「月がきれい(TVアニメ動画)」

総合得点
91.6
感想・評価
1442
棚に入れた
5848
ランキング
15
★★★★★ 4.1 (1442)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.0
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月がきれいの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「傾くまでの月を見しかな」

★物語
・原作 : オリジナル
・監督 : 岸 誠二
・脚本 : 柿原 優子

とてもピュアな初恋の結末。制作Pが「たまこラブストーリーに影響
を受けた」と語る通り、仕草や表情の描き方がとても良く似ています。
飾り気の無い二人は何処か懐かしい。でも少しムズ痒い、かな。w


★作画
・作画監督 : 松本 剛彦

敢えてアニメに関わりの薄いイラストレーターを起用したという通り、
地味だけどとても現実的なキャラデザイン。背景もそれに見合って美
しい。とてもバランスが取れた作画です。


★声優
・安曇 小太郎 : 千葉 翔也
・水野 茜 : 小原 好美

茜役を演じた小原好美さん。自信無さげな声と泣き声は中学生らしく
とても自然で等身大の演技をされていたと思います。


★音楽
・OP:「イマココ」/ 東山 奈央
・ED:「月がきれい」/ 東山 奈央
・音楽 : 伊賀 拓郎

3話で流れた東山奈央さんが歌う「初恋」。思わず故・村下孝蔵さん
の若かりし頃を思い出します。その他カバー曲全てを彼女が歌うとい
う一貫性もとてもいい感じ。


★キャラ
・キャラクターデザイン : 森田 和明
・キャラクター原案 : loundraw

小太郎の両親にはグッと来るものがあり、茜の姉の指摘も的を得てい
てとても共感します。家族の本当の優しさを感じることが出来るこの
作品。時に暴走しがちなこの若い二人を陰ながら見守る家族の優しさ
は、物語をより引き立てている、そんな印象を受けました。

それにloundrawさんのイラスト、いいですよね。好きです。w



[感想]

8話の『ヰタ・セクスアリス』(著 森鴎外)。

異性への関心が芽生え始めるこの世代。それが直接性欲には結びつか
ない、本当の恋愛を知る一歩手前の時期。それは誰にでも必ずあった
心と身体の成長の過程。

初めての恋。例え付き合えたとしても何をしていいのか分からず戸惑
い、ただ好きと言う気持ちだけが先走る。それは互いの心を常にとき
めかせ、時に胸を締めつけ苦しめる。

やがて二人きりの空間にも慣れ、互いの距離が一歩一歩近づくにつれ、
その未成熟な心は、いつしか強烈な不安感や嫉妬心を生み出していく。

友に告白されたことを言わなかった小太郎。そんな彼を信頼し切れず、
川辺で一人泣きじゃくる茜。男としてハッとする瞬間でした。きっと
あの最後のくちづけは彼との別れを覚悟していたはずです。そんな彼
女の気持ちを思うと、切なくて胸が張り裂けそうになる。

彼女の想いをあの場面で受け取ることが出来なかった小太郎。ここに
男性と女性のセンシティブな違いが感じられます。(1話のファミレ
スでの小太郎が感じた、彼女の制服への違和感もそう。)

結局、擦れ違ったまま離れ離れになった二人。しかし互いの同じ想い
がそれを懸命に繋ぎ止める。そして彼が投稿した小説。一途な彼の想
いは街を離れる彼女に密に伝わり、その結末が彼女の心の不安を一掃
し、奇跡とも言えるラストシーンを見せてくれました。

確かに綺麗過ぎるストーリー。それに大抵の初恋は自然に消滅してい
くものでしょうし。それでも数は少ないけれど、初恋を大切に育み結
ばれたカップルがいることも確かです。もしかしたらそんな二人にも、
こんな素敵な恋がきっとあったのかも知れません。賛否あるその後の
生く末も、そう思うことで素直に受け入れることが出来る気がします。


もし生まれ変わることが出来るなら・・・・、

こんな甘酸っぱいドラマの様な初恋を是非してみたいものですね。


因みに余談ですが、茜が乗るJR川越線。市川に向かうなら遠まわり
で当然運賃も高くなります。中学生の茜にとっては最短の東武東上線
を使う方が安くて妥当と言えますが、電車の絵的な理由からでしょう
か?細かい事ですが、ちょっとだけ不自然に思える部分でした。w



以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

投稿 : 2020/05/26
閲覧 : 41
サンキュー:

16

24 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ずっとリアル 神作。

物語⭐︎4
いわゆる超展開などはない。
だがそれが良い。
中学生のリアルな心情を映えさすが為の良きストーリー
作画⭐︎5
素晴らしい。
世界観とマッチしているのは勿論、作画でそれぞれの気持ちを表現できていてかなりのクオリティ。
声優⭐︎5
またまた素晴らしい。
どのアニメも声優さんは上手だがこの作品は他のアニメより演じる上で難易度が高いと思う。
キャラの心情を短いセリフで伝えたり、間を持たせたりとても大変だったと思う。
音楽⭐︎4.5
挿入歌がそのシーンにあった名曲をバラードにアレンジし胸に響いた。
キャラ⭐︎4
リアルな中学生達。
それ故にキャラは立っていない。
ただキャラをそこまで立たせる必要がないのでこちらも作風とマッチしている。


