実写おすすめアニメランキング 56

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの実写成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年04月01日の時点で一番の実写おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.3 1 実写アニメランキング1位
ジーンダイバー(TVアニメ動画)

1994年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (32)
226人が棚に入れました
絶滅した生物の遺伝子を採取するためにバーチャル世界に赴いた主人公・唯が、バーチャルプログラムの暴走により齧歯類から進化したもう一つの人類・プグラシュティクの住む世界に飛ばされてしまう。彼らは人類を自らの存在を脅かす危険な存在と見なし、バーチャル世界へ侵入、人類の進化を妨害し地球の歴史から抹殺しようとする。今や唯一バーチャル世界に出入りできる人間となってしまった唯は、プグラシュティクの世界で出会ったパックやバーチャルセンターの仲間達の手助けを受けつつ、プグラシュティクとの間で地球人類の地位を賭けて戦うことになる。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

生命進化史を通じて、人とコンピュータの在り方を問うた傑作SFアニメ!

90年代、NHK教育『天才てれびくん』内で放送されたアニメは良作揃いですが、
本作はその中でも、一番心に残っている作品です。

量子コンピュータ内に創造した、生命進化の歴史を再現したバーチャル世界。
古生物学にも精通したSF作家監修の元、構築されたアニメ世界で、
約2億年ごとに繰り返された大量絶滅等のターニングポイントに立ち会う…。

その時点で既に、恐竜好き、古生物好きの私は大歓喜ですが、
本作の凄い所は、そこからさらに生命史を通じて、
人とコンピュータの今後についても示唆した点です。

後半から展開は、{netabare}仮想現実であるはずのバーチャル世界と現実のリンク。
生命史に介入していたコンピュータ知性体の存在の暴露と対峙。{/netabare}
というとてもお子様向けとは思えない、超ハードなSF展開を見せます。

正直、{netabare}バーチャル世界の現実化{/netabare}の絡みで用いられた量子力学の理論については、
今でも私は、科学的に説明する知識を持ち合わせておりません(苦笑)

さらには {netabare} 、有機物と無機物…どちらを生命体に進化させるかという、
分岐点におけるコンピュータ知性体との攻防、やり取り{/netabare}により、
あらゆる物がコンピュータでデータ化可能になる中、
不完全な有機生命体がどう存在し、コンピュータと向き合っていくのか。
という重厚なテーマにまで踏み込んでいきます。

本作で示された大量絶滅の仮説については、
現在ではより説得力のある説が提示されており、
例えば{netabare}そこに何者かが介入したという想像の余地は狭まっています。{/netabare}

だが、一方で人とコンピュータとの関係性の部分については、
遺伝子を含むあらゆる情報がデータ化され、仮想空間が拡大し、
人が自分たちの姿に似せた、人工AIのプログラムという〝奇特な"趣味に走る。
など現実が本作に追いついて来たことで、
テーマの重みが増している感すらあります。

本作を含む〝バーチャル三部作"は実写、CG、アニメの融合も特徴となっており、
CGアニメ開拓期の精神を知ることができる点でも貴重な作品。

私にとっては今なお、不動のマイベストアニメです♪

投稿 : 2020/03/28
♥ : 20

ky さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

世界のsf史に残るオリジナルアニメ

映像化作品では勿論、海外のハードsf小説なども含めて、史上まれにみるハイレベルなsf作品。
何より、子供向けアニメの皮を被っているためか解説が丁寧で分かりやすい。
間口の広さとsf的なセンスオブワンダーを併せ持った作品としてはこれ以上のものを知りません。
ただ時代のせいか予算のせいか、作画の出来と子役の演技が非常に残念なことになってます。
頑張って耐えれば慣れると思いますので、挫折しないで視聴を続けてみてください。
面白さは保証します。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

76.5 2 実写アニメランキング2位
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(アニメ映画)

2002年4月20日
★★★★☆ 4.0 (408)
2730人が棚に入れました
ある夜、野原一家は全員そろって時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る。次の日、野原しんのすけが幼稚園から帰ると、犬のシロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には、「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が。埋めた覚えはないのにと訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる。

目を開けたとき、しんのすけは夢で見た泉の畔に立っていた。訳もわからず歩いているうちに、軍勢同士の合戦に遭遇してしまう。最初は時代劇の撮影だと思い込むしんのすけだが、偶然から一人の侍の命を救う。井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)というその侍は、命を救ってくれた恩からしんのすけを自分たちの城、春日城に案内してくれるという。そこには、しんのすけが夢で見た"おねいさん"こと廉姫(れんひめ)がいた。
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『おい…、青空侍…。』

劇場版クレヨンしんちゃんの、記念すべき第10作。
2002年公開。


【前置き】

原恵一さんの脚本&監督作品の第6弾にして、監督としてはシリーズ引退作にあたります。

その完成度から、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞をはじめ、前作「オトナ帝国」以上に数々の賞を受賞。
実際、これまでの作品と見比べても全体的に大人向けな印象が強いシナリオ構成であり、掟破りの展開も待ち受けておりました。

公開から7年後、「ALWAYS~3丁目の夕日~」で有名な山崎貴監督が、本作を原作とし実写映画「BALLAD 名もなき恋のうた」を制作したことで再び注目を浴びたこともあり、シリーズを通し一番有名な作品かもしれませんね。
ただ、そういった背景からも、このシナリオは「クレヨンしんちゃん」でやらなくても良いのでは? という意見もチラホラ出ました。

ですが私は、「クレヨンしんちゃん」だからこそ、このシナリオが光ったのだ、と個人的に思っています。



【あらすじ】

ある夜、野原一家は全員揃って、時代劇に出てくる様な格好をした『綺麗なお姉さん』が泉に佇む夢を見ます。

次の日、突然シロが庭を掘り返した中から古い文箱を見つけたしんちゃんは、「おら、てんしょうにねん(天正ニ年)にいる」という自身が書いた手紙を見つけました。
埋めた覚えのない手紙に首を傾げるしんちゃんでしたが…次の瞬間、彼は夢で見た泉の畔に立っていました。

泉から出たしんちゃんは、近くの軍場で偶然から一人の侍『井尻 又兵衛 由俊(いじり またべえ よしとし)』の命を救います。

彼の厚意で春日城に案内されたしんちゃんは、ここが手紙にあった「天正ニ年」(1574年)であること知ります。
その城でしんちゃんは、夢で見た綺麗なお姉さん『廉姫(れんひめ)』と出会うのでした…。



【論じてみる】
{netabare}
戦国時代を舞台にとした作品は、第3作「雲黒斎の野望」でもありました。
実はこの2作、時代背景的に見ると年号はほぼ変わりません。
加えて、城の名前も同じ『春日城』なのです。
(ただ、この城は史実的には存在しません。同名の城はありますが、長野県にある全くの別物です。)

パンフによると、この「雲黒斎の野望」の事件で出来た時間の歪みが、本作に繋がったという裏設定があるとか。
後付け設定とは理解しつつも、そう言われるとシリーズファンとしてはニンマリしちゃいますね。


さて、本作が評価された理由の一つとしてまず、文献調査や時代考証に力が入れられ、当時の時代背景の描写がとても緻密であった点が挙げられます。
戦国時代の風景や生活、戦場での白兵戦など、どの時代劇でも中々見られない描写が沢山登場しました。

特に注目すべきは後半の『城攻め戦術』の一手一手ですね。
本敵の収穫を台無しにする「刈り働き」の描写。
火縄銃の着火から、次弾装填の時間を防ぎ矢で稼ぐ描写。
背面に母衣(ほろ)と呼ばれる、空気袋を着用した武士。

中でも、布で包んだ石や焙烙火矢(ほうろくびや)を遠心力で投げ飛ばす描写は、とても単純ながらかなり破壊力のある攻撃手段だなぁと見ていて感心しましたね。
当時の人間なら簡単に考えだしそうな手法ではありますが、当時を振り返るだけの視点では中々思いつかない発想な気がしました。

あと、歩兵の中に「太鼓を担ぐ役と叩く役」がいて、その音で兵の士気を上げる役割分担があるのも、見ていて面白かったですね。
実際、突入時に勢いをつけるには、かなりの効力があったのでしょう。
勢いだけでなく、今回のような長期戦では「退き貝」と呼ばれる貝が鳴ったら今日の戦は一旦終了だ、という明確なルールがあるのも、なんだか妙に納得しちゃいました。


同シリーズは、前々から舞台背景と世界観に沿った描写がかなり緻密でしたが、それが本作でも存分に発揮されたという感じですね。
私的には、本作のみがそういう感じに言われることが多くて少し悲しくなりますが……。

演出面においても、タイムスリップ作品として必要不可欠な過去へ行く描写が、本作は何のエフェクトも無く瞬時にワープしたりと、作中唯一のファンタジー要素を一切誇張せず物語は展開します。
この演出は逆に新鮮で魅力にも感じましたが、同時に本作があくまでリアリティを重視した作りであることも窺えましたね。


……と真面目に述べていますが、本作はあくまでも「クレヨンしんちゃん」。
合戦での血の描写もありませんし、途中には戦国時代に似つかわしくない野原一家のコミカルな描写も、しっかり描かれています。
焙烙火矢で建物に火がついた時の、しんちゃんとひろしが小便で火を消すシーンは、話が重苦しくなり過ぎないよう良い清涼剤となっておりました。

