スローペースおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスローペース成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2022年08月11日の時点で一番のスローペースおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.3 1 スローペースアニメランキング1位
おおきく振りかぶって(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1575)
8070人が棚に入れました
主人公の三橋廉(みはし れん)は中学時代、祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に卑屈な暗い性格になってしまう。その暗い思い出を拭うために埼玉県の西浦高校へと進学する。西浦高校には発足したての野球部(正確には軟式野球部が硬式野球部になった)があり、部員は新入生ばかり10人、しかも監督は若い女性という部活だった。部員不足の野球部で三橋はまたもエースを任せられるが……。

声優・キャラクター
代永翼、中村悠一、谷山紀章、下野紘、佐藤雄大、鈴木千尋、保村真、角研一郎、福山潤、木村良平、早水リサ、室園丈裕、福圓美里、私市淳
ネタバレ

の ᴗ の さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

挑め!埼玉県立西浦高等学校野球部

甲子園の季節。しかも、今年はオリンピックも重なって、応援が大変だ!笑

ということで、おお振りのことを書いてみる。

主人公の三橋は、自信がなくて、うざいダメピ(ダメピッチャー)!笑

でも、投手をやりたい!そこだけは譲らない子。

そんな最初のつかみにやられて、いつのまにか最後まで見てた。


かと言って、むやみに三橋を持ち上げて、そのまま三橋がピッチャーとして、成長する話ではなくて、理論的な野球が描かれている。

そこが、おお振りのいいところ。

スポーツアニメといえば、熱いスポ根ですませてしまうことが多い。
それも熱くて、好きなんだけど、スポーツというリアルにあるものなら、なぜ強くなったのかが描かれていると、勉強になるし、より入り込みやすいと思う。

西浦の女監督モモカンや野球部の顧問のシガポは、栄養学や運動科学を用いた指導方法や心理学を用いたメンタルトレーニングに基づいた練習方法を行う。

それに、それまでのスポーツアニメ以上に、試合中の戦術の心理描写が多く描かれていて、これも入り込みやすい要因だと思う。

それと、そんな理論的な面もある一方で、キャラはとても人間的でもある。

理論的な部分と、人間的な部分がちょうどいいバランスで、入り混じっているところが、好きなんだと思う。

後、人には相性がある。ってことを、このアニメで学んだ。

相性の合う合わないは、生まれ持った雰囲気や周りの環境もあるだろうし、仕方がない。

ただ、いくらいい素材があっても、それに気づかず、もしくは気付こうとせずいたら、上手いこと行かない。
合わない相手を落とすだけじゃ、なんの生産性もないなって思った。

まぁどうしようもなく無理なら、相性の合う人同士に変えるほうが円満。

合う同士なら上手くピースがハマって、いいチームができる。

いいところを伸ばす。
どうしたらイイか改善できるように、的確な指導をすることも大切だなって。

そして、「勝ち、たい!」という三橋の言葉が本当になって、甲子園に行くんじゃないかと思うくらい可能性のあるチームになっていく様は、本当にその場で応援している感覚で、楽しめる。


ちなみに、これは1期の評価。

2期も楽しかったけど、1期だけ見たほうが、一番キレイに終わって、完璧だったと思った。
3期があって、1、2、3期と一緒にみたら、また2期も違う評価になるかもしれないけど。


【物語】
おお振りの1期は、中学の三橋の話から始まり、高校になって新たに作られた1年のみの野球部に三橋が入るところから描かれる。

{netabare}
中学のころ、主人公の三橋は、急速の遅いヘボい投手として、周りに疎まれていた。三橋は、学校経営者の孫だから、ひいきされていると思われていたから。

そこで、高校からそのチームの仲間とは離れて、三橋は別の高校に行く。
野球はしたいと思っているから、野球部に行くが、中学のことがあって、自信はない。

けれど、周りが三橋のピッチングの正確さに気づき、あれよあれよと、野球部に入ることになり、投手として練習が始まる。

合宿に行ったり、練習試合も行う。
しかも、三橋がもともといた中学のチームの三星との練習試合。

最初は、やっぱり三橋を見下して、手をぬく三星。
けど、三橋の長所を活かして、阿部がサインを出してくれるおかげで、中学のときとは違って、ストライクを連発する。

だんだん三星も三橋が変わってるのに気づいて、盛り返そうとするが、結局西浦が勝つ。
この試合で、三橋だけでなく、他のメンバーもチームとして、少しまとまったのが分かった。

その練習試合の後は、甲子園予選のための練習や応援団結成の話。

で、いよいよ予選。

この夏の大会では、初戦から前年度優勝の桐青と対戦!?

他の高校のチームは、きっと1年だけの西浦は負けると思っていた。

けど、西浦が{netabare}見事5対4で勝利 {/netabare}!!という展開。

文字にして、簡潔に書くと、こんな感じだけど、14~24話まで使って、初戦をえがいている。

とても丁寧!これは、見たほうが早い。
話のスパンとしては、とても短い期間の話だけど、とても引き込まれる内容だった。

この初戦では、今までのメントレにも役に立つし、選手それぞれが自分で考え、どうしたら良いかを導き出す場面がたくさんあり、成長したなぁと感じた。

応援団の浜ちゃん達と「ナイバッチー!!!」と、一緒に応援したくなった!


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シガポ講座
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・スポーツで重要な脳内ホルモン
チロトロピン・・・きっとやれるとチャレンジする時にでてる
コルチコトロピン・・・目の前のことに集中する時にでてる
ドーパミン・・・過去の幸せを噛みしめる時にでてる
この脳内ホルモンをコントロールできれば、よりメンタルが鍛えられる。
合宿では、それを食事でメントレしていた。

・α波・・・集中して、余計な力は抜く時にでるやつ。いい意味で、リラックスして、野球をするために必要。
人と手をつないで、手が冷たい時はでてない。緊張してる。
逆に、暖かい場合はリラックスしている。この状態をコントロールして、野球に活かすためのトレーニングをしてた。

・条件付け・・・野球のピンチで、リラックスするために、ピンチとリラックスを条件づけるトレーニング。
そして、ピンチだけでなく、チャンスでもある3塁に走者がいる場面を思い浮かべながら、リラックスするようメンタルトレーニングしていた。

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【声優・キャラ】

三橋 廉役は、代永翼さん。
{netabare}おお振りは、初主演作品。
ヘタレの三橋が凄くあっていた。
独特な声で、なんだかんだ主人公タイプの声。
言い回しも凄く独特で、吃音気味の三橋を自然に演じておられた。
最初のほうは、まだキャラが掴めていないので若干低い。
ウィング自身も、いじられキャラという点でもあっていた笑

アニメの最後の方の反省会の話で、アフレコの時に、
「三橋はよく投げた」
「投手はよく頑張ってくれた」
「三橋は途中崩れかけたのによく持った」
「三橋を始めみんなすごかった」
などのセリフを、三橋を代永にセリフを変えて、みんなが言ってくれたらしい。熱い現場!

三橋は球のコントロールが上手い投手。
自信のないキャラで、なかなか自分のことを認めない。
それに、中学のころは周りも認めていなかった。
けど、ちゃんと三橋のいいところを認めて、伸ばしてくれる指導者や仲間がいれば、三橋を活かせる。そして、最後には、みんなに認められて、チームが1つになった感じは本当に良かった!
後、三橋が本当に自分に自信が持てたら、きっと吃音も改善するはず。
三橋、頑張れ!
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阿部 隆也役は、中村悠一さん。
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冷静に分析するキャラとあった落ち着いた声!
優しいけど、厳しい感じでよかった。
冷静なつっこみな点では、阿部だなと。
怒号が上手い。そのイメージが残ってて、1話見ると、なんか優しくてイメージと違うし、声が高い? 笑

阿部は、三橋とバッテリーを組むキャッチャー。
先ほど書いた反省会のシーンでもみんな三橋を褒めるのに一人だけ「ギリギリな試合はもうやめたい」という、そういう奴 笑
自信のない三橋には、これくらいでいいのかもしれない 笑
三橋のコントロールを見抜いた人。試合中に出すサインをどうするか、選手を見極めて、考えながら野球をする。
三橋をよろしく!
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田島 悠一郎は、下野紘さん。
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元気キャラの田島にとても合う元気ボイス!
元気で、若干KYなとこが、下野さんそのもの笑

田島は、いれば打ってくれると思う頼れる4番。
けど、体はまだ小さい。必ず打ってくれるという安心感のある存在だけど、ホームランは打てないから、田島だけに頼ってばかりではいけない。
野球はチームプレーということを話に加えるいいキャラだと思う。
KYなとこもおもしろい。三橋とは、なぜか仲良し!
田島といえば、「昨日オ◯◯◯するの忘れたっ!」笑
と、「ゲンミツに!」
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花井 梓は、谷山紀章さん。
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花井では、いつもより少し若めの声。
まとめ役の主将!って感じの声だった!

