召喚で獣人なTVアニメ動画ランキング 12

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の召喚で獣人な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番の召喚で獣人なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.9 1 召喚で獣人なアニメランキング1位
旗揚!けものみち(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (350)
1251人が棚に入れました
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

声優・キャラクター
小西克幸、関根明良、八木侑紀、櫻庭有紗、稲田徹

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

凄まじいズーフィリア

人間は好きではなく、人型でも獣要素があれば受け入れる。単に好きでは済まない愛情。どんなやつでも手なずけるのは凄いけど、行為をしそうな勢い。暁さんの作品は変態を出さずにはいられないのだな。
獣飼育し過ぎて家計を圧迫。シグレが唯一まともだけど、まともだからこそ被害をこうむるのが可哀想すぎる。いつの間にかいるアリの働きぶりには救われているだろうけど。それだけじゃなく、食費の点で家計を圧迫する花子に無能なカーミラにちょいちょいいらっとするな。カーミラのこと可哀想だと思うことも多いけれども。

プロレスラーって凄く強いのだな。あれって選手同士の共同作業かつエンターテイメントっていうイメージでしか見ていなかった。実用的な技とも言い難い気がするし。

見境なくプロレス技を男性女性の区別なく繰り出すものだから、特に女性が可哀想で見てられなかった。尻姫って可哀想すぎじゃない?

割とギャグとして楽しめた作品であった。なんだかんだ平和な世界でこのすばが好きな人なら楽しめるのではないかなあと思う。


OP
魂(ファイト)!ケモナーマスク 歌 NoB with ケモナーマスク(小西克幸)
ED
アネクドット 歌 ももすももす
OPでNoBが歌っていて作風にぴったり。OPの最後は主要キャラクター4人の誰かが正面を向くスタイル。
ももすももすはこの作品を通して初めて知った。これからはアニソンシンガーとしての活動が見込まれるのだろうか?期待している。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

第1話「レスラー×召喚」
プロレスラーのケモナーマスクこと柴田源蔵は、宿敵MAOとのタイトルマッチの最中、突如として異世界に召喚されてしまう。エドガルド王国のアルテナ姫から魔王と邪悪な魔獣の討伐を依頼されるも、それを拒否して王国から追われる身となった源蔵は、逃げ込んだクラスタの街で狼の獣人であるシグレと出会う。

第2話「クエスト×魔獣殺し」
ペットショップ設立のため、資金集めを開始した源蔵とシグレ。さっそく街のハンターギルドへ赴くと、高額報奨金のサラマンダー退治のクエストを発見する。 報奨金目当てに意気揚々とクエストを受注する源蔵とは反対に不安気なシグレだが…。

第3話「家出少女×襲撃者」
念願の家を購入した源蔵たちだったが、魔獣の餌代で早くも赤字状態に……。そんなある日、庭で行き倒れていた少女を助けた源蔵。彼女はドラゴンハーフであることと名前だけ告げると姿を消してしまった。そこへちょうど街から戻ったシグレは、とある事件を解決させようと源蔵をハンターギルドへ連れ出す。

第4話「魔獣×バイト」
迷惑な住人が増えてますます貧困を窮める源蔵パーティー……このままでは銀行の融資が下りない! 源蔵たちは一念発起して働きに出ることに。しかし、金は増えるどころか減る始末……。現状を打開するべく、シグレはグリフォン討伐クエストをパーティーに持ちかける。

第5話「ケモナーマスク×MAO」
試合中にケモナーマスクが失踪したことにより、怒りを通り越してすっかり心を病んでしまったMAO。だが再試合に思いをはせるMAOなど知る由もなく、源蔵は異世界魔獣ライフを満喫していた。家に残ってペットの世話をしたがる源蔵をなんとか引きずってクエストへ連れ出すシグレ。ところが、留守を狙って悪事を企む妖しい影が……

第6話「ポンコツ×ご主人様」
MAOを異世界に召喚したイオアナ。彼女は花子と同じく魔界の四大公爵家の令嬢だった! 花子を憎むイオアナの過去……かつて二人は、お互いの家臣を勝負させたことがあった。そのときに、イオアナの従者であるローゼにカーミラはボロ負けしてしまい、イオアナは花子に屈辱的な仕打ちを与えたのだが……。

第7話「初弟子×めんどくさい人」
源蔵たちがいつも通り各々の仕事に励んでいると、セリスと名乗るハンターが訪ねてきた。“魔獣殺し”と称される源蔵に弟子入りしに来たのだと言う。はじめは断る源蔵だったが、セリスのある特徴に気づき…。

第8話「ケモナー×興行」
闘技大会開催に向けて準備が始まった! さっそく闘技場にリングが設置され、出場選手達が続々と集まってくる。しかし「何かが足りない」と厳しい表情を浮かべる源蔵。彼にとって無くてはならないケモノ要素が不足していると考えた源蔵は闘技大会に獣人を出場させようと奔走するのだが……。

第9話「プリンセス×パンツ」
闘技大会も終わり平和な日常を過ごす源蔵たち。源蔵に恥ずかし固めを決められ、しぶしぶひろゆきの散歩に出かけたカーミラは子どもたちに馬鹿にされながらも、無事散歩を終え帰宅する。そこに、突然予期せぬ訪問者が現れて…。

第10話「金×絆」
いつも通りの朝を過ごす源蔵たちだったが、またアルテナ姫が訪れる。アルテナ姫によると召喚された“異世界の魔王”が近隣のオーク村を襲撃したとのこと。このままでは街に住む人々も蹂躙されてしまうと必死に訴えかけるアルテナ姫。しかし聞く耳を持たない源蔵はひろゆきの散歩に出かけるのだが…。

第11話「誇り×忠誠」
ついに再会した源蔵に、MAOは再試合を要求。二人の決着は第二回闘技大会にて行われることになった! そして、カーミラもまた因縁の相手・ローゼとの直接対決を望んでいた。恥を忍んで源蔵にプロレスの指導を仰ぐカーミラ。対戦カードや屋台の準備も万端! 今、再び闘技大会のゴングが鳴る!

第12話「勇者×魔王」
ケモナーマスク対MAOの最後の戦いが始まった! 場の流れをつかもうとMAOは慎重になるが、これはプロレス。観客を楽しませないでどうすると、ケモナーマスクは定石を覆す闘いを繰り広げる! そして試合は場外乱闘へ発展、全てのモノを破壊し、全てが崩壊する大騒動の末……最後に二人が行き着く結末やいかに!?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

暁なつめ先生の「引き出しのなさ」と「最低限の笑いは押さえている」を如実に表わした作品

【レビューNo.52】(初回登録:2023/4/23)
コミック原作で2019年作品。全12話
(「暁なつめ」原作/「まったくモー助・夢唄」作画)
これも昨年ABEMA一気見放送してたのがきっかけですね。
今期「爆焔」は「クズマさん」の存在がレビューの大きなテーマになるかなっと思い、
その辺りが如実に表れている本作が比較的レビューしやすいのかなっと。

(ストーリー)
最強覆面レスラー「ケモナーマスク」こと「柴田源蔵」の夢は「大好きなケモノに囲まれ
てペットショップを経営する」ことだった。
そんな彼は、宿敵「MAO」との世界タイトルマッチの最中に異世界に召喚されてしまう。
彼を召喚したアルテナ姫の目的は「魔王と邪悪なる魔獣の退治」。
「魔獣だってケモノの仲間」 →彼がとった驚くべき行動とは・・・

(評 価)
ネタバレになるが、以降のレビューのためにストーリーを補足しておくと(完全ネタバレ)
 {netabare}・魔獣退治を拒否した源蔵は、狼獣人の少女「シグレ」を救い最初の仲間に
 ・魔獣を殺さない「魔獣ハンター」として資金をためたり、魔獣を集め飼育したりして
  、夢のペットショップの開業準備を始めるも芳しくなく。
 ・そのうち大食いドラゴン娘の「花子」を拾い、その従者「カーミラ」も住みつき主要
  キャラが出そろう。
 ・源蔵の強さを聞きつけ弟子入り騒動やペット盗難未遂等なんやかんやしつつ、源蔵の
  プロレス技に眼をつけた、銀行担当者クラウスが「プロレス興行」を提案
  → 第1回興行成功(だがいろいろやらかして源蔵たちの資金集めは失敗)
 ・以降ドラゴン族の権力争いやMOAも新たにこの世界の召喚される。これら全てに
  決着をつけるべく、第2回プロレス興行を敢行。最後に源蔵×MAOの因縁のカード。{/netabare}

・暁なつめ先生の「引き出しのなさ」と「最低限の笑いは押さえている」を実感
 ・「このすば」は奇跡の産物
  暁なつめ先生原作のアニメ作品としては、
  「このすば」→「戦闘員、派遣します!」→「本作」→「爆焔」
  という順番で視聴したのだが、(爆焔は毛色が違うが)基本「お下品でゲスいギャグ
  展開」しか「引き出しがない」というのが個人的な印象ですね。
  ・これを「クズマさん」と「駄女神アクア」という一線を越えた(向こう側の)ゲス
   &ポンコツキャラに他の2人を上手く組み合わせ、徹底的に弾けてハマったのが
   「このすば」
  ・(こっち側の)キャラだけで下手にストーリー性も入れて、中途半端に終わったのが
   「戦闘員」や「本作」って感じなんですよね。
  なので「所詮は『このすば』の劣化版」というのが本作の評価になりますかね。
  たださすがに最低限の笑いのツボは押さえているので、作品としてはそこそこ楽しめる
  レベルを維持してるとは思います。
  (だから「爆焔」は「めぐみんを愛でる派」にはウケても、「このすばの延長派」には
   物足りないという感じで評価が割れるだろうなっと)

 ・やっぱりキャラが弱い
  なので上述の補足ですが、本作の主要キャラを分析すると
  {netabare}・源蔵:ケモノ好きの変態ではあるが、ゲスさ等が中途半端
  ・シグレ:しっかり者の常識人でギャグ要員には不向き(ツッコミ役)
  ・花子:ドラゴンの有力者らしいが素性を隠しているため、普段は大食いキャラだけで
      「なつめギャグ要員」としては使えない
  ・カーミラ:花子の従者。大酒飲みで源蔵との折り合いも悪く、貴重な「なつめギャグ
        要員」だが、こちら側のためパワー不足。
  って感じで、結局「なつめギャグ」を活かせる突き抜けたキャラがいないんだよね。
  で、サブキャラもちょっと面白いキャラはいるが、通常のギャグ要員で色が出ない。
  (唯一「アルテナ姫」→「尻姫」としてその路線を継ぐ感じはあるが、やはり弱い)
  「なつめギャグ」が小出しになってる感じで、爆発力が全然足りてないんですよね。{/netabare}

・プロレスの魅力もイマイチ
 ・この作品のもう一つの弱点は、見せ場であるはずの「プロレスシーン」にあまり魅力
  がないところですね。作画の「まったくモー助・夢唄」先生も「プロレスが好きだか
  ら、この題材で画いている」って感じじゃないんだろうなっと。
 ・(これは作画先生のせいではないが)最後のメインイベントも、止め画のオンパレー
  ドで興を削がれたって感じだし。
 ・個人的には試合よりも、やり手のクラウスと「異世界でプロレスを『興行』として」
  イチから立ち上げていく様の方が面白かったという印象ですね。
  (まあストーリーを追う分には、試合も最低限の形にはなっているかなってレベル
   ですかね)

作品としては、頭を空っぽにして気軽にコメディを楽しむ分には、最低限の面白さは確保
されている感があるので問題ないかなっと。何というか
「毒気を抜いた『暁なつめ』作品を楽しむ」
って感じですかね。
やはり「このすば」は、「クズマさん」「駄女神アクア」という突き抜けたキャラに他の
2人を加えたパーティーが「奇跡の産物」だったと改めて実感した次第ですね。
本作も決して悪くはないんですが・・・

あと個人的には、作品よりもED「アネクドット/ももすももす」に心惹かれたところが
あり、今でも定期的にYOUTUBEの「ももすももす」で心癒されてる感じですねw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一度本気で、誰かにノーザンライトボムをくらわしてみたい(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
「このすば」の、暁なつめさん原作のアニメ。基本的にはギャグ。あと、プロレス。

正直、「このすば」と比べちゃうと数段落ちます。あまりハードルを上げないで観るのが吉かと。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤は結構面白かったです。まあ、出落ちではあるんだけど。

結局、変態的に獣が好きっていうネタ以外は弱くて、笑いが持続しない(最初、兄貴がモフモフされて、獣に堕ちてしまったのは、笑ったけどw)。

プロレスの描写にしても、「そこだけは、ガチでやるんだよね?」と思っていた、ケモナーマスクVSマオ戦すら、なんか話しながらのお気楽バトル。作画はやや頑張っていたものの、、、とにかく印象が薄い。

というとこれで、熱さもなく、笑いもなく、なんとも中途半端な作品に。

良かった点としては、カーミラ関連の話が安定して面白かったし、感動もできたということ。

あと、細かいところでの笑い。例えば、悲鳴がBGMのように流れていたりだとか、背後で喧嘩しながら、いつの間にか関節きめてるだとか、そういう小ネタに関しては、面白かったなと。
{/netabare}

【余談~ プロレスごっこ ~】
{netabare}
小学生の時、かなり好きでした。当時の私にとってのアイドルは、「グレート・ムタ」。毒霧を友達に食らわして、嫌われまくった(笑) あと、「小橋健太」。今までのプロレスラーで、1、2番に好きですね。武骨な格好良さ。橋本も好きだったし、蝶野も好きで、、、つまり、そういう世代です(笑)

あと、「みちのくプロレス」。岩手の誇りなんです。ショッピングモールの駐車場とか町の体育館とか、色んな場所でプロレスをしてくれて。ホントにシンプルに格好よくて、面白くて、笑えて。サスケのサインもデルフィンのサインも、学校に持っていって自慢したな~。

ちなみに、当時のみちのくプロレスって、試合後も会場に残って、リングの撤去(力仕事)を手伝うと、サインとかカードとか貰えたんすよね、バイト代として(笑) 何度も手伝うとレスラーとも顔見知りになれたし。今はどうか知らんし、他の団体もよく分からないけど、ユルくて良い時代だったなと(笑)

多分、私が小学生だった時が、最後の「プロレスごっこ世代」なんだと思います(約25年前)。佐々木健介、ライガー、三沢光晴、川田利明。良い(オンリーワンの)レスラーがいっぱいいた時代。

休み時間や放課後に、よく戦ってましたね~。足四の字、コブラツイスト、モンゴリアンチョップ(笑)

流石に、「高跳び用マットを体育館に3枚重ねて、2階のギャラリーから雪崩式ブレーンバスター」を決めた時には、親を呼び出されて怒られましたが(笑)

プロレスごっこが危険な遊びだということは分かります。イジメを生む温床になりかねないということも。だから、すたれていった。それは社会全体として正しい方向性なので、特に不満はありません。

でも、今、道場で剣道を教えていて感じるのは、今の子は、極端に身体接触が苦手なんですよね。体当たりが出来ない。優しいというか弱いというか、微妙なラインですが。

個人的には、男の子はもう少し、ヒーローごっこやプロレスごっこで戦って、逞しくなって欲しい気もします。いじめに繋がるのは、ダメですけどね。

中学生~大学生くらいの間、しばらくプロレスから離れてましたが、今、またハマり中です。

最近のプロレスも面白いし、良いレスラー多いですよね。ちょっと「必殺技のネタ切れ」感はあるけれど。「レインメーカー」や「ハイフライフロー」とか、流石に厳しいというか、「ラリアットやん」「ボディープレスやん」みたいな。

いや、オカダも棚橋も、レスラーとしてはかなり好きですが。だからこそ、もっとこう、丸藤の「不知火」みたいな、オリジナリティある必殺技が観たかったというか。「デスティーノ」くらいなら、「オオッ」っなりますが。

あと、もう少し、「関節技」が観たいですね。関節技は、男の浪漫です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
姫にジャーマンが(笑) てか、姫がある程度受け身とれてるのがなw アニキ、新しい世界の扉開いた(笑) 肛門を嗅ぐとか、犬の生態を生かすなや(笑)

2話目 ☆3
爬虫類もいけるんだな。今のところ、このすば程の破壊力はないな~。作画w ここはプロレスなんだな。そういうとこは上手いな。

3話目 ☆3
人型にはホントに容赦ないな。ジャーマン、そんなに強いんかい(笑)

4話目 ☆3
尻姫呼ばわりw 指輪固め、懐かしい(笑) カーミラ、魔王直属なのに、グリフォンより弱いんかい(笑)

5話目 ☆2
アリ、強いw 手編み、途中で気づくよなw

6話目 ☆3
いきなり回想。いけるんだな。良い話ではあるけどね。

7話目 ☆3
足四の字、子供の頃にアホほどやったな(笑) 手のひら返しw 怒りっぷりが、笑えるw

8話目 ☆2
プロレスの試合。どうせだったら、もっと本格的な試合にしても良かったと思うけど。

9話目 ☆2
姫様を何度も投げるだけの回。

10話目 ☆3
ヒロユキを巡る戦い。やや良い話な。

11話目 ☆3
悲鳴がBGM(笑) 尻姫、変態じゃねぇか。

12話目 ☆3
最後、猪木か(笑) たまに作画頑張ってたな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 35

75.0 2 召喚で獣人なアニメランキング2位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (664)
2959人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

原作と脚本と作画三拍子揃った低品質

原作未読で取り敢えず一話を見てみた

意味が、わからない……
クラス転移の経緯がOPで済まされる百錬形式ってのもさることながら、
「錬成師」ってのがどういう職業なのかも、ありふれてるって部分もよくわからない
ついでにいじめも陰謀も描写が一瞬程度だから主人公が闇落ちする理由も薄い
というか時系列が無意味に行ったり来たりしすぎて何を語りたいのか分からない

あらゆるなろう系のなかでもダントツに説明が不十分だし、ダントツに描写自体つまらない
盾みたいに這い上がるのを楽しむんだろうけど、そもそも虐げられる描写が薄すぎてテンプレをなぞる意志しか感じられない
オマケに「錬成!錬成!」とか叫んでるシーンも滑舌が微妙な上に場所のためか録音のためか反響が酷くて「先生!」連呼してるようにしか聞こえない

面白かった点は主人公が異常なまでに現状解説をし続けてくれるところかな
「左腕を食われた!」なんて言ってる場合かよ失血死するやろ!みたいな
「ナカノヒトゲノム」よりずっと実況のクオリティが高いのは思わず笑ってしまった

2話、3話視聴
{netabare}最終話まで2話以降の感想を書く気が無かったけどあまりにもあんまりなので追記
一言で言えば「センスの無さの見本市」

1話でおざなりだった転移の経緯が2話で軽く回想される
まあそのくらいしてくれないと意味不明なだけだしそこは当然
ただ、シナリオの進行上主人公とその他クラスメイトは別行動をとってるわけで、主人公視点の回想じゃないと意味がないだろうと

ダンジョン突入までの主人公の具体的な境遇はカット、転移直後の混乱や職業差別の描写はカット、メインは担任が萌えキャラめいたデザインだってことだけ
1話に登場してない担任の容姿なんざ誰が興味持つんだと
あのデザインだしOPにもでてるんだしどうせヒロイン紹介なんだろうけど、それならせめて主人公視点で回想して、主人公との繋がりを見せろよと
勇者()の道化ぶりと担任のヒステリーだけは伝わったけど、そこに主人公の思考が入らないから主人公の豹変の説明には全くなっていない

というか女キャラが負傷したわけでもないのに何日も眠り続けるとか最早病気だろうと
心労とかそんなのを考慮しても「ショックで何日も意識を失ってました!」なんて有り得るわけないだろうに
というかせっかく挿入した回想ですらこの女キャラと主人公の接点が描かれないから、何日も寝込むようなショックを受ける理由すらあやふやなまま

あとは主人公の行動
各種武器を作れる理由はもう(どうせ理由もないだろうし)気にしないけど、「裏切られたの!」の一言で全部信用するとか有り得ないだろうと
自分自身が裏切られたから同病あい哀れんでってことだろうけど、急激に性格が変貌するような人間不信なのになんで簡単に言い分を信じるんだ?
あれか?裸で金髪で幼女だからか?そのくらい性欲に正直な方がよほど理屈が通るくらいのチョロさ
オマケに強力な吸血鬼を封じるための枷すら簡単に破壊するわけだけど、能力の汎用性高すぎるだろうと
魔物食べただけでそこまで変貌するならそんな職業どこも「ありふれ」て無いだろうと
性格・行動・能力のどこを見ても滅茶苦茶で、どこぞの賢者の孫の方がまだ理解できるレベル

ついでに触れるとお前の故郷どこだよと
自分の故郷の言葉として「月=ユエ」なんて名を吸血鬼に付けたわけだけど、お前の故郷ってのはCCさくらの漫画の中なのか?
そのまま中国語ってことでも良いけど、その場合お前中国人だったのかよっていう疑問すらある
故郷=地球、人類みな兄弟!みたいなグローバル思想でも持ってんのかもしれないけど、お前それなら帰ってきた先がヨーロッパでも帰郷の実感をもてるのかと
銃に名前を付けるくらいの中二病患者だし、発言の一切が雰囲気だけのものって可能性が一番高いのがなによりアホらしい

あとは3話の戦闘全般
吸血鬼のユエはいくら何百年と封じられていたにしても弱すぎるだろうと
最上級魔法があまりにも弱い
弱点を狙ったとは言え、主人公の銃で一撃で倒せる相手に最上級魔法2発撃ってダメージは殆ど無しって…
強大な力を持っているから封じられたにしては弱体ぶりが酷い
新メンバーの強さを示す格好の機会なのに、そこすら見せ場を主人公に譲って仲間は無能として描かれるのは孫と共通する

あとは寄生植物戦
何簡単に吸血鬼が寄生されてるんだと
さっきも言ったけど、お前あまりの強さに封印されたんじゃなかったのかと
オマケに主人公は「魔物を食べてたから耐性が付いてた!」で寄生を無効化するし…
なにが問題って、寄生植物の能力は「魔物を操る能力」なわけで、操られる側の魔物を食べたところで耐性が付くわけがない
ここも、
「主人公は寄生されるけど、吸血鬼は上位種だから操られることなく主人公を助ける」
とすれば武器の威力で勝る主人公と、種族としての基本スペックで圧倒する吸血鬼って差別化ができただろうに
役割分担が出来ないならキャラを増やすなとしか言えない

