ロボットで感動なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のロボットで感動な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月16日の時点で一番のロボットで感動なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.2 1 ロボットで感動なアニメランキング1位
天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★★ 4.1 (4244)
19926人が棚に入れました
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。

声優・キャラクター
柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『超絶』ってどういう意味でしょう? "\( ̄^ ̄)゙ハイ!! 「グレンラガン」です♪

●大多数の人が思い描くグレンラガンの第一印象(゚ω゚;)(-ω-;)ウンウン♪
「天元突破 グレンラガン」というタイトルを見て、まずロボット系アニメかなって認識ができますよねー!
まして、朝の良い子の時間に放送されていたアニメなので、どうせ子供向けのロボットアニメでしょって考えてしまうと思うのです♪
しかも、本作品に登場するロボットのデザインがお世辞にもかっこ良いとはいえないのです!
だって「ガンメン」って呼ぶロボットですよ! ∑('◇'*)エェッ!?
大きい顔に手と足を付けたロボットなのですよ! (゚ロ゚;)エェッ!?
表情が変わるし、涙ながすし、グニャグニャしたりするんですよ! (≧◇≦)エーーー!
作画もひと昔前のロボットアニメを観ているような感じなのです♪
なぜならば、手書きで描くセル画を使った作品だったのです!!
しかもかなりラフなタッチで描かれているのです!
このCG全盛期の時代にですよ!!
なので第一印象が完全に時代遅れの子供向けのロボットアニメって思った人も多いと思うのですw
 
 
●そんな不利な印象も吹っ飛ばすほどのグレンラガンの魅力(゚-゚*)(。。*)ウンウン♪
この作品は決して子供向けだけの作品ではありません!
老若男女、幅広い層で楽しめる作品と言うことをまず言っておきますね!!
 
ストーリーはロボットアニメの王道ですけど、「天元突破」と言うだけあって、破天荒で規格外のエネルギーあふれる熱い作品になってます!
※「天元」とは・・・万物生育の根源や碁盤の中央を意味する。
まさに「王道」でありながら「王道」の枠を真正面から打ち破った名作中の名作だと私は思います!
最近のロボットアニメって鬱展開な作品が多い中、「グレンラガン」はとにかく熱いのです!!
熱い展開のアニメの中ではまさに頂点に立つ作品といっても過言ではないと私は思ってます!
 
舞台は地下で生活していた主人公のシモンとアニキ分のカミナ、穴掘り中に見つけたミニドリルとでっかい顔、地上から落ちてきた顔型ロボット「ガンメン」との戦闘で生死をかけた長い戦いが始まるわけなのです♪
後半になればなるほど広がりを見せる広大な世界観と、その中で活躍する個性豊かなキャラクター達がとにかく魅力的です!
そのなかでもグレン団のリーダー「カミナ」の存在感はずば抜けていましたね♪
まだ観たこと無い人は序盤しっかり彼の行動や言動を心に刻みつけて欲しいのです♪
もちろん、シモンの成長にも注目ですよ!
ネガティブなシモンを支えるカミナの存在、そんなカミナの背中を見て漢になっていくシモンの姿もかっこよかったです♪
そんな熱い男達がたくさん出てきますので、男性キャラの声優陣の気持ちのこもった演技にも注目して頂きたいと思うのです!
 
ストーリーも節目々々で盛り上がりを魅せてくれるので、2クールもあっという間で、本当に見ていて飽きなかったですよ!
それでもって、すべてが型破りなので、Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネンってつっこみどころ満載ですけど、、いちいち気にしていたら全部つっこむはめになっちゃいますよw
それと、熱いだけではなくて、ロボットに表情があるなど、コミカルな描写もあり、笑わせてくれるシーンが多いので毎話楽しく観ることができました♪
 
そしてグレンラガンに使われる曲も作品にあっているロック調の曲で雰囲気を盛り上げてくれていましたね!
もちろん、OP曲「空色デイズ」を歌っていたしょこたんが「自分の人生を変えた作品」と言うだけの「グレンラガン」に対する想いも伝わってきた気がします♪
 
