コミカルで女子校なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコミカルで女子校な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月28日の時点で一番のコミカルで女子校なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.2 1 コミカルで女子校なアニメランキング1位
ストロベリーパニック(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (279)
1639人が棚に入れました
この日本のどこかに存在する、巷でも屈指の名門女子校「聖ミアトル女学園」「聖スピカ女学院」「聖ル・リム女学校」に通うことになった、3人の少女・渚砂、光莉、絆奈。しかも3人とも家を離れて、3校の寄宿舎である「いちご舎」に入る事に。慣れない集団生活に心細くなる3人を、それぞれの学校の生徒たち「ストロベリーズ」は時に優しく、時に厳しく、そして時に情熱的に支えてくれる。積極的な女生徒たちの行動に戸惑う3人の妹たちは、大好きなお兄ちゃんからのアドバイスを受けながら、魅惑の女子校ライフを送るのだった。

声優・キャラクター
中原麻衣、清水愛、生天目仁美、斎藤千和、松来未祐、甲斐田裕子、桑谷夏子、野川さくら、中島沙樹、宮崎羽衣、福井裕佳梨
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

正統派百合アニメ。「この声の震え!この慄き!半ベソの渚砂ちゃん!あぁ~ん、タマリマセンワ―!!」

制作はMAD HOUSEのメディアミックス作品です。
ジャンルはGL系学園群像劇です。
ガチな作品なので、女性同士の恋愛ものに抵抗がある方は注意です。
有名ですが、百合な場面でよく見かける「キマシタワー!」の元ネタ作品。



アストラエアと呼ばれる丘に鼎立する聖ミアトル女学園、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校というそれぞれに個性的な姉妹校。
両親の海外転勤で、伯母の母校であるミアトル4年(高校1年)に編入することになった主人公の蒼井渚砂と、スピカ3年(中学3年)の此花光莉を中心に、それぞれの学校で巻き起こる騒動と恋愛模様を描く。



4作目の百合作品視聴。
長さも丁度いいし、いろいろな方から推されたのでこれを見てみることに。



まず、言わなければならないこと。
私の好きな“百合”はこういう“百合”ですw
学園閉鎖・少女漫画系の作品が百合漫画では好きだったので、かなりツボりましたw

ガチっぷりでいうと、「百合を見たい」という考えならば多分これが標準レベルかな?
登場人物ほぼ全員が女性にときめいちゃうので一般の方は余裕で引くけど、百合好きには丁度いいくらいでしょうか。
事前事後な描写は結構ありますけど、行為自体は映っていませんから多分セーフw


途中で主題歌が変わりますけど、そこでⅠ部Ⅱ部に分かれています。
Ⅰ部はいわゆる日常回で登場人物の交流を中心に描き、Ⅱ部は本作の肝である「エトワール選」について描いています。
Ⅱ部は結構シリアスなので好みは出そうですが、私はⅡ部の方が好きでした。
Ⅰ部で描かれた想いが段々と氷解していく後半はホント、タマリマセンワ―w
{netabare}例えば19話、20話、21話のトリプルコンボ。
静馬の過去、玉青の想い、深雪の想いが描かれています。
多分ここら辺が本作の一番のピークでしょう。
光莉と天音が結ばれる25話、静馬がついに自分の想いのままに動く26話(最終話)も、まあいいんだけどね。
最終話「少女迷路でつかまえて」の編曲もステキ。{/netabare}



本作の難しさは、視点を誰に当てて見ればよいのかという点、勿体つけるような伏線がやたらに多い点に集約されています。

この作品のヒロインは渚砂で、サブヒロインは光莉であることは間違いないでしょうが、この二人だけを注視してしまうと後半で「?」になること請け合い。
仮に視聴する際には、一番分かりにくい先輩たちの心情描写を最重要視してみてください。

普通の作品だったらだいたいセリフで説明してくれますが、本作は不親切設計で画面をちゃんと見ないと分からないことが多々あります。
加えて正直シリーズ構成があまり上手くないので、いろいろ見逃さないようにしないと本当の意味で楽しめないかも。



こう書くと面倒くさい感じがプンプンしますが、本作独特の雰囲気を形成しているのも間違いなくこれらの要素。
面倒くさいくらいに張り巡らされた心情描写が私の心をつかんで離しませんでしたw
こういうところを丁寧にやってくれるから、百合はたまらんよねw

キャラも主要人物は結構立っているかと。
{netabare}そんな私が思う一番のナイスカップルは剣城×鬼屋敷。
剣城さんの温暖化には笑わせてもらいましたw
てかこいつらラブラブすぎるだろw
私の好きなカップリングは王道を行く渚砂×静馬。
好きなキャラは玉青、静馬、夜々、千華留という若干の不憫萌え傾向。
特に玉青ちゃんが好きだったので、終盤の三角関係には悶えましたw{/netabare}