ついでに作画が酷い
描きにくいだろう部分はざっくりカットして適当に繋ぐ、ちょっとでも動きを見せないといけないものはCGで誤魔化す、そんなんばっかり
主人公に刺さった杭が、抜けたとたんCGになって落ちたのを見たときはさすがに真顔になった
しかも発泡スチロールみたいな軽い動きで跳ねるし…
止め絵できれいに見せかけて、その実作画枚数を極端に削ることに執心してるのが見て取れる

音楽もセンスがない
いや、正確にはお洒落でセンスのある曲なんだけど、この作品には壊滅的に合わない
なんでイキリ主人公がドヤ顔で戦闘するシーンがムーディな曲なんだと
BEMみたいに世界観自体をお洒落にしようとしてるならともかく、そういう要素が皆無なのに曲だけ力を入れてダダ滑りしてる印象
加えて言えば、全編曲の雰囲気を統一すればいいのに、戦闘が終わる直前になると何故か普通のバトルアニメみたいな曲に変化するのも意味不明

あまりにも酷いから吐き出せるだけ吐き出したけど、要するに
脚本の視聴者への配慮の無さ
原作のシナリオの甘さ
作画の作り込みの甘さ
音楽のセンスの乖離
これら諸々が一通り揃ったような出来映え
こう言ってはアレだけど、このアニメで唯一面白いのは雑さの粋を極めたアイキャッチだけだと思う

こんな適当をやって枠をつぶすくらいなら邪魔にならないようOVAでひっそり作ってひっそり消えろと言いたいレベル
{/netabare}

最終話視聴
{netabare}評価については3話視聴時点と特に変更なし
気持ち悪い展開がより重篤さを増したな、という程度
ウサギの追加以降完全にハーレムアニメにシフトしていったけど、ハーレム展開が始まってからのほうがずっとキツかった

スマホ太郎くらい機械的にハーレムを収集する展開なら「馬鹿だなぁ…」と思いつつもまだスルーできる
そもそもスマホ太郎って、あの世界で生活するために繋がりを作って色々やっているからある意味ハーレムを作ろうが問題ないところがあるし
ただ、この作品の場合最終目標が「故郷(地球)に帰る」なわけで、そんなとこに化け物集団を引き連れるなんて控えめに言ってもアホかと
吸血鬼はまだ見た目に問題がないからともかく、ウサギ人間なんて即通報モノじゃないのかと

というかそういう諸々を全部無視したとしても、あのハーレムの作り方は本当に気持ち悪い
主人公が「好きなやつがいる」って言ったそばから「それでも良いからハーレムに加入する!」で主人公がやれやれ顔するって…
「俺は止めたのに女から寄ってきちゃうよーモテて困るわー」って普通に考えると気持ち悪いし最高にかっこ悪いと思うんだけど
主人公・ヒロインの性格や振る舞いも含めて作者の性癖披露会の場にしかなってない

あと、同級生ヒロインへの義理立てだけが目的で馴れ合うつもりが無いって言うなら義理立てを済ませたあとはサッサと帰れよと
同級生相手にマウントとってイキって悦に浸るためだけに同級生とのんびり帰るって思い切り馴れ合う気満々だろうと
「関わりたくないけど優しいから関わっちゃったーやれやれ強い俺ってば頼られて辛いわー」だけで最終話を終えるとかどういう神経してんだか

主人公の性格があまりにも場面ごとに一致せず、言行に一貫性がなく、そのくせ自尊心ばかり大きいのは純粋に不快
その点話はグチャグチャだけどストレスが溜まることがないだけチート魔術師のが若干マシだった
{/netabare}

そういうえば二期が決まったんだとか
どういう神経していればこれの二期なんかやるんだろうと思ったけど、最終話を見て納得した
これ、戦闘シーンがほぼ動かないから作画枚数殆ど要らないんだわ
基本は止め絵で、動くシーンはキャラが一人でクルクル回る場面くらい
あとはカットの切り替えで動きは全部省略
おかげでお絵かきして色塗りパパっと済ませるだけで寄ってたかって「作画綺麗!」って褒めてもらえる
そういうコストの安さと引き込んだ声優のラインナップで視聴者を釣り上げて、中身がどんな汚物でも評価してもらえるってことなんだと思う

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

いつもの

1話感想{netabare}
なんかおっかなびっくり状態で前情報はなるべく入れずにアニメを視聴。
「ありふれた~」って言うから農家かな?と思ったら全然違ってた。
どこがありふれた職業なんだろう?

まぁそんなことよりもですよ、よしもときんじ+アスリードじゃねーか!
よ し も と き ん じ じゃねーか!!!!(二度目)
うっわこれズルい、「あははこの人じゃしょうがないw」と何やっても許せちゃう監督じゃん。
アームス(アニメスタジオ)はやってるんだかやってないんだか分からん状態だし、アスリードってポストアームスよね、これも文句言いにくいw
ってかそういう文句言われにくいスタッフを選んだ?(言われにくいというか、言い疲れちゃったというか…ISUCAとかsin七つのナントカとか)
あいや、“勇しぶ”は結構マトモだったと思うけどね。
さすがにアニメ業界も手を打ってきてる…のか?
“バルキサス”の流れから考えると適任だったりして。

ってことでカット割りがおかしいのはいつものことです、もう監督の名前見た時点で諦めるしかない。
むしろ乳首出なかった方が異常にすら思えるw今後出るのか?(出ても光ってるけど)
レベルアップってそういうことじゃない…そもそも「経験値ってナニ?」ってとこから説教かましたいけどそれはよしもときんじも分かってるでしょう。
まだ始まったばかりであまり言うことも無いけど、コッソリ梅津泰臣が参加するなんてこと、ないかなー?
…ってかアームスって今どうなってんの?{/netabare}

5.5話までの感想{netabare}
えっ、このタイミングで総集編!?
リアルの事件に配慮してってことではないっぽい。
しかも監督がよしもときんじって…これはどうしても“sin七つの大罪”を浮かべてしまうんだけど…あっちは4話と10話の後に総集編や特番だったか。
そのうち声優にボーリングやビリヤードやらせるのかな?…アートランド…うっ頭が。
いやまぁこういうのって経営?が悪くて監督に責任あるかどうか不明だけどね。
作画崩壊で有名な“いもいも”は監督が制作の社長なので言い逃れできないけど、よしもときんじは経営に首突っ込んでるのかね?
ひょっとして「ヤバい案件」の請負人だったりして?

ところでどれだけの方が“sin七つの大罪”を全話見たんだろう?
シリ構は別だけどやっぱり似通ってる部分はあって、分かりづらさというか表現のヘンチクリンさはどっこいどっこい。
ここに文章投稿してる方…そうでなく人と会話するだけでも「果たしてこっちの言わんとしてることは相手にちゃんと伝わってるかな?」ってのは気にすると思うのだけど、よしもときんじはどうにもそれが、変。
必要なカットが足りてなくていちいち脳内補完が必要で、それでもsinは「毎回新悪魔の紹介してけばいい」という大雑把な条件をこなして一応サマにはなってた。
が、こっちは…うわぁい。

と、ちょいと気になって更に調べてみたら、監督よしもときんじ作品には鈴木雅詞がシリ構やってる作品が多いみたい。
先のsinもシリ構じゃなくてメインライター名義だけど組んでる、ああ全然気にしてなかった…。
それ誰?というと空鍋で有名な“シャッフル”や“GIFT”の人…“みなみけおかわり”の方が有名?
キャラを闇堕ちさせるのが持ちネタみたいで、以前やってた“ロードオブヴァーミリオン”も作品としてはイマイチだったけど、今改めて思うと「全キャラ初期段階から闇堕ち状態(頭のおかしい不愉快なヤツしか居ない)」ってコンセプトなのだとしたら徹底してたなぁ、と。
この作品にうってつけじゃん!と思うのだけど、よりによって別の人…な、なんでー?
ってことで、鈴木雅詞がシリ構やってたらもうちょい見れたモンになってたんじゃないかなー?と思うとちょっと残念。

あーそうそう内容についてだけど、総集編やったお陰で話が理解できた気分。
最初からこの展開・時系列順で本編やれば良かったのに…と思わなくもない。
逆に時系列ゴチャゴチャいじくってたのはキャラの性格に一貫性がなくて矛盾が生じるのを誤魔化すためだと思うのだけど、総集編をやったせいで暴いてしまったような?
い、いいのかこれ?{/netabare}

6話感想{netabare}
うわぁ、このウサギのノリは…“サムライブライド”のカネツグや“sin七つの大罪”のレヴィアタンだ。
何度か別の作品の感想で書いてるけど「残念キャラ」が自爆かますネタは嫌いじゃないのだけど、それが行き過ぎてキャラいじめになってるアレ。
ウザいを通り越して「なんでそこまで不快に描いちゃうのよ」と、見てるこっちが頭抱えたくなるアレ。
sinに関しては↑で散々挙げてる通りスタッフが一部一緒だし分からんでもないが、サムライブライドは…アームス繋がり?え、ここで!?
なんでこう行き過ぎたキャラいじりをやってしまうんだろう、これに関しちゃ原作関係なくアニメ制作側のやらかしだと思うのだが。{/netabare}

最終回感想・総評{netabare}
いつものよしもときんじ。
絵描き上がりの監督…特にバイオレンス&エロスをメインとした人、梅津やバリの延長線としてはこんなもんかと。
だからといって評価甘くする気も無いのだけど、アームス・TNK・アスリード辺りはもう「こういう作風」として確立してると思った方が気が楽かと。
そうさねぇ、一騎当千とクイーンズブレイドとハイスクールD×Dを全部と、ついでにサムライガールズ・ブライドとsin七つの大罪と閃乱カグラ東京妖魔編も見れば「いつも通りっスね」で殊更に批判するのもバカバカしくなるというか。
(一騎当千に関してはシアの声が浅野真澄に聞こえて仕方無いのも手伝ってるかも?)
1話の意味不明さも“プリズムアーク”(監督:バリ)に比べれば生っちょろいし、説明の下手さも“弁魔師セシル”(監督:梅津)の有罪判決後の扱いの表現に比べれば全然マシ。
むしろ上記の一連の作品群の中ではWHITE FOXの力か作画良い方だったりするもんだから、これまた余計に酷評しづらい。
敢えて言えば「乳首シーン無いじゃん」って方のが気になる、というか評判悪いのは乳首が無いから?とさえ思えて来たり。
いわゆるお色気アニメとしては及第点だけどそこからお色気を抜いた感じで、果たしてそれで何が残るの?と言われるとなんとも言葉に詰まる。
あと同期に“異世界チート”が放送されてたのも大きいかなぁ、あっちは「まともに“アニメーション”を作る気はありません」って態度で、それに比べれば大分マシ。

内容に関してはハイDと良い勝負かと。
おっぱいおっぱい煩かったのを「ふっ」に置き換えて、部長一筋だったのを子猫一筋にした感じ。
但しやっぱりミュウはキモいね、SAOのユイか“盾の勇者”のフィーロと同じ声優使ったら逆にウケたんだがさすがに避けた?
ってかよしもときんじ監督作品だと小倉唯って“機巧少女~”の小紫や“sin七つの~”のバブやってて結構馴染みがある感じ、一方日笠はどこにでも居る感じ。
そうそう、それと同期放送の“コップクラフト”に川村敏江が居てビビったんだけど、こっちでも9話で関わってるらしいのだがそれは驚かななかった。
“ロードオブヴァーミリオン”の鈴木雅詞繋がりか、普通によしもときんじが顔広そうなので。
でもってこれ以上の内容については二期を見てからかな~?
二期決定といっても別にアニメの評判が良くて決定したんじゃなくて最初から決まってたことでしょ、BD発売決定ってのと同じ。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

つまらないけど、一応最後まで見る

虐げられるところとか迷宮から脱出する過程とか割と大事なところをあっさり流しているせいなのか、全体的に構成が微妙で話がよく分からない。つまらない。それでいて、無駄な好奇心から最後まで見てしまう。
むしろ、原作を改悪しているのでは?わざと面白くないように作っている気がする。同じ時期にやってた異世界~も一緒な気がする。
制作側からの挑戦だね。←一体どこに対して?

自宅のエアコンつけたら、ゴキブリが落ちてきて頭からその光景が離れない。そのせいでつまらないと感じたんだろうな。いや、絶対違うな。でも、どこが具体的に面白くなかったか指摘できるほど見てない。割と流し見だったから、フィーリングの問題か。登場人物がごちゃごちゃしているような。そこかなあ。
それでいて、2期決定とはやりますねぇ!!

楽曲と声優は一応評価できる。

OP
FLARE 歌 Void_Chords feat.LIO
ED
ハジメノウタ 歌 DracoVirgo


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい--!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす--。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強”異世界ファンタジー、開幕!--そして、少年は“最強”を超える。

1. 第1話 奈落の底の化け物
クラスメイトと共に異世界へ召喚された”いじめられっ子”の少年・南雲ハジメはクラスメイトの裏切りにより、迷宮の奈落へ突き落とされてしまう。奈落に潜む魔物に襲われ、必死に逃げるハジメ。しかし、錬成師という地味な能力では太刀打ちできるはずもなく、重傷を負ってしまう。異世界でも最弱の彼は心身共に絶望の淵に立たされ--。

2. 第2話 パンドラの箱
「邪魔するものは誰であろうと必ず殺す」--生きて帰るため、そう誓ったハジメ。変貌を遂げ、強化された能力で錬成した武器・ドンナーを使って、次々と魔物を倒しては喰らい、自らをさらに強化していく。一方、香織はハジメを失った現実を受け入れられないでいた。そして、迷宮を突き進むハジメは、異様な雰囲気を持つ扉を見つける。

3. 第3話 黄金の吸血姫
運命的な出会いを果たしたハジメと吸血鬼の少女・ユエ。突如魔物の強襲を受ける二人だが、ハジメの強化された力とユエの吸血鬼の力を合わせて退ける。お互い”裏切られた”者同士、信頼を築き始める二人。そして、地上への道が迷宮の最深部にある可能性をユエから教えられたハジメは、さらに迷宮の奥へと進んでいく。

4. 第4話 最奥のガーディアン
襲ってくる魔物を倒し、ついにオルクス大迷宮の最深部100階層に到達したハジメとユエ。そこで待ち受けていたのは、六つの頭と長い首を持ち、赤黒い目と鋭い牙を備えた巨大な化け物・ヒュドラだった。二人は錬成した武器と魔法を駆使するも、苦戦を強いられる。そんな中、ハジメはヒュドラの不意を突いた攻撃からユエを庇い--。

5. 第5話 反逆者の住処
ヒュドラとの戦いで気を失ったハジメは、見知らぬ場所で目を覚ます。ユエに尋ねると、戦闘後、「反逆者の住処」と呼ばれる場所への扉が開いたのだという。二人は地上への道を探すため、辺りを散策し始める。一方、訓練を経て強くなった香織たちは、ハジメを失ったオルクス大迷宮65階層に到達し--。

6. 総集編 オルクス大迷宮
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、「錬成師」というこの世界では地味な能力に加え、訓練で向かったオルクス大迷宮であるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落の底に突き落とされてしまう。絶望の淵のなか、ハジメは吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす。

7. 残念なウサギ
オルクス大迷宮からユエと共に地上へ帰還したハジメ。しかし、喜びも束の間、何やらワケありな兎人族の少女・シアと出会い、一族の危機を救ってほしいと依頼される。次の大迷宮攻略のヒントになると考えたハジメたちは彼女の依頼を受けることに。一行はシアの故郷・ハルツィナ樹海へ向かうことになったのだが--。

8. ライセン大迷宮
新たにシアを仲間に加えたハジメたちは、迷宮があると噂されるライセン大峡谷を訪れる。偶然にも迷宮の入り口を発見し、攻略に挑むハジメたち。しかし、かなり曲者な迷宮の主、ミレディ・ライセンが仕掛けたトラップに苦しめられてしまう。数々の罠を潜り抜けた先でハジメたちを待ち受けていたものは--。

9. 過去との再会
ライセン大峡谷の迷宮を攻略したハジメたちは、商業都市フューレンを訪れる。街の冒険者ギルドから、北の山脈地帯で行方不明となった冒険者の捜索を依頼されたハジメ。一行は捜索に向かう途中、湖畔の町・ウルに立ち寄る。そこでハジメはオルクス大迷宮で離ればなれとなったクラスメイトたちと予期せぬ再会を果たす。

10. 黒竜を穿つ者
冒険者捜索のため、クラスメイトや愛子先生と行動を共にすることになったハジメたち。一行は、ギルドの情報をもとに北の山脈地帯に向かう。ハジメたちはそこで魔物による破壊の跡と、かろうじて生き延びていた冒険者ウィルを発見する。話を聞くと、漆黒の竜に襲われたという。その日の夜、ハジメたちの前に巨大な黒竜が現れ--。

11. 女神の剣
美しき竜人族の女性・ティオから、ハジメたちはウルの町が魔物の大群に襲われる危機にあることを知らされる。魔物と戦う準備に取り掛かるハジメは、その仕上げとして、住民たちの前で愛子を豊穣の女神として祀り上げる。戸惑う愛子であったが、住民たちの士気は高まっていく。そして遂に、魔物の群れとの戦いが始まる。

12. 化け物たちの休日
魔物の大群に勝利したハジメたちは、ウィルを送り届けるため、フューレンの街に帰還する。愛子を救ったシアへのお礼も兼ねて、ハジメは二人でフューレンの観光区へデートすることに。デートの途中、地下から人の気配を感知したハジメは、シアと下水道を調べてみることに。そこには薄汚れた海人族の女の子・ミュウがいて

13. 忍び寄る影
ミュウを救ったハジメたちはイルワの手紙を届けるため、宿場町ホルアドのギルドを訪ねる。そこへ、必死な形相をしたクラスメイトの遠藤浩介が現れる。遠藤は迷宮で魔人族に襲われた仲間たちを救うため、助けを呼びに地上へ戻ってきたのだという。ハジメは実力を知った遠藤に、協力を求められるが--。

14. 無能の無双
女魔人族・カトレアに苦戦する香織たちの前に姿を現した白髪眼帯の少年。それはかつて迷宮の奈落に落ちて死んだと思われていたクラスメイト・南雲ハジメだった。それぞれのクラスメイトがさまざまな感情を抱くなか、かつて無能の烙印を押されたハジメが圧倒的な力で魔物たちを蹂躙していく--。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

71.6 3 召喚で獣人なアニメランキング3位
転生したら剣でした(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (251)
814人が棚に入れました
転生したら剣でした――。 「知性を持つ武器(インテリジェンス・ウェポン)」と呼ばれる”剣“として異世界に転生した彼は、装備者との出会いを夢見ながら、孤独にスキル収集に励んでいた。 ある時、迂闊にも魔力を吸収される「枯渇の森」へ踏み入り、一歩も動けなくなってしまう。途方に暮れる中、奴隷として虐げられていた黒猫族の少女フランに出会う。 フランは巨大な魔獣に襲われ、絶体絶命の危機に陥っていた。彼女は眼前に突き刺さっていた彼を引き抜き、その力で窮地を脱すると、彼を「師匠」と名付けて正式に装備者となるのだった。 冒険者となったフランと師匠は、お互いにスキルを磨きながらクエストをこなしていく。フランは強さの果てにある「進化」を目指すために、師匠は少女の「願い」を叶えるために。 猫耳少女と親バカな剣の大冒険が始まる!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

再評価。キャラの独自性は評価できますが、設定のテンプレは減点要素。

23年10月 再視聴…といってもポイントポイントを飛ばし見ですけど。4点以上の異世界転生ものは冷静に考えると相当良い作りじゃないと付けられないなあと思い本作を再評価しました。

 本作は4.1をつけてました。で、見なおしてもちゃんと面白いです。面白いですけど、ストーリー4.5とキャラ5はないですね。声優も調整点で4.5でした。
 展開は悪くないですがやはり設定をテンプレに頼っている点で独自性がマイナスです。そして2期発表は好感がもてますが熱が冷めるのでストーリーは3.5に修正します。

 キャラで4.5を超える水準はよほど独自性があるか作り込まれてないとなあと思いました。異世界のテンプレを2.5スタートとすると、剣という無機物に転生するのは目新しいのでその点ではいいし、ヒロインのフランちゃんにちゃんの魅力と背景・暗い過去など厚みがあることはいいので4とします。
 声優は、声優さんそのものは可もなく不可もなく。調整点でストーリーとキャラの中間…ですが作品の出来は悪くはないので4とします。


以下 初回レビューです。

「あれ?13話は?」というのが率直な感想です。せっかく面白い作品だったのに、尻切れトンボにしても旅立って終わりならまだよかったと思います。余計な次の展開部分を入れてきました。これが2期めをやるというアナウンスと同時なら許せますが、決まってないなら入れるべきではないでしょう。

 もはや異世界もののテンプレになった手法ですが、誰が得する?となると出版社なのかなあ…と思うと急激に冷めてしまいます。「つづきはWEBで」の販促にしても作品ありきでちゃんと結末をつける方向でやってくれないかなあ。
 こういうモヤモヤする終わり方だとコミックや小説に誘導できるデータとかあるんでしょうか?私に対しては少なくとも逆効果かも。

「転スラ」「盾の勇者」「魔王様リトライ」などこの手法でどんどん作品の価値を落としていっていますし…すごい作品だった「シャドウハウス」も2期楽しみにしてたのに、2期の1話みたらもう集中力が持たなくなっていました。


 さて、本作については、フランと師匠のキャラ造形と掛け合い、父的な視線でフラン萌えで見られる作品作り、完全な俺TUEEEでないところ、展開のテンポの良さなど非常に面白いアニメでした。
 異世界転生した人物に感情移入しつつ、がんばるのは娘的なヒロインというのが目新しかったです。

 作画は高級ではないですが、無難な水準は保っていたし、2人の声優さんも良かったと思います。2期情報あれば評価は変えるかもしれません。

 最終回のせいで評価はかなり落ちていますが、しかし、楽しませてもらったし、低評価を付けるのもどうかと思いますので、楽しんだ分客観的な評価はしますが、うらぎられた感が強く主観的には80点できてたのが55点になった気分です。


追記 2期決定!!??ガセじゃないよね??尻切れトンボ最悪評価撤回。

 あれユーチューブに2期決定報が…なんか本物っぽいですね。このタイミングは不幸中の幸いです。だったら、高評価です。是非、冷める前に半年くらいで来てほしいけど、1年でしょうね。とにかく、尻切れトンボの意味がわかったのでその減点は撤回です。

