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「<harmony/>(アニメ映画)」

総合得点
65.0
感想・評価
269
棚に入れた
1410
ランキング
3450
★★★★☆ 3.7 (269)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.6

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<harmony/>の感想・評価はどうでしたか?

カツミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

たのしめたけど・・・

キャラが生かしきれていない そこが残念

投稿 : 2015/11/25
閲覧 : 205
サンキュー:

0

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これはなんと言ったらいいのか

とても一言では表せない作品だと感じました。

独特な世界観で描かれる、もしかしたらあり得るかもしれない
未来の世界での少女の過去と少女の選択の物語です。
ジャンルは考察ものに分類されると思います。

まず注意から
過激なグロテスク表現があります。と言ってもアニメ版GANTZ以下
程度なので、耐性がすこしでもあれば大丈夫だと思います。
百合要素も結構ありました。これは別に好きではないので、
個人的にはどうでも良かったのですが、嫌いな人は回避推奨です。

主人公の名前は霧慧(きりえ)トァンです。事前情報無しで見ると
名前で呼ばれてもトァンという名前が上手く認識できなくて困りましたw
最低限の情報は仕入れてから行くべきでした。

{netabare} 展開は、背景説明から入り、主人公の過去を遡りながら、真実へと
向かって動いていきます。
ただ序盤の作りこみに比べて、中盤から終盤にかけて作りこみの甘さを
感じました。所謂中だるみがありました。
しかしラストはとても惹きこまれる展開で、最後まで楽しめる作品でした。
ラストは半分予想が当たり、半分予想が外れました。
でも、見終わった時『え、これで終わり?』って凄い思いましたw
今も思ってますww

惹きこみ方がキャラや心情にではなく、展開や提示される真実に
対してなのであまり経験したことがないタイプの映画でした。
鳥肌が立つような演出が何度もありました。
ただ、感情移入は全くないです。外側から眺める形での鑑賞でした。

また、作中に提示される仮説は、空想寄りなものと、現実よりなものが
あるのですが、どちらも考えさせられ、それらについて考えを巡らす事
これが一番楽しかったかもしれません。{/netabare}

調べてみますと、原作と終わり方が違うようなので
とても気になっているので、もし原作を読んだらレビューも更新します。

投稿 : 2015/11/25
閲覧 : 220
サンキュー:

12

あゆくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

心理的にグロテスク?

原作未読です。そして、実はSFは苦手な者です。

細かいことをアレコレ考えずに観れば、素直に面白い映画だと思います。SFの面白さと言うのが少し理解できました。難しいところもありますが、面白かったし観て良かったと素直に思います。

これから観ようと思っている方々、特に「お父さん・お母さん」と言う立場の方にはちょっとお知らせした方が良いかと思ったりするのですが、このアニメは「PG12」となっていますが、感受性の強いティーンネイジャーには「少しだけ覚悟」をして観せた方が良いかもしれません。アニメ映像のややグロテスクなものは見慣れているかもしれませんし、イヤなら目を瞑るでしょうけれど、心理的にグロテスクな部分があるので、一応、お知らせしたくてレビュー書いてます。

一緒に観た我が家のティーンネイジャー(女子中学生)は、この映画を大変気に入って、面白かった・もう1度観たいと興奮していましたが、夜中に気持ち悪くなって何度も目が覚めたようです。一晩で症状は治まりましたが(ちょっと衝撃的なものを観たり聴いたりした夜は、だいたいいつもこんな感じで)、もっと感受性の強い子が居るかもしれないので、、、余計なお世話でしたらすみません。

「屍者の帝国」と比べたら、あちらの方が私の好みではありますが、やはり劇場で見るアニメはいいと心から思いました。

投稿 : 2015/11/24
閲覧 : 222
サンキュー:

7

ネタバレ

NBT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 1.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映像クオリティが低すぎる……