評価の高い作品でいざ観て見ると評価の高さは妥当だなぁと思わされる圧巻の出来栄え。
セリフで伝えるだけでなくそのほとんどがキャラの表情、声優さんの演技力で伝えている。
それがこの作品がリアリティの高い理由だろう。
各話ともに各キャラの想いや葛藤が本当に丁寧に描かれている。
エンディング後のサブキャラ達の関係性をポップに描いていてるのも好み。
全13話で途中1話総集編が入っているので全12話。
この短い話数で表現したいことをしっかり表現しているのは凄いとしか良いようがない。
見終わったあとわかるがopの中に伏線があったりと細部にもこだわりが見て取れる。
ストーリーで評価されているというよりかキャラの思春期故の葛藤、受験期での親子の想い、どれも本当にリアル。それが評価が高い理由だろう。
各話クオリティが高いので最終回はハードルも自然と上がったがまぁ見事に超えてきた。

恋愛にフォーカスを当てた感動シーンではあまり泣かない自分でも最終回は涙が溢れた。
神作。

投稿 : 2020/05/24
閲覧 : 45
サンキュー:

4

ネタバレ

上芝 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どうぞお幸せに!!

等身大の中学生の清らかなお付き合いです。全然ドラマチックじゃない。観ているとぞわぞわしてきます。

わかってみたので、否定はしません。
むしろ一貫し、芯が通っていたことに拍手を送りたいと思います。

いつもなら、進んで観ないタイプのアニメなんですが、NACK5のキラスタで流れてきた挿入歌の「初恋」があまりに綺麗だったので…つい観たくなってしまいました…まさかyoutubeで全話配信されているとは、ありがたや。
で、そのきっかけとなった3話の神社のお参りシーン、すごく良かったです。
一つの所作があまりに丁寧で凛としていて、鳥肌が立ちました。

あと、観てから気づいた、埼玉県民には見覚えのある風景。
川越のモダンな街並みは情緒があってアニメの舞台にはもってこいだなあ…としみじみ考えてしまいました。


作画について
絵柄の印象は、英語の教科書に載ってたら素敵だと思いました。
派手過ぎず、キャラの個性も落ち着いていて、私が使っていた英語の教科書、SANSHINEの大矢正和さんの挿絵にどことなく似ているような安心する絵柄です。
ただ、作画の安定性についてはやや不安があります。
評価下げようかなあと思った部分もあったのですが、最後まで日常芝居に力を入れていたことと、面倒なハイライトを途中で投げ出さずに完走したのには好感を持ちました。
小太郎母がおにぎりを作るシーンが特に良かったです。

投稿 : 2020/05/24
閲覧 : 134
サンキュー:

24

ネタバレ

コロ助 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

同年代の子をもつ親御さんにおすすめ!

学校ではうまく話せない、引っ込み思案な少年と、恥ずかしがりやの少女が、LINEを通して仲を深めていきます。
序盤はLINEのステマが凄い。
観るのやめようかと思いました。

中盤以降は、思春期、反抗期の心情が描かれていて、思春期、反抗期にありがちな行動に一喜一憂。

思春期の少年少女が成長していく過程が描かれているわけでもなく、一途な想いをただひたすら追った作品でした。

{netabare} 11話が一番好きです。じ~んときます。
あと、最終回のEDは賛否ありますが、私は賛成派です。 {/netabare}

投稿 : 2020/05/17
閲覧 : 112
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6

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春はすばらしい

思春期のはかなく難しい恋心を久しぶりに思い出すことができました。
大きな事件が起こるわけではないが等身大の不安や嫉妬がこれまた懐かしい物語でした。
キュンキュンしたいときにはオススメです。

途中流れるなおぼうの名曲カバーが物語にめちゃくちゃ合っていて、op/ed両方とも歌っていることも含め全曲担当していて珍しいですがすごく物語を印象的に彩ってくれます。
特に3月9日のシーンが曲も合間って好きでした。
さすがFlying Dogですね!


※評価を少し上方修正しました。

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 88
サンキュー:

9

ネタバレ

どどめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

謎の高評価。イライラに耐えれば良作か。

青春を題材にした作品が大好きです。
初々しくて痛々しくて青々しくてもう見てらんない!みたいなのがうひゃーとなって堪らないという特殊性癖を持つ私ですが、この作品に関しては、確かにこれ以上ないってくらい青々しいのだけど、ちょっとだめでした…悪い意味で耐え難かった…。

主人公の安曇くん。ひたすらイライラする。彼女に対しても親に対してもなんだその態度は!身勝手な振る舞いは!
これこそ思春期青年あるある!とか言って片付けてしまいたくない不快感。
自分は言いたいことをちゃんと言葉にして伝える努力もしないくせに、不満はきっちり態度でぶつける。
何も悪くないし健気でいい子すぎる茜ちゃんがいたたまれない…。
それなのに謝罪すらきっかけ作ってもらわないと自分からはできないって…。
更に更に自分のことは棚に上げて彼女の不安に対してはエッ?ドウシテ?っておまえ……。