 ただ、アニメ作りすぎてどれが当たりになるのか読めない制作者が増えすぎですね。2クールのリスクで作らないとやっぱり作品に対する熱量とか構成の面で失敗するかもしれません。
 それに、原作の面白さが読めないというのは、どういうことでしょう?本当に駄作ばかりになるので、そこはちゃんとやって欲しいです。

 とはいえ、フランちゃん最高!ということで高評価でお願いします。
 

以下 視聴時のレビューです。

 

4話 テンプレ異世界を楽しみつつ、「父」として娘の成長を見守る。

{netabare}  3話まで見てレビューしようと思っていたら、なんと無料配信のサブスクがありません。アベマでかろうじて、1,2、4話を無料で見られました。キンドルのアンリミテッドでコミック5話まで読み放題できたので補完はできました。

 さて、モロに「転スラ」「蜘蛛」と同じか?と思っていましたらそうでもなかったです。ロリキャラではありますが、父性的な立ち位置なのでいいですね。「魔王様リトライ」や「うちの娘のためなら」のような感じです。

 大事なのは、ヒロインを「父」として暖かく見る目です。本作のキャラ萌えはこの点が大事でしょうね。

「剣」なのでフロイト的な男性性の象徴もちょっと想像しなくはなかったですが、それはない感じです。

 そして、更に「ギルド、スキル、レベル上げ」要素がかなり強いテンプレ異世界の構造なのも、「頭を空にして純粋に楽しむ」という点でいいと思います。設定は気にする必要がありません。

 ということで、暖かい気持ちでヒロインの成長を見守りつつ、テンプレで頭を空にして楽しむ、という作品でエンタメとしていい出来に仕上がっていると思います。多分、アベマで強制的に毎週見ざるを得ないので見ると思います。なお、コミック5巻まで読みましたが、そこまでは結構面白かったです。 {/netabare}


7話 フランちゃんのような娘が欲しいです。

{netabare} 無料期間のおかげで今のところ全部見られています。アベマに感謝を。で、私は完全にキャラ萌えです。本作の成功要因は剣が主役ではない、あるいは主役だとしても視点が完全にフランちゃんになっていることでしょう。
 つまり、剣の視点は視聴者の視点。それも父の視点になっています。物語世界の構造がそのままこちらの視線になっているということで、これが最高です。この剣の気持、フランちゃんを娘として守りたい、育てたい、喜ばせたいという気持ちに完全に同化できます。

 フランちゃんは、可愛いというかけなげというか、何より謙虚です。この謙虚さがフランちゃんの最大の魅力です。
 それに加えてフランちゃんは、ハンバーグとカレーを喜んで、メインデッシュとか言っている姿も可愛くて良きです。

 ストーリー展開も次週につなげる展開が上手いですね。不愉快な引き延ばしでなく次に何がおきるんだろうという楽しみがちゃんとあります。やっぱり「異世界転生もの」が、つまらなくなったのではなく、工夫の無いテンプレが乱造されすぎてカテゴリーの価値を落としてるんでしょうね。本作のようなテンプレでも、面白くキャラ萌えできる作品なら異世界モノはアニメ作品とは相性が良く楽しめます。

 視聴中は評価点付けないのでここでいいますけど、キャラは5点です。本当は5点満点で10点あげたい。 {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

何よりも感性という絶対基準こそが肝要であります

●進化論という学説は進化せずむしろ退化してるという矛盾
結論は、所謂なろう系の典型と言うべき作品でありました。

全般的にかなり緩く、ソフト路線のファンタジーの傾向が強く
更にその上異世界転生もの特有のステータス値設定にその説明が延々と繰り返されるのを
見るのはかなり苦痛であり、生理的にも受けつけないというのは極めて個人的な
問題なのかもしれませんが、物語的に特に惹きつけられるような要素がまるでなかった
というのは、流石なろう系と言うべきなのかもしれません。

ケモ耳キャラに全く魅力を感じない体質というのもあるのかもしれませんが
インテリジェンスウェポンである剣というキャラにもエルフ族の自称ママにも
共感できる要素がまるでないというは逆に驚きの結果であります。

単にキャラが微妙という話に尽きるのではなく、大量生産された
ゲーム的な薄っぺらい世界観の中である種の使命を負ったとしても
その使命にしても命がけのやり取りにしても、ゲーム設定的な軽さが作用し
あらゆる行動・発言に重みが出ず、見てる側にもリアルなものとして伝わってこない
というのが本作最大のマイナス要因であったような気がいたしました。

空回りして滑っていくような物語感覚はある意味斬新でありますが、
異世界転生もの作品に秘められた謎を解くために見てるだけの当方としましては
最後までついていくのは至難の業でありました。

本作を見て得られた唯一の成果は「進化」という概念が異世界転生ものでも
重要ということでありますが、もしも続編があるとしたら異世界転生と「進化」について
明確に描いてくれることを期待したいところであります。

●「グルメ」の道化師が踊る世界
みんな大好き!の例のカレーを作る回でありましたが、何故かハンバーグを {netabare} 作る
シーンもあるという意図不明な描写に脱力感を大いに被った次第であります。

料理の基本味付けは塩胡椒であり、この加減がかなり重要な要素であるはずなのですが
どういうわけか省略していたり、ハンバーグのつなぎにパン粉を入れるも水分がないと
つなぎとして機能せずにパテがボロボロに崩れ去る運命がん無視だったり…
材料の準備もなしにデミグラスソースがあっという間に完成してしまったりと
兎に角突っ込見所満載で突っ込み切れない話にございます。

肝心のカレーも、恐らくは日本人一般になじみある英国由来のシチューが原型の煮込み料理を
作ろうとしているのだと思われますが、だとしたら小麦粉でルウを作らないと
始まらないという話であります。

煮込み料理の旨味は出汁にあるわけですから、野菜を多く入れその旨味を引き出す以外に
道はなく、スパイス適当にぶち込んだらそれが旨味に変わるとかいう出鱈目な発想は通用しません。

アニメに限ったことではないのかもしれないですが、中途半端にグルメを語りたがる
お笑い芸人みたいな道化師たちが、リアクションのみでごり押しする料理の祭典の世界、
そこには夢があり、ファンタジーがありますが
現実的に他人に喜んでもらえるような美味しい料理作るには、 {/netabare} まずは
基本的なことの習得から始めるべきと個人的には強く進言したく思います。

ゴブリン系三部作と言えば
「ロードス島戦記」と「灰と幻想のグリムガル」と「ゴブリンスレイヤー」でありますが
その中でも「ゴブリンスレイヤー」はファーストインパクトにおいては他作品を圧倒するものの
ストーリーという観点においては二作に大きく後れをとるものであると認識するものにございます。

そんな「ゴブリンスレイヤー」の劣化版に過ぎない本作に期待が持てるのかと言えば
残念ながら今のところは劣化版のレベルにとどまっているのが実情であります。

ケモ耳ヒロインが可愛いだけという理由で予想外にウケている側面があることは否定しませんが
この程度の全くもってぬるいストーリー展開で「ゴブリンスレイヤー」超えなどとかいうのは
ほぼ不可能と考えるべきでしょう。



異世界転生もの作品に対していちいち突っ込み入れてたらキリがないので
本作に対する突っ込みは自重するつもりでおりました。

これは異世界転生ものに限った話ではないですが
敢えて「その設定」を踏襲する意味ってあるんですか?的な作品が
あまりに多すぎて辟易するばかりであります。

あまりに怪しすぎる異世界転生ものの乱発、ごり押しに対して
その不自然さについてはいい加減気づくべきではないでしょうか?

要するに本作が「異世界転生ものである必然性」が果たして何処にあるのか?
また、他とまるで同じようなゲーム的ステータス値の表示を馬鹿の一つ覚えみたいに
やたらと繰り返す意図とは何でしょうか?という素朴な疑問
そういう疑問を当たり前のように抱ける視聴者の感性はまともであるという話です。

もしも自分の感性に自信がある人は、言語転換することにより必然性を証明してみてください。

感性が塞がれている人は、ある意味目が見えていないのと同じで、
この先の大穴に嵌ることは避けられないでしょう・・・

異世界転生ものでありながらもその意味が不明なら
視聴者とは何を期待して異世界転生ものを見ているのでしょうか?
という話になるように思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

師匠との関係性は良い

{netabare}
C2Cの転生モノ。
初期設定だけテンプレからずらして他はテンプレの踏襲の、作者だけは独自性があると思ってる系転生作品はあまり好きではないけど、まあその中ではよくやってた方じゃないかなと思う。
どうせ人間体になるんだろと思ったら、意外と最後まで剣だった。

良かった点はキャラ。
珍しく、最後まで主人公のそばにいるキャラが師匠一人だったから、フランにとっての師匠の唯一無二感が感じられて良かった。
いざと言うときに唯一頼れるのは師匠だけ。
随所でフランから師匠に対する信頼感が伝わってきた。
師匠からもフランを守りたい気持ちに必死さがあって良い。
師匠はフランの父親的な立ち位置な気がする。
俺TUEEEでもなく、格上のアマンダに立ち向かうなど、向上心のあるフラン。
主人公が一途だから好感が持てたし、そんなフランをフォローする師匠に関しても印象がいい。
ストーリーよりもキャラを重視する人にはかなりいい作品かもしれない。

駄目な点として、俺TUEEEEではないし、主人公も剣ではあるものの、やはりストーリーはなろうのテンプレに感じるところ。
テンプレを感じさせる要素は俺TUEEEEではなくて、中世世界観(ナーロッパ)やゲームっぽい設定、独自性のない敵、分かりやすい対立構造等にあるからなのかな。
この作品も秋アニメの他のなろうと同じくテンプレだった感は否めない。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆0
親の顔より見た導入。
作者だけは独特なことをやってると思ってるんだろうな。
独特なだけでクソしょうもない設定なのに。
もうこういうのばっかになってしまったなぁ最近のアニメ。
マジで面白くない。何も惹かれない設定。
主人公が違うだけで結局いつものなんだよ。
もう無敵じゃんこの剣。今季こういうの多すぎてため息でるわ。
農民の次につまらん。もうこういうのいいよ。

2話 ☆1
作画の無駄遣い。
結局目的なくダラダラ旅するだけのいつものなろうだよね。
いつものギルド設定。俺TUEEEEじゃない?
てかいつも思うけど冒険者って言う職業はなんだよ。
何でも屋か騎士団でいいだろ。死ぬだろ。いつもの魔石。
脳死ゲーム世界観ほんと嫌い。
部屋めっちゃ汚れそう。いつものチンピラ。
協会内で争いとかあほなんか? EDは名作感ある。

3話 ☆7
アルデラミンみたいなOP まあ不快感は無いなこれ。
作画頑張ってんな。ゴブリン襲撃イベント?

4話 ☆5
邪神ちゃんかな? 結局無双。ガチャ神引き。

5話 ☆7
いつまでゴブリン また俺何かやっちゃいました?
どうせ復活する。一本ぐらい飛んだままなら評価してた。
そんなに俺tueeeじゃないのはいい。
相手噛ませじゃなくて面白いじゃん。

6話 ☆4
戦闘面白いな。普通に復活するんかい。
こういうゲームみたいなスキル設定ほんと嫌い。

7話 ☆4
お前つまんない嘘つくね。はぁ大賢者みたいなのもいるのかよ。
分かりやすい噛ませ 飯食いながら見てんねん汚いなぁ。
成れ果ててて草。

8話 ☆5
天敵じゃなくて仇敵が適切な表現だろ。
なろう主人公がやられてんの珍しいなって思ってしまう。
少ない。イキリモード 即落ち二コマ。一瞬アーニャみたいな喋り方。
取引上手なのか…? どうせならCぐらい行けよ。

9話 ☆6
なろう臭すぎ。親の顔より見た展開。イキリアニメ。
槍って突くだけだから楽そうだな。当たったら死ぬやろこれ。
てか鞭掴めばいいのでは。戦闘面白かったな。
アニメスタッフも有能。

10話 ☆3
ゲームみたいな設定つまんね。テンプレ設定解説コーナー眠い。
これ解説する意味ある? また俺なんかやっちゃいました?
でた、アクシデントw Aランクが何とかしろや。
なろう全般に言えるけど、ダンジョンとかトラップとか誰が作ってるんだよw
魔獣が作れんのか?w 試験もっとちゃんと管理しろや。

11話 ☆8
無能Sランク 剣になんかあるってバレてそう。リョナいいぞ~
モブ男よく生きてるな。モブを適当に殺さんのだけは印象いいわ。
リョナ回。何だかんだちょっと感動した。

12話 ☆6
哀しき過去。また俺なんかやっちゃいました? モブサイコで見た。
進化ってなんだよポケモンかよ。ん?フランの親だったの?
OPで見た飛行。

曲評価(好み)
OP「転生したら剣でした」☆8
ED「more<STRONGLY」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

77.3 4 召喚で獣人なアニメランキング4位
DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1233)
7540人が棚に入れました
隣国・ガレット獅子団領国からの侵略戦争を受けるビスコッティ共和国。ガレット獅子団領国の頭首・レオンミシェリ姫が続ける苛烈な侵攻に、敗北を重ねるビスコッティ騎士団。そんな国の現状に心を痛めたビスコッティ共和国の姫・ミルヒオーレは、意を決して「国を救う勇者」を異世界から召喚する事にする。ミルヒオーレ姫が勇者に選んだのは、地球は日本・紀乃川市に暮らす少年『シンク・イズミ』。中学1年生の春休みを控えた終業式の日、シンクはフロニャルドに召喚されてしまう。異世界フロニャルドで待ち受けるのは、ある変わったルールの元で行われる「戦」の日々。ガレット獅子団領国の領主・レオ姫やガウル王子をはじめとする好敵手達との戦いや、ミルヒオーレやビスコッティの人々との交流。サーカスアクションとアスレチック競技が大好きな少年シンクは、『勇者』として、ビスコッティとミルヒを救う事ができるだろうか?
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

贅沢な2期への伏線?(75点)

アニメオリジナル
全13話。

個人的満足点:75点
アニメ系統:冒険ファンタジー

本作は一言で言えば冒険ファンタジー。
舞台設定・世界観などは斬新だった。

第一印象はこうだ

{netabare}

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『俺は剣と魔法の冒険ファンタジーだと思っていたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        剣と魔法のファンタジー運動会だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    SASUKEとかオリンピックとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

{/netabare}

国vs国で運動会やっちゃいました的内容。
剣や魔法でのバトルもするのではあるが、死人の出ない安心の内容。
後半に若干のシリアス展開を見せはするのだが
それもつかの間、やはりほのぼのした話で終わって行く。

個人的にはシリアス系が好みなのではあるが、これはこれで悪くない。
終始なごみムードで今一盛り上がりに欠けるものの何故か最後まで観てしまう。
さらには不覚にも最終話で少しぐっときた。

声優陣はかなり豪華。
よくもまあこれだけの声優集めたなって感じ。
ただ、これだけの豪華声優を揃えたのだが1クールではキャラが多すぎで正直、全員覚えられない。
キャラと声優の無駄遣いといった印象をうけた。

OPED曲はかなりお勧め。
OPに水樹さん「SCARLET KNIGHT」
EDに堀江さん「PRESENTER」
両曲とも個人的にはお気に入り。

キャラデザも可愛く描かれていて、萌え要素もてんこ盛り。
お気に入りのキャラに萌えるのもいいだろう。

しかし、これだけの物をもっていて、何故この程度の作品になってしまったのか?
どこをどうとっても勿体無い。

以下、視聴後に書いた内容
-----------------------------------------------------
このアニメにはもしかしたら何かあるのかもしれないとそう思わずにはいられない。
そう、それは2期があるんじゃないか?ということ。

あくまでも2期への序章という位置づけ。
何故かそう思わずにはいられない。

何なんだろうこの感覚は・・・・
決して「これ面白い」と、どっぷりはまる感じではないのに
もっと続きを見てみたい。
何故か今はそう思っている自分がいる。
-----------------------------------------------------

なんて書いていたら2期きたよw
1期で消化不良だった分、がんばって欲しいところ。


とまあ色々描いてきたが
何が言いたいかというと

最後の最後でリコに惚れましたw
また、リコに会えるんですね。


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話後の感想。
ネタバレ含みの場合があるかもなので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
ファンタジー物かと思ったら、SASUKEだったという印象。
今後化けるのか、それとも・・・
しばらく様子見といったところ。

2話視聴。
戦闘で死なないのが、いまいち緊張感にかける。
相手国とも敵というよりは、競技相手といった感じ。
なんか運動会といった感じ。
最後に今後どうなるんだといった引きを見せてくれたので
引き続き様子見したい。

3話視聴。
今回は説明回&お風呂回(笑)
物語の舞台がだんだん分かってきた。
少し面白くなってきた感じ。
切る寸前だったが持ち返した(笑)
引き続き視聴。

6話視聴。
ラストなんだ?
急展開きたか?
毎週惰性で見てたのだが
来週楽しみになってきたんだがw

7話視聴。
シンクと姫様のじゃれ合いは吹いた。
姫様まさに犬でした。
6話の引きに期待が高まっていたのだが
いたってのほほんとした展開だった。
まあ、まだわからんが。
来週にもちこし。

8話視聴。
レオ様かわいい。
今までとちょっと印象変わった。
ストーリーの方も盛り上がってまいりました。
ってもう後半に突入だからね。

9話視聴。
リコッタのサービスカットいただきましたw
これは歓喜する人が出そうw
ストーリーはいよいよほのぼのから
シリアスになってきた感じ。
いよいよボス登場か?
来週も楽しみ。

10話視聴。
姫サービスショットご馳走様でした。
意外な展開だった。
しかし、このままな気がしない。
何かあるんじゃないかと来週も期待。

11話視聴。
何かあるのか?
何も無いのか?
残りあと2話。
どういう結末になるのだろう?

12話視聴。
何か今週はよかった。
ここに来ていい話。
ある意味もったいない。
正直今までで1番短く感じた。
えっもう終わりって感じ。
いよいよ来週最終回。
さて、どうなるのか。
もしかしたら来週泣いちゃうかもしれない。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 41

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたして星の示す未来は避けられないのであろうか?

ちょっと終わり方は気に入らなかったけど、なかなかに面白かったです。


内容

僅かにシリアスのような感じになることがありましたが、基本的にはほのぼのに近い作品です。戦争と言っても向こうのセカイでは一種のスポーツであって、死んだりすることなんてまずない設定ですから。
ただ、レオ様視点で見ると少し変わりますかね。
ずっとレオ様はいろいろと抱えて堪えて決断してきたのです。
そこあたりを考えると、ほのぼのなんて言ってしまうのはちょっと悪い気がします・・・。




OP水樹さん・ED堀江さんと有名な2方による歌です。
この2人のファンも多そうで。
さゆはOPがそこそこ好きでした、かな。


作画

キャラデザは置いてい置いて。
作画は素晴らしかったと思います、さゆは。
なんといっても表情の動きがすごかったんです。
コマ送りにしてみるとほんとにうまくできているなと感じました。
後半はそういった場面が減るんですけどね・・・・・・。


キャラ

まあ、あれだけいるんですしいろいろといてよかったです。
ただベッキーがどうにも好きになれなかった・・・・・・。


声優

言うまでもなく。
有名どころがたくさん出てきています。
よくもまぁこれだけ引っ張った、と。
おかげで声でも楽しめる点が増えたかと。



結局さゆは好きなキャラも多かったですし、話も嫌いではなかったから楽しめました^^
ガメルの声はFTのナツにしか聞こえないゾ?
ただ、もしこれで2期を制作するとなると間違いなくベッキー出ますよね?
師匠はともかく、ベッキーは嫌いなんで2期には期待が薄いです。
話は盛り上がりそうなんだけど、ちょいベッキーとの絡みがうっとおしくてイライラしそう。


 


スタッフ
 企画・製作     : PROJECT DD
 原作・脚本     : 都築真紀
 監督         : 草川啓造
 キャラクターデザイン : 坂田 理
 サブデザイン     : 太田恵子
 武器デザイン     : 大塚あきら
 クリーチャーデザイン : 小田裕康
 プロップデザイン : 益田賢治
 グラフィックデザイン : 榎本めぐみ
 カラーデザイン : 篠原愛子
 美術監督・設定 : 片平真司
 撮影監督    : 北岡正
 編集       : 関一彦
 CGリードアニメーター : 石川真平
 音響監督     : 亀山俊樹
 音響効果     : 山谷尚人
 録音エンジニア : 小原吉男
 音楽      : 一色由比 井内舞子 夏目 晋
 サウンドプロデュース : I've sound
 オープニングテーマアーティスト : 水樹奈々「SCARLET KNIGHT」(キングレコード)
 エンディングテーマアーティスト : 堀江由衣「PRESENTER」(スターチャイルドレコード)
 アニメーション制作 : セブン・アークス

キャスト
 シンク・イズミ         : 宮野真守
 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ : 堀江由衣  
 エクレール・マルティノッジ     : 竹達彩奈
 リコッタ・エルマール       : 水樹奈々
 ロラン・マルティノッジ      : 子安武人
 ブリオッシュ・ダルキアン     : 日笠陽子
 ユキカゼ・パネトーネ         : 阿澄佳奈
 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ : 小清水亜美
 ガウル・ガレット・デ・ロワ     : 柿原徹也
 レベッカ・アンダーソン     : 高橋美佳子
 ゴドウィン将軍         : 若本規夫
 バナード将軍             : 小野大輔
 フランボワーズ・シャルレー     : 櫻井孝宏
 ノワール             : 花澤香菜
 ジョーヌ             : 永田依子
 ベール             : 寿美奈子
 ビオレ             : 丹下桜
 アメリタ・トランペ         : 瀬戸麻沙美
 ルージュ             : 寺本來可

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19
ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ケモ耳シッポ属性アリ!を認識 (´▽`)

アニメオリジナル 監督:草川啓造さん 全13話
キャラデザ:坂田理さん 制作:セブン・アークス

フロニャルドと言う異世界の国と国との戦争で劣勢な国、ビスコッティ共和国の領主様で
ヒロインの1人【ミルヒオーレ・F・ビスコッティ】が状況を打破するために現代日本から
勇者と言う名の戦闘員として召還された主人公【シンク・イズミ】が、異世界の地で各国の
猛者と戦い勝ち続けていってビスコッティを勝利に導くまでのラブコメを展開させた
サクセスストーリー・・・

って書くと、なんだかシリアスで壮大な異世界バトルファンタジーのようですが・・


いやいやいや・・・ 緊張感ゼロだから、全くないからw  むしろほのぼの系(´▽`)


この異世界の戦争、【戦(いくさ)】は、生死を賭けた戦闘ではなくて、まるでTV番組の
【筋肉番付】に出てくるフィールドアスレチックのようで、まさに健全なスポーツ勝負w 
広大なバトルフィールドは不思議な力で守られていて、その中での戦いでは戦士は大ケガを
したり命を無くしたりはしないといった健全ぶり^^ 戦士は戦闘不能になると丸っこい
犬又は猫に変化して戦場を退場、でもしばらくするとまた復活するなどほとんどゲーム感覚
で展開していきますwww

しかしこの戦争、TV中継されて国民に放送されるとかの娯楽性もあって内容的にはある意味
政治色の強いイメージですが、あまりにも軽いノリなので気になりません^^ 

この異世界、フロニャルドのキャラクターは動物が擬人化したようなデザインです、俗に言う
【ケモ耳キャラ】ですね(笑) なので登場キャラはみな萌え要素のあるカワイイキャラばかり!
しかも、各国含めるとキャラは結構多めで、横文字だし全く覚えれる気がしないです(笑) 

登場キャラが多いと言う事は、当然中の人も多いと言う事、しかも著名な方ばかりで
超豪華!!まさにオールスターズって感じw  ヒロインのミルヒオーレは領主様ですが、
歌姫でもあるので中の人、ほっちゃんが当然歌ってますww

いやー しかし、ケモ耳キャラは魅力的ですw 表情を変えなくても、耳やシッポがぱたぱた
動いてカワイイのなんの(´▽`) 特にミルヒオーレがシンクにデレてる時は萌えますwww
ツンデレ、エクレールのシッポがぱたぱたしてるのも可愛すぎる(;´Д`)ハアハア
 
しかし終盤までシリアスな展開がほとんど無いのでストーリーに起伏があまりなく、ストーリー
重視の人は日常回など特に退屈に感じるかもしれません。

放送時間が深夜枠なので、お風呂シーンや、ヒロインが戦闘に負けると甲冑や服が破れて裸に
なるとかのサービスシーンやカットも多め(;´Д`)ハアハア

{netabare}
まぁ 当初召還された主人公が元の世界に帰れないとか、当然のことながらケータイで連絡
出来ないなど様々な問題も出てきましたが、回を重ねる毎に都合良く解決してゆくので無問題^^
 
最後には偶然にも様々なアイテムをフロニャルドに残し、シンクは元の世界へと去って行きますが、
それが再召喚するために必要なアイテムとなることで2期へと続いていくといった、最終的には、
ジーンとムネにくる展開も用意されていてなかなか抜け目無い作品に仕上がっていると思います!!
{/netabare}

唯一、終始気になったのは、主人公シンクの中の人ですかね、声かな?演技かな?ちょっと
違和感があってラストまで拭えませんでしたが、この辺りは好みの問題かもしれません。

基本キャラ萌アニメだと思いますが、意外と楽しめました、血しぶきの上がるリアルファイト系
の作品に疲れたらこの作品でもどうですか?? 

