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「ましろのおと(TVアニメ動画)」

総合得点
69.6
感想・評価
193
棚に入れた
609
ランキング
1711
★★★★☆ 3.5 (193)
物語
3.4
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.4

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ましろのおとの感想・評価はどうでしたか?

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

進化し続ける伝統文化

原作はマンガらしいですね。
音をイメージに変換し、さらにイメージを画像に変換する。
この2段階の変換が上手くいかないと、マンガで音を表現するのは難しいでしょう。

さらにアニメ化にあたっては、イメージを音に再変換しなければなりません。
吉田兄弟をはじめとした一流のプロが参加することで、この困難な作業が成立しています。
音楽的には、文句なしの作品です。モンスター梅子の津軽小原節もド迫力です。

なお、アニメでは本物の音が入るのだから、演奏中の言葉をできるだけ減らし、映像で奏者の感情や聴衆の感想を表現出来ていれば、もっと良かったと思う。

また、同好会での活動が中心になったため、雪くんの求道者のような雰囲気が薄れたのは残念。
物語はまだ序章、ということなのでしょう。

津軽三味線は、叩きつけるような撥さばきによる、打楽器的な印象があります。
強めの音が得意な楽器で、真っ白な音をどのように表現するのか。
ぜひ、2期が見たいです。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 177
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

まだまだこれからな感じ?

この作品は三味線のお話です。
音は中々綺麗でした。
お婆ちゃんに昔聞いた曲を聞かせてあげると言う話がありましたね。
これは、難しい難問ですよね。

音って上手い下手以前に、引手で大なり小なり変わるし、ましてや曲の続きも解らないとなると……結果違う曲になったけど喜んでくれたし良かったですね。

後、部活の話もハラハラしました。
皆がバラバラで時に喧嘩したりと纏まりが悪かったけど少しづつですがいい部活になってきましたよね。
団体競技も演奏は悪くなかったし競技前の気持の確かめ合いも素敵でした(ˊo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤ˋ)

沢村の個人戦の結果は敗北ですね
3位って凄くいい順位ではあるけど……
順位って気持ちが凄く現れる気がします。

3位でヤッターって思うの人だと多分、自分の競技にそこまでの自信がなかったのかな?って、だから以外と高順位だったから嬉しいって思うかもしれないけど……

沢村の場合は演奏に自信があり1位くらい当たり前だと思ったから3位に納得がいかなかった。
しかも、その演奏に初めての点数をつけられた……それが思い通りの点数がつかないとショックですよね。

ただ、まだ続きありそうですね。
終わり方が少し中途半端な気がしました。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 210
サンキュー:

13

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ましボク<58>

8話まで視聴。
原作既読なんで時間不足で諦めたシリーズ。
原作の評価は高くアニメの演出が悪いわけでもないけど、抜いた作画だし既読だしってことで。

じょんがれ<58>
1話視聴。
津軽三味線との向き合い方というテーマを飽きさせず展開している原作がええのよね。
アニメは作画が淡白な色使いは狙いなんだろうけど線がもうちょっと緻密であってほしい感じですね。
音楽モノの漫画だとアニメで音が出るあたりが売りになって演奏長くなりがちですけど、どうでしょうなぁ。初回は聞かせてもらいたい範囲だったけど。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 209
サンキュー:

2

ネタバレ

うおお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

面白かったです。 津軽三味線の演奏に圧倒されます。祖父が亡くなって、雪が自分の"音"が何なのかを探し続ける作品。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ハマった

感想

津軽三味線の学園部活ものですかね?
似たのだと箏を使った「この音とまれ」と似てますね。

主人公は、小さい頃からお爺ちゃんの三味線が好きで弾いてた経験者。
そのお爺さんが亡くなってから自分の音を探していく話でいいのかな?

最初は三味線なんて・・・って思ってたけど、上手い演奏を聴くとやっぱ凄いですね。
自分、津軽三味線を生で聴いたことなんてないけど、アニメでも十分迫力ある演奏聞けて、思わず聴き入ってました。
生だったらもっといいだろうなぁ。
和楽器て凄いね。

終盤で、津軽三味線甲子園「松吾郎杯」に出て、みんなと団体での演奏では、感動して泣いてました。
なんでだろうね(苦笑)こういうの弱いです^^;
「響け!ユーフォニアム」や「この音とまれ」でも、みんなで頑張って演奏し、その結果が報われるとこは涙なくして観れないですわ。
5人中3人が素人の演奏で、特別賞だったかな?入賞できたのはデキすぎな気もするけど、それでもやっぱ嬉しかったです。

雪一人で演奏した個人戦では、ちょっと残念な結果でしたが、それでも演奏自体は素晴らしく、ココはマジで鳥肌もので聴き入ってしまいました。
原作は漫画みたいですが、漫画では演奏が聞けないので、このアニメ化はファンにしたら嬉しかったんじゃないでしょうか?

原作が既刊27巻で連載中とのこと。
それじゃ話はまだまだ序盤。
これもここまでがプロローグになるのかな?
これから雪がどうやって成長し、自分の音を見つけていくのか?
もっと雪やみんなの演奏も聴きたいし、話の続きも気になるので2期あると嬉しいです。


主題歌では
加藤ミリヤさんが唄うED「この夢が醒めるまで」が良かったのでDLしました。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 207
サンキュー:

23

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 原作は未読。
 終わってみると、「松吾郎杯」後にへこんだ主人公の澤村 雪が再び前を向きだしたぐらいで
終わり、これから雪が表現者としての道を歩く展開だろうと考えると、本作は「長い
プロローグだったのかな」という感じ。
 雪の演奏に関して、「自己完結でいいのか」、「他者へ表現していくのか」、そして、
その音は「彼自身のそれを求めるのか」、「祖父である松吾郎の音を求めるのか」といった点は
作中では色々なことがあるたびに揺れ動いており、10代の多感な感情を上手いこと描いていた
感がある。
 もっともストーリー展開的には行きつ戻りつしていた感じで、もやもやした印象は
あるんだけど。

 序盤に重要そうなキャラの印象だった立樹 ユナやタケトがその後はさほど出番がなかったり、
逆に出会いはそれほど印象的なものがなかった永森 雷や大俵 ヒロシがそれなりに重要な
役だったりと、キャラ描写に関してはちょっとちぐはぐ感があった。
 これは原作からしてそうなのか、アニメ化にあたっての取捨選択によるものなのかは
分からないけど。

 音楽ものはストーリーとは別に楽曲そのものを楽しめるところがあるが、本作も津軽三味線の
演奏が聴けるのが嬉しいところ。
 個人的に津軽三味線はあまり知らなかったが、「松吾郎杯」で見られたように同じ楽曲が
演奏者のアドリブでかなり変わってしまう点などが面白く、感覚的にはモダンジャズに近い印象。
 ただ演奏シーンそのものはブツ切りや回想シーン挿入が多かったのがちょい残念。
 あくまでストーリーありきの演奏シーンではあるが、その辺の配慮がなされている音楽もの
作品はそれなりにあるだけにやはり気になるところではあった。

 演技に関しては雪役の島崎 信長氏を始め、津軽勢の津軽弁が楽しいが、この津軽勢では雪の
兄である若菜役の細谷 佳正氏がまた新たな方言キャラということで、方言声優?の面目躍如と
いった感じ。

2021/06/30

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 171
サンキュー:

4

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

和楽器

原作未読。存在はずっと知っていたけど、連載始まってからもう10年以上経過しているとは驚き。
この音とまれみたいな和楽器を題材にした作品ていいよね。
アニメ化すると実際に音を聞けて日本人の心に刻まれているのだろうか、心になんだか刺さる。和楽器の音たまらん。特に篳篥とか。笙とか。東儀秀樹の演奏を生で聴いたとき震えたのを思い出す。三味線関係ないことまで思い出してしまった。

後を引くような終わり方で最終回ぽくない感じだったな。これから雪はどうやって自分の音を見つけていくのだろうか。母、父との間の葛藤、祖父との思い出。友人との関係。これからに期待。作中の音楽もどうなっていくのか。

津軽三味線監修は一般人でも知っているというか三味線を一般に浸透させた吉田兄弟。よき響きよな。劇中ではかの有名な津軽じょんがら節など。
その他はあんま知らなかったけど。

OP
BLIZZARD BURNOUT SYNDROMES
銀世界 BURNOUT SYNDROMES
ED
この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟 加藤ミリヤ
OPはBURNOUT SYNDROMES。津軽三味線と言えば青森。そして雪を思わせるタイトル。
EDは加藤ミリヤの妖艶な感じの歌声に三味線。面白い。スタッフロールの文字は読みづらい笑


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「俺の、音--」 伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。 ”好きな音”を失い、アテもなく上京する雪。 キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。 雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。 自分の音を、自分の想いを探しつづけて--


第一話 寂寞
津軽三味線の奏者、澤村松吾郎を祖父に持つ少年「澤村雪」は、憧れていた祖父の死をきっかけに、なくなってしまった”自分の音”を探すため、アテもなく上京する。トラブルに巻き込まれていたところを、キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、成り行きからライブの前座として演奏を披露することになり--

第二話 林檎の花
突然押しかけてきた破天荒な母「澤村梅子」により、雪は半ば強引に私立梅園学園に編入させられる事となる。使わないまま放置されていた三味線の組み立てを手伝った事をきっかけに、同級生の「前田朱利」と知り合った。そんな中、雪は久しぶりに再会した兄と共に、三味線を取りーー。

第三話 驟雨
授業中、こっそり音楽を聴いていたのがバレてしまい、スマホを取り上げられる朱利。彼女のイヤホンから流れてきたのは、雪の祖父である松吾郎の即興曲「春暁」だった。なぜ?どうして彼女があの曲を?曲のことを問う雪に、朱利は、おばあちゃんとの大切な思い出を語りだす--。

第四話 春の暁
おばちゃんのために、もう1度「春暁」を聴かせてあげたい朱利。だが、自分にはまだ弾けないからと、雪は演奏のお願いを断ってしまう。「春暁」と改めて向き合う中で”自分なりの音”を見つけた彼は、朱利のおばあちゃんの元へ。ついに、雪の「春暁」が鳴り響く--。

第五話 合奏(resonance)
雪の演奏に感動した朱利は、三味線を本格的に続けていくことを決意する。雪を中心に、朱里、朱利の幼馴染である「山里結」「矢口海人」や、経験者の「永森雷」を加え、津軽三味線愛好会を結成!しかし、素人ばかりのメンバーを相手に、どう教えていいものか分からず戸惑う雪は--

第六話 原郷
和楽器屋の店主「大俵ヒロシ」に連れられ、青森へと合宿に来た津軽三味線愛好会。さっそく練習に取り掛かるメンバーだが、スランプに陥ってしまう朱利に対し、自分の悩み上の空態な態度で接する雪。だが、大俵から聞いた津軽三味線の歴史をきっかけに、雪は迷いに対する自分の答えを見つけ--。

第七話 風
梅子の主催する『松吾郎杯』に出場する津軽三味線愛好会。大会には、子供の頃から雪をライバル視していた「田沼舞」と、その兄である「田沼総一」が参加。さらには大阪の「梶貴臣」、福岡の「荒川潮」など実力者が集まり、大会は熾烈を極める。そして、ついに『松吾郎杯』団体戦が開幕する!

第八話 音叉
ついに、本音をさらけ出した雪。結束を固める津軽三味線愛好会だったが、迫る本番を前に、朱利の不安と緊張はピークを迎えてしまう。結にすがる朱利だったが、結の様子もどこかおかしい。大舞台を前に緊張する結は、朱利の手前、気丈に振る舞おうとするが、プレッシャーに押し潰されていて…?