総括して、多分あにこれに居なかったらあまり興味を持たなかっただろう作品なのでホント感謝です(「咲-saki-」以来4回目)。
こういう系統の作品ですのでかなり人は選びますが、私にとっては「またもう一度見たい」と思える良い作品でした。

どうでもいいですが、タイトルは私のお気に入りのセリフ。
あぁ~ん、百合はタマリマセンワ―!!
声優的には、私の好きな中原さん×斎藤さんで萌えたけど、もうちょっと出番欲しかったかも。
それにしても、放送当時にこれを見た人はどんな気持ちになったのでしょうかw

投稿 : 2024/05/25
♥ : 31
ネタバレ

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガチ百合100%!百合キャラしかいない!だがそれでいい!

【作品全体の感想】
THE 王道百合アニメ。
設定・舞台・ストーリーなど作品の構成要素が全て百合ジャンルにおける王道中の王道を貫いてます。
これほど清々しい百合アニメは久々に見ました。さらに登場人物全員・百合!
百合好きが見れば外すことはあまりないでしょう。

ただ百合アニメと一括りに言っても例えば『ゆるゆり』のようなゆる~い百合(友情以上恋人未満)ではなく、ガチ百合(レズ)なので注意。

また世界観に関しても例えば『青い花』『ささめきこと』のように百合に不寛容なリアルな社会を投影した世界観ではなく、むしろ女同士で好き合うのが当然といった雰囲気です。
百合に興味のない方が見たら( ゚д゚)ポカーンとなるでしょう。
まぁ百合好きの自分でも( ゚д゚)ポカーンとなるシーンはいくつかありましたが(笑)

あと作画に関しては贔屓目に見てもあまりよろしくないです。

【あらすじ】
両親の都合で由緒正しきお嬢様学校に編入することになった主人公・蒼井 渚砂(あおい なぎさ)が、お嬢様学校特有の格式・伝統に翻弄されつつも、元気いっぱいの学園生活を送る物語。

【内容についての感想】
{netabare}キャラに関しては2人特に気になったキャラがいます。
一人は主人公のクラスメイトで彼女と同じ部屋に暮らす青髪ロングの涼水 玉青(すずみ たまお)ちゃん。
とにかく可愛い!登場人物で1番好きなキャラです。
主人公LOVEの玉青ちゃんが登場するだけでニヤニヤしちゃいました。
ちなみに百合の代名詞的セリフ「キマシタワー」はこのキャラの発言です。

もう一人はこのアニメには珍しい悪役キャラ2人組のうちの一人・剣城 要(けんじょう かなめ)。
メインキャラにイタズラを通り越した犯罪行為を連発、さらに「こいつは何を言っとるんだ?」とツッコミたくなる謎発言も多々。
最初は登場するだけでイライラしたのですが、何故このキャラが印象に残ったかと言えば、彼女がメインキャラの結束を高めるためだけに登場するような踏み台的な悪役で終わらなかったことですね。
ちゃんと彼女には彼女の物語が用意されていたのが個人的にかなり好印象でした。

ストーリーに関しては王道なので特に言うことはないですが、玉青ちゃん派の自分にとっては最終回の展開は複雑な心境でした。
最もベストなENDだとは思いつつも、玉青ちゃんの気持ちを考えると胸が苦しい(´;ω;`)
そういう意味でも記憶に残る作品でした。{/netabare}

「キマシタワー」という百合アニメを象徴するセリフを残した王道百合アニメ。
百合好きにとっては必見の作品ですよ!

ちなみに他にオススメの百合アニメ
『青い花』←イチオシ!1番好きな百合アニメ
『マリア様がみてる』←百合の代表的作品
『Candy boy キャンディボーイ』←ひたすら女の子イチャイチャの短編アニメ

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6
ネタバレ

底辺生活者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

この学園に娘を入れると、100%全員レズにされて卒業させられる(笑)

酷いタイトルですが、私はこのアニメが好き。あと、結構、感動した。なんでこんな酷いタイトルにしたのかは、視聴すればわかります(笑)

【このアニメ、こういう人には合わない】

・タカラヅカチックなものが嫌いな人にはアウト。
・何が何でも、レズはダメ、という人にもアウト。

【百合だと思って馬鹿にして序盤で視聴を中断すると損する】

序盤しか見ずに、「なんだ、レズモノか」「お嬢様学校モノか」「エトワール様とか、馬鹿みたい」と、視聴を中断してしまうと、かなり損する。

{netabare}【このアニメ、ここがダメだった】

◆作画が一部のみだが極端に雑な所があった
たまに顔がゆがんでいたり、おでこが広すぎたり、序盤に出てくる夕飯の料理の絵が、平たく描かれていたりして、酷かった。

◆最終回、雪が消えてる!www
あんなに積もってた雪が突然消えとるし!!!www


【ダメまで行かないけど、気になった】

◆ラストシーン、不気味な終わり方しないでほしかった。

◆『静馬(しずま)』が卒業後どうなったのか?さっぱりわからない…
『花織』の願い通り、静馬は親が決めた結婚を蹴って、自由になったと私は願いたい。

◆後半部、生徒らが外泊し過ぎ。ピアスとかしていいの?

