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「かつて神だった獣たちへ(TVアニメ動画)」

総合得点
63.9
感想・評価
235
棚に入れた
840
ランキング
3989
★★★★☆ 3.1 (235)
物語
3.0
作画
3.1
声優
3.3
音楽
3.1
キャラ
3.1

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かつて神だった獣たちへの感想・評価はどうでしたか?

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

MAPPA作品の割に残念

1話1擬神兵で陣営数が少ないわかりやすい展開だが、海外うけ風味になっているのか?無理に尺を伸ばした感じなのか展開が悪くワンパターンで単調。
とにかくナンシーが諄い。
擬神兵の切なく重たい話なのだが、1話1殺なので擬神兵達の個性が薄く盛り上がりが欠けているように感じてしまう。
また、進行形の作品なので最後は中途半端に投げる予測はしてたが、収束感なんく、2期あり気の匂わせで終わっている。
MAPPA作品の割に残念なので、海外向け作品なのかなと、やはり勘ぐってしまう。

100点中56点

投稿 : 2019/10/22
閲覧 : 218
サンキュー:

4

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと詳しく彼らの生い立ちや活躍などを知った上でこの話が進んでいたらもっと感情移入できるかもしれない。。

現在を進みながら回想が繰り返される感じで進んでいくので
少し重みが薄らいでしまう気がしました。

「かつて」の前から詳しく話があったら、
もっと感情移入できたかもしれません。

でも、ヒロインとの出会いからということであれば
この流れが良かったのかなぁ??

ん~本当のラストを見るまでは判断できなさそうです。

投稿 : 2019/10/20
閲覧 : 198
サンキュー:

6

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

薄さ<45>

8話くらいまでBGM状態で流し見。
アニメの締め方だけ観ようと最終回も視聴。
個別に元部下を狩ってるところは面白くないからなぁと思ってたけど、最終回の展開見てこれ物語の核心に近づいても面白くはならんなぁって感想に。アニオリか原作通りかは知らないが。
長々問答対決してたけど、敵は欲望通りにやるぜー俺は悪役だぜーだし、主人公はみんな死ななきゃいけないんだって主張のぶつあい。非常に平板。
敵の方の薄っぺらさはおいても、悩んだふりは見せるけどその実葛藤もなく結論決まってる主人公がほどほどに苦戦しつづけるだけに見えてシオシオ。
原作の続きを読むきもなくなった。

ほどほどレイク<55>
1話視聴。
原作を読んでたけど途中で読むのやめたので、期の初っ端の放映じゃなきゃパスしてたかもくらいの期待感。
そんなダメな漫画って評価じゃなく、ほどほどのエピソードがほどほどに続いてるから完結してから一気読みでいいかなぁくらいの手放し方ですが。
アニメでは過去エピソードをまとめてオリジナルな導入としてたので、見ごたえがあって観てよかったな、と。

各話に分散してたのを引っこ抜いてきたってことは、エピソードの再構成も期待していいのかしら。
分が悪い賭けな予感はしつつもとりあえず視聴続行。

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 347
サンキュー:

4

ゲリオ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

平均的に面白くない

1話見て結構面白そうだと感じたか、2話以降はまったく盛り上がらなかったね。
最悪ってほどではないがスルーしても問題ないアニメだったかも。
たしか今期で一番最初にテレビでオンエアされた作品だった気がしたけど、もしも放送が遅めだったら多分触れなかったかな。
予想通り物語が中途半端に終わる「俺たちの戦いはこれからだ」エンド。
続きは原作で…ってことなんだろうが、アニメ初見で漫画買おうと思う人がどれだけいるか謎だ。

獣人など異形の姿に変身するキャラクターが戦う設定は悪くなかったが、淡々と一話一殺といった感じに処分していく退屈さでストーリーに深みは感じられず。
かつての仲間たちを死ななきゃならない存在と決めつけて殺していくって、ちょっと救いが無さすぎるお話と思った。
一応、正気を失うという設定はあるものの何を以て正気とするのか?
自分を殺そうとする人間がいたら、誰しも生きるために反撃するのが普通の対処だろう。
ある意味仲間を全員殺す決心を決めた主人公が既に一番正気を失ってる気がするわ。

それと、途中で主人公が暴走して街を壊滅させてしまうイベントがあった件について、そこに関してもっと苦悩するかと思いきや、ヒロインも主人公自身も何か事件を振り返ってはいけないような様子であまり触れないことに違和感ありまくりだった。
大して展開も考えてないなら、鼻からそんなイベントやるんじゃねーよと。

作画は省エネモードで終始。
スタジオMAPPAって作品によってクオリティに雲泥の差があるように思うんだが一体どういう仕組み?どんなアニメでもハイレベルに仕上げる制作会社との違いは何?
ゾンビランド2期が少し不安になってきた。

投稿 : 2019/09/29
閲覧 : 267
サンキュー:

7

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

重たい内容ですね 63点

内容自体が戦友を殺めることが基本に進み、ある意味どちらも被害者であり、各々の正義があるため、戦争の負の産物を直視するので、明るい部分が全くないままの展開は視聴するにはハードル高いですね。

戦闘シーンについては正直三流な出来なので、ながら見程度で良いかと思います。

本クールで完結に至っていないので、最後をどのように着地させるかについては若干興味はありますが、視聴は一度でいいかなぁとも思いました。

投稿 : 2019/09/28
閲覧 : 212
サンキュー:

4

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

<40> 神、というか悪魔の力を手に入れた人間の、チープなダーク ファンタジー。

1 話視聴。
神、というか悪魔の力を手に入れた人間のダーク ファンタジー。
デビルマンやベルセルクあたりの影響を感じさせるダーク ファンタジー。基本的な設定や、かつての仲間と戦う筋立てはダークで悪くないんだけど、お話も絵もチープで退屈。
視聴終了。

投稿 : 2019/09/27
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

終わらんのかーい!!!

【ストーリー・キャラ】

物語は公式のあらすじ通り、かつて英雄だった元人間の化物たちが害になったので殺そうぜーって話。
ジャンルがダークファンタジーってことで、まあ確かに暗い話ではある。

主人公は白狼っぽい獣のハンクと人間のシャール(ヒロイン)のダブル主人公っぽい目線で進みます。
自身が獣であるハンクが獣狩りをしてるってところから、シャールは父の仇に復習してやるってところから、交わって展開していきます。
後半はほとんどシャールがメインだったかな。可愛いし良いべ。

獣狩りというのも、かつて味方・英雄だった敵を倒していく話なので、
敵なりの心理や回想があったりして、背景もわりとしっかり描かれているような気がしました。

設定がそもそも現実離れしているはずだけど、展開として少々「?」になってしまったエピソードもあった。一応感動シーンになっていたとこもあったし、それはスルーで良いかなw
ラストは匂わせだったし続きがあればそのあたりも描かれるのかな?知らんけど。


【他】

作画に関してはたまに崩れてた気がするけど、そこまで悪くはなかった。
戦闘の迫力もまあ普通。

銃のことよく知らないけど、リボルバーでバレル長いあれなんかかっこいいねw
細くて可愛い女の子が扱ってるのがとても良い。

声優さんはみんな有名で知らん人がいない感じ。やっぱ実力あるし上手いなあって。


原作未読ですが、漫画ってことでまだ続いてそうですね。アニメが続くなら見るとは思います。

投稿 : 2019/09/24
閲覧 : 391
サンキュー:

15

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だんだん良くなってきたけどやっぱり惜しい。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:世界観説明回の1話目だったためか、展開が早い早い。そして作画が意外と雑。
期待度:★★★

1話の高速説明回は置いておいて、2話目以降そのモチベーションと目的ははっきりしたので何とかみられるようになった。
作画が雑なのと立体機動兵器が出てきたときはちょっと萎えた。

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 236
サンキュー:

13

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全話視てみました。

全話視聴終了記念書込(2019/09/18)
物語に関して、いろいろ不満があるので、ワタシ的に高評価はムリです。二期に乞うご期待的に、お話を展開させて終わったのですが、それまでに盛り上がるような内容があったのかと言えばワタシ的に疑問です。終盤に収束よりも発散する方向に向かっていったので、タブン結末はないだろうなと予想できましたが、あまりにぶん投げ過ぎで、これでは今まで視てきた意味がよく分からなくなってしまます。
 題材は悪くない筈なのですが、視終わってお話を振り返ってみると頭の中に疑問符がイッパイです。細かな設定がワタシ的に腑に落ちない気がします。あと、擬神兵を全員葬らないといけないのか、それとも他の方法があるのかでお話を引っ張られると、イライラwします。そんなわけで、もし二期があっても視るかどうか分かりません。(2019/09/23)


題「第一話「かつて神だった獣たちへ」、視ました。」(04/Jly/2019;誤表現訂正)
まずは粗筋を..
擬神兵;禁忌の技を用いて神話の中の怪物に変身できる人間だが、やがて人の心を喪失してしまう欠点があった。戦争終結兵器として目覚ましい戦果を上げたが、戦争終結前夜に、その開発者たるエレインによって、全ての擬神兵が抹殺されようとしていた。擬神兵部隊の隊長ハンクは対擬神兵用の特殊な銃弾で、思いを寄せていたエレインによって突然撃たれる。しかし、その後直ぐエイレンは副団長ケインによって撃たれ、この画策は、ケインの裏切りによって潰えることになり、その後エイレンとケインは行方をくらます。それから回復したハンクは、心を無くしたモノは仲間(擬神兵)の手で葬る、という誓いを擬神兵隊員たちの前でたてていましたが、その実行を開始します。また、思いを寄せていたエイレンを撃ったケインに強い憤りを持っています。..とこんな感じですが、書き漏らした重要な筋があるやもしれません。

 物語は上記の通りシリアス調ですが、ギャグパートのようなモノもあるので、完全な鬱調のお話ではなさそうです。ただ、私のような無知な素人の考えでも、この戦争のやり方は無意味に兵力を損耗させ過ぎです。絶対勝てないと分かったら、退却させて、数を揃えるだろうし、そもそも兵はロボットじゃないので、士気が極端に下がると逃亡するはずです。それ以上に無意味なのは、もう直ぐ圧倒的な擬神兵の戦力が補充されるというのに、何をあわてて城砦に突撃しているのかと。突撃とかダメ押し以外の状況でやっちゃダメだと思うんですが、理解できないです。それから、兵隊だからといって偶々そこにいたために不条理に死ぬ描写が多過ぎです。そんなことしなくても擬神兵の強さや働きは簡単に説明できそうなものですが。それから擬神兵を配備しているというそれだけで、戦闘しなくてもプロパガンダだけで簡単に戦争に勝てると思うのですが。
 チョット話の筋から外れた様なので元に戻したいと思いますが、何処へ戻れば..えーと、ベトナム戦争の映画が作られる以前にそういうお話が流行ったかどうか知りませんが、戦場でしか生きられない人、本作では擬神兵ですが、英雄が一転して社会の排除対象になるお話は、古典的なのでわかりやすい導入だと思います。まだ、世界観や詳細設定の説明が始まったばかりなのでこれからどんな風に展開していくのか興味があります。
 キャラ絵のデザインや背景画もシリアス系ファンタジーの世界観に沿ったものだと思います。製作は話題作を毎年創出し続けているMAPPAで、おそらくクオリティは高いと思います。
 OP曲は、まふまふに「サクリファイス」で、聞き覚えがある声だなと思ったらワタシ的に好きな作品の「クロックワークプラネット」のED曲で聞いていました。ヒステリックな叫び声のボーカルなので、本作のイメージには合っていると思います。
 と言う訳で次回もたぶん視る予定です。

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 353
サンキュー:

10

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間のままだった方が良かったかも

戦争の道具のように人間から獣になってしまった。仲間は、それぞれの葛藤があった。主人公は一番辛い役目だなぁと感じました。ダークファンタジーなので、血のシーン多めです。

投稿 : 2019/09/21
閲覧 : 160
サンキュー:

5

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

父の仇

先進のロケット移動装置、熱いのでは?

投稿 : 2019/09/21
閲覧 : 169
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その者、神か獣か…

この作品の原作は未読です。
視聴の決め手はありきたりですが出演される声優さんです。
くまちゃん、日笠さん、能登さん、真綾さん、市ノ瀬さんにはやみん…
これだけの声優さんを揃えた作品なんです。
気にならない訳がありません。


パトリア大陸に生まれた民主主義国家【パトリア】。
経済的不一致から【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】に分裂したこの国では、長きに渡る内戦が続いていた。
劣勢に追い込まれた北部は、南部打倒のため、ついに禁忌の技術を用いてしまう。
人間を異形の兵士への造り変えるその術は、人の姿と引き換えに神にも喩えられる力を得るというもの。
その力により長き戦乱は、和平へと導かれる事となった。

【擬神兵】、それは【神】と称えられた救国の英雄。

時は経ち、戦争が過去へと移り変わる今。
人の姿と引き換えに【擬神兵】となった者たちは、その過ぎたる力故、
人々からただ【獣】と呼ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。

元擬神兵部隊の隊長・【ハンク】は、【獣】に身を堕としたかつての戦友でもある【擬神兵】を殺す者【獣狩り】として旅を続けていた。
擬神兵だった父の仇を探す少女【シャール】はハンクと出会い、父の死の意味を知る為、共に旅することを決意する。
やがて知る、戦い続けなければならない本当の理由。
そしてハンクが探す【獣を解き放った男】の存在。

仲間殺しの罪を一身に背負い続けていく【ハンク】の旅路の行き着く先とは?


公式HPのINTRODUCTIONの一部を引用させて頂きました。

見応えたっぷりの作品だったと思います。
声優さんの迫真の演技もさることながら、扱っているテーマがとても重いからです。

人間の欲深さや傲慢さが産み出した産物である擬神兵…
戦争中、間違いなく彼らは英雄でした。
長きに渡った内戦を終結させたのも彼らの尽力によるところが大きいでしょう。
だから、人間は彼らから最大の恩恵を受けてきたんです。

ところが、自分に不都合になったからといって掌を返すように逆賊にまで立場を転落させるのは、いくら何でもやり過ぎでしょうに…
彼らはもてはやされ続けたかった訳じゃありません。
みんなと同じように一緒に静かに暮らすことを望んでいただけなんです。

ですが、擬神兵に懸けられた呪いが徐々に身体と精神を蝕んでいく…

毒を作る時には、解毒剤も一緒に作るのが世の常ですが、毒だけ作って解毒剤を作らなかった結果がこれです。
人の人生って、誰かによって簡単に変えられてしまうほど軽くは無いのに…

だから自分の立場を十分に理解しながらも、あの日みんなで交わした約束を
愚直に履行しようとするハンクの姿と彼が発する言葉には正直胸が痛みました。
人間の行いを「善」と「悪」だけで判断するなら、きっとこの作品を視聴した誰もが人間の行いを「悪」と見做すでしょう。

でも、人間には例えその気はなくても…巡り巡って現実でも結果的に同じようなことをしている気がしてならないのです。
私たちが考え続けなければいけないテーマなんだと思います。

それにしても…そんな擬神兵に寄り添うシャールの姿勢は凄いと思います。
誰もが真似できることではありませんから…
扱うテーマは重いですが、その分だけ見応えのある作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、まふまふさんの「サクリファイス」
エンディングテーマは、Gero×ARAKIさんの「HHOOWWLL」と、劇中歌としてはやみんの「Beatrice's Lullaby」
まふまふさんの曲は相変わらずキレッキレですね。
格好良いんですが、キーが高すぎてカラオケでは絶対に歌えない曲です^^;

1クール全12話の物語でした。
物語の終盤に差し掛かる頃に、物語がラストに辿り着かない確信はありましたが、終わり方としては大分中途半端だったのではないでしょうか。
続編ありきなら分かりますけれど、「13日の金曜日」的ラストはもやもやが残るので個人的にはあまり好きじゃないんですよね^^;
とりあえず、吉報を待ちたいと思います。

投稿 : 2019/09/21
閲覧 : 231
サンキュー:

12

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

徐々に無味無臭に

分かりやすい導入部分、目的もはっきりしてましたがなんだか段々とつまらなくなっていきました。

元隊員とのバトルしつつ苦悩する感じの繰り返しだったからかな?

