飼い猫おすすめアニメランキング 12

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの飼い猫成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年01月19日の時点で一番の飼い猫おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.5 1 飼い猫アニメランキング1位
同居人はひざ、時々、頭のうえ。(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (247)
791人が棚に入れました
他人が苦手で、人見知りの小説家・朏 素晴と人に捨てられ、過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫。ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?

声優・キャラクター
小野賢章、山崎はるか、下野紘、堀江瞬、安済知佳、中島ヨシキ、村瀬歩、津田健次郎、杉田智和、東城日沙子、豊口めぐみ、小野大輔、南條愛乃
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

同居人は昭和のオカン

原作未読


手っ取り早く視聴率を稼いでくれる3つの素材は「グルメ」「子供」そして「動物」なんだそうです。
翻って当方、この中で反応するのは「グルメ」のみ。幼少期から現在に至るまで犬や猫、熱帯魚含めて愛玩動物を飼いたいと思ったこともなければ、動物を見て可愛いと思ったことも記憶にございません。

あらすじ:とある事情で古家に一人住まいする青年“朏素晴(みかづきすばる)”とその素晴に拾われた野良猫“陽(はる)”のハートウォーミングな交流のお話です。
視聴動機が猫という方は多いでしょう。そこで冒頭で述べてるような殺風景な人間が楽しめるかどうかに興味があり、本作の視聴の動機ということになります。

結果、

 そこそこ良い

でした。動物案件に食指が動かない方でも楽しめると思います。


作品紹介で“すばる”は人間側の主人公、“はる”は動物側の主人公とありました。猫は猫で視聴者にだけわかるように感情を言葉に表わすので猫ちゃんの心情がわかる仕掛けです。また1話の中ですばる(人間)視点での前半パートと同シチュエーションを今度ははる(動物)視点で描く後半パートと対になっていて、互いの思いがすれ違ったり交錯したりを楽しむ構成になってます。

会話での意思疎通ができないこの両名がどう関係を築いていくのか?
お互いの共通項みたいなのがあって少しずつ共感していくことで距離を縮めていきます。共通項とは“痛み”。
{netabare}お互い大切な人(猫?)を亡くした経験があり、蓋をしててもふとした瞬間に後悔の感情が顔を出し暗い影を落とすのです。{/netabare}

すばるにしてもはるにしても同情すべき事情があり、そこに囚われて序盤はお互い前を向けません。
言葉を交わせないからこそ、ゆっくりとそれこそ全12話かけて、時には停滞しているような場面さえ大事な時間に変えながら関係を築いていくのでした。とても優しい作品です。


周囲も善意のキャラばかり。
OPEDにも優しさが溢れてます。奥華子さん作曲、南條愛乃さん作詞・歌のEDはウチの娘のお気に入り。
そうです。子どもと一緒に安心して観れるのも良いところですね。


猫ちゃんかわいい!が自分は薄めですが、傷ついた者同士の「取り戻す」物語はなかなか見どころがありました。


ただし、主人公への共感は意見が別れそうです。私の場合こんな感じ↓

■昭和のオカン“はる”
昭和初期?いや大正?のご婦人かしら。。。
食糧難を経験している世代はとにかく
「食べてるか?」
「しっかり食べるんだぞ?」
と口酸っぱく言ったものらしい。私自身も大正生まれの祖母から同じような印象を受けた一人です。
本編視聴済の方はいかにこの猫が昔ながらのオカンみたいだったかはご理解いただけることでしょう。


■“良い”ではなく“そこそこ良い”となった理由
主人公のすばるがイマイチ。
極度のアガリ症。対人関係が苦手ということですが、挨拶くらいしようや。
{netabare}三日月先生サイン会にて、目を合わせない、返事をしない、極度の対人恐怖症ぶりを発揮。作家に奇人は多かれどファンをないがしろにする作家さんは斬新でした。他人が目に入らなさすぎ(笑){/netabare}

このキャラ造形じゃないとダメだったんだろうか?このすばる。周囲の優しさに触れても反応薄いし、むしろ迷惑だぐらいで思ってるし、
普通に考えたら「お前なんか知らん」というくらいのレベルじゃなかろうかと。

本作は、幼少期からの内向的すぎる性格が土台にあり、両親との素っ気ない関係を経ての不慮の事故による追い打ちだったわけで、物語成立の条件みたいなところもあるので一概に否定できないのがつらいところです。



猫が喋るファンタジーっぷりより、周囲の人が例外なくすばるに優しいことがファンタジーと感じたため、とても惜しい作品という位置付けです。
すばるは無理せんでゆっくりでいいから傷を癒していってくれとは思います。
{netabare}第一話と最終話を見比べると彼の表情明るいですからね。{/netabare}


遅まきながら、ペットが人間にとって大事な存在たり得ることが少しばかり理解できた気がします。それが一番の収穫かも知れません。



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2019.08.30追記


視聴時期:2019年1月~2019年3月リアタイ視聴




2019.04.21 初稿
2019.08.30 修正

投稿 : 2020/01/18
♥ : 49

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

哀しみと温もりのファンタジー

アニメーション製作:ゼロジー、監督:鈴木薫、
シリーズ構成:赤尾でこ、
キャラクターデザイン、作画監督:北尾勝、
原作:みなつき、漫画:二ツ家あす

昔、実家で猫を飼っていたこともあり、
猫の登場する物語は好きだ。
小林まことの『ホワッツマイケル』や
杉作の『クロ號』は楽しく読んでいた。
大佛次郎の『猫のいる日々』も持っている。
最近はそういう作品とも縁遠くなっていたため、
懐かしい気持ちになって視聴を決めた。

両親を事故で失った小説家の朏素晴(みかづき すばる)が
両親のお墓がある場所で猫を拾って同居を始める。
人との交流が苦手な素晴が肉親を失った
同じ境遇の猫とふれ合うことで、
自分が受けていた愛情やかつての大切な日々を思い出し、
新たな道へと歩んでいく。

この作品はファンタジーの括りと言える。
素晴と猫のハルの両者の視点から物語が展開するからだ。
つまり人間と猫がそれぞれ何を考えていたのか、
どのようにすれ違っているのかが、
分かるようになっている。
ただし、リアルではなく、ファンタジー色が強い。
病気になった素晴を心配して、
ハルがエサを後回しにして素晴の元に駆け寄る描写などは、
猫を飼ったことのある人なら、
誰もが「絶対にあるわけない」と思ってしまうだろう。
猫同士や犬と会話するシーンもある。

しかし、そういうファンタジーが
この作品の最大の特徴で魅力だろう。
特に素晴とハルが分かり合えないお互いのことを
少しずつ理解して、ゆっくりと関係を育んでいくのがいい。
ハルが名前の意味を知り、優しいものに
ふれた気持ちになって心を通わせるシーンには
気持ちが揺さぶられて驚いた。

大切なものを失ってしまったとき、
たとえ、その時には感情があまり動かなかったとしても、
時が少し経ち、思い出が蘇ってきたとき、
不意に哀しみに襲われることがある。

素晴は幼年時代にそれほど友人もおらず、
本ばかりを読んでいる人生を送ってきた。
そのため、他人と心を通わせる感情が欠落している。
だが、両親が健在だったときには、
その欠落を意識しなくても、
両親からの愛情を無意識ながらも感じ、
快適に生きていくことができたのだ。

ところが、両親がいなくなると、
自分の欠落をより大きく感じてしまうことになる。
そんなときにハルに出会い、
両親がいかに自分を愛していたのかに改めて気づかされる。
ハルも姉として弟たちと暮らしていたことを思い出す。
自分たちの失ってしまった大切な者に対する気持ちを
お互いに感じ合い、人間と猫が家族になっていく。
この作品は、あまり人間と猫ということに
こだわり過ぎず、コミュニケーションのできない、
喪失感を抱えた者同士が少しずつ相手を思いやって
癒されていく話というくらいに捉えたほうが、
すんなりと観られるかもしれない。

私たちは大人になるに従って、
何もかもが永遠には続かないことを実感する。
時間が経つごとに色々なものを失い続けるからだ。
だから、心のどこかに哀しみを抱えているわけだが、
それを知るからこそ、誰かと過ごす時間が
より大切なものだと思えるのだろう。
(2019年4月6日初投稿)

※それにしてもEDの奥華子の曲は、相変わらず素晴らしい。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 54

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人見知りミステリー作家と猫の愉快(?)な同居生活

== [下記は放送開始前レビュー: 開始後、追記あり。] ==
※放送開始前なので評点は「ALL 3.0」のままです。

「COMICポラリス」連載の漫画原作は現在5巻まで出ています。たぶんアニメ放送中に6巻が出る感じなんでしょうか。

主人公はミステリー作家である朏素晴(みかづき すばる)、そしてそのすばると同居することになる猫のハルです。

素晴は小説家なので引き籠っていられますが極度の人見知りで外出も苦手、動物を飼ったこともないのですが、図らずもそんな素晴と猫のハルの同居生活が始まってしまいます。

そしてハルとの同居生活がきっかけで素晴の生活や執筆作品にも変化が表れて……、といった感じのお話です。

当然のように人間の素晴と猫のハルの間でお互いが考えていることは言葉で伝わったりはしませんが、少なくとも原作では一つの事象がそれぞれの視点でどう見えているかが描かれるのが見どころかと思います。アニメでその辺り、どう表現してくるか…?
== [放送開始前レビュー、ここまで。] ==

2019.1.11追記:
第1話を視聴。素晴の身の上の説明とハルとの出会い、そしてハルが素晴の家に居着くことを決意するまでが描かれました。

原作ほどハッキリと分離されてはいませんが、やはり素晴の視点とハルの視点の両面でストーリーを進めるみたいですね。

基本は素晴側の視点で時系列を進めて、後からハル側の視点で補足するみたいな感じでしょうか。原作のように丸々両側の視点での話をすべてアニメでやってしまうとうまくないとは思っていたので、この進め方なら安心です。

2019.4.1追記:
最終話まで視聴終了してましたが、レビュー更新が遅れていました。

押守(おうかみ)さんの天然癒し系な感じは、わりと良く出ていたと思います。「原作の◯巻のエピソードまで進んだ」って言いにくい感じですが、原作無視な感じではなかったですね。

最終エピソード(前後編)は、アニメオリジナルエピソードだと思うのですが、これも原作を踏まえた良い物だったと思います。大翔(ひろと)の妹の渚ちゃんはもう少し出番があったと思います。もし2期目が作られれば本格的に関わってくるでしょうね。

ということで、良いアニメ化おつかれさまでした。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 48

68.5 2 飼い猫アニメランキング2位
三者三葉(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (538)
2563人が棚に入れました
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。

声優・キャラクター
和久井優、金澤まい、今村彩夏、Machico、鈴木愛奈、桃河りか、赤羽根健治、西明日香、渡辺はるか、夏野菜緒、桑山琴音、田中ちえ美
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

貧乏系お嬢様かわいい、でも主役は3人!

