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「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1(アニメ映画)」

総合得点
63.3
感想・評価
91
棚に入れた
343
ランキング
4326
★★★★☆ 3.4 (91)
物語
2.8
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

問題児その1

色んな意味で問題児のハイエボ1作目。
正直TV版とポケ虹で既に充分完成されていたエウレカセブンを、AOで台無しにした後だったので、最初は期待半分不安半分といったところでしたが、不安半分の方が当たってしまった作品。
いやもう結構色々と問題がある。まず全体的に雑。7割くらいはTV版の映像使い回しの上、画面比率4:3のまま使ってあるせいで視聴中横の黒い線がまあ気になって気になって仕方ねえ。それに加えて設定も一部変更になっており、映像そのままにセリフだけ変えて辻褄合わせを行っているため時系列の把握と現状物語がどう進行しているのか理解するのに非常に頭を使う。文字で解説とか入れてますが、いや劇場じゃあの量読み切れねえわ!タコスの解説とか絶対いらねえし。
そしてこれが一番厄介で、ハイエボ最後まで見た上で言いたいのが本作の存在って結局何だったのという問題。正直話を混乱させるだけの要因にしかなってないのでいっそ存在全部忘れたことにした方がマシなレベル。

とまあ散々ボロクソ書いてはいるんですが、評価できる部分はもちろんあります。
まず一つめが冒頭の25分で描かれる最初のセブンスウェル現象、通称「サマー・オブ・ラブ」の詳細が描かれている点。レントンの父であるアドロック・サーストンが英雄となった事件ですが、実情はアドロックが実験に失敗したため自分で尻拭いをしただけであり、もしこれが知られれば途端に戦犯扱いされそうな行動だなと思いました。
ただここは流石は劇場版といったクオリティで、コーラリアンとの銃撃戦やシルバーボックスのギミックの描かれ方など作画面は非常に見応えがあり圧巻。
それから尾崎裕哉さんが歌う主題歌の「Glory Days」、あれマジ神曲。

とはいえ劇場でこれに1800円払った人は文句言っても仕方ねえなとは思います。

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 281
サンキュー:

8

ネタバレ

フローゼル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マジで良い意味で騙されました!

初見は本当に意味が分からないと思います
冒頭30サマーオブラブで残りはほぼ実質総集編です
最初は???何故総集編???って思って本当に意味が分かりませんでした
でも今ハイエボ3予習でハイエボ1▶ハイエボ2予習してハイエボ1の『無意味感』が払拭されました!
確かにこのレントンの物語は冒頭以外再編集しかないかもしれません
けどこのレントンの物語を私たちは見る必要があったのです
ハイエボ1はレントンの親子の物語 ハイエボ2はアネモネの親子の物語でした
ハイエボ1を焼き直しだと決めつけ一蹴している人、騙されてますね
「何故このタイミングで切り替わる?何故この場面に切り替わる?何故このセリフ?何故ここと繋がっている?ラストのテロップはどういう意味?」それを考えずにぼやぼや見ていたら、何度見てもつまらない作品でしょうね
しかし、この作品は“ハイエボリューション”の幕開けとして、良い仕掛けが満ちています。
ハイエボ1は全部ハイエボ2の最後のエウレカの夢の伏線になっております!
酷評してる人 ハイエボ1 ハイエボ2の伏線だと思って是非見直してみて下さい!

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 279
サンキュー:

0

ネタバレ

ロボ子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サマー・オブ・ラブの描写は圧巻なのだが

ポケ虹同様tv版とは別世界のストーリーなので、キャラの性格や立ち位置等がtv版と異なる点は個人的には特に気にならない。

そんなことより気になるのは、ファースト・サマー・オブ・ラブが本作においてついに映像化と言われていたが、tv版で言及されていたサマー・オブ・ラブ(セブンスウェルを人為的に発生させる実験が失敗して引き起こされた)とは全く別物である。それともハイエボ2を踏まえると、シルバーボックスが撃ち込まれたことでエウレカがいくつも世界を創ることできるようになったわけだから、こちらが現実世界の真実のファースト・サマー・オブ・ラブでtv版がパラレルワールドで起きたものなのだろうか。

投稿 : 2020/03/23
閲覧 : 259
サンキュー:

0

ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ビート・ジェネレーションの独白と栄光の月曜日

というワケで、これからはじまるのは、出逢いと別れについてのあれこれ……
見たもの、聞いたこと、出逢った人達、別れた人達
そして、あの時のこと……
あの子のこと……
オレの見つけた大切なもののこと……

