当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「機動戦艦ナデシコ The prince of darkness(アニメ映画)」

総合得点
73.5
感想・評価
432
棚に入れた
2157
ランキング
1006
★★★★☆ 3.9 (432)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

機動戦艦ナデシコ The prince of darknessの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

システムに組み込まれた哀れな改造人間

成長した星野ルリ。
「機動戦艦の生体制御装置」だった星野ルリはたった3年で、地球連合宇宙軍の少佐で機動戦艦の艦長に就任。
凄い出世だ。

序盤は連合宇宙軍(旧体制)と統合軍(新組織)が、事件解決をそっちのけで権力争いを繰り広げる。
そんな中で淡々と事を進める星野ルリが、かっこよくて爽やかで良かった。

しかしクーデター後から微妙な感じに。


ルリ艦長の元、新メンバーのクルー達を活躍させればいいのに、相変わらず強引に旧メンバーを引っ張り出す。
案の定、旧メンバーが大集結してから急速に詰まらなくなっていく。

戦闘シーンではアキトが大活躍していたが、そうではなく星野ルリと新メンバーを活躍させろよ!

話の展開も強引過ぎで、クーデター起こした奴等も遊びでやっているような雰囲気で必死さない。
見てて段々と白けてくる。


ラストは酷かった。
何故かユリカが助かり、アキトは何処かへ旅立ったのか?

アキトは何処へ?
何しに?
なぜ?

しまりが悪く不快な作品だった。

投稿 : 2024/03/04
閲覧 : 19
サンキュー:

0

ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アキトはどこへ行きたいの~?

七人の侍のように
散り散りになったナデシコクルー達が集結する展開

小説版「角川スニーカー文庫 機動戦艦ナデシコ ルリの航海日誌」でアキトとユリカがテレビ放送の最終回で拘束された後に、2人でラーメンの屋台をルリちゃんと一緒にはじめる話は心の底から祝福をしました
{netabare}
しかし、最後の最後で新婚旅行に向かった二人の乗る旅客機が事故という鬱展開
そのため、メディアミックス小説が発売した後の劇場版は救いでした
{/netabare}

後の木星とのパワーバランスや、本編で気になっていたこと
ある種、国家反逆罪ともいえるネルガルの暴走にどういう制裁があったか
クルー達の再就職先など、解決してスッキリした部分も多く
小説での起承転結の「起」から劇場版の「承」「転」を観て、一応の「結」を見せつつ後を想像させるような
制作側の意図に乗れたファンなら結構納得できた劇場版だったでしょう

ただ不評も多く、ハッピーエンド以外望んでいないファンや、小説版を踏まえた上でのメディアミックス展開が裏目に出て賛否が飛び交いました。作画も演出もテレビ放送とは比べ物にならない凝りようで、賛否も出ず、続編をあの時代にスムーズに出せていればと悔やまれる。確実に賛否の部分でプロジェクトが停滞してしまったでしょうから、業界がまだチャレンジングな時期に出せなかったのは勿体ない

銭湯のシーンや電車でのシーンなど、劇場らしい、シーン先行の印象深い場面が良く
劇場版単体で観ても意外といけんじゃないかって思っています

もし今からナデシコ観るって方は、先にコッチを観るのもありですね

投稿 : 2022/12/15
閲覧 : 513
サンキュー:

13

lostmemory さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あまりにも衝撃的だった劇場版

当時リアルタイムで見に行ったけど
これほど出だしで衝撃を受ける劇場版も
まあそうないよなあという感じ
ネタバレは防ぐけど、ちょっとだけ。
普通アニメで主人公務めたキャラはそのまま
劇場版でも主人公なのが当たり前だが
主人公が交代した時点で驚きに値する

なおアニメの方を見てないと分からない
ところだらけなのでアニメの方は先に
必ず見ておこう。

作画は今見てもかなり高いレベルで良い
ちゃんと色々設定を練り込んで作ってある
のが良い。あと音楽。個人的に最高だった

ロボットアニメではあるけど主役はタイトル
通り戦艦。こういのって宇宙戦艦ヤマト以来
な気がする。それはともかく戦艦も一応活躍
するけど、それ以上に多くのキャラクターの
群像劇がこの作品の最大の魅力。パトレイバー
とか思い出す。ロボットや戦艦はあくまで
引き立て役というか。個人的にロボットアニメ
の理想がソレなんだよねえ

多少脱線したがアニメを見て気に入ったら
こっちも見ておいて損は無い。凄くショック受ける
人もいるかもしれないが、個人的にはここまで
挑戦した意欲的な劇場版アニメはそう無いので
高く評価したい。よくあるアニメで人気でたから
勢いで劇場版も作りました!みたいな軽いノリの
作品ではないので。むしろ重すぎる