バトル部分よりも元隊員とのやりとりだとか思い優先なんだろうけどなんせ1話でちょっと出ただけであとは退治する時に流れる昔の回想だけなんで見てる側からすると大して思い入れが出来るわけもなく…


擬神兵をやっつける弾丸を撃てば良さげなところで誰も撃たないし
貴重品かなと思いきや軍人でもないシャールに何発も渡してるし、主人公もトドメにしか使わないし効き目あるのかどうかもよくわからない。

毒霧もはじめから砦に撃ち込みまくればよかったのではとか…
そもそも特殊部隊?のホバー移動もなんだかなんか違和感…時代背景的にあまり近代的な装備がないから擬神兵が脅威でありどうしようもない相手だったのでは?

主人公とライバルはどのくらい獣と化してるのかな?
他の元隊員は人外な見た目なのにこの2人だけ見た目変わらない…

なんかこうガバガバというか説明必要かなという部分が気になってダークで重たいはずなのにそういう目で視聴する事が回を増す毎に出来なくなってしまいました

投稿 : 2019/09/20
閲覧 : 173
サンキュー:

5

yyy さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

駄作

OPに実力のない歌い手を起用してる時点でお察し
内容としては序盤がピークでそこから落ちていく印象

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 160
サンキュー:

5

ネタバレ

BLEU62 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

テラフォーマーズみたいな制服がダサい。

ストーリーは面白いとおもったが、見ていて思ったのは、作画が悪い意味でかたい感じで時代遅れのアニメを見ているようだった。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 323
サンキュー:

4

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

劣化版デビルマン

講談社は自社の大ヒット作である「デビルマン」のリメイク漫画を時代を跨いでは度々世に送り出している。

中でも、1990年の「寄生獣」や2009年の「進撃の巨人」が社会現象にもなる大ヒットを記録したので、立て続けに作っているのだろうが、
正直な話、その結果本作はかなり味の薄まったコピー作品になってしまった。

キャラクターも凡庸であれば、異世界歴史モノとしても構築が浅く、アニメ制作のMAPPAのスタッフのやる気のなさと言ったらこの上ない。

MAPPAと言えば、アニメ制作では古参のマッドハウス傘下の企業であり、その昔、夢枕獏や菊池秀行などの永井豪作品をバブル期的に翻訳し直したようなエログロ原作小説をアニメ化しただけあって特芸のはずが、最近の需要には至らない凡作になってしまっている気がする。

作画も荒く、恐らくはろくにスタッフを割くこともできなかったのでしょう。
逆に原作者に失礼なアニメ化だった気がします。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 218
サンキュー:

8

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

異形の兵士をめぐるファンタジー

禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士・擬神兵。
戦乱の国を和平へと導いた彼らは神と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ獣と呼ばれている。
その擬神兵たちを殺すために旅を続ける獣狩りのハンク。
そして、擬神兵だった父を彼に殺された少女、シャール。
父が殺された意味を知るため、シャールは、ハンクと共に旅することを決意するところから物語は始まる。
------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラは多く、外見は個性的デスが、何となく覚えにくいデス。
全体的に切なく重たい話なのだと思うけど、思ったよりパッとしない展開で、イマイチ面白みには欠けたように思います。
設定は面白く、興味をひいたのデスが、バトルも盛り上がらず、最後まで薄っぺらい感じでした。
ケインとの闘いももちろん決着がつかず、色々な伏線を残して、2期に持ち越しって感じの終わり方デシタ。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 186
サンキュー:

6

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

怪物の姿に変身して戦う改造兵士たちの悲哀を描くダークファンタジー

怪物の姿に変身して圧倒的な力を発揮する改造兵士・擬神兵(ぎしんへい)の活躍によって長い内戦が終わった大陸を舞台に、平和になると厄介者とされた擬神兵たちの悲哀を描くダークファンタジー。全12話。
ストーリーは、擬神兵部隊の隊長だった主人公・ハンクが、各地で人の心を無くして暴走する昔の戦友たちを殺していく、みたいな感じ。題材や図式的にはそれほど悪くなかったと思いますが、実際に観てみると、いまいち盛り上がらなかったです。いちばんの問題点は、過去をしっかり描けていなかったこと。英雄から邪魔者に、仲間から敵にという、戦後の擬神兵たちの境遇の変化こそが物語の土台となる部分なのに、過去の描写が通り一遍なので、あまり気持ちが伝わってきません。尺の制約を度外視するならば、この作品の内容には本編と同等の分量の過去編が必要だったのかも、なんて思ったりしましたが、考えてみると1話完結形式でも観る人の感情を動かせるようなアニメもあるわけで、単にキャラやエピソードの作り込みが浅かっただけかもしれません。
音楽や作画は、まあ普通くらい。声は、ヒロインのシャール役の加隈亜衣の声がかわいくて、個人的には、そこがこの作品のいちばんの魅力でした。
最後まで観終わって、描きたかった世界や目指した方向性は理解できますが、アニメ作品としての出来は平凡という感じでした。主人公の苦悩がもう少し切実に感じられたら、全体の印象も変わったかもしれません。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 201
サンキュー:

14

ネタバレ

RC MBT さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだ生きていたとは

首の吹き飛び方が雑すぎるでも、続きが気になるので見たいです。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 202
サンキュー:

3

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観終わった

1話感想{netabare}
「今期のフェアリーゴン枠?」と思ったらこっちは原作があって初出はフェアリーゴーンよりも前なんだそうな。
じゃあこっちが元ネタ?…といっても何処かで見た感じがする作品ではあるけど。
フェアリーゴンは第一印象を「あすかっぽい」と感じたのだけど、こっちはあすかっぽさは感じない。
変わりに感じたのは…“ガングレイヴ”?
あれの1クール目を1話に詰め込んだ印象、今後ガングレの2クール目みたいな展開になる?

ってか評判悪いのかな?
その気持ちも分かるんだけど、こう考えりゃいいんじゃね?ってことで…批判じゃないです。
バンバン喜んで人殺しは、そりゃ戦争ですもん「オレは××戦線で敵兵○○人殺してやったぜガハハ」と酒の席で自慢話するような世界なんじゃない?
擬神兵投入される前の無駄な兵力の損耗→指揮権違ったっぽいのは語られてたハズ、その大将がロクでなしな描写も。ひょっとしたらその大将は擬神兵は信用してなかったのかも?
擬神兵の存在そのものが脅威・威嚇になる→だから最後首都攻め入る前に終戦迎えた(多分)んじゃないかな。
話がポンポン進みすぎて、擬神兵なるものがあの世界でどう印象持たれてたか・またその印象がどう変化したかの説明が浅いので仕方ないんだけどね。
そこら辺は今後掘り下げてくれ…たらいいなぁ。
ああ、あと英雄が晩年悲惨な目に遭うのは神話の頃からある、これは「英雄の方が支持率得て為政者から煙たがられる」のが根底にあると思うのだけど、まぁよくある。
ということで上記の部分は自分は「あんまり」気にならない、フォロー描写は欲しいけど。

