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「思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ映画)」

総合得点
71.3
感想・評価
61
棚に入れた
282
ランキング
1333
★★★★☆ 3.7 (61)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.8

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思い、思われ、ふり、ふられの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

純愛。

【概要】

アニメーション制作:A-1 Pictures

2020年9月18日に公開された103分間の劇場版アニメ。
原作は、『別冊マーガレット』で連載されていた恋愛漫画。
著者は、咲坂伊緒。

監督は、黒柳トシマサ。

【あらすじ】

市原由奈は引っ込み思案で恋愛に夢見がちな少女。
少女漫画コレクターでいつかは素敵な王子様に出会えることを妄想している。

中学を卒業しての春休みに、
唯一の親友のさっちゃんが引っ越しで離れ離れになるのを、
駅のホームに見送りに行った帰り道で、山本理央という少年と初めて出会う。
理央は由奈が初恋の相手という、
子供の頃に読んだ絵本の王子様のイメージそのままのイケメン。

由奈はその後に自宅マンションに入った時に、
ここに引っ越してきた同い年の少女の山本朱里が困ってるのを助けた縁で知り合う。

友達が去った日に新しい友達ができた由奈。

生まれたときからずっと同じ場所に住んでて、
自分に自信がなくて奥手で恋愛経験ゼロな由奈と、
引っ越しが多くて社交的で恋愛経験が豊富な朱里。

何もかもが正反対の二人だが、親友になるのに時間はかからなかった。
そして、高校入学の日に由奈は理央と再会して、
理央が朱里の母親の再婚相手の息子で、
血がつながってない同じ学年の義理の弟であることを知る。

由奈と同じマンションに住む幼なじみで彼女の恋愛対象ではない唯一の男友達、
乾和臣を含めた4人それぞれの感情が絡み合った切ない恋の物語が始まったのだった。

【感想】

ヒットした少女漫画が原作のアニメ映画作品らしいです。

映画館に観に行った『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と同日に上映開始なので、
名前とビジュアルは知ってましたが、長い間スルーしてたのを視聴。

主人公の由奈の初期の言動は、脳みそが蜂蜜と生クリームで出来てるんじゃないか?
と小っ恥ずかしさがありましたが、自分の狭い世界の殻に閉じこもって15年間生きてきた由奈が、
人の心に触れて恋と友情を同時に経験することで、自分が直面している現実に由奈が向き合って、
他人の気持ちを知ったり推し量ったりすることで人を想う気持ちを育んでいく、
由奈なりの精神的な成長を見守っていく、そんな青春ストーリーなのですね。

恋愛への憧れが強いものの踏み込んでいく勇気がなかった内気な女の子な由奈が、
恋の痛みを体験することで、きちんと自分の気持ちを人に伝えられるようになったり、
優しい心根のままに純粋で直向きなままに好きな人の幸せを願っていくようになる姿に、
オーディションで由奈役に選ばれた鈴木毬花さんの声と演技が、
表情豊かな作画芝居にびっくりするぐらいハマっていました。

恋は美しくも楽しいものなだけではなくて、
自分の気持ちが自分でも整理できなかったり、思い通りにならない状況への切なさがあったり、
いろんなモヤモヤを乗り越えて4人はハッピーエンドに向かっていくのですが、
その青春の空気が懐かしくもあり心地よくもありました。

恋愛・友情・家族の問題など、様々な話が繊細に複合的に進んでいくのですが、
四角関係で結局誰が誰とくっつくのか途中までは自分には予測がつかずに、
先の展開が気になって最後までだれることなく観れましたね。

この手の映画はいい歳したおとなが一人で見てあれこれ論ずるものではなくて、
多分カップルが観て4人の男女の高校生の気持ちに共感して、カップルで感想を言い合ったりする。
実写映画版も含めてそんな企画だったのでしょうね。

女子小学生・中学生が観たらハマりそうな少女漫画の直球王道展開でとても面白かったのですが、
興行的には振るわなかったのは本当に残念に思いました。


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 77
サンキュー:

16

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今の時代の少女漫画。。。ではない。。

京都アニメーションの「ヴァイオレットエヴァーガーデン」は満員だったものの、この「思い、思われ、ふり、ふられ。」の方は僕を含めた観客がたったの「3人」しかいませんでした。(男1、女2)