※追記※
この作品の終わりに納得出来ない人は、ちょっともう
手に入りにくいですがキャラデザと作画監督努めた
後藤圭二氏の画集でルリがドレス着ているのが表紙の
やつを買ってください。これの巻末に後藤圭二氏自ら
描き下ろしの後日談の漫画があります。これが凄く
良い内容で、何故これを映像化しなかったんだ!と
言いたくなるくらい綺麗な終わり方してます。
本作ではメインヒロインから交代したユリカがしっかり
メインヒロインに戻ってるのが素晴らしい。
ただ画集自体はナデシコは半分くらいなのでそこは注意。

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 683
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ホシノルリが美しい。ブラックサレナがカッコイイ。

 バブルが崩壊しているのにノリだけは引き摺って、真面目が間抜けと同義になったころの作品。アニメの演出も悪ふざけ的でそういった時代性が色濃くでています。
 ただ、初めは悪ノリが鼻につきますが、ワンカットワンカットがえっというくらい尻切れトンボで作られており、戦闘シーン、ナデシコ艦橋、SF的な設定などの確かさと相まってこのノリというかテンポが心地よくなって行きます。すぐに映画世界に引き込まれてゆきます。もちろんこのノリは昔のナデシコの続きである証でもあります。

 その後、地上での墓参りのシーンなどに象徴されますが、そういった悪乗りは抑えられて、物語のダークな部分を際立たせています。

 で、中盤の終わりの墓場のシーン。非常に印象に残っております。青空の下の喪服姿のルリルリの美しさはもちろんですが、レシピを渡すシーン。彼には未来の無いことをアキトはルリに宣言します。明示されませんがレシピが彼の人生の象徴なのでしょう。たとえユリカが救われても2人には将来が無いような予感がしました。ここが本作の一つのクライマックスな気がします。
 アキトとホシノルリの強い絆が伝わって来て、美しいながら悲しいシーンでした。

 このシーンを見て思い出すのが、ホシノルリもまた遺伝子操作された人間だということです。こういう非人間的な暗さを相対化するためにも、悪ノリが必要だったのでしょう。TVシリーズもノリの部分が強調されて明るいストーリーに見えますが、実はすごく暗い設定が根底にあるので、そこを強調したのだと思います。

 で、本作はボソンジャンプの支配権をめぐっての争いと陰謀がストーリーの幹になっていますし、それこそがアキトとユリカの悲劇的な状況の元凶ですが、これ自体はストーリーの本筋ではありません。
 やはりナデシコという戦艦に乗り込んだ人間たちが勝手な事をやっているように見えて一致団結して敵を倒すということ、何よりボソンジャンパーとしてのアキトの悲惨な現状と未来をちゃんと説明して結末を迎えるのが、この映画のメインストーリーだと思います。

 TVシリーズの続編として、ナデシコの世界を終わらせるストーリーは暗く悲しいストーリーですが、いい話だったと思います。2期の企画が駄目になった話をよく聞きますが、この映画の出来からいってこれでも良かったのかなという気がします。

 結論を言えば面白いと言うよりは非常に「いい映画」でした。時代性はありますがそれが素晴らしくて味わいたくなります。アニメの出来は最高水準でした。

 それにしても、ホシノルリは美しかったです。デザインもさることながら、演出や画が良くできていました。ナデシコ艦橋でほぼ立ったような姿勢で、指揮を執る姿はゾクゾクしました。
 あとはブラックサレナですね。音楽の良さと合わさって、鳥肌が立つくらいカッコ良かったです。
 ホシノルリとブラックサレナは出色の出来なので、これだけでもこの映画を見る価値がありました。

投稿 : 2021/08/20
閲覧 : 316
サンキュー:

2

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

はっきり描いて

ルリちゃんの風呂の時、乳首はっきり描いて欲しかった。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 175
サンキュー:

0

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

劇場版アニメにハマった作品

TVシリーズとはガラッと変わったキャラの境遇とブラックサレナのカッコよさに圧倒された
TV版と劇場版のギャップというか、劇場版っていうのを初めて感じた作品でめちゃくちゃ好き

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 191
サンキュー:

1

ネタバレ

きぬや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作品としての出来はいいがユリカファンには残酷なお話

テレビ版にたまたまハマり、その流れで劇場版まで見ましたが、、、
話に聞いていた通り、かなりシリアスなお話でした。

いや、TV版がかなりギャグ・ラブコメ要素が強かったので、余計そのように見えたんだと思います。
そのようなテンションで見るとタコ殴りに遭いますw

作画はきれいで、テンポの良さも健在です。
個性豊かなキャラクターも健在です。
主題歌もストーリーにマッチする素敵な曲です。
ただ、ユリカが好きな方が見るとかなり心にダメージを追うと思います。。。