ここが、単発の実写映画では決して出せない、確立されているキャラクターが存在するシリーズとしての強みだと思いますね。
カスカベ防衛隊の先祖達の、あの「お約束の描写」も、単発映画では出来よう筈もありませんでしたし。

ストーリー展開としては、シリーズ中でも一番大人を意識した内容であるのは間違いありません。
ただ、同じ大人向けの「オトナ帝国」と違う本作の魅力は、このギャグパートがシリアスを邪魔しない程度に上手くブレンドされており、子供から大人まで終始退屈せずに最後まで見せてくれる、このシナリオ構成にあると私は思っています。
{/netabare}



【オマタのオジサンを中心に、シナリオを語ります】
{netabare}
さて、本作のもう一人の主人公と呼べる存在。
それが、この『井尻 又兵衛 由俊』でしたね。
(実際、本作のプロット段階でのタイトルは、「青空侍」だったそうです。)

今回は彼を中心にして、この身分の違う悲恋の物語を振り返っていきましょう。


彼は、戦場では「鬼の井尻」の異名を持つ屈強な侍。
ですがその内は、女性には奥手で、青空を見上げることが好きな、とても優しい武士なのでした。

15歳で大人と言われるこの時代。
しかし彼はその性格のせいか、30歳にして嫁の貰い手もなく周囲からは冷やかしの種にされておりました。
(勿論、親しみを込めて。)

ですがそれは…、幼馴染であり自国の姫でもある『廉姫』への、決して打ち明けることの出来ない想いのせいでもあったのです…。


ただ、それに勘付いたしんちゃんが、ストレートにこう言います。

「身分がなかったらどーするの? 廉ちゃんに好きって言う?」

そんな発想など微塵も抱いたことがなかったのでしょうね。
この問いに赤面するしか出来ない又兵衛は、とても人間味が溢れ出ていて、この瞬間から私は彼が大好きになりました。

ここで2人は、この秘密の想いを口外しないようにと、武士の誓い「金打(きんちょう)」を立てましたね。
(+皆知ってる「男同士のお約束ポーズ」も。)
以降2人が再び刀を並べ金打することは…、もうありませんでしたが…。


この恋模様が進展を見せるのは、しんちゃん達と廉姫が夢で見た泉で、野伏(のぶせり)に襲われた時ですね。
ここで颯爽と現れた又兵衛が、

『お の゛れ らあぁぁぁっ!!!!』

と、眼光見開いて野伏をなぎ倒していったシーンは、初めて見た時は鳥肌が立ちました。
しっかり廉姫の「殺すな!」の言いつけを守る辺りも、メチャクチャ格好良かったですしね。

ここで、廉姫からその想いを暗示され身を寄せられた又兵衛ですが、それでも彼は…

「どうか…どうか…、お戯れが過ぎます!」

と、その両肩を引き離すことしか出来ませんでした。
ただ、この廉姫を引き離した時にした彼の顔には、ただの安堵感だけではない感情もきっと含まれていた気がします。
と言うか、そう思いたいですね。
想いを知るしんちゃんからは「ウソツキ」呼ばわれされちゃいましたけど。

にしても、子供達(かすかべ防衛隊の先祖達)にとっては、とても刺激の強い一幕でしたね、皆固まってましたし。
と言うか、本シリーズでこのようなガチの大人の恋模様を描いたのは、後にも先にも今現在この作品のみです。


ここから、ひろし達と再開した一行は、持ってきた「自動車」に乗って城に戻るのですが、この時後ろから馬で走る又兵衛と、自動車でドンドンと先へ進み見えなくなる「廉姫」のシーンは、2人の近い未来が暗示されているようでしたね…。
本作を初めて見る方も、ここを見てなんとなしに、この恋が成就することはないと感じたのではないでしょうか。



終盤、廉姫との縁談を断られた大名「大蔵井高虎(おおくらい たかとら)」が、それを名目に春日に攻め込んで来ます。
これは、ひろしが図書館で見た歴史書の通りの出来事でもありました。
決戦前夜、城の周囲一面に敵襲の灯り日が立ち込めるシーンは、らしくないBGMも含めて先行きの不安を煽らせる見事な演出でしたね。

野原一家は、この決戦の最中に混乱に乗じて逃げ出す算段を整えてもらうのですが、ここでもしんちゃんがこう言います。

「ねぇとーちゃん、オマタのオジサン大丈夫かな…。

 お助けしなくていいかな? ねぇとーちゃん!」


討ち死に覚悟で軍勢に飛び出し、奇襲をかける又兵衛の軍団。

「倒れた仲間は見捨てよ、たとえそれが身内であってもだ!!」

こんなことを言ってのける時代が、日本にはあったんですね…。
実際、昔から知った顔ばかりの仲間達がどれだけ倒れても…、誰も…勿論又兵衛も馬を緩めはしませんでした。
「死ぬことだけが武士の道ではない」とは言われながらも、父も兄も弟も武士として戦で命を落としている又兵衛にとって、それは一種の美徳ですらあったのかもしれませんね。

ただ、現代人の私からしてみれば…、討ち死に覚悟で自分の命を投げ出す行為は…ハッキリ言って馬鹿馬鹿しくすら感じます。
でも、きっと…大切な人を守りたい、どうか無事に生きて欲しい、という想いの表し方が、この時代ではこういうやり方でしか表現出来なかったのかもしれません。
現代と比べて実行出来る選択肢が、あまりにも少すぎるのですから。


ですがそんな中、現代人であり安全な未来に生きる…、これからも数多くの安全な選択肢がある筈の野原一家が、皆が作ってくれたせっかくの退路をも引き返し、戦場の最前線に突っ込んで来てくれたんですね。


『春日部住民野原一家、義によって助太刀いたーーす!!

 いざーーーーーーーっ!!!!』


「野原一家、ファイヤーーー!!」という皆の掛け声からも、この選択が家族の総意であったことが窺えます。
わざわざ死地へと舞い戻ることに関しては、決して褒められた選択と私は思いませんが、それを実際に一致団結して出来る家族って、一体どれだけいるのでしょうね。
やっぱり、野原一家は最高だぜ!!
ここも結局は、ひろしが歴史書で見た「野原信之助とその一族らが奮戦」の通りとなりましたね。

しかしまぁ、とても緻密な時代考証の上で成り立っていた攻防を、横から思いっきりブチ壊すこの「戦国自動車?カローラ2000」の登場。
でもここは、違和感以上に見ていてとても痛快で、作中でも一番の盛り上がりを見せるシーンだったと思いましたね。

「どけどけー! ぶつかっても保険おりねーぞー!!!」

相手からしたら意味不明でしょうが、こんな戦国時代に自動車がクラクション鳴らしながら全速力で突っ込んできたら、そりゃ敵陣も恐れ慄きますよね。


2万余りの軍勢を払い除けたこの野原一家の活躍で、又兵衛の軍団は圧倒的な兵力差をひっくり返し、御大将の陣地にまで足を運ぶことが出来ました。

しかし、ここで大将を守る、大蔵井家の馬廻衆(今回では敵軍最高峰の地位)、真柄太郎左衛門直高(まがら たろうざえもん なおたか)が、これまた又兵衛に負けじ劣らずの強者だったんですよね。
この戦い(と言うか斬り殺し合い)のBGMがまた格好良いのですが、その中身は非常に泥臭いと言うか…切磋琢磨に斬り合いぶつかり合う様は妙に生々しくて印象強かったですね。
作画も、かなり気合い入ってましたし。

死闘の途中で、野原一家が総力で大将を打ち取り、

【○野原信之助 決まり手『金的頭突き』 ●大蔵井高虎】

彼らの戦いは勝敗がつかぬまま終わりましたが、自軍の敗北を知り「これまでだ、殺れ」という太郎左衛門に対し

「やらん! あんたは惜しい!!」

と、汗をかきながら良い笑顔で言ってのける、あの又兵衛は素敵でしたね。
彼らだって、決して好きで殺し合いをしているわけじゃないんですから。

ただ、敵の大将と言えば話は別。
高虎の首を切ろうとする又兵衛の行動は、この時代において至極当然です。
でも、現代人の特に子供にとっては、それはとても受け入れ難いものでした。
その気持ちを察し、そして何より討ち取った本人の意向を尊重するカタチで、又兵衛は「髻(もとどり)」というチョンマゲの「マゲ」の部分のみを斬ることで場を終結させました。

ですがコレ…、現代人からすれば「死ななくて良かったね。」で済みますが、この髻は武士の命ともいうべきもので、見方によっては死よりも辛い屈辱を本人に与えたことになるそうで……。
作中でそのことを暗示する場面はありませんでしたが、現代人の価値観を押し付けられた高虎が、少しだけ不憫に思いました。
うぅむ…、気遣いって難しいですね…。
{/netabare}



【子供向けのルールを破った、衝撃のラストシーン】
{netabare}
さて、本作が名作というカタチで世に広く蔓延したのは、何より本作のラストシーンがとても印象深かったからでしょう。
シリーズとしても、たった一度の掟破りでしたしね…。


敵陣からの帰り道。
又兵衛の馬上に乗せられたしんちゃんは、大手柄の褒美を問われ、「おじさんの小さい刀がいい」と、以前に金打で使った小刀をねだっていました。
又兵衛が「この右手差し(めてざし)は、父上の形見なのだ」と言い困っていた時、城の最前の天守閣にまで趣き、又兵衛を待つ廉姫が見えました。

