変身で友達なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの変身で友達な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の変身で友達なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.8 1 変身で友達なアニメランキング1位
SSSS.DYNAZENON(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (344)
1101人が棚に入れました
「SSSS.DYNAZENON」は、2019年12月14日(土)、15日(日)の2日間にわたって東京ドームシティで開催された「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーにて、制作が決定したことが発表されていた、「円谷プロダクション」と「TRIGGER」がおくる完全新作アニメーション。2018年10月から放送された「SSSS.GRIDMAN」(グリッドマン)と同じく、原作を「グリッドマン」とし、監督は雨宮哲さん、脚本を長谷川圭一さん、キャラクターデザインを坂本勝さん、そして音楽を鷺巣詩郎さんが担当する。

声優・キャラクター
濱野大輝、榎木淳弥、若山詩音、梅原裕一郎、安済知佳、神谷浩史、内田雄馬、諏訪彩花、内山昂輝、伊瀬茉莉也、田所あずさ、小笠原仁、梶原岳人、土屋李央、遠野ひかる

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

以前はそれほどでも無かったですが、ユメに着目したら非常に面白かったです。

 1回目、本作はSSSSグリッドマンという名作の後継だったので、何か仕掛けがあると思い込んで視聴したのが良くなくて途中で断念しています。再視聴しましたが、やっぱり思わせぶりでよくわからず低評価とはいいませんが、それほど高い評価ではありませんでした。

 で、今回3回目ですが、視点をユメとカナの問題に集中して見たところとても奥行がある話でした。他のキャラの問題も同時に見えてきた気がしました。
 そして、本作については、他の作品とのつながりや、オマージュなどで楽しむ要素が盛りだくさんらしいですが、そういうところをほぼ無視して見たら本当に面白かったです。

 ユニバースをまだ見てないので、的外れな考えもあるかもしれません。

 グリッドマンとのつながりでは、ナイト君はまあわかりますが、それと水門と学校だけ着目しました。

 で、ユメとカナの問題ですけど、結局ユメは「カナとはどういう人だったのか」が知りたかった、という事だと思います。結果的に死の真相を追うような形になりました。が、本当はカナについて分からないことがユメにとっては納得できなかったのでしょう。
 これは見ている方からすると、ユメもよくわからないということにも通じます。
 結果的に10話で、この2人の本音の部分は解決します。が、死因ですね。こちらはグレー…というよりは…だと思いました。

 10話でコヨミと稲本さん、怪獣に見せられた過去の世界ではお金を持ってデートしていました。確かコヨミは逃げているので、これは無かった過去ということですよね。ですから、IFか願望だろうなと思いました。

 で、カナの水門での死はグリッドマンのアカネと重なるかなあという部分です。2つの作品で、非常に象徴的な場所である水門にいること。そして屋上を歩ける渡り廊下とか判断して、学校は2つの作品で同じ学校に見えます。
 つまり、アカネという女性のIFではカナだったのかなあ、という気はしました。ここは正直妄想に近い部分です。

 ユメの約束すっぽかしは、なんなんでしょうね?そこがまだ納得しきれていない部分はあります。自己承認が弱いので他人の承認が欲しいのでしょうか?ここが読み解けるともうちょっとすっきりするんですけど。
 あのメガネの親友が脳内親友だとするとものすごく納得感があったんですけどあえて、12話では実存させました。これはそういうミスリードをしていた気がします。2人の関係とユメのキャラの解読はしたいと思っています。
 ユメとメガネの娘、ヨモギと4人の友達たちは関係性の対比なんでしょうか?

 あとは、いろんなヒューマンドラマがあり、それぞれ妙なリアリティがあって共感はできるんですけど、それほど深い意味性は感じられなかった気がします。
 例えば、稲本さんとコヨミの関係も、ムジナを加えたとしても面白いしよく描けてはいましたが、じゃあ、何かテーマ性があったかと言えば、それほどでも…と思います。

 怪獣思想というのが、人間の解放と過去からの因縁です。あるいは生きる意味もありました。初めは人間社会のアナロジーかと思いましたが、どうもそこは読み取れません。
 ダイナゼノンサイドが過去のしがらみを持っている人ばかりだったので、面白くはありますが、しかし、ここに深いテーマ性を見すぎるのは牽強付会な気がします。
 搭乗した人物に成長と救済がありました。そこが本作で描きたかった事なんだと思いますが、不思議なことに新しい仲間たちによるヒューマンドラマでの成長なんですよね。決して戦いそのものによる成長ではないのが、新鮮でした。

 後はやはり、ユメとヨモギです。この恋愛は良かったし、とって付けた感があるわけではないんですけど、どちらかと言えばユメその人のパーソナリティーの方に興味が行ってしまいました。

 まあ、いずれにせよ10話がポイントでしょう。10話はOPを省略していましたので、そこが重要だよというサインでしょうし。


 ということで、視点が全然違って、21年6月までに書いた1回目2回目のレビューはかなり適当で的外れだと思います。したがって削除。23年7月に全面的に修正しています。
 続いてグリッドマンももう一度見たい気がします。

 評価は3.5でしたが→4.3に変更です。特にキャラ描写と言う点では、ユメは非常に興味深かったです。もうちょっと深掘りして、彼女についてまだ残っている謎の部分は理解したいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いつになれば どこに行けば

原作グリッドマン


『SSSS.』の冠とデザイン見た目。明らかにってやつですね。
ダイナゼノンとグリッドマン。たぶんどっちを先に観なきゃというのは無さげです。年替わり戦隊ものがそうであるように単品で楽しめる仕様。それでもグリッドマン観といたらそれはそれで楽しめます。

当方グリッドマンは視聴済み。
自宅に戻ってきた安心感みたいなのはさっそく第一話から。※一応隠します

1.{netabare}「Scarred Souls Shine like Stars」の4つの“S”登場。{/netabare}
2.{netabare}OPオーイシさんとED内田真礼さんの組み合わせ。{/netabare}
3.{netabare}スペシャルドッグで餌付けされるガウマがアンチくんっぽいなぁ。{/netabare}
4.{netabare}アカネが怪獣作成する時に埋め込んでたビーズみたいなの発見!{/netabare}

低体温なトーンとそこはかとなく流れる不穏な空気はシリーズの特徴ですね。だがそれがいい。
基本的には特撮モノに敬意を払いつつ日常劇を見せるスタイルです。初代ウルトラマンよろしく三段階ズームで変身するシーンなんかまさにそう。自分は違いますがファンだとけっこう好きそう。
そのうえで元来は茶番と言える特撮モノの前半部分が極めて味わい深い。本丸であるヒーローVS怪獣に加え、彼らががちゃがちゃする手前/前座部分を面白いと感じると評価爆上がりする仕様です。
さあどう感じるでしょうか?