※原作と劇場版、両方のネタバレをかなり含むのでご注意を。


原作はかなり好きだったので期待して見に行ったが、全体を通して原作の魅力を引き出せていないように感じた。

■映像について
まず何と言っても映像のクオリティが酷い。
2D絵は問題なく綺麗なのだが、時折挟まれる3Dが酷い。
3Dのモデリングは、正直テレビ版のシ○ニアやア○ペジオ以下だと思う。
戦闘など動きのある部分に使用するのは分かるが、予算の節約のためか、動きの少ないシーンでも低クオリティの3Dを多用していて萎えた。綺麗な2D絵と交互に映るもんだから余計にそう感じたのかも。

まぁまだそこだけなら我慢できるのだが、オーグ会議(電脳会議みたいなもの)のクオリティが酷すぎる。冗談抜きでプレーステーション1レベル、良く言ってもPS2初期のポリゴン。
ラスト前の老人達の巨大な顔が出てくる演出も、PS1時代のゲームを彷彿とさせるようなもので、ここでかなり興を削がれた。正直劇場アニメの映像クオリティじゃない。

また、会話中心の物語なので仕方がない気もするのだが、会話中に同じカットを繰り返し映したり風景を延々と映しているのは、リソースの節約にしても酷いと思った。
会話中に映すものが無いのなら、せっかくの近未来SF世界だし、『気持ち悪いほど人を思いやる世界』なのだから、そういった場面を映せばいいのになぁと思った。
例えば原作に出てきたグニャグニャのジャングルジムとか。


■内容について
内容は割と原作通りなのだが、大事な部分が省略されすぎていると感じた。
時間の都合上ある程度省略するのは仕方が無いが、中途半端に原作に忠実に描写するもんだから、おそらく初見の人は??????ってなるだろう。

まずETML。
ラストにETMLの説明をしないのなら、なぜ中途半端に出したのか。
最初と最後に出てきた墓石のようなものは、恐らくトァンの記憶をETMLで体験する装置なのだろうが、ETMLの説明がないから全く訳がわからん。
他にも、キアン視点の映像でやたらカプレーゼを映している割にその伏線を回収していない等、無駄な描写が多すぎる。
あと脳の報酬系の話はかなり複雑なので、淡々とセリフで説明するのは厳しいんじゃないか。そこらへんは変に原作に忠実にせず、上手く改変すればいいのになぁと思った。

そして内容に関しての一番の問題点は、キャラの魅力を引き出せていないこと。
まずミァハだが、原作ではトァンの回想でミステリアスな魅力が引き出されていたのだが、劇場版ではただの中二病のイタイ奴にしか見えなかった。
ミァハの代名詞とも言える、『って知ってる……』をなぜ一度しか使わなかったのか理解できない。
ただ、原作ラストのタップダンスをうまく改変したのは良かった。原作ではタンタンひゅーひゅーって何度も出てきて急にチープに思えたので。

キアン関連も酷いものだった。
{netabare}
あの昼食会にて、トァンはキアンの本当の強さを知り、自分はなんて愚かだったんだ、逆にキアンはなんて大人だったんだ、ということに気づいた直後にキアンが死ぬという過程を経ているので、たったそれだけのシーンでキアンの魅力を引き出せていたのに。
映画版では、トァンのリアクションがまるで愚痴を聞くカウンセラーのような感じだったので、キアンとトァンの絆も描写できていなかったし、キアンの魅力も引き出せていなかった。
{/netabare}
原作では、ごめんねミァハ、というセリフを見ただけで目頭が熱くなったものだが、キアンの魅力が削がれたことと連動してこのセリフの魅力も半減したように感じる。
個人的には原作で一番好きなシーンだっただけにもの凄く残念。