一応救いの残る終わり方ではあるのではあるのですが、監督さん曰く続編は諸事情により制作不可とのことなので見終わった今かなりモヤモヤしています。

{netabare}
火星の下衆め、、、絶対に許さないからな・・・
{/netabare}

と口走ってしまうくらいに、私はユリカ派だったようです。とほほ・・・

投稿 : 2021/02/20
閲覧 : 198
サンキュー:

2

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

覇SFスーパー英雄(?)列伝27

機動戦艦ナデシコの続編なんですが、3年後?
何かもーれつにやな予感が・・・

その予感は半分あたり半分外れましたね。
主人公のアキトとユリカは死亡しており
「バカばっか」
のルリルリが艦長&主役に(じ~ん)やっぱり星野ルリはいいな~
ただ、この映画、TV版を見てないと何のことやらやっぱりな部分が多すぎますね。
それに、見ててもさっぱりな部分が(こらーっ)
どうやらセガサターンのゲームをしてないと分からないようで(汗)
当時としては、そこの部分は補完して観るのが当たり前だったんでしょうけど、今観るとやっぱり少し説明が欲しかったですね。
内容としては本編に比べるとシリアスモードな内容となっていて、そこが好きな方もいれば、不満な方もいると思います。

えっ?自分ですか。
面白かったですよ、ただ最後はちょっと不満というか、尻切れトンボな終わり方でした。
この後、新たな続編が作られていれば、あのラストもいいんですけど、結局あれで終わりですからね~

ただ・・・絶対に許せないことが。
何故だ、何故ゲキガンガー3をやってくれないんだ~っ(魂の叫び)
ほら、マジンガーZやゲッターロボ、ガイキング、ジーグだって新作が作られているんじゃないですか。
ゲキガンガー3/INFINITYとか真ゲキガンガー3とか見たいでしょ?
(いや、全然)
えいい、新作を作らんかーっ

ルリルリ
「はぁ・・・バカばっか」(って、このセリフ言いたかっただけだろう)

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 208
サンキュー:

8

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なにげに仲間由紀恵が出演しているロボットアニメ

美少女ギャルゲー+ロボットアニメと、オタクの好きなものと好きなものを掛け合わせましたといった感じの90年代ロボットアニメ。今度、スパロボに参戦するclampの「レイアース」と同期です。

基本的には「トップをねらえ」序盤のアニメパロディ中心で、TV版では敵対する木星人のバイブルが熱血ロボットアニメという設定は今だと失笑ものですが、まあ良いでしょう。

しかしながら、劇場版はある程度ダークでシリアスな方向に舵を切り、主人公の性格、容姿が完全に様変わりしているところが面白いところでもあります。

あと、メカニックデザインが今回は秀逸。「黒い幽霊」ことブラックサレナのデザインは見事だと思います。TV版と見比べるとよりわかりやすいかも。

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 458
サンキュー:

12

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2016.12.31以前

2回目2016.12.31以前

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 196
サンキュー:

0

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本編よりこっちの方が楽しい

何か主人公たちがいないのに盛り上がっているあの空間がいいね
主人公たち不在のまま話が広げられて

主人公が肉体改造した姿をルリちゃんに見せつけるシーンとか
あと、敵が襲い掛かるシーンがあるんだけど
そこでの敵の目に映るキャラの悲鳴顔の演出が地味にすこだった


そして最後のビターエンドっぽさが良い

投稿 : 2019/12/11
閲覧 : 232
サンキュー:

0

ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TV本編とは雰囲気が違うため、賛否ある作品です。

TV版から少し時間が飛んだ続編。
アキトとルリを中心としたオールスターの後日談が語られます。
キャラを知っていることが前提の描写であるため、ファン向けだと思います。
しかしながら、コメディてんこ盛りの本編とは打って変わって、劇場版はほぼ全編シリアスな作品です。

TV本編とはかなりテイストが違うため、当時から賛否ありました。
TVが人気なので、どちらかと言うと否が多いかもしれません。

個人的には本編は流行りに乗ってやや惰性で見ていた部分があり、これもあまり期待せずに劇場に行ったのですが、かなり気に入ってDVDまで買いました。

{netabare}最初に「時間が飛んだ」と書きましたが、その飛んだ時間に起こったことが暗くきつい内容で(描かれてはいないのですが「人体実験により味覚を失ったアキト」などの結果から)、その点で世界観が取り返しのつかない方向でガラッと変わったため、賛否あるのだと思っています。
私はTV版にさほどハマっていなかったため、これを許容できたのでしょう。
ED曲「Dearest」とともに、暗く澄んだような不思議な視聴後感がある作品だと思います。{/netabare}

投稿 : 2019/09/29
閲覧 : 365
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんだろこの劇場版の面白さは!