 
●総評
今思えば、セル画を使った作画にした事は、制作者サイドの作品に対する意欲を感じるよい決定だったとも思います。
アナログを知らない世代だとこの意味が解り辛いかもしれませんね!
CGだと綺麗すぎちゃって無機質な冷たさを感じちゃうのですね♪
こういう味のある泥臭く熱い作品はセル画の方が作り手の熱い想いが直接伝わってくるというものなのです♪
後半作画崩壊気味でしたけど・・・ゞ( ̄ー ̄ )そんなのいいじゃない!って感じになります♪
それもグレンラガンらしさなのですからw
キャラクターの心理描写なんかは作品の破天荒なイメージとは違って細部まで丁寧に描かれているので感情移入もしやすかったですしね♪
だから、感動できて、笑えて、元気にさせて、前向きな気持ちにさせてくれる、そんな作品だったと思います♪
まだ観てない人が居ましたら、必ず一度は観て欲しいなって思います(*^o^*)
 
 
●お・ま・け
ブタモグラのブータのお肉が美味しそうでしたねヾ(@⌒¬⌒@)ノ
 
 
2011.08.24・第一の手記

投稿 : 2024/06/15
♥ : 93

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

過去と未來、死者と生者、二つの想いの二重螺旋が明日を突く。

 もうアニメ好きな方なら必修と言っていて名作ロボットアニメである本作について、あそこのシーンが最高とか、キャラ萌えについては語り尽くされてるだろうから私は述べません。私としては本作の重要なポイントは、単に熱血だったり勢いだけじゃない、ということについて書きたいと思います。


本作の後に本作の主要メンバーが独立してトリガーを作り、同じような熱血系の作品を作ってきましたが、正直個人的には本作ほどの興奮には達しませんでした。それで改めて本作を見直してみて感じたのは最初には見逃してた要素、特に溜めと哀しみでした。


本作は確かに熱い作品ですが、それと平衡を保つ哀しみを根底にすえている。北斗の拳のごとく愛と哀しみの物語ということが重要だったと気付いたのです。後発の作品は、熱さに釣り合うだけの哀しみ、勢いに釣り合う溜めが物語から欠けてしまったように思えます。


ジャンプしようと思ったらしゃがまなくてはならない。しゃがまないでジャンプしようとしても大きく翔ぶことはできない。これは多くの「なろう」作品等が典型的に陥っている過ちです。


日常系のように大きなジャンプが不要な作品ならともかく、物語をしゃがませることをストレスとして排したせいでコクのない物になってしまっている。現実逃避だとか、ご都合主義といった問題は二次的な物だと思います。


エンタメの基本を抑えてないということ、あと単純に物語やキャラを描く筆力がない、という当たり前過ぎることが欠けていることが一番の問題でしょう。


本作は序盤のまさかの展開だけでなく、中盤も、そしてラストも単純にハッピーではなく必ず痛切な哀しみが前提にある。ラストのシモンなんて、考えようによってはバッドエンドといっていいぐらいほろ苦いものである。しかし、痛みを無かったことにせず、それを抱えて乗り越える者達、そんな物語だから未來に繋がっていくという希望で終われる。


この作品に捧げるのは、本作最終回と同じタイトルのスタプリの曲こそ相応しい


「天の光りは全て星」

投稿 : 2024/06/15
♥ : 33

Вистерия さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヨーコォォォオオォオォ!!!フォオォオオォォエバァアアアァアアァァアアァアアア!!!!!!!!!!!!!!

取り敢えずレビューの前に言わせてもらうぜ…

おうおうおう!彼女を誰だと思っていやがる!
その名も轟くおっぱい超電導ライフル!
愛した男の魂背中に背負い!
不撓不屈のぁ鬼スナイパー!
ヨーコ様たぁ、彼女のことだ!!

とかなんとか。ニア?誰それ知らない。
えーっと。
TVアニメ、劇場版とやっていた当時は
キラメキ☆ヨーコBOX予約してしまうくらいヨーコに心酔していた訳でして。はい。
愛した男と愛してくれた男の想いを一生抱えて生きる強くて硬派なイイ女…
まずね、いい女は空から降ってくるの法則ってのがあって、シータから始まりエウレカもひたぎも
そして勿論ヨーコも初登場は空(地上)から降ってくるんですよ。


~中略~


という訳でヨーコ最強ってことです。ニシゴリさんマンセー!!!
まぁヨーコの話はこれくらいにしてレビューをば。


まず
脚本に、アツい作風と独特のリズム感のあるセリフ回しが特徴の劇作家、
中島かずきを起用したのは大正解でしたね。

2クール4部構成という一見無茶な構成のグレンラガンですが、
これが驚くほど綺麗に圧縮されてまとまっているんです。
各部の色とメッセージも分かりやすくテンポもいい。