久し振りって感じは全くしないけど、便宜上、取り敢えず言わせて下さい。
「レントン、エウレカ、みんな、おかえり!!」
端的に言って、最高の劇場版第1弾でした。
個人的意見を言わせてもらうなら、導入としては全く文句の無い出来です。
一緒に喜んで、一緒に悲しくなって、一緒に立ち向かおうと思えたTV版、劇場版
そして、今回の正統進化も見事、その衝動に至る事ができました。
そこにあるのは「共感」を超越した「共感」
即ち、「共鳴」とでも呼ぶに相応しいものが、私の中に再び甦ってきた次第です。

今回は本題に入る前に、少し個人的な話をさせて下さい。
タイトルの文に引用しているので分かる方もいるかと思いますが、私はアメリカ文学が大好きです。
中でも魅力的に感じているのは、ロックンロールの隆盛、1950年代のアメリカ文学
皆さんはサリンジャーやらビート・ジェネレーションやらについてご存知でしょうか?
ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーと言えば、アメリカの著名な作家であり、1番有名なのは1951年に出版された『ライ麦畑でつかまえて』
「永遠の『青春』小説」とカテゴライズされた本作は、聖書の次に読まれていると目されており、その熱気は未だに世界各国で根付いています。
ビート・ジェネレーションと言えば、ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ等を代表とした、1950年代に異彩を放った文学集団
当時の社会体制、社会の価値観を否定し反抗した一部の作家を総称して、後世ではそう呼ばれています。

こんな彼等が私は大好きで、何処かへ出かける時は、彼奴等の本を肌身離さず持ち歩いています。
そのどちらとも、多くの精神的事象を、図っているかいないかは分かりませんが、「小説」と言う媒体に込めていました。
彼等は、戦後の衰退したアメリカでは失われてしまった物を求め、旅の中にある人生を描き、「イノセンス」を紡いだ次第です。
純粋無垢な「感情」と言うのは得てして、成長するにつれて消滅もとい変化していく悲しい産物
しかし、作品としてある限り、それは半永久的に残るのです。

さて、「ファースト・サマー・オブ・ラブ」についても数十分の映像で緻密に描いている本作
史実のサブカルチャームーブメントに当てはめて考えると、この「サマー・オブ・ラブ」と呼ばれる言葉の元ネタは、第2次世界大戦以降に生じた1950年代からのビート・ジェネレーションより始まる、1960年代のヒッピームーブメントのことを指していました。
だからなのか、私の考え過ぎなのか、今回の戦後を描いた映画は、上記のアメリカ的要素がこれまでより、とにかく濃い!
TV版以上に語りまくる彼の心情、特に最初のマシンガントーク
視聴者である私達を「キミ」として語りかけているその口調は、読者に向けて自らの素性を語っていくホールデン・コールフィールドが如し
自由を追い求めて旅をするレントンと、彼が見つけた理想
その真っ直ぐに追い求めていく姿は、ディーン・モリアーティが同行しておらず、まだ成熟しきっていないサル・パラダイスの如く
随所に出てくるアメリカ大陸の地名にも心を奪われ、そして何より、この映画は作中全体に「イノセンス」が内包されています。
アドロック・サーストンが幼き子供達へ送る優しさ
チャールズとレイがレントンに与える温もりと、レントンが彼等に対して応えている敬慕
レントンが少数宗教ヴォダラクに属する少女へ送ろうとする救済と、その行動が生み出す空虚な現実の悲哀
そして、レントンがエウレカに対して抱いている「愛」
全てが純粋で、キラキラ煌いていて、社会的現実の痛烈さに飲み込まれそうにもなれど、めげる事は無くて……
新しい劇場版でもこの「純粋性」は未だに息衝いています。

