不老不死おすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの不老不死成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の不老不死おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.1 1 不老不死アニメランキング1位
十二国記(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1680)
9089人が棚に入れました
周囲に合わせるだけの日々を送ってきた平凡な女子高生・中嶋陽子。
ある日、ケイキと名乗る人物に連れられ、たどり着いた異世界。 そこは、十二人の王と十二頭の麒麟によって治められる十二の国々からなる不思議な世界だった。なぜ自分はここへ連れてこられたのか、ここはいったいどこなのか、異世界でケイキとはぐれてしまった陽子は疑問を抱えたまま、生き延びるために見知らぬ世界で生活することとなる…。

声優・キャラクター
久川綾、石津彩、うえだゆうじ、子安武人、相沢まさき、山口勝平、鈴村健一、岡野浩介、釘宮理恵、勝生真沙子、ゆかな、藤原啓治、進藤尚美、石田彰、若林直美、桑島法子、高山みなみ、山崎和佳奈、鈴木れい子、西村知道、平松晶子、川上とも子、千葉千恵巳、大川透、中田和宏、野島健児、西凜太朗、松本保典、大倉正章、家中宏

440 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

チャイナドレスじゃないんだよ!

前半は主人公をマジ殴り倒したくなりますが、色々なことに挫折、絶望して、そしてはっと主人公が気が付く場面。いいです。そこからが主人公、マジかっこいい。悩んでいる内容も異世界に行ってしまった主人公特有の悩みではなく、あくまで等身大の女子高生。
深い・・・めっちゃ深い話です。
OPは歌ではなく、曲ですが、かっこいい。挿入歌、ED共々いい仕事をしています。
個人的に王や高官の式服にはまりました。かっこいいっす。こんなのアニメしかねえよ的な奇抜な色彩ではなく、リアル古代中国っぽい感じ。満州民族の民族衣装ではなく、漢民族の民族衣装がベースのこの作品。
屍鬼、ゴーストハントの作者でもある小野不由美さんが書いた作品。いまだにランキングに入るような根強い人気を誇るこの作品は一見の価値ありです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

異世界ファンタジーの域を遙かに超えた成長記。

人の顔色ばかり伺う、八方美人の陽子の成長を描く、小野不由美原作の異世界ファンタジー傑作であり
優柔不断で未熟者だった人格が、全く別人の如く、己の意思を力強く主張する39話の締め方は感無量。
突如、喚ばれた異世界空間の過酷な経緯を経て、漸く序盤の布石が実を結ぶ作中屈指の名場面であり
NHK特有のメッセージ性を投じる。序盤が鬱屈なのもあり、その反動は、並々ならぬ感動を醸成させる。
その上、十二国という異世界を完全なる空想世界とせず、ある程度、現実味のある世界とすることにより
現代社会の個人は政治的関心が希薄であり、メディアや周囲の考えに流されやすいというマイナス面を
明確な形で、クローズアップすることに成功しており、画一的かつ受動的な大衆へ喚起が促されている。
無類の才覚を陽子に宿さず、人間的に成長していく過程においても決して避けては通れない苦行があり
説教臭さが鼻に付くと感じる方もいるだろうが、これをなくしては「十二国記」シリーズは成り立ち得ない。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 43

ポクレウル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最近ではもう見かけることができない種類のアニメ

人の心の成長を描いた物語でした。

彼ら、彼女らが旅を隔て、さまざまな人と出会い自分の固執していた考えが間違い(社会的には間違いではない)であることに気づく。

例えばそれはどうすれば人とうまく接することが出来るのか、彼ら自身がいろんな物事に対して抱く感情とどう向き合っていくのか。人を通して自分自身を改め成長していく。その成長過程がすごくリアルに描かれています。

最初のほうは唐突ですが、基本的なストーリーはしっかりしています。しかし未完で気になるところもいくつかありますが。

あんまり用語や登場人物の解説などがないので考えないと飽きるかもしれません。区切りがつくとそこでまとめて解説が入ります。(例えば1~12話で13話で解説)



感想
中盤がおもしろかったです。こいつがこんな風に変わったのか、人が変わる様がかなり明確で、見ていてなんか心地よかったです。この作品を見て自分自身に置き換えてすこし考えてみようかという気になりました。

しかし一気に見ないと変化というのが捉えずらくなり、実際にテレビで見た方はあんまりおもしろくなかったかもしれません。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

88.5 2 不老不死アニメランキング2位
デュラララ!!(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (5860)
26546人が棚に入れました
東京・池袋。都会の非日常に憧れる少年・竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)は、幼馴染の紀田正臣(きだまさおみ)の誘いもあり、地元を離れて池袋にある来良学園に入学することに。正臣曰く、池袋に住む上で敵に回してはいけない存在が何人かいるらしい。特には、喧嘩上等のチンピラ・平和島静雄(へいわじましずお)と、趣味で情報屋を営む折原臨也(おりはらいざや)の二人。そして、奇妙な組織体系を取る詳細不明のカラーギャング“ ダラーズ”。上京した初日、そんな正臣の話に不安をおぼえた帝人が目撃したのは、漆黒のバイクを駆る都市伝説“ 首なしライダー”だった…。さらには連続通り魔事件や池袋に根付くカラーギャング“ 黄巾賊”の存在まで浮上し、池袋の街が壊れてゆく――。

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、沢城みゆき、福山潤、神谷浩史、小野大輔、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、黒田崇矢、藤原啓治、大塚明夫、うえだゆうじ、小山力也、小西克幸、福圓美里、岸尾だいすけ、中原麻衣、高木渉、遠藤大輔、伊丸岡篤、大塚芳忠、戸松遥、岡本信彦、伊藤健太郎、松風雅也、井口祐一、宮島依里、ささきのぞみ、さかいかな、加藤将之、金元寿子、喜多村英梨、藤田咲、大川透、互野ちひろ、高橋伸也、安元洋貴、宮下栄治、松岡文雄、広瀬正志、葉山いくみ、納谷六朗、井澤詩織、仲村萌実

kiki さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

続きが気になり、一気に観終わる!!

はじめは、全体的な模様をうつしていった感じ。はじめから普通に楽しく観ていましたが、11話からさらに面白くなって行きました。そういうことになってくのか、と。

色んな登場人物がいますが、それぞれのキャラにスポットをあてつつ、物語も進行していくので、こいつはこういう人間で、こういう考え方ってのもあるんだな~とか、あぁこいつはそういう風に人との関わり方をしていくのかな~って思いつつ、物語も展開していくので、ホント次から次へと観たくなります。

音楽も、OP曲がかなり良かったと思います。
あと、予告曲も

続編は絶対ありますね。早く見たいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

どうまん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

内輪揉め:ロワナプラ化に失敗した池袋

●率直な感想
原作未読。

前半と後半とでかなり趣が異なる。

前半は、首なしライダーの首を探すことに重点を向けた話となっていて、各登場人物の役回りの概ねが提示されるパートとなっている。
後半は3人の人物に焦点が絞られ(陰で暗躍している1名を含めれば4人)、ある結末へと収束していく。

バッカーノと同様群像劇の類に属する物語であるが、こちらは内面描写を起用する(後半パート)などいくつか違いが見られる。
それらの点に関して良いと見るか悪いと見るかは人によって様々。
個人的には、あまり成功しているとは思えなかった。

●スケールの小ささ
バッカーノよりも登場人物の年齢層が低い事もあって、いかにも中二病的な雰囲気を感じてしまう人は多いと思われる。
全て「イタい」の一言で片づけられてしまいがちなのが惜しい所。
何人かは大人キャラがいるが、彼らに至っては存在意義がよくわからない。
白バイポリスは、敢えて出すまでの必要があったとは到底思えない。

それをさて置いても、少年ギャングが町を取り合うというスケールで考えてしまうと、せっかくの超常現象的なキャラも壊れた人格も、どうにもせせこましく感じてしまう。
大きく広げられそうな物を無理に押し留めている感が否めない。
そのため内輪で小さないざこざを起こしているようにしか見えず、池袋をロワナプラとして見れるほどには、作品として洗練されていないように思えた。

また内面描写があるとは言ってもそこまで深く掘り下げられていないので、終盤の行動に関して疑念の余地がある。
純粋な群像劇を楽しむというのであれば、バッカーノの方が出来は数段上であるように感じられた。

