H2Oおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番のH2Oおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.2 1 H2Oアニメランキング1位
あそびあそばせ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (918)
4038人が棚に入れました
『あそびあそばせ』の原作は、涼川りんが「ヤングアニマル」(白泉社)にて連載中のJCガールズコメディ。
日本生まれ日本育ちのため全く英語ができない金髪碧眼の美少女・オリヴィア、真面目で知的な雰囲気を漂わせながら英語が全くできない眼鏡っ娘・香純、明るいけれどリア充になれないおさげ髪の少女・華子という3人の女子中学生たちによる、最高に可愛くて最高に楽しいお遊戯を描く作品だ。

声優・キャラクター
木野日菜、長江里加、小原好美、置鮎龍太郎、井上ほの花、金澤まい、戸田めぐみ、悠木碧、前川涼子、増谷康紀、斎賀みつき、筆村栄心、伊沢磨紀
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

頭おかしいアニメ選手権ならメダル圏内

<2018/5/6 初投稿>
まだ始まってもいないので評価はデフォルトの3です。

原作既読なんですが、あにこれの紹介文だけ読むと中身が全然伝わってこない、まさに紹介文詐欺 笑。
アニメの絵柄も普通のアニメっぽいし。
わざとか?

でも騙されてはいけません。
中身は身も蓋もタブーもないコントです。

原作はこんな風にも言われてます。
「画力を無駄遣いしている作家No.1」(出典Wikipedia)
ヒント:{netabare} 漫☆画太郎{/netabare} 先生

女性にも人気のこの作品(作者は女性)。
原作通りなら電波に乗っけにくいシーンもあるし、なによりあのおかしなテンション。
うまくアニメ化できるのか?

原作の破壊力を失なわなければ、今夏イチオシです!

<2018/7/8追記>
第1話観ました。
意外と(と言っては失礼でしょうか)原作の良さが出てました。
話はこれからもっとバカになってくので・・・

<2018/7/13さらに追記>
ネットでは早速「OP詐欺」「顔芸」が評判になってるようです。制作側の思惑通り 笑。

ところでこの漫画の本領は、個人的には顔芸よりも笑いの質だと思ってます。
目のつけどこや発想が変でためらいも遠慮もない。
「ついてこれる人だけついてきなさい」
監獄学園や古くは稲中と同じニオイがプンプンするやつ。
こういうのがたまらない。

<2018/7/17追記>
第2話観ました。
会長登場とオリビアの英語、お化粧、軟テの4本。
まだ割と大人しい話ばかりですね。
会長の心のツッコミも弱々しい。
あと、華子は腕とセンスの両方が試される役なんだなと実感。声優さん頑張れ。

<2018/7/22追記>
第3話観ました。
今日はアポクリン汗腺と顧問、将棋は{netabare} お尻{/netabare} から{netabare} ビーム{/netabare} 出すゲームの3本
だんだん本性が漏れ出てきてていい感じ。

<2018/7/29追記>
4話です。
ようやく登場ですね。
前多。
{netabare} ゴブ×ドワ{/netabare}
そして数少ないまともでナイスなツッコミする華子の弟くんも出てきて、これでようやく「頭おかしい漫画」らしくなりひと安心。
前多笑える。
まだ4話ですが中間評価で点付けてみました。
4.5点。

<2018/8/6追記>
5話です。
今回は
・オートクチュールから{netabare} 火事{/netabare}
・つぐみ登場
・岡さん登場
・箱根彫刻の森美術館
の4本です。
でも好きなのは4本目。
失速せず安定飛行に移った感じ。
下ネタに躊躇ないです。

<2018/8/12追記>
6話観ました。
前多は便利だな。
出しとけばとりあえず笑い取れる。

<2018/8/19追記>
7話観ました。
クワガタとかガムテとか家庭科とか。
笑えた。
5話と同じくらいに。
また少しバカが加速しました。

<2019/9/2追記>
9話まで観ました。
オリビアのエセ英語の話だったのでもしやと思ったら{netabare} ダッチなワイフ{/netabare} そのままやってくれました。
めちゃくちゃだなー 笑。
ネットでの「海外の感想」読むのが楽しみです。
あと、オリビアの{netabare} 兄ちゃん{/netabare} と藤原さん。
期待の変キャラがまた出てきました 笑。