2015/02 現在すでに3期が放映ちう、今いそいで2期を視聴してます!( ゚д゚ )クワッ!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

56.8 5 召喚で獣人なアニメランキング5位
異世界召喚は二度目です(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (121)
374人が棚に入れました
かつて異世界エクレールへと召喚され、戦乱を収めて平和をもらたしたセツ。 しかし戦いの後で元の世界へと転生、二度目の人生をやり直すことに。 そして高校生になったセツは再びエクレールへと召喚されてしまう。 エクレールでは五年が経過し、世界は再び戦乱の兆しを見せていた……

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ガバガバ設定は気にするな!ってこと?

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.25

 全てトウマが悪いって事で、戦争も終結して平和になりました。

 なんでトウマを倒すと戦争が終るのか?部下が四人しかいないような陰キャですよ?色々牛耳っていたような感じなのに、あんまりです。

 トウマの悪事も呪われてたからって事で解決しました。めでたしめでたし!

 クラスメイトも無事に帰還出来ました。それもスゲー簡単に…。無駄に異世界で命を危険にさらしただけでした。戦力的にも?でしたし…。

 セツさんがもっと早く帰してあげれば良かったのでは?説明が無いので今まで出来なかった理由が不明です。
 
 トウマは少なくても強制送還すべきでは?バトル中はガチで殺し合いしていたのに、赦して良いんでしょうか?また、闇落ちしない保証があるんでしょうか?
 
 夕陽は異世界に残るようです。全然活躍してないのに、ヒロインの座をゲットしていますが、他のヒロインはコレで良いんでしょうか?

 ワンクール観ても、説明不足でガタガタな物語でした。はっきり言って、駄作です。

 ただ、細かい設定なんか全く考えて無いなろうをアニメにするには仕方無いかなとも思います。

 偉大なるテンプレから逸脱した、危険ななろう作品のアニメ化はとても大変だったと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。

 それでも希望はあります。( T∀T)

………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2023.06.19

酷いバトルシーンが続きます。トウマ配下のクソ雑魚四天王はやっぱり雑魚でした。

 この四天王、変な実験で虐待され、強化されて化物になってしまったために、世の中に居場所が無いんじゃあ〜とか言っていますが、他のキャラ達も戦闘能力の差以外に特徴など無いので、そのへんのやつらとの違いが良くわかりません。

 制作側に上手くバトルを盛り上げる演出能力が無いため、敵も味方もキャラクターとしての深みが無く、因縁のある相手もあっさり殺します。全員サイコパスなの?

 しかも、キャラが多すぎて画面上に描ききれておらず、リヴァイヤとかもどこかへ行ってしまっています。

 いつの間にか魔族と人間の戦争も有耶無耶になっています。おかしくない?さっきまで殺し合っていませんでした?

 トウマの部下はどちら陣営だったのかも曖昧になっています。そもそもセツも後から登場するため、戦争の最初から参加しているクラスメイトと女騎士達以外、トウマも含めて主要キャラがどちら陣営なのか不明確です。

 原作がそうなのか、アニメ制作の演出が狂っているのか、非常に物語の流れが悪いです。

 最終話、どんなクソ展開になるのかとても楽しみです。

………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.06.02

 やっとボスキャラ登場!「梨花」さんや「たくすけ」さんが書かれているように、ヤバいサイコ野郎です。

 異種族は滅ぼすぞコラ!と、イキっていますが、部下が人外ばっかりだったような?

 転生チート主人公が異世界の体制側に加担する話、「賢者の孫」とかでもそうですが、敵が革命勢力だったりして主張に一理あったりすると、テンプレ頼みで世界観設定を真面目に考えていない、なろう系原作者の実力では、上手く処理出来ません。

 チート主人公が革命勢力を叩き潰す話では、鬱展開すぎるので、反体制派の敵対者はだいたい話の通じない魔物か、サイコパスな悪者に設定されがちです。

 所詮テンプレなので、魅力的な悪者にはなりません。残虐で、皆殺しだ!とか言うだけの悪ボスに誰がついていくのか…。

 どうせしょうもないことになるでしょうが、クソすぎて目が離せません。

………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.05.16

 皆様のレビューにあるように、ある意味衝撃の6話でした。私、あまり作画を気にしない方ですが、かなりヤバくなっているのは分かります。

 顔見知りにそのへんで遭う展開は、一回目の出がらしを観ているような感じです。

 もっと、一回目の人脈を活かせば、効率良く立ち回れそうですが、なんか…主人公の思慮が浅いです。

 もう、挽回は不可能でしょうが後半に期待します…。

……………………………………………………………………… 

 4話まで観てのレビューです。2023.05.04

 主人公の昔の知り合いがそこら中にいる中で冒険します。せっかく二度目の人生プラス異世界なのに、意味があるのか不明です。

 1から異世界で人間関係を築いていくのに耐えられない、早く俺tueeeeeeeeee!を観たいせっかちさん向けなのかな?

 今の所、1から関係を築いていくよりも、キャラクターの情報が少ないため、主人公もあまり大活躍してない様な…。

 5話以降も旧知の人物を訪ねる旅を続けるようですが、全然俺tueeeee!ショートカットになっていません。

 普通に一回目から作った方が面白い様な気がします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

元勇者、かつて救ったはずの異世界に舞い戻る

この作品の原作は未読です…って、レビューを書くためにwikiをチラ見したら、原作は全5巻で完結しているみたいでした。
漫画版は現在でも連載が続いているようですけれど…

声優陣は豪華です。
かおりん、さおりん、ファイちゃん、碧ちゃん、みっくに唯ちゃん…

この作品には「リヴァイア」というキャラをファイちゃんが演じているのですが、最初声を聴いた時、いのりちゃんかと思ってしまった結果、暫くの間、勘違いし続けていました^^;

あとは、さおりん、こと大西さん…
さおりんボイスが聴けるのは個人的に嬉しいのですけれど体調は大丈夫でしょうか。
体調不良を発表した声優さんの中では断トツの仕事量をこなしているような気がします。


かつて異世界であるエクレールへと召喚され、
人間族、獣人族、魔族による戦乱を収めて世界に平和をもたらしたセツ。

種族間を越えた平和という初めての偉業を成し遂げたセツは勇者と称えられたが、
戦いの後で元の世界へと転生させられてしまい、
現世で二度目の人生をやり直すことになってしまった。

勇者としての記憶と力を持ったまま二度目の人生を送りセツが高校生になった時、
何の因果か再びエクレールへと召喚されてしまう。

別人となったセツが二度目の異世界召喚をされると、
エクレールでは5年の月日が流れており、世界は再び戦乱の兆しを見せていた。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

自力、或いは自分の意志とは関係なく、同じ異世界に2度召喚される事例は珍しいと思います。
物語自体も、この設定を上手く活かした構成になっていたと思います。

1度目の時はきっとセツのみが召喚されたのでしょう。
勇者開眼を果たしたセツにとってその無双っぷりを見る限り、1度目の世界を救ったのも決して簡単では無かったと思いますが、今度はクラスメイトも一緒に召喚されてしまったんです。

状況としては、リアル版SAOのアインクラッド編といったところでしょうか。
この異世界で命を落としてしまったら、もう二度と現実世界に戻れることはないのでしょう。
クラスメイトのその常に危険と隣り合わせという緊迫感には少々物足りなさを感じましたが、これもセツの幼馴染である夕陽の立ち位置を勘案すると、存在もそこまで際立っていなかったので結果オーライかと。

でも原作は全5巻だったんですね。
ですが、それならそれで合点がいきます。

ラストの展開を見て、もしや次の冒険譚があるのでは…と期待していました。
でも、全5巻と知り、あれが本当の物語の終わりなんだと思うと、妙にしっくりくるんです。
もしかすると、原作では目的地に向かうまでの道筋が描かれているのかもしれませんが、次々と世界各地を巡り、挨拶を交わしていく状況からそのままエンディングを迎えても、少しも不思議じゃないんですよね。
寧ろ物語としては上手く纏まっている方だったのではないでしょうか。

アニメーション制作はスタジオエルさん。
TVアニメはこれまで「ジビエート」しか実績がありません。
でもジビエートは共同制作作品でしたが、この作品は単独で請け負う初作品ということになります。
これまらの活躍に注目ですね。気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、秘密結社ニルヴァージュ∀さんによる「Continue Distortion」
エンディングテーマは、メイビーMEさんによる「Be ambitious!!!」

1クール全12話の物語でした。
基本的にリアルで追いかけていましたが、終盤の数話の視聴とレビューがすっかり遅くなってしまいました。
視聴が滞ったのは単に時間が捻出できなかったからで、作品自体は総じて楽しみながら視聴できたと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

多少珍しい設定かと思ったのですが… 低クオリティですね

召喚2回目、というのが独自性ですね。
とはいえ… ゲームとかの1で異世界を救って元の世界に戻った主人公。再び世界の危機に再召喚されて2が始まった、という展開はまああるかと思うので、別に斬新というほどでもないです。

さてこのような話は、いかに存在しない1を自然に理解させ、2の世界にスムーズに入り込ませるか、という問題があり、普通の話より難易度が高いように思います。
それをどう解決するのか、楽しみに見てみましたが…

正直論外ですね。
問題を認識すらしていないようで、普通に問題しかありませんでした。

視聴者置いてけぼりで、既存キャラとやり取りを繰り広げる主人公…。

…何がなんだかさっぱりわかりません。
いや、どういう関係かはわからなくもないけれど、わかるってのは魅力的に思えるかどうかってことなんですよ。

アニメが始まった時って、そりゃキャラのことは全然知りません。
幼馴染だって出てきたヒロインだって、視聴者からすれば初対面です。
でもその態度や主人公の反応などから、視聴者も幼馴染だと認識できるのですよ。普通の物語のレベルなら。
本作は結局、キャラ紹介という最低限のレベルにすら達していないのでしょうね。 

で、主人公も全然酷い。
他のクラスメートより圧倒的に優位な立場にありながら、それを表明して周囲を導いたりしないんですか?
同級生ですよね? そんなに仲が険悪にも見えませんでしたが。

陰キャで目立つのが嫌だとか、それなら影から守れば、と思いますが、何か理由でもあればまだしも…。

というか自分にとっては指一本で倒せる雑魚で、他の大勢にとっては命の危険性があるくらいは、わかっていますよね? 2回目なんだから。
だったら速攻で片付けてあげるべきでは?
訓練にならないから手出しするな、と言われたならまだわかりますが。

とにかく2回目なら普通はこうするだろう、という予想をことごとく悪い方向に裏切ってくれて、まあ駄目駄目ですね。

でもここまで酷いと、ちょっとだけ、見て文句を言いたい衝動にも駆られますね…。

まあ本数次第ですね。切ってもミリも惜しくありません。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

65.8 6 召喚で獣人なアニメランキング6位
異世界迷宮でハーレムを(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (206)
669人が棚に入れました
ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。 ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、 設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。 様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、 自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全部が中途半端で、優れた要素が活かしきれず、つまらなく感じます。

1話 「隠しダンジョン」のエロ強化版? 追記 ハーレムver???

{netabare} 展開は超テンプレっぽい感じです。ストーリーそのものがニーズではないのならそれでいいんでしょう。

 セリフのピーピーは演出?それとも本当に解禁のバージョンだと聞こえるんでしょうか。あまりアニメでやられると画像以上にちょっとイラつきますので、もう少し推定できる程度にピーを入れて欲しいなあ。

 キャラデザはかなりライトノベルのイラストっぽい感じです。巨乳過ぎるしムッチムッチなので、エロがかえってマイルドになりますね。エロそのものより主人公の欲望をギャグにした、アダルトギャグ…という分野があるかわかりませんが、そういうカテゴリーでしょうね。

 ジャージの印象からなのか「このすば」のエロ強化版の雰囲気を狙って、「隠しダンジョン」のエロ強化版になってしまいました、みたいな雰囲気です。
 なお、OPの歌でずっこけました。あれワザと下手に歌ってるんでしょうか?声優さん…歌…ちょっと苦手なんですか?EDは完全にギャグでしたね。毎回変わるなら大したものです。{/netabare}


追記 ハーレムバージョンって隠してるじゃん。

{netabare} いや、別にいいんですけど、負けた感が…ちょっとしたワクワクを返してほしい。セリフはちゃんと聞けました。

 初見のレビューで書きませんでしたが、異世界の設定の説明がセリフではなく、話の展開を見ているとわかるところにセンスを感じました。あ、いやセリフなんですけど、自然な流れと言った方がいいかもしれません。多分面白いほうですね。視聴継続です。{/netabare}


2話 あれ?エロは?冒頭の茶番はなに?ロクサーヌでDT喪失じゃないの?ハーレムメンバー見せちゃった???

{netabare} うーん。2話で今後登場するキャラだしちゃ駄目でしょう。それが楽しみなのに。それとDT失うの、ロクサーヌじゃないの?村でやってましたってこと?ケモミミじゃないから違う人ですよね?

 まさか、タイムループとかじゃないですよね?まあ、どう考えても10年ぶりっていう感じですので違うと思いますが…何かの伏線?だって、それじゃあ10年間で死なないしハーレムのメンバーがああなるってネタバレじゃないの?
 いや最大の楽しみなのに何やってくれてるんでしょうか。何か仕掛けがあるんでしょうか。

 なによりエロは?ハーレムバージョン円盤で売るんじゃないんだ?楽しみはそこなのになぜ?なんか作品の意図がわかりません。

 話の展開は思っていたので悪くない気もしますが、なんかロクサーヌでDT喪失までの道のりがあるから感動があると思うのですが、その前にあのシーン入れる意味がわからないし、作品の本質にかかわるハーレムメンバー集めのネタバレとエロの省略は駄目でしょう。メインの楽しみを3つ潰してどうする気でしょうか。
 何が売りなんでしょうか?それともかなりエモい話になるんでしょうか???

これってシリーズ構成っていう役が悪いの?監督?原作がこうなの?誰がこれ考えたんでしょう?

追記 そうかOPで既にメンバー出してましたね。でもだったら、登場するたびに増えて行くみたいな演出にすればいいのに…先週センスいいなと思ったんですけど…まあ、ストーリー自体は悪くないんですけど…やっぱりエロないのと冒頭のは駄目だなあ。{/netabare}


3話 ああ…話はちゃんと意味がある感じで進みますね。面白いかも。

{netabare} 俺TUEEEじゃないし、スキルや職業も上手く扱っているかも。心理的なものも描写は薄いですが、不安感などが感じ取れなくはないです。

 ただ、今週もロクサーヌちゃん…うーん。焦らしプレイですか。それはさすがに上級者向けですよね。俗物としては、お持ち帰りまで進めて欲しかったですが、まあ、いいでしょう。ケモミミというほどケモミミじゃないですが、しっぽ有り?だとするとお風呂かな?次週に期待です。

 ということで、来週以降に期待ですね。最近3話まで見ないと判断できないのは、短絡的な1話の派手なだけの見せどころではなく、いい傾向かも…といいたいですが、本作は1話にはちゃんと見せてましたね。

 しばらくアニメの作りは1話で軽く釣り、1~3話で展開させて本筋へ、が今後の構成になるのかな?逆にここから外れてピークが6話とかではスタートダッシュで失敗するかも。それと1話がピークだと途中でバッサリですね。

 本作の2話は決して褒められた感じではないですが、まあ、3話で話が展開するのでいいと思います。再視聴の時は3話後半からでOKですね。{/netabare}


4話 あー面白かった。目標達成です。これで最終回ということでいいかな。

{netabare}  まあ、本筋の結末を迎えたということでもういいかな。ここまで楽しませてもらいました。ポチポチチェックはしますけど、演出や世界観設定に感心する要素があるか、ストーリーが面白いか、独自性があるかの、どこかに引っかからないと切ると思います。というか気分的には一旦断念です。

 エロだけなら超ハーレムVERが無料公開にならない限りはもう価値がないですから。

 どうなんでしょう。EDのセンスの良さだけ気にはなっているんですけどね。ロクサーヌちゃんが武器の選び方とかにキャラ付けがある感じなので、ロクサーヌちゃんが単なるエロ奴隷ヒロインではなく、別の活躍するならひょっとしたら化けるかもしれません。ただ、ハーレムは増えるからなあ…そうなると話が薄まるのは目に見えてるし。
 6,7話くらいで覚醒のパタンもあり得ると思いますので、数週間後にチェックはしてみます。

 なお、評価の音楽とキャラはEDの奴隷商人を評価しています。{/netabare}



5話 結局見てしまいました。ロクサーヌちゃんをどう見るかだなあ。

{netabare} 5話を見て思ったのが、ベッドの上のロクサーヌちゃんも可愛いですけど、むしろ戦っているときの方がいいですね。ちょっと股間とかの作画がやりすぎ感はありますけど。
 止め画は多いですが作画悪くないし、なかなか魅力的だと思います。

 ただし、やっぱり奴隷設定がなあ…気持ち悪いとは言いません。異世界転生もののお決まりなので慣れました。が、やはりふと俯瞰して見てしまいますね。美しい性奴隷を買って…というマインドそれ自体にはさすがに慣れましたけど、むしろロクサーヌちゃん側の奴隷根性ですね。

 無垢なので純粋に主人公に心を開いているんでしょうけど、なんかひっかかるなあ。ロクサーヌちゃんの奴隷契約を解除しても「盾の勇者」と同じです。だったら、悩みながら性奴隷やってるとか職業と割り切って主人公を嫌悪しながらも、とか何かあるといいんですけど…まあ、本作のロクサーヌちゃんはこの素直で「ご主人様すごい」が売りなんでしょうから今更いいですけど。

 5話はずっと設定の説明でしたね。それがいいのか悪いのか。つまらなくはなかったし、セリフでダーっと説明しないでエピソードで確かめながらはいいんですけど、ちょっとまとめ過ぎて長すぎかな。来週その分ストーリーが展開してくれるならいいですけど。

 ということで断念しようかとも思いましたが、ロクサーヌちゃんの戦闘シーンがなかなか良かったので視聴継続します。というかロクサーヌちゃんのビジュアルが目立ちすぎて主人公の顔が思い出せないです。{/netabare}



最終話は一応確認。実質断念で。

 奴隷を買って性行為に励むというのは、私は展開として好きではありませんが、異世界転生のマインド=都合の良い自分の人生のリセットと考えると、俺TUEEE、スローライフなどと並んでやむを得ない設定なのでしょう。

 本作がつまらなくなったのは、初め奴隷の商館に行った辺りでは、ストーリー性がありました。生きるために街に出る。奴隷に惚れて、盗賊のアジトをつぶし、お金を儲け奴隷を買う。この部分までは良かったと思います。

 ただ、その後、ダンジョンで設定の確認と試行錯誤を延々と見せられ、家を買いフロを作る。ここがとてつもなくスローライフものッぽくなってしまいます。結局冒険をするのか、スローライフなのか、エッチ(エロいというほどでもない)なハーレムものなのかさっぱりわかりません。

 生き残るという目標も描き方では立派な目標ですが、本作は主人公が何を目指しているのかがわかりません。最終話で考えると、ハーレムを作るのが目標?2話の冒頭はその意味なんでしょうね。ウーンだったら、ダンジョンは端折ってもっとポンポンと進めた方が良かった気が…それとも2期の勝算があったんでしょうか?

