは謎の襲撃で弾丸を身体に受けてしまう。やむをえずチェルシーをバフで屋敷へ連れて行くビーンとラリー。だがやがてモーリス=セマーリンは回復。すべてはビーンを誘拐犯として仕立て上げるための作戦だった……。 本作の実制作はアートミックとAICが担当。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ハードボイルドな世界で展開される痛快アクション

往年のアメリカ映画のようなストーリー展開ですが、実写に負けないぐらいの迫力あるカーチェイスは一見の価値ありです。


金さえ払えばどんな場所へも依頼人を送り届けることで裏社会では有名な運び屋「ロードバスター」。

愛車バフを乗りこなし仕事をこなす荒くれ者のビーンと、依頼を受け彼を射撃でサポートする冷静沈着な美女のラリー。

このコンビがある依頼を切っ掛けに警察とマフィア両方に狙われる羽目になり、事の真相を突き止めるため奔走する・・というのがあらすじです。


何よりこのアニメの特徴は、ド迫力なカーチェイスが本編のほとんどを占めていること。

ビーンの愛車バフは元々の超馬力に加え、特殊なギミックが凝らしてあってどんな道でも突き進んでいきます。

このバフの形振り構わない暴走っぷりは圧巻の一言です。
また、激しい動きを手元のシフトレバーの捌きで表す所もマニアックで良いです。


男も女も堅気でないためか、一般人離れした能力と精神力を発揮しています。

一見普通の女性に見えたラリーもやはり裏稼業の人間だけあって、いざというときには人殺しも厭わないようなハードボイルドな作品世界が展開されています。


小気味良いサウンドとアクション、シナリオが綺麗にまとまっていて意外な完成度に驚きました。

最初はビーンの尖がった顎に目が行くかもしれませんが、見ていく内に全く気にならなくなります。

当時隆盛を誇っていたAIC・アートミックのタッグは伊達じゃないです。納得のクオリティだと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

目をつぶれば洋画吹き替え。バブルアニメーションの真骨頂。

ガンアクション&カーアクション

改造車のカーアクション、挙動特殊で思わず笑っちゃいますw

銃火器のこだわりも素晴らしく、調べてみるのも面白いです。

大平晋也作画ぁ~(*´ω`*)かっきょいい


声優が今じゃ絶対実現不可能(色んな意味で)

田中秀幸、松井菜桜子、小山茉美、富山敬、林原めぐみ、本田知恵子、筈見純、
屋良有作、飛田展男、小林通孝、塩屋浩三、田中和美、小杉十郎太、丸尾知子

今やナレーションでしか聞かない方も、聞けない方もいますね。

塩屋浩三さんがガードマンA役・・贅沢。

元々はガンスミスキャッツという原作があり、そこから派生した作品の映像化。そっちのレビューも書きたい。
ブラックマジック M-66と同じく、作者がアニメーション制作にガッツリ関わる稀有な例。

この時代はまだアニメーションと漫画の性質というか、垣根があまりなかった時代ですね。
時代を経てそれぞれのプロフェッショナルに分かれましたが、
日本のアニメーションに漫画が深く関わってることを表しています。

「ROAD BUSTER」「KING OF THE ROAD」「BEAN BANDIT BOOGIE」「BAD GIRL」
・・等テンション上がる曲揃い踏み。

ライディングビーンのSoundtrackは映画の劇伴みたいでカッコイイんですよ。
テンポの良い曲調で、まさに車を運転するとき最適な曲。
アニメを知らない友人を乗せた時、他のインストゥルメンタルや洋楽に混ぜてかけます。
これなんの曲?カッコイイね!と言われるの待ちです(笑)

VHS持っていますが、Blu-ray出てるんですね!サムネがパッケージだったのか~~。買いてぇー。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

切れ味鋭い!スパッとスカッとする45分!

2020再鑑。手元にあるベータマックスはどうしたら(笑)

ワイルドだが子供には優しい主人公と、気風が良い金髪お姉さんのバディもの、というハリウッドにもありそうなノリにまずキュンと来て欲しい(笑)

主人公が「運び屋」という事で、愛車には様々なギミックがあるのだが、これがアニメ的に凄い見せ場になってて楽しい。
物語の図式は単純だが、断じて単調ではなく、小山茉美が演じるライバルキャラが頭脳戦キャラなので、主人公サイドと上手く対になっていて飽きさせない。
そもそも声優陣の芝居が素晴らしいの一言。
要所に入る洋楽とあいまって、気分はもうハリウッドよ!(笑)

あまり良い言い方ではないかもしれないが、
「シティーハンター+ルパン三世」といった趣の超ストレート娯楽アニメ。
スカッとしたい時にどうぞ!


OP後のラリーの着替えシーンにドキドキしてた少年も今や中年に成り果てましたとさ(笑)
つか、ホルスター締めるカットとか、セクシーだけどイヤらしくはなく、しかもカッコいいという…園田健一のアニメって割と着替えシーンでるけど、どれも良いんですよ~
着替え、シャワー=エロ、って図式がもしあるとしたら、今すぐ撲滅したいぞ、ホントに(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1
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