作画は良いのですが、やはり脚本が今の時代と一致しない。。一昔前の少女漫画という形でしかないので、TVシリーズとしては良いですが、「映画」としての完成度が低く、異母、異父姉弟という設定や、いまどき「幼馴染」の男女というのは古い設定だと思います。「君の名は」や「天気の子」などが大ヒットした背景には、学校や家に居場所がない最近の中高生はSNSを使って友達を作ったり、付き合ったりする「リアル」があるので、内容はともかく、設定の方は新海誠監督の方が現代的です。

「こういう恋愛っていいよねー。。憧れるよねー。。」といったファンタジーになってしまっているので、インターネットが普及して現実を目の当たりにしている昨今の若年層は取り込めなかった気がします。

それでも「少女漫画」が好き。という方にはおすすめしますが、現実の恋愛を体験している大人や、昨今の若年層にはウケが悪いでしょう。

投稿 : 2023/10/19
閲覧 : 483
サンキュー:

7

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ペア作りはばっちり

偶然出会った、全くタイプの違う朱里と由奈、朱里の義理の弟の理央と由奈の幼馴染の和臣は、同じマンションに住み、同じ学校に通う高校1年生。夢見がちで恋愛に消極的な由奈は、理央に憧れるが、自分に自信がなく一歩踏み出せずにいる。理央はかつて朱里に想いを寄せていたが、親同士の再婚により、気持ちを告げられないまま、想いを胸のうちに抱えていた。また、恋愛に対して現実的な朱里は、率直でどこかつかみどころない和臣のことが気になり出し、割り切れない初めての感情に戸惑う。そして和臣は、ある“秘密”を目撃し、葛藤を抱えることになり…。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違って−。というあらすじ。

最初は理央→朱里、由奈→理央、和臣←→朱里という感じ。
由奈の面食いパワーが消極的だった気持ちを打ち消し、積極的な理央へのアプローチが実った形。
和臣は朱里が好きという気持ちがありながら、理央→朱里への強引なキスを目撃したことで二人ができていると勘違いして強いショックを受けるも朱里からの想いを受けて無事カップル。
理央と朱里の間はなんともやるせないというか朱里の割り切りが凄い。喧嘩はあったが、これからはしっかり異性としてではなく、家族としてやり直し。
ラストは由奈・理央、和臣・朱里で見事にカップリング成立してあぶれる人がいなくてめでたし。
純粋な恋愛ものとして楽しめた。

主題歌はBUMP OF CHICKENで「Gravity」「リボン」

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 85
サンキュー:

5

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

恋に友情。キラキラ輝いています!

青春恋愛ストーリーが観たくて視聴しました。

ちょっと意味深?なタイトル、挿絵からして
高校生のカップルが劇場に行くやつですよね~。
一人で劇場で観てたらきっと寂しさで死んじゃうやつです><!
まっ、そんな少女漫画ちっくな作品も観たいなって思ったら
配信で一人で堂々と観れちゃう環境って良い!?ですね。

この物語は二人の少女の出会いから始まります。
絵本の中の王子様との出会いを夢見てるちょっと人見知りな女の子
市原 由奈。
同じマンションに引っ越してきた、明るくて積極的な少女
山本 朱里。

二人は最初の出会いからすぐに友達になっちゃいます。
(人見知りなのにすぐに友達になれちゃうって女の子って凄いな・・)

馬に乗った王子様現るってスタイルで登場の
朱里の弟(血はつながってません)理央。
出会うなり、いきなり女の子の頬を両手で挟む男の子は
きっと実在しません><!