○こんな人向け
・群像劇が好き
・キャラが立っている話が好き
・神谷浩史が好き
・花澤香菜が好き

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

レイルトレーサー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

自分の中で頂点のアニメ

まずはじめに、1話2話で終わることのないようにしてほしいです。
はっきりいって僕も1話を見た時はそんなにいい印象は持ちませんでした。
出来れば10話まで見てもらいたいのです。デュラララは最終回になるにつれてどんどん面白くなっていきます。
1話見終わるごとに続きが気になり、次の展開が気になりすぎて、ずっと変な笑みを顔に貼り付けながら見入っていました。
最終回はまとまって終わりましたが、それでも続きが知りたくて原作を買ってしまうほどでした。
早く二期がみたいです。
首無しの運び屋を中心にして周囲の人々が池袋の町で思考をめぐらし、躍動し、騒ぎを起こしていく。
キャッチコピーは
『これは、歪んだ歪んだ物語。歪んだ恋の、物語』
キャラにも魅力があります。ぜひ見てほしい作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

89.2 3 不老不死アニメランキング3位
BACCANO! バッカーノ!(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2757)
15271人が棚に入れました
三百年前、船の上で錬金術師達は不死の法を手に入れるため、『悪魔』を召還したのが全ての始まりであった。悪魔は錬金術師達に不死の酒を与え、唯一死ねる方法と召還主だけに不死の酒の製造方法を教えた。しかし、その次の日の夜、錬金術師達の内の一人が仲間を喰い始め、彼らはその魔手から逃れる為、世界中に散り散りとなった。そして禁酒法時代のアメリカ、不死の酒を巡り、バッカーノ(馬鹿騒ぎ)が始まる!

声優・キャラクター
小野坂昌也、あおきさやか、吉野裕行、宮本充、小林沙苗、藤原啓治、阪口大助、小林ゆう、園部好德、森田成一、広橋涼、千葉進歩、太田哲治、伝坂勉、有本欽隆、菅生隆之、中田和宏、伊藤美紀、後藤沙緒里、神田朱未、子安武人、三宅健太、山口勝平、安井絵里、大林隆介、佐々木誠二、若本規夫、井上麻里奈、羽多野渉、伊丸岡篤、永澤菜教、平野俊隆、古澤徹、楠大典、斎藤千和、亀井三郎、伊藤静、神奈延年、大畑伸太郎、高垣彩陽、斧アツシ、長克巳、塚田正昭、速水奨、西本理一、河本邦弘、浪川大輔、金光宣明、成田剣、坂口候一、相馬幸人、こぶしのぶゆき、西村知道、岡田三利、麻生智久、杉田智和

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

素晴らしきシナリオ+ミリアおもしろすぎ!

まず、ミリアが可愛い!おもしろい!!
アイザックとのコントはリアルのどのお笑い芸人よりも笑えますww

特筆すべきはシナリオです!
ストーリーにスピード感があり、なお刺激的で非常に良い!
ただ、序盤は世界観を理解するのが大変。そして、時間軸が多少前後するため、結構難しい内容と言えます。
しかし、その分クオリティの高さは素晴らしい!!

しかしその分、内容の濃さ、面白さには目を見張るものがあります!序盤で意味が分からないと切らずに、辛抱強く観て見れば、すぐに馴染んで、引き込まれていくこと間違いなしです!!

音楽はEDが少し物足りない感もしますが、OPはアニメーションを含めて総体的に良いと思います!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 58

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ライトノベルの可能性。愉快な狂人たちが世界を回す。

 涼宮ハルヒの大成功以来、ゲンナリするほど数多くのライトノベル原作のアニメが作られたし、今も作り続けられている。厳密には違う!という人もいるだろうが、「なろう系」もその流れだろう。


それらの作品のまずさは色々あるが、私としては独自性の欠如、キャラの薄っぺらさが特に気になる。


型にはまったテンプレートな設定や内容に、ちゃんとした個性のない出落ち気味なキャラの組み合わせが粗製乱造されているのを見ると、こんなん大量に作るなら本数抑えてもっと実のあるもん作ってよ…日本のアニメが心配にすらなってくる。


しかし、全てのラノベアニメが悪いわけではない。


本作と「とらドラ!」は間違いない傑作であり、ライトノベルにもちゃんと豊かな可能性があると感じさせてくれた稀有な作品である。


本作は非常にトリッキーな構成になっていて、異なる時間と場所の場面を時系列シャッフルした形で進行する。しかも、同じ作者さんの「デュラララ」と同じく膨大な登場人物が禁酒法時代のアメリカという、ラノベではまず他にない舞台を中心に大暴れする。


正直、これで面白い作品にするのは相当の難行だと思うが、本作はこの独創性ある脚本を1クールで見事にまとめあげている上に、膨大なキャラたちが眩いばかりに輝いているのだから驚愕の出来栄えである。


本作のキャラたちはとにかく濃い!。だいたい犯罪者か狂人でまともなやつなんて一人もいない。こんなやつらばかりだから作中では血飛沫が飛び、死体の山が築かれる。


しかし、本作には暗い影や陰湿さは欠片もない。むしろ、他のどんな作品よりも痛快であり、明るさと澄み切った陽気さがついてまわる。


本作は連中はそろいもそろってイカれているが、弱さ故にではない。彼らはマトモな小市民的な打算と偽善の世界ではとても収まりがつかない、恐ろしさと痛快さを合わせ持った存在なのだ。


彼らの個性は強烈だが、出落ち的なケバケバしさではなく奥行きと深さがある生きたキャラクターとして見事に造形されている。だから、回を追うごとに彼らの思わぬ面が覗けたりして、どんどん彼等の姿を追っていきたくなってしまう。


彼等は犯罪者だったり狂人だったりするが、こっちをガッカリさせるような単なるクズでは決してない。人として譲ってはいけない真っ直ぐさを持っていたり、絶対的な信念や価値観を有していたりする。


彼等は正義の味方でも、単なる悪役でもない。どちらでもあるしどちらでもないが、少なくても彼等は見ていて晴れ晴れするほどに自分の人生を謳歌している。


本作には最強殺人鬼キャラが登場するが、「俺tsueee系」などに見られる説得力皆無なキャラたちとは正反対の存在感であり、こんなにゾクゾクさせられたキャラは珍しいと言いたい。


単に能力が凄い!、というわけでなく、彼の言動、彼の論理は冷静に常軌を逸しているのだが、それを納得させてしまう「凄味」がこいつにはある!。そんな奴が、藤原啓治さん演じるもう一人のトンデモナイ殺人鬼と対峙するんだからワクワクが止まらない!。


本作の欠点を挙げるとすれば、いちおキリの良い所で終わっているが、続きが今の所ない、ということくらいだろう。この魅力的な連中が今後どうなっていくのか?、見てしまったら続きが見たくて仕方がなくなる。


本作の続きも見たいが、成田良悟先生は他のシリーズもみんな近いタイプで個性的かつ愉快でバイオレンスな作品ばかりなので是非またアニメ化して欲しいものだ。


個人的には、「世界の中心、針山さん2」が良いと思う。短編集かと思ったら、最後に今までの物語のキャラたちが総出演する構成も面白いし、個々のエピソーそも面白い。なにより1クールとかでやるのに丁度いい長さだろう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

みしな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良作な群像劇

まずOPから引き込まれた口。
群像劇だけに登場人物は多いが、キャラが濃いので忘れることはない。むしろそれぞれの続きが気になるところ。

声優さんもその濃いキャラをよく演じてると思う。
個人的に若本氏演じる副社長がツボすぎて、後に原作読んでると蘇ってきて吹いた。

大体のキャラはぶっ飛んでてハイテンションなので、それが楽しめるかどうかでこのアニメの良し悪しが分かれる気がする。あと、グロ映像とかそれを想起させるシーンは多々あるので苦手な人は注意。

同じ作者のデュラララ!!より、アニメの出来としてはこっちの方が見るべきと思う。

伏線のつなぎ方が秀逸で、二回見ることをお勧めする。

あとDVD特典の声優対談?が見モノであるw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

72.0 4 不老不死アニメランキング4位
棺姫のチャイカ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (994)
5759人が棚に入れました
原作:榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ」(ファンタジア文庫)、キャラクター原案:なまにくATK(ニトロプラス)、監督:増井壮一、監督補佐:小森高博、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:新井伸浩、美術監督:岡本好司、色彩設計:岩沢れい子、撮影監督:福田光、、、、