ラストは原作から大きく改変されていて、結構不評なようだが、個人的には劇場版のラストはアリだと思った。
{netabare}
確か原作ではキアンと父親の復讐のためにミァハを殺したが、上述したように劇場版ではキアンの魅力もキアンとトァンの絆も表現できていなかったために、もし原作通りなら『はぁ? 今更復讐? 何言ってんだ?』となったと思う。
劇場版は全体を通して百合成分が多かったので、トァンの個人的な私情で殺すという展開のほうが個人的にはしっくりくると思った。
{/netabare}



けっこう内容に関してボロクソ書いたが、全体を見れば上手く原作を纏めたなぁという感想。しかし、いかんせん映像クオリティの低さが足を引っ張って内容に没頭できなかったので、総括としてはかなり残念な出来だった。

こんな出来なら、あと数ヶ月公開を遅らせてでももっとクオリティ上げて欲しかった。
原作が大好きだし、かなり期待していただけに本当に残念。

投稿 : 2015/11/16
閲覧 : 243
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

近未来SFと耽美的少女愛

 現在、公開中の作品なので詳細は書きません。

 原作は未読。
 原作者の伊藤 計劃氏の作品はいずれも未読だが、前アニメ作品の「屍者の帝国」(共著だが)が
19世紀を舞台にしたスチームパンク的雰囲気が漂うものだったのに対して、本作は近未来SFと
かなり雰囲気が異なる。
 原作未読ゆえに、現代から作品舞台の時代に至るまでの歴史的変遷から推察して、近未来と
書いてしまったが、都市部の建造物、主人公である霧慧 トァンの搭乗する飛行体などは
近未来と言うより、もっと先の未来といった印象。この辺のデザインはなかなか目を楽しませて
くれる。
 雰囲気、時代設定こそ「屍者の帝国」とは異なるが、いずれも意識と体の問題を扱っており、
この辺が伊藤氏の共通するテーマなのかな、と思ったり。

 ストーリーはトァンを通じて、自ら命を絶った友人の御冷 ミァハを巡る過去と、同時多発
自殺事件が起きる現在が交差するように描かれ、この事件を追っていくトァンの前にこの2つの
関連性が明らかにになっていくという、ミステリータッチのサスペンスもので、この辺の展開は
なかなか魅せてくれる。
 ただトァンの捜査は特に困難もなく、順調に進んでしまうし、全体的空気感も淡々と
しているため、躍動感溢れるサスペンスを期待すると肩すかしを食らうかも。
 このトァンとミァハの関係性はなかなかエロティシズム溢れるもので、百合と言えばそうなの
だが、既出作品では少女が少女まま死を選択するような作品が幾つかあり、そういった作品の
耽美的要素も感じられるので、個人的には少女愛と呼びたいかな。

 ディストピアものの要素もあるが、その管理社会からの解放の先にあるものは。。。
 この結末はかなり怖いが、言葉通りのハッピーエンドではある。かなり皮肉が入ったものでは
あるけど。
 
 映像的印象は「赤」が目に付く。
 これはトァンの監察官としての制服であるマント OR コート?が赤であることも大きく、更に
血の印象。
 この作品とにかく血の描写が多く、それが生々しい感じで、グロ描写が苦手な人は避けた方が
いいかも。

 キャスト的にはトァン役の沢城 みゆき氏の演技が良かった。

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 234
サンキュー:

6

ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キアンの前でレズるのはやめなさい(自分用メモです)

SF/サイコレズ/PG-12(ショッキングなシーンあり)/原作小説
11月15日Movix仙台にて


<harmony/>


霧慧 トァン:沢城みゆき
御冷 ミァハ:上田麗奈
零下堂 キアン:洲崎綾



虐殺器官の会社のマングローブが倒産したため急遽2015年11月13日公開になった作品

システムに管理された近未来を舞台にある人物が反旗を翻そうとする、といった作品。
さまざまな自殺シーンがあるためその点注意が必要ですね。
内蔵が見えたり、実写映画『パニック』ほど奇抜な死に方はありませんが血は出るのでうわっとはなります。さすがPG12