藤原さんはまだほんの顔見せですが、やっぱり強烈キャラ。好きだわ。
オリビアの兄ちゃんなかなか吹っ切れてます 笑

<2018/9/3補足>
・Wikiによるとリンコス語とは1960年にハンス・フロイデンタール博士が宇宙人との交信のために作った人工言語だそうです 笑。
・9話の{netabare} ダッチなワイフのクソ汚い英語{/netabare}、やはり海外の感想サイトでオリビアの兄ちゃんと共に高評価でした 笑

<2018/9/9追記>
10話
香純が大変な回ですが、藤原さん掘り下げてくれた。
目覚める藤原さん最高 笑!
そして名言「テンポよく回します」
・・・バカすぎる 笑
9,10話と緩まず来てますね。

<2018/9/16追記>
11話
「副会長」と「オカ研」と「副会長」の話
三つ目が特に酷い(褒め言葉)
オールスターキャスト風な。
ダメな感じのパロディも健在ですが、個人的には副会長の名言とやっぱり前多がツボでした。
ただひたすらカオス!
ここに来てさらにバカがブースト加速してます 笑

<2018/9/23追記>
最終話の最終エピソードを「あれ」で締めるんですか。
原作で「読者から送られてきたオリジナル・ゲームのアイデア」を元にしたオマケ漫画がありました。
作者自身が「わけわからん」と言ってたゲーム。
まさかこれで締めるとか原作知らない人は「ネタ切れで切羽詰まってわけわからんオリジナルでもぶっ込んで来たのか?」と心配になるでしょう 笑

総評としては「よくここまでやったよなぁ」というのが感想。
4話くらいから11話くらいまで実力を遺憾なく発揮してましたね。

好きなキャラは、前多(CV置鮎龍太郎)、藤原さん、オリビア兄(CV森川智之)、✳︎とその婆ちゃん、済南先生です。

頭おかしいアニメ選手権やったら充分メダル狙える実力のある作品。
(同時に作者のメンタルも少々心配です)

華子の声がもっと聞き取りやすかったら最高だったんだけどな。

<2018/9/26追記>
最終話観直しました。
よく見たら{netabare} EDテーマ「インキャインパルス」{/netabare}の三人の頭に前多作の"最強の魔物"が・・・{netabare} エンドカード{/netabare} には大量発生してるんじゃん。

何がしたいんだろう?笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 74

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

遊ばれるな。遊べ、私たち。

この作品の原作は未読です。
2018年夏アニメでオープニングテーマの雰囲気と作風のギャップという切り口で見た時、この作品ほど上位に食い込む作品は無いのではないでしょうか。

この作品は、「美少女×お遊戯コメディ」をコンセプトに「遊び人研究会」で活動する3人の女子中学生たちの日常を描いたモノです。

オープニングアニメは曲調も相まってとても綺麗で、可愛らしいとうい言葉がきっと適切だと思います。
でも、物語が始まると雰囲気はそのままで、目の前で起こる出来事のレベルが一変します。
可愛らしいという言葉が凡そ相応しくない顔芸とシュールなギャグが私たちに襲い掛かるのです。

主要登場人物は3人の女の子…
キャラと一緒に演じる声優さんと合わせて紹介したいと思います。

本田 華子:黒髪ロングの二つ結びおさげと貧乳が特徴の女の子です。家には執事がいるほどのお金持ちのお嬢さんです。
CVは木野日菜さん:魔装学園H×Hのシルヴィア・シルクカット、刀使ノ巫女の糸見沙耶香

オリヴィア:ロングウェーブヘアで、金髪碧眼の美少女です。両親は外国人ですが、日本でしか生活したことがないため、英語が全く話せません。
CVは長江里加さん:フレームアームズ・ガールのバーゼラルド

野村 香純:ボブカットと眼鏡、大きい胸が特徴の美少女です。基本的に真面目で礼儀正しい恥ずかしがりな女の子です。
CVは小原好美さん:月がきれいの水野茜、魔法陣グルグルのククリ、はねバド!の藤沢エレナ

この作品はプレスコ方式で収録されていて、原作コミックを参照しながら声優さんは演技していたんだそうです(wikiより)
感想してまず最初に思ったこと…3人を演じた声優さん、お疲れ様でした。

