2022年度の黒猫おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2022年度の黒猫成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月28日の時点で一番の2022年度の黒猫おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 2022年度の黒猫アニメランキング1位
転生したら剣でした(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (248)
801人が棚に入れました
転生したら剣でした――。 「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる”剣“として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。 フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。 冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。 猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

減点は少なくキャラが加点要素で総じて高評価ななろう原作アニメ

本作の作品タイトルは『転生したら剣でした』であり、つまり転生の主体は異世界転生した「師匠」なんですが、物語としての主人公要素はむしろ黒猫族の獣人少女フランの方にあると言えるのではないでしょうか。

ちなみに「師匠」というのは転生者である「剣」に対してフランが呼びかけにつかっていて、「剣に意志がある」とわかった人たちの間ではそのまま名前として認知されている呼び名です。

魔物を討伐して得た魔石を吸収して「師匠」は魔物のスキルを吸収することができます。そして「師匠」の装備者であるフランは自身のスキルに加えて「師匠」が得たスキルを共有することができます。

当初は「師匠」のスキルに頼りきりのフランですが徐々に自身も強くなってゆくという順当な成長ストーリーですし、フランは「師匠」とはぐれることで危機を演出することもできて、「圧倒的に主人公が強い」というストーリー的な単調さから逃れることができるようになっています。

フランの冒険の旅は適度な爽快感と危機の発生によって、主人公補正による安心感もありつつ楽しめる物になっているように思われます。

終始作画的には安定していましたし、フラン自身がキャラクターデザイン的にかなり可愛く、また周囲を固める人物たちの個性もあいまって特に目立った減点要素はありません。

平凡なストーリーと言ってしまえばそれまでですが、「なろう原作のアニメで手始めに観るなら何が良い?」と訊かれたら本作は充分にその候補たりえる良作だと考えます。

なお、この1期目が終了して早々に2期目の制作決定がアナウンスされました。そのうち続編が観られるだろうという点においても安心してお勧めできます。

余談:「師匠」の転生者としての要素はそれほど目立っていない本作ですが、こと料理という分野においては転生者としての知識が如何なく発揮されており、「師匠」のカレーやハンバーグはフランを虜にしています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あるところに強さを求める黒猫がいました

ある日突然剣に転生してしまう物語です。
まぁ俺TUEEEEEってやつですね
剣のくせにかなり強いです
もうこんなの相手の方がかわいそうにさえ思えちゃいます

が、剣が強いだけの話ではありません!
タイトルにも書いたようにある一人の強くなりたいと願う黒猫の少女がいます
「力がほしいか」的展開により少女は剣を取る…
って感じですね

バトルシーンもなかなかかっこいいですしなによりかわいい
つよくてかっこよくてかわいい、なんか求めていましたよ私はこれを
個人的に刺さった作品なので熱くなるの早めておきますw

転生モノなどが好きな人は見たら面白いと思えるのではないかなと、おすすめできるんじゃないかなと思います!!!

ありがとうございました

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

マイク〇マガジンしゃァ~~

今、遅ればせながら“鬼滅の刃”を観ている。
その中に、“真菰”ちゃんという可愛い子が…。
声優は加隈亜衣さん。
すっかりファンになってしまった。
儚くも芯の強が感じられるキャラにぴったりくるのだ。
そして、“フラン”ちゃんである。
良いではないか!
“剣生を懸ける”価値があると確信した訳だ。
“纏 流子”と“鮮血”(キルラキル)とはまた違い、とても緩い関係性ではあるが、ブレずに楽しいんでゆこうと思う…。

晩御飯はカレーにしようかな。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

72.7 2 2022年度の黒猫アニメランキング2位
古見さんは、コミュ症です。 2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (178)
683人が棚に入れました
2022年4月予定
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

再々視聴。3期早く。4クールでOKです。メチャメチャ面白い。

3期早く。4クールでOKです。23年9月、再視聴した結果、思いっきりはまりました。23年春の「僕の心のやばいやつ」「スキップとローファー」等々のラブコメラッシュでちょっとラブコメに慣れたせいでしょうか。以前見たときの印象よりも格段に面白く感じました。

 1期よりもギャグとラブの両面がパワーアップしました。山井ちゃんとか中々さんが様式化されたしまったのが以前は気になりましたが、山井ちゃん芸は最高に面白かったです。11話のタイツの回は死ぬかと思うくらい笑いました。

 新キャラだけで作品を回して行くだけではなく、新キャラにキャラ付けして何度も登場してくるので学園生活という臨場感もありますし、友達作りというテーマともマッチした造りになっていました。

 一方で、主人公只野くん。彼が少しいい子になりすぎたことはマイナスに感じました。まあ、悩みもウジウジもあるんですけど、古見さんの相手としてふさわしい言動になってしまっています。もともとそういう立ち位置ではありますが、彼にもう少し古見さんに見せられない面があると良かった気もしました。

