過激派おすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの過激派成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年01月24日の時点で一番の過激派おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.1 1 過激派アニメランキング1位
東京ESP(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (537)
3036人が棚に入れました
貧乏学生の漆葉リンカはある日、空飛ぶペンギンとそれに追われる光る魚の群れに遭遇する。そして、魚の一匹が彼女に入り込むことでリンカは物質をすり抜ける超能力(ESP)を手にした。同じくESPを手に入れた先輩、東京太郎と共に彼女は超能力者によって起こされる様々な事件に遭遇することになる。

声優・キャラクター
木戸衣吹、三澤紗千香、河本啓佑、相沢舞、稲田徹、緒方恵美、田所あずさ、川原慶久、今野宏美、安原義人、井上和彦、中田譲治、玄田哲章、江原正士、麦人、緒乃冬華、平松広和

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やっぱりスターウォーズっぽい(個人的見解)

 第1話の序盤の展開を観て「喰霊-零-の二の舞か?」と不安になりましたが、さすがに今回は原作漫画の内容をアニメ化していました。

 改めて思ったことは、原作の瀬川はじめ先生のストーリーテリング能力のとてつもない高さです。"わかりやすくて奥が深い"という言葉が最もあてはまる漫画家の一人ではないでしょうか。

 その素晴らしい原作を、倉田英之さんをはじめとしたスタッフが見事に1クールアニメにまとめていると思いました。原作が完結した暁には、是非2期の放送を希望します。

 これは喰霊-零-における黄泉にも感じたのですが、教授の過去話を見るとどうしてもスターウォーズ・エピソード3が頭に浮かんでしまいます(笑)。

 声優陣は若手が多くて、詳しく知っている人は少なかったです。演技力も完璧とまでは言えませんでしたが、脇で支えるベテラン勢と上手くかみ合っていたのではないでしょうか。個人的には、「日常」のときから気になっていた相沢舞さんの、低音ボイスによる演技が光っていたように感じました。

 ほどよく笑えて感動できる、非常に質の高いエンターテイメント作品だと思います。

 P.S.大元がX-MENであることは、言うまでもありません。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 8

輿縷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

面白いけども、初見殺しw

「東京ESP」全12話 女性主人公 漫画原作

メッチャ簡単内容説明
主人公の少女がある日、空飛ぶ魚を目撃する。そしてその魚が原因で超能力(物語中のESPのこと)に目覚め、その魚をめぐる超能力者と人間の戦いに巻き込まれていく物語。

主人公の女の子は、主人公らしく正義感の強い純粋な女の子です。しかし、宿ったESPがすごい特殊な能力なわけでもなく、並外れた身体能力がある訳でもなく、年頃の女の子にしては父親の育て方でちょっと強いかなぁ、程度。決してチートではないですね。主人公なんだから、もっとずっとポジティブなのかと思ったら、案外そうでもない?きっと話数の都合上、物語を凝縮しすぎて、短期間に壁にぶち当たりすぎた事が原因だと思うのですが、なんか常に迷いまくっていた印象が私は強かったです。でもきっと根はポジティブな子なんでしょう。

キャラの個性もあり、必須事項が多いのに話数が少ないためか、物語の内容も凝縮されて、12話飽きる事の無い作品でした。

しかし、タイトルにも書いた通り、少し初見殺しだったかなぁ、と思います。
私は漫画はほぼ未読(最初の方をうっすら記憶している程度)でアニメを見ましたが、1話目で心が折れかかりました。1話目の置いてけぼり加減はひどい。泣く。しかし内容は超能力の原因が某人気アニメレールガンの様に、科学からできたのではなく、神話や神器等の方が原因の為、思ったより小難しい勉強の様な説明がなく簡単でした。
漫画未読の方は2話までとりあえず見ていただきたい。1話で切らないで〜

結構漫画が話題になったアニメなので、期待しましたが。中々バトルシーンとか、作画のクオリティーも高く裏切られた感はありませんでした。
ただ、あれで終わりじゃぁ、ないですよね?って感じ?裏切られたって言ったら、最終話の終わり方ですかね?最後は完結したのか、してないのか。。。終わったのか、全く終わってないのか。。。曖昧な終わった感を出されてもって思いました。
続編期待してます。としか言えない、言わせないラストでしたねwラストではなくここがスタートって感じですw

ちょっと負のオーラが強いので好き嫌いがはっきりしそうな感じです。ちょっと落ち込んでて、明るい主人公を見て気分転換にぃーとか、元気になりたい、勇気が欲しい人には、オススメできませんね;;

私はこちらも観てなかったのですが、どうやら喰霊-零-を観てから観ると、ちょっと楽しいのだそうです。喰霊-零-は2008年の秋アニメ 全12話です。観なくても全く支障はないです。逆に邪魔だって意見もある様ですし。。。

とりあえず、2話まで観ていただいて。。。
5話辺りから色濃くなりだしますので、やっぱ5話まで観ていただきたいですね。

まぁ、なんだかんだ言いましたが、嫌いになれないアニメですねw面白いですよ!w

投稿 : 2021/01/23
♥ : 5

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆超能力バトルアクション

アクションシーンはそれなりに楽しめます♪

もっとコミカルな展開だったらさらに楽しめたかなと
感じましたけどパンダエモンは面白かったです(*^^*)

原作/瀬川はじめ「月刊少年エース」角川書店

アニメーション制作/XEBEC

放送期間

東京(TOKYO MX )2014.7.12-9.27土曜1:35-2:05全12話


ノベライズ.角川スニーカー文庫


主観的評価(C)


追記欄_

投稿 : 2021/01/23
♥ : 7

62.0 2 過激派アニメランキング2位
GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-ガンスリンガー・ガール イル・テアトリーノ(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (347)
1762人が棚に入れました
戦いに踊る人形、復讐に駆られた大人たち…廻る舞台。(イル・テアトリーノ)
舞台はとあるヨーロッパ。公益法人”社会福祉公社”
障害者支援のための首相府主催事業を表向きとするこの組織の実態は、瀕死の少女たちに機械の体を与え「条件付け」を施し、その少女たちを使って政府に敵対する勢力を秘密裏に排除する諜報機関であった。
生きることと引き換えに「義体」となった少女たち。それぞれに一人ずつ担当官がつき、いつも行動を共にしていることから、兄妹(フラテッロ)と呼ばれている。
「条件付け」により生身の頃の記憶が封印された少女たちにとっては、担当官の命令に従い、銃を持ち戦うことが何よりも幸せなのだった。
義体や担当官など社会福祉公社の側の人間、そして敵対する五共和国派側、それぞれの過去や想いが複雑に糸のように絡み合う群像劇は、否応なく悲しきクライマックスの舞台へと向かっていく。

だる☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期は失敗作と言われてますが…

2期よりも1期の方が人気で、2期はネット上でもなんかぼろくそに言われてます。

でも、私は1期よりも2期の方が好きなんですよね…。
完成度的にはどちらも同じくらいな気がしますし、好みの問題でしょうか。

比較しながら進めますと、

まず2期観てびっくりしたのが、思い切ったなと言うほどの作画(絵柄?)の変更ですよね(笑)
ホントにびっくりしました(笑)
私的には、原作としては1期の方が近いですが、アニメとしては2期の絵の方が見やすかったです。まぁそれでも、素晴らしいとまではいきませんが。
基本的に、作画にこだわる方にはおすすめできません。

アクションシーンは1期と同じくらい迫力とか躍動感足りないです。
私的にはガンアクションの評価はできません。

やはりこの作品の面白さは、社会(時代)背景を取り入れた、酷設定の倫理問題や道徳的な葛藤とかその辺です。
ココが1期2期で微妙に雰囲気の違いが出てきます。

ガンスリは、身体が不自由な女の子を義体という人工的な優れた身体に改造して、過去の記憶を消し、担当官の命令を聞く様に洗脳し、殺し屋にするという設定です。

1期ではなんというか…義体の女の子にスポットライトを当てるというか、前面に女の子の過酷さや辛さを出す感じです。
2期は大人たちにスポットライトを当てたという感じですかね…。

なんかうまく表現できませんが…。

私が1期より2期の方が好きなのは、1期のように不幸感を前面に出されるのが嫌いだからです。
2期では過酷な状況の女の子たちの明るく頑張ってる所が見えるので、2期の方が好きですね。
特にジャン&リコペアは大好きです!