また、今回は序盤以外、レントンのモノローグで物語が紡がれていると言うのも1つの特徴です。
彼の頭の中で「12分間」の間に行われた回想
「現在」の地点から「12分間」過去の歩んできた道を振り返り、最後に大きな「決断」と言う名の覚悟をするまでの物語
このような作りの場合は得てして、主人公の眼から見た世界で物語を自然と認識し、知覚していく構成となっています。
それはTV版でも先刻の劇場版でもそうでしたが、本作はその要素が今までの作品と比べても、更に強め
自然に私達は彼の行動、思考に直通して、架空世界を視認し、物語を体感していくのです。
したがって、彼が大事にしておきたい所は同じ映像が再度出たりしますし、彼がまだ整理のついていない所は敢えてぼかされたりもしています。
曖昧に時間も前後しますし、観難く思う方もいる事でしょう。
しかし、それもまた、レントンという人間を良く知っている事で、私達との間に成り立つ、理解し合える現象とも言えるのです。
だからこそ、この映画を視聴する際は、レントン・サーストンという人間を良く知ってから観る事をお勧め致します。
彼の思考が分からずして、この物語の意図等、掴めません。
まあ、そもそもハイエボリューション(進化)と名の付いているのに、進化前を見ようとしないで本作を見る人はいないでしょうけどね(笑)

まだ『エウレカセブン』は終わっていない。
1950年代の彼等に好感と目標を抱いている限り
レントン・ビームスに「共鳴」を感じている限り
「交響詩篇」は終わらないし、「ボーイ・ミーツ・ガール」は続いていく。
苦しみや悩みと言うのは、偉大な自覚と深い心情を持つ者にとっては、常に必然的な物
共に苦悩を体感している限り、この「物語」と言う代物が途切れてしまう事はないのでしょう。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」
あの人の言葉が、彼の背中を蹴り上げる。
だから、少年はあの子の元へと向かう。
道は遙か先、荒野を目指して歩んでいく。
「今、お前はどんな気分なんだ?」
「今、俺はどんな気分なんだ?」 
どちらもまだ、今は分からない。
けど、1950年代の彼等やレントン・ビームスと共に、荒野を目指して歩んでいこう。
今日は、そう誓う事の出来た、始まりの月曜日(New Order)だ。

You know we are free, so fly with me
ここじゃない 未来まで
We'll reach our dreams through the haze
掴み取れ この手に Glory Days

One day we will see, we're meant to be
もう今 迷わない
We'll rise to shine and feel the praise
駆け抜けろ 僕らの Glory Days
「Glory Days」


☆使われている映像

今回の映画は後半がTVアニメの展開をなぞる形となっております。
しかし、既存映像の使い回しではありません。
全て一から台詞も絵コンテも演出も直しており、元々の映像にはかなりの変化が加えられています。
これは、監督御自身がこれからの映画展開のために行った判断
ニュアンスや意味を変えて作られた、正に「再構築」と呼ぶに相応しい映画なんです。

https://v-storage.bandaivisual.co.jp/report/event/73382/

しかし、確かにTV版の記憶が薄ぼんやりだと、同じに思われる方も多々居る事でしょう。
その為今回、敢えて項目を作りました。
TV版視聴済みの方にはあのシーンと似た映像があると想像しやすくする、比較しやすくする為
まだTV版未視聴の方にはそういった話があるという事を考慮させる為
此処に、初めてのカスタムタグを作る事と致します。
まあ、正直私は感想が下手なので、まだ観ていない方は今回の映画を観るにあたって、この部分を観るより、TV版の1話~25話まで観る方が早いと思いますが(笑)
少なからずTV版、そして、劇場版のネタバレになってしまう可能性も否めませんので、これから観ようと思っている方はどうか御注意を…

{netabare}
第1話「ブルーマンデー」
伝説にして始まりの回
現実に鬱屈している主人公、自分に新たな変化が来る事を望む主人公
私が主人公と言う物を1話から好きになれたのは、後にも先にもこれしかありません。
「マッチング」と言う言葉を痛感した運命の出逢い
そして、この映画もまた、TV版第1話と同様、月曜日から始まる物語と言えるでしょう。

【TV版と似通ったシーン】
1話Aパート(全てではない)


第12話「アクペリエンス・1」
TV版では、レントンとエウレカがゾーンへ至る回
途中の気狂い描写に当時戦慄した思い出
この映画では、アクペリエンスと名を変えた体験になっています。

【TV版と似通ったシーン】
ゾーン突入&ゾーンから帰還するシーン


第19話「アクペリエンス・2」
スカブに飲み込まれたエウレカを引き摺り出すレントンの表情が痛ましく、それと対照的な、冷静に絶望しているエウレカの対応に切なさを感じる。
観終わった後はとても苦しくなった、印象的なシーンのある回です。

【TV版と似通ったシーン】
19話Bパート(全てではない)


第20話「サブスタンス・アビューズ」
最後の帰着に、制作の皆さんの挑戦を感じ取った話
こちらも受けて立たなければいけないと決意を新たにした、私個人としても節目となった回と言えるでしょう。