花井は、なかなか打てない子 笑
でも、打てば大きい!球を投げると、飛距離もあって、なかなかの強腕。
後、4番の田島をライバル視したりするけど、嫌味はなくて、素直!
西浦の主将!
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栄口 勇人は、鈴木千尋さん。
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縁の下の力持ちでいい人キャラの声が、優しい感じで自然でピッタリ!
本当は、主人公キャラの声が合うけど、やっぱ三橋はウィングだし、栄口はちーちゃんだと思う。ちーちゃん最近見ない。。
主人公声というのは、年齢を重ねると、若い人に変わるから、後が大変だな。

栄口は、バント職人!かつ、西浦の良心!いい人キャラ。三橋と一番普通に喋っている気がする笑
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水谷 文貴は、角研一郎さん。
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犬みたいな人懐っこいキャラが、合う声。
水谷みたいに、角さんも、影のいじられキャラで、面白った笑
角さん好きだわ。角さんもあまり見ない。というか、おお振り以外あまり声優をしていないっぽい。

水谷といえば、打ち上げられた球をエラーして、阿部に言われた「ク!ソ!レ!フ!ト!」が印象的。 それに対して「ごめ~ん」が可愛い!笑
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巣山 尚治は、保村真さん。
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寡黙な高校球児な感じがあっていた。
保村さん自体は自由人。 笑

巣山は、冷静で寡黙な感じ!
巣山といえば、手を握っての「できっぞ!!!」
できる気がする魔法の言葉!
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沖 一利は、佐藤雄大さん。
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普通キャラが、自然!
いろんなキャラがいるから、普通のキャラが普通にできる人も大事!

沖は、そこまでスポットが当たらない。普通キャラ。全員目立ってもあれだしね。
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泉 孝介は、福山潤さん。
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真面目で冷静な泉に説得力ある声があっていた。
リアル泉だと思う。
三星のバッターの織田裕行の声を当てている。

泉は、冷静でイケメンキャラ。
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西広 辰太郎は、木村良平さん。
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ほんわかした西広にピッタリの声だった。
おお振りから、現在までに一番人気が伸びた気がする。

西広は、西浦の先生。西広先生。頭が良い!で、可愛い!
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百枝まりあは、早水リサさん。
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モモカンは、早水さんしかいない!
リアルモモカン!
声の幅広くて、器用。

モモカンは、西浦の女監督。
ちゃんと選手の考えを尊重しつつ、どうしたらいいか考えさせる指導法。
野球部のために、バイトしたり、野球も上手かったり、野球大好きな人。
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志賀 剛司は、室園丈裕さん。
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シガポは、説得力のある声で教師役にピッタリの声だった。

メンタルトレーニングなどを西浦チームに教えるのがシガポ。
こういう知識を知っておくと、役立つのでいいね!
{/netabare}

篠岡 千代は、福圓美里さん。
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千代ちゃんの可愛いらしいキャラに合った声だった。

千代ちゃんは、西浦のマネージャー。野球大好き女子。
一人でも女子がいると、華があるね。
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浜田 良郎は、私市淳さん。
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私市さんの声本当好き。
浜ちゃんの明るくて元気な性格をよく表した声だと思う。

浜ちゃんは、応援団を結成した、明るい性格の人!
それに、モモカンから応援団は応援席を盛り上げるために、ポジティブシンキングを身につけて、と言われて西浦のためにいろいろ尽力するキャラ。
三橋が子供のころ、一緒に野球をしてた人で、三橋の野球好きのきっかけ。
実は、留年して1コ上。一人暮らしで、結構苦労してる。
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河合 和己は、花輪英司さん。
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落ち着いたキャラの声にとてもあっていた。
花輪さん自体も温和な感じ。

和さんは、高瀬とバッテリーを組む頼れる温和なキャッチャー。
理想のお父さんみたいなキャラ笑
準太と一緒に泣いてるシーンは、まじ泣ける。
「力足んなくってごめんな。お前にもっと投げさせてやりたかった」ってとこ。
引き込まれるシーンだった。
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高瀬 準太は、杉山紀彰さん。
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声がかっこよすぎ!
真面目でかっこいい準太に合っていた。

和さんとのバッテリーは、かなりあっていた。
準太は、ピッチャー。
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榛名 元希は、松風雅也さん。
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俺様キャラのピッチャーが自然だった。
松風さんも、自由人で面白い人だから、榛名にピッタリ!

榛名は、シニア時代に阿部とバッテリーを組んでいた。絶対80球でマウンドを降りてしまうので、阿部は嫌っているけど、球が速い凄い投手なのは認めている。
{/netabare}

【作画】
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漫画原作なんだけど、漫画よりアニメとして書きやすいように少し変えられている気がする。でも、アニメから入ったので、全然気にならず、話に集中できたし、いい感じと思った。

ギャグ調の時の三橋の顔好き!(Φ◇Φ)←こんなの

あんまり作画を作りこんでも、野球の話に集中できないから、そういう意味でもちょうど良かった! {/netabare}

【音楽】
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どれも良い!

1クール目のOP曲「ドラマチック」。おお振りが始まった!っていう感じが出てる!ワクワクする!
1クール目のED曲「メダカが見た虹」。三橋のことを歌ってて、いいなと思う。しんみり。落ち込んだ時に、聞くと気持ちが分かる!

2クール目のOP曲「青春ライン」。こちらも青春のキラキラした感じが出てて、良かった!いきものがかり。
2クール目のED曲「ありがとう」。これも三橋の心情を表したいい曲だなと思う。でも、1クール目と比べると前を向いた感じがでてて、いい曲!


BGMもすごく印象的!いろんな場面で流れるけど、聞くだけでおお振りって感じがする。
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投稿 : 2022/08/06
♥ : 9
ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