■イマイチなとこ

前はAパート“日常”Bパート“特撮的なもの”とわかりみが良かったのに今回はばらついてて見づらい。
それに土日朝に観るようなもんを平日深夜に観るわけで、低体温っぷりに油断すると眠くなります。

■良いところ

最終盤に物語が動いた前作と比較し、今回は途中からちょいちょい動きがあります。眠気に勝利すれば途中も楽しめるかも。キャラほぼ15歳前後と思春期の悩み・痛みが色濃く出ていて見応えありました。



※余談


■紀世彦→亜美→豊→だいぶ跳んで→世界観

尾崎姓のアーティストって夭折のあの人以降なかなか出てこなかったよね。偉大すぎたのだと思います。
というわけでゆたかの話。

{netabare}稲本さん(CV伊瀬茉莉也)は夜の校舎窓ガラスこわしてまわってました。{/netabare}

彼女の同級生暦(CV梅原裕一郎)はその時代を境に色を失った人生を歩んでたりもして、ひょっとすると最後はなにかしらから卒業するみたいな展開を期待してました。

{netabare}高1の蓬(CV榎木淳弥)にとって母親の恋人は信じられぬ大人だろうし
中学生ちせ(CV安済知佳)はとにかくもう学校や家には帰りたくなさそうで
転がり続けてこんなとこにたどりついた感のある33歳暦がいる
夢芽(CV若山詩音)はなにより正しいものはなんなのか探し求めてたりもする{/netabare}

悪ノリが止まりません。


■愚考其の1:俺の考えた画期的結論

勝手に尾崎の世界観(紛らわしい)に浸ってたところへ不意打ち。

{netabare}第11話でシズム(CV内山昂輝)くんが怪獣化したとこで流れた曲がなんというか…『片翼の天使』っぽい。FF7のセフィロスのやつ。

「私は想い出にはならないさ」

と怪獣続くよどこまでも…なビターエンドを示唆してたかもわかりません。{/netabare}


■愚考其の2:俺の考えた画期的結論アナザー

やっぱり尾崎というか“思春期”に戻ってみる。

{netabare}南さんの姉の名前が“香乃”というのも興味深い。ローマ字で“KANO”。
その“KANON”は最も美しいコード進行とも例えられます。導き出されるは美しき永遠のループ。

皆さんどこかしら留まってたりループしてたりな日常の殻をひとつ打ち破ってた気がします。その象徴みたいに君臨してたお姉さんナイスでした。

そして事は単純な開放を意味せず、「かけがえのない不自由をこれから手に入れていくんだ」とループをループと受け入れることで一歩前に踏み出せるという手堅いメッセージ。{/netabare}


なんというか…健全なドラマでした。
対怪獣バトルが霞んでます。それはそれで良かったのかは不明。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

-----

2021.06.19 初稿
2022.05.19 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

SSSS.GRIDMANを超えられるか?

特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とする
完全新作アニメーションとのことです。

SSSS.GRIDMANとは兄弟関係になるのかな?
南夢芽の髪と瞳の色を変えると、宝多六花に見えてしまう…

12話
{netabare}
シズムラスボスだったけど、Aパートで退場。
ガウマも死亡し、3か月後、ヨモギと夢芽の高校の学園祭で終了。

ヨモギが主人公でよかったのでは?
姫出てこなかったよね?
で、色々消化不良の中、GRIDMAN×GRIDMANと出てたから、
更に違うシリーズやるの???
{/netabare}

11話
{netabare}
ガウマが人間に戻り、シズムに致命傷を負わされる。
そして、まさかのシズムラスボス化?
{/netabare}

10話
{netabare}
すっかり忘れていた。
グリッドナイトって、アンチくんだ!

過去の記憶に送る怪獣?により、
どうやら、ガウマさん、仲間だった怪獣優生思想を
殺しているみたい。

姫は、中の人も違うし、新条アカネでは無くなったかな?
{/netabare}

9話
{netabare}
やはり、心に闇を持っている人から怪獣が生まれるみたい。
ちせの部屋で怪獣が誕生。

ちせの左腕、リスカではなく、タトゥーだったのね。
このまま、盛り上がらないまま終わるのか?
最後、逆転あるのか?前者かなー
{/netabare}

8話
{netabare}
怪獣を捕まえて、ガウマ隊サイドが、
「インスタンス・ドミネーション」を使ってみるとか。

ガウマ使えなかったから、怪獣優生思想ではないのでは?
でも、ヨモギは使えたから、もしかして、心に闇を持っている人が出来る?
{/netabare}

7話
{netabare}
グリッドナイト同盟って、グリッドマン同盟と関係あるのかな?

2代目、ナイトって人名じゃないよね…
{/netabare}

6話
{netabare}
人付き合いが苦手な、ガウマ以外の4人が連携取れず、
覚醒したムジナに苦戦中に空から舞い降りてきたのは、
グリッドマン?
{/netabare}

4話~5話
{netabare}
怪獣優生思想が交換留学生としてやってきた。

ヨモギは、夢芽に片想い???

そして、テコ入れ?水着回。
ちせの左腕隠しているのは、リスカだろうか?
グリッドマンより、ワクワクしない…
{/netabare}

3話
{netabare}
ガウマと怪獣優生思想は、元々仲間で、5000年前に死んで、
今の世界に生き返ったらしい。

ガウマは、ダイナゼノンを呼び出す道具を与えてくれた女性を
生き返った後に探していると言っていたけど、
新条アカネオチってことはないよね???
{/netabare}

2話
{netabare}
初回戦闘終了。
敵は、女性専門家向けアイドルモノの服装の4人なのだけど色物枠?
ガウマと同じ、怪獣使いらしいけど。

南夢芽の男を呼び出し、すっぽかす理由は、出てこなかったけど、
小学生の時に姉が亡くなったらしい。
{/netabare}

1話
{netabare}
主人公は、ヨモギかと思ったら、まさかの自称怪獣使いを名乗る
人間??のガウマだった。

4人で操作可能な恐竜型ロボットアニメってことで、とりあえずいいのかな?

南夢芽の男を呼び出し、すっぽかす理由も後に分かるといいなー
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

78.0 2 変身で友達なアニメランキング2位
グリッドマンユニバース(アニメ映画)

2023年3月24日
★★★★★ 4.2 (98)
350人が棚に入れました
蝉の声が聞こえる中で繰り広げられる日常の風景。そんなツツジ台の静寂は、怪獣グールギラスの声によって破られた。響裕太は内なる声に呼ばれ、ハイパーエージェント・グリッドマンと一体化する。グリッドマンとなった裕太はグールギラスを苦戦しながらも倒すことができた。
裕太のクラスメートの内海将、宝多六花はグリッドマンの誕生に立ち会ったことで、3人はグリッドマン同盟を結成する。しかし、3人は翌日驚くべき現実に直面した。人々から怪獣の記憶が消され、犠牲になった人々はそもそも存在しないことになっていたのだ。
裕太たちはグリッドマンとともに、この世界に迫りくる危機に向かっていくことを決意する。ツツジ台に隠された秘密とは? そして怪獣を操る者の目的は?
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人類は虚構から宇宙を創造する驚異の生命体