2期の評判があまりにも酷いので、あまり自信持って言えませんが、
倫理的な問題が好きな方、考えさせられるようなアニメがお好きな方にはおすすめだと思います。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 3

トリエラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

批判する人は見ないでいただきたい

確かにアニメーション会社が変わり声優さんも変わり残念なことが多いアニメです。
でも原作の大ファンの私はそんなの関係ありません。
さすがに作画はひいきにして☆4が精一杯ですが^^;
キャラの性格まで変わってしまいました。
特にリコですね。
全くの別人になっています。
1期は担当官がチームリーダーという事もあり
笑顔など見せないクールな少女でした。
2期は仲間とはしゃいだりする可愛い少女になってます。
まあ声優さんまでもが全て変わってしまったので
キャラすべて別人の印象になってしまいますが。
私は大ファンなので批判している訳ではありません。
結局私は何が言いたいかというと
そのことにより批判する人は見るなという事!
批判されるぐらいなら見ないでいただきたい!
あにこれの方は批判する方があまりいないので嬉しいです。
他のアニメサイトでは叩かれまくりなのでムカつきますね。
批判されてない方がめずらしいです。
最後にOPはKOKIAさんが歌う神曲です。
本人が原作を読んで作詞作曲をし製作なさったそうです。
その為か特に詞が物語にあう素晴らしい曲になっています。





投稿 : 2021/01/23
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

小さな手に大きすぎる銃・・・兄妹(フラテッロ)に向けられた少女達の笑顔は儚く可憐です・・・

本作品は、「GUNSLINGER GIRL [ガンスリンガーガール]」に継ぐ2期目の作品です。1期を未視聴の方は、是非1期からご覧下さい^^

イタリアに障害者への支援を目的として設立されている公益法人「社会福祉公社」・・・この組織には裏の顔があります・・・身体に障害を持った少女を集め、「義体」と呼ばれる強靭な身体に作り変え、「意識付け」という洗脳を行った上で、暗殺などをはじめとする非合法な活動を展開する・・・生きるための身体と引き換えに銃を手にする運命を背負った少女達の物語・・・第2弾です^^;

制作スタッフ、声優や登場人物のデザインが一新されてましたが、登場人物の表情はより繊細で豊かになっていたので、直ぐに慣れましたし私は好感が持てました。

1期より兄妹(フラテッロ)と呼ばれる担当官と行動している機会が多かったからか、担当官との会話ややり取りで見せる彼女たちのちょっとした仕草・・・抜群です(//∇//)

少女達は、優しい微笑みを持っています。
その微笑みの先には、いつも担当官がいます・・・担当官の命令に従い、銃を持ち戦うことが何よりも幸せであることを彼女達の表情が教えてくれます。

彼女達の持っている優しい微笑みの原動力・・・これは、「よくやった・・・」「まぁ・・・上出来だ」あまりにも些細で・・・決して重くない担当官の一言なのです。

今、同年代の子供達で・・・この一言で心からの微笑みを見る事ができるでしょうか・・・

でも、その一言が聞きたいから・・・少女達は小さな手に大きすぎる銃を持ち、常に最前線で担当官を守りながら、危険を顧みず進んでいきます・・・
加えて、同年代の女の子と同じようになる・・・なら、私は銃を持って貴方を守りたい・・・
小さな身体全部で一生懸命表現する少女達を見ていると・・・純真さとひたむきさに、すっかり心を奪われた上、「それで・・・その事でそんな微笑み・・・しなくてもいいじゃない・・・」と思うと、本当に胸が熱くなりました・・・^^;

この作品は、OP、ED曲ともとても良い曲でした・・・OP、EDとも毎回最後まで聞いた作品は久しぶりです^^;

オープニングテーマ
「たった1つの想い」
作詞・作曲 - KOKIA / 編曲 - KOKIAn'S / 歌 - KOKIA
エンディングテーマ
「doll」
作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - ANANT-GARDE EYES / 歌 - Lia、多田葵


そして、挿入歌のスカボロー・フェアですが・・・

「1エーカーの土地を見つけるよう言って、
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
塩水と海砂の間のを、そうしたら彼は私の恋人。
羊の角でそこを耕すよう言って、
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
それから一面コショウの実を蒔けと、そうしたら彼は私の恋人。
革の鎌でそれを刈るよう言って、
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
それからヒースのロープでまとめろと、そうしたら彼は私の恋人。
彼がそれをやってできたのなら、
パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、
カンブリックのシャツを取りに来るよう言って、そのとき彼が恋人になるから。」

「パセリ、セージ、ローズマリーにタイム」が繰り返されています。これは、4種のハーブに言及することで、二人の間の苦味を取り除く温和さ、互いの隔たった時間を辛抱強く待つ強さ、孤独の間彼を待つ貞節、出来ない仕事を果たす矛盾した度胸を具えた真の恋人、そして彼女がそれらをできた時に彼の元に戻ってくることを望んでいる・・・とされているそうです・・・とても意味深な歌詞だったのですね・・・


本作品に対する賛否は色々あるようですが・・・私は少女達の立ち振る舞いに、しっかり感動させて貰いました^^
個人的にはかなり良かったので「お気に入りの棚」行き決定の作品とさせて頂きたいと思います。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 20

63.5 3 過激派アニメランキング3位
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (335)
1757人が棚に入れました
超一流の才能を持つ高校生たちが、閉鎖された空間の中で”コロシアイ”を繰り広げる様子と犯人を見つけ出すための学級裁判を描いた推理アクションゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の新作アニメ。シリーズ完結編となる今回は「未来編」「絶望編」の2部構成。新キャラクター登場のほか、ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の人気キャラである希望ヶ峰学園77期生たちの姿も描かれる。

声優・キャラクター
柴田秀勝、森川智之、藤原啓治、藤田咲、中原麻衣、諏訪部順一、水瀬いのり、江口拓也、本郷奏多、釘宮理恵、三宅健太、斎藤千和、日笠陽子、緒方恵美、松風雅也、TARAKO、貴家堂子
ネタバレ

にゃーん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

必ず未来編も観てください。

【共通感想~未来・絶望・希望】
・基本的に原作ゲームシリーズをプレイした人向けの作品かなと思います。
・未来編1話→絶望編1話→未来編2話→絶望編2話…と交互に見て、
 最後に希望編という順番での視聴をおススメします。

【未来編感想】
ストーリーは、まあまあ面白かったです。
原作ゲームほど洗練されたストーリーとはいかなかったと思いますが、
ハッとする場面もありました。

原作ゲームファンなので、基本的に原作ゲームに出ていた
好きなキャラクターのシーンを楽しみに見ていましたo(^-^)o

ちなみに原作のダンロン1と絶対絶望少女に出ていたキャラは皆好き。
1番好きなキャラクターは十神様。
腐川さん&こまるちゃんコンビも可愛くて好き♪

アニメオリジナルキャラでは月光ヶ原さんが好きでしたo(^-^)o

ゲームをされる方は、ぜひゲームプレイ後の視聴をおススメします。

【印象に残ったシーン】
{netabare}
・6話。十神様、腐川さん&こまるちゃんコンビが登場したシーンが
すっっっごく嬉しかったです♪まさに待ってました!!でした^^

・絶望編9話→未来編10話の流れで雪村先生が絶望とわかるシーンには
ハッとさせられました。上手いなぁ…。

・11話。逆蔵が切なかった(>_<)
そうか、雪村ちさじゃなくて宗方が好きだったのか…。
好きな人のために最後まで頑張る…なんて健気(T_T)
宗方間に合わなくて残念です。

・最終回。完結してないですね、未来編視聴必須です。
家政婦はミタはいらなかったと思う…。
最後に十神様とだべの人が助けにくるシーンがなかったら
最悪な終わり方だったと思います(^_^;

十神様がおいしいトコ持っていきました♪
葉隠はアニメでは癒しだったなぁ…。 {/netabare}

【参考】時系列
{netabare}
『ダンガンロンパ/絶望編』(アニメ 2016夏 視聴中)

『ダンガンロンパ/ゼロ』(小説:未読。たぶんこのへん)

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』
(ゲーム:クリア済。アニメ化しているけれどアニメは観てないです)

『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』(ゲーム:クリア済)

『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』(ゲーム:クリア済)

『ダンガンロンパ 未来編』(アニメ 2016夏)

{/netabare}

投稿 : 2021/01/23
♥ : 10
ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まるちゃんと、タラちゃんと、シンジ君。凝った構成。

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追記(ネタバレあり)
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2周目の感想。

改めて見て、良いアニメかどうかは分からないけど、
ダメな部分も多々あるかもだけど、最高のアニメでした。

2周目なので謎解きの部分は分かった上で。

{netabare}
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未来編の主人公は誰か? って考えた場合、「御手洗」かなと思ったけど、
やっぱり「宗方」かなぁ。
宗方、ボクサー、雪染、未来編ではやはりこの3人が中心だったと思いました。
宗方が主人公で、ボクサーがヒロインでしょう。
その間に雪染さんがいるのでした。

同じように、絶望編(+希望編)の主人公は誰か。
ヒナタ(カムクラ)とナナミでしょう。
こちらもお話の中心に雪染さんがいます。

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絶望編は第5話で「エノジュン」が登場してから、終わりの始まりでした。

エノジュンは前作のアニメと違って外見が可愛くなってました。
ブラ出しキャラは変わらずだけど、ベロ出しキャラはやめたようです。
OPでエノジュンがフーッとチビキャラの77期生を吹くところで、ふわっとする髪の毛が可愛いです。
その後の77期生のキャラが上から絶望的に降って来て、
真ん中からコマエダが堕ちてくるところが好きです。

エノジュンはメタ発言も多いし、ふざけてるし、ふざけまくってるキャラですが、
かといって愉快犯ではない、目的の為には容赦ない鬼畜ですね。
でも勝っても負けても絶望を味わえる最恐キャラの1人。

コマエダも似たようなキャラです。
幸運の僕がこんな不幸を味わえるなんて、なんて僕はついてるんだろう。
絶望と希望、よく似ています。

最恐だけど、ふざけていて、でも、ふざけ過ぎていない、
単なるおバカキャラじゃないところが、なんか好きだなぁと思います。

絶望編の第8話「偶然にも最悪な再会」で、
エノジュン、コマエダ、
この超ボス級のチートキャラが対峙します。
コマエダが海外で偶然拾った拳銃をエノジュンに向ける。
こんなのでやられる絶望だとしたら、希望の踏み台としてふさわしくないと。
緊張感のあるシーンでしたが、
そこにカムクラが登場。
カムクラの方がコマエダより一枚上手のようでした。
”幸運くらい僕も持っていますから”というセリフが印象的でした。