あとレズいシーンが盛りだくさんです。ネタバレになるのであまり言いませんが

映像自体はまあまあだった。CGで作ったシーンがちょっと怪しいとこありましたね。
会社も違うし屍者の帝国と比べるのもなんですが、映像美というところでは屍者の帝国のほうが良いかと

あとこれはあえて何でしょうが日本国の建築造形がキモすぎる。
システムで管理されてようがこんな生物の内蔵をでかくしたみたいなピンク色の建築物しかなかったら絶対心病むよ!
未来の日本人のセンスヤバすぎる

声ではミァハが良かったですね!役柄にピッタリだったんでは?
上田麗奈という方らしいですがちょっと注目してみます。
声といえば大塚明夫目当てで鑑賞なさる方はちょっと後悔するかも。出番少ないので



ここから↓は思いっきりネタバレですので注意してください


最後のシーン。
チェチェンで引き金を引いたトァンはあの後自殺したんじゃないかなと。
たとえプログラムが作動していない結末があったとしても、彼女は合理的に迷いなく自殺の道を選んだんじゃないかな。
あのシーンにも現れるけどなんだかんだ今も「あの」ミァハを愛していたわけだしね。

しかし引き金を引くという選択よりもその直前のトァンの発言には驚きました。それほどトァンはミァハの事を想っていたんですね。
成長後のトァンはミァハの髪型を真似たり知識を蓄えたりとそういった節はあったんですが、それでもあの展開には「えっ」となりました。
レズ怖いですね(違う)

そんなレズ共と何故か一緒にツルンでたキアンちゃん。
目の前でチュー見せつけられるし一緒に死のうとか言われるし13年後にはトァンにガッカリされてるし速攻で『殺される』し……
キアンの扱いがあんまりだぁ。

来場特典はキアンの栞だったのでせめて私の手でだけでも大切に扱ってあげよう。そう思わせられた、アニメーション映画<harmony/>でした


おわり

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 268
サンキュー:

6

ネタバレ

織田信長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百合かな?

原作未読。

公開初日に見てきました♪
平日だから、そんなに客が入っていなくてよかったです。

さて、ストーリーですが2019年アメリカで発生した暴動をきっかけに全世界で戦争と未知のウィルスが蔓延した大災禍(ザ・メイルストロム)
によって従来の政府は崩壊し、医療経済社会へと変わっていったのである。
この社会では、極端な健康、幸福、調和の思想の社会へとなっていったのである。それから13年後の世界に螺旋監察事務局の上級監察官として活動していたトァンは、ニジェールの戦場で生府が禁止する飲酒・喫煙を行っていたことが露見し日本に送還されてしまう所から物語は動き始めます。


さて感想ですが、
はっきりいうと屍者の帝国よりはお腹いっぱいにならなかったです。
まあ、将来人間の健康状態を監視するシステムがあった場合こういうことが起こるんだろうなってのはすごく思いました。
また、予想だにしていなかった百合の雰囲気がどうも受け入れられなかったです。
{netabare}
てか、「キアン死ぬの早くない?」って思いましたw
私は、てっきり3人を中心に話が進むのかなって思っていましたが
トァン、ミァハを中心にした百合百合物語でした。
あと、終わり方も「えっ。。。。」って感じでしたね。
{/netabare}
しかし、トァン役の沢城みゆきさんはメッチャクチャはまってましたね。彼女以外にトァン役適任者はいないでしょう。


他の方も書いていましたが、これ全年齢対象でいいのかな? 笑

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 229
サンキュー:

10

-?- さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ディストピア作品 超高度医療発達文明の末路の話であり百合な話

原作小説、伊藤計劃の最後のオリジナル小説
ノイタミナムービー第2弾、Project Itohの第2⃣作目(全3作)
原作読破済み
原作にほぼ忠実に再現、Goodです
PG12です、若干グロいです(個人差があります)
ディストピア作品の中ではちょっとない雰囲気の作品です


