折り紙おすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの折り紙成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月16日の時点で一番の折り紙おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

70.7 1 折り紙アニメランキング1位
正解するカド(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (531)
2226人が棚に入れました
羽田空港上空に突如、正体不明の巨大な立方体が出現する。そこに出発予定だった飛行機が取り込まれてしまう。偶然その飛行機に乗りあわせていた外務省の外交官が、立方体の中でヤハクイザシュクナと呼ばれる正体不明の人?と出会い、日本政府と交渉をはじめるが、、、。

スタッフとして作家・野崎まど、アニメ演出家・村田和也、イラストレーター・有坂あこ、そして『楽園追放』のプロデューサーである野口光一の名前が並んでいる。

声優・キャラクター
三浦祥朗、寺島拓篤、M・A・O、斉藤壮馬、赤羽根健治、伊藤静、釘宮理恵、中博史、斎藤志郎、菊池正美、桐本拓哉、菅沼久義、阪口大助、後藤哲夫、小山剛志、半田裕典、甲斐田裕子、白石涼子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

中盤までは秀作、終盤は駄作

最終話まで視聴。0話も視聴しました。

中盤までに大きく広げた風呂敷を一切畳むことなく、力ずくで回収した感じ・・・。

8話までは、確かに悪くなかった。
1クールの縛りのせいか、物語のスケール小さく感じられる点を除けば・・・。
(地球が対象の物語のはずが、バタついている科学者が日本人だけとか無理ありすぎでしょ?)

9話で{netabare}沙羅花も異方の存在だと{/netabare}明かされた辺りから雲行きが怪しくなってくる。

11話で{netabare}刑部鍍金が{/netabare}登場。しかし、限定配信の0話でしか登場していない{netabare}刑部鍍金を{/netabare}使うとかありなの?
0話未視聴の視聴者には、全く伝わらない気がする。

そして、開いた口が塞がらない12話。
{netabare}1.真道幸路朗と徭沙羅花の娘【ユキカ】がヤハクィザシュニナを圧倒する力の持ち主だという根拠は?
 もしかして『サイヤ人と地球人の遺伝子は相性が良い』みたいな話なの?
2.ユキカがヤハクィザシュニナを圧倒する力の持ち主ならば、真道幸路朗が死んでしまう意味は?{/netabare}

作画は良かったし、沙羅花は最後まで可愛かったし、品輪彼方もいいキャラだった。
「終わり良ければ・・・」の逆、「終わり悪ければ・・・」
終盤、この作品は一気に『駄作』という評価になってしまいました。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 61

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ジャンルは一応SFですかね?→最終話は不評(まあ、それももっともかと思います…)。

パニック映画とか怪獣映画みたいなテイストも感じますが。SFとしてのジャンルは「ファーストコンタクトもの」(古典SFでは鉄板のジャンル)ということでしょうね。

SFはわりと好きです。たぶん視聴継続になるでしょう。

漫画版もあるようですが、「最初からマルチメディア展開」みたいなもので原作扱いではないようですね。事実上オリジナルTVシリーズと考えて良さそうです。

シリーズ構成・脚本が野崎まどらしい。電撃大賞ってけっこう人材を輩出している偉大な新人賞ですね。

1辺の長さ約2kmの立方体が突然空から降ってきて、接触すると飲み込まれるらしい。かといって外部から衝撃を与えても容易に破壊できそうにない。怖いですね…。

品輪彼方さんが26歳で「品輪博士」って呼ばれていましたから、博士後期課程を満期修了する前に学位取った論文博士か、もしくは大学から飛び級で博士前期課程に進んで博士後期課程修了時に学位認定されたということですね。それはなかなか優秀だ…。

2017.4.18追記:
私がSFモノとして観るときの基準のひとつに「宇宙人(地球外生命体)」の容姿というのがあります。安易に人間に似せてしまう作品には多くを期待しませんが、本作品はこの基準はクリアしています。