その後、絶望編は先生の洗脳や、ナナミのオシオキタイム、
結構キツイ描写が続きました。
絶望編というだけあって、元々こういうゲームだし、そういう流れはしょうがないのかなと思います。
絵が綺麗な分、エロチックでもあり、グロチックさも増していたように思います。
特にナナミに関しては、血がピンクでも人によってはキツく耐え難い描写だったかもしれないです。
個人的には先生の脳をいじってるのがキツかったです。
映像を無理やり見せるのは時計仕掛けのオレンジだと思いますが、脳をいじるのは
なにか元ネタがあったんでしょうか、ちょっとわからないです。

絶望編はそんな感じでした。

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未来編は、第1話で雪染が死ぬところが、宗方にとって絶望だったのかなと思います。
このストーリが始まる前に、世界が絶望に染まっていて、その絶望を経験していた
という背景もあると思いますが。
絶望を殲滅させる為に宗方は躍起になっています。

しかし、宗方は苗木君に教わります。
あなたは絶望しか見ていない。
あなたには希望が見えていないと。

正しいとか正義とかって話はよくあるけど
希望っていう言葉を出すのはあんまり見たことないかもしれないです。

そして未来編の第10話で、
宗方は、絶望を殲滅させる為なら雪染との思い出だって消し去ってやると言います。
それに対し苗木君は、雪染さんを消し去るなんて言うな、と。

僕は霧切さんが絶望に染まっていたとして、たとえ霧切さんを殺さなくちゃいけなくなったとしても、
”霧切さんに会えて良かったって思うから”

と言います。

このセリフにすべて集約されると思います。

ここのシーンで絵が良いなと改めて思いました。
大事なシーンでセリフに説得力を持たせる為には、声だけじゃなく絵も大事だと思います。

雪染さんは絶望に染まっていました。
それは絶望編を見れば分かることです。
でも良い先生でした。
それも絶望編を見れば分かることです。

教室に居ないクラスメイトを全員教室に集め、予備学科のヒナタ君を助け、生徒を励まし、
ナナミをクラス委員長に指名し、みんなでゲームをしたり、色んな思い出を作らせてくれました。
絶望編のEDの写真はその象徴だと思います。

絶望に染まっていたとして、
全部”無かったこと”にしちゃいけないんです。
それは絶望に染まることより、ずっと悲しいことです。

苗木君に説得され、宗方は憑き物が落ちたように目の色も戻りました。

ここは仮に雪染ちさと宗方との回想シーンを入れたくらいでは足りないかもしれません。
やはり絶望編として別のストーリで話数を割いてきちんと雪染ちさを描いていること、
未来編と絶望編、交互にそれを見て、徐々に雪染ちさが分かっていったことが効果的だったと思います。

ここで宗方が主人公だったんだろうなと思いました。

そして、襲撃者はいなくて全員自殺だったことが判明。
その後は、逃げちゃダメだと絶望を希望で上書きしようと御手洗が暴走してしまう。
で、希望編へ続くという感じでした。

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希望編はナナミが全部持っていった感じでした。
船のシーンでヒナタ(カムクラ)の横にナナミが現れるところは、ちょっと泣けます。
BGMの入り方がよくて。

1周目は、御手洗がクラスメイトに迎えられて、それはそれで良いなと思ったけど、
2周目はまた違った風に思えました。

ヒナタ(カムクラ)とナナミの会話のシーンで、絶望編第1話で2人が出会うシーンを思い出しました。
そこでこの2人が主人公だったんだろうなと思いました。

ダンガンロンパ2のゲームでは、ナナミはコンピュータープログラムのAIだったのかな?
ダンガンロンパ2ではナナミは実在しないAIキャラだった、しかし、このダンガンロンパ3のアニメで
ナナミが実際にいた人物だということが判明したということかな?
ゲームではナナミの性格が違うのかな?
ちょっと詳しくないのでわかりません。

未来編、絶望編、希望編とあったこの作品、最後は、
未来は絶望か希望かわからない、
”何が起こるかわからない未来の中に、僕たちは一歩ずつ進んでいく”
――大切な人のことを思いながら、
というエンドでした。

そしてエピローグで霧切さんは実は生きていたというオチで終了。

EDの曲がhide。なんでhide?
死んでるからかな?
でもいい曲だと思います。

雪染先生やボクサーのこと、時々でいいから思い出してあげて欲しい。

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おわりに

全体として、未来編と絶望編で緩急あるのが良かったと思います。
暗い、明るい、暗い、明るいといった感じで。
最終的にどっちも暗くなりますが、希望編は明るく締めてくれました。

エノジュンやコマエダなど、ふざけ切ってるけどブレないキャラがいて、
希望を与えない容赦ない絶望、どんなに絶望的でも希望を見出す、
そんな一歩踏み込んだストーリーが、あまり他では味わえないものがあると思いました。

この作品のテーマというか、一番良かったシーンは
やっぱり未来編の第10話の苗木君のセリフのシーンだと思います。

あとエノジュンについてですが、
エノジュンというのは分析能力が凄過ぎてすべて予測できてしまう、
先の先まで全部わかってしまうから絶望しているというキャラだったかな?
少しうろ覚えです。
希望は予定調和だからつまらないという主張だったと思います。
自分も、シリアスなのにハッピーエンドが先に見えている、そんな予定調和はつまらなく感じるので共感してしまいます。
かと言って絶望を望んだりはしませんが。

”確かめたいんです、希望と絶望、どちらが僕にとって予想がつかないのか”(絶望編第11話より)
これはどういうことだったのかな?
ダンガンロンパ2のゲームをやって確かめるしかないのかな?
また気が向いたら3周目も見てみようかなと思います。

{/netabare}
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追記おわり
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最初の感想。

前作のダンガンロンパが面白かったのでこちらも視聴。
前作はモノクマがドラえもんでしたが、今作はモノクマが「ちびまるこ」のまるちゃんです。
さらに「サザエさん」のタラちゃんも出てきます。
まるちゃん目当てで見始めましたが、まさかタラちゃんまでいるとはびっくりです。

このアニメは、
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』
の3つで一つのアニメです。

見る順番に特徴があって、

未来編1話 → 絶望編1話 → 未来編2話 → 絶望編2話 →
未来編3話 → ・・・

といったように、「未来編」と「絶望編」を1話ずつ交互に見ていく構成となっています。
(全部で24話分あります)。

まず、この交互に見ていく構成が非常に面白いと思いました。

特に「未来編」、「絶望編」として、OP、EDも別々のアニメとしてはっきり分けた所が思い切ったことをしていると思います。
また2つのアニメを同時期、同クールに放送していたことも思い切ったことをやっていると思います。
1クールで24話は相当なハイペースだったんじゃないかなと思います。

「未来編」と「絶望編」に分けている特徴としては
・時系列が別のストーリーラインが存在すること
・未来編が現在、絶望編が過去という位置づけで、登場するキャラクターが異なる
・しかし、未来編と絶望編に共通して登場するキャラクターがいる
・その共通して登場するキャラの背景が少しずつ明らかになっていき、それが2つのストーリーにリンクしていく
といった感じで、見ていてシナリオが本当によく出来ていると思いました。

また「未来編」と「絶望編」でOP、EDの雰囲気が違うのも面白いと思いました。
「未来編」のOPはロックな感じの曲で、EDは絶望的な感じの映像です。
「絶望編」のOPは、シャレオツな映像にほんわかした曲で、これが一番好きです。
「絶望編」のEDは、超高校級の「幸運」狛枝君こと緒方恵美が歌ってます、これも結構好きです。
「希望編」のEDは、この声まさかと思ったらあの人でした。

絵は前作のダンガンロンパに比べると、等身が5頭身から8頭身になって
子供っぽい絵から大人びた綺麗な絵になってます。

ストーリーはアニメオリジナルのストーリーとのことです。
自分は原作はどのシリーズも未プレイですが、
本当は、原作のゲームもちゃんとやった方が登場キャラや内容をもっと理解した上で楽しめるんだろうと思います。
特に未来編の苗木誠が77期生を救ったという話がすっぽ抜けてるので、そこはたぶん救ったんだろうなと脳内保管するしかなかったです。
ちなみに77期生は絶望編の主要キャラたちです。

ストーリーの内容は前作のアニメみたいなテンポの早い推理モノではないです。
未来編はデスゲーム+ミステリーで、テンポは割とゆったりとしていると思います。
テンポが早くてダイジェストにならない所がオリジナルのいいところだと思います。
デスゲームなのでグロい面も多いですが、誰が黒幕なのかを考察する余地があり、結構引き込まれます。
こちらの主人公はシンジ君で、まるちゃんとタラちゃんも出てきます。

絶望編は最初はコメディタッチで、中心人物の元・超高校級の「家政婦」の教師、雪染ちさがいいキャラしてます。
あるキャラが登場してからは、こちらは血がピンク色ですが、だんだん絵的にもストーリー的にもグロくなっていきました。
まさに絶望です。
こちらも結構ストーリーに引き込まれます。
中2みたいなカムクライズルや狛枝君というキャラもユニークで魅力があります。

未来編、絶望編、どちらにも登場するキャラが何人かいます。
そのキャラがどういうキャラなのか、そのキャラにどういうことがあったのか、それが徐々にわかっていくところがこの作品の肝だと思います。

声優は豪華です。
タラちゃん、まるちゃん、シンジ君、タルちゃん、本丸、忍たま乱太郎。
他にもたくさん有名な方が出ています。

最初はまるちゃんの声が目当てでしたが、
これだけ凝った構成、シナリオとは思いませんでした。
このシリーズが続くならもっと見たいなと思いました。
ゲームの方も機会があればやってみたいと思います。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 5

py さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うぷぷぷ

ダンガンロンパの2期にあたる続編です。

絶望編と未来編が同時放送されています。


未来編1話→絶望編1話→未来編2話→...