声優・キャラクター
安済知佳、間島淳司、原優子、斎藤千和、細谷佳正、佐藤健輔、野水伊織、幸田夢波、森嶋秀太、山本和臣、藏合紗恵子、勝沼紀義、ブリドカットセーラ恵美、金尾哲夫、大空直美、村瀬歩、櫻井孝宏、小日向茜、牧野由依、緒方恵美、東地宏樹

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

チャイカ、素直、かたことかわいい。

とある架空大陸の話。
今は亡き大陸の元支配者ガズ皇帝。
その娘のチャイカが主人公です。
チャイカは、何故か棺を背負って皇帝の遺体を収集。
ひょんなことから、サバターのトールと契約します。
加えて、トール思いのアカリ、中途参加のフレドリカと諸国行脚。
この作品は、彼らの遺体収集記を描いたバトルファンタジックな冒険アニメです。

チャイカ御一行はそれぞれ個性的です。
チャイカはやたら素直、そして片言がかわいい。
その独特のチャイカ口調はやみつきになりそうです。
一方、トール・アカリコンビも息がピッタリです。
アカリのマジボケに対する、トールのライトツッコミは何気に楽しい。
気まぐれフレドリカもいい仕事をします。

一方、チャイカを追うジレット隊も個性豊か。
私のお気に入りの長い桃髪ロールのヴィヴィは隠れデレデレ。
ラストのシーンはちょい気になります。

戦闘シーンは、素早い身のこなしや剣さばき、そして魔法砲により臨場感満点。
また、緊迫感あるBGMが戦闘シーンを盛り上げてくれます。

2期が秋より開始とのこと。
チャイカたちやジレット隊の行く末は如何に?
遺体を集めたら何が起こるんでしょうね。
謎が謎を呼ぶこのアニメ。
すっきりなっとくのラストを期待したいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 61
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正に紅白つけがた、、、いや、甲乙つけがたい魅力あり(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
観た人には分かるレビュータイトルにしてみました(笑)

ジャンルとしては、ファンタジー、バトル。でも実際はキャラものだったかなと。女性キャラはみんな可愛らしく、バトルもそこそこ迫力あって、視聴時「は」、かなり2期が楽しみな作品でした(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
よし、2期のことは2期に書こう(笑)

最初の2~3話は、かなり楽しんで観られました。特にトールとニコライ(モヒカン巨漢)のバトルは、良かったです。ラノベ原作なのに、厨二的な必殺技も、(トールの界王拳wみたいなやつ以外)はなく、ちゃんと地味に剣技で戦ってたあたりは、剣道部的に好印象でした♪

中盤以降、多少ダレる部分もあったけど、ストーリーは「父親の死体を集める」という点で一貫していたので、とても観やすかったです。(かなり簡単でしたが)所々に謎というか、伏線もあって良かったです。

なにより、キャラが可愛い。

白チャイカは、なんといっても眉毛! 太眉で可愛いって、アニメでもリアルでも貴重です!(アニメ→けいおんのむぎ。リアル→怒り新党の夏目ちゃん)。しかも、ロリ&片言&記憶喪失&魔法使い&天然&ロシア風。要素を詰め込み過ぎだけど、それでもうまくまとまっていました。

個人的にお気に入りはアカリです。私は兄妹なのに恋愛してるやつは生理的にNGなのですが、これは血の繋がりがないからOK! アカリの、トールに対する偏愛というか変愛wは、かなり笑えました♪ 今まであまり観たことないキャラでしたね。

フレデリカもキャラは良かったけど、ちょっとチートでしたね、戦力的に。フレデリカがいなければ、もっと戦闘や攻略に工夫が生まれ、面白かったと思います。まあ、それはフレデリカが悪いのではなく、便利に使った(楽した)作者の責任ですが。それに、ややグロのシーンもあり、萌えには一歩届かず。

赤チャイカは、ツンデレだし、負けず嫌いなのに可愛げがあって、正に紅白つけがた、あっ、間違えた(笑)甲乙つけがたい魅力ですね♪ 赤派、白派で別れて意見を戦わせてるのも、よくわかります。……ところで、あの赤チャイカの武器、かなり好きな武器なんだけど、元ネタやら正式名称がよく分からん。個人的には、ダイの大冒険のヒュンケルや、ラグナロク(ラノベ)のジェイスが使ってたイメージだけど、もっと前からあるのかな?

作品として惜しかったのは、主人公であるトールが薄味だったこと。サバターとか、(原作では違うのかもだけど)アニメではわりと説明不足でいきなり用語が出てくるんで、最初は3Dの青い人と関係あるのかと疑ってしまいました(笑) まあ、忍者みたいなもんだと解釈してますが、この辺り(トールの過去やなぜチャイカにあそこまで肩入れするのか、サバターとは何か)を更に深く掘り下げられれば、もっと感情移入できた気がします(まっ、それやっちゃうと白チャイカをあそこまで掘り下げられませんが)。

早目に2期が発表になるくらいですから、計画はあったのでしょう。だったら、1期でムリに終らせようとせず(ストーリーを追いかけるのではなく)、 じっくり時間をかけても良かったような気がしないわけでもないです。

と、いうことで、あにこれではあまり評価されていませんが、私は個人的に結構楽しめましたよ、1期は(笑)(笑)(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32
ネタバレ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

チャイカを受け入れられるかどうかが面白いかどうかに繋がっていると思う。

大きな戦争が終わった世界では
サバター(戦士)は働き口を失っていた。
そんな主人公も職を失い、
山で食料調達しているところへ
棺を担いだ少女に出会う。


その少女は世界のところどころにちりばめられた
父の遺体を一緒に探して欲しいと主人公に依頼する。



この作品のタイトルで想像したのは
棺の中から出てきた少女があまりにも
世間知らずだから主人公が世話を焼く話だと
思っていただけに、
結構びっくりしましたが、思いのほか
そのあらすじがすんなりと受け入れられました。



バトルシーンがすごくかっこいいし
主人公が強いというかアカネとの連携もかっこいいな。

自分はバトルが嫌いなのではなく
キャラがよければ楽しめると知りました。



本作はバトルだけでなく
結構笑えるところもあり
お気に入りのアニメです。


その中でも結構好きなのがフレドリカです。


{netabare}
トールと戦いたいのに助けてくれるキャラ
というのが笑えるし
態度がかわいい。


死んだと思っていたシーンがあったけど
{netabare}
生きてて良かった〜(泣)
{/netabare}
{/netabare}




{netabare}
まあ一番好きだったシーンは
トールが「驚くなよつけられてる」
の言葉に対するチャイカの顔芸が面白かった。
{/netabare}




チャイカのキャラデザと口調が
苦手とする人もいるようですが
僕はむしろ大好物です。

知っていたことではありますが
最終話で二期があるという告知があり
嬉しくて寝床でガッツポーズしました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 48

64.9 5 不老不死アニメランキング5位
波打際のむろみさん(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (656)
2948人が棚に入れました
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

声優・キャラクター
田村ゆかり、水島大宙、野中藍、上坂すみれ、原田ひとみ、中原麻衣、さかいかな、斎藤千和
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テンション高いなー。波止場をハッテン場に。

他の方のレビューが面白かったので、観たくなったんだ。
楽しいねえ〜、これ。
テンション高くてくどい!!けど、楽しい。
オープニングの無駄にアクティブな雰囲気、クセになるなぁ。

♪ずーっと待ってた奇跡より 目の前の笑顔が正解だっ!♪

げんしけん2代目のオープニングの上坂すみれさんが唄ってるんだね。いかにもアニメ!って感じの濃厚な歌声。
♪むろみぃぃぃぃぃ♪
ドコドコノキノコの唄くらい、耳に残る。

餅みたいにカーブするほっぺたと、顔からはみ出るタイプのまつ毛、派手な髪色…
何だか90年代の夕方のアニメを思い出すなぁ。
懐かしさに加えて方言のセリフがポンポン飛び出て、何だか親しみやすい。

近所に居たら楽しそうな、呑気な飲んべえな半魚姐さんたちが語る武勇伝。地球の歴史にさりげなーくもなく関わってきた、だとっ?!