ちなみに初代マクロスやハルヒもこの基準はクリアしていて、私の中ではSF作品扱いになっています。

2017.5.13追記:
6話まで視聴。ヤハクイ=ザシュニナって、「神聖四文字」のあのお方の同類で、進藤さんは「預言者」的なポジションなんですかね…。

2017.7.2追記:
最終話まで視聴終了。「神聖四文字」のあのお方相当は、意外なお方でした。中盤まで好評だった本作ですが、終盤は不評だったようです。まあ、みんなが期待したような終わり方ではなかったですよね。

終わり方としてはこれもありなんでしょうが、終わり方に向かうのであればそういう気配をもっと早めに出しておかないと皆、納得しないように思います。

キャラも良かっただけにもったいない感じでした。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 56
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

この名作なりうる雰囲気を堪能せよ。。。(!)

敢えてコメントはネタバレで隠します。
でも是非観てほしい作品。感想お待ちしております。

{netabare} いわゆるズッコケ作品です!!すごいよこの終盤のギャップ!!
序盤、OP、ED超合格点。 終盤残念。。

最後まで観て。
まずは是非2期又は劇場版の終結でやって欲しかったと思います。
1期で終わらせるのに強引な感じが見えました。
いろいろあると思いますがオリジナルアニメだし2期構成なら、じっくりとまた、違う結末を迎えたのではないでしょうか。。。

後半のザシュニアは人間の感情を出しているところに違和感。
最後まで興味がない表情で行くほうがザシュニアらしいのでは。
あとは後半の"いきなり"尽くし。
沙羅花が異方であることもいきなり
異方対決もいきなり
真道が亡くなるのは理解できるけど、
切り札の娘もいきなり登場
そしてあっという間にザシュニアとやっつけちゃいました。
序盤の物語のスピードは非常に観てて心地よかったですが
後半は猛スピード!
設定世界の中ですが、ここまで世界を巻き込んでおいて
なかったことにもできるわけないでしょう
全て話数の足りなさから生じていると思いたいです。。。。。

以下、序盤レビュー


あらすじは述べません。
1話目からのインパクト。4話まで来てもとても良い流れです。
0話も見ごたえアリ。
ここまできて、このアニメかなり期待値高いです。
他に類似なく、先が気になるアニメ。
1クールでも、是非素晴らしい完結を期待します。
久しぶり「名作の予感」 裏切らないで欲しいです。


ひきつづき毎週楽しみに観ていますが、心配点。
6.5話の前半の振返り。 {netabare}こんなことやってて収束できるのかなぁ{/netabare}
7話「サンサ」。{netabare}また大きな風呂敷。回収できるのかなぁ{/netabare}
でも、久しぶり「名作の予感」は引き続き感じております。
 裏切らないで欲しいです。
「ヤハクィザシュニナ」「ノヴォ」「ワム」「ロトワ」「ナノカ」「テトロク」「エクワリ」「サンサ」
言葉の関連はあるのでしょうか。最後に判るかな。{/netabare} {/netabare}

投稿 : 2020/07/11
♥ : 55

61.4 2 折り紙アニメランキング2位
真 恋姫†無双(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (161)
1157人が棚に入れました
時は、後漢も末の頃…。この世は乱れに乱れておりました 。
そんな中、力を蓄え、ひそかに野心を研ぎ澄ます者、己の力を試さんとさすらう者、守るべきもののために闘おうとする者、そうした、様々な思いを胸にいだく者たちがあやなす運命の糸がからみ、結ばれる…。
乱れた世を平和にしようと立ち上がる関羽と張飛。そして、二人の志しに惹かれ集う乙女たち。彼女たちの新たな戦いが始まろうとしていた…。