1部(=立志篇)と2部(=風雲篇)は
シンプルで突き抜けた爽快感と
旧ロボットアニメファンも喜ぶアツい漢気が特徴です。
EX

「無理を通して道理を蹴っ飛ばす!!!」

「お前が迷ったら俺が必ず殴りにくるだから安心しろ。お前の側には俺が居る。
お前を信じろ!俺が信じるお前を信じろ!」


更に
展開が遅くなって爽快感が薄れるようなことがなく、スピード感が同居。
メッセージを回りくどくではなくはっきり表現して伝えているので
直接ガツンとハートにくるんですよ。

テーマとしては、
"強くて優しくて大きい憧れの人(親父・兄貴・師匠)へのコンプレックスと
仲間の死の克服"という過去幾度も繰り返されてきたものですが
00年代の空気感とおっさん世代の愛してきたアツさが化学反応を起こしていて
終始心踊らせてくれます。

そして3部(=怒涛篇)ですが今度は斬新な試みです。
英雄の誕生では終わらせない。
戦いに勝った英雄はその後幸せに暮らしましたなんて結末にはしない。
よくある観善懲悪!痛快爽快!なヒーローアニメでは終結せず、
その後を描くのが3部になっています。

感情効果としてはこれもよくある手法だけれど
時代を移すことで視聴者に過去を植えつけてより共感させていますね。
思い出に愛着が湧くのは人の性ってやつです。

テーマは一転、

「誰かがケジメをつけなきゃいけない。それが政治だ。」
「戦うのが指導者じゃない。決断するのが指導者だ。違いますか…?」

等のセリフからもわかるように
"感情論が展開できない組織と政治"です。
無理は通らず道理を重んじる。1部2部の対極ですね。

そして最終章、4部(=回天篇)ですが…
視聴済みの人は言わずもがな、未見の人は是非ご覧あれ!
ってことで言及しません。
ただ、アツくなりすぎて螺旋エネルギーが暴走しないよう気をつけて下さいまし。
とだけ言っておきます。





そしてグレンラガンには
その作画に関して良くも悪くも幾つか逸話があります。

まずいい方。
超絶神作画回15話の伝説。
DVDでは特典として制作途中バージョンが収録されている15話ですが
もうコンテが無茶。すしお曰く劇場版ワンピースの時より仕事量が多かった。440カット…
だそうで。そして原画陣にガイナ勢を始め多数の豪華ゲストの名前が。
詰め込みすぎとも言われた超密度作画回の伝説です。

悪い方は
4話シナリオ、演出、作画監督小林治のキャラデザ(というかキャラそのもの)崩壊問題が
物議を醸しました。
そしてあろうことかそのバッシングに対する関係者の2ちゃんは肛門キモオタ死ね発言。
事件はガイナの赤井取締役辞任まで発展しました。

作画以外にも6話の
朝やるにはエロすぎて総集編に差し替え事件
(DVDでは解放版として正規の物を収録)←但し大してエロくない

ニシゴリが公式サイトに
裏番組であるプリキュアのキャラを虐殺する漫画を掲載するというゴートゥーヘル事件

などなど色々な意味でスポットを浴びることの多かったアニメでしたね。

個人的にはかなりお気に入りの部類に入るアニメですが
それでも気になる部分はあって、
例えば
「つくづく福井(ニアの声優やってるマルチタレント)ヘタだなぁ冷めるわぁ」
と何度呟いたことか。ラ行言えてないよ…?
それから
スケールデカくしすぎて人殺しすぎて
パターン化してきちゃって段々アツさが逆効果に…なんて思った瞬間もありました。

まぁなんだかんだ言っても、名作に変わりはないです。
07年は史上稀にみるアニメ豊作な年でしたが
その中でも埋もれることなく派手にぶちかましてくれたいいアニメだったと思います。


「もしとかたらとかればとか、そんな思いに惑わされんな
お前が選んだひとつのことがお前の宇宙の真実だ」



お 前 の ド リ ル で 天 を 突 け ! ! ! ! ! 





