探検おすすめアニメランキング 32

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの探検成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月03日の時点で一番の探検おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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84.1 1 探検アニメランキング1位
彼方のアストラ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (676)
2302人が棚に入れました
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?

声優・キャラクター
細谷佳正、水瀬いのり、武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴、内山昂輝、早見沙織、島﨑信長
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私たちは変わることができる、そして人生は続く

アニメーション制作:Lerche
監督:安藤正臣、シリーズ構成:海法紀光
キャラクターデザイン・メイン総作画監督:黒澤桂子、
音楽:横山克、信澤宣明、原作:篠原健太

子供たちだけで惑星キャンプが行われる時代。
ケアード・ハイスクールのB5班は、
無人の惑星で5日間過ごす野外学習に出かけた。
9人の少年少女たちは、惑星マクパで降ろされ、
楽しい日々を過ごすはずだった。
しかし、彼らの前に謎の球体が現れ、事態は急変する。

集英社のウェブコミック配信サイト『ジャンプ+』で
連載された作品。口コミなどで評判が広がり、
『マンガ大賞2019』の大賞を受賞した。
宇宙という舞台、子供たちだけの冒険、
陰謀がうごめく背景、9人全員が抱える事情、
惑星でのサバイバルなど、様々な要素のある
エンターテインメント作品となっている。

原作漫画は完結しているため、
1クール12話、しかも1話と12話を
1時間ずつを使う特別編にすることで、
5巻分を余すところなくアニメ化している。
{netabare}無料開放の漫画を少し読んでみると、
原作に忠実に作られているだけでなく、
宇宙空間に飛ばされたアリエスを
カナタが助けるシーンでは、全員が手をつないで
ふたりを救助するという改変も行っている。
(漫画では、このシーンは残されたワイヤーに
戻り、それを辿って帰還している。
1度ワイヤーを巻き取って、再度、別の誰かが
助けに行けばいいなどの意見もあるだろうが、
ここは全員で手をつなぐという行為に意味があったわけで、
良改変だったと個人的には思う){/netabare}

SFの部分では突っ込みどころが多く、
アニメが終了した後にSNSなどで大論争が巻き起こり、
作者が降臨する事態にまで陥った。
ある意味、SF要素のある人気作の宿命だ。
ただ、この作品はSFを見せようとするものでないことは
明らかで、批判する人の気持ちは分かるが、
そこについて深く突っ込み過ぎるのは違和感がある。
この作品において、SFのリアリティは枝葉の部分に過ぎない。

では、どこを重視しているかというと、
9人の子供たちが抱えている問題と、
その悩みを解消するために、仲間が相手のことを
思いやり、本当に大切なものを得ることについてだ。
9人の子供たちは、それぞれ幼少期から、
大きな喪失感を抱えながら生きてきた。
旅を続けるなかで、一人ひとりが体験してきた背景を
各々が理解しながら、解決していく構成になっている。
9人もいるキャラクター全員の過去について、
しっかり語っているため、彼らが失い続けてきたものに
思いを巡らせることができる。
だから、そこから彼らが何かを獲得する様子に
カタルシスを感じられるのだ。
それがこの作品の最大の見どころだろう。

舞台装置としては、孤島の閉鎖空間での
ミステリーと同様の形を取りながら、
それだけに止まらない群像劇として、
最初から最後までしっかりとまとめられている。
{netabare}特に11話『CONFESSION』での回想から
カナタの怒りにつながる流れは素晴らしい。
カナタ役・細谷佳正の演技は、抜群の説得力がある。
反重力シューズを履いてきて、
ワームホールを飛び越すという展開からの
決着の付け方も完璧だった。
この回は、夏クールの私が観た全話のなかでも
出色の出来だったと思う。{/netabare}

9人の少年少女たちは、数ヵ月の旅の間に、
自分の支えになる原点を獲得することができた。
アストラ号で過ごした日々は、
何事にも代えがたい時間として
今後の人生の支えになるに違いない。

引きこもりや親子断絶などが、
もはや当たり前になった現代において、
子供たちの心に響く物語に思える。
ここではないどこかに行けば変われるかもしれない。
行動すれば誰かとの出会いによって、
人生が動くかもしれない。
親から愛されない境遇にあったとしても、
生きていていいのだ。

そして、人は絶対に変わることができる。
(2019年10月19日初投稿)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 79
ネタバレ

ガタリリス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これは良作である!

酷評派の私が良作というから間違いない(←ゴーマン化サーセンw
まあ、↑は半分冗談、半分本気です。
今年で上位に入ってる『約束のネバーランド』よりも余裕で面白かったです。

1クールの作品ですが、2クール分くらいのボリュームに感じました。
色んな伏線や謎があって、それらが見事に回収されましたね。
1クールという短い枠の中で、よくここまでまとめたものです。
物語の構成が上手い作品だなと感じました。
また、登場人物も皆感情豊かで一緒に冒険をしてるような錯覚を感じました。
自然と彼らに感情移入することができましたね。

この作品はネタバレをすると物語を楽しめないと感じたので、内容に関しての感想は控えようかなと思います。が、大雑把な感想は書いて行きたいかな。
SFと冒険活劇を合わせたようなストーリーで全般的にポジティブな内容。
ですが、登場人物の不幸な生い立ちやスリル満点の惑星探索など、ポジティブ一辺倒でもないですね。
やはり、良い作品というのは陰と陽のバランスが良いです。
歴史の謎・刺客の正体・なぜ登場人物の親は薄情者ばかりなのか?など、それらの解答は衝撃的でしたが、私が一番衝撃を受けたのはルカが{netabare} ユニセックス {/netabare}だったことかな。
私、この作品でこの子が一番好みだったんだよね(´・ω・`)

逆に欠点はSF的な視点で見ると詰めが甘いのと、ギャグが少々寒い。。。
まあ、この作品はSF的要素はそこまで重要ではないので許容範囲内かな。
ギャグは・・・、まあ、これも好みだしねw

終わってみると感涙もので、観て良かった作品でしたね。
私も一緒に旅をしたような気分になって、彼らと家族に成れたように感じました。
たまにこういう良作に出会えるからアニメ視聴は辞められないんだよなw

以上、拙い感想でした(・ω・)ノ

投稿 : 2020/06/27
♥ : 46
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

12話完結アニメとして満点の作品

《※放送当時の1度のみ視聴。詳細な内容はあんまり覚えてません。》

個人的2019年ナンバーワンアニメ。
†一流のアニメオタク†として、アニメオタクじゃない人に何か勧めるなら今はコレだと思ってる。(←ここで『鬼滅』って言わない俺かっこよい。)

グワッ!ってボケてビシッ!っとツッコむ感じの、漫画的なテンポ良いギャグが印象的で、
SF?ミステリー?な中身も、程よく本格的で楽しめた。

クスッと笑えて感動アリの名作です。まだ観てない方はぜひご覧あれ。


{netabare}・「クローン計画」(仮)を企てていた主人公らの「親」(仮)について

作中彼らは、主人公ら視点で“悪”として描写されていた。しかし、「永遠の若さ」「2周目の人生」とは誰しもが憧れ、切望するものである。
もしも私が、同様の技術を密に手に入れることができたとしたなら、私はきっと彼らと同じことをするだろう。
彼らは“犯罪者”だが“悪”ではない。そう思う。{/netabare}

投稿 : 2020/06/27
♥ : 28

83.5 2 探検アニメランキング2位
電脳コイル(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1848)
10516人が棚に入れました
今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。

声優・キャラクター
折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

怒涛の超展開。これぞ、NHKの本気。

ヤサコとイサコを中核に電脳メガネに関わる少年少女の目線でARの普及した近未来世界を描いており
謎と不思議に満ち溢れる未知数概念を、都市伝説や専門用語の多用により、効果的に具現化している。
シュールなメッセージ性を根幹に斬新かつ洗練された各種設定など、視聴者を釘付けにする要素満載。
緻密かつ丁寧なストーリーも然ることながら、怒涛の超展開を繰り広げる近未来系SFアニメの最高峰。
特に序盤から中盤にかけ散布された伏線を巧みに利用・回収する終盤の展開は圧巻に次ぐ圧巻であり
表向きは子供向けの顔をしながらも、大人が鑑賞するに十二分に耐え得る汎用的な内容となっている。

現実と虚構の狭間で揺れ動く思想・価値観の変化を通じ、ジュブナイル的成長が顕著に描写されており
それと同時に、子供・大人の分け隔てなく巧い具合に近年のネット社会に対する警鐘が鳴らされている。
ただし、ユーモアも込められている故、堅苦しい感は皆無に等しく、ビジョンの在り方が示唆されている。
コミカル・ハートフル・シリアス・ミステリー・ホラーなどジャンルも幅広くSF大賞・星雲賞など数々の賞を
受賞するだけあり、どれもこれも一級品のレベル。因みに、第12話「ダイチ、発毛ス」は、SFファン必見。

また、小難しいストーリー構成とは対照的にジブリを彷彿させる愛嬌あるキャラを著しく際立たせており
非常に良く動く躍動感・疾走感のある映像は独創性にも富んでおり、本作を象徴する魅力の1つである。
ノスタルジックな雰囲気が漂う昭和風テイストの町並みとサイバーパンクSFの融合も綺麗かつ鮮やか。
しかし、作画以上にストーリーが素晴らしい。心の痛みを乗り越えて、成長していく過程の集大成であり
感動の最終話は、涙なくしては見られないと言えるほど凝縮されており、これぞ、NHKの本気と言える。
新たなシャープな切り口としてアニメ業界以外にも大変意義のある功績・可能性を示した秀作であろう。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 53

医薬部外品 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オタクアニメが苦手な人でも観れるミステリー系

子供の頃、駄菓子屋で買ってきたものでみんなで遊んだり、いたずらしたり。
そんな子供の遊びがそのまま進化した未来を描いていて、未来アニメなのにどこか懐かしくなってしまう。
子供っぽい設定とは裏腹に、巧妙な伏線と、次々に深まる謎、徐々に大人も巻き込んで進む話は質の高いミステリーとして確立している。

毎回キャラクター全員が、追いかけたり捕まえるべきところで、名前を叫ぶだけで棒立ちしていることには整合性がなさ過ぎてイライラしてしまうが、そこを除けばかなり出来がいい。

美形、萌え、BL、百合のような、商業目的な画やキャラクターは一切なく、全く媚びていない所も評価できる。未来物でお約束のメカですらシンプルでメカっぽいものがなく、物語や人物像、世界観を深める上で邪魔なものはこれでもかと排除してあり、いわゆるオタクっぽいアニメが苦手な人でも観やすい。

試しに、人に聞かれて恥ずかしくない程度のアニメから観始めたいって人にはお勧めです。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 8

うい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

人と人をつなぐ心の道は、細く途切れ易いそうです

どんなお話かというと...電脳メガネと呼ばれる街のどこからでもネットに接続できる機能を持ったアイテムを子供たちが持っている時代。
優子という女の子が小学校最後の夏休みを前に引っ越すことになり、そこで出会う子供たちと共に電脳空間と呼ばれるところでいろんな出来事を体験することになる。その先には...