声優・キャラクター
後藤麻衣、黒河奈美、西沢広香、鳴海エリカ、本井えみ、小林眞紀、雨宮侑布

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

三国志版アイドルマスター

正直アニメは原作より大分設定を変えて来ている為、前作の恋姫無双は原作の男主人公が好きな私にとっては(男主人公はアニメには存在しない)放映前の時点では微妙に感じた。しかしそれを覆し、張飛や馬超や黄忠のエピソードの完成度が非常に高く、ゲーム原作としては非常に出来の良いアニメを作ってきてくれた。今作はその続編という事で、劉備を初めとした新キャラを増やして、再びアニメオリジナルの設定で挑んできた。

正直私は劉備が好きではないので、彼女の存在のせいで、前作程の面白さは感じられなかった。だが他の新キャラの存在感は抜群で、前作の個性爆発ドタバタギャグアニメの面目は保っていたと思う。男性キャラがほとんど登場しない、美少女だらけそれでいて、王道展開を突き進むアニメだが、原作の男主人公を出現させて、ハーレム状態で話を安易に作り上げなかった所は前作同様評価したい。

ラスト近くに挿入歌として使われる『今を信じて』という歌がある。登場人物の袁術・張勲・郭嘉が歌う挿入歌である。この作品で袁術・張勲・郭嘉を演じているのが、中村繪里子・たかはし智秋・今井麻美というアイマス三人衆なので、歌唱力は折り紙付き、楽曲の完成度も非常に高い。誤解を恐れずに言えば、アニメでもっと評価されてもいい歌だと思っている。キャラソン等あまり購入しないが、あまりの歌の良さに思わず購入を即決してしまった程。

ゲーム原作はアニメにするのが、結構難しい。しかもそれが恋愛ADVのような複数ヒロインを口説き落とすタイプのものだと尚更だ。アマガミはその辺上手くやっていたが、あくまで原作準拠だった。恋姫無双はシリーズ通してほぼアニメオリジナルである。主人公を登場させないという大胆不敵な改変を行って
しかも視聴に耐えうるだけの作品を作ったのだから、中々大したものだと思う。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 11

アスクール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あいかわらず平和な戦いですね^^

一期同様戦いがあるんですが血が流れませんね~~ずいぶん平和だなあと思います。

少し平和すぎて都合いいなあと思うぐらいです。

やっぱりこのアニメは一人一人出てくるキャラやメインのキャラを見たほうが楽しめます。

今回もほとんど戦闘はなく、キャラの過去やいろいろと起こることで終わらせています。

まあそういう意味では一つ一つの物語はよくできていましたね、そこそこ楽しめました。
まあ真剣になって見るような感じではありませんが・・

しかし盗賊のキャラの固定はいったいどういう意味なんでしょう(?)

そういえば今回はあまりメインの人たちの話が少なくて、新しくでてくる人たちのが多かった気がしますね。

恋姫無双というアニメがよくわかりました。少し期待とは違うんですがまあこういう感じも楽しめました(*0*)

投稿 : 2020/07/11
♥ : 5

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アイドルマスター?

中国の壮大な歴史アニメが、萌え・ロリ・百合・下ネタアニメに成り変わり、あげくの果てにはアイドルマスター化へ。
三国志の物語がどんどん別の方向へ変わっていく・・・。
今作では、三国志本来の主人公ともいえる劉備玄徳が新たに加わり、玄徳の宝剣をめぐって蜀の武将達が各地を旅する話です。
そして張角一派による「黄巾の乱」が起こります。
三国志に詳しい人ならこの「黄巾の乱」の事は良く知っているばず。
あの戦乱をこのアニメでどう表現しているか見てもらいたい。
しかし・・・このアニメはこういうものだと温かい目で見てやって下さいね。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 4

62.0 3 折り紙アニメランキング3位
GA 芸術科アートデザインクラス OVA(OVA)

2010年1月1日
★★★★☆ 3.8 (46)
182人が棚に入れました
まんがタイムきららCaratなどに掲載された、きゆづきさとこによる同名4コマ漫画を原作としたアニメ。テレビシリーズのソフト・リリースに合わせて発売されたOVAに収録されたTV未放映の1エピソード。収録されているタイトルは、GA1年の5人組のひとりである山口如月が青空の絵に憧れる「青空が描きたい」。OVAにはアニメ本編のほか、特典映像としてキャスト座談会も収録されている。初回限定版には、webラジオ出張版のCDなども付属。
ネタバレ

丸太武漢肺炎天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ノダちゃんオーラ!