あらすじは公式サイトをみてね。

第1話良かったです!コミカルな百合アニメなので、視聴継続できそう!

1話感想
{netabare}
没落貧乏なパンの耳系マヨ好きお嬢様、西川 葉子がとてもかわいい。1話はそれで視聴者の心にグッときますね。
葉子のかわいい所は語りつくせないほど1話に詰まってます。(以下私の熱い(キモい)葉子押しがしばらく続きます)

没落してもですわ口調で友達付き合いがわからないのがかわいい!
双葉にパンの耳の調理方法を聞いて、テンションが上がるのがかわいい!
次の日ウキウキで作ってきたパンの耳の砂糖揚げ(黒コゲ)をもって(この時点でかわいい)いつもの双葉達とお昼を食べる場所で双葉達がいなくて、強がってがっかりする所もかわいい!
双葉に声をかけられるだけで、とたんに眩しい笑顔になるのがかわいい!
パンの耳のコスパに感動しているのほんとかわいい!
山Gのバイト先の廃棄(ホントはもっていっちゃ駄目ですよ!)をうれしさを隠し切れないのがかわいい!
没落して以降お嬢様気分が抜けなくて友達が出来なかった反動か、双葉達の反応を期待して、頑張る姿がかわいい!


・・・とまあ葉子のかわいさを上げたらきりが無いわけですが、このアニメは葉子、照、双葉の3人が主役のアニメです。なんか葉子に凄く重きを置いた一話でしたね。今後はバランスよく3人を掘り下げていってくれるのかなと思ってます。

双葉もかわいいですよね~女子力低い系女子。パン一斤を「色々めんどくさいから」という理由で丸かじりするのは女子力低いですね~。色々葉子様をフォローしたり、何も入ってないおにぎりを率先して食べたり、良い子です。

照・・・かわいいんだけど黒い。唐突にスピードワゴンの「ゲ○以下の匂いがぷんぷんするぜー!」という言葉が思い出しました。いや、きっと根は良い人で良い匂いはするでしょう。ちょっと気取ってから素がでるのがかわいいです。

山G、女の子のお風呂についていくとか凄い変態の香りがするよ!悪気はないんだろうけど!山Gのストーカー芸と泣き芸最高だよ!

教科書を渡せず葉子様が申し訳なさそうにするのは、双葉達を少ない友達として意識して、嫌われたくないと思っている現われですね。

今期の最高のコメディ百合アニメですね!毎週の一番の楽しみになりました!
{/netabare}

2話感想
{netabare}
葉山照回でしたね。
葉山姉妹のやりとりから、照の人間性や姉に対する姉妹愛が伝わってきて良かったです。照を敵視しているピンク髪の女の子、今回完全にヒナギクに見えました。

やはり、今回も葉子視点が多いですね。原作もそうなのかな?

特売のマヨネーズを勝ち取り喜ぶ葉子。かわいい。そして目を覆う双葉達、面白い。

次は双葉ですね~ここまでハートフルな話が続いているので、双葉回もハートフルな話を期待してます。
{/netabare}

3・4話感想【4話感動回】
{netabare}
3話は西川家のメイドさん登場回。双葉回じゃなくて少しガッカリしましたが、コメディ路線のキャラが増えたのと、このメイドさんも葉子様の事を心配してるんだなあと思えるシーン(体育で葉子様がぼっちになっている所をみてクラスで浮いていることに気付き、双葉達が唯一の友達であることを悟る。そして、昼食の際に葉子様をよろしくお願いしますと双葉達にいう)もあり良回でした。

4話は双葉への認識を改めさせられた回です。そして今回も葉子様が超可愛い。制作の葉子様愛が溢れすぎている・・・
ハンバーガー屋で双葉が葉子様の両親の話を聞くのは、勇気あるなあと思います。双葉は行動に反して意外と賢い子ですし、無意識じゃなく意識的にもっと葉子様をわかりたいと思って勇気を出して気を使いながら聞いていると思います。それだけ双葉は葉子様ともっと仲良くなりたいんだなあと思うと、ちょっとウルっときます。それにさらっと答える葉子様も双葉達に心を開いて、自然な友達付き合いが出来ているのが、成長したなあと思えます。

今回肉をもらった葉子様の可愛さは必見です。あのシーンの可愛さは制作の愛があふれすぎていて、このアニメへの本気度が伝わってきます。

また、幼少期の3人の映像も可愛いですね!どの子も可愛いんですが双葉の幼少期の良く食べる子供っていうのが可愛かった。やまGの子供時代も可愛い。

さらに、4話は双葉への認識を改める回でした。食べるだけじゃなく、料理が上手いということを実践して証明する双葉。女子力が低いと1話レビュー時点で書きましたが、これは間違いでした。女子力高い!いや嫁力が高いのか?双葉可愛すぎるぞ!

最後に3人で双葉の作ったご飯を食べるシーンがあるのですが、美味しそうなのはもちろんなのですが、3人も可愛いし、「家で誰かと食事するのは本当に久しぶりですから」という葉子様の寂しさが過ぎ去った言葉、
3人で一緒に食べることが本当に美味しい理由なんだという事が伝わってきて凄く良かったです。最後に冗談を言って笑いあうシーンがこの3人が幸せということを感じて、嬉しく感じてきます。

4話、凄すぎました。少し画がいつもと違う感じがまた良かったです。ハンバーガー屋の夕暮れの陰影の使い方が凄く好きです。色々良い場面がありすぎて語りつくせない(笑)コメディシーンでの人物のデフォルメや顔の変化が細かくて凄すぎる。

西山ちゃんと照の猫パートも可愛いし、猫はいつもどおりぬるぬる動きますね。

山Gはストーカーといわれると傷ついていましたが、報われることがあるのだろうか・・・いやストーカーですけどね。

四話の最後の食事シーンの印象的な「夕焼け」と「鳩」が四話冒頭の葉子の幼少時代の友達とのお茶会シーンにも出てきているということは、どちらも葉子様にとっての幸せな思い出ということを示してるんじゃないかな。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
照のライバル?猫好き西山さんが可愛い回。西山さんはツンデレ、プライド高い、そしてちょろい。西山さんのメイド服はかなり趣味入ってますねえ・・・ピンクが基調のメイド服とか現実には存在しませんよ、多分(笑)あと、西山さんの友達、近藤さんのケーキを食べるシーンかわいいですねえ。このアニメの貴重な黒髪っ子ですよ。

回を増していくごとに双葉が良い女であることがわかっていきますね~。髪を後ろでまとめて、出来る女性店員風ファッションが良く似合う・・・。葉山ちゃんの家に遊びに来た時は小学生かと思いましたが(笑)そのギャップが最高に魅力的ですね。
{/netabare}

6話~12話感想
{netabare}
6話
日常回。少しお嬢様気分が抜けてないなあと葉子様のワガママっぷりを見て思いますね。
7話
葉子様と青髪の子が体育で組んでいるのを照と双葉が見ているシーンは、
気にかけていたんだなと、裏で友情を見たようで少し嬉しい。
8話
近藤さん多め回。西川ちゃんと近藤さんの友情回かな。腐れ縁みたいな感じでいいですね。
9話
文化祭回。陰の無い楽しい回でしたね。
10話
何気ない日常回。パジャマパーティでお泊り会。何気ない日常が葉子様にとってかけがいが無いものですね。
11話
バレンタイン回。よかったな山G・・・。葉子様に執着して勝手に奉公してるとはいえ、ちょっと報われてほしかったので良かったです。
12話
葉子様にとって自分の家に行ってきますと言う意味は、その場所に自分の日常がある事を無自覚に理解してるからだろうなあ。・・・って園部の夢か!
バイトで昔の友人に会っても今の状況を受け入ている葉子様は成長しましたね。
そして3人の日常は終わらない・・・エンド。良いアニメでした。

{/netabare}

総評
{netabare}
作画:常に安定して綺麗。毎週楽しみでした。
キャラ:どの子も可愛い。全員をなるべく均等に掘り下げたのはよかったです。
音楽:OPEDどちらも良かったが、挿入される日常的なBGMが良い。
声優:新人さんばかりでしたが、ストレス無く視聴できました。
物語:最初の1~4話は葉子様の友人関係へのなれない感があり、成長を感じられた素晴らしい回でした。それ以降は何もない日常回が多かったです。もう少し情感があったほうが良かったかな・・・

{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ホンモノの「日常系」?(動画工房の本気)

※実はあにこれで視聴途中でアニメのレビューを書き始めたのは、本作が初めてです…。

原作未読です。
→ 読み始めました。いま3巻目くらい。(2016/6/15)
→ 6/18くらいに読み終わりました。既刊12巻。(2016/6/28)

多くの「日常系」といわれるアニメで私がいつも思うことは、「そんな日常は無い!」というところなのだが本作はそういうツッコミを入れずに観られている。
(ちなみに他にそんな気持ちで観られる他作品としては『のんのんびより』シリーズ。あ、『恋愛ラボ』あたりもそうかな?)

変に百合百合しくなくこの三人は本当に普通の友達なんだな、とリアルに感じられるのも本作の特徴だと思います。
(好みとして特に「百合が悪い」というわけではないのですが。あるいはこちらが本来の意味での「百合」?)