全年齢で観られそうな楽しさだけど、たまに微エロなとこが…
むろみさんに弄ばれる富士さんの肉塊表現がエッチっていうか異性物化っていうか…。

むろさん、ヤンキーさん?いやいや、結構、純情な顔を見せるし。
と思ってたら、大昔のハクジラ類の元カレへの恨みの話の時のノリ、やっぱヤンキーっぽかった。しかしだからこそ、ロマンチストなとこもある…!

陸に上がり過ぎて尾ひれが痛んで、心配されて、何さアタイの勝手だろ!っていうところも、ヤンキーっぽかった。
しかしだからこそ、面倒見いいところもある…!
鳥類は天敵だけどね。
捕食の厳しさでガンバネタ出たね。

バブルの弾けた乙姫ちゃんとの相性も面白いね。
{netabare} →竜宮城亡き後、世界を牛耳ろうと夢見るも、株で大損し続けた歴史が過酷!そして今、パートタイマー。 {/netabare} がんばれ乙姫ちゃん。世界は牛耳らなくていい。

クラゲや釣られた魚類や街角のセミまで、生き物の声(誰も聞いてないのにしゃべっちゃてるね)の当て方が…くぐもった変な声で、油断ならない。

リュウグウノツカイ、水族館に就職とかはどうかな…?
水族館で剥製、見たなぁ。今度見たら、あの声を思い出しそう。

8話でシーラカンスのトラウマを癒せない、絶望を見てしまったむろみさんの潤んだ目が…。
オチの付け方がワンパターンではなくて、飽きなかったよ。
波止場って、あらゆるオチを水平線の彼方へと受け止めては流せる、そんな懐深い場所なのかもしれない。

乙姫ちゃんの活躍がもっと見たかったな。
続きやらないかなぁ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

karinchaco さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

OP曲もストーリーもとてもテンポが良い作品。

漫画原作のアニメです。

アザゼルさんの2期と30分の放映枠を分け合う形で放送された15分アニメ。
人間と人魚他異生物たちとのハートフルコメディになっています。ヒロインのむろみをはじめとして人魚たちはなぜか博多弁でしゃべります。そこがかわいいんですけどね。

内容はギャグ要素が多めの印象ですね。話しのテンポも速いので見ていて気持ちいいです。ヒロインの人魚っていう設定をうまく利用した展開もポイント高いです。

この作品の最大の魅力は電波なOPでしょう。上坂すみれさんのデビュー曲でもある「七つの海よりキミの海」はアップテンポなナンバーでOPのアニメーションと相まって見ていてとても楽しいです。作詞もアニメソングに定評のある畑亜貴さん。ごちうさのOPの時も思ったのですがどうやって作詞しているんでしょうねとても気になります。私の中では電波系OPの1,2を争う出来だと思っています。

漫画の連載が終わってしまったとのことで2期は難しいのかもしれませんが、是非続きをみたいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人を選びますが。

※あくまでも個人的見解です。
※多少のネタバレがあるかもしれません。
※話がそれまくっております。
※加えてテンションもおかしいです。
※なお私事がいつにもまして多めです。
※たぶん、きっと、恐らく、仕様です。。。です。
※ご了承ください。


この作品知らんと? よかや? よぅ聞くばい。
少年が釣りしとったら人魚がミミズにつられて釣り上げられたたい。
そげんで………

あ、無理です。博多弁、頑張ってみようと思ったけど無理でした。はい。(そもそもここまで自体あってる気がしないとですよ。。。)現地の方やその他の方々に失礼なのでやめます。現地人で居たかったです。あらすじとかは適当なの読んでおいてください。特にないですので。たぶんあらすじなんて読むよりも見た方が早いです。ぜひレンタル店へ。気に入ったらそのままネットでも何でもいいので購入へ。


……コホン。

まず自分はこの作品大好きでした。今季のダークホース、いやいや、考え方によっては一番楽しんだんじゃないかと思うほどに。
内容が自分のツボだったのや、方言多用やら色々自分としては面白い点が多かったのです。また普通の作品の半分程度の長さ(12分程度でしたかね?)もよかったです。これが普通の長さだと恐らく評価は下がったでしょう。適した長さです。
ただし、この作品思い切り人を選ぶものだと思われます。現に自分の周りの知人は誰一人としてこの作品のおもしろさがわからない……人によってはつまらない等と吐き捨てよる始末……。とりあえず見る人を選ぶ作品であることを念頭においておいてください。

声優の評価が満点なのはやっぱりあの方言。地元民とかではないので正しいのかなどは分かりませんでしたが、たぶんそこまで問題なく演じてくださっていられたと思うので。またとても好みでしたので。

音楽、というよりもこの評価はOPです。中毒性はありそうですが、なれるまで少々時間がかかる。加えてこのCDをお金を出してまで欲しいかといわれると……。少々。作品にはあっている(……?)のでいいのでしょうが。
入り方は好きです。アニメーションと曲もあっていて大好きです。その他の部分も大方すきです。ただ「むろみー!」あたりが少々苦手なだけです。

キャラクター地味に濃いです! あのリヴァイアサンが出てきます! イエティやハルピュイアも! さらにはさらには河童や宇宙人やらツッチーやらとたくさん! その他割愛!(ぇ 
もうみんな大好きです。出番少ないキャラもいますが大好きです。よくわからないキャr(割愛。
少々余談が入ります。{netabare}そういえば、たっくん(主人公(?))の必要性を一時理解できませんでしたが、なるほど、彼、案外必要ですね。いや、途中で登場数が(主人公であると思われるにもかかわらず)減っていた気が、更には影も薄くなっていた気がしていたので、彼居なくても……と考えていたのですが、もう少し考えてみてそうでもないな、と。余談でしたすいません。{/netabare}





どこかで述べたとおり見る人を選ぶアニメだと思います。
ですが(自分はとても楽しめたこともあり)とりあえず1話でも見てみてほしいです。1話見たところで面白さが伝わるとも思いませんが、それでもせめてそれから決めてほしいです。あ、DVD1巻につき4話入ってるので是非4話まで♪

余談
{netabare}
余談というよりも謝罪です。
わたくしごと多すぎですね、すいません。
ふざけて書きすぎですね、すいません。
以後気を付けます。でもこのレビュー直す気はございません。
この作品に対するテンションがおかしかっただけです。 {/netabare}

追記です。
{netabare}
とあるかたがむろみさんのしゃべり方でこの作品を紹介してくださっていました! 読んでいるうちにむろみさんの声で脳内再生されて感動しました!
名前やレビューを勝手にあげていいのかわからないので挙げられませんが、なんとなくレビューをたどっていけば見つかるかと思われます。
この作品が好きな方には少しお勧めさせていただきます。
ぜひ読んでみてください。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14

76.4 6 不老不死アニメランキング6位
となりの吸血鬼さん(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (482)
1972人が棚に入れました
天野灯はひょんなことからソフィー・トワイライトという吸血鬼の女の子に助けられ、一目でソフィーを気に入ってしまう。灯は彼女の家に押し掛け、強引に同居を始めることになる。ソフィーは吸血鬼だが、人間を襲うようなことはなく、通販で血液や趣味のアニメグッズを購入している現代的で庶民的な生活をしていた。

声優・キャラクター
富田美憂、篠原侑、Lynn、和氣あず未、日高里菜、内田彩

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

灯さん、距離感おかしい(笑)!(最終回のサブタイトルのセンスが、意外と好きです。)

原作は未読ですが、「COMIC CUNE(コミックキューン)」掲載の漫画作品とのことです。

ただの怪談話かと思いつつも吸血鬼の噂を聞いた主人公の天野灯(あまの あかり)が真相を確かめに夜中に噂の屋敷を探しにいったら、ガチで吸血鬼なソフィー・トワイライトが住んでおり、いろいろあって同居生活を始めるという人外日常コメディ作品です。

他の主な登場人物としては灯が通う高校の友人たちと、ソフィーの旧知でやはり吸血鬼のエリーといったところでしょうか。

OP背景映像で灯とソフィーがガッチリと手をつないでいる上にその手がリボンでグルグルに固められているので完全に「そっちかい!」というわかりやすい作品ではあります。まあ、掲載誌も「COMIC CUNE」なわけですし…。

灯のパーソナルスペースが近すぎというかちょっとおかしいレベルなのに対して、ソフィーが吸血鬼なのに「常識人」というギャップが笑いを生む感じでなかなか面白いですね。

二人が知り合う前からの友人関係からの「嫉妬」っぽい感じも「そっちかい!」な感じで、好きな人はけっこうハマれる作品なんじゃないでしょうか。まあ、苦手な人はダメでしょうけど…。

灯の人形(ドール)好きや、ソフィーが深夜の時間を持て余してアニメやマンガ、ラノベのオタク化しているのも笑いのネタの提供源になっていますね。

ソフィーの常食が冷蔵庫に保存された鮮血パックなのはまあ良いとして、血液を電子レンジであっためて成分が壊れたり凝固したりしないのだろうかといったツッコミどころもありますけど、日常コメディだからそんなことは深く考えてはいけないのだ(笑)!