【物語 4.0点】
『SSSS.GRIDMAN』の少し後の世界に『SSSS.DYNAZENON』をクロスオーバーさせるお祭り映画の定番プロット。
多元宇宙(マルチバース)設定でというのも典型的。
だが決してやっつけで総出演させたキャラをごった煮するだけの後夜祭映画ではなかったです。

英断だったのは、当初、シナリオの主軸にと用意していた新キャラを、
脚本を詰める中で、尺が足りないからと、設定ごとバッサリと切り捨てたこと。
これ、中々できることじゃないと尊敬します。
もしも新キャラをゴリ押ししてたらコンテンツ崩壊の危機でした。


ファンなら何とか考察して食らいついて、展開カオスだな~wと笑って楽しめる。
この破綻しそうで崩れない、絶妙な脚本綱渡り感のスリルを、
初稿の未練など整理すべきは整理する、試行錯誤の末に実現。
(因みに六花と内海が、裕太がなくした『SSSS.GRIDMAN』の記憶を再現する学祭作中劇の改稿を重ねる件。
雨宮監督が改稿で受けたストレスの発散でもあるのだとかw)


作中劇制作の展開もあって、『SSSS.GRIDMAN』に引き続き、
虚構を創作する人類の功罪という題材はさらに深化。

人間の創造力が生み出したグリッドマンの可能性と危険性。
『グリッドマン』がネット時代を先取りし過ぎた90年代特撮ドラマとして誕生し、
時代が追いついて再起動(リブート)される。
映画館の鑑賞者を含めた入れ子構造で、テーマもクロスオーバーする爽快感。

『グリッドマン・ユニバース』のタイトル回収も見事でしたが、
『SSSS.DYNAZENON』に円谷の要望で付けられたという“GRIDMAN UNIVERSE"のサブタイも、ある意味、伏線回収された点も綺麗でした。


総じて闇鍋化しやすいオールスター展開を緻密に煮詰めた快作だったと思います。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・TRIGGER

日常シーンでは止め絵のっぺらぼうが声を発する底辺レベルまで脱力。
一転バトルシーンでは爆発力のあるリッチな映像で魅せる。
“退屈な日常”と鬱屈を晴らすバトルシーン。
ON-OFFを、作画カロリーで体現する極端なバランスは健在。

返す返すも、作品の枠を越え、複雑合体しても破綻しない、
巨大ロボのデザイン設定には驚かされます。
「フィクションなんて多少カオスな方がおもしろいぜ。」
というのは物によりけり、本作は良きですが……。
巨大ロボ合体はカオスな方が断然面白いですw

ただ最もインパクトがあったのは合体ではなく{netabare} 2代目の巨大化w{/netabare}
何故、宣伝ポスターで敢えて“『シン・ウルトラマン』の円谷”のコピーだったのか。
{netabare} 長澤 まさみさんが巨大化した{/netabare} トラウマも思い出しつつ、一番首肯したシーンでもありましたw


『SSSS.GRIDMAN』ラストで物議を醸した{netabare} 実写映像。{/netabare}
マルチバース演出に寄与した本作のカットを見れば、納得感が増すと思います。


【キャラ 4.0点】
裕太の六花への告白の行方というシナリオ軸。

『SSSS.GRIDMAN』主人公・響裕太とヒロイン・宝多六花より、
恋愛面で一歩先を行く『SSSS.DYNAZENON』主人公・麻中蓬(よもぎ)とヒロイン・南夢芽。
両カップルが邂逅した時、何が引き起こされるのか?
特撮だの、多次元世界の命運だのより、私は鑑賞前から恋バナが気になって仕方がありませんでしたw

蓬くんも裕太に{netabare} 「告白しないんっすか?」{/netabare} って感じで無自覚にマウント取る豹変ぶりw
すっかり明るくなった夢芽ちゃんもそうですが、恋が少年少女に与える活力って恐ろしいですねw

刺激を受けた裕太の行動を待つ形の六花。
六花は裕太との“グリッドマン同盟”の日々の再現劇シナリオを何度も書き直しています。
つまり改稿の度に、裕太くんのことをジックリ考えてアウトプットを繰り返しているということ。

これを踏まえた上で、六花が再びグリッドマンとして戦いに赴く裕太の身を案じる表情。
裕太がどれくらい六花のことが好きなのか探るような表情。
もう、いちいち可愛すぎて悶えます。
六花ちゃんの顔も太ももも眩しすぎて直視できませんw


その他、総登場したキャラたち各々に、時間と経験による成長や変化が感じ取れるのも楽しい要素。
ただ心配なのは{netabare} 再び無職となった山中暦。
蓬もナチュラルに「大丈夫っすか?」って感じで話振る辺り、ホント図太くなりましたw{/netabare}


【声優 4.0点】
主人公・響裕太役の広瀬 裕也さん。
記憶喪失設定もこじれて複雑化したキャラにも好対応。
宇宙の一大事に対しては割りと即断即決でハキハキして頼もしいヒーローなのに、
六花に対しては相変わらずモジモジとw
この落差を演じることで、世界平和や期末試験より重大な恋の難しさを好表現していました。

六花役の宮本 侑芽さんVS夢芽役の若山 詩音さん。
両アンニュイ・ヒロインボイスが共鳴したらどんだけ気だるげになるのか戦々恐々でしたがw
TVアニメ版でのキャラ成長もあってか意外とシャキシャキとガールズトークを繰り広げていました。
{netabare} マックス{/netabare} の横槍が無念ですw


TVシリーズでED主題歌を担当していた内田 真礼さんに今作では割りと出番があって良かったです。
賞味期限は本当に重要です。
食中毒防止の面でも、人間関係進展の面でも、趣味の面でも。
アニメ映画は劇場公開期間が一番の食べ頃。鑑賞したい衝動は抑えてはいけません。


【音楽 4.0点】
劇伴担当はTV版と同じく鷺巣 詩郎氏。
“退屈な日常”では無音やピアノ曲で潜伏→バトルではお馴染みの金管と混声コーラスの雨あられ。
ここも極端なバランスで押し通す。
本作ではエレクトロミュージックへのチャレンジも目立ちました。

ファイナルバトルでは鷺巣氏のBGMだけでは火力が足りぬとばかりに?
ボーカル・大石昌良さんによるTVアニメ版OPを相次いで投入するお祭り騒ぎ。

そのオーイシマサヨシさん主題歌「uni-verse」は歌詞には青春を織り込むが、
曲調はショータイム感のある陽気な一曲。

クライマックスでは内田 真礼さんの過去のシングル曲「ハートビートシティ」が挿入。
ポップな告白ソングで胸が高鳴ります♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「クロスオーバー作品には守らないければならないモノが3つある。サービス、サービス、サービスサービスゥ〜!だ。」