登場する子供たちは大体が小学6年生ということで、よくある女子が『ちょっと男子!!ちゃんと掃除しなさいよー』的なノリもあって懐かしい!?感じがします。(まさかあにこれユーザーに小学生っているのかな(@_@;))

前半はそんな小学生っていう感じもありながら物語が進んでいきますが、後半から一気に物語が動き始めます!!様々な伏線もあります。、子供向けアニメとなめてました(T_T)
OP,EDもとてもやさしくて個人的には好きでした。

最近流行りの萌え( ゚∀゚)o彡とか、グロ、エロ要素はありません。
見終わるとなんか心暖まる...そんなアニメです。

そんなアニメですが、ある回の1シーンだけモザイクがかかっています笑 あれはウケました(^^ゞ

見たことのない方はぜひ見てみて下さいね。(モザイクのシーンじゃないですよw)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 32

65.1 3 探検アニメランキング3位
翠星のガルガンティア ~ めぐる航路、遥か ~ 前編(OVA)

2014年11月21日
★★★★☆ 3.8 (213)
1443人が棚に入れました
大好評のままTVシリーズが終了した、船団都市を舞台に繰り広げられるオリジナルSF冒険活劇
「翠星のガルガンティア」の続編を描く新作OVAが、前後編でリリース! (先行上映あり)

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

チェインバー在りし日のガルガンティアとチェインバー無き今のレドを描く これはもう単なる番外編ではない、純然たる続編 純然たる映画です

混戦の2013年春期を彩った名作、『翠星のガルガンティア』
今作はテレビシリーズのその後を描くOVA・・・とか公式では言ってますがその完成度はオイラの予想を遥かに上回る内容;
BD-BOXに収録された未放映エピソードがあくまで番外編的な内容だったのに対し、今作は純粋に続編と呼べるスケール
そのクオリティも劇場アニメに匹敵するクラスであり、これをあくまでOVAとするなら今年度最高クラスの作品であると言えます


本編前には『ぷちっとふりかえりんてぃあ』なるダイジェスト映像と杉田智和のナレーションでテレビシリーズ全13話をキッチリ振り返るため、ぶっちゃけ内容忘れてしまった人や最悪初見の方でも世界観を理解出来る様になっている親切設計


クーゲル船団を受け入れたことでさらに大きくなっていくガルガンティア船団
ある日のレドとベローズはサルベージ中に改修の見込みのある沈没船を発見する
船団の為にも、自身のライフワークとした考古学研究の為にも沈没船の引き上げに協力するレド
一方のエイミー達メッセンジャーにはベローズ船団から新人のリーマが加わっていた
しかし彼女はメッセンジャーの仕事よりもユンボロのメカニズムの方が気になってしょうがない様子
当然リーマの興味は空飛ぶユンボロ=チェインバーとレドに向けられていく


エイミーからリーマに語られるチェインバーがいた頃のガルガンティアにせまる危機・・・
そして新たにレドの身に降り掛かる絶体絶命のピンチ・・・
過去と現在、2つのエピソードを中心に描かれておりスケール感は映画として十分


そしてなにより音楽が凄い
どこのビッグバジェットだよって言うぐらい重厚なオーケストラサウンドが劇場の音響に響き渡ってもうその辺しっかり酔いしれられますよ


残念ながらオイラが一番気になっている“レドはヒディアーズを人間と認めるのか?”には触れられませんでしたが、その辺は2015/4/4公開と発表されました後編に期待です


そしてラストシーンでは衝撃的な引きがあり・・・
ま、それも気になりますがこの一本でも十分映画として完成されています
テレビシリーズが好きだった方は観ない手は無い、ってかもうコレ無くしてガルガンティア語れずって感じですわ

投稿 : 2020/06/27
♥ : 28

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

空と海の恵みがある惑星「地球」、広大な海原でガルガンティア船団の人々に再び出会えました。

OVA作品(前編)約54分

レンタルで出ていたので観てみました。

テレビ版「翠星のガルガンティア」の続編なので、先にテレビ版(全13話)を視聴することをオススメします。

続編を心待ちにしていた作品の一つで、本当は1クールほしい作品ですが、贅沢を言ってはいけませんね。

久しぶりに観たガルガンティアは、ちょっと懐かしい感じがしました。

視聴の際は、テレビ版を思い出しながら観ていましたね。

お話としては1つのエピソードを中心に展開していきます。

テレビ版では語られなかった過去のお話も織り交ぜていたのは良かったですね。

後編に続きますが、エピソードは一区切りしますので観やすかったです。

また新キャラも出てきて伏線もありましたので、後編も楽しみですね。

ガルガンティアが好きな方は是非観てください。

OP 本編と繋がっている作画ですね。曲とマッチしてました。
ED テレビ版と同じくChouChoさんが歌ってます。歌声は和みますね。

最後に、いつもエイミーを心配させすぎだよ、レドくん!

投稿 : 2020/06/27
♥ : 39
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やっぱいいですねー

TV版のその後のストーリーですね
正直、ガルガンティアの設定をすっかり忘れてましたw

作画は相変わらず綺麗です
それになんかレドが可愛くなってる?
と思って調べると表情のせいでしたね
かなり明るくなったように見えます
それはやっぱり
ガルガンティアに馴染んで
言葉もちゃんとしゃべれるようになって
そこに居場所を手に入れたからなんでしょうね
そう考えるとなんか感慨深いです

ストーリーは回想は迫力があってよかったし
船団のほのぼのしたところも見れて満足でした
だけど気になる点が1つ。
{netabare}レドが海に沈んでいるとき
ベローズや仲間たち、諦めるの早すぎませんですかね?
諦めんなよ、諦めんなよお前!
どうしてそこでやめるんだそこで!もう少し頑張ってみろよ!
と、あの熱い人のように思ってしまいました
(さっきまでテニスを見ていたせいですねw){/netabare}

でもそこ以外は満足でしたし
後半が気になる終わり方をしていたので
続きを楽しみに待ちたいと思います

投稿 : 2020/06/27
♥ : 15

75.0 4 探検アニメランキング4位
ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)

2018年8月17日
★★★★☆ 3.9 (181)
878人が棚に入れました
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。

声優・キャラクター
北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

史上最高のおねショタSF映画!もりみー原作が苦手な人にこそ観てもらいたい!

『四畳半神話体系』『夜は短し歩けよ乙女』『有頂天家族』のもりみー(森見登美彦)の新境地を『陽なたのアオシグレ』『台風のノルダ』の石田祐康と新井陽二郎のタッグが描いたジュブナイルSF


とある郊外の町が舞台
10歳にして勉強や研究に熱心な好奇心旺盛で達観した思考を持つ少年、アオヤマ
ある日、海も無い町中に唐突に大量のペンギンが出現したのを目撃する
アオヤマ少年と友人はすぐさまにペンギンの出自を探す探検に出るが謎は深まるばかり
その後アオヤマ少年はその達観視した口調が災いし、クラスメートのガキ大将と衝突してしまう
そのピンチを彼が淡い恋心を抱く近所の歯科衛生士の“お姉さん”に救ってもらう
アオヤマ少年がペンギンの謎を追っていることを知ると“お姉さん”はジュースの缶を宙に放り投げた
すると彼女が投げたジュース缶が突然ペンギンにメタモルフォーゼした
「この謎を解いてごらん、君には出来るか?」
かくしてアオヤマ少年は“お姉さん”とペンギンの関連を探り出そうとするのが…


まず一連のもりみー原作の多聞に漏れず、達観視した上から目線な主人公による一人称が主軸となっているのですが、早合点するなかれ
もりみー原作でありながらも畳み掛けるような喋り口調でまくし立てる作品ではないのです
主人公が落ち着いた少年であるという点や、アオヤマ少年を演じた北香那の感情を殺した芝居、そして全体的に間を大切にしたテンポ感を含めて、どちらかというととてもゆったりとした時間が流れる作品になっています
かつ暑苦しい青春モノでなく、もっと爽やかなジュブナイル作品というのも手伝っていますから「もりみー原作はちょっと…」という方にこそチェックしていただきたいところです


この辺りの演出、石田祐康率いるスタジオコロリドの若いスタッフが中心となったことも大きいと思います
少年の、自覚なき恋心を大切に描いていますし、その一方で少年が“お姉さん”に興味を抱くキッカケが“お姉さん”の豊満な「おっぱい」というのがエッチでコミカルでとっつき易いです
また、過去作の様にスタジオコロリド内製が強いのかと思いきや、流石に初の長篇ということもあって亀井幹太監督が演出処理を買って出る、佐藤順一監督がクリエイティブアドバイザーとして参加する、等これまでのコロリド作品とは規模の違いを感じます
一言で言うなれば、これまでのもりみー原作アニメが若者向けな文学作品だったのに対し、今作は老若男女広く、もっと言えばファミリー路線にも喰い込める、本当の意味でのエンターティメントに振った作品に仕上がっていると言えましょう
今日までコロリドを見捨てなかったフジテレビにはよくやった!と言いたい


ところでもりみー原作といえば【いまいち何を考えているのかわからないヒロイン】の存在でありますが、今作の“お姉さん”もまたもりみーヒロインであることに変わりありません
彼女のイヤラシさの無い奥ゆかしさを、蒼井優が見事に演じきっていてコレにも拍手です
キャスティングは完璧で、いわゆる大人の事情なども感じさせません
それは主題歌に起用された宇多田ヒカルの「Good Night」も同じで、まさにこの映画の為にある一曲と言える楽曲です
エンドロールで程よい余韻に浸れることを保証いたします


また、途中で『台風』が来たり、『坂のある町を駆ける』のは思わずコロリド作品ファンには笑みがこぼれてしまうところでしょうw
コロリドにとっては今作が初の長篇にして、1つの記念碑となった、のではないしょうか?
まあ細かいことは置いとくとしても、とかく【おねショタ】っていうジャンルは本当に尊いと思ったのがオイラの本音ですよw

投稿 : 2020/06/27
♥ : 17

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本当に森見原作?