第九話 風花
ついに、私立梅園学園の出番が来た。緊張しつつも、堂々と演奏を始める津軽三味線愛好会。圧倒的な雪の音に、決して負けずに演奏を重ねる梅園メンバー。心に浮かぶイメージを重ね、皆の音が重なり合っていく。果たして彼らの演奏の行方は--。

第十話 山颪
『松吾郎杯』にて、3位の成績を残した津軽三味線愛好会。いよいよ次は、個人の部が始まる。だが、その場には、意外な人物が待っていた。「神木流絃」。総一と舞の養父であり、雪の…実の父親。そして、流絃は梅子に自分の考えを打ち明ける「雪に『神木流』を継いで欲しい」と--。

第十一話 枷
独奏の途中、弦が切れてしまうアクシデントに見舞われる梶。だが、残る2本の弦で見事な演奏を続けるその姿に、雪の心は動かされた。そして、この大会を開催した母梅子の真意を聞かされた雪。雪が弾くのは、祖父の音か、自分の音か。彼の演奏がついに、始まる--。

第十二話 真白
雪が、心のままに弾く。イメージをのせる。伝える、一心不乱に。雪の三味線から溢れ出す音が、聴く者の思い出を引き出していく。続いて優勝候補、田沼総一の演奏が始まる。圧倒的な音で、会場を揺さぶる彼の演奏もまた、聴くものを惹きつけていく。2人の演奏が終わり、大会の結末はーー。

投稿 : 2021/06/29
閲覧 : 187
サンキュー:

9

あんこもち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

三味線の音と方言が素敵!

 三味線の音色や音楽が好きな方におススメです!コンサートやライブに行ったような感覚を味わえます( *´艸`)ますます三味線が好きになりました。
 主人公の三味線と向き合う心情の変化もあり、成長を感じられます。
 あと主人公含め津軽出身の登場人物が津軽弁なので、方言好きも必見ですよ!
 

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 145
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「この音とまれ」と「波よ聞いてくれ」を足して2で割ったみたいかも?

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
「俺の、音――」伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。”好きな音”を失い、アテもなく上京する雪。キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。自分の音を、自分の想いを探しつづけて――
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:羅川真里茂(講談社「月刊少年マガジン」連載中)
監督:赤城博昭
シリーズ構成:加藤還一
キャラクターデザイン:真島ジロウ
津軽三味線監修:吉田兄弟
アニメーション制作:シンエイ動画

主題歌
OP1:「BLIZZARD」BURNOUT SYNDROMES
OP2:「銀世界」BURNOUT SYNDROMES
ED:「この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟」加藤ミリヤ
{/netabare}
キャスト{netabare}
澤村 雪:島﨑信長
澤村若菜:細谷佳正
前田朱利:宮本侑芽
山里 結:近藤玲奈
矢口海人:岡本信彦
永森 雷:鈴木達央
澤村梅子:本田貴子
神木清流:梅原裕一郎
田沼総一:畠中祐
田沼 舞:三上枝織
立樹ユナ:逢田梨香子
澤村松吾郎:麻生智久
梶 貴臣:梶裕貴
荒川 潮:落合福嗣
山野 桜:谷口夢奈
小薮啓子:高柳知葉
大俵ヒロシ:木村匡也
タケト:柿原徹也
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第一話「寂寞」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
津軽三味線の奏者、澤村松吾郎を祖父に持つ少年「澤村雪」は、憧れていた祖父の死をきっかけに、なくなってしまった”自分の音”を探すため、アテもなく上京する。トラブルに巻き込まれていたところを、キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、成り行きからライブの前座として演奏を披露することになり――
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ざっくり言って「この音とまれ」の和楽器とウジウジしたところ
それに「波よ聞いてくれ」の芸能、水商売みたいな世界と強い女要素
それにシュールなギャグを足して2で割ったみたいかな。。


雪クンが主役のはずだったけど、何だかウジウジしてて
ユナさんの方が主役だったみたい^^

人がよくて、ダメな男の人にみついだりしちゃう人。。
にゃんのおばさんもそんな感じだったから分かるけど
ユナさんってそんな感じなのかな。。

女なのに本気出すと強いところは
原作者の羅川真里茂さんのはとこが吉田沙保里さんだからかも^^


終わりでユナさんが出てったあと
元カレの人がよく来てるのもおかしかったけど
雪クンのお母さんが、ソルジャーみたいな人をつれてきて
ドアを壊したところは「波よ。。」みたくシュールギャグかも^^

暗いところと、シュールなところとのギャップがあって
おはなしはおもしろくなりそう☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第二話「林檎の花」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
突然押しかけてきた破天荒な母「澤村梅子」により、雪は半ば強引に私立梅園学園に編入させられる事となる。使わないまま放置されていた三味線の組み立てを手伝った事をきっかけに、同級生の「前田朱利」と知り合った。そんな中、雪は久しぶりに再会した兄と共に、三味線を取り――。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは雪クンのママ、梅子さんが見つけてくれたアパートで
梅子さんが街の人たちを見下ろしながら雪クンの演奏で歌うシーン。。

さっそく街の人に知れ渡ったみたい^^;

雪クンはそのアパートから学校に通うことになって
お兄さんの若奈さんも手続きとかに来てくれた。。

そのとき幼なじみの兄弟弟子の女の子の話とか出てたけど
これからライバルで出てくるのかな?

それから学校ではクラスメイトの子が津軽三味線愛好会で
雪クンがたまたま先生にあいさつに行ったとき
部室にあった、先輩が置いて行った津軽三味線を持ってきてて
そこで組み立てを手伝ってあげた。。

って、東京の学校だったら、三味線を弾く女子高生だったらいるかもだけど
それが津軽三味線だけ、ってゆう女子とかいなさそうw

でも、その辺の設定は、雪クンのお母さんがタレントしてて超お金持ち(?)
ってゆうのと同じくらい、ツッコんじゃダメなところかもw^^


さいごの雪クンとお兄さんの競演もよかった♪
{/netabare}
{/netabare}
第三話「驟雨」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
授業中、こっそり音楽を聴いていたのがバレてしまい、スマホを取り上げられる朱利。彼女のイヤホンから流れてきたのは、雪の祖父である松吾郎の即興曲「春暁」だった。なぜ?どうして彼女があの曲を?曲のことを問う雪に、朱利は、おばあちゃんとの大切な思い出を語りだす――。
{/netabare}
感想
{netabare}
おばあちゃんの思い出の曲は30年前疎開先で聞いた曲だった、ってゆう朱利に
自分は弾けないって答えた雪クンだったけど
成りゆきで愛好会に入ることになっちゃって
部室の三味線を置いてった先輩のライブを聞きに行くことになったの。。

自分に出せない音を聞いた雪クンと感動した部員が
ライブが終わったあと、先輩の神木清流に会って
朱利が置いてった三味線の使用許可を取ったとき
雪クンは責める様な事を言っちゃって名前を聞かれて言った。。

そしたら名人の澤村松吾郎の孫だって神木さんに気がつかれて
一曲弾くことになったんだけど
神木さんが何を聞きたいかよく分からなくって、つまらない曲になっちゃった

それで雨にぬれて帰ったら、下宿の娘の桜が出迎えてくれて
やさしい言葉をかけてくれる桜に
自分ができないことをやれって言われたらどうする?って聞いたら
後悔するようなことだったらがんばってみる!って言われた

それで次の日朱利に「おばあちゃんに聞かせたがってた曲
記憶と違っててもいいか?」って聞いて「いい」ってゆう朱利に
「おばあちゃんに聞かせたい」って言ったの。。



もったいぶった感じで好きじゃなかったけど
感じやすくって、悩みやすい雪クンだから
本当に、おじいさんの即興曲を弾くことができなかったみたい。。

さいごに雪クンが「聞かせたい」って言ったところで
うるうるしてきちゃった。。
{/netabare}
{/netabare}
第四話「春の暁」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
おばちゃんのために、もう1度「春暁」を聴かせてあげたい朱利。だが、自分にはまだ弾けないからと、雪は演奏のお願いを断ってしまう。「春暁」と改めて向き合う中で”自分なりの音”を見つけた彼は、朱利のおばあちゃんの元へ。ついに、雪の「春暁」が鳴り響く――。
{/netabare}
感想
{netabare}
若菜ちゃんとの電話がおかしかった^^

たぶん神木さんのことイシキしすぎたりしてるから
雪クンに勝てないんじゃないのかな?

勝てない、って変な言い方だけど、勝つって人とくらべることだから
人とくらべてるうちは、人にはかなわないんじゃないかな?
だってその人は、ずっとそのやり方をしてきたんだから
そのやり方で1番なのは当たり前で。。

って、それは雪クンもおんなじだったみたい。。

おじいさんのマネをしようとしてたけど
おじいさんは、その音を出すのに何十年もかけてきたんだから
おじいさんそっくりになろうと思ったら
おじいさんとおんなじく、何十年もかかると思う。。

それでも、経験してきたこととかちがうから
まったくおんなじにはならないはず。。

おじいさんが言いたかったのって、そうゆうことで
やっと、雪クンにもそれが分かってきたみたい。。


おにぎりを作ってくれた桜
カセットを聞かせてくれた海人クン
玉みたいな人形をくれたオネエな人。。
雪クンのまわりの人たちがいい人でよかった☆


あと、おばあちゃんの思い出のおはなしがじわじわ来て
気がついたらぐじゅぐじゅになってた^^;


さいごにお母さんが「松吾郎杯」を開こうってしてたけど
おじいさんの名前がついた賞の大会で
1番近くで1番長くいっしょにいたはずの孫が優勝しても
当りまえってゆう感じだし

悪くするとできレースとかみたく思われちゃうから
名まえは変えた方がいいみたいな気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
第五話「合奏」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
雪の演奏に感動した朱利は、三味線を本格的に続けていくことを決意する。雪を中心に、朱里、朱利の幼馴染である「山里結」「矢口海人」や、経験者の「永森雷」を加え、津軽三味線愛好会を結成!しかし、素人ばかりのメンバーを相手に、どう教えていいものか分からず戸惑う雪は――。
{/netabare}
感想
{netabare}
「みんなに教えてほしい」って言われた雪クンが
何日たってもうまくならないみんなにイライラしてダメ出しして
「自分は自分で練習する」とか言い出したから
こまった先生が、神木さんにメールで相談。。

神木さんは添付の雪クンが弾く新節を聞いて
本気を出したときの雪クンの音が聞きたくって
みんなの曲を聞いてアドバイスする、ってゆう理由をつけて部に来た。。


そのころ雪クンは、みんなの聞きたいのは自分の後ろにいるおじいさんの音で
自分のじゃないんじゃないか?自分の音って?って悩んでたけど
朱利から「雪クンの音は癒やす優しさを持ってる」って言われて
自分の音が分かりはじめてきたみたい。。

部に来た神木さんは、アドバイスするから、って言って雪クンに弾かせてみて
気分によって音が変わることを発見して、自分も演奏をはじめて
基本どおりになるように引っぱって、制限時間におさまるようにさせた。。

引っ張っていがれる気分は、むっとするような楽しいような。。
おじいさんに、麦茶と麺つゆを入れかえてイタズラされたみたいな気分w


そんなこととかあって、こまかいことは分からないけどw
部員はふつうに聞けるくらいにはうまくなってきたみたい^^



神木さんが、雪クンのことにしか関心がないのに
神木さんが来て、雪クンと合奏したってゆうだけで
みんながよろこんでたのが、どうなのかな?って^^


あらすじには「素人ばかりのメンバーを相手に。。」って書いてあったけど
5人の部員中、経験者が雪クンと雷クンの2人もいるんだから
「素人ばかり」じゃないよね?って思ったんだけど調べたら
津軽三味線は三味線とぜんぜん違うから、雷クンでも教えられないみたい。。