という順に放送されているので、放送順で観たい人は未来編から交互に観ましょう。

まだ放送中ですが、いろいろとヒントになるので交互に観たほうがおもしろいかも。


未来編は1期の続きの話です。

1期のような半ゲーム半アニメのような演出はなくなりましたが、相変わらず黒幕さがしがおもしろいです。

モノクマの声が変わってしまいましたがそれほど違和感ないです。

キャラも個性的

主人公が無能化している気はしますが、まだ放送中なのでなんとも言えず


未来編10話も衝撃的でしたが、絶望編10話も衝撃的だったので、未来編11話が早く観たいです。

原作未プレイです。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 1

73.9 4 過激派アニメランキング4位
虐殺器官(アニメ映画)

2017年2月3日
★★★★☆ 3.9 (216)
1690人が棚に入れました
世界の紛争地を飛び回る米軍特殊部隊クラヴィス・シェパード大尉に、謎のアメリカ人の追跡ミッションが下る。その男、「ジョン・ポール」は、紛争の予兆と共に現れ、その紛争が泥沼化するとともに忽然と姿を消してしまう。かつて有能な言語学者だった彼が、その地で何をしていたのか。アメリカ政府の追求をかわし、彼が企てていたこととは…?

声優・キャラクター
中村悠一、三上哲、石川界人、梶裕貴、小林沙苗、大塚明夫、櫻井孝宏

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「僕達」は「終末」である。それとも、「始まり」であろうか?

これは心に「覆い」が被さる前に、「無感覚」になる前に、「罪」を背負って「罰」を受けなければならない、「僕達」の物語だ。



『虐殺器官』と言う小説が出版された時の事は、今でもよく覚えています。
小松左京賞なんてど偉い賞の最終選考に、円城塔氏の『Self-Reference ENGINE』と共にノミネートされた本作『虐殺器官』
2006年は、約10年と言う歴史を紡ぎ終えた賞において、最上級の激論と最大級の衝撃が巻き起こった年だったといえるでしょう。
賞が作られてから初めての受賞者なし
小松左京賞を作った小松左京氏自身が、『虐殺器官』受賞を反対したと言う事実
しかし、反対された当の本人は時代を切り開いた、鮮烈な立役者でありました。
発売された当時、「傍観者」であった私も書店へ行って購入した事が記憶に新しいです。

そして、昨日、この映画を観て、ああ、また思い出してしまいましたよ。
ページを捲っていく中途に段々と生じていった、あの「緊張感」
他人の「業」を眺めていく内に、自らに薄汚い性悪説を見せ付けられていく、あの「嫌悪感」
そう、あの最後に至ってしまった時に生じた、ざわざわとした感情も…
「恐怖」と俗にカテゴライズされる物が、私の脳裏を一色に染め上げて行く感じ
原作もそうだが、この映画も同じくそう…
下手すると、この『虐殺器官』と言う作品は、べたなホラー映画よりも恐ろしい。
「共感性」も「罪悪感」も持たない、感情を操作された、相対するゾンビ共の紡ぐ、実に「人間らしい」物語です。
詳しくは他の方がかなり緻密に、詳しく説明されているので私は割愛するとしましょう。
また、「虐殺の経済学」について知っている人は、ジョン・ポールの目的にもやすやすと辿り着くと思いますので…
驚きたい人は無理に調べない事を推奨します。

さて、これから観る方達は、映画を見終わって自分達の家に帰るまでに、様々な「傍観者」を見る事でしょう。
スマホを見ながら、脇見せずに画面だけ見て歩く人
音楽を聴きながら、外界と隔絶した世界を自身の中に構築してる人
和気藹々と語り合う家族や友人同士、恋人同士などの群れる人
世の中には様々な人間がいます。
しかし、そんな彼らに違和感を感じたなら、あなたの鑑賞姿勢は大成功、充分に映画を理解したと言えるでしょう。
人々は「見たいものしか見ない」もの
あなたは「見たくない物」をきちんと見据えられていますか?
映画を観終わった後に「見た者」を見て、あなたが「違和感」を感じる事の出来る、「ほんとうのこと」を見咎められる、強い人間である事を祈っています。

今作は終わらないノイズが語る、「終わらない終末」「滅びのない滅び」
つまり、これは「僕達の終末」を描いた物語
そして、これは「僕達の始まり」を描く物語
決して終わる事のない、これから先も紡がれるであろう「終末の物語」です。
彼の言葉を阻む事は決して出来ない。
私達に出来るのは、彼の遺志を、他者に語り継いで伝える事だけ…
あなたは『城』の住人であり続けますか?
それとも「測量士」となって、周囲を見渡す覚悟を持ちますか?
「終末」を選ぶか、「始まり」を選ぶかはこの映画を観た私達にかかっていると言えるでしょう。
さあ、決断の時だ。

P.S.
もう既に原作『虐殺器官』をお読みになった方へ1つご忠告を…
この映画では、原作において恐らく最も印象深かったであろうシーン、「母親」とのシーンが丸ごとカットされています。
しかし、違和感は全くありません。
寧ろ、制作側も苦渋の決断だったようで、パンフレットを買うとそのカットした「意思」が大変よく分かる物でした。
気になる方は是非ともご購入を…

P.P.S.
http://www.news-postseven.com/archives/20120425_101144.html
本書が発売された当時は「夢物語」だと想っていた産物が、10年経った現在では「預言書」として扱われています。
どうか、この「預言書」が「預言」のままで…
「預言書」が「歴史書」に変貌を遂げない事を願います。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 16
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

虐殺器官 レビュー

端的に言えば、アメリカの特殊部隊に所属するシェパードが、世界各地で虐殺を扇動するジョンという男を捕まえようとする話です。
{netabare}
シェパード達特殊部隊の隊員は、マスキングと呼ばれる、ナノマシンによる痛覚遮断技術、および感情調整における何事にも動じない兵士という、近未来的兵士を描いています。

このマスキング、感情調整という、フラットを生み出す設定が、心身の痛みに鈍感になった人間達を暗に示しており、鈍感な人間社会に住む一人のシェパードが、鈍感さを失っていく話になります。

私のように後追いで見た者の見方としては、「どれどれ、本当に何事にも動じない兵士なのかじっくり観察しようかな」なんて思うのですが、シェパードに関しては、ジョンの虐殺文法と呼ばれる手法に引っかかった敵や、ジョン本人に対しても、感情を揺り動かされ、ルツィアに関しては特別な思い入れまで入っていたように思えます。
まあですから、この作品は、特殊部隊が大事な仲間を失いながらも仕事を全うするようなアダルトなものではなく、社会に支配された(ここはジョンとシェパードの最初の会話、国家への隷属の部分)個人が、支配から逃れるまでに変化する物語だと思います。

シェパードとルツイアの関係は、最初こそ、情報軍のスパイと、チェコ語教師(ジョンの元恋人)という関係に過ぎませんでした。ところが、ルツイアがここで死ななくてもよかったとか、個人軽視の社会の個人感情を消した兵士(少年兵であろうが躊躇なく殺せる兵士)であるシェパードが個人の価値というものを見出しています。
どこで変化したか、ジョンとの会話の中でか、楽し気なルツイアとの会話の中か。(後者であるなら、調査対象に情が入るなんともお粗末なスパイなので、前者を押したいですね)もしも前者を押すなら、土壇場で言語学を専門とするジョンの巧みな会話による精神誘導に引っかかったともとれるので、やはり兵士としてはお粗末、なのですが、この作品のそもそもが兵士としての優秀さを描くものではないことは上の方で述べた通りです。
そのため感情に揺り動かされて無能な兵士であっても、兵士を感情のない兵器であるとするなら、そこからの脱却を描いたのが今作品だと思います。

ここで無感情の脱却という点で、いくつかのセリフとシーンが繋がります。
遠い場所で起きている虐殺で、アメリカに住んでいる人たちに届く話はほんの僅か。この意味と、ピザを食べながらテレビでラグビー(アメフト?)を見ているシェパードと、ウィリアムズのシーンは共通するものがあります。
世界のどこかで起きている虐殺、それを感情的に深入りしようとする人はほとんどいません。ニュースとして聞き流し、そんなことがあったのかと日常に戻る。感情的に起伏がない(フラット)のです。それが悪いかどうか、悪くはないでしょう。ただ、あまりにも世界の遠くで起きている虐殺に、痛みを感じなさすぎなのではないかと、そういうことを感じるのです。
一方でラグビーを見るシェパード達は、日常の中での痛みへの無感情を描いています。彼らが見ているラグビーの試合では毎回けが人が出ます。その怪我に対して驚くわけでも、悲しむわけでもない、フラットな感情なままです。ウイリアムズに至っては、バカなルールだと何気なく言う始末。同情ではなく、なんでこんなバカなスポーツやってるんだという、嘲笑(それを見ている彼らの鈍感さ)。
彼ら兵士にとって、ラグビーはどこか遠いようで近い、怪我をしてでも任務を遂行する所が似ているように感じてからの、仕事に対しての皮肉でしょうか。
しかし、2回目に映し出されたそのラグビー鑑賞シーンで、けが人が回復したときに、少しの安堵のようなものがその場に広がった時、彼らは鈍感な社会、鈍感な職業にいながらも、どこかで感情を持っているという、人間臭さを出しているのが伺えます。