【TV版と似通ったシーン】
なお、今回のパート1ではその「挑戦」のシーンは使われず、ホランドとレントンの喧嘩シーンが使われています。


第21話「ランナウェイ」
フルスロットルで面白くなっていく家出回序章最初のクライマックス
まあ、あらすじ的にここは外せませんよねえ(笑)

【TV版と似通ったシーン】
21話Bパート終盤、エウレカの病室シーン


第22話「クラックポット」
レントンがチャールズ&レイと出会う回
リフから紡がれるチャールズの信念に当時の自分も影響されて、今日まで至りました。

【TV版と似通ったシーン】
この回以降、レントンが登場しているシーンはほぼ使われています。


第23話「ディファレンシア」
当時、私の心に衝撃を与えた、忘れたくても忘れられない回
「ディファレンシア」と言うタイトルだけで話の内容を思い出せる位
「『エウレカセブン』で心に残っている回は?」と問われたら複数あれど、間違いなくこの回は入ります。


第24話「パラダイス・ロスト」
失楽園、楽園追放、理想郷崩壊、新たな試練、そして再始動の回
物心ついてからTV版を観返すと、あの時引き止めた軍部の人がミルトンと言う名前なのにニヤリとしてしまう(笑)
この回の作画からレントンの表情に変化が生じていくのは、今回の劇場版も同じ
「幼年期の終わり」ならぬ「少年期の終わり」
選択肢は無限な、有限の未来へと動き出していく彼の背中に、人間の生き方を観た瞬間でした。

{/netabare}



2018年11月10日追記
ハイエボリューションのコンセプト:再構築
上記に照らし合わせて考えてみた時、本作とTV版には明確な相違点が発生していた事に気付きます。
発見出来たので、此処に記載すると致しましょう。

①レントンとアドロックの対比を生み出している
今回の映画で、最初にサマー・オブ・ラブへと立ち向かうアドロックを映したのは、明確な意味がありました。
原点である事件の映像化……だけではありません。
それは、あくまで付加的要素
本当に重要なのは、アドロックと言う人物を映した事による、レントンとの対比的な生き方だったと気付きました。
アドロックは、別次元の地球を「外側」から見て、世界の美しさに気付いた。
レントンは、自分が生きている地球の「内側」を見て、世界の美しさに気付いた。
この対比を新たに作り上げた事は、主人公をTV版とはまた異なった観方へと誘うのです(詳細は②と③)


②2人のレントンの相違
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」
この言葉、TV版だとレントンは明確に理解をした上で行動に至っています。
彼はエウレカと出会い、好きになって、彼女と共に生きたいと願いました。
2話から彼がその信念の元に行動出来ていたのは、正の面を教えてくれたダイアンと負の面を教えてくれたアクセルがいた事に起因しています。
上記の言葉はサーストン家の家訓なので、その教えが染み付いていたレントンは臆せず行動出来た節もあるのでしょう。
自分の為に教えてくれた姉や祖父の教えを胸に秘めつつ、自らで行く事を心に決めて動き、結果を出そうと邁進していくのです。
なので、TV版における家出回の一連シーンと言うのは、自分の初心を思い返すための言わば布石に過ぎません。
自分が「選択」してきた事を思い出す一連の回こそ、あのチャールズとレイ(+バクスター夫妻)の出会いにあると言えましょう。

そして『ハイエボリューション』のレントン
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」
彼には、幼少時よりその意味を教えてくれた存在がいません。
なぜなら、ダイアンもアクセルもこの世界には居ないから。
サーストン家の家訓自体が、父の不在によって完全に語り継がれる事もなく途切れてしまったから。
よって、その意味を完璧には理解してはいない少年の行動は、よく見るとTV版と全く違います。
エウレカとの出会いは、彼女にスカウトされたから。
月光号に乗れたのは、スカウトに乗った事で生まれた偶然
その結果、彼女に拒絶されて、月光号も嫌になって、最後は逃げ出した。
『ハイエボリューション』の少年は「選択」と言う言葉の意味を考える事無く、只々逃げ続けてきただけだったのです。
TV版のレントンは「逃避」であり、『ハイエボリューション』のレントンは「逃走」になっていると言えるでしょう。