ふつうの部活って、たぶん、好きな人がはじめて
感心を持って入部してくる人に教えてくんだと思うけど
この部だと、雪クンがはじめたわけじゃないから
教えろって言われても大変そう^^
{/netabare}
{/netabare}
第六話「原郷」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
和楽器屋の店主「大俵ヒロシ」に連れられ、青森へと合宿に来た津軽三味線愛好会。さっそく練習に取り掛かるメンバーだが、スランプに陥ってしまう朱利に対し、自分の悩み上の空態な態度で接する雪。だが、大俵から聞いた津軽三味線の歴史をきっかけに、雪は迷いに対する自分の答えを見つけ――。
{/netabare}
感想
{netabare}
和楽器店の店主の大俵さんがいつの間にか部のコーチになってたみたいで
ひとことくらい説明入れた方がよかったんじゃないかな?って。。


それでいきなり青森で合宿って。。

ふつうだったら雪クンの家とか、知り合いにたのんだりしそうだけど
そうゆうおはなしも全然なかったし
ただ津軽三味線甲子園だけ目ざしてどうでもいいおはなしはカットなのかな?
って思ったらねぶた祭りとかは入ってるし^^


おはなしは
朱利はリズムに乗れなくって悩んでた。。

雪クンは、いつものように自分の音をさがして悩んでて
ほかの部員たちにあんまり関心ないみたい。。

海人クンが好きだったサッカーがケガでできなくなって
才能をムダづかいしてる雪クンにちょっとやきもち。。

朱利に対して、どうでもいいみたいな態度が気にくわなくってキレた。。

でも男の子どうし、おふろに入ってハダカでジャレて仲直りw
そこで海人クンに、個人戦のことすすめられた。。


次の日はみんなで竜飛崎に行って
津軽三味線の歴史について、大俵さんから聞いたんだけど
何だかうるうるしてきちゃった。。

「俺の音はじっちゃの師匠がらじっちゃへ。。そして若菜ちゃんや俺に。。
そうが。。俺の音を見つけるのはそういうことがもな。。」

にゃんはよく分からなかったけど、雪クンは何か分かったみたいで
それからの雪クンは、雷クンと海人クンの三味線を交換させたりして
仲間のことまで考えれるようになってきたみたい^^


そんな雪クンのところに、若菜さんが会いに来て
おじいさんが弟子を取らなかった話になって
おじいさんは、弾き手の音を聞いた人が教えてくれるって言ってたみたいで
雪クンは、人に聞かせることが大事なんだって分かってきて

外で練習してたら、朱利が音を聞きつけてやってきて
雪クンの曲に感動して、思わず“合いの手”を入れちゃって
音に乗ることができるようになって、行きづまってたところから抜け出せて
みんなに合わせられるようになった♪

そして雪クンは「澤村クンの音、気持ちよくはねてた!」
って言ってくれた朱利の言葉に背中を押されて
個人戦に出ることにした。。ってゆうおはなし。。



雪クンが悩んで、自分のことしか考えれなくなってたのが
悩みの解決に、人に聞かせる、聞いてもらう、ってゆうのが出てきて
やっと人に関心持てるようになってきたみたいでよかった◎

民宿のおばあさんがスマホの操作がめちゃ上手w
梅子さんのキャラとかもそうだけど
ギャップのあるキャラがおもしろいよね^^
{/netabare}
{/netabare}
第七話「風」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
梅子の主催する『松吾郎杯』に出場する津軽三味線愛好会。大会には、子供の頃から雪をライバル視していた「田沼舞」と、その兄である「田沼総一」が参加。さらには大阪の「梶貴臣」、福岡の「荒川潮」など実力者が集まり、大会は熾烈を極める。そして、ついに『松吾郎杯』団体戦が開幕する!
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
大会前にかってに一人で出て行ったり
下宿の桜のお弁当を、あっさり断ったり
オレ様な雪クンがなんだか好きになれなかった。。

かってなことが良くないんじゃなくって、自分のことしか考えれないのが。。

あの時海人クンが文句言ったから、雪クンの思いが伝わったけど
あのままみんなが、いやな気分のままで弾いてたら
雪クンがいくらうまくっても優勝なんかできないって思う。。

それに、おじいさんの音。。ってよく言ってたけど
おじいさんは日本中を回って三味線を弾きながら
人から食べ物とか寝るところを分けてもらってきたんだから
あんなオレ様なやり方、してなかったと思う。。

自分の音をさがす前に、まわりの人の気持ちとか考えた方がいいかも☆彡


梅子さんもオレ様っぽいし、舞もそんな感じだし
このおはなし見てたら
津軽の人って自己中多いみたいな気がしてくるんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第八話「音叉」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに、本音をさらけ出した雪。結束を固める津軽三味線愛好会だったが、迫る本番を前に、朱利の不安と緊張はピークを迎えてしまう。結にすがる朱利だったが、結の様子もどこかおかしい。大舞台を前に緊張する結は、朱利の手前、気丈に振る舞おうとするが、プレッシャーに押し潰されていて…?
{/netabare}
感想
{netabare}
本番前のみんなようすで、新人3人はかなリ緊張してるみたい。。

そんな中で、結と朱里のおはなしがメインだったのかな?
結はツンデレで
ホントはやさしいけど、その気もちをスナオに伝えられないみたい。。


ライバルで目立ってたのは荒川潮クンで
雷クンがちょっとおもしろいことにw

あと、舞衣たちの演奏はちょっと変わってて
津軽三味線なのに、何だか琴でも弾いてるみたいな音だった。。
{/netabare}
{/netabare}
第九話「風花」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに、私立梅園学園の出番が来た。緊張しつつも、堂々と演奏を始める津軽三味線愛好会。圧倒的な雪の音に、決して負けずに演奏を重ねる梅園メンバー。心に浮かぶイメージを重ね、皆の音が重なり合っていく。果たして彼らの演奏の行方は――。
{/netabare}
感想
{netabare}
梅園学園の演奏はよかったけど
いろんな人の心の声が「俺TUEEE」系アニメのバトルの解説みたいで
解説しないとすごさがよく分からないのかもだけど、解説してもらっても
にゃんみたくよく分からない人には良く分からなかった

解説なくっても雷クンのメインのところは変わったのが分かるし
そのあとの雪クンの「音が消えた」?ってゆうところは
みんなの心の声がうるさくって
本当はどう聞こえてるのか、よく分からなかったり。。


それから、プロ並みの人が2人いるのは分かるけど
3人は初心者なのに、3位入賞でくやしがりすぎだと思う。。

すごくがんばったのは分かるけど
たぶん入賞するような学校はどこもおんなじくらいがんばってたと思うし
もっと長い間がんばってきて、実力もあったけど
雪クンみたいな人がいなかっただけの学校もあったかも。。

3位入賞だったのだって、朱利とか結ががんばったってゆうより
雪クン、雷クンがいたからで
賭けで運よく勝ったのと、あんまり変わらないと思う

けっきょく特別賞もらってニコニコになってたけど
1位になれなかったのは変わらないし
みんな、勝ち負けにこだわりすぎて
聞いてる人に楽しんでもらうってゆう、もっと大切なこと忘れてそう。。


あと、若菜さんが若菜さんじゃなく、若菜クンだったのはびっくり!
ひげを剃った方がいいかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第十話「山颪」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
『松吾郎杯』にて、3位の成績を残した津軽三味線愛好会。いよいよ次は、個人の部が始まる。だが、その場には、意外な人物が待っていた。「神木流絃」。総一と舞の養父であり、雪の…実の父親。そして、流絃は梅子に自分の考えを打ち明ける「雪に『神木流』を継いで欲しい」と――。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじのおはなしで、後半は荒川クンと梶クンの演奏。。


あらすじのおはなしのほうは、家族の関係がゴチャゴチャで
整理しないとよく分からないみたい。。

梅子さんは松五郎の娘で、若菜クンと雪クンのお母さんだけど
神木流絃が父親なのは雪クンだけ、って若菜クンの友だちが言ってたから
若菜クンが松吾郎の孫なのに雪クンより期待されてないのって
雪クンは松吾郎の孫で流絃の子どもってゆう、サラブレッドだからなのかも?


あと、梅子さん対流絃さんの松吾郎の音の取り合いだけど
梅子さんがそんなに松吾郎の音は自分のだってこだわるんだったら
自分であとをついだらよかったのに、って。。



後半の荒川クンは、気もちよく弾いてたのはよかったけどチャラい感じで
にゃんは梶クンみたく、マジメに変わろうってしてたのが好きかな。。

とちゅうで絃が切れちゃったけど
もしかして、雪クンが自分の三味線を貸すとか?

それで、自分の番のとき、実力を出せなくって
まわりの人たちが実力を出した雪クンの演奏にもっと期待する、とかかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第十一話「記憶」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
独奏の途中、弦が切れてしまうアクシデントに見舞われる梶。だが、残る2本の弦で見事な演奏を続けるその姿に、雪の心は動かされた。そして、この大会を開催した母梅子の真意を聞かされた雪。雪が弾くのは、祖父の音か、自分の音か。彼の演奏がついに、始まる――。
{/netabare}
感想
{netabare}
梶クンの2本の弦の演奏はよかったけど
3本のときとの違いが、にゃんにはよく分からなかった。。
もしかして、それがすごいことなのかも?

とにかく雪クンは感動して
桜が作ってくれたお弁当を食べながら、自分の番を待ってたんだけど
デジャブ。。なんて言って、忘れちゃってるのひどい^^;

そんな雪クンのところに梅子さんがあらわれて
松吾郎の音を弾け、ってムチャ振り。。

すごい音をひとり占めして、誰にも知られず逝っちゃった。。って
何十年も弾いてきた天才の音を、17歳の子が弾くなんてできないと思う。。

もし雪クンが、それができるくらいの超天才だったら
松吾郎さんの音を聞かせるより、自分の音を聞かせた方がいいと思う^^

でも、自分の音だって、松吾郎さんから受けついだんだから
松吾郎さんの音に、自分の音を加えたみたいな感じになるんじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第十二話「ましろのおと」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
雪が、心のままに弾く。イメージをのせる。伝える、一心不乱に。雪の三味線から溢れ出す音が、聴く者の思い出を引き出していく。続いて優勝候補、田沼総一の演奏が始まる。圧倒的な音で、会場を揺さぶる彼の演奏もまた、聴くものを惹きつけていく。2人の演奏が終わり、大会の結末はーー。
{/netabare}
感想
{netabare}
雪クンの演奏は、松吾郎さんのマネからはじまって
途中から速いテンポの自分の弾き方になったけど
会場のウケはよくって、雪クンは満足そうだった。。

でも、梅子さんは松吾郎の音にこだわってたし
雪クンも1位になれなくって
また、自分の音で迷いだしたみたい。。



バトル漫画とかアニメで、中途ハンパな終わり方すると
打ち切り?とか「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドって言われるけど
このおはなしって雪クンの、自分の音をさがす戦いってゆう感じなのかな?