まあ、キャラのかわいさはファンタジーですけど、アニメだからね…。

キャラクターは女子高生ですが、ちゃんとオチを付けようとしている点に好感が持てます。特に葉子様さま絡みでときどきぶっとんだ描写もなくはないですが、そこはまあ、ギャグだからね…。

…ということでおそらく完走するでしょう。面白いので原作も買うかも。
→ 買い始めました。(2016/6/15)
→ 6/17には全巻揃えました。視聴の方も無事完走。(2016/6/28)

あと、OP/EDともにグッドです!

以下、追記:(2016/6/15)
原作を読み始めて、薗部さんが原作で出てくるのはかなり後だということがわかりました。原作では辻兄妹の方が先に登場するんですね。アニメ的には早めに出して正解だったかも。

あと、原作者も書いているんですけど双葉は大食い以外は意外と普通の人ですよね。基本は双葉のツッコミで話が回っているようなところがあります。双葉もボケるときがありますが、そのときには葉山ちゃんがツッコんでくれます。

全話観終わっての追記:(2016/6/28)
全話通して観た結果、全12巻から満遍なく原作が採用されていることがわかりました。アニメ中では、各エピソードは春から始まる通年で1年間の時系列に並べられています。

原作は13年におよぶ連載なので、その話数の季節に合わせたエピソード、あるいは季節を考慮しなくてよいエピソードが様々な巻から採用されていることになります。

複数のエピソードをつなげて1話を構成していますが、つなげ方は原作で連続のエピソードとは限らずこれはシリーズ構成や脚本がうまく処理したと思います。

★物語の評価を4 → 4.5に上げます。上記の作品構成に対する評価アップです。

★作画の評価を4 → 4.5に上げます。「マンガの絵が動く」という観点で、本作の作画はかなり良いと思います。ネコとか、絵的にマンガなんですがその動きは大変素晴らしいですし、コミカルなシーンの描写もマンガ的に実に良く描けていると思いました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 38
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回で持ち直した?

原作未読。

大食いキャラの双葉。腹黒の照。元お嬢様の葉子。
初めはこの3人を中心としたほのぼの系アニメだと思っていました・・・。

大食いネタと元お嬢様の世間知らずネタは多かったけど、『見た目と違い腹黒な照』の設定があまり生かされていなかったような気がします。

それと、『お友達がパンの耳ばかり食べているのに、おかずとか分けてあげないんだ』とか、本編と関係ないところで気がかりなことがあり、あまり集中して見れませんでした。

それと、主人公の3人以外の登場人物が騒々しいキャラばかりだったような気がします。

結果、ほのぼの系というより、『大笑いのとれないドタバタ系』アニメだったような気がします。


ただし、最終回は良かった。
{netabare}
葉子のバイト先に元御学友が訪れるシーン。
{/netabare}
葉子の堂々とした対応には感動しました。
ほのぼの系には感動が良く似合います。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 33

67.6 3 飼い猫アニメランキング3位
スクラップド・プリンセス(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (253)
1680人が棚に入れました
ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。
しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋がらない兄・シャノンと姉・ラクウェルと共にあての無い旅に出る…。

声優・キャラクター
折笠富美子、三木眞一郎、大原さやか、近藤隆、川澄綾子、水島大宙、水橋かおり
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』 クラークの三法則より

SF作家アシモフ氏による「ロボット三原則」をご存知の方は多いと思いますが、同じSF作家であるアーサー・C・クラーク氏による「クラークの三法則」というのはご存知でしょうか?
その中の1つに…
『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』
というものがあります。本作品はこれを映像化したアニメです。

他の方のレビューには「王道のファンタジー作品」という言葉が散見されますが、残念ながらこれでは本作品を理解していないようです。
{netabare}最初のうちは単なる西洋風ファンタジー物かと思いますが、そのうちその世界の不思議な成り立ちが気になります。また中盤では日本の銭湯のようなものが出てきて、一体ここはどこ?という疑問を抱きつつ、遂に超ハードなSFと展開していきます。特に最後のバトルゾーンは第1話では全く想像の出来ない場所でここにシビレます。{/netabare}

ちなみに本作品を理解出来る一番最初のポイントは「EDの映像」です。非常に綺麗です、特に空が…
{netabare}自分もすっかり騙されました、あの空には。
第1話からここにネタバレがあったにも関わらず、まんまと騙されてしまった自分ですが、こういう大どんでん返しがある作品は好きですね。{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

完成度はまずまず。

世に生まれてはいけなかった子、廃棄皇女とその義理兄姉との逃亡劇から始まるファンタジー系物語。
話が進むにつれて、なぜ生まれてはいけなかったのか?からその世界の世界観の話まで広がりを見せ、ファンタジー系の話からややSF系の話まで広がり、やや目を離せません。
けれども、結末はやや弱いかな。まぁ、こういう結末しか描けないものなのかもしれませんが・・・。

ちょっとネタばれを・・・。
ナウシカの漫画版を読まれたことがある人には良い対比になるかもしれません。ナウシカに比べると構成が弱い。。。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 0

ふもふも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

油断していた・・・・。ボンズの廃棄娘ファンタジー。

絵を見て最初はスレイヤーズのような、結構明るいノリの作品かと思っていたのですが、いざ見てみると結構濃く重い。見応えのある作品。


生まれたときから世界の災いの元とされ、命を狙われる主人公。たとえ世界中から命を狙われようとも妹を護ろうとする兄姉。長い逃亡生活の末、少しづつ明らかになっていく世界の真実。


パシフィカが基本前向きなのであまり鬱雰囲気になりませんが
、みていて切ない。主人公はときおり兄・姉に謝るんすね、自分のせいでって。でも兄姉は気にするなと言い、必ず妹を護ると改めて心にちかうんです。家族愛を感じてホロっとしてしまった。彼らがどういった結末を辿るのか、気になって仕方なかったです。というか結局一日かけて、全部一気に見てしまった・・・。


 アクションシーンの作画(お兄ちゃん滅茶強いから)が結構こっており、登場する兵器も結構おもしろい。万人受けとは言いませんが見て損はない作品だと思いました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 4

68.3 4 飼い猫アニメランキング4位
だれかのまなざし(アニメ映画)

2013年2月1日
★★★★☆ 3.9 (293)
1344人が棚に入れました
就職を機に一人暮らしを始めた社会人2年生の岡村アヤ、通称「あーちゃん」と、お父さん、お母さん、猫のミーさんが織りなすストーリー。野村不動産グループ「プラウドボックス感謝祭(2013年2月)」のオープニングフィルム。

声優・キャラクター
平野文、花村怜美、小川真司、遠藤璃菜、下崎紘史、石嶋久仁子、藤原由林

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

7分で思い出せるさまざまなこと

何度観ても泣いてしまう新海誠監督の7分のショートアニメ。

幼い頃は何を見ても大きな発見で、何かができるようになれば
それは親も子も大きな喜びだったはずなのに、
いつのまにか喜びは外からやってくるようになる。
それが成長というものだから、と親は諦め半分喜び半分。
子どもにとっても段々と親は疎ましい存在になっていく。

本音と真実、嘘と事実。裏腹な気持ち。
親の想い、子の想い。
何も言わなくても伝わるものと、何か言っても伝わらないもの。
親子のそんなせつなさを見事に描き出していて、
自分の小さい時のこと、学生時代、1人暮らしの日々や
親とのことをいつのまにか重ね合わせてしまう。
そして誰かがいつも見守ってくれていたことに気づいて
思わず涙が溢れてしまう。

7分だが30分くらいは観た気になる。
でもその気持ち的30分の中には、
描かれる家族の20年以上もの年月が凝縮されている。

桜の花びらの舞うまばゆい都会の景色。
新海監督の描く風景は相変わらず美しく、繊細だ。
やさしい音楽もとてもいい。

そしてあれだけ写実的に描かれながら仔猫だけがいつも
イラストチックなのが「らしく」て良い♪

投稿 : 2020/01/18
♥ : 80
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

見守るその先には……

新海誠監督の作品
約7分のショートストーリー

みなさんのレビューを読んで、YouTubeで無料で観れるということなので、早速観てみました^^

近未来のお話、でもちょっと進化しているだけで普段私含めてみなさんが生活している現代とあまり変わらない感じです。

冒頭、平野文さんのナレーションからはじまり、やさしく語りかけています。

短い作品なのであっという間に観終わります。

最後の方はちょっとウルウルしてしまいました。

新海監督の作品を観たことがない方には、「こんな雰囲気をもった感じの作品を作る方ですよ」と紹介できますし、ファンの方にはもちろん、まだの方は是非観てくださいね。

最後に、{netabare}この作品では猫ですが、私は自宅に犬を飼ってます(今は2代目)最初に飼った犬のことを{/netabare}ちょっと色々と思い出しました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 59
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とてもあたたかい気持ちにさせてくれる7分間

新海誠監督作品です。
「言の葉の庭」と同時公開された短編アニメーション。
DVDには未収録です。
現在はCMとしてyoutubeで無料公開されています。

http://www.youtube.com/watch?v=mpwoGkKQDik

ごくごく平凡な家庭。
その中にある「家族のきずな」。
ささやかながらかげがえのない幸せ。
とてもあたたかい気持ちになります。

7分間と短いのでさくっと見られます。
ストレスのないアニメです。
あっという間に3回も見てしまいました。

「だれかのまなざし」がだれのまなざしなのかは、視聴すればわかります。
{netabare}
猫といえば新海誠、新海誠といえば猫。
だれの作品かすぐわかるくらい板についています。
{/netabare}
和やかで、ちょっぴり切なくて、ほんのりと涙を誘う展開。
家族のいる幸せというものがよく伝わってきます。

作画と音楽のレベルが高いのもポイントです。
気晴らし程度にでもいいので、どうぞご覧ください。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 76

55.5 5 飼い猫アニメランキング5位
咎狗の血(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (197)
1016人が棚に入れました
アクション作品に定評のある監督・紺野直幸がシリーズ構成・高橋ナツコとタッグを組み、トシマの街で開催される死のバトルゲーム、そして生死の狭間で交差する男たちの心を描く。第三次世界大戦直後の荒廃したニホンに生まれ育った主人公・アキラは、容赦なく降り注ぐ運命にどう立ち向かうのか。2010年、血と狂気に彩られた物語が再び幕を開ける……!