2018.11.20追記:
第7話まで視聴済みです。Cパートのソフィーちゃんを見ていて、セサミストリートに出てくるカウント伯爵(Count von Count)という数を数えたがるのをネタにした吸血鬼キャラがいたのをふと思い出しました。

爵位の伯爵(Count)と数える(count)を掛けた駄洒落ですよね。たぶんNHK教育テレビでセサミストリートが放送され始めたときくらいからいた、アーニーとバート、クッキーモンスター、カエルのカーミット、ビッグバードなどなどと同じくらいの古参キャラクターです。

2018.12.23追記:
第12話(最終話)視聴終了。一見なんてことないサブタイトル「巡る季節と吸血鬼」ですが、このセンスは意外と好きです。

全話通して振り返ってみると、灯から見たソフィーは対等な「友達」なのですが、ソフィーから見た灯はまだ面倒をみるべき「子供」なんだなと感じられる意識のギャップみたいなものも面白かったですね。この関係は、実はソフィーがかなり「大人」だからこそ成立していますよね。

第12話は、いい最終回だった(わりとガチで)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

\あっかり~ん/

原作未読/最新話視聴にあたり最下部に追記

好奇心旺盛な女子高生・天野灯(声:篠原侑)が、吸血鬼・ソフィー(声:富田美憂)と織り成す日常系コメディ。

登場するキャラやデザインはどれも可愛らしいものとなっており、通常ならば血液を飲むなどおどろおどろしい様子もこの作品に至ってはほのぼのしたものに見えてしまう。

正直、第1話を見終えた時点では物語の起伏が少なく、終始ほんわかした空気で展開していくものと思い、視聴を後回しか断念しそうになったけれど、第2話から一気に面白くなってくるので危ういところであった。

ソフィーの世間ズレっぷりも大概にして面白いのだが、灯ちゃんのズレっぷり&天然っぷりがやばいのです。失礼ながら見た目こそモブちっくで大人しめな外見だが、彼女の行動や発するセリフには時折ドツボにハマってしまい爆笑させてくれます。そののほほーんとした表情から真顔で繰り出されるものだから破壊力がよけいにやばいw ということで、こちらも最後まで視聴すること間違いなし。

どうでもいいけれど天野灯という名前は“天野”こずえさんの作品で『ARIA』主人公の水無“灯里”から来ているのかな?


▼第7話 {netabare}
いきなりの海からはじまった今回は、水着回というサービスカットなのかなと思いきや、すぐさま帰宅。(私的にはよっぽどの内容でない限りサービス回というのはいらんので逆に有難い)炎天下のビーチへ勝手に連れて来た灯も流石というべきか大概だが、ソフィーも「寝ている間に運んできたのか? 着替えたような気もするが~」じゃねえよw そしてスーツケースに戻るさまは可愛かった。エリーからも悪魔と指摘されていたがやっぱ灯はとんでもねえわw

今回はソフィーの可愛さが際立った回で、雷にびびった瞬間の作画が可愛かったり、びびってないですよとばかりに「もう少し眠るか」と棺桶に戻るさまも愛らしかった。Cパートでのヒマワリの種を数えるという行為、確かに気にならんこともないが普通はしないわなw しかし1231個もあるとは、これが本当ならちょっとした無駄知識に。

そして今回で一番笑ったのは、お祭り屋台にて金魚すくいというゲームを知らなかったエリーが「この魚たちを店の主人から救ってあげるのかしら」はクッソ笑いました。このアニメは世間ズレした吸血鬼ならではの設定を上手く活用しているところも面白い。てことでこれまで灯ちゃんばっかり目に映っていたけれど、ソフィー&エリーへの評価が縛上げした回でもありました。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}最終回は、あかりとソフィーが散歩しながら、これまで登場したメインキャラクターたちと出会い、そしてラストはふたりの最初の出会いを再現するといった形で締めくくり、とてもこの作品らしい終わり方が良かったと思います。

▽総評
物語中盤までは、あかりの天然さや変態さ、ズレっぷりに笑いどころが多かったけれど、中盤以降は百合要素が高くなり笑いは影をひそめてしまった印象。序盤のあかりが面白すぎたので、ちょっと彼女に比重を置いて視聴しすぎてしまったため、後半は物足りなさを感じてしまったことも否めない。ただ、途中から登場したエリーがたまに笑わせてくれたり、ソフィーは終始一貫して安定した癒しを届けてくれました。作品全体を通して日常系の醍醐味であるまったりと和やかにそして多くの癒しをもらえた作品でした。{/netabare}


▼キャスト
ソフィー・トワイライト:富田美憂
天野灯:篠原侑
夏木ひなた:Lynn
エリー:和氣あず未
倉井朔夜:日高里菜
青木夕:内田彩

▼制作
アニメーション制作:Studio五組、AXsiZ
原作:甘党/漫画:既刊5巻
監督:秋田谷典昭
副監督:福島利規
シリーズ構成:髙橋龍也
キャラクターデザイン・総作画監督:酒井孝裕

▼主題歌
オープニングテーマ「†吸tie Ladies†」歌:ソフィー(富田美憂)、天野灯(篠原侑)、夏木ひなた(Lynn)、エリー(和氣あず未)
エンディングテーマ「HAPPY!!ストレンジフレンズ」歌:同上

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きららじゃないんです!そしてホントに平和な話です。

原作が、KADOKAWAのコミックキューンなんで、
きらら系とはひと味違います!
何しろ、お風呂シーンが出て来ません(笑)

オープニングアニメーション見て
かなり嫌な感じのユリ展開だろうと思って、
思い切り腰が引けていたんですけど、
本編が始まると、ひたすらに平和な日々が続きます。
主人公あかりが、ソフィーに係わるのは
ユリなのではなくて
人形蒐集が趣味で、ソフィーが人形みたいに可愛いから。
そしてこのソフィー、とにかく冷静な常識人で、トラブルを極力避けています。
だからとにかく平和なんです。
事件なんか全然起きません。

本編がショートアニメ2話のことも多くて、
この平穏な感じでも飽きないし、
基本的にメインキャラクターの関係性が
非ユリな友愛なんで、
最後まで心地よく過ごせました(≧▽≦)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

67.3 7 不老不死アニメランキング7位
少年陰陽師(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (206)
1446人が棚に入れました
時は平安。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師・安倍晴明(じい様)の末の孫で、陰陽師。といってもまだまだ半人前。よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)と、じい様におちょくられながら、修行に励む日々。ある時は、異邦の大妖怪を倒し、またある時は、黄泉の屍鬼の大群から都を救う。 そんな中、またもや昌浩の周りで奇怪なことが……!
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少しづつ思い出しながら書きかけ。できれば、またみたい。

放送当時大好きだった。

もっくんと昌浩のかけあいがちょっと笑えてほほえましくて
観ててとても好きだったなぁ。

途中、この二人の関係についてのお話があって、
{netabare}初めての出会いのことなんかも描かれたり、
あることがきっかけで、あんなに仲良かった二人が
一緒に入られなくなりそうになったり、
切なくて感動的だった気がする。 {/netabare}

おぼろげだけど、
OPかEDで人型のもっくんと赤ちゃんだったころの昌浩が
まどろんで眠ってるっぽいイラストを見て、
ジーンときちゃったりしてたような。

OPの曲は普通にいい曲ですが、
EDは、曲は悪くないのに
もう勘弁してほしいってくらい歌が下手すぎて、
いったいどうしちゃったんだろうとびっくりしました。
後半から少しましになったけど、いままでで最低でした。

終了時確か続きがあると思ってずっと期待してましたが、
いまだに作られてない。

再放送してほしいな。

続編も見たい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

思わず応援したくなる!

