ミステリアスでコメディなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミステリアスでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月17日の時点で一番のミステリアスでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.6 1 ミステリアスでコメディなアニメランキング1位
地縛少年花子くん(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (195)
793人が棚に入れました
ねえ、知ってる? この学園にある七不思議の話……かもめ学園に伝わる一番有名な七不思議の噂。旧校舎3階女子トイレ3番目には花子さんがいて、呼び出した人の願いをなんでも叶えてくれるんだって。呼び出し方は簡単、ノックを3回。それから————「花子さん、花子さん、いらっしゃいますか?」「はーあーい……」自分の願いを叶えてもらうため、花子さんを呼び出したオカルト少女の八尋寧々。しかし、彼女の前に現れたのは男の子の幽霊、“花子くん"だった。おばけなのにドSでちょっとエッチな花子くんに振りまわされて様々な怪談に巻き込まれていく寧々。果たして寧々は無事に学園生活を送れるのか!? 誰も見たことのないハートフル便所コメディが今、始まる——。

声優・キャラクター
緒方恵美、鬼頭明里、千葉翔也
ネタバレ

おでん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

作画、声優が高水準のヤベェ奴

原作未読で視聴

いやーーこれは凄かったですね… というのも今作の作画力は他のアニメと違いゆるーくでもしっかりと描かれている作画でして中毒性がありました。ギルティとかのような純粋に綺麗な作画も好きなのですが、こういうちょっと変わった作画も私は好きですね。
また声優陣も大正義でした。まぁまず緒方さん(シンジくん)がいますし、よう実コンビの千葉さん(綾小路)と鬼頭さん(堀北)がいたりとキャスト観ただけで少し盛り上がってましたw
さらにopも良かった。すごくカッコ良い曲でしたので誰の曲だろう?と調べてみたら、案の定オーイシじゃねぇーか!

という作画、声優、主題歌全てが非常に恵まれた作品でしたが内容はまぁそこそこでした。基本的にはラブコメ展開なので正直大人の方が観てもあまり楽しめないかもです。しかもグロ表現(いや、ひぐらしとかと比べれば可愛いレベルですけど)もあるので小学生に勧められるか、といわれてもあんまり勧められない… となると、中高生の方にはおすすめ?です。ちなみに現在は女性ファンが多いみたいですね。

↓最終回について (一応伏せとくがほぼネタバレではない)
{netabare}2期がありそうな終わり方でしたね。原作は十分進んでいるみたいなので後は時間の問題でしょうか? まぁこういう基本軽いけど時々重い話も好きなので2期来たらまた観ますよ。{/netabare}

総評すると、内容はかなーり賛否がわかれます。ただそれとは別に、声優、作画の二つだけでも観る価値があると思うので気になったら1話だけでも見てみるといいと思います。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 4

みく太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

うーん…

漫画が好きでアニメとっっても期待していました。1話はとても良かったと思います。
話が進むにつれて、基本的綺麗な作画ですがたまに崩壊する作画が気になりました。
漫画はとっっても作画綺麗かつ、可愛さがありつつも、怖い感じのシーンはちゃんと演出されておりとても面白いのですが、アニメはただただ可愛い感が強くてちょっと漫画だと良かったところが潰されている感じがしました。(←あくまで個人的な感想ですが)
話の構成が気に食わなかったです。全部で12話なので全部入りきらないのは分かりますが、好きな回やシーンがすっっとばされていてちょっとうーん、でした。
花子くんと輝兄シーンとつさかが魚を殺す場面は欲しかったですね…(時計守回は2期あれば2期にですかね?個人的には、原作と同じ流れで、三葉復活回ではなく、時計守回→花子くん八尋回で最後のシーンにあの、つかさの黒板シーンで続きが気になるところで終わり、だと思っていたので全然違いましたね。泣)
あと、三葉の消える回とまた出てくる回の間が短すぎですね。もうちょっと期間をあけてほしいです。
これだと、あ!もうでてくるの?って感じで視聴する側に驚きがあまり出てこないと思います、、。
もうちょっと改善できるところはあったかなと思いますね…。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 3
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

悪くはないが、オッサンが観るアニメではナイ(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは、学園怪異譚、コメディ、恋愛(女性向け)。