人見知りの由奈が唯一気軽に話す事が出来る同じマンションに住む
ナイスガイの乾 和臣。

この4人の交差する友情、恋愛
まさに「思い、思われ、ふり、ふられ」を描いた青春ラブストーリーです。

第一印象で社交的な子達だなって思ってた山本家の二人は
好き合ってた気持ちを持ったまま
予期せずに両親が再婚することによって兄弟という関係に。

家族になるタイミングがまさに理央が告白を決意した瞬間ってのがキツイです。
一緒に部屋にいるかもってだけで母親の慌てぶりが、年頃の男女の
デリケートさを物語ってます。
普通年頃の子供がいる同士が再婚に踏み切るってもっと慎重に
気をつかうもんだろって突っ込みたくなります。
まあ実際、そんな親よりしっかりしてた二人でしたけどね。

4人の中では
一番消極的なんだろうなって思ってた由奈ちゃんが
朱里や理央のちょっとした気づきを与えられたことによって
どんどん変わっていきます。
彼女の成長、一生懸命な姿はとても好感持てました!

雨の高架下での理央への告白。
気持ちが自分にないと知っての勇気ある告白が素敵なんです!

中盤、誤解や思い込みで
4人の関係が、理央の朱里への唐突なキスから段々と
こんがらがってドロドロしていきそうかもって展開に。

落ち込む理央に
由奈は
「ダメだよ!大切にしてきた気持ちまでなかったことにしちゃ」
理央を説得するまでに成長した優しくて強い気持ちが素敵でした!

彼らがとっても純粋で思った以上に綺麗に収まっていく流れは、
観てて好感を持ちましたし素直に応援したくなりました。

ちょっと好きになるスイッチが早くない?とは正直思うとこありますけど、作内でもありましたけど告白ブーム来ちゃってるからだよねって
事ですよね。

白馬の王子様とか、えっ?ってのは実際ありますけど
タイトル通り一通りふったり、ふられたりがあった後、
雨降って地固まる(おっさん臭いか><!)って展開で
スッキリ幸せな気分に浸れたので良かったと思います!

投稿 : 2022/06/27
閲覧 : 128
サンキュー:

15

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リオが簡単に諦めたのは納得いかない

2対2の恋愛群像劇。
コメディタッチの絵も挟んでるから観やすかった。

主人公1人、ヒロイン1人の恋愛作品は観るけど、こういう主人公とヒロインが複数いる青春(恋愛)群像劇はあまり観たことなかった。
2対2の単純な恋愛かと思ったら、少しだけ三角っぽい展開にもなる、と言ってもドロドロではないから、SAN値が削られるような話ではない。むしろアカリとリオの家庭問題の方がシリアス。

意外と面白かった。普段この手の作品を観ないから「どういうところが良かった」とか「普通の作品とここが違う」とかは分からないけど、色んな意味で題名通りの作品だった。

ただ一つ気にいらないのは、リオが母親から約束の日のことを聞いて、アカリが家族であるために気を遣っていたのを知ったからといって、自分の想いを簡単に断ち切るのはよく分からない。普通はそれでもっと好きになるパターンじゃないの?結局当時のアカリのリオに対する思いも有耶無耶になったし、恋愛観の違いなのか分からないけど、そこだけは納得がいかなかった。


【簡単あらすじ】
4人の紹介。アカリの軽い恋愛観を嫌がったユナだったが、アカリの本心を知り本当の友達になる。
ユナがリオへの好意に気付くが、アカリとリオの関係を知る。それでもユナはリオに告白するがフラれ、アカリはカズのことが気になり始める。
リオがアカリにキスするが、両親の言葉からアカリが周りに気を遣っていたことに気付き、アカリへの想いが吹っ切れる。
アカリはカズに告白するが、カズはリオがアカリを好きだと思い込み断る。一方、ユナは再びリオへのアタックを考えて、リオもユナを意識し始める。
カズはリオがユナを好きと知り、アカリに告白しようと考えるが、映画監督になるための京都の大学の話が来て、将来のためそっちを選ぶ。リオとユナはお互いの想いを知り付き合う。
ユナとリオはラブラブ、しかしカズとアカリはお互いを避ける。だがアカリは両親の喧嘩が続き、ついに溜まってたものが爆発し家を飛び出る。リオはそれを知り両親を説得しユナがアカリを探す。たまたまアカリと会ったカズは想いをぶつけついに両想いになり、アカリは家に帰る。
みんな仲良く登校。

投稿 : 2022/06/27
閲覧 : 137
サンキュー:

0

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

思い、思われ、ふり、ふられ、告り、告られ、思い通じて、世界は虹色

すごく少女漫画的な展開でした。
男の子がまるで王子様みたいにとても積極的です。
女の子からみた男の子の理想像ですね。

でも、男の子って、実際は、そんなに積極的じゃないと思うんだけどなぁ。
逆に男性が描く恋愛物語は、女の子の方が積極的だったりしますよね。
男の子からみた女の子の理想像ですね。

そして、現実は、男の子も女の子もどちらもシャイですよね。
だから、なかなか気持ちを打ち明けられないので悩みます。
でも、その一歩踏み込めないもどかしさが、大人に成長させてくれたりもします。
また、一歩踏み込んじゃった時の甘酸っぱさは、きらきらな思い出だったりします。
その現実を知っているから、恋愛物語は、楽しく観ることができます。

この話も絵本の王子様、文字通り絵にかいた理想に初恋した女の子が登場します。
そして、もどかしさも、甘酸っぱさもいろいろ登場するお話です。


この作品は、ダブルヒロインです。
と、言うことは、当然、男の子もダブルです。
女の子二人は、恋愛に対する価値観が違う友達どうしです。
また、それぞれ、家庭だったり、進路だったりと複雑な悩みも抱えています。
そんな4人がそろったら、後は、思い込みからくるすれ違いです。
4人の気持ちが物語の中で交錯していきます。
そして、「思い、思われ、ふり、ふられ」の展開です。

この「思い、思われ」と「ふり、ふられ」の間には大切なものがあります。
それは、「告り、告られ」です。
この作品は、実は、ここが一番のテーマかなと思います。
思っているだけでは始まらない。
しかし、いろいろあって告白できない。
それでも、今まで大切にしてきた気持ちまで無かったことにしてはいけない。
だから、女の子たちは、意を決して告白するのです。

普通の恋愛物語だったら、ここで気持ちが通じて終わりです。
しかし、この物語がとても面白いのは、この告白後からです。
「ふり、ふられ」とあるように、告白しても”ふられ”ます。
物語の前半、雨にたくさん"ふられ"るのも、それを暗示しているのでしょう。
彼女たちは、”ふられ”て、傷ついて、それでもその先に幸せを見つけに行きます。

最後、彼女たちの思いが通じたとき、まわりの世界が虹色に見えます。
なんとも乙女チックで素敵な演出だと思いました。とても好きな演出です。

だれもが傷つかずに幸せになりたいですよね。
でも、何もしなければ、確かに傷つきませんが、その先に幸せもありません。
行動を起こすことにより、傷ついても、幸せには一歩近づくのかもしれません。
そんなことを教えてくれる、とても爽やかなお話だったと思います。


余談その1
{netabare}
この作品のセーラー服は、ちょっと新鮮に感じました。
それは、色やデザインがあまりにも普通っぽいところです。
とても、現実感があって良かったと思います。
私の高校は、私服でしたので、制服自体に憧れがあるのかもしれません・・・。
{/netabare}

余談その2
{netabare}
この作品の「山本朱里」役の潘めぐみさん。
私は、賭ケグルイの「等々喰定楽乃」役が好きな声優さんです。
以前、「きまぐれ☆オレンジロード」を観ていた時のことです。
ふと、「えっ、なんで潘めぐみさん出ているの?」と思ったのです。
なぜなら35年近く昔の作品だからです。
そして、エンドロール見てびっくり。そこには、「潘恵子」さんとありました。
苗字から察しはつくのですが、一応、調べました。もちろん親子でした。
声って親子で似るものなのですね。いやぁ、本当にびっくりしました。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/11
閲覧 : 231
サンキュー:

11

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰かを思いやる心、それは時に優しく、時に残酷に・・・

咲坂伊緒原作の『ストロボエッジ』『アオハライド』に次ぐ青春三部作の一つ。
市原由奈と山本朱里の女子2人、山本理央と乾和臣の男子2人、この男女4人の想いが複雑に交錯し紡がれていく青春ラブストーリー。

彼ら4人は互いにそれぞれを思いやる優しい心を持っていますが、時にそれが誤解を招き不和の引き金になることもあります。しかしそれらを乗り越えて、最後はみんなが互いの気持ちをストレートにぶつけ合って両想いになる姿はとても美しかったですね。