自身を見据える又兵衛を見て、廉姫が大きな安堵の息を吐いた、その瞬間……。

急に響き渡る一発の銃声……。


馬上から、ゆっくりと転げ落ちる又兵衛に、しんちゃんは被せて貰った兜を払い除け近付きました。

「撃たれたらしい…。」

虚ろな目でそう呟く又兵衛から察するに、それが致命傷であることは明らかでした。
それを悟った時、又兵衛は初めて、しんちゃんがこの時代に来た真意に気付いたのです。


「しんのすけ…お前が何故、俺の元へやってきたか今分かった…。

 俺は、お前と初めて会ったあの時、撃たれて死ぬはずだったのだ…。

 だが…お前は俺の命を救い、大切な国と人を守る働きをさせてくれた。

 お前は、その日々を俺にくれるためにやってきたのだ…。」


大切な人の死を予感し泣き出しそうになるしんちゃんに、又兵衛は先に話した右手差しを渡し、最後にこう言いました…。

「お前の言う通り…、最後にそれを使わないでよかった…。

 きっと、姫様も同じ事を……」

ここで又兵衛は、その目を見開いたまま…その焦点が空を仰ぎ…、静かに息絶えました。

こういう視聴者に大前提として子供がいる作品ですと、目を閉じて死ぬ方が絵的にも残酷性を感じず、良かったように思います。
ただ、もしここで作画班が勝手に目を閉じさせたとしたら、原監督は激高したのではないでしょうか。
そう思わせるぐらい、ことだわりを持って描かれたシーンに私は感じました。

しんちゃんは、その受け取った右手差しを大粒の涙で濡らしました。
シリーズ中、メインキャラクターが死ぬこと…、そしてしんちゃんが泣く姿をしっかりと見せたシーンは、後にも先にもこの1回きりでした……。


さて、この弾を誰が撃ったのか…、一体どこから飛んできたか…。
これは作中、最後まで明言されることはありませんでした。

ただ、又兵衛の台詞からも察せるように、しんちゃんと共に歴史を変える働きをした又兵衛が、その役目を全うし終えた為であると解釈するのが一番正しい気がします。
しんちゃんと出会った当初から、又兵衛は歴史という名の下で、絶対に逃れられない死の運命の中…生きていたというわけですね…。

作中の至るところに死を予期させる描写がある中、彼がその運命を辿ることに対しては驚きはしません。
ただ、このように歴史に殺されることになるとは…、思ってもいませんでした…。



野原一家が未来に帰る間際、野原家とを繋ぐあの泉で、しんちゃんと廉姫はこう言葉を交わしました。


「廉ちゃんはオマタのオジさんと結婚したかった?」


「うん、こんなに人を好きになることは…、もう二度と無いと思う。

 だから、私はこれから先…誰にも嫁がない。」


廉姫の想いを聞いたしんちゃんは、又兵衛の気持ちを伝えようとしましたが…、それを廉姫は止めました。
きっと彼女は初めから、又兵衛の本心も、それでも自分達の恋が一生叶わないことも、全て悟って暮らしてきたのでしょうね…。
そう思うと、彼女のこれまでの台詞や立ち振る舞いにも、全て辻褄が合います。
………余計に悲しくなりますけど。

それに、小国の姫が今後結婚しないということは、春日の将来もまた安泰とは言えない未来が待ち受けているのでしょうね。
この春日が一切、歴史の表舞台に出てこないことからも分かる通り。


又兵衛との約束を思い出し、再びあの右手差しを手に取り、金打するしんちゃん。
彼女に又兵衛の本心を打ち明けることが、もう生涯無いことを意味していましたね…。


現代に帰った野原一家と、過去に同じ場所で佇む廉姫。
空を見上げると、そこには満点の青空と、又兵衛の旗にもあった小さな雲が見えました。


『おい…、青空侍…。』


涙を流しながら、その雲を見つめこう呟く廉姫の絵で、物語は終わります。
冒頭の、又兵衛の身を案じ空を見上げていた廉姫と ここのシーンが決定的に違うのは、彼女のその大粒の涙と…寂しい笑顔でした…。
{/netabare}



【総評】

シリーズとして、そして映画単体としても、非常に見応えがあり完成度の高い作品であることは間違いありません。
勿論あくまで私個人の主観ですが、そこだけは自信を持って断言出来ます。

ただ、クレヨンしんちゃんの映画としては、異質と言わざるをえない内容なので、そういう意味ではシリーズ中の評価としては非常に難しい作品です。
実写映画にもなった通り本内容は、しんちゃんがいなくても一応は成立してしまう作品なのですから。

ですが、その実写映画が本作のように後々まで語られる作品に成り得なかった事実を踏まえても、やはり本作はしんちゃん達がいたからこそ、完成度の高い作品に成り得たと言えるでしょう。
実際、ギャグパートのクオリティも、本作は決して低いわけではありませんから。
(冒頭で、夢で見た廉姫を想いチュッチュしていた しんちゃんとひろしが、みさえによって強制キスさせられるシーンが特に好きです♪)

シリーズ初心者の方、しんちゃん映画に興味の無い大人の方に、まず是非オススメしたい作品です。
ただ、シリーズのファンとしては、本作のような方向性で全体のハードルを上げちゃわないでほしいなぁ…なんて気持ちも正直持ちました。
変に大人向けを意識しなくても、意外と大人も一緒に楽しめるのが、本シリーズ(特に初期作品)の何よりの魅力なのですから。


さて、本作を見終えたら…無性に青空が恋しくなりますね。
日が出た朝焼けの空を見上げて

「今日は晴れそうだ…。」

なんて言ってる奴がいれば、それはきっと又兵衛か私でしょう。
気軽に声をかけて下さい。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第11作「嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード」です。
(うぅむ…、次回は気楽にレビュー出来そうデス♪)


◆一番好きなキャラクター◆
『井尻 又兵衛由俊』声 - 屋良有作さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『春日 廉』声 - 小林愛さん


以下、実写化された「BALLAD 名もなき恋のうた」について。
(どーでもいい記述なので〆ます。)
{netabare}
さて本レビュー内では、実写化された「BALLAD 名もなき恋のうた」について、本作と比べると微妙のような言い回しをしましたが、あちらも戦場の描写や草薙君の又兵衛も意外にも合っていて、とても楽しめました。
映画館で見たので、余計に迫力があったのもありましたが。

中でも、「新垣結衣さん」の廉姫のクオリティは、二次元を超えたとさえ思わせる出来でしたね。

この実写に限って私は、春日が高虎に攻め落とされ慰み物となる廉姫を、上映後の夜に思いっきり想像したことを、ここで正直に告白します。

本作が好きな方は、こちらも是非一度。

よいではないか よいではないか~♪グヘヘ♡
{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 31

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

笑いと涙の調和する傑作

「おマタのおじさん」に惚れました。
決して顔は良くないけれど、優しくて賢くて強くて逞しくて、
私の理想とする男性像そのものです。
それだけに、あのラストには心から泣きました。
実写映画化もされましたが、私はあれは見ていません。
配役が気に入らなかったからです。
美形の男が演じるナヨナヨした「おマタのおじさん」なんて、見たくなかったのです。
美形の男と美人の女の組み合わせでは、結局、どこにでもある有り触れた恋愛物語になるだけです。
下ネタや敵将への急所攻撃、ボディブレードなどのギャクはカットされてるだろうし、
見たいと思える要素が一つもありません。

この作品は、「クレヨンしんちゃん」でなければ、名作とはなり得なかったと思います。
クレヨンしんちゃんの感動は、他の何者にも真似できません。
真似をしようと思ってはいけないのです。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

名作は色あせない・・・・・

クレしんの普段の絵柄とは思えないほどハードなドラマ性。
衝撃の又兵衛の最後としんちゃんの誓い。
そしてひろしの名言「しんじのいない世界なんかに未練なんてあるか」と親子愛も大きなテーマになってます。

この作品の大河ドラマ顔負けの歴史考証による合戦シーンは有名です。
ありがちな槍や刀が入れ乱れての合戦シーンではなく投石合戦から始まっています。
これはいわゆる「遠戦主体説」という学説が元になってます。
日本の合戦での戦傷の原因の統計をとると
戦国前期は弓傷が、後期には鉄砲傷がかなり多かったそうで、意外にも投石の傷もかなり多かったそうで、
日本の合戦の実像は鉄砲、弓、投石による遠隔武器の撃ち合いによるものが主体で近接武器が槍や刀はむしろ副次的武器だったらしいです。
正確に言うと崩れかけた敵軍にトドメをさすために最後に近接武器が使われたようです。
ちなみに長宗我部元親の自慢話しに「わが軍は鉄砲装備率が高いので、ほとんどの敵は近づく前に崩れ去る」と言った話しが伝わってます。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

65.0 3 実写アニメランキング3位
デトロイトメタルシティ(OVA)

2008年8月8日
★★★★☆ 3.8 (100)
383人が棚に入れました
主人公・根岸崇一はポップでオシャレな音楽を好む青年。大学進学に伴って上京してきた彼はポップ歌手としてデビューするという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社と契約する。
ところが事務所から根岸が歌わされることになったのは、彼の趣旨とは正反対のデスメタルであった。程なくして根岸は悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」に仕立て上げられ、デビューする事になってしまう。
メタルは嫌いな根岸だったが、いざ歌ってみると秘められたメタルの才能を発揮してたちまちバンドは大ブレイク、根岸自身の思いとは裏腹にクラウザーはカリスマと化し、DMCは一躍世間の注目を集める人気バンドとなるのだが…。