内容てしては、主人公の女の子が、「トイレの花子くん」と一緒に、学園の怪異を解決していく、まあ、「地獄先生ぬ~べ~」の少女漫画バージョンって感じかな。

特に不愉快になる要素はなく、独特の作画など味もあるけど、う~ん、オッサンが観るアニメじゃないな(笑) 小~中学生の女子向けのアニメって感じ。後はまあ、可愛い男の子を愛でたい方には、向いているかもしれませんね~。


《以下ネタバレ》

【視聴断念(7話まで)】
{netabare}
知り合いで、この漫画がメチャ好きって言っていた人(女子)がいて、気にはなっていたので観てみました。

結論としては、ショタ好きじゃないなら、大人には厳しい。なんか、「自縛少年花子くん」とかいう、薄い本が出ていそうな気がする(笑)

怪異はそこまで怖いわけでも、ミステリー要素が上手いわけでもなく、なんだか全体的に子供騙し。多分、この作品は、「花子くんにキュンキュンできるか」の1点だけで評価をするアニメなんだと想います。

女子が主人公の恋愛モノも、ストーリーが面白かったり、その女子自体に魅力があれば十分に楽しめます。「妖狐×僕SS」なんかは、その好例。ところが、本作にはその何れも感じられない。特に、主人公の「八尋寧々」に魅力を感じられないのが厳しい。尤も、女子目線からすれば、等身大なのかもしれませんが(知らんけど)w

あと、絵本のような独特の作画、演出が効果的だったかと言われれば、それもまた微妙。テンポの面では落ちないように工夫していて、絵が動いていない(漫画的なコマ割り)をしているときも、常にセリフは言わせていて、わりと違和感なく観られます。個性としては成立していて、原作の絵を生かしながら上手くやっていたのかなとは思います、、、が、だから面白くなっているかは別問題だしね。

最後に、主人公の八尋寧々をはじめ、登場人物の設定が高校生ってのは、無理がないかなと思います。キャラデザ的にも性格、言動的にも。むしろ、小6って設定なら、あの「恋に恋する」感じとか、色々残念なところとかも納得できたんですけどね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
高1にしては、幼いキャラデザ。独特で、漫画的な演出。ストーリーはまあ、可もなく不可もなく。

2話目 ☆2
バトル要素もあるの? う~ん、演出が合わない。

3話目 ☆


4話目 ☆


5話目 ☆2
なんか、展開が出てきたかな。

6話目 ☆2
過去。ちょっとだけ気になる。

7話目 ☆2
黒花子くん? 双子とかなのかな?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/15
♥ : 16

61.7 2 ミステリアスでコメディなアニメランキング2位
乱歩奇譚 Game of Laplace(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (664)
3147人が棚に入れました
「その日、初めて退屈じゃなくなったーー」

とある中学校で起こった教師のバラバラ殺人事件。この学校に通う少年・コバヤシは、事件の捜査に訪れた天才探偵・アケチと出会う。
異常犯罪ばかりを捜査するアケチに対して興味を持ったコバヤシは、友人のハシバの心配をよそに、自ら「助手」を志願する。
次々と起こる奇怪な事件の中で、コバヤシは退屈な日常を捨て置いていくのだった。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、高橋李依、山下大輝、小西克幸、チョー、日笠陽子、子安武人、藤田咲、山口勝平

ろれ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コバヤシ少年が気持ち悪すぎる

このアニメつまんないです。
が、それ以上にコバヤシ少年というキャラが気持ち悪すぎて見るに堪えなかった。

常にへらへらしていて何を考えてるのかわからないのが怖い。
ノリノリで女装して「似合うでしょ」的な発言もするし気持ち悪い。
コバヤシがくっつく度に頬を赤らめるハシバも気持ち悪い。
とにかく描写があざとい。

アルドノアゼロの主人公も大嫌いなんですけど、こういう何考えてんだかわからない主人公は苦手みたいです。

物語の評価は2.0にしましたが、実際は3.0くらいはあると思います。
とにかくキャラがキモくて集中できませんでした。

音楽は良かったです。OPかっこいいです。
特にEDが素晴らしかったです。
曲自体も良かったのですが、EDの入り方が秀逸で余韻に浸れました。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 7