選択してきたと言う免罪符で自分を騙していたが、これは逃げと言う選択を選んだのではなく、しょうがないから逃げてきただけに他ならない。
私が『ハイエボリューション』のレントンを「ホールデン・コールフィールド」と称したのは、地味に的を射ていたかもしれません。
私はホールデンを最高の主人公と思っているので、最高に興奮しましたけど。
しかし、チャールズとの最後のフライトで、ハイエボリューションの彼はやっとアドロックの言っていた意味を理解しました。
世界の美しさと、勝ち取りたいものと、ねだらない強さ
「選択」と言う言葉が齎す高尚な意味に、彼はようやく実感で以って理解出来たのです。
先人達に教えられずとも、自分でその意味を理解した少年の姿がそこにはありました。
今まで流され続けてきた自分に折り合いをつけ、やっとアドロックの言葉を肯定出来るようになった。
これは『ポケットが虹でいっぱい』の彼と同程度の成長を遂げたと言えるでしょう。


③サーストンとビームス
『ハイエボリューション』のレントンは、サーストンの姓とTV版以上に向き合っていない点が多々見受けられます。
しかし、彼がレントン・サーストンになるまでの軌跡と考えた時、TV版よりも成長していなかった彼の飛躍的な変化を痛感出来ました。
最初に語った自己紹介、それはレントン・ビームス
最後に語った自己紹介、それはレントン・サーストン
上記の違いからも充分、把握出来る事でしょう。

だからこそ、今回、過去の映像は必要だったのかもしれないと思いを馳せてしまいます。
過去からの脱却を図る為に過去映像を使うと言うのは、矛盾しているかもしれません。
しかし、8:3と16:9の映像で比較を行わせて、変化した事自体は如実に伝えられています。
この演出が、主人公レントンの視点が広くなった証、そして、観衆にもそれが伝わるよう取り組んだ証と、私には感じられました。
また,TV版と異なっているのは上記からも解るでしょうが、本作は言わば『交響詩篇エウレカセブン』と最も似通った世界観なのです。
だからこそ、本作は過去の映像がやたらに多かった。
つまり、次回作からは全く異なった新しい作品を見れるのだと、想定出来たのだと思います。
アドロックが最後に見たのは2つの「地球」
思いの馳せる考察が、尽きる事はありません。


そう、これは自己肯定へと至る序章に過ぎない。
新世界への息吹を感じた『ハイエボリューション』
アドロックの息子として縛られない、レントン・ビームスとして始まる。
               ↓12分後
ビームスの養子として縛られない、勿論アドロックの息子としても縛られない1人の個人、レントン・サーストンとして生まれ変わる。
1人の人間として、この第1章で「レントン」に再生したのです。

ここからが彼の始まり、物語の始まり
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』における彼の活躍も大いに期待しています。



2018年11月15日再追記
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』を観ました。
「進化」を見出す事が出来て、相対的に評価が上がったので、此処に記録として遺す事と致します。
私は、彼の生き続けている記録と、彼女が戦い続けてきた証を、否定したくはありません。

投稿 : 2018/11/15
閲覧 : 430
サンキュー:

9

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

初見殺しのファン殺し

本編:約90分

TV版 視聴済み


感想

まず、TV版を観ていない人はお勧めできないです。

最初の約30分弱は、10年前に起きたサマー・オブ・ラブ(トラパーの異常発生による大災害)の詳細を描いており、TV版では観れなかった話なので良かったんですが、その間 主人公のレントンは、当たり前だけど全く出番なし。

話は、レントンがゲッコウステイトから家出をし、ビームス夫妻と暮らすも、実はビームス夫妻がtype ZEROとエウレカを奪取するように要請されていた軍人だと知り、エウレカを救うべくビームス夫妻から別れ、一人ゲッコウステイトを目指す所からの回想する組立で、これが時系列バラバラで分かり辛いし、しかも同じシーン(ビームス夫妻との別れるシーン)が2回も出てくる始末なので、初見殺しのファン殺しです。

しかも、この回想シーンはTV版と同じ画面比率4:3
これって使い回しじゃないの?
てっきりフルリメイクだと思ってたからがっかりです。
全3部作として、1年後ごとに2,3と続く予定で、2は2018年の秋頃だとか。
はぁ~
使い回しして1年も製作期間必要なんですか?
ゆとり制作なの?
納得いかないなぁ~
2は完全新作に期待したい。