はじめ悩んでて、だんだん何か分かってきたみたいな気になってきたけど
最終回でまた同じ悩み。。

にゃんもいろいろ悩んじゃうほうだから
ちょっとしたことで、これでいいのかな?って悩んで
何とかなっても、また同じようなことが起きたときはまた悩む
ってゆうののくり返しだから、雪クンと似てるかも。。

リアルがそんな感じでも、アニメはだいたいスッキリ終わるから
見おわると、にゃんの悩みもすぐ解決しそうでいいんだけど
アニメでそうゆう終わりって
出口が見えなくって、希望もなくなっちゃうみたい。。

それにこんどは1番になりたい!ってゆう
聞く人たちがどう思うかとかあんまり関係なく
審査員人たちの点のつけ方で変わっちゃう悩みまで出てきて
何か、すごく、スッキリしない終わりかただった。。

それも、応援してくれる仲間や友だちがいるのに
その人たちの姿も目に入らないまま
またひとりの世界に入りこんで、だし。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。
津軽三味線の天才奏者をおじいさんに持つ少年が
おじいさんが亡くなったあと、自分の音が分からなくなって悩みながら
三味線を弾いて、仲間を増やしてく感じかな。。


途中まで、スポーツものみたいな、ちょっとアツい展開だったんだけど
さいごはスッキリしないまま終わって
このまま何期もつづいても
おじいさんになるまで悩み続けそうな気がして、見てるのがツラいかも。。

だから物語は★3.5
キャラもウザい人が多くって★3.5

ほかはよかったと思う。。


.

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 448
サンキュー:

42

niratama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後半に行く程BL臭

話は普通に面白いんだけど

ライバルが男だらけのせいなのか

BL臭がプンプン香って来る(;´ω`)

いや別に良いんだけど

男一人で見てる方のこと考えて欲しかった

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 124
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと私的アニメ感想簿55

最終回、演奏をする雪
「俺は、なしてこうして感想を書いてんだべ?」

お前、天地人だろ(ギクッ)
い、いや~っ、いいせりふだったので思わず使っちゃいました(汗)
原作を読んだたので、期待半分不安半分で観始めたんですが、良かったですね~。
ただ、ここで終わるのは雪がちょっとかわいそうなので、原作もまだスポック(艦長、それは非論理的です)じゃなくて、ストックがあるのでぜひ2期やってほしいです。
和太鼓もそうですが、三味線などの演奏を聴くと、時々背景というか冬の季節や日本海の荒波の音など、その地方の情景が浮かんでくる事があるんですけど、このアニメでも自然と浮かんできてジ~ン(シャア少佐だって戦場で出世しぎゃ~~~~っ)と来ましたね。

まあ生で聴くのとアニメで聴くのとは全然違うので、そこまで感じないかもしれませんし(原作を知っているので補正が入ってる事は否定しません)
人によっては古臭い音にしか聞こえないかも・・・
そこはこのアニメを見た人それぞれが感じる事であって、つまんないと思うならそはそれでいいんじゃないかと思います。
ただ、自分としては、もし2期やるならこの感じは続けてほしいです。
(でも、さすがにあの終わり方はもうちょっと何とかしてほしかったです)

おまけ
「(ふ~っ、今回は割りとまともに感想を書けたかな)」
「それは誰のマネだ?(えっ)ネタ、おめぇのネタで書け」
「(ふっ、分がってる、じっちゃ)」
「(ん?)(くっ!)(あっ)(感想が・・・変わった)」
「しょーもないネタが、あにこれを包んでいく(あわわわわっ)」

おまけ2
流絃
「せば、おめぇはネタから離れられるのか?(くっ)」
「なぜガンダムば彷彿とさせるネタばした?」
清流
「(感想の)書き方が変わったら読み手は戸惑う。」
「君の感想は気まぐれだ(はっ)」
「(他の投稿者だって)極めた投稿者だからだろ。君のは」
「ただの独りよがりだ(うぎゃ~っ)」

ううっ(涙)そんなに言わなくても(お前が自分で書いたんだろうが)

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 179
サンキュー:

12

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こだわりが感じられる

三味線を題材にしたアニメ。
今期は変わった題材のアニメが多いですね。

{netabare}
まず、三味線を題材にするにあたっての一番大切なところ、肝心の演奏シーンが非常に良かった。(とは言っても、当然三味線なんて全然知らないので素人目線だが)
ほぼ毎回演奏が入るけど、ストーリーに上手く絡んでいるし、演奏シーンが非常に熱く、惹きつけられた。
特に4話とか最終話とか...良かった演奏を上げるとほぼ全話になりそう。
演奏によって兄弟の仲を表現したり、キャラ同士が仲直りしたり、ある決意をしたり、三味線を軸に話が動いてるように感じられたのも良かったかな。

ストーリーに関しては王道。
最初は主人公最強系かと思ったがそんなことはなく、むしろ誰かと競い合ったり、大会に出ると結構負ける。モブのようなキャラにすら。
自分はこういうアニメに関しては最初は負け続けて成長していく系の方が好きなので、このアニメは自分に刺さった。
最終回は見た人ほとんどが酷かったと言いそうだが、自分的には満点のラスト。
胸糞バッドエンドではあるものの感情表現が丁寧で、実力の差を実感し最後に初めて主人公が感情を大きく動かすシーンは良かったと思う。
田沼というライバル、というより目指すキャラが確立されたという点においても良かった。

キャラクターに関しては良くなかった点も多いかな。
キャラが多すぎてわけわからなかったイメージが強い。
特に大会とか「お前誰だよ」ってなる人達がめっちゃ出てきて、公式サイトのキャラクター一覧を見ながらじゃないと理解できなかった。(見てもわけがわからなかったのも数名)

三味線愛好会のメンバーに関しては良かったかな。
最初は主人公は三味線愛好会で嫌な奴ポジションだったけど、そこからだんだんと心を開いていく描写は丁寧だった。
海人と仲直りするところも良かったし、最終的に団体戦ではほかのメンバーを頼って、みんなを認めるところも良かった。
愛好会のメンバーも全員魅力があって個別エピソードもあり、特に朱利の話は良かった。おばあちゃんの回は感動しました。
ゆい回も良かったかな。
ただオネエキャラは雰囲気壊していていらなかったです(小声)

それと、主人公や青森の子(舞)は話し方がいい感じに訛っていて、作品の雰囲気を表現できていたと思う。

無駄にクズキャラが多かったけど、そこは作品上での必要性という面において不快ではあるものの必要なキャラではあったと思う。
松五郎の二番煎じを求める母と、自分の演奏に個性を求める主人公との対立関係は良かったし。

OP、EDも全部最高だった。
一つ目のOPの「BLIZZARD」は個人的に今季で一番好きな曲。
途中で変わってしまったのは残念だったけど、二つ目のOPも決して悪くない。
テーマにそれてる気はするけど。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話
ちゃんと方言喋らせるの雰囲気あっていい。三味線のライブシーンがほんとによかった。見入ってしまった。

2話
OPがめっちゃいい。今季一番。相変わらず三味線がいいし母の歌もいい。主人公高校生なのか...。どう見ても若菜が父にしか見えないw
三味線で兄弟の仲とかそういうのを表現するのが良かった。EDも最高じゃないか。

3話
話は王道だけど、題材がいいのかな、めっちゃ面白い。

4話
今回は話がすごくよかった。演奏シーンも回想の入れ方も良かったし感動した。

5話
おかまキャラいる...?主人公が嫌な奴、だけどそこがいい。キャラもブレないしね。清流と主人公が二人で競い合いながら弾くの良かった。

6話
OP何で変えたの...前のやつめっちゃよかったのに。
仲直りしたのはいいけど早く愛好会全員仲良くなってほしいなあ。
三味線を通じてキャラが仲良くなったり、主人公が個人戦に出ることを決意するのがいい。三味線が軸になって話が動いてる。

7話
このアニメは最後まで硬い雰囲気で言ってほしかったな。
  
8話
雪がいれば大丈夫だというゆいの考えを雪が否定するの良かった。ゆいが不安を乗り越える話がかなり良かった。話はあんま進まないけど。
9話
いよいよ本番。 オネエは三味線経験者なのか? あのおばさんは松五郎と同じ演奏をさせようとしてるのかな?
これで3位なのか...。1位はあの主人公を称賛してた人のとこか。けどまあ、主人公がしょっぱなから一位を取ったりしないのは良かった。

10話
関西弁のキャラ何気に魅力あっていいな。

11話
三味線詳しくないけど1/3欠けた状態でも弾けるのか。負けはわかってても弾き続けるのかっこいい

12話
田沼は自覚あってあの発言して煽ってるのか?そうだったら引くけど。主人公最強系ではなかったか。おばさんクズだなぁ。
賛否ありそうだけど、自分の中では最高の最終回だった。
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 170
サンキュー:

4

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

津軽三味線がアニメと融合、なんだこれある!

落語心中の津軽三味線版のような出来。
てかこれ漫画で描かれてんだよな、音無しでこれだけ連載が続いているってことはシナリオもちゃんとしてた訳で、名作の予感がする。
三味線の音色が付いてこれがまた引き込みます。
2話
キャラがいっぱい出できてにぎやかになってきた。
民謡歌手の美白家の母梅子、歌声に圧倒された、歌ってるの誰?声優さんじゃないだろこれ、エンドロールより吉田昌紀子さんと判明、吉田兄弟の長男の方の嫁、NHKの民謡番組には欠かせない存在だとか…チャンネル変えちゃうから知らないわなw
しかし梅子のキャラ盛り過ぎw
ライバルの幼なじみ、どうも三味線愛好会の仲間になりそうな同級生、そして兄。
3話
部活 津軽三味線愛好会始動
演奏の凄さはイマイチ、シナリオ進行を優先したい模様。
4話
雪の祖父を知るおばあさんに当時祖父から聞いていた即興曲を弾いて聞いてもらう、節目の回収回だな。演奏は凄く引き込まれた。
雪君の音探しクエストの答え合わせ完了。
次回より部活 三味線愛好会 本格操業!の模様。
6話まで
愛好会の技量上達があっという間、まあいいでしょう、6話からOPが変わる、この作品に対する意気込みを感じる。
「うぬうぬど けんどわだれば ひがれるろ」
交通安全思いやり俳句?解説、通訳お願いしたい!季語って何?
津軽三味線奏者は盲目が物乞いの手段で行われていたという歴史をお勉強。
完走しました。
賞レース対決は興味ねえな、セツ君と同じ気持ちで視聴してた、いろんなライバルが奏でる、フ~ンだった。
この対決で聞いてくれた人の反応がなによりの教え、勝ちたいなら聴衆に認めさせる演奏をしろ。
だな。

投稿 : 2021/06/24
閲覧 : 239
サンキュー:

5

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

つかみは良かったが、尻すぼみ感はんぱない。

面白くなりそうな予感してたが、最終回はがっかり。

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 220
サンキュー:

1

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽を題材にすると大変?

