郷音 さんの感想・評価
4.2
1期アニメでは登場しなかった(したかもしれないけど主要ではなかった)ブラックファントム絡みの物語。
いやーやっぱ面白いっすね
前から時期あいてたので声優さんとか演技変わるのでは?と思ったけど
安心した。むしろ中学生になったチルドレンをちゃんとできてたので素晴らしかった
完全オリジナルなので原作ファンも観てほしいです
剣道部 さんの感想・評価
3.0
[文量→一言・内容→感想系]
【総括】
王道のボーイミーツガール。アジア的な世界観を舞台にしたファンタジーは珍しいかも。古いアニメなんで、作画は許してあげて下さい。ただ、アニメよりも原作の方がずっと面白いと思います。
【視聴終了】
{netabare}
ヒロインのパールバーディー4世ですが、「天真爛漫で少し抜けてるパイ」と、「高飛車ツンデレの三只目」という二重人格的な人物で、メッチャ萌えます! 甲乙つけがたいんです、ホントに!
{/netabare}
Dkn さんの感想・評価
3.9
よく原作ファンからはキャラクターデザイン等の面で
良い評価を受けないOVA「3×3 EYES-サザンアイズ」ですが
アニメファンや業界内で高い評価を受ける名作でした。
しっかりとした実力に裏付けされるデザインのため、
同時期のアニメのデザインと比べ、今でも衰えない。
日本のアニメ業界において外すことの出来ない
アニメーター『新井浩一』の作監によるOVAで、
原作のストーリー序盤(当時未完)を全4章で制作された。
※新井浩一
東映動画出身のフリーアニメーター。
ゴリゴリ動くリミテッドアニメーションを得意とし、
「AKIRA」「老人Z」「マクロスプラス」
「攻殻機動隊」「イノセンス」「新世紀エヴァンゲリオン」
その他、主に劇場作品などに参加する
日本の主力アニメーターの一人。
作監、キャラクターデザインなども手がける。
作者の高田裕三は永井豪作品の大ファンであり
特に「デビルマン」の影響を多大に受ける。
好きが高じ、デビルマンのサウンドトラックCDの
ジャケットを描き下ろしたこともある。
その為、この「3×3 EYES-サザンアイズ」にも
イズムは受け継がれ、人間と化物の狭間で揺れ動く葛藤や
生物としてのあり方がテーマとされている。
暗い過去を持つ人物やテーマ性の反面、
明るさが最大の魅力で、終始コミカルさに溢れる。
物語は、
放蕩親父のせいで、
歌舞伎町のオカマバーで働く主人公“八雲”と
不老不死の秘術の謎を知る娘“パイ”が
夜の街で出会いを果たす所から始まる。
街に現れる巨大生物など、
原作漫画には映像的な表現がこれでもかと
つめ込まれていて、アニメにおいても
よくぞここまでと思うほど落とし込まれていた。
惜しむらくは場面によって原作に負けてる点。
だがそれと同じくらい原作に優るシーンも有る。
映像の丁寧さは折り紙つきで、文句のないアニメ化。
数あるOVA作品の中でも特筆すべきものだと思われる。
なんだかんだ一番嬉しかったのは、
キャストの声がイメージにピッタリなことですねw
不死身の主人公と、
可愛い2面性ヒロインをお楽しみ下さい。
◇fumi◆ さんの感想・評価
3.3
とは言っても、元ネタ「三つ目がとおる」の2重人格ヒーローがありましたけどね
三只眼という不死に近い存在の少女(三〇〇歳くらい)の「パールバティー」は、人間になること(死ぬこと)を望み、そのためのアイテム「ニンゲンの像」を求めて日本にやってくる
主人公「藤井八雲」は、パイと名乗る東南アジア系の少女と出会うが、直後に事故で死にかける
パイは人間になるためのパールバティーの新しい人格であり、八雲を助けるために自分の下僕であるウーという存在にする術をかける
ウーもまた不死であるが術は自力で覚えなければならない
ということで、ストーリーが進むんですが、この設定のキモは、人間の少女の自覚を持ったパイが、命を捨てて自分を守ってくれる八雲に恋をしていくという、現代のラノベテンプレの走りと言うことです
アニメの出来はあんまりよくないし、4話で物足りないですが、ラストはちょっといいです