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こういうのBLっていうのか

結構ベタなストーリーだと思うが、突飛な登場人物や演出によって特殊効果を出している。
声が高橋李依でこのキャラデザだと女の子にしか見えないし、ハシバ君の気持ちも分からんでもない。
とにかく小林君が可愛くて明智君がかっこよい。
小林君が単に明智君側の人であるという位置づけなのだろうが、もう少し小林君自身を掘り下げても面白かったのではないか。
小林君の価値観の元を知りたい。
闇落ちや多少のグロがある。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 2

うなたまごはん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

何だこれ

1話完結もので、探偵もの、好きなやつだ!見るしかない!
と期待して見ました。
でも5話まで見て断念しました。

何を魅せたいのかわからないです。
すべてが中途半端だし、メインキャラの魅力が全然発揮されなかったです。
推理らしい推理もなく事件が解決するし、アクションシーンもあんまりなくて、あってもショボいです。
残酷な殺し方だけが印象に残りました。これがメインなの?

事件や殺し方の説明になると突然スポットライトに単純な背景で舞台みたいになるのですが、それがまた流れや雰囲気をブチブチ切る感じになってしまいます。
あえてそうしているのかもしれませんが、あまり奥行きを感じられない背景が多くて、閉塞感を感じます。

OPがすごく雰囲気があって、「おおーこれは面白そうな予感!」て思ったのですが、、良かったのはそこだけでした。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 6

64.7 3 ミステリアスでコメディなアニメランキング3位
名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)(アニメ映画)

2010年4月17日
★★★★☆ 3.7 (266)
1648人が棚に入れました
世界中を股に掛けて宝石を狙う怪盗キッドのところに、彼との対決に執念を燃やす大富豪・鈴木次郎吉からの挑戦状が舞い込む。世界最大の飛行船ベルツリー号の宝石“天空の貴婦人”を盗んでみろという次郎吉の申し出を知らされ、コナンや蘭、小五郎も駆けつけるが……。

声優・キャラクター
高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、緒方賢一、松井菜桜子、堀川りょう、宮村優子、永井一郎、石塚運昇、優木まおみ、大橋のぞみ、大友龍三郎、中田浩二、大矢兼臣、小山武宏、小川真司、茶風林、井上和彦、湯屋敦子、千葉一伸

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まじっく快斗ファンには嬉しい作品

一言で例えるならば、コナンに海外ドラマ「24」を取り入れたようなストーリーを展開した作品。

◆この作品のみどころは・・・
やはりコナンと怪盗キッドのコンビでしょう。
従来のコナンアニメに出てくる怪盗キッドはキザでクールな雰囲気を出していましたが、今回は本来の姿である「まじっく快斗」のコミカルなキッドが見られます。
キッドの描写シーンはかなり多めで、主要キャラとの絡みは思わずニヤリな展開。
コナンファンはもちろん、キッドファンには絶対楽しめる内容だと思います。

◆声優について・・・
劇場版の作品では、この作品から毛利小五郎の声優が「神谷明」から「小山力也」に変更されております。
「小山力也」といえば「24のジャック・バウアー」が真っ先に思い浮かびますが、やはり声優交代は違和感がありすぎます。
ただ、この作品ではその事を考慮してか毛利小五郎の出番をかなり少なくしてあり、「声優交代を徐々に慣れさせていこう」という配慮がされているみたいで良かったかと思います。
そういえば、この声優交代の理由って信頼関係を失うような事態が発生したという事らしいですが、こういう事情での声優交代は視聴者としてはやめてもらいたいものですね。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 15
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

怪盗キッド登場3作品目

本作は銀翼の奇術師以来3回目の怪盗キッド登場作品である。キッドが登場する作品は、ハングライダーを見せたいのか、空が舞台の映画が多い(とはいえ2/3だが)。
本作から毛利小五郎の声優が小山力也に変わった。また、著名人によるゲストは、大橋のぞみ、優木まおみが出演。
前作からの反省か重要な役は演じない。(優木まおみの役には名前も無い)
原作では自称怪盗キッドのライバルでお馴染みの鈴木次郎吉が映画に初出演。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
東京都西多摩市の国立東京微生物研究所が、7人組の武装グループに襲撃される事件が発生。武装グループは研究所に厳重保管されていた殺人バクテリアを強奪、研究所を爆破して逃走した。

翌日、警視庁での記者会見の最中にテロ組織「赤いシャムネコ」から「殺人バクテリアを手に入れた。7日以内に次の行動を起こす」との犯行声明がインターネット上に流される。