 評判が凄く良いので急いで鑑賞。ちなみに私のグリッドマン指数は、電光超人は見てない、グリッドマンはかなり好き、ダイナゼノンは微妙かな?って感じです。


 ネタバレが怖いのでアッサリ書きますが、とにかく後半はもうサービスサービスゥ〜!です。細けえことはいいんだよ!ってくらいクロスオーバーならではのサービスと、ロボ作品などの王道な燃える展開の釣瓶打ちで、もうちょっとちょっと盛り込み過ぎじゃないってくらいな豪華さです。


 全体的には単に作画が綺麗というようなレベルじゃなく、静かな場面のロングを上手く活かした画面構成の妙、特撮的な映像演出がより可能になったCG描写、トリガーっぽい過剰な勢い重視より美麗さと軽やかさが最高な手書き作画と、色んな表現を上手に使いこなしているのがグッド!。


 正直悪役が微妙とか、マルチバースとか導入して長期化しがちなシリーズ作品に対するメタな批評性をもっと入れて欲しかったとか色々あったけど、ある一点で「そりゃ反則だよ…。」と思いつつ見たかった展開を入れてくれて思わず落涙して全て許せました。やはり小賢しいことに拘るより、王道な燃える展開で歴代主題歌からの〜新主題歌!みたいなベタでも最高な演出とかのが大切。


 「人間は虚構を信じられる唯一の生命なんだ」ってのはもっと突き詰めれば「プリキュアオールスターズメモリーズ」的な私は号泣なテーマになりそうだったが、そこは少し不徹底だったかな。あくまでクロスオーバーの楽しい要素に重点を置いた感じですね。リアルとフィクション、虚構のおかげでなんかと生きていけるオタクや中二病的な人間を開き直らずに肯定してくれてたらより大傑作だったかも。「アニメなんて見てないで現実に戻れ!」って散々アニメやってきた人に言われるのはもう沢山。 


 どうでもいいが、エンドロール後にオフビートなオマケみたいなやつをつけるのはもうダサくなっちゃったような。マーベルで散々やり尽くしちゃったし。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

創作論、作品という宇宙、ファンサービス。面白かったです。

 単なるファンムービー、ファンサービスかなと思ってたら、ガッツリと含意がある感じでした。1度見たところだと、創作行為というのは一つ読み取れます。
 もちろん、六花、あかね、夢芽の3人のヒロインが再び見られるというゴージャスさはファンとしては喜ばしいことに間違いありません。

 そして、この見方ですね。制作者が込めた含意と面白いファンムービーの要素というこの映画の内容と、意味的にリンクしているメタ構造が感心ポイントになります。
 つまり、六花→アカネ→本作原作というそれぞれの創作活動が映画の内容的にも、メタ的な視点でも入れ子構造になっていることです。

 六花が創作についていろいろ悩んでいるので分かりやすいところです。この六花の話が最後の方のセリフにつながってくる感じです。「伝わったかな?」「面白かったんだからいいんじゃない?」とかそう言う感じでした。
 つまり、作者は言いたい事を作品に懸命に悩んで込めるけど、誰も受け取ってくれないのは残念。でも、面白がってもらえるならそれはそれでいいのかも、というのがありました。

 これは新条あかねが作った世界であるグリッドマンの世界で起こっているのが面白いところですね。{netabare}実写を出したのは、もちろんこの構造を改めて見せるためでしょう。グリッドマンという作品世界が忘れられて消滅するかもという話。あるいは他の宇宙と一緒になってしまうというのは、ちょっと「作品世界」という単語に連動する気がします。つまり一つ一つの作品とは宇宙だ、ということでしょう。

 つまり円谷ですからいろんなヒーローが過去いたわけで、その一つ一つの世界に携わった人が込めた思いが、忘れられて融合してしまう感じでしょうか。作品は忘れられてジャンルとして統合されてしまうという事だと思います。いろんな世界で作られた怪獣を創り出した行為が概念として形を持つ、というのもそのアナロジーでしょう。 {/netabare}

 話は変わりますが、最近宇宙論がホットです。量子論的な多元宇宙という概念だけでなく、我々の宇宙は実態のある宇宙の投射された映像のようなものであるとか、上位存在のシミュレートだという証拠があるとか、ビッグバンは実はなくてアインシュタインの宇宙項は正しかった、とかいろいろですね。
 それを見聞きして思うのは、宇宙の定義って結局人間の作り出した物理方式や数式で記述しているので、自分の描きたい宇宙に結論が収束して行くのではないか?ということです。

 この作品をみて、創作論と同時に「グリッドマンユニバース」の名に恥じない、ちょっと哲学的なものにも思いをはせてしまいます。と同時に人間の脳の活動つまり「創作という行為」は宇宙を創ることだ、という意味も強く感じました。
 ひょっとしたら物理的に宇宙は上位存在の創作活動から生まれたのかもしれないですね。この辺の世界観はSSSSグリッドマンを引き継いでいますが、アカネのパーソナルな問題の少し内省的な同作の内容に比べ、本作はもっと普遍性を感じました。


 2つの作品のクロスオーバーではありましたが、ダイナゼノンはちょっと弱かったですね。TVでちょっと気になってたことを見せてはくれましたけど。そして、映画のエンドロールのあとのカニ鍋です。あれの意味はちょっと考え中です。画面に映っていたTVの画面はなにかエルフがかば焼きに驚いているような感じでしたけど、意味はあるんでしょうか?あるいは本作で言っているところの創作論について主張でしょうか?
(追記 ああ…トリガーの制作の「ダンジョン飯」の場面かな?)

 アニメの出来は非常に良かったです。六花のふとももがまた太くなった感じもしますが、ヒロインたちも良かったです。
 ロボットシーンは実はあんまり興味はないですけど、エフェクトをたっぷり使って動きも構図もさすがという感じでした。

 1度見ただけなので、これくらいです。また、見たら追記か書き直します。

 評価は、そうですね。ただ、TVのグリッドマンと比べると物足りなさは残ります。そして映画で有料ということも加味すると、ストーリーは4、キャラは5。作画は4、声優・音楽は3.5(調整の意味も込めて)とします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

71.9 3 変身で友達なアニメランキング3位
フルーツバスケット 2nd season(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (180)
753人が棚に入れました
親を亡くした女子高生の本田透が、縁あってクラスメイトの草摩由希やその親戚のたちと暮らすことに。しかし、"十二支の物の怪憑き"である草摩家には、「異性に抱き着かれると、憑かれた物の怪に変身してしまう」という秘密があった。その秘密ゆえの、家族からの極度な愛情や拒絶、学校でのいじめなど、草摩家の人々を、透は目の当たりにすることになる――。

声優・キャラクター
石見舞菜香、島﨑信長、内田雄馬、中村悠一、釘宮理恵、潘めぐみ、興津和幸、古川慎、櫻井孝宏、上田麗奈、大地葉、河西健吾、豊崎愛生、坂本真綾、森川智之、種﨑敦美、佐藤聡美、沢城みゆき、江口拓也、加隈亜衣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