 つまり私にとっては、ストーリーに軸がないので、初め面白いと思っていたのに5話以降がつまらなくなりました。スローライフ勢、エロ見たい勢は初めの数話のシリアスで見なくなると思います。何がしたかったのかが不明でした。

 結局全部が中途半端で、ポテンシャルは強く感じる主人公とロクサーヌちゃんですが、何も始まらないまま終わってしまいました。アニメのエロで釣られた勢は続きが見たいから小説、コミックどっちかしりませんが、原作に手が伸びるものなのか。


 エロシーンも、行為の場面を隠すのが「見せられないよ」的なメタギャグになっているわけでもなく、単なる円盤用の販促です。もう業界のやり方であきらめていますが、サブスクの再生回数には響くのでは?そうなると円盤が売れなくなっているご時世で正しいやり方なんでしょうか?

 キャラ造形は悪くないし、ストーリーも他の異世界に比べても冒頭の引きは良かったと思います。EDなどの音楽も面白い試みでした。ただ、すべてが中途半端なので、パーツパーツで評価できても、全体で価値が相当下がっていると思います。

 実際は評価点ほどの印象にはなりません。期待させる分の失速感があるので、意味のないスローライフよりも視聴後感は良くないです。




 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロクサーヌとの営みだけで良いんだけど...

タイトル通りにハーレムになっていくんだろうけど、個人的にはロクサーヌとのまぐわいだけで十分だと思ってます。それ以上のことはいらない。
もはやハーレムだけでなく、ダンジョンすらもいらない。如何に彼女と楽しむかにだけ主眼をあてて欲しい。ってこれじゃただのエロアニメか!

やっとの思いで結ばれたロクサーヌとの営みは...ああマグワイアあああああああ!って叫んでしまう(心の中で)ほど丁寧な描写で大興奮。{netabare}わざわざ一軒家を買い、一緒に楽しくお風呂。体を体で洗いっこするプレイなど。中出しし放題ってか。ちな、けつなあなは確定しません。{/netabare}

セリーの登場が遅すぎて2期でもやるんかと見せかけて最終話に怒涛のヒロイン詰め込み。そんな展開いらんわ!タイトル通りのハーレムにされてやや萎え。胸のサイズもそんなにいらない。
しれっとロクサーヌの嫉妬の嵐が凄そう。

序盤が盗賊との闘いやら暗殺やらで緊張感のある展開が続くのかとも思ったんだけど、タイトル通りダンジョンのほうがメインでしたね。そちらの内容は正直いらないかな。{netabare}にしても盗賊を暗殺するときは入念に情報収集して全裸で寝ている男女でも丁寧に首を落としてスゲー展開になるなと思わされた。賞金首のについて換金する際も目を付けられないか気にするさまはこちらも緊張させられたのに。{/netabare}


OP
Oath ロクサーヌ(三上枝織)
ED
紳士の取引60万ナール 加賀道夫(八代拓)、アラン(三宅健太)
EDが歌詞と曲調が面白い。謎の奴隷商人推し。


ある日、この世に絶望していた加賀道夫が見つけたのは、あやしげなネットゲーム。ゲームに書かれた、この世界が生きづらいなら異世界で生きればいいという言葉に誘われるまま、設定やキャラメイクを終えた道夫を待っていたのは、現実とは異なる本物の異世界だった。様々なスキルやジョブ、魔法に迷宮とまるでゲームのような異世界を舞台に、自らのステータスを自由に再設定することができる力を駆使して、道夫の冒険が幕を開ける。


1. 出会
パソコンでゲームの設定画面を開いていたはずの加賀道夫は、いつの間にかゲームの世界に入り込んでいた。”装備” ”レベル” ”パラメータ” “設定”・・・典型的なゲームの考えで、序盤のクエストとして村を盗賊から救う道夫。しかし、ゲームだと思ったこの世界は、”ログアウト”も”終了”もできない現実なのだと気づく……。

2. 金策
アランの館からロクサーヌを迎え入れるためには、5日以内に規定の金額を稼がないといけない。皆がそうしているように、道夫も迷宮でモンスターを狩りアイテムを集めていく。しかし道夫のスキルを持ってしても、金が貯まるのは間に合いそうにない。焦る道夫はアランとの会話の中で、短時間で大金を得る方法を思い出すのだった。

3. 獲得
盗賊を狩り、賞金を得ることに望みを託した道夫は夜の街で標的を探す。スキルを使って簡単に見つけられるとはいえ、相手は人間。道夫の中で人命を金に換える葛藤や相手を倒さねばならない恐怖が渦巻く。しかし期日も目前に迫り、覚悟を決めた道夫は盗賊の根城へと足を踏み入れる!

4. 卒業
ついにロクサーヌを迎え入れた道夫。これからは常に彼女と一緒に行動することになる。手始めに街へ向かう二人。しかしこの世界の常識も知らなければ、女の子と一緒にいたこともない道夫のロクサーヌへの接し方と、ロクサーヌが思っていた道夫から彼女への接し方は少々違っていたようで……?

5. 結晶
ロクサーヌと迷宮に入ることになり、あらためてこの世界のことを教えてもらう道夫。今まで思い込みで行動していたことに無駄やロスが多かったことが明らかになる。彼女から教えてもらえた知識と、ゲームのセオリー、再設定のスキルを使って、道夫は迷宮内での効率的な稼ぎ方を考え出していく。

6. 試練
迷宮1階層のボスに挑む道夫とロクサーヌ。ボスのドロップアイテムから新しいジョブを得たロクサーヌを見て、迷宮での新たなスキルアップ方法を思いつく道夫。そこにゲームならではの知識も合わせ効率よく攻略を進めていく。そして次の階層へたどり着いた二人には新しい敵が待ち構えていた。

7. 魔法
盗賊がアランの館をつけ狙っていることに気づいた道夫たちは、夜闇に紛れて敵を討伐することになる。今回の戦闘での道夫の密かな目標は”魔法使い”のジョブを得ること。獲得条件の確証は得られないまま始まった戦闘の中で、この世界に来る前に設定したボーナス呪文の一つを発動してみることにするが……。

8. 新居
帝都の近く、大きな迷宮が名物のクーラタルの街へ到着した道夫たち。立地条件から探索者が多く住むというこの街は、今後の冒険に備えるいい拠点となりそう。あとは家賃そこそこで閑静な一軒家があれば…。そんな条件を満たす物件があればロクサーヌとの生活がより一層楽しめるのだが!?

9. 風呂
クーラタルへ拠点を移し、いよいよ新しい生活がスタートした。迷宮の下見を終え、今度はハーブの栽培を試みるべく家に畑を作ることに。一日かけて作業は終えたが、泥だらけになってしまった二人。洗濯をしたいというロクサーヌのために桶を買いに出た道夫は、店主との会話から、念願の”お風呂場の完成”を思いつく。

10. 憂愁
迷宮を探索し、アイテムを集め金を稼ぎ、効率の良い戦い方を考え、モンスターからドロップした肉を美味しく調理する。この世界での日常生活を確立できるようになった道夫。ここまですべて順調に進めてきた彼だったが、ある日迷宮で出会った青年によって、この世界の辛い現実を突きつけられることになる。

11. 順番
装備にスキルを付与できるレアアイテムを手に入れた道夫。しかしそれができるのは、ドワーフ族で、しかも”鍛冶師”のジョブを持つもののみ。パーティメンバーの追加も兼ねて、アランの元を訪れた道夫はドワーフ族の少女”セリー”と出会う。しかし、願ったり叶ったりに思えたのもつかの間、セリーの口から出た言葉は……。

12. 人間
セリーを迎え入れ、彼女の装備を整えにきた一行。本来なら味わえないと思っていた快適な暮らしにとまどうセリー。道夫はそんな彼女から”スキル”や”ジョブ”、この世界のルールを教えてもらう。より詳しく得られた知識から、彼は今後の方針を導き出そうとするが、その前にしなければいけないもっと大事なことを思い出すのだった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

ハーレム(二人)

{netabare}
地上波エロアニメの異世界もの。
たまにエロアニメでも面白いのはあるけど、これはダメな方でした。

タイトルにハーレムと着くけど、基本的にヒロインはロクサーヌ一人という...。(一回回想か何かで無理やりヒロインいっぱい出した回はあったけど)
最終回に何とかもう一人...。タイトル詐欺にもほどがあるw
まあハーレム嫌いだから別にいいんだけどねそれでも。

エロ以外で基本何をやっているかと言うとひたすらダンジョン探索。
とにかくワンパ。
ゲーム世界設定だった気がするけど、まさにゲームの素材集めや短調作業だけを一生見せられているような感覚。
やってること変わり映えしないし、戦闘アニメとしても見どころがないし、キャラもロクサーヌだけだし、見どころがマジでない。
SAOみたいな設定だけど、主人公にこれと言った目的は何もないし。
最初の盗賊との戦闘はちょっと面白かったんだけど。

話が面白くないのはいいとしてエロアニメとしても微妙。
ずっとヒロイン一人かつやってることも主人公との和姦ばかりのワンパ。
ダンジョンの敵にやられる展開ぐらい作っとけよとw
まあエロアニメ自体が嫌いなのでそこをちゃんとやっていても自分が評価することはなかっただろうけど。
ストーリーの中にエロが挟まれる系のちょいエロアニメは嫌いじゃないけど、エロが単体で描かれる作品は嫌い、とこのアニメに言うのは本末転倒な気もするけどw
てか、こんなワンパでも円盤売れるのかな...?
というかこれ系のエロアニメってどんな層が円盤買ってるのかが個人的に一番の謎。別に唯一無二性もないし、一般アニメだからエロと言ってもしれてるし、普通の同人とかで良くない...?

面白かったのはED。あれ系の曲の中では間違いなく一番好き。
奴隷商人のおっさんが喋ってるのがシュール。
OPはズコーってなる。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆3
エロアニメの癖に血が。エロアニメって爆乳しかいないのほんと気持ち悪いし嫌い。キリトやんけ。主人公なら実況なんてしてないで。
転生者剣道と弓道経験者多すぎ。
血出すぎだろ、どんなスプラッターだよ。やっぱりキリトじゃねーか。
今更すぎw ギャグにしかなってない、ゲームから出られないことへのシリアス感が伝わってこない。
普通ゲームの中に閉じ込められたという認識になるはずだよね。
npcを倒したと認識するのが自然では。商売上手。おっさんが語るED草

2話 ☆1
何があった? 前こんなふうに終わったか? 何この回想
全なろう主人公に言え。最初の話なんだったんだよw
このステータス画面の話しょうもない言おうと思ったけどこれMMOだったな。
何を見せられてんだ...。性的なことしたらMP回復しそう。SAOで見た。

3話 ☆8
前回何やっとったっけ。精が出る 遊郭編 主人公無敵なんだよな。
エロがないエロアニメw 無理やり変な方法でエロ挟むな。
絶対応援呼ばれるやろ。
けどこれ今期のなろうの中では展開1番マシではw
お前普通にやっても殺せるやろ。あくまで金目的w 女殺すなや。
tkb狙い撃ち。なんかシーンが無駄に緊張感あって暗殺モノ感がいい。
1話で虐殺しまくってたのに今更その葛藤すんなw
騎士団の目を気にするのも結構しっかりしてるw おっさん好き。
ロクサーヌはなんで初対面の主人公をそんなに信頼してたんだよw

4話 ☆1
これはクソ回。装備調達とか日常回よりだから結構面白いかも。
草、身分の差をわきまえてとかじゃないのかよw
エロがメインになるとつまらないんだよな。
ストーリーの中にエロが挟まれるみたいなタイプは嫌いではないけど。

5話 ☆4
磯辺焼きって何でそんなマイナーw 宇宙かな?
僧侶枠になってしまった。こういうエロ嫌いだわやっぱ。

6話 ☆5
おひとり様限定。ボスその辺にもおった奴やんw 異世界薬局
流石ゲーム世界だな。男の拘束展開誰得だよ。
この奴隷商人の強キャラ感すごい。ノルマ達成。

7話 ☆2
そんな危険な魔法普通に使うなw 性交 隠しダンジョンなら。
いや、魔物倒す力残っとるんかい。
迷宮探索ワンパターンすぎてマジで面白くないな。
何のためのレベル上げかもよく分からんし。バレたらどうすんねん

8話 ☆2
1/15ロクサーヌ 普通の家探索とかいう死ぬほどつまらないパート。
割引スキルはゲームあるある 取ってつけたようなエロいらんわ。
しかもワンパ。不法侵入した時に人いたらどうすんねん。

9話 ☆2
畑作業何がおもろいねん。とは言ってもダンジョンも面白くないしな。
内容ワンパすぎん?

10話 ☆2
この迷宮攻略パートクソつまらん。
素材集めとかゲームでやる分にもつまらないのにアニメとして見ると尚更。あからさまな死亡フラグやめろw この茶番展開何が面白い?
エロシーンが不快。

11話 ☆3
ここに来てハーレム追加って。
ドワーフって聞くと厳ついイメージがある。次のヒロインこのおばさん?
商売上手なおっさん。3割引スキル俺にもくれ。浮気。
まあよくある解放条件だな。

12話 ☆1
最終回にして適当なエロだけのつまらん回。
まあタイトル通りのハーレム(二人)をやっとしてくれた。
どうでもいいけどね。タイトル完全回収!w 何だこのラストww

曲評価(好み)
OP「Oath」☆3.5
ED「紳士の取引60万ナール」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

58.2 7 召喚で獣人なアニメランキング7位
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (199)
565人が棚に入れました
柊誠一:下野紘
サリア:花澤香菜
アルトリア・グレム:井上麻里奈
ガッスル・クルート:稲田徹
エリス・マクレーヌ:西尾夕香
ルルネ;西本りみ
神無月華蓮:南條愛乃
ルイエス・バルゼ:日笠陽子
羊さん:新井里美
オリガ・カルメリア:久保ユリカ
ネタバレ

まぁく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

令和に現れた昭和アニメ

アニメ研究のため観ました
原作は漫画・小説共に未読です

基本的には視聴をオススメしませんし、ネットでも酷評されていますが、頭ごなしに★1で語れない作品でもあります

本レビューではこの作品のネガ / ポジの両面を取り扱いますので、不快に思う方は閲覧はご遠慮いただいた方が良いかと思います

あくまでアニメ作品として評価しますので、原作ファンの方はご勘弁を
{netabare}
◆作品
これぞなろう系!って感じのベタベタな構成です
 ・クラスではいじめられっ子!
 ・クラス全員が異世界転移!
 ・ステータス!鑑定!
 ・スキル<<XXXXX>>を獲得しました!
 ・超チート能力で主人公最強!
 ・美少女(?)揃いのハーレム展開!
 ・ネットスラングや定番のアニメネタ!
とまぁ、類似作を2,3作は連想できる要素のオンパレードです

そして作品独自の要素としては「ヒロインがピンクのゴリラ少女」の一点特化です
(細かく言うと幾つか追加の特徴がありますが、これは後述します)

アニメ化範囲においては特に強いテーマ性はありません
都合よくイベント消化して仲間を増やして行くヤツです

ストレートかつ分かりやすい因果関係で話が進行するので、大人が真顔で観るような作品では無いです
童心で観てください…

1話を最後まで観たうえで面白さを感じたら3話途中まで
3話を完走できたら7話途中まで
7話も完走出来たら最後まで観ても良いかもしれません

◆作画
一般的な評価は非常に悪いですが、作画自体は標準的な水準だと言えます

この作品の映像が受け付けない人は、キャラデザと演技の古臭さに拒否反応をおぼえるものと想像しますが、平成初期のテレ東アニメと考えれば、割と普通の映像だと思うのですが、いかがでしょうか?

動画にしても意外と枚数があり、監督さんのコンテ演出の話数とかは国内のスタッフも多くて安定感があります

というか、エフェクトの作画(爆発や風圧や紙吹雪とか)とかも特効で省かず、手書きで描かれてたりして、謎な部分で丁寧です

反面、デジタル処理がめっちゃ少ないです
他のなろう作品だとモニターグラフィック(ステータス表記とか)は凝っている印象ですが、次回予告以外は徹底的に排除されています

また、昨今の低予算アニメではモンスターや動物、プロップ類を3DCGで逃げますが、本作ではそれがありません
下手にCGカットを使用しない事で、結果としてカットの連続性に落差は無くなりました


これらが手法として古臭いのは否めませんが、スタジオサイドは上手い事リソースを絞って運用した印象です
映像としてはバランスは良かったと感じます
ただ、後半戦ではパワーが尽きたのか、9話以降はキレが落ちてしまったため、評価は3点としました
(これだけ擁護して3点ってのもアレですが…)

◆声優
声優はめっちゃ豪華です!
演技も相当気合入っていたと思います

◆音楽
OP/EDのスポッティング(タイミング調整)がズレまくりで残念です
劇伴は特に普通かと思いますが、使い方がやや露骨です
感情の起伏の判り易さを重視した結果かと思います

◆キャラ
このアニメはサリア(ヒロインのピンク)が全てです
ピンク髪は元気でアホを地で行くいい娘です
アルトリア(斧の娘)もチョロインとしては良い感じなのですが、個人的にはパンチ力は弱めでした

全体に言える事ですが、キャラのギャグやリアクションが一々古いです
昭和のノリにハマれればプラス、ダメなら氷点下です
(キン肉マン、ミスター味っ子、おぼっちゃまくん、とか、そういうノリです)
サブキャラ勢もSM嬢やマッチョ、やらないか?等、ステレオタイプで滑稽なキャラが多く、手垢のついたネットスラングに鳥肌立つ人は、健康上の理由からもオススメできません

あと、セリフ周りに関して言える事なのですが、登場キャラは基本的に隠し事をせず、ストレートな言葉で表現してきます
キャラクターが内心思っている事は全て言語化して喋りますし、悪役は堂々と意図や目的を漏らします

いわゆる「脳死で観れる」状態なので、下手に考えたら負けです
くどい芝居も、ベタベタな誉め言葉も額面通りに受け取ってください

---

レビューとしては以上となります

以下は制作意図等を妄想した独自理論ですので読みたい人だけどうぞ
{netabare}
さて、原作のファンにとっては恐らく不満の残るアニメ化だったかと思います

実はアニメ視聴後、原作のWeb版を確認のために流し読みしたのですが、スポイルされていた要素が興味深かったので、答え合わせと思って考えをまとめました

◆ステータス表示要素を本編中から大幅に削った
本作において、インフレするステータス値や、度を越えたチートスキルは、メタなネタとして作用しているようです
しかし本編中ではステータスの数値遊び要素を廃し、ED後のオマケコーナーとして集約しました
なろう系アニメにおいては、かなり大胆な措置だったかと思います

◆主人公のセルフツッコミを、大げさなリアクションに置き換えた
小説における地の文や独白部分の言語表現は、アニメ化において脚本の肥大化を招くため扱いが難しいところです
本作ではこれを、大げさなリアクションを用いる事で圧縮したように感じます

◆原作の進行順序をそのまま踏襲した
上記の2つを実施したことでスリム化を図り、エピソードの削除を可能な限り行わない構成を実現できたのではないでしょうか?

なろう系の原作はエピソードが長い割に起伏が乏しい傾向があり、アニメ化にあたり途中を削ると、駆け足な進行になりがちです
ところが本作は意外と展開が丁寧で、話としては浅いですが、急かされた感じを受けませんでした

◆意図的にC層(特に男児)を狙っている?
セリフや感情表現がストレートで、善悪がハッキリしています
キャラの絵柄もコロコロ風で、どう考えてもアニオタ向けには作ってない印象を受けました
エロ描写もお色気止まりで、ベタベタな性的描写は抑えています

確かにギャグのネタは古臭く感じますが、オヤジ臭さが無いです
それに子供からしてみれば、昭和も平成ネタも等しく昔のネタなので、ある意味関係ないのかもしれません

---

まぁ、原作ファンにとっても、アニメファンにとっても、ミスマッチだった事は否めません

本レビューの推察や擁護も、アニメ製作側の意図を汲めたかどうかは自信はありません

ただ「このアニメ作った意味ある!?」と問われた時、私なりには多少なりとも意図があったように感じたので、ちょっとクドめにレビューしてみました
(原作者さんが納得できているのかは、ちょっと判りかねますけどね…)

私は嫌いじゃないですよ?このアニメ
まぁ、人にはオススメはできませんけど…
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

クソアニメとして楽しめるかどうか

陰キャ主人公が転生して、変な実を食べると最強になっていたという、あらすじを聞くだけでもういいわってなるような作品。

{netabare}
キリがないので具体的には書かないけど、毎話突っ込みどころだらけで、変な展開、ご都合展開の連続でした。

ただ、展開が酷いのは明らかわざとやっているだろって感じだった。
この作品は最初からクソラノベを狙って書いたものか、もしくはなろうを馬鹿にするために書かれたものだろうって想像がつく。
実際、頭の悪い展開の連続は実況付きとかだと割と楽しめたかもしれないし、クソアニメとして楽しむのが正解な作品だったと思う。
まあ、自分は楽しめませんでしたが(笑)
ゴリラがヒロインになる所だけは笑えたけど

ギャグも特に笑えなかった、下品。
作画も最悪。
OPとEDは今期トップクラスで好き、映像は酷いけど
ただ、EDの映像は手抜きなりに面白くてちょっと好き

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
見えてる地雷。
00年代みたいなキービジュアル
初手裸女というやばさw
何でスピーカーでそれを伝えるねんw 証拠残るだろw
出た、ステータス、アイテムボックス、スキル
久々に反対の意味で超期待できるなろう系だ。
そしてご都合主義チートアイテムゲット
こういう作品に限ってOPがいい。
このOPの緊迫感ない戦闘映像。
開幕ご都合主義。
こいつら異世界に適応しすぎだろw
こんな毒キノコっぽいの食べるとかこいつほんとに地球の高校生か?w
このチープさ。そして主人公の気持ち悪さ。
草、何でサルがアイテムに変わるねん。
ゲーム世界か?w 
何で主人公だけ特別能力貰えるんだよ。
ソシャゲの武器かな?
あのゴリラが冒頭の子ってマジ?
EDもいいの草。
糞アニメの曲ばかり歌わされるバンドリ。
既に最強じゃん。

2話 ☆2
バカアニメ。ゴリラがかわいそうになってきた。
いや、マジでごりらかわいそうじゃん。
これで感動しろってマジ?w 
お前嫌って逃げてきたたくせに何このゴリラのことを愛してるみたいなセリフ言ってんだよw
いやマジで何このアニメ。
やっぱりゴリラがこの女かよ、草。
この骨の過去回想いる?
なんでゲームみたいに宝箱があるw
ゴリラヒロインw 
これでサリアだけを愛するならいいんだけどどうせハーレムでしょ?