 それにしても、アニメの出来がいいですねえ。それも原作よりも圧倒的に見やすいです。原作は1巻だけ読んだだけなので早計かもしれませんが、しゃべらないことが強調されますし、デフォルメ顔芸は圧倒的にアニメの方が方が面白いです。そして、演出とテンポがいいので笑いどころが明確で、面白さを引きだせていたと思います。

 ということで、これは今と同じスタッフで制作、特に演出が同じなら面白いに決まっていると思います。さっさと分割でもいいので4クールで制作をお願いします。
 映画に向く作品とも思えません。高木さんやブタ野郎で、ちょっとシラケてしまいましたので、同じ轍を踏まないようにお願いします。

 評価は…以前の22年6月の評価で合計4.0だったのを合計4.5に修正します。

 ストーリーは後半までダレることなく面白かったし、ラブもいい感じだったので 4.0を4.5に修正。キャラは4.5で変わらず。作画は構図等も含め本当に良かったです。4.0を5.0に。声優さんは調整で 4.5 音楽はごめんなさい。OPが辛うじて印象に残るくらいで3.5。

 そうそうOPのアニメはレベルが高かったですねえ。とても良かったです。




以下 22年6月時点の評価です。 


{netabare}  ギャグは1期の方が面白い、ラブは2期で進展したかなあ。コミュニケーションはちょっとだけ進化した感じです。

 作品としての出来がいいですよね。爆発的ではないけど安定している感じです。面白さ、キャラ、ストーリー…そしてアニメで言えば作画、演出もいい。1期1クールで切れる作品が多い中、やっぱり2クール面白さを継続するというのは、作品に力があるということだと思います。

 放送と同時に見る分にはこういう評価ですけど、数年後に再視聴というには、今のところまだまだ足りない部分があります。ゼロ年代の無茶無茶だけど記憶に残るラブコメのパワーはないです。事件も恋愛の障害もないので見やすい令和的な作品という評価でしょうか。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

令和のギャグ(EDは秀逸)

ストーリーはありきたりですが
ギャグのキレがすでに2022です。
ノリツッコミのテンポが速いです。

わたし調べでは

昭和のギャグアニメ
「うる星やつら」
「めぞん一刻」

平成のギャグアニメ
「けいおん!」
「たまこマーケット」

平成から令和に入って
「小林さんちのメイドラゴン」
「うちのメイドがウザすぎる」
「推しが武道館行ってくれたら死ぬ」
「まちかどまぞく」

だったのですが。

とにかく異色です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

だいぶこなれてきましたーw

うん、1期に引き続きですが、徐々にこなれてきています。

イイ感じになってきました。

物語は、引き続き「コミュ症」の古見さんを中心に、周囲のお友達とのあれやこれや+只野君とのアレです。
クラスの人間関係も古見さんを中心に、何故かまとまってきていますし、友達感とか仲間感もいい感じ、私の好きな展開になってきました。

・・・まぁ、原作知っている&現在も読んでいる感じなので、承知の上なのですがねw。

それでも、いい感じになってきたなー、としみじみ思っている訳です。

作画も引き続きになりますが、綺麗ですねー。
各キャラクターも背景描写ほかも標準以上に頑張りが感じられます。

声優さんも、引き続きいいい感じです。
相変わらず、なじみの中性的な感じはよく出来ているなぁ、と再確認。
片居くんは少々意外な感じですが、話が進行していく中でこれはこれで、と思い始めました。
その他の皆さんも個性がキチンと反映されていて、イメージも損なうことなく視聴できました。
多彩な個性の皆さんなのに違和感なく観れました。

音楽はOP,EDともにいいなぁと思えるものでした。
バックの映像と共に学生生活、学生時代を想起させる感はありました。
オジサンの感性にも伝わるものがありましたねwww。

キャラクタは、それぞれのキャラが「その道のプロ」(・・・何の?)
な性格、個性の持ち主ばかりなので、めちゃめちゃ個性的。
そして、それぞれが、そのプロスタイルを発揮しながらも、古見さん、只野君を中心にしながらの優しい人間関係が描かれています。

今回印象に残ったのは・・・、

相変わらずのなじみのペースメーカーっぷり。

山井恋の振り切りっぷり(ストッキングかぶりの時の足元からのパーンアップは吹き出しそうになりましたw。見事。

尾根峰さんのいい女っぷり。

尾鶏さんのおっとりっぷり。

米谷くんの注釈っぷり。

加藤さん、佐々木さんも修学旅行エピソード以降、少し気になりましたねー。

ってところでした。

古見さんも、デフォルメフェイスを活用しながら、表情豊かになってきていますし、可愛さも垣間見れるようになってきました。

いろいろと、学生が気になるイベントを重ねながら、人間関係を紡ぎながらのストーリーの進捗でした。
只野君とのアレな関係もちゃんと意識し始めていますし、新学年~も気になります。
あらたな、個性の塊も登場してくることでしょう。