声優・キャラクター
鳥海浩輔、杉田智和、福山潤、一条和矢、緑川光、岡野浩介、小西克幸、谷山紀章、山崎たくみ

雛四季 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

作画も物語も、私には耐えられなかったレベル。

もう酷過ぎてついていけないから箇条書きで何が無理か書いていこうと思う。

■作画について
・作画崩れってレベルじゃない。素人絵レベル。
・とりあえず斜めアニメ。斜め目線多すぎ。
・なんでバトルシーンなのに背景ばっかりなの?動きが無いよ!
・キャラ:リンにだけ無駄に作画の力が入ってた。
・背景:ZAP!だけはまめに入れてた。無駄に。

■物語
・話の流れに連続性がない。
・最終話にオチはない。無さ過ぎる。意味不明。


原作プレイしてた人たちには「こんなの咎狗じゃない!」と思わせ、
初めて咎狗を見た人たちには「結局どういう作品なの?」と思わせる。

まるで視聴者を嘲笑うかのようなクオリティの作品でした。


曲はいとうかなこ嬢やきーやんが歌ってそれなりに場にあっていたので高評価。
また、声優で殆ど持っていたようなアニメなのでねぎらいも込めて評価5にしています。


結局最初に想像した通り
「詳しくは原作をプレイしてね!」っていう1クール使った壮大な販促アニメだったという訳でした。


原作プレイしてアニメはスルーする事を個人的には強く推しておきます。


※追記
また、昨今はDVDも発売延期となったこの状態を受けて、一部のファン層の間で再製作を希望しているところもあるそうです。その辺り、チェックしてみる価値あるかもしれませんね。

※追記の追記
一部不適切かつ過激なコメントがあったため修正いたしました。ご指摘して下さった方、有難うございます。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

yuno さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

一周回って笑える

ニトロキラルの原作と豪華な声優陣ということで期待して観たのですが、あまりの酷さに失笑してしまう出来。
腐女子をターゲットにしている作品は顎を伸ばせばいいと思っているのかと問いたくなるような不要なキャラデザの変更に始まって、素人でもわかる空間のゆがみ、よれた線、作画のレベルは最悪だと思います。
後半、最も盛り上がるシーンで、孤高のカリスマであるキャラクターが雑魚にしか見えない戦闘シーンには声とのギャップと、無駄に乳首に毛を生やしたりと、よくわからないところでの細かい描き込みに思わず笑ってしまいました。
正直、声だけ聞けばいいレベル。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 3

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

酷評に惑わされず視聴してみたら案外良かった

濡れ衣で刑務所に送り込まれたアキラが、
終身刑になるか、もうひとつの条件を飲むか、
謎の男女から選択を迫られ、選んだ条件は・・
犯罪組織に乗っ取られたトシマという街を舞台に
闘いの日々を送るということ。

想像以上に過酷で狂気じみた日々の中、出会いと別れを繰り返し、
人はなぜ生きるのか、生きていく意味とは何か、
ほんとうの強さとは何かを気づいていくストーリー。

まず、原作がBL風味のアダルトゲームだったらしく、
BLにジャンルされているけれど、このアニメ作品には、
男同士の深い友情こそ描かれてはいるものの、
とてもドライな雰囲気で、性描写どころか、キスすら出てこないので、
血の多いグロさを加えた、ごく一般的なバトルものだと思っている。

観る前にレヴューを読んでいて酷評が多かったから、
観るのを後回しにしていた作品だったけれど、
自分自身の目で確かめないことには何も言えないなぁと考え直して視聴。
結果、個人的には観て良かったと思える作品だった。

なるほど、作画が中途半端に崩れてたり、使い回しがあったりは否めない。
でも、キャラデザはけっこう好きな感じだったし、
また、EDが毎回違うなどの趣向を凝らしてあったり、
声優さんも豪華だし、血みどろのグロ映像なども
そういうのを見慣れた僕の中の基準としては
それほど酷いとも思えなかった。

むしろ、バトルものなのにバトルシーンが細かく描けなかったのは、
深夜枠とは言え12話から成るTVアニメなので、
スポンサーから規制がかかったとか、そういった大人の事情が
あったのかもしれないなと想像できた。

また、ただのストリートバトルものかと思っていたところに、
5話あたりの中盤から判明してくる、血にまつわる事実により、
国家組織を巻き込むほどの、仕組まれたバトルなのだってことが
わかって面白さが増した。
そして、主人公であるアキラも、その友人のケイスケも、
親のあふれる愛情を知らずに育った孤児であったという設定にも、
徐々に人間味を身に着けていくことの意味を深めていたと思う。

守りたいもの、欲しいもの・・・
人はそういう譲れないものの為に生きているのかもしれなくて。
でも、生きていくには強さも必要で。
だけど強さや力を手にするには、己の中の弱さを知り、
それらを越えていくことが大切。
そんな希望の追いかけっこが、余韻を残すラストシーンにも
色濃く描かれ、観ている僕らに問いかけているように感じた。

原作のゲームをやってみようとは思わなかったけれど、
主人公よりも、興味を持てた登場人物が何人かいたので
ここに書き残しておこうと思う。


シキ・・・最強と呼ばれ恐れられている孤高のカリスマ。
     黒いマント風の風貌がなかなか雰囲気出てて。

リン・・・女の子のような外見からは想像のつかない過去あり。
     人懐っこいけれど芯の通った小柄な美少年。

<声の出演>

鳥海浩輔、緑川光、杉田智和、福山潤、一条和矢、山崎たくみ

小西克幸、谷山紀章、岡野浩介、中村悠一、

投稿 : 2020/01/18
♥ : 25

63.4 6 飼い猫アニメランキング6位
彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (176)
799人が棚に入れました
ある夏の一番暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である"僕"の暮らしが始まった。彼女は通っている短大の卒業を控え、就職活動に追われる毎日を送っている。いつも頑張っている彼女にとって、"僕"と過ごす時間は、互いにひと時の安らぎを感じられる、とても大切なものだった。

声優・キャラクター
花澤香菜、浅沼晋太郎、矢作紗友里、平松晶子
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

吾輩は猫である

新海誠原作の短編アニメーション。
飼い猫ダルの視点で描く、
一人の女子大生との共同生活。
とても暖かい気持ちにさせてくれます。

大好きな彼女、僕は彼女の猫だ。
いつも優しい彼女。

{netabare}度重なる就職活動の失敗。
家族や友人にも話せない悩み。
先に進めない現実。
どこにでもある日常に、
そっと寄り添い見守る黒猫ダル。
彼女は誰よりも頑張っているのだから。{/netabare}

扉の向こうの不完全で少し残酷な世界。
そんな世界を精一杯好きになろうとしている彼女。
誰にでも思い当たる厳しい現実。
小さく弱い僕たちはそれでも何とか生きている。
誰かを頼りに誰かを想って。

{netabare}黒猫ダルからの小さなプレゼント。
偶然!?いや必然だよ。
家族の温もり。
そっと目を閉じる、安心したんだね。{/netabare}

世界は動き、僕らはまた巡り合う。
彼女はもう大丈夫だ。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 48

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「ダル・・・ずっと一緒だよ・・・」

今回のアニメの基になったのは、1999年に新海監督が個人で制作した5分弱のモノクロアニメーションだったそうです。
そして今回TVアニメ用としてオリジナルストーリーの作品が制作されたんだそうです(wikiより)。

この物語の主人公は、彼女(CV:花澤香菜さん)・・・彼女は社会人を目指して目下就職活動中でした。
そんな彼女の傍に付き添っているのは一緒にルームシシェアをしてくれた小学校からの友人と・・・幼い頃から飼っていたネコのダル・・・
でも友人が一足先に部屋から出て行ってしまい・・・彼女とダルとの生活が始まり、物語が動いていきます。

この作品・・・ネコのダルの視点で描かれているんです。だから物語の語り手もダルという事になります。
ご主人様が外に出かけて・・・帰ってくるまでの間、家でお留守番しているネコは何をしているんだろう・・・
何を考えているんだろう・・・
ご主人様が帰ってきた時・・・どういう気持ちで迎えに行くんだろう・・・

日常に忙殺されて中々考えられない事があります・・・
でもふと我に返って考えてしまう時があります・・・

気が付けば手の届く所にいて、ビロードの様な滑らかさと温かさを感じさせてくれる・・・
いつも、貰ってばかりだ・・・
私はダルにご飯をあげているけれど、私はダルから自由を奪っている・・・
大概こういう事を考えるときって、心が弱っているサイン・・・

社会に出るのは厳しい事だ・・・
それは分かっているけれど、未だ足りないんだ・・・
結構頑張ってるつもりなんだけどな・・・

ネコって、ご主人様のそういう心情の変化に敏感だったんですね。
ネコなので難しいことは分かりません・・・
だけどご主人様のために出来る事・・・それは存在を感じて貰うこと・・・
だからネコはご主人様の傍に寄り添うのだと思います。

でも、どんなにご主人様の事を思っても・・・老いには勝てません。
ゆっくりと静かに・・・でも確実に出来ることが少なくなって・・・
思い起こすのは幼かったあの日・・・笑って楽しく過ごせればそれだけで良かった・・・
思い出したご主人様の顔は・・・笑ってたな・・・
最近、ご主人様のあんな笑顔を何時見ただろう・・・

それでも彼女とダルは世間の荒波に向かって藻掻き続けます・・・
一人と一匹が辿りついた先には・・・
ここから先は是非本編でご確認下さい。

これまで綴ってきたのはこの作品から感じた事です。
自分なりに咀嚼しているので、作品が本来意図している内容と異なる部分があるかもしれませんが、そこはご了承願います。

新海監督の作品って・・・ホントあったかくて大好きです。
ラストは・・・やっぱり泣けてしまいました^^;

1話8分で計4話の作品です。
カラカラに乾ききった心が満たされた様な気持ちになれる作品でした。
不定期でも構いません・・・また新海監督の作品に触れる事ができたら・・・と思っています。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 29

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どうして猫が人間になれないんだ?