3人の普段の状況はさて置き、顔芸モードに入った時のノリは、これまで演じてきたどのキャラとも違う異質とも言えるノリでしたから…
野村 香純を演じた小原好美さんですが、通常モードのトークは水野茜やククルちゃんをイメージすることができました。
オリヴィアを演じた長江里加さんも、通常モードでバーゼラルドを何とかイメージできるレベル…
ですが、本田 華子を演じた木野日菜さん…シルヴィアや糸見沙耶香が全くイメージできませんでした。
きっとこれって凄いことなんだと思います。
特に喜怒哀楽の一番激しかった本田 華子…声優さんが喉を傷めるんじゃないかと不安にもなりましたよ。

しかもプレスコ方式なので、台詞と表情のタイミングもバッチリ…
この声優さんの熱演と作り手のこだわりがマッチした結果がこの作品の出した答えなのでしょう…
正直、相当面白かったし、しっかり笑わせて貰いましたよ^^

監督は岸誠二さん…これまで「Angel Beats!」「蒼き鋼のアルペジオ」「結城友奈は勇者である」「暗殺教室」「月がきれい」などを手がけられてきました。
今回ピックアップした作品は、どの作品も号泣した作品ばかり…
てっきり監督業には向き不向きがあると勝手に思っていたのですが、岸監督はこんなシュールな作品もイケたんですね。
自分的に新たな発見です。
岸監督だったから、ここまで面白い作品になったのかもしれませんね。

シュールなギャグが苦手じゃなければ、万人受けする作品なのではないでしょうか?
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「スリピス」
エンディングテーマは、「インキャインパルス」
どちらも主人公の3人組が歌っています。
喉を傷めると言えば、エンディングの曲も相当激しかったです。
仕事って身体が資本なので、無理して故障しなければ良いんですけどね…

1クール全12話の物語でした。
本田 華子とオリヴィアに時折可哀想という気持ちを抱きながらも、他の二人と微妙に立ち位置の異なる野村 香純推しで見ていた感があります。
二人の激しさに後れを取ったというか、何というか…
それと、何気に執事の前多も面白いので、これから視聴する方は要チェックです。
もし、続編が放送されるなら、絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一緒に遊びましょ♪みんなで遊べば仲が深まる♪よね…?

サムネやOPで「女の子可愛いな…」とホイホイされて見ると、
痛い目を見る作品ですw

私は先に評判を聞いてたのですがOPを見てみると違ったので、
「あれ?いい話なアニメ?」と期待したら、見事に騙されましたw

そう、みんな普通にしてたら可愛いのよ。
普通にしてたら…。

全12話です。


● ストーリー
オリヴィアは、本当は日本育ちで英語が話せないのに、
片言の日本語しか話せないふりをしていて、

本田華子(ほんだ はなこ)は、
リア充になりたくて、

野村香純(のむら かすみ)は、
英語が苦手で。

同じクラスの3人は、
“遊び人研究会”、通称“あそ研”を作った。

放課後は空き教室で、
おしゃべりしたり遊んだり。


1話が3つほどのショートストーリーで構成された作品。

OPに騙されましたが、
内容はギャグです。残念女子です。笑

3人とも普通にしていたら可愛いのに、
言動がおかしくて、キャラが濃いw顔芸も強烈ですw

手押し相撲や靴飛ばしなどのオーソドックスな遊びをすることもあれば、
(ただしキャラの濃さでクセの強い遊びとなっていますw)

オリジナルな遊びをしていることもあります。
(まるで負けたら何かが終わってしまうかのような必死さでw)

個性的なキャラも多いため、
ネタは飽きずに楽しめました。

しかし、やや下品なところも多く、
(主に華子のせいだけど)

好みは分かれる作品かもしれません。

よい意味でも悪い意味でも、みんな素なんですよね。
絶対男子の前では見せない、素の女子の姿なんだよ。笑

あえてそれをやることでギャグにしてるんだと思う。
女の子としても人としても残念。だけどそこが笑える面白さ。笑

これは女子校という設定も後押ししていますね。
女子校が舞台だからこそ許される行為だと思いますw

だって3人の行動って、同性の前だから笑って済ませられるけど、
男子がいたらさすがにドン引きされちゃうでしょう…?笑

この作品の下品なところは私の好みではありませんでしたが、
キャラの可愛さと強烈な顔芸など、楽しめたところもありました^^


● キャラクター
メインは3人ですが、
その他のキャラも濃い人が多かったです。

1回きりの登場の子もいますが、
繰り返し登場する子が多いのが嬉しいです^^

顔芸もすごいですが、それに合わせた声を出すのも大変だったと思います…。
声優さん、うまかったです。すごかったです。面白かったです。笑

私のお気に入りは、オリヴィアと香純でした♪

オリヴィアは単純に可愛くて好き。
香純は、照れているときのもじもじ顔がたまりませんでした(*´ω`*)

華子は暴走レベルが桁違いだったので、
彼女がもう少しまともだったら、
この作品全体ももっと落ち着いていたと思います。笑

そう考えると、この作品を良い意味でも悪い意味でも壊している犯人は華子なのかな…。笑


● 音楽
【 OP「スリピス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美) 】

この曲に騙されたんだよな~!