さて、色々書きたいことはまだありますが、今回はこれで。
ありがとうございました。

【再視聴~雑多なシーンとテーマについて】
ストリーミング期間があるので、再視聴までそんなに期間を置かずに視聴しました。
まずは、ストーリーとはあまり関係のない、いくつかのシーンにおいて、気付いた事をメモ程度に示そうと思います
まず、赤髪の敵女兵士について。
印象的なシーンは、シェパードが路面電車に何気なく乗り込んで来ようとする赤髪の女を見て、ルツイアに「仲間か!?」と聞いた所。
なぜシェパードが赤髪の女を、敵兵士として認識できたか。
それは、赤髪の女の初登場シーンがその前にあるからです。ルツイアとチェコ語のレッスンを受ける契約をしたその日の帰り道、シェパードは何者かに付け狙われます。その時、シェパードの乗った地下鉄の電車に入ってくる怪しい者たちの中に、赤髪の女がいた。それをシェパードは記憶していたからです。

次に、序盤の仲間の死体置き去りと、ルツイアの死体置き去りの比較について。
まあ、これはシェパード自身が語っていますが、ルツイアの死体を置いてきてしまった、大切な人の死体は物に見えない。
つまり序盤で死んだ仲間の死体については、シェパードは物としてみていました。
その差異について何故発生したか、というのは、シェパードが特別な感情をルツイアに持ち、その感情を持つまでにシェパードが変化したから。
ここで差異の理由を述べるよりも、映像で見たときのシェパードの変化を見たほうが、ありありと彼の変化や感情を受け取れると思います。

民間軍事会社がなぜジョンを取り戻そうとしたか。
これは邪推に過ぎませんが、内戦が起きることによって軍需があり、軍需が発生し続ける限り、ジョンを生かすメリットがあったのではないでしょうか。


ここから、一つのテーマの話になります。世界の選択の責任
ここでいう選択は、世界の真実を知るべきか知らざるべきか。情報の隠蔽と選択。
知らなくてもいいことは知らず、安穏とした堕落した生活を守りたいと思う人、ジョンやウイリアムスがそれに当たります。(彼らにはそれを提供したい恋人や家族がいました)
世界で虐殺が起きている事を知らせるべきと思うのが、最終的なシェパードやルツイア。人々に今の生活がある理由を知らせ、その中で選択すべきという考え。
ルーシャスのセリフ、高度な自由であったり、人は見たいものしか見えない、人工筋肉の悲惨な生産現場など、便利や安全を得る自由を何気なく選択しているが、その自由を得るために使われている犠牲を人々は知るべきか知らざるべきか。

そういったテーマがある中で、ルツイアの願い「突然大切な人が奪われることがないような世界」をかなえるためにジョンが遠い世界の人間の命を天秤に掛けて選択します。結局、ルツイアはジョンの作り出そうとした願いの世界を否定するという、未だにジョンを好きだったはずのルツイアの選択、ジョンの間違いを描いた恋人の関係を描かれています。精神的依存がルツイアにあると視聴者に思わせていた状態から、実はジョンがルツイアの願いをかなえたいという、ジョンの依存精神を描いている、人物の精神的強弱の逆転、もしくは入れ変わりが面白かったですね。







メモ {netabare}
重要な言葉をいくつか挙げてみたいと思います。

虐殺、器官、言葉、痛み、マスキング、少年兵、サラエボ、フラット、ピザ、ラグビー、個人、国家、世界、心、感情調整、PTSD、遠い場所で起きている、伝わってくる話はごくわずか、潜在的意識、存在の消えた傭兵、人工筋肉、イルカ、クジラ、
二回目
民間軍事会社 情報の隠蔽 頭の中の地獄 仲間殺し 究極の兵士 ウィリアムズ 仲間意識 生得的文生成機能 赤い髪の女(電車) 指紋 網膜認証 俺は誰でもない 情報社会とのバランス(ルツイヤ)
自由の選択 プライバシーの自由と、テロの抑圧からの自由 指紋認証の銃 諜報機関 それほどの隷属(国家と兵士) ルーシャス ナノマシン 人は見たいものしかみえないようにできている 犯人は軍事会社 僕は知らない オルタナ(ナノマシン) 仕事と鈍感 心に覆いをする(ジョン) 中国製ヘリ マスキングされた敵兵士 計数されざる者たち 軍事企業がなぜジョンを助けるのか 内戦の勃発による軍需 自分が生まれた世界を守る 選んだ世界への責任 嘘っぱち 死体を置き去り(冒頭の置き去りとの比較)大切な人の死体はものに見えない 大切な誰かを突然失ったりしない世界 人の命の天秤  罪を背負う 
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2021/01/23
♥ : 23
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジェノサイドの正当化

または
虐殺をジャスティファ~イ

いつもながら原作は未読。本編もレビューも不穏なタイトルですね。文字通り不穏なやつです。
少し前に遇々『バビロン』という迷作に触れ、その作品談義で頻出してたタイトルがこれでした。

・34歳の若さで早逝した原作者伊藤計劃
・原作『虐殺器官』その評価の高さ
・ノイタミナムービーなるブランド

これまで知らなかったことを知ることができました。これだけでもお得感あるかしら。
早逝したこともあり数少ない輩出作品をアニメ化する試み「Project Itoh」三部作の締めを飾った作品。2017年2月公開のR15+指定。115分です。

あらすじ:サラエボで起きた各爆弾テロを機に世界各国でテロが激化。アメリカを筆頭にテロに対抗する中で先進国では沈静化の方向。後進国では内戦や虐殺が頻発。といったIFストーリー。
後進国で指導層に接触し対立を煽り、内戦や民族対立による虐殺などを引き起こす黒幕として暗躍すると見做されたとある人物を暗殺せよ!
その実行役である特殊部隊員クラヴィス・シェパード大尉が主役の物語です。


戦闘行為にまつわるグロ表現っぷりでR15+指定となってます。
詳細に触れると、タイトル“虐殺”から想像しそうなスプラッター的おどろおどろしさが主成分のグロではありません。あくまで銃撃戦で斃れる敵兵の描写がそれらしいだけ。想像と違ってライト風味かもよってことは指摘しておきます。程度や具合は18禁ではなくR15指定ということでお察しくだされ。
年齢制限が入るのはクリエイターがやりたい表現をできていることの裏返しな部分もあって、本作のミリタリ描写はアニメの中でも超一級の部類に入ると思われます。オペレーションの合理性や演出の迫力などモノが違う感じがします。
『劇場版PSYCHO-PASS』のミリタリ描写との既視感を覚えましたが、プロデューサーがご一緒ということで納得。ノイタミナで辣腕をふるった山本幸治さんです。それでノイタミナムービーということもあるのね。いろいろ繋がってきました。


 世界観 ◎ ※後述
 軍描写 ◎


軍事作戦がベースにあるお話なので根っこが変だと台無しになっちゃいますがその心配はありません。
あとは通しでの物語の面白みであったり、黒幕ジョン・ポールの目的が腑に落ちるものかだったり、やはりというか作品から受け取るメッセージへの共感の有無が気になります。


 物語 △と○の間


タイトル回収を済ませ、大国のエゴも匂わせる国家の繋がりや人間の持つ原罪のようなものへの言及。おそらくこうだろうと想像できる結末もアリといえばアリ。ただしいかんせんよくわからない。

 {netabare}雰囲気だけかっこいい?{/netabare}

劇場版なので視聴者に想像させる手法を否定しないけど軽い匂わせ止まり。肉を焼く匂いで白飯を食べるような感覚。もう少し踏み込んで欲しかったです。
ところがふとしたとこで原作のネタバレを聞き、

 物語・改 ○と◎の間

となりました。

※原作ネタバレ
{netabare}ジョン・ポールの遺志を継いだクラヴィス・シェパードがアメリカに戻り、“虐殺の文法”を駆使してアメリカを内戦に導いていく。{/netabare}

{netabare}小国の犠牲の上にある大国の繁栄について自問自答が描かれてたとのことです。南北問題ですね。{/netabare}


“人工筋肉”なるガジェットが途上国の子供たちによる搾取的な労働に支えられている、とフェアトレード運動に通底するネタが挟まれてましたが、そんなネタが最終的に繋がっていくところまで提示しないのはもったいなかったですね。
とは言っても雰囲気や見た目を馬鹿にするなかれ、です。映画を観てる時間だけその世界に浸れる幸せを実感できる劇場版作品でしょう。その点で買い!優秀な娯楽作品です。




※後述…の世界観◎について

■United Nations

“国際連合”とは意図的な誤訳です。“連合国”が正しくその国連憲章には日本を敵国と見做した条項が残存していることをご存知でしょうか。たかが条文、実態は違うとも言われますが、この敵国条項を除こうと日本が働きかけてもしっかりChinaは潰しにきてくれたりするのが現実です。
永らく“平和のための国際組織”と喧伝され教科書でもそう習ってきた私たちですが、非常に矛盾を孕んでいるのです。直近の事例だと国連の専門機関WHOの武漢肺炎をめぐるグダグダっぷりでしょうか。

 金だけ出して口は出さないでね

日本に求められてる役割がこれ。よって個人的にはあまりこの組織をよく思ってません。そんなとこへ作品の冒頭↓


{netabare}「寛容と多文化主義がこの国の美徳だったのに」と今は民族浄化に勤しむ途上国の指導者がベートーベンの『月光』をバックにシェパード大尉に独白します。
何故自国民に手をかけたのかわからない。黒幕ジョン・ポールの存在を匂わせる一幕です。その前段。