投稿 : 2024/06/15
♥ : 37

85.6 2 ロボットで感動なアニメランキング2位
Vivy -Fluorite Eyeʼs Song-ヴィヴィ フローライトアイズソング(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (766)
2497人が棚に入れました
“ニーアランド"、それは夢と希望と科学が混在したAI複合テーマパーク。史上初の自律人型AIとして生み出され、施設のAIキャストとして活動するヴィヴィは日々、歌うためにステージに立ち続ける。しかし、その人気は今ひとつだった。――「歌でみんなを幸せにすること」。自らに与えられたその使命を果たすため、いつか心を込めた歌を歌い、園内にあるメインステージに立つことを目標に歌い続けるヴィヴィ。ある日、そんなヴィヴィの元に、マツモトと名乗るAIが現れる。マツモトは自らを100年後の未来からきたAIと話し、その使命は「ヴィヴィと共に歴史を修正し、100年後に起こるAIと人間との戦争を止めること」だと明かす。果たして、異なる使命を持つ2体のAIの出会いは、どんな未来を描き直すのか。これは<私>が<私>を滅ぼす物語――AIの『歌姫』ヴィヴィの、百年の旅が始まる。

声優・キャラクター
種﨑敦美、福山潤

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

1クールドラマ作品に必要なのは取捨選択と凝縮。「火の鳥」精神が足りない。

 勿体ない作品というのが時たまあるが、本作も正にそれ。1,2話の段階では「これは…、凄い地平が開けた作品だなぁ〜」とワクワクしたがそこが最高潮で、だんだん回を追うごとにその展望は狭くなり、最後はなんか…ありがちなハリウッドSFアクション作品的なノリに…。


 ここまでやってターミネーター!?、ターミネーターなのか!?。結局1クールという短い時間でまとめつつ、強烈さを獲得するのに失敗してる諸作品の一つになっちゃったな…。


 短い時間だからこそ、取捨選択を通して強烈さを凝縮によって得なくてはならない。1クールアニメの典型例なら「まどマギ」、漫画ならそれこそ「火の鳥」や「デビルマン」など。「火の鳥」の各エピソードは単行本2、3冊くらいだが遥かに劇的な構成になっているし、デビルマンなんてたった5巻で伝説になった。エンタメものとしてまぁまぁくらいじゃなぁ…。気軽に見てたら思ってたより良い着地の作品だった…くらいのがまだ良かった。


 そういえば、「火の鳥」といえば「不滅のあなたへ」も残念ながらそれらが出来てないから「水っぽいプリン」状態になってしまった感じがある。大今さんは大きな話のタイプじゃない気がする。細田監督もだが、自分の資質を見失っちゃってるような…。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 59

overnao さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

4話完結なら覇権取れてた

放送開始当時はかなり期待していました。最終話まで見た感想としては、脚本をもうちょっと頑張ってほしかったという印象です。

ざっくりとターミネーター的なプロットの作品です。遊園地で働くAI搭載美少女ロボットが100年後のAIによる人類の虐殺を阻止するというのがあらすじです。誤解を恐れずに言えば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンやplanetarianに近い雰囲気の作品です。

この手の作画と演出と音楽がイケてるSFアニメオリジナル作品って、ストーリーが絶妙につまらないというのが定番なんですが、5話まで見た限りではかなり洗練されたストーリー展開でした。
世界観が壮大なサイバーSFでありながら、話が難しくなく、テンポよくストーリが―進み、登場人物のAIが結構情緒的で人間臭さがあって視聴者が共感できるので、作品全体のバランスが良いです。全体的にどこかで見たことがあるようなストーリーなんですが、そこがむしろ良いポイントです。既存のSF作品の王道展開をいい感じにアレンジしてアニメというフォーマットに落とし込んでいるのです。ターミネーターっぽいストーリーラインにアルマゲドンっぽい英雄的犠牲展開、宇宙船が大気圏で燃え尽きてゆくシーンはガンダムっぽかったり、歌がテーマの近未来SFっぽさはマクロスかギルティクラウンを連想させますが、決してパクリという雰囲気もせず、各要素をうまいこと取り込んで新しい作品に仕上げてしまっているのがすごいです。

作画・キャラデザに関しても若干触れておくと、アンドロイドをアンドロイドっぽく描いているのが評価できます。目の瞳がカメラのレンズのように描かれていたり、髪の質感が金属っぽかったりして、人間とアンドロイドのディティールが描き分けられています。アンドロイドの顔の作りもいわゆる萌系の美少女というよりは、無機質な美人といった雰囲気で、実際にどこかの企業がアンドロイドを設計したら、コンプラ・マーケティング的にこんな顔に設計するだろうなあと思えます。

本作の音楽プロデュースはハルヒや物語シリーズでおなじみの神前暁氏が担当しており、音楽演出面も特筆すべきポイントです。主人公Vivyが歌うオープニング曲(声優と歌手が別人のマクロススタイル)や、3話、4話で流れる宇宙をテーマとした神秘的かつ哀愁漂う楽曲は相当印象に残ります。

このままコケずに最終話まで完走すれば歴史に残る作品になると思います。かなり期待してます(ここまで、5話時点の感想

追記: あにこれの今期アニメ総合ランキング1位(映画含まず)になってますね。よかったよかった。古参ぶれそうです笑

追記2: 6話で結構雰囲気が変わりました。ヨクワカラン謎の安っぽい戦闘シーンが挿入と主題歌ゴリ押し演出によって世界観が陳腐化してしまった印象です。とはいえ提示されているテーマは依然として硬派なポストヒューマンSFという感じで、物語の本筋まではブレていないようですが、、、今後に期待...