いい曲だし、映像の3人はめっちゃ可愛いし。笑

好きなOPです^^
 

【 ED「インキャインパルス」/ 本田華子(木野日菜)、オリヴィア(長江里加)、野村香純(小原好美)feat. Ikepy & KSKN 】

えっと、こっちはこっちで強烈すぎるんですけど…。笑

OPはとても可憐で可愛いのに、
EDはとても気性の激しいヘビメタw

同じ作品の主題歌だと思えない並びの2曲ですw


● まとめ
初めは好みの作品ではないなーと思っていたけど、時には女の子らしくきゃっきゃと、時には暴走して、の笑いは嫌いではありませんでした。

でもこの3人にしつこく絡まれたら、すごくやだ。笑

意味不明な勢いも多いので、
好みは分かれそうです。

その代わり、好きな人にとっては
唯一無二の作品となるでしょうね^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

65.0 2 H2Oアニメランキング2位
みゆき(TVアニメ動画)

1983年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (58)
313人が棚に入れました
美人でおしとやかなクラスメイトの鹿島みゆき。海外から帰国し一緒に住みはじめた妹のみゆき。2人のみゆきの間で揺れ動く若松真人は、重大な秘密を1人で抱えています。妹のみゆきに本当に好きな人ができ、嫁いで家庭を持つ日まで守り通すと誓った秘密。妹と血が繋がらないという事実。もしも、みゆきが知ったら…。みゆきはこの世に1人ぼっちになってしまう…

声優・キャラクター
鳥海勝美、荻野目洋子、鶴ひろみ、大林隆介、塩沢兼人、玄田哲章

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「妹ラブコメ」というジャンルをこの世に生み出した

<2021/11/20 初投稿>
原作はあだち充「みゆき」全12巻 1980-1984年に少年ビッグコミックにて連載

「タッチ」と並ぶあだち充の代表作のアニメ化作品です。
放送時期は1983年から1年。
当時、原作大好きだったので楽しみに第1話見たのですが・・・Aパートでテレビのチャンネル変えました。

ヒロインの声を荻野目洋子さんが当てていたのですがこれが悲しかったー
全く「陽あたり良好」といいフジテレビはなにしてくれんだ、コラ!

というわけでアニメの方は挫折しましたが、原作について少し語らせてください(「陽あたり良好」に続いてのあにこれのルール違反ごめんなさい)


本作は
"全くなんの取り柄もない非モテ高校生"の「若松真人」
"クラスのマドンナ的存在"の「鹿島みゆき」
"6年ぶりに再会した義理の妹"の「若松みゆき」
男主人公と二人の「みゆき」のお話です。

高一の夏休み、海の家でバイトするモテない若松真人くんが、ビキニの可愛い女の子になぜか逆ナンされるところから物語は始まります。

いわゆるラブコメ。
それも「妹もの」の元祖
Wikipediaによるとあだち充御大は本作について
「単にかわいい妹を描きたかったんですよ。妹がいない自分の妄想です(笑)」
と語ったのだとか。
この発想が妹ものの根幹ですよね 笑。

ただ、私。
本作にははまりましたが、その他の妹ものはほぼ全滅なんですよ。
「俺妹」も
「魔法科高校」も
「うまるちゃん」も
人気作でなくとも「妹」が入る有象無象のハーレムラブコメも
自分のレビュー調べたら「男主人公とその妹が中心となって繰り広げられる作品」は「鬼滅の刃」「絶園のテンペスト」くらいしかなかった(笑 (2021/11/20現在)

つらつらと思うに、「みゆき」という作品の「妹としてのリアルさ」に憧れてたのかもですね。
妹・若松みゆきさんの兄への態度は自然そのもの。
なんでもあだち先生は当時、仕事場によく遊びにきていた女子高生の言動を参考に「若松みゆき」をつくりあげていったのだとか