茜ちゃんのKY(死語か…?)すぎる友人にもイライラする。
人を好きになることはもちろん悪くない。
好きな人も友達も選べないのもよくある話?だけど、それ以前に!そういうことじゃなくて!その態度!その無神経さは一体どうなってるのか!え、ちょっとこの子なんなの?大丈夫なの?と些か恐怖すら覚えてしまう。

90年代の音楽持ってくるアニメは毎回思うけどずるい。
でも東山奈央さんの歌声がこれもまた個人的には嵌まらず。
原曲はいい曲なのに…とまたしてもイライラする私…だめだこのアニメ…向いていない…

Cパートは総じて良かったです。
安曇くんと茜ちゃんがLINEを駆使して現代恋愛してる割にやりとりが奥ゆかしすぎて、今時こんな中3いないだろうよ!!!とツッコミ入れたくなる反面で、健全に擦れた感じの友人らに一安心。さくらちゃんもすごく良い。

あとEDのLINEの微笑ましさは異常。各回楽しみにできた良演出。
こんな理想論詰め合わせみたいなカップルも、広い世の中のどこかにはいるのだろうなぁ。

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 200
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1

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい声

中学3年生の話でしたっけ。それにしては随分進んでますね。
今ってこんな感じなんですか。。。
おじさん的な印象としては、この作品は、初心な恋愛模様よりも、東山奈央という声優さんを堪能することの方がウェイトが大きかったような気がします。センセー!
歌も含め本当に素晴らしい声、日本有数の声優さんの一人だと思います。
俺ガイルの延期、とても残念ですが、この危機を乗り越えた後、じっくり楽しみたいと思います。

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 73
サンキュー:

3

K さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ初心者にまず勧めるアニメ。

まるでドラマでも観ているかのような作品。
ワンクール若干長いかな、まとめて映画化したらこれはきっと化ける。その他生徒のCGが違和感ありもったいない。
中学生少年少女の恋の様子を描いています。op、ed劇中歌全て東山奈央さんなので東山好きの人には堪らないと思います。(劇中歌は昔を思い出させる名曲カバーの数々)
主人公、ヒロインの声優もアニメ特有の演技をしたりすることないのでそのまま生き生きしている。(声だけって難しいんだろうなぁ)
アニメ初心者にも掴みやすい作品なので是非。

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 106
サンキュー:

5

べにっぽ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

読了の余韻に浸って

間違いなく、2010年代を代表する青春恋愛ストーリーかと。
この作品に特に惹かれるのは主に20代後半〜40代で、かつて甘酸っぱい初恋を経験された方や、そんな恋にあこがれた方でしょうか。
観終わった後、なぜか一本の映画を観たか小説を読了したかのような気分になるのは、一話一話の中で流れる時間の密度が高いからだと思います。
登場人物の緻密な心理描写、美しい川越の風景、生音主体の透き通る音作りのサントラなど、魅力を挙げればキリがありません。一気見か、あまり間隔を空けずに鑑賞することをお勧めします。

投稿 : 2020/04/15
閲覧 : 217
サンキュー:

15

ウール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

純愛物の理想系

この作品に対する評価は視聴者の恋愛経験によって左右されるのではないかと思う。
個人的には自分と重なる部分が多くあり、見ていて自然とニヤついてしまうストーリーでラストのedの伏線回収も素晴らしいと思いました。

投稿 : 2020/04/15
閲覧 : 63
サンキュー:

2

ゑゑゑゑゑ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

甘酸っぱい

等身大の中学生の恋愛物語って感じ
甘酸っぱすぎて恥ずかしくなることも多々

投稿 : 2020/04/15
閲覧 : 29
サンキュー:

0

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キュンキュン感がたまらない。現代ローティーンの恋愛模様

いいですねー。
甘酸っぱーい10代前半のキュンキュン感が伝わってきて、ストーリー的にはとても好感。
LINE的なメッセージアプリならではの感情表現は、なかなか共感できて良かった。

登場人物たちの行動にはじれったいところあり、
拍手を送りたいスカっとするところもあり、
えーそう来る?といった意外性もあり。。
あまり浮世離れしていない内容でした。

作画に関しては背景の絵がきれいな割に、人物の表情がアニメチック過ぎてちょっと違和感を感じたのと、ヒロインが自分の好みとちょっと違うルックスだったので、物語へイマイチ没入できなかったのが残念でした。

{netabare}
また主人公達の恋愛がプラトニック路線で展開していく中で、友人カップルがホテルに行くとか、ヒロインの友人が宣言してコクったりとか、現代的だなと思いました。
ただ終わり方に関しては電車で去るヒロインに会えず、ドラマ性に欠け、唐突に終わってしまって残念。
ヒロインが引越した後の物語がエンディングの中でLINEの中で展開されるのも、もっとドラマチックに、できれば二期で見せて欲しかったのに、その可能性を消されて、とても残念。
{/netabare}

声優さんは、人物に合ってたとは思いますが。。
まあ全ては言いますまい。

まあ残念なところは差し引いても、
恋愛系が嫌いでないなら、是非観ていただきたい作品です。

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 116
サンキュー:

23

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エピソードが物語になるとき

人は色々なイベントを経験しながら成長する。そこには必ず、喜びや悲しみ、苦しみ、そして痛みといった感情が、セットとして記憶されてゆく。

なんといっても15歳である。
大人を意識する中での恋愛、友人関係、そして否が応でも迫られる進路決定である。それぞれのイベントで、情動と共に記憶されるエピソードが物語となるのは必然だ。