このアニメは、安倍晴明の孫の昌浩が陰陽師として成長していく姿を描いたものです。

最初は頼りなかった昌浩がどんどん強くなるのを感じて、『頑張れ!』とつい応援してしまいました!笑
まだ13歳なのに、色々抱え込もうとするところがかっこいいなぁと思って観ていました。

ちょっとだけ文句を言わせてもらうとしたら、最終回はもうちょっとハッピーエンドな感じにしてもらいたかったな、ということです・・・。

でも、ほんとに楽しいアニメだったので、和風ファンタジーが好きな人には是非観てもらいたいなと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

彰世 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大好きな作品の一つ。

ずっと前、何年も前に観たアニメ。
今でもあの感動は忘れられない、大好きな作品です。
見た勢いにのって原作も20巻ぐらいまで買いました。

個人的に小説など字が多い本は苦手であまり小説は読まないのですが、
これはそんなこと構わず、時間かけて読んでます。

アニメの続き、気になる方もいると思います!
ぜひ原作の方も買って読んでみてください♪

あと、期待はできませんが、アニメ2期やってほしいな…なんて。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

63.9 8 不老不死アニメランキング8位
Mnemosyune -ムネモシュネの娘たち-(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (237)
1441人が棚に入れました
新宿に事務所を構える二人の女性、麻生祇燐とミミ。不死者である彼女達は、数百年に渡ってたくさんの人々と出会い、別れていく。彼女達を弄ぶようなエイポスの思惑と、天使との因縁に終わりはあるのか。

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ずっとムラムラしてた

俺も登場人物もムラムラしてた気がする。
妙齢の女性である主人公より、マスコットっぽい美少女ロリキャラがいつもセックスしてるので困ったものである。

こんなくだらない感想になってしまったが、なかなか話が面白く、自作を見る度に結構な時間が経っているので凄く面白い。
超短期間で続編の映画を見てるような新鮮な感じになる訳だ。

ただやっぱりミミがくぎゅう喘ぎしててエロい印象しかない。
一作目は主人公のハードSMだったが…。
ミミは天使近くにいる度に股濡らして、いなかろうと合法ロリが売春レズセックス、美少年半陰陽と緊縛拘束青姦やレイプそんなんが毎回だし…。

だが、もっと評価されても良い程度の作品だったと思う。
説明しにくいが普通に話としても物語の流れも面白い。

周りの評価を減らしたのは多分過剰すぎる痛そうな演出とエロが駄目だったんだと思う。
あとは昨今で明らかに必要とされるキャラ回し。
キャラに重きを置くオタク業界では話を面白くするよりキャラを立たせなければ人気は出ない。
如何にくだらなくてもキャラさえ立って、キャラを二人置いてそれだけで話が回るようなほどに立たせれば、それで大概の視聴者は満足する。

言ってしまえばアニメで面白い設定なんていらないのだ。
馬鹿でもわかる程度の簡単なキャラ設定の作りこみが重要。
こういうのはどうやってもいわゆる好き物のサブカル枠に置くしかない。

マニアックな低評価アニメの浅はかなレビューを沢山見ればそれが割と見えてくる。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

未来を言い当てたしエロあり

見始めは「シティーハンター」の女性版のようなものかと思いきや、女性のみ不老不死になる事ができるという設定で、シリアスなハードボイルドものといった感じ。
グロに関して、不老不死という設定のおかげでそれほどでもないと思うので血を見るだけでも嫌という人以外なら大丈夫だろう。
エロに関して、女性の裸(乳首あり)の出番は多かったが、基本女性同士なので品が悪いものではなかったがしっかりエロかった。
百合に関して、結構男心をくすぐるものだと思う。
物語の構成が非常に良く出来ているし、ゴチャゴチャなりそうなところも理解しやすく45分を6回というのもじっくり観られて良かった。
主人公を演じた能登麻美子もとても良かった。
あと必ず曲で始まり曲で終わるのは、OPEDを飛ばす身としてはささやかだが嬉しい。
2008年放送だが作中レストランで食事のシーンがあり、主人公が「2015年のブルゴーニュは当たり年なのよ」的な事を言っているが、実際に当たり年で2015年のブルゴーニュはとても美味しい。
ちなみにボルドーも当たり年なのでしっかり熟成させたいところである。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

クロッシー(・з・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エログロアニメの金字塔(もちろん18禁)

物語を復習しないといけませんが、一応。
音楽の評価が低いのはV系苦手なため。OPEDどっちも受け付けませんでした。
内容としてはざっくり言えばユグドラシル、と天使の話。
SF要素も入っていますね。
西洋チックなのにどこか日本っぽい。というか暗い。
数あるエロい声優(主に声が)を出来るだけ集めたらこの作品が出来上がった。そのくらいオールスターの声優です。
主役の能登麻美子さん、釘宮理恵さんをはじめライバルの大原さやかさん、田中理恵さんなど。
ここに出てくる大原さやかさんの悪役はすごくいいです。お姉さん系もしくはお母さん系ももちろん好きなんですけど、こっちのキッツイ声も好きですね。
何にせよ声優陣が体をはっていろいろ演出されているので思いのほか楽しめました。OPEDに入る前に一回イヤホンを外しましょう。なぜなら音量注意w

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

69.4 9 不老不死アニメランキング9位
ルパン三世 ルパンVS複製人間(アニメ映画)

1978年12月16日
★★★★☆ 3.7 (238)
1349人が棚に入れました
一人の男が処刑された。その男がルパン三世であることは、鑑識の結果確実だったが、当然銭形が信じるはずがない。銭形はルパンが埋葬されているドラキュラ城へと赴き、そこでルパンの生存を確認する。銭形はルパンを捕まえようとするが逃げられてしまう。ルパンはエジプトでピラミッドから「石」を盗み出した。それは不二子の依頼だったが、不二子もまたマモーなる人物に依頼されていた。その石は人間に永遠の生命を与えるとの言い伝えがある「賢者の石」と呼ばれるものだった。マモーはルパンを使って不老不死に関する品物を集めていたのだ。しかし、ルパンは偽物を渡したため、マモーに狙われることとなる。

声優・キャラクター
山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、西村晃

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

史上最強の敵マモーの狂気。彼は神になれるのか?

❏総評

 ルパン三世の初の劇場公開作品である。1978年作。

 TV第2シリーズの大ヒットにより作成された経緯がある。

 音楽や声優は第2シリーズを踏襲しているものの、
 作画は原作に近づける為、割と第1シリーズに近い感じで
 仕上がっている。

 ネタバレしない程度に導入部のあらすじ↓

 冒頭ルパンが絞首刑されるシーンから始まる。
 鑑識の結果、ルパン本人であることも確認される。
 しかし、銭形はルパンが本当に死んだとは信じられなかった。
 銭形はルパンが埋葬される古城へルパンの死体を確認に行く。
 そこで銭形が見たものは…


❏史上最強の敵マモー

 最近の作品はまだ見てないのでわからないが、
 TV第2シリーズの時代までに作られたルパンのストーリーで
 間違いなく最強の敵である。

 作中でマモーの正体が段々と明らかになってくるにつれて、
 彼の狂気性がゾクゾクするほど効いてくる。

 「神」を自称する強大な力を持ったマモーに、
 どのように対峙ルパン達が対峙していくのかが見所。
 (心理的な部分も含めて)


❏大友克洋「AKIRA」に影響与えてる?

