ロリで姉妹なTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のロリで姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月08日の時点で一番のロリで姉妹なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 ロリで姉妹なアニメランキング1位
ロウきゅーぶ!SS (第2期)(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (906)
5205人が棚に入れました
少女はスポコン!コーチはロリコン!?

悩み多き少女たちに翻弄されまくりなさわやかローリング・スポコメディ!
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

合言葉は「友情!微笑み!フェアプレイ!」(by日本ミニバスケットボール連盟)

1期視聴済み
原作は既読で視聴しました

これはもうロリコンアニメの王道です

私のような"ロリ"にあまり興味を示さない人でも
この作品に関して言えば
良くも悪くもそのクオリティの高さが実感できると思います

あるシーンでは自然に
また
あるシーンでは大胆に
幼い少女のいたいけな姿が・・・(ひゃっほ~!)
って
ここら辺で止めておいて^^


2期を見て
一番に感じたのは洗練されたデザイン
細部に至るまでとても丁寧に描かれています

特に女の子達の入浴のシーンは見もの・・・

体のラインやディテールに至るまで
とことん幼い少女の体を研究しまくって・・・(きゃ~!)
って
そっち方向のお話はおいといて^^・・・


特に試合などの動きのあるシーンは見ものです

なびく髪の毛や
飛び散る汗
あえてリアルにではなく
スローや逆光などの効果を加えて躍動感を出す演出

カメラワークも凝ってます

派手なアクションのないミニバスでも
(作中では小学生離れしたプレーが随所に出てますが)
緩急をつけた寄せや引き
ちょっとアブないくらいのローアングルからの映像を効果的に使用して
(服がめくれておへそ丸出し・・・どころかそれ以上になるくらいアブない)
とてもダイナミックなシーンが随所で見られます

細かいところですが
印象的なのは
ゴールネットが揺れるシーン
モーションキャプチャでも使っているのでしょうか
ボールの通過した後のネットのしなり具合がとてもリアルです


お話は
1期に続いて
主人公の高校1年生「長谷川昴」(はせがわすばる)くんと
小学6年生で女子バスケットボール部の5人の女の子による
熱いロリ&スポコンストーリー

今回は新たに5年生5人が加わり
ミニバス部員が10人

{netabare}ミニバスの公式戦出場条件である部員数10名をクリアし
因縁のライバルである「硯谷女学園」との決戦が実現します{/netabare}

私的見所は
やはり
昴くんの"名コーチ"ぶり
そして
試合での"名策士"ぶりですね

さらには
昴くんが
あえて飛びぬけた才能を持った"天才プレーヤーではない"というところ

そんな昴くんの名コーチぶりが顕著に見られたのは
{netabare}昴くんの中学時代のライバルとの「3on3」の対決のお話です

昴くんはともかちゃんとあいりちゃんの3人でチームを組み
試合に臨みますが
ライバルくんの素早い「ジャブステップ」(相手の反応を見るための小刻みなステップ動作)に対応できず
ズタボロに負けてしまい
プライドもズタボロに

でも
練習を積んで
対策を練って
数日後のリベンジマッチでその相手を完膚なきまでに負かしてしまいます{/netabare}

昴くんが実行したこと
それは
技術的な研鑽もしかりですが
重視したのは
チームプレー
そして
メンタル面の強化

{netabare}チームや周りのみんなの協力で
同じく試合に負けて落ち込んでいた
ともかちゃんやあいりちゃんのメンタル面の弱点を克服します{/netabare}

{netabare}内容は少々エロ・・・じゃない・・・荒っぽかったのですが・・・^^{/netabare}

感心したのは
{netabare}昴くんが
プライドにこだわらず
自分より格下であるともかちゃんや
6年男子バスケ部のなつひくんとの練習の中で
自分とライバルくんの弱点を見つけ出し
ちゃっかり自分にフィードバックしているところです{/netabare}

1期でもあった
昴くんの
"勝つためにはなりふりかまわない"という精神
そして
昴くんが
努力型の"秀才プレーヤー"としての高い資質を持っているところも見せています

努力型だからこその名コーチなんですね

一応
"スポコン"をうたった作品なので
厳しいフィジカルトレーニングのシーンもたまに見られますが

練習以外の日常でも
いっしょにお買い物にいったり
お祭りに参加したり
ちゃんとチームワークやメンタルトレーニングに
つながるようなこともやってます

スキンシップのシーンがやたら多いのは
お互いの信頼感を養うための
メンタルトレーニングの一環だったんですね(多分^^)


{netabare}最後の硯谷女学園との試合はまさに死闘{/netabare}
小学生のミニバスの試合とは思えないスーパープレーの連続です

{netabare}「スクープショット」(ゴールから離れた所からのすくいあげるようなシュート){/netabare}や
{netabare}「アリウープ」(ジャンプしながらパスを空中でキャッチしてそのままシュートすること){/netabare}

さらには
{netabare}「消える魔球」(単なる高速の股抜き){/netabare}

極めつけは
{netabare}ゴールの真裏からのシュート(そのまんまです){/netabare}

なんだか作品の主旨からビミョーにズレてんじゃね?って感じ^^

さらに
試合そのものの展開もとても劇的でした

ハイレベルで個性的な選手が揃った
「慧心学園」と「硯谷女学園」

ミニバス独特のルールによる選手の交代や
ちょっとしたミスやフェイクで
めまぐるしく変わる試合の流れ{netabare}(尺の関係もあるかも){/netabare}

そして
敵側選手の心理を読んだ昴くんの絶妙な采配

なぜだか
{netabare}テクニックが急激に向上した「まほまほ」(三沢真帆(みさわまほ)ちゃん){/netabare}

これ
"○子のバスケ"や"ス○ムダンク"の試合なんかより
よっぽどおもしれぇ~
ってなることウケアイ

試合終了間際
{netabare}誰が"ブザービート"を決めるのかが最高の見せ場です^^{/netabare}

と・・・
{netabare}ここまでが「延長戦」に至るまでのお話
最終回の
延長戦は意外とあっさりしてましたね^^{/netabare}

その代わり
最後は
とても感動的な幕引き・・・

たくさんの感動シーンに
ず~っと涙を流してましたが
"意外にも"
{netabare}昴くんとともかちゃんの出会いのシーンに{/netabare}
一番号泣してしまいました


キャラについては
2期では新しく5年生の5人の女の子が女バス部に加わりましたが
注目したのは
フランス人の「ミミ・バルゲリー」ちゃんですね

バスケについてはエースのともかちゃんにもひけをとらないほどのスキル
小さくてお人形さんのようにかわいい容姿
(ほかのみんなもお人形さんみたいにかわいいですよ^^)
ちょっとぎこちない日本語を話し
ともかちゃんのことを「ししょー」と呼ぶほど
ともかちゃんを尊敬し目標にしています

そして
CV.の「久野美咲」さんのかわいい声がとてもハマってます

原作を読んでいるときから
どんな声になるんだろ?って
とても気になっていました

特に試合中の「ヤー!」「ノン!」っていう掛け声がたまらない^^

さらに
ミミちゃんって
なにげにバスケのプレーシーンがすごいんです

印象的だったのは
「硯谷」の問題児「れな」ちゃんとのマッチアップのシーン

{netabare}ミミちゃんの必殺技「3連スピンムーブ」(ディフェンスに対し背中を向けながらドリブルで突破するワザ)
が炸裂します

「Un」(アン)
「Deux」(ドゥ)
「Trois!」(トロワ)

計1080度(360度×3)

バレエダンサーのような回転で
あっという間に
れなちゃんを抜き去ってしまう

レイアップを決めた自分に"酔いしれる"ミミちゃん{/netabare}

かっけ~^^

そして一言
{netabare}「チョット、キモチ、ワルイ」{/netabare}

・・・^^!
{netabare}目ぇ回って酔ったんかい!{/netabare}


総括して
「少女はスポコン!コーチはロリコン!?悩み多きバスケ少女たちに翻弄されまくりな爽やかローリング・スポーツコメディ」という
悩み多きキャッチフレーズの通り
悩ましいシーンとお話がたくさんありましたが
スポコン要素も満載で
とても楽しめる作品でした

誰ですか?
"ロリコンアニメの王道"なんてふざけたこと言っているのは(私です^^)
これはれっきとした
"スポコン"の皮を被った"ロリコンアニメ"ですよ


余談で
タイトルの「SS」の意味がいまだ不明なのですが
もう「小学生は最高だぜ!」っていうことで決まりみたい?ですね
個人的には
{netabare}昴くんの伝家の宝刀「スクープショット」のほうが合ってるかな^^{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このアニメは最高だぜ!