設定も、レントンは初めからビームス夫妻の養子として育ってる事になってて、TV版とは少し違っているからパラレルなのかもしれない。


声優さんでは、やはりホランド役の 藤原啓治さんから 森川智之へ変更されてて、ちょっと違和感で残念でした。
それと、レントンの父親 アドロック・サーストンの声が 古谷徹さんで、ちょっと役の年齢には若く聞こえてしまって、これまた違和感
古谷徹さんって、若い主役やってたアムロや春日恭介、星矢の声のイメージが強すぎるので^^;
なので、もう少し年取った声出せる配役のが良かった気がします。


主題歌
「Glory Days」歌 - 尾崎裕哉
正直、僕的にはあまりイメージではなく、イマイチでした。
どうせならTV版でも歌ってた有名どころの FLOW がよかったなぁ。


まとめ

自分は、このエウレカセブンTV版を当時、毎週観ててお気に入りしてる作品です。
2009年に公開された劇場版「ポケットが虹でいっぱい」では、パラレルすぎて観なきゃよかったレベルの感想でした。
んで、今回のエボリューション1には、今度こそ!っと言う気持ちと、また裏切られるのかな?っと言う気持ちの半々で観に行った訳ですが・・・
蓋を開ければ、回想シーンは使い回しで、時系列もバラバラ、同じシーンが出てくるわで ガッカリデス!
良かったのは
最初のサマー・オブ・ラブは、新作カットで見ごたえ十分あってよかった・・・くらい?
あとは、久しぶりにエウレカ観れたのと、エウレカの声 名塚佳織さんの声が聴けたのが良かった。
僕的に、名塚佳織さんの声と言えばエウレカだったので。
(これって作品評価にはいんないよなぁ)
悲しいけど これ 現実なのよね。
結果、ハイエボリューション1は、期待した分 残念としか言えない。

2こそは期待したいなぁ。。。

投稿 : 2017/09/21
閲覧 : 292
サンキュー:

25

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

チャールズ夫妻とレントンの成長

冒頭にサマー・オブ・ラブの猛烈な戦闘が繰り広げられる。デューイとホランドはまだ兄弟としての絆を保っている。アドロックはやはり一科学者に過ぎず、英雄と呼ぶにはまがいものであると自身で語っている。

PLAY BACK とPLAY FOWARDを繰り返しながら、チャールズ夫妻との決別を覚悟するまでが描かれる。

TVシリーズとの違いは、アドロックがレントンをチャールズ夫妻に養子に出していたということになっていることだ。多分この世界には育ての親であるじっちゃんは出てこない。

製作側もエウレカセブンという話を咀嚼しきれていないから、この作品で最後まで語りたいのかなと感じる。

チャールズ夫妻の温かさからの決別が、この物語の一つの屋台骨になっていたと感じた。

当初、レントンは退屈な現状を打破するために、ベルフォレストを出た。エウレカはきっかけに過ぎなかった。

当初の目的は達成され、エウレカを守るために奔走する。しかし、自分の能力や常識を超えなくてはならなくなり怯んでしまう。

リフボードが良い例だ。憧れのホランドの言うことを鵜呑みにして、自分で考えて、物事を決めていなかったことに気づく。

チャールズ夫妻は優しいが、残酷でもある。レントンにねだるな勝ち取れと促しているのだから。

投稿 : 2017/09/17
閲覧 : 193
ネタバレ

yasu さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

微妙

予想していたとおり、ほぼTV版の切り合わせ。新規なのは冒頭の10分程度。

TV版のビームス夫妻とレントンのくだりは好きだが、映画館で再度見ても。。

予算がないのか?

それより次回予告がすごく気になった。次回は期待できるかな。

投稿 : 2017/09/16
閲覧 : 196
サンキュー:

0

ネタバレ

カラオケ鍛錬中 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新規参入にはおススメできません!

まず自分は交響詩篇エウレカセブンが放送していた時にリアルタイムで観ていました。そしてこの作品がとても大好きです。全話通して30回ぐらい観ています。それを踏まえて感想を書きます。まず新規に書き下ろされたシーンは冒頭の10分から15分ぐらいです。それ以外はアニメの使いまわしと思われます。セリフは当てなおしています。なのでこの時点で新規参入の方は置いてけぼりを食らうこと間違いなしです。この作品が好きな人からすれば当時を思い出せたのでいいのかなと思います。正直3部作なので現時点では評価がしづらいですがそもそもが各キャラクターに焦点をあてて描かれる今回の劇場版なので、コンセプトとしては間違っていないと思います。今回はレントンがメインの話です。ですのでアネモネファンのみなさんは次回に期待しましょう!作り方がアニメ視聴済みを前提に作られていますので、見たい方は、最低限テレビアニメ版を観てから行きましょう。(個人的にテレビアニメから劇場版になる場合テレビアニメを観ていないで観に行く人もなかなかチャレンジャーだとは思いますが。)