ぽすれんでレンタル。サントラも借りた(作品内でよく流れてる曲の名前って「GA~art design class」って名前なのかw)。
ボリュームは23分くらいで1話分。

前半はTV版には出てこない怖い先生の話。まさにラスボス。こういうきらら系で先生が厳しいというのは珍しい。
デザインの手法・プロセス議論の求道的な話で癒しとかゆるさとかはもはや一片のかけらもない。
自分的にはノダちゃんのかわいさを求めてたが、ノダちゃんのクールさが描かれていた。まぁこれもいいけど。
結論は{netabare}「好きこそ物の上手なれ」{/netabare}ってことなんだろう。

後半は如月と美術部を絡めるだけの話に感じてちょっと残念。

EDはTV版に出てきたものを実写化していてちょっと面白かった。

映像特典の座談会は沢城さんだけいないのが残念やね。堀江由衣もいるのに…。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 4

65.1 4 折り紙アニメランキング4位
忍ペンまん丸(TVアニメ動画)

1997年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (16)
164人が棚に入れました
動物達が忍者として暮らす山々の一つ・念雅山にある日、じいやさんがペンギンを連れてきた。『まん丸』と名づけられた天然ボケなペンギンは、頭領のネンガ、先輩のタヌ太郎・ツネ次郎など、お山の変な仲間たちと修行に励む毎日を送ることになるが、念雅に代々伝わる天容の笛がネンガの弟ギオが率いる羅門衆の手により奪われてしまった。それを取り返すべく、まん丸とタヌ太郎とツネ次郎がギオを探しに旅に出るが……。

声優・キャラクター
池澤春菜、山口勝平、関智一、小杉十郎太

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

動物園からやってきた!ペンギン忍者まん丸!ただいま見参!

1997年から放送。全30話。


「ぼのぼの」で有名な“いがらしみきお”が原作。


山奥にある動物だけの忍者の里で
動物園からきたペンギンの“まん丸”や
タヌ太郎、ツネ次郎などのゆるい仲間たちが
忍者修行をしながら、伊賀や甲賀との因縁にも
巻き込まれ、ドタバタコメディをやる作品。

土曜ゴールデンタイムの放送なので、
原作の忍者らしいえげつなさはカットしてます。

基本はギャグなんですが、
原作では児童向けと謳いながら
忍者らしく息の根を止めようとしたり
互いの利権のために騙し合う一面も。

三流派にわかれお山で研鑽する忍者たち。

特に、

“猿の忍者集団甲賀流”

“犬の忍者集団伊賀流”は、

中立的な立場にいる主人公陣営“念雅流忍者”と違い

お互いの肉親を殺し合い文字通り犬猿の仲となる。

この後も念雅流当主ネンガ様と実弟との諍いなど、
子供向けなのにシリアスな展開が多い。

いやーでもアニメは平和なんで(笑)

本来レギュラーキャラじゃない
ゲスト的な扱いのゆるキャラたちがメインで
原作のシリアス成分は無くギャグ部分を押し出してます。

漫画では、“ドベ”な忍者まん丸が徐々に成長し
折り紙の術などを会得し活躍し始めるのですけど
アニメ版はアニメ版で楽しむ感じですね

アニメ版のオリジナルキャラが
原作にも登場するなど、クロスオーバーも嬉しい


ぼのぼの好きは必見かな?w

投稿 : 2020/07/11
♥ : 6

70.5 5 折り紙アニメランキング5位
KUBO/クボ 二本の弦の秘密(アニメ映画)