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

素晴らしく良く出来たギャグ作品

1話15分弱、全12話のOVA。
本当はお洒落なポップソングを歌いたいのに、所属事務所の意向でデスメタルバンド「デトロイトメタルシティ」のギター兼ボーカルとして活動させられて、一部の熱狂的ファンからはカリスマ的スターとして崇拝される主人公の悲哀?を描いたギャグアニメ。
これは本当に面白いです。
まずOP曲の歌詞からして、「俺に友達恋人いねえ、それは俺が殺したから」とか「殺せ殺せ親など殺せ」などと歌っていたり、作品内でも「ファック」とか「レイプ」などという品の無い、物騒な言葉が頻繁に出てくるので、決して万人受けはしないと思いますが、15分アニメということでテンポも良く、最初から最後まで、めちゃめちゃ笑わせてもらいました。
単に下品な言葉でインパクトを与えるとか、メタルを馬鹿にして笑いを取るというだけではなく、ちゃんとギャグとして笑える作品になっています。
音楽は、主人公のバンドであるデトロイトメタルシティや、作品に登場する他のバンドなどの持ち歌としてたくさんの曲が挿入曲として使われますが、どれもなかなか良く出来ています。(まあ、歌詞やタイトルは酷いのですが。「ファッキンガム宮殿」なんて曲名、笑ってしまいます)
声には有名俳優なども多く起用されていて、全体的に良い味を出しています。特に所属事務所の女社長が印象に残りました。
かなり下品なネタが多い作品なので、あまり絶賛するのも人間性を疑われそうで気が引けるのですが、個人的には素晴らしく良く出来たギャグ作品だと思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 16

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ごめん 実はこういうの大好きなんだー!

優しくおしゃれなスェーディッシュポップスをこよなく愛する青年・根岸宗一が主人公。
好きな音楽でプロデビューすることを夢見て上京したが、
契約したデスレコーズで強制的に悪魔的デスメタル
「デトロイト・メタル・シティ」のギター&ヴォーカル
ヨハネ・クラウザーⅡ世としてインディーズデビューさせられてしまう。

悪魔メイクと衣装でその二面性は区分けできているものの
自分の意思とは裏腹に、彼の中に秘められたメタルの才能が急速に開花し、
過激なパフォーマンスと歌詞で大ブレイク。
バンド人気が益々過熱していく中、葛藤する姿をコミカルに描く物語。

主人公の宗一が学生時代から目指している音楽が、
フリッパーズギターなどを代表とする、かつて渋谷系と呼ばれた
カヒミ・カリィやコーネリアス、というのがまず懐かしい。
だけど路上でその手の歌を唄ってみても、人が集まることはなく。

事務所の社長から引き出された、デスメタルロッカーとしての才能のほうが
どんどん開花していく有様を見ていて思ったのは、
人間の内面には誰しも、相反する二面性が存在するよなってこと。
事実、僕自身の中にも宗一とまったく同じように、
特に音楽に関しては真逆の趣味があったりする。
クラシックを愛しつつ、メタルロックも大好きだし、
フレンチポップを愛する一方、雅楽なんかもけっこう好きだったりする。

しかしこれは趣味ならジャンル問わず幅広く聴く、あるいは演奏する
というだけで済むけれど、デスメタルのような特徴的な音楽を
プロとして極めようとするなら、それはめちゃくちゃ大変なこと。
ましてや宗一の場合、自分の意思や好みが無視されて強制されている。
しかも世間での評判はどんどん尾ひれもついて伝説化。
本来の宗一と真逆にかけ離れていけばいくほど、
それが観ている者にとってはめちゃ面白く、冷静に見れば、
どちらも宗一自身だってことがシュールでもある。

センスというのは、自分で認識しているもの以上に、
他人から引き出されたもののほうが、案外花開くものなのかもしれない。
それを思うと、宗一の隠れたデスメタルセンスを見出した事務所社長は
かなりのやり手だったと言えよう。

この作品、基本・・ギャグアニメなので当然大笑いの連続だが、
本人自身が実際どう思っていようが容赦なく、
1人のカリスマロッカーが作り上げられていく過程とともに、、
ロック音楽界のことも、なかなかリアルにテンポ良く描かれていたと思う。

それと、宗一の学生時代からの同級生である相川さんが素朴で可愛い。
実写映画も原作も観たけれど、個人的にはこのアニメが
一番バランスよく感じて好きだ。

相当~~お下品だけどね(^^;

投稿 : 2020/03/28
♥ : 58

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

毎回本編視聴後にED曲で得られる爽快感は異常!!。

原作未読です。
視聴のきっかけは”本サイトでキャッチさせてもらってる方のレビューに影響されて”です^^。

1話から完全にドハマりしました!!。

自分が感じた「見どころ」としては
・主人公をはじめ、他にもたくさんの個性あふれるラブリーなキャラ達
・絶妙の間と空気感で笑える
・下手したらシュールになってしまいそうなギリギリ加減
・下品な言葉や行動がよく突発するが、不思議と嫌悪感は全く感じない
 ただ確かにTV放送でのオンエアは無理だと思われるw
・音楽が突出して素晴らしい♪。
 DMCの楽曲も原作の歌詞に忠実な上での作曲と考えると驚愕の出来
 毎回本編視聴後にED曲で得られる爽快感は異常!!(に良い)

自分が特に惹かれたキャラは、デスレコーズの社長さんですね♪。
素晴らしい演技のおかげで、腹がよじれるくらい笑わせてもらいました。
あとで気になって調べてみたら、∀ガンダムのリリ・ボルジャーノ!
そうだったんですね~♪。

あと、じわじわ惹かれてきているキャラは、ファンA??さん?です。
よく登場される顔にクラウザーメイクしてる男性ファンの方です。
自分にとっては影のMVPかも?ですわ。
あの人の「クラウザーさん・・」と発した言葉の”説得力”凄すぎ!!。

12話での最後の〆め方も最高でした!!。
これからもずっとずっと続いてほしいと思わせてくれる最高の終わり方でした。

ということで、今後は原作コミックスの方で楽しませてもらおうと思っています。
既に1巻を途中まで読んでみたのですが
自分の中ではもう完全にアニメも原作漫画も同化してるレベルです!。
ページをめくれば音楽が流れ人物が動きだし声が聞こえてくる感覚です^^。
原作マンガのアニメ化作品としてもお手本的作品ではないでしょうか?。


※余談:
・けいおん!1話でずっと謎だったことが今回解消されました^^。
 あの人は”クラウザーさん的な人”だったのですね!。
・本作のおかげでメタルというジャンルの音楽を聴いてみたくなりました。
 でも歌詞がわからないと何を歌ってるのかわからないので日本語がいいな。
 あ、BABY METALの「ヘドバンギャー」は名曲だと思っています。
 とりあえずDMC本作のアルバムCD聴いてみたいです♪。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 17

57.1 4 実写アニメランキング4位
Dimensionハイスクール (TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (25)
76人が棚に入れました
次元高校に通う白山純平は、校庭である石を拾う。緑ヶ丘流星、黄川田 剛、水上ゆりおらと、教師・桃谷総司が行う補習を受けていると、拾った石が勝手に動き出し……しゃべり始めた!「君たちこそ、予言の勇者だ! 破壊の魔神を退治してほしい」 ―スプーディオ22世と名乗る謎の石のあまりに現実離れした発言に5人はついていけない。しびれを切らしたスプーディオが突然発光!目を覚ますとそこはアニメの世界だった―!?さらに、突如現れたスフィンクスによって、謎解きを強いられることに……。果たして、5人は3次元の世界に戻ることができるのか!?

声優・キャラクター
石井孝英、大塚剛央、橋本祥平、財木琢磨、江口拓也、諏訪部順一、染谷俊之

計測不能 6 実写アニメランキング6位
バンパイヤ(TVアニメ動画)

1968年秋アニメ
★★★★★ 4.2 (3)
19人が棚に入れました
 手塚治虫の同名マンガの映像化作品。人狼・バンパイヤのアニメが実写に合成された。虫プロ社長・手塚治虫のもとにトッペイがやってくる所から話が始まる。敵役のロックは途中から、整形したという設定で役者が交代した。第14話より土曜日放映。

66.6 7 実写アニメランキング7位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (465)
3045人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ジャンプ原作と敬遠するなかれ 2009年春期、けいおん!の影に隠れてしまった知る人ぞ知る傑作

数多のジャンプ原作を持つアニメ達の中でも、この作品がオイラにとっては一番のお気に入りです


【いちご100%】のアニメ化が明白な失敗に終わってしまった河下水希先生
続くこの【初恋限定。】も連載打ち切りをくらうも武装錬金などのように原作終了後にアニメ化する特例を受け、当時はBS11が独占という形で放送が決定


オムニバスラブストーリー
というアナウンスでスタートした今作は、同じ学校に通う7人の美少女中高生が1話ごとに入れ替わり立ち代わりし、
各々の初恋の様子が描かれていくという群像劇的なモノ


しかし今作で重要なのは、物語の軸となるのが少女側だけでなく、男子側の視点でも物語が動くということ


ある男子は叶わぬ片思いをしていたり
ある男子は女の子から嫌われていることを気にしてたり
ある男子は既に好きな男がいる女の子に恋をしてしまったり


こうして一人ひとりの登場人物たちの想いの行方が幾重にも重なり合っては交差し、物語が進むうちに三角関係が四角関係に、ゆくゆくは五角にも六角にもなっていくというスケールを見せる
どこがオムニバスだよwと


あえて分かつ必要は無いのかもしれないけど、男性的視点、女性的視点、どちらでも楽しめるラブストーリーとなっている


作品全体のクオリティは監督自らも総作画監督を受け持つなど(第4話を除けば)かなり高水準


声優に関しても、寿美菜子の演じるドバちゃんがどうも納得いかないという点を除けば完璧(もちろん当時のレベルの話です)


主題歌はスフィアのデビュー曲だったり、
EDはmableだったり
つまりマーブルな時点でネ申なわけですが(え
放送枠の影響か、あまり知名度が高くないようなので強くオススメしておきたいですね

投稿 : 2020/03/28
♥ : 25

DEISU さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

もっと評価されるべき・・・

私的ですけど、ここまで学生のピュアな恋愛を上手く再現した作品はあまり無いと断言します。
中、高の広い年齢の恋を深く見ることが出来。
家族から広がる恋愛を上手く利用してドキドキワクワクさせる設定を上手く実現させていると私は思います!!