確か、物語序盤は「無断外泊は寮の規則違反で、相当怒られる」という設定だったはずだが、物語後半部になるほど外泊するキャラが増えすぎwしかも、注意役のシスターも後半部は全然出てこなくなる。(ここはご都合主義だね。)

あと、『静馬』がキリスト系お嬢様学校のエトワール(代表)なのに、ピアスしてたりするし…。

◆エトワール、片方が高3で、片方が高1、高2だったら?

片方が卒業した時点でまたエトワール選やり直しなのかな?


【ここが良かった!】

◆退屈しない物語だった
「ただ可愛い女の子が、ほんわか過ごすだけ」ではなく、悲しい物語や、シビアなストーリーもかなり含まれているので、真剣に視聴することができた。

◆性格がいい女の子ばかり出てきて、癒される
イジメも全然ないし、人を無駄にバシバシ殴るシーンもない。だから、穏やかに視聴できる。

◆渚砂の「えとわあるさまああああ」というマヌケな発音に萌える!

◆悪役が2人出てくるが、何故かこの二人のことも憎めない^^
悪役として大活躍だった、『要(かなめ)』のこと、終盤の方で好きになった。

◆宝塚のような世界?それと、女の子が女の子を強制ワイセツ…
男性役みたいな女子生徒が出てきて、同じ女子を無理やり襲うシーンとか…
ちょっと見ててウケた。

◆後半まで視聴すれば、『玉青(たまお)』や『静馬』の気持ちが理解できる

・序盤、『玉青』が、異様なほど主役の『渚砂』ににベタベタするのだが、
後半までしっかり視聴すると、『玉青』にルームメイトがおらず、ずっと寂しい寮生活を送っていたことなどがわかる。

・『静馬』が、序盤に、色んな女の子に手をつけ、まるで、女版光源氏のようなことをして、視聴者から見ると「不届きな女」に見えるが、これも後半部まで我慢して視聴すれば、どうして『静馬』がこんなおかしな行動をとるのかが理解できる。


◆1つの敷地内に、3つの女子校があるという設定が面白い
それぞれ特徴が異なるお嬢様学校が、1つの敷地内に存在し、お互い連携しあったり競いあったりする、という設定が私にとっては珍しく面白かった。

◆クリスチャン学校なのに、生徒同士の『レズエッチ』は取り締まらない不思議w

寮長である厳しいシスターがおり、夜にお茶会やってると注意してくるが、女同士でレズってたりするのは、全然取り締まってなかったのがウケた。
女生徒同士で「泡風呂」に入って、レズってたりするのに、そういうのは、取り締まらないらしいw
キリスト系の学校なんだから、同性愛はかなりまずいのでは?w

◆『静間』の卒業後の運命
『静間』は、「卒業するや否や、知らない男性と結婚させられる」という運命にあり、それを聞くと、とても悲劇的な物語に思えてくる。

◆制服デザインがかわいい!
古臭いデザインではあるのだが、このアニメに出てくる制服のデザインが好き。

【その他の感想】

◆このアニメ、ずっと見てると慣れてしまう
序盤の頃は、「レズアニメかよ」と抵抗を感じるのだが、ずっと視聴を続けてると、女同士の恋愛が当たり前に思えてくる。

◆レズを推奨してるような学園方針w
エトワールには2人で出馬するシキタリは、まるで、『この女二人はレズっプルです』とアピールしてるようなものだし、そのシキタリそのものが、レズを推奨してるみたいだった(;´∀`)
というか、この学校に入ったら、異性愛者の女性達も全員同性愛者となってしまうだろう。

◆『静馬』は『男』なのかと思ってた
「静馬」なんて、男みたいな名前なので、物語のオチは「静馬は、実は男だったのだ!」というオチなのかと思ってたら、違った(;´∀`)

◆女が女のオッパイを揉むシーンが生々しい
すごく可愛い画風なのに、後半で、女が女に無理やりキスをしながら、女が女のオッパイを、ぐにぐにと揉むシーンがあるのだが、それがあまりに生生しくて、見てて怖かった (- -;)

◆『玉青』『夜々(やや)』『みゆき』は失恋に終わってしまい、可哀相だった。{/netabare}

【とても儚い、たった6年間の女の子だけの純愛の世界】

きっと彼女達は、この学園を卒業したあと、男性と普通に交際し結婚するのだろうが、彼女達にとっての真の純愛とはこの学園内でしたものだけだったのではないかと思う…
このアニメを見てて「こんなに女の子同士で真剣に恋をしてるけど、でも卒業したら…」と思いながら視聴すると、とても切ない気持ちになった。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