でもって「これは擁護しきれん」(ウラがあってタネ明かししてくれるならそれでいい)ってのでは、技術流出は、ないのん?
擬神兵そのものが捕虜…ってか鹵獲されて研究されちゃうことは無いのん?
擬神兵は本当にあの部隊だけ?エレイン博士以外に研究者ナシ?
エレイン何者だよ…特殊な儀式が行える古代人の末裔?
敵側が「こりゃ敵わん」と思ったら次に狙うのは博士だと思うのだが、前線に出しちゃって良いの?拉致されたらどうすんの?
ひょっとして、擬神兵化する材料なり儀式行う場所なりが北軍側の領地内にあって動かせない存在だったり?
その場所には他にも研究者が居たりして??
無理心中図ったのは機密保持のための口封じだったりして。
…。
擬神兵を作り出す方法(同時に解除のヒントもあるかも?)を記した「黒の妖精書」を巡る話に展開したら爆笑。

まぁツッコミというよりは妄想ですね、そこら辺明かしてく展開になってくれたいいなぁという。
単に順番にかつての同胞を殺してくだけで、「なんて悲しいんだー」を推すだけだったら、ちょっと…う~ん。
ってかその可能性高そうで評判悪いんだろうね。
げ、原作は読まないぞ。{/netabare}

2話感想{netabare}
ちょwこれギャグアニメだったのかww
戦争行った父ちゃんがドラゴンになって戻ってきて…子供たち受け入れはええw
御伽噺的な…日本昔話的なノリで、リアリティとは真逆を行ってて(1話のノリと違いすぎて)笑っちゃったw
「父のカタキー」で追い回すのかと思ったら「理由知りたいから同行する」だって。
そりゃまぁよくある展開ではあるんだけど、話進むのが早くて説明が足りてないというか、薄っぺらい。
「そういう展開にしたいのでそういうことにした」が丸見えというか…いやでもどうなんだろう。
そこまで話を急いで、この先どうしても見せたいエピソードがあるってことだろうか?

それにしても、あのドラゴン埋葬するの大変だったろうなぁ。{/netabare}

3話感想{netabare}
普段からコート着込んでるから寒冷な気候なのかと思ったら寝る時半裸になっててワケワカランw
案外暖かいの?
でもって戦争終わってから何年経ったんだっけ?
罠かかったらそのまんまもアレだけど、白骨化って…。
砦はずっと拡張し続けてたみたいだから、中心に進むほど亡骸は古いものになってくとかいう演出は欲しかったかも。
あと、ハンクが昏睡中の二ヶ月の間に何があったのか元同僚に尋ねないのね、もうそれは知ってるってことなんだろうか。
それも含め擬神兵が世間からどう認識されてるのか不明でイマイチ入り込めないでいたのだけど(いかんせん悪い噂立ってそうだよね)、次回そこら辺やってくれるのかな?
作画の影響もあるんだろうけど、今んとこ「導けオシエちゃん」の無いキリングバイツ。{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?前回の最後、擬神兵狩りの隊が結成されて「出陣じゃー」みたいな感じで終わったんじゃなかったっけ?一応吸血鬼?も出たけどさ。
今回それの続きかと思ったら関係の無い話に。
そして最後でやっと吸血鬼の方が出て…こ、今度こそちゃんと次回で拾ってくれるんだよね?
「3話感想」でも書いた様に、隊長が昏睡状態の時にナニが起きたのか──他の方も突っ込んでるけど拘束・秘匿されないの?実験動物にされないの?監視居ないの?等──そういった問題に対し何か取り引きをしたので現状のような「お天道様の下そのままの姿で手ぶらで故郷へ帰る」が実現したと思うのだけど、それが分からんことにはどうにもこの作品世界に入っていけない。
鉄道会社の人も、立場上インフラを死守するのは当然のことで、あんまり悪い人の様に描写されるのはちょっと…報連相を怠ったハンクの方が悪くないか?アレ。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
5話は口うるさい風紀委員長の話。
それよりも6話ですわ。
「あれー?この展開最近どこかで見たような…」と思ったらアレだ、“ブラッククローバー”だ。
あっちもラスボス的ポジがそれまで信奉して従ってた配下に対し「今までよく働いてくれた、だがもう用済みだ」と始末しにかかる(実際殺すまでは至ってないけど)展開を先週やったばっかりで。
そんな珍しい展開でもないので被るのはまだしも、1週間以内に同じネタとは…しかもブラクロは以前“賢者の孫”とも同じ週にネタ被りしたことがあって「え、また!?」とビックリ。
自分そんなアニメ見てないけど放送されてるアニメ全部見てたらこういうことって結構あるのかね?(更にドラマや特撮見てたら尚更)、クールの変わり目ならまだしもさ。

ということで、ケインは恐らく「和平に不満を持つ富豪達」をスポンサーにしてたけど、もう用済みだとして粛清してくださいました。
これは政府(和平推進派)からしたら願ったり叶ったりだったりして。
ひょっとしてコレを狙ってワザとギシン兵に自由が与えられてたってことは…ないかな?
ようやくギシン兵討伐軍が登場したけど、あんまり「国を挙げて」って感じがしない。
ここはもうちょっとハンクとは別ベクトルの、人の身のままギシン兵を狩るためのエキスパートっぽさを見せて欲しかった。

というか、ハンクとクロードにはこれといった因縁は無いよね?
今後明かされる??
それとシャールを心配するライザのタイミングがおかしいような…。{/netabare}

7話感想{netabare}
原作読んでないぞ?すっとぼけてるワケではないぞ?
2話のドラゴンの死骸はどうやって埋葬したんだろう→地元の住民が埋めたん“だろう”→あら大変ねぇ
ってことで2話感想で書いたワケだけど、えっ?軍が埋葬したの!?
特別な説明描写が無いのなら、軍が関わってるのなら死体は研究用に持ち帰る“だろう”と思うのが普通の判断じゃない?
あっるえ?ギシン兵研究は完全に破棄されたってこと?そんなことある?
南北和平調停の時にそれが条件だったとか?
なーんかね、「国の偉い人がそんな判断する?」ってのがずーっと引っかかってるワケで、ひょっとしたらウラがあるのかも?ってことで見てるワケだけど、なんかずっと違和感が果てしない。
クロードが大統領の息子ってことで、もしかしたらその線で「国の偉い人の思惑」に踏み込んでくれるのかも知れないが、いい加減そこら辺出てきてくれないと違和感が不快感になるのも遠くない。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
8話、歌を聴いて欲しいのに途中で眠られてしまって、それに怒って顔にラクガキをする話…ウッソデース。
てかよう、ほんとによう、戦後ギシン兵は監視付けずに放逐したのか、それは確定でいいのか。
9話、う~ん、「人間とバケモノとの間で揺れ動く気持ち」みたいなのを書きたいのは分かるんだど、前期の“どろろ”や同期の“BEM”に比べると弱いというか、感情移入しづらい。
何度も何度も書いてて多分総評でも書くハメになりそうだけど、世界観が釈然としない。
そしてハンクはいつの間にか「手から血が、血が落ちねぇンだよおお」って精神状態に。
ん?「自分がいつ正気を失うか分からない不安に慄く」と「手にかけた人の亡霊に悩まされる」は別じゃね?
自分が正気を失くした時に殺した人間の亡霊に悩まされるのなら分かるけど…あれ?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
ヤバイ!意味が分からないw
11話冒頭クロードがハンクを拷問にかけてギシン兵の詳細を吐かせようとしたが…えええ、そんな情報は終戦直後、「放逐」する前に取ってあるんじゃないのか!?
終戦後に新たにギシン兵が生み出されてるって設定ならまだしも、今ん所処刑した連中どいつもこいつも戦争中の思い出話してるじゃん。
終戦時にギシン兵が逃げ出したって設定ならまだしも、1話見る限り軍がわざわざ故郷へ送迎してやってるじゃん、送迎前に調書取らなかったの?
あっれー?
ハンクを責め立てた所で、今更何を聞くんだ?と不思議で仕方ない。{/netabare}