健全な部活のあり方

【総合評価:☆☆☆☆】
 スポーツ漫画やアニメでは、しばしば、監督やコーチが強権的な指導を行ったり、抜群の才能を持つヒーローが問答無用の活躍を見せる。「心を一つにして頑張れば何とかなる」といった精神主義が強調されることも少なくない。これに対して、『おおきく振りかぶって』で取り上げられる西浦高校の野球部は、選手の自主性を重んじ、情報に基づいた知的な戦術を活用する。そこには、体育会系のノリとは全く異なる健全な部活のあり方を見て取ることができ、実にすがすがしい。
 重要なのは、西浦野球部の二人の指導者が、部員から絶大な信頼を寄せられていること。在学中に軟式野球部マネージャーだった女性監督の百枝まりあ(「モモカン」という愛称で呼ばれる)は、野球に関する深い見識と、卓越したバットコントロールの技術を有する。1年生部員10人だけという新設野球部の乏しい予算を補うため、部活動のない昼間はガテン系のアルバイトをこなして資金を稼いでおり、実力と情熱でみんなを引っ張る。選手たちも彼女を慕っており、空気を読まない一人がぶしつけに年齢を尋ねて23歳とわかると、思春期の男子全員が「7つ上!それって微妙?微妙か?」と悩み始めるところがカワイイ。
 顧問の教師・志賀は、生理学・心理学の知識があり、食事やマッサージなどの身体面、緊張のほぐし方といったメンタル面で合理的な指導を行う。試合中は体調管理に注意し、選手が転倒すると筋を痛めていないかチェックする。二人への信頼を軸に全員がまとまり、試合中でも、相手選手に関して積極的に情報を交換し、熱中症にならないように水分補給を呼びかけ合うなど、チーム内部での意思伝達が密になった。これが西浦の強みとなる。
 第1期のクライマックスは、夏季大会地方予選緒戦となる西浦と桐青の試合。桐青高校は、 前年に甲子園に出場した強豪校で、西浦との実力差は歴然としていた。しかし、予想を覆して、西浦は桐青に食らいついて善戦する。並の作品ならば、「西浦の選手ががむしゃらに奮闘したから」といった安直な説明で済ませてしまいそうだが、原作漫画の作者・ひぐちアサは合理的な理由付けを行った。野球に関する知識がないと少しわかりにくいことなので、説明しておこう。
{netabare} 西浦は、地元テレビなどで露出度の高い桐青の情報を収集し、対策を練っていた。桐青のエースは技巧派で、決め球となるシンカーとフォークは打ちづらいが、直球とスライダーはそれほどでもない。また、キャッチャーの配球に一定のパターンがあることもわかった。そこで、直球とスライダーに絞ってピッチングマシンで練習を重ね、モモカンが球種を予測しバッターにサインを出すことで、実力のない選手でもある程度は打てるようにした。
 一方、新設チームである西浦の情報を、桐青はほとんど持っていなかった。ピッチャーの三橋は、中学時代に正規の投球練習を受けられなかったせいで、コントロールは良いものの、体重を乗せられず異様に遅いクセ球しか投げられない。球筋を覚えられると、簡単に打ち崩せる。しかし、キャッチャーの阿部がコースを散らしたため、情報がないまま相手を侮って大振りを繰り返す桐青のバッターは、中盤まで打ちあぐねる。その結果、圧倒的な実力差がありながら、西浦が善戦できたのである。
 監督同士の読み合いも面白い。5回表、西浦攻撃でワンナウト1塁3塁の場面。ふつうならスクイズの好機だが、桐青の監督は、3塁ランナーが投手であり、本塁に突入して怪我をすると代わりがいないことから、スクイズと見せかけてボールを投げさせ、満塁にしてタッチプレーを回避すると読む(塁に空きがあるときはタッチしなければならないのでキャッチャーとランナーが交錯するが、満塁ならばベースを踏むだけでアウトにできる)。ところが、モモカンは、中学時代にシニアチームに所属し硬球を恐れずにバンドできる選手がバッターだったことから、相手監督の裏をかこうと策を練って…。 {/netabare}野球の知識があれば、凄まじいまでのサスペンスを味わえるシーンである。
 このような戦術の丹念な描写に加えて、効果を高める仕掛けがいくつもある。特にすばらしいのが音響効果。ランナーがスタートを切る際のスパイクの音や、泥まみれになって滑り込むときの水しぶきの音は、おそらく実際にプレーさせて収録したものであり、迫力満点だ。
 アニメの監督・水島努の演出もうまい。8回裏、緊迫したプレーの後、突然、はるかな高みから球場全体を見下ろす視点となり、雨滴が落下する中を野手がポジションに戻っていくシーン。あるいは、9回裏、「夏祭り」の静かなイントロをBGMに、カメラがバットのゆっくりした動きを追っていた次の瞬間、大音響となって打者の姿が大写しになるシーン。記憶に残る名場面である。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 3

弑羅魏優夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

最後まで笑顔で見れるアニメ

有名で、前々からずっと観てみたいと思っていたアニメをついに見始めました!!
主人公の二人は幼馴染とかそういうものだろうと考えつつ観始めたのですが、やはりアニメの内容の予想って不可能ですよねw

3話まで視聴↓↓
まず初めに、このアニメを観て一番に思ったことは「予想外すぎる!」でした。
ウジウジピッチャーってどうよw予想できるはずありませんよねぇ。しかも、中学三年間野ひいきで投手やり続けたために球部の仲間たちから嫌われているなんてこと予想できたらエスパーですよね。
で、高校変えてもやっぱり野球諦めきれなくて野球部行ったらそのまま入部になっちゃった。ってこところは王道展開とも言えますが、キャッチャーとそんなに仲がいいわけでもないというのも意外でした(笑)

ピッチャー君の性格は本来なら私の大嫌いな性格の筈なんですが、観ていてイライラしません。
なぜなら、ピッチャー君以外の子が皆苛々してくれているから!!周りのリアクションが新鮮で観ていて逆に爽快なんですよねww

あと、男子高校生なのでそれもまた新鮮でした。
行動とか発言が「あぁ、男の子だなぁ。」って感じで、観ていて微笑ましいです^^

そして最後に今後の予想として、このピッチャー君はこれから化けるだろうなぁと思います。
今が弱弱すぎて、逆に何か期待したくなりました。

見たことない人は是非一度観てみてください!
ちょっとそこら辺のアニメとは違ってリアルな青春(恋愛ではなく)を観ることができますよ!

7話まで視聴↓↓
ここまで見た時点で気づいたことがあります。
それは、このアニメは成長していくのが投手の三橋君だけではないということ。
三橋君や阿部君田島君など、みんながひとりひとり成長していっているということ、そして西浦高校野球部というチームが成長を遂げていっているということです。

感動とか切ないとかそういう場面ではないのに泣けるというのは不思議でした。アニメを観ながら画面の前でずっと子を見る母のような微笑みを浮かべる自分が不思議でした。

青春っていいなぁと感じながら見続けています。

15話まで視聴↓↓
今まで観て一番に思うことは「面白い!!」です^^
1話1話がすごく内容詰まってて面白いです!!
最近は捕手の阿部君が三橋くんのオカンに見えてくるほど、二人のやり取りが面白いですし、試合中の緊迫感が三橋君のプレーによって和んでいます。

更に、皆の保護者が加わることでより面白味がましていますし、それぞれのチームの応援がリアルすぎて、目をつぶれば本物の高校生野球の試合が目に浮かびます。

皆頑張って!!!

16話まで視聴↓↓
なんだか、今いろいろとフラグが立っているような・・・。
これから色々と問題が起きそうで少し不安です。
でも、それでも三橋君達には勝って欲しい!

26話まで視聴↓↓
試合の決着もつき、後日談的な話も終わり、番外編も終わっておお振り第一期が終わりました。
三橋君たちのお話は1~25話までで、26話は番外編で阿部君と以前組んでいたはるなさんのお話となっています。

本編はすごい燃えました!試合が終わったとき私もアニメのキャラ達と共に叫んじゃいました(笑)
それだけ白熱したいい試合だたんです( *`ω´)b

最初の方と比べると、三橋君と阿部君が随分と仲良くなって微笑ましい限りです。
チーム全体としても皆がどんどん仲良くなっていくのがすごく楽しかったです。
また、試合中はチーム同士が熱く戦う中、監督どうしもお互いの考えを探り合っていて新鮮でした。

三橋君のトラウマがそう簡単に治るものではないということは知っていますが試合中は何度もハラハラしました。
それでも、これから少しずつでもトラウマを克服して、チームのみんなと頑張ってほしいです。

このアニメを観るまで、野球に一切興味がなかった私ですが、これから観る目が変わりそうです^^
今までの私がどれだけ野球のことをわかっていなかったのかがよくわかりました!
そして、野球というスポーツの面白さも凄くよくわかりました!!

最後に、三橋くん、阿部君、モモ監、皆大好きなんですが中でも田島君が大好きになりましたww
頑張ってね!

これから「夏の大会編」を観ていくつもりです!!

このアニメ、観たことない人はぜひ観てみてくださいね!観ないと損ですよ!!
声優は豪華だし、内容も面白いし、作画は個性が出ていて凄くいいし!!
私はこのアニメをオススメします!!!

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6

69.5 2 スローペースアニメランキング2位
ダイヤのA(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (638)
3375人が棚に入れました
もう一度、あのミットに投げ込みたい‥・・。捕手・御幸一也との出会いが、少年の人生を一変させる。沢村栄純15歳。己の力を試すため、仲間に別れを告げ、野球名門校・青道の扉を叩く。そこには己のすべてをかけた誇り高き球児達がいた!

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、花江夏樹、櫻井孝宏、細谷佳正、浅沼晋太郎、小野友樹、浪川大輔、森田成一、岡本信彦、下野紘、羽多野渉、松岡禎丞、檜山修之、内山夕実、東地宏樹、鳥海浩輔、梶裕貴、前野智昭

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

【犬も歩けばアニメに当たる。】野球が好きな人ほど楽しめる高校野球群像アニメ

■新チームの春のセンバツに向けた戦いがスタート
「ダイヤのA」は、「週刊少年マガジン」連載の同名コミックが原作の高校野球アニメ。放送がスタートして1年半、4月からアニメは新シリーズに入る。原作コミック28巻以降にあたる、1、2年生による新チームの秋大会の話に入るはずだ。

主人公は、1年生投手の沢村栄純。サウスポーで、独特のフォームから出るクセ球が武器だ。ひたむきな性格でちょっとおバカという愛嬌者。若干ウザがられながらも、チームの仲間たちに認められている。土壇場での度胸は天下一品だ。

舞台となる青道高校は、過去に甲子園出場の実績がある、西東京三強校のひとつに数えられる名門校だ。主力選手を他の道府県から引っぱってきたり、複数の投手で継投策をとったりするなど、現実の強豪校に近い設定になっている。そのため、選手たちの境遇や心情に、プロ野球選手や高校野球経験者も納得するリアリティがあるのが特徴だ。