全4話、計32分で紡がれる人間と猫のお伽噺

舞台は現代、世界は現実

ではどこに不思議の要素が隠れているか?

それはこの物語の語り部が「猫」だという事

「人間」から見た「猫」と「猫」から見た「人間」

どちらも同じ観点から、視点から、世界から相手を見ているのだろうか?

それとも…


動物が何を考えているのかというのは、私自身子供の頃に動物を飼っていたので、よく考えていた事でした。
それは私だけでなく、先人たちも同じなようで…
『吾輩は猫である』を筆頭に、『シートン動物記』『ジェニィ』『カモメのジョナサン』『山椒魚戦争』等々、動物視点の本を数多く生み出してきました。
人間達は彼らの思考を想像という唯一の武器で表現してきたのです。
そんな人々が紡いできた表現作品にまた1つ、新しい物が誕生しました。
新海誠監督の処女作を基に新しく生まれ変わった本作『彼女と彼女の猫 Everything flows』
今作の魅力は何と言っても「彼女」と「猫」の関係性
これに尽きるでしょう。
不完全な世界に生きる「彼女」
そんな「彼女」を優しく見つめる「黒猫」
1人と1匹の重なり合った世界は温かく安らかで居心地の良い物
しかし、人間の「彼女」だけが知る外の世界は不条理かつ不合理で苦しい物
様々に折り重なった世界でも、それぞれ見ている物は違います。
同じ物を見ていても、恐らく、感じ方は同じじゃない…
この作品からは多種族との認識共有の難しさを感じました。

人間の見る世界と猫の見る世界
人間以外の動物は言葉を喋れません。
それは脳に言葉を扱う領域がないから…
人間のように「猫」が言葉を話せるようになるには、人間の脳を持つしかありません。
そうなれば猫は「世界」が世界である事を知る事が出来るようになる。
そして、人間が持つ「認識」という物を理解出来るのでしょう。
もし、主人公の黒猫が喋れるようになったならば、彼は彼女の経験する、辛く苦しい世界を共有する事が出来ます。
逆に、人間語を喋れない猫にとって、人間世界に対する理解は不可能に近いのかもしれません。
しかし、その可能性は本当にゼロと言えるのでしょうか?
その歩み寄って感じようとする過程が、例え喋れなくてもお互いがお互いを理解しようとする軌跡があるならもしかすると…

彼女には彼女の世界があって、黒猫には黒猫の世界がある。
それは重なり合っていても決して交わる事のない物
これは主人公の「黒猫」がそんな決して交わる事の無い「彼女」の世界と必死に交わろうとする物語
「黒猫」はこれからも「彼女」の意思を汲み取る努力を怠らないでしょう。
例え、世界が変わっても
例え、「黒猫」が「白猫」になっても
その結果、全ては創造主の描いた原点へと立ち返っていくのです…

レビュー読んで下さりありがとうございました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 8

61.8 7 飼い猫アニメランキング7位
ひもてはうす(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (134)
467人が棚に入れました
東京・中野にあるシェアハウスで共同生活を送っているのは家主の紐手(ひもて)家三姉妹ときよ、きなみ、こころと、こころの同級生たえとみなも、そして、飼い猫のえにし。通称「ひもてはうす」を舞台に、個性豊かなメンバーが「どうしたらモテるようになるのか?」を日々悩みつつ、かしましく過ごすちょっと生々しい女子たちの共同生活コメディ。実はこの5人と1匹、不思議なチカラを持っていて……

声優・キャラクター
洲崎綾、明坂聡美、三森すずこ、水原薫、上坂すみれ、西明日香

える908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最初はつらかったけど、意外と行けちゃいました(^o^;)

全編3DCGのアニメ、本当に増えましたね~

動きが不自然だし、
原画?自体の違和感が大きくて
無理~っ!て感じは、あるのです。

この作品も同様で、
キャラデザも動画も
最初は「うわ~!」って感じでした。

見はじめてすぐ、やめようと思ってたんです。

でも何が幸いするか分からないものです。
超能力があって、非モテ!wwww
超能力を役立てないし、モテないのも楽しんじゃってる。
この設定が、なんだか絶妙に可笑しくて・・・

シェアハウスにつどった女子5人が、
それぞれ全員、いろんなタイプのエスパーなんですwww
そのうち一人は、
「私は何にも出来ないー」って言いながら、
えいっ!てリキんだら、
分身出来ちゃった(笑)
それも、大量に(大笑)

そして、凄いのが、もう書きましたけど、
みんなが超能力を何にも生かしてないんです。
全員非モテで、モテたい筈なのに!
そんな努力はしてなくて、
っていうか、変なデート喫茶みたいなところに行ったりはするのに
全然ちゃんとしてなくて、
せっかくの超能力も、
何の足しにもしない設定無駄づかい、
めちゃめちゃ可笑しくないですか(≧▽≦)?

そして、
リビングでみんなでワヤワヤする(パジャマパーティっていうことらしいです)場面になると、
なんだか無性に楽しいんです。

アドリブもだいぶあるのかな?ほとんどかも?
声優さんたちの地声とか不自然に作った声とか、
パーティの一発芸大会みたいwwww

しかも、不自然で気持ち悪かった作画が、
パジャマパーティのときになると
なぜだか妙にこなれてて、面白いんです。
これは見慣れてきたってこと?
それともCGで制作してる恩恵で、
作画しやすいからプレスコで録音してるおかげ?

なんだか、
こういうキワモノっぽいの、
実は好きかもって思わせてくれたお話でした。

エンディングのコスプレも、
これは何の作品だろう?って考えるの楽しかった(≧▽≦)

投稿 : 2020/01/18
♥ : 12
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

3話切り。飲み屋でダテコーが社会に対する不満をぐちぐちと語ってるような脚本

視聴前
平成末救笑主伝説~熾烈!3DCGギャグアニメの系譜~(以下敬称略)
かつて、私が史上最高のギャグアニメと評価する「gdgd妖精s」一期を作った二人の男が居た。
一人は監督の菅原そうた、もう一人は脚本の石舘光太郎である。
二人の素晴らしい才能がgdgd妖精sという声優アドリブを駆使した奇跡的傑作を生み出したが、その後二人は袂を分かち別の道を歩むこととなる。

菅原そうたはgdgd妖精sの二期や「Hi☆sCoool! セハガール」等の佳作を作り続けるも、石舘光太郎脚本作品に及ぶものは作れなかった。
一方の石舘光太郎は石ダテコー太郎と名を改め、ヤオヨロズを立ち上げ、その才能を再度発揮して「てさぐれ!部活もの」というgdgd妖精sに次ぐヒット作を生み出す。そして彼はそこである一人の男とであう。3DCGデザイナーのたつきである。
てさぐれは三期まで続き、石ダテコー太郎は3DCGギャグアニメのトレンドリーダーとしての地位を築きながらも降板騒動を起こし、ヤオヨロズを去る。たつきとは喧嘩別れをしたと発言しているように、たつきはヤオヨロズに残る。

そして石ダテコー太郎が離れたのち、たつきは奇跡を起こす。そう、あの「けものフレンズ」大ブームである。彼は時代の寵児となり、先人の菅原そうたや石ダテコー太郎とは比較にならない程の栄華を極めた。
…が、好事魔多し。その後の彼の末路は皆の周知のとおりである。先人が起こしたてさぐれ降板騒動の悲劇を、さらに大規模な形で繰り返すとはなんたる皮肉だろうか。

一方の石ダテコー太郎、けものフレンズのインタビューに「私に聞きますか?」と自嘲気味に答えつつも、時代の流れを読みながら臥薪嘗胆、この「ひもてはうす」で再起を賭けることになったのである。声優陣はgdgd妖精s・直球表題ロボットアニメ・てさぐれ!部活ものからのメインキャストが勢揃いであり、持田房子やくたぱんといった彼女たちの奇跡のアドリブ芸の再来が期待され、彼のここまでの集大成の作品となるのは間違いないだろう。

ところが同シーズンに、かつての盟友である菅原そうたの「でびどる!」が放送されるという。運命とはどれだけ皮肉なのであろうか?しかしこの対決、ギャグアニメファンとしては見逃せない戦いである。

…できれば次シーズンのたつきの「ケムリクサ」も同クールだったら、ラオウ・トキ・ケンシロウのような宿命の三人の対決が見られてなお良かったのだが…。北斗の拳のリュウケンのように「天はなぜこの三人を同じ時代に生んだのか!別々の時代に生まれれば、いずれも素晴らしい監督になったであろうに…」とか言ってみたりして。

1話
{netabare}西明日香が猫でかわいそうや。直球表題では主役だったのに。
この座り方…てさぐれを思い出す。
水原薫が片言キャラなのはなんかもったいないな。
パンツくらい見せてくれてもええやん!
みんな能力者なのかよ!
猫が喋ったアアアア!
アドリブ大喜利はCパートか。{/netabare}
絵は3DCGだけど静止画は手描きも多用して行くスタイルのようだ。アドリブネタに合わせた絵を用意しているのは良かった。これがプレスコの真髄。
1話はでびどる!の圧勝だな…菅原そうたよりダテコーの方が実力は上だと思っているんだが…というか花澤さんの恐ろしさを垣間見た。でびどる!もこっちも有名声優勢ぞろいなのに存在感で圧倒していた。
あとシンプルなでびどる!に比べてこっちはキャラや設定がごちゃごちゃしている。ダテコーは初心を忘れたか。

2話
つまらん…ダテコーはこれを斬新な設定だと思ってそうだけど{netabare}「異能バトルは日常系のなかで」で既出だし…能力を生かせない女の子の日常物はそれより「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」{/netabare}の方が先かな。
アドリブ大喜利のお題も面白くない。というかアドリブが短い。
自分的にはこの人はてさぐれですでにつまらなくなっていたと思うが、もう完全に枯渇した感じがする。
gdgd妖精sをそのままやってるでびどる!の方がずっと見られるな。