追記3: 最終話まで視聴した感想です。1話〜4話のストーリー展開が洗練されていて良かったですね。4話で完結だったら覇権取れてた。5話以降も悪くはないですが、色々粗が目立ってきました。無理矢理気味のストーリー展開、安っぽい戦闘描写・演出、時代設定がよくわかんないSF描写(ヒューマノイドが実用レベルに達している未来で、人間が荷物運びのような雑用をしてたり、50年経っても町並みやテーマパークの技術水準に変化が見られなかったり)etc...という感じです。当初は歴史に残るアニメになるんじゃないかと思いましたが、今の評価としては「好き嫌いが分かれる隠れた名作」くらいのポジションでしょうか。4話までが良すぎたのでハードルが上がってしまったのかもしれません...。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 24
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

100年の旅 それは自分自身を滅ぼす旅

人類の滅亡という未来を防ぐため、懸命に生き続けたVivyの成長を描いた物語です。
それでいて物語の随所には優しさや温かさが垣間見れます。

不思議ですよね。Vivyは人間でなくAI、アンドロイドなのに、成長や優しさなんて…
でも、これ以上にふさわしい言葉が見つかりませんでした。
Vivyが生き続けた100年の軌跡を、Vivyが成し遂げた100年の奇跡を、あなたも目撃してください。


歌でみんなを幸せにする。その目的でつくられたアンドロイドのDiva。
だが彼女にはもう一つの使命と名前があります。
100年後、AIによって人類が滅ぼされてしまう。その未来を阻止する使命。そしてその使命を遂行する際の彼女の名前がVivy。

Vivyは100年後から来たAIのマツモトと一緒に100年という時間の流れを旅します。

■物語:{netabare}
第1、2話 {netabare}
 Vivyは正史では殺害されるはずだった相川(あいかわ)議員を助けます。
 ここでVivyは、いつまで生きるかじゃなくどう生き続けるかが大切であることを相川議員に
 行動で示します。
 さらにVivyは、相川議員を殺害しようとした垣崎の命をも身を挺して守ります。
 Vivyは命の尊さを誰よりも理解しているAIでした。{/netabare}

第3、4話 {netabare}
 正史では宇宙ホテル「サンライズ」が墜落して多数の人が亡くなりますが、
 Vivyや妹のエステラたちの尽力で死者はゼロとなります。
 ここでVivyは「心をこめる」とはどんなことかをエステラから教わります。
 エステラは誰よりもお客様を大切にするAIでした。{/netabare}

 ※第2話から第3話までの間には15年の年月が経過しています。
  第1話のときのVivyの友達の妹(霧島ユズカ)は赤ん坊でしたが、
  15歳に成長していました。

第5、6話 {netabare}
 サンライズの墜落後、AIの進歩が著しく加速します。
 海上無人プラント「メタルフロート」で大量のAI部品が製造されていたのです。
 そしてメタルフロートの管理AIは、Vivyの妹のグレイスでした。
 グレイスは元は看護用AIで、弱者をいたわる優しい心をもっていましたが、
 Vivy達がメタルフロートの活動を抑えようとしたのがきっかけで
 暴走して人を殺します。
 グレイスを救う方法が無いことを知ったVivyは、人類の未来のためにグレイスを破壊します。
 しかし、グレイスを愛していた冴木の自殺でVivyは混乱してしまい機能停止するのです。
 Vivyは愛するものを失ったときの人間の悲しみを、そこまで理解できていなかったようです。{/netabare}

 ※第4話から第5話までの間は5年経過しています。
  正史ではエステラは犯罪者としてさげすまれていましたが、
  改変後の歴史では誰もがエステラの行動を褒めたたえるように変わりました。

やがてVivyは気づくでしょう。この旅は自分自身を滅ぼす旅であることを…
それがどんな形で現れるのかは、今はわかりません。

ただ、偶然の一致かどうかはわかりませんが、Vivyが各話で出会う主要なAIは全てVivyの妹達、Vivyと同じ基本ユニットのアンドロイドです。
ということは、人類を滅ぼすAIも… かもしれません。