各話のサブタイトル、エピソードを的確に落とし込んでいることは想像に難くなく、視聴前からザワザワさせられた。
なにより、主人公のモノローグと共に語られてきた小説、その終わりが“それから”である。後には“門”と“こころ”が控え、主人公の中二病的独白が「太宰は言った」であるなら尚更だ。

まあそれでもCパートはありがたかった。
緊張感かほどける瞬間であり、ある意味、救われる思いがしたのは確かなのだ。

これは海馬の奥底ににしまい込んだ恥かしい記憶を呼び起こしてくれる良作だ。
まだ蛍光灯の紐がある部屋の住人ならばシャドウボクシングをしながら、または「う~ん」と身もだえしながら観てほしい。
我々、それぞれの物語がどんな結末を迎えていようと、あるいはまだ続いているとしても、そこになにかしらの活力をあたえてくれるはずである。

構成脚本は柿原優子、オリジナルストーリーである。
素晴らしい。

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 121
サンキュー:

22

ネタバレ

森可成 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思春期の恋愛は「BOYS BE…」で学んだんです

私は中高一貫の男子校に通っていたので、
思春期の恋愛なんてものはユニコーンとかドラゴン
とかと一緒で空想上の存在でした。

そんな私にとって、空想を捗らせてくれる
バイブルは週間少年マガジンに連載されていた
「BOYS BE…」に他なりません。

一話づつ登場人物が変わるオムニバス形式のラブコメで
ヘタレな男子生徒がクラスメイトの女子生徒と
とちょっとしたトラブルを挟みつつ両想いになる、
という漫画です、展開早いよ。
パンチラとか胸にタッチとか必ず発生します。

でもね、学校に購買のおばちゃんくらいしか女性がいない
学生生活を送っていた私は、
「共学ってこんな感じなんか、めちゃ羨ましいな」
って普通に思ってました。

ので、大学に入って共学出身の人間に
「BOYS BE…みたいなことなんてないよー」
と鼻で笑われて衝撃を受けたことは忘れられません。

そんな訳で思春期の恋愛迷子になっていた私は
いい大人になって「月がきれい」に出会ったわけです。

何のひねりもない素朴な恋愛物語ですよ。
なのに物凄く胸に響く。

まあ、思春期でなくても人を好きになったことがあれば
ちょっと話しただけで緊張したり、嬉しかったり
した経験はあるから理解できますよね。

パンを咥えた女の子とぶつからなくても、
子犬を拾っている男の子をみかけなくても、
好きになるし、
甲子園で優勝しなくても、
命を助けられなくても、
もっと好きになる。
小太郎は充分かっこいいし、
茜はめちゃめちゃかわいいですけど。

現実では当たり前だけどアニメでは
なかなか描かれないことです。
分かりやすい派手さを一切排除して丁寧に丁寧に。

脚本、作画、音楽、演技全てがハイクオリティであれば
リアルで地味な主題でも、傑作ができるんだなあ、と
しみじみ感じさせる作品です。

「BOYS BE…」より先に「月がきれい」に出会っていたら
鼻で笑われることもなかったのか・・・

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 36
サンキュー:

12

ぐら さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

学生的に見て

キャラの言動とかはけっこう現実味が深くて良かった。

投稿 : 2020/04/02
閲覧 : 51
サンキュー:

3

huh さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通の中学生恋愛アニメ

運命的な出会いをするわけでもなく、パンをくわえたヒロインとぶつかったりもしない。
難病が発覚したと思ったら通り魔に襲われることもなく、ラッキースケベ連発だったり美少女に囲まれてモテモテになるわけでもない。

誰しもが経験したことがある様な懐かしさを覚える様な普通の恋愛アニメ。
ドキドキやワクワクはないけど、ニヤニヤしながら壁殴るのに向いてます。

作画は人物に少し違和感も感じるけど、よさもある。
背景や物の描写は綺麗。
音楽は聞いたことない人も多いだろう懐メロカバーが沢山あってニクイ演出。
opとedも一捻りあって良かった。

投稿 : 2020/03/26
閲覧 : 86
サンキュー:

8

ネタバレ

Don Diablo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イモのマスコット…

中学時代の恋愛を思い出させてくれるアニメ。
作画のことはよくわからないが、爽やかな感じの絵はストーリーに合っていたと思う。

悪い点

{netabare} 中学の男子同士でイチャつきすぎ?あんなに擦り寄ってくることもないんじゃないかなとw

スマホで文字打ってる時のスマホの揺れ具合が気持ち悪かった。今この文字打ってる時でもあんな揺れ方はしないw
{/netabare}

良い点

{netabare} 主人公と母親とのやりとりがよかった。
特に受験勉強をしてる時、母親がおにぎりを作ってくれるシーンが2回出てくるけど、1回目と2回目を比べて主人公の母親に対する感謝の気持ちが伝わってくる。
反抗期の子と親の微妙な距離感がリアルだった。

中学を卒業してその後どうなったのかを最後に知れてよかったと思う。{/netabare}

投稿 : 2020/03/24
閲覧 : 50
サンキュー:

3

ネタバレ

ぱおきち さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

放課後の校庭を走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた

 たまたまこれの前に見た,「恋は雨上がりのように」にそっくりな設定

 主人公が小説家志望,ヒロインが陸上部,さらにこじつけるなら舞台も東京ではない関東地方

 「月がきれい」は,どちらかというと地味目な中3男女の恋愛の話です。作画も「恋い雨」は超絶プロポーションに対して,こちらは,かなりリアルな中学生の体型のような気がします。でもどちらもヒロインがすごくかわいいw

 内容は月並みな表現ですが,とにかく甘酸っぱいですw
 例えば,家族でファミレスに行って同級生の異性と会ってしまった状況,すごくわかります^^;体育祭なんかは,自分の母校の運動会と内容や雰囲気そっくりです。全国的にあんな感じなのだろうか?中学校時代の記憶なんかもよみがえってきてきゅんきゅんします(〃'▽'〃)

 中学生の恋愛なんてっといった声も多いようですが,自分は十分に楽しめましたし,若い時の恋愛の勢いを大切にすることがもしかすると現在の日本の少子化問題の解決の糸口かもしれませんw

 ただし自分としては{netabare}千夏が小太郎に好意を寄せる展開が不自然で無理矢理な三角関係の気がしました。比良にについては茜に好意を寄せるのは{/netabare}納得です。

舞台となった川越も魅力的に描かれています。特に,川越祭りは美しかったです。また,東山奈央による懐メロカバーの挿入歌(3話「初恋」6話「3月9日」8話「夏祭り」11話「未来へ」など)がかなりいい感じでした。

最終話の{netabare}エンディングはラインについてそれまでよくわからなかったものが理解できて,さらに二人の先までしっかり描いてたいへんよかったと思います。{/netabare}

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 150
サンキュー:

14

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心が洗われるようだ(天使に連れて行かれる俺の魂)

今観終わりました~~


ん~~素晴らしい!!パーフェクト!!


完璧な純愛物でした。オープニングから川嶋あいさん作詞、東山奈央さんの優しい歌声。小太郎と茜の2人の美しい物語が1話~12話まで無駄なく綺麗に終わらせてくれました。素晴らしいお仕事に大感謝です。

中3の文学少年小太郎君と陸上少女茜ちゃんのもどかしくも可愛い青春恋愛作品です。
2人の出会いから恋をし、恋人になるまで。周囲の友達や両親兄弟との関係性、距離感。嫉妬したり恥ずかしくて行動ができなかったり、中3という多感な時期の恋愛をとてもとても丁寧に上手に描かれていると思います。こんな青春送りたいなあって全国2000万人くらい悶えたでしょうね。私は2人の可愛さで途中で萌え死にそうでした。

小太郎君は文学少年で、太宰治みたいな文学小説家を目指しているシャイBOOWYですが、祭りのお囃子の主役をつとめるくらい意外とアクティブで、「俺付き合ってるから」とかライバルに言い放ったり結構男らしいんですよ。小太郎君の態度がハッキリしてるからテンポがよくてワンクールで綺麗に完結出来たと思います。

茜ちゃんは短距離100メートルで優勝しちゃうくらいだし、見た目も可愛い女の子です。実は最初から結構小太郎君のこと目で追ったりしてるから気はあったのかなと。緊張したらヌイグルミをニギニキしないとダメだったり、話し方が部活の同級生とはざっくばらんになったり、小太郎と親しくなるにつれて口調が変わって行ったりとても丁寧な描写でリアルに可愛い女の子でした。

2人の恋もただ平坦ではなくて、すれ違いや嫉妬、恋のライバルや受験生なりの親との関係性も繊細に描かれていて、でも中途半端じゃなく綺麗に決着を付けてるあたり素晴らしいと思います。

昔の青春を思い出したいおじさんから、現役の中学生まで老若男女問わずオススメしたい傑作だと思います。こんな作品があるからアニメ観るのが楽しみなんですよね。ありがとうって言いたいです。

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 144
サンキュー:

30

よし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ラブストーリー

作画は少し変わっているが、内容はとても良かった。少年と少女の感動ラブストーリー

投稿 : 2020/02/08
閲覧 : 83
サンキュー:

3

あああ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなに心動かされた作品は初めて

大きな事件が起こることはありませんが、心がドキドキして毎話どうなるんだろう…と思ってしまう作品でした…。最高…。

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 150
サンキュー:

7

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

総合評価38位に疑問!

全話視聴しました。

みなさん似たり寄ったりの甘酸っぱい感想で私も同じような感想なので意味がないのであえて書きません。

なので物語から逸れますが違ったものの観点を書いてみます。

観て思ったのが、現代の中学生の恋愛ツールであるスマホが凄すぎアイテムだなとは思いました。

私が高校時代(3年生)は携帯ではなくPHSを持っている奴がクラスに5,6人、ポケベルを持っている奴は6,7人しか持っていませんでしたからね。

故にもっと前の中学時代でデートの約束とかは学校で直接相手に伝えるか、自宅固定電話に電話を掛ける、あるいは相手宅に突然伺う、しか伝達手段がなかったわけで、スマホのラインでお手軽に会話や約束とか見ていたら若干イラっとしましたねw