3話 ☆3
超めっかわってなんだよ
指をカギカッコみたいにして覗くやつ中二病臭すぎて草
小学生の時よくやってたわ。上位互換なろうタウン。
いつもの魔石。なんでそう主人公に肩入れするんだよw
サングラス女可愛い。いつものチンピラ。
やっぱこれバカアニメか。急にシリアスになるじゃん。

4話 ☆1
今回死ぬほどつまらないな。
真面目にやられても。合法乳首

5話 ☆3
出た、ご都合主義スキル習得w 
もういいってこういうの 背景酷すぎやろ。
これで感動しろと?頭悪い展開。
隠しダンジョンにもこんなのあったな

6話 ☆2
ゴリラヒロインやっぱりきついわw
転スラで聞いた。あほくさ 声までパクるなや。
どうせハーレムアニメでしょ。
作画が酷すぎるw カノジョも彼女が始まった。
次はあの厩の馬がヒロインに変わるの?

7話 ☆4
あのさぁ...。ウマシカすぐ死ぬ。スペランカーw
はよ美少女化しろ。意識高い系の絵
これがウマ娘ですか。逆フルーツバスケット。

8話 ☆1
OP好き ゴリラヒロインやめろ。
オレンジ髪の子かわいい。
また俺なんかやっちゃいました? 生徒会長可愛い。
へんてこ戦闘シーン。主人公キッツ。
もっとはよ走れw いやお前は帰れww
ルーグか? 

9話 ☆1
暗殺貴族。作画w 事案。
どうせ主人公がなんとかする。
スマホ太郎で見た。何で国王あんなとこにいるのかよw 
これ原作どういう人が買ってるの、煽り抜きで気になるわ。
そういや勇者ってクラスメイトか?
あっ...。噛ませちゃんw 
エッッッ 服を脱がせろ。
ED映像手抜きなりに面白くできてて好き。

10話 ☆3
きたねえ。ロリコン陛下 

11話 ☆2
気持ち悪い主人公。プリパラ難民救済 
三角木馬やめーやw
なろうになれてると5000が少なく感じるw
作画が死んでる。ボス級とは。どうせ大ボスも瞬殺 

12話 ☆1
狙って話を酷くしてるのはわかる。
キリが非常に悪い。ナポレオンに謝れ。
そういやクラスメイトとかおったな。
クソアニメだけど嫌いではなかったよ。(面白いとは言っていない)

曲評価(好み)
OP「EVOLUTiON:」☆9.5
ED「Moonlight Walk」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今、世界が進化する

この作品の原作は未読です。
視聴するかを最後の最後まで悩みましたが、素晴らしいキャスト陣に惹かれ視聴を始めた作品でした。


いじめられっ子だった高校生・柊誠一が、
ある日突然学校全体が剣と魔法のゲームのような異世界に飛ばされ、
偶然“進化の実”を口にしたことから勝ち組人生を歩み始める物語。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

視聴を悩んだ最大の理由…
それは、主人公を演じているのが下野さんだったからにほかなりません。
始めにお断りしておきますが、私は下野さんを決して嫌いな訳ではありません。
独特の声質で、演技も素晴らしいと思っています。

そして、この様に思っているのは私一人じゃないということです。
つまり…巷が下野さんの声で溢れていると言っても過言ではない状況になっているじゃありませんか。

下野さんの声質は耳にしただけで分かるとても特徴のある声質…
しかも配役と演技を変えても、根底に下野さんが脈々と感じられるんです。
下野さんは、以前インタビューで「ガヤ」が出来ないと言っていたのも納得です。
だから、少しだけ供給過多になっていると思えたのが、悩んだ本当に理由です。

まぁ、視聴を始めたら直ぐに些細なモノになってしまうんですけどね…^^;

一方、物語の方ですが、碧ちゃんが主人公の「私」を演じていた「蜘蛛ですが、なにか?」から、
サバイバル感、緊迫感を削ぎ落し、主役を碧ちゃんから下野さんに変えたらこんな感じなんだろうな…的な作品です。

特に置かれている状況は、碧ちゃんの「私」と段違いでした。
蜘蛛の「私」が生きるためには共食いも辞さず、紙一重で何度も死線をかいくぐってきました。
ですが、この作品の主人公である柊誠一は、厳しい戦いもありましたが基本ハーレム生活を満喫していましたから…

そういう意味からも、安心して視聴できる作品ではあったと思います。
あとは、ヒロインボイスの耳触りは最高でしたね。
香菜ちゃん、井上麻里奈さん、りみりんと久保ユリカさんが主人公の脇をがっちりと固め、南條さん、日笠さん、新井里美さんが彩りを添える…
僅かしか登場しませんでしたが、ゆみりんキャラも今後の展開が気になるところです。

という感じで見どころもそれなりに感じられた作品でしたが、物語の幕の引き方は気になりました。
完全に続編ありきの前提で制作されている感が否めませんでした。
ちゃんと続編が来てくれるとよいのですが、来てくれなかったらがっかりを通り越して愕然としてしまいそうです。

オープニングテーマは、南條愛乃さんによる「EVOLUTiON:」
エンディングテーマは、Poppin'Partyによる「Moonlight Walk」
個人的にはエンディングテーマは、が好みでした。
あいみんが登場するのかと期待していましたが、残念ながら今回出番はありませんでした。
その代わり、りみりんが頑張っていましたからね。
良き感じの「ポピパ」繋がりだったのではないでしょうか。

1クール全12話の物語でした。
作画に一部不安定さは感じましたが、概ね問題なく視聴出来た作品でした。
登場キャラが多く、それぞれの見せ場をしっかり描いていたのは悪くありませんが、逆に間延びした感じもあったと思います。
これら全部ひっくるめて続編で解消されることを期待しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

64.8 8 召喚で獣人なアニメランキング8位
勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (214)
644人が棚に入れました
「――レイン。君はクビだ」 勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。 ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。 自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。 カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。 カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった! レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。 「私を、使役してみる?」 最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。 だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

追放ざまぁもう遅い系とかいうジャンル...

{netabare}
それっぽいのはこれまでもいくつかあったけど、ここまでちゃんとした追放ざまぁ系のアニメ化は初めてなのでは。
会社で無能扱いされている作者か読者の願望のような痛いジャンル。

勇者パーティを追放されたから、新たにやり直して復讐するというところまでならまだ王道ストーリーでいいけど、この作品(このジャンル)の場合は追放した側の勇者パーティが無能揃いで主人公の引き立て役の舞台装置でしかないのが何とも。
今やってる暗黒兵士、いやなろう全般に言えることだけど、安易に思いつくような敵役はどうにかならないものか。

その部分を除いてのストーリーは、行く先々で最強種のヒロインをその都度拾ってくるというもの。
主人公がイキったりすることはないし、ヒロインも可愛いから不快感なく見られるのは一応この作品のいいところ。
ただ、その他のなろうと同じくキャラはロクに掘り下げもされずに次々と別のキャラが増えていくので一人一人の印象はかなり薄い。

OPとEDは良かった。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
いつもの。OP好き。はよしろつまらん。ビーストテイマー(人間も可)
日本人名じゃん。まあ、ヒロインは可愛い。とにかくテンポが悪かった。
ワンチャンはありそうな気がする。EDいいな。

2話 ☆1
ギルドとかいうゲームみたいなテンプレ設定大嫌い。いつもの噛ませ。
腕相撲で草。また俺なんかやっちゃいました? いつもの盗賊団
こいつ故郷で訓練しすぎだろ。そんなすぐに騎士団来れるか? 紫可愛い。
ああ、主人公上げ役でしかない勇者パーティさんね。ほんとしょうもな。
何でこいつらは一緒に旅してる上この世界で生きてるのにビーストテイマーの知識全くないんだよ。なろう信者と作者の妄想アニメww
てかあいつなしで回らないパーティならあいつが役立たずになるわけないだろ。そっか、ヒロインでバフかかってるのか。
最強種簡単に見つかりすぎだろなんで今まで飼い慣らしてなかったんだよ。
この赤髪誰だよ。

3話 ☆5
OPスルメ曲。迷宮ハーレムも見習え。倒すまで通れないとかポケモンかよ。
この橋オーバーテクノロジーだろ。
レインの引き立て役でしかない勇者いらないよ。

4話 ☆8
不徳のギルドなら。悲しき過去。
これ故郷を燃やしたやつへの復讐とかが目的に定めてたらある程度王道として面白くなると思うんだがな。
もうちょい頑張れオーク。こんなにと言うほど血出てないじゃん。
まあなんだかんだ優しい空間で好き今回は。てか主人公の声好きだわ。

5話 ☆3
勇者パーティ(噛ませ) ギャグ調のノリいらんわ。
作画 勇者もう倒しちゃうのかよこの先何するんだよ。
後先考えてないシナリオやめろ。

6話 ☆3
転生賢者なら燃やしてた。小学生向けアニメみたいな解説だ。
もう堕ちかけてて草。あっさりすぎる。攫われたのそんな最近かよw

7話 ☆4
安っぽすぎる。不徳のギルドかな? またハーレムを増やす。
これみて負け組達は気持ちよくなるの?w
まあ勇者という立場の重荷を考えて葛藤するのは良かった?

8話 ☆4
不徳のギルドかな? 日常回だけやってろ。この金髪2人可愛い。
この鍛冶屋展開もう何回も見た気がする。
ビーストテイマーいようが瞬殺するだろお前。

9話 ☆5
めっちゃ都合よくて草。ベヒーモス主人公みたいな葛藤してるじゃん。
おじさん自業自得で草。そりゃ仕返しされるわ。ぼったくり肯定すんなw
自分が見捨てられたからこいつらにも優しくしてるのね。

10話 ☆3
キャラデザは可愛い。巻き添え食らうだろこれ。はい不敬罪。
もうこれビーストテイマー設定いらないよね。
ポケモンみたいな感じに戦えよ。あんなに無双しててどの口が言うねん。
勇者に買ったくせになんで勇者を自分よりも上に見てるのか気持ち悪い。
なろう特有のわかりやすい噛ませ悪役。
そう簡単に関係ない国の騎士団攻め滅ぼそうとするの怖すぎだろ。
説明ゼリフいらねーよ。
こいつら全員が悪い騎士という確信はどこから得た?
サイコパスだろこの主人公。勇者悪堕ちしてて草。ED癖になる。

11話 ☆2
これがしっぽなですか。勇者のキャラしょうもね。どうせ外せるんだろ。
いつものなろうすぎる。
マジで作者は何を思ってこの茶番を書いてるの?怖いわ。
どこがテイムと同じなんだよ。ハーレムきっつ。
証拠ないのに領主に力振るうなよ。どうせ生きてる。
主人公の過去設定があるだけでも評価したくなってしまう。

12話 ☆5
戦闘中にギャグ挟むな。勇者パート作者の思考が見えてほんときつい。
モブかっこいい。めっちゃペラペラ喋るラスボスさんw
最後はビーストテイマーらしい策略で良かった。
自分の召喚獣にやられるラスボス。
いい終わり方だったのに最後の無自覚俺TUEEEがキモすぎる。
これ最終回じゃないんか。

13話 ☆3
どうせ何人でも行ける。こういう回だけずっとやってろ。作画が。
噛ませ勇者しょうもね。そのあの日を一話に描いておけよ。
これでエピローグでいいよ。

曲評価(好み)
OP「Change The World」☆8.5
ED「LOVE&MOON」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは“すべてを使役する”ビーストテイマーが大切な仲間との絆を紡ぐ物語。

この作品の原作は未読です。
最近、「追放された」とか「廃業になった」という感じの作品が多いと思いませんか?
世の中のブームなのかなぁ…

まぁ、リアルに第2の人生をどの様に歩むかは、誰もが真剣に向き合わなきゃいけない課題ですからね。
きっと私たちが年金を貰う頃にはもっと金額が目減りしていて、今以上に高齢になるまで働かなきゃ食べていけなくなったり路頭に迷う可能性だってあるんですから。
年取って路頭にだけは迷いたくありませんよね?


「――レイン。君はクビだ」

勇者と共に魔王討伐を目指すビーストテイマーのレイン。
ところがある日、仲間から役立たずと罵られ、勇者パーティーを追放されてしまう。

自由に生きようと冒険者の道を選んだレインは、試験の最中、魔物に襲われている少女カナデに遭遇。
カナデを逃すために身を挺すが、彼女は魔物を一撃で倒してしまう。

カナデこそ規格外の力を持つ「最強種」の一つ、猫霊族の少女だった!
レインの才能と優しさに惹かれたカナデが告げる。

「私を、使役してみる?」

最強の猫耳少女と契約し、冒険者として新たな人生を歩み始めるレイン。
だが、レインを追放した勇者たち、そして別の「最強種」がその力に気づき――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

個人的にこういう感じの作品は大好物です。
肩に力を入れずに見れて、登場するヒロインはみんな可愛らしくて、底の見えない主人公の覚醒?に期待しつつ、可愛いヒロインたちとキャッキャウフフを満喫する…

主人公にばかり可愛らしい女の子が吸い寄せられる「ハーレム要素」を含んでおりますが、今のところ邪な気持ちが微塵も感じられず、且つ、吸い寄せられたヒロインは、みんな主人公のことが大好き…という設定も個人的には高ポイントです。
そりゃ、主人公が羨ましいなと思うわずにはいられませんけれど。

一応主要登場人物を記載しておきます(wikiと公式サイトより抜粋)。
・レイン・シュラウド(CV:千葉翔也さん)本作の主人公でビーストテイマーの青年。
・カナデ(CV:和氣あず未さん)本作のメインヒロインで最強種の一つであり、絶滅寸前の猫霊族の少女。
・タニア(CV:大久保瑠美さん)本作のヒロインの1人で最強種の一つ、天空の支配者である竜族の少女。
・ソラ(CV:みにゃみ)最強種の一つ、精霊族の少女でルナの双子の姉。
・ルナ(CV:指出毬亜さん)最強種の一つ、精霊族の少女でソラの双子の妹。
・ニーナ(CV:高野麻里佳さん)最強種の一つ、神の力を授かった神族の少女。

しかし最強種の定義が今一つ分かっていない面が否めませんが、それを差し引いてもこれだけの最強種を使役できるレインの能力って、チート以外のナニモノでもないのでは…?

故郷を失い、身も心もズタボロになる痛みを彼は知っています。
だから自分と同じような思いをする生き物を少しでも減らしたい…
この様にレインの「人を助けたい」という気持ちは超が付くほど純粋なんです。

そして、そんな純粋な気持ちの上に胡坐をかいて旨い汁だけをすすろうとする輩が居るのは世の中の常套。
レインの場合は結果オーライでしたけれど…

レインはこれまで散々苦労してきたんです。
自分の心から信頼し合える仲間と一緒に冒険するのも全然ありだと思います。
みんなの心からの笑顔が眩しい…
でもその眩しさが心地良い作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、MADKIDさんによる「Change The World」
エンディングテーマは、高野麻里佳さんによる「LOVE&MOON」

1クール全13話の物語でした。
見ていて楽しかったし、レインたちの冒険のこれからが気になります。
続きを制作して貰えるとうれしいんだけどなぁ…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

なんだこれわぁ~~~~!!\(゚Д゚)/~~~~

2023/02/02 初投稿

めっさ面白いのです!!

まったく,期待していなかったのですがw
「農民」に続き2作連続途中リタイアも止むなし,くらいの心づもりでの視聴でしたが,不思議と面白い。かなり面白い!先が気になる!!w

何がいいのかよく分からないけど
メインのキャラクター達がいいのかな?
ハーレム主の主人公にしても,誰かを助けたい,守りたいみたいな動機が前面に出た上での行動だし,勇者PTを追い出されるという挫折を乗り越えての物語だし。割と感情移入できたのかも知れません。
ハーレム構成員の女子達もレインの役に立ちたい,助けたいという動機が明確です。
そしてなにより,絵的にみんな可愛く描けています。
率直に言って,モブの作画とかはかなり手抜きです。イヤ違うか,お金かけていません。結構コストカットしていると思います。しかし,主役級は丁寧に綺麗に描かれています。お金もかけてるし,手間もかけている,制作陣のモチベーションも違うのが明らかです。限られた予算と労働力を最大限生かしていると賞賛に値するかと思います。
とにかく,ストーリー的にも絵的にも最後まで力を抜いて楽しめました。
異世界チートハーレム物の一つの理想型かも知れません。


もちろん,いくつか気になった点はあります。

勇者PTの性格が悪すぎな件。ストーリー上ある程度必然性は感じ納得はしましたがやはりひどすぎかもw

ことばの問題なのですが
tameは自分のイメージでは「飼い慣らす」なのでテイマーは「飼い慣らす人」
beastはたぶん一番しっくりくる日本語は野獣ではないでしょうか。
あと日本語の問題なのですが「使役」とは「何かをさせる事」的な感じ?
ここら辺の設定の根幹に関わる言葉の使い方がでたらめに感じて,ストレスになりました。
心の中で突っ込みまくり?でした。
「いや!それはテイムじゃなく,認め合ったのでは?」とか
「ビースト」じゃ無く人間枠なんじゃない?とか
「使役じゃ無く契約なんじゃ無い?」とか(実際途中から,契約という表現に変わったような?)なんかムズムズ居心地が悪く感じました。

それと,タイトルに縛られたのか変に「最強種」推し
次から次に出て来る最強種,最強が何種類有るの??
それから,最強種縛りがあるので幽霊とは一緒に暮らすけど,テイム?(使役?契約?)しないのかな?最強種意外興味ないみたい^^;

いや,いいんです・・・気にしないで下さい。
自分としては,面白かったのでかなりお勧めですよ~(^0^)b

他の人のレビュー見たら酷評が多い感じ・・・wなので上のかなりお勧めはちょっと自信ないかも^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 20

57.2 9 召喚で獣人なアニメランキング9位
シャイニング・ティアーズ・クロス・ウィンド(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (102)
621人が棚に入れました
聖ルミナス学園の高等部生徒会副会長の秋月蒼真は、町で相次ぐ『神隠し事件』が校内でも起こり、同じ生徒会メンバーの西園寺と蛭田も行方不明となったことで、呉羽、霧谷、椎名と事件について調べていた。事件解明のため休日に集まる予定だったが霧谷と椎名が遅刻し、蒼真と呉羽の2人だけで学校にいたその時、学校に突如、狼男と謎の少女マオが現れる。2体の戦いに巻き込まれた蒼真と呉羽は、やがて謎の場所に飛ばされてしまう。そこは獣人やモンスターが住む異世界「夢幻大陸エンディアス」だった…。

声優・キャラクター
保志総一朗、堀江由衣、石田彰、水樹奈々、置鮎龍太郎、佐久間紅美、斎藤千和、広橋涼、川澄綾子、福圓美里、園部好德

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

複雑の様で実は単純明快なノリなので再視聴しやすい♪

2007年4月~放送開始。全13話。ファンタジーバトル。
原作はゲームでオリジナル要素が追加されたアニメ。

学園モノの異世界ファンタジー?ですが、基本異世界。
冒険モノにラブコメや友情云々等が盛り込まれた感じ。

敵味方入り乱れて其々に対立や和解を繰り返し、謎や
障害を取り除き、本当に進むべき道や行動を模索する。

何が正しい事か?という葛藤が常にある内容なので・・
二転三転転がっていく如何にも思春期っぽい内容かも?