シェパード:
「その国民を殺して回る。あんたの言う政府とやらはどの国連加盟国からも承認されていない」
えらい人:
「国連?我々の文化を土足で踏みにじり、自決権を鼻で笑う最悪の帝国主義者どもが…」{/netabare}


主人公へのシンパシーはもちろんのこと小国の哀しみなんかをこの指導者に見ることができます。きちんと序盤から下地を作っているのです。



■1974年と1975年

原作者伊藤計劃氏とプロデューサー山本幸治氏の生年です。けっこう作品に影響しているような感じ。
だいたいにして小学生時代のバイブル。ジャッキー・チェンの『プロジェクトA』が原題『A計劃』。これホント漢字なの?と伊藤少年の脳裏に焼き付いてたことは想像に難くありません。
多感な中高生時代で起こった世の中の出来事と暇な大学生時代に触れたであろう作品群。この年代特有の感覚が作品に反映されているとふんでます。

15歳前後で「ベルリンの壁崩壊」「ソ連崩壊」を経験。なんとなく大きなうねりが起こっていることを感じつつ、チャウシェスクの銃殺遺体のインパクトだけ覚えていた思春期。
中学の社会科では、“コルホーズ”“ソフホーズ”などを例にとり計画経済を好意的に捉えていた教科書で学んでました。なんせまだ崩壊前だったので。

その後の東欧民主化で泡を食ったのが欧州の火薬庫バルカン半島。ユーゴ紛争が停戦合意したのが彼らが社会に出る頃合い2000年頃でした。
思索に励むことが可能な大学生時代には小林よしのりの『戦争論』が大ヒット。United Nations(連合国)が構築したWWⅡ後の枠組みに疑義を呈した意欲作と言えましょう。

ドイツおよびチェコを舞台としたサスペンス作品『MONSTER』(浦沢直樹)
ユーゴ紛争で故郷を破壊した者への復讐の物語『PEACE MAKER』

90年代後半に発表された東欧を舞台にした名作群もきっと学生時代に目にしてるんでしょうね。
思えば「ソ連崩壊」とはもの凄く大きな出来事で共産主義の敗北に象徴される第二次世界大戦後の枠組みが崩れたことを意味してました。余波は覇権国アメリカにもおよび歪みの極地が“9.11”にと。

そういえば『MONSTER』のヨハンもニナも1975年生まれの設定です。
朝日・岩波的な言説がインテリの条件だった時代から潮目が変わったのはこのへんの年代からかしら。


国際紛争やミリタリ要素の強い作品を描く時にチェコやユーゴの東欧を舞台にしたくなる気持ちがわからんでもない世代。
お話にしやすい国際情勢の煽りを若かりし頃に浴びちゃったこともあるし、中東やジャングルでの紛争よりも身近に感じることのできるエリアでした。今は情勢も落ち着いてますので実際訪れてみるのをおすすめしますよ。異世界ものにありそうな古き良きヨーロッパの風景は中欧・東欧に残ってます。



視聴時期:2020年3月

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2020.12.09追記

5月が初稿の本レビュー。半年経過して“武漢肺炎”の呼称は聞かなくなりましたね。“新型コロナ”で定着した感があります。こうして振り返って気づくことはままあります。
定点観測することで変化に気づく。現在の断面だけ見て踊らされることのなんと多いことか…


2020.05.18 初稿
2020.12.09 追記

投稿 : 2021/01/23
♥ : 34

61.1 5 過激派アニメランキング5位
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-(OVA)

2006年7月14日
★★★★☆ 3.5 (169)
972人が棚に入れました
C.E.73年、ユニウスセブンの地球降下作戦を仕組んだザフト軍脱走兵達の部隊は、乱戦の中、ザフト軍ミネルバとジュール隊の活躍によって壊滅し、地球に向かっていたユニウスセブンも設置されたメテオブレイカーによって破砕された。しかし、砕かれた破片は地球に向かって次々と落下し、地球に残されたのは落下片による多くの人々の死、そして平和を奪われた者達の止め処なく溢れる憎悪と怒りだけであった。地球が再び混迷の戦場となった中、D.S.S.D技術開発センターは、1機のMSを宇宙へと打ち上げるプロジェクト「スターゲイザー計画」の準備を行っていた。静かに空を見上げ続ける純白の機体「スターゲイザー」。

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

よくできている

この作品は機動戦士ガンダムseed destinyを
ベースとしたOVAである。

内容を一行で言い表すと、ガンダムseed destinyの
劇中に起こった「ユニウスセブン落下事件」
の裏側を全く違うテイストにアレンジして描いた作品だ。

自分としては、ガンダムシリーズを見たことがない人
にも比較的おすすめしやすい部類のアニメだと思った。

その理由は、seed destinyの派生作品であるが
seed destinyの主要人物はこの作品には大きく
関わっていないからだ。
一部のseed destinyキャラクターは確かに登場するものの
引き立て役の様なものとして描かれているだけ。

この作品が良いと感じたところをいくつか述べる。
seed本編では雑兵として扱われている
ジンが脅威として描かれていること。
seed本編と比較すると、さすがにアクションシーンも地味で派手な
ものでないため物足りないと思う人がいるだろうが
私としてはこちらのほうが引き込まれやすいと感じた。

戦争の残酷さが本編よりも映えていること。
特にきついなと感じた場面は、2話の虐殺シーンだろうか。
視点をきちんと切り替えた上で物語が進んでいくため
destinyよりは気分が落ち込みやすい(?)ように感じた。
後は、ミューディーが戦死する場面。あそこまで行くと
もはや虐殺だが。しかも彼女が戦死したことで
シャムスにも悪い影響を及ぼしてしまうという結果に。
こういった場面をdestinyはもう少し増やすべき
だったのではないだろうか。

気になる点もあった。
主人公であるセレーネやソルについてあまり触れられていないのだ。
エドモンドは早い段階で退場するものの、見せ場は作られているため
必要な人物であるということは伝わるし、連合の指揮官は外道っぷりが
きちんと描かれているのでこいつもいないと困るなと感じる。

そういった点があるのにもかかわらず、なぜかあの二人は
説明が省かれているので少ししか関係性が分からない。
終盤のやりとりは凄く好きなシーンなのだが、もっと
彼らに時間を割いて欲しかった。勿体ない。

反対に、もう一人の主人公、スウェンの方はばっちり
焦点があてられる。その上回想が入って来る有様。
いっその事、こっちをメイン主人公にすべきだったのではないだろうか。

そして、なんといっても時間が60分以内に終わってしまうこと。
もう少し尺を長くしてほしかった。そうすれば、もっと
この作品の良さを伝えられるのに。本当に勿体ない。

こういった部分は確かにあったものの、seed destinyよりは
遥かに良かった。地味な作品ではあるが、私は楽しめた。
このアニメで使われている曲「STARGAZER ~星の扉」は名曲。
ぜひ聴いてほしい。
個人的には良作だと思う。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 13

アレックス・ディノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

主人公よりはスウェンが目立つな!!

【あらすじ】
後に「ブレイク・ザ・ワールド」と呼ばれることになるユニウスセブンの落下事件で地球が甚大な被害を受けていた。
混乱に乗じたザフト製MSによる連合軍基地や市街地へのテロも多発、連合軍上層部は第81独立機動軍「ファントムペイン」を鎮圧のために出撃させるのであった。
時を同じくして、D.S.S.Dはシャトルである計画の中心となるMSを宇宙へ上げようとしていた。

【作品解説】
"X" plosion GUNDAM SEEDの第1弾として登場したSEEDの外伝作品で、15分×3話という非常に短い構成となっている。
本編では殆ど描かれなかったブレイク・ザ・ワールドがもたらした被害とそれに乗じた事件。そしてD.S.S.D(Deep Space Survey and Development Organization…深宇宙探査開発機構)が開発中の外宇宙探査用無人MS「スターゲイザー」と本機による無人外宇宙探査計画「スターゲイザー計画」に関連する事件を描いた物語である。
本編の補完としてブレイク・ザ・ワールド以外にもデストロイの輸送とその最中に起こった戦闘やエクステンデッド以外のファントムペイン所属兵士達の過去の他、ベルリン襲撃前にデュランダルがデストロイのデータを手に入れていたという事実も明らかになっている。
何かと議論になりやすい本編と違い、短いながらも物語をしっかりと完結させた本作の評価は高い…が、やはり短すぎて各キャラを深く掘り下げることができなかったのは惜しいところ。


基本本編のキャラは登場しないのだが、SEEDからスウェンの回想でアズラエルが、Destinyからサトー、デュランダル、ネオ、ステラ、スティングが出演をしている。
本編キャラの声が付くのはテロ実行犯のサトー、そしてデュランダルが行った物語冒頭の演説の場面のみで、デュランダルは顔見せした場面ではしゃべらず、演説の場面では被害を受けた地球の様子を映している。

余談だが、本作の主役機はストライクノワールではなくスターゲイザーの方である。

(感想!!)
いやーなんでだか主人公のでれーねは目立たないんだよなーーというかスウェンの方が物語として合ってるし主人公とも仲いいし!!そしてスターゲイザのメインパイロットってソル・リューネ・ランジュだって!!
しかしスウェンはかっこいいしその機体であるストライクノワールいいね!!しかしスウェン死ぬ寸前になっていたね!!
元々地球連合好きでしたし、なによりスウェンが見たかったのでこれ好きになりました!!
曲も神ですね