65.2 2 コミカルで女子校なアニメランキング2位
あかねさす少女(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (242)
807人が棚に入れました
2018年、10月。
ある地方都市に住む少女たちが、
とある儀式を行っていた。

彼女たちは「鉱石ラヂオ研究会」。
明るさが取り柄の女の子、土宮明日架が
同じ高校に通う友人たちと立ち上げたサークルだ。

その儀式は都市伝説めいたものでしかなかったが、
しかし、いくつもの条件が偶然重なり、
遊びでは済まない事態となる――。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、Lynn、東山奈央、小清水亜美、井上麻里奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

昭和ガジェット大集合?(第7話:「やめろキリコ、……じゃなかったクロエ(笑)。」→ 全話視聴終了

== [第1話視聴時レビュー、ここから] ==(以下、追記あり)
一番古いテクノロジーはもちろん鉱石ラジオ。年寄りには「学研の科学」の付録とかでお馴染み。

そしてポータブルラジカセに、ガッツリロゴまで出てきたSONY WALKMANやそこに挿入されるカセットテープ…。登場人物たちのサークル「鉱石ラヂオ研究会」の「ラヂオ」っていうのは「ラジオ」の昔風のカタカナ表記(元の外来語の綴りが"d"だとダ行の濁音表記をする)ですね。

ANIMAX 20周年記念作品として企画されたオリジナルTVアニメ(昨今の流行りに則ってスマホゲームの同時展開もあるようですが)ということらしいです。ということで地上波で流れるときには提供がANIMAX(笑)。

パラレルワールドとかそこからの電波を受信とかそっちの世界の自分とか「どこの昭和だよ!?」って感じかつ中二病感満載な世界観ですけど、自分がおっさんなせいなのかその古さを気にしないで見入ってしまいました。

……ということは、今の人たちにはセンスとして古すぎるかも。とりあえず私は第1話は面白かったですけど。

ところでひそまそEDやウマ娘、レヴュースタァライトでも耳にしましたけど、最近のアニメってフランス語って流行っているんですか(笑)?
== [第1話視聴時レビュー、ここまで] ==

2018.11.13追記:
第7話を視聴完了。作画はダメなりに安定していて、何だかんだで最後まで走り切りそうな気もします。作画のグダり加減に釣り合わないキャスト陣の頑張りが個人的にはツボ。

今際(いまわ)の際に「やめろ」と宣うコンピュータ(超高度AI)といえば、ボトムズのワイズマン…(笑)。

ということで、ゲームはやっていないけどユニットの性能予測:
シリアスカ: 近接格闘(汎用型)
エロユウ: 近接格闘(パワー型)
奈々: 遠距離支援(キャノン)
みあ: 遠距離支援(マシンガン)
クロエ: 情報戦(アシストAI付き?)※戦闘能力詳細不明

ここまで出てきたフラグメント(パラレルワールド)の中ではこの6、7話前後編が一番面白かった気がしますが、あの世界の明日架が最終的にどうなったのかはちょっとモヤモヤします(笑)。

2018.12.18追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。自分は悪くないと周りに思ってもらうために「自分のために泣く」って実はけっこうあるような…。

第11話で優の手がとてつもなくデカくなっていたりとか作画の微妙さは擁護できないところもあるんですが、破綻レベルにはならずに全話走り切りました。ギリギリセーフといったところ。

「フラグメント」については『STEIN'S;GATE』の「世界線」や『Rewrite』などでも似たような概念が出てくるので理解は容易ですが、「黄昏」については良く言えば考察のし甲斐があり、悪く言えばわかりにくい感じでした。

肝心のストーリーの方は中盤~終盤は結構面白くて、なんだかんだで毎週楽しく観ていた気がします。なお、観るのには意外と頭を使うのでながらでの視聴はお勧めできません。

本作品では違うフラグメントの「同一人物」については違う演技が要求されていたと思うので、声優陣にはなかなかに大変だったのではないかと思います。特に土宮明日架/アスカ役の黒沢ともよさん、おつかれさまでした。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 50

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

頑張って最後まで見てください!