当然、投手もチームに1人ではない。ポジション争いをするライバルが、同じチーム内にいる。それも強烈な実力者が。

もう1人の1年生投手、降谷暁は、うなりをあげる豪速球が武器の、正真正銘の“エースの器”だ。中学校までの体験から、人付き合いは少々苦手だったが、青道高校で認められてチームメイトを信頼できるようになり、自信をつけてきた。とぼけたところがかわいくも感じられる天然キャラだ。

名門・青道高校の強さを体現した3年生が引退し、1、2年生のみとなった青道野球部は、秋大会予選が始まったものの問題が山積みだ。チームの新たな中心となる2年生は、まだちぐはぐで一体感がない。また沢村は夏の県大会決勝戦で投げたデッドボールがきっかけとなり、思うように投げられなくなる「イップス」に陥り、これまでにない危機を迎える。

さらに、部員の信頼厚い片岡鉄心監督は、夏大会の責任を取ろうというのか、秋大会で青道高校の監督を辞めると決意している。それを知った部員たちは、ショックを受ける。

「今、自分たちにできることを」と考えた3年生は、1、2年生の現役チームに喝を入れようと、引退試合を行う。プレーを通してぶつけられる先輩たちの熱い思いを受けて、現役チームも発奮したところで、1年半のシリーズはひとまず幕を閉じる。次の新シリーズは、秋大会本選からスタートだ。

■チームの中心となる2年生メンバーの、ここに注目!
引退した3年生たちは、これまでの試合の立役者だった。強かった。個性的だった。カッコよかった!

そんな彼らが試合に出なくなるのは正直寂しい。けれど、新たにチームの中心となる2年生も粒ぞろいで味があるので、主立ったところを紹介しよう。

まず筆頭は、1年生のときからレギュラーだった天才捕手の御幸一也。やることなすこと隙がない、対戦選手も認める“イケメン”だ。3年生が引退して新たな主将に選ばれ、さらに4番打者をまかされることになったが、これは天才御幸にとってもかなりの重圧だ。クセのある投手3人をコントロールしながら、チーム全体を見て、さらに4番として打たなければならない立場になったわけで、本人も悩みつつ試行錯誤している。

皮肉屋で、あえてチームメイトに厳しいことも言う御幸は、黙っていても仲間に慕われる主将というタイプではない。主将になった当初はやりにくそうだった。誰よりもチームの勝利に貪欲な御幸が、今後どんな主将になっていくのかが、ここからのお楽しみのひとつだ。

次に、主人公・沢村と同室の先輩、2年生ショート副主将の倉持洋一。口の悪い兄貴タイプだ。同学年の御幸とは悪友の関係。見かけによらず人間関係の機微に敏感で、なかなかまとまらない新チームで、思いがすれちがう仲間たちを冷静に見つめ、支えようとしている。

憎まれ口は相変わらずだが、倉持は自分たちの代が中心になってから大人っぽい面が前に出てきた。俊足で試合をかき回す展開が増えて、さらに頼れる存在になるので、試合中の見せ場がアニメでカッコよく描かれることに期待したい。

もう1人の副主将である前園健太は、新チームでレギュラー入りした2年生ファーストだ。パワーヒッターらしくいかつい容姿で、性格はやさしくて熱くて不器用。これまで2軍だったので、出番がなく伸び悩む仲間の気持ちがよくわかる分、勝利のために妥協しない御幸とは意見がぶつかりあう。努力家で愚直な選手なので、ぐっと心に来る名ゼリフも期待できる。

寡黙な2年生ライト、白洲健二郎も存在感を増してきた。鍛錬を怠らない縁の下の力持ち。鍛えた身体は細く見えて、実は脱いだらすごいんです!

引退した3年生に比べると2年生の心はまだバラバラで、完全にひとつにはなっていない。ふとした出来事で、亀裂が広がることもある。結構ハラハラさせられるが、気づけばこれが、新チームの持ち味になっているからおもしろい。

■沢村と降谷、チームのエース争いも次のステージへ
秋大会本選で、まず迎えるのは帝東高校戦だ。

帝東のエース向井太陽は、沢村や降谷と同じ1年生投手。プライドが高く、東京出身でない選手に対抗心を燃やしている。

まずは沢村が、現在悩んでいるイップスとどのように向き合い克服するのかが、物語の大きな縦軸だ。それをクリアしなければ、沢村にチームのエースは務まらない。ただでさえ、降谷の存在感に遅れをとっているのに!

対照的に、新チームで背番号1番をもらった降谷は、エースとしてめきめき成長しつつある。沢村との差はすでに開いてきた。主人公、かなりヤバイ。

もともと、この作品は「群像劇」だったが、新シリーズからはさらにその傾向が強くなっていくと思われる。対戦相手のチームにも、それぞれ負けられない事情がある。見ているとどちらも応援したくなってくる。その感覚もまた現実に近い。

野球描写がリアルなこの作品では、どんなに選手が成長しても、奇跡的な必殺の魔球などは生まれない。また、どんなに思いのこもった勝負球も、打たれるときは無惨に打たれる。

熱くて苦くてわくわくする、高校野球の魅力がそのまま伝わってくる「ダイヤのA」。まだまだ原作は先が長いので、新シリーズ突入はなんともうれしい。

これまでは日曜朝の放送だったが、放送時間枠が月曜夕方に引越しした。この機会に、まだこの作品を知らない人もぜひ一度見ることをお勧めしたい。

『ダイヤのA』放送延長か?まとめサイトが紹介しネット騒ぎに
テレビアニメ『ダイヤのA 』が放送延長および、4月から放送時間を毎週月曜夕方6時に変更すると、まとめサイト複数が紹介してネット上で騒ぎになっている。

『ダイヤのA』は現在、毎週日曜朝8時半からテレビ東京他で放送されている。

情報源は共通で、日本のアニメ・マンガに関するリーク情報を度々あつかっている、北米のアニメ情報サイト『Anime News Network』の3月2日報道が元。
ここ発信の情報がまとめサイトを通じ日本で紹介されることが最近増えており、発表前にネットで広く知られてしまうことが頻発している。

なお、今回のまとめサイトの紹介をうけ、ネット上では早速ファンから「二期おめでとう」「うれしくて泣ける」「やったー」といった声が多数あがっていた。

弱小チームがずば抜けた能力をもつ主人公を中心に成長して強豪を打ち破っていく野球漫画が多い中で、本作は強豪校への野球留学を肯定的に描き、選手層の厚い野球部の中でチームメイトと切磋琢磨してレギュラー、エース投手を目指す主人公を描いており、他作品との差別化が図られている。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 9

okome77 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

内容は面白い、でも試合の描写は期待以下

アニメが放送された当時、ハマって原作を集めました。
キャラクターもカッコイイし、話も野球に青春の全てを捧げているというか、でも爽やかな感じではなく、強豪校ならではのレギュラー争いが激しくて泥臭くて、熱い野球漫画という印象でした。

甲子園まであと一歩というところでの敗退やその後の主人公のイップスなど、続きが気になって次々読み進めてしまう展開で、ハラハラしながら原作は楽しませていただきました。

が、初期の頃はあまり気にならなかったのですが、夏の大会が始まったあたり、特に薬師戦あたりから絵が動かない、テンポが悪いなと感じるようになりました。
また、初期に発表された青道や成宮あたりは特に違和感を感じるということはありませんでしたが、最近次々発表されていくキャストについては近年注目を浴びるキャスト揃いで、キャラクターに合っているという人がほとんどいません。
この人だったら、こっちの方が合ってたんじゃないか??って思うことも増えてきました。
今人気の声優陣かつ癖の強い人が多いだけに、オーディションやってるのかさえ怪しいところ。

イメージというものはそれぞれが原作を読む中でこんな声かな??って勝手に膨らませているものでもあると思うので、私のイメージと合わないというだけかもしれませんが、こちらも薬師あたりから予想の斜め上のキャスティングが続いているなという印象です。

試合描写についてはまずスポーツアニメに重要な動きが全く見られない。
投手が投げて、打者が打って、野手が守る
その一つ一つの流れが描かれず、打った時の音とバットを振った後の描写だけがされていることの方が多いです。
守備を終えてベンチに戻る時も基本は静止画ですね。
それと背景が発光している場面が多い。

