ハーゲンダッツアニメOVAランキング 1

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60.5 1 ハーゲンダッツアニメランキング1位
KITE LIBERATOR-カイトリベレイター(OVA)

2008年3月21日
★★★★☆ 3.6 (83)
368人が棚に入れました
前作「A KITE」で肉親の復讐を果たした殺し屋の砂羽は、忽然と姿を消して行方知れず…数年後、都会の闇に一人の少女が軽やかに舞う。死の天使は鮮やかな手口でターゲットを抹殺、再び闇の中へ消えて行った。ごく普通の高校生活を送る少女・百南花(もなか)。その地味で控え目な装いは彼女の一部分。表裏一体のもう一面……それが死の天使、百南花のもう一つの顔だった。彼女の知られざる過去と運命の皮肉に翻弄されながらも決して絶望しないその強さと同時にデリケートで繊細な彼女の心。その眼差しの先に見える未来は!?
少女・百南花が闇を撃つ!!

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

其れなりに♫

元は1998年2月25日~販売『A KITE』全2巻のアダルトアニメ。
A KITE INTERNATIONAL VERSION(R指定.英語吹き替え)も有る。
※A KITEから性的行為の描写をカットした作品?

海外での評価も高く当時から実写映画化のオファーがあった模様。
2011年9月5日には製作中と発表されていたが諸事情(監督の死去)
あったようですが2013年5月6日には クランクアップした模様。
配給会社も決まり2014年内にはアメリカ・カナダ・日本他で公開?
監督ラルフ・ジマン 
主演インディア・アイズリー
共演カラン・マッコーリフ
サミュエル・L・ジャクソン他

『KITE LIBERATOR』2008年3月21日に発売されたOVA。本編57分。
本作は完全な一般向け作品です。
内容は前作(A KITE)の世界観や諸設定に新要素を加えた続編。
2007年9月27日から連載開始された漫画版を元に作られている?

観た感じ 近未来SFでハードアクションものといった感じかな。
主人公は女子高生・・宇宙船が出てきたり怪物が出てきたり・・
サイエンスハザード?という要素を含みつつ基本はやはりガン
アクションだったり体術を駆使したバトル風かな。

映像的には抑えるべき所は確り抑えてそれなりの作画だったり
近未来的な造形物はそれなりに綺麗で 逆に地上での映像は
海外裏社会ものに良くある排他的な雰囲気や近未来とは逆行する
ような荒廃した様な雰囲気だろうか?日本を舞台にしているのに
日本ではないような雰囲気です。

キャラデザはMEZZO -メゾ-より個性派が少なく女性キャラは
やや美少女系アニメ風で個性の出し方もあざとい天然ドジッ娘
だったり何か其処だけはソフト路線な感じ。

このアニメを初めて観た頃は あまりアニメを視てない頃で
かなりインパクトが有った。

最近では見慣れてしまったけど^^;
幾つかのテーマがはっきりと読み取れる解りやすい作品で
全体の流れは良い感じだし演出も割りと好みで緩急も有るので
中弛みを感じることはないかな。

如何にもこれからどうなるの?って所で切れてるけど
制作側が見せたかった部分を考えると納得の区切りかな。

まぁ続きが気にならないか?というと気にはなるのですがw
実写映画次第でしょうか? 元々アメリカなどではこのアニメ
の続編オファーはあったようなので 話題になれば原作やこの
アニメが新たな支持を得て見直されたりなんて思ってみたり・・

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

shisune さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

タイトルが思い浮かばない・・・

私には面白い部分がよく見えなかったかな~
というのも、無駄な部分がおおくて、それが気になって気になって、
悪い点ばかり見てしまったからだと思われます。
つまるところ、私とは相性が悪かったといえますね。

終始、なんで?って言葉が頭の中でぐるぐるしてました。
「ここをもっとこうすればいいんじゃないか」みたいな。
だいぶ前に見たんで、覚えてる部分だけ書きますが

いなくていいキャラがおおい、あるいは存在する理由がわかりにくい。
その結果50分とながったるいアニメになってしまう。
頑張った宇宙でのCGは、正直あそこまでやらなくてもいいんじゃないか。
しかもあそこまで宇宙開発すすんでんのに、地球の生活は全く変わってないのもどうかと。
あと井上マリナさんに関西弁を無理にしゃべらせてるのが謎。宇宙CG頑張ったんだから
関西出身の声優さんを起用するか、そもそも関西弁なくていいよ。
最後に、学制服着てるけど学校いってる感がまったくない。バイトしかしてないし
あれだと、身近のどこにでもいる高校生、のイメージが受け取りにくいとおもう。

日常と非日常(殺し屋)の違いを宇宙CGの頑張り分とキャラ減らした分を増やしていたら、
いいアニメになったかもしれない。
正直、無駄な分なくせば25分くらいに圧縮できるかとおもいます。

作品の途中、ラジオから音楽が流れるシーンがありますが、歌っているのは井上マリナさんです。
サントラには、ながれた曲ともうひとつ違う曲が収録されているそうです。
それを含めて私には、なんだかよくわかんないとこで頑張っていたアニメ、という印象がすごく残っています。

あんまし悪いこと書きたくなかったんですけどレビュー数が少ないので書いたしだいです。
要因の8割が最近暇になったことなんですけどね。良いとこがなかったわけではないです。
悪いとこばかり書いてますが、必ず良いところもあるのでこれから見ようという方は心配しないでください。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

plum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

作品としては0点だけれど個人的には好き

まず、ひとつの作品として、全く成り立っていません。

梅津氏がやりたいことを、詰め込んだだけの作品。最大の欠点は、ストーリーが完結していないこと。製作段階で続編の製作が決定していたわけでもないのに、この結末はありえません。ただ監督が自己満足するための作品でしかありません。OPで宇宙ステーションが出てきたときに、ちょっと違和感がありました。KITEを冠しているからには、前作「A KITE」の退廃的な世界観は同じだろうと思っていたから、SFって合わないんじゃないだろうか、と。見終わってみると、やっぱりストーリー的に無理がありすぎたと思います。

劇中に提示される多くの謎、伏線は、全く回収されません。人物の背景も描かれません。例えば主人公の百南花(もなか)は、普通に高校に通っている様子ですが、なぜ殺人を請け負うようなことをしているのか、全く描かれません。人物の掘り下げは放棄されています。DVDが投売りされるのも分かります。

と批判しまくりですが、実は私は好きだったりします。なぜかというと、梅津正臣のキャラクターデザインとアクションが好きだからです。そう、見所はアクションと作画しかないんです。ガンアクションを中心とした動きは、相変わらず素晴らしい。そしてキャラデザは、「A KITE」と比べるとデフォルメが進んでいますが、この人の絵は個人的にかなり好みで魅力的に感じます。特に美少女とおっさんキャラがいいですね。エセ京都弁のヒロイン、なかなか可愛いと思いますよ。逆に、若い男キャラは苦手なのか、興味ないのか、あまり魅力を感じないですけどね。

つまり、梅津氏のアクションとキャラだけである程度満足できるひとでなければ、見る価値はないかもしれません。本人は続編に意欲的ですが、実現する可能性は極めて低そうです。お蔵入りの企画が多いのも、本作を見ればやむを得ない気がします。脚本だけ本職の人を使って、他を梅津氏がやるアニメを期待しましょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
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