至る所コミカルな描写も有り重くなり過ぎず愉しめる♪
緩急の良い描写転換で飽きさせないが、強引にコメディ
を打ち込む様な事もなく、興醒めする事も少ないかな。

心剣云々の演出は・・徐々に過多になりサービスカット
のようになってしまうけど・・ネタもあるので良いか?
心剣士と心剣の関係性は大きなネタなので・・萌えるw
色々な形があって「テーマ」のひとつでもあるので♪

キャラは個性的で可也揃っている。無駄キャラも少ない。
最小の描写で確り個性や魅力を表現している感じ。
デザインはクリーチャーも含め基本ソフトな感じかな。
音楽や音効等も世界観やシーンの雰囲気を良く出してる。

見終わった後の爽快感とか如何にもエンターテイメント♪
メッセージが良く伝わる感じでとても見易かったです。

陰々滅々鬱な諄い内容で結局其処か?って物語等よりも
圧倒的に解りやすく視やすいので可也好きです♪


秋月 蒼真(保志総一朗)心剣士。ヴァイスリッター。
聖ルミナス学園高等部3年。生徒会副会長。呉羽に片思い。
容姿端麗でスポーツ万能。喧嘩も強く女生徒に人気はある。

呉羽 冬華(堀江由衣)心剣。実家は神社で巫女をしている。
聖ルミナス学園高等部3年生で生徒会書記。学園長の孫。
容姿端麗で弓道部の主将でもある。キリヤに想いを寄せる。

霧谷 魁斗(石田彰)心剣士。「ルミナス・ナイツ」筆頭騎士。
聖ルミナス学園高等部3年生で剣道部。生真面目で内向的。
潜在能力は高いが発揮しきれていない。椎名とは幼馴染。

椎名 夏音(水樹奈々)心剣。「ルミナス・ナイツ」団長。
聖ルミナス学園高等部3年。生徒会副会長。霧谷の幼馴染。
女子フェンシング部主将。活発で何事も前向き。

西園寺 春人(置鮎龍太郎)ベイルガルド皇帝トライハルト。
聖ルミナス学園高等部3年。生徒会会長。剣道部の主将。
完璧主義者。潜在能力等を見抜く眼力を持つ心剣士。

蛭田 麗亜(佐久間紅美)トライハルト四皇剣の一人。
聖ルミナス学園高等部2年。生徒会会計。科学部に所属。
闇の力から自分の心を守る為二重人格になっている。

マオ(斎藤千和)「ヴァイスリッター」団長。ゼロを探してる。
ゼロの元仲間でビーストクォーター(獣人と人間のハーフ)。

ゼロ(保志総一朗)18歳で元「シオン」元「ヴァイスリッター」
白と黒の羽を持つ。両手に双竜の指輪を付ける謎の少年。

エルウィン(広橋涼)118歳。ゼロの昔の仲間でエルフ族。
ブランネージュ(川澄綾子)ゼロの昔の仲間で氷の魔導師。
リュウナ(福圓美里)18歳。ゼロの昔の仲間で巫女。
ラザラス(園部好徳)18歳。ゼロの昔の仲間で竜人族。

シュマリ(太田哲治)セイランの宰相。陰湿な策謀家。
種族はフォックスリンク。暗殺や呪いを得意とする。

五獣将
ライヒ(今村直樹)豪楽開放な性格。種族は虎獣人。
バソウ(坂熊孝彦)無口で常に仏頂面。種族はケンタウロス。
エンウ(田中一成)融通が利かず堅物。種族は鳥人。
コウリュウ(河本邦弘)豪傑で酒豪。種族は亀龍人。
ヒョウウン(安元洋貴)五獣将の一人。謎が多い人物。

クララクラン・フィリアス(川澄綾子)フィリアスの王女。
フィリアスの巫女。カリス・フィリアスの姉。

ゼクティ・アイン(桑島法子)四皇剣の一人。種族はエルフ。
皇帝親衛隊ヴァイスクロイツ(白い十字)隊長。

ジード(安元洋貴)四皇剣の一人。死亡した筈のレオン。
暗黒騎士団の団長。不死身の肉体を持つ魔剣士。

キルレイン(近藤隆)四皇剣の一人。種族はダークエルフ。
無差別に攻撃する等残虐な性格。セレスティアの実兄。

セレスティア(桑島法子)天風の塔の巫女。
アストライアの女王でキルレインの妹で暗殺されていた。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

突き抜け過ぎた迷作

異世界ファンタジーバトルアニメ。原作未プレイなので詳しくは知らないけど
シャイニングシリーズ2作の主要キャラとエピソードを織り交ぜて作ったらしい。

結論として、1クールでやるには圧倒的に尺が足りなかった・・・
・・・とかいうレベルの話ではなかったw
まず1話から視聴者置いてけぼりの超展開で、基本的に最後までそんな感じ。
一介の学生が学校に突如出現したモンスターを素手でぶっ倒したり
異世界に飛ばされ、その後も目まぐるしく変わる状況の中でも
これといった戸惑いもなくあっさり順応してしまったり。
とにかくもう、突っ込みどころが多すぎてツッコミが追いつかないw

ろくに主要キャラの掘り下げもせず、次から次へと沸いて出てくる新キャラ。
驚くほどにスピーディーな展開、というよりダイジェストを見せられてる気分。

想いの通じた相手から心剣を引き抜く絵面がまたシュールで
心剣を抜かれたヒロインが見せる恍惚の表情、喘ぎ声がなんともエロス。
{netabare}終盤の12話、多くのヒロインを侍らせていた主人公ソウマ(男)が
ヒロインではなくキリヤ(男)から究極心剣を抜いたシーンで腹筋が崩壊ww
ソウマ「まさか、お前が俺の・・・?」キリヤ「俺だったのか・・・」
ソウマ「熱い(意味深)」キリヤ「あぁ・・・ああぁ・・・(BLvoice)」
OPのシャニティアッー!の伏線を回収したのですね、わかりますん {/netabare}

他にも
アクションシーンのショボさは泣きたくなる(爆笑できる)程だし
迷作アニメに迷言はつきもので
「バカはいいぞぉ~ お前もバカになれ!」といった迷言も盛り沢山。
毎回冒頭にある「また物語を聞きにきてくれたのね」というナレーションも
もはや皮肉にしか聞こえない。また(飽きもせず破綻した)物語を聞きにry

一応良い点も挙げておくと、ヒロインは皆可愛らしく描かれています。コスもエロくてGJ
そして声優陣がやたらと豪華。
男性キャラは保志総一朗、石田彰、置鮎龍太郎など
ヒロインは堀江由衣、水樹奈々、斎藤千和、川澄綾子、広橋涼、福圓美里、桑島法子など。
そんな豪華声優陣によるDVD初回特典のオーディオコメンタリー
「実録!本当はものすごくツッコミたかった!!」の内容が非常に気になるところw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32

YOSIMIX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異世界ものとしてはワンクールで良くまとまっている。

本作品は前提として『シャイニング・ウィンド』という原作
と言えるものが存在しています。
つながりでいうと、上記のゲームのプロローグ的な部分と、
主人公視点が違っている辺りが大きく変化がある所で、流れ
やストーリにさほど違いはなく、知っている人も知らない人
でも楽しむ事が出来るかと思います。

さて、全体的な評価としてですが、原作となるものが存在す
るとわいえ、異世界を題材にしたファンタジーで、世界観が
ハッキリとしている物語としては、ワンクールの中で良くま
とまっている方かと思います。
物語の全体像や登場人物の繋がり、背景、二世界の関係性を
うまい具合で表現しており、それぞれにわかりやすく、また
ワンクールだからこそ、飽きずにノンストップでみれる仕上
がり具合ではないでしょうか。

物語の質もさることながら、作画や表現の仕方はSEGA独特の
ゲームムービー的な部分を残しつつも、アニメ単作としても
なかなか面白く観る事ができ、ファンタジー要素満点の出来
栄えではないでしょうか。

シャイニング自体は、ゲームとしてもシリーズ化されている
ため、プレイされている方が観ても、これはこれとして楽し
む事ができ、良い具合に受けいえられるかと思います。
また、アニメから入ってゲームの方に興味を持たれた方も、
作品的なネタバレや楽しみが薄まることはなく、主人公視点
が違うあたりで、別の楽しさを感じることが出来るかと思い
ます。
なにはともあれ、クロス・ウィンドそれ自体が一つの作品と
して、別物の位置関係におき色々な意味で楽しめる存在では
ないでしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

59.9 10 召喚で獣人なアニメランキング10位
異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (78)
206人が棚に入れました
…秋津みどり(享年27)、過労死したら異世界へ!?神様から能力を与えられ、異世界に転生した私。そのスキルは。えっ? 人間にはモテないかもだけど、もふもふたちには愛されちゃうってことだよね?うわあぁぁ、白虎やドラゴンにも触り放題――!スペック高い貴族のおうちの末娘ネマに生まれ変わった私、今日も「もふもふ」「なでなで」しつつ、人類存続(?)のためにがんばります。「小説家になろう」発、異世界もふもふファンタジー!!!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これまた酷い異世界モノキター!自重しない系吶喊主人公です。

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.26

 戦闘は人間、コボルトどちらも痛み分けで終わった様です。コボルト側は死亡14、障害が残る負傷者11…。

 ネマの成長のための犠牲でした〜!的な扱いで、感動エピソードというより、作戦失敗してね?と言う印象が強いです。

 コボルト達はネマにキレずに何故か損害を受け入れます。話が分かると言うより洗脳っぽいです。一緒にいる王子も、異常だと思わないのかな?

 無理矢理戦闘描写を入れただけで、戦う必要があったのか不明です。

 最後、ネマが強制収容所計画を必ずやり遂げてみせる!と決意してさらなる犠牲者を求めて皆で旅に出て終了!

 きっと、「アルバイト ナハト フライ」と書かれた看板を門に掲げた素敵な絶滅収容所が作れるんでしょうね。

 お気に入りの獣人はゾンダーコマンダーか、カポに任命!見目麗しいケモケモに囲まれて、モンスター達から回収したお宝や使える生体由来の資源はカナダ(倉庫の隠語)に積み上げて…生産と死が同居した収容所王に俺はなる!

 原作が悪いのかアニメ化でこうなったのか…。怖いアニメやで!

………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2024.03.19

 コボルトのためにネマ、頑張ります!「この戦いで死者もでるでしょう。参加する者は覚悟をキメて下さい!」

 戦闘前に演説をぶちますが、幼女にこんな上から目線の演説されてもなぁ〜。コボルト達も良くキレないですね。

 神様に貰ったチート能力で今ここにいるのに、良くこんな台詞を吐けますなぁ…。

 そもそも人間を滅ぼす可能性も含めて与えられたチート能力なのに、上級貴族に生まれて王子や家族からも愛されていて、主人公が気に入った魔物しか助けない…。

 コボルトに何匹も犠牲者が出てますが、戦闘が上手く行っても強制収容所送りかぁ…。「コレがお前の選んだ道だ。決して忘れるな!」と王子も幼女に偉そうな事を言いますが、お前ら全く安全地帯にいて何を言ってるの?

 主人公の立場的に人間側と決定的に対立出来ないため、主人公が魔物を騙している様にしか見えません。

 中身成人女性のあざといワガママ幼女のネマを愛せるか?で大分評価が分かれそうです。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.02.26

 いつもの異世界転生チート幼児退行ものですが、魔物の強制移住をメインテーマにぶっ込んできたので、これからどうなるのか目が離せません。

 人類史でも強制移住の悲劇は枚挙にいとまがありません。ナチも、ユダヤ人をヨーロッパから一掃するために、マダガスカルへ移住させようとしていたのは有名な話です。

 マダガスカルでユダヤ人達は高度な自治を与えられるはずでしたが、そもそもドイツに制海権が無いのにユダヤ人を大量に移送出来ないよねテヘペロ!からの絶滅収容所送りでした。

 アメリカ先住民の涙の旅路、バターン死の行進…。大量の人員を移送するだけでも難しいです。

 占領軍が住民を選別して移送しようとするのは大虐殺の前触れやぞ!と、人類はボスニア紛争でも学んだはすですね。

 頭お花畑の主人公がコボルトと人間の紛争の最前線に到着!これからどんな展開になるのか!?

 多分、糞みたいなご都合主義で決着がつくと思いますが、この一点のみで視聴継続です。本作品は歴史の重みに耐えられるのか?無理やろなぁ〜。
………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2024.02.21

 主人公は、魔物と動物寄りの立場になるように神様からチート能力を貰ったはずが、人間にも魔物にも動物にも良い顔をしようとします。

 転スラのリムルみたいに魔物に名前をつけて強化したりと、やりたい放題です。

 ただ、リムルさんは全種族が仲良く暮らせる国を作ろうとしますが(雰囲気は国家独占社会主義っぽいですが…)、本作品の主人公の解決策は…。

 魔物が人間に圧迫されているので、魔物をゲットーに集めて、冒険者と戦わせて数の調整をしようとか、割と酷い計画を進めようとしたり、発想がナチっぽいです。

 魔物と言っても、ゴブリンやコボルト等、一応意思の疎通は出来る種族を集めて冒険者と殺し合いさせるのって、誰得なんですか?

 冒険者はレベル上げが出来るからメリットは多少あるかもですが、魔物のためになってます?強制収容所や人肉牧場経営と同じレベルの非人間的なモノを感じます。

 全然モフモフたちの味方ではない、むしろアインザッツグルッペンや武装SSの頭みたいな主人公から目が離せません。転生で幼児に精神レベルが退行した主人公、コワいわ〜。

………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.08

 転生した女性主人公、神様に転生させてもらいます。動物にだけ好かれるはずなのに、精霊獣や王子様にもモテモテです。

 公爵家に産まれて親ガチャもバッチリ成功です!王位継承権もあります。神様…、大サービス過ぎるでしょ。

 3歳なのに主人公、凄い向こう見ずで無謀な童子です。やり過ぎじゃね?都合の良すぎる既視感ありありの異世界なろうから、目が離せません!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

白虎にもドラゴンにも王子にもお兄ちゃんにも触りたい放題!!

この作品の原作は未読です。
1話目を視聴したら分かると思います。
主人公は5歳くらいの女の子なのですが、くまちゃんが演じて大正解の作品だったのではないでしょうか。


27歳、過労死――。
こんな死に方は嫌だと思った矢先、神様が目の前に現れた。

「異世界に転生して、人類が存続するべきかどうか見極めて欲しい。
代わりに特別な力をあげよう」

それを聞いた主人公・みどりは、過酷な暮らしに疲れた心を癒やすため、思わずこう願ったのだった。

「もふもふ……もふもふ! したい!! この疲れた心を癒してくれるのは、
可愛い動物のもふもふしかないの……!」

そんなこんなでみどりは異世界へ転生して、幼女・ネフェルティマとなる。ネマは《人間以外の生物から好かれる力》を授かっていた。
動物はもちろん、白虎やドラゴンなどの聖獣、はてはゴブリンやフローズンスパイダーなどの魔物までもが、
どうしてか彼女を好きになってしまうのだ!

しかしそんな彼女にも過酷な運命が待ち受けており――。
人間と生き物たちとの共存を目指してがんばるぞ!
ネマのもふもふなでなでライフ、始まります♪


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今年度からは建設や輸送業などで総労働時間の規制が施行され、ブラックな仕事環境は総じて改善されていると思っていましたが、ゼロになる訳ではありませんからね。
でも、現実で過労死が起きたら間違いなく訴えられるでしょう。

もしかすると彼女の死後、彼女の住んでいた世界では、そんなやり取りが交わされているのかもしれません。
ですが、死んで転生したら元住んでいた世界の事は分かりませんから、知る由もありませんけれど^^;

しかし、人間以外の生物から好かれる能力って、ある意味チートですよね。
この設定も斬新だったのではないでしょうか。

本作品の原作は既に16巻まで刊行されているそうです。
個人的に一番気になっているのが、くまちゃん演じるネマが成長するかどうかです。
小っちゃい子供が無邪気に戯れている光景に癒しを感じる訳で、これがネマが大人になって同じような事をした場合、果たして視聴者に受け入れられるのか…
う~ん、イメージできない^^;

物語は、ネマが人間以外との生物との触れ合いが中心になって序盤は描かれるのですが、中盤以降は、その特性を活かして人間以外の生き物を助けようと奔走するようになります。
結構、この物語がシリアスだったのはビックリでした。
ずっとふわふわな感じで物語が進むと思っていたので…

そう、ネマは例え幼くても侯爵家の令嬢。
自分の一言で多くを動かすことができる…
そしてその言動には常に責任が付き纏うんです。

本来なら当たり前の事ですが、これを僅か5歳くらいの女の子に押し付けるのはあまりにも酷というもの…
ですが、ネマはそれをちゃんと理解した上でしっかりと向き合うんですよね。
まぁ中身は27歳だから…とはいえ、27歳にも重責だと思いますけれど。

もふもふを愛でるだけの作品ではありませんでした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、Sizukさんによる「Cotton Days」
エンディングテーマは、harmoeさんによる「ふわふわpartyつられてhappy」
エンディングがharmoeさんなんだ…と思ったら、ネマのお姉さん役で、はるちゃんこと岩田陽葵さんが出演されていたんですね^^

1クール全12話の物語でした。
くまちゃんボイスを堪能できる作品でしっかり満喫させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

7話 期待値はありますが一旦中止。再開の可能性はあります。

1話 超テキトー設定異世界転生もの…だけど、ちょっと面白い。

{netabare} ツッコミどころ満載の超テキトー設定の異世界転生もの…内容は面倒なので書きませんが、あらゆる場面でツッコめます。なんだけど、ちょっと面白いかも。切り捨てるのは簡単ですけど、緩すぎる展開にちょっと心惹かれてしまいました。

 制作のEMTスクエアードって「くまクマ熊ベアー」のところですよね。うーん、この緩ーいくだらなさがひょっとしたらこの会社の持ち味かも。一周回ってなかなかいいかもしれません。多分見ます。{/netabare}


2話 く、くだらなすぎる…だが、それがいい、という作品。

{netabare}  OP見てるとバトルシーンもあるみたいで、もふもふしているだけじゃないみたいですね。一応擁護しておくと世界観、貴族とか神とかいろいろ考えているみたいです。ですが、それはまあどうでもいいでしょう。キャラデザや作画もどんなB級よりもB級です。

 が、ここまで極端にB級だと、脳みそを使う気も起きませんので癒されます。「くまクマ熊2期」とか「スライム300」より極端かもしれません。そういうのがお好きなら…という作品でしょう。私は結構好きかも。 {/netabare}


3話 週1で見る分にはいいんじゃないでしょうか。視聴継続決定ですね。

{netabare} 本作については見なくなるとすれば、単純に面白くない場合でしょう。深掘りをする作品ではないし拒否反応が起きるような主義主張も感じられません。転生の必要があったか?も1話で忘れられます。

 3話の時点だとまだ面白く見られていますが、この展開だけだと飽きる可能性がありますが一方で週1なら問題なく最後まで見られる気がします。3話時点で継続視聴ということで以降のレビューは展開があったらか、または視聴中断するときになると思います。 {/netabare}



7話 期待値はありますがもふもふ路線ではないので一旦中止。ただ、再開の可能性はあります。

 話それ自体は悪くない気がするのですが「悪くない」どまりかなあ…と思います。癒し枠という点でもふもふ路線を徹底していれば…とも思わなくはないです。
 ただ、話の展開やキャラ付けは思っていたよりもしっかりできている話だとは思いました。

 今期は比較的異世界モノに見るべきものがあるので一旦休止します。無料ではアベマ独占で見忘れていたせいもありますが、B級内でランクをつければ話は5/10、アニメの出来は4/10という感じで、優先順位が低い作品になってしまいました。ただ、述べた通りの話にはなっているので期待感は無くはないので、他サブスクで無料でストレスなく見られるなら、見るかもしれません。

 点数は評価すると作画は2.5以上はつかないですね。その分キャラを3.5、期待値でストーリーは3.5にします。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

67.3 11 召喚で獣人なアニメランキング11位
治癒魔法の間違った使い方(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (147)
454人が棚に入れました
平凡な高校生・兎里 健(ウサト)は、帰宅の途中、生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに突如現れた魔法陣に飲み込まれてしまう――。 気づくと、そこは異世界。 3人は王国に攻め込んでくる魔王軍に対抗できる『勇者』として召喚された……はずが、勇者の適性を持っていたのはスズネとカズキのみ。 ウサトは巻き込まれただけだった! しかし、ウサトに“治癒魔法”の適性があることが判ると事態は一変。 救命団団長を名乗るローズが現れ、ウサトを力ずくで連れ去ってしまう。 そこでウサトを待っていたのは、想像を超える地獄の訓練の日々だった――!

声優・キャラクター
ウサト:坂田将吾
スズネ:七瀬彩夏
カズキ:高梨謙吾
アマコ:会沢紗弥
ローズ:田中敦子
ブルリン:渡辺明乃
オルガ:中村源太
ウルル:青山吉能
トング:伊藤健太郎
ミル:堀井茶渡
アレク:奈良徹
ゴムル:堀総士郎
グルド:藤井隼
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定も話も面白かったですが、キャラに入り込めなかったです。

 面白い話だったと思います。肉体修行そのものが強さにつながって行くしギャグにもなっているのが面白いですね。治療魔術が最強なわけでなく、辛い修行とセットで身体性が養われる=強くなる感じです。全体的に修行ギャグとキャラ萌えの話でした。

 最後の対黒騎士は治療魔法をそっちの方向で見せるのは、変なチートにつながるのでちょっと疑問でした。が、本作のエピソードとしては、北風と太陽というか、傷つけるものは傷つくし、治す人は相手を懐柔することができる…という寓話になっているのかもしれません。勇者との対比が活きていました。

 キャラとしてはスズネが非常に可愛いかったですね。キャラデザとしては最高に好みでした。ローズは意図的に「ガラスの仮面」の月影先生に似ているのでしょうか。怖くて厳しい過去がある教師を意識したのかもしれません。

 ただ、最大の欠点なんですけど、主人公が「記号」なんですよね。無自覚でやられキャラ。そのくせ最強という駒ですね。無垢すぎて内面が感じられません。先ほど「ガラスの仮面」と言いましたが、北島マヤも同じでした。サブキャラたちは非常に魅力的だし話は面白いんですけど、「主人公」という名の記号になってしまい、魅力を感じません。

 そして、それはスズネ会長にも言えます。ヒロインとして内面の深みが弱いのでせっかくいい設定・造形なのに、単なるおバカキャラに見えてしまい今一つ惚れられない感じがします。

 ローズだけに物語がありました。過去回想の手法は良くなかったですが、現状では内面が見えるのはローズだけかなあ。

 総評すると発想も設定も話も面白いと思いますが、主人公とヒロインが見えてこないので没入感がなかったかなあ。再視聴したくなる感じがありません。作画は良かったですね。量産型の異世界ものとしてはトップクラスに良かったと思います。

 ということで、話は4ですが、キャラは3.5かなあ。設定は良いんですけどね。キャラ萌えの構造の話なのにキャラに萌えられないというのは痛かったと思います。
 作画は4.5。声優はスズネ役が可愛かったし調整として3.5。音楽は3にします。






1話 コメディよりで変化球な感じ。シンエイ動画最近いいですね。

{netabare} シンエイ動画、最近いいですね。「僕ヤバ」「高木さん」の作画のクオリティにかなり感心しましたが、本作も異世界ものの作画としてはかなりいいと思います。

 かなりコミカルな感じで、異世界テンプレからは少しキャラの反応や異世界側の対応も変化球になっているので、ちょっと期待がもてます。

 生徒会長のキャラに悩み事もあるみたいですけど、転生でワクワクしてましたので、どうなんでしょう?ヒューマンドラマがあるのかないのか。がっつり考察するような話ではないでしょうけど、毎週の配信が楽しみになるレベルの作品になればいいと思います。

 掴みは悪くないと思います。なによりアニメが綺麗なのが好感がもてます。{/netabare}


2話 話もキャラも設定も演出もとても良い。会長が可愛い。

{netabare} 今期は異世界モノをチェックしていこうと思い、いろいろ見てますがなかなか面白い話だと思います。

 設定それ自体が秀逸なのはもちろんですが、それを支えるテンポも演出もいい思います。訓練シーンとローズと会長のキャラ造形が秀逸なのが今のところの面白さでしょう。

 超回復のメカニズムとか、身体を鍛えるとテストステロンで性格がポジティブになるらしいのでその辺が主人公の成長と非常に自然にマッチしています。また、同僚と肉体を通じて仲が良くなってゆく描写もいいですね。モブサイコをちょっと思い出しました。我々オタクも少し見習いたいものです。

 途中「訓練についてこられるというお墨付き」は言葉の使い方が間違っていると思います。お墨付きは偉い人が権威を与える時に使う言葉です。

OPの曲名が「CURE」なのは笑いました。この辺がセンスなんでしょう。EDは会長のイメージビデオですね。とてもかわいい絵でした。

 視聴継続ですね。{/netabare}


3話 展開が面白いです。シリアスもギャグも考えられる進行ですね。

{netabare} 不思議なもので、荒唐無稽ご都合主義でも面白い作品と言うのはあるものです。本作はその良い一例かと。今のところですけど。

 誰も今の段階で主人公が死ぬとは思いませんので、その点では安心して見ていますが、展開が面白いんでしょうね。会長が助けにくることも期待しましたけど出番は一瞬でしたね。もうちょっと会長成分が欲しい。

 今期は本作と「俺だけレベルアップ」「最弱テイマー」が苦労しながら話が進む感じなのが、なかなかいいと思います。なろう系ですからどこかで強くなるんだとは思いますが、今のところ話がちゃんと面白いです。

 魔族側が巨乳のお姉さんでしたけど、ローズがいるし主人公の初陣ですから負けキャラですよね。ひと昔前ならローズが死んで後を継ぐ的な展開もありそうですけど、本作はそこまでシリアスは入れないと思いますがどうでしょう?会長たちも活躍が少ないので、悩みとか出てくるのでしょうか?