相手の自宅に電話とか双方の親バレとか覚悟で電話してましたから、みなさんドキドキもんだったはずですよ。
なんだよそれーーチートですかw ラインでお気軽に惚れた腫れたへったくれなどとうつつを抜かし、若干怒りを感じますね。けしからん!w

もう1点思ったことは、中学3年の初恋相手=結婚相手だということは15歳少年少女~80歳位までの65年間一人の人を愛し、半世紀以上一緒に生活することってできますかね? 
といいますか重すぎる、想像したくないっ、絶対無理。
私だったら曲瀬愛にお願いしちゃいますねw

悪い話ではありませんでしたよ。しかしながら総合38位っておかしくないですかね?もっとすごいアニメはたくさんあるのに。
私個人の意見ですが、過大評価だと思います。
どんだけ皆さん恋愛もの好きなんですか。観るの面倒じゃないんですか? 
時間あるからたまたま見ましたが。。。

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 205
サンキュー:

1

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

・・・何を言っても僻みに聞こえるかも知れないけどwww
まあ学生の恋愛のきっかけなんてこんなものなのかもしれないけど、なんて優等生的なお付き合いなんだろうwwそして・・・最後はこんなんないわーとなってしまいました。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 80
サンキュー:

1

zfIve43069 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

不器用だった中学生の頃の恋を思い出す作品

懐かしく、あったかい気持ちになりました。
観てよかったです。
1クールしかないのでとても見やすいです。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 77
サンキュー:

7

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心がざわつく

<2017/9/17初投稿>

平凡な中学三年生の恋愛をとことん丁寧にとことん平凡に描いてます。
漫画やアニメ特有のお約束はなし。
フラグもなし。
物語の起伏も薄い。
なのに何故か心がざわざわしてしまいます。

おそらく、異性を異性として意識し始めたあの頃が蘇ってしまうから。

思春期にしかない距離感、反応の一つ一つが心地よい。

例えば
{netabare}ファミレスで家族とご飯食べてる時に偶然隣の席にまだよく知らない同級生の家族がいた。
家族を知られる気恥ずかしさとともに、同級生の学校では知り得ない一面を垣間見てしまう。
そんなどうでもいいことが自分の中ではなんとなく特別で、だから同級生のこともほんの少し特別に思えてしまう。{/netabare}

例えば
{netabare}体育祭の準備委員会の連絡用LINEグループへの登録。
ほんの少しだけ無意識に意識してしまったせいで、声がかけづらくなりそのまま忘れてしまい、迷惑をかけてしまう。{/netabare}

例えば
{netabare}少し気になる同級生が体育祭で無くしてしまったオマモリを、その子が大切にしていたから、と一生懸命探してしまう。{/netabare}

ものすごい感動があるわけではないですがぼんやり心にしみていく感じが好きです。

挿入歌は複数の懐かしい名曲カバーがシチュエーションに合わせて流れます。
好みのものがたくさん。
「やさしい気持ち」は聴いてると本当に優しい気持ちになれる。
「初恋」は初恋の甘酸っぱさ、せつなさ、もどかしさが全部詰まってる。
「夏祭り」は・・・私はJITTERIN'JINN派です。
でもこのスローバラード風のカバーも良いですよ。

絵もきれい。
背景も丁寧で美麗。
大袈裟な感じがしないのが良い。
キャラクターデザインも爽やかで自然。

ところでed曲。
背景でLINE画面が出てきますが毎週変わるんですよね。
やたら気になって毎週しっかり読んでました。

このLINEのやりとり見る限りでは

{netabare}男の子と女の子は高校入ってからもプチ遠距離で付き合い
大学受験は女の子は現役、男の子は一浪。
大学も別だったんですかね。
大学時代、女の子はサークルや合コンにも出て、男の子はヤキモチ焼いたり
就活で、地方勤務を匂わせたり、結婚のプロポーズのかけひきがあったり。
結婚決めて、互いの親への紹介のタイミングを計ったり、結婚式の準備で揉めたり。
あるあるのオンパレードで笑ってしまう。

実はたまたま昨日親戚の結婚式に出席しました。
新郎新婦は19歳から付き合って今回26歳で結婚。
ナチュラルに仲の良い二人で、披露宴で思い出ビデオやらなんやら見てたら、月がきれいのこのLINEが頭に浮かんできて。
幸せなカップルというのはそれだけで良いものです。

LINEの登録名も「彼氏さん」「彼女さん」から「ダーリン」や「よめ」「おっと」に変わっていく様も面白い。

そして最終回のCパートでは、無事に結婚、出産。
中三から付き合ってよく別れなかったよねぇ 笑
{/netabare}

と、ながなが書き連ねてきましたが、
結論としてこの作品は
現役の中学生と、中学時代の瑞々しくも不安定な気持ちを思い出して心ざわざわしたいという大人の方におすすめです。

<2018/9/1追記>
監督さんは岸誠二さん。
「天体戦士サンレッド」や最近なら「あそびあそばせ」の人です。
この二作は原作あり、「月がきれい」はオリジナルではありますがあまりの雰囲気の違いに笑ってしまいました。
芸風の幅が広い監督さんなんですね。