今のところ眠れる獅子です

相変わらず原作は未読


全63話予定。現在位置は↓

 1st season 25話
 2nd season 25話←今ここ
 Final (仮) 13話

踊り場の2nd seasonなので軽めにいきます。

正直しんどい。
まず2つの道があると思うんです。リアタイ追うのと終わってからまとめてドン。一応ここは前者の意見ということであらかじめご承知おきをば。言うても2nd最後まで観たところで結論には至らない。立ち上がりだった1stはうろ覚え。そして共に2クール分とボリューミー。まとめての視聴をお奨めします。

しんどい理由はそれだけではない。
いわゆる“障害”と思しきものが特殊過ぎるのです。現時点で“障害”とは“草摩の家に生まれついた宿命によって縛られてる何か”しか分かってません。なにを根っこに苦しんでいるのか掴めないのでキャラの感情を拾えないのです。よもや表層なぞってあははうふふしてるだけじゃ名作とは言われまいて。なにかしら“障害”を乗り越えるなり打ち克つのだろうと想像できるのですが現時点では私が絶賛迷子中。きっと終盤にネタ明かしがあるのでしょう。

{netabare}草摩家当主の慊人(あきと)が嫌キャラとして描かれてはいるが絶対事情あるよね?{/netabare}
{netabare}なんで高校卒業したら夾(きょう)は幽閉されるのか他の道いくらでもありそうなのに?{/netabare}
{netabare}親に愛されてない子が多いね。変身しちゃうだけが理由だったらひどくない?{/netabare}

目の前でめっちゃ苦悩してるんですけど、十二支を苦しめてるものの正体がうっすらとしか分からず、なんか良く分かんない理由でイラついたり絶望したりする物の怪憑きの皆さんに菩薩モード全開で寄り添うヒロインという構図。


 理由の如何によらず苦悩している人にただ寄り添えるか?


みたいなところを感じて下さい、といった雰囲気はあります。こういうのってキャラには知らせずとも視聴者にはわかるようにするもんですけどね。面白い試みですがエンタメ感は薄いかなぁ。
置かれた境遇の厳しさに理解と同情の念はあります。だからこそ背景と理由を下さいってことですね。
そういうのが無ければ別の切り口。呪いというだけで縛られるしかないというあくまで思い込みとか。これだと理由はいらないんだけどそれはなんかやだなぁ。

1期は当初苦手だった透くんのキャラが終盤になって素敵に見えた後半追い上げ型。
2期は十二支の呪いに翻弄される皆さんを追いかけながら苦悩に寄り添う現状維持型。

全部終わってからあの時この時こうだったが見えてくるのだと思います。
もしくは原作既読で顛末をすでに知ってるファンが答え合わせをする場所。

いざ完走して全貌が明らかになった時、これが1クール2クールだったら覚えてるんでしょうが、差し詰め5クール分となるとよっぽど強烈な印象を残したとこじゃないと覚えてない確固たる自信があります。
全般的にもやっとしており初見でここまで50話は正直つらい気がします。


いいところもあるよ。OPEDが軒並み作品の世界観に合っていて良かった。そこだけは胸張って言える中継ぎの2nd seasonでした。
ここまで来たら付き合うけどね。頼むぜ名作!


※メモ
{netabare}あきとが女!?そして紅野は呪いが解けてました…と。
この淋しかりやの神様に救いは訪れるのか?十二支連中も救われてほしいね。{/netabare}



視聴時期:2020年4月~9月 リアタイ

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2020.09.22 初稿
2021.07.23 修正
2022.06.04 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 40

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作の良さを再認識できる

以前のアニメ化では扱わなかった後半のスタート。
物語りのキーとなる帽子の謎も判明し、物語が佳境に入っていく。
改めてフルバって名作だと感じる。丁寧にアニメ化してくれて、感謝感謝。
このまま最後まで突っ走って欲しいです。
セカンドシーズン、9話良かったなあ。神回だなあ。
今日子さん出てくれたなあ!

この物語のキーパーソンはなんといっても本田透の母、今日子だと断言したい。
漫画での文字だけの心理描写が、声優の演技によって、よりダイレクトに入ってくるのがいいよね。
ちょっとした場面でも感動を感じさせる演出、素晴らしいです。

まだ続くみたいなので、とりあえず中間レビューということで。

2020/9/22
2ndシーズンもこれで終わりのようです。
The Finalシーズンが来年の予定のようだけど、いつになるのかな?
まだ透の父母の話が出ていないけど、やるのかな。
分量的にはもう2クールやると終わる感じ。
2期の最後も衝撃の展開でしたが、原作知っているだけに「ふーん」という感じでした。
でも漫画より何倍も面白いし、Finalも期待して待ってます。
今の世の中でも全く古いと感じない原作の面白さに感嘆します。
アニメ制作スタッフに感謝!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

色々見えてきて1期とは少し印象が変わった感じ

1期目は割と雰囲気のいい作品との印象だった。
2期目に入って少し印象が変わったかな・・・。

もちろん悪くなったと言う訳ではないんだけれども「いい雰囲気」が少々雑多になった印象かな。
主人公:本田透の丁寧な物言いは変わらず、その点では何とか良い印象を保てて入るのだが・・・(もっとも、この透の言い回しがキライな人もいるとは思う)、物語自体が、それぞれのキャラにスポットを当てる回があったり、レクリエーション回があったり、少々、バラエティーに富んでいて、物語の進行がスローになっている印象があったり、ブレではないけれども、一瞬それているような回がありますよね。

学園生活のわちゃわちゃ感とか・・・。

もちろんそれを余白、余裕、物語の幅として捉えれればよいのですが、今回、私は若干のノイズとして受け止めてしまった様です。

まぁ、それだけ、物語が気になってきていて「そこを知りたい!」という思いの裏返しとも言えるので、引き込まれているのだと思うのですけれどもね。

ただ、ミステリアスに感じていた部分が「意外と底が浅そうだぞ・・・」と思い始めているのも事実なので、今後に期待なのです。

2期については、ちょっとパワーダウンしているようなことも書きましたが、キャラクターが出そろってきて、それぞれのキャラを深掘りしていますし、キャラの個性も見えてきています。
そういう意味では、十分な魅力を発揮し始めていると言えるでしょう。
キャラの痛みや苦しみ、葛藤、も十分伝わってきていますしね。
今後が気になるところです。

ちなみに私の中では
無駄に声が張っていて、ちょっとトーンが浮き気味な紅葉くんと
ブレのない?個性の花島咲
ぶっ飛んだ個性の綾女(このタイプを気に入るのは珍しい事ですw)
がお気に入りかな。

で、今んとこ慊人はキライ(苦手)ですな。

物語の謎がはっきりと見えてくるのは次シーズンですかね。
まぁ、十二支と主人的な関係性は既に見えてきているので、あとは落としどころがどう落ちるのか、ってところだけかなぁ、気になるのは(ここが、少々浅く感じる点、これ以上の関係性が設定上あればすごいかもだけど)。
それと、それぞれの人間関係の終着点か・・・。

気になる方はぜひ視聴してみて下さい。
少々、キャラ関係とキャラ絵がややこしいかもしれませんがw
(オジサンには、混乱する容姿の方が多いですわ)