出てくるキャラクターが個性豊かであり良い性格をしている、そして絵が超可愛い。
そしてキャラ一人一人に運命の男の子が居て多種多様な恋愛を見ることが出来る新しい設定を導入していました。
やはり性格も色々と違うので見ていてあまり飽きない恋愛を観賞する事ができると思います。
まるで初恋をした様な気分をあふれ出させるアニメで・・・流石いちご100%・・・
恋愛を熟知しているとしか言いようがありません。※いやらしいシーンはあまりありません。パンチラ程度。
他の中途半端な恋愛アニメでは見れない新鮮(これ重要)な恋愛を感じるにはこれしかないと思います。

男心なども良く理解しておりストーリーに上手に組み込んでいて男のワタシ的には嬉しかったです。
そして恋愛の一大イベントのクリスマスや学校行事など定番な内容もあってリアルな恋愛が楽しめました^^

色々な恋愛が多数進行していて、こんなに色々な恋愛盛り込んでまとめられるのかな?と思い不安になりもしましたが、思っていた以上に上手く仕上げてあり。
泣けるシーンや笑えるシーンも色々と充実した作品だと私は思います。

かなり自分の好みに合っていると思います!俺のハートをグッと掴まれました。
このレビューを見てみたいと思った方は多分かなり趣味が合うと思います。
良いなと感じたてもらえると幸いです!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 15

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


アナタは 恋をしたこと ありますか?

うまくいくことばかりじゃない
まちがうこともあるかもしれない

でも初めて出会った恋する気持ちは
私たちを未来へ運んでいく


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。


五人の中学二年と三人の高校一年生の
女の子たちの初恋の瞬間を
恋愛コミックの旗手、
河下水希が鮮やかに描いた作品
初恋限定。-ハツコイリミテッド-



感想

これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね

全巻持ってるくらい原作から好きなんですが
打ち切りになってしまってがっかりしてたんですが
アニメ化して嬉しいです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれている
オムニバス形式ですね

基本的にタイトル通り「初恋」をテーマに描いている。
登場人物は高校生、もしくは中学生の男女で
序盤は1話ごとに少女たちの初恋の瞬間を描いている。

この初恋の瞬間は非常によく描けており、ベタor過剰な演出はあるが
見ていて可愛らしくニヤニヤが止まらないシーンの数々だ。

確かにアニメ的展開や、
お約束的展開、都合展開もあるが
このシンプルだが「初恋」という
テーマを突き抜けた作品は好感が持てる

多い登場人物を「初恋」というテーマで上手く動かしており、
後半までは目立たなかったキャラクターが、
たった1話で思わず涙をこぼしそうになるくらいの
初恋物語を展開してくれたのは、純粋に感動した

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う
好きなキャラも多く
個性的であると思う

ただ、1つだけ残念なのは初恋の結果が
あやふやになっているモノが多かった。
ある意味そこにはリアルがあり、
上手く行かない初恋や登場人物たちの初恋の行方を
視聴者の想像に任せるという部分もあったのかもしれないが、
ここをどう受け入れるかで作品を見終わった後の脱力感に
人によって違いが出てくるかもしれない

あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います
特にEDが好きでしたね♪
ウォークマンにも入れてる位好きです!


評価が低いというか
知名度が低いですが評価の割には
かなりいい作品だと思う
良作品でした!

もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いましたね!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 62

69.8 8 実写アニメランキング8位
亜人(第2クール)(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (467)
2262人が棚に入れました
高校生亜人・永井圭。下校時、交通事故に遭い、亜人であることが発覚。
以降、警察、及び、亜人管理委員会から追われる身となる。

圭が逃走中に接触を図ったのが、亜人テロリスト・佐藤だった。
佐藤は圭を教育するため、彼を亜人管理委員会に引き渡す。
が、試みは失敗。佐藤は圭と袂を分かち、独自に集めた亜人協力者と共に、グラント製薬爆破という大規模テロを引き起こす。

そして、現在。
亜人テロリスト・佐藤と亜人管理委員会との戦いは、新たな局面を迎える。
「第2ウェーブのテーマは、『浄化』だ」
佐藤による第2の犯行予告。それは、亜人関連要人15名の連続暗殺計画だった。
亜人対日本国政府、佐藤対永井圭の、国の存亡を賭けた最後の戦いが、幕を開ける……!

声優・キャラクター
宮野真守、細谷佳正、福山潤、大塚芳忠、平川大輔、櫻井孝宏、小松未可子、木下浩之、鈴村健一、森川智之、坂本真綾、洲崎綾、斉藤壮馬

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作者を信用して観たら、わりと面白かったです。

いや、原作そのものは読んでいませんが原作者の過去の作品はそこそこ面白いと思っていましたので。

結局のところ、わりと「佐藤さん」で保ってる話ですよね。もちろん、永井くんがそこそこ頑張って対抗するって前提はありますけど…。

あ、1期目からの「ネタばれ風影絵」EDは好きです。曲自体はOP(第14~19話「僕は僕であって」、第20~26話「The end of escape」)の方が好きですけど。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 27

える908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

登場人物がみんなカッコいい!

1期からさらにパワーアップ!!

残虐描写だけでなく、暴力と破壊も加速度的にスゴくなるんですけど、そう描かないとならない内容だと思うし、納得できる描写と演出だと思います。

作画の不自然な感じだけは、最初のうちは気になったけど、
とにかく、人物の掘り下げがすばらしかったです。

主役のケイ君が、初めは自分のことしか考えなかったのが、家族のことや友達のこと、一緒に戦う同志のことっていう風に、人との関係や相互理解を学んで、どんどん成長して行く姿!!

これは、戸崎さん初め、チームのみんなが、同じようにお互いを理解して、ホントの同志になっていくのと重なって、なんか、サイコーにいいです!!!

それだけでなく、
アメリカから来る国防総省の二人とか、
カイ君と少年院で知り合った友達とか、
猫島さんとか、なんかみんな、魅力的(///∇///)

そして誰よりも圧倒的に凄いのが、佐藤さん!!!!
どうしようもない、非人道的な戦闘狂なんだけど、
絶対に関わり合いとかなりたくないけど・・・
とにかくメチャメチャにカッコいい(/≧◇≦\)



ストーリー展開が素晴らしいし、
1期から気になってたCGも、スピーディーで大がかりなシーンでは、すごく美しく見えるんで、
もう最後まで、目を離せませんでした(@_@;)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 13
ネタバレ

トロロ~サンキュー~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

命1つの人間1人

亜人1期の続き第2クール。相変わらずストーリー構成は比較的良くて退屈せずに楽しめました。ドキドキハラハラの展開でしたね。
一期同様CGです。ここ勿体無いですよね。
{netabare}佐藤さんしぶとすぎ笑 何回死んで生き返るわけよ笑{/netabare}
基本登場人物はみんないい意味で腹黒くてなに考えてるかわからないです。だから深みがでますね。
個人的に1期よりも亜人のことがよくわかってきていたこともあって、2期のほうが面白かったです。
主人公の性格は{netabare}少しずつ変わってきたのかな?マシになったかも{/netabare}

原作未読ですが、どうやら原作と内容が一部違うようですよ?http://www.kuro6.com/entry/ajin01
でも結果とかは変わってないらしいです。アニメはつけ足しのほうが多いようですし。カットされるよりはつけ足しのほうが全然マシデスヨネ。
結局はいろいろと惜しい作品。でも私は好き。
続きあるかなぁ。あるなら見たい。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 8

60.9 9 実写アニメランキング9位
バーテンダー(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (70)
375人が棚に入れました
城アラキ原作、集英社スーパージャンプに連載の人気コミックのテレビアニメ化!“神のグラス”と呼ばれる至高の一杯を作り出す天才バーテンダー・佐々倉溜。彼のBarを訪れる人々は、差し出される一杯のグラスに心を奪われてしまう。時にはそれは思い出を呼び覚まし、時には悲しみを癒し、時には沈んだ心に火を点ける…。