時を同じくして、鈴木次郎吉がまたもや怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた。鈴木財閥が建造した世界最大級の飛行船「ベル・ツリーI世号」に収めたビッグジュエル「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を盗んでみろというのが今回の挑戦。制限時間は東京を出発する13時から大阪に到着する19時までの6時間。キッドからは「夕方、飛行船が大阪市上空に入ってから頂きに参ります」との返事が届いた。

赤いシャムネコの犯行予告期限の7日目、飛行船は次郎吉の招待を受けたコナン、蘭、小五郎、少年探偵団、さらに中森警部ら刑事と独占取材陣たちを乗せて離陸した。ところが、各々が遊覧飛行を楽しんでいた矢先、赤いシャムネコから「殺人バクテリアを船内にばら撒いた」との脅迫電話が次郎吉にかかってくる。喫煙所を調べると、ソファーの下に赤いシャムネコのアンプルが発見された。その直後、乗客と乗務員の2人に感染症状である発疹が発生。さらに船内に侵入した赤いシャムネコによって飛行船がハイジャックされ、船内に爆弾を仕掛けられてしまう。爆弾が爆発すれば乗客・乗務員全員が犠牲になる。そして、大阪上空で飛行船が爆発して細菌が飛散した場合、関西圏の1000万人の人々が感染の危機に晒されることになる。

テロリストたちの目的は一体何なのか? そしてコナンとキッドの対決はどうなってしまうのか。
{/netabare}

物語が飛行船内で展開され、ハイジャックのスリルが味わえる本作だが、キッドとコナンが仲が良すぎな気が・・・(戦略的互恵協定だろうけれども)
キッドが登場する作品はいつもキッドにオイシイ場面をもっていかれ、コナンは地団駄を踏むわけだが、本作はそんなキッドの「まじっく快斗」の顔である、少しドジな一面も伺える。
服部も2作連続出演し、3人が協力し活躍するのは私は好きである。また、最近あまり取り上げられない新一と蘭の色恋沙汰もきちんとあって、盛りだくさんな作品だ(相変わらずコナン無双のシーンは存在する)。

総評としてはコメディ要素が強く色々詰め込んでいて面白かったが、肝心の推理が今一つ。
犯行の動機も・・・{netabare}仏像盗む為に何をしているのこいつ等は{/netabare}

キッドが好きな人にはお勧めです。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 13

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

人間模様が一番の見所?

きっと誰もがTV版や漫画で少しは知ってるだろう
名探偵コナンシリーズの劇場版14作目。

とってもスタッフの意気込みが感じられる作品と
なっていました。長く続いているシリーズだけあって
ワンパターンにならないように苦心している様が
伺えますw

しかし、その苦心が上手く機能しているかどうかは別物。
苦心したせいで逆に作品にヒビが入ったような。80点じゃ
満足できず100点を目指したら70点になっても~た…みたいな
感じですw

でもほとんど描かれないこともある登場人物の人間模様は
今回多め♪その辺が好きな人はきっと楽しめるんじゃない
かな~?

投稿 : 2024/06/15
♥ : 8

72.1 4 ミステリアスでコメディなアニメランキング4位
ミギとダリ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (175)
497人が棚に入れました
1990年2月、神戸市北区オリゴン村。 児童養護施設で過ごしていた双子の少年ミギとダリは、ある日裕福で穏やかな老夫婦、園山夫妻に養子として迎えられる。 しかしそれはふたりの少年「ミギ」と「ダリ」としてではなく、ひとりの少年「園山秘鳥」としてだった。 二人は正体を隠し、園山秘鳥を演じながらオリゴン村に溶け込んでいく。一体何のために二人で一人の人間を演じているのか。そこには大きな秘密と恐るべき目的があった。

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

作風の発展<65>

「坂本ですが?」のスタイリッシュシュールポージングのギャグは引き継ぎつつもミステリーのストーリーラインをベースにすることで独自の作風を構築。
このリアリティラインの侵食具合が見事で、みっちゃんが妖精化してもあまり違和感はございませんでした。
惜しむらくは、36歳という若さで作者が逝去されてしまったのでこの先の作風の発展が無くなってしまったこと。
アニメでは、序盤のなんか深刻な背景があるようだけど前作と同じギャグなん?というあたりがサクサクと進んでおり、原作分量があまりぎみでもエピローグに丸1話使う等、独立した作品としてバランスよく構成されていました。
キューブリック風な始まりのOPも映像としての格上げに寄与してた感。