TVシリーズがお遊び満載のコメディだったのに対して、劇場版は出だしから衝撃的なシリアス展開。
かといってまったくお遊びがない訳ではなく、それなりにあるので安心した。

なんだろこの劇場版の面白さは!
ホシノ・ルリがナデシコの艦長となりコロニー襲撃事件や、幽霊巨大ロボット騒動やらと、事件、またまた事件とサスペンス風になっていて、謎解きしていくのも楽しかったし。
もっとこの劇場版についてすごく語りたいのだけれど、自分のボキャブラリーが乏しくて上手く語れないのが悔しいっすよ(-_-)

投稿 : 2019/07/30
閲覧 : 190

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初めて見に行ったアニメ映画です

ナデシコが好きだったので、どうしても見たくなって。ケチな私がアニメ映画を見に行ったのは初めてだったと思います。
ルリちゃんは成長しても可愛かったですが、アキトが格好良すぎでした。
ラピスラズリちゃんも可愛かったですね。
仲間由紀恵のその後の活躍を見て、ラピスラズリの声の人が頑張ってるなー、と随分長いこと思い続けていました。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 229
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

謎の見応えの無さ

まず、劇場版を作るのならTVシリーズの直後を描くべき。
直後のことはキャラの言葉のみでの解説というのは流石にどうかと思う。
ただでさえ前作の終わらせ方が酷かったのにそれを改善しようとしてない。
一応、小説で間は描かれているみたいだが...
それを読んだらまた物語の評価は変わるかもしれない。
この作品は、もう終わりなのかと感じるくらい見応えがなかった。
敵の目的もよく分からず、最後の戦闘シーンはあまりにも短く、ワクワク感を感じる暇すらない。
最後は相変わらず微妙。
ただ、作画は素晴らしかった。
良い意味で時代に合わないクオリティー。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 230

ザカマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

馬鹿ばっか?

ルリルリ主役のナデシコ映画版。絵がすごく綺麗になった。
意外性のある切ないストーリー。ギャグ要素がほとんど無いのは悲しいところ。
アニメ版は、先に見ておくべし。

投稿 : 2018/08/07
閲覧 : 292
サンキュー:

2

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハッピーエンドは失われた?

アニメーション制作:XEBEC
1998年8月8日に公開されたアニメーション映画。
監督は佐藤竜雄。

【概要/あらすじ】

戦艦ナデシコの初戦から5年後、そしてTV版最終回から3年後の西暦2201年・夏。
連合宇宙軍の総司令に昇進していたミスマル・コウイチロウは墓参りに来ていた。
遺影に写っているのは彼の溺愛する娘でナデシコの艦長でヒロインだったユリカと、
その夫で主人公だったテンカワ・アキト。
二人は火星への新婚旅行の出発時のシャトルの事故に遭い、帰らぬ人となったという。

他のナデシコのクルーたちは連合宇宙軍に参加する者もいれば、統合軍に転属する者もいる。
己の特性を活かした民間の仕事に就く者もいれば、家族のもとに帰った者もいる。
それぞれが自分の生活を持って別々の人生を歩んでいた。

中でも目覚ましいのは、ナデシコオペレーターであったホシノ・ルリ。
遺伝子操作によって生まれ、優れた能力を持つ彼女は16歳。
美しく成長し、この劇場版では主人公に昇格。連合宇宙軍少佐でナデシコBの艦長を努め、
“史上最年少の美少女艦長”“電子の妖精”と称えられる有名人となっていた。

かつて戦争状態にあった地球と木星は、木連の穏健派がクーデターで主流になったことで、
両陣営の間に和平交渉が成立し、木連も加入した新地球連合は協力体制にはあったが、
感情的なしこりが完全に解消しているとも言えず馬が合わないなどの理由で、
組織内での内輪もめが度々起こっていた。

従来から存在していた連合宇宙軍とそれを支援する超巨大企業ネルガルの強権への反発から、
反ネルガル企業群の支持を得て戦後に発足した統合軍。
これらの組織の足並みの揃わなさが、戦後の地球を中心とした人類社会の縮図である。
内部にある程度の問題を抱えながらも、いずれは組織の再編で解決を図る予定であり、
一応は平和への道を歩みつつあった。

だがしかし、表向きの平和の影で暗躍する者たちがおり、自らの正義と目的のためには手段を選ばず。
今の体制に代わり権力を握るためなら非合法かつ暴力的・非人道的な行為を躊躇しない者たち、
“火星の後継者”という反体制組織の計画が水面下で進行してた。

【感想】

TV版のラブコメモード全開な最終回を否定するような導入部。
そして、ユリカとアキトの扱いに賛否両論な劇場版ですが、私は好きですね。

ロボットアニメですので敵がいて、彼らの野望を潰すために当然戦いになりますし、
ルリを艦長としてナデシコのメンバーが再集結するわけですが、
相変わらずナデシコのメンバーは3年前と変わらない“バカばっか”な同窓会アニメ。

TV版のナデシコの人たちの冗談ばかり言いながら戦ってるノリの軽さがあまり好きじゃなかったのですが、
本当に“バカ”というより、わざと“バカ”を装っている風もあり、時折真面目な顔を覗かせる点で、
表面に見えるものが人間の全てでは無くて、過去の結果として今のアイデンティティが存在していたり、
どこまで冗談か本気かさておき、明るくしぶとく戦いの中で生き延びていくための仮面じみたものであったりと、
そういう人間的複雑さがナデシコの登場人物の魅力なのかな?と思ったりしています。

ユリカとアキトの事故の件で喪失したものをみんなが集まって取り戻す劇中での過程。
昔ながらのナデシコの安心感は、TV版を観てないと劇場版だけだと多分わかりませんね!