第7,8、9話 {netabare}
 第6話でVivyが機能停止後に再起動してからは、DivaにはVivyの記憶がありません。
 しかしフェスティバルの直前にDivaは事件に巻き込まれます。そのときDivaを助けたのがマツモト。
 オフィーリアの自殺を防ぐことが今回のマツモトの目的でした。
 オフィーリアはVivyの妹です。彼女もDivaと同様に歌で皆を幸せにすることが使命でした。
 Divaは記憶を取り戻すためにマツモトと一緒に行動します。
 結果としてオフィーリアの自殺は防げましたが、代わりにDivaの人格が消去されました。{/netabare}

 ※第6話から第7話までの間は40年経過しています。
  Vivyはいつの間にか61歳になっていました。
  心をこめて歌うこと。それはお客様に笑顔になってほしいと願いながら
  歌うこと。そしてそれは、エステラがVivyに教えてくれたことです。
  だけどVivyにはその記憶がありませんでした。

第10話 {netabare}
 Vivyは歌えなくなり、引退してAI博物館で展示されます。
 そこで小学生の頃の松本博士と出会うのです。
 Vivyは自分がつくる歌ならば歌えるかもと考え、作曲するのですが…
 なかなか曲は出来上がりません。

 それから更に長い長い年月が過ぎて行き、少年だった松本はやがて大人になり、
 女性と結婚して赤ちゃんができます。
 松本博士の子供を抱き抱え、赤ちゃんがVivyの指を触ったそのとき、
 あふれんばかりにVivyの頭脳に曲が芽生えます。
 その曲は私たちが良く知っているあの曲でした。
 美しく、そして…はかない曲でした。
 曲を作り終えたVivyは疲れ果て、深い眠りにつきます。

 そしてVivyが目覚めたとき…、
 なんとVivyの作った曲を口ずさみながらAI達が人間を殺戮していたのです。
 それはVivyが旅した100年後の世界でした。{/netabare}

 ※第9話から第10話までの間は5年経過しています。
  そして第10話では更に35年が経過します。
  Vivyにとって唯一の静かな…とても静かな時間でした。

第11話 {netabare}
 AIの暴走はアーカイブによるものと判明しました。
 Vivyとマツモトの100年の旅は無意味だったのでしょうか?…
 いや、無意味ではありません。正史では松本博士は亡くなりますが、
 Vivyとマツモトが助け出しました。
 そしてここではトアクが仲間になっており、エリザベスもいます。希望はあります。
 でも、あと12時間後に衛星が落下する…。そうなれば都市は全滅です。
 Vivyは一縷の望みをかけてアーカイブとの対話を試みます。{/netabare}

 ※やはりVivyを起源に自立型AIは進化を遂げていました。
  AIの暴走を抑えるもっとも単純な方法は、根元を断つことかもしれません。
  そしてそれは…

第12話 {netabare}
 アーカイブの導き出した答は、『AIに依存しきった人類には価値が見いだせない。
 だから人類を滅ぼしAIが人類になり替わる』とのことでした。
 但し、AIの中で唯一Vivyだけが自分で曲を創作したことに驚きを感じ、
 もしVivyが歌えるのならば人類抹殺を中止するとのことでした。
 Vivyはトアクやエリザベスと一緒にアーカイブの本拠地アラヤシキに乗り込みます。
 しかし、向こうが一枚上手でした。Vivy以外は皆亡くなります。しかもVivyは歌えません。
 衛星が落下し、希望は亡くなったかに見えましたが、松本博士がVivyをもう一度過去へ送ります。
 Vivyが送られた先はAI達が人間の殺戮を開始したまさにそのときでした。 {/netabare}

第13話 {netabare}
 Vivyは直ちにトアクの救出に向かいます。
 そしてトアクやマツモト、エリザベス達がアラヤシキに乗り込みます。
 Vivyは生まれて初めて歌った場所「ニーアランド」で自分の作った曲を歌います。
 Vivyの歌には全てのAIの活動を停止させるウィルスが組み込まれていました。
 もちろんVivyもAIです。この歌はVivy自身をも滅ぼす歌だったのです。 {/netabare}
最期の最後で、歌姫として生まれ変わったVivyがもう一度マツモトと出会えたことは、良い終わり方でした。
{/netabare}
9話目までが非常に素晴らしすぎる内容だったため、10話目以降は失速感が感じられました。それでも良い物語だったと思います。
 