・・・それにしても、これ2次作品のネタになりそうな設定ですよねぇw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

59.4 4 変身で友達なアニメランキング4位
東京ミュウミュウ にゅ~♡(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (47)
141人が棚に入れました
ごく普通の女の子・桃宮いちごはある日、密かに憧れていた学園のアイドル・青山雅也とデートをできることに! 待ちに待ったデートの日、突然まぶしい光に包まれ、猫が体の中にはいってくる夢を見て以来、猫の耳やしっぽが出てきたり、行動もなぜか猫っぽくなったりして……!? なんとそれは「エイリアン」が寄生した生物「キメラアニマ」から地球を救うためにイリオモテヤマネコのパワーを使える「ミュウイチゴ」に選ばれたため!ほかの4人の仲間を探し出し、地球の環境を汚染しようとするエイリアンを止め、青山くんを、みんなを守らなきゃ! 合言葉は……「地球の未来にご奉仕するにゃん♡」

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

懐かしいですが完全に少女漫画ですね。作者が亡くなられていたとは

どういう経緯でアニメ化したのかは良く知りませんでしたが…。
今年漫画家の訃報が多すぎじゃないか、ということで挙げられていた方だったので、亡くなられていたのは知りませんでした。
なんだか最近悲しい訃報は多いですね、本当に…。
いやとりあえず気を取り直して。

まあ本作は昔アニメになっていましたね。
セーラームーンとかの流れで、少女漫画原作でも女の子がエッチな格好で戦うアニメには男の需要もあったようです。
今もプリキュアに繋がっているわけで、その間を繋いでいた一本だったのかと思います。

まあ私はあまりこのジャンルは好きではないので断念です。
やっぱり少女向けは絵にエッチさが足りないんですよね。

イケメンがあれこれ出てきて、あっちとこっちとキスするところは、まあ少女向けだな、という感じですが、男が見るとちょっとですね。
ビッチっぽい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

無難な女児アニメ

{netabare}
皮肉でも何でもなく深夜のプリキュア。
当時朝アニメで見てた層に向けてるから深夜放送なんだろうけど。
(それでも新規層獲得のために朝に放送しても良かったのではと思わなくもない、最近女児アニメが少ないし)
旧作未視聴だからよくわからないけど、多分ストーリーも旧作をなぞっているのかな...? 少なくともキャラは同じで。

ノリは古め、完全に女児アニメのノリ、作画も一世代前ととにかく流行からずれているような作品だけど、どこか懐かしさがあって嫌いじゃなかった。
ストーリーは薄め。毎回日常パートをやったあとに敵が現れて全員で倒して終わりのワンパ。だけど、女児アニメだしそれで良し。
プリキュアも含め、女児アニメの戦闘シーンはさすがにそんなに面白いとは思えないけどお約束だしね。それに戦闘パートよりもどこかぶっ飛んでる日常パートや恋愛パートに主に尺が割かれていたから基本的に大人が見ても退屈しない作りで良かったと思う。青山くんの頭のおかしさ好き。

敵自分たちの星がだめになったから地球に侵略に来た設定だけど、その部分の回収はまだ特になく。
絶滅生物というテーマを扱った作品でもあるのでその辺りを上手く回収してくれるとストーリー性があって評価したくなるけど、その部分は2期に回す感じかな。だから、2期の最後のまとめ方には期待してる。

これ好きな人はプリキュアも見た方がいいと思う、いや、これ見てる人はさすがに見てるか...?

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
ファッとして桃源郷みたいな曲名だな。
やっぱ女児アニメのノリ好きだわ。絶滅危惧種題材の作品とは珍しい。
急にセリフのIQが50ぐらい上がってそう。
そうはならんやろ。生身で避けられるのすごい。見た目より重いw
ゆっくりかな。

2話 ☆7
勝手にそんなもん注入されるの怖いな。この古臭いノリ好き。
自分の分もある辺り完全なパシリではない。
レタスって虐められてそう呼ばれてるかと思ったが本名か。
人も乗っ取れる? 話はこれ系のテンプレなぞってる感じだな。

3話 ☆8
こいつらも宇宙人か? はよ付き合え。良くも悪くも女児アニメだなこれ。
絶妙に可愛くない子来たな。きっしょ。
こいつらもうそんな雑魚キャラ扱いなのね。
結構恋愛要素いい感じでは。

4話 ☆6
古臭いノリだ。ホモ。この少女漫画感w てっぺんか?
演技審査主人公不合格だな。猿芝居やめろ。歌あんまりだな…。
演技もだけど。帰るのはっや。
割り込み参加して歌い出したり優しいんじゃないのかよw
まあ狼だから一匹狼なのね。
「うざいわ」の言い方、声のトーンがガチすぎるんだよw

5話 ☆6
ぷりん嫌い。結構ガチで投げてるの草。
声優どう考えてもみんとの方が上だぞ。
ミュークルかな? ざくろだけ仲間になるの遅いなw
この緑男ほんとキモいわ。

6話 ☆7
このうざいわ聞くたびに草生えるからやめろ。
出前誰も頼んでなかったらどうするw 道連れ成功じゃん。
とうとうばれた?

7話 ☆6
ブンドルブンドルー! 何の成果も得られませんでした!
正体バレない世界かw ざくろ怖いわほんと。
エイリアンは絶滅させる。バレる世界観なんか?w
バレても言うて困ることないやろ。
今回はデータ収集だけが目的で倒す気はなかった?
いや引っ張らなくても…もうバレてることにしろよw
いちごどこ行ってんってなるやろ。

8話 ☆6
東京湾で泳ぐのか…。浮気するな。
レタス抜けたキャラなのかしっかりキャラなのかよくわからんな。
失敗とは。ザクロの顔めっちゃ崩れてたな。これ死ゾ
よぅわからん覚醒 ナルホドネ データ系キャラは無能
最初のカマが1番強そう。粉塵爆発って知ってるか?

9話 ☆7
確かに忙しそうだけど学校行ってるイメージは無い。
留学の話どこ行ったし。青山くんw 荒ぶる工事員
なんで二人がかりやねんこの役 敵久々にこいつだな。
そろそろバレろや。青山くん骨何本か持ってかれてそう。
そろそろ正体ばらせ。酸欠早くね?青山くん鈍感すぎや。

10話 ☆5
浮気現場。青山くんとかいうやべーやつ。これ隠喩か?w
無責任な白金くん、サイコパス。やましいことありますよ感満載。
ヤッパリアノコガイナイト なんで服着た状態に戻るんだよ!
どうでもいい引きやめろ。

11話 ☆7
前回もこんな展開だった気がする。オマタセ 地球への警告か?
結構食らってて草。青山くんのライバルの猫
サンドイッチなんか食ってないではよいけ。
自分の星の代わりを地球に求めるのに大気汚染起こすって何がしたいん?
こいつらに都合のいい環境とは違うってことか?はい信号無視。
からの不法侵入 最後の盛り上がりは良かった。
こんな状況で外出禁止指示でてないんかよw

12話 ☆8
モスラかな? ミュウアクアってなんだっけ? 無能3人組。
いつもきわめて小さい事象起きてそう。
二人の関係についてはいい感じにしまったな。

曲評価(好み)
OP「Cat!! してSuperGirls」☆5.5
ED「トキメキ☆イチゴいちえ」☆8
6話挿入曲「私を呼ぶ声」☆5
12話挿入曲「my sweet heart ~にゅ~♡Ver.~」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

転んでキスするのは女児向けマンガ。深夜アニメで大丈夫かな?