原作未読です。
他の森見作品は、小説をいくつか読んだことがあり、
四畳半・夜は短しも視聴済みです。

本作は、森見作品とは思えない程さわやかで、
利口な主人公ですねw
そして舞台が京都でもありません。
それでも、ところどころ森見節が垣間見えて、
やっぱり森見作品なんだと再認識しました。

そして、本作の見どころは豪華なスタッフ陣でしょう。
新進気鋭の石田監督を筆頭に、
森見作品の脚本を務めてきた上田氏、
主役級は女優さんですが、脇を固める声優陣が盤石の布陣であり、
主題歌は宇多田ヒカルと、安定感のある内容となっています。
そして、EDロールをみて驚いたのですが、
佐藤順一氏がクリエイティブアドバイザーとして参加しており、
この何とも言えない爽やかさに合点がいきましたw
(雀犬さんが亀井演出を危惧されていますが、
個人的には、佐藤氏で歯止めがかかったと思っていますw)

ストーリー重視の作品ではありませんが、
全体のレベルが高く、バランスの取れた良作です。
映画館で観て損はありませんよ。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 29
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

表はペンギン、裏はエヴァンゲリオン

世界観:9
ストーリー:8
リアリティ:6
キャラクター:7
情感:6
合計:36

小学四年生のアオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録している男の子。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、「きっと将来は偉い人間になるだろう」と自分でも思っている。そんなアオヤマ君にとって、何より興味深いのは、通っている歯科医院の“お姉さん”。気さくで胸が大きくて、自由奔放でどこかミステリアス。アオヤマ君は、日々、お姉さんをめぐる研究も真面目に続けていた。
夏休みを翌月に控えたある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。街の人たちが騒然とする中、海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちはいったいどこから来てどこへ行ったのか……。ペンギンへの謎を解くべく【ペンギン・ハイウェイ】の研究をはじめたアオヤマ君は、お姉さんがふいに投げたコーラの缶がペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。
「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」

(公式ページより抜粋)

視聴経緯については、先日見た「若おかみは小学生」同様、2018年に公開されたアニメ映画で、さよ朝やリズ青と共に名前があげられることが多かったから。

若おかみ~があまり響かなかったので、4作品中トップにあげられることの少ない本作は正直あまり期待していなかったのですが、意外にも高得点でした。

冒頭のあらすじを読むとこじんまりとした作品のようですが、スケールが大きく、SF、セカイ系と言ってよいでしょう。それでいて、個人の思春期の問題がテーマにされており、私はエヴァンゲリオンを連想しながら見てしまいました。

{netabare}本作はいくつかのもの(お姉さん、海と呼ぶ球体、ペンギン等)が象徴的に描かれていて、それを何と捉えるかで様々な受け取り方になると思いますが、全体のテーマは私にとっては「異性への憧憬」や「アニマの昇華・離別」(それによって少年は成長するのだ!)であると捉えました。(ペンギン・ハイウェイが象徴する道も、少年が通る成長の道ではないか)

個人的に、自作長編小説におけるテーマのひとつであり、お姉さん的なキャラを登場させたことがあるので、最早そういうテーマでしか見られなかったのですが(苦笑)
注.私の言う「アニマ」とは、ユングのものとはズレていると思いますが、精神的な異性に対する憧憬の原点(簡単に言えば理想の女性)みたいなもので、例えば、初恋の相手が2次元(アニメキャラ)みたいな形で接触する人も多いのではないかと思われます。

ですので、万人受けはしないと思いますし、特に女性は共感できるのか不明。女性にも異性への憧憬はあるでしょうが、本作のモチーフがそれに符合するのか全くわかりません。

そのようなごく個人的な体験により、お姉さんが偶像でないかという疑問は、最初の喫茶店のシーンから出てきて、コーラがペンギンに変わったところで確信に変わりましたね。

普遍的なテーマに寄って考えると、幼少期は想像(内的)世界と現実(外的)世界が共存しているけれど、どこかで想像世界に踏ん切りをつけて現実世界のみを見るようになるということでしょうか。

小説を書くことでお姉さん的存在と問答し、離別した私としては、アオヤマ君がお姉さんに再会できるのは内的世界に向き合うかもしれない老後、究極的には死んだ時だと思ってしまいますが、そうやって大人になった自分にとって、彼には昔の自分を重ねてしまい、背中を押してあげたくなりました。{/netabare}

青春の原風景を見に行けた感じでしょうか。主人公の性格や豊かなお姉さんの憧れが真っ直ぐで、爽やかな満足感を得られました。

客観的にも、テーマが深くて濃いものである割に、テーマに対応するぎりぎりの低学年を主人公にし、愛くるしいペンギンを登場させることで巧みにカモフラージュされているので不快感はあまりなく、終盤はジェットコースターのようなアニメーションも堪能でき、楽しめる作品と思います。

(2020.6視聴)
(参考評価推移:4.3)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 21

58.1 5 探検アニメランキング5位
ツキウタ。 THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (100)
483人が棚に入れました
ツキノ芸能プロダクションに所属する2組のアイドルユニット、Six Gravity(シックスグラビティ ー/通称:グラビ)とProcellarum(プロセラルム/通称:プロセラ)はライバルにして兄弟ユニット。ツキプロの看板ユニットとして充実した日々を過ごしつつも、 デビュー当時と変わらないにぎやかな共同生活を送っている。キラキラしたアイドルとしてのオンの姿、のんびりしたプライベートのオフの姿。どちらもあるのが、彼らの「今」! グラビ、プロセラのアイドルな日常をお届けします!

声優・キャラクター
梶裕貴、鳥海浩輔、増田俊樹、前野智昭、細谷佳正、KENN、蒼井翔太、羽多野渉、柿原徹也、近藤隆、小野賢章、木村良平、山中真尋、間宮康弘

たこたこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

思ってたよりも良かった。

ツキウタについては前から知っていたんですが、この頃になってちょっと関わる機会があって、それで気になってアニメのツキウタを見ました。
作画が酷かったので、もっとひどい内容だと思っていたのですが、思っていたよりもずっと面白いシナリオだし、歌のダンスシーンは結構見ごたえもありました。
けど、最終話のキャラごとの歌のシーンなどは、流石に作画のせいで色々台無しでした。
それに、最終話なんだから、もっとちゃんとした話の内容も欲しかったのに、ただキャラソンとグループの歌ばっかりでうーん…って感じでした。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 2

58.9 6 探検アニメランキング6位
妖怪ウォッチ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (96)
439人が棚に入れました
ごくごく普通の街「さくらニュータウン」に暮らす、ごくごく普通の小学5年生「天野景太(ケータ)」は、ある夏の日に白い奇妙な生き物「ウィスパー」に遭遇した。それからケータにつきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪だったのだ!不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになってしまった・・・!日常にあふれる困ったことは、すべて妖怪の仕業だった!?ケータは困ったことを引き起こす妖怪を説得し、時には戦って問題を解決する。そして、その妖怪と友達になるんだ!

声優・キャラクター
戸松遥、関智一、小桜エツコ、遠藤綾、奈良徹、佐藤智恵

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚

第70話「ヒキコウモリのヒミツ」
ヒキコウモリがデイトレードをやっていたとは。

デイトレード(day trading)とは、主に個人投資家による株式・債券などの日計り取引である。主に株式・債券取引や外国為替証拠金取引 (FX)、商品先物取引、差金決済取引 (CFD)、株価指数先物取引など市場流動性の高い取引において行われる事が多い。

1日に1回もしくは複数回の取引を行い、細かく利益を積み重ねる売買手法である。場合によっては、1日で数百万円~数億円の利益を得られる(あるいは失う)など、他のトレード手法と比べ即時性・ゲーム性・ギャンブル性および依存性が強いとされ、利益をあげ続けるためには高い熟練度を要する。

デイトレードを継続的に行う者を「デイトレーダー」と言う。本業としている者を「専業デイトレーダー」、兼業している者を「兼業デイトレーダー」と言うこともある。日中に頻繁に売買する点をさして、日計り専門でないスイングトレーダーも含めてデイトレーダーと呼ぶことが多い。かつて日本語ではこれらを相場の一勢力としては「日計り筋」と呼ぶ事が多かった。

日本での現物株の売買においては、差金決済が禁止されているため、実際の手法としては同一銘柄を資金余力を超えて回転売買することは出来ない(現金取引の場合)。この場合デイトレーダーの手口としては、特定銘柄の売買を終了させついで別の銘柄を手がけるといった「ループトレード」の手法をとることが多い(日本の株式の信用取引の差金決済取引については、2013年1月1日より、法令上、事実上解禁されている)。

第58話「結成! コマさん探検隊!」
コマさんとコマじろうの年齢が300歳以上であることが判明。

【アニメキャラの魅力】もんげー!田舎からやってきたちょっとおとぼけな妖怪「コマさん」の魅力
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描くレベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「コマさん」はぷりちー族の妖怪。ハンバーガーショップで購入したアイスクリームが一巻き少ないという現象を怪訝に思ったケータによって発見されました。ソフトクリームが大好きで、ソフトクリームを注文したお客がカウンターに取りに来たのをこっそりひと巻き分だけ舐めていたのです・・・。そんなちゃっかりものの「コマさん」は田舎から上京してきたばかりらしく、見慣れぬ都会に戸惑いも・・・。

■「もんげー」な妖怪
見た目は白い犬のような妖怪で、頭についている2つの青いヒトダマと、両頬の紅いグルグルがポイント。大事にしている風呂敷をいつも背中に背負っています。言葉遣いに大きな訛りがあり、「ズラ」という語尾も特徴です。

田舎の神社で狛犬に憑依していたのですが、神社が取り壊されたのをきっかけに旅に出てさくらニュータウンにやってきました。驚いたり感激すると、「もんげー!」と目をキラキラさせて大はしゃぎします。とにかく何にでも驚くので、弟の「コマじろう」を含め、周囲に居る者を呆れさせる事も多々・・・。しかし、その純朴な所に愛らしさを感じてしまうのです。

■立派な兄として振る舞いたい
本編とは別に一部の妖怪に焦点を当てた外伝エピソードがあります。コマさんにもいくつかのシリーズが用意されており、その中でも9話~16話の「コマさん○○編」では、コマさんを訪ねて上京してきた弟のコマじろうに「都会のキビしさを教えよう」と奮闘します。しかし、実はあまり詳しくなく知ったかぶりしてしまうコマさん。エスカレーターや改札機など、色々な物に対するコマさんの謎解釈がとても面白いです。

■才能あふれる逸材!?
上記と同じく外伝エピソード「田舎者はバラ色に」では、仕事を求めたコマさんがおもちゃ企業「DANDAI」の清掃スタッフに応募します。おもちゃに囲まれた立派な内装に感動し、張り切って掃除に精を出している内に社長に気に入られてプランナーに抜擢されます。それからは出世街道まっしぐら。最終的には社長にまで上り詰めてしまいます(笑)。スーツをビシッと決めたコマさんの活躍が楽しめますよ。