2017年11月18日
★★★★☆ 3.9 (19)
84人が棚に入れました
 三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。 追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る―。

声優・キャラクター
アート・パーキンソン、シャーリーズ・セロン、マシュー・マコノヒー、ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

折り紙侍

トラヴィスナイト監督作品、
制作は「コラライン」「ボックストロール」など、
パペットアニメーションで世界を魅了する、
スタジオライカの時代劇ファンタジー。

海辺の僻地に母と暮らす少年クボ。
彼は三味線の音色で折り紙を自由に操る力があり、
村人に物語を語り継いでは日銭を稼いでいる。
{netabare}ある時、得体の知れぬ「闇の姉妹」に襲撃され、
命辛々かろうじて生き延びたクボは、
言葉を話す雌ザルとクワガタ武士を供に、
出生の秘密にまつわる旅に出かける。{/netabare}

ファンタジックな映像美の冒険譚。
最新のデジタル技術で撮影されたコマ撮りアニメ。
歌川国芳風、奇想の錦絵が動き感激ですね。
ユーモラスなキャラと迫力あるアクションシーン。
ほのかな感動を呼ぶラストが心地良く、
クボの沈んでいた心が旅路の果てに出口を見つける。
丹精込めた手作りのアニメは素晴らしいです。

優しさにふれ優しさが芽生える。
家族の普遍的な愛を描いた昔々のお伽話。
大切なもので溢れています。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 24

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人形、細工に魂を宿す

吹き替え版を配信レンタル視聴。

海外制作会社がストップモーションで構築した
封建時代の和風ファンタジー世界を舞台にした冒険活劇。


西洋人が好奇の目で日本を面白おかしく取り上げた
軽薄な諸作品とは一線を画した良品だと感心しました。

万物には魂が宿っている。意志を込めれば物に命を吹き込むこともできる。
日本という対象を咀嚼し、その精神性の深い所まで掘り下げて行く。
それらを、人形やセットを多角的に、丹念に一コマ一コマ撮影して映像化することで、
キャラクターや世界観を躍動させる撮影技術の根幹と共鳴させる。

こうして始まった折り紙に三味線の音色で紙細工としての命を与える少年の冒険譚。
結果、実現した映像美には目を見張る物がありました。
人形劇の弱点である表情描写も多彩なパーツで見事に表現されていて驚かされました。
あまりにも緻密で、時々、最近の海外CGアニメは綺麗だなぁ~といった感じで、
本作がストップモーション・アニメであることを忘れてしまう程ですw


永遠は完璧で不変だが冷淡。命は不完全で有限だけど温かい。
命は尽きても、他者の思い出となって継承されていく。
物語はいつか終る。けれどキチンと締めくくることで新たな物語が始まる。

物にも命を宿すことで、去りゆく存在の形見となり得る。
灯籠に願いを込めれば、刹那、死者との再開の夢も垣間見えるだろう。
ただ、それすらも永遠ではない。形ある物はいつかは壊れる。
だが、そこからまた新しい物が生まれ、魂が宿り、想いは連綿と続いていく。
かの地では魂を持った有限の万物が語り出すことで、物語が動き始めるのだ。

本作の撮影もまた、被写体となった多数の人形、道具が、
各々受け継いだ役割を完遂し、次にバトンタッチしていく
果てしない物語のリレーにより成立しています。
こうした部分でもストップモーションと日本が
共有する精神性が伝わり、感嘆の溜息が出ました。
特にEDアニメーションにて、一つの物が次々と変化し物語を紡いで行く演出に、
その真髄が表現されていたと思います。

決してネタに困窮して、奇をてらって日本に手を出したのではない。
ストップモーションの心技を極めた先に
万物に神が宿る日本の精神性と鉢合わせた。
日本である必然性を終始感じた有意義な鑑賞でした。