原作を読み返して気づきましたが、アニメは原作の描き方をほぼまんま描いていることが分かりました。
打った時の打球が飛んでいく場面が光で表現されていたり、発光してる場面も原作で背景が描かれていないシーンだったり。
アニメに忠実だと言ってしまえばそこまでですが、忠実にやりすぎてスポーツアニメとしては期待以下と言わざるをえません。
原作者も最近、アニメの描き方についてボヤいていたらしいですし。

キャラクター、話の内容がいいだけにとても勿体無い。
TVシリーズより原作と同梱で発売されたOVAの方が描き方はいいと思います。

追記
書き忘れていましたが、スポーツアニメって動きが重要ではありますが、全てを動かすのは原画マンにとってはかなり大変です。
なので、スポーツアニメの大半はストップモーションというものを取り入れ、動くシーンと動かないシーンで構成されているらしいです。
また、朝枠は予算も少ないので、動きが少ないのはそのせいもあるのかもしれません。
とはいえ、基本的に紙芝居なのは変わりません。
動くのは俊足ランナーが走るシーンだったり、袖がバタバタしてたり、あと練習のシーンの方が何故か動いていたりします。
なので、動きのある野球アニメを楽しみたいという方にはあまりオススメできない作品ですね。
むしろ原作で読んだ方が面白いと思います。
話の内容やキャラクター重視で、試合シーンはある程度の描写でいいという方には楽しめる作品だと思いますよ。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 1

bekoさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ある高校球児1年生の春から秋の物語

出来るだけリアルに高校球児の物語を作品としての見どころもおさえながら作られた作品です
野球が好きな人、高校野球が好きな人向けの作品
スポーツものや青春ものが好きだけど野球には詳しくない方もOK
振り逃げ、スリーバンド、タッチアップ、ボーク等野球独特のルールで?が出るとは思いますが、ちょっと調べれば問題無しです

主人公の沢村栄純だけでなく、他の選手や他校の選手にもスポットが当たることも多く、各個人の野球にかける思いや甲子園にかける思いなどが描かれています
また、栄純の通う青道高校はとにかく走る、バットを振る、投げる、ノックを受けるといった具合で努力に努力を重ねる非常に泥臭い練習スタイル
監督の采配はいい選手をどんどん起用し、攻めの姿勢を貫きます

そういった一貫した信念でまとまった青道高校のレギュラー争いからはじまり、夏の本選がメインで63話まで
64話から75話までで新体制での秋の大会が始まるまでが描かれます

スポーツものらしく熱い展開が多く、試合のシーンはどの試合も引き込まれて手に汗握って観ていました
ネタバレになるので感想は割愛しますが、稲実戦と明川戦が良かったです

ミスやエラー、四球が失点に繋がったり、スコアが妙にリアルだったと思います
勝手な予想ですが、先にスコアを含めた結果を決め、試合の流れを組み立てて作られたのではないでしょうか
しかし、本モノの野球を観るように観てしまうのはNG
漫画が原作のアニメですので、当然おもしろくなるように要所で凄いプレーが出たりします
投球フォームにちゃんと個性があり、躍動感のある投球が描かれていました

一応マネージャーや同じ中学の女子がチラッと出てきますが、ほとんどセリフも無く恋愛要素は皆無
ガチで野球漬けの高校球児を描いています

以上、長編ですので総集編も挟みますが野球の好きな人にはオススメしたい作品です

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超どうでもいい個人的な話

私の通ってた高校はいわゆる甲子園名門校で、私が高校3年の時に甲子園出場して準優勝していました
甲子園の舞台で同級生が活躍している姿、TVに出てくる同級生、めっちゃ輝いていましたね
スタンドから応援しているとき、1球1球祈るような気持ちで応援していたのを鮮明に憶えています

教室であまり目立っていなかった人がレギュラーだったんですが、その人が試合で大活躍していました
後から知りましたが、やっぱり練習漬けの毎日だったようで自主練習も人一倍やっていたので友達もあまりいなかったんでしょうね
チームは大会No.1左腕投手がエースで4番、全試合完投するという戦い方でした
しかしベスト8からの連戦連投の疲れからか、決勝戦で制球力を乱して失点、3人の投手で継投して力を温存していた相手チームに惜しくも敗れました

っということで、この作品すごくのめり込むことができました
甲子園、いつまでもある球場というわけにはいかないでしょうから、行ったことのない方は是非一度カチワリ買って、帽子被って球場へ!

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5

64.9 3 スローペースアニメランキング3位
ブラッククローバー(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (234)
1135人が棚に入れました
かつて世界が魔神とよばれる存在によって滅ぼされようとした時、1人の魔導士が現れて魔神を打倒し、世界を救った。後にその魔導士は伝説となり、魔法帝と呼ばれた。

それから時は過ぎ、クローバー王国は代々の魔法帝とその下に存在する9つの魔導士集団「魔法騎士団」によって、平和を謳歌していた。そこに住む貧民の孤児の少年・アスタは、同じ孤児である少年・ユノと共に、魔法帝を目指して日夜鍛錬を続けていたが、魔法の才能溢れるユノとは正反対に、アスタは全く魔法を使えずにいた。

やがて15歳になり、魔導書(グリモワール)が授与される日、ユノをはじめとする周囲の者達へ魔導書が与えられるが、アスタだけには与えられなかった。その後、ユノの魔導書を狙う盗賊によって、アスタは自分が生まれながらに魔力を一切持たない人間であることを知る。アスタは絶望して夢を諦めかけるが、ユノの「アスタは俺のライバルだ」という言葉に闘志を再び滾らせ、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れ、盗賊を撃退する。

改めて魔法帝を目指すことを決意したアスタは、半年後、最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団する。2人の魔法帝を目指すための一歩が、ここから始まる。

声優・キャラクター
梶原岳人、島﨑信長、諏訪部順一、優木かな、福山潤、室元気、村瀬歩、日野聡、水樹奈々、安野希世乃、松田健一郎、森川智之、鳥海浩輔、小西克幸、小林ゆう、浪川大輔、小野大輔、寺島拓篤、西明日香、逢坂良太、中尾一貴、久保田未夢
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想
{netabare}第一話は恐ろしいくらい世界観の説明をしてくれて、親切というよりしつこいと思うくらい。
特に「この世界では魔法が全て~」って台詞が連呼され、まるで「別の世界」があるかのような錯覚さえ覚える。
けど…そんなことは無いんだよね?
とてもその世界で暮らしてるキャラクターの言葉ではなく、作者や制作に喋らされてる感がバリバリだったが…仕方ないのかなぁ?

で、話としては主人公がデルフィングの代わりに5つ葉のクロニクルを手にして物語スタート、のための設定紹介ってところでしょうか、1話は。
優秀な幼馴染が居たり目標は魔法帝になることだったり、物凄く分かりやすいというかシンプル。
ここから複雑になっていくのか、キャラメインで行くのか、原作知らんので展開サッパリ知らないけど入りとしては悪くないんじゃないかな?

ところで自分は何故か“牙”が頭をよぎったのだけど(多分幼馴染のせい?)、あんな展開になったら神アニメだけど、そんなことは無いよねぇ?{/netabare}

3話までの感想
{netabare}2話は殆ど回想シーン。
この作品全何話か知らないけど、ひょっとして長くやる予定?
話数多いんだったらこのくらいのペースは気にしない。
が、次の3話。
1・2話で出た“追放されて悪さしてた魔法騎士”の暴れっぷりを見て村の騎士志願者が尻込みしてしまい、結果的に村からはアスタとユノの2人だけしか王都へは向かわない。
ってのは余計なキャラ出さずに絞り込む手段として上手く追放騎士ネタを落とし込んだなぁと思ってたのだけど、肝心の2人の王都までの旅路が…なーーーんもこれといったイベント無し。
あっれー?
山賊に襲われるとか魔物(居るのか?)に遭遇するとかナシ。
とはいえ、出立を出送る教会の人達とかのシーンもあることだし、これ以上イベント挿入したら3話はかなり詰め込まなきゃいけないことになってた?
一方で何もアクシデント無しで旅が終わってしまうのはこれはこれで物足りないというか…なんか帯に短し襷に長し状態。
とりあえず、ここまでがプロローグですかね。{/netabare}