■淡い恋物語
コマさんも年頃の男の子・・・(?)。とある喫茶店で巡りあった綺麗な女性に恋心を抱きます。喫茶店に通う度に彼女のことをひとつずつ知っていくコマさんですが、ある衝撃的な事実が!?本編ではギャグや癒やし担当であるコマさんには珍しい貴重なエピソードでしょう。妖怪と人間との恋を描いた物語としても良く出来ているのでオススメです。

いつも色々と背伸びして精一杯頑張りますが、むしろ弟のコマじろうの方が詳しかったり慣れていることが多く、弟からの冷静なツッコミを受けて唖然とする「コマさん」。そんなコマさんもまた可愛いですね。少し(?)頼りないですが、やる時はやる人(妖怪)なので好感が持てますね。これからの大活躍に期待しています。

【アニメキャラの魅力】可愛いクラスメイト!憧れの女の子、フミちゃんこと「木霊文花」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いたレベルファイブの同名ゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。今回ご紹介する「木霊文花」は、ゲームではケータと同じく女の子の主人公として登場します。アニメでは、なかなかつかみどころのない個性的なキャラクターとして描かれています。

■ケータのクラスメイト
フミちゃんは、ケータと同じくさくら第一小学校に通っている女の子。普通であるケータとは違い勉強の出来る優等生です。高得点にも関わらず、いつものように100点が取れなかったことを悩んでいたほど。事情を知ったケータの計らいで、何でも正直に喋ってしまう妖怪「バクロ婆」を取り憑かせ、フミちゃんママに正直な気持ちを伝えることで
解決しました。

■憑かれやすい体質?
妖怪がたくさんいるさくらニュータウンでは、妖怪が人々に取り憑いて悪さをする、いわゆる妖怪不祥事案件が起こることは珍しくはないのですが、特にフミちゃんは登場人物の中でも取り憑かれることが多いようです。

お腹が空いてしまう妖怪「ひも爺」に取り憑かれた時は、背丈ほどありそうな特大のホットドッグを食べていました。しかもケータに、ついつい食べ過ぎてしまうことを相談している最中にペロリとたいらげ、ウィスパーもその早業には驚いて突っ込みを入れていました。

長い無駄話をしてしまう妖怪、「ナガバナ」に取り憑かれてしまった時は、なぜか大阪弁(他の人に取り憑いた場合も同じ)に。見ている方はうんざりしてイライラする程の無駄話を垂れ流しました。しかし、ナガバナに取り憑かれたフミちゃんの表情は豊かで面白いです。ちなみに、“なにわのおっちゃん”という謎の人物の話ばかりします。

取り憑いた人を熱血にしてしまう妖怪、「メラメライオン」のお話では、ケータが場を和ませるために呼んだ妖怪「ホノボーノ」がフミちゃんに取り憑き、ほのぼのフミちゃんになりました。それを見たメラメライオンも「超かわいい~ありじゃね?(ウィスパー訳)」とほのぼのフミちゃんの可愛さを評価しました。

■天然のS疑惑
悪気はないと思うのですが、ケータのことを「普通」と本人が一番気にしていることを笑顔で言ったりと天然のS疑惑が持たれています。

おならをさせてしまう妖怪「おならずもの」のお話で、おならずものに取り憑かれたフミちゃんが授業中おならをしてしまいます。誰がしたのかはバレなかったものの、ものすごく恥ずかしい思いをしたフミちゃん。その後、ケータもおならずものに取り憑かれておならをしてしまいます。しかし、それを見たフミちゃんは露骨に嫌な顔をします・・・。彼女を助けようとしたのにも関わらず・・・。

ちなみに別のお話で、フミちゃんはやきいもを食べていたため皆の前でついおならが出てしまうエピソードも。しかしフミちゃん、恥ずかしがる事もなく「テヘペロ☆」と普通に流しました。女子的にそれでいいのでしょうか・・・。

■ゲームでは女の子版主人公!
アニメでは、ケータの憧れのヒロインでありつつも、妖怪に取り憑かれては変な行動を起こしてしまいとてもヒロインとは思えないような状態の彼女。しかし、それが良い方向に作用して妖怪を懲らしめる事が出来たり、ケータが苦戦している妖怪の能力が全く通じなかったりと、何かと妖怪に強かったりするので、なかなかの妖怪キラーでもあります。

新シリーズでは、新たな女主人公のイナホちゃんが登場します。フミちゃんの立場が危ういのでは?なんて意見もちらほら聞くのですが、どちらも活躍して欲しいですね。楽しみです。

【アニメキャラの魅力】プリチー!オレッチ!トモダチ!ふくわウチー!気ままなネコ妖怪「ジバニャン」の魅力
たくさんの妖怪が暮らすさくらニュータウン。「ジバニャン」は、ある横断歩道で“寸止め事故”という怪現象を引き起こしていた所に「ケータ」と知り合い、彼の家に住まわせてもらうことに。今回はそんな気ままで自由奔放な「ジバニャン」の魅力や秘められた謎について語ってみたいと思います。

■かわいい
まず何よりもその愛らしい姿。マスコットのような妖怪が多いプリチー族だけあり、その可愛さはずば抜けています。1話の「恐怖の交差点」では、ケータが妖怪ウォッチを向けた時こそ禍々しいオーラをまとっていましたが、姿を現すとあくびをしたり身体を掻いたりなど、とても事故を起こす妖怪とは思えない愛らしさでケータたちを困惑させました。

9話の「ロボニャン始動!」でも、テレビを観ているケータの隣でゴロゴロしたり、未来から来たネコ型ロボット「ロボニャン」との勝負に負けて「しょぼーニャン・・・」と落ち込んでいる姿はとても愛くるしいです。

24話の「妖怪ネクラマテング」では、性格が暗くなってしまう「ネクラマテング」に取り憑かれ、「オレっちなんて、いつでもゴロゴロしてチョコボー食べてるだけの怠け者の猫みたいな存在ニャン・・・。」と自虐的に・・・。いや、確かにそうなのですが・・・可愛いからオッケーなのです(笑)。

その他、個人的に可愛いシーンのおすすめは、33話の「妖怪じがじいさん」で、どうでもいい自慢をしてしまう能力に取り憑かれ、「オレっちレベルになるとニャン、チョコボーを食べた後口の周りについたのをぺろぺろするニャン」と、口をぺろぺろしながら言うシーン。とてもとても良いです。自慢と言うよりは可愛さアピールになってますが。

さらに、54話の「妖怪ガシャどくろ」では、“運”を司る妖怪「ガシャドクロ」との勝負。負ける度に“特徴”を奪われていくのですが、語尾の「ニャ」や「ニャン」を奪われてしまったジバニャン。「オレっち、なんかおかしいかな?」となんとなく女の子みたいに・・・。可愛さポイントでもある“語尾のニャン”を取られたにも関わらず、なんだか余計に可愛くなっています(笑)。

■生粋のマニア
愛らしいマスコットのような存在の「ジバニャン」ですが、実は意外な趣味が・・・。アイドルグループ「ニャーKB」の熱狂的なファンなのです。寝言でニャーKBに会いたいと呟いたり、いつでも無意識に「ニャーKB」を求めています(笑)。

ジバニャンのご先祖様であるレジェンド妖怪「ブシニャン」も、実はニャーKB好きなのですが(そもそもなんでジバニャンのご先祖がニャーKBを知っているのか疑問ですが・・・)、彼に予備の写真集やポスターを開封されてしまい悲しんだり・・・なんてこともありました。

また、新型妖怪ウォッチの発売日に妖怪銀座1丁目にあるストアの行列の最前列に並んでいたり、遅れて到着したウィスパーやケータに「ふたりとも今頃来たニャンか?」、「流行ってるものを手に入れる為にはこれぐらい当たり前ニャンよ~。」、「妖怪発表会を見てから並ぶようじゃ遅いニャン」と、流行りものにも精通している所を見せつけました。

しかしその後、行列好きなのに待つことが出来ない「妖怪まてんし」に割り込まれてしまい、彼を止めるためケータに呼び出され最後尾に・・・。絶望するジバニャンですが、なんとそのあと並び直して新型妖怪ウォッチを見事にゲットするというガッツをみせました。こんな友人がいれば絶対楽しいだろうなと、つい想像してしまいますね。一緒に行列に並んだり語ったりしたいです(笑)。

■過去の人(猫)生
生前ネコだった時は、エミちゃんという女の子の家で飼われていました。そもそもジバニャンは死んだ時に「ダサい」とエミちゃんに言われてしまった事で、強いネコになると誓い、車と戦い続けて寸止め事故を引き起こしていたのです。

25話の「ジバニャンの過去」では、悪巧みを企んむ謎の妖怪に過去に飛ばされてしまいます。気付けばエミちゃんの家にいたジバニャン。ネコだった時は「アカマル」と呼ばれて可愛がられていました。その時のジバニャンの幸せそうな姿と言ったらたまりません。

結局最後には、もともとの事実どおり事故で死んでしまい離れ離れになってしまうのですが、なぜ素早いネコであるジバニャンが事故にあってしまったのか、エミちゃんはなぜあんなに酷いことを言ったのか・・・、その理由は是非実際にご自分の目で確かめて欲しいです。このエピソードは『妖怪ウォッチ』のアニメの中でも1,2を争うほどの名エピソードです(個人的見解)。

のんびりわがままで、よくケータにも迷惑をかけてしまう「ジバニャン」ですが、主人や飼い主想いでとても良い子なのです。喧嘩してもきちんと反省して仲直りしますしね。ただ、妖怪と戦う時にジバニャンの必殺技「ひゃくれつ肉球」で攻撃しても、ほとんど効かなかったり(それどころか手を痛めて自爆したり・・・)、結局負けてしまう事が多いので(ケータとウィスパーには圧勝していますが)、ぜひ「ジバニャン」が戦闘で活躍する姿も見てみたいですね。

【アニメキャラの魅力】表情豊かでユニーク!頼れる(?)妖怪執事「ウィスパー」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いた、レベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「ウィスパー」。その昔、正義を気取った坊さんに、「妖怪は悪いやつらだ」と決めつけられ、ガシャカプセルに封印されていました。そこへたまたま昆虫採集に来ていたケータに助けられます。その恩返しに、妖怪執事としてケータの役に立とうと頑張ります。作中では何かと不遇な扱いを受ける「ウィスパー」ですが、その魅力とコミカルなキャラクターに隠された彼なりの想いを紹介してみたいと思います。

■妖怪パッドのエキスパート!
『妖怪パッド』という、妖怪世界のタブレット端末をいつも大事に持ち歩いており、ケータが妖怪に遭遇するなり「さっさっさっ!」と妖怪世界の百科事典『妖怪ウキウキペディア』にアクセスし、妖怪情報を解説してくれます。