【中断評】
これは無理、12分も耐えられない。脚本も監督のダテコ―が書いているが、社会への不満をぐちぐちと声優に言わせるだけの内容。
gdgd妖精s一期からそういう社会の常識への疑問みたいな話で、その頃は上手くいっていたのだが、その後の自分の不遇な境遇から、飲み屋でクソオヤジの愚痴を延々と聞かされているような内容になってしまった。会社に少しでも不満があるとすぐ辞めてしまうような人なので、他のスタッフの意見も全然聞かないんだろうね。親が有力者らしいので仕事は取れてしまうんだろうが。

ただサブタイルトルとEDがパロディになっていて、1話はドラゴンボール(わかりにくくしてる)、2話はセーラームーン、3話はスレイヤーズ(公認らしいので明確)が元ネタでそこだけ気になるので後で見ようかと思う。CCさくらとエヴァは絶対来そう。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

てさぐれシェアハウス アニメとして評価してはいけない

お年頃の女子5人のシェアハウス
「ひもて」とは非モテの事で5人はいろいろと問題あってモテない設定の様です。
アルアルとか基本他愛もないネタで盛り上がるギャグアニメですが、後半はアドリブパートがあってこれまた盛り上がります。
似たアニメに「てさぐれ」シリーズがあります。
私はアニメを観る時に製作会社だの監督だのスタッフだのは全く気にしませんがこれもてさぐれの系譜なんでしょうか。
キャストも西明日香さん他てさぐれからの続投です。

そもそも私はてさぐれシリーズが大好きで、声優さん達のアドリブの織り成す奇跡のアンサンブルが心地よく、何度も観たくなります。
こちらの作品も同じく面白く、「声優さんて頭良いなあ」と感心します。

しかし絵はショボいCGだしストーリーがあるわけでも無く、これを楽しむのはアニメを楽しむと言うのとは少し違うと思います。
どっちかと言うと声優さんが出演するTV番組とかラジオみたいなものでしょう。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

62.3 8 飼い猫アニメランキング8位
ふたりはプリキュア Splash Star(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (71)
386人が棚に入れました
海原市立夕凪(ゆうなぎ)中学校に通うふたりの女子中学生、日向咲と美翔舞。ふたりは、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピの力により「伝説の戦士プリキュア」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と戦う。

声優・キャラクター
樹元オリエ、榎本温子、山口勝平、松来未祐

hikonoir さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

オノマトペだよ

オープニングのテーマ曲、16分音符連打でノリがよく、いきなり曲の主題を頭にもってくる。それが終わると、軽やかにピチカート。ピチカート好きの自分はもうこれでノックアウト。初代のオープニング曲は、シンコぺがガッツリ効いてカッコよかったが、このスプラシュもなかなかのものだ。

「SPLASH」という映画をご存じか?観た事はないが、上映していたのは知っている。人魚の話だと思う、ってのは、ポスターに女の子の人魚が映っていたから…。で、人魚がたてる水音、ジャポーン、ピシャ、バシャ…を、英語ではSPLASHと表現する。そう、オノマトペ、擬声・擬態語です。

「花鳥風月」という言葉をご存じか?たしか能の創始者か伝承者かが、造りだした造語だったような…。(自分で検索してください)

「きひつかみ」をご存知か?木・火・土・金・水の頭の発音である。西洋の四大元素とは異なり、中国日本の陰陽五行説にもとずく。

おおまかに、このような三つのキーワードがこのアニメに登場します。詳しく書くと大変な長文となるので止めときます。これらの意味するものがイメージとなり意識下に、アニメを観るたびにチョクチョク刺激されるわけです。ですから、最後の地球規模になっても驚きはあるものの、やっぱりこなったかぁ…。というように感慨深くなるんですね。こういう色分けはアニメではよく使われてますが、無理くり当て嵌めたり明確化しないで、なんとなくすんなり、子供向けなのでもっともらしい説明もなくて十分良いと思う。

そして、やはりカオルとミチル。ストレートな話の展開に好感もてます。ちょっと泣けてしまうよ…。友情と団結に犠牲、東映動画をずっと観てきた自分はどうもこれにヨワイ。すっかり毒され…あ、いやその影響されたという事で…はい…大好きなんです。

それにしても舞が可愛いなぁ。最初はあんまり気持よくなかったのに、観てるうちにだんだん可愛くなってきて、舞の返事の「うん」が気に入ってしまいました。ホント他のシリーズ登場人物と比べてもかなり好感度高いな。自分でもこういう話、つくりたいと思う今日この頃なのでした。

追記。 モンタージュ理論について、初回シリーズの絶交シーンを例にコメントしたが、絶好の模範例がこのシリーズにもでてくる。24話、ミチルとカオルが居なくなって寂しくて、彼女達をを救えなかった自責の念と後悔になやむサキと舞。

舞が一人でうつむいて居間で腰かけてる。うつむいてるので表情が解らない。マイの事情など解らず兄が普通に話しかけてくる。すると、台所のシンクに溜まった水の上に、水道の蛇口から水滴が一滴ピチョン。「水道のハンドルをきちんと締めてないから、蛇口から水が一滴ずつ落ちるんだよ!」。そう思った人、結構いるでしょ。その後、舞の顔がクローズアップして、泣きそうな顔…。でも泣かない。打ち明けられない。また、水道の蛇口からピチョン。ここでさすがに気付くでしょ。

「何だ?また水滴が…。あれって寝たあととか気になるよな…。しつこいな、このカット」。などと思って何も気づくことなく見過ごしてるアナタ!これがモンタージュ理論なの。一見、ストーリーに関係ない映像を差し挿む。でも、そうじゃない。隠された象徴がそこにある。不思議なものでこういう見せ方のほうが印象に残るし、舞の悲しみが視聴者の心に深ーく入り込む。舞の泣けないもどかしさや苦しみを単純に台詞で話してしまうより効果的だ。あの水滴が舞の涙だと解った時、ちょっとした謎を解いたような気になるし、舞の心の内も垣間見える。いいですか?イメージ映像を演出家の狙い通りに解釈してやらないと、演出家の想像力と努力が無駄になってしまいます。

なんだかんだで、このシリーズが結構安心してみれて、落ち着くのはBGMの素晴らしさも一役かってると思う。メロディーがいいよ、ほんと。見直してるうちにちょと気付いたんで追記しました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「進化」から「洗練」へ

シリーズ第3作目
通称:SS


マンネリ打破のためスタッフを一部変更
設定を全て白紙に戻し、キャラクターを刷新
前回での「光の園と虹の園」に当たる妖精達の国との関係も「泉の郷と緑の郷」と、北欧神話風の別世界に掏り返られた
こんなこともあって、稲上晃キャラデザの初期3作の中でも特に異質な存在感を醸し出している


白と黒、ヒロインとしてはあまりに斬新だった前作に対し今作でのプリキュアのモチーフは【花鳥風月】とナチュラルな美しさを表現


肉弾戦主体だった戦闘シーンはシールドのような小技を駆使した、よりファンタジックなモノに


緊張感を出すために敵キャラの出現と同時に暗雲立ち込めていた背景は、美しい森林や晴天の海岸になった
これは【自然を守る】というハッキリと子供でも解るテーマと絡めて描かれる
湘南や鎌倉辺りをロケハンしているらしく、こういった背景にも注目したい


前作では「恋愛」も大きな要素のひとつであったが、これをほとんどキッパリ捨てて【女の子同士の友情】と言う部分に焦点が当てられた


その顕著たるのがシリーズ後半以降最も重要となるキャラクターの、桐生満と桐生薫の存在
仮面ライダーに敵対する仮面ライダーやガンダムに敵対するガンダムがいるように、シリーズで初めてプリキュアと同等の力を持ちながらも敵対する少女の存在が描かれるのだ


彼女達は産みの親である『悪』に忠誠を誓っているものの、主人公達との間に芽生えた友情に葛藤していく
さらには『悪』を滅ぼせば自分達も消え行く命、と認識しながらも主人公達に手を貸す姿には胸打たれる


前2作で大きく膨れ上がったプリキュアバブル
コレを綺麗に整え、無駄を削ぎ落とし、きちんとした方向性を見せたのがこの3作目、SSなのではないだろうか


初期シリーズの良い部分を上手くまとめた作品として評価したい

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

絶好調ナリ

プリキュア3作目。
全49話。

運動が得意な咲と絵が得意な舞が今回の主役。
基本設定は前作を引き継ぎ、悪の組織と戦う話。

特徴は自然を強調している感じ。
そして、全体的に柔らかい印象。
技も守り(バリアみないな技)が採用されている。
アクションもゆったりした感じになっている。

どうやら女児向けにしては、前作はアクションしすぎとのことからの変更らしい。
そのため大人目線で見てしまうと少々物足りない。
前作がかなり動きまくっていたので、おやっ?て感じだ。

恋模様も採用されてはいるが、前作までに比べればかなり控えめ。
好きな彼の前ではしおらしくなるって感じだ。
良くも悪くも女児向けに起動修正されている印象だ。

全体的に大人目線で観てしまうと、
前作より見劣りしてしまう印象になってしまっている。
ちょいと残念なプリキュアといえる。

それでも、お子さんと観るのであれば
安心して視聴できる作りはさすがというべき。
その辺の気づかいは賞賛に値する。

また、後期ED曲のガンバランスdeダンスは
皆様もどこかで聞いたことがあるのではという曲。
なかなか楽しい曲にしあがっている。

そんなわけで、女の子がいる家庭にはお勧めではないかと思う。


と、まあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

「アコギな真似はお止めなさい!」って台詞は女児向けじゃないだろw

投稿 : 2020/01/18
♥ : 8

59.8 9 飼い猫アニメランキング9位
チーズスイートホーム(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (47)
208人が棚に入れました
元気でいたずらっ子な子猫のチー。生まれて初めてのお散歩で迷子になり、親切な山田家に拾われることに。
体は小さいけれど、態度は大きくて好奇心も旺盛なチーが、マンションや公園を舞台に小さな大冒険を繰り広げる。