物語:2019年、アメリカ合衆国で発生した暴動をきっかけに全世界で戦争と未知のウィルスが蔓延した"大災禍"によって従来の政府は崩壊し、新たな統治機構"生府"の下で高度な医療経済社会が築かれた世界
WHO螺旋監察事務局の上級監察官として活動していた霧慧トァンは生府が禁止する飲酒・喫煙を行っていたことが露見し日本に送還されてしまい、零下堂キアンと再開し事件が巻き起こる…。13年前に自殺した親友(同志…百合)御冷ミァハの影を追う物語

声優:豪華です、御冷ミァハの声はイメージしていたのと違って新鮮だった

キャラ:ほぼ原作通りかと思います、主人公・霧慧トァンは印象が違うと思います

作画:セル画と3DCGの組み合わせが良い、人物も3DCGのところがあるがセルと見分けがつかない質感には驚いた、あと食事のシーンは作るのは大変だろうけどズルイナーと思いました

音楽:やはりEGOISTはよい、BGMも印象的ではないけどいい味があると思います


・まず映画単体としてで考えた感想から
まず全体的に暗く冷たいどことなく気味の悪い世界観だと思うと思います
(まぁなんとも日本が気持ち悪いこと)
ほぼ原作に忠実な感じに仕上がっていたのが良かったです
〈ラストシーンや微妙に削っているところなどありますが〉
原作ファンは満足されるかと思いますが…
やはりエンターテイメント向きな作品ではないかな~といったのがが正直な感想です
(単純なアクションアニメ寄りではなくて考えさせられるアニメなので)
ただとっつきにくいのですが、閉じてはいないという点がほかの作品と違うのではとも思いました
(専門用語とかで頭詰にされる感じではないということ、大体の人がなんとなくでもわかると思います)
作者の言いたいこと、つまり"意思"や"意志"、"魂"について、作者の意図をちゃんと汲んで作ってるところが良いです
でも、予備知識を持って見たほうが断然楽しめます
(せめて、虐殺器官だけでも読むことをお勧めします、ハーモニーの前の時代の物語なので)

・原作から考える映画の感想
主人公の霧慧トァンはアルコールを飲んで煙草を吹かすシーンを入れたほうが良かったのではと思いました。
〈映画の中では象徴としてチラっと出ますが、やはり実際に飲んで吸ってるシーンを見せたほうがとで後々のシーンやトァン自身の印象が結構変わったと思います、PG12なんだからヤロウヨ〉
上記に書いたことにも関連して、ラストシーンの印象が変わった印象がしました


エンターテイメントとして楽しむというより考えさせられるアニメの部類だと思います
予備知識があればあるほど楽しめる作品で肌に合わない人は少なからずいると思います
(メインがアクションではないので)
原作ファンや暗めのディストピア作品が好きな人にお勧めです

追記:Project Itoh作品の虐殺器官が制作続行が決定しました
(アニメ制作会社のマングローブの経営破綻で一時は中止になるのかと思ってましたが)
2016年内を公開予定だそうです

投稿 : 2015/11/15
閲覧 : 217
サンキュー:

8

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話は分かるけど、難しいかもの内容

 初日、見に行けたです。行った劇場、平日昼間のおかげで混んでなくて良かったです。
 非常に独特な世界観のアニメでしたです。作画、背景は綺麗だけど、私にとってやや好感が持ちにくいキャラデザで、首の長さなど気になったです。EDは、GULTY CRAWNでおなじみ、EGOISTの歌です。様になってたです。

 主人公の霧慧トァンが、この世界で禁じられている裏取引を上官のおばさんに見つかり、謹慎を命じられ日本に帰る所から始まるです。
 このトァン、螺旋観察官とかいうこの世界(生府)の刑事のようで、ちと違ったような職業であるです。