 当作品とAKIRAを両方見たことがある人であれば
 一部、類似性が見いだせると思う。

 先に作られたのは当作品の方なので、
 大友さんがこの作品を見てインスピレーションを
 受けたのではないかと邪推してしまう。


❏最後に

 作画の好みは分かれると思うが、
 ストーリーは間違いなく面白い!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ルパン三世史上最高傑作

いままで本作を超えた映画,金曜ロードショーのTVシリーズは無いだろう。本作ほどルパンの良さを引き出した作品は他に無い。
カリオストロの城で見せたようなおじさまルパンの印象とは違い、ルパンの泥棒の美学や、未知への挑戦など本来のルパンらしさが生き生きと出ている。次元と五右ェ門は不二子の事で仲たがいするが、結局は腐れ縁でルパンを助けに行く。
マモーのところへ乗り込もうとするルパンに
次元が「行くな、ルパンっ!」と言ったシーンは良かった。
ルパンの未知への挑戦。銭形のルパンを追う姿。
ルパンと次元・五右ェ門の関係。不二子の謎めいた魅力。
そしてクローンというテーマ。
まさにルパン史上最高傑作と言えよう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ルパンの代表作品

不老不死をテーマとした劇場版第1作目の作品。
面白さは他のルパンの作品が上回るかもしれませんが、ルパンアニメとしての完成度はこの作品が間違いなくNO.1。
ルパンの作品は数多くあるのに、TV(地上波)で毎回再放送されるのは、私の記憶上おそらくこの作品とスタジオジブリが制作した「カリオストロの城」のみ。
この事実がこの作品の需要性を示しています。
まさにルパンアニメの真骨頂と呼ぶのに相応しい作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

60.0 10 不老不死アニメランキング10位
sin 七つの大罪(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (164)
944人が棚に入れました
神に背いた“傲慢"の罪により、大天使ルシファーは地獄に堕とされ“堕天使"となった。
さらに地獄の最下層“万魔殿"では、地獄を統べる魔王たちがルシファーの力を封印。
すべてを失ったルシファーだったが、彼女を慕う嫉妬の魔王レヴィアタン、
地上で出会った女子高生の十束真莉亜を供に連れ、“傲慢の魔王ルシファー"となって
七人の魔王たちへの逆襲の旅に出る。
美しき魔王たちによる、“七つの大罪"を巡る黙示録が今、幕を開ける。

声優・キャラクター
喜多村英梨、藤田茜、櫻庭有紗、加隈亜衣、日笠陽子、小倉唯、たかはし智秋、伊藤静、田所あずさ、戸田めぐみ

66.8 11 不老不死アニメランキング11位
UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (173)
819人が棚に入れました
平穏で退屈な田舎に暮らしている少年・近衛刀太の夢は、都へ行って一旗揚げること。
刀太は都へ行くため、育ての親であり優れた魔法の使い手である雪姫に挑戦する日々を送っていた。だが、戦いながらも仲良く暮らしていた2人の前に現れた賞金稼ぎによって、田舎での平穏な日々は終わりを告げる。

これは、ろくでもないモノになってしまった者達の物語。

声優・キャラクター
高倉有加、松岡由貴、広瀬ゆうき、佐藤利奈、茅野愛衣、小倉唯、白鳥由里、桑谷夏子、神田朱未、渡辺明乃、堀江由衣、佐久間未帆、能登麻美子、皆川純子、石田彰、原田彩楓、鬼頭明里、柿原徹也、咲野俊介、梶裕貴、小山力也、小野大輔

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは、ろくでもないモノになってしまった者達の物語。

この作品の原作は未読ですが、タイトルにも含まれている「魔法先生ネギま!」の続編に位置付けられる作品です。
続編とはいえ、前作からは約80年ほど時間が経過していること、そして主要登場人物もガラッと入れ替わっているので、完全な続編とは言えないかな…とも思っていましたが、この作品を完走して思うのは前作までの積み重ねが
どれほど大切であったかということ…
だから、この作品をより堪能したい方は是非「魔法先生ネギま!」から2作計4クールの視聴を経てからの視聴をお勧めします。

前クールからの視聴を勧めたい…そう思ったのは実は1話の冒頭からでした。
私は、この作品の視聴に向けつい最近まで過去作を視聴していたので、懐かしさを感じるレベルはきっと2005~2007年にかけてリアルでアニメを視聴していた方とは比べるのもおこがましいのは理解しているつもりです。

それでも、1話冒頭の光景には圧倒的存在感と懐かしさを感じずにはいられませんでした。
それと同時に感じるのは、原作者とそれを支えるファンの愛の力…
この作品はみんなから本当に愛されているのだと思います。
じゃなければ、アニメ終了から10年の時を経て見れる光景じゃありません。

それに懐かしさを感じるのは光景だけではありません。
きっとこれは前期から視聴してきた人へのご褒美と特権…それを感じずにはいられませんでした。

語り部はエヴァンジェリン…
当時を懐かしみながら自分の置かれた境遇と向き合い…そして前に歩き出すところからこの物語は始まります。

この物語の主人公は、田舎暮らしの近衛刀太…
彼の夢は、いつか村を出て都に立つ塔に上って村の仲間との願いを叶えること…
その願いの成就に向けてクリアすべき課題はたった一つ…
実はそのたった一つの願いを叶えること自体、刀太らにとっては半端なく高いハードルだったのです。
まぁ、当然といえば当然なのですけれど…

田舎でのんびり平和に暮らしたい…それを一番願っていたのは、刀太の育ての親である雪姫先生でした。
それでも雪姫先生は気付いていたのだと思います。
安寧は長くは続かないこと…
何より刀太がそれを望んでおらず、もっと広い世界を見たがっていること…
そして平和な田舎で起こったひと悶着を経て、刀太と雪姫の物語が動いていきます。

刀太と雪姫が向かった先…
それは雪姫がかつて作った「UQ HOLDER」という組織でした。
雪姫がここに向かったのは田舎で起こったひと悶着がきっかけ…
確かにこれまで住んでいた田舎では事なきを得ました。
ですが、その代償として刀太は希望と絶望を一度に受け入れることになったんです。
でもこの表現は物事を物凄く前向きに見た結果…
普通なら希望など微塵も感じられなくてもおかしくはありません。

そこで雪姫の背中を押したのが刀太の一言…
「この力を何かの役に立てたい…」
刀太へに力強さを感じたと共に、これからへの期待で否が応でも胸が高鳴ります。

だって「UQ HOLDER」は刀太と志を同じくした仲間の集う場所だったから…
そしてそこで繰り広げられるのは「あぁ、これがやっぱネギまの世界だよね」とある意味嫉妬と安心感が交じり合ったような展開なんです。

「UQ HOLDER」に所属するメンバーは、男性よりも女性の方が比率が多く、雪姫を含め女性はみな美人か可愛いかのどちらか…

小倉唯さん演じる結城 夏凜は、UQホルダーNo.4。
スタイル抜群の格好良い系の役どころなので、小倉さんの力強さを感じる一面が見られます。

広瀬ゆうきさん演じる時坂 九郎丸は、UQホルダーNo.11。
最大の特徴は「八咫の烏」と呼ばれる一族の出であること。これが何を意味するかは結果を見てのお楽しみ…いや、既に片鱗は見えているかもしれませんね。

かやのん演じる桜雨 キリヱは、UQホルダーNo.9。
かやのんの可愛い成分だけを抽出して詰め込んだ…そんな感じの女の子です。
自分の思いと言動が真逆なツンデレ…きっとリアルにいたら相当面倒くさい感がプンプンなんですが、そこはかやのん成分の七不思議…全然嫌味が無くて完走して振り返ってみると、この作品一推しの女の子だったと思います。
この子…本当に可愛いですよ♪

可愛いといえば、結城 忍を忘れてはいけません。彼女は特別な力に目覚めた人間ではありませんが、それは些細な事…何といっても彼女のCVは原田彩楓さんなんです。
これだけでキャラの魅力が倍増した気分になります。

そして鬼頭明里さん演じる雪広 みぞれ…
彼女も特別な力を持っている訳ではありません。
ですが、前作視聴済の方なら苗字と独特の喋り方にピンと来た方も多いのでは…?
そう、やっぱり血は争えないんですね…遥かな時間を超えても到達する場所が変わらないなんて…
彼女の覚悟を垣間見た一面…良かったと思います。

「UQ HOLDER」と昔懐かし3年A組の向かう先…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「ハッピー☆マテリアル」
エンディングテーマは、「Steady→Go!!」
どちらも今回出演した女性声優陣が歌ってくれています。
「ハッピー☆マテリアル」は当時の主題歌をカバーしているので、懐かしさを感じた方も多かったのではないでしょうか。