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

萌え泣き

とにかく、「かわいい」の一言につきます。
観ながら終始にやにやしていました。

人が泣くのって、悲しいときだけじゃなくて、他にも、嬉しかったり、悔しかったり、と、ベクトルは違えど、感情というものが一定以上に振り切った時に人は泣いたりすると思うのですが、私、これを観ていて“萌え”という感情が振り切れすぎて、なんだかうるうるきちゃいました。

つまり、“萌え泣き”というものがあるんですね。
そんな不思議な感覚をこの作品で知りました。。。

でも、かわいいだけじゃないです。
多少デフォルメしているところはあったりしますが、猫の習性や生態を割とリアルに描いているので、猫を飼ったことがある人には、「うんうん」と思わず頷いてしまう描写がよくありますし、猫を飼ったことがない人でも、「猫と暮らす生活ってこんな感じなんだ」と、疑似体験にもなるのではないでしょうか。

話数は104話あるのですが、1話が3分ぐらいなので、短い時間でちょこちょこ気軽に観れますよー。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 4

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

抱きしめたい

普段はあんまり、愛玩ぽいものにいっさい惹かれない ^^; 私が…

この作品にキュンキュンきて、原作を買った時期がありました。
かわいい!なにこれ かわいい!!
って思ってる自分が不思議で。


時を経た今、この漫画(の続編?)が連載されている雑誌を他の作品のために買ってますが、あの時のような気持ちには、ならないのです。
コレが何故だか、わかります。

私はあの時、初めて妊娠していたかその直前でした。

その後身籠る直前にも、もう子供が着られない小さな肌着を見ていたら、しきりに愛おしさが込み上げてきて、何だろうこれは、抱きしめたい、と涙が出た覚えがあり、その後妊娠が発覚し、そういう事なのかな…?と、思いました。


赤ちゃんは親を選んでやってくる、というとスピリチュアルな気配にアレルギーを起こす方もおられそうですが
(また、産めない方はどうなんだというニュアンスになりますよね)
私は伝道師ではないのでよくわかりませんが

やってきた時、にもたらされたと思われる、あのとりとめのない優しい気持ちは強く確かに思い出されます。



今、友人のお腹の中にいる赤ちゃんが、出産後には生きられない身体だそうです。
また、そういったケースを見聞きするのは初めてではなく
ネットの情報を読んでいても、多くの親がその状況と向かい合ってきたのだと思います。
「赤ちゃんは普通に産まれてくるものだと思い込んでいたよ」

申し訳ない事に、普段は意識もなかなか出来ないのですけど
「選んできた方式」で考えれば、それでも受け入れてくれるお母さんを選んでやってきて、お腹の中に包まれてみたかったのかな、と思ったり
こうして私にも、あの時の気持ちを思い出させてくれたんだなーと思ったり

色々思いましたですよ。

ウェットなひとり言で 何が何やらですが
かわいい、と思う気持ちはたぶん自然なことで大事なんだな〜って話でした。




すみませんサンキューのお礼、行けてませんm(_ _)mありがとうございます。
個人的掃除ブームの間に、どなたから言ってないのかわからなくなって、もう行きづらい事に〜

投稿 : 2020/01/18
♥ : 31

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

チーズじゃないにゃ チーのなのにゃ

こなみかなたによる漫画を原作としたテレビアニメです。

生まれてはじめてのお散歩で迷子になり、
親切な山田家に拾われた子猫のチーが主人公。

大きな出来事が起きるわけではないけれど、
好奇心旺盛な日々の中で繰り広げられる、あんなことやこんなこと。
そして山田家のあるマンションに住む猫「クロいの」との
出会い、友情、別れまでが描かれています。

そうそう猫ってこんなことするよなぁ~って仕草や表情が
たまらなく可愛くて、ついつい顔の筋肉が緩んでしまいます。
そして山田家の人々も、すごくあたたかい♪

全104話もありますが、1話の数分間で心がホッと和めます。
ご家族で一緒に観るもよし、いろんな世代の方におススメ。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 16

67.6 10 飼い猫アニメランキング10位
綿の国星(アニメ映画)

1984年2月11日
★★★★☆ 3.7 (21)
85人が棚に入れました
擬人化した猫の生活や心情を綴る、少女漫画家・大島弓子の同名コミックを劇場アニメ化。幻想的な色合いや色トレスの多用で、原作の持つ淡い絵柄の表現に挑戦した。大島弓子自身もシナリオに参加している。予備校生・須和野時夫が拾った幼いメスの“チビ猫”。人間の生活を自分なりの視点で追いかけながら、チビ猫はいつか自分も人間になれると信じ始めた。だがチビ猫の前に現われた銀色の美しいオス猫ラフィエルは、猫が人間になれないと語る。
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

仔猫のふわふわ冒険譚

イリスさんのレビューで読んで、この作品がアニメ化されていたことを知りました。原作大好きだったのでそれは観たいなぁと思っていたところ、今月中は放映するらしく日本映画専門チャンネルで遭遇。嬉しい。

とても良かったです。観て欲しい。1月15日(水)朝7時にも再放送あるのでどうぞ。

仔猫(といっても人間として描かれている)から見た人間の暮らしの不思議。

男性キャラのまつ毛が、アニメ絵でも描かれてしまっているのがどうなんだろう…と思いましたが、だんだん慣れました。チビねこは本当にかわいいですね。ころんころん。
ねこ好きな方にもオススメ。

長いこと猫と暮らしながら猫漫画も多く描かれている巨匠・大島弓子原作。
{netabare} 乙女だった頃古めの少女漫画が好きで。
吉祥寺の井の頭公園を歩くと(作品内によく出てくる)ひょっとしてお会いできるのではないかとドキドキしていた思い出…。 {/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 16
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作買いたくなりました

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。100分弱の作品です。
 1984年の作品ということで、キャラクターの動きやSEなどは昭和っぽさにあふれています。やや抵抗感があるかもしれませんが、作品自体はすばらしいものです。チャレンジする価値はあるでしょう。同ジャンルの作品が浮かばないくらい独自色の強い作品です。
 原作は少女マンガで、随所にその片鱗を見ることが出来ます。主人公のチビがひたすらかわいいので、それを目当てに視聴しても十分楽しめると思います。

 ネコが擬人化されて登場するのも特徴の一つです。すべてのネコが擬人化されており、人間の言葉を理解することは出来るものの、ネコの言葉を人間に伝えることは出来ない、という設定になっています。チビは、少女の姿にネコ耳と尻尾という姿を取っています。体型的には少女というよりも幼児と言った方がいいかもしれません。生後2か月のネコですしね。
 漱石の『吾輩は猫である』と同様に、人間社会を風刺的に捉えている部分も多いです。ただ、主題としては、一匹の子ネコの成長にあると思います。人間の女の子の成長を描いた作品は、星の数ほどありますが、この作品ではネコを媒介とすることで、人間の女の子では出来ないことをやってのけている、というのが最大の特徴として挙げられるでしょう。

変身願望と成長:
 人間の女の子を成長させる作品では、「少女から思春期へ」または「思春期からと大人へ」というのが定番です。
 一方で、あえて女の子を成長させない作品というのがあります。成長させないというよりは成長させることが出来ないといった方がいいかもしれません。それは古典的な魔法少女物などの変身物です。この手の作品は、変身を強いものや美しいものへの成長として捉えています。これは大人への変身であり、大人への憧れを前提としなければ成立しません。つまり、主人公自身が大人に成長してしまっては、変身の意味がなくなってしまうのです。言い換えれば、主人公に無知な子供のままでいることを強要しているのです。もし、主人公が成長してしまったのならば、それは変身の力を失うことを意味し、物語はエンディングへと向かうことになるのでしょう。
 これらの二つのジャンルは、対象年齢の違いとも言えます。前者が10代以降に向けた作品であるとすれば、後者は10歳未満のための作品です。基本的に両立は不可能です。

 では、チビはどうでしょうか。{netabare}チビは、ネコは成長すれば人間になるのだと信じています。その上で人間になりたいと願っていました。そして、人間になる手段として選んだのが、枝からの飛び降りです。このような短絡的な手法は、成長ではなく変身に該当します。つまり、無知な子供として描かれているのです。しかし、この考えは即座にラフィエルというネコによって否定されます。ネコは成長してもネコになるだけだという「知識」を与えられます。
 これを受け入れなかったチビは、変身ではなく、努力によって人間になろうとします。水洗トイレや箸を使おうとしますが、結果は惨憺たるものでした。飼い主のトキオに「バカ」と怒られたことに対して「あたしの頭が『バカだよ』って返事した」と言っています。これは無知の自覚であり、努力によっても人間にはなれないことを知りました。
 この後のチビの願いは、美しいネコ(ホワイトフィールド)に成長すること、つまり人間をあきらめて、ネコとして真っ当に成長することです。この第一歩として、ラフィエルの助言を実行し、トキオへの献身をすることになります。この成功体験を経て、彼女は旅に出ることを決意します。つまり、「知識」と「経験」を得て、幼年期(魔法少女物)が終わり、少女の成長譚へと軸を動かすのです。人間を主人公にしては実現不可能な二つの物語を、成長が早く、幼くても動き回れるネコを使うことで両立させているのです。{/netabare}