物語序盤は絵に描いたようなステレオタイプの少女漫画的展開の連続。正直見てて「いやー、ロマンチックかもしれないけど、ちょっとキザったらしいというか寒すぎない?女子ってこういうの憧れてるの?」とか思っててちょっと不安だったんですが、後半の4人の想いのすれ違い、3歩進んで2歩下がるようなじれったいもどかしさ、これがなんともドストライクだったんですよね自分的に。やっぱり物事がうまく進まないじれったさと、それらを乗り越えた先に待っているハッピーエンドのカタルシス、これがやっぱり大好きですね。
うーん、初々しさ全開のアオハルはやはり素晴らしいものがありますね~。

Youtubeにあがっている今作の主題歌である「Gravity」のふりふらverのMV、最近何回も繰り返し見ちゃってます。見返すたびに「いい映画だったなー、もう一回見てもいいなー」って思っちゃいますね。
ということで評価上げました。原作も全巻買っちゃったしね♪

ただ個人的に途中の告白シーンが少し気になってしまったんですよね。
いや告白シーン自体はすごくいいんです。その時に流れる挿入歌、BUMP OF CHICKENの「リボン」もすごく名曲です。
ただこのアオハル全開の告白シーンとBUMPを混ぜられるとどうしても・・・頭にあのフレーズが浮かんでしまうんです・・・
{netabare}「HUNGRY DAYS、カップヌードル」{/netabare}
すいません、ちょっと笑ってしまってましたww
{netabare}おのれ日清食品め・・・{/netabare}

・・・割とマジでこれCMに使えばいいのでは?

投稿 : 2020/10/26
閲覧 : 358
サンキュー:

20

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間関係って、むずかしい。

思春期特有の感情の揺れ動きをメインに、家庭事情・恋愛・将来の夢などを描いた作品。


メインの登場人物は由奈・和臣・理央・朱里の四人。由奈と和臣は幼馴染の男女で、理央と朱里は引っ越してきたばかりの姉弟。

由奈は引っ込み思案の人見知りだが、純真無垢でかわいらしい女の子。引っ越してきたばかりの朱里がカギを忘れてマンションに入れなかったところ、偶然由奈と出会ってすぐに友だちとなる。お互い価値観がほぼ正反対ながらも、違いを認め合って仲を深めていった。
由奈は幼いころに読んだ絵本に出てきた王子様が初恋の相手だったが、それに似ていた理央に一目惚れする。由奈はフラれるのは分かり切っていたが、朱里と理央自身に背中を押されて思い切って告白するも、予想通りフラれる。その時、理央が朱里のことが好きであることと、朱里と理央が血の繋がっていない姉弟であることを知る。フラれた夜は泣き明かしたが、次の日からはちょっとした秘密を共有した友だちとなった、想い続けたまま。
理央は、中学のころに転校してやってきた朱里に一目惚れした。二人はすぐに仲良くなって惹かれあっていき、理央が告白しようとしたその日・・・・お互いの片親同士が再婚することになり、お互いの気持ちは「なかったこと」になった。しかし、理央は諦めきれずに、思わずキスをしてしまう。朱里は、自分の居場所となる家族を手に入れて、それを守るために気持ちをなかったことにして頑張ってきたことが台無しになってしまい、怒った。そういう思いに気付いた理央は反省し、「家族」として朱里と生きていくと決意した。
朱里は由奈と仲良くなるうち、一緒にいることが多い和臣のことがだんだんと好きになる。和臣の若干思わせぶりな態度からも、ほぼ両想いだろうと確信しており、ある時に話の流れでさらっと告白する。しかし、朱里のことは好きになれない、とフラれてしまう。一方の和臣は、実は朱里のことが好きであったのだが、映画監督になる夢と理央に気を遣って、朱里のことをフったのであった。
由奈は明るい性格になり、何より自分自身に自信を持つように変われたキッカケを与えてくれた理央にもう一度告白するように決意する。理央も、いつの間にか由奈に惹かれていたことに気付き、由奈に告白することを決意する。そして、文化祭の日、お互いの気持ちが通じて、晴れてカップルになった。
一方、朱里と和臣は、同じ文化祭の日にもう一度気持ちを伝えようとするが、タイミングが合わず、お互いの思いもすれ違って、それから疎遠になってしまう。
由奈は初恋が叶い、理央はいわば呪いから解放されたこともあり、二人は充実した楽しい日々を送っていた。しかし、それまでいつも一緒にいた四人はしだいに心の距離が離れ離れになってしまっていた。特に、朱里の居場所がなくなって苦しんでいることに気付かずにいた。
朱里は好きだった和臣にもフラれて仲も悪くなり、楽しそうに恋愛している由奈にも悩みを伝えられず、家の中では再婚した両親が毎日ケンカしており、どこにも居場所がなく、クリスマスの日についに爆発してしまう。
家を飛び出した朱里を見つけたのは和臣。見つけた場所は、和臣が朱里に教えた思い出の場所だった。和臣は思い切って告白をし、朱里もそれを受け容れて、最終的に全員仲直りをする。