評価低っ! www
私も最初の数話見て、見るのやめてたんですけど改めて最初から見始めると12話一気に見れました。なかなかだったと思うけどなぁ。

ジャンルは自分の中ではSFです。加えて昭和世代には懐メロ的な作品です。EDの曲はもちろん、ソニーのウォークマン、昔懐かしの喫茶店(今はもうスタバ系のコーヒーショップしかないし)。他にも各シーンで「これ懐かしのあのアニメ(映画)のワンシーン?」ってところ沢山あります。

メッセージ性もそこそこある作品、平成10年世代には「説教くさい」作品に感じるかも。でも、根底にはティーンに対する「理解・励まし」が熱く盛り込まれた作品なので。

それでも、エヴァンゲリオンなどに私が感じる、「長編メッセージ性大、凄い作品なんだろうけどなんか最後よくわかんない〜」に陥らずにラストはすっきりしててよかったと思います。なので途中で投げずに最後まで見てください。

ふと思ったのですが幼い頃に、兄弟両親を失ってトラウマになった経験は私にはないのでよくわからないのですが、この作品の主人公の描写はやはり経験者ならではの描写なのかなぁ。誰か他の人の意見を聞きたい。

評価は4超えてますが、ちょっと下駄履かせたかな? (´・ω・`)
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余談ですが、ググってみると「あかねさす」ってのは夕暮れ・黄昏という意味ではなく、朝焼けという意味なんですね。そういう意味ではこれは前向きな作品なんだと思いますよ。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 13

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラジオスターの悲劇【注1】

鉱石ラヂオ研究会のメンバーの5人は、
4時44分に神社の御神木の場所で儀式をしていた。
その儀式が成功して、もう1人のツチミヤ・アスカと出会う。
シリアスカの説明により、並行世界の存在が明らかとなった。

環境の変化を受け入れるか拒絶するか。
決断するのは自分自身です。
変化を止め、留まる事は簡単な事。
むしろ、変化を受け入れるほうが難しいでしょう。

作中の明日架は変化を受け入れたのかどうか?
黄昏に飲み込まれて思考を停止した訳ではありません。
進んで黄昏に飲み込まれた明日架。
根拠の無い自信があったのかもしれません。
その可能性を求めて……

鉱石ラヂオ研究会の残る4人はどうでしょう?
彼女たちは変化を受け入れ、問題に向き合う事を選択しました。
まだまだ未熟な高校生。
その時の行動が正しいのか間違ったのかは判断できません。
しかし、自分自身で考えた末に出た結果。
正誤ではなく、自身の行動こそが答えなのです。

絶望少女と希望少女の有り様は紙一重。
まだまだ若いので数回失敗しても、取り返す事ができます。

過去が分岐して別れた並行世界。
並行世界での出来事が真実なのかを決めるのは己自身。
あの天才野球選手のイチローでさえ、打率4割に届きませんでした。
半分以上は失敗の繰り返し。
物事をポジティブに捉える事が重要です。

何か、難しい事ばかり書いていますね^^;(反省です><)
元明治大学ラグビー部監督の北島さんは「前へ」というスローガンを掲げました。
要するに「諦めない事が重要だ!」というメッセージを作品から受け止めました。
考えすぎかなぁ……
もっと気楽に「女子高生のSF戦隊ヒーロー物を見たい」という考えでもいいかも。


【注1】
レビュータイトルは「バグルス」の『Video Killed The Radio Star』の邦題。
丁度、MTVという存在が世の中に出てきて、PVなどを制作するようになりました。
今回はメタルではなくポップスになるのかなぁ^^;

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16

63.5 3 コミカルで女子校なアニメランキング3位
南鎌倉高校女子自転車部(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (205)
748人が棚に入れました
高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、毎春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に想いを込めた青春が始まる―――!

声優・キャラクター
上田麗奈、広瀬ゆうき、藤原夏海、高森奈津美、渡部紗弓、竹内恵美子、久保ユリカ、福緒唯

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自転車に花は舞う

最初は弱ペダみたいな感じかと思っていましたが、違いました。
あらすじは長崎から鎌倉に舞春ひろみが転校してくるところから始まります。

ひろみは自転車に乗れると思ったら乗れなくて、たくさん練習して乗れるようになり、新しくできた友達(秋月 巴、比嘉 夏海、神倉 冬音、サンディ・マクドゥガル)4人と南鎌倉高校女子自転車部を作りサイクリングを楽しむ物語です。レースに出る話もありますが、基本的にはサイクリングを楽しむのがメインで、鎌倉が舞台ということもあり実際の風景が出てきます。聖地アニメでもあります。また実際に販売されている自転車も作中に出てきます。自転車をテーマにした日常系アニメだと思います。自転車の知識も出てきて勉強になると思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アレとは違うのだよ、アレとは!