十分にコメディ色が強いものの劇場版ではシリアス面が強化されていてバランス的にTV版より良かったと思います。

みんながおちゃらけてる中で、ルリは別にもう一人の主役と言えるシリアス全開な登場人物がいるわけなのですが、
TV版と大きく雰囲気が変わってしまった彼の扱いと立ち振舞に完全に昔通りのナデシコには戻れない。
それの欠けてしまったピースが寂寥感として物語にアクセントを与えています。

そして、3年間で変わらないもの、変わってしまったものがそれぞれにあったりで、、
アニメにありがちな進むことを放棄した“ここが私の居場所”の、いつまでもぬるま湯に浸っていたい甘えとは別物な、
変わっていった中で大切にしたいものが在ったり、各々の人生の歩みの一頁みたいなもの?が感じられましたね。

この映画の最大の魅力は、16歳のホシノ・ルリに尽きるでしょう。
当時やはり大人気だった彼女なのですが、ある程度幼さを残して成長した劇場版での姿は別格の美しさがあります。
久々に集合したおなじみのナデシコクルーを相手にしているときの昔と変わらぬ淡々とした態度。
劇場版にて新登場の部下・弟みたいなハーリーくんに時々見せる優しい顔。
TV版と比べて作画が大幅にパワーアップしてるがために、
ホシノ・ルリのファンにとっては最高のアニメだったと思います。
アキトとユリカのファンにとっては、複雑な内容でしょうけど!

この作品に難があるとしたら、1998年に発売されたセガサターン版のゲームで明示されている、
TV版と劇場版の間にある3年間の出来事を視聴者が知っていることが前提のストーリーっぽいので、
若干シナリオが不親切かもしれないということ。(私はプレイしてません。)
十分に把握してなくても台詞の端々から、ある程度は察することはできるのですが。

ネットで探せば購入できますが今から実機とゲームを入手するのも好きじゃないと厳しいかと思いますし、
これから劇場版を観ようという人は、取り敢えずTV版だけでも先に観ておけば十分かな?と思います。
実は、この劇場版の続きの物語が構想にあったようですが、実現できなくなったのを残念に思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/06/02
閲覧 : 544
サンキュー:

44

ネタバレ

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後が

TV版機動戦艦ナデシコからの続編映画。
ルリが16歳となり、艦長として活躍する。
TV版と違い、シリアス展開。

{netabare}
最後のあたりで続編を匂わす終わり方をするが、いろいろな事情で完結していないので、多少後味が悪い。

{/netabare}

投稿 : 2018/02/16
閲覧 : 256
サンキュー:

1

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「ルリルリの成長を喜ぶべきか?悲しむべきか?」ロリコンよ!胸に手を当てて心に問え?

テレビシリーズより2年後の話。
その2年間に色々とあったわけだなぁ。
結構、エグい内容だった。
完全に忘れてたから、新鮮だったけど。
ハッピーエンド主義者としては、ムムムと。
アキトとユリカには幸せになって貰いたいんだけど。アキトは、最後何処へ旅立ったのか?謎が残った。あいちゃんが持ってた「銀色の板」も解明されないまま終わっちゃたし。
ここからは会話の節々よる想像です。
アキトがルリルリを引き取る話は
アキトとユリカの義理の娘として引き取ろうとしたのかな?テレビ版だと「お姫様」と言うことが明らかになったのに城に帰らず、ナデシコを降りる際の話が自分たちの想像でしか見えないのはちょっともの悲しいですね。結局は降りずにナデシコBの艦長になったわけだが…。この辺の事情もアキトとユリカの死亡(表向き)が原因だったのかなぁと?死んではないけどね。
続編の話はあったらしいですが「大人の事情」で
おじゃんに。
不完全燃焼だな。今の時代だったらクラウドファンディングでやっていたかもしれないね。続編が。
あったかもしれない未来を語る。

投稿 : 2017/09/29
閲覧 : 314
サンキュー:

4

Hiraku8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ版の続編なのだが、第二部の序盤といった形で終わる
メディアミックスで続編やっていこうという意図があったと思うが
続編は無くなったと明言されてしまった
唐突なギャグシーンがやはり多めであって、
題材的に、もっとシリアス一辺倒にした方がよかった
しかし客層を考えるとバランスはとれていたか