== [下記は第5話まで視聴終了のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

原作はタイトルと「高校生が三味線を弾く話」というレベルの内容しか知らないで視聴を始めたので、第1話で主人公の澤村雪(さわむら せつ)が青森から東京に出てきた展開で「これがどうやって高校の部活で津軽三味線を弾く話になるのか」とビックリしましたが、2話以降の力業(?)で無事に津軽三味線同好会が発足しましたね。

第1話のおねえさんは何かの伏線なんでしょうか。

基本的には『この音とまれ!』と同じ系譜の大会に参加するスポ根展開とラブコメ展開のハイブリッド作品になりそうです、知らんけど。

で、音楽を題材にしたアニメ作品っていうと最近は『響け!ユーフォニアム』みたいな先例もあって音に説得力を求められるようになりつつあるんじゃないかと思います。

特に視聴者にも経験者が多そうな吹奏楽、ピアノ、ロックバンドなどのストーリーではいわゆる「○○警察」的な指摘を受けるリスクが相当に高そうです。

原作がラノベや漫画だと「演奏についてはご想像にお任せします」状態ですが、アニメだと実際に演奏場面が出てきてしまうので、このリスクを原作に被せられず独りアニメが負うことになります。

そこでガッカリ演奏を聴かせてしまうと、一気に原作読者の反感を買うわけです。幸い「津軽三味線に詳しい」なんて読者・視聴者は少なそうなのでそういう意味では吹奏楽やピアノよりは多少気楽なのかもしれませんが、それでもオリジナル楽曲などもあるのでさぞかし作るのは大変だろうなと思います。

三味線に素人の私は、演奏にそれなりの説得力も感じつつけっこう楽しく本作を観ています。原作の冊数が多いので、これから追うかどうかはアニメ次第かなあ?
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.6.23追記:
最終話まで視聴終了しました。

第1話で関わったおねえさんと知り合いのロックバンドのメンバーたちは出てきていましたが、おねえさん自身は出てきませんでしたね。

梅子さんの財力はいろいろとハンパない感じではありましたが、主人公の仲間うちに実家がお金持ちの人がいるというのは良くあることだと思うのですが、主人公自身の身内がお金持ちというのはこの手の青春もののストーリーでは意外と少ないパターンのような気がします。

コンクールの演奏描写に説得力を持たせる音作りには、ある程度成功していたんじゃないかと思います。まあ、「その世界の第一人者」を描くわけじゃなくて「高校年代の第一人者」を描けば良いので、奏者の都合はなんとかつく面はあるかと思うのですが、それでも本作は頑張ったんじゃないでしょうか。

そこそこの数の登場人物がいたわりには、みんなそれなりにキャラが立っていたのは原作の力なんでしょうね。津軽三味線同好会顧問の小藪先生の空気の読めなさ加減は、ある意味このアニメの癒しだったかもしれない…(笑)。

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 300
サンキュー:

23

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

EDの三味線の使い方が素敵でした。

今まであまり触れることのなかった音。和楽器シリーズでは
「この音とまれの」箏の合奏が自分の中で記憶に新しいのですが、
津軽三味線もちゃんと聴いたのはこのアニメが初めてです。

和楽器ってことで比べてしまいますけど、この音とまれでの合奏シーンに感動したばかりなので自分の中でハードルが上がってしまってたせいもあるのかな~。
本作ではちょっと演者が奏でる津軽三味線の音にそこまで心が動かなかったんですよね。なぜか。
そこは少し残念なところです。

クライマックスの
松吾郎杯で色々な演者が個性を出して演奏するシーンでは、
周りのキャラ達の反応、感想が演奏と共に語られていくのだけど、
自分の耳が
肥えてないせいもあるのか、その凄さや違いをあまり感じること
出来なかったんですよね~><!

学園ものとしてのストーリーも
主人公の雪君のマイペースっぷりにあんまり感情移入出来なくて
世界観に浸れなかったのもイマイチに感じちゃいました。

その分、梅子のぶっ飛んだキャラが中和してくれてて、
謎のお母さん、梅子の話がもっと観たかったかも。

原作を読んでないのでわからないですけど
物語は今回のシリーズではたぶん序盤の序盤でしょうし、
松吾郎杯で世界を知った雪のこれからが
主軸となって展開していくんだろうな!?。
まだ評価するには早いんでしょうね、たぶん。

最後に
津軽三味線の音にあまり心動かなかったとは言いましたけど、
OPとEDは素晴らしかったです。

特にEDの加藤ミリヤさんの「この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟」は
吹雪の挿絵の中、厳しい世界を必死に生き抜く孤高さを感じさせる
凄い素敵な楽曲で、三味線の使い方が絶妙で毎回飛ばさないで聴いてました。

今後、本気になった雪君のこれからのストーリーに期待ですね。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 216
サンキュー:

26

mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ダメとは思わないが、真に迫るものがない

 
全話視聴して…
説明するキャラが多すぎて苦笑い。演奏シーンで喋る喋る…。
「それでいいの? 三味線は素人に理解できないから言葉にしないとダメなの?」

…と思ったんで、全話視聴後に実際の津軽三味線の動画を見てみた。
もちろん誰も喋らない解説しない、何の演出もない。でも奏者の息遣いを心で聴いてる気になる。試しに音声だけで聴いたが、やっぱりこのアニメより胸に響いてくる。
雪を降らせたり荒波を立てる演出も結構だが、それより「三味線と奏者の音」が前面に欲しかった。
それに、演奏中は三味線の音を低くしてセリフを聞かせていた。ということは三味線は「添え物」みたいな扱い…それが残念。演奏に「すごい」など延々セリフを被せて凄い感を出すのはやめてほしい。音と動きのあるアニメなんだから、安易に言葉の説明に頼らないでほしい。

キャラはメンドクサイ系が多く、ストーリーにリアリティはなく、実にオーソドックスなマンガ的展開。悪くはないけどマンネリ感が漂う。
ED曲は聴いてて恥ずかしかったのでカット。個人的には当期のワースト曲のひとつ。

厳しめな評価になったが、やや女子向けな雰囲気なのでこんな感じでいいのかも。演奏を楽しみにしてた自分には、残念ながらその演奏面が物足りなかったわけだが。
津軽三味線自体は良い素材だっただけに勿体ない。

__________

(3話視聴後)

演奏シーンは期待してたけど、正直もうちょっと頑張れなかったかな?という印象。悪くはないんだけど、自分にはあまり響いてこない…。
それに、もう少し津軽三味線について勉強させてほしい思いもあるんだが。現時点では興味をそそられないんで、自分で調べたいとまではいかない。

話はリアリティ感じない展開だけど、これから盛り上がるかな?

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 227
サンキュー:

1

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ましろの音とまれ!

詳細は公式でも。

津軽三味線の弾き手、澤村雪は、祖父が病床で告げた「お前が自分の音がみったぐねくなるまで、三味線は弾くな」という言葉にとらわれ、自分の音を見失ってしまいました。

自分の音探しのため、青森を離れて東京に来る雪。そこで、キャバ嬢しながら芸能界への夢を追うユナと出会い……。

というお話だべ。

いろいろ「この音とまれ」に酷似している感じですかね。お琴と三味線という和楽器という共通点もあるしね。

あっちは変にデフォルメ表現があって微妙だなーって感じですが、こっちも似たような表現あります(SDキャラっぽくなって立ちくらみしたり)。

ただ、あっちよりは少しシリアス寄りで、そういうのは嫌いじゃないです。できれば「昭和元禄落語心中」っぽい三味線アニメになってくれたら良いかと。

いちおう継続視聴で。

=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
2話で大きくハネた印象のある本作。勝負の3話も面白く、継続できる内容となっていると感じました。

津軽三味線愛好会の前田には、おばあちゃんの思い出の曲がある。それは、雪の祖父が作ったオリジナル曲だった。でも、今の自分には弾けない。そんな雪の背中を押すようなことを積み重ね、ラストで思い出の演奏じゃなくてもいいなら弾く、というところまで気持ちが進むといった流れは実に良かったです。

シリアスとコメディのバランスが、まさにいい塩梅。演奏シーンも(「八男」のシンエイ動画にしては)しっかり描けていると思います。

同じモチーフの「この音とまれ!」と対比されがちですが、僕はこっちのほうが好みです。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
う、うーーーーーーん……。

まずOPが変わりました。が、なんでしょ。悪い意味で“普通の”ロックなアニソン。いや、津軽三味線の作品で、三味線の音が入っているOPだったから良かったんでしょ。そんな普通のロックなアニソンって、どうなのよ。

で、うーーーーーーん……。
まあ、高校の愛好会に入って、三味線甲子園に出るってことになったから、そうなるんじゃないかなとは思ったけど、学園部活物でありがちオブありがちの「合宿行ぐべ」ってのは、なんというか「あ、そうなっちゃうのね」って気持ちしかないです。

これじゃ「この音とまれ!」と大して変わらないです。

なんというか、雪にはもっと闇を抱えながら、自分の音探しでもがく展開がいい気がするんですけどねぇ。あっさりモヤモヤを解消して「オラ、個人戦に出るだ」じゃ、ちょっと物足りないというか、ね。
{/NETABARE}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、一歩半くらい後退した感じですね。

三味線甲子園という、要は新キャラを雑に出して紹介するだけの回。

こんな展開は今まで音楽とかそういう文化系部活アニメとかで腐るほど見てきました。「この音とまれ!」もそうですし、「響け!ユーフォニアム」も「ピアノの森」もそう。

それでもユーフォみたいに圧巻の演奏作画や、きめ細かいチームごとの技量の差などを描くならともかく、各チーム止め絵で雑に見せて、観客に「ロック調できたか」とか言わせちゃう、駄作「ピアノの森」と同じことやってます。

ぶっちゃけ、まったく面白くない回。

三味線甲子園をやるのが早すぎなんじゃないかなぁ。少なくとも愛好会の面々が、たかが1回の合宿をしただけで大会で上位に来れるとは思えないし、来ちゃったらご都合展開、惨敗したら、それはそれでありがち展開。

つまり、どう転んでも今のタイミングで大会やるのは悪手だと思うんですよね。ユーフォは、そこまでの積み重ねがあっての終盤の関西大会からの全国大会だからいいのであって。序盤にライバルキャラ的なものを出すのは、お祭りみたいなやつだったでしょ。

なんかなあ……。やっぱり、そういう安易な部活物にしちゃうんだー、って少しガッカリしてます。
{/netabare}
=====第8話視聴後、追記です。
{netabare}
なるほどなぁ。もう8話ですか。これは、このまま三味線甲子園がらみで終盤まで行く感じですね。まだチーム戦が終わってませんもんね。このあと個人戦もあるわけですよね。

であれば、ここで青森のマイマイの圧巻な演奏というシーンを入れてくるのも納得です。で、次週は雪たちの演奏のみで1話使いますよね。

大会って、なんというかアニメで使うの便利ですよね。でも、どちらかというと観ているほうは、そこまで面白いとは感じていないんですよね。ホント「ピアノの森」観ている気分……。

というわけで、今回も話はそんなに展開しませんでした。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
いやまあ、雪の個人戦の演奏がメインで、そこをたっぷりとお届けする回なので、ある程度は評価が高くなる回だとは思います。母親に「(じいさんは)松五郎の音を持ったまま、向こうに逝ってしまった」と言われ、雪は本番でじいさんが憑依したかのような演奏をしますね。でも、そのとき、じいさんの霊に「それは誰のマネだ?」と言われ、自分の音を取り戻すって話。

いやさ、これ賛否ありそうなんですけど、雪が三味線弾いているシーンで、途中から伴奏がピアノの曲になるんですよね。

三味線の音色聴かせないで、どーすんの???

思わず「馬鹿じゃないの?」とツッコんでしまいました。いくら雪がじいさんが憑依したような演奏したとか、自分の演奏を取り戻したとか言われても、なんにも伝わらないんですよね。演出のミスなんじゃないかなあ……。

なんか、OPが三味線の曲から普通のロックに変わってから、いろいろと惜しい感じになっている印象です。だらだらと、ずっと三味線甲子園のくだりが続いていますしね。これも竜頭蛇尾ですねぇ……。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
は?

いや、これで終わり?