老母は三石琴乃の新境地かなぁ、ウザさがとてもキャラに合っておりました。

スタイリッシュシュールギャグ<53>
1話視聴。
ミステリーな大筋を配置しながらも、スタイリッシュシュールギャグ。
原作は絵の美麗さが寄与する部分が大きかったけどアニメではどうでしょう。
作者は先日逝去されてこれが遺作なのねん。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 2
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シンメトリー

GEEKTOYS×CompTown制作。

双子の少年ミギとダリは自らの正体を隠し、
園山秘鳥としてオリゴン村で新しい生活を始める。
彼らには成し遂げたい大きな目的があった。

シュールな笑いとホラー要素に溢れ、
この先はサスペンスフルな展開も予想され、
歪な人間関係が暴かれるのでしょうか、
独特な世界観で不思議な印象を残しますが、
魅了されるものもあり序盤は楽しい。

{netabare}公式映像には双子の復讐劇とある。
亡くした母の事件の真相を探るべく、
記憶を頼りに、町の住人の調査を始める。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}双子の母は一条家の家政婦をしていた。
完璧な家庭像に妄執する一条家の妻玲子、
彼女には大きな挫折があり心が歪んでいる。
事件の真相、双子の出生の秘密が語られる。

そして最後は一条家と対比されるように、
楽しくて穏やかな園山家の日常が描かれる。

幸せな家庭の在り方を教わる、
そんな物語なのでしょう。{/netabare}

最後はこれで良かったと思います。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 30

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 シリアスとギャグが中途半端。1話がピークでした。

3話 シリアスとギャグが中途半端。1話がピークでした。

 すみません、集中力が続かなくなってしまったので一旦休止します。もうちょっとサスペンス色が強くてよかったかな?

 ギャグの方も1話の爆発力が無くなってしまいました。シュールギャグですらなく意味がわかるギャグになっちゃったし。

 シリアスもギャグも中途半端な感じでした。ひょっとしたら後から見るかもしれない、というクオリティはありますが、今のところは中断ですね。





1話 面白いがネタありきだと飽きそう。本筋の意外性で勝負でしょう。

「坂本ですが?」とギャグのセンスが似てるなあ、と思ったら同じ原作者でした。

 リアルと不条理と全員ボケの混合した不思議な世界観のギャグです。なんというか楳図かずお氏の作品のホラーの中に潜む緊張の中の可笑しさを、意図的に逆さまにしてギャグをホラー的な演出でやるという感じと言えばいいのでしょうか。チャップリンのような真面目な中の滑稽さも垣間見ることができます。(追記 そうそう真面目な顔をした不条理ボケと言う点では「クロマティ高校」のような感じもあります)

 アニメの演出はやはりホラーで「オーメン」を意識している気がします。主役が美少年であることも共通しています。

 1話は面白いです。ですが、ネタありきで1話と同じことの繰り返しだとすぐに飽きるでしょう。ですのでストーリーを組み込んだのかもしれません。何か本筋があるように感じられます。そこがどれだけ脱力できるのか意外性があるのかが胆でしょうね。
 わざわざ年号を1990年にしている意味は何か?ですね。バブル崩壊とか携帯もスマホもないとか、あらすじによると神戸らしいので震災に関わる可能性とかいろいろ考えられます。

 週刊連載での人気だとすると、面白さの性質がアニメの一気見にあうかどうかはどう考えているのか気になるところです。

 引っ越しやの段ボールがズラしになっていました。日本なのかアメリカなのかわからないような演出ももちろんギャグの要素にしています。

 監督とシリーズ構成の他に、音響監督をまんきゅうという人が一人でやっています。つまり、セリフが命のギャグで、作品を通じてギャグの演出というか表現を統一したいという趣旨なのかもしれません。ジャン・バラーヤとか。
 つまり、作品にこだわりがあるのかなあ、という気がします。


追記 神戸市北区に淡河町と書いて「おりごちょう」という地名がありました。ウェブページでみると神社や寺の町みたいですね。チューリップとか苺を売りにしてました。
 なお21年6月に高校生の集団自殺事件があったみたいです。23年1月にも単独の自死がありましたが…?本作の連載開始が17年ですから関係ないでしょう。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 8
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