投稿 : 2017/01/29
閲覧 : 203
サンキュー:

0

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

テレビ放送編から5年…状況は大きく変化していました

この作品はTVアニメ版の続編に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、TVアニメ編を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

火星での壮絶なラストから5年…物語は突飛なところから始まります。
ミスマル・ユリカの父が墓前の前でお墓に向かって話しかけているのですが、その相手が何とTVアニメ版の主人公とメインヒロインだったアキトとユリカなんです。

メインキャストを序盤でバッサリって…頭の中は?マークでいっぱいになりました。
「どんな展開になっていくんだろう…」
と思っていた矢先にナデシコが登場するのですが…艦長はなんと電脳美少女のホシノ・ルリだったんです。

ルリちゃんは16歳になっていました。
世間では「史上最年少の天才美少女艦長」と呼ばれており、大人から子供までもが知っている人気ぶりなんだとか…
そしてこの劇場版は彼女を中心に物語が動いていく事となります。

TVアニメ版のナデシコの乗組員は個性派揃いでしたが、憎めない人たちばかりでした。
劇場版で見たかったのはみんなの勇姿…けれども蓋を開けてみると当時の面影は僅かにしか残っておらず、みんな地球でバラバラになってしまっていたんです。

「ナデシコに乗り込む」という事は、危険に向かって自ら進んで行く事…
だから地球上で危険と隣り合わせではない普通の生活を臨んでも構わない訳ですし、自分がその立場なら間違いなく安全を取ると思います。

でも、全員が安全を選択したかというと必ずしもそうではありません。
ナデシコの新艦長であるルリちゃんが良い例です。
彼女はナデシコを自分の居場所とし、メインコンピューターである「オモイカネ」との繋がりをとても大切にしていました。
それにオモイカネも相変わらず茶目っ気タップリで応えています。

変わる事は決して悪い事ではありません。けれど、変わらない事を選択する勇気も大切だと思います。
彼女が変わらずナデシコに自分の身を置いているのは、この場所を守りたかったから…
アキトがいて…ユリカ艦長とみんなと過ごした大切な場所だから…
自分を変えてくれた場所だから…

改めて考えてみると、ナデシコに乗り続ける理由ってたくさんあるように思います。
自分の意思でそれを忠実に実行しているルリちゃんを見ていると本当に彼女は変わったんだなぁ…と思いました。

一方、物語の方は謎のコードネーム「OTIKA」がコンピューター上に表示されてから予想外の方向に転がり始めます。
ここで感じるのは5年の歳月がもたらした傷の深さ…だったと思います。

絶対変わりたくなかった…だけど変えられて…もう戻れなくなった…
時間の使い方は自分で決める…そんな当たり前の事すらできなくなった…
途切れない思いと行き場を失った思いが交錯する…答えなんて出せないくせに…

そしてルリちゃんは呼びかけます…
旧ナデシコ乗組員はその呼びかけにどう応えるのか…気になる方は本編でご確認下さい。

約80分の作品でした。ラストも綺麗な纏まっていたと思いますが、個人的にはそこまで綺麗に纏めなくても…と思ったのも事実です。
でもルリルリの衝撃発言や続編を示唆する伏線がたくさん残されています。
絶対続編を期待させる展開なのに…
大人の複雑な事情が色々あるようですが、続編が決まったらファンが大喜びする事間違いなしの作品だと思いました。

投稿 : 2016/08/27
閲覧 : 570
サンキュー:

18

ぢうく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

黒百合マジかっこよす

いいたいことは色々ありますがいつまでも続編待ってます。

投稿 : 2016/07/25
閲覧 : 318
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ずるい

TV版の雰囲気もきちんと踏襲しつつ、
コメディとシリアスのバランスはこれくらいが丁度良い。
アキトはかっこよくなりすぎだけどね。

TV版との間のエピソードはゲームと小説でって、そりゃあんまりだ。
メディアミックスのずるくてひどいところ。
その2年分とこの映画合わせて、軽く2クールくらいいけちゃう内容なのに。
短い尺の中でうまくまとめてはいるが、後半が駆け足ぎみなのは否めない。
作画も良いし全体のクオリティも高いからなおさら勿体ない。
続編もしくは同監督でのリメイクとかあったら、今更でも観たいなぁ。

投稿 : 2016/04/13
閲覧 : 215
ネタバレ

赤坂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

千年経って会ってもまだ覚えているアニメ

正直言って、ナデシコのテレビ版は色々ヒドい。キャラの魅力と雰囲気の良さこそあったものの、毎回話がブツ切りで連続性が見えなかったり、暗くなったり明るくなったりの行き当たりばったり作品だ。26話では描ききれなかった設定の多さが原因であろう。

prince of darknessはTV版で残った謎を解きはしないものの、アニメ版の魅力であるキャラ達、ギャグセンスを維持したまま、アニメ版からは想像も出来ないシリアスなストーリーを展開する劇場版だ。ある意味、TV版を見ていなくても面白い本格的な映画になっている。
逆に、この雰囲気を期待して映画⇒アニメという順番で見ると拍子抜けするかもしれない。
音楽の評価はアニメ映画で一番好きなエンディングテーマなので4.5。独断