雪の個人戦は3位でした。で、いろんな人にいろんなこと言われ、ようやく雪が悔しさを顕にしたところで終了と。

連載続いてるんだろうし、俺たちの三味線はこれからだエンドの変化球版といった感じ。

にしたって、いくらなんでも尻切れトンボもいいところ。カタルシスもなにもあったもんじゃないです。それもこれも、後半はキャラ見せの三味線甲子園しかやってないから、こんなことになるわけです。

雪が高校に入るまでですかね、面白かったのは。結局、これじゃ「この音とまれ!」とか「ピアノの森」と似たようなもんですよね。

もう少し、なんというか渋めの三味線道を追求する硬派なアニメになるもんだと思ってましたが、かなり残念でした。万が一、2期があっても観ないでしょうね。それも「この音とまれ!」と一緒です。
{/netabare}

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 441
サンキュー:

7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「俺の、音――」

この作品の原作は未読です。
津軽三味線をテーマにするこの作品にまたしても心を奪われてしまいました。

私の日常やこれまでの歴史の中に津軽三味線など和楽器の入り込む余地はありませんでした。
それなのに、つい先日はお箏の音色に魅了され、今度は津軽三味線…
どれだけ身近にあるモノじゃなくても、楽器の音色は心に響くし揺さぶられることを改めて実感した気がします。


伝統的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。
彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、
車線を弾けなくなった…

なくなってしまった"好きな音"を探すため、
アテもなく上京する雪。
キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、
ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。

雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。
自分の音を、自分の想いを探し続けて――


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

これまで三味線に触れる機会が殆ど無かったので、私は三味線のことを殆ど何も知りません。
三味線は猫の皮を使うとばかり思っていましたが、津軽三味線には犬の皮が用いられるそうです。
そして楽器は一生モノというイメージがありましたが、三味線は消耗品なんだそうです(wikiより)。

数十万円もする楽器が消耗品だなんて…
買い換えるモノであるのが津軽三味線の常識とwikiには記載されていましたが、物語に登場した松吾郎の若かりし頃、三味線を消耗品と位置付けられるほど裕福ではありませんでした。
諸国を渡り歩き、今日の雨風を凌げる場所と僅かな食事のために三味線を弾き続けてきましたが、この現代ではきっとその音を再現することは出来ないと思いました。

全てが変わってしまったから…
現代の三味線奏者は、決して諸国を渡り歩きはしないでしょうし、三味線だって消耗品…
皮が破れていたり、切れた弦を結んでいたり、きっと今では三味線とは言えない代物なのかもしれませんが、それでも奏者の傍らに在り続けた三味線の音色には、きっと「人生」や「生命」といった奏者そのものが感じられたのかもしれません。

こうして松吾郎が紡ぎあげてきた音色が一つの完成形だとすると、雪が本当に何を目指すべきなのかで気持ちが揺れ動くのは痛いほど分かりました。
この作品の根幹でもあり主題でもある「目指すべき音」が定まっていないんです。

「求められている音」と「求めたい音」は違うと思いますが、本当に違うのかと問われると正直良く分かりません。
というか、最後の着地点は同じような気がしてならないんです。

「自分らしさ」を追求する…
「戦いでの勝利」を渇望する…
そして、なぜ悔しさを感じるのでしょう…
どうして「上手くなりたい」と思うのでしょう。
上手くなったその先に本当に答えはあるんでしょうか。
きっと悔しさの示す真意に気付かなければ、答えには辿り着けない様な気がしてなりません。

そして現時点の雪に気付きがあるかも正直分かりませんでした。
何故ならその前で物語が終幕してしまったから…
だから、今物凄くモヤモヤしています。
続編制作前提ならまだしも、現時点では何の音沙汰もありませんので。
ここで終わったら単なる原作の販促作品になってしまいますよ。

オープニングテーマは、BURNOUT SYNDROMESさんによる「BLIZZARD」と「銀世界」
エンディングテーマは、加藤ミリヤさんによる「この夢が醒めるまでfeat.吉田兄弟」
個人的にはエンディングが大のお気に入りでした。

1クール全12話の物語でした。
決着を付けなければならないのは雪だけじゃありません。
梅園学園の津軽三味線愛好会にだって、「やるべきこと」が明確になりました。
だから、これじゃ絶対に終われませんよね。
続編制作の発表を楽しみに待っています。

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 188
サンキュー:

18

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

え?終わったの?

1話 ✖ 展開が結構はやくてついていけない。
感情移入出来ない。
2話 ◎ 作中の音響が光ってる。
話の内容も良かった。

これどうなのよ。今後も面白いのか?
分かりませんね〜 なので視聴を継続します。



全話視聴後

おいおい!あれで終わり?!?!?まじかよ!
始まりと終わりがだめだこりゃ(中盤は普通に面白かった)

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 173
サンキュー:

6

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

残酷な結果(客観的な意味で)

津軽三味線を主軸にした、高校生の青春物語。
原作未読。
キャラデザインも良いし、各キャラも個性的で良い。今シーズンのアニメの中で期待度ナンバーワンだった。
だがしかし、このアニメを一言で、致命的なことを言うと、三味線って、地味。

楽器を前面に出したアニメというと、『響け!ユーフォニアム』『この音とまれ!』などを思い出すが、正直これらの作品と比較して大きく見劣りしてしまう。
視聴者は楽器の玄人ではない。そんな素人にも分かる素晴らしい楽器の響きが、先の作品にはあるのに、この作品には無い。
どう考えても津軽三味線を専門にやっている人にしか分からないような表現、音。これじゃあ一般視聴者にとっては、何を言っているのか分からない。
『この音とまれ!』のクライマックスシーンで神奈川県予選での「天泣」の演奏があるが、演奏中に聴衆、審査員がそれぞれ解説してくれる。その解説がいちいちもっともだし、同時に流れている箏の音がそれを雄弁に物語っていたものだ。
残念だが、三味線にそれを求めるのは酷だったのでは。
アニメ中では演奏の工夫や音の広がり等、頑張って表現していたが、いかんせん音が薄すぎる。
まあ、これだけの音で聞かせるのもかなりのものだが、三味線に頼らなくても表現方法はあるので・・。
吉田兄弟だってロックを取り入れているわけだし。
三味線オンリーにこだわっても魅力が無いなあ、というのをまさにこのアニメで証明してしまったような気がする。
序盤は面白かったのだが、松吾郎杯に入ってから面白く無くなってしまった。
はっきり言って、三味線をなるべく前に出さないように、青春ストーリーを前面に出した方が、アニメとしては良かったかも・・。

すごく酷評しているようになってしまいました。すみません。
津軽三味線を今後も残していきたいなら、このままではダメなんじゃないか?
歌舞伎だって日々新しい取り組みをしているわけだし、斬新な改革をしていかないと、廃れてしまうように思いました。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 179
サンキュー:

10

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

月刊少年マガジン版、この音とまれ。

高校生が主体の青春で、津軽三味線を題材にした作品でした。
この音とまれ、といろいろ比較をしてみると楽しいかもですね。

やはり、音系の作品はアニメ化されるとより捗ります。津軽三味線ってこんな音なんだ、ふ~んと少し教養が広がった気にさせてくれた点がよかったです。

楽器を自由自在に弾き操る、カッコいい主人公たちを観たい方はぜひ。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 166
サンキュー:

17

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

音楽と映像の親和性が初心者には嬉しい、津軽三味線アニメ。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「高校生の部活モノ(和楽器)」ということで、おそらく、多くの視聴者が比較するだろう「この音とまれ!」との比較を、自分もしてみたいと思う。

個人的には、

①ストーリーの深さは互角で、共に○。この音は群像劇で、ましろは一人称小説的なため、好みは分かれると思う。

②(恋愛面含めた)キャラクターの良さなら、この音が圧倒的に良い○。ましろは△。

③音楽的な表現なら、この音は○で、ましろは◎。どちらも良いがましろに軍配。

ということで、総合評価は両作共に☆4。この音はバランスのとれた良作であり、ましろは音楽的な表現や苦悩に特化した良作であると言える。

レビューでは、本作の、特に音楽的に良かったと思う部分を書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
自分は岩手県の生まれであり、お隣、青森県の津軽三味線は幼い頃から身近にあった。ニュースとかで音色を聴く機会も多かったし、なにより数年、津軽三味線の本場、弘前市に住んでいたしね。

その上で言わせてもらえば、「三線(沖縄)の方が圧倒的に好き(笑)」。

なんか、魂が震えるんだよね、三線の音色(HYとかBEGINとか、沖縄民謡とか、全部好き)。穏やかで柔らかい響きは、南国の景色とよく似合う。一方、津軽三味線の張り詰めた緊張感と力強い響きは、雪国の景色とよく似合う(実際に演奏方法も全く違い、津軽三味線は打楽器に近い性質を併せ持つ)。

私が津軽三味線より三線を好きなのは、単に私が雪国出身で、雪景色の美しさだけでなく、雪道の運転や雪かきの大変さを嫌っちゅう程知っていて、南国に憧れがあるから(とはいえ、住んでみれば南国には南国の大変さはあるのだろうけどね)。

津軽三味線は、雪国を表現する楽器。

ということを感じるくらい、本作の津軽三味線の演奏と、アニメ演出はスゴい。色々な音楽系のアニメの中でも、ここまで、「音色」「解説台詞」「映像」に親和性を感じる作品は、そうない。

音楽のプロの方々なら、「音」だけで「色」を感じられるのだろうけれど、私のような素人には、「言葉」と「映像」があって初めて感じられる。アニメが総合芸術であることがよく感じられる作品だったと思う。

冬景色には、きちんと冬っぽい音が鳴る。春の訪れも音色で感じる。松吾郎風(雪の前半)の演奏には、老獪さを感じ、雪本来(後半)の演奏には若いエネルギーを感じる。サブキャラもそう。お利口さんとその反抗期が音色で分かる梶貴臣の演奏。スリ上げを多用する荒川潮の演奏。1つとして同じ演奏はなかった(唯一の不満は、皆がベタ誉めする松吾郎の演奏を聴きたかった。雪に似ていて、雪とはレベチの演奏ってやつを)。

これを、曲そのもののを変えて表現するのは難しくないが、「津軽じょんがら節」という(課題曲の)1曲のみで表現しきるには、かなり高い演奏技術が必要だろう。そういう意味では、本作の最大の貢献者は、津軽三味線監修の吉田兄弟さんと、演奏の葛西頼之さんや柴田雅人さんなんじゃないかと思っている。

また、(原作由来だからということもあるかもだけど)あえて1曲のみで表現しきったことで、「津軽三味線の奥行きの深さ」を伝えることもできていた。たった3本の弦でこれだけの違いを生み出せる、凄い楽器だし凄い曲だと思う(これができたのは、「じょんがら節」という、展開が大きく演奏者の個性を引き出しやすい楽曲だからという視点もあり、さすが津軽三味線の圧倒的な代表曲だと思った)。

てか、冷静に考えれば、アニメで同じ曲を3話も弾き続けるって、かなりチャレンジングだよな。決断した監督も偉いと思う。

この感じなら、2期も期待できる。部活動編はここでスッパリ切り、個々を深める展開になるのかな。

海人はサッカー(夢)への再挑戦。雷先輩は複雑っぽい家庭環境の解消と就職(咄家の演奏)。雪は勿論、自分の音を探す旅。

更に、海人×結×朱利の三角関係と、雪×朱利×舞×桜の四角関係の解消。まあ、海人と結、雪と朱利の組み合わせになるだろうけど、ワンチャン、海人と朱利、雪と舞の可能性もあるかな?(笑)