ケータには「調べた情報を丸読みしてる」と、あまり良い評価はされていないですが、実際に毎回きちんと調べようと思えば結構面倒なはずです。毎回必ずその確認を怠らない所に律儀な性格が現れています。

ちなみに33話の『妖怪じがじいさん』では、どうでもいい事をつい自慢してしまうじがじいさんに取り憑かれ、妖怪パッドで調べる時のスワイプスピードには自信があると明かしていました。得意気に話している様子は、なんだかちょっと可愛いですね(笑)。

■豊富な演技力!
ウィスパーを語る上で欠かせないのが、その素晴らしいウィスパーボイスを始めとする表情やボキャブラリーの豊かさです。普段はひょうきんな喋り方ですが、時々急にカッコいい声になり、思わずドキッとさせられます。

また、演技力の高さにも注目です。妖怪を発見した時に『妖怪不祥事案件で言うところの・・・』と人間界でのあるあるを交えて説明するのですが、その時の迫真の演技が素晴らしいのです。ただの解説ならそこまで面白いと思わないのですが、彼はカツラなどの小道具を使ったりしながら、本気で役になりきる姿が、何気ないシーンを面白くしているのだと思います。まさに名役者といえるでしょう。

ちなみにED後の『きょうの妖怪大辞典』のコーナーでは解説役を務めています。その時の喋り方が毎回異なっており、まさに7色の声色で演じ分けるのです。この台詞を毎回どのように発声するのか、本編視聴後の密かな楽しみです。

■真剣なのに面白い
もし大事なものを無くしたら・・・。そんな大変な状況もウィスパーは笑いに変えてしまいます。48話の『消えた妖怪パッド』で、うっかりトイレに落として流されてしまった妖怪パッドを探しに、ウィスパーはそのままトイレに流され下水道まで行ってしまいます・・・。気の毒に思ったケータが、家に住んでいる妖怪「ヒキコウモリ」に頼み、妖怪通販で新しい「妖怪パッド」を取り寄せてウィスパーにプレゼントするのですが、実はトイレに落とした妖怪パッドをこっそり持って帰って来たようで・・・。

真剣だったウィスパーには悪いのですが、ケータやジバニャンがドン引きしているのにも関わらず、綺麗に拭けばまた使えると全力で渋る姿に大笑いしました(笑)。

■隠された過去の過ちとウィスパーの決意
何が何でも確認を怠らないウィスパー。実はその強いこだわりは彼の過去に秘密があります。ウィスパーの正体・・・、それは『妖怪シッタカブリ』。その知ったかぶりさせてしまう能力のせいで、過去に仕えていた大事な主人を亡くしてしまったのです。そんな悲劇を二度と起こさないために、何でも妖怪パッドでしっかり調べてから発言するようにしているのです。

そんな過去を知ると、それまでの物語の印象がガラッと変わり、彼の苦労や苦悩が読み取れるようになりませんか?そんなに辛い事があり、長い間苦悩しているとしたら、なかなか他人の事まで考える余裕など無くなってしまいそうですが、それから何百年も経った後に巡りあったケータに対しても、迷惑をかけないよう必死で努力しているのです。例えそれが全く周りに理解されずバカにされようとも・・・。ウィスパーが主人を想う気持ちの強さには胸を打たれますね。

47話の『妖怪軍師ウィスベエ』は絶対外せません。勝ち目のない戦へ向かう、当時の主人である「石田三成」に、「一度そなたを見たかったのう!」と言われ、号泣しながら「意外とつるっとしておりますぅ~」と答えるシーンは、二人のこれまでの主従関係を象徴するシーンでもあり、とにかく感動すること間違いありません。

作中ではなにかとダメな奴扱いされる「ウィスパー」。しかし、本当はとても忠誠心が強く、思いやりにあふれた魅力いっぱいの愛すべき妖怪なのです。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚
7月8日発売のアニメ映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」スペシャルプライス版DVDが、7月20日付オリコン週間DVDランキングで総合首位を獲得することが明らかになった。

発売初週の売り上げ枚数は、8.5万枚。「妖怪ウォッチ」シリーズの映像作品では、2014年11月10日にDVD-BOX第1巻が獲得した2位が過去最高で、首位獲得は初の快挙に。さらに、今年発売のアニメDVD作品としても最高の週間売上枚数をマークした。ちなみに、同時発売でシリーズ初となるBD版は1.4万枚を売り上げてBD総合2位にランクインしている。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」は、「妖怪ウォッチ」の初の劇場版として2014年12月20日に全国公開されて大ヒットを記録。志村けんさん、片岡愛之助さん、AKB48・島崎遥香さんといった豪華メンバーがゲスト声優として出演することでも注目を集めた。2015年12月19日には、第2弾「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が公開となる。

妖怪ウォッチがアンパンマン抜く 子ども人気キャラ調査
子どもが好きなキャラクターの調査で、「妖怪ウォッチ」が初の首位に立った。これまで13年続けて1位だった「それいけ!アンパンマン」を抜いた。玩具メーカーのバンダイが発表した。

調査は1996年から続いている。今年は5月、0~12歳の子どもを持つ親800人に、ネットを通じて一つを挙げてもらった。

その結果、幼児から小学生まで幅広い人気を集めた「妖怪ウォッチ」が19・9%に達した。2位の「それいけ!アンパンマン」は12・9%、3位は「アナと雪の女王」で5・3%だった。

「妖怪ウォッチ」は、制作会社レベルファイブ(福岡市)が13年7月にゲームソフトを発売し、14年1月にアニメ放映が始まった。時計型のおもちゃや、メダルなどの関連グッズも売れている。「番組に出てくる特徴ある歌や踊りも人気を押し上げた」とバンダイはみている。

『妖怪ウォッチ』映画第二弾の情報が遂に解禁! 豪華特典付き前売券の内容は!?
今や国民的作品といっても過言ではない『妖怪ウォッチ』。そんな『妖怪ウォッチ』の映画第二弾の情報が遂に解禁されました! 正式タイトルが『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』に、公開日は2015年12月19日(土)に決定しました! さらに前売券発売日と、特典としてとびきりレアな「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセットが付いてくることも決定! 妖怪ファンの子供たちのみならず、お父さんお母さんにも必見の特典に大注目です!
いまや、日本だけでなく世界中が注目している「妖怪ウォッチ」。公開に向けての今後の動向も要チェックです!

【解禁情報】
■映画タイトル
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』

■公開日
2015年12月19日(土)

■前売券情報
発売日:2015年7月25日(土)
特 典:
「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセット
※全国限定100万セット。特典はお一人様3セットまで。
※前売券の詳細は7月15日(水)発売の「月刊コロコロコミック 8月号」にて解禁予定です。

全国を回る妖怪ウォッチ『妖怪カー』デザイン発表!モデルは「大人の事情」につきコマさんに
2015年4月から行われているダイハツ自動車と『妖怪ウォッチ』のコラボ企画『妖怪ドライブ計画』から、全国各地を回る『妖怪カー』の「デザイン発表」篇が特設サイトで公開されたニャン!

コラボカーのモデルは勿論ジバニャン!!!ではなく、「ジバニャンは大人の事情で車にすることができず」(発表資料原文ママ)見送りになってしまったそうです。さらに、人気妖怪のグレるりんも、スピード違反で捕まってしまうという理由で選外となり、『コマさん』に決定しています。

待望のデザインはコマじろうによる「渾身のデザイン」とのこと。発表画像ではデザインにモザイク処理がほどこされていますが、特設サイトでは全容を確認することができます。
製作途中の写真によると、後ろにしっぽみたいな物が取り付けられるみたいですね。詳しくは7月中旬に更新予定の製作過程動画で紹介されます。

Yahoo!検索大賞2014 アニメ部門は「妖怪ウォッチ」
テレビアニメの放送開始とともに人気に火がつき一躍社会現象に。また「ジバニャン」をはじめとする登場キャラクターも人気になりました。

『妖怪ウォッチ』大人がハマる秘密
今年、小学生を中心に一大ブームとなった『妖怪ウォッチ』。12月20日の映画公開を控え、人気は高まるばかり。しかも夢中になっているのは子どもばかりかと思いきや、一緒に観ている父母の心も掴んでいるという。なかには「あの面白さは大人じゃなきゃわからない」と断言する人も。大人をも引き付ける『妖怪ウォッチ』の魅力とはいったい何か? 3つのポイントからその秘密をご紹介しよう。

●魅力その1「大人も『クスッ』っとできるオマージュ」
アニメ作品は1話完結型となっているが、過去のTVドラマやアニメなど、様々な人気作品のオマージュとも呼べる演出が随所にちりばめられている。例えば、『101回目のプロポーズ』。主人公のともだち妖怪であるジバニャンは、トラックに轢かれたことで地縛霊になってしまった猫なのだが、作品中何度もトラックに戦いを挑む。その際、「僕は死にましぇん!」と叫ぶのだ。その他にも、『太陽にほえろ!』『孤独のグルメ』など…。いずれも、小学生や園児の子を持つ父母世代がかつて熱中した作品を“ネタ元”にしていることが、大人たちを作品に引きつけるひとつの理由になっている。

●魅力その2「世知辛い日常を優しくフォローしてくれる!懐かしい妖怪」
『妖怪ウォッチ』では、日常的に起こる様々な出来事の「原因」=「妖怪のせい」という設定になっている。例えば、「わすれん帽」という妖怪は、その名の通り、人の頭に憑りつくことで記憶を忘れさせてしまい、物忘れの原因に。そうした“あるある”を「妖怪のせい」と謳うことによって、日常の失敗を優しくフォローしてくれる点は、子どもたちよりもむしろ大人にとっての方がありがたいのだろう。また、子ども向けゆえ、妖怪たちは決しておどろおどろしくなくチャーミング。その他、「口裂け女(口だけ女)」や「人面犬(じんめん犬)」、「トイレの花子さん(花子さん)」など、懐かしの妖怪も登場し、この点も大人たちのハートをガッチリつかんでいる。

●魅力その3「中毒性のあるテーマ曲とダンス」
『妖怪ウォッチ』に大人の目を向かせた3つめの立役者が、アニメのエンディングやゲームに登場するテーマ曲「ようかい体操第一」。振り付けは、あのラッキィ池田氏。「ラジオ体操第一」の曲名をパロディにしているだけあって、決して激しいダンスではなく、誰でもカンタンに覚えることができる難易度。振り付けも可愛らしく、ネット上では「YouTube」に実際に踊った動画をアップロードする人たちが続出。とくに、セーラー服を着た女子高生・まなこ氏、カナダ人モデルのテイテイが踊る動画は人気が高く、まなこ氏のYouTube動画は380万回再生を超えている。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

銀賞、銅賞は「もんげー」「妖怪のせいなのね」と、どちらも『妖怪ウォッチ』から。
今年大ブームを巻き起こしたレベルファイブのゲームが元の『妖怪ウォッチ』。本家『ユーキャン新語・流行語大賞』にもノミネート。アニメのOP/ED「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第一」もヒットしました。子どもたちはもちろん、大人までとりこにした『妖怪ウォッチ』。しかし、「妖怪のせい」「妖怪の仕業」だと言ってイタズラする子どもも増えて大変という面もあったり?