投稿 : 2016/02/15
閲覧 : 274
サンキュー:

2

ネタバレ

craftbeer さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

電子の妖精

ホシノ・ルリが新艦長として主役になる回です。
戦争終結から3年後の世界です。『火星の後継者』という新たな組織を倒すため、終結後様々な場所に散っていたナデシコの乗組員たちを呼び戻し、また艦長だったミスマル・ユリカやテンカワ・アキトなども別の形で再会します。
コメディ要素を抑え、作品のシリアスな面、特にユリカとアキトに関する終結後の境遇は強調されています。
変わらすにいい作品なので、また観れてよかったです。

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 254
サンキュー:

3

Yuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

観なければよかった

タイトルが視聴終わった後の正直な感想でした。

絵が変、特にキャラの目の描き方が自分には合わなかった。他にも作画が可笑しいところも多々ありました。走っているルリの顎がダルンダルンになってたり……。

ストーリーも正直微妙です。変にシリアス路線に走ったのか、敵と味方の関係性とかも、凄い稚拙。良く言えば、在り来りな分、シンプルだから分かりやすい。映画だから仕方がない。

悪く言えば、本当につまらない勢力図と筋書き。しかも、映画の前の話がゲームだったために、映画では主人公の気持ちとかまったく描かれていない。あれで、ダークアキトかっこいいって思う人は、浅いなぁと思ってしまう。もちろん、機体はかっこいいと思いましたけれどね。

古いメンツとか集めても活躍もあまり目立たないし

ナデシコの今までのキャラと設定とかを殺しているとしか思えなかった。

ぽっとでの弟設定のガキとか別にいらないから。ただでさえ短い尺の映画で何無駄な時間使ってんのかと思ってしまった。

投稿 : 2015/10/27
閲覧 : 309
サンキュー:

0

ネタバレ

東玲二 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

短いながらも見所満載。TV版を見たならこっちも見よう。

まず始めに悪い点からつらつらと。
もともとが某作品との抱き合わせによる劇場公開なので作品時間は1時間ちょい。全体的に駆け足気味。単品上映が難しかったことを仕方ないにしても少し物足りなく出来れば2時間欲しかったなと思う。

TV版から作中で3年経過しているがその間の説明がほとんどなく、いきなり主要の二人が死亡していて始まることにTV版から何の前提情報なくいきなり観始めた方は面食らうだろう。

その点はナデシコAからBへという小説があるのだが興味ある方はそちらを参照。
要点だけ書いてしまうと{netabare}ナデシコクルーはそれぞれの道を進むがホシノ・ルリをどうするかが問題になり、プロスペクター大岡裁きによって結婚したばかりのアキト、ユリカ夫妻が引き取ることに。しかし、アキト、ユリカ夫妻は新婚旅行のシャトルが爆破し行方不明。結局、ミスマル家が引き取りホシノ・ルリは連邦宇宙軍に所属しナデシコBの艦長になっていく。{/netabare}

TV版の雰囲気を期待すると少し裏切られる。ストーリーのメインは復讐劇なのでやや暗め。もちろん独自のコミカルなところはあるがかなり抑えめでシリアスなところが強め。むしろこっちの方がいいかもしれないが。

さて、この作品の一番の売りは何といっても主人公にランクアップしたホシノ・ルリ。美少女さはTV版から130%UP(個人的感想比)。感情表現も大きくなり、サービスシーンも有り。正直、ホシノ・ルリ目当てだけでもいいんじゃないかなとも思う。ハリー君になりたいと思う方は結構いるんじゃないでしょうか?(笑)

TV版をしっかり観た方は元ナデシコクルーのその後を見れるのは思わずにやりとできるはずです。
{netabare} 扱いはひどいが何気にジュン君は勝ち組だと思う。 {/netabare}

主に戦闘シーンの作画についてだけど具体的にうまくいえないけど劇場版だけあってかなり力を入れて制作していることはよくわかる。

何気にちょい役で出てる声優がすごいです。
特に終盤にちょっとしかしゃべらない『ラピス』というキャラクター。
「サクッとマルッとお見通しだ!」でおなじみのあの大女優です。(このドラマも少し古いか?)