※2017/03/25第12話ネタバレ追加、物語評価ダウン、総括を追加
※2017/03/18第11話ネタバレ追加、作画評価ダウン
※2017/03/11第10話ネタバレ追加
※2017/03/04第09話ネタバレ追加
※2017/02/25第08話ネタバレ追加
※2017/02/18評価変更、第07話ネタバレ追記
※2017/02/11本文および第06話ネタバレ追記
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本作品が一見地味とか昔のアニメっぽいと言われる所以ですが、自分はそれは登場人物の『髪』にあると思います。

南鎌倉高校の校則かもしれませんが、彼女達は髪の毛、染めてませんよね。髪型もごく普通のスタイル。
昨今のアニメにはあり得ない設定で、ここが落ち着くポイントなのだと思います。
※意図的か無意識か分かりませんが、彼女達のキャラデザインはアイドルマスター(765プロ)に似てますね。

ただ、そんな地味な彼女達ですが、みんなスタイルは非常に良いんです。
このようなメリハリのある設定が好きです。
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2017年冬アニメで一番気になっているのが『南鎌倉高校女子自転車部』。

あー、またか。女子が自転車に乗るって奴…
  ↑
って思った人は誰ですか!?
もしかして「アレ」と一緒にしてませんか?
あの前代未聞の話題作の「アレ」と?

ちが~う、「アレ」とはぜんぜん違う!つうかこれが本命!

まず、ヒロインが自転車に乗れないところから始める!このド素人感が良い!そして自転車に徐々に目覚める過程を描くところが良い!

次にストーリーですが、「アレ」はいつも同じパターンだったでしょ?
でも、『南鎌倉高校女子自転車部』のストーリーはふつうに面白い!(少なくとも原作では!)だから期待する!

ね、ねっ!なんか気になるでしょ!そういう人は公式のPVを見て下さいよ~
  ↓
https://www.youtube.com/watch?v=wLTo7InIp7o
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各話の内容を以下に記します!
{netabare}
■第01話
原作では主人公のママがちょっとボケてて、ひろみが自転車に乗れないことを忘れていたのだが、アニメでは主人公ひろみがボケていたというようにストーリーが変わっています。ヒロインの性格を第1話で固定したいと思ったスタッフの気持ちが分かります。
あと、入学式のモブの中に今後活躍するであろう仲間達をセリフ無しとはいえ、しっかり描いていたのが好感です。
■第02話
入学式で出会った巴と一緒に鎌倉市内を自転車で散策です。ここでのポイントは迷子になったヒロインを自転車オタク達が探すシーンなのですが、より現実に合わせて重要なポジションにある3名だけを登場させています。こういう切り捨ての考え方いいですね。
ラストCパートで巴の祖母・妹が集まり、人間関係が明らかになるシナリオもグッドです!
■第03話
いよいよここで本作品のタイトルである自転車部を創る話になります。
今回の話で重要なのは、自転車をテーマにしたアニメなのに今回主人公達は全く自転車に乗っていないのですよ。よっぽど自信がない限り、こういう大胆なシナリオは出来ません。
アニメスタッフのやる気に完敗です!
■第04話
さて、女子が自転車に乗る…と言えば皆さん「ろんぐらいだぁす!」を思い出すはずですが、本作品が「ろんぐ~」と違うところは自転車バトルがあるところです。
本作品の聖地である鎌倉は坂道が多いということで有名ですが、今回、この坂道を使ってバトルとなります。
さて、ひろみは勝てるでしょうか?
勝敗に関係なく、いい話です!
■第05話
今まで、順調に進んできた自転車部の話ですが、ここで成果が出せなければ廃部になるという危機に見舞われます。
と言っても成果って…
「サイクリングして、行った先でご当地グルメを堪能してじゃ… ダメよね…orz」
っていうのは、まさに「ロングライドして美味いもの食って、あー幸せ~」と言い続けていたアレに対するアテツケですかね(笑)
{/netabare}
■第06話
{netabare}前回の続きで、いよいよナイタークリテリウムに挑戦の主人公達。
ナイタークリテリウムは、本作品のOP中に出ていますので、おそらくこのイベントが本作品のクライマックスになるのではないかと推測します。

※ストーリーのクライマックスシーンをOPに入れるというスタイルとして記憶にあるのは、2008年の『セキレイ』ですね。あの作品は第一期ラストの鉄橋での戦いを最初からOPに盛り込んでいました。

原作と比べて気付く点は2つあります。

1つは、ストーリー展開をどんどん前倒ししていること。もっと後のエピソードも出し惜しみせず今回に盛り込んでいます。1クール内になんとしても完成形に持ってきたいというスタッフの意図が感じられます。
2つ目は、キャラクターの性格を原作よりも明確にしていること。今回も主人公ひろみが「この子、本当に天然なんだな」と分かり思わずほっこりします。

今回もよくできたいい話です。
{/netabare}
■第07話
{netabare}ナイタークリテリウム中盤です。
原作と比べると、冗長なところを省いてテンポの早い展開となっています。そのためストーリーが分かりやすく、またレース中ということもあり観ていてこちらもテンション上がります。