わざとらしいツンデレもないし
アホのように「お兄ちゃんスキスキー」でもないし

「ナチュラルな妹像」というのが妹のいない自分には当時ぶっ刺さったのだと思います。
それだけ「可愛く魅力的な妹」がそこにいました。
そして、兄妹という関係性がラブコメに必須の大きな障害となり、物語のラブコメ度を大きく引き上げ、世の(妹のいない)男性を惹きつけたのです。

この魅力は時代を超えても色褪せないようで、十代の甥っ子が私の蔵書「みゆき 全巻」を勝手に読んで、勝手に大はまりしてました 笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

80年代最高の名作の一つ。ラブコメとしてはトップクラスです。

ちょっと思い出しながらですけどレビューしておきます。
どうしてもランキングを作るのに必要なので入れることにしました^^;

とはいえ、どうでもいい作品などではなく、あの時代を支えていたといって過言ではないあだち充さんの漫画が原作で、アニメも素晴らしかったです。

その時代にリアルで観てたので、子供ながらに泣いたりしました。

ギャグとシリアスとラブコメのバランスがものすごく良いんです。

そして設定から始まって、ストーリーも素晴らしかったですね。

この系統だとタッチがあまりに有名ですけど、みゆきもそれに勝るとも劣らない作品なので、古さを容認できるなら観てほしい作品です。


三角関係を描いた作品ですが、ドロドロした雰囲気はありません。
少しはありますけどね。

二人のみゆき。
その三人の日常は、それぞれに心が揺れ動き迷い、時に涙してしまうものです。

ある夏休みの日に、海で主人公は海外留学をしていた妹と再会します。
突然の二人だけの生活がここから始まります。

そして同級生の美人のヒロイン。


その三角関係がとても美しく描かれていて、今でもあまり真似のできないようなクオリティーで描かれています。


そして圧倒的な感動のラスト。


予想できるような、それでも予想もつかないようなラストが待っています。


これは感動作ですよ、間違いなく。



キャラ紹介はちょっと古いのでピンとこないかもなのでやめておきます。


このアニメ、何がすごいって音楽です。


サントラのレコードも持ってましたけど、それも良い曲ばかり入っていたように記憶にあります。


そしてなんといってもOPとED。

特にEDは今でも心に響く曲として知られていますし、いつまでも語り継がれる曲だと思います。


オープニングテーマ「1テ0ン%の雨予報」
作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 萩田光雄 / 歌 - H2O

エンディングテーマ
「想い出がいっぱい」(第1話 - 第13話、第20話 - 第22話)
作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 萩田光雄 / 歌 - H2O

「Good-byeシーズン」(第23話 - 最終話)
作詞 - 山川啓介 / 作曲 - 鈴木キサブロー / 編曲 - 星勝 / 歌 - H2O

は要チェックです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大人の階段のぼる

この作品。
放送当時、私はこの世に生まれてませんね。
このアニメを知っている方がいるのか分かりませんが
好きなのでレビュー書きます。


母が漫画を持っていて
幼い頃初めて読んで、かなりはまりました。
あだち充さんの漫画、好きです。
彼の描く漫画の主人公は
どっちつかずのちょっとエッチな優しい男の子が多いですね。

地方局のアニメで再放送してたのを母が録画して、
その何年か後、小学生の頃かな?私が全話観ました。

OP 10%の雨予報
ED 想い出がいっぱい

両方素敵ですよ^^
昭和の雰囲気満点の物語。

主人公の若松真人が
ヒロインである2人の「みゆき」の三角関係を描いた青春ラブコメディ

ふたりのみゆき
*妹 みゆき 活発で明るい。ホットパンツ(?)率高め♡
*彼女 みゆきちゃん やさしくて穏か。ハンカチを必ずもっています!

タイプの違う彼女たちに振り回されながら
優柔不断な真人は、ふたりの「みゆき」の間で揺れつづけます。

兄妹で恋をするという実は重いテーマがあるのですが
それを感じさせない自然な仕上がりとなっています。


昭和アニメ好きにはたまらない作品となっています。
ケータイなんて出てこないですよ。
とても素敵ですよ!

ゆっくりと流れるのです。時間が。
ささやかな会話とか、さりげない優しさだとか、ちょっぴしのヤキモチだとか
そんな些細なものたちが積もって、青春になるのですね。


話しの中に、
エッチとすけべ というのがあって
「エッチ」は好きな人に言うものなのだと、
みゆきちゃんが私に教えてくれました 笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
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