という具合に、本作に足りていなかった群像劇的要素や恋愛要素は今後、、、「伸び代ですね!」(笑)
{/netabare}

【余談 ~「じょんがら」と発音すると、東北訛りの練習になるw~】
{netabare}
東北方言の特徴に「鼻濁音」というものがあります。

鼻濁音とは、日本語で濁音の子音を発音するとき鼻に音を抜くものを言います。特に、「が、ぎ、ぐ、げ、ご」のガ行を「んが、んぎ、んぐ、んげ、んご」というふうに、鼻の方へ抜いた発声法です。通常の「が」は「Ga」で、鼻濁音の「が」は「nGaA」になると書けば、分かりやすいでしょうか。

現代の日本人で、この鼻濁音を発音できるのは、2~3割にとどまり、その多くが東北、北陸地方の人です。(ちなみに、この鼻濁音は中国語では多用されるので、大学の中国語の時に、「発音が完璧」と誉められましたw)

我々東北人は、語頭は「Ga」で、それ以外は鼻濁音のがぎぐげごを使います。つまり、「学校」は「Ga kko 」ですが、「小学校」は「Sho nGaA kko」になります(笑)

私も今回初めて気付きましたが、「じょんがら」という言葉は、「ん(n)」と「Ra(アの母音)」で「が(Ga)」を挟む言葉なので、普通の人が「じょんがら」と発音しても、鼻濁音っぽくなる言葉なんだと思います。

ちなみに、本作の声優陣の津軽弁ですが、「ほぼ全員微妙」でした(苦笑) 主人公の澤村雪役の島﨑信長さんは宮城出身ということで、下手ではないけど、津軽弁とは微妙に違うな~と感じてました。まあ、☆3か4。後は、わりと(津軽弁としては)下手くそで、☆2か3な。特に、澤村梅子と田沼総一は違和感あったな~。圧倒的に上手かったのは田沼舞 役の三上枝織さんです。まあ、青森出身で、ネイティブですもんね(笑) 皆さん、プロなので鼻濁音とか基本的なことはできていましたが、特に文末のイントネーションが微妙に違ったり、濁点をつけるのがちょいと少なかったり、多分、地元民にしか分からない微妙な違和感です(笑)

本来はこれ以外にも、「ザ行」も特徴あるけど、それはまたどこかの機会に(笑)

さあ、「じょんがら」を連呼し、君も東北弁マスターに近づこう! 何のメリッドもねぇけんど(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
津軽三味線。女優かアイドルか分からんが、その卵が、リスク犯して見知らぬ男救うためにチンピラ殴り、泊めるって、絶対にないだろう。ガチの本物の才能との出会い。依存。津軽じょんがら節。津軽三味線の絶対的代表曲だな。まさかの加藤ミリア(笑)

2話目 ☆4
民謡、上手いな(笑) この親子ユニット(笑)、人気出そうだな。なんか、素敵だな、家出息子に手厚い比護(笑) 全国3位で、東京で三味線教室開いたらそれなりに儲かりそうだけどな。

3話目 ☆3
部活になるのね。しかへる、というド津軽弁もそのまま使うか。完璧主義から、1歩を踏み出す。そたらはんかくせぇ(そんなに中途半端な)奴、死ねぇ(笑) 

4話目 ☆3
生きてる?(笑) バアちゃん、語るな~。

5話目 ☆4
こういう、初心者系の部活モノはよくあるけど、いつも思うのは、「皆、よくそんなに熱くなれるよな」ということ。自分はやらされてた剣道だったし、本気でやってたのは、全国がリアリティな目標となってから。初心者なのにあんなに一生懸命になれるのが凄いなと。

6話目 ☆3
OPが6話で変わるのか。ねぶた囃子はちゃんと音にしてほしかったな、こういうアニメだけに。

7話目 ☆3
大会。頭突き(笑) まあ、オール1年である程度いければ、2年後には優勝見えるやな。

8話目 ☆3
素人には大歓声、プロにはイマイチか。戦う前に負けセリフ(笑) 

9話目 ☆4
なんかもう、この音止まれ、だな(笑) 団体は団体の演奏からの個人技。熱い展開だな。集団催眠か(笑)  え? 未成年だっけか(笑)

10話目 ☆4
そうだよな、北東北の赤飯は甘いから(笑) 子供か(笑) 自分勝手な親2人。同じ曲を何十曲もはキツいな(苦笑) 古典の中の異端。プロ向けってことだよな。めっちゃ棒読み(笑) 確かに、少しの雑さは感じる。上手いよな、再現。

11話目 ☆3
演奏の途中でぶった切るのは、どうだろう? こうなると、松五郎の演奏も聴きたいよな。雪が似ていて、雪とはレベチの演奏ってやつを。

12話目 ☆4
ここで初代OPは良いな。もはやファザコン。慕情。やる気にさせるためか。まだ真っ白な音なのね、雪のように。
{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 297
サンキュー:

24

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

津軽三味線の演奏に引き込まれます♫

[2021.6.19]
最終話を見終わりました。
中盤以降は三味線甲子園の話になって、この音とまれみたいだなーって思いながら見てて、悪くはないんだけど、このまま優勝とかして終わりはつまらないなぁって思ったり。。
で、最終話なんですが・・すごーく良かったです!ビター展開好きの私も満足でした♪
この物語は雪くんが自分の音を探し求める旅なんだなーって。
雪くんの音は澄んだ綺麗な静かな音。色に例えると白。だから真っ白な音=ましろのおと。
大会の結果は・・{netabare}そして勝ちたいと悔しがり、嗚咽を漏らしながら泣く雪くん。
梅子にとっては残念な結果だったかもだけど、この甲子園は雪くんにとってとても大きなものを得られたんだと思います。{/netabare}
すごく続きが気になるところで終わりましたけど、2期あるのかな?
原作読んじゃおうかな・・27巻もあるけどw
※12話の感想も下にちょっとだけ書きました。

[2021.4.18初投稿]
原作は月刊マガジン連載みたいですが未読です。
作者の羅川真里茂さんは青森出身のようです。

春アニメの視聴作品を物色してた時は、サムネの男の子が暗そうだし、津軽三味線のお話?って感じであまり期待しないで見た作品でした。

澤村雪(さらむらせつ)は弘前の高校生。
津軽三味線の名人で憧れだった祖父の澤村松吾郎(さわむらまつごろう)が亡くなり、自分の音を探すために東京へ行くけど・・

絵は綺麗でいいですね!
舞台は弘前と東京。弘前といえば、ふらいんぐういっちを思い出します。
結構津軽弁でしゃべってるけど大丈夫かな、と思っちゃいましたけどそれも含めてなかなかいい雰囲気です。
キャラデザもクセがなくて好きですね。

なんといっても良かったのは津軽三味線の演奏シーン!!
演奏を聴いていると、なんだかどんどん引き込まれていく感じです。

お話自体もとても面白いし、これは今期の中でもおすすめしたい作品です☆
ちょっと原作読みたくなっちゃいました。

[2021.4.20追記]
原作コミックを2巻まで軽く読んでみました。
演奏ももちろんですが演出がいい意味で渋い感じに変わっててアニメのほうが好きかも。
2話の時点でコミック2巻ちょっとと、カットされたシーンも多く進行ペースもわりと早いんですが、うまく編集し直して良い作品になっていると感じました。

以下、各話の感想です♫

【第一話-寂寞】
{netabare} 雪のシーンが綺麗。
ユナさん親切すぎ。というか強すぎ。
自分をきちんと持ってる子みたいだしやりたいことが見つかればいいよね。
雪くんの津軽三味線すごく良かった♫
配信で見てた子はあとで登場するのかな。
ラストはちょっとギャグっぽくて浮いてたようなwって誰?{/netabare}

【第二話-林檎の花】
{netabare} 個性的な女性は梅子さんといって雪くんの母親なんですね。
梅子に促されて、雪くん演奏と梅子さん唄の競演が始まる。
うわ!唄も本格的っぽくてすごい!
そのおかげで下宿先が見つかって良かった♪
東京の高校に転入した雪くん。
同じクラスの前田朱利(まえだしゅり)が1人で津軽三味線愛好会をやってて。
雪くんの兄の若菜が東京に。
兄弟の距離感がなんかいいな。優しいお兄さんだね。
兄弟で競演した演奏がこれまた素晴らしいです♫
ED見てわかったんですが、この作品オリジナル曲みたいで題名が「アレ」だそうですw{/netabare}

【第三話-驟雨】
{netabare} 朱利さんと一緒にいる子って1話で配信見てた子?
朱利さんが聴いてた祖母が口ずさむ曲を聞いた雪くんは松吾郎の曲に似てると感じて。
祖母の前で演奏して欲しいと頼むけど、雪くんに弾けないといわれて。
青森から来た津軽三味線の神木清流(かみきせいりゅう)のライブ演奏を聞く雪くん。
雪くんに興味を持った神木から、何か弾くように言われて弾くけど、どういう音を聞かせればいいか分からなくて。
雪くんって芸術家肌というか、繊細なんだね。難しいな。
でも、とても大切なことでやらなきゃ後悔するんだったらやります、と朱利さんに言われて松五郎の曲を演奏したいと思う雪くん。{/netabare}

【第四話-春の暁】
{netabare} 青森から送ってもらった松吾郎の「春暁」のカセットテープ。
朱利さんたちと一緒にいた矢口海人(やぐちかいと)にテープの再生をお願いして、矢口宅で聴く雪くん。
でも松五郎のように弾きたいと練習するけどなかなかうまくいかなくて。
永森雷(ながもりらい)に言われた「シンプルであることの良さ」をヒントに、松五郎の音をひとつひとつそぎ落としてシンプルな自分の春暁にしようと思う。
雪くんは朱利さんの祖母の前で春暁の演奏をはじめる。
昔疎開先で聞いた若い頃の松五郎のことを思い出すおばあちゃん。
必死に生きるために津軽三味線を弾いていた松五郎。
松五郎の優くて生きる勇気をくれた音色と同じようなものを雪くんに感じて。
松五郎の魂はしっかりと雪くんに受け継がれているんだと。
なんだか見ててちょっとうるっとしちゃいました。
津軽三味線愛好会を朱利さん、雪くん、山里結(やまざとゆい)さん、矢口くんの4人で活動することになりそう。
それを聞いた雪くんの母親の梅子が津軽三味線甲子園を企画するみたいだけど、青森の雪くんをライバルと思ってる女の子とかも絡んできそうで今後の展開が楽しみです♫{/netabare}

【第五話-合奏】
{netabare} 初心者ばかりの津軽三味線同好会。
雪くんの演奏に感動して少しでもそれに近づきたいと話す朱利さんの言葉。
それは雪くんが松五郎に抱く気持ちと同じような気がして。
顧問が連れてきた神木清流と雪くんの合奏・・・今回もすごく良かったです♫ {/netabare}

【第六話-原郷】
{netabare} OP変わりました・・けど前の曲のほうが三味線入ってたし合ってたような。。
青森に合宿に来た雪くんたち。
聴いてくれる人の反応がなによりの教え、人に聴かせなければ自分の音は見つからない。
松五郎が語った話を聞いて個人戦に出る気になり雪くん。
朱利さんや矢口くんの話も盛り込みながら、全員最後まで合わせて弾けるようになるお話の流れは良かったです♪
ちなみに青森市のは「ねぶた」、弘前市のは「ねぷた」です。{/netabare}

【第七話-風】
{netabare} いよいよ始まった津軽三味線甲子園!
青森の人って独特のイントネーションあるから、なんとなくわかるんだよね。
雪くんって自分の気持ちを表に出さないから矢口くんのイライラもわかる。
でも優勝したいって気持ちは同じなんだって分かってよかった。
けど自分中心なとこは相変わらずなのね(-.-)
団体戦やって個人戦も、となるとそれだけで1クール終わっちゃうかも。{/netabare}