マックの妖怪がポケモン超えた、発売2週間150万部でギネス記録超え
マクドナルドは11月26日、現在販売中の「マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015」が、2週間で150万部を突破したと発表した。

これは同社が「ポケモンカレンダー2010」で記録した、「1年間で最も売れたカレンダー」(Most calendarssold in one year)のギネス世界記録147万6,442部(2010年11月5日認定)を超える数字で、店舗でのカレンダー販売が終了次第、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請を行う予定だという。

マクドナルドオリジナルカレンダーは、長年にわたり、ファミリー層を中心に好評の人気アイテムで、毎年、ハッピーセットに登場するキャラクターの中から、男の子からも、女の子からも人気の高いキャラクターが採用されている。昨年までは「ポケットモンスター」が起用されていた。

『妖怪ウォッチ』が起こした空前の“妖怪バブル” 画集や浮世絵までもが大人気
子供たちの間で大ブームの妖怪ウォッチ。昨年の夏、ゲームソフトの発売に合わせて、コミックを含むメディアミックスの展開を開始。今年の1月からは、アニメ放映に合わせて、腕時計型のオモチャに組み込んで遊ぶ「妖怪メダル」の販売が始まって人気に火がついた。年末に公開される劇場版アニメの前売り券は、配給会社・東宝の歴史上最高となる72万枚の売り上げを記録している。妖怪ウォッチのクリスマスケーキは、予約完売店が続出だという。

いまや市場規模は800億円を超え、ある種の社会現象にもなっている妖怪ウォッチだが、その影響を受けてか、ほかの「妖怪」関連のコンテンツの売り上げも伸びているというのだ。妖怪をテーマにした書籍が売れていると聞き、都内のある書店員に反応を尋ねた。

「妖怪関連の書籍コーナーを設けていますが、売れ行きは好調です。感触としては、武蔵大学の妖怪研究者・カバット先生の著作や、マニアックなところでは鳥山石燕の妖怪画集などですね」

書籍は誰もが手に取りやすいぶん、目に見えて反応が良いのだろう。さらに、妖怪を主題にした展示会でもブームの影響が表れている。今夏から秋にかけ、「江戸妖怪大図鑑」と題する浮世絵の展覧会を開催した、東京都渋谷区の太田記念美術館に、開催当時の状況を伺った。

「もともと展示内容は、けっして妖怪ウォッチを意識した企画ではなかったのです。ですが、普段の展示では高齢の方が目立つのに対して、今回は親子連れのお客さまも多く来場されていました。浮世絵に馴染みのないお子さまたちに楽しんでいただいたのは嬉しいですね」

会期中の来場者数は3万3000人を超え、大盛況だったという。元来、日本人には妖怪への憧憬が根強くある。その熱は、次世代にもしっかりと受け継がれているようだ。

「妖怪ウォッチ」劇場版アニメ第2弾が決定 2015年冬公開
レベルファイブのゲーム「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第2弾が2015年冬に公開されることが決定した。

劇場版第1弾「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の公開は12月20日。映画1作目の公開前に2作目の公開が決定するのは異例という。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の劇場前売券は7月19日に発売され、50万枚の特典付き前売りは即完売となった。特典終了後も週平均1万枚以上のペースで売れ、公開8週前の時点で、東宝映画で史上最高数の72万枚を突破した(コンビニなどを除く、劇場取り扱いの前売券の販売枚数)。

“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット? 『妖怪ウォッチ』に見る子供向けコンテンツと音楽の関係
今、子供たちの間で『妖怪ウォッチ』が大ブームを巻き起こしている。今年7月10日に発売したニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、販売本数が240万本を突破(メディアクリエイト提供、国内ゲームソフト売上ランキング/9月1日~9月7日)。アニメやコミックなどメディアミックスも盛んに行われ、人気の玩具にいたっては発売と同時に即完売。もはや社会現象と呼ばれるまでになっている。特に、今年から放映が開始されたアニメは夕帯の激戦区にも関わらず、高視聴率を記録。あの“ポケモン”をも上回っているというから驚きだ。

アニメが話題になると、当然ヒットするのが主題歌。本作も例にもれず、オープニングテーマ『ゲラゲラポーのうた』は、発売初週に2万枚以上を売り上げ、オリコンチャートの4位にランクイン。新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、注目が集まっている。

歌っているのは、キング・クリームソーダという男女3人組ユニット。ラップ担当のゲラッパーにZZROCK(ジージーロック)、そしてメインボーカルのマイコというメンバーからなるが、それぞれの詳細なプロフィールは(公式には)明かされていない。さらには、結成理由も「妖怪の仕業」とされており、本作のための特別ユニットとみるのが正しいようだ。とはいえ、表舞台には登場しないのかというとそうではなく、この夏は「a-nation island」にも出演。さらには、他局の音楽番組「ミュージックステーション」に生出演するなど徐々に露出の機会も増やし、年末の紅白出場にも期待がかかっている。

楽曲はというとラップが入っていたり、演歌調のフレーズがあったりと変化に富んだメロディラインは一聴するとちょっと気味が悪い。しかし、この違和感こそが中毒性の正体。曲の頭と終わりが「ゲラゲラポー」の繰り返しで永遠にループできてしまう構成も、何度も聴かせるための仕掛けだ。

子供向けアニメのテーマソングとしてヒットした例と言えば、思い当たるのがB.B.クイーンズの『おどるポンポコリン』。これは『ちびまる子ちゃん』の主題歌として長きにわたり使用された楽曲で、リリース時のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録したほど。また、『妖怪ウォッチ』以前に子供たちの人気を独占状態にあった『ポケットモンスター』から生まれた『ポケモン言えるかな?』も、当時多くの子供たちに口ずさまれた。
どれもリズミカルで楽しげな曲調であることはもちろんのこと、「ゲラゲラポー」だったり、「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」のような無意味だけど耳に残るフレーズもポイントだ。アニメはその時その時間帯にしか見られないが、楽曲であれば、街中などさまざまな場所で耳に入ってくる。つまりは刷り込みが行われ、口ずさむようになる。アーティストにネームバリューがあるとか、露出が多いなどとは無関係に、ひたすらこの原始的なアプローチに支えられ広まっていくのが特徴的だ。実際、『ゲラゲラポーのうた』は、それまでアニメを観たことがなかった子供たちも、学校や幼稚園等でほかの子供たちが歌うのを耳にして、知ったという事例も多いそう。いかに子供の口コミにうまく乗れるかが、ヒットの大前提にあるというわけだ。

子供向けコンテンツが一度当たると大きいと言われる理由が、こちらが探さずとも勝手にターゲットが生まれ続けることにある。たとえ、今夢中になっている子供たちが成長しても、次なる世代が下に控えている。その繰り返しで息の長いヒットが見込めるのだ。『妖怪ウォッチ』もこの勢いを見る限り、今後数年は一大コンテンツとして台頭するのは間違いない。つまりはこの“ゲラゲラポー”、数年後の未来までヒットし続けることを確約された稀有な楽曲なのである。

劇場版「妖怪ウォッチ」、特典付き前売券騒動「重く受け止め」 入場者プレゼントは中学生以下、500万人に
劇場版「妖怪ウォッチ」製作委員会は、特典付き前売り券が入手困難となった状況を重く受け止め、映画公開時の劇場入場者プレゼントについては「ファンのお子さま始め皆さまのお気持ちに応えられるよう」善処すると明らかにした。

入場者プレゼントは中学生以下の子どもが対象。500万人に「妖怪メダル」をプレゼントする。詳細が決まり次第、公式サイトなどで発表する。ただし劇場前売券特典「妖怪メダル フユニャン」とは異なる。
特典付き前売り券は先着50万人限定で7月19日に発売され、徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなった。入手できなかった子どもがいる一方で、ネットオークションでの高値出品が相次ぎ、批判の声が上がっていた。製作委員会は「多くの希望者の方にご購入頂けない事態となりました事を心よりお詫び致します」と謝罪している。
あわせて、劇場版の応援イラスト&メッセージを募集し、作品を送ってくれた人から抽選10万人に「妖怪メダル フユニャン(G)」をプレゼントすることも発表した。前売特典のフユニャンメダルとは絵柄が異なるが、QRコードは同じという。

妖怪ウォッチに行列、親は大変 「とりつかれたみたい」
昨夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ」が一大ブームに大化けしている。怖くない「ゆるキャラ」風が子どもたちに受けて、親たちがおもちゃなどの関連商品を求めて炎天下を走り回る。品薄と周到なメディア展開にあおられた人気はどこまで続くのか。

東京・銀座の玩具店「博品館トイパーク」で7月31日夕、「妖怪ウォッチ」のゲーム機のボタンを9歳の男の子が何度も押していた。勝ってくじに当たると、「妖怪メダル」がもらえるが、負けた男の子は懲りずにまた長い列の後ろに並び直した。
埼玉県川口市から来た母親(34)は「4時間半も続けている。まるで妖怪にとりつかれたみたいに」と語りながらも、自らもメダル獲得のため列に並んだ。
メダルを使えば、店頭のゲーム機に自分が持っている妖怪を呼び出すことができる。2枚入り180円(税別)で玩具店などで買えるが、春ごろから売り切れ状態が続く。
妖怪ウォッチは、今年1月にテレビのアニメ放映も始まり、人気に火がついた。その高まりとともに、店頭から関連グッズも消えていった。
中1と小2の兄弟を抱える茨城県ひたちなか市の主婦(38)は、160枚のメダルを集めてきた。限定メダルつきの書籍の予約や映画の前売り券購入に、炎天下を走り回る。「こんな生活にはもう疲れた」とこぼすが、子どもに飽きる気配はまだないという。
博品館にも連日、メダルの入荷を尋ねる電話が後を絶たない。新商品の発売日には開店前から列ができ、あっという間に売り切れるという。ネットのオークションサイトでは、10倍以上の値で落札される例も珍しくない。
別売の腕時計型の玩具があれば、メダルを装着して妖怪を呼び出す雰囲気を味わえる。2日には腕時計型の新商品が発売される。7月に発売されたメダルは旧型では遊べないため、子どもたちには垂涎(すいぜん)の的。東京・有楽町のビックカメラは先着順で売る予定で、前日には数百件の問い合わせがあったという。