<2019/12/23 追記>
今、見直してるんですが、やはり良いですね。
観てると心がざわざわする。

ところで比良くんと千夏。
二人は{netabare}それぞれ、茜と小太郎に片思いして、
二人が付き合っている事実を当人から突きつけられ、
それでもあきらめきれずに自分の気持ちをあらためて伝えて、
玉砕して、
自分の気持ちになんとか整理をつける{/netabare}。

これがいい。

若い頃、特に十代なんて{netabare}一度好きになったら、無理と分かってもなかなかあきらめられない。{/netabare}
そして苦しむ。
がんばって生きてる普通の人間らしくて、私は好感持てました。

とは言いつつ一番気になるキャラは田中さくらだったりするわけですが。
妄想を膨らませられる人は、自分の幸せも膨らませられるんですよ。
たまに弾けて消えるけど(´・_・`)

投稿 : 2019/12/23
閲覧 : 440
サンキュー:

81

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思春期の連絡手段

ここ25年位で飛躍的に恋愛のツールが変わっている。この作品も10年後には懐かしく、20数年後にはポケベルのように説明が必要になっているんだろう。

投稿 : 2019/12/07
閲覧 : 82
サンキュー:

4

うなぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

綺麗な恋物語

人を好きになり、恋人同士になる。
中学生の二人にはまだまだ理解できない事がたくさんあり恥ずかしながらも手探りで関係性を築いていく…ひたすらにプラトニックなラブストーリー。

大きな起伏もなく淡々と二人の恋物語が綴られていくのがこの作品から受けた印象です。お笑い要素等なく、合わない人はとことん合わないし結構人を選ぶのではないかな。

ただ、私はとても夢中になりました。

中学生の時の恋愛を思い出し、「あぁ、こんな感じだった」と、懐かしい気持ちになったと同時に、なんで自分はあの時こうできなかったんだろうなどと少し複雑な気持ちになりました…

それでも終始二人の初々しさにニヤニヤしながら見てる自分がいて最後まで見たときには、この作品に出合えてよかったとさえ思いました。

学生時代に恋をした事があるなら懐かしい気持ちで観られる、そんな綺麗な恋物語だと思います。

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 79
サンキュー:

7

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

余計なドラマ性が無くても充分に面白いものが作れると知った作品

 ストレートな10代の恋愛ものだが、ここまできれいにまとまり、かつ面白かった作品は久々。
 ドラマ性を高めるためにすれ違いや第三者による関係性のこじれなどが盛り込まれるのが多くの
恋愛ものの常だが、そういった要素がなくても当人同士の行動や心情の機微だけで充分に面白い
ものが作れると改めて感じた。
 この辺に関しては中学生の初めての手探りの恋という設定が大きかったと思う。

 メインの安曇 小太郎と水野 茜が共に魅力的で、前述のすれ違いやこじれはメインキャラの
優柔不断やうじうじした態度によるものが多いが、本作の二人はおとなしい性格ではあるが、必要な
時には言うべきことは言うし、やるべきことはやるというぶれない芯の強さのようなものが
感じられ、これが気持ちいい。
 いずれも初々しさが感じられるが、小太郎に関しては純文学が好きで、お囃子をやっていたり、
更に古本屋の立花 大輔に勧めとはいえ「はっぴぃえんど」を聴こうとしたり、壁の
モハメド・アリのポスター、部屋に置いてある城のプラモデルなど、今時の中学生にしてはなかなか
渋い趣味だったりするのが面白い。

 茜の魅力に関して、個人的に声や話し方による要素が結構大きいように感じられ、キャストである
小原 好美氏を注目するきっかけとなった作品でもある。
 本作では演技がやや稚拙に感じられ、それが茜というキャラに逆にうまいことはまったのかなと
思ったりもしたが、その後の作品ではガラッと変わっていたことで稚拙に思えたのは演技プランに
よるものだったと知り、恐れ入った感があった。
 キャストと言えば、担任の園田 涼子役の東山 奈央氏がOP、ED、挿入歌と全ての歌を担当
していたが、彼女の声質が作品の雰囲気にマッチしており、作品を盛り上げるのに功を奏していた
ように思えた。
 挿入歌は既出のJ-P0Pのカバーばかりなのだが、流れる状況がいずれも歌詞に合ったもので、
歌が語るといった感じで良かった。

 展開に関しては、小太郎と茜が仲良くなるきっかけは体育祭でのやり取りが大きかったが、
新学年の出会いから結構印象に残っているようで一目惚れっぽい部分もあったみたい。
 序盤では茜の映像的魅力を強く押し出していた感があったが、視聴者にヒロインの魅力を
見せつつ、そのカメラ?視点がまま小太郎の視点になっていて、小太郎が茜に惹かれていく理由に
説得力を持たせている感があった。

 二人のやり取りで印象に残ったのが、やたらとLINEが使われていたことで、教室では全然
話さない二人だけに、これが無かったら恋愛関係に至らなかったし、その後の交際にも影響が
あったんじゃないかと思うぐらいの重要アイテム。
 本作に近い時期に放映された同じく恋愛ものの「Just Because!」もそうだったが、こういった
ものは今の若い子の必須のコミュニケーションツールなんだろうなと改めて思った。
 LINEと言えば、EDでのLINEのやり取り。これは当初、恋愛繋がりということで、様々な男女の
LINEのやりとりを描いたものかと思っていたが、最終話の「それから」で本編後の二人の
やり取りであることが判明。なかなか面白い仕掛けだった。