投稿 : 2021/01/23
♥ : 3

山田エル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「コズミック・イラ」が生み出した秀作

ガンダムSEEDシリーズの外伝作品。時系列的には、Destinyの30話~33話の所くらいといったところか。
本編の方はエンターテイメント性を追い求めたが、こちらでは戦死者が出る、強化人間の育成など戦争の過酷さなどがより強烈に描かれている。
Destiny本編との繋がりも多少あるが、あまり強烈につながっているとは言えない。しかし見るならやはり本編を見てからの方がより楽しめるだろう。コズミック・イラの設定の優秀さを証明した秀作

投稿 : 2021/01/23
♥ : 3

70.1 6 過激派アニメランキング6位
機動警察パトレイバー 初期(OVA)

1988年4月25日
★★★★☆ 3.8 (153)
840人が棚に入れました
クリエイター集団「ヘッドギア」が送り出したOVAで、後に劇場版やTV版なども製作された人気シリーズの原点ともいうべき作品。近未来都市、東京。続発するレイバー犯罪に対抗すべく、警視庁は本庁警備部内に特殊車輌二課を設立し、これに対抗した。通称特車二課パトロール・レイバー中隊…パトレイバーの誕生である。

声優・キャラクター
冨永みーな、古川登志夫、二又一成、池水通洋、郷里大輔、井上瑤、千葉繁、阪脩、大林隆介、榊原良子

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

OVA業界の先駆者

一本1000万円で作れば採算が取れる。
これが初期パトレイバーのコンセプト。
以後OVAの黄金期の始まりです。
パイロット版にちかくまじめな話なのにコミカルな要素が強い。キャラもほんのすこし破天荒で方向性を模索している感じがする。
個人的に一番荒削りで好きかもしれない。
ストーリーは秀逸で初期シリーズだけでしっかりと収まりきっています。パロディを多様しているのですが・・言われなきゃきがつないようなネタばかり・・・・

投稿 : 2021/01/23
♥ : 6

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当にパトレイバーが機動した瞬間

作品のタイトル通り、機動警察パトレイバー初期の作品。
この作品が好評だったことから、劇場版、TVシリーズへとメディアミックスを展開することになる。

この作品を見ると、当時、なぜ人気があったのか良くわかる気がする。
物語はパトレイバーというロボットの話なのだが、実際のところサスペンスものだ。

事件はいつも本格的なものだし、その事件にレイバーが使用されているだけで、動機や犯罪の手口などは本格サスペンスにも劣らない展開ばかりだ。

まぁ、中には動物実験で巨大な生命を作り出すみたいな、ゴジラやウルトラマンでやっててくれと言いたくなる物語もあった。だが、それも良いと思える程内容は洗練されていた。

一つ不満を言えば、時間が約20分と短いだけあって、事件のその後をまったく説明しないのが違和感を与えた。
例えば、政府にテロを起こした陸上自衛隊の話にしても、その後の対応や南雲しのぶに対する処分に一切触れていない。

これでは毎回犯人だけ捕まえて、適当に同情をさせるようなセリフを犯人の口から吐かせる「名探偵コナン」や「相棒」シリーズの方がましと思えてしまう。

といっても、作画、音楽、個性溢れるキャラクター、そして凝った事件内容のパトレイバーの方が総合的には100万倍良いと私は思うが。

全7話と話も短い。これだけでも単独した作品として楽しめるだろう。
傑作と名高い劇場版パトレイバーを見る前にキャラや作風を知るためにも良いかもしれない。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 16

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

惹きつけられる

パトレイバーの名前は散々過去に聞いてきたのですが、正直なところ警察ものみたいなものはあまり好きではなく、見なければと思いつつもなんとなく避けてきました。
実際に見たところ、これは面白い^^;
噂通りどころか噂以上でしたね。
ロボットバトルより人間ドラマの方に力を入れており、巻き起こる事件も突拍子もないものではなく、あり得るかもしれないものをしっかりと取り扱っています。
考えさせられるものもあります。
とにかく見ていて思ったのは、力の入った良い作品だなということですね。
見るべき作品の一つだと思います。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 5

64.2 7 過激派アニメランキング7位
重戦機エルガイム(TVアニメ動画)

1984年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (78)
350人が棚に入れました
二重太陽サンズを中心に五つの惑星を擁するペンタゴナワールドは、絶対権力者オルドナ・ポセイダルの統治下にあった。そんなある日、惑星コアムの片田舎から主人公ダバ・マイロードと親友ミラウー・キャオはダバの父の形見であるヘビーメタル・エルガイムを携え青雲の志を胸に都会へと旅立つ。それは行方不明のダバの腹違いの妹クワサン・オリビーを探すための旅立ちでもあった。突如現れそしてあっさり行き倒れた男から100万ギーンの手形をアマンダラ・カマンダラに届けるよう託されたダバは、元盗賊のファンネリア・アムや元正規軍人のガウ・ハ・レッシイを仲間に加え、盗賊や正規軍をエルガイムで退けるうちに、今の世の中は腐敗した正規軍による圧政の敷かれた世界だと知る。力による統治に反発するダバ達は、やがて正規軍と反ポセイダル勢力との戦乱に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
平松広和、本多知恵子、大塚芳忠、川村万梨阿、速水奨、木下由美、豊田真司、堀部隆一、島津冴子
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ドリーマーズ・アゲン

まず最初に本作でファンネリア・アムの声を担当されていた本多知恵子さんが先月お亡くなりになった事に謹んで哀悼の意を表したいと思います。

{netabare}今作ではガウ・ハ・レッシィの方が女性キャラとしては人気がありますが、私は一途でダバの側に最後まで付き添ったアムの方が何か好きでしたね。まあレッシィもアムとは方向性が違っただけで、一途なキャラではありましたが。

本作は永野護をキャラクター・メカデザインに起用し、これは後にファイブスター物語という傑作を作るきっかけになりました。ダンバインの脚本を一部担当していた渡邊由自をシリーズ構成に据えて、ダンバインの世界とは一変、異世界から宇宙を舞台にした物語となりました。最初こそダバとアムとレッシィの三角関係を面白可笑しく描いたり、三枚目ライバルのギャブレーの失態をギャグ調にする等、コメディ路線を貫いていましたが、レッシィがダバの下を去って以降は、ポセイダル軍との戦いをメインにしたシリアスな路線へと段々転換していきました。そのせいか前半と後半のあまりの雰囲気の違いぶりに面食らう所もありましたし、ポセイダルとの因縁を上手く描けなかったりしたり、13人衆も一部のキャラがほとんど空気だったりと、ストーリー展開に難が見られるところも実はあったりはしましたが、練りに練られた世界観と、ヘビー・メタルという洗練されたフォルムのロボットが登場する事で、従来の作品とは一線を画した雰囲気を持っていた所は評価すべき所かなと思います。そして、ヘビー・メタル自体が所謂ロスト・テクノロジー的な扱いで、昔の時代に作られたヘビー・メタルはより強力であったという設定も面白かったですね。全然関係ない話で恐縮ですが、スクウェアの『ゼノギアス』はこの設定流用してますよねw

ライトセイバーに似た武器、主人公が実は高貴な一族の出身であったり、反乱軍のリーダーに祭り上げられるといった部分から、スター・ウォーズのパクリを指摘されますが、中身は全然別物なので、うわべの外見部分だけ拝借したという見方が正しいのかもしれません。

後作品の1話タイトルが『ドリーマーズ』なのに対し、最終回のタイトルが『ドリーマーズ・アゲン』というのが、語呂遊びなのか、深い意味があるのは分かりませんが、凄く印象に残っている部分です。

ただラストは非常に勿体無いというか、ここまでやってきて最後にこういうオチか~と感じになって、前述したストーリー展開における難を最終回まで引っ張ってしまったのが残念でしたね。ダンバインと比べると、若干見劣りはしますが、設定の深さ等に驚いた箇所もあったので、全体的に見て良い作品かなとは思っています。{/netabare}

投稿 : 2021/01/23
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

古いけどわりと普通に見られる。

個人的な評価だが、サンライズ制作の富野監督作品の中では、最も若いアニメ好きに訴求できそうな作品。(これがダメなら富野作品は諦めた方が良い。)

本作自身がというよりは永野 護氏のFSS(ファイブ・スター・ストーリーズ)の元ネタとしての知名度の方が高いかも。

FSSのMH(モーターヘッド)の源流となる、本作ではHM(へヴィーメタル)と呼ばれるロボット型兵器が多数出てくる。

ご都合主義的に火薬兵器や実体剣がない世界観なので、ビーム兵器の撃ち合いとビームサーベルによる格闘戦によるカッコいい戦闘となるのは本作の見所。

HMのデザインも、主人公機エルガイムをはじめ名前ありキャラが乗る専用機は概ねカッコいい。これらのメカデザインは今でも充分戦えるレベルだろう。

富野監督作品なので基本シリアスな中にちょいちょいギャグとスケベ(?)シーンが挟まれるが、これらが苦手な人にも許容できる量だと思う。

OP/EDもカッコいいし作中BGM、特に戦闘シーンのそれはかなりノれる。

ゲームのスパロボなどでもエルガイムや主人公ダバはお馴染みかと思うので、古いサンライズ作品を見るなら本作がお勧めである。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 14