声優・キャラクター
水島大宙、藤村歩、家弓家正、矢島正明、森本レオ

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

酒と人生のお話

とあるバーで語られる人間模様。
全11話ですが、話毎にそのテーマとそれに
まつわる酒の話が語られます。
この手の(青年誌でTVアニメ化の)代表格でもある
「美味しんぼ」と同じように、題材としてこそ
食や酒に目がいきますが、重要なのはそこに
絡む人間の模様。
この作品もそれがしっかりしているから、
様々な味わいで魅せて(酔わせて?)くれます。
私のような半ばアル中のような人間にも
そして、あまりお酒を飲まないような
方にもお薦め出来る作品。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 2

medicsan さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

お酒を飲む人も、飲まない人も お勧め 特に夜の視聴をお勧めします

私が未成年の時に偶然視聴させてもらいました。

一言でいうと、おしゃれ大人アニメです。

後でも説明しますが、敷居の高くない作品なので安心してください。

 

 星の数ほどあるお酒の中から、表紙の主人公が

その日、その時訪れたお客さんに最も合うお酒をふるまうという話です。



この作品は、お酒が嫌いでない人、全員にお勧めできると思います。

作中では有名なカクテルが紹介されているようで、

酒に詳しくない私もいくつか聞いたことのあるものもあり興味が持てました

お酒にまつわる話も紹介され、飲んでみたくなった記憶があります。



”バーテンダー”、”バー”と聞くと

敷居の高い印象を受ける方もいらっしゃると思います

私も最初はそうでしたが、

作中ではお酒の専門家から、お酒はビールしか飲んだことのない人まで

幅広い方が登場し、お酒の楽しみ方に気付いていくので問題ないと思います

 バーテンダーという職業の奥深さが知れる作品だと思います。


 この作品の1番の魅力は、落ち着ける空間です。

2次元であるアニメで、空間という表現は違和感があると思いますが、

視聴するとわかると思います。

 毎度出迎えてくれる優しそうなバーテンダーの方が、

場に応じ、落ち着いた声で話し、重厚感のある机にそっとお酒を出してくれ

照明を暗めに照らすしてくれる。

そして時折作品を邪魔しない優しい音楽が聞こえる そんな作品です

 私はエネルギーに満ち溢れた作品も大好きですが、ずっと力強い作品だと

疲れてしまうときがあると思います。

そんな方にも肩の力を抜いて視聴できる作品だと思います。

もしよかったら視聴してみてください。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 10

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お酒を通して見えてくる、人生の生き方!

渡辺正樹監督による、お酒にまつわるエピソードと、ヒューマンドラマが描かれた作品。原作は、城アラキ(原作)/長友健篩(作画)の漫画で、製作はパルムスタジオです。

BAR"イーデンホール"のバーテンダーである"佐々倉溜"の作るカクテルは、「神のグラス」と呼ばれていた。
そのカクテルとは、孤独に傷つき行き場のない魂を救う最後の一杯…。
ほんの少しの楽しい時間と安らぎを求め、さまざまな悩みを持つ人々が、バーの扉をたたきにやってくるのだった…。

上品なピアノ音楽と、トーンの落ち着いた作画に癒されます。
薄暗いバーに浮かび上がる、お酒やカクテルの鮮やかな美しい色が印象的。飲んでみたいと思わせる演出です!
森本レオさんの渋いナレーションもこの作品の魅力。
1話ごとに人生の苦悩と喜びが描かれており、佐々倉のお酒に出会い人生が変わる人々を見ていると、とても心が温かくなります。
お酒に関する知識やエピソードを、哲学や文学を交えながら語ってくれるのも魅力です。
ドラマシリーズでは、佐々倉の、躓き心揺れながらも成長していく姿が描かれていました。アニメでは、成長した上で、バーテンダーとして絶対的で頼もしい姿で登場しています。

本能的な詩で訴えるOP曲(「バーテンダー」 ナチュラル ハイ、feat.椎名純平)や、切なく感動的なED曲(「始まりのヒト」ナチュラル ハイ)も作品のムードを上げていて素敵です。

お酒に興味がある人、アニメでほっと一息つきたい人にお勧めする、ちょっぴり大人な作品です!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

60.3 10 実写アニメランキング10位
しゅごキャラパーティー!(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (52)
361人が棚に入れました
「クールでカッコいい」と評判の小学4年生の女の子・日奈森あむ。
でも、本当は、口下手で意地っ張りな捻くれた性格であり、これが災いして、同校ならず他校生からも尊敬されたり恐れられているだけでなく、家族にまで誤解されて辟易していた。ある日の朝、彼女のベッドにはチェック柄の3つのたまごが…。
そしてその中から「しゅごキャラ」と名乗る3人の小さな少女・ラン・ミキ・スゥが生まれたのだった。

59.8 11 実写アニメランキング11位
タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜(アニメ映画)

2001年2月9日
★★★★☆ 3.3 (26)
182人が棚に入れました
 野球漫画として、そして野球アニメとしても不朽の名作である『タッチ』の、コミックやテレビアニメシリーズのその後を描いた作品。単身渡米してマイナーリーグに挑戦する達也と、新体操を卒業してカメラマンの助手をはじめた南。アメリカと日本で、ふたりは離れ離れの日々を送っていた。全ては達也の「和也のことを誰も知らない場所で、自分の野球を見つける」という決意と、そんな達也に応えるために、「迷わない自分を探す」と南が決意したため。悩み苦しみ、戸惑いながらも、新たな一歩を模索し、踏み出そうとするふたりの姿が描かれている。

55.3 12 実写アニメランキング12位
アイアンマン(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (32)
173人が棚に入れました
軍事企業CEOにして天才発明家のトニー・スタークは、武器のデモで訪れたアフガンで武装集団に拉致され、兵器開発を強要される。彼は医師インセンと共に兵器開発をするフリをしながら脱出用のパワードスーツを製作し、命からがらの脱出を果たす。帰国後トニーは自社の軍事産業からの撤退を発表。自らは自宅の作業部屋に篭って、新型パワードスーツの開発に没頭する。彼の周囲は恐ろしい陰謀がうごめいているとも知らずに……。

声優・キャラクター
藤原啓治、岡寛恵、石塚運昇、本田貴子、伊藤静

63.1 13 実写アニメランキング13位
英国一家、正月を食べる(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
150人が棚に入れました
マイケルたちが食べるのは、タイトルそのままで “正月料理”です 。

帰国後、休みを家族と一緒にどこで過ごそうか、あれこれ調べていたマイケルは色とりどりの日本の正月料理の写真を目にしてしまい、再び日本を訪れたくなります。

そこへ友人のトシからいつものように突然の電話がかかってきて「正月料理を知る前に、まずは米!」という謎のメッセージを受けたことから、マイケルは単身稲刈りシーズンの福島・郡山へ向かうことに…

正月料理とは一見無関係の “米”から始まる物語は、福島での稲刈りから“餅”“おせち料理”“とそ”など正月料理の世界へと展開していきます。

そして、今回のスペシャルでは、アニメキャラクターのマイケルだけではなく、“リアル・マイケル”が登場しますよ。お楽しみに!

56.8 14 実写アニメランキング14位
夕餉(ゆうげ)(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (30)
150人が棚に入れました
人もうらやむ恵まれた結婚をしたはずなのに、心が満たされず自分の居場所を見つけられない人妻・美々。30代を目前に家を飛び出し、ある夏の日に出会った若い清掃員と駆け落ち同然に暮らし始める。
そして、彼女の料理を「うまい」と言って食べる男の存在によって、自分の生きることの意味を生れて初めて見い出す。
食と生と性が織りなす、官能的な恋愛物語。

54.0 15 実写アニメランキング15位
元気!! 江古田ちゃん(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (14)
113人が棚に入れました
テレオペ、ヌードモデル、ホステス…様々な職に就き、日々を暮らす。彼氏はいても、決して「本命」になることなく「都合のいい女」扱い。「猛禽」と命名する「モテ女子」を天敵とし、今日も都会をさすらう恵乙田ちゃんの「人生いろいろ」…。

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

疲れたOL(派遣)あるあるかな?!( ゚ ρ ゚ )ボー

当時付き合ってたこがアニメ好きでもないのに気に入ってたなぁ(´ー`*)ウンウン

江古田ちゃんがモテ女子(ぶりっ子)をけなしてるのが爽快だったのかも♪

特に江古田ちゃんが友達と猛禽女子(モテ女子)をけなしまくる所が爽快!

原作は未読だけど今も続いてたら、インスタ女子にツッコミ入れまくりしてそうww


実写は鳥居みゆきがやってたんだけど、普通に演技してたのが、面白かった♪

EDが宇都宮隆で私の世代にはツボかな♪


じわ~んとくる作品でした(´ー`*)ウンウン

投稿 : 2020/03/28
♥ : 2

57.5 16 実写アニメランキング16位
ミュータント タートルズ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (19)
112人が棚に入れました
ニューヨークの地下で師匠のスプリンターから武術の訓練を受けつつひっそり暮らしていたタートルズはある日、地上へ出ることを許される。地上は楽しい場所だったがそれだけではなく、危険なことも渦巻いていた。

「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」はアメコミを原作としたアニメで、海外で1987年から放送されたシリーズを1993年~1995年に、2003年に放送されたシリーズを2007年~2008年にテレビ東京が放送している。今回放送されるのは2012年からニコロデオンで放送されているフルCGアニメーションのシリーズで、吹替キャストは2007年に放送されたシリーズから一新されている。

2007年放送のシリーズではタートルズはハチマキをしている間は黒目が描かれなかったが、本作ではハチマキ装備中も黒目がある。エイプリルの設定も大きく異なり、1993年放送のシリーズではテレビリポーター、2007年放送シリーズでは原作コミックと同じく敵の科学者の助手でタートルズに助けられた後はサポート役をしていたが、本作ではニューヨーク在住でタートルズとは友達関係にある16歳の少女となっている。