新作「妖怪ウォッチ」狂想曲 「絶対手に入れたい」家族総出で奔走
ゲームやアニメ、漫画、キャラクターグッズなどが次々と製作され、社会現象となっている「妖怪ウォッチ」をめぐり、夏商戦が本格化している。主人公が身につけている腕時計は全国的に品切れ状態が続く中、新作が8月2日発売。必ず手に入れたいと、子供だけでなく、親まで巻き込んでいる。関連グッズを特典にしたコミックや映画観賞券にも争奪戦が繰り広げられている。

今夏、もっとも子供たちから熱視線を集めているアイテムが「DX妖怪ウォッチ」と対応のメダルだ。「どうしたら確実に買えるのか――」。ネット上などで入荷情報が錯綜(さくそう)し、手に入れるために家族総出で奔走する姿は珍しくない。

物語では、主人公が時計を使って身近に潜む妖怪を発見したり、友達になった妖怪のメダルを装着して呼び出す。「DX妖怪ウォッチ」はその世界観を再現できるように生産。第1弾が1月に発売され、3月までに約10万個を売り上げた。発売から7カ月近くたってもなお、全国で入手困難な状態が続いている。

こうした中、新作「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」(税抜き3200円)が8月2日に発売。各地の玩具店などには開店前から長蛇の列ができるとみられる。玩具販売大手や大型家電量販店などは店頭予約を受け付けていないためだ。発売元のバンダイは販売個数を公表しておらず、発売日以降に各店舗ごとの入荷分だけ販売される。消費者は「どこの店が、どれくらいの数を売るのか知りたいけれど、直前まで分からない」と頭を悩ませる。

この“妖怪時計”に装着して遊ぶメダル(1袋2枚入り、税抜き180円)も入手困難。対応するゲームソフトやゲームセンターの専用機でも使え、品切れ店が続出。バンダイによると、6月末までに出荷量は3200万枚に達し、年内に累計1億枚を超える見通し。

この限定メダルを特典につけた商品は特需も。映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(12月20日公開)の前売り券は今月19日に発売され先着50万枚がほぼ完売。公開5カ月前にもかかわらず、発売当日は全国の映画館に徹夜組を含む大行列ができた。

また、漫画を連載している月刊コロコロコミック(小学館)は、限定メダルを付録につけた9月号(8月12日発売)が約4年ぶりに発行部数100万部に到達する。子供たちと妖怪のアツい夏はまだまだ続く。

≪スタンプ台に行列≫西武鉄道は妖怪ウォッチとタッグを組み、練馬や所沢など西武線10駅でスタンプラリーを実施中。スタンプ台には行列ができている。ラッピング電車も8月31日まで運行中。

特典付き劇場前売券が即完売で早くも転売 「子どもが泣いています」と公式Facebookに批判
子どもたちの間でゲームやアニメが大ブームとなっている「妖怪ウォッチ」。7月19日に発売された「特典付き劇場前売券」は徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなり、公式Facebookに批判が集まっている。

これは12月20日公開の映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の前売券に、ゲーム内で使える「フユニャンメダル」とデータカードダス「Sレア ジバニャン」の特典がついたもの。全国の映画館で先着50万人限定で販売された。販売開始時間や購入枚数制限は各劇場によって違うものの、「1人6枚買える」「朝5時に並んだけど買えなかった」という場所もあり、Twitterでも多くの行列画像が投稿された。転売目的で並んだ人も多かったようで、ネットオークションでは高値での出品が相次いでいる。

子どもと早朝から並んで買えなかった人も多く、「子どもが泣いています」「販売枚数が少なすぎる」「他の映画のように入場者全員プレゼントにできないの?」といったコメントが殺到。「子どもの映画なのに子どもの手に入らない。誰のための特典なのか」と販売体制に対する厳しい批判の声があがっている。

夏の鉄道スタンプラリーでもポケモンに迫る勢い
夏休みのイベントといえば海水浴やキャンプ、花火が定番だが、最近は鉄道各社によるスタンプラリーもある。今年もJR東日本はポケモンスタンプラリーを開催するが、最注目は西武鉄道の『妖怪ウォッチ』スタンプラリーだろう。他にも東京メトロは『ハピネスチャージプリキュア』と『仮面ライダー鎧武』、東武鉄道は『クレヨンしんちゃん』、名古屋市営地下鉄は『ドラえもん』、9月末までの実施でJR四国は『アンパンマン』など、子どもに人気のキャラクターが勢ぞろいだ。

『妖怪ウォッチ』といえば、関連おもちゃが軒並み品切れになり、発売されたばかりの「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」(レベルファイブ)は初週で販売本数が130万本を超える人気ゲーム・アニメだ。夏休みに妖怪が見える時計を手に入れた小学生のケータが、出会う妖怪たちと友だちになることで問題を解決する内容は、登場する妖怪キャラクターの愛らしさなどもあわせて、よく第2のポケモンと呼ばれている。

『踏切天国』など鉄道関連の著作があるライターの小川裕夫さんは「『ポケモン』や『妖怪ウォッチ』のように収集願望をくすぐるものはスタンプラリーに向いています」と言う。

「長年続いている『ポケモンスタンプラリー』参加者の様子を聞くと、スタンプを完全に集めることが子どもたちの間でステータスになっています。そしてスタンプラリーは、子どもだけでなく保護者も含めた利用者が増えるので、鉄道会社にとってもうれしいイベントで、栄養補給に飲み物を買い食事もするため地域振興にも役立つ。利用者の満足度も高く、全体として喜ばれるものになっていることが多いですね。
鉄道会社にとって、学生が夏休みに入る時期は利用者が減少する悩ましい季節でしたが、それを埋め合わせる役割を果たしているのがJR東日本の『ポケモンスタンプラリー』です。JR東日本が夏の旅客減少対策に成功してからというもの、追随して夏休み向けスタンプラリーを実施する鉄道会社が増えています」

1997年に初めてJR東日本がポケモンスタンプラリーを開催したとき、通勤時間帯にターミナル駅で子どもが長い列を作っていると評判になった。その後、ラッシュ時を避ける時間規定やゴールを2段階に設定するなどマイナーチェンジを繰り返し、20年近く続く人気イベントに成長している。小さな子どもが、鉄道実習の高校生に補助されてスタンプを押す姿も見慣れた光景になった。

「鉄道会社が人気のキャラクターで子どもの関心を引くのは、後ろにいる大人をひきつけるため。大人の興味だけでは30~50代の忙しい世代は動いてくれません。そこで鉄道会社と地域振興とアニメ、親和性が高いこの3つを三位一体的に連動させてレジャーへ誘っているのです。この仕組みは実施者、協力者、参加者のいずれも満足度が高いイベントになることが多いのです。

自治体が単独でご当地もののアニメや小説に関連したスタンプラリーやイベントを実施することがありますが、人の流動性や盛り上げに苦労しています。ところが鉄道が加わると動きが生まれ、子どもが主役になると同行の保護者も含め利用者が増えます。ラッピング電車などは一回の訪問で写真を撮って帰るだけになりがちですが、乗り放題チケットを買うスタンプラリーは旅客ひとり当たりの単価が高いのも魅力的です。夏休みのスタンプラリーは今後もなくならないでしょう」

発表されているスタンプ設置駅をみると、『妖怪ウォッチ』は秩父まで遠征せずともスタンプが集められる。もっとも遠くても西武球場前までだ。とはいえ、夏休みで開放的な気分になっている子どもたちは大胆な行動に走りがちだ。トラブルが起きてから「妖怪のせいなのね、そうなのね」とならないように気をつけたい。

Googleは7月11日、2014年上半期(1月1日~6月30日)に話題となった検索ワードトップ10を発表した。

これは、検索数が急上昇したキーワードで、その時々のニュースや話題、流行を反映している。
5位の妖怪ウォッチは、子供に人気のRPG、アニメ。

大ブームを呼んだ“現代っ子ウオッチング”
ユニークな妖怪キャラクターが活躍する作品「妖怪ウォッチ」が子供たちの間で大ブームになっている。ゲームやアニメ、漫画などが製作され、グッズを売る公式ショップには親子連れが殺到。品薄のため営業を一時休止するなど、社会現象化している。人気の秘密は何か?原作者が力を入れていたのは、子供たちの気持ちや悩みを探る“現代っ子ウオッチング”だった。

「妖怪ウォッチ」は小学5年の主人公ケータが不思議な時計を手に入れて妖怪が見えるようになり、その妖怪と友達になっていく物語。「日常の出来事は妖怪の仕業」という設定で、人の頭に取りついて物忘れさせる「わすれん帽」や、おならがしたくなる「おならず者」などが登場する。

生みの親はゲームソフト会社「レベルファイブ」の日野晃博社長(45)。昨年7月にゲーム用ソフトを発売。企画段階からアニメ化などが前提で、今年1月にテレビ東京のアニメ放送とグッズ販売が始まると、商品が品切れ状態となる爆発的人気になった。

日野氏は「さまざまな媒体を使ってコンテンツを広め、ゲームにたどり着いてもらう戦略」と説明。子供心をつかむため、どんなキャラや物語に共感するか探る“現代っ子ウオッチング”に力を入れたという。

その結果、目指したのは「現代版ドラえもん」。のび太が勉強も運動も苦手なのに対し、ケータは何をやっても平均的。その背景を「現代っ子にとって、何一つできない落ちこぼれは感情移入しづらい。それより、普通であることを残念に感じるのが現代っ子の心理」と指摘。「殴るのは現代的でない」ため、ジャイアンにあたるキャラも暴力は振るわない。

子供たちの悩みも調査。「学校のトイレで“大便”に行けない」「忘れ物を学校に届けてくれた母親を同級生に見られるのが恥ずかしい」など、現代っ子の身近なネタを取り入れた。

ストーリーは「笑えること」を重視。その理由を「妖怪ウォッチは子供たちの救済コンテンツ。身の回りの悩みを妖怪のせいにして“大したことない”と笑い飛ばしてほしい」とする。

ゲームとアニメの世界進出に向けた交渉も始まった。時代と国境を超えて愛される作品となるか。日野氏は「ただ長く続くだけではダメ。ゲームもアニメもグッズも人気で、常に生きているイメージを保たなければ」と話している。

限定ショップが開店2日で営業停止、グッズ即完&来店者殺到
3月14日に東京駅の一番街に期間限定でオープンした人気アニメ『妖怪ウォッチ』をテーマにしたイベントショップ「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」が、来場者が殺到して商品を提供することが困難になったため、オープンから2日で急遽営業を休止したことが明らかになった。