 その帰る途中、高校時代の友人を思い浮かべるです。このアニメの中心人物となる御冷ミァハとのことであるです。
 この世界では、WatchMeというものを体に埋め込まれ、病気や争いのない生府の管理システムに人々が、疑いもなく身をゆだねている社会。優しい牢獄とも呼ばれるです。{netabare}ミァハは、それを憎み、それを騙すことができれば、世界を転覆できるとかいう思想?に、トァンと零下堂キアンがのめり込んでいたです。
 で、「私達は大人にならないって宣言するの」と言って自殺図るけど、トァンとキアンは、助かり今に至るというものである。{/netabare}

 トァンとミァハは、友人というより恋人みたいです。ミァハの話は、{netabare}生府の管理システムを憎んでいると言っていても、{/netabare}
怪しい誘導に見えたです。変わったキャラです。

 日本に戻ったトァン。ターミネーターのように人間でありながら、周りを検索できるです。こういう人間の集まりというのも、WatchMeによる物みたいです。
 この世界で、普通の生活を送るキアンに出迎えられ、{netabare}食事をするのだが・・・。突如、何かの暗示にかかったように、トァンの目の前で自殺をする。{/netabare}それは、世界各地で同時に多発し、物語は突き進んでいくです。
 トァンら、螺旋観察官が電脳世界??で対策会議をしている様は、楽園追放を思い浮かべたです。
 トァンはニュースで知らされた犯人からの音声が、ミァハの言葉であることに気づき、ミァハの実家に行き話が更に進むです。

 この先、この題名の意味など驚くべき真相が、次々と明らさまになるです。生府の管理システムの届かない地域のあるバクダッドと渡り、最後チェチェンで衝撃、更なるミァハの過去が・・・。この内容は話だけだけど、R18指定にならないだろうか?です。

 最後、私にとって非常にやるせない終わり方だったです。好感の持ちずらい終わりだけど、儚く切ない感じがしたです。この世界観は、これまで見たことのなく異質で、特異な設定だったと言う他なかったです。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 316
サンキュー:

12

誘威/ういろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

健全である世界のstory

伊藤計劃の作品で一番好きな作品です。

1人1人の健康状態が常に監視されてる世界。

そして、健康を害するタバコや酒がハレンチな世界。

健康を第一に考える人間が作りあげる、生きにくい世界。

そんな世界での、二人の少女達の話です。

投稿 : 2015/04/02
閲覧 : 174
サンキュー:

2

mfqSQ44309 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 30

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/17
閲覧 : 3

コゼット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 525

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 5

こはく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 8

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/26
閲覧 : 13

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/05/07
閲覧 : 46

プーチン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2022/02/18
閲覧 : 14

publica さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 13

wLxcl71214 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/14
閲覧 : 12

林董 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 15

せめる さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 21

半沢直樹 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 23

ルー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 23

ひよこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/18
閲覧 : 13

life さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 11

ブックマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/04
閲覧 : 4

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/16
閲覧 : 274

タミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/08
閲覧 : 9
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<harmony/>のストーリー・あらすじ

優しさと倫理が支配するユートピアで、3人の少女は死を選択した。13年後、死ねなかった少女トァンが、人類の最終局面で目撃したものとは?(アニメ映画『<harmony/>』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2015年11月13日
制作会社
STUDIO4℃
公式サイト
project-itoh.com/
主題歌
《主題歌》EGOIST『Ghost of a smile』

声優・キャラクター

沢城みゆき、上田麗奈、洲崎綾、榊原良子、大塚明夫、三木眞一郎、チョー、森田順平

スタッフ

原作:伊藤計劃『ハーモニー』(ハヤカワ文庫JA)、キャラクター原案:redjuice
監督:なかむらたかし/マイケル・アリアス、脚本:山本幸治、キャラクターデザイン・総作画監督:田中孝弘、作画監督:竹内一義、メカデザイン・エフェクト作画監督:渡辺浩二、色彩設計:成毛久美子、美術監督:新林希文/狹田修、編集:重村建吾、音楽:池頼広、録音演出:名倉靖、音響デザイン:笠松広司

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