【第八話-音叉】
{netabare} 青森のマイマイのチームの演奏、さすがって感じ。
すごーく雪くんを意識しちゃってるとこも面白いです。
いいキャラしてますね♪
梅園学園が優勝しておしまいって展開はちょっとつまらないので、もうひとひねりの展開を期待します。{/netabare}

【第九話-風花】
{netabare} 梅園学園の演奏、とても良かった!
雪くんがスタンドプレーすることなく、みんなの音を大切にしながら演奏してたのも。
そして結果発表。
うん。物語の展開としては良い結果だと思いました。特別賞もらったし。
メンバーみんながすごく悔しい思いをしてる姿にじんわりきました。
それだけ頑張ってやりきったという思いがあるということだから。{/netabare}

【第十話-山嵐】
{netabare} 青森の赤飯って甘いんですね♪ちょっと食べてみたいかも。
雪くんの父親ってあの人だったなんてちょっとびっくり。
だからマイマイはあんなにライバル視してたのかな。{/netabare}

【第十二話-ましろのおと】
OP、前のに戻りましたね♫やっぱりこっちのほうがいいな。
雪くんの演奏をスマホで見てるユナさんが一瞬写って元気そうで良かった。
感想は上のほうにだいたい書いちゃったので。。
今回みたいな苦味のあるビターな展開は物語に深みが出ていいと思います。
雪くんの今後の成長がとても楽しみに感じたところで1期は幕を閉じましたね。
できれば2期やってほしいけど、津軽三味線という地味な題材だけに厳しいかもですねー。

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 532
サンキュー:

27

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

高校生×三味線

津軽三味線監修:吉田兄弟なので、三味線凄いです。
原作27巻あるから、ストックはバッチリだね。

師匠であり、育ての親の祖父が亡くなり、
自分だけの音を探そうと、思いつきで上京するも、
夜の街のネオン酔いし、トラブルに…

7話~12話
{netabare}
「松吾郎杯」開催。

雪は、団体戦3位、個人戦3位。
温室育ち(松吾郎)の音しか聞いていなかったのと、
奏者としての心構えを知りました!で終了。

原作ストックあるし、2クールやるかな?と思ったけど、
区切りがいいし、仕方がないかな。
{/netabare}

6話
{netabare}
OP変わるの早いなぁ。

合宿で青森へ…
雪の心の変化があり、個人戦にもエントリーすることに。

梅子って、なんだかんだ言って、父親を尊敬し、
表舞台に立ってもらいたかったんだなぁと感じた回だった。
{/netabare}

5話
{netabare}
神木清流が雪をたたき起こしに来た回。

雪の父親って、シルエット的に、田沼父?
若菜ちゃん、雪と似ていないから、父親違い?

腐メガネさん、断りのない録音はダメ絶対。
{/netabare}

4話
{netabare}
雪の爺ちゃん全盲だったとは…
婆ちゃん出てこないから既に亡くなっているのかな?

オネェ言葉の同じ高校の学生の言葉で、
爺ちゃんの音を削ぎ落し、自分の音に昇華していくのは、
爺ちゃんがいう所の、「自分の音で奪え」ってことなのだろうか。

梅子は、梅子で、雪見守り隊からの報告で、
津軽三味線甲子園「松吾郎杯」を開催することに…
これは、父、松吾郎への尊敬もあり、自分の息子の才能開花させるためでもあるのかな?
長男は、そこまでではないのね…
{/netabare}

3話
{netabare}
津軽三味線の全国大会で二連覇している実力派奏者
神木清流との邂逅。

学園にあった三味線は彼が残していったものだった。

試しに弾いてみてよと雪に言い、気の入っていない
弾き方にイラっとしたのか、もういいよと。

かなりプライドの高い人物の模様。
今後、雪にどのような影響を与えるかに期待。
{/netabare}

2話
{netabare}
母梅子、歌手かと思ったら、美容業界の経営者の模様。

雪が入る私立高校に多額の寄付金をし、話をでっち上げ、
東京の高校に通うことに。
梅子は、雪の才能を開花させたいみたいだね。

そして、下宿先の子、津軽三味線同好会の子、
雪の前座をネットで見ていた子がヒロイン候補みたいな形で登場。
メインヒロインは、ユナさんであって欲しい…

梅子が歌い、雪が演奏していた時に、見ていた男子高校生も、
主要登場人物になりそうな感じ。
{/netabare}

1話
{netabare}
トラブルに巻き込まれた主人公の雪を見た、
ユナが、893を格闘技?で撃退し救出する。

そして、拾って家に持って帰る。
怪我の手当てをしてくれた良い人。
ただ、ユナ、グラビアアイドルとしては目が出ず、
紐バンドマンにお金を渡している残念な一面も…

ユナの機転で、紐バンドマンヴォーカルがごねている間に
前座として、三味線を弾くことに…
それをネット配信で見ていた女性も、今後のストーリーに
絡んできそうなのと、夢を諦めたユナが帰郷してしまい、
いつ戻ってくるのかがきになるなぁ。
ユナ、メインヒロインであって欲しい。

最後に、雪の母が登場したけど、中々、ファンキーな方でした…
{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
閲覧 : 362
サンキュー:

6

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

5話まで止めた
原作3巻まで読んで思あ白かったけど、それと比べると端折り過ぎ。
アニメで三味線の音がつくのは良いけど、観るのは止めて原作読もうと思った。
吉田兄弟好きだけど、脳内で高橋竹山のイメージで読むし。

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 173
サンキュー:

2

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

Japanese Blues

原作単行本愛読中。2010年5月より少年マガジンで連載され、2021年4月現在、既刊27巻で累計発行部数450万部の人気作品。

レビュータイトルは原作で、ある外国人が主人公の演奏に対して呟いた言葉。

本作の日本語タイトルもいいが、英語タイトル "Those Snow White Notes" も深い味わいがあって好き。

作者の羅川真里茂(らがわまりも)氏は、青森県八戸市出身の女性。本作の連載は今年6月で12年目に突入。本作前にも少女漫画『しゃにむにGO』を11年も続けたそうで、長期連載が得意な方のようだ。青森県人の特性とされる芯の強さの現れか?

作者ご本人も、腕前は知らないが三味線を弾かれるよう。2012年に6巻が発売される頃に購入した3棹目は、清水の舞台から飛び降りるほどの高価で"マリリン3号"と名付けたそう。女性らしい、かわいいネーミングセンスが微笑ましい。

津軽三味線の世界と言えば、三味線ではなく、寺内タケシとブルージーンズの、じょんがら節のギターバンド編曲演奏のテレビ放映が、個人的な初めての邂逅。その時、荒々しくもソウルフルな世界に魅了された。そのことは何十年経っても忘れられない。

1話のライブハウスで鳥肌が立った。2話のアパートでは自然と涙が溢れた。4話の介護施設では現実から離れトリップしたようだった。

この作品の音源は、胸にひしひしと迫り、染み渡る。やっぱり自分も日本人なんだと...切なくも熱くなる。津軽三味線の素晴らしさに触れられて幸せだ。

本作のアニメの色調は、白が強く、霞がかかったようだが、そこから東北地方の冬の厳しさと、芸道の冷厳かつ高貴なる世界が伝わる。津軽三味線の音色とのハーモニーが素晴らしい。演奏シーンの作画も、特に手元アップに説得力がある。

アニメは1クール全12話。このペースなら少なくとも単行本8巻最後まで描かれそう。

青春だ。芸能の道を極める覚悟が定まるまで、誰のために? 何のために? 今は迷いながらも前に進むだけでいいんだ。

私は中学生の頃からずっと、欧米のロックやブルース、そして成人してからはジャズやクラシック音楽を含んだ西洋音楽が一番と思って来た。

JポップやJロックは別として、邦楽は演歌が大嫌いで、歌謡曲やフォークもあまり興味がなく、ましてや日本の和楽器による古典芸能、民謡など全く縁がないものだと思っていた。

ブルージーンズとの出逢いがきっかけで邦楽を見直し、今では幅広く雅楽や琵琶、琴、和太鼓などの演奏も好きになった。本作で民謡の素晴らしさにも触れられた。が、遅すぎる。貴重な青春時代にもっと邦楽の素晴らしさを知るべきだった。過去の自分に、思い切り蹴りを入れたい気分だ。

『ちはやふる』でかるたファンを外国で多く生んだように、このアニメで、三味線を、日本を、深く愛してくれる外国人が増えてくれたら嬉しい。

投稿 : 2021/04/27
閲覧 : 342
サンキュー:

8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観たい

作画良好。音楽も良好で面白そう

原作はなんとなく読まなくなってしまいました。
何が悪かったのでしょう。
まあ原作には音楽が無いですからね。

改めて見てみるのも良いかと思いますが…。
見きれるかどうかは本数次第です

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 164
サンキュー:

3

イムラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

「四月は君の嘘」のようなアニメはないものか?と訊いたらこれをお薦めされた

<2021/4/17 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。
原作は月刊マガジン連載。
未読です。

三味線の天才「雪(せつ)」のお話です。

もともとすごく期待してた作品で。
昔ネットで「四月は君の嘘のようなアニメないですか?」という質問に本作を挙げているのを何度か見かけて以来気になってました。
そのうちアニメ化するだろうと待ち構えてたらようやくですよ。

期待値上がりますよね。
で、3話まで見てみました。

ストーリーは天才の苦悩と葛藤。
これは好物。
そして演奏シーン。
映像も音楽も迫力満点じゃないですか。
音楽シーンの良さでいえば「四月は君の嘘」「坂道のアポロン」に並ぶ。
それぐらい引き込まれました。

今期、良い作品本当に多いですが、自分の中では本命です。

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 261
サンキュー:

24

ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

タイトルなし

1話の感想 ★★★★ 4.0
おじいちゃんの死
{netabare}
絵のタッチから少女漫画っぽい。
けど、少年漫画みたい。
この音とまれと同じ感じかな。
音楽アニメは好きなジャンルだから、たとえこの先酷くなっても完走できるだろうな。
音楽部分に力入れてそうだし、期待。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
母と兄
{netabare}
1話の浮気してたギターの男はもう出ないのかな?
二人で活動するのかと思った。
お母さんは強烈だな。
だけど、歌はうまいパターン。
血のつながりを感じるよね。
お兄ちゃんも才能ないって言ってるけど、三味線は続けているんだ。
{/netabare}

{netabare}
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投稿 : 2021/04/11
閲覧 : 151
サンキュー:

5

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ましろのおとのストーリー・あらすじ

「俺の、音――」伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。"好きな音"を失い、アテもなく上京する雪。キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。自分の音を、自分の想いを探しつづけて――(TVアニメ動画『ましろのおと』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
シンエイ動画
公式サイト
mashironooto-official.com/
主題歌
《OP》BURNOUT SYNDROMES『BLIZZARD』&『銀世界』《ED》加藤ミリヤ『この夢が醒めるまで feat.吉田兄弟』

声優・キャラクター

島﨑信長、細谷佳正、本田貴子、麻生智久、宮本侑芽、近藤玲奈、岡本信彦、鈴木達央、梅原裕一郎、畠中祐、三上枝織、梶裕貴、落合福嗣、谷口夢奈、高柳知葉、木村匡也、逢田梨香子、柿原徹也

スタッフ

原作:羅川真里茂(講談社『月刊少年マガジン』連載)
監督:赤城博昭、シリーズ構成:加藤環一、キャラクターデザイン:真島ジロウ、津軽三味線監修:吉田兄弟

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