 シリアスよりでもいいし、ギャグになってもいいです。1クールなら面白く見られそうな気がします。{/netabare}


4話 シリアスな要素もありつつギャグで行く感じかな?委員長可愛すぎ。

{netabare}  シリアスギャグという感じでしょうか。魔族側を見るとコメディ臭がプンプンします。真面目なコンセプトではありますが全体的な雰囲気はそれほど重くしなさそうですね。

 委員長やもう1人の描写も含め、努力が必要な点で転生設定がなかなか有意義になっている気がする一方で、もう現地出身者の努力でも同じ話が作れそうなので、転生であることが無意味になっている感じもします。ただ、そこがコメディタッチであるために気にならなくなっているのでしょう。

 で、委員長が無駄に可愛いですね。可愛すぎです。一見極めて平均的な委員長キャラの割に、なぜか印象に残るいいキャラです。

 視聴継続決定ですね。{/netabare}


5話 サブキャラの描写が丁寧なのがいいかも。

{netabare} もう1歩転生した意味、転生後の悩みなどに入り込めればなあ、と思う反面、委員長のキャラ付けにちゃんとできている点がいいですね。面白い作品ですね。勇者も主人公もオレTUEEEだけじゃないし。サブの描写もおろそかにしていないし。ストーリーというよりキャラで見てるかなあ。 {/netabare}


8話 ちょっとローズの説明頼りになっちゃいましたね。ここまでは十分面白いですが、この数話は若干冗長感がありました。

{netabare} ちゃんと話になっているし、各キャラクターのキャラ付けがあってエピソードもありますので、作品としてちゃんと成立している感じがします。ただ、話の展開をローズに任せてしまっている感じなのが、どうか?ですね。

 ウサトの無自覚とか勇者2人を描くのに、狂言回しが必要でしょうし、ポジション的に全部が見渡せる視点にいるローズが適任なのは理解しますが、どうもセリフで説明する感じがします。

 中間の総括にもなりますが、「なろう」作品としては、かなりのストーリー力だとは思いますが、アニメ化にするときもうちょっと構成とか展開を工夫出来ないものでしょうか。特にこの数話、セリフでの説明が顕著な気がして、6~8話の3話で1話分くらい冗長だった気がします。

 この作品出落ち感は少ないのですが、キャラも増えてきてこの後の展開次第では話が続かないのかな?という危惧もあります。作画も丁寧だしいいと思いますが、1クール分なら十分面白く見られそうですが、それ以降が心配になる作品ですね。 {/netabare}


9話 回想シーンは日本のコンテンツの悪しき点だと思います。

{netabare}  8話のレビューで、1クールなら面白く見られると書きましたが、回想の入れ方ですね。12話でほぼ2話回想は長過ぎでしょう。「なろう」全般に言えることですが、設定を後付けで説明する場合どうしても回想を使いたくなるみたいですが、これは感情移入の視点がズレるからやめた方がいいと思います。週刊連載も同じですけどね。回想か学園パートが始まると醒めてしまいます。

 本作の場合、ローズの目の事とキャラ付けから言って決して後付け設定ということではないと思いますし、生還した魔族もキャラが立ってますので何かあるのでしょうけど。それにしては長いです。アニメ化の問題というよりこれは原作からじゃないかと思います。

 回想シーンは必要最小限にしてほしいなあ。感動ポルノにもなり勝ちだし。日本のアニメ・マンガ・ラノベのすべてに共通する悪い点だなあ、と思います。{/netabare}


10話 話は思ったより…ですけど、会長の作画が無駄にいい。

{netabare} 治癒魔法で反転ですからね。話は読めますけどそっちの方向?悪魔には白魔法がきく的なやつでしょうか。
 もっと治癒…治療行為とはなにかをクローズアップしないのかなあ…という気がしなくはないです。そっちにいっちゃうと治癒魔法が無敵魔法になる俺TUEEEになってしまいます。

 戦場における治癒行為って着目点としては悪くないですからね。今回のフォーメーションも設定としてよく考えられています。

 当初思っていたほどストーリー展開が飛び切り面白いわけでもないし、テーマも深いわけではなさそうですが、しかし、なろう系としてはここまでは悪くないと思います。

 問題は会長ですよ。会長可愛すぎですけど、ちょっとあざといですよね。ウサトくんラブにもうちょっとストーリーがあると良かったんですけど。

 しかし、作画がいいなあ…無駄にと言っては失礼ですけど、異世界転生ものでこのレベルって、無職とかオバロとかのビッグネーム以外だと「聖女の力」くらいでしたけど、本作の作画、特に会長は最高です。顔のバランスがいいので非常にいいです。
 これは原画がいいという奴なんですかね。CGが優れているのでしょうか。よくわからいけど、スタジオアドとシンエイ動画…どちらの技術か知りませんが、これは本当に感心しました。

 まあ、あと数話ですもんね。作画と設定は評価したいですね。 {/netabare}









 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

作品のテーマは体育会系的奴隷根性の讃美ってこと?

 最終話(13話)まで観ました。2024.04.02

 主人公の修行に始まり修行に終わりました。修行というよりシゴキかな?そして獣人の国へ旅立って終了でした。2期はあるのかなぁ…。

 魔族との戦争も、背景化してしまい、体育会系的な特訓が自己目的化しているというか…。人格の陶冶のために鍛えるみたいな感じは、好き嫌いが分かれそうです。

 戦闘で活躍するのが必ずしも目的では無い主人公ですが、巻き込まれ転位先の異世界で、なぜ、ここまでシゴかれないといけないのか?

 捕虜の魔族も何となく訓練に参加しているので、全員マゾなのかもしれません。

 登場人物達のキャラデザはとても良く、作画も良かったと思いますが、主人公の周りのキャラが基本、M奴隷なので、そこまで感情移入できるかというと、疑問はあります。

 治癒魔法云々より、暴力を伴うシゴキを讃美する作品だった様です。だからウサトが人間っぽく無い、サイコパスな感じなんですね。合点合点!
………………………………………………………………………
 11話まで観ました。2024.03.19

 魔族との戦争は、スカスカの戦場で少人数の剣撃小競り合いをやっている、いつもの低カロリー戦争ですが、まぁ仕方無いですね。

 そして、主人公による治癒魔法の間違った使い方は…、回復しながら打撃を加えて、殺さない様に無力化するというものでした。

 まぁ、タイトルから想像できる範囲の話です。現実の戦争も、敵対勢力の無力化が目標なので、必ずしも殺す必要はありません。

 調略で降伏、寝返らせるとか、兵糧攻めにするとか、戦わずして勝つのが良い兵法です。

 人類が色々思考錯誤してきた、持続可能な殺し合いを異世界で実現出来て良かったね!としか言え無い、今後の展開が気にならない物語なので、これ以上跳ねるのは難しそうです。
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 9話まで観ました。2024.03.02

 パワハラ師匠の過去も明らかになり、主人公も努力で強くなって、魔族との戦争開始!盛り上がってきましたよ!

 漫画だとあまり気にならないのですが、動画だと、作画が良いだけに師匠の暴力がキツイですね。体育会系の人だと、トラウマスイッチが入りそうです。

 愛だの、躾だの、お前のためだの言って指導の名のもとに暴力を振るわれて、死んだり一生もんの傷を負っても、気合や精神力が足りないからで片付けられた人達の叫び声が聞こえてきそうです。

 暴力描写に加えて気になるのは、戦争における傷病者のケアを上手く描けるのか?という点です。

 私、ある程度の規模の事業所に法令で義務付けられている自衛消防訓練で、応急救護訓練を毎年受けているんですが、講師の方の話しによると、外傷処置技術はまんま軍隊の衛生兵の技術らしいです。

 処置のポイントは、命を助ける+なるべく機能を残すことらしいです。メイドインアビスで毒にやられたリコが、腕を切断する際に、なんとか関節を残そうとしたアレです。

 手足を失って義手義肢になっても、関節機能が残っていると社会復帰しやすいらしいです。

 大戦争後は、手足を失って働けなくなった廃兵がアコーディオン弾きながら物乞いをしているのが定番ですが、社会復帰出来ない人が銃後社会に溢れかえると、次の戦争に支障をきたすということなのでしょう。

 戦争で死傷者が出るのは仕方無いけど、社会が壊れない程度に被害を抑えて持続可能な殺し合いを続けようぜ!

 まさに戦争は政治の一手段に過ぎない…、クラウゼヴィッツの戦争論の世界ですね。

 次回から魔族との本格的戦争の様ですが、そもそも論的に戦争下での人道的応急救護の持つ欺瞞・偽善性を上手く処理出来れば、傑作ファンタジーに化けるかもしれません。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

仲間の命と国の存亡を懸けた運命の戦いが始まる――

この作品の原作は未読です。
作品の事前情報と言えば、キャラデザが好みだったことくらい…
物語を重ねるにつれ面白さに拍車がかかる作品だったと思います。


この“回復要員”、全てが常識破り!!

平凡な高校生・兎里 健(ウサト)は、
帰宅の途中、生徒会長の犬上鈴音(スズネ)、
クラスメイトの龍泉一樹(カズキ)とともに

突如現れた魔法陣に飲み込まれてしまう――。

気づくと、そこは異世界。
3人は王国に攻め込んでくる魔王軍に対抗できる
『勇者』として召喚された
……はずが、勇者の適性を持っていたのは
スズネとカズキのみ。

ウサトは巻き込まれただけだった!

しかし、ウサトに“治癒魔法”の適性が
あることが判ると事態は一変。
救命団団長を名乗るローズが現れ、
ウサトを力ずくで連れ去ってしまう。

そこでウサトを待っていたのは、

想像を超える地獄の訓練の日々だった――!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

久々にここまでのパワハラアニメを見た…
序盤はずっとそう思っていました。
何故なら訓練の範疇を大幅に超過したイジメにしか私には映らなかったから…

これまで多くの作品を視聴してきました。
だからBL系じゃなければ、大抵の作品には耐性が出来ていると思います。
それでも、この作品の序盤の展開は辛かった…

だけど、これはあくまで序盤だけです。
中盤以降、ウサトが治癒魔法使いとして頭角を現してからというもの、俄然物語が面白くなりました。
そして、加速的に面白くなるのが終盤の展開…
特に獣人アマコや碧ちゃんの演じるキャラが登場してからは、作品がより一層華で彩られた気がするくらい最高の展開だったのではないでしょうか。

そしてイジメともとれる厳しい訓練をウサトに課したのには、それだけの必然性があったからにほかなりません。
そんな救命団のローズ団長はそうせざるを得ない過去を背負っていたから…

同じ轍は二度と踏まない…
ローズ団長の背負った過去…涙無しには見れない展開でした。
そして、新たな旅立ちが始まるところで物語は終幕を迎えます。

いや、こんなところで終わっちゃダメでしょう…
新たな展開がようやく始まるってところなのに~

そう言えば、獣人や碧ちゃん演じるキャラの登場する前も華が無かった訳ではありません。
なにより一緒に召喚された犬上先輩は才色兼備で学校でも憧れの的だったくらいですから。
確かに容姿も声質も素晴らしいんですが、何故か華があまり感じられないんですよね^^;

まぁ、わざとその様に振る舞っているのかもしれませんけどね。
だって、今の関係が本当に大切で壊したくないから…
それは先輩の色恋よりも大事な事なんだと私は思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、waterweedさんによる「Cure」
エンディングテーマは、ChouChoさんによる「Green jade」

1クール全13話の物語でした。
うぅ、続きがメッチャ気になります。
今回のアニメ化で原作のストックをどの程度使ったんでしょうね。
しかも原作では新たな物語を迎える「治癒魔法の間違った使い方 Returns」が発刊されているそうです。
え、まさか1クールで原作のストックを使い果たした訳ではありませんよね。
この作品も続編精査うの発表を楽しみにしています。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

53.9 12 召喚で獣人なアニメランキング12位
エンドライド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (150)
667人が棚に入れました
エンドラと呼ばれる地球の裏側の世界を舞台にしたファンタジー。前向きで明るい普通の中学生・浅永瞬が不思議な水晶の力でエンドラへと迷い込み、エンドラの王子・エミリオと出会ったことから物語は動き出す。

声優・キャラクター
小野賢章、増田俊樹、美山加恋、大橋彩香、高橋広樹、鳥海浩輔、伊藤静、内田雄馬

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「思い」の詰まった物語…だったと思います。

この作品はオリジナルアニメだったみたいです。レビューを書くためwikiをチラ見するまで全く知りませんでしたが、初めは何となく視聴を初めて…ヒロインのアリシアの可愛らしさに惹かれて…しばらく視聴していくうちに伊藤静さん、悠木さんも出演されて…振り返ってみると視聴して良かったと思える作品でした。

この物語の主人公は中学3年生の浅永 瞬…両親との3人暮らしで仲の良いごくありふれた家庭で彼は育ってきました。
父親の誕生日を家族で祝うため父親の経営している会社に瞬は迎えにいくのですが、社長室に保管されていた石に触れた途端、全く見覚えのない場所に飛ばされてしまったのです。

そこは暗い洞窟の中の様な場所だったのですが、その中の牢獄に一人の若者が幽閉されていたのです。
その若者の名はエミリオ…この物語のもう一人の主人公でした。
エミリオは投獄されるに値する十分な悪意…現王を憎み復讐するという明確な意志を持っていたのです。
こうして波乱に満ちた幕が上がり…物語が動いていきます。

瞬がエミリオと出会った場所はエンドラという地球の内側に広がる世界でした。
瞬はエンドラで様々な人々と出会います。
エミリオの幼馴染であるヒロインのアリシア…
エミリオの教育係で研究者のパスカル…
革命軍「イグナーツ」を率いるデメトリオとそのメンバーたち…

でも一番びっくりしたのは「ズー族」の存在…
なぜなら彼らにはエンドラの動物の血が混ざっている事が一目で分かる容姿…
確かにパッと見は怖いイメージもあるのですが、実際に話をするとそんな悪いイメージは簡単に払拭できるくらい義と忠に熱い民族でした。

それなのに「ズー族」だからといって蔑められ、過酷な重労働を強いられてきました。
同じエンドラで生きる民なんです…
確かに見た目の違いはありますが、それは彼らに辛く当たる理由にはなりません。
だからこそデメトリオらイグナーツが立ち上がった訳ですが…

でも、地球の裏側に別世界が広がっている…という設定はとても面白いと思います。
昔から「北極には地底に繋がる穴がある」「ナチス・ドイツは地球空洞説を信じていた」
などという話題がありましたから…

中でも個人的に興味を持ったのはアメリカ海軍のリチャード・バード少尉のお話です。
彼は地底の世界で眼下に広がるジャングルを見ただけでなく、写真まで撮ってきていたんです。
その写真には「のどかな田舎の風景」と記されていました。
この世界観…正にこの作品とマッチしているんですよね。

実際に地底に別世界が広がっているかは分かりません。
でも存在の可能性を物語に活かす点が普通のファンタジー作品とは一線を画していて面白いと思いました。

一方で物語の方は結構シビアな展開の連続です。
「復習」「革命」といったキーワードが浮上する時点で決して穏やかではないのですが…
とにかくたくさんの「思い」の溢れている作品でした。
本懐を遂げる事のできた思い…
行き場と一緒に失って…後から想像する事しか出来なかった思い…
本当の事が言えなかった思い…

今は仮初めの状態…でもそれが悪いだけでは無いと思います。
真実を追い求める事だけが幸せじゃない…
だって思いを伝えたら仮初めの状態が終わってしまうかもしれないのだから…
終焉をみんなが望んでいる訳ではないのです…
たくさんの思い…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、LUNA SEAさんの「Limit」
エンディングテーマは、藤巻亮太さんの「go my way」と中村一義さんの「世界は変わる」
クロムクロでGLAYが出てきた時にはビックリでしたが、正直LUNA SEAの方がよりビックリでした。
確か解散したんじゃ…と思って調べてみたら、2010年から活動を再開させていたんですね。

2クール計24話の作品でした。しっかり腰を据えた物語の構成は良かったと思いますし、終わり方も個人的には好きでした。
レビューではもう少しアリシアの可愛らしさについて触れようと思っていましたが、結局殆ど触れず終いになってしまいました。アリシアのCVは美山加恋さん…この作品がアニメ声優初挑戦との事でしたが、「ももへの手紙」の主人公である宮浦ももを演じられていたみたいですね。
「ももへの手紙」は未視聴の作品なので、今後視聴するのが楽しみになりました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今春、俺だけのアニメ候補になりそう。(俺も見ないアニメになりそう

あんまり評判よくないですね。
コメントありのレビューも数件しかないし。

バトルシーンがあっても盛り上がらないし、
動くと絵柄が微妙な感じになるのはなんでだろうか。

話しとしては、まだ2話までしか見てないからわかりませんが、
子供のころに読んだ神話であるとか冒険話に近い雰囲気で、
無理のないストーリーになりそうです(おもしろいとは言っていない)

地上で暮らす人がエンドラと呼ばれる地下の世界に紛れ込んでしまい、
その地下世界こそが神々の住む場所だった~。

神界が天空じゃなくて地下なのは、
今後の何かにつながりそうですね。

神様もそれなりの地位のある神になると、自身の体内から
家宝具とよばれるアイテムを取り出して使えることがあります。
(誰でももっているわけではない)

主人公は人間なのに偶然からでも家宝具を扱えるようになりますが、
生まれからして何か秘密が隠されているのかもしれません。
(実は王家につながる神様の子だったとか)

とまぁ、想像だけで書いていても、なぜかほとんど正解に
なりそうな恐ろしさを感じるのでやめますが
見ようと思えば見られる話しなのは間違いないです。
ただ、年齢対象が限られるっぽいのかな。

個人的な感想としては、よくしゃべるタイプの主人公なんで
そこをもう少し押さえてほしいですね。
ちょっとうるさい。

テイルズオブジアビスのルークもそうですが、一昔前の主人公って
うるさいくらいに怒鳴って会話するのが当たり前なところがあって、
喜怒哀楽がオーバーなキャラが多かった気がするのはなぜだろうか。

以下ネタバレで

4話まで~ 無計画すぎる王子様に付き合わされる主人公が不憫すぎる
{netabare}
王子の身分ながら現国王を襲って切りつけてお尋ね者になってしまってエミリオと、
そのエミリオの脱獄を手伝って以来、逃避行に付き合わされる瞬。
とりあえず幼少のころに勉学を教えてくれた元宮廷博士のもとにいき、そこから
反体制派の救世軍に身を寄せるところまできました。

エミリオの怒りはそれはそれとして、瞬からしたら迷惑なことだらけですよね。
何も知らずに地上からやってきて、質問に答えてくれるのがエミリオだけだった
てのはあるんでしょうけど、それでいろんな敵に追われて戦って、ほめられるどころか
罵られてバカ扱いされてと、これっぽちもいいことがないんですがw
もう別行動でいいんじゃね?という気も~。

ヒロインぽかったアリシアも置いてけぼりくらってるし、このアニメはどう転ぶのかわかりませんね。
来週にでも唐突にエミリオが王様になってても驚きませんw

基本、エミリオは無策。逃亡者の身だから仕方ないのかもだけど、その割りに悲壮感ないし
毒づくだけで建設的な試みがひとつもないし、見ていて盛り上がれるところがないなぁ~。

てか、エミリオと瞬がいつまでたっても仲が悪くてケンカばかりしてますからね。
それもわめく系。
これでは会話もおもしろくならないし、どこが見所なのかな。
夕方放送なので少年向けなのかもですが、うーん。

反乱軍として活躍しはじめるまでの我慢?とは思っても、そろそろ限界かもw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

序盤で切った人もったいない

内容は王道ファンタジーもので、昔休日の朝にやってたアニメみたいな雰囲気があります。
エロもないし萌えも適度なので普通に朝でも大丈夫な内容だと思います。

で、私はというと剣や魔法で戦うといったファンタジーものはマジで嫌いなんですけど、OPがLUNA SEAだったので見ました。
今の若いオタクはLUNA SEA知らないかな?

2000年末に一度終幕したんですけど、2007年に一夜限りで復活して、2010年ごろに完全復活したバンドで今ではちょいちょいライブやってます。

2000年末の終幕ライブは東京ドーム2daysだったのでµ'sがよく比較されてましたね。(他にも共通点が多々あり、「µ's=LUNA SEA説」も浮上したほど)
07年の一夜限りも東京ドーム。
10年は東京ドーム3daysで3日目はチケ代無料。
そのあとは武道館6daysなんかもやってます。
ここまで書けばいかに化け物バンドかがわかるでしょう。

ちなみに今年はたまアリ2daysです。
本編でもライブの告知がされてましたね。


やっとここから感想やら書きます。
序盤はクソ&クソでLUNA SEAの無駄遣いだったんですけど、話数が進むにつれて面白くなり、後半から終盤、ラストにかけては結構な盛り上がりを魅せます。

なんといっても最終話がよかったです。
個人的にああいう終わり方には弱いです。

このアニメに関しては途中で切った人のレビューはあまり参考にしないほうがいいかもしれない...。

と言っても超絶めちゃくちゃ面白いというわけでもないので単純に「個人的に好き」という意味で評価が高いだけです。

お、「OPの歌が下手」と言ってる人が。
確かにOPの「Limit」はLUNA SEAにしてはキーが高いので張り上げた感じになってるからそう思うのも仕方ないかな。
というかRYUICHIの声、歌い方自体好き嫌いがわかれるのでなんも言えねぇな。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
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