今後を期待したい作品となりました。

個人的には、今後も作品が作られるのではないか、と期待をしている作品となりました。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。

皆さんが体験してきた学生生活(または・・・体験できなかった)優しい学生生活を想起できる作品です。

私は・・・どうだったかなーwww。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

67.3 3 2022年度の黒猫アニメランキング3位
プリマドール(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (137)
420人が棚に入れました
喫茶・黒猫亭。 それは皇都五区の片隅に、ぽつんとある喫茶店。 そこで働くのは、技術の粋を結集した、自律式機械人形(オートマタ)の少女たち。 数年前に終結したばかりの大戦争。 そこで兵器として作られた彼女たち。 やがて迎えた戦後の平和。 新品同様に修復されて、ぴかぴかの着物に身を包んで、 新しい役目を探して、高らかに歌声を上げていく。 あなたも彼女達と素敵なひとときを過ごしてみませんか?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

歌と共に、世界は目覚める――

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。

この作品で描かれているのは、自律人形(オートマタ)の少女たちの物語です。
公式サイトのTOPページを見ると、オートマタとは思えないほど繊細で可憐な少女たちが佇んでいます。
その少女たちのキャラクターデザインには、複数のイラストレーターの原案が起用されており、この作品のキャラクターデザイン・総作画監督には、矢野茜さんが起用されています。

私の知る限り、KEYと矢野さんが手を組んだ作品はこれが最初だと思います。
この相乗効果…言葉で言い表せないくらい破壊力が半端ありませんね。
そして、監督はRewriteに引き続き天衝監督が務められました。

KEY×天衝監督×矢野茜さんという組み合わせだったからこそ、こんなにも素敵な作品が生まれたんだと思います。

そうそう、キャラデザや作画にばかり目が向いていましたが、少女達を演じる声優さんの顔ぶれも凄いんですよ^^

灰桜(はいざくら):CV-和氣あず未さん、原画-Na-Gaさん
鴉羽(からすば):CV-楠木ともりさん、原画-藤ちょこさん
月下(げっか):CV-とみたん、原画-原悠衣さん
箒星(ほうきぼし):CV-中島由貴さん、原画-森倉円さん
レーツェル:CV-あかりん、原画-lackさん

私はイラストレーターには疎いのですが、Na-Gaさんや森倉円さんは存じ上げております。
改めてみると、錚々たるメンバーが集まって制作されていたんですね。


喫茶・黒猫亭。
それは皇都五区の片隅に、ぽつんとある喫茶店。
そこで働くのは、技術の粋を結集した、自律人形(オートマタ)の少女たち。

数年前に終結したばかりの大戦争。
そこで兵器として作られた彼女たち。

やがて迎えた戦後の平和。
新品同様に修復されて、ぴかぴかの着物に身を包んで、
新しい役目を探して、高らかに歌声を上げていく。

あなたも彼女達と素敵なひとときを過ごしてみませんか?


Key × バイブリーアニメーションスタジオ。
少女人形が歌と奇跡を奏でる
オリジナルTVアニメーション、2022年開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
いやぁ、久しぶりに涙腺にガツンとくる作品でした。
視聴した作品の順番にも問題があったのかもしれませんけれど…

この日は、最初に「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)~」を視聴して、次に「リトルバスターズ!EX」を視聴した後に、この作品の最終回を視聴したんです。

別にKEY作品を立て続けに視聴しようと意図していた訳ではありません。
「かぎなど シーズン2」の視聴前に前の2作は視聴しておきたかったというくらいです。
その2作を見終わって涙腺が温まったというか、開き切っているというか…
そんな状態でこの作品の最終回を見たら、完全に涙腺が崩壊する以外の選択肢が私にはありませんでしたよ。

健気なほど直向きで…
過去に受けた恩恵を自身の誇りとして頑なに守り通して…
いつも忠実に実行してきた言われたことを優しさが邪魔して出来なかったり…
自分のことより相手の心配してばかりだったり…
ようやく心から落ち着ける居場所を見つけることが出来て…
そんなみんなが集まった新しい場所は黒猫亭でした。

戦争も終わったばかりで、オートマタにとっての安息の日々は遥か彼方です。
それでも、誰かのために役に立ちたいと強く願う彼女たち…

久々にKEYの真骨頂を見せて貰えた作品だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、メインキャラクターたちのユニット「シャノワール」による「Tin Toy Melody」
エンディングテーマは、各話ごとにメインキャラクターたちが入れ替わりながらオリジナルの楽曲が提供されていました。
「Tin Toy Melody」は初めて聞いた時からお気に入りだったのですが、Amazonの聞き放題では聴けなったんですよね。
それが唯一の心残りでした。