56.2 17 実写アニメランキング17位
私たち、らくろじ部!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (23)
111人が棚に入れました
「ラクエンロジック」TVアニメ本編放送直前の1分間に放送する、女子高生たちがTCG「ラクエンロジック」を楽しむ風景をコミカルに描くショートアニメ。

66.0 18 実写アニメランキング18位
UNDER THE DOG Jumbled(アニメ映画)

2018年6月23日
★★★★☆ 3.5 (12)
100人が棚に入れました
国連管轄の特殊部隊「フラワーズ」。そのナンバー06である「冬月ハナ」は、ある任務の遂行の為、江の島のとある公立高校に転入する。任務対象は、クラスメイトの「七瀬俊一」。ハナが俊一に接近を図る頃、時を同じくしてある中年男性がその高校に俊一を訪ねてやってくる。さらにその中年男性を追うようにして、在日米軍までもがハナと俊一のいる高校へと進出を開始。急速に戦場のきな臭い匂いが漂い始める中、さらに一人の少女が彼の地へと向かっていた。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

せめて艶やかな死を…。

この作品は、友人からの勧めで視聴に至りました。
少しググってみると、アメリカのクラウドファンディングにおいて当時歴代最高出資額を集めた作品なんだそうです。
日本でも、最近放送された「Dies irae」や、募集開始から僅か5時間で目標金額を達成した「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」などクラウドファンディングを利用したアニメが制作されています。
こんな事を調べていたら、こんな記事を見つけました。

『発売10周年を迎える「リトルバスターズ!」 そのスピンオフ企画「クドわふたー」は同一の世界観を元にした“if”の物語です。』
何と目標金額3,000万円に対して、7,800万円もの支援があったそうではありませんか。
元々20分のOVAの制作で出資を募った結果、支援金が6,000万円を超過して劇場版アニメに昇華したんです。
しかも、制作スタッフから6,000万円を超過した支援金は、必要経費を除き全て本編のクオリティアップに使用するとの約束付き…
2019年の秋に劇場でクドに会えるそうです…

個人的な意見ですが、このクラウドファンディングは作り手と支援者との間に一体感を醸成できるシステムなのだと思います。
今回の場合も支援者の方々の力添えが無ければ劇場公開は実現できなかった訳ですから…
支援者だからこそ感じられる誇りや自負だってゼロじゃないと思います。

クドの姿を見て勝手に盛り上がってしまい、レビューから思い切り逸れてしまいました^^;

Under the Dogの主人公…
完走して振り返ってみると主人公って誰だったんでしょう…
確かに主人公らしき人は登場します。
国連管轄の特殊能力を持つフラワーズと呼ばれる7人の子供たち…そのナンバー06である冬月ハナは任務遂行のため、とある高校に転入するところから物語が始まります。

何故フラワーズの一員となったのか…
物語では触れられていませんが、フラワーズに入る前に相当な葛藤があったことだけは推察できます。
何故ならフラワーズの一員として背負った十字架があまりにも重たすぎるから…
確かな事は、フラワーズに入ったら全力全開以外は許されないということ…

ハナは命令を忠実に実行しようとします。
そんな健気な女子高生と対峙するのは、火力と数の暴力の数々…
女子高生一人を相手にたくさんの戦車やヘリコプターが容赦なく弾丸を打ち込んでくるんです。
正にこれが壮絶と言わんばかりの展開と言わず何と言うのでしょう…

フラワーズのメンバーは他にも登場します。
ハナ以外のメンバーも凡そ特殊な能力を持っているのが分かります。
ですが、その能力は戦闘に特化しているかと問われると正直分かりません。
もっと日常の…普段の生活に僅かばかりですが彩りを与えてくれる能力なのかもしれません。

満身創痍でも引き金を引き続けるハナ…彼女が口にする台詞は「まだやれる…」
どこまでも残酷で救いの無い作品…だったのではないでしょうか。

テーマソングは瀬戸麻沙美さんの「少女たちのメロディ」
深いピアノの調べと切ない歌詞とメロディが印象的な曲でした。

物語は序盤で終わった…という感が強いです。
これまでの様々な投入が決して無駄ではなかった事を証明するためにも続編の制作を希望します。
そしてこの作品を勧めてくれた友人に改めて感謝したいと思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 10

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【フラワーズは必ず全滅する】

『428〜封鎖された渋谷で〜』で知られるゲームクリエイターのイシイジロウと『CANAAN』『花咲くいろは』『天狼Sirius the Jaeger』の安藤真裕監督が2014年にアメリカのOTACONで発表したプロジェクトを発端に、当時Kickstarter(アメリカのクラウドファンディング)で『リトルウィッチアカデミア』の$62万5518を超えて、アニメとしては史上最高額の$87万8028を集めて制作された作品


原作自体は1996年に既に書いていたとのことで、少々古臭さが残るものの、『LEON』のマチルダを意識したようなあどけなさが残る少女が銃器を手に取り死闘を繰り広げるというバイオレンスアクション作品です


30分のアニメ作品『UNDER THE DOG Episode 0』自体は2015年12月には完成し、出資者へのリワード品として配布されました
その後、今作の劇場公開や主題歌制作の為の第2弾クラウドファンディングが2017年10月に発表され、2018年6月に満を持して国内の劇場での一般公開となりました


劇場公開された『UNDER THE DOG Jumbled』では、短篇ギャグアニメ『アンシアちゃん』と真の主人公であるアンシアの人物像を掘り下げる実写モノローグ『Overture to UNDER THE DOG』と『UNDER THE DOG Episode 0』本編、そしてアンシアを演じる瀬戸麻沙美による主題歌がセットになって約50分の作品として公開され、数量限定でブルーレイも劇場と通販で発売
ちなみにBD版では『Overture to UNDER THE DOG』の中で劇場版ではカットされてしまったくだりが収録されいるので、より世界観への理解を深めたい方はBD版も手に取ることをオススメします


























さて、前置きがだいぶ長くなってしまいました;


東京オリンピックが大規模テロで中止され、軍事的規制が強化された2025年の日本が舞台
特殊な能力を有する年端も行かぬ少女達だけで構成された国連の特殊部隊である「フラワーズ」通称:Under the dog(負け犬部隊)に所属する、普段は普通の女子高生である冬月ハナ
ハナは家族を人質に取られ、危険で汚れた任務を任されることとなる
ハナの今回の任務は同級生の中にいるフラワーズの様な能力者達の解放の鍵を握る少年を保護することだった
しかし別のターゲットを狙ってなんと米軍タスクフォースの介入が始まってしまう
やがてターゲットは能力の暴走によって「パンドラ」と呼ばれる怪物に豹変、一瞬にして戦場と化す校舎
ハナは一縷の望みを託す少年を必死に守る為、銃を手に血生臭い死闘を繰り広げていくのだが…


『KITE』『ノワール』『GUNSLINGER GIRL』『Phantom』といった作品はアメリカでは「ガン&ガールズ」と呼ばれ一定の人気がある様です
クラウドファンディングでの結果がそれを示しています
今作、最も力を入れてるのはやはりガンアクション、というかミリタリーアクションシークエンスです
タスクフォースの無駄の無い動き、HK416やM4A1といったリアルな実銃、ブラックホークやアパッチからの支援射撃、SF要素を多く持ちながらもとかく軍事考証が良く出来てます
『ブラックホークダウン』とか『トランスフォーマー』の実写映画とか好きな人には特にオススメです
また、実写モノローグを絡めた辺りも含めて押井守監督作品からの影響をだいぶ感じます


ところがこの作品、アメリカ映画ならば【どう生き抜くか?】を描くところなのですが、イシイジロウ氏も言うとおり、【どう死ぬのか?】を描いた作品と言えるでしょう


タスクフォースやパンドラといった強敵に対し、いくら並外れた才能と異能力を持ち合わせていようとも、ハナ1人では到底生き残れない過酷過ぎる状況
やがて力尽きてしまうハナを見届ける真の主人公アンシアのゴーグルに映ったハナに表示された「Pandoralization」というゲージ
アンシアに危惧される「ゲノムハザード」「パンドラ化」という状態を示す言葉
クライマックスでアンシア自身に見受けられるパンドラと同じ身体的特徴


つまりコレですね…フラワーズはいつか必ずパンドラ化してしまう日がやってくる…そして人質にされた家族もまず助かることは無い…という悲劇的結末が既に暗示されているんです


そのことがわかる文言は『Overture to UNDER THE DOG』の中にも登場していて、アンシアはこの中で自身を日本の桜に例えています
桜は枯れない花、であると同時に、全て散るという特徴を持っています
醜いパンドラの姿になるのではなく、散り様、つまり美しい死に様をアンシアやフラワーズは今後も模索していくことになるのです


もちろん、今作でハナが守り抜いた少年が作中で「希望」と呼ばれていた様に、フラワーズにも何らかの救いが残されている可能性も無きにしも非ず
しかし少女の家族を人質に取って人殺しを強要するような組織が真実を謳っているとは到底思えませんね、僕は
果たして真実とは何なのか、このシリーズは『Episode 0』と題されている通り、人気によっては今後の展開が期待されるところであります


“フラワーズが全員死ぬその日まで”けみかけは『UNDER THE DOG』を応援し続けます

投稿 : 2020/03/28
♥ : 3

69.8 19 実写アニメランキング19位
風が吹くとき(アニメ映画)