今までは自転車が好きな仲良しグループが一緒に走るというスタイルでしたが、今回から「勝ちたい!」という意志が出てきました。更に勝つためにはどうすれば良いかをそれぞれが考えていく過程に、主人公達の成長の姿が感じられ、共感度upです!
{/netabare}
■第08話
{netabare}いよいよ、ナイタークリテリウムの終盤となります。
※自分のポリシーと反してしまい、原作との比較になってしまうのですが…

今回はかなり原作に沿ったシナリオになります。

これが良いのか悪いのか… 既に原作を読んでしまった私には判断することはできません。

皆さん、本アニメをご視聴の上、忌憚のないご意見をお願いします。
評価していただきたいポイントは「妄想」の部分です。

ちなみに自分はこの原作のストーリーは嫌いだったりします。
つうか、現時点においてもまだクマさんの中の人が…
『????』
というのはなんとかした方がいいと思います。

ただ、そこまでけなしながらも、この作品を気に入っているポイントとしては…

『姉妹愛』が充実しているところです。

従来のアニメでは「兄⇔妹」というテーマで作られた作品は多かったと思いますが、純粋に「姉⇔妹」というものは珍しいような…?????

※反論待ってます!
{/netabare}
■第09話
{netabare}先週までの熱いレースとは打って変わって、今回はのんびりモードのお話。

というか今回は鎌倉の聖地巡礼のバイブルとなりそうなストーリーでした。そろそろ気温も暖かくなってきたこともあり、いよいよ自分も巡礼の旅に出ようかな…という感じです。

そしてついにクマさんの正体が明らかになります。
※というか、OP/EDを見てれば誰でも分かっていたけどね。
正体が分かった瞬間、主人公ひろみは「あ、金髪」と驚きますが、この前提となるのが本作品では登場人物は皆、髪を染めていないだろうという設定。これがここで生きてくるワケですよ。最近のアニメでは出来ない演出ですね。

ところで本作品が12話までとすると、残すところあと3話しかない…
これで木崎湖に行けるのか非常に心配。

というか、最終話が「木崎湖に到着して終了」という『あの夏で待ってる』的な終わり方を希望します!
{/netabare}
■第10話
{netabare}今回は輪行の話。

本作品の良いところは「保護者たる大人が子供の成長をサポートしている」姿がしっかり描かれている点です。今回もバッチリです。

しかも、決して付きっきりではなく、ある程度は切り離して子供の自立心を養おうという姿勢も見られ、大人と子供の良い関係が築かれていることが分かります。

気になる今後のストーリー予想は原作にならうと、
第11話…輪行の続き→ゴールへ到着がAパート
    湘南台かもめ高校の話がBパート
    ※ヒルクライムはカット?
第12話…木崎湖に到着で終了!

原作では木崎湖エピソードから仮想現実の世界になってしまい、本来の自転車話とだいぶ離れてしまいます。ですので、VRになる前でアニメを終わらせるのがいいんじゃないかな…と個人的には思っています。
{/netabare}
■第11話
{netabare}前回の続き。

今回もJKを見守る大人たちの下心のないアドバイスに感動します。
というか、実際こんな娘達が自転車で走ってたら、ナンパされまくるんだろうなぁ…と。
そういう意味で本アニメは近年まれにみる健全な作品です。

本作品では自転車の作画にCGを使っていますが、今回、自転車に乗っている「主人公達」も合わせてCG描画しているシーンがありました。これって村田製作所の自転車ロボットみたいでちょっと戴けないなぁ… 上半身を全く動かさないで脚だけ動かしているのがマズイのだと思います。

原作にあった湘南台かもめ高校の話がなくなったということは、この期に及んでもう新メンバーは出てこないということなので、気になるのは次回(最終回)は綺麗にまとめるパターンでしょう。

アニメオリジナルエピソードを追加して「木崎湖に着いて終了」という終わり方に期待します。
{/netabare}
■第12話
{netabare}まさかここに来て、アニメオリジナルのエピソードです。

勝手にこっちが期待を押し付けてしまうのはいけないことだと十分承知しています。
しかし、自転車乗り及びアニメオタクの聖地である「木崎湖」のエピソードを何故外したのでしょう?せっかく原作にも出てきたのに…

確かに原作では木崎湖から話がおかしくなってしまい、純粋な自転車コミックとは言えなくなってしまうので、ここを外すというのは考えられますが…
もしかして「ろんぐらいだぁす!」とは違うことをアピールしたくて新しいエピソードを作ったとしたら、とても残念なことです。
{/netabare}

■総括
色々文句を言わせてもらいましたが、アニメ単体としては綺麗にまとまった良い作品だったと思います。変に媚びているところもないし、JKだからというあざといところもないし…
また、JK部活動アニメにありがちなゆるふわなところもなく、一生懸命前向きに頑張っている姿には素直に好感が持てました。

原作はまだ続いていますが、内容が変わってしまうので続編はムリだと思います。
※もしもやるんだったら、SAOみたいな話になるでしょう
ですが、もしも出来るのだったら、木崎湖を純粋にサイクリングするOVAが観たいですね。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 11