本当に楽しかったです。1クール通して声に出して画面に向かってツッコミ続けました(笑)

評価はかなり分かれるんじゃないかなーと思います。
例えばお風呂シーンとか。
・またサービスシーンかよ…バスケの描写もっとしろよ…そんなに媚びなくちゃいけないの?
・キターーー!!! ●REC 待ってました!小学生は最高だぜ!
これくらい評価が分かれてもおかしくないと思います。
私はどちら側かと言えば、どちらとも言えません。1つ言えるのは、お風呂シーン、サービスシーン推進派と言うことです(笑)
私が期待していたのは、サービスとかじゃなくて、ぶっ飛んだ話、展開、小ネタであり、それにつっこむのをすごく楽しみにしていました。
これだけ徹底してくれれば、次はどれだけのものを用意してくれるんだろうと期待してしまいます。
実際、ぶっ飛びのクオリティは下がることなく逆にエスカレートしていき、修学旅行の話は本当に超越したものでした。
どういう思考をすればそんな話を思いつくんだ?(笑)と尊敬してしまうほどです。
詳しくはオマケにて少し紹介します。
スタッフのみなさん、よく最後までこの徹底したアニメを作って下さいました。
2つほど言葉を贈ります。
・このアニメは限りなくセーフから遠いアウトです。
・デデーン!スタッフ!アウトー!


それにしてもこれだけやりたい放題に暴れたのに、しっかりバスケやって、バスケアニメとして成立させているのは凄いです。
見ていてワクワクするし、熱くなるし、感動しました。
よく成長したな―、改心したなー、チームの気持ちが1つになったなーと、しみじみした思いになりました。
やっぱり物語の軸がしっかりしているアニメは安定感がありますね。
いくらサービスシーンが多かろうが、このアニメはバスケの物語なんだと、それが中心なんだと、バスケという軸があったからここまでこれたアニメですよね。
バスケシーンだから手を抜くとかもってのほかであり、本末転倒になりますからね。
その辺はスタッフもしっかり意識して作っただろうなと思います。


あと、ロリアニメとしても名高いアニメですが、1期でも述べたとおり、私はどうしてもそういう魅力をあまり感じることができませんでした。
それを感じれたのはあのシーンだけでした。
{netabare}最終話Cパートの智花のシーンだけです。
別にペドが良いってわけじゃないですよ(笑)
でも、私的には狙った行動をさせたり、恋愛に近い感情をもたせるよりも、ロリだとああいった純粋な表情や行動に魅力を感じます。
ということで、至高はクロワーゼの湯音、うさぎドロップのりんとかですね。{/netabare}
まぁ完全に個人の好みの問題なんですけどね(笑)


最後までつっこみ続けて、バスケの描写に熱くなり、色んな意味で楽しめたアニメでした。
またこういったツッコミアニメが出ればいいなぁと期待しています(笑)


○オマケ:全盛期のロウきゅーぶSS伝説
{netabare}・1話1入浴は当たり前、高校生が入浴中に小学生が一緒に入ろうと言ってくることも(ロリソープ)
・謎の白い液体を顔面にぶっかけられるのは様式美
・チョコバナナやアイスを○ェラするように食べるのは、この世界では基本
・小学生女子の意味深発言は日常茶飯事
・バスケットボールの代わりにパンツをシュートすることがある
・つまようじ屋を幼児屋に変換させ、幼児を愛でる昴の様子を妄想
・遥かなる時を越え、光源氏が現代によみがえる
・小学生と初夜をむかえる
・小学生にプロポーズ
・小学生との事案現場の証拠写真を撮られ、社会的抹殺の危機に
・うわさのロリコンコーチいやらしい!小学生は最高だぜって言ったらしいよ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!最高だぜ!!!
・先輩に説得され、「通報しました」
・高校生女子が小学生に襲われ、揉みしだかれた上に身を剥がされる
・Show you guts cool say what 最高だぜ
・どれだけイリーガルユースオブハンズをしても退場にならない{/netabare}



3話まで見た時に書いた感想をのせておきます
{netabare}1期はロリ、あざとい要素とバスケ要素が半々くらいでしたが、2期は要素が傾いたというか、描写が超強力になったと言うべきでしょうかね。

まだ3話までしか見てないので、これからの展開も考慮に入れて述べるべきだとは思いますが、にしてもロリ、あざとい要素が多くなりましたね。
このアニメはロリ要素を主体にして視聴するべきだと、制作者もそのつもりで作っているのかなと私は感じました。


正直に言うと、2期の展開は嫌いではありません。あざとい描写はあまり好きではないのですが、ここまでやられると展開にツッコミを入れるのが楽しくなってきます。
あざとい描写に対して「またかよ…」って感じにはならないんですよ。
「またかよwww」「ふざけんなwww」「イリーガルユースオブハンズ!」って感じで約20分ツッコミ続けるのも楽しいです。
ある意味スタッフに愛されている作品というか、やれることをやる、限界に挑戦するという気持ちが伝わってきて、私的にはすごく好印象です。
スタッフのみなさん、限界に挑戦しすぎて逮捕されないことを祈ります(笑)


2期はあざとい描写かつ意味不明な演出も結構あって、そこにツッコミを入れるのも楽しいです。ある意味うたプリの後釜として楽しめるのではと期待しています。最後のおまけで意味不明だった演出を少し紹介します。


2期はあざとい描写をかなり押している印象ですが、そのような描写ができるのは、バスケ描写をしっかりしているからこそだと思います。
ニャル子さん2期と比較して考えると、ロウきゅーぶはロリ、ニャル子さんはパロネタという武器を持っていました。どちらも強力な武器ではあると思いますが、水物という印象が強く、それだけでは展開出来ないと思うんです。
それを考慮に入れたうえで、私的にこの2つのアニメの一番の違いは“続きが気になるかどうか”だと思うんです。
ロウきゅーぶはバスケットという物語の主軸があるため、あざとい描写が多いながらも、今後の展開にも期待しながら視聴できると思うんです。2期で言えば、5年生チームとの対決や、対外試合だったり、昴自身のバスケ描写についてなど、バスケから色々風呂敷を広げられると思います。
そういう意味では、ある意味うたプリも同じことが言えると思います。意味不明演出ばかりだけど、歌を届けるという物語の主軸がある中で展開できているわけですからね。
ニャル子さんは展開が全く同じ、パロネタ、キャラに頼りっきりなので、飽きたらそこまでだと思います。2期終盤は完全に限界でした。
あざとい、ロリ要素が強力になったとはいえ、やはりバスケ要素を合わせた2つの要素があるから成立するアニメだと思います。今後も期待して視聴したいと思います。


おまけ:第1話視聴時の私
{netabare}第1話Bパート開始直後、昴と智花が出会ったところでいきなり1期のOPが流れ出す
私「なんでだよwwwなんでだよwwwなんでだよwww」
            ↓
OPとタイミングを合わせるように噴水があがる
私「なんでだよwww」
            ↓
暗雲が立ち込めるようなOPフェードアウト
私「なんでだよwww」
            ↓
ラスボス登場のような演出で智花母登場
私「なんでだよwww」

今年一番ツッコんだ演出だったかもしれません。下手したらうたプリの人類補完計画を越えたかもしれないです。
スタッフはこの演出を本気でやってきたのか、あるいはつっこまれるのを想定してやってきたのか分からないレベルでした。
まぁこのアニメはぶっ飛んだくらいの、普通の人には想像すらできない描写くらいが丁度いいのかもしれないですね(笑)
いいぞ!もっとやれ!けしからん!もっとやれ!{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

【アニメキャラの魅力】雨上がりに咲く花「シャイニー・ギフト」!繊細乙女「湊智花」の魅力とは?

サラサラと揺れる桃色の可愛らしい艶やかな髪。細い体とその発達途上の薄い胸。そして何よりロリっ子のロマンが詰まった体操服・・・。愛くるしいその見た目と反して、攻撃的なバスケスタイルや、プレイ中に見せる鋭い瞳のギャップがたまりません。今回は、そんな歩く萌えの宝石箱「湊智花」ちゃんの魅力についてご紹介いたします。

■バスケの実力はお墨付き☆でもその過去には・・・
智花ちゃんのバスケセンスは、現在所属しているチームの中でもずば抜けて高いです。しかしその背景には、ワンマンプレイを繰り返し周りから孤立し、一時はバスケをする事すら憚られた悲しい過去を持っています。

転校した後に、そのバスケの腕を買われ、真帆ちゃんからバスケ部設立に誘われても、自分のバスケスタイルに不安を抱きます。「また誰かを傷つけてしまったら・・・」「せっかく出来た友達に嫌われてしまったら・・・」。しかし、そこはさすが強い芯を持った智花ちゃん。過去をきちんと受け入れ、幼いながらも自分が孤立してしまった原因と向き合い、“己の能力で他人を活かす”プレイスタイルに変える努力をします。

大人ですら、中々自分の非を素直に認めるのは難しいもの。しかし、智花ちゃんは違います。そんな自分の弱さにもきちんと向き合える強い心こそ、彼女の大きな魅力なのです。

■攻撃的なプレイスタイルの反面、実は繊細で純粋な面も
意志の強さも智花ちゃんの魅力ですが、孤立して寂しい思いをした過去が影響しているのか、相手の顔色や友達の反応を気にする素振りが随所に見られます。また、日常生活の些細な出来事ですら、友達と一緒だという事で幸せそうに笑顔を浮かべる彼女の姿は非常に健気です。プレイ中の鋭い視線や強気な性格とは正反対の、繊細でちょっと寂しがり屋な女の子の一面も彼女の魅力のひとつといえるでしょう。

■昴くんはコーチ?それとも・・・
智花ちゃんは作中で、昴くんを意識している様子が描かれています。バスケも出来て、そして自分達を理解しようと努力し強くしてくれる頼りになるお兄さん。しっかりしてそうでちょっと抜けている所、真帆ちゃん達のいけいけどんどんな部分に弱い所、自分の知らない世界にいる年上の余裕(?)・・・。智花ちゃんにとっては同年代の男子には無い彼の魅力から、淡い恋心を呼び起こされたのでしょう。智花ちゃんのウブな恋愛を一緒になってハラハラキュンキュンすると、余計に作品が楽しくなると思いますよ。

智花ちゃんの二つ名は、『雨上がりに咲く花(シャイニー・ギフト)』。彼女の強い才能の光が皆を輝かせ、そして勝利へと導いてくれる。過去に囚われその輝きを失う事無く、これからも素敵な女性へと成長して欲しいですね。

【アニメキャラの魅力】粉モノだけは譲れない!?氷の女王様「永塚紗季」の魅力とは?
薄水色の髪の毛に、一見少し冷たく見える瞳と表情を持つ「永塚紗季」。周りからは怖そうなどと誤解されがちなのですが・・・実はチームの中の唯一のお母さんキャラなのです。我侭を言い突っ走る真帆ちゃんを止め、智花ちゃんが悩んだ時は傍で根気強く励まし、昴くんがチームの事で何か悩めばチーム全員の性格を把握した上で的確なアドバイスを与え・・・正に“チームの要”な存在なのです。今回は、そんな氷の美少女「永塚紗季」について話をしてみたいと思います。

■正に賢母!チームを常に包み込む母性溢れる一面
紗季ちゃんは自分から何かを提案するタイプでは無く、基本的には幼馴染の真帆ちゃんに何時も巻き込まれ(笑)、サポート役に回る事が多いです。面倒くさがりで飽き性な真帆ちゃんの世話を焼き、昴くんがメンバーの事で、「あれ、何か今日元気ないな・・・何かあったのか?」とコンディション面を心配して尋ねる相手もやはり紗季ちゃんなのです。彼女がついつい自分の悩みを二の次にしてしまい、自分の中に悩みを蓄積させてしまうのも優しさ故なのです。

■それ故に自分の恋は・・・
紗季ちゃんは誰にも相談をしないので、おそらく紗季ちゃんの幼馴染の真帆ちゃんが微々たる変化に気付くか、意外と鋭いひなたちゃんが気付いているかも?・・・と私は妄想していますが、基本的には誰も知らないと思います。紗季ちゃんは、部活中や部活絡みの集まりの際、昴くんと触れ合う一瞬に感情を見せる時があります。しっかり者だからこそ、きっと悩みを抱えてしまうだろうと昴くんはしっかり見抜き、逆に紗季ちゃんを気にかける事も。おそらくその時にやられてしまったのではないでしょうか、昴くんの年上の余裕(?)に(笑)。

しかし、そこは何よりも周りを重んじる紗季ちゃんです。智花ちゃんの昴くんに対する想いを知っているからこそ、自分の気持ちは押し殺して智花ちゃんの背を押そうとします。

私としては、紗季ちゃんももっと自分の気持ちを前面に押し出して、昴くんに気持ちを伝えて欲しいな・・・と願っています。優しさももちろん彼女の魅力ですが、もっと報われても良いのに・・・とつい思ってしまうのです。

■粉モノは私の領域(テリトリー)!正に女王様のブランチ(笑)
実は紗季ちゃんの実家は粉モノ屋さんをしており、その影響なのか粉モノになると、いつもの皆を思いやり「仕方ないわね。」と笑う優しい姿は何処へやら・・・。瞳の色は変わり、言葉も態度も『女王様』へと変貌します。鍋奉行ならぬ、粉モノ奉行様なのです・・・。普段は優しい紗季ちゃんの意外な一面ですが、その一面を見て罵倒されたいと思う方も少なくないのでは(笑)?「まだって言ってるでしょう!何でもう入れちゃうのよ!」「ひっくり返していいなんて私は言ってないわよ?そんなに私に怒られたい?」など言われた日には、お好み焼きなんて放って紗季ちゃんと・・・なんて気持ちになってしまう事間違いなしです(確信)。

皆の頼れるお姉さん&お母さんでありながら、粉モノの女王様という意外な一面でギャップ萌えさせてくれる「永塚紗季」。いつも周りを思い過ぎる故に自分を押し殺してしまう面が欠点なのですが・・・、そんな面が無くなり「皆私の言う事聞きなさい!」なんて氷の女王の名を欲しいままにする姿も見てみたい気がしたりしなかったり(笑)。

2012年10月21日に幕張メッセで開催された『電撃20周年祭』の当作品イベントステージにて制作が発表された。

第6話と第7話の間には、OVA『智花のいちごサンデー』の前半部分と第1話から第5話までの総集編『ここまでのプレイバック』の、『ロウきゅーぶ!SS 番外編』を放送。

オープニングテーマ
「Get goal!」(第1話 - 第11話)
第12話はOPがない代わりに挿入歌として使用された。

エンディングテーマ
「Rolling! Rolling!」
エンディングのサビ(「回せ回せ回せ・・・」)部分の智花たち5人の衣装は毎話ごとに変わっており、その話に関連した衣装で走っている。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28

71.9 2 ロリで姉妹なアニメランキング2位
苺ましまろ(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (843)
3828人が棚に入れました
短大生の伸恵を中心に、その妹の千佳、その幼馴染の美羽、ご近所の茉莉。彼女たちはごく普通な、でもちょっとだけユニークな毎日を送っています。
ある日、いつもどおり、千佳の部屋にみんなが集合すると、伸恵は千佳や美羽、茉莉の写真を携帯で撮り始める。「明日は何の日だ?」という伸恵だが三人には何のことだかわからない。
すると伸江は興味のないように出かけてしまう。千佳、茉莉と公園で遊んでいるうちに、美羽が明日が伸恵の誕生日であることを思い出す。誕生日プレゼントに手作りの灰皿とメッセージカードを送ろうと、作り始める3人だったが…?

声優・キャラクター
生天目仁美、千葉紗子、折笠富美子、川澄綾子、能登麻美子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かわいいは正義、の元ネタのアニメ

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
女子小学生を主役にした日常系アニメ。絵柄はロリコンホイホイ感があるけど、エロい描写はあまりなく、ギャグはなかなかにシュールでレベルが高く、最後まで楽しく観られた。

ギャグだけなら「みなみけ」っぽくもあるけど、全体の作風は、今期(2018冬)の「三ツ星カラーズ」が最も近いと思います。

絵は、当時(2005年)としてはかなり綺麗だし、良い意味でシンプルなので、今観ても違和感はありません。レビュタイにある通り、ある意味では記念碑的な作品でもあるので、アニメ好きなら一度視聴しておくのも良いかと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメを観ると、「かわいいは正義」を、誤用していたな~とも思いました。なんか、「美人は何しても許される」みたいな使い方もしていましたが、本来は、「beautiful」より「pretty」。例えば、「赤ちゃんなら何しても許される」みたいな考え方なんですね。作風的に。

本作の主人公は、小学5~6年生の4人の女の子ですが、行動その他は、むしろ3~4年生くらいかな~と思います。彼女らは、わりと辛辣なことを言ったりイタズラをしたりもしますが、基本、「かわいいは正義」なので、許されちゃいます(笑) それを許す大人の代表として、女子大生(原作では女子高生)の伊藤伸恵がいます。

基本はこの5人による日常系、まったりシュール系のギャグですね。エロい描写はほぼないので、ロリ苦手の私でもなんとか観られましたが、、、まあ、気恥ずかしくはなりますね、オッサンなので(汗)

キャラとしては、トラブルメーカーの松岡美羽の多種多様なボケっぷりと、外国人に憧れる外国人、アナのすっとんきょうな行動が良かった印象です。

このアニメ、伸恵の視点で観るのが正解なのでしょうね。伸恵は、例えるなら「小林さんちのメイドラゴン」の「小林さん」。美羽が「トール」。そんな感じで愛でられれば、楽しめるアニメでしょう。

唯一気になったのは、担任の先生が笹塚に対する態度(立ってろ)かな。最終話でやりかえしたものの、ネタだとしても気分が悪かったです。というか、あれを面白いと思って何度も繰り返していたのでしょうか? かわいくないし、不正義でしたよ。
{/netabare}

【余談~ かわいい の語源 ~】
{netabare}
かわいいは、元は「不憫だ」「気の毒だ」といった意味を表す語で、その意味を受け継いでいる言葉には「かわいそう」がある。 かわいいは「かはゆし(かわゆし)」の形で中古から見え、「かほはゆし(顔映ゆし)」→「かははゆし」→「かはゆし」という変化をした語と考えられている。

てなことで、「かわいい」=「かわいそう」なので、現在でも「かわいい」に「守ってあげたい」というニュアンスが含まれるのは、この流れをくんでいるからです(子供や動物はもとより、ゆるキャラとかもそうだよね)。

よって、「かわいい」には、(キツイ言い方をすれば)「見下す」というニュアンスが含まれ、基本的には「自分より目下」に使う語です。実際、年上(たとえばオッサン)に「かわいい」と言うとき、冷静に考えれば、「小バカにする」「ちょっとイジる」気持ちが含まれていませんか? 本当に尊敬する人に「かわいい」を使いますか? (だから、女子同士の「美人」に比べ、「かわいい」は、やや信用できないのです)w

てなことを、学生の時に講義で聞いた気がします(笑)

だから、本当は「美人」に「かわいい」を使うのは誤用だし、良くないと思うんですよね。「容姿端麗」なのに「かわいい」によって、やや「謙虚さ」や「か弱さ」まで演出されたら、無敵じゃないですかw 普通に、「美人」「容姿が整っている」と表現することで、性格、性質面はカバーされないので、少しフェアになる気がします(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
良い話ではあるが、小6というより、小3くらいだな。携帯やコンポに時代を感じる。タバコが普通にOKな時代だね。

2話目
外国人なのに、無理に(片言なのに)英語を話そうとするキャラってのは面白いね。廊下に立ってろって、今は体罰らしいね。授業を受ける権利を奪っているとか。先生、笹塚君に対していじめだろ(汗)

3話目
アナの弱メンタルが面白かった。美羽、流石にちょっとヒドイかな。

4話目
ヤキモチ妬いてるわけね。まあ分かるが、アナに対しての意地悪は、正義と言えるかな? 伸恵もまあ、信頼ゆえなんだろうけど、美羽もやや可愛そう。伸恵は、小林さんポジション(笑)?

5話目
昔、合宿で「笑ってはいけない」をやったけど、あれって妙に笑えるんだよねw ところてん→どこがやねん、を引き出したかったのかな? 今までで一番シンプルに笑えたw

6話目
暑い部屋の話。やや、作者(か、監督)のフェチを感じる。オチはちょっと笑ったw

7話目


8話目
夏祭り回。美羽は相変わらず飛ばしてたなw 輪投げ(笑)

9話目
ダイエット回。若いときはそうは思えないと思うけど、大人になれば、ホントに、ガリガリに細い人よりは、少しポッチャリしている方が好きになりますよ、大抵の男は。

10話目
冒頭、セリフなしでここまで魅せるか。感心。

11話目
ツッコミ回(笑) すごいよマサルさん の、フーミンのツッコミ回は最高だったな(笑) ダイエット回の伏線が生きてるねw アナ、相撲ファン(笑) 風呂で屁をここうが、かわいいは正義だから許されるのですw

12話目
よし、笹塚君、よくやり返した!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28

さく太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

『舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ・リー・タ。』  ~あるいは私が幼児愛好者かもしれないごくわずかな可能性について

 このアニメを評価するのはとても難しい。作画はまったく良くないし、音楽もそこそこ優れてはいるが特筆するほどではないし、ストーリーにいたっては評価いぜんにそもそも存在すらしない。
 だいたいの作品は山場、見せ場、メリハリなどが求められるが、そういった筋らしいものはない。特に何もせず、だらだらとすごしているキャラクターがたまにシュールなギャグをくりだす……、それだけだ。いったいこれは何なのだろう……と頭を悩ませているうちに終わってしまう。
 本作を見ない理由はいくらでも語ることができる。これ以外にいくつも挙げることはできるだろう。
 しかしそうはいっても、見るに値する理由も一つくらいは言える。

 “キャラクターたちが最高に可愛い”のだ。
 
 そう、この作品はもっとも洗練された萌えアニメの一つだ。これに異を唱える人がいるとすれば理由はただ一つ、『苺ましまろ』をまだ見たことがないのだ。

 最近はヌルヌル作画だの怒涛の神プロットだの社会性だの批評性だの税金の値上げだの脂肪分ゼロパーセントだの移民受け入れだのなんだのといろいろな注文があるが、この作品にいたってはそんなものはおかまいなしだ。
『苺ましまろ』とは、そういったわずらわしさに、満面の笑みで「さよなら」を言うアニメなのだ。
 頭を使って見れば「で、けっきょく何が言いたいんだ?」と疑問が残ったままエンドロールを迎えることになる。しかし、少し発想を変えて、ぼーっと空気感のようなものを楽しめばいい。
 佐藤卓哉監督も「展開も構図とも、なるべくオーバーな表現を避けて、原作のミニマルな感触を大事にしたかった」と語っている。
これといった物語がないまま、可愛らしいキャラクターたちが日常をおくる、それこそが本作の唯一かつ最大の魅力なのだ。
 あなたが可愛いキャラクターに癒されたいと思っているのなら、この作品は天にも昇るような至福の時間を与えてくれるだろう。
 なぜこんなにもキャラクターたちが魅力的なのか。さまざまな分析を試みてもそれは難しいことだったが、ディスクの盤面にクラックコカインが仕込まれているのはまず間違いないだろうと思われた。


 キャラクターの話をしよう。アナ・コッポラはたいへん魅力的で気に入っている。いかにも幼いころから味噌汁をすすり、畳の上をはいずりまわって育ったにちがいない自称イギリス人という設定が私の心をとらえて離さない。
 しかしそれ以上に、松岡美羽はパーフェクトだ。彼女は、子供がもつ自由奔放な無邪気さと、作劇構成上必要なトラブルメーカー的性質とを、絶妙なバランスで併せ持っている。これは驚嘆に値する。何よりも“うざ可愛い”という表現がこれほどまでに似合うキャラクターを私は知らない。声優の折笠富美子さんの演技にも賞賛を贈りたい。

 特筆すべきは各キャラクターの衣装の多さだ。どのキャラクターも、たった1クール(12話)のなかで16~20パターンもの服装をお披露目している(伸恵お姉ちゃんは少なめで13パターンくらい)。各キャラクターの服装に注目してみるのも楽しいだろう。意外にも、一番子供っぽい性格の美羽が一番オシャレだったりする。かといって嫌悪感のないオシャレさなのも好印象だ。
 私は小学生くらいの女の子が、ヘタクソで見るに耐えない分厚い化粧と、イオンで買ったような安っぽい派手なアクセサリーを身にまとい、必死に背伸びしている姿をみるとゾッとしてしまうが、彼女らにそういった変な気取りはみえない。
 変な気取りがみえないのは服装だけでなく、おそらくキャラクターデザインの段階で工夫がみられるからだろう。キャラクターデザイン&総作画監督の坂井久太氏は「線を少なく、かつ、アニメ体型にしないよう、ずん胴に」描くよう心がけたという。ここにも注目してみると楽しめるかもしれない。


 さて、本編意外の話もしよう。本作はいくつかのファンブックが発売されているが、そのどれもが満足できるクオリティではないので、ひとつたりとも買うことのないよう忠告しておこう。そもそもあんなものを買う人の気がしれない。どこがいいのか。これを読んでいるあなたには、純粋に作品だけを楽しむアニメファンでいてほしいと切に願う。余計な付属商品を買うなど言語道断だ。まったく嘆かわしい……。
 ……白状するが、私は『苺ましまろ完全ビジュアルブック』を買ってしまった。今でも書庫にあって、たまに楽しんでいる。


【総評】
 この苺ましまろという作品はきわめて紳士的な作品だ。まったく下品なところはなく、安心してゆったり、のんびりと視聴できる。少なくとも私に、ぎこちないながらもこんなに気取った文章を書かせるくらいには紳士的な作品だ。本当に気に入っている。愛らしいキャラクターに出会いたかったら、これほど適したアニメはないだろう。


 最後に、君にとっておきの魔法の言葉を教えてあげよう。きっと気に入ってくれるはずだ。舌が奏でる甘美な響きに酔いしれてくれたまえ。

『舌のさきが口蓋を三歩進んで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ・リー・タ。』(ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』冒頭より)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

かわいい幼女に会いたいなら、見てましまろ~♪

キャッチコピーは『かわいいは、正義!』

1話完結型の日常アニメです。

小学生の女の子たちの日常をほのぼのと見守る感じですね。

面白いとは言えませんが、
つまらなくもありませんでした。

キャラをどう受け入れるかで、
好みが大きく変わると思います。

全12話。


● ストーリー
短大生の伸恵(のぶえ)とその妹・千佳(ちか)、
そこに千佳の友達3人が加わって描かれる日常ストーリー。

千佳の部屋に集合して、今日は何をして遊ぼうかな?


メインキャラクターは、
◆千佳(ちか) :小6… しっかり者のツッコミ担当。
◆美羽(みう) :小6… 奇行が目立つムード-メーカ。ボケ担当。
◆茉莉(まつり):小5… いつもおどおどしている。心はとっても純真。
◆アナ    :小5… 日本の文化に詳しいイギリス人。
           英語を話せないのが悩み。
◆伸恵(のぶえ):短大生…保護者のように4人を見守る。中身はオヤジ。


みんな小5や小6には見えないです(笑)
幼女のような、ぷにぷに感のあるキャラデザはかわいいです。

伸恵お姉ちゃんは原作では高校生なのだとか。
でも飲酒も喫煙もするから、アニメでは短大生として登場しています。

そりゃ高校生がしれっと飲酒・喫煙してたら問題になるわな…w


いつも一緒の4人の仲の良さには百合要素が感じられますが、
小学生のいちゃこらなので、百合っぽく感じませんでした。

あくまで仲良しの「キャッキャッ♪」という印象。

『苺ましまろ』は女の子がメインだけど、
同様の雰囲気の男の子ver.があったら非常に私好みな気がする。笑

男の子のいちゃこらは微笑ましくてかわいいもんね。
そんなアニメ、あったら教えてください(笑)


● キャラクター
メインキャラは5人ですが、
キーパーソンとなるのは、みっちゃん(美羽)です。

お騒がせでやりたい放題、我が道を突き進む女の子。
彼女のわがままから物語が展開することがほとんどでした。

どんどんひどくなる暴走具合には楽しませてもらったけれど、
ファミレス回のような、人に迷惑をかけるような笑いは好きじゃなくて。

観ていてあまり気分の良くない笑いも多かったのが残念でした。
(先生と笹塚君とのやりとりなど。)

真顔でボケた発言をするところや、
それに対して何か言いたげな他の4人の“間”は好きだったんだけどね。


みっちゃんのことをどう受け入れるかで、
この作品を楽しめるかどうかが変わってくると思います。

私の場合、みっちゃんのことがそこまで好きになれなかったのが、
この作品を「面白かった!」と言えない一番の理由だと思っています。


● 音楽
【 OP「いちごコンプリート」/ 千佳(千葉紗子)・美羽(折笠富美子)
               茉莉(川澄綾子)・アナ(能登麻美子) 】

かわいらくて元気のいい曲♪

『“かわいい”なんてそんなこと 言っちゃダメです♪』

のフレーズが頭に残ります♪


【 ED「クラス・メイト」/ 折笠富美子 】

OPとは逆にしっとりとした曲。

EDは折笠さんが歌っていますが、みっちゃん感は全くありません。
なんだこのイメージと真逆な曲はwwwとびっくりしました。笑


OPもEDも曲としては普通かな。
嫌いではないけれど、好きというわけでもないです^^;


● まとめ
日常アニメですので、ほのぼのとした日常を、ほのぼのと見守る感じです。

このほのぼの感は嫌いではありませんでした。
ゆるーいテンポは、妙にクセになりますし。笑

12話観終えるとキャラに愛着もわきます。

なので、なんだかんだ続編のOVAも気になっています。

……あれ?
自分が思っている以上に楽しめていたのかもしれないww

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

60.8 3 ロリで姉妹なアニメランキング3位
祝福のカンパネラ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (301)
2109人が棚に入れました
舞台は海に囲まれた都市国家。
世界中から商人と冒険者が集う国。"世界の宝物庫"と呼ばれ、無限の可能性を秘めたこの町で多くの人々が夢を抱き、今日も生きている。
これは、ある冒険者と愉快な仲間たちによって繰りひろげられる、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
岡本信彦、門脇舞以、こやまきみこ、今井麻美、水橋かおり、結下みちる、柚原有里、後藤麻衣、藤原啓治、杉山紀彰、後藤邑子、壱智村小真、安元洋貴、高野直子、石丸博也、こおろぎさとみ、平田宏美、長谷川明子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

双子漫才♪

原作はアダルトゲームの全年齢向けのアニメ化作品。

ナレーション聴くとロリ依存っぽい。
背景とか衣装とか冒険ファンタジー系RPG風の世界観。
何となく描写も音楽も緩めの和み系コメディ路線。

MOBは普通・メインの女性キャラは美少女(母も含む)
美少女系登場人物は全員イチャラブ系ハーレム要員。

流星群見学中にレスタの娘が降ってくる・・ロリだ・・
何処かで見たこと有る様なヒロイン系キャラを集めた
にやにやくすくすというシーンは多いかな?そういう
アニメなので、割りきってみると良いのかも?

モンスターとのバトル?と思ったら晶石モンスター?
常にズッコケバトルな感じでショートコント仕立て。
美少女が動けば萌える人向けで、そういう意味では
視たいと思う人向けに考えて作られているかな。
4話以降は梃入れでサービスカットも増えていく感じ。

隙あらば徹底的に小ネタを入れるというお笑い志向?
原作はこんな雰囲気ですよ。又はゲームキャラの魅力
補強的な要素を強く打ち出した感じ。一応物語も有る。
視ても不快指数は上がらない程度の総合バランスかな。

レスター 岡本信彦
冒険者クラン「Oasis」に所属するアイテム技師。

ミネット 門脇舞以
伝説の人形師アルトワーズの作ったオートマタ。

カリーナ こやまきみこ
エルタリアの公女で魔法少女。クラン「Oasis」のマスター。

チェルシー 今井麻美
神都"ラングバース"の神殿騎士。酷い方向音痴。

アニエス 水橋かおり
自称「世界一の人形師」。相棒は猫のオートマタのタンゴ。

ニナ     結本ミチル
「Oasis」の管理人。元々はカリーナ専属のメイド。

ニック     藤原啓治
「Oasis」所属の斧使い。いかつい風貌のみんなの兄貴分。

サルサ     柚原有里
「トルティアC」の副社長。双子の姉。某国出身王女。

リトス     後藤麻衣
「トルティアC」の社長。双子の妹。某国出身王女

アバディーン  杉山紀彰  アニエスの兄弟子。
アヴリル 後藤邑子  アバの傍にいる少女。
ミリアム 壱智村小真 アバディーンの妹。
ナーガン 安元洋貴  レスターの父。
シェリー 高野直子  レスターの母親。
ファビウス 石丸博也  カリーナの父。
ガーネット   長谷川明  子自称竜王の化身。
ゴーレム    安元洋貴  ゴーレム

フィオーレ   こおろぎさとみ
タンゴ     こおろぎさとみ
アルトワーズ  平田宏美
モンテッキア  平田宏美

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

微妙すぎて何てコメントすれば良いか困る… (^_^;A

まぁつまらなくは なかった。
…の一言で済ませてしまうのはあんまりなので一応書きます^^;

原作は「ういんどみる」の恋愛アドベンチャーゲーム。

ジャンルは…いろいろ混ざっています。
ヒロイン、コメディ、冒険、バトル、ファンタジー、魔法、(ほぼ)ハーレム、等々。

しかし、どの項目を取っても もう一つ足りない印象です。
どれかの項目が飛びぬけて良ければいいのだけれど、
本当に「どっちつかず」。

いや、魔法は都合の良いようにぶん回していたか?w


登場人物が多く、みんなカタカナ名でややこしかったです。
レスター、ミネット、カリーナ、チェルシー、アニエル、
ニナ、サルサ、リトス、シェリー、タンゴ…etc
と、1話からこんな感じで、その後もキャラが追加されます。

でもまぁ、キャラは個性的なのでキャラ同士のやり取りを
見ていて退屈はしなかったです。
サブキャラが多い中で、メイン級女性キャラたちには
きちんと出番が与えられています。


バトルはいつも非常にあっけなく終わります。
11話で少しだけ見応えのあるバトルシーンはありましたが、
和解し、連携してお互いにとってプラスとなる方法を探すことに。
逆に言えば「登場人物が絶対に死なない」と安心して観ていられました。


DVD版で聴いたスタッフコメントにて
『前半はほのぼの日常、後半はシリアス展開にしました』
的な事を言っていました。
私にとって、これこそが失敗だったと思います。
物語の結末は{netabare}「めでたしめでたし」{/netabare}ですが、
最後の3話になって、それまでほとんど進めていなかった物語を一気に展開させ、
短い(足りない)尺で強引にまとめてしまった印象です。


あとコメントするべき点は、肌色のシーンが多く、
おっ○い が{netabare}乳○び{/netabare}まで含めてモロに見えますw
何回もあるので、こういうのを楽しみたい方にはお勧めできるかも。
その割には、それほどのいやらしさは感じなかったので不思議なものです。
それでも よく放送倫理審査通ったなぁ( ̄□ ̄;)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トルティア姉妹のみが見所<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴、そしてさらに追記>

内容がほとんどないゆるい作品。
退屈なので、うっかり何回か寝てしまいました。

トルティア姉妹の漫才だけが楽しみでした。
とくにリトスの意地悪で冷静なボケが好きです。
8話のトルティア回だけは満点です。
8話のOP曲も良いですよ。

<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴>
サブタイトルがかの有名な国民的バラエティー番組のパロディーってわかるかな。
まあそれはともかく、8話はトルティア姉妹回です。

オープニングからして、やる気満々。
かわいい曲調の萌えソング、時々ゴーレム。
トルティア姉妹のセクシーポーズとかあって、サービス全開です。

リトスがひたすらサルサをからかいまくる。
ゴーレムが天然にひっそりボケる。
それを凄い勢いでツッこみまくるサルサ。
サルサの頭の血管が何本か切れているのは確実です。

ラストも、リトスの確信犯的暴走。
サルサが不憫でなりません。
トルティア姉妹漫才ここに極まれりです。

あと、「恐怖のズンドコ」に笑いました。
これもパロディーってわかるかな。

<追記;再視聴、それもリトス登場シーンだけ>
我が愛するリトスだけを再視聴。
究極マニアックですねえ。

こいつ、取り乱すことが全くない。
取り乱すように見えるところはすべて演技です。

それにしてもサルサ、いじられ過ぎ。
サルサのキレキレツッコミ、楽し過ぎ。
声を出して笑ってたら、隣の部屋から嫁さんが、
「何笑ってるのよ」だって、危ない危ない。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

70.7 4 ロリで姉妹なアニメランキング4位
天使の3P!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (422)
1763人が棚に入れました
過去のトラウマから不登校気味の高校生・貫井響(ぬくい きょう)は、密かに歌唱ソフトで曲を制作するのが趣味だった。そんな彼にメールしてきたのは、小学5年生になったばかりの少女たち――泣き虫っ子な五島潤(通称:潤たん)、強気そうな紅葉谷希美(通称:ぞみ)、少し眠そうで常にマイペースな金城そら(通称:くー)の3人だった。

 子どものころから姉妹のように一緒に育ったという3人には、響と共通する悩みがあるようで……。

声優・キャラクター
大野柚布子、遠藤ゆりか、古賀葵、井上雄貴、日高里菜、伊藤かな恵、大川透、花澤香菜、井口裕香
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ヴィンテージ機材と小学生3ピースバンドの組み合わせがとってもシュール

ガールズバンドものアニメと言えば、大御所「けいおん」以外では
最近では、「BanG Dream!」が思い浮かぶ。
「BanG Dream!」は一応観たが、
商売臭さとあざとさが先に立ち苦手でレビューも書いてない。

本作は、原作未読。
ガールズバンドものだという事前情報のみで試しに視聴した。
話そのものより設定のシュールさに初回ですっかり心奪われて
レビュー書きたくなってしまった。

クラシックのヴィオリンやギターなどの世界なら年齢差100歳以上というのは
ざらかもしれないが、ポップスやロックの世界で
プレーヤーとその楽器と機材の最長年齢差50歳推定というのが意外と新鮮。

物語やキャラに惹かれるというより、機材に惹かれて視聴継続という
なんともイレギュラーで不純?な動機になってしまった。

<本作の3Pバンド、リヤン・ド・ファミユの機材ついて>
{netabare}
ギターは、1956-1964年に製造されたフェンダーUSA デュオソニック。
中でも、指板の材質、ボディ色などから60年代前半製と思われる。
日本のベテランロックギタリスト、チャーの使用や「けいおん」で
かなり有名になったムスタングと同系統の学生向き廉価モデル。

本作のモデルと色合いも含め同等の63年製の
海外の3分ほどのデモ動画をYouTubeで見つけた。
男の生足が目障りだが興味のある方はどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=JB9wgzQggj0

ベースはドイツの楽器メーカー、ヘフナー500-1。
通称ヴァイオリンベースやビートルズベースと呼ばれる。
見た目から判断すると、
ポール・マッカートニーが今でも愛用する1963年製。
これを新品で買った元ビートルズのポールは2017年の今、75歳。
このモデルを54年も大事に使い続けていて、彼のトレードマーク。
ビートルズへのリスペクトのあるバンド以外の
有名アーティストのメインでの愛用実例はほとんど聞いたことがない。
彼の使用なくば忘れ去られていたかもしれない楽器といえよう。

因みに、これのインドネシア製の近年の廉価版持ってる。
中古で3万円ほどで買えた。
最高に軽い楽器で弾きやすいが、中が空洞の箱ものなので
音像がもわっとしがちでピック使わないと音のしまりに欠けるのが弱点。

ドラムセットは、まさかのアメリカのメーカー、グレッチで
これが実に渋くてマニア心を刺激する。
日本では、パール、ヤマハ、タマといった世界に通用する
日本のブランドが多数あるためか、
こういった海外ブランドをあえて選択するドラマーは少ないと思われる。
中でもグレッチは、ギターは人気あるもののドラムの方は
日本ではかなりマイナーな印象がある。

アンプ類もフェンダーのツインリバーブやベースマン、マーシャル1959。
近年の復刻ものではなく、60年代後半から70年代の
オリジナルのヴィンテージ機材のようだ。
{/netabare}

本作の原作者の蒼山サグ氏は『ロウきゅーぶ!』がデビュー作。
ロウきゅーぶ!のアニメは1話しか観てないのでコメントは控える。

蒼山氏はギター好きらしいが、小学生の小さな手でも弾ける
ショートスケールのギター&ベースを使用楽器に設定するなど
よく配慮してる、しかも通しか知らないそれら...機材マニアなのだろうか。

☆ #01「小学生にドッキリ!」
{netabare}
当方「機材にドッキリ!」だった。

EDにもそれらの楽器推し。
ヒロイン3名と共に登場。
楽曲もロックで気に入った。
ED画の中に、ベースの指板は22フレットあるはずが
18フレット分しか描かれず、4フレット分フレットレスで
ピックアップの位置が間延びして見えるという
おかしな画を一枚見つけたが、まあご愛敬。

冒頭からのロックスピリット漲るギターリフが渋くて
なかなかカッコよいではないか。
しかも愛用楽器がフェンダー ジャズマスターとはこれまた渋い。

ガールズバンドものと思って観始めたはずなのに
弾いていたのは高1の引き籠り男子で肩透かし。

声優は、前クールで「アトム ザ・ビギニング」のA106を演じた
若手の井上雄貴氏。

今どき単なる引き籠り主人公など、ありきたり過ぎて飽き飽きだが
どうやらネットに自作曲をアップしてるようだし、
ゲーム三昧とかより創作に打ち込むなんてなかなか好印象。

また完全引きこもりというわけではなく、登校拒否はしても
コンビニへの買い物など外出は最低限はする模様。

彼の通うべき高校には、彼の味方の同級生女子もいるようだし
ネット上には彼の曲のファンもいるようで実にうらやましい。
しかも可愛い妹もいる。

そんな彼の曲のファンの一人がメールで彼に接触してきた。
思い切って会ってみたら、自分たちのバンドのライブを
成功させるため協力してほしいという。
そのバンドが、10歳の女の子たち3人だったというのが
今回の大まかな展開。

彼女たちの演奏シーンもちゃんとあった。
楽曲は、グルーブ感は悪くないがメロディが微妙。
それほどピンと来なかった。
しかし、小学生離れのポテンシャルの高さは上手く表現出来てた。

しっかり者、小心者、お眠むの淡泊者という
ひとつのテンプレキャラ構成のバンド3名。

これからの活躍をちょっと期待したくなった。

今回登場のキャラは、伊藤かな恵氏、井口裕香氏以外は、
20代前半の若手声優ばかりが担当。
これからは 花澤香菜氏も担当するキャラも登場すると思われる。

一体どんな話になるのだろうか。
{/netabare}
☆ #02「いっしょにやりたい気持ち」
{netabare}
OP初お目見え...なかなかいい曲だ。

前回、高価な機材を小学校5年生の女の子のバンドに
惜しげもなく提供しているオーナーに興味がわいたが今回早速登場。
ロック好きで包容力を感じられて好印象。
なかなかの御仁で安心した。

ロリコン趣味のネタが多すぎるのが、正直観るのが辛い点。

この作風は作者の個性として外せないのかもしれないが、
できれば妹との入浴シーンなどはカットして最小限にして欲しかった。

ヒロインたちの可愛さ演出のための、
そらの「はむっ」とか、潤の「うにゅっ」とか
口癖があざといのが不自然で少し気になるが、
キャラとしてはそらが一番面白いかな。
ドラマーとしての技量も素晴らしいし。

結局、今回一番興味を引かれたキャラは
響の高校のクラスメイトの
伊藤かな恵氏演じる鳥海桜花(とりうみさくら)。
初回から響になんらかの想いがありそうだった。
今後の展開が気になる。

また、ライブイベントをどう描くかも気になる。

2話の時点では、まだ面白いとは言えないが、
響がヒロインたちと関わりあうことで
成長する話なら最後まで観たい。

今後に期待!
{/netabare}
☆ #03「停滞する少年の下降と逃走、そして教会から来た少女達」
{netabare}
アバンからいきなりの、
ラッキースケベといかがわしいスキンシップ。
その後の妹様へのマッサージと
相変わらずファンサービスに余念がないのは
別にいいのだが、如何せんくどい。

マスターの現在の生業がバイトで
エクソシストとは、これまたいかがわしい。

小学生を可愛いとは思えてもエロは感じない我が身。
主人公の饗は、根がやさしい紳士だから視聴継続できてるようなもの。

<この偶然は、神さまのいたずらか?>

饗、潤、希美、そらは、街頭でライブのチラシ配布に
勤しむものの成果ほとんどなし。
対人関係に難ありの面々、観てて痛々しいが
始めの一歩としてよく頑張った。

今回、バンドの3人は
饗の妹のくるみと同級生、桜花とは同居人と判明。

この6人+マスターがこれから協力して
ライブを成功させる流れになるんだろうか。

ただ今回はっきり言えるのは、
これだけいい縁に恵まれた饗は
確実に引きこもりから卒業できそう。
{/netabare}
☆ #04「この世はすべてロックンロール」
{netabare}
音楽が、そして人との交流が人を豊かにしていくといった描写。
この作品には始めからそういったものを期待していたので
今回はなかなか良かった。

今回、饗の脱皮とバンドの初ライブといった大きなテーマがあったためか、
ロリネタは最小限だったことも好かった。

妹の風呂場侵入シーンが今回の唯一のロリ愛好家へのサービス。
あれくらいなら可愛げがあってむしろ微笑ましい。

<饗、引きこもり卒業おめでとう>

饗の初登校のエピソードは確かにロック。
彼の勇気に脱帽。
まさかの挨拶代わりの弾き語り。
歌に徐々に魂がこもっていく様が観てて清々しい。
歌詞にも彼の魂の叫びを感じられた。

学校で軽音楽部にでも入って活動したら
普通に周りから愛されリア充になれそう。

<初ライブ、盛会おめでとう>

初ライブは、本作の物語の目的ではなくきっかけに過ぎないのだろう。
全12話予定で全体の1/3の時点であっけなく終了。

潤、希美、そらの3人のライブは教会で実施。
大盛況になった。
観客はクラスメイト達。
饗は、照明操作他、裏方でアシスト。
桜花は、今回もサポート上手で安定した魅力があった。

セットリストは10曲ほどあったようだが、
特殊エンディングの中で一曲目だけ視聴者にも披露された。

開演前のプラグイン。
リアルに描かれたギターアンプのフロントパネルが
アップされた時、とってもわくわくした。
やはり機材の作画の拘りは素晴らしい。

また、3人の滴る汗のおかげで
初ライブの緊張感が上手く演出されていた。
照明のあたる舞台は暑いし、
初めての公衆の面前での演奏では
1曲目からあれくらいの汗掻くのはリアルだ。

せっかくなので尺をたっぷりと、もう一曲くらい聴きたかったけど、
演奏シーンの動画は大変だろうからあれくらいでもしょうがないか。

今回で主要キャラの信頼と友愛の絆は深まった感。
次回からどう話が進むか、非常に楽しみになった。

出来れば、ロリサービスは今回程度に抑えて欲しいが、
次回のサブタイトルからは嫌な予感がする...
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

一生懸命奏でますっ♪ ロリ&ポップなシンフォニー、開演!!

この作品の原作は未読ですが、放送が決定した時から視聴を楽しみにしていた作品です。
なぜならこの作品のイラスト担当は「まったく、小学生は最高だぜ!!」という名台詞(?)を生み出した「ロウきゅーぶ」を手掛けられたてぃんくるさんだから…

てぃんくるさんは繊細で可憐さと儚げさを併せ持った女の子を描かせたら最強の部類に入る絵師だと思っています。
てぃんくるさんの創り出す幻想世界…どっぷり浸かっていたいと心から思います。
そんなてぃんくるさんの作画を引っさげた作品…気にならない筈がありません。

ロウきゅーぶ!はバスケットボールに情熱を注ぐ物語でしたが、今度のお題はバンド活動です。
お題は違いますが、登場人物の構成はほぼ一緒…

ロウきゅーぶ!で智花たち女子バスケットボール部のコーチを務めた長谷川昴と同位置にいるのは、小学生3人組バンド「リヤン・ド・ファミユ」の協力者である貫井 響…

慧心学園女子バスケットボール部の5人と相対するのは、リヤン・ド・ファミユの五島 潤、紅葉谷 希美と金城 そらの3人組です。
メインボーカル&ギターを担当する五島 潤はロウきゅーぶ!における湊 智花的な存在…
ベース担当の紅葉谷 希美は三沢 真帆と永塚 紗季を足して2で割った印象…
ドラム担当の金城 そらの立ち位置は、袴田 ひなたで決まりでしょう…
こう考えると、キャラのイメージが分かる人には分かりやすいかと…

これだけじゃありませんよ…
ロウきゅーぶ!で昴の幼馴染で何かと昴を気にかけていた荻山 葵…
幼馴染ではありませんが本作では鳥海 桜花という響のクラスメイトが葵と同じ立場で小学生のみんなを見守っています。
しかも、どちらの声優さんも伊藤かな恵さんというオマケ付き…

こんな感じでロウきゅーぶ!の事を思い返していたら思い出したことが一つ…
そう、主人公の長谷川昴は羨ましいを通り越して憎いくらい女の子たちにモテモテだったんですよね…
そしてその設定は脈々と受け継がれています。従って、今度の貫井 響のモテッぷりも相当なモノだと思います。
まったく優しいんだか優柔不断なんだか分からない感じ…なんですけど何故かモテるんですよね。

ロウきゅーぶ!の1期が放送されてから約6年もの月日が経っているというのに…
こんなにも世の中のニーズが変わっていないなんて…
「少女はスポコン! コーチはロリコン!?」
そういえば以前こんなキャッチフレーズが流行ったのを思い出しました。
いやいや、ロリコンは行き過ぎたら犯罪ですから…

今回登場する小学生は確かに可愛いと思います。
自分たちで目標を決めてそこに向かって走っていく…
たくさんの障害にぶつかりました、3人で何とか乗り切ってきました。
その思いも言動も彼女たちの純粋な優しさそのもの…
だから見ていて応援したくもなります…

でも今回個人的にイチ推しだったのは鳥海 桜花だったと思います。
思い返してみると、ロウきゅーぶ!でも葵の存在は気になっていましたから…
彼女たちは決して主役じゃないので、きっと彼女たちが本来持つ魅力の半分も描かれていない様に思います。
だって、メインをより引き立てる上での障害にしかならないから…

でも彼女たちは時に自分の気持ちを押し殺しながらそれでも傍で見守ることを選択するんです。
決して良い気持ちばかりじゃなかったと思います。
時には目の前の光景を見るのが辛くなったり、自分の汚い気持ちを罵った事も一度や二度じゃなかったかもしれません。
それでも彼女たちは明るく気丈に振る舞うんですよね…
その目は自分に向いていない事を知っていたとしても…

相手は小学生ですからムキになれる筈もないんですけどね…
でもそんな彼女たちの思いも姿も十分魅力的だったと思います。
どちらもCVが伊藤かな恵さんだったから…からそう感じたのかもしれませんけれど…

綺麗な作画と頑張っている女の子の雄姿が溢れんばかりのこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「羽ばたきのバースデイ」
エンディングテーマは「楔」
どちらも3人で結成したバンドBaby's breathで歌っています。
どちらかというと全体的に重みのある曲調のエンディングが好みだったように思います。

1クール全12話の物語でした。
物語の内容的にも1クールで綺麗な纏まっていたと思います。
今後の彼女たちの活躍と成長が楽しみです。
この作品も…続きが制作されるなら絶対視聴する作品なんだろうな…と思っています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ロリコン向けキメェ、というのは重々承知の上で

5話までの感想
{netabare}ロリコン向け作品で、そういうのが苦手な人にはダメ、ってのは理解した上で観よう。
まぁそうはいっても、孤児院の規模縮小(予定)の理由が経営難ではなく、そういうのが必要な子が少なくなったため。
で、立ち退く前に今までお世話になった教会でライヴをしたい…ってのはなかなか上手い設定だと思う。
これが経営難だとしたら「じゃあまずは楽器売れよ」となってしまうし、なにより孤児院を必要とする子が減ってるというのは喜ばしいこと。
ロリコン向けをどうにか正当化するための工夫…と言うと言い過ぎか、けどどうにか「ただそれだけじゃない」というのを頑張ろうとしてる雰囲気は感じる。
あ、それと幼女3人の歌唱・演奏力は既にそれなりの腕前を持ってる、ってのも上手いと思った。
これなら最初からCD収録バージョン使えるじゃーん?メタだけど。
上達する前の下手なバージョンとの使い分け・上達してく過程が必要な内容だと…今のアニメ業界事情だとかなり困難かと。
というか思い切りコケた作品最近ありましたので…バンなんとか。

と、それとは別に園芸ヲタ的に気になる点。
OPの後半、ステージとなってるお花畑だけど、咲いてる花はヒナゲシ、春の花。
物語の1話が春からのスタート。
ん?OPが本編とリンクしてるのなら丸々1年後までを描くことになるのかな?(あくまでリンクしてるのなら)
んん~?ロリコン的には小6になっちゃうのは良いのか?
それと5話のキャンプ地ではアジサイ咲いてるし香りを嗅いでたのは恐らくローズゼラニウム、つまり季節は5・6月頃だろうか。
この時点でヒナゲシの季節は終わってるので…やっぱり一年間の出来事を追うストーリーなんじゃないか?と予想。
果たして当たるかのう?
というかね、ワザとなのかたまたまなのか、日付けの描写が見当たらないような?
キャンプ行く日をカレンダーで見せたり動画投稿日とかあればいいのに、それが見当たらないような…見落としてる?

それはそうと滝は笑った。
後半霊剣山の水車小屋が来るんじゃないかとヒヤヒヤしたぞ。{/netabare}

10話までの感想
{netabare}まず6話から。
孤児院設定である以上こういうネタがあるのはお約束、もはや様式美。
ではあるけど、まさかよりにもよって3人の中で黒髪キャラがハーフだったとは予想外。
作劇上ではどのキャラでも良かったハズだが…敢えて希美にしたのかな、様式美の中で妙なトコに意外性を放り込んでくれました(誉めてる)。
しっかしこれ真面目に考えるとどうなんだろうね。
孤児院は別に経営難ではない、親族に援助して貰えてハッピーというオチではない。
本人の意思を尊重いうても子供の発言権ってどこまで斟酌されるのか自分はワカラン…離婚して親権争いとかした人なら詳しいのかな?
しかも相手は言葉や法律の違う海外、どどどどうなんだろう。
現状保留で中学になったら・高校になったら改めて確認とかそんな感じだろうか。

7~9話は島編。
いきなり季節が夏になったのう、妹置き去りか。
ロリコンの疑いのある男を色仕掛けで落とすのはアッガイさんには荷が重かろうて。
ってことなのか、すぐに直接的な嫌がらせにシフトしたけど…。
ひいいい、この島怖い。
今までリアル路線だったのに、ここに来ておとぎ話路線になったような?
あ、けど同じ引きこもり仲間として通じるものがあったってことなのかな?と思ったり。
いくらなんでもパっと出のバンドを島に招待って無理がありすぎじゃね?と思ったら元巫女の計略だったという強引な擦り合わせ。
無理があるかどうかギリギリなラインだけど自分は納得。

10話。
島ではあーでもないこーでもないでドロドロの状態が続いてると思ったらスッキリ解決されてて笑った。
そこメインにする作品じゃないし後腐れなくていいんじゃないかな。
というかおとぎ話路線がイマイチだったので、バッサリ切り捨ててくれて助かる。
と思ったらまさかのアッガイさんも小学生。
まーじーでーかー。
作者容赦ないな(褒めてる)。
それにしても何話もの間蚊帳の外で、一応嫉妬パートあったもののデート候補にも挙がらず、妹がな~んか不憫。
ピアノ習ってるし妹もそのうちバンド参加…ってすると3Pではなくなるので、別メンバーで3人ユニット組むのかな?と思ってるのだがどうだろう?(原作未読)

それはそうと、序盤てっきり引き篭りの主人公の社会復帰物語だと思ったのだが、あんまり学校の描写が無いような?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
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