1987年7月25日
★★★★☆ 3.7 (15)
76人が棚に入れました
「スノーマン」のレイモンド・ブリッグスが、核戦争の恐ろしさを描いて話題になった絵本をアニメーション化した反核映画の1本。イギリスの片田舎に住む老夫婦は今や子供も独立し、年金生活を静かに送っていた。しかし世界情勢は深刻化する一方で、明日にも戦争が勃発しそうな状態だった。そのことを知った夫は政府が出した核戦争に対するパンフレットに従って核シェルターを準備し始めるが……。核の恐怖を衝撃的映像を使わずに描いた「テスタメント」と似た作りになっているが、こちらの登場人物は2人だけ。なおかつ放射能汚染に関してはまったく無知なため、核攻撃後に2人だけで日常生活を普通に送ろうとするが、次第に体がボロボロになって行く姿は見ている側が辛くなってしまうほど悲しい描写が続く。2人の会話に深い愛情が感じられる事も、より一層の悲惨さを生み出している。ラストの“紙袋"の描写は、涙なしには観られない衝撃作である。日本では大島渚監修により、森繁久哉、加藤治子の吹き替えによる日本語版が公開された。

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

今も何処かで

風が吹くとき

2010年の暮れ、深夜に放映していたのを観ていた。

のどかな田舎のお家の、おじいさんとおばあさんの、いつもの暮らしに、ニュースが響く。

あら大変、何だか現実味がありませんねえ、どうしましょう、お前それはあれだ、こうだろう。そうだろう。
なんだかんだいつもみたいな夫婦の会話が続いていって、いつもの家事や野良仕事を手伝うかのように、小さなお家の中で夫婦は工夫しあって、だけど。


翌年の春、震災で福島が今に続く状況に見舞われましたね。

原発事故が起こるまで、原発に関して無意識で無関心だった自分と、今も何処かで閉ざされているおじいさんとおばあさんの小さなお家とが、重ねて思い返される作品です。

私の住んでいる所は、ダムの水力で電気がまかなわれています。
いろいろあるんだろうけど、なんかうまいことエネルギーシフトしてくれないかなーと、呑気にアニメを観ながら期待するばかりです。
すみません。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 13

57.9 20 実写アニメランキング20位
REキューティーハニー(OVA)

2004年7月24日
★★★★☆ 3.2 (24)
74人が棚に入れました
庵野秀明が総監督を務め、永井豪原作「キューティーハニー」に新設定を加えて放つアニメシリーズ第1弾。近未来、武装集団“パンサークロー”によるテロが多発する中、謎の美少女“愛の戦士・キューティーハニー”がパンサークローに立ち向かっていく。

53.3 21 実写アニメランキング21位
美少女遊戯ユニット クレーンゲールギャラクシー(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (24)
70人が棚に入れました
地球の平和を守った響子・彩日花・みらい。 しかしその平和はつかの間の平和だった!?新たな敵の出現、そしてライバルユニット「ダークチェリー」の登場!3人は新たな危機から地球を、いや銀河を救うことができるのか?

声優・キャラクター
原奈津子、徳井青空、佐々木李子、八島さらら、鈴木愛奈、藤田奈央、影山灯、内田彩、佐々木未来、水谷彰孝

61.2 22 実写アニメランキング22位
アニメンタリー決断(TVアニメ動画)

1971年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (14)
70人が棚に入れました
大人も対象とするタツノコプロの本格戦記アニメ。爆発の表現技法は、のちの同社のSF作品にも活かされる。日露戦争を経て、ドイツ・イタリアとの三国同盟を結んだ日本は、激動する世界情勢の中で次第にアメリカとの交戦に向かう。昭和16年12月、真珠湾攻撃を端緒に始まった第二次世界大戦。やがて山本五十六が率いる日本海軍は、刻々と変化する戦局の中で、いくつかの岐路に立たされる。日本の命運を掛けた“決断”の時が来た。

声優・キャラクター
真木恭介、高塔正康、塩見竜介、田中信夫、家弓家正、村越伊知郎、原田一夫、古賀浩二、城山堅、藤本譲、山内雅人、西桂太、辻村真人、寺島幹夫、渡部猛、武川信、川久保潔、青野武、浦野光

計測不能 23 実写アニメランキング23位
超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (7)
58人が棚に入れました
自由を愛するオートボットと武力的支配を望むディセプティコンの戦いによって、トランスフォーマーの故郷サイバトロン星は滅んでしまう。
生き残ったオプティマスプライム率いる部隊は地球に逃れ、アメリカ政府の協力を得ながら一般市民に隠れて活動を続けてきた。
しかし、ディセプティコンが3年振りに活動を活発化。地球を舞台に再びオートボットとディセプティコンの戦いが勃発することとなった。

スギシン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

素晴らしきCGアニメーション

毎週30分の放送でこのクオリティは素晴らしい。
実写版でもそうでしたが、変形した際にパーツ同士が擦れて付いたキズの表現や、移りこみなどがリアルで良いです!もちろんトランスフォーマーの醍醐味、トランスフォームシーンも最高です!
セリフも前作アニメイテッドの様な小ネタが散りばめられてあり、激しい戦いのひと時の癒しです。
言いすぎかも知れませんが、これを見てしまうと我が国のCGロボットアニメが見れなくなるような作品です。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 1

計測不能 24 実写アニメランキング24位
ガルム・ウォーズ 日本版(アニメ映画)

2016年5月20日
★★★★☆ 3.3 (5)
38人が棚に入れました
遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムと彼らから神聖視される犬・グラと、鳥が生息している。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、幾世代も生き延びてきた。
ダナンが星を去った後、覇権をめぐり3部族の抗争が続いていた。ある日、空の部族・コルンバの女性飛行士「カラ」は、陸の部族・ブリガの兵士「スケリグ」との戦闘の最中、情報操作に長けた部族・クムタクの老人「ウィド」と出会う。

我々は何処から来て何処へ行くのか?

ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じ、3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。しかし、それは神の怒りに触れる行為だった――。

計測不能 25 実写アニメランキング25位
ゴッホ~最期の手紙~(アニメ映画)

2017年11月3日
★★★★★ 4.1 (5)
38人が棚に入れました
 郵便配達人ジョゼフ・ルーランの息子アルマンは、パリへ届ける一通の手紙を託される。それは父の友人で自殺した画家ゴッホが、彼の弟テオに宛てたものだった。テオの消息を追う内にその死を知るが、それと同時に募る疑問が一つ。ゴッホの死の本当の原因は何だったのか?そしてこの手紙を本当に受け取るべき人間はどこに?

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

その絵画的手法で天才画家の謎に迫る怪作

海外で製作された作品ですが、ディズニーなどの3Dアニメとは真逆の作りともいえ、もちろん私が普段見る日本のアニメとも一線を画す異色のアニメーション作品です。

本作は何と、サイトのトップ画像そのまんまの油絵でアニメを作ってるんです。

間だ間だに挟まれるモノクロの回想シーンは、極めて実写に近いのですが、本編を綴るカラーの油絵動画は、ゴッホの絵画を基に、100人以上の画家がキャンバスに1枚づつ絵筆で描いた6万枚以上の油彩画で動きをつけている、いわば究極の手書きアニメーション。

私は絵画に素人で、展覧会などほとんど行ったことはなく、ゴッホという画家の名と数点の油絵は、美術の授業で見たことがある程度で、本格的な絵画の良し悪しはわかりません。
それが逆に良かったのか、普段観るアニメのヌルヌルとは違う、ウネウネする背景や人物の動きは(かなりクセがあり人によっては抵抗があるかもしれません!)重厚さと新鮮さを感じながら鑑賞できました。
カラフルとは言い難い独特な色彩は、素人の私にはやや暗めに感じましたが、星や月、部屋の灯りから発せられる光の表現が柔らかくて優しい情緒を感じました。

そして何と言っても作画でインパクトを感じたのが、人物の表情。
実写とはかけ離れた「絵」には違いないのに、何層も絵筆を重ねて描かれる顔は、人生の年輪を刻んだシワのようで、生の人間を見ているよう。
(この絵を見ると、普段私が観るアニメのキャラデザが、いわゆる記号的と言われるのが分かる気がしました。でもだからこそ萌えとかを感じれるんですよね・・因みに本作に萌えは微塵もありません^^;)
このリアルに人生を窺わせる人物画にこそ、ゴッホという画家の、生きるものへの慈しみを持って見つめる眼差しを感じました。

ストーリーは、手紙をよく書いたゴッホが最期に弟に宛てた手紙を、彼の友人である父から託された主人公が届ける過程で、ゴッホの不可解な死の謎を追っていくというもの。

ミステリー仕立てで興味深く引っ張られていきながら、その中であぶり出されるゴッホの人物像と、スクリーン全面に描かれる彼の内面が溢れた絵が、見事に重なっていく所に圧巻の驚きと感動を覚えました。

最終盤に聞けるゴッホの言葉には、その繊細で優しい人間性を痛烈に感じ、ラストの手紙の一文には涙を抑えられませんでした。

私は吹き替え版で鑑賞しましたが、少しワイルドな主人公の声を演じた俳優の山田孝之さんは全く違和感のない演技。
アニメの声優さんでは、三宅健太さんがゴッホを、伊藤かな恵さんがゴッホの想い人?を演じられていて、上手いのは言わずもがなです。

アニメにこだわらず、幅広い視点で映像作品をご覧になられる方なら、90分ほどの斬新な映像体験と奥深いストーリーに高い満足を得れると思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 16
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