 22年夏アニメの中にあるので見ました。沿革もスタッフも全く知らないで見ました。2話見た後ちょっと調べたらリメイクらしいですね。

 転んだ時に胸に顔を埋めるか揉んでしまうのが、少年マンガまたはオタクマンガ。キスするのが少女マンガです。したがって本作は少女マンガだと分かります。だから、雰囲気的にはプリキュアですね。2話が友達回でしたし。

 キャラデザは少女マンガ的系譜で華やかで露出もあるけど守るべきところはしっかり守っている感じなので、本当に女児向け少女マンガですよね。

 動物保護のテーマ性があるのかないのか。敵とはいえ、バトルしていいんだろうか?と思ったら一応本体は生き残るんですね。ここのテーマ性がちゃんとあれば見られるものにはなると思うのですが、これがないならちょっと厳しいですね。

 人間の味方をしていいのか?という問題まで行き着ければなかなかだと思います。生命の絶滅は人間の責任とすれば、ですけどね。各年代のカタストロフは火山だったり、隕石だったりいろいろみたいですから。

 要するにテーマがあるか萌えがあるかがイマイチ分かりません。深夜アニメのニーズにマッチするか、ですね。私はまあ多分見ませんけど、テーマがあるか、闇墜ちがあるなら見るかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

59.4 5 変身で友達なアニメランキング5位
百千さん家のあやかし王子(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (40)
110人が棚に入れました
「僕の姿を見てはいけないよ──」 16歳の誕生日に突如送られてきた遺言状により「百千家」を相続することになった、ひまり。 地図を頼りに「百千家」に辿り着くと、そこには葵と名乗る謎の少年のほか、紫・伊勢と呼ばれる先住人が……! どうやら「百千家」は”現世(うつしよ)”と”幽世(かくりよ)”の狭間に建っている家のようだ。さらに、その家の中心人物である「葵」にも何やら秘密があるようで――。 あやかし系和風ファンタジー、ここに開幕──!!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

相続した屋敷がイケメン妖怪の巣窟だった件…。少女漫画は女性を型に嵌めるためのものなのか?

 最終話(12話)まで観ました。2024.03.23

 なんか良い話風に終わりましたが、悪い意味で女の子向けのお話でした。なぜ誰も運命に逆らおうとしない?

 屋敷に囚われて鵺となり、現世とカクリヨを守る人間が必要なのは分かりますが、葵は徹頭徹尾被害者でしかありません。

 ひまりの両親も、運命に逆らえず不浄に喰われたのかなんや分かりませんが、子供残してフェードアウトすんなよ…。おかけで関係無い近所のガキ(葵)が被害に遭ってるという…。

 人間である以上、親ガチャとか、みんな運命に多かれ少なかれ縛られていますが、社会や組織の力を使って良い方向へ改良する努力を最初から放棄した態度は良くありません。困ったら、誰かに助けを求めても良いのです。

 問題に組織的に対応しようとせず、自己犠牲で乗り切る話は美談でもなんでもありません。しかも、この話は問題に対応出来ていません。たまたま葵が来なかったら、地域社会崩壊ってこと?なんて頭の悪い世界なのか。

 一応、外の世界には先生の様に状況を改善できる可能性を持った霊能者もいるのに、なぜ利用しない?

 どうも女性向けの妖怪、ホラー系の話は、怪異に遭って被害を受けても甘んじて受け入れる話が多い気がします。

 少女漫画自体が女性の生き方を耐える女の方向へ誘導しようとする傾向があるのでは?そして、男を捕まえて酷い目に遭わされても楽しく暮らせよと…。

 世の東西を問わず、昭和歌謡的な歌は、女の不幸自慢みたいで好きになれません。男のDVに耐えるのが良い女なのか?

 葵というワンクッションを置いたため、ひまりは被害の矢面に立っていませんが、結局、何も事態は好転しません。あまりにも現状維持すぎます。

 ちょっと作りに希望が無さ過ぎます。少女漫画にもアップデートが必要な様です。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2024.01.15

 主人公の相続した屋敷に住み着いていたイケメン三匹のうちの一匹、葵さんは元人間だそうです。後の二匹は式神だって!

 何でも百千家はマヨイガで、迷い込んできた子供を拉致してお守り様にしてしまう様です。

 お守り様になると百千家から出られない上に妖怪との戦いを強制され、シャバでの存在も無かったことにされるそうです。

 めちゃくちゃホラーやでぇ〜。主人公のヒマリが先に百千家へ来ていたら、漏れなくお守り様(鵺)にされていたそうです。ヒマリの両親は鬼か悪魔か?

 イケメンの葵さんが全くの被害者という…。ボロアパートを相続したら、何らかの力でアパートに拘束されている美少女で満室だった位酷い話ですよ!

 ヒマリさん、道で偶然会った初対面のイケメン高校教師のアドバイス通り、あまり深く考えずにベストを尽くすことにした様です。思考回路がイッてますね。

 式神も含めて4Pかな?イケメンパラダイス(人外だが)突入フラグキターーーッ的な感じです。葵さんも何かまんざらでも無さそうです。みんなチロリン村の住人っぽいですねぇ。

 私、こういう、なろうとは別ベクトルの酷い話は大好物です。オススメは出来ませんが、視聴継続です。
………………………………………………………………………

 初回観てのレビューです。2024.01.08

 小さい頃に両親と死に別れた主人公、遺言状で屋敷を相続しました!いきなり現実感の無いツカミからスタートです。

 いや…少なくても10年以上放置してましたよね?固定資産税は誰が払ってたの?主人公、未成年なのに後見人なしで独り暮らしするの?

 いくら田舎でも、固定資産税免除なほど価値の無い土地家屋なの?光熱費とかは?水道は井戸で電気無しか?炊事は薪?トイレは垂れ流しか?現代人じゃ住めね〜よ!江戸時代か!?

 さらに住んでいるイケメン三匹(人間では無いそうです)、自分の家だと主張します。お化け役所に登記でもしたんでしょうか?