 いわゆるドロドロした三角関係のようなものはないが、ちょっとした横やりは入る。それが
西尾 千夏、比良 拓海という存在。
 千夏に関しては放映時、その行動が結構叩かれていたが、個人的にはその気持ちは判らなくも
なく、自分も若い頃は結構似たようなことをしていた記憶がある。
 その時はせっかく生まれた恋愛感情を大事にしたいという思いが強かったようで、今にして思えば
相手より自己愛が強かったのかなという気がする。
 比良に関しては小太郎よりずっと前から茜が好きだったようで、頭では理不尽だと判っていても
横からかっさらわれた感は拭えないだろうな。
 小太郎が茜のありのままを見ていたのに対して、比良は陸上部員水野 茜として見ており、
この差は結構大きかったような気がする。

 人間関係に代わっての障害は茜の父の転勤による引っ越しで、中学生という親の庇護下にある身と
しては、立場的にも経済的にもどうしようもない問題。
 同じく中学生の恋愛を描いた「秒速5センチメートル」(以後、秒速と表示)にも同じような問題が
生じたが、本作も作風的に秒速のような自然消滅もありえそうな雰囲気だったから、最終的な
結末には安堵した。
 秒速の場合、二人の距離は埼玉と千葉どころではないから一緒にしたらいけないのかも
しれない。それでも勝手な思い込みだが、秒速ぐらい離れても小太郎と茜ならなんとか
なったんじゃないかという気がする。
 本来はBAD ENDやBETTER ENDのような作品もそれはそれで嫌いではないのだが、本作に
関しては親戚や近所の知り合いの子の恋愛を見ているような感覚だったので本当に良かったという
感じ。
 通常、恋愛ものに関しては純粋に作劇として楽しむか、過去の自分に照らし合わせて観ることが
ほとんどなのだが、本作に関しては二人を見守るような視点で応援しながら観ており、こういう
スタンスで鑑賞した作品は、他には「俺物語!!」、「からかい上手の高木さん」、
「ハイスコアガール」ぐらいしか思い浮かばない。
 最終話の「それから」を観る限り、小太郎は小説家にはなれなかったようだが、それはそれで
しょうがないし、こんな素敵な出会いがあって、ゴールインまで出来たんだからいい人生だと思って
いいんじゃないかと。

 暗くはないが全体にシリアスな作品であるため、コメディ要素はCパートに割り振るなど、本編の
雰囲気を壊さないようにしているのもいい配慮だと思った。
 作中キャラに近い年齢より、(自分もそうだが)ある程度年齢のいった人の方が、過ぎ去りし時代
への郷愁といった感じではまりそうな印象。
 大人になると色々と余計のものがくっついてくるが、「好き」という気持ちだけで進んで
いけるというのは羨ましくもある。

2019/12/03

投稿 : 2019/12/03
閲覧 : 155
サンキュー:

14

竜児 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2018年7月視聴(全12話) 97点。

Netflixで4回視聴。2019年9月4日dアニメストアで5回目視聴。舞台の川越に土地勘があればより楽しめる。声優・小原好美の出世作。

投稿 : 2019/12/01
閲覧 : 82
サンキュー:

2

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと評価高すぎない?

うーん、ただただ中坊の恋愛を見させられてるアニメ。
さすがにここまでプラトニックだとシンドい。
せめてもうちょっとリアリティのある人間模様、それがムリならお笑い要素がもう少しほしい。

あとキャッチコピーの「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」小説好きな人間が漱石と太宰は間違えんでしょ。
陽キャと陰キャを間違えるとか現実なら炎上レベルwww
ちなアタシは断然太宰派^^

唯一音楽がアタシの世代ドンピシャな曲のカバーが多かった事や、川嶋あいを作詞に使ったOP・EDを評価して4.0付けてます^^(あいのり世代ですが何かw)

投稿 : 2019/11/23
閲覧 : 153
サンキュー:

7

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月がきれいのストーリー・あらすじ

キャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」で、中学3年で初めて同じクラスになって出会った水野茜と安曇小太郎の成長、周囲との関わり、思春期の恋などが描かれる。(TVアニメ動画『月がきれい』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
feel.
公式サイト
tsukigakirei.jp/
主題歌
≪OP≫東山奈央『イマココ』≪ED≫東山奈央『月がきれい』

声優・キャラクター

千葉翔也、小原好美、田丸篤志、村川梨衣、筆村栄心、金子誠、石見舞菜香、鈴木美園、千菅春香、井上ほの花、広瀬裕也、石井マーク、白石晴香、熊谷健太郎、岩中睦樹、東山奈央、岡和男、井上喜久子、斎藤千和、前川涼子

スタッフ

キャラクター原案:loundraw、 監督:岸誠二、助監督:岩崎光洋/池端隆史、構成・脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:森田和明、美術設定・デザイン:宮越歩、美術監督:安田ゆかり、色彩設計:伊藤さき子、撮影監督:中村雄太、編集:平木大輔、音響監督:飯田里樹、音楽:伊賀拓郎、音楽制作:フライングドッグ

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