最終回感想・総評(上の各話感想と重複した文もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
うわぁ、最終回でやっちゃったなぁ。
2話の頃かからずっと戦後のギシン兵に対する政府・社会の扱いが不可解で、そのせいでこの作品世界に入り込むことが困難でした。
ギシン兵は拘束・秘匿されないの?実験動物にされないの?監視居ないの?等。
エレイン博士の予測が正しいのかも不明だし、他にギシン兵の研究者が居なさそうなのも不思議。
戦争終結&第一人者の博士死亡でギシン兵の研究が凍結って、ある?
要は1話でハンクが撃たれて昏睡してる間に、政府間で「ギシン兵はこれこれこういう処遇とする」という取り決めを“どの様に決定したら、作中のような状況が実現するだろう?”の部分が見えてこない、推察もできない。
それで、何かウラがあるのかも?後で明かされるかも?と見続けた訳だけど、最終回で見事悪い方に予感が当たってしまいました。
「腐食の毒霧」の登場…ギシン兵由来の毒をギシン兵ではなく普通の人間でも使えるようにした兵器なのだけど、「そういうモノを研究するために戦後ギシン兵に自由が与えられることは無いんじゃないの?」という“突っ込み(違和感)”を強化する展開に…ナニソレー!?
総評だし目立つようにもう一回書いておこう。

最終回「腐食の毒霧」の件により、「そういうモノを研究するために戦後ギシン兵に自由が与えられることは無いんじゃないの?」という初期の頃から抱いてた違和感が強化される展開に

「ねぇ、これおかしくない?」と尋ねたら「ああそうだとも!」と殴り返された気分w
だったらもう「戦後実験動物扱いされてたギシン兵が自由を求めて政府と戦う話」ではダメだったのか。
「ケインの暗躍で一旦は自由を得たけど、その肉体を研究したがってる継戦派やテロリストに狙われる話」ではダメだったのか。
「実は南側に死亡扱いとして北に返還してないギシン兵の捕虜が居る」ではダメだったのか。

恐らく「人間同士の戦争」と「バケモノに改造された兵士の悲哀」を描きたかったんだろうけど、組み合わせが悪かったのか混ぜ方を誤ったのか…とにかくバランスが悪い。
または「同胞のモンスター同士の哀しい殺し合いの絵」が先にあってそこから肉付けしたのかも知れないけど、それだったらもっと作画コンテ演出を頑張ってくれないと…う~ん。
ハンク自体が政府公認なのか追われる身なのか、もうそこから分からないし。
そもそも目的が最初から「ウラがあるのかも?」と疑って見てたため、○○は納得できない××は共感できる、みたいなことすら起きない。
また「肉体はどうであれ魂は人間だ」というテーマだと仮定すると、同期にやってる“BEM”や“グランベルム”より何歩も劣るかと。
それと無駄なお色気シーンが意味不明。
オチというか引きについても、単に「なんかありそう」と濁しただけで、別に続編を作る予定は無いんじゃないかな。
というか、もし続きがあったとしても上記の違和感の部分を解消できる納得のいく展開は期待できそうにない気が…。

ただ収穫?としては変な話だけど、自分は“ヴァイオレットエヴァーガーデン”(TV版、映画は見てない)は批判的な意見だったけど、これ見たら「エヴァガって随分マシだったんだなぁ」と考え直すことに。
あっちも終戦直後が舞台で主役が戦時中は生体兵器みたいな扱いで、時には自分が殺めた人の亡霊に悩まされる等、似てるかどうかは置いといて共通してる部分は結構多いかと。
(義手のテクノロジーが禁忌で、それのケリをつけるために同じサイボーグ戦士と殺し合う展開にしたら“かつ神”になりそうじゃない?)
えええ、まさかこんな形で京アニ支援ってワケでも無かろう、いやぁ参ったねハハハ。

もう一つ収穫?としては、やっぱり似た感じの作品“フェアリーゴーン”の分割2クールのインターバル最中にこの作品が放送されました。
少なくともゴーンの1クール目はなかなかにアレな出来で、果たして2クール目をやって「かつ神よりマシ」となるか「かつ神より酷い」となるかは結構楽しみだったり。
そういう意味では楽しんでることになるのか?性格悪いけど。{/netabare}

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 590
サンキュー:

15

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

壮大なマッチポンプ?

詳細は公式でも。

戦争の道具として、人間を獣化させて戦わせる
「擬神兵」を作り出したが、暴走して人間に
危害を加えるケースも出てきた。

そして戦争は終結。しかし、擬神兵たちは
平時においては犯罪を繰り返す厄介な存在に
成り果ててしまった。そんな各地に散らばった
元擬神兵たちを始末(獣狩り)するために、
擬神兵部隊の隊長だったハンクが出動する。

というような話なんでしょうかね。

自分たちで作り出しておきながら、困った
ことになって自分たちで処理するという壮大な
「マッチポンプ」のような作品でしょうね。

制作はMAPPA。「どろろ」の手が離れたから、
そのリソースをこちらに割くというところ
でしょうか。

音楽はOP・EDともにニコ動の歌い手を起用。
まあ純粋なアニソンシンガーという人が
少なくなってきているので、若手バンドを
使ったり、メジャーな鈴木雅之を使って
驚かせたりしている業界ですから、そこに
歌が入っていれば何でもいいという姿勢は
わからなくもないです。ただ、音楽は作品を
生かしも殺しもしますので、そこを疎かに
すると名作にはなれないのではないかと。
劇伴もずいぶんと古臭い。「ゴジラ」みたいな
ストリングスのBGMでズコーってなりましたw

初回は作画も展開も過不足なく、わかりやすい
始まりでした。まあ、この世界観とテーマが
面白いかどうかというところでしょう。
今のところ、そんなに興味はない感じですが、
果たしてどうなるでしょうか。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
なんだか別のアニメを観ているのかと思うほど、
初回と繋がらない始まり。
しばらく経って、ようやくハンク登場で、ドラゴン
のお父さんを射殺しますよと。

返す刀で、超人ハルクみたいな部下を始末する。
ドラゴンの娘が、父親が死ななければならなかった
理由を知るためにハンクの後始末旅についてきます
よって話です。
{/netabare}
なんでしょうなあ。
こうやって毎回1話単発モノで、かつての部下を
抹殺して歩く行脚旅のストーリー?

初回から急降下です。
作画も大したことないですし、お涙頂戴っぽい造り
の割には深みも感動も爽快感もない。

今期は観るものが多いので、次回で判断します。

=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
う、う~ん…
臆病者の若い元部下が籠城して、まだ戦争を引き
ずって地域住民を恐怖に陥れていると。

で、ハンクはついに獣化して部下を始末しました
とさという内容。
特に矛盾もないし、行動におかしなこともない
けども、面白くもないという。
{/netabare}
困りましたね。でたらめな作品ならバッサリ切る
ところなんですが、いちおう辻褄は合ってるので
わからなくもないというか。

ただ、結局は獣化した部下を1話1殺していく
だけの話ですし、そのバトルもなんか微妙…

次こそ、内容次第で判断します。

=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
突進する巨大な獣人を殺します。
まだ、彼には人の心が残っており、海が見たかった
んでした。というお涙頂戴なお話。
て、最後に元副隊長という、ベタな敵キャラと、
一緒にいる幼女。なんか、そうなると……
{/netabare}
う〜ん…
なんとも古くさいキャラデザ。今期「BEM」の方が
ぜんぜん今風なキャラデザですわ。

なんとなく劇伴も含め、前期の「どろろ」を引き
ずっているんじゃないのかなと思ってしまいます。

=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
主人公は行方不明。そしてヒロインのシャールは
故郷に戻っていた。そこに、死んだはずの父親・
ウィリアムが獣化していて、また村を襲う。

なんで?