1クール全12話の物語でした。
物語も綺麗に纏まっているので構成も文句なしです。
ラストの展開は、視聴した人がその後を色々想像する終わり方も良かったと思います。
しっかり堪能させて頂きました。
作り手の皆さまに感謝です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10
ネタバレ

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

新しい自分へと…

戦時中、戦闘用に作られた自立式機械人形(オートマタ)が存在する世界。
ある日記憶を持たないオートマタが見知らぬ地下で目覚め…というところから始まります
目覚めた見知らぬ地下室そこに眠っている謎のオートマタ、そしてそこから上がるとそこは戦争を終えたあとの喫茶黒猫亭という喫茶店でした
灰桜という名前をもらい仲間とともにそこで働くことになります
戦争はもう終わった、戦争以外のオートマタの役目とは??

PVのときの印象はごちうさ???でしたが一話視聴した時点でその判断は間違いだったと知ることになりました。
てか原案keyなんかい!!!w
keyファンの自分は見るしかないと思いましたね

現実で言うところの大正あたりが時代設定でしょうか??
すごく重たいお話というわけでもないですがすこし辛いお話なのかな?と感じましたね
涙腺弱者の私は序盤からダムを決壊させました

序盤からちょくちょく歌の描写があります
そう、歌が物語を動かしていきます
オートマタやロボ、歌、というとVivyとか想像する方もいるかも知れませんね
私も少し同じ匂いを感じましたが、大きな問題ではないのかなと…
(若干既視感を感じる場所がありましたがww)
そして歌がキーワードなだけありOP,EDもかなり良かったのではないかと思います
歌詞もかなり良くしっかりと聞いてしまいました。
{netabare} 特に三話のEDへの入りが完璧でした {/netabere}

最終話にて
{netabare} 中盤あたり記憶のない灰桜の元へ訪れたちよちゃんがオムライスを食べるシーンで、(あ、これちよちゃん泣くのでは)と思った瞬間にちよちゃんが泣き始めて、黒猫亭のみんなと一緒に泣き崩れましたw {/netabare}

とても素敵な作品に出会えたと思います
ありがとうございました

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

Automata songs

全12話 keyオリジナル作品

黒猫亭、一見普通の洋食店ではあるが、実は従業員が全員オートマタ(自律人形)です。その中でも意思を持ったオートマタの4人とこの洋食店を運営しているオーナーとのそれそれの思いと成長を描く作品です。

意思のあるオートマタたちの外見は人間と変わりませんが、後ろに機械のようなもの背負っているので判別できるようですね。

このオートマタは軍事用に開発されたらしく、このお話の以前に戦争ではオートマタを率いて戦っていたようです。

戦争も終わり、役目を果たしたオートマタは、人間との共存を目指しています。

時代は大正や昭和の感じがしますが、凄い技術ですねw

また、4人のオートマタは上は着物で下はスカートをいう珍しい恰好していましたねw

4人の中で最後に加わった灰桜(はいざくら)が主人公です。ドジなところもありますが、歌を歌うのが得意で、周りを明るくさせます。

オートマタは鴉羽(からすば)、月下(げっか)、箒星(ほうきぼし)、灰桜と仲良くなった人間の千代ちゃん、{netabare}そして後から加わるレーツェル、{/netabare}それぞれの過去と現在を見つめ直すお話で、1人1話程かけて丁寧に描かれています。

終盤はかなりシリアスな展開になりました。最後はハッピーエンドな感じで終わりましたが、どう解釈していいか分からない感じで終わりましたね。ちょっともやもやしました。
{netabare}(最後、灰桜が初期化しないと治らないということで決断しますが、その前に灰神楽とうさぎさんの目が光ったのが気になりますね。そのあたりが分からなくてもやもやしましたw){/netabare}

世界観がふわっとしていて分かりづらい作品ですが、作画も綺麗ですし、key作品なので少しウルウルしそうな場面も多く、お話も1話1話纏まっていますので観やすいと思います。

OPは和氣あず未さん、楠木ともりさん、富田美憂さん、中島由貴さん、鬼頭明里さんが歌っています。EDは歌を題材している作品なので1話ずつ色々なキャラが歌っています。

最後に、メインキャラのキャラ原案がそれぞれ違っていて、その中に「きんいろモザイク」の原悠衣先生担当されていましたね。
それと、key作品のヒロインは殆ど口癖のようなことを言いますが、灰桜この作品にもありましたねw みゅうみゅう

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10
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