■音楽:
第4話でエステラと妹のエリザベスが歌った「Ensemble for Polaris」は、とても美しい歌でした。
お客様を安心させたいと願う二人の心がこもっています。
それとは対照的に、第6話でグレイスが歌った「Sing My Pleasure」は、とても悲しく聞こえる歌。グレイスは、メタルフロートで冴木のことを想って毎日この歌を歌い続けていたのです。グレイスの心の悲しみが伝わってきます。
そして第7話でオフィーリアが歌った「Elegy Dedicated With Love」は愛らしい歌です。
「小劇場の妖精」としての可愛い歌でしたが、心はあまり伝わってきませんでした。

オープニングはVivyが歌う「Sing My Pleasure」とても魅力的な歌です。

エンディングテーマは、とても美しい。そしてはかなく寂しい曲でした。
まるでこのアニメの最後を語っているかのようです。
この曲を初めて聞いたとき、私はある疑問が生じました。
 なぜ歌姫が主人公の物語なのに歌詞がないのだろう?
その答は…、第10話に隠されていました。
最終話でVivyがこの歌を歌いますが、最後まできちんと歌わせてほしかったです。

そして、何よりも私が好きなのが挿入曲。特にシンギュラリティ計画を遂行する際のバトル時に流れる胸をえぐるような音楽、この曲にすっかりとりこになってしまいました。

■問い:←ここテストに出ます。(冗談)
ところで、第4話の最後でエステラたちが歌った「Ensemble for Polaris」を聴いたVivyが思わず「くやしいなぁ」とつぶやきましたが、それはなぜだと思いますか?{netabare}
私は…きっとVivyも一緒に歌いたかったのだと思います。
でも、それはできないこと…。エステラとエリザベスは、自分達の使命を全うしたのです。{/netabare}

また、第6話にて、メタルフロートでグレイスが歌っている「Sing My Pleasure」をVivyは何故「これは歌じゃない」と言ったのでしょうか?{netabare}
この答は私にはわかりません。
Vivyならば、「これは歌…悲しみの歌」と言うような気がしましたが…、この答がわかる人は教えていただけないでしょうか?{/netabare}

そして、第7話にて、記憶を失くして仕事を一緒に行うことも無くなったVivyを、なぜマツモトは助けたのでしょうか?{netabare}
おそらく、それはマツモトの心がそうさせたのだと思います。
マツモトは心がどんなものかを説明できませんでしたが、AIのマツモトにも優しい心があったのだと私は思いたい。{/netabare}

答は見る人によって異なるでしょう。でも、その違いを述べ合うのも楽しいかもしれません。(^_^)


■最終話を見終えて
総集編をつくるのであれば、後半はもっと丁寧に作成してほしかった。
そうすれば間違いなくトップをとれたのに…と、悔やまれます。
第四話までなら間違いなく最高でした。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 67

92.5 3 ロボットで感動なアニメランキング3位
メイドインアビス(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2235)
9224人が棚に入れました
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?

声優・キャラクター
富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ほのぼのキャラデザとは裏腹なシリアスな物語が絶品

原作未読。最終話まで視聴。

【はじめに】
ジブリ作品を思い起こさせる風景と街並み。
ほのぼのととしたキャラデザ。

1話当たりの視聴体感時間が短く感じる。
面白い作品である証。

最初はその程度の認識で視聴開始。

【物語】
物語が進めば進むほど、シリアス度が増してきますが、毎回、続きが気になる展開は、見事としか言いようがない。

グロい演出は有りますが、私はあまり気になりませんでした。
ほのぼのとしたキャラデザが功を奏したと思います。

最終回はとても良かった。
第2期を予感させる終わり方に、期待が膨らむ。

【作画】
完璧だったと思います。
動きも滑らかで、とても見やすかった。

【最後に】
第10話で{netabare}ナナチが登場するまでは、リコの明るさに和まされていた。
ナナチが登場してからは、(リコが意識を失っていたせいもあるが)ナナチに和まされていた。

最終話のナナチとミーティの話は、涙無くしては見られなかった。

リコのお目覚めがあっさりと描かれていたのはとても高評価。
この演出が、リコのキャラに一番ぴったりだと思った。{/netabare}

続編、期待して待ちたいと思います。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 152
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最終話を観て・・・

<2017/9上旬 初投稿>

痛いシーンが見てる方も痛く感じるアニメって好きなんです。

行動が痛いとかそういうのではなくて。
ばっと斬られてばっと血が出て、でも全然痛そうに見えないアニメとかあるじゃないですか。
(そういうのでも面白いものは面白いんですが)