「擬神兵のなかには、生命力が強くて死んでも
肉体が蘇る者もいるのよ」じゃないって。
そんなことしたら、殺し回ってきたここまでが
全部意味なかったことになるじゃないですか。
{/netabare}
おそらくシャールが父親と完全に離別すると
いうことを描きたいのだと思いますが、これを
こんな中盤に持ってくることなのか謎です。

正直、まったく面白いと思っていないままに
7話まで惰性で観てきた印象。

なんだかなぁ…

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ラスボスとの最終決戦……なのですが、いろいろ
アラが目立つ演出で。
変な毒霧で人間はバタバタ倒れ、杉田の半人半馬も
ぶくぶく傷から溶けてしまったのに、主人公と
ラスボスだけ平気だったり。そもそも主人公は、
どういうきっかけで傷が一瞬で治るのか。
治るのに、痛がってるし。
ラスボスも爪で切り裂いてもダメージ受けなかった
のに、最後にパンチを食らってダメージ受けるし。
そして、消えるように逃げて、俺たちの戦いは
これからだエンド…。
{/netabare}
これが本当に、あのMAPPA制作なの?と思うくらい
出来の悪い作品でした。ストーリーも演出も。

構成も問題で、1話で本当にサラッと戦時のことを
見せただけで、あとはすぐに戦後の擬神兵抹殺だけ
のルーティン。
擬神兵たちのキャラが深掘られてないから、
いくら殺されるときの悲しみ、怒りを見せようと
しても、まったくカタルシスを感じることが
できませんでした。

擬神兵、特に主人公の能力というか獣に変身する
きっかけがランダムすぎて、常に頭が混乱します。
気分によるの?

完走しましたが、たいして面白くもなく、感動も
驚きもない駄作と言わざるを得ません。
まったくオススメできませんね。
ネタアニメとしてもね。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 347
サンキュー:

9

ざび さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

続きが気になって漫画を買うレベルではありませんが…

戦争兵器として造られたもの達が、その後どういう扱いを受けるのか、どういう選択を迫られるのか。

そんな感じで全話通して話が重くて暗いので、タイトルが良さそうだなと軽く見始めると後悔するかもしれません…。

ただし漫画原作という事もあって、ストーリーはしっかりしているし、キャラも個性的でつまらなくはないです。端的に言えば惰性でもつい観てしまうぐらいのレベルはあるかと思います。

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 185
サンキュー:

7

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

暗くて先が読める話は魅力に欠ける

原作:漫画 未読

感想
獣に変身して戦争に参加し、活躍して擬神兵と崇められるも、人の心が保てなくなると殺されるという、なんとも悲しいお話。(ざっくりね)

まだ人として精神的に無事な元擬神兵の隊長 ハンクが、同僚で仲間の擬神兵を殺して回るんだけど、これって悲しい結末しか見えてこないよねぇ。
普通に考えると、ハンク自身 心を失くして最後は殺されるんじゃないの?って。
それもメインヒロインのナンシー・シャールに。(知らんけど)

あ、ナンシー役の 加隈亜衣さん 独特で可愛い声してて好きです。
特徴あるので、すぐ加護亜衣さんだと解るから覚え易いのも良いです。

大体毎話一人ずつハンクが元同僚を退治していく流でしたが、個人的にはセイレーンの話が一番やるせなかったです。


最後はある程度区切りが着いたとこで終わりましたが、話はまだまだ途中です。
ヴァンパイアのケインとの決着がまだだけど、まぁ苦戦は必至ですが、結局最後はちゃんとハンクが殺すんでしょう・・・と予想。
原作が今も連載中みたいなので、まぁしゃーなしですね。

話的には切るほど悪くはないけど、ちょっと暗い話だし、先がなんとなく予想できちゃうから面白味はあまり感じられなかったです。
なので 可もなく不可もなくで、正直毎週楽しみにしてた作品ではなかったかな。
2期あれば観るけど・・・ないっぽいよね(苦笑)

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 188
サンキュー:

20

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一択

 
1話と2話: {netabare}仲間の手で葬る、他諸々、ハンクのキャラを根拠にしてのみ筋が通ると思った1話。
なので、ハンクのキャラを掘り下げる話になればいいわけだが、その前に、鹿は撃てないが狼は撃てる判断基準を同伴させた2話。{/netabare}

3話: {netabare}死にたくないから備えるミノタウロスの迷宮。
要塞を突破できるほどでないと殺せないから、より強固に守るのは死にたいからとは言えまいか?
守って攻めさせて撃退する。そういう特性を見出して、隊長がその役割を与えたと考えると辻褄が合う。{/netabare}

4話: {netabare}いつでも殺せたが、あの状況にもっていく算段がどこまであったのか、がキャラになるわけだが、迷ってるふうでもなし、今回はどっちつかず。
アーサー/ベヒモスは戦中も防御に徹し殺したことがなく、苦しませずにが誰も殺させずにかとも思ったが、断定はできない。
ハンクの独断が過ぎるので、キャラを誰かに代弁させるにしても、難産になりそう。{/netabare}


可愛い犬猫がブームになる裏で何万匹も殺処分されてるとか、ペット・食用として輸入され外来種として処分されるとか そんな話で終わるはずが……あった

{netabare}「戦争での殺し方が死に方」と仮定して、これをもとに解釈を補いながら見てて、
そうでもしなければ、本当に池の水を全部抜くだけの話になってしまうからで、
中には戦中の様子が詳しくない人やあやしい人もいたが、見た限り最後まで一貫していたのはよかった。
ただこれだと、葬る及びその他の真相が明らかになるのはハンクが死ぬ時ということになり、この仮定が確定されなかった理由なのかとも思った。{/netabare}

最終話: {netabare}たぶん、神殺しの弾丸を撃ち込まれて生き残ったことで新たな力が芽生えたということであろう。(そういえばガーゴイルに渡した弾丸の説明が煮え切らなかった)
仮定で一番あやふやだったシャールパパも、復活が殺し方と関係ないなら、敵を脅威とみなして殺し、自身が脅威となったので死んだという見方ができる。

ハンクについてはまだ中途だと思うが、新設定で内容が変容しつつあり、自分が死ぬのを含めて葬ってきたのが、生きて何かを為すのが人だとでもいうような、仮定で言うと、「生き方が死に方」とでもいうような、転換点を思わせる終わり方。{/netabare}

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 205
サンキュー:

5

えりりん908 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見続けましたけど、何が面白いのかわからないままでした・・・

やめた方がいいのに、
なぜだか見続けています。
多分、タイトルがカッコいいから、かな?

中身は、意味がよくわかりません。

普通、戦争のために人の手で作り上げられた兵器は、
擬神兵みたいな生物兵器でも、
戦争が終わったら、
軍とか国家とかで管理されるものなんじゃないかなー?
戦争が終わったら帰郷させておいて、
それで殺して回るって、
何だかアタマ悪すぎませんか?

戦後処理として、
擬神兵は抹殺されることになってしまい、
それに反発した擬神兵たちが
軍に反旗を翻して内乱になって、とかの展開があったのなら、
まだ理解出来るんですけど・・・
それとも本当は、そういうストーリーが、あったりしたのかな?

なんか、誰にも共感出来なくて。

ちょっともう、無理かもしれません・・・




結局ズルズルと、最終回まで観てしまいました。
作画がどんどんひどくなって行って、
お話も中途半端なまま、
終わってしまいました。
続編に含み持たせてたけど、
これでは、続きを観たいって気持ちに、
全然なれませんでした。

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 380
サンキュー:

23

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

え、これで終わり?