投稿 : 2017/09/16
閲覧 : 188
サンキュー:

1

ネタバレ

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

{netabare} ネタバレ {/netabare}

評価はしません。
先週の上映会を見てきました。
エウレカの中身が劇場に来られるからではありません。

満席でした。隣の男性が「レントンと同い歳」っていわれていて、見渡すと男性も女性もほとんどが20代後半ってかんじでした。30代も多いですが。

以下は、観るつもりの方はみないほうがいいかと思います。
個人の感想です。あんまり怒らないでください。

{netabare}

・作り手に天才はいなかった。先週まで天才だと思っていた。監督とか脚本とか。
・なので、サマー・オブ・ラブは描くべきではなかった。
・予算たっぷりのはずのSoL演出なのにわりと退屈した。

・無理に親子愛にフォーカスしたのは無理筋。
養子になってからの期間を鑑賞中にきちんと計算できるひとはそんなにいないだろう。私は混乱した。

{/netabare}

もっとも不満の主要因はわかっています。

{netabare}
ピンクの髪の子がいないからだ。ちらちらするが。あはは。
どうやら、「エウレカセブン」でなくて、「アネモネセブン」を観にいったつもりだったらしい。
{/netabare}

「つづく」

映画館でどうぞ。ポケットよりはぜったいにオススメ。

投稿 : 2017/09/14
閲覧 : 199
サンキュー:

6

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 39

はなまるき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/13
閲覧 : 8

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 10

ぷのすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/05
閲覧 : 9

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/08
閲覧 : 11

ニノマエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/24
閲覧 : 10

しょう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/17
閲覧 : 10

ぞろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/31
閲覧 : 11

メモロビー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 14

kunka さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/01
閲覧 : 16

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 17

ヒロポン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 19

しゅらは さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 38

ユージン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/08
閲覧 : 35

ヌンサ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/11/23
閲覧 : 38

ニムロック さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/28
閲覧 : 18

こぅきぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/31
閲覧 : 53

osakajoe さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/24
閲覧 : 51

リョーマψ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/21
閲覧 : 47

れみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/01
閲覧 : 52

Kumi さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/27
閲覧 : 58
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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1のストーリー・あらすじ

10年前、世界を揺るがせた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」が起こった。そこで父アドロックを失った息子のレントンは今、辺境の街ベルフォレストで塔州連合軍軍学校に通っていた。英雄と讃えられる亡き父。なにもない単調な毎日。レントンにとって自分の身の回りにあるすべてが息苦しかった。そんなレントンの前に、世界最古のLFOニルヴァ―シュが突如姿を現す。そのコクピットから姿を現したのはエウレカだった。レントンとエウレカの、必然と偶然の間で揺れる出会い。それこそが人類と異種知性体スカブコーラルの未来の始まりだった。レントンとエウレカの旅路は、果たしてどこに行き着くのか!(アニメ映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション 1』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年9月16日
制作会社
ボンズ
公式サイト
eurekaseven.jp/
主題歌
尾崎裕哉『Glory Days』
挿入歌
Hardfloor『Acperience 7』

声優・キャラクター

三瓶由布子、名塚佳織、辻谷耕史、森川智之、根谷美智子、小杉十郎太、久川綾、古谷徹

スタッフ

原作:BONES
総監督:京田知己、監督:清水久敏、脚本:佐藤大、キャラクターデザイン:吉田健一、メインメカニックデザイン:河森正治、コンセプチャルデザイン:宮武一貴、デザインワークス:武半慎吾/齋藤将嗣/出渕裕/コヤマシゲト、キャラクター作画監督:藤田しげる/倉島亜由美、特技監督:村木靖、メカニック作画監督:阿部慎吾、メインアニメーター:柿田英樹/金子秀一/大塚健/横屋健太/長野伸明/工藤糸織、美術監督:永井一男、美術監督補佐:本庄雄志、色彩設計:水田信子、編集:坂本久美子、撮影監督:木村俊也、音響監督:若林和弘、音楽:佐藤直紀

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