私も精神を疎外し、能率を優先する現代物質文明に毒され、
墓参りとかネット墓地でいいんじゃないか?
などと自堕落な戯言をのたまう今日この頃ですがw
本作を観ていると、やっぱり命ある物は大事にしないといけないな。
祖先には感謝しなければならないな。
と日本人として正気に戻った気分になります。

1週間の平均制作尺3.31秒。制作期間94週。途方もない時間を費やしたことで、
人形やセットに取り憑いた魂が、日本人の心の琴線にも触れる逸品です。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 15

上芝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

世界最高峰のコマ撮りアニメスタジオが制作、日本を舞台にした長編アニメ映画

という触れ込みに興味が出たので、東京国際映画祭で一足先に観てきました。

制作会社はLAIKA
アメリカのコマ撮りアニメーションスタジオで、コープスブライドの制作にも関わったそうです。

観るにあたって、アメリカの会社が何故日本を舞台にしたのか、どのようなイメージ感を持たせているのか、アカデミー賞にノミネートされるに値する、魅力はどこか等、気になっていましたが、上映終了後のスタッフトークショーを含めておおむね納得できました。

注目点①
何故日本を舞台にしたのだろう。
スタッフのトークショーより、企画者の友人にクボという相性の日本人がいるそうです。直接の要因は語られていませんでしたが、そのご友人のおかげで親近感を抱いてくれたのだとしたら、嬉しいですね。
商業的には2014年のベイマックスのヒットも要因となっているのかも。
2015年に公開されたリトルプリンスでは、和紙を使ったコマ撮りアニメが話題になっていましたし、意外と人形劇と和モノって合うのかもしれませんね。

注目点②
日本に対してのイメージは如何様なものだろう。
例えばベイマックスは、架空の町のようで、端の方に日本らしさを感じる侘寂のような趣がありました。日本らしさを前面に出している訳ではないけれど、日本人スタッフ総動員で行うリサーチの徹底ぶりで流石ディズニー、コレジャナイ感を全く感じることはありませんでしたが、やはりアメリカ映画では、未だに?(其方の方が面白いから?)日本に対するプロトタイプな見方が主流ですよね。
別にそれが嫌という訳ではありません。制作体制に日本人がいなかったのかなとか、日本に対しどのようなイメージ感を持っているのか、いろいろ推測するのも楽しいです。
それでは、この作品は何方なのでしょうか。
小物系は日本っぽいのですが、建物の配置がどうもファンタジーっぽい感じがしました。
クボのおじいちゃんが豊臣秀吉風だったり、灯篭流しがあったり、かなりリサーチをしている雰囲気はありましたが、微妙にニュアンスが違うのが違和感であり、面白いなと思いました。

注目点③
アカデミー賞にノミネートされるほどの魅力はどこ?
けれはもう、映像の凄さでしょう。
このコマ撮りアニメ、バトルシーンが沢山あるんですよ。
アクションシーンは黒澤明監督作品を参考にしたという話が、トークショーの最中にありましたが、迫力ある映像でした。(恥ずかしながら黒澤明監督作品観たこと無いので比較しようがありませんが)これを一コマ一コマ撮っているのかと思うとこちらまで気が遠くなりそうです!


娯楽と言うより芸術作品なのかなと思います。
楽しいかどうかは、感性次第でしょう。話はシンプルで分かりやすいです。感動的なシーンもあります。しかし、私は泣いたり、笑ったりという気分にはなれませんでした。
ただ、上でも申した通り、コマ撮りの技術を観るという点において申し分ない完成度だと思いました。コマ撮りでここまでのアクションは観たこと無いので、良い物を観れたな、と視聴後の満足度は高いです。充分おススメ出来る作品だと思いました。

投稿 : 2020/07/11
♥ : 12
ページの先頭へ