人間を獣人化させ、擬神兵(ぎしんへい)として超人的な力で戦争に利用し、勝利した後の話。
獣人化の影響で次第に人間性を失っていく擬神兵。まだ人間性を残している状態で葬りたいとする擬神兵の主人公ハンクと、擬神兵としての権利を守って新たな世界を作ろうとする同じく擬神兵のケインとの争い。
創作ではあるものの、かなり重いテーマを扱った作品。ストーリー展開もなかなかに面白い。
しかし、第一話のクオリティから順調に右肩下がりに低くなっていった気がする。
特に最終話、あれで終り?ケインの勢力が増して、より大変な状況になってしまったのに、なんで笑顔で歩いてる?
それ以前に陽動だと知っていながらなんで戦略的に意味のない北部要塞を落とす必要があるの?
バトルシーンも、ドラマシーンもなんだかいまいちな感じ。
結構グロいシーンもあって、テーマは重厚なくせに、なんだか描写が軽い気がするのだが。たとえば、女性の胸を必要以上に強調する必要ある??
トータルでちょっと残念な感じになってしまったというところですかね。
まだ何も情報無いけど、続きはあるのだろうか?

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 184
サンキュー:

12

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

序SFスーパー英雄(?)列伝20

ギシン兵、それは神と称えられたアニメに出ていた超能力兵士
(いや、それゴットマーズだろうが 汗)

時は経ち、アニメの投稿が紙からネットと移り変わる今。
常識と引き換えに投稿者となった者達は、その過ぎたるアニメの知識故、人々からただ「オタク」と称ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。

って、誰の話だ(おいっ)
まあ、それはともかく、何か2期ありきの終わり方でしたね。
これで2期やらないで終わったら、まるでジャンプの打ち切りマンガですよ(う~ん)
アメリカの南北戦争を舞台にしたような時代設定に、擬神兵という戦争が終われば無用の長物となる存在の悲しみと戦いを加えた感じの内容です。
ただ気になったのが、擬神兵という戦局を一気に変えるような敵が出てきたのに、使用する武器が対人兵器のままって事でしょうか。
特殊部隊としてクーデグラース出てきますが、それなら何故性能が落ちてもいいので神殺しの弾丸を装備させないんでしょうかね。
とにかく敵の兵士が普通の人間ならいいんですけど、これだけ擬神兵が沢山出てくるなら、当然その対応を見せてほしかったですね。

まあ、これは個人的な感想なので、関係ないのかもしれませんが、じゃあ何故最後まで診たのかと言うと、シャールが可愛かったからに決まってるじゃないですか(こらーっ)
最終回の兵士の気持ち、よ~く分かるぞ。
ライザ少尉も魅力的なんですけど、やっぱり違うんですよね~
「何だって~(怒)」
天地人
「あ、あなたはライザ様・・・違うんです、ほらちゃんと魅力的って書いてあるじゃないですか(問答無用)ぎゃーっ」

投稿 : 2019/09/17
閲覧 : 192
サンキュー:

15

MameJ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

え!打ち切り?

と、思うくらい中途半端に終わったんだけど。。。次期創る・・・んだよね?

シャールちゃんが、恩讐に囚われた子供から、信念のある大人、愛ある理解者に成長したのが素敵だったのと、なんせ可愛いのがとっても良買った。

シャールの行く末、ハンクとの約束がどう帰結するのか気になります。

投稿 : 2019/09/17
閲覧 : 5589
サンキュー:

6

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もう少し

原作は未読。

人外の姿となって戦争を戦う兵士とその戦争後という設定は面白いし、ストーリー進行やキャラの心情・行動にも不自然なところはなく、話としてきちんとまとまってはいる。

けど、じゃあ面白いかと言われると、面白いとまでは感じなかった。

ハードな内容でまじめにストーリーは進むのだが、面白い作品と評価するにはいろいろと足りないところがあったのかなーという感想。

{netabare}1話の時点で、やがて獣化する擬神兵たちに対しては、人であるうちに倒すというハンク隊長の決意と物語の方向性が見えたので、その後のストーリーも先が見えてしまい、擬神兵を倒していくのにも消化試合感が出てしまった。

擬神兵一人一人のエピソードをもっと描いていればよかったかというと単純にそうとも思えず、擬神兵は人であるうちに倒すというハンクの考え方だと、この作品を名作にするのは難しいように感じる。

かといって、擬神兵に救いのある展開にしてしまうと作品にならないような気がするし、やはり難しい。

むしろ、ケインを主人公にして、人間との対決を描いたほうが面白いような気さえする。{/netabare}

ただ、アニメ化された部分では、話が途中で終わったので、今後展開が変わっていくのかもしれない。

投稿 : 2019/09/17
閲覧 : 188
サンキュー:

7

ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

被害者面という欺瞞

何を描きたい物語なのだろう。


かつて「神」と称えられた人間兵器が、改造技術の不備から人間性を喪失した「獣」と化して社会から抹殺されようとする。

{netabare}まず確認しておきたいのは、「擬神兵」の誕生は、民主国を代表する「為政者」が開戦を決断して実行させた「戦争」という「人為的行為」において、「人工的」な技術によって徴兵された市民を「改造」することで生じている、という事だ。

技術の不備で「獣」に堕してしまうことも含め、徹頭徹尾、人間の意志から生じる人為的な活動の連鎖によって生まれた「擬神兵」=「獣」には、全ての責任を負うべき「責任者」たちが存在する。

どんな物語を描きたいのか混乱する第一の原因は、こうした「獣」の辿るエピソードが、あたかも避けがたく降りかかる「運命」に翻弄される悲劇であるかのような語り口のトーンにある。

アニメ・マンガ・ラノベの「戦争」は、降りかかる「状況」か「現象」のように描かれることが殆どで、「責任者」などどこにも存在しないかのように不可視化されることが多いが、作者や製作者が、そうした「責任者」の起こす「人為」であるという視点を持てない「気分」を示しているのかもしれない。

本作では、まぎれもなく「人為」が設定されていながら、この「気分」に無批判に流されて、「獣」の悲惨が、「人為」の犠牲であるのか、「運命」が理不尽に下す悲劇であるのかを曖昧にして、視聴者を混乱させる。

人為であれば、あくまで「獣」を人間に回復させる闘争が必然化されるだろうし、運命であれば、前近代の荒神に捧げる犠牲の人身御供のように、その「死」を受忍せざるを得ないだろう。

が、全編を通じて「獣」への対処は「抹殺」の一択で、殺す以外の選択肢が全く考慮されないのは、設定にもかかわらず、これに矛盾する「運命の悲劇」という視点を選択していることを示している。
視聴していて困惑感が付き纏うのも当然だろう。


出来合いのアニメ・マンガ・ラノベの「気分」に流されていることは、現状への不満勢力を統合して体制転覆を謀る組織が、道具として「獣」に手を差し伸べる描写と展開にも表れている。
「現状の政権を批判して対抗行動をとる」ことは「迷惑」=無条件に「悪」=テロ、といった、ひたすら現状肯定が「善」といった「気分」が、「反体制」の「テロ」に同調する「獣」は「悪」=抹殺は正当として、「獣は殺すしかない」という選択肢を、唯一のものとして補強する。


作中には、「政府」、主人公、「一般市民」という、3つの「獣」に対向する勢力が登場する。
が、上述した通り、「獣」への対処は「殺す」の一択で、ほかの選択肢はない。

「殺す」ことは決定事項で、異なるのは殺そうとする理由に過ぎない。

もっとも無責任なのが「政府」だ。

利用価値のある「神」であるうちは都合よく活用していながら、「獣」として手に負えなくなると抹殺して済まそうとする。
そもそも開戦と戦争遂行、「擬神兵」への改造と、全ての「責任」がありながら、「獣」の「人間化」への研究を組織するわけでもなければ、社会復帰の特殊プログラムの作成や、傷病手当や遺族年金の増額をすらしていた形跡もない。