『妖怪ウォッチ』は、レベルファイブが手がけた『ダンボール戦機』や『イナズマイレブン』に続くクロスメディア作品で、ゲームをはじめ、アニメ、漫画、玩具と多角的に展開。

ゲーム自体は2013年7月に発売されたが、今年1月よりテレビ東京系で放送がスタートしたTVアニメ、そしてバンダイから発売された、なりきり玩具『DX妖怪ウォッチ』や『妖怪メダル』によってさらに人気が加速。ゲームは売り上げランキングで再浮上、玩具は店舗側が購入制限を設けて品薄状態が続くなど、幼稚園児~小学生を中心に爆発的なヒットを記録している。

ようかい体操、妖怪メダル……妖怪ウォッチ人気が止まらない
ヘンテコリンなダンスを踊るイケメンお兄さんに子供たちが夢中──というだけの話ではない。今や踊れない子供はいないほど大人気の「ようかい体操」。テレビアニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌である。
『ようかい体操第一』(4月23日発売)のCD発売イベントには500人以上の親子が殺到。

子供たちにウケているのが腕時計型のオモチャ「DX妖怪ウォッチ」。今年1月に発売されるや即日完売、今やネットで定価の3倍、1万円の値がつく。
「DX妖怪ウォッチ」にセットする「妖怪メダル」(1袋2枚入り/180円)は、発売後1か月で300万枚以上売れた。

昨年7月に発売されたゲームソフトは出荷本数70万本を記録、テレビアニメは高視聴率で『コロコロコミック』連載のマンガも大ヒット中。爆発的な人気で“第二のポケモン”の呼び声も高い。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 38

53.8 7 探検アニメランキング7位
探検ドリランド(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (36)
168人が棚に入れました
小さな国エルアの姫ミコトは、幼い頃に町を訪れたある人をきっかけに、ドリランドのあちこちに眠る宝を探すハンターになることを決意した。ある時、ミコトは世話係のウォーレンスと小さな探検に出かけるが、道中で英雄になることを夢見る狩人ポロンと、放浪の騎士バーンと出会い、一緒に旅を続けることになった。色々なハンターたちと出会いや別れを繰り返し、成長していくミコトたち。しかし旅を続けるうちに、ミコトたちは、ドリランドにとてつもない危機が迫っていることを知る。それを裏づけるかのように、ドリランド中に出現する謎の巨大な怪物。迫り来る危機に立ち向かうミコトたち。果たして、彼らの運命は・・・

声優・キャラクター
宮本佳那子、野島健児、くまいもとこ、内山昂輝、野沢雅子、日笠陽子

parn-love さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

めっちゃ最高\^^/

今まで見てきたアニメの中で一番面白かったです!
初めは、2クールぐらいで終わるのかと思ったけど、(深夜番組だしw)3クールも続いてくれたのでよかったです。
とくにキャラクターのデザインがとても気に入りました☆
声優も豪華だし、見応えもありました。
2期も始まったので見ていますが、(パーンが出るため)個人的には1期のほうが好きです。
まあ、とにかく1期探検ドリランド制作お疲れ様でした!

投稿 : 2020/06/27
♥ : 1

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ちょっと大人向けの子ども向けアニメ

細かく良いところがあるホビーアニメのようなソシャゲアニメ。
子ども向けらしく順当におもしろい!のですが、わたしが特に気に入ったのは、子ども向けっぽくないいくつかのポイントでした。

1、重要なシーンの言葉数が少なめ
言葉数を多くすればなんで仲間が大事かとか分かりやすいのですが、わたしは言葉数が少ないけど分かるほうが好きです。
しみる。

2、描写の細かさ
とどめを刺さずに見逃したことを「すまない」って味方に謝ったりする。
結果は同じなんですが、俺はあいつが好きだからとどめが刺せなかった、って言えば「本当は倒れて動けなくなった敵にはとどめを刺すべき」という世界観がうきあがってくる。
そういう小さな描写がとても多く、世界に奥行きを与えています。

3、ミコトがかわいい
萌え好きマンなので。


子ども向けだと重要なシーンは分かりやすいように説明してしまう傾向があるのではないかと思うのですが、このアニメは本当に一瞬一瞬でシーンを流していくことがあって、あっ今すごい重要なシーンが1秒で終わった!と思うとかえってそれに心をとらわれる。そういう演出が要所要所で印象を引き立てています。
しぶい。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 2

69.6 8 探検アニメランキング8位
ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(アニメ映画)

2017年3月4日
★★★★☆ 3.8 (25)
127人が棚に入れました
史上最大の危機!?
ドラえもんが、そして全てが、カチコチに凍る!?

真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、巨大な氷山。
ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議な腕輪を見つける。調べてみたところ、なんと腕輪が氷に埋まったのは、人が住んでいるはずもない10万年前の南極だった!腕輪の落とし主を探して南極へと向かうドラえもんたち。その前に、なんと氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿をあらわす。
「10万年前に行って、落とし物を届けよう!」
ひみつ道具「タイムベルト」で10万年前に向かうドラえもんたち。そこで、凍りついてしまった自分たちの星を救うため、宇宙を旅し、腕輪の謎を追う少女カーラとヒャッコイ博士に出会う。
おっして、腕輪を巡り、ドラえもんたちは、地球が凍結する危機に直面する!

声優・キャラクター
水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、高橋茂雄、八木真澄
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いざ、南極大陸を冒険!10万年前の友情と勇気が、地球を救う。

幼いころからドラえもんがちょっと苦手で。

数々の秘密道具は楽しいのだけど、
のび太が調子に乗って、最後には痛い目を見るという展開が苦手で、
オチのシーンになると別室へ逃げていた思い出がありますw

さらに声優さんが変わってからは、
ドラえもんは意図的に遠ざけてしまっていました。

今回たまたまこの映画を観ることになって、
ドラえもんにハマりそうです。

それぐらい、
この作品よかったです♪

ドラえもん映画は良作が多いことは知っていたけれど、
こんなにいいものだったとは…!

100分ほどの作品です。


● ストーリー
夏休み中ののび太は、
真夏の暑さにぐったり。

ドラえもんと共に巨大氷山へ出かけ、
氷で遊園地を作って遊ぶ。

氷山の下で見つけた、
不思議なリング。

そのリングは10万年前に
南極で凍ったものだということがわかった。

10万年前の南極の秘密を探るべく、
のび太たちは南極探検に出かけた。


ドラえもんがいると、
場所も時間も簡単に行き来ができてすごいわw

南極?寒い?
秘密道具があれば快適に過ごせますからw

のび太は世界一あらゆる経験を積んでいる小学生だと思いますw

困難があってもドラえもんの道具で突破。
かゆいところにも手が届く豊富さですw

wikiによると今回登場した道具は、
27種類以上。

四次元ポケットの収納はすごいなあ…。
そもそも、四次元という概念が私には理解できていませんがw


話が逸れましたが、
ストーリーはとても面白かったです^^

飽きる暇もなく展開ぎっしりでした。

子ども向けだろうと若干侮っていましたが、
むしろ大人向けと言っていいほどです。

氷山のでき方の説明など、
お勉強になるシーンもあったりで、

親へのアピールも忘れないところは
ぬかりないなと思いましたw

細かな設定は適当にスルーしているところも多く、

例えば
{netabare}
ドラえもんの作戦によって冬眠するパオパオは、
10万年後の未来に起こされますが、

起こされるとすぐ10万年前に移動して、
また10万年間冬眠する…という無限ループに陥るわけですよね?

それはとても冷酷な行いだと、
私には思えてしまったのですが…。

パオパオにとって10万年という時間は
「昼寝みたいなもんだ。」と大した事ないように言われていますが、
いやいやそんなわけあるかwww

じゃあ起きている時間は一瞬にも満たないじゃないか!
{/netabare}

その辺りは“子ども向けだから”という盾をうまく利用して、
深く考えないようにされていますね。笑


● キャラクター
声優さんが変わって以来、
初めてしっかりとドラえもんを見ました。

キャラの表情も随分変わりましたね。
時代に合わせた表情の変化。

時代の流れを感じましたが、
これはこれでいいなと思いました。

のび太からはジャイアンにイジメられる要素を感じませんでした。
将来、好青年になりそうな予感しかしませんw

いじめに敏感な現代、
アニメではどんな感じで描かれるようになっているのか、
ちょっと気になりました。


今回のオリジナルキャラクターは、
カーラ(cv.釘宮理恵)という女の子。

釘宮さんの好演と、表情の可愛さもあって、
とてもいいヒロインだったと思います^^

のび太ともいい感じだったし、
しずかちゃんの立場の危機すら感じましたw


● 音楽
BGMのサウンドが豪華だなー、というのは
あらゆるシーンで感じました。

ハリウッド映画を彷彿とさせるようなサウンドでしたよ。
さすが劇場版アニメ。


【 OP「夢をかなえてドラえもん」/ mao、ひまわりキッズ 】

この曲好きなのですよ♪

子どもにぴったりの可愛くて元気になれる曲調、
長く愛されるのも納得です^^

今回はこの曲に合わせて
ドラえもんとのび太が氷の遊園地を作っています。

夢溢れる映像に、
キラキラとしたこの曲…。

とても素敵なOPでした♪


【 ED「僕の心をつくってよ」/ 平井堅 】

感動系ソングなのは、
ちょっと意外に思ったのが第一印象です。

作中でははっきりとしたお涙シーンはなかったので…。

繰り返し聞いているとだんだん、
内容よりも映画全体とつながってきました。

ストーリーも作画も音楽も、
圧巻のクオリティだった。

きっとたくさんの方が
この作品に情熱を注いで携わってきたのだと思います。

その努力や愛情を想いながら聞くと、
とてもしっくりときました。

このEDは作品への愛が詰まった曲です。


● まとめ
ストーリーが普通に面白くて、
毎年恒例でドラえもん見たいと思えるほど、大満足でした。

のび太のいい子さが、
前面に押されてますね。

他人への思いやりに欠けがちな現代だからこそ、
子どもはもっとドラえもんを見るべきだと思っちゃった。

勉強ができなくたって、
他人と比べてダメなところが多くたって、

優しい心があって、
友だちと笑顔で過ごすことができれば、それでいいと思うんだ。


ドラえもんにハマりそうなので、
おススメドラえもん映画があれば、ぜひ教えてください^^

投稿 : 2020/06/27
♥ : 22
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

不満ほとんど無しの傑作

岡田斗司夫氏がこの作品をH.P.ラヴクラフトの「狂気の山脈」の翻案でありハッピーエンドバージョンと高く評価していました、加えて子供向けにしたのