下ネタでファンタジーなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの下ネタでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月28日の時点で一番の下ネタでファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.5 1 下ネタでファンタジーなアニメランキング1位
モンスター娘のいる日常(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (727)
4346人が棚に入れました
人間以外の種族との交流が認められた日本が舞台となる。

主人公・来留主公人(くるす・きみひと)の家に、下半身が蛇のラミア族のミーア、鳥の翼と脚をもつハーピー族のパピ、下半身が馬のケンタウロス族のセントレアをはじめ、個性豊かなモンスター娘たちが続々と転がりこんで共同生活を送るストーリーとなっている。

声優・キャラクター
間島淳司、雨宮天、小澤亜李、相川奈都姫、野村真悠華、山崎はるか、中村桜、小林ゆう、麻倉もも、久保ユリカ、持月玲依、大西沙織、加隈亜衣、大津愛理、瀬戸麻沙美、種﨑敦美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どの娘を推して見るか・・・真面目に考えたら結構悩んでしまいました^^;

この作品の原作は未読で内容も全く分からないまま視聴を始めてしまいました。
視聴の決め手は雨宮さん、小澤さんが出演されるということ、のみでした(//∇//)
やっぱり好きな声優さんが出演される作品は見ておきたい、と思いますよね^^;
こうして当期内で視聴する作品が膨れ上がっていくのは認識していますが、こればっかりはどうしようもありません^^;
結果的に殆どの作品で楽しめているので問題無いんですけれどね^^;

物語は、人以外の種族との交流に関する法律「他種族間交流法」に基づき、人以外の人種が地球で暮らせるようになった世界が舞台になっています。
そしてこの物語の主人公は、他種族間交流のホストファミリーとして任命された来留主 公人(くるす きみひと)。
他種族は地球上ではこのホストファミリーの家で生活する事になっています。

こうして1話目からモン娘とご対面するわけですが・・・最初は大きさにビックリしましたが、それはすぐに慣れて・・・慣れるとモン娘が可愛く見えてきました^^
人間とは異なる体型をしていますが、喜怒哀楽を全身で表現するのは、人間も他種族も一緒です。
それにそれぞれの特徴を良く捉えているので、生傷の絶えない主人公には申し訳無いと思いますがしっかり堪能させて貰いました^^

この作品では、以下のモン娘が主人公の家で同居する事になります(wikiより)。
・ミーア(CV:雨宮天さん):ラミアの少女。
・パピ(CV:小澤亜李さん):ハーピーの少女。
・セントレア(CV:相川奈都姫さん):ケンタウロスの少女。
・スー(CV:野村真悠華さん):少女の形をしたスライム。
・メロウヌ(CV:山崎はるかさん):人魚の少女。
・ラクネラ(CV:中村桜さん):アラクネの女性。
・ララ(CV:加隈亜衣さん):デュラハンの少女。

また、主人公の家にモン娘を送り込んでいるコーディネーターの墨須さんの部下にもモン娘が存在します。
・マナコ(CV:麻倉ももさん):単眼種(モノアイ)の少女。
・ティオニシア(CV:久保ユリカさん):鬼人(オーガ)の少女。
・ゾンビーナ(CV:持月玲依さん):リビングデッドの少女。
・ドッペル(CV:大西沙織さん):影人(ドッペルゲンガー)の少女。

沢山のキャラが登場するため、一人一人のモン娘に当たるスポットライトは序盤から登場しているミーア、スー、セントレアなどと他のキャラを比べると差が生じてしまうのは仕方の無いことだと思います。
それでもキャラ単独で登場するシーンが多くないので、沢山のキャラが登場する作品にありがちな「最初に登場したキャラはどこへ行ったのやら・・・」という事を感じる事が少なかったと思います。
その分制作サイドは大変だったと思いますが・・・^^;

私は普段作品を視聴する際、推しキャラを決めてそのキャラ中心に見る事が多いので、今回も推しキャラを決めようと思いましたが、誰を推すか今回は結構悩んでしまいました^^;
爬虫類、鳥類、哺乳類、魚類などとありとあらゆる種族が入り乱れている中で誰を推すか・・・
皆んなちょっとずれているところもありますが、役に立ちたいとか、格好良いところを見て欲しいとか、根が素直で一生懸命なので見ていて微笑ましいんですよね^^

結局雨宮さん演じるミーアを一推し、小澤さん演じるパピを二推しで視聴していました(//∇//)
その他のキャラが嫌いなわけではありません。
ケンタウロス族の誇りを必死に守ろうとするセントレア、何気に皆んなのピンチを救っているスー、殺伐とした雰囲気の多い中、おっとりとした感じのメロウヌ、お姉さん的立ち回りで推しの候補に入れようか最後まで迷ったラクネラ、終盤に登場したララの恥じらいの顔も気になりましたが、序盤から何度も見て来た一生懸命の回数が決定要因になったようです^^;

オープニングテーマは、ミーア、パピ、セントレア、スー、メロ、ラクネラの「最高速 Fall in Love」
エンディングテーマは、墨須 with MONの「Hey!スミス!!」
オープニングはヒゲドライバーさんが作曲されています。それを知って速攻でゲットしちゃいました^^;
どちらも車の中で聴いています^^

1クール12話の作品でした。冒頭にも記載しましたが、モン娘達の可愛らしさと一生懸命をしっかりと堪能させて貰いました。
この作品で一番気になっているのが今後の動きです。
最終話16分15秒くらいの場面でとあるお店の看板が映し出されているのですが、何やら書いてあるんですよね^^
これに関する事実関係は不明ですが・・・もう期待しちゃっているのが本音です^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

モンスター娘のいる日常に私は行きたい(切実)

ヒロインが「モンスター娘」の珍しい(?)アニメです。
よくある主人公がモテモテで女の子にチヤホヤされる展開ですが、ヒロインは全員人間ではなく外見がモンスターなのが特徴。
下半身が蛇とか馬とかのヒロインが出てきますので人を選ぶでしょうね、気にしない方はハーレムラブコメとして認識すると思います。

二話感想
今回はハーピー、ケンタウロスが出てきましたね
ハーピーは比較的馴染み深い存在だと思います、主にカードゲームやテレビゲームによく出てきますからね。
ケンタウロスはハリーポッターに出てきたかな?(曖昧)
パピは漫画より可愛さが増していた、やはり動くと違いますね…声優効果もあります。
セントレアは動くたびに「パカッ」と馬特有の音が聞こえるのが面白いですね。
主人公が料理(家事)を手伝って欲しいと言っていましたがミーアとセントレア以外の料理の腕は判明していません。

五話感想
 人魚のメロが参戦しました。
名前の由来はおそらくメロドロマから。
人魚は極めてポピュラーな存在だと思われます童話「人魚姫」やディズニー映画「リトルマーメイド(実は観たことが無い)」等です。日本のアニメでも「むろみさん」とか「瀬戸の花嫁(観たことが無い)」等あります。
 人魚…セイレーンの類もまた人に害をなすモンスターとして登場したりしますが、主に船に乗っている人を歌で魅了し海に落とし…といったとんでもないことをする種族です。
 人魚は魅力たっぷりな存在なので是非調べてみてください。
・SIREN2
PS2のソフト、人魚っぽいキャラが出てくる。一部の物語は人魚姫をモチーフにしている。
・ウィッチャー3
PC,PS4のゲーム。敵としてセイレーンが出てくる。泳ぐ上に空も飛ぶ。敵としてモンスター娘も登場する(生かす選択も出来る)
・ハリーポッターと炎のゴブレット
映画。セイレーン(人魚?)が出てくる、怖い。
・陰陽師(一作目)
映画。人魚の肉を食べた女性役に小泉今日子さんが出演してます。

…人魚が好意的な待遇の作品ってアニメくらいしかない?

六話感想
ミーアの脱皮回とパピの産卵回でした、遂にヒロインが脱皮とか産卵する時代がやってきたのですね…

七話感想
遂にMONが出てきました。
抜け穴だらけの他種族交流法を補う為に他種族のみで結成された部隊です。

 マナコ…銃撃を外したのは夜目が効かないからだそうです。
モノアイ族で視力が凄く良い。妖怪か何か?いやめっちゃ可愛いキャラですよ?
 ゾンビーナ…ゾンビです(知ってる)おそらく世界で一番有名なモンスター属性。
 ティオニシア…オーガ族、バストサイズはなんとPカップ!良い子はGoogle画像検索しちゃダメだぞ!良い子はオーガ 姫騎士とか間違っても検索しちゃダメだぞ!
 あんまりオーガ族というのは良いイメージが無いですね…ティオは可愛いよ!
 ドッペル…ドッペルゲンガー、正確にはシェイプスター(変身能力者)なのですが結局のところ本当の正体は不明。

八話感想
スーの声真似と動作真似が良かったですね。
あそこはアニメだからこそ栄えました。
物真似と言えば「ほぼ毎日◯◯!生っぽい動画」でドッペルが全ヒロイン(MON含む)の物真似をしましたがあれはびっくりしました…脳が混乱しました。

しかしあのDQN(常識を弁えない連中の指すネットスラング)のカップルは瓜二つの他人なんでしょうか、彼らもドッペルの可能性が…?

 最終回まで観た感想
 ヒロイン全員モンスター娘という異色のハーレムアニメでした。
やたら作画が良くてキャラデザも高品質でエロスも完備している良作だったのではないでしょうか。

 一話の時点で人を選ぶと思います、蛇とか蜘蛛が本当に生理的に無理な人は果たして視聴出来るのかが疑問です。そういった面ではこの作品は視聴者にとっては狭き門なのでしょう…
 やはり私にも苦手なキャラというかキャラの特徴があるのですが、メロの鰓が苦手で理由は「めくったらグロそう」というアホの理由です。でも好きなキャラですよ?

 エロい時はとことんエロく可愛い時はとことん可愛く描写されていたアニメだと確信しています。

WEB漫画時代からアニメ化するとは夢にも思いませんでした、スタッフに賛辞の言葉を贈りたいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女性にもおすすめできるエロ、、だと思う

タイトルにひかれて日常系だと思い視聴したが、非日常にも程があった。
序盤からエロシーン連発だが主人公の誠実さがこのアニメの良心だった。
女性?キャラもそれぞれ奥ゆかしさがあり、品の良いエロがあるアニメだと定義してもよいと思う。
メインヒロインの雨宮天はキャラ的に損してる感じで思ったほどでもなく、パピ役の小澤亜李の演技はエロ的に良かった。
個人的にはドSなのに優しさを持つラクネラさんが好き。
物語の本筋は結構良い話だと思った。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

75.3 2 下ネタでファンタジーなアニメランキング2位
金色のガッシュベル!!(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (539)
3382人が棚に入れました
高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。
ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清麿の父親から「息子の友達になってくれ」と頼まれ、はるばるイギリスからやってきた元気な男の子。退屈な日々は終わりを告げ、ガッシュとの騒々しい毎日の幕が開く。やがて清麿とガッシュの前に次々と敵が現れ、一つの事実が明らかになってくる。実はガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子の一人だったのである。
次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、『やさしい王様』になるという志を抱くガッシュ。然し彼らの前にはさらに強力な魔物が…。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、大谷育江、秋谷智子、前田愛、釘宮理恵、折笠富美子、小嶋一成、高橋広樹、菊池正美、こおろぎさとみ、置鮎龍太郎、山崎和佳奈、山田きのこ、桑島法子

めいろ* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お前に清麿の何がわかる

今の年代の方がどれだけ本作品を認知しているかどうか、それこそ僕の認知が及んでいない訳ですが、大衆作品の中から3つ好きな作品を選べと言われたら、必ず本作品を選ぶでしょう。

僕の世代から言わせてもらうと、本作品を見たことが無い人なんてまずいないと思っているのですが、もし、本作品を見たことが無い人がいるのであれば、それが衝撃的だと感じる程の事であります。


大衆作品と言うのは、対象となる年齢幅が広い作品に限られてそういったジャンルになるのだと思います。
しかしながら、大衆作品とは言っても、犬夜叉なんかはある年齢層の人間が真剣に見ると実に深い作品です。そんな作品も大衆向けに属してしまう事を僕は非常に勿体無いと感じるのです。

これはジブリでも言えることでしょう。
と言うのは、何だかその作品の本質は棚にあげられがちだという印象を僕は持っているのですが、これが一般的な印象と相違があれば申し訳ありません。


本作品を僕はもっと子供の頃に見ました。

その本質をきっと理解していないだろう子供の頃の僕が本作品を見て、毎週のようにボロボロと泣いたのです。

結婚して、子供もできた現在の僕が本作品をもう一度見返して、またしても良い大人がボロボロと泣いたのです。

突然ですが、題名に回帰します。


「お前に清麿の何がわかる」


というのは、ガッシュベルの放った台詞です。
主人公の清麿の想いを踏みにじった人間に対して、ガッシュベルがそれを言ったのです。

本作品の大きな特徴として、仲間を想う気持ちの強さが他作品と比べても尋常じゃなく大きい作品です。

誰かが傷ついている時は、身を呈しても、蔑まれたって、どんな事があっても必ず助ける。そういう強い想いです。

本作品には、そういった正義感について作者の想いがとても思い切りよく乗った作品だったと思います。

誰だって最初は弱くて、上手くいかない時もあるけれど、絶対に侵害してはいけないところを踏みにじられた時、果たしてそれを諦めることができるでしょうか。

これだけ強い想いで人間を想う事ができる世界がもしどこかにあるのなら、それこそ金色に輝く素敵な世界なんだと思います。


人間が持つべき根本的な想いを、大人になると忘れがちです。

だからこそ、今見るべきなんです。
本作品を当時と違った視点で、その本質を僕たちは今、感じるべきなんだと思うのです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まっすぐな意志と強き思いはやさしさから生まれる

電撃を吐く子どもと分厚い赤い本でおなじみの『金色のガッシュ!!』
すっごい好きです。なのでその良さについてだらだらと書いていきたいと思います。

天才が故に孤独を強いられてしまった中学二年生の高峰清麿。
そんな息子の状況を見たイギリスの大学教授である父から送られてきたのがガッシュだった。
バカみたいに正直でまっすぐなガッシュが清麿の卑屈になり深く埋まってしまった優しさを
泥まみれになりながらも心の中から掘り出す、友情を力強く語る情熱的な一話から始まり
多くの悲しみと苦しみと悪に立ち向かう小さな戦士たちの物語です。

100人の魔物の子どもの中から魔界の王を決める戦いに参加しながらお話は進んでいきます。
自分が許せない物事に関してはとことん前へ前へと突き進むガッシュやその仲間たちはかっこいいです。
でもまだまだ子どもな彼らにとってはキツイこともたくさんあるし、たくさん泣いてしまいます。
この作品の良いところはその涙を流しつつも、さらにはそれをもバネとし恐いものへ立ち向かっていく姿にあります。
グッときてしまうこともしばしば。
魔物は自分の本を燃やされてしまうと魔界へ帰ってしまうのですが、
そのパートナーとの別れも感動的だから涙腺の緩い僕は忙しかったですw

アニメは原作と違うところはすべて飛ばして観たのでそっちの方はわかりませんが
好きなキャラはガッシュ、ティオ、コルル、ダニー、レイラ、バリー、ロデュウ、ウォンレイ、フォルゴレです。

ガッシュ、ティオはもちろん好きです。
コルルに物語の中で非常に重要な役目を持たせたのはすごく良かったです。
彼女の思いがガッシュの意志となりちゃんと生き続け、振り返る度に不憫な目にあった彼女を思い出す構成は素晴らしいです。
ダニーはいいですね!ホント好きです。別れ際のじじいもキザだねえ!かっこいい!
レイラは単に可愛かったのもありますが、恐怖の中でも信念を突き通そうというその姿に感動しました。
バリー、ロデュウはあの別れのシーンにグッときてしまいました。いや、ホントはグッとどころかムチャクチャ泣きましたがw
バリーの読者への裏切りとも呼べる自己犠牲の行為とグスタフとの別れはとても涙を我慢できませんでた。
敵ながらロデュウも◎。強引にチータを引きずり回していたかと思えばすごく彼女のことを考え、励ます彼のギャップにやられました。
彼はやっと最後に自分を取り戻せましたね。よかった、よかった。
ビジュアルが一番かっこいいウォンレイとリイェンの関係は出番こそ少なかったけれどなかなか泣かせてくれました。
フォルゴレの病院コンサートは良かったです。あの背中は忘れられない。


今作の主人公は「こども」でした。
彼らは数多の作品で愚直なまでのまっすぐさと純真な心で、
成長するにつれて社会やルールに縛られ大事なものが見えなくなってしまった
「こども」ではない人々の心を洗い流し、今一度大事なものはなにか問いかけてくれています。
また、大きなところではピーターパンは幻想の国で永遠に生き続け、星の王子さまは希望を残し夭折しました。
そうやって彼らが社会の外れで存在することはわれわれにとって救いにも似た思いを馳せる場所であると思います。
杜にあるほこらのように、深海に生きる生物のように、地の底を這う地底人のように、
また『ハチクロ』の観覧車のように、腐海のように、ラピュタのように、はたまた全知全能の神のように。
それはどこにもないようで、われわれのすぐそばにあるとても尊いものです。

この作品はいつ観ても笑えますし、微弱ながらも励まされます。
アニメだと大谷育江さんのガッシュの声が聞けるのでなおのことです。
あの声は普段は王様口調と相まってすごくかわいいし、シリアスな部分でもとっても映える声です。

とっても好きな作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

熱血好きが自信を持ってオススメする萌えならぬ燃えアニメ

原作は週刊少年サンデーで連載されて、2度の映画化も行われた人気作です!

一般的にも人気のある作品だと思います。


ジャンルは王道バトルもので、100年に1度、魔界の子供100人が人間界に送られて魔界の王様を決める為の戦いをする物語です。

王道ものでは1番熱くて感動できる作品だと自負しています。


あとギャグのセンスもピカいちです。

ほんとにほんとにオススメなんですけど、アニメだとやっぱし長いと思うんです。

しかも物語後半でいきなりガッシュの声優が変わったりして違和感が尋常じゃないです。


しかも終わり方もよくわかんないんですよね…

やっぱこの作品は漫画で読んだ本がいいのかも知れませんね。

終わり方がよく出来すぎていて感動が止まらなかったです。
今でも思い出しただけで涙腺が緩んじゃいます…

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

64.5 3 下ネタでファンタジーなアニメランキング3位
キューティクル探偵因幡(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (455)
2476人が棚に入れました
狼男探偵・因幡洋のもとに警察犬時代の相棒、荻野警部が事件への協力を求めてきた。
事件の首謀者はイタリアンマフィアの首領(ドン)・ヴァレンティーノ。
明らかにヤギにしか見えない首領・ヴァレンティーノの前に、赤毛フェチの因幡とゆかいな仲間たちがグダグダで立ち向かう、“ヤギ大増量毛探偵ギャグ物語”。

声優・キャラクター
諏訪部順一、入野自由、下田麻美、森川智之、大川透、小杉十郎太、日笠陽子、巽悠衣子、鳥海浩輔、深田愛衣、斎賀みつき、杉田智和、瀬戸麻沙美、岡本信彦、志村由美、日高里菜、子安武人、浅沼晋太郎、黒田崇矢、檜山修之、福山潤
ネタバレ

双葉。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キューティックル〜♪なアニメ。

題名を観て(なんだこれは?)となった方も少なくないのでは?
その正体は…

髪のことを知りながら楽しめるgdgd系ギャグアニメ!
(でも終盤はシリアス展開もあるし何なんでしょうねこれw)

個性豊かなキャラ達が良いです。
たまにボケが多すぎてツッコミ不在になるので視聴者がツッコむ羽目になったり?

*因幡洋(cv:諏訪部順一)
因幡探偵事務所の所長。
毛から情報を読み取る能力を持ち、重度の毛フェチ。

諏訪部さんにしては珍しい感じの役です!
ゆる~いのが可愛いけど、かっこいい時は諏訪部ボイスでめちゃくちゃかっこいい♪

*首領・バレンティーノ(cv:大川透)

名前でブランド物を着こなした銀髪のムッシュを想像したら駄目ですよ~。
{netabare}ただのおっさんヤギなんですからね!{/netabare}
意外と馬鹿でドMなところが面白いです。

・野崎圭(cv:入野自由)
因幡探偵事務所のアルバイト助手で、本作唯一の常識人。
彼がいないと話の進行に支障が出るレベル。
ちなみに猫派。

1話目からツッコミ激しくて大変そうでした( ̄^ ̄)ゞ
いつもはこういう役下野さんがやってくれる感じのw
もちろん入野さんの演技も素晴らしかったです!

*佐々木優太(cv:下田麻美)
見た目は女の子にしか見えない女装少年助手。
因幡が好きなあまり近づく人間(主に荻野さん)には非道な振る舞いを見せる。

こんなに可愛い容姿なのにっ!
ヤンデレというか何というか…(笑)
皆がのほほーんとしてるのに対して彼は結構キツい一発を持ってきます(屮゚Д゚)屮

他にも
*荻野邦治(cv:森川智之) {netabare}親バカ刑事{/netabare}
*ロレンツォ(cv:小杉十郎太) {netabare}中身はダンディー{/netabare}
*ガブリエラ(cv:日笠陽子) {netabare}下僕がお好き{/netabare}
*因幡遥(cv:斎賀みつき) {netabare}可愛い。けど腹黒い。{/netabare}
*弥太郎(cv:杉田智和) {netabare}イケメンなのにギャグ!!{/netabare}
*夏輝(cv:瀬戸麻沙美) {netabare}健気、といえば聞こえが良いかも。{/netabare}
などが登場します^^

ストーリーは前記の通りです(笑)
是非一回は観て頂きたい!
あと、{netabare}OP詐欺のEDヤギw{/netabare}なのでまだご覧になっていない方は
是非ご注目あれ☆

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

100人乗っても大丈夫!キューティクル探偵因幡物置!!

警察犬(シークレット・ドーベルマン)として働いていた因幡洋(いなば ひろし)は、行方不明になった弟を探すために警察を辞めて探偵となる。
警察時代の同僚だった荻野邦治(おぎの くにはる)の依頼により、首領(ドン)・バレンティーノ一味と関わる事となり、犬猿の仲のような関係の狼山羊の仲(?)になってしまう。

警察・探偵・マフィア(バレンティーノ一味)など、ハードボイルド系の作風になりそうなのですが、探偵物などを期待した方は残念でした。
探偵などの設定をしたコメディー作品と考えたほうが、しっくりときます。


登場する人物は、かなり個性的です。

首領(ドン)・ヴァレンティーノの外見はヤギそのもの。
根っからの悪人という感じではなく、少しとぼけた面もあります。
「シャーシャシャシャ」という笑い声や語尾に付ける「~であろう。」は印象に残ります。

警察時代の因幡と共に行動していた荻野邦治(おぎの くにはる)は、超人的な肉体を持っていて優秀な人物なのかと思いきや、こちらも少し間の抜けた所があります。
ただし娘のことになると性格が変わり、鬼のような形相に・・・

テロリスト集団・野羅(のら)の名目的トップであり、洋の弟である因幡遥(いなば はるか)も登場しますが、虚弱体質のせいか、すぐに倒れたり寝込んでしまいます。
もう少し活躍してもいいのではと心配になります。

ほとんどの登場人物がボケの役割になっていて、ツッコミ役は探偵事務所に勤める野崎圭(のざき けい)しかいないので、ツッコミの重要性が分かります。
(1話だけ、ボケ役に変身してしまいますがw)

その他の登場人物も全て個性的なので、お気に入りのキャラを選んでおくのもいいかもしれません。


個人的には、首領・バレンティーノ(ヤギ)が笑いのツボであろうw
ヤギとオオカミだったらヤギを応援するであろう。
送りオオカミが嫌いなので、日本狼と同じ境遇にしてやるであろう。
と言う訳なので、ヤギ推しであろう。


最終的には、警察&探偵VSヴァレンティーノファミリー&野羅という構図が出来上がりますが、緊迫感がほとんど無く、それぞれのメンバーの個性・設定を活かしたコメディー作品であろう。

探偵事務所でお茶を出されるシーンがありますが、意味が分かったであろうか。
炊飯器にお茶を入れてお茶漬けとなりますが、京都でお茶漬けを出されたら「帰って下さい」という合図になるので、それを狙ったのであろう。


OP曲
「遥か、日常の中で」
歌 因幡洋

ロック調の曲であろう。
アニソンらしい曲なので、因幡役の声優・諏訪部順一さんのファン向けのような気がするであろう。

ED曲
「プリマ・ステラ」
歌 首領・ヴァレンティーノ

所謂、”ムード歌謡”というジャンルであろう。
電波系とは違うと思いますが、聴いているうちにクセになっていくような・・・w


この作品を視聴する事に対して・・・・・

     こ~と~ば~なんて~♪ いらないであ~ろ~う♪♪♪



{netabare}誰にも気づかれずに途中から吾輩がレビューを書いたであろう。この作品を通じてヤギのファンを増やすであろう。シャーシャシャシャ!{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

りゃむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

完全ノーマークのダークホースでした

基本ギャグアニメ。

ストーリーはキャラありきで、物語というよりはキャラの関係性上の設定、背景みたいなのが基本です。

つまりキャラの個性と濃さでシュールなギャグを展開していきます。
そしてやはり入野さんは本当に突っ込みに適役の声してると思うw

かなりテンション高め+30分詰め込めるだけ詰め込んでくるので視聴後少々疲れます。


1話AパートとBパートで15分ずつそれぞれ完結する話が多く、長編はあまりありません。

Aパート終わった時点で“え?まだ半分?”とか思います。
つまらなくて長く感じるという意味ではなく、15分が濃厚すぎるためにすでに30分アニメ1話分以上の満足感があります。
それをその倍やるんですからそりゃもう、疲れますよww


さてこの作品、ギャグをやるにあたってまったく視聴者に媚びないというか流行に流されません。
どういうことかといいますと、最近のギャグアニメ
1・女性キャラを多数出演させ萌え要素で補完する。
2・パロディやオマージュ主体でギャグというよりはやっちまった感を演出し笑いを誘う。
といったのが主流の作品が多いように感じます。(ケメコ辺りなんか正にこれな気がする)

まずこの作品・・・本編にがっつり絡んでくるような主要キャラとして位置づけされてる女性キャラなんと3人前後。
約一名どの女性キャラよりもかわいい男の娘が混ざってますが・・・主人公側なんて1人として女性キャラいないよ。
男性キャラはその3倍近くいるのにねぇ。
媚びない!(ただし女性向け作品というわけではない)
ちなみにこの作品最高の萌キャラはヤギです。


そして、もちろんパロディほぼなし。キャラの濃さとそのキャラゆえのボケ、そしてそのほぼ全てを突っ込み一人でさばいていく。
正統派のハイテンションシュールギャグ路線です。



キャラデザが若干BL臭があり僕自身、最初は敬遠していたんですが2話まで見たところではまってました。


いろんな意味で灰汁が強いといいますか、クセのある作品ですが面白いと思います。
ヤギEDともども“イロモノ作品の良作”として個人的に高評価の作品です。

ちなみに監督の満仲勧さんは初監督作品のようでした。
初監督でこの出来!

次回作にも期待したいと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

63.5 4 下ネタでファンタジーなアニメランキング4位
そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠(アニメ映画)

2014年4月26日
★★★★☆ 3.5 (292)
2105人が棚に入れました
空から落ちてきた未確認生物《イカロス》は、空美町で「平和が一番」がモットーの少年、桜井智樹と共に暮らしていたが、いまだに智樹に笑顔を見せたことがなかった。
イカロスと同じく空に浮かぶ『新大陸』からやってきた未確認生物である《ニンフ》《アストレア》が、《マスター》の支配から解放されて自由に笑って生きている姿を見た智樹は、どうにかイカロスにも『普通の女の子』として自由に笑ってほしいと思うようになる。
戦略エンジェロイドとして作られ、感情をうまく表情に表せないイカロスが笑えないのは、主従の関係を結んでいることが原因であると考えた智樹だったが、突如あてがわれた自由に、イカロスは―――。

原作累計400万部を突破した大ヒットアニメシリーズが遂に完結!!感動に包まれた原作最終話にリンクした、ヒロイン《イカロス》の真実の物語。これが本当のそらおとフィナーレ!!

Yuyu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

原作読者向け

愛し方が分からず、主従関係をずっと望んでいたイカロス
主従関係を拒み、命令することを拒み続けた智樹

そんな二人がお互いを想い合って変化してる姿は切なかったです。

原作でも分からなかったことも、ハッキリと分かるようになっているところもあるので、普通に見てよかったと思いました。アニメではカオス(修道服の女の子)の扱いが原作と違うので、この形にしたのかな?

やっぱりアニメ作品で原作のカオスの話や表現は、やりたくてもできないのかも知れないですね。

アニメ派の人も原作17~19巻を見る前に読めば楽しめるかも知れません。
最低でも17と18巻を読めば何が起こっていたのか分かった状態で映画スタートって感じになるかと。

3期のアニメ自体がほとんどない中で、短い映画としてでも映像として見れたことは、いいことだと思うのですけどね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

天使の想いと物語の帰結を目指した完結編?

まず初めに、他の自分のレビューでこの作品の期待度を勝手に上げてしまったことに対してお詫びをしたいと思います。申し訳ありませんでした・・・。
正直レビューは書きたくなかったのですが、期待を煽った責任もあるので一応書きます。
これは今まで以上に「詳しく知りたきゃ原作読め」と突き放した感じの作りでした。酷評になってしまうかもしれませんが、お許しください。


時系列は前作(時計仕掛けの哀女神)の後になります。そして原作の流れとは異なった分岐を進んで一応の収束を迎えます。

エンジェロイド達とすっかり打ち解けたかに見えた智樹。しかしイカロスはいまだに智樹に笑顔を見せた事はありません。

ニンフ達と相変わらず戯れている間も、どうすればイカロスを笑顔にできるか考え続ける智樹。

イカロスにとっての幸せとは、愛の形とは何なのか。その結論を導き出したのは意外にもイカロス自身でした。


今まで作中で幾度か匂わせられていたこの世界の残酷な真実に、智樹以上にイカロスが勇ましく立ち向かっていく姿には心打たれました。



・・・このように掻い摘んで見ていくと悪くは無いような気がするのですが、やはり多くの違和感が残りました。

ネタバレ+悪い部分を挙げているので、見たくない方は見なくていいです。
{netabare}
ギャグ要素が少ない上、ギクシャクした感じで非常にテンポが悪かったです。今までの勢いあるギャグはどこへ行ったのか不思議でした。

作画がさっぱりした感じになったのは良いのですが、今までと比べてしまうと淡泊すぎです。特に瞳の描き込み具合や色彩の豊かさは、クオリティの面で敵わないと思います。

それから音楽を挿入するタイミングが合ってないと感じる場面が多々ありました。
例として、挿入歌『ERASE』を流すタイミング。ギャグシーンを背景に流してはせっかくの曲が台無しです。
美香子(会長)のBGMも使うタイミングを間違えると会話が非常に阻害されますね。聞こえづらかったです。智樹を叱責するシーンですね。

あと今まで隙なしだと思っていた早見さんの声が、クライマックスの叫び声でちょっと残念に感じてしまいました。泣き声もそうですけど、どうもイカロスに聞こえないというか、なんだか冷めてしまいました。
{/netabare}



作画は大きく今までと変化していますね。淡い色使いとややあっさりとした顔つきで、原作準拠に近い形にはなっていると思います。

ただ所々挟まれる回想シーン(使い回し)の作画を見ると、やっぱり今までの方がいいなあ・・・と思ってしまったのも事実です。

音楽で特筆すべきなのは、何より主題歌・挿入歌です。主題歌『Always Smiling』および挿入歌『ERASE』は早見さん&吉田さん安定の良曲でした。

今回BGMについては場面の切り替わりが早く、あまり集中して聴くことができませんでした。

キャスト陣で一番活躍したのはもちろん早見さんでしょうが、個人的には保志さんの安定ぶりが嬉しかったです。



前作と大きくキャラデザを初めとして変更があったので不安を抱えながらも、それでも期待はしていました。

しかし総集編を抱えた前作以上の早足な展開と、完結を謳いながらもしこりを残す終わり方には、ある種の無念さとスタッフへの憐憫と角○への憎悪の感情が渦巻いていました。

とにかく言えることは、この映画はサントラと主題歌CDだけ買えばもう十分であることと、角○さんはこの先も阿漕な商売を続けていればいつかバチが当たりますということです。


その中でも良かったと思えたシーン
{netabare}
・社会の窓の裏に隠し持っていたシナプス製の「カード」を無理やり奪われそうになる智樹。チャックを開けられた瞬間全身から発光して、ニンフ達を異世界へといざなう。
→チャック丸出しで眩しく輝く智樹は非常にシュールで笑えました。ここが一番笑えたポイントです。

・突然始まるそはらとニンフとアストレア、そして爺ちゃんによる「トモキの社窓から」。降車する条件として智樹とのキスを提示され戸惑う三人。
→三人の反応の中でも、アストレアちゃんの「キスって何だろう・・あいつとしたら気持ちいいのかな」という反応が非常によろしかったです(笑)

・ついに謎だらけだった会長の正体が判明し、イカロスが智樹に猛アタックを仕掛ける。
→さらっと大事なことが判明したので驚きました。この映画一番の収穫でした。

・イカロスがついに愛を理解し、智樹にキスをして愛を伝える。
→このために今までイカロスは苦しんできたんだ、とカタルシスが得られました。それからシナプスに侵入する際のシーンが一期OPのイントロとシンクロしていたことも分かって、名シーンだと思いました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

ナルセッチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

角川にひたすら落胆と軽蔑(原作を読んで改めて怒りが・・・。)

原作のコミックを読んできました。
おかげでやっとFinalの本来の全体像がわかりました。

好き嫌いはあるにしてもちゃんと完結してました。
個人的にはとても良かったです。
普通にやっていれば特にひねりを入れなくても
無難な評価の映画ができたはず!

原作レイプどころの話ではなく、
「映画のできはどうてもいいから、Finalと名づければ
 最低限の観客動員ができるだろう」
と考えたとしか考えられない。

制作会社の運営等いろいろな事情があったのは
創造できるが一番許せないのは角川
日本を代表する大御所的企業ならプライドを持って
やれといいたい!


以下は以前の無いようです。
-----------------------------
多くの方のコメントにある通り、
シリーズのFinalを期待すると怨嗟の思いが湧く(怒)

単品の内容として(続編が続くと仮定すればだが)は
OP,ED共にシリアスなイメージで素晴らしいし、
開始直後のシーンと、
イカロスの訴え(涙)といい、
終盤の笑顔といい、
傑作と言えるレベルです。


各所で言われる通り予算の極端な不足が想像されますが、
アニメ版全部を見ても全くストーリーの繋がりがわかりません。
こんな滅茶苦茶な構成であれだけの品質を出せたのはスタッフさんの意地かも
しれませんね。
自分はスタッフには賛辞を贈りたいです。
ストーリー評価を3としているには悪いという意味では無く、
シリーズものとしては評価不能だからです。

今更の素人の戯言ですが、
クラナドの海外版のような出資募集をするような方法がもっと
積極的に使われてもいいかも。

無論知名度が違いすぎるのでうまくいくかはわかりませんが
そういう事を考えたくなる作品でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

76.9 5 下ネタでファンタジーなアニメランキング5位
異種族レビュアーズ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (433)
1852人が棚に入れました
ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は……嬢のレビュー!?あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち"情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。

声優・キャラクター
間島淳司、小林裕介、富田美憂、湯浅かえで、M・A・O、小山百代、礒部花凜、日野まり、松嵜麗、日笠陽子、加藤祐梨、貫井柚佳、小市眞琴、井澤詩織、田中貴子、高森奈津美、八百屋杏

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「下品こそこの世の花」、或いは誠実への情熱。

アニメレビァーの笠さんが異種族レビァーズをやってくれると聞いて!。


~♪

(BGMツァラトゥストラはかく語りき)


みなさん、こんにちわ。本日は今期屈指の意欲作「異種族レビュアーズ」について語っていこうと思います。今回は作品の各論につきましては、他の方も語っていらっしゃると思いますので、本作の何が一番重要で、本質なのか語っていきます。


今回のレビューのタイトルの副題をいぶかしく思われた方もいらっしゃると思います。この副題は、ニーチェが著作につけようと考えていたものでして、今回のBGMも合わせて、本作の重要なポイントは、ニーチェの思想における誠実さの重視に通じているからであります。


何を言ってるんだ!、これは只のスケベアニメやろ!という非難をされる方もいらっしゃると思いますが、まぁまぁ冷静にお聞きください。作品が内包している思想とは、何も作中で哲学や思想について議論している物をさすわけではありません。いかなる人も、別に哲学を勉強しないでも価値の優先順位、意味の有無について自然と判断しているものです。即ち、作品においても言明されずとも、自然と制作者が身に付けてきた無意識的な価値観、思想を反映しており、多くを語らずとも語っているのであります。


少々横道にそれてしまいましたね。では、本筋に戻りましてニーチェが語った誠実さとは何か?。それは形式に堕した道徳を捨て、裸になって自身と向き合い、率直かつ情熱的に誠実さを追求すべし!というものなのです。


本作は、偽善、責任逃れ、忖度、不誠実が横行している現代日本において、そういった悪徳が最も蔓延っているスケベの世界の中で、大胆にも瞠目すべき誠実さを貫き通した作品なのであります。


そのことはopの歌詞の幕開けから明きからですね。「スケベが大好き!」。なんと率直で隠し事のない誠実な叫びでしょうか…。私はこの時点で感服いたしました。男なら、いや実は女性だってスケベが大好き、これこそ人類全てに共通する真実ではないでしょうか!


そして、彼等は更に先に進むのです。「エロいこと好きならば、種族超えた仲間さ!」。この言葉は、グローバル社会である現代においてなんと気高い叫びでしょうか。スケベが大好き、この人類共通の想いで繋がれば人類融和という夢も幻ではないのです。違いではなく、共通するところに目を向けるべし!。多様性の尊重などという単なる言葉ではなく、この精神こそ今後世界において重要になっていくでしょう。


更に、本作は一般エロアニメというジャンルの中でも他を圧するスケベに対しての誠実さを誇っています。他作品は、あくまでスケベは要素に過ぎませんでした。あるものはラブコメ、あるものはバトルという形式を表面上とり、本当はみんなが見たいスケベはオマケ的に示してきたに過ぎません。こういうった作品の中にも勿論優れた作品があることは否定致しません。しかし、スケベに対して誠実であったか?というと疑問であります。


そこで本作です。本作にスケベ以外の何がありましょうか?。何もない。純粋にスケベを追求しているのです。繋がってるところが映らないだけで完全に本番なのです。胸糞悪い要素もなく、実に爽やかですらあります。逆にこっからどう進んだらいいのか?と心配になるほどです。


ここまで語れば本作の重視さが皆さんにもわかっていただけたかと思います。各話における、ここヌキ!ポイントなどの詳細につきましては、近いうちに刊行予定の私の著書「始めにスケベありき」でのべたいと思います。本日はお付きあい頂きた、真にありがとうございました。


インタビュアー「はい、本日は世界的スケベ学の権威、スケベフスキー博士のインタビューをお届けしました。皆さん、ご興味を抱かれたら是非ソフトの購入をお考えください。(何言ってんだか全然意味わかんねぇ…。帰ったらメイドリーちゃんでヌこう)」。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

メイド イン ジャパン

作中では様々な設定用語が駆使されているが、要するに「異世界」で風俗店の風俗嬢レビューを書くスケベ男どものギャグアニメ。

控えめに言って「サイテー」な内容だが、OPやEDが輪をかけてヒドい(笑)
OP曲は明らかにオマージュだが、ヴィレッジピープルの『Y.M.C.A.』ではなく、西城秀樹の『ヤングマン』の方だろう。
『ヤングマン』の歌詞検索をしてみれば、このまま使用してもよかったのではないかとも思えてくる。
EDの方も、曲以前にタイトルで笑わせてくるのは、ちょっとズルい。

ほとんど出オチの一発ネタにみえながら、案外に言語感覚が独特で飽きさせない。
「レビュー」の言い回しだけでなく、ちょっとしたやり取りや映像表現にも独特のひねりがあって、下ネタを「ネタ」として表現できているのは、けっこう鋭い言語感覚のおかげだろう。
女体化風俗の点数付で、平安貴族の遊びである「貝合わせ」のビジュアルで点数表示をするところなど、映像表現のベースに言語感覚が透けて見える。

ちょっと未成年の視聴者向きではないかな、と思えるのは「過激」な「ギリギリ」の表現の為ではない。
平成には、文化放送という地上波ラジオで『やる気MANMAN』という伝説の昼番組が放送されていて、真っ昼間から女性アナウンサーが下ネタを連呼する「風俗店珍名当てクイズ」などを堂々と流していたのを知るオジサンには、今更この程度のアニメ表現を過激とかギリギリと大騒ぎするのはナイーブすぎると感じられる。
(一番爆笑した店名は渋谷の「亀頭洗士ガンナメ」だったが、これを当たり前のように女子アナが昼の地上波で読み上げるのだから、深夜アニメの「過激」など過激の名に値しないと感じても当然だろう)

未成年向きではないというのは、未成年を下に見ているわけではなく、例え性行為の経験があったとしても、風俗店舗での「あるある」ネタまでは笑えないだろうと思うからだ。
視聴していると、アニメ本体から離れて様々に考えさせてくるのだが、未成年視聴者の参考になればと書き連ねてみる。
(以下はオトナの話)



{netabare}「異種族」と遊んだことなどあるわけはないが、「異国」という事であれば、いや、その、なんだ、まあオッサンだからね、うん。

異世界の異種族ほどではないにしろ、やはり外国では勝手がちがう。

日本ではあきれるほど様々な種類の風俗店があるが、風俗嬢は、一種の疑似的な恋人のように振る舞うよう期待される文化、というか傾向があるようだ。
吉原のような遊郭の伝統と関係があるかはわからない。

一方、アメリカ(おそらく西ヨーロッパも)では、完全に「金銭」と「サービス」を交換するビジネスで、時として満足した客がチップを出すことはあっても、あらかじめチップを期待して金銭以上のサービスを提供しようとすることはまずない。
基本はあくまで等価交換のビジネスだ。

中国文化圏の東アジアでは、日本とアメリカの中間、といった感じだろうか。

最も顕著な違いは、お相手の女性は、日本では(建前上は)「風俗嬢」であるのに対し、海外では例外なく「娼婦」であることだ。
一部の例外的なケースを除き、海外での「遊び」は性行為一択であり、相手をするのは「娼婦」という事になる。

しかし、売春が法的に禁止されている日本では、「本番」以外の性的サービスを提供する「風俗店」しか(表向きは)存在せず、したがって、そこにいるのは「娼婦」ではなく「風俗嬢」という事になる。

現実でも風俗店の「レビュー」という行為が成立するのも、この日本の特殊事情によって多様な「合法」風俗サービスが存在し、在籍する「風俗嬢」が「合法的に」働いているからであり、本作の「異種族レビュー」の多彩さは、日本の風俗産業の中からしか発想できないものであることは明らかだろう。

だが、娼婦による売春が基本の海外の遊びでも、必ずしも売春が合法的な国ばかりではない。
そうした「非合法」の売春でも、自覚的に「非合法」の商売をしています、という覚悟の上で「営業」しているように見受けられる。

「本番」はしていないので「売春」ではありません、というような「言い訳」で、「合法」のお墨付きを得ようとする態度は、日本独特だ。
まるで「座って読んでるから「立ち読み」ではないもん」という子供の屁理屈のような「言い訳」だが、権威者から「怒られ」ずに「許して」もらわなければならないという、まさしく「子供じみた」心性が骨の髄までしみついた国民性を示しているのかもしれない。
放送局の自社都合である「規制」を絶対の権威のようにみなして、勝手に「過激」とか「ギリギリ」と思いこむ視聴者の感受性と共通したものでもあるだろう。

こうした「言い訳」のタテマエを厳守するわけでもなく、「怒られない」ように守っているフリだけはする姑息さもまた国民性だ。



様々な設定を創り上げて、多様な風俗店が「合法的」に存在する中、数々の「レビュー」をものす本作の「レビュアー」たちは、このように日本独自の風土から生まれ出ている。

日本の伝統的な「遊び」では疑似的な「恋人」として振る舞う傾向があると上述したが、それは、「客」にも求められるものがある、という事でもある。
サービスを受ける「消費者」ではなく「恋人」ならば、マナーや気遣いといった要素が必要になるだろう。

それらに欠けるところがあれば、十分に金銭を支払っている「客」であっても、「野暮天」「無粋」「朴念仁」などと(表立ってではないにせよ)蔑まれることになるのは、日本流の「遊び」に特有と見受けられる。

本作の「レビュアー」が、ワイワイと楽しく遊んでいるのは、愛嬌のある言動で「嬢」と有効なコミュニケーションをとれているからであり、こうした遊びのマナーの描写もまた、日本の「風俗」の中から生まれてきているものだ。

ついでに想像をたくましくすれば、特に地方都市の風俗街に立脚しているのかもしれない。
東京あたりでは、風俗店の待合室では、見ず知らずの男どもが、妙に白けたしんと静まり返った空気の中で、無表情に順番を待っている光景が見受けられるが、地方都市では仲間同士で繰り出してくることが多いらしい。
地方都市で「一人で来たんですか」とひどく驚かれたことがあるが、この辺の男どもは連れ立って風俗店に来るのかと、こちらが驚いた。

連れだって来店してクロスレビューする描写は、地方都市風俗街の反映かもしれない。


本作の成立基盤は、このように日本という国そのものといえるが、海外に出したときに十分に理解はされないかもしれない。

多種多様な「風俗」産業は、権威者に「怒られたく」ない「子供の理屈」の産物だが、海外からは、日本人は性戯の探求に異常に熱心だと誤解されることは多い。
外国人から「紳士同士の会話」として風俗事情について尋ねられたことが何度もある。
外国人の友人を持つ視聴者は、本作について質問されたら誤解なく教えてあげて欲しい(笑){/netabare}


他作品の感想に少し記したことがあるが、権威者の管理する「禁止」を「侵犯」して立ち現れるエロティシズムは、それ故に、好むと好まざるとにかかわらず「権威」への反抗の性質を帯びる。
真正面から「権威」と対決することから逃走する日本の風俗産業から誕生した本作が、「権威」に「お目こぼし」される「微エロ」を振り切って、はっきりと禁止線を踏み越えるエロティシズム=スケベを選択しているのは興味深いものがある。

権威者の「禁止」を「侵犯」して実現したものが、「スケベ」の言葉の下に「すべての異種族は(スケベな)仲間だ」という宣言であるのが、フラワーチルドレンのラブ&ピースを思い起こさせて、未成年や女性の顰蹙を買うのは承知の上で、オッサンが応援してしまう由縁だ。

まあ、こんな連想をするのはオジサンだけで、未成年や女性は、ただ笑って視聴していればいいのかもしれない。

風俗店経営者が「権威」に「怒られ」ないように配慮しようが客には無関係なように、放送局の基準を「権威」化して配慮する放送局員に一体化して、「ギリギリ」だと視聴者までが気をもむのは無意味だろう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

やまだいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最低のアニメ

異世界で異種族の風俗店がもしあったら、という妄想を膨らませたアニメ。
当然のことながら男性向け。

性的な表現しか無いようなアニメなため、地上波で放送中止も全くもって妥当である。
しかし原作もアニメも好きな人しか作らないと予想できるだけあり、クオリティは中々のもの。
異種族についてよく考察してあるため、ぬるいアニメではない。また、こんなアホなことを真面目に取り扱った作品は他にないため高評価を付けざるを得ない。
視聴をお勧めしにくいアニメではあるが、印象に残りまくるのは間違いない。

そしてこのアニメで一番気になるのは、製作陣の女性スタッフがどんな気持ちでこれに携わっているのかである。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

64.5 6 下ネタでファンタジーなアニメランキング6位
プランダラ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (282)
993人が棚に入れました
「廃棄戦争」と呼ばれた未曾有の大戦後の世界、アルシア。そこは、強者が弱者から自らの存在を示す「数字(カウント)」を奪い取る、弱肉強食の世界。そんな世界で、2人は出逢う。仮面で素性を隠しながらも、エッチなことが大好きで、弱き者たちのために太刀を振るう青年・リヒトー。母の遺言を頼りに「伝説の撃墜王」を探して旅をする、健気でひたむきな少女・陽菜。2人の出逢いをきっかけに、「数字」がすべてを支配する世界の謎が、少しずつ明らかになっていく---。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、本泉莉奈、小澤亜李、市川蒼、梅原裕一郎、伊藤静、悠木碧