投稿 : 2015/06/29
閲覧 : 265
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

【追記あり】面白いんだから2時間ぐらいでやって欲しかった

内容は極めて面白いのですが、それ以前に短過ぎる。
最後の駆け足感が物凄い。
確かに、スレイヤーズなど豪華4本立てで尺が足りなかったのは分かるにしろ、ちょっとテンポ速すぎた気がする。
ただ、キャラや機体はとてもカッコよく、その点はとても評価できます。
成長したルリや、新人のハーリー、そして変わってしまったアキト……。
悲壮感漂う雰囲気がナデシコらしくはありませんが、それ以上に話が面白いので、全く気になりませんでした。
ちなみに、スパロボMXではこの続きが描かれているので、ラストのアキトがどうなったか……それは自分の目で確かめて、どうぞ。

【追記】
ナデシコ本編を全話視聴後、もう一度見ました。
{netabare}アキトとユリカという主人公達を失ったルリはどう行動するか、そういう視点で見るとますます面白く感じられます。
本編で盗聴やハッキングなどでかなり活躍していたとはいえ、やはりアキト達のサポートとしての活躍しかありませんでした。
そんなサポート要員が今回ナデシコの艦長、つまりリーダーとしてどうするかが話の重要なポイントとなってオリ、ナデシコ本編を見てこその劇場版でしたね。
正直なところ、ナデシコ本編もナレーションがルリだったとこともあり、アキトとユリカのストーリーが表のナデシコで、ルリが個性的なキャラと共に過ごし、色んな影響を受け、成長していくストーリーが裏のナデシコで、真のナデシコなのだと個人的に解釈しています。
{/netabare}
この作品は正直、暗すぎるとかそういう問題ではなく、(実際ナデシコ本編もかなり暗い)キャラの崩壊が問題でしたよ。
それでも、ストーリーが良く出来ているので、ナデシコが好きなら一見の価値あり。

投稿 : 2015/06/21
閲覧 : 368
ネタバレ

おそら。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- 見終わって

アニメ 機動戦艦ナデシコ続編です。

作画はやっぱりアニメ版に比べてすごく綺麗でした。
話はアニメの何年後っていう設定みたいで、るりちゃんが主人公になってましたね。るりちゃんは成長しても可愛いね(*´д`*)

ストーリーはアニメ版に比べて結構シリアス展開でした。
そっちのが面白くてわたし的には好きだったけど、アニメ版みたいなコミカルな感じをもうちょっと多めにしてくれたらよかったかな。

ストーリーは最初に見た感じはハテナいっぱい飛びましたねwww
{netabare}
え。アキトとユリカ死んだの!?
ん?どゆこと?
アニメのすぐあとからじゃないの?
話がつかめなーい
{/netabare}
みたいな感じになりましたwww

あんな感じにあのあとなっていたとは誰も想像つかんでしょ。

投稿 : 2015/05/10
閲覧 : 324
サンキュー:

1

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公交代

劇場版の主人公はルリに交代。
アニメ版を観ていないと厳しいかも。

アキト、ユリカが飛行機事故により行方不明という状況から開始。
ルリが少佐になっているので結構な年数経ってからの出来事ぽい。

ナデシコの同窓会的な流れで、シリアスな感じで進んでいくも、
アニメ版と同じく終わり方が消化不良だった…

劇場版登場キャラで、仲間由紀恵が声優の欄に載っていたのは意外だった!

投稿 : 2015/03/12
閲覧 : 361
サンキュー:

3

次の30件を表示

機動戦艦ナデシコ The prince of darknessのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
機動戦艦ナデシコ The prince of darknessのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

機動戦艦ナデシコ The prince of darknessのストーリー・あらすじ

先の戦争終結より3年が経った西暦2201年。地球と木星間に和平(休戦条約)が結ばれ、人類は再び一つになろうとしていた。そんな中、ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」のコロニーが次々と襲撃される事件が発生する。連合宇宙軍ナデシコB艦長ホシノ・ルリ少佐は、事件調査のためターミナルコロニー「アマテラス」へ向かうが……。(アニメ映画『機動戦艦ナデシコ The prince of darkness』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1998年8月8日
制作会社
ジーベック
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%8A%E3%83%87%...

声優・キャラクター

南央美、うえだゆうじ、桑島法子、日髙のり子、三木眞一郎、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、飛田展男、小杉十郎太、小野健一、横山智佐、菊池志穂、長沢美樹、置鮎龍太郎、松井菜桜子、大谷育江、一城みゆ希、山寺宏一、仲間由紀恵

スタッフ

キャラクター原案:麻宮騎亜、 監督:佐藤竜雄、製作:角川歴彦/大月俊倫、企画:ジーベック、企画協力:GANSIS、プロデューサー:下地志直、脚本・絵コンテ:佐藤竜雄、演出:玉田博、キャラクターデザイン・総作画監督:後藤圭二、メカニックデザイン:中原れい/鈴木雅久/武半慎吾/森木靖泰、メカニックデザイン協力:前田明寿/坂崎忠、音楽:服部隆之、劇中曲作曲:手塚理、音楽制作:スターチャイルドレコード、音響監督:田中英行

このアニメの類似作品

この頃(1998年8月8日)の他の作品

ページの先頭へ