 こんなん、ボロアパートを相続したら、美少女賃借人で満室だった位あり得ませんよ。

 一応、イケメン妖怪は悪い妖怪と戦ったりしますが、良くこんな酷い設定の物語が作れるなぁと感心しながらも、視聴を継続してしまいそうです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

女性向けですね。まあターゲットではないので…

女性の絵がなんか気が抜けてるな、と思ったら女性向けでしたね。
まあ男性の絵が言うほど整っているかというとそこまでもないので基本作画は微妙だと思いましたが、まあ女性向けなら仕方ない。

えーと、まあ女性はこれで良いとか格好いいとか思うのでしょうか?
とは思いましたが、まあ女性向けでターゲット外なのでとやかく言うのは野暮なのでしょう。
性別を超えて見たい魅力は全く無いと感じましたが採点は無しとします。
まあクオリティは低いですね。

とりあえず不法侵入されているときは警察呼ぶべきかと。イケメン無罪か。
警察を呼んで両方権利を主張して、民事不介入なので後は裁判で決着を… となったりしたら、見どころがあると評価しました。
まあ私の評価なんて要らんだろうけど。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

説明すらしないで出ていけ()

と言う少なくとも上半身裸だった男。
男性が高圧的なザ少女マンガって感じかな。

聞く限り施設育ちのヒロイン。これだと他に行くとこあるのか?は疑問。
それに関しては何も話してないのも気になった。

話しの展開は分かりやすくて良いね。
掃除機に慣れてる現代っ子の為、家の食事掃除で苦労する展開。
そして追い出すためにアレコレするがこの子には何かありそう。

最後は襲われて助けに来て一件落着…と思いきや家賃を払え!
変身すると服が吹き飛ぶ!ので最初のはコレか。

勝手に住み着いてここは俺たちの物だ!と一方的に男達の最初の印象が悪すぎてアレ。
話しをまともに聞く気がなく、自分達の主張強すぎな上ただ出ていけってちょっと…。
きっちり説明して実際に見せて、相手の話しをちゃんと聞いてならまだ分かるんだけどね。
1話でコレはなぁ。

1話切り。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

58.9 6 変身で友達なアニメランキング6位
MUTEKING THE Dancing HERO(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (46)
101人が棚に入れました
舞台は、自由で陽気な海沿いの街、ネオ・サンフランシスコ。この街に引っ越して来た心優しきムテキは、『自称DJ』のDJと出逢い、ダンシングヒーロー・ムテキングへと変身させられる。突如、出現したモンスターから街を救うべく、歌とダンスで立ち向かうムテキとDJだったが、その裏には想像を絶する人類の危機が迫っていたー。

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

総監督 高橋良輔 は確かにびっくり。

Gyao! で旧作を無料でやっていたので、見比べてみると、やっぱり子供の頃にみていた旧作の方が面白いと思える。
旧作がエンタメに全振りしているのに対し、本作は中途半端にメッセージ性が込められているように匂わさせており、突き抜けた楽しさというものがない。
レトロフューチャーを中心に、もっとパロディを全面に出しても良いのでは無いか。

ギャグにもノリにも付いて行けない。登場人物たちにも魅力が無いし、楽しむところが見いだせない。戦闘シーンも変化が無いし。一度もキックもパンチも出ていない。
どのような視聴層をターゲットにしているのだろうか?

面白さが判らない。
ハクション大魔王のように、世界観を引き継いで続編にしても良かったし、リブートにするにしても、音楽バトルにすることは無かったのでは無いだろうか。
MV対決のようになっているのが、わけが判らない。人気対決なのか?

オーロラや昔のヴィヴィが歌う曲が、キャラに似合っていなくてBGMに聞こえてしまう。
いろんな音楽アーティストが参加しているようだが、逆に音楽要素に引きずられすぎている気がする。

ソレジャナイ感が酷い。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レトロの魅力は伝わらず

【紹介】
アメリカ西海岸のサンフランシスコに引っ越してきた主人公がDJのような人と出会ってダンシングヒーロー・ムテキングに変身して町を守るためモンスターと歌とダンスで戦う話。

【作画】
作画は悪くないです。
アメリカチックな雰囲気はいいと思いましたけど、
昭和のまま未来になったような感じのレトロフューチャーなデザインや世界観に魅力を感じるかどうか。
なんか作品全体が、流行とは無縁の辺境で21世紀になってもいつまでもレトロ感が残ってるような場末感がありますね。
これはこれでレトロな魅力があっていいんじゃないでしょうか?
キャラクターの表情変化も乏しいですが、わざとやっているんでしょうか?

【音楽】
OPはオレンジレンジの「ラビリンス」
オレンジレンジにしてはテンション低めですが、オシャレな感じでいいテーマソングですね。
ダンスシーンの音楽なども良好ですね。

【キャラクター】
服装や装飾品のセンスがすごくダサいので、カッコいい動きをやってもダサく見える。見た目って大事ですね。
ヒーローのデザインも敵のデザインもなんか狙ってやってるのかと思うくらい絶妙にダサいですね。なんか弱そう。
キャラクターの性格もなんか冴えない感じ。
若さが足りないというか、覇気がないというか。

【戦闘シーン】
なんで踊っただけで敵が倒れていくのでしょうか?謎です。
まあそれはいいとしても、見た目がカッコ良くないし、かと言ってギャグで笑えるわけでもないし踊りも最初だけ新鮮だったけど、すぐ飽きる。
戦闘シーンが退屈ですね。

【シナリオ】
展開が結構急で強引。
不合理な感じでわけわかんないことだらけでつらい。
あまり深く考える必要のない話なんでしょうけど、映像的な魅力はそれほどあるわけでもないし、この作品の魅力が見つからなかったです。

【総評】
子ども向けっぽい見た目や表現と、昭和アニメ世代向けの世界観やセンスの相性が悪いと思いました。レトロでいくなら、子どもウケは捨てて大人向けにターゲットを絞ったほうがいいと思います。
私はそのどちらの世代でもないので、わたしには合わない作品ということでしょう。

それから、レトロなセンスなのに無理に若者向けっぽいものを作ろうとしている感じがします。
昔の作品のリメイクは良いことだと思うので、今後も頑張って欲しいとは思います。

5話まで視聴しましたが、私はこのへんで視聴終了しようと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

旧作、観てないしなあ…。

『とんでも戦士ムテキング』のリメイク作品ってことになるんでしょうか。

もちろん年齢的に旧作のタイトルは知ってますけど、タイムボカンやヤッターマンの頃ならともかく、この旧作の頃(1980年頃)のタツノコプロの子供向けのアニメは観てませんでしたね。

ということで旧作に何の思い入れもなく、どんな話だったのか覚えていないので比較も出来ない(役立たず)ですが、1話目だけ観ました。

チューブ式の高速鉄道が出てくるので未来設定だと思うのですが、作中に普通にカセットラジカセとか、WALKMAN的なポータブルカセットプレイヤーが出てくるし、さらにApple Watch的なスマートウォッチも出てくる良くわからん世界観でした。

ムテキングのスーツは旧作デザインをある程度踏襲していたっぽいです。とにかくノリと勢いで引っ張る感じの作品に見えました。自分には合わない気がするので、2話目以降はきっと観ません…。

おまけ: OPで「総監督: 高橋良輔」ってクレジットされてたけど、マジか(笑)!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14
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