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想

数話見た感想------------------------------------------
ろんぐらいだぁす!と違いがあんまり分からない・・・。
本当に似ている。

全部観た感想------------------------------------------
いたって普通の女子高生×自転車のアニメ。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1

59.4 4 コミカルで女子校なアニメランキング4位
バトルガール ハイスクール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (119)
529人が棚に入れました
星守(ほしもり)――――人々の想いを受けてそびえ立つ御神木『神樹(しんじゅ)』から選ばれし18人の少女たち。
彼女たちは神樹ヶ峰女学園の生徒として賑やかな学校生活を送るかたわら、神樹から授かった『星衣』を身に纏い、平和を脅かす謎の侵略者『イロウス』から地球を守るために戦う!

大人気スマホゲーム「バトルゲーム ハイスクール」から待望のアニメ化!
完全新作ストーリーで贈る、星守たちの友情と絆の物語!

声優・キャラクター
洲崎綾、佐倉綾音、雨宮天、東山奈央、上坂すみれ、早見沙織、本渡楓、下地紫野、内山夕実、南條愛乃、田村睦心、久野美咲、五十嵐裕美、悠木碧、木戸衣吹、加藤英美里、原田ひとみ、内田真礼

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルのわりに女学園日常トークが中心のライト戦闘アニメ

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 コロプラ 監督 秋田谷典昭 構成 コロプラ 黒田洋介
制作 SILVER LINK

2015年から配信されているコロプラのゲームアプリが原作。
美少女格闘ソシャゲ原作アニメとしては冬季の「スクールガールストライカーズ」が記憶に新しいが、
本作も骨格はそれに準じたものだと思う。
あちらは錦織博監督、J・C・STAFF制作の豪華っぽい作品ではあったが、
ジャンルとしての未完成感が強かった。それでも楽しめましたが。

本作は監督、副監督共に新人の起用だが構成の黒田洋介は大ベテラン。
このタイプの原作は集金力が大きく、予算はあるがその分縛りが大きい。
アニメに絶望してゲームがぽしゃった場合の損害が大変だと思われます。
「けものフレンズ」はゲーム終了後のアニメ化で、予算無し、自由度高しで傾向が逆。
本作は元々高予算ゲームのようで超豪華声優陣がゲームの時点で確定。

ソシャゲ原作アニメの可能性は大きいと思う。主に予算の面で。
いまだ決定版と言える名作が誕生していないジャンルであることに異論はないと思う。
自分の評価としてはこの作品は非常に楽しめました。
構成の黒田さんの実力かな?
脚本を一切書いていないのに、随所に黒田節(w)が見られるような。
バトルはプリキュアなどの「殴って解決魔法少女」スタイル。
タイトルの割にバトルシーンはそんなに見せ場ではなく、
日常シーン、特に着替え(コスプレ)や少女たちのトークが見どころでしょう。
ゲーム版の主人公である「先生」(杉田智和)の出番は少なく、
神樹ヶ峰女学園の女子生徒たちの日常を楽しく描いた部分が多い。

全員同じ服(!)セーラー服ですが、まあ個性もありハンコ絵ではないと思います。
バトルを監視するコックピットのオペレーターは必要なんでしょうか?
デートアライブのようにヒロイン達に指令を出していますが。

一歩間違うと区別のつかない美少女一個中隊戦争アニメになるところを、
絶妙な黒田節で楽しい少女たちの青春劇にとどめた、
綱渡り的ではありますが良作であったと思います。満足できました。
なにしろ最終回ではほろりと・・・

この時点では、マジンガーや長浜3部作のようにおもちゃ売りから抜け出ていないロボットアニメ。
今後、ソシャゲアニメのガンダムが登場するか?

ヒントはソシャゲをテーマにしたラノベ「魔法少女育成計画」にあるような気もします。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 22
ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

みんなのキズナが、希望にかわるよ‼

スマートフォンアプリゲームのアニメ化。

「な~でな~で~す~る~♪」のCMでお茶の間を凍り付かせた元凶ですw

原作ゲームをもともとやっていたため非常に楽しみにしていました

内容が原作ゲームストーリーの続編のため、置いてけぼりくらった人もいたっぽいけど、僕は苦なく楽しめました

新キャラのミサキが中心のストーリーだったためキャラの多さを生かし切れてないなと思いました。面白かったんだけどね

くるみ×れんげ回がよかっただけに日常回や各キャラ掘り下げ回だけでもう1クールやってほしい‼

{netabare} ただ原作ゲームがガチャを渋りだして、アプリランキングも落ちてるから終焉は近いかもなぁ・・・(泣) {/netabare}


追記:ほんとに終わるんじゃねぇよ!!!!!!泣

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4
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