6話までの感想
{netabare}↑で「ここまでがプロローグかな?」と書いたが、まだまだでした。
6話まで進んだのに未だ王都が何と戦ってるか分からない、騎士団の業務内容が分からない。
それが分からないから騎士団入団試験も意味が分からない(戦力だけが重要なのか?等)。
これまた↑で書いた感想にかかってくるけど、最果ての村から王都までの道中トラブルも無かったし治安も良いみたいだし…。
凶作に見舞われて貧困にあえぐ村から年貢の取り立てをするとか、貴族と平民を天秤にかける事態に陥って貴族救うために平民見殺しにするとか…まさかそんなのはあるまい。
ハテ、他国にでも侵略してんのかね?
騎士団の志願者を募るのも、魔法が使えなきゃ価値が無いってのも、何かを想定してのことだと思うのだが…まぁ今後明かされるんだろうけど、そこまでやってくれないとプロローグまで至ってない気分。
えらくスローペースだなぁ、1年以上放送する予定なのかな?
こうなったら、むしろ暫くは王都が何と戦ってるかは見せずに、雑用をこなしつつ段々と世間が見えてくるって方向のが面白そうな気がする。
折角国の裏側・汚い部分の処理担当と思われる暴牛団入ったんだし雑用シーン描かないのは勿体無い気がするが…ジャンプマンガでそれを期待していいものかどうか。

ところで主人公の声だけど、個人的にはボンバーマンジェッターズのガング(アメリカザリガニの柳原哲也)みたいに感じる。
そこまで不快には感じないが、変っちゃあ変よね。{/netabare}

82話までの感想{netabare}
自分は大抵こういうの(ジャンプ系の話数の多いアニメ)って途中で脱落するのだけど、ブラッククローバーは未だ何故かずっと見続けてます。
といっても凄く面白いワケでもなし、新章開始の頃は何度も脱落しかけてるんですけどね、海底都市編の始まりの頃はかなりヤバかった。
で、感想も「いつものジャンプアニメだな」ってだけで特段語ることもないのですが、ひとつ気になってることがあって。

チャーミーウゼェ

王都襲撃編では他の連中が大わらわだった中コイツだけ余裕ぶっこいて暴食の限りを尽くすわ、海底都市編でも食っちゃ寝で大して苦労してないわ、それでいて「どう、カワイイでしょ?」ってな振る舞い(アニメ上での扱い)はなかなかにイラっと来ます。
「モッチャリモッチャリ」とか聞く度に殺意が沸く。
死ねとまでは言わんけど(本音としては死んで欲しい)、ちょっとはギャフンなりトホホと言うような描写が無いとヘイトばかりが溜まります(※)。
とはいえこれってなーんか既視感があって、原作未読なので原作ではどういう扱いなのかは知りませんが、ひょっとしてこれって…尺稼ぎでアニオリのキャラ付けがされてる?
キン肉マンの与作や五部刈りの小芝居って当時スゲー嫌いでした、当時見てたガキは誰も不満に感じてなかったと思ったら大間違いでっせ。
もうちょい新しいのでいえばドラゴンボールZの「一方そのころ──」とナレが入ってカメハウスで始まるど~~~でもいい茶番、あれでガクっと来た経験のある方は多いんじゃない?多くない??
ブラクロのチャーミーってそれに相当するポジなのかな?とは思ってて。
アニメが原作に追いついちゃうのは仕方のないことで、尺稼ぎの苦肉の策としてチャーミーの要らない活躍を挟んでるとするならウザがるのも悪いかなぁ、と(とはいってももうちょいヘイト貯めない描写できんのか?とは思うが)。
数話に渡ってまるまるアニオリ展開されるのとどっちがマシなんでしょうね?
因みにブリーチやナルトはアニオリ展開(多分)で脱落しました。

恐らく「フッハ」も似たようなものだと思うのだけど、こっちは※印で書いたようなギャフンやトホホがあるんですよね。
なぜチャーミーで同じことができない?と不思議に思えたり…ここら辺が「どう、カワイイでしょ?と扱ってる」と感じる部分なのかな。

なーんてことを思ってたら、82話がチャーミースペシャル。
ひえええと身構えてたら実際はプチットクローバースペシャル…見覚えのあるものだったり無いものだったりの混在で1話まるまるプチクロ。
「それ本編のずっと前のネタじゃん」と突っ込み入れたくなるのもあったけど、それ以前にプチクロって人気あるのか?たまに笑えるのもあるけど。
で、結局そこでも「どう?チャーミーカワイイでしょ?」推しされててアニメスタッフの認識がよーく分かった。
扱いが下手だと推せば推すほどヘイトが溜まるだけだと思うのだが…。{/netabare}

85話までの感想{netabare}
あしまった、すっかり忘れてた。
ナルトが有名だけどこの系統って作画は基本イマイチで、だけどたまーに凄い回があって。
で、凄い回だけでも話数メモっておこうと始まった頃思ってたのに、すっかり忘れてたー!

ということで84話は作画良いです。
但しキャラの描き込みを極力抑えてアクションを派手にした系ね、方向性としてはガイキングの13話的な。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm60536
瓦礫が立方体だと自分はどうしてもコレ思い浮かべちゃうのよねー。
最近キャラの描き込み省略してると「作画がヘボい」と言う人が居るらしいので一応。

当然現在までに他でも作画良かった回あったのだけど、何話だか忘れちゃったなぁ。
とりあえず今からでもメモ残すようにしときます。

内容は、主人公のアスタ戦じゃなくてユノ戦でコレなのには笑った。
82話でプチクロ回挟んだのはこれの布石だったか。
制作が同じぴえろ製の“パズドラ”では毎回驚くくらい安定して作画(キャラの絵)が良くて、だけどあんまり動かない。
果たしてブラクロ方式とパズドラ方式、どっちが良いんだろうか。{/netabare}

95話までの感想{netabare}
一時期…といっても結構長い期間作画が酷かったけど、実は最近良くなってます。
おや?どうした?と思って調べてみたらどうやら砂川貴哉と赤坂俊士って方がこのアニメのメインアニメーターらしい。
で、酷かった時期はこのお二方が抜けてる時期で──かといって他の作品に借り出されてたとかでもなくスコンと抜けてる時期があって…具体的には53話~71話の間──長期休暇してたのかずっと先の担当を決めてそっちに注力してたのかちょっと分からない。
まぁ抜けるなら抜けるで代わりのちゃんとした人付けろよって話で、作画が酷いという評価には文句無いけど72話超えてからは随分マシになります。
そこまで耐えろって言う気も無いし、またいつ長期離れるか分かったもんでもないけどねー。
最近のにしても、トーナメントの決勝と魔法帝vsリヒトが続いたので注力しただけで、次からは再び低カロリーモードに移るかも知れない。
関わってる時期であっても所詮飛び飛びなのでどうしても回によってのバラつきはあります。
ということで魔法帝vsリヒト戦の93話は作画良いです。
94話も上記のお二方居ないっぽいのだけどソコソコ。
但し最新の95話は…う~ん。

作画ばかりの話をしても何なので内容について。
結構序盤の頃から引っ張ってた「魔石」の謎、もっと具体的には「魔石集めたらどうなるのん?」が遂に明かされる…っぽい。
またこれまで殆どスルーで触れられずに居たアスタとユノの出生にも迫りそう。
原作読んでないけどクライマックスなのかな?
ってかこっちでも転生ネタやってるのはクスっと来た。
元々色んな作品の寄せ集め臭い作品ではあったけど転生まで取り入れるかぁ。
そうそう、最新の95話は9割以上が回想シーンです、そりゃあもうドーンと回想。
ぶっちゃけ作画よりも回想の多さが「うわぁ」ってなります。
しかもここで回想入れちゃうと「アスタ含め知らない人間に事情を知らせる」シーンで繰り返しになりそうでナンとも嫌な予感…。{/netabare}

100話までの感想{netabare}
100話、キーアニメーター参加の作画良い回。
但し担当してないと思われる「戦闘以外の部分」の作画は平均値で、同じ回の中で落差が激しいw
記念すべき第100回ってことでこだわりとかあったのかな?
非常に懐かしい初代のOPが流れたり本編がエンディングに食い込んでたりプチクロが無かったり。

初代OPが流れたのが一番そう思わせるんだろうけど、「いい最終回だった」と言いたくなってしまう…が、イヤ待て待て、気になることが山積みでここで終わられても困るw
「原作読めば良いじゃん」って言われそうだけど、他の国…ダイヤモンド王国や魔女の国は今回の騒動でどうなってるの?転生魔法の範囲なの?が一番気になるかな。
転生を解除する方法はファナの件がヒントになりそう。
また、フエゴレオンにサラマンダーが宿ったことといい、ファナの件に意識が向くように仕掛けてる気がする。
で、そうなるとダイヤモンド王国も絡んでこない?マルスは現在スパイとして潜入してるんだよね?
エルフが強く恨んでるのは王族で、そいつらを血祭りに上げるために転生は王族を避けてる気がするのだけど、魔女王はどういう扱い?
100話で影響受けてないバネッサが登場したが関係あるのかなぁ?{/netabare}

113話までの感想{netabare}
あはは、誉めたと思ったらこれだもんなぁwまぁいいけど。
101話以降、キーアニメーターの砂川&赤坂が再びスコンと居なくなっちゃって…ずっと先の回に取り掛かってるのだろうか?
別にこの2人以外でもちゃんと描ける人が居てもおかしくないと思うのだけど、なんでこうもクオリティが低くなるのか不思議なレベル。
話数の多い長い作品なので「この回は見せ場」ってのが隔離分布してて、それの繋ぎの回が正直しんどいワケだけど、101話以降ずっとそれが続いてる。
ってか本当にチャーミーが出るとガクっとつまらなくなるねぇ、いい加減コイツに痛い目見させようよ。
MP無限回復ってのもど-なん?緊張感が一気に削がれた気がするのだが。

で、文句ばっかりも何なので一応内容的に興味ある部分を。
↑でクローバー王国以外は今回の騒動どうなってるのか気になる旨を書いたけど、それっぽい情報はチョロチョロ出てきてる、のか?
エルフの記憶には魔女の国は存在してるみたい、バネッサは人間に与してるから粛清対象ではあるけど魔女の国そのものには攻め入るつもりは無い?
ダイヤモンド王国についてもファナクローンで僅かに触れたようなそうでないような。{/netabare}

139話までの感想{netabare}
久々の途中感想。
砂川&赤坂の担当回が来たら書こうと思ってたら、101話からずっと…無い!
あれー?もう後進の指導役にでも回っちゃってる?

そして内容。
とりたてて面白いってワケでもなくダラダラ見てるのだけど、じゃあ何で見続けられてるのかといったら一応気になる部分があるから。
前の感想でも書いた様に、他の国はどうなってる?というのが個人的な興味ポイントでして。
エルフの一件は世界を揺るがす大騒動じゃん?その後の悪魔やスペードの侵攻とかも。
クローバー王国に攻め込むチャンスとか人間同士で諍い合ってる場合じゃないとか、政治的な思惑が交錯するのを期待したのだけど…。
サクっとダイヤモンド王国は崩壊(崩壊度合いは不明)って明かされた時は正直ガックリした、アスタもマルスやファナクローンのこともっと心配してやれよ。
と思ったらハート王国に赴いて多少「おおっ?」とはなったり。
付かず離れずというか生かさず殺さずというか、ギリギリのラインで興味の糸を繋いでる感じ。

そして最新話、どの勢力にも属さない永世中立的な魔女の国が舞台とあって、魔女王は政治的にどう動くつもりなのか前回予告された段階から期待してたら──。
あれ?これアニオリ??
シナリオ的にやりたいことは分かるのだけど妙にお粗末、二種類の魔法が紹介された瞬間に組み合わせるオチはモロバレ。
キッズ向けと思えばそれ自体は構わない、とはいえ人形ショーを子供に見せて感動話みたいにするパートは、要る?
魔獣との戦闘最中に閃くって展開だとアクションシーンが大変なので、ローコスト化するために無理やり捏ねくり出したのかなぁ?
まぁなによりも、折角他の国のトップを登場させといて、もっとネタを仕込めるところをこんな話で消費しちゃっていいの?
どうなってるんだろう、本気で我関せずでお終いなのかな。
意図的に政治的な話は避けてるのかなー、けどだったら魔法帝と王様で最高権力を二分するような設定は要らないような…。

また、アスタの師匠夫妻は無事だった模様。
えっマリエラも?
ダイヤモンド王国、実は結構平和だったりして。{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

魔法帝はオレの夢だから(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
これが現在のジャンプの主力のひとつと聞き、元ジャンプ少年として、頑張って27話まで観ましたが、力尽きましたw (てか、2クールでも十分すぎた気がする)。

ジャンプ系列らしい、王道能力バトルもので、少年のサクセスストーリー。「NARUTO」「青の祓魔師」に近いかな。

それはつまり、大外れにはならないということ。まあ、大外れはしないんですけどねぇ、、、。

どこかで見たキャラが、どこかで見た能力を使い、どこかで聞いた台詞を叫び、どこかで知っているストーリーをこなす。

多分このアニメ、我々(あにこれ住人)のような、たくさんのアニメを観てきた層には高評価されないと思います。が、「既視感」に目をつぶれるなら、シンプルに楽しめるの「かも」しれませんね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
うずまきナルトがFAIRY TAILに入団してたら、こんなアニメになるんだろうね(苦笑)

「ちきしょう、それなりにはおもしれぇじゃねぇか! てやんでぇ」

というのが、(序盤の)感想。ウルトラテンプレで、これ以上ない既視感なのに、展開は全部予想つくのに、そこそこ面白い(後半はかなりダレたけど)。

やっぱり自分は少年漫画が好きなんだな~と思った。

アニメとしては、時に語ることはない。強いて言えば、ツンデレ界の革命的名言「あんたが勝手に私の下にいるのよ」が良かったかなw ただ、ノエルの可愛さ以外は、あまりにもシンプル過ぎて、真っ直ぐすぎて、何を言えば良いのか分からない。

もしかしたら、現役の少年は、心を踊らせ、真っ直ぐに楽しめるのかも。でも、少年OBのオッサンである私は、過去に心を踊らせてきた名作達が脳裏をかすめ、真っ直ぐには楽しめない。

とはいえ、少年の大先輩たる更に上の世代の方々に言わせれば、私が少年時代にハマった名作達も、過去の作品に似ていたのかもしれない。

歴史は繰り返す。

ピラミッドの壁画にも、「近頃の若者は……」的な嘆き書いてあったらしいし。まあ、年寄りが現役世代に色々文句をつけたがるのは、何千年も変わらない、人間の性みたいなもんだろうけど、あんまり、格好良い年の取り方ではないかな。自戒を込めて。

(でも、「既視感」を理由にしなくても、能力バトルものとしてはかなり低レベルだと思います。折角、各キャラに固有の魔法があるのに、「どの属性でも何でも出来ちゃう」から、つまらなくなるんですよね。例えば、ミモザの植物創成魔法は、現実にはない植物を創成できちゃうので、超ご都合主義魔法になっています。普通に、回復や毒など、薬系の効果だけで良いのに。と思ったら、マルスが炎回復魔法って、おい。ミモザの個性を殺してるし。じゃあ、風回復魔法でも煙回復魔法でもなんでも良くなるし。ロータスの煙魔法も、煙の性質を活かしてるやつは良いけど、乗り物作って移動するとか、だからなぜユノ(風魔法)の個性を殺しにいくのさ。。。NARUTOなんて、限られた能力の組み合わせや応用が本当に上手だし、勢いだけで誤魔化してる感のあるFAIRY TAILにしたって、もっと色んな魔法があってそれなりに差別化はできています。これに関してはアニメの問題じゃなく、原作者の力量の問題だと思います。ヒドイ、、、。)
{/netabare}

【余談~ これが今のジャンプのエース格と聞いたので、ちょっと原作読んでみた。 ~】
{netabare}
結果→そこまでは面白くないけれど、アニメよりはずっと面白かった。

違いはテンポと勢い。原作はわりとテンポが早く、サクサク進むから、なんか雰囲気で熱くなれる。絵も、上手いとは思わないけど線に勢いもあるし、背景もわりとちゃんと細かく描いているから、迫力があった。

アニメでテンポが落ちている一番の理由は、アスタの叫び声(汗) うるさく感じるとかだけじゃなく、シーンが間延びしている(まあ、原作を忠実に再現しているとも言えるけど、文字と声の違いを計算しないとね)。他のキャラも、わりとモッタリ話すキャラ多いし。あと、キャラにセリフ話させる時に、動かしながらではなく、棒立ちで話させる演出ばかりだからテンポが落ちるんだよね。

あと、アニメだと魔法のエフェクトがいちいち長い。原作では、わりと一コマを大きくとって、一気に魔法の全容を見せているシーンが多いけど、アニメだと結構長々見せている。この原作の魔法が、個性的で面白い魔法が多いなら、「魔法そのもの」をたっぷり見せても良いだろうけど、そもそも原作からして、魔法が単なる一装置にすぎない。(ドラゴンボール系というか、「必殺技(ドラゴンボール)」と「能力バトル(HUNTER×HUNTER)」の違いだよね)だから、ノリと勢い重視なんだから、アニメもそれに準じても良かったと思うけど(キャラは良いから、それを生かす方向で)。

もっとも、アニメ化されてる辺りをサラッと読んだだけだから、今現在はどうかは分からないけど(作者も成長するし。それ言ったら、私のNo.1少年漫画のSLAM DUNKも、最初はヒドイし笑)。

まあとにかく、以上のような理由で、アニメが原作よりつまらなくなっている気がします。だってこのアニメ、毎回「実質8分くらいしか中身ないよね」って感じてましたし(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
醜いアヒルの子パターンだね。皆が魔法使える世界で唯一魔法使えない少年と、魔法の天才少年のダブル主人公? まあ、ナルトとサスケだよね。こういうのって、性格逆に出来ないのかな? 少年漫画らしい王道だね。

2話目
魔法使いが当たり前の世界で唯一魔法が使えない主人公の能力が、魔法無効化って、これだけ以上ない定番。動く漫画というような映像表現。アリか?

3話目
修行、別れ、王都への道中と、わりと丁寧。

4話目○
黒の暴牛? 守った額より被害額が多い変態の集まり? うん、FAIRY TAIL(苦笑) 主人公、入団決定w クソ~。分かってる展開なのに、やはり胸熱だな。

5話目
つまんないw 設定やキャラはNARUTOだけど、バトルの面白さ、キャラの深さで、圧倒的な差がある。これっていわば中忍試験なんだろうけど、NARUTOでは負けた相手も含めて、その後に大活躍だけど、アスタとユノ以外目立ってないし、勝ち方もパワープレイ。これは、アニメじゃなく原作のせいでしょ。これ、いつかヤミ団長、死ぬでしょ(汗)

6話目
王族の落ちこぼれ。メインヒロインでしょうね。落ちこぼれと落ちこぼれのカップルは、意外と珍しいかも。デレるの、早いな(汗)。

7話目
マグナ、かわいいな~。

8話目○
ツンデレ界の革命的名言「あんだが勝手に私の下にいるのよ」(笑)

9話目
このアニメって、超展開遅いよね。中身的には、10分ないくらいな気がする。

10話目
剣も氷も、刺さらないのね。部下達は、なぜ見ているだけなんだろう? その反射のやつも、どっかで見たな。いや、アスタは確かに努力してるけど、ある意味天才だから、あまり参考にならないでしょ。

11話目
フアつくてw 悪い意味で、あっという間に時間が過ぎるな。内容がすごく少ない気がする。

12話目
魔法帝の性格も、NARUTOっぽいな。ホントにあっという間に終わるなw

13話目
サリム、分かりやすいよね、小物っぷり。植物創成って、現実にない植物を創成できて特殊能力を付加できるから、ご都合主義になるんだよね。

14話目
新OP、なかなか格好良かった。RPG感w 展開に、セリフに、全然新鮮さがない(笑)

15話目
だから、モクモクの実だろ? 植物回復魔法とか、じゃあ煙回復魔法でも風回復魔法でも、何でも良いじゃん。いや、入り口が1ヶ所で、数的優位な状況で、何かを持ち帰る任務なんだから、敵を倒す方が優先されるでしょ。退路に敵がいるわけだし。アホか。パートまたぎで、同じシーン流しすぎ。

16話目
だから、煙で乗り物とか作るなって、何でもありになっちゃうから。強化人間か。強いヤツ殺し合いって、最後の一人までやるのは、勿体なくない? 戦力的に(仲間を殺せば魔力の上限が上がるからいざしらず)。

17話目
だから、まんまナルトvs我愛羅なんだよな。

18話目
だから、水が蛇になってれば、なぜ強いんだろ? ややBLEACH風味。ネクロマンサーね。定番だね。高笑いキャラが飽和状態。

19話目
最初の「魔法帝と呼ばれた~」から、OP飛ばそうとして1分半早送りしたら、まだ先週の復習をやっていて、逆に笑えたw

20話目
相変わらず、ストーリーが薄いな~。

21話目
空間転移させた魔導師の中に、空間転移が出来る騎士団員が一人もいないという、ご都合主義。風系統はマナ感知が得意とか、初耳w 植物でマナ感知してたやん。「俺は死ぬほど負けず嫌いなんだよ!」は、熱くて良かった。

22話目
だからそのモフモフパンチが、魔法である必要って、あったのかな? ただの、「スゲェパンチ」と同じダメージだよね。

腕もげて、止血もなにも。生まれた時から逆境、は良かった。

26話目
暫く感想書くの忘れてたw 魔法帝なのに、思ったより強くない(笑)

27話目
組織を大きくする(人数を多くする)と、秘密組織なんてやってられない。その辺、NARUTOの暁は上手かったと思う。たがらその「並んで戦えるくらい強く」って、ヒナタじゃん。

、、、力尽きました(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2022/08/06
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

師弟共闘

この作品の原作は未読です。
元々は2017年の秋アニメとして放送が始まり、それから3年半もの間放送が続けられた作品です。
全170話もの超大作ですが、原作の連載は未だ続いているみたいですね。

レビューのタイトルにした「師弟共闘」は公式サイトのトップページに記載されていた文言です。
物語の序盤なら意味がチンプンカンプンですが、全170話を視聴して改めてこの文言を目にするととても感慨深いモノがあります。


週刊少年ジャンプ50周年を迎えた2017年―。

話題沸騰中の人気コミックを、数々のジャンプ作品のアニメ化を手掛けてきた
「スタジオぴえろ」×「超豪華声優」で完全アニメ化。
圧倒的かつ唯一無二の創成魔法ファンタジーが誕生。

「夢に向かってあきらめない」ということをテーマに、
僕が構想した「ブラッククローバー」のすべてがアニメでは描かれています。
アニメという映像表現は、僕の想像していた「魔法の凄さ」を具現化してくれました。
子供から大人まで、みんなが楽しめる、魔法ファンタジーを体感してもらいたいです!!
原作:田畠裕基


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

原作者の方が言っているように、この作品は基本的に原作に準拠しているのですが、所々にオリジナル要素が加えられているそうです。
何でも原作ではサラッとしか触れられなかった部分もしっかり掘り下げてあるんだとか…

原作を端折りすぎるアニメ作品には何度かお目見えしましたが、原作をアニメで補完するという神対応がこの作品では取られていたんです。
これってとても珍しいことだと思いませんか。

一方、物語の方ですが、辺境の村の教会に同じ日に捨てられていたアスタとユノが魔法帝目指して研鑽を積んでいく、という感じです。
ユノは元々魔法の資質が高かったのですが、アスタは全く魔法が使えませんでした。

それでも、魔法帝への夢を諦めきれないアスタは、魔法を無効化する力を宿した「五つ葉の魔導書」を手に入れるのです。

そして、アスタは最低最悪の魔法騎士団と言われる「黒の暴牛」に、ユノは最強の魔法騎士団「金色の夜明け」にそれぞれ入団して物語が動いていきます。

INTRODUCTIONに「超豪華声優」と記載がありましたが、その言葉に嘘はありませんでした。
最初から凄い声優陣とは思っていましたが、物語の進展に合わせて次々と旬な声優さんが投入されていくんです。
週刊少年ジャンプ50周年という節目の作品だから…なんでしょうか。
これがジャンプの底力なんでしょうね。

そして続編は劇場版との事です。
このTVアニメ版→劇場版というパターンは、もう常套手段になってしまったのでしょうか。
「鬼滅の刃」はたまたま劇場版の尺に合った物語が存在したから実現できたと思うんですが、この作品は現在スペード王国との決戦の真っ只中ではありませんか。
これまでの話の展開を踏まえると、とても劇場版の尺で収まるとは思えません。

もしかすると最終話が劇場版の布石になっているのかな、なんてことも考えられるかも。
スペード王国に乗り込むあと2日間が劇場版で描かれるとか…?
アスタはユノに続く唯一無二の親友との絆を深めて更なる強さを手に入れて…
ユノも、そして今にも飛び出しそうだったノエルだってこのままじゃいられない…
でも、そうなると「これからスペード王国に乗り込むぞ!」エンドになるのですが、この幕の引き方はあんまりですよね^^;
どんな作品を視聴できるのか、今から楽しみです。

オープニングテーマとエンディングテーマは、どちらも13曲の楽曲が使用されました。
多いので記載は割愛します。

全170話の物語でした。
こういう作品を「骨太の作品」と言うのでしょうね。
物語は完結していませんが、3年半もの間、作品を提供し続けてくれた作り手の皆さまに感謝します。
そしてラストまでアニメ化されることを期待しています。

投稿 : 2022/08/06
♥ : 5
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