トキオの母:{netabare}
 旅を経て、チビはネコの勘を会得します。ネコの勘で家にたどり着くも、家には入らず、ラフィエルを探しに行きました。なぜチビは、家に帰らなかったのでしょうか。この答えはおそらくトキオの母にあります。
 実は中盤頃から気になっていたのですが、母のチビに対する呼び名が固定されないのです。「ネコ、ネコさん、うちのチビ」など様々ですが、チビと呼び続けてはいなかったようです。トキオが一貫してチビと呼び続けているにも関わらずです。通常ペットに名前を付けたら、その名前で呼び続けるはずです。ネコアレルギーと言っていますが、アレルギーというよりも、恐怖症に近いものでした。いずれの母の言動も、明らかに異常に見えるのです。
 旅から帰ったチビが自宅を見た際、家の中に場面が変わって母のセリフが入ります。「ネコ、どうしてるかしら」です。心配はしているものの、チビとは呼んでいません。カットがチビに戻ると、チビは家から離れていきます。これは、まだ家族(特に母)に受け入れられてないというネコの勘が働いたのだと思われます。
 この後、母が単独でチビを迎えに来て、抱き上げるまでにその関係性が発展します。チビが家族として受け入れられたということです。抱き上げると朝が来て、エンディングへ突入します。この母の受け入れなくしては、その後のラフィエルの行動が説明できなくなりますので、非常に重要なキャラクターであったと言えます。{/netabare}

ラフィエル:{netabare}
 ラフィエルは非常に特殊な存在でした。他の猫たちが、えさの取り方や病気の治し方など、生きるために必要な知識を与えているのと比較して、彼は教育は哲学的過ぎます。また、多くの時間を死に関するメッセージに割いていました。
 エンディングで彼が亡くなっていることが明らかにされますが、亡くなったタイミングはチビが家族として受け入れられた後です。竹林での姿は、死後のものではなく生前のものであると解されます。なぜならば、トキオの父の言う通り、ネコは「死期が近づくと身を隠す」ためです。
 一番の疑問は、彼は笑って死ねたのか、ということです。
 彼はチビが出会った最初のネコです。そしてチビに、ネコはネコであり人間にはなれないこと、いずれ死ぬことを伝え、「ネコのネコたる素晴らしさを見つけるために」旅に出ようと言っていました。彼は恋人の印象が強いのですが、機能としては親に近い役割を果たしていたと考えられます。彼はチビが旅を全うし、人間(特に母)に家族として受け入れられた姿を確認しました。つまり、チビの自立や生きるための基盤を得たことを確認したのです。これはチビが笑顔で死ねることを示唆しているのだと思います。
 それゆえに、ラフィエルは笑顔で死ねたのだと思うのです。{/netabare}

エンディング:{netabare}
 エンディングの流れは、トキオとの睡眠→心と季節の移り変わり→母の近況→父の近況と来て、トキオの近況ではセリフがなく、チビの睡眠でした。
 植物の名前は早春から晩春にかけてのもののようです。トキオの近況がなかったのは、春が来て新しい生活が始まったため、家にいる時間が減ったというトキオの成長を描写していたのかもしれません。
 最後のセリフは「一眠りして起きたら、ホワイトフィールドに近づく」でした。
 ホワイトフィールドは、ラフィエルの相手役ですから、チビにとっての理想像なのですが、死を象徴するものでもあります。短期間に移ろいゆく複数の植物(花)を、チビは大きな感動をもって捉えていました。これはネコが人間よりも圧縮された時間を生きているということの表現だと解されます。つまり、ネコの成長の速さや寿命の短さの両方を訴えていたのです。
 また、トキオの近況が省かれている分、その直前のトキオとのシーンである「一緒に年を取れるのかしら」という問いに係っていたように感じました。つまり、人間とネコが同じ時を歩むことが出来ないという答えです。死というメッセージとして捉えると重たいものですが、チビいう幼いキャラクターに言わせることで、軽妙に伝えることが出来たのだと思いました。{/netabare}


 この作品は、幼年期の終わりとその後の成長を描いた稀有な作品です。また、かわいいネコ耳幼女が這いつくばってゴミを漁るという、アニメ映画屈指の迷シーンもあります。色々な意味で見どころにあふれた名作ですので、自信を持ってお勧めします。

対象年齢等:
 全年齢で視聴できるのではないでしょうか。主人公のチビを嫌いになるのは結構難しいと思います。かわいいものを愛でる姿勢に年齢は関係ないでしょう。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 3

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いつの日かひとつになれるまで

ねこを通して人の物語を語るのではなく
チビねこ目線で物語がすすんでいきます。

幼い頃母の本棚にあった古い漫画。
その中でも、「綿の国星」はとりわけ情緒的で少女的で私は夢中になりました。

表現が素敵です。
小さなチビねこがみた、人、人、ねこ、空、道路、野原、世界。

チビねこの心に響いたものたちが、変換され表現する様は本当に少女そのもの。
涙がでるほどきれいな
夜の帳 闇 鮮やかな朝 夢 ぴかぴかの星 心。
私の胸に、深く届いてやまないのです。


沢山の、私の周りにある愛しいものたち。輝いては散って、繰り返して。
時々眩しすぎて目を閉じたり、そっと開いてみたり。

チビねこは目を閉じることなどせずに、世界のこと自分のこと、
色々なこと沢山のありのままを見て感じて、そのまんま受けとめます。


アニメでは挿入歌がよかったです。

いつの日かみんなひとつになれるまで
鳥は鳥に 人は人に それぞれの時

投稿 : 2020/01/18
♥ : 10

58.4 11 飼い猫アニメランキング11位
チーズスイートホーム あたらしいおうち(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (15)
83人が棚に入れました
子猫のチーは、愛情深い母猫と2匹のきょうだいと共に、ある家の飼い猫として暮らしていた。しかし、好奇心の強いチーは散歩中によそ見をして、母猫たちとはぐれてしまう。山田家の長男で幼稚園児のヨウヘイは、公園で行き倒れていたチーを発見して自宅に連れ帰る。山田家とチーの微笑ましい日々が始まるが、ペット禁止のマンションに住む山田家はチーの存在を必死で隠していた。ある事件をきっかけにチーは遠方に引き取られることになるが、日頃は穏和なヨウヘイがこれに猛然と反対、チーを抱えて家を飛び出す。息子の説得を試みる両親は、このとき偶然にもペット可マンションの広告を見つけて転居を決意。チーのために選んだ新居で、家族の新しい生活が始まる。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、小桜エツコ、日髙のり子、木内秀信、嶋村侑、山口眞弓

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

104話だけど5分アニメなのでサクサク鑑賞

こなみかなたによる漫画を原作としたテレビアニメ。

生まれてはじめてのお散歩で迷子になり、
親切な山田家に拾われた子猫のチーが主人公。

大きな出来事が起きるわけではないけれど、
好奇心旺盛な日々の中で繰り広げられる、あんなことやこんなこと。

山田家のあるマンションに住む猫「クロいの」との
出会い、友情、別れまでが描かれた1期。
月日は流れ、2期である今作ではクロいのとの再会までの数々の出来事が描かれる。

そうそう猫ってこんなことするよなぁ~って仕草や表情が
たまらなく可愛いい。
そして山田家の人々も、すごくあたたかい♪

2期も1期と同じく全104話もあるけれど、
オリジナルキャラクターも出演し、
なんせ5分番組なので、観終わるのはあっという間。
ご家族で一緒に観るもよし、いろんな世代の方にどうぞ。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 11

ruuse さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

猫好き万歳

猫キチとまで言われる私にとっては癒し

言いたい事はある
そもそも私は飼い猫は外へ出すべきではないと思っているし
猫飼いとして間違っていることは沢山描かれているけど
そんなことは無視して

癒されるわぁ~
かわいいわぁ~
でもうちの子の方が可愛いのよねぇ~

ってなにも考えず観れるw

元々、ゆる系アニメが大好物
家事の合間にヒマな時に気軽に見れる長さで
流し見で雰囲気を感じられるだけでもほわーんとなれる
この作品は大好きです。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 0
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

君が和ませてくれる

【一言紹介】
短編もので癒されるアニメです

【評価的なもの】
{netabare} 日常アニメが急にシリアス展開になると、途端に重みを増す。私ならそうゆうアニメをつくるので、かなり高評価{/netabare}

【ゅずわーるど】
{netabare}
君が真ん中にいれば
みんなが楽しい

君が笑顔なら
誰かが笑顔になる

君が帰って来たいときになったら
いつでもお家へおいで
そのときには本当の気持ちを
話しするよ
{/netabare}

【ねこ同盟】
{netabare}
僕は君たちと同じネコだ
時に身を委ねて
誰かに甘えたり
じゃれついたり
突然、何処かに消えてしまうような
気まぐれ屋さん

君に会いたくて
待ち続けて、信じて
いつか君に会えるよう

僕が消えてしまわないように
僕は大事なお家に帰るんだ
{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 17

計測不能 12 飼い猫アニメランキング12位
パリ猫ディノの夜(アニメ映画)

2013年7月13日
★★★★☆ 3.7 (5)
45人が棚に入れました
パリのオス猫、ディノが飼われているのは、女警視ジャンヌと、その娘ゾエが暮らす家。ジャンヌの夫でゾエの父親は、ギャングのボス、ヴィクトル・コスタに殺されてしまい、そのトラウマから、ゾエは失語症になってしまった。夫の仇を討つ思いと、コスタが人生を賭けて狙う、「ナイロビの巨像」の監視のため、コスタを追いかけるジャンヌは多忙だった。多発している宝石や美術品等を狙うカリスマ怪盗ニコを捕らえる任務も背負っているからだ。だから、ゾエは一日中淋しい思いをしている。そんなゾエを慰めることが出来るのが、飼い猫のディノ。ディノはトカゲを狩っては、スペシャルプレゼントとして、ゾエに持っていく忠実な友である。家事を手伝うクロディーヌは、よく働く家政婦だが、なぜかディノとは相性が悪い。ある朝、ゾエはディノが戦利品として、ゾエにプレゼントしたダイヤモンドが埋め込まれた魚をデザインしたブレスレットを見て、疑問を感じる。これをどこで手に入れたのか? と。その晩彼女は、お出かけするディノを追跡することにした。ディノの散歩道は、パリの街を一望に見渡すことのできる家々の屋根。そして、ゾエは驚きの発見をすることになる。ディノには、もうひとりの飼い主がいたのだ…。

声優・キャラクター
ベルナデット・ラフォン、ドミニク・ブラン、ブルーノ・サロモネ、ジャン・ペンギーギ
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