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ZZの匂いがする

ZZがそうだったように、前半ギャグで後半シリアスの展開をします。
登場するキャラも声優さんの感じもZZの匂いが凄いしますね。
音楽はいいですね。ロボのデザインもちょっと稀に見る良さだと思います。
ダンバインなどと同じ世界観ですが、それらの中で一番出来が良い作品ですね。
相変わらずライバルはいいです。かっこいいですし、ギャグもうまいことこなします。
むちゃくちゃ壮大な世界観と魅力的なキャラに支えられているため、ブレることなく最後まで続きます。ですので、あまり飽きるようなことはないかと思います。
単純に面白いと思います。今見ても面白いと思える作品だと思うので、見てみてもいいかもしれません。
富野作品の中では比較的鬱な展開ではないので、そこもある程度安心して見られるのもいい点ですね^^;

投稿 : 2021/01/23
♥ : 2

67.6 8 過激派アニメランキング8位
妖獣都市(OVA)

1987年4月25日
★★★★☆ 3.7 (52)
215人が棚に入れました
人間界と魔界の数百年に渡る凄絶な戦いは新しい局面を見せ、休戦協定の時を迎えようとしていた。要人の警護にあたった闇ガードの滝連三郎は、魔界の女・麻紀絵と共に、次々と襲い掛かる殺し屋たちと激しい戦いを繰り広げる──。原作は菊地秀行の同名小説。監督デビューとなる川尻善昭が、バイオレンス色の強いストーリーをスタイリッシュな映像美で描いてみせた。

声優・キャラクター
屋良有作、藤田淑子、永井一郎、青野武、横尾まり、大木民夫、戸谷公次、村松康雄、岸野一彦、安藤ありさ、向殿あさみ、沢木郁也、平野正人
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

首都の闇に蠢く……菊池秀行氏のエロ、グロ、バイオレンス。

菊池秀行氏の原作小説『闇ガード』シリーズは未読。

とにかく情け容赦ない描写が特徴的な本作。
都市に蔓延る欲望、あやかしを思う存分描き切ろうという菊池氏の信念。
その良き理解者である盟友・川尻善昭監督がリミッター控え目で映像化。

美女がいれば陵辱せずにはいられず、
人体はパーツごとに分解して変形、怪物化させずにはいられず、
それらを爪で切り刻んだり、銃で吹っ飛ばしたりせずにはいられない。
さらに魔性としての女の魅惑(※著しく男性目線w)がスパイス。

吹き荒れる暴虐の表現が快楽主義の体現たる“魔”の存在に嫌というくらい説得力を持たせています。

ここまで表現を振り切りながら、シナリオがちゃんと展開し、
着地している所が、原作者の豪腕を感じる部分です。
少なくとも見終わったあと俺はエロ目当てで見たのではない。
このエロもちゃんと必要だったんだ。
と無理矢理開き直ることができる程度には、着地が決まっていますw


登場人物ではジュゼッペ・マイヤート(CV永井一郎=磯野波平)が印象的。
とにかくしょーもないエロじじぃで、{netabare}護衛してやる言うてるのに、
ホテルを抜け出して風俗に行きたいと駄々をこねるw {/netabare}
こやつに比べれば、亀仙人のパフパフなんて可愛いもんですw


菊池氏を信奉する表現者は多く、例えば虚淵玄さんもその一人。
虚淵氏の脚本作品にて、路地裏で魔法少女が殺し合ったりするのは、菊池氏の影響でもあるとかw

本作は現代にも連なる毒の系譜。その一端を垣間見ることができる快作。

あっ……ひっじょ~~~にアダルトなアニメなので、お子様は見ちゃダメだよんw

投稿 : 2021/01/23
♥ : 15

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

菊池+川尻+マッドハウス=(個人的に)大満足

SFホラーの旗手菊池秀行と骨太作品の川尻義昭監督、
そしてスタイリッシュなタッチの松戸ハウス(失礼)。

その協力作品なんで、見る前から満足度は計算できます。
まず、設定は流石菊池秀行ですね。
人間界と魔界、そのふたつ世界の共存を快く思わない勢力と戦う
組織「闇ガード」。
両世界の平和調印の為に訪れたVIPの護衛の為に選ばれた
闇ガードの男女。
人間側の代表の滝と魔界側の麻紀絵。

滝はいかにもSPといったがたいだが、
その外見からしっかりとインテリゲンチャな部分も感じ取れる。
一方麻紀絵は宝塚のトップの雰囲気を高め尽くすと
最終的に妖しくなる、そう思わせるキャラ。

話の根幹はそのままネタばれに繋がるので、説明はしないが
娯楽として十分楽しめる作品です。
ただ、その要素の中にちょっとしたエロ・グロがある事を
事前に踏まえ、ご覧下さい。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 6

入入 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ひひじじい命

眠らない街トーキョーにVIPのひひじじいが来訪。護衛に就いた男と女が魔界のヤバいヤカラと激闘を繰り広げる。OVAの利点を活かした成人向け妖艶暴力描写有り。川尻演出の骨子が拝める逸品。from 80’s./感想 とんでもねー "ひひじじい" が物語の牽引役を務めるシナリオは実に娯楽的であり魅力的だった。クールな護衛役とド助平な老人の絡みは観ていて面白い。本作には後の川尻監督作品に登場するモチーフや題材、人物像、演出等が豊富に盛り込まれている。と、氏が監督した他の作品を何作か観た後に思った。ちなみにこの発言は川尻監督関連本(+狂気館)からの受け売りである。渋さと妖しさ、俗っぽいところなんかが見事に融和した雰囲気出しまくりの娯楽作品であった。

投稿 : 2021/01/23
♥ : 0

66.0 9 過激派アニメランキング9位
クラッシャージョウ 最終兵器アッシュ(OVA)

1989年6月5日
★★★★☆ 3.6 (13)
48人が棚に入れました
 高千穂遙の代表作であるSF宇宙活劇小説「クラッシャージョウ」シリーズのOVA第2弾。監督の滝沢敏文らスタッフやキャストは前作の「氷結監獄の罠」をほぼそのまま継承している。制作はサンライズ。 長い戦いが続いていたバンドーレ共和国とカルミナス公国の間に、ようやく終戦協定が結ばれようとしていた。しかしこれを是としない戦争継続派のマルドー大佐らバンドーレ宇宙軍の反乱分子が強行策に乗り出す。同軍の美人士官タニア少佐が管理する最終兵器アッシュを奪うべく、彼女の乗る宇宙船スファードごと襲撃。この結果、宇宙船は惑星ダビドフへ不時着してしまう。アッシュは惑星規模の生物を瞬時に死滅させる効能を持つ。この殺戮兵器の一刻も早い破棄とタニアの救出を共和国側から依頼されたジョウたちクラッシャーの面々はダビドフへ向かうが、そこには不気味なキバを持つ殺傷兵器クローカーが待ち受けていた……。 本作は前作以上にアクション面に力を入れているが、前作は基本設定の紹介編として、スタッフが意図的に作り分けたのが理由だ。

声優・キャラクター
竹村拓、佐々木るん、小原乃梨子、小林清志、二又一成、榊原良子、内海賢二、寺島幹夫、村松康雄、江原正士、梁田清之
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アクション!アクション!アクション!

「氷結監獄の罠」に続いて2作目。

{netabare}長らく戦争状態だったバンドーレ共和国とカルミナス共和国に停戦協定が結ばれた。
しかしバンドーレでは惑星を丸ごと「塵」にしてしまう兵器「アッシュ(灰)」を完成。
戦争継続を望まないバンドーレ大統領は信頼できる女性士官タニア少佐に惑星ダビドフでアッシュの処理をするよう勅命。
それを聞きつけた超タカ派のマルドー大佐はアッシュを奪いカルミナスに勝利しようと画策。タニア少佐の護衛に自分の息のかかった兵士を忍ばせる。
その思惑を知った大統領も決死の密会でクラッシャージョウにタニア少佐の保護とアッシュの処理を依頼。
こうして惑星ダビドフでアッシュをめぐる争奪戦と思いきや、そこには「クローカー」というとんでもないモノが潜んでいた。
クローカー:対人殺傷浮遊機雷。ボウリングの玉ぐらいの大きさの金属の球体にレンズが付いたモノ。人間を検知すると問答無用で襲い掛かり触手で絡め、中割れした本体が人間に張り付き自爆するというイ〇ラム過激派もビックリする代物。
今や鬱蒼としたジャングルの星ダビドフは、かつてバンドーレの兵器開発実験場。放置された研究施設から勝手に自己増殖して何万、何億という数に!

実際あんな数のクローカーでは助からないはずなんですが、そうさせないように見せるハラハラ・ドキドキ感に緊張します。(逃げる!逃げる!逃げる!銃で撃つ!撃つ!撃つ!たまにアートフラッシュ!)
さらに追い打ちをかけるようにアッシュが発動!起爆するまで残りたった「20分」!どうなる、ジョウ?

OVAシリーズもこれで終了。なかなかテンポのいいアクションでした。今リメイクしたら結構いいのができるかも?{/netabare}

投稿 : 2021/01/23
♥ : 6

計測不能 10 過激派アニメランキング10位
ギャラガ(アニメ映画)

1989年10月21日
★★★☆☆ 2.9 (1)
11人が棚に入れました
御厨さと美の未完の超大作コミックス『惑星ギャラガ』を原作にしたSFサイキック・アクション。遙か未来、人類は宇宙航行技術の発達により、遠距離を瞬時に移動するワープ航法を手に入れていた。そして地球暦2755年。外宇宙を航行していた宇宙船ジーベックに突発事態発生、ワープ中に予定外の宙域へゲートアウトしてしまう。そこには、いままで発見されたことのない地球型惑星が浮かんでいた。惑星に一時不時着し、ジーベックのクルーたちはさっそく調査を始めるが…。
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