1クール12話の物語でしたが、UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~ 放送後振り返り特番「UQTV ネギまHOLDER!2」
が本編とは別に放送されました。
原作の赤松先生と、雪姫役の松岡由貴さんのコメンタリーとなっているのですが、改めてこの作品に溢れる愛を実感させて貰った様な気がします。
そういえば、本編放送中にやたらと存在をアピールしていた「カモくん」について円盤での行方についても言及されていましたね。
これも楽しみの要因に十分なると思いますけれど…

「UQ HOLDER」のみんなは、まだ目標の道半ばです。
まさか、これで終わりってこと…無いですよね。
続編の制作を期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ネギま知ってる人限定でおすすめかな

これは2期でもあるけど、アナザーですね。おもしろかったです。
ただ、完全に1期見てておもしろかったと思いで補正できる人向けっぽい。
出てくるキャラがほぼ 1期キャラなので、たぶん初見の人はついていけない。
なので1期見た人向けでコメすると、、

おもしろいです。80年後のお話なんだけども うまくまとまってるし、
展開もいい。飽きない感じだったので一気に12話見ました。

余り書くとネタになっちゃうから 言わないけども、
1期見てた人は見てみてください^^
見てない人は、、うーん PS2で中古ゲームたくさんあるのでそういうので好きになってから見てみるといいかも。無茶なおすすめですみませんw
スタッフさんおもしろい作品ありがとう♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

新シリーズ?

魔法先生ネギま!の続編でしょうか?
主人公をチェンジしてのスタートです。
前作主人公のネギの孫が主人公ですね。
前作のキャラもエヴァンジェリンを始め数人出てきます。
戦闘も増えている気がしますが最後まで見るとやはり前作を見ていた方が楽しめるかもしれません^ ^
コミックは読んだ事があるのですが覚えてなくて(^^;;
終わり方が続編を作る気満々なかんじで終わりましたね。
最終回は前作ファンも喜びそうな展開もありましたね^ ^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

60.2 12 不老不死アニメランキング12位
Code:Realize 〜創世の姫君〜(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (99)
426人が棚に入れました
触れたものを溶かす猛毒を全身に宿した少女・カルディア。怪物と恐れられ、周囲と隔絶した日々を送っていた。ある夜、英国軍に捕らわれる寸前、泥棒紳士と名乗る男、アルセーヌ・ルパンと出会う。彼に導かれ、少女は機鋼都市・ロンドンに赴くが、様々な人物たちと出会い、思わぬ冒険を繰り広げることとなる。やがて彼女は、ルパンたちと行動を共にする中で、自らの身体と失われた記憶の謎に迫っていく。怪物と呼ばれた少女が辿り着く、真実とその願いとは――

声優・キャラクター
早見沙織、前野智昭、諏訪部順一、柿原徹也、森久保祥太郎、平川大輔、梶裕貴

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

乙女ゲーム原作ものの中では良作

オトメイト原作ものの中では、今のところこの作品が一番良いと思います。酷評されているみたいですが、私には作画とストーリーが一番丁寧に作られているように思いました。人気のある「薄桜鬼」よりもよかった点もあるのではないかと思います。ストーリー構成が起伏に富んでいて、最後も盛り上がりがあったからです。ヒロインの弟だったと思います、そのキャラとの確執が、うまく話の中で作られていました。設定も19世紀末のイギリススチームパンク風にうまくまとめられておりました。ヒロインが体毒を持っているという設定も、話の中で生かされていたと思います。イケメンたちもそれぞれ特徴があるように設定されていて、バランスが取れていました。見ていて続きが非常に楽しみだった作品です。ヒロインの声優さんも、可憐な声質の方でこの役柄にぴったりあっていましたね。原作のゲームはもっと複雑なお話らしいですが、私はこのアニメ作品はこれだけでもきちんとした完成品だと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

64.3 13 不老不死アニメランキング13位
火の鳥(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (79)
319人が棚に入れました
手塚治虫が最も情熱を傾け、最晩年まで描き続けたライフワーク作品。
長い間多くの人々に愛され続けた「火の鳥」は“人間”とは、“生命”とは何かを問い続けている。コミックスは、これまでに102冊(愛蔵版、普及版、絶品版などの合計)が発行。
アニメとしては1978年に劇場版第1作目が公開され、合計、劇場版3作品、OVA2作品が製作されている。不老不死を与える美しき不死鳥・火の鳥を追う人間たちの姿を描く。

声優・キャラクター
竹下景子、小村哲生、久米明、竹内順子、中尾みち雄、玉川砂記子、来宮良子、てらそままさき、佐々木望、小林美佐、広瀬正志、小川真司、大坂史子、浅野まゆみ、久保田民絵、島田敏、松本保典、内川藍維、巴菁子、内田直哉、大木民夫、江川央生、浪川大輔、阪脩、冬馬由美、桐本拓哉、牛山茂

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日本漫画歴史の原点とも呼べる作品

この物語は日本の漫画の神様である手塚治虫先生のライフワークの作品です。

なんと、この原作は1954年から手塚先生が亡くなられる前までつくられました。
ほぼ3/4世紀以前の昔からの作品です。
ですが、その内容は斬新であり、現代でも驚くほどの新鮮さを感じさせます。

物語は黎明編、未来編、鳳凰編、乱世編、宇宙編など、過去から未来にわたって、それぞれの独立した物語があります。

ですが、それらの物語は、火の鳥という不死鳥(コスモゾーンと呼んだ方が良いかもしれない)でつながっています。

そして、最も私が驚いたのが、未来編です。
この未来編は、遥かはるか遠い未来の出来事なのか。それともはるか大昔の過去の出来事なのか。誰にもわかりません。どちらにでもとらえることができます。
この未来編の原作が1967年に作られたことに驚きを感じます。

アニメの未来編は原作をかなりカットしています。
興味がある方は、原作を読んでいただけると、もっと壮大な内容であることがわかります。

手塚治虫先生がいて、手塚先生の意志を受け継いだ藤子不二雄さんや赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さんたちがいて、それらの先生たちの意志を受け継いだ多くの漫画家やアニメーターがいたからこそ、
ジャパニメーションという文化が世界に認められたのだと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

めちゃくちゃ濃いアニメ

今まで150作以上ストーリー重視のアニメ観てますが、これほど濃いと思ったアニメはありません。マジでめちゃくちゃ濃いです。

超有名な漫画が原作ですが、内容は知りませんでした。あらゆるものが凝縮されたこんな大作が50年以上前から描き続けられていたとは凄すぎです。漫画の神様と言われている所以がわかります。他の漫画家と比べてはいけません。格が違います。

2000年代に入って制作されたアニメなので、作画がきれいで観やすいと思います。

一般向けのストーリー重視アニメです。めちゃくちゃ濃い内容で疲れるので、ある程度気合入れて観た方がいいと思います。軽い気持ちで観ない方がいいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

超短評

小学生のころ、同級生が読んでいた原作。
当時は「難しそう」、「未完だし・・・」などの理由で読まずにいました。

そんなこんなで現在に至り、今回が初「火の鳥」でした。



まず音楽が素晴らしい!
オープニングで早くも涙が出ます。
BGMも胡弓?二胡?か何かを使っていて、オリエンタルな雰囲気を見事に演出しています。



全13話では短すぎます!
原作を購入することは間違いありません。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

60.4 14 不老不死アニメランキング14位
ぽぽたん(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (38)
212人が棚に入れました
人気美少女PCゲームをTVアニメ化した萌え系ラブコメアニメ第1弾。
時空を飛び越えながら旅を続けるあい、まい、みいの三姉妹とメイドロボットのメアーの4人が、その訪れる先々で出会った人々と交流を重ねていく。
三姉妹は理由の分からないまま、一定時間で強制的に時空転移により別の場所に移動させられるという形で旅を続けており、年を取ることもできないため、常に自分達の存在意義や人々との交流の是非を自問し、苦悩していく。

声優・キャラクター
大原さやか、浅野真澄、桃井はるこ、門脇舞以、川澄綾子、甲斐田ゆき、中原麻衣、川上とも子、野川さくら、高田裕司、宍戸留美
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