もっと重い話になるかと思っていたけど、全員のハッピーエンドだった。大人になっても人間関係って難しいのに、ましてや多感な思春期ならもっと難しいよね、特に恋愛なんて。

投稿 : 2020/10/11
閲覧 : 215
サンキュー:

2

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恋と青春

タイトル通りでした。
思って、思われて、振られて、振って、な青春アニメでした。
高校生くらいの時って一番恋愛が楽しい時期かも知れないけど色々と余計に考えちゃいます。
だから、告白しようか辞めようか…
友達が好きな子だから嘘で断ろうかとか。
告白しても振られるだろうなぁ〜とか。

最初はガンガン振られて行くからタイトル通り過ぎるなぁ〜と言う印象だったり家庭事情が複雑だったりと意外と衝撃的でした。
原作も何もしらない初見で見ましたがテンポは早いと感じましたが上手く纏められていたように思います。
恐らく原作ではもっと深く展開されていくのでしょうけど1作の映画としては中々良かったように思います。

印象的に残っているのは朱里ちゃんの下に自身が反射して描かれているのですが、反射面が少し違う工夫されていたのが印象的でした。
文化祭の告白シーンも本当に良かったです。
夕焼けの色合いが凄くキラキラしててw

この作品を見るまで、タイトルの思い、思われの部分はスキになったり、スキになってくれたりって意味かと思ったけど、もしかしたら相手を思うではなく相手の事を思うって意味かな?

例えば、友達が好きな人だから告白を断ったり。
相手を思って優しい嘘を付いたり。
相手の夢の為に気持ちを無かった事にしたり。
相手を思って友達を応援したり。

本当に青春って感じの映画でした^ ^

投稿 : 2020/09/19
閲覧 : 215
サンキュー:

13

challia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 6

ぱぴこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 7

AQuaARIA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 10

ふるぐら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/22
閲覧 : 11

moonchie さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2023/07/10
閲覧 : 11

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 11

こはく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 13

まかろん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 15

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 12

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/01
閲覧 : 12

凜lfe さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/04
閲覧 : 11

するる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/25
閲覧 : 15

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/06
閲覧 : 31

ごんちび さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 25

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/01
閲覧 : 24

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 24

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/12/14
閲覧 : 26

オヤシロさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 32

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 32

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 25

UMILIN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 27
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思い、思われ、ふり、ふられのストーリー・あらすじ

偶然出会ったタイプの全く違う【朱里】と【由奈】、朱里の義理の弟の【理央】と由奈の幼馴染の【和臣】は同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生。理央に憧れる由奈、朱里に言えない想いを抱える理央、秘密を抱える朱里、ある秘密を目撃してしまった和臣。それぞれの思いは複雑に絡み合い、相手を思えば思うほどすれ違っていき――切なすぎる恋が動き出す。(アニメ映画『思い、思われ、ふり、ふられ』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2020年9月18日
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
furifura-movie-animation.jp/
主題歌
BUMP OF CHICKEN『Gravity』

声優・キャラクター

鈴木毬花、潘めぐみ、島﨑信長、斉藤壮馬

スタッフ

原作:咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:黒柳トシマサ、脚本:吉田恵里香、音楽:野見祐二

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