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

すべてを奪え。≪数字≫も、≪世界≫も…。

この作品の原作は未読ですが、水無月すう先生の作品ということで視聴を楽しみにしていた作品です。
水無月すう先生の作品と言えば「そらのおとしもの」が有名ですよね。
何となく気になって水無月すう先生の公式HPを覗いてみたら、「そらのおとしもの」の6年後の物語がコミックスになっていました。
元通りの生活に戻ってから6年後の世界…一体どうなっているんでしょうね^^

思わず脱線してしまいましたが、「そらのおとしもの」は私のお気に入りの棚序列15位の作品なんです。
その先生の次回作と聞けば気にならない訳はありません。
期待値MAXで視聴に臨みましたよ。


「廃棄戦争」と呼ばれた未曾有の大戦後の世界、アルシア。
そこは、強者が弱者から自らの存在を示す「数字カウント」を奪い取る、弱肉強食の世界。

そんな世界で、2人は出逢う。
仮面で素性を隠しながらも、エッチなことが大好きで、弱き者たちのために太刀を振るう青年・リヒトー。
母の遺言を頼りに「伝説の撃墜王」を探して旅をする、健気でひたむきな少女・陽菜。

2人の出逢いをきっかけに、
「数字カウント」がすべてを支配する世界の謎が、少しずつ明らかになっていく---

「そらのおとしもの」の水無月すうがおくる、
渾身のヒロイックアクションファンタジー開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最終回の様相からも、きっとアニメ2クール終了時点では、物語の序盤なのではないでしょうか。
少なくてもリヒトーらが進むべき道は明確になりましたが、正直未だ分からないことだらけですからね。
だから、現時点で物語の良し悪しを判断するのは少し尚早な気がするので、そこは保留にしておきたいと思います。

数字に支配された世界…
自らの星を懸けて争う星奪戦…
数字のカウントがゼロになったらアビス送り…

途中からこの設定にあまり意味が無いような気がしてきましたが、少なくても物語序盤におけるこの設定がもたらす効果は十分にあったと思います。

そしてカウントは自らの努力で加算できるという設定も大きなポイントでした。
元々人の持って生まれたカウントがどの程度かは分かりませんが、どれだけ努力してきたかは分かりましたから…

この作品のもう一つの魅力は、登場するヒロインが可愛いだけじゃなく、とても直向きで一途なんですよね。
本泉莉奈さん演じるメインヒロインの陽菜ちゃんを筆頭に、亜李ちゃん演じるリィンちゃんに伊藤静さん演じるナナさんの共通項として括れる個性です。
そう、これは単なる個性の筈なんですが、一貫して微塵のブレが無いとなるともう魅力で宜しいんじゃないかと…

特にメインヒロインの陽菜ちゃん…
一番華奢で、攻撃力は限りなくゼロで、普段は物腰の柔らかいフワッとした感じの女の子なんですが、兎角リヒトーの事になると人が変わります。
絶対諦めない…信じて疑わない…例え自分がどんな逆境に陥っても、絶体絶命のピンチだったとしても絶対気持ちが揺らがないんです。

陽菜ちゃんはお母さんとの約束だから…とか言っていますが、心の強さが彼女の最大の魅力です。
彼女のカウントが1つ増える度に、会いたい気持ちを募らせていたと考えると、もう気持ちが爆発してもおかしくないくらい、彼女はカウントを進めてきましたから…

簡単に叶えられる願いなんかじゃありませんでした。
気の遠くなるほどあちこちを歩き回って、ようやく見つけたと思ったらその相手は詐称で、やっと思いで辿り着いた相手は親の仇…
心の中はグチャグチャになってもおかしくない状況だと本気で思いましたが、それでも彼女はブレないんです。
そんな女の子…もう応援するしか無いじゃありませんか。

でも、陽菜ちゃん一択に絞れないのが、本当に辛いところ…
亜李ちゃん演じるリィンちゃんも相当な強者ですから…

設定とヒロインの設定だけでこれだけ語れる作品なんです。
今後の展開によっては面白さも増し増しだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、みっくこと伊藤美来さんの「Plunderer」と「孤高の光 Lonely dark」
エンディングテーマは、陽菜による「Countless days」と、陽菜、リィン、ナナによる「Reason of Life」
個人的にはオープニングが大好物でした。

2クール全24話の物語でした。
これから益々面白くなって欲しい期待の作品になりました。
この作品も続編ありきの構成と見受けました。
早く「続編制作決定!」情報を見せて欲しいですね^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

20世紀の香り

普段はお間抜けでえっちな主人公が、いざという時には実力を発揮して大活躍。
20世紀末は鉄板だった主人公像です。ジャッキー・チェンやシティハンターの文法と言えば分からない人は少ないのではないでしょうか。
時は流れて2020年、ソードアートオンラインのキリトくんなど、周囲からもてはやされるタイプの無双主人公が大きな地位を占めているタイミングです。

プランダラは両方の特徴を持っているのが個性と言えるでしょう。
スカしまくりのキン肉マン、性欲丸出しのキリトくん。
あるいはストレートに、シティハンターの冴羽リョウが原型かもしれません。


わたしはリィンちゃんと道安くんが好きでした。
{netabare}
かわいい男の子すき。
{/netabare}

まあ女の子が守られ役になってしまうのは今どき欠点と言えると思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

61.5 7 下ネタでファンタジーなアニメランキング7位
おとなの防具屋さん(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (167)
711人が棚に入れました
GANMA!で連載中の「おとなの防具屋さん」は、剣と魔法の世界を舞台に描かれるファンタジー4コマ。村人の青年・カウツが、女性冒険者用の際どい装備ばかりを扱うユニークな防具屋を訪れたことから物語が動き出す。

声優・キャラクター
石井マーク、東山奈央、櫻井孝宏、大森日雅、小松未可子、たかはし智秋、M・A・O、えなこ

64.2 8 下ネタでファンタジーなアニメランキング8位
ピーター・グリルと賢者の時間(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (155)
638人が棚に入れました
ここは、剣と魔法の世界――ヤケッパチ戦士ギルド所属のピーター・グリルは、見事に武闘祭を勝ち抜き、地上最強の男の称号を手に入れた!これで、恋人ルヴェリアとの結婚も認めてもらえるだろう。しかし、大いなる力には大いなる代償がともなう…。オーガ。エルフ。オーク。地上最強の遺伝子を狙う様々な異種族の女たちが、ピーターの子種を狙い、今まさに蠢きだそうとしていた。なぜ人は、事が終わってからこんなにも冷静になるのだろうか。かつて誰も見た事がない、地上最強の賢者タイムがやってくる!

声優・キャラクター
下野紘、浅水健太朗、二ノ宮ゆい、竹達彩奈、山村響、上原あかり、千本木彩花
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