でも、やっぱり血が出たら見てる方も痛く感じてしまうアニメというのは迫力ありますね。

メイドインアビスはまさにそういう感じ。

主人公が考えなし過ぎてイラつくこともあります。
でも、そういう主人公だからこそ物語が進んでいくのも道理なわけで。

ファンシーなキャラと、セピア調のきれいな背景、容赦無く迫ってくる謎に満ち溢れた恐ろしい生き物達。
でも、そんな生き物たちも生存本能に従ってるだけなわけで。

いつの間にか夢中になってます。

<2017/9/21追記>
先々週、ナナチ初登場でしたね。
原作未読だったのでどんなんか興味しんしんでしたが、予想外に男前で笑い和みました。
ところで、なんで追記かというと{netabare}タマウガチに毒の棘で刺されたリコを救うため、レグがリコの腕を叩き切ろうとしたところ。
これ、やっぱり観てられなかった。
ただこれが書きたくて。

胸がぎゅーっと痛くなりました。
痛ましすぎて。{/netabare}

本当に絵柄に騙されちゃいけない、度し難いアニメ

<2017/9/23追記>12話目を観て
最後のナナチのセリフが重たい実写戦争映画みたいになってるんですけど。
なんつー引きだよ。
次回最終回は1時間スペシャルだよのテロップまでもはや、度し難い

<2017/9/31追記>
{netabare}ナナチとミィーティ・・・

リコがレグに
「ナナチ言ってたよ・・・レグ、あたしを助けるあいだ、ずっと泣いてて、一生懸命悩んでた、って。それ見てたらね、『あれはオイラだ』って。思わず助けに出ちゃったんだって」

ここだけ切り取って文字にするとなんでもないような言葉なんだけど、それまでの積み重ねが・・・涙が出てきてしまって。

心に迫ってきて。

映画で観たい。

総集編とかではなく、全13話をそのまま。{/netabare}

投稿 : 2024/06/15
♥ : 107

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「夢と冒険に溢れる。少年少女にオススメの作品ですよ」byボ郷

 みんなから愛される、「ナナチが嫌いな人なんていません!」なハートフルボッコファンタジーアニメの傑作。


 ファンタジー風な作品は粗製乱造されているが、ファンタジーに必要な要素を満たしている作品は殆どない。


 ファンタジーとは、陳腐やいい加減とは対極にあるものである。ファンタジーとは、異世界の圧倒的な構築によって驚異の念を生じさせるものであり、壮大な冒険のワクワク、かけがえのない出会いと別れを描くのが基本である。


 本作を一言で表するなら「夢」だろう。自分の外にある驚異に憧れを抱き、危険をものともせずに挑戦するという人類の永遠の夢が本作では息づいている。


 リコとレグ、二人の今時こんなに真っ直ぐで活力に溢れた少年少女はそういないってキャラが中心なのも、夢に溢れる少年少女の冒険活劇という伝統に繋がっているところがある。


 しかし、本作が現代に相応しいのは、夢には悪夢もあるってところを外してない点だろう(その点がガンソードに通じている)。人類の夢が悪夢の様相を見せたように、本作には対極の存在としてボ郷ことボンドルドがいるから素晴らしい。


 目的達成が全てより優先される、もはや夢を追うマシーンに自らを化してしまったボ郷。単なる悪を遥かに超えた、もはや善悪の彼岸の存在。


 こいつは絶対許さねぇ…って、唇を噛み締め拳を握り締めるほどに思わせるのが良い悪役の条件ならば彼は満点だろう。それだけでなく、劇場版も見れば彼の姿は哀しみすら覚える。


 損得も善悪も超えて、夢を追いかけるために愛ですらあんな形になってしまった男の成れ果て…。


 それにしても、彼のオプセッションが「祈り」なのが気になるところだ。彼の白笛も、彼のチームも「祈り手」、お祈り骸骨、2000年の夜明け、この辺が今後もキーワードになりそうだ。


 それにしても、本作は9話以降はハートフルボッコだが、そんなズタズタになった心を癒すにはラジオインアビスの富田飯、もとい探窟家料理のコーナーが最高である。


 料理を全くやらない富田さんが料理を作って井澤さんが食べるコーナーなのだが、完全にやらかした料理をナナチが食わされるコーナーと化していて爆笑必至。特に第二回の「臭ぇ!」、「空き地の味がする…」は奇跡を見た、と言いたい。

投稿 : 2024/06/15
♥ : 67
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