あるいは、作者や製作者に、「戦争」には「責任者」が存在して責任をとらなければならない「人為」だという視点がないという反映であるのかもしれない。
単なる無責任の発露である「抹殺」を、「困難な義務」であるかのように描写する作劇が、こうした責任意識の欠如を物語っている。

そして、もっとも卑劣なのが主人公だ。

「人間」でなくなる前に「死」という救いを与えようという「苦渋の」決断は、「自分も好きで殺しているわけではない」という、要するに自己弁護だ。
かつては自身も「仲間」であったからこそ引き受けなければならない義務だという自己了解は、形を変えた自己憐憫で、政府の機関と並行して「獣」を殺す立場を正当化する自己欺瞞に過ぎない。

政府の命令をなぞるように「心ならずも」と言いながら殺すことは、結局のところ「獣」が邪魔だから殺すことを承認しているわけで、いくら被害者面をして涙を流そうが「獣」から見れば身勝手な自己憐憫に過ぎないだろう。
真に「獣」の立場に身を寄せるならば、「獣」に武器を向ける代わりに、暴力を行使してでも「獣」を「人間」に戻す研究をさせるよう軍や政府を脅迫するはずだ。

最後に、もっとも愚かなのが、「一般市民」だ。

自分たちの「生活」に邪魔なものだから死んで欲しいという理屈は、上述のアニメ的「気分」と同調するもので、視聴者には違和感がないかもしれない。

が、作中に入り込んでみれば、「獣」のほとんどは「徴兵」で、要するに一般市民だ。
たまたま「改造」されなかった一般市民が、たまたま改造された一般市民を「神」と称え、次いで「獣」とを蔑んで殺そうとする。
そこには、自身もまた「獣」として抹殺されるかもしれないという視点が欠けている。

役に立つ間は「神」と呼ばれ、邪魔になれば「獣」として殺される事態は、必ずしも「擬神兵」として改造されることに限った問題ではない。
問題は、役に立つか不要なのかという即物的に近視眼的な価値観に合致しないものは「排除」するという「受けいれ基準」だ。
誰でも病気や怪我をすれば、「役立たず」になり得る。役に立たなくなったものを「獣」と排除するならば、病人もまた役立たず=「獣」の一種として排除されうる。

運よく健康を保っても、「獣」化は避けられない。
人は誰でも老いる運命からは逃れられないからだ。
社会の役に立たない=邪魔者を「獣」化して排除するならば、いずれ全ての一般市民は邪魔者=「獣」となることを避けられない。

生活の邪魔だから無条件で「獣」を排除してもよいと無自覚に信じる「一般市民」は、やがて自らが「獣」として追われるとき愚かさに気づくのだろうか。

いや、視聴者もまた老いる運命にある以上、一般市民の抹殺の論理に同調したり、嘲笑して済ませたりすることはできないだろう。


視聴者の視点の代理人物として、殺された「獣」の娘が、3つの勢力の間でそれぞれの立場を見聞する。
様々な立場を知り、自分の考えを見定めようとするが、「獣」の抹殺が決定事項である以上、どの理屈が一番良心を傷めずに済むかという、受け入れ易い「言い訳」を選ぶだけの意味しかない。

老いる運命にある潜在的な「獣」である視聴者は、いくら抹殺者の悲しみや涙を見せられたところで、納得や満足などするわけがない。


アニメ的「気分」で、「運命の悲劇」として「獣」を見る限り、「獣」に救いはない。
そこには、抹殺者の気持ちを楽にするという意味での「救い」しかない。

「人為」の「無責任」が「獣」を生んだという視点こそが、「獣」を救うだろう。
が、「現状肯定こそが善」というアニメ的「気分」を突破しない限り、「責任者」への抵抗運動は、即ち「獣」の救済は、あり得ない。

「獣」自身の救いが示されない限り、何を伝えたいか不明の物語、という感想は覆らないに違いない。



結局のところ、予断は覆ることなく、「獣」の娘は、主人公の自己憐憫を共有することで「抹殺」に伴う良心の痛みをごまかす姑息な結論を迎えた。

「獣」を「記憶し続ける」心の痛みを引き受けているという被害者面で、「抹殺」を支持する言い訳に換えようという娘の自己欺瞞だが、賭けてもいいが、「獣の想い出」を記憶=記録することはあろうとも、戦争責任者について記録することは無いに違いない。

直接に「擬神兵」化を行った医師は名指しされているものの、彼女に擬神兵化を命じた「責任者」、また擬神兵の「製造」を作戦案として提出した「責任者」、擬神兵を前提とした戦略を承認して実行を命じた「責任者」、そうした一切の戦争遂行に対して意志決定を下した「責任者」

これら戦争責任者の群れは、作中で完全に匿名化=不可視化されている以上、娘の記憶=「記録」に残るわけがない。

「獣」の辿った道筋だけを見つめるのなら、そこに現れるのは「擬神兵」に降りかかった理不尽な「悲劇」だけだろう。
いずれ「獣」が一掃され、「平和」な市民生活が復活する日が来たとしても、残されたものが「悲劇」だけであるなら、「獣」の死は、「尊い犠牲」として称賛されるだけだ。

市民生活の平和の礎となった「尊い命」を無駄にしないよう生きよう、といった責任者を不可視化した妄言は、八月が来るたびに繰り返される現実だけで十分にうんざりさせられている。この上フィクションのアニメでまで聞かせてもらう必要はない。


あるいは何か描きたいものがあったのかもしれない。
が、語りたいもののために設定を突き詰める代わりに、アニメ的「気分」を無批判に導入して済ませてしまったために、「気分」のいい加減さ、無思慮さが作品世界全体を拘束して、何が言いたいか分からない物語となってしまったようだ。{/netabare}

投稿 : 2019/09/17
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かつて神だった獣たちへのストーリー・あらすじ

パトリア大陸に生まれた民主主義国家【パトリア】。経済的不一致から【北部パトリアユニオン】と【南部パトリア連合】に分裂したこの国では、長きに渡る内戦が続いていた。劣勢に追い込まれた北部は、南部打倒のため、遂に禁忌の技術を用いてしまう。人間を異形の兵士へと造りかえるその術は、人の姿と引き換えに、神にも喩えられる力を得るというもの。その力により長き戦乱は、和平へと導かれる事となった。【擬神兵】、それは【神】と称えられた救国の英雄。時は経ち、戦争が過去へと移り変わる今。人の姿と引き換えに【擬神兵】となった者たちは、その過ぎたる力故、人々からただ【獣】と称ばれ、恐れ蔑まれる存在へと変わっていた。元擬神兵部隊の隊長・【ハンク】は、【獣】に身を堕としたかつての戦友でもある【擬神兵】を殺す者【獣狩り】として旅を続けていた。擬神兵だった父の仇を探す少女【シャール】はハンクと出会い、父の死の意味を知る為、共に旅することを決意する。やがて知る、戦い続けなければならない本当の理由。そしてハンクが探す【獣を解き放った男】の存在。仲間殺しの罪を一身に背負い続けていく【ハンク】の旅路の行き着く先とは?(TVアニメ動画『かつて神だった獣たちへ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年夏アニメ
制作会社
MAPPA
公式サイト
katsu-kami.com/
主題歌
《OP》まふまふ『サクリファイス』《ED》Gero×ARAKI『HHOOWWLL』

声優・キャラクター

小西克幸、加隈亜衣、中村悠一、石川界人、日笠陽子、能登麻美子、市ノ瀬加那、坂本真綾

スタッフ

原作:めいびい(講談社『別冊少年マガジン』連載)
監督:宍戸淳、シリーズ構成:村越繁、キャラクターデザイン・総作画監督:新沼大祐、擬神兵デザイン監修:佐野誉幸、色彩設計:鎌田千賀子、美術監督:森川裕史、CGディレクター:大田和征、撮影監督:三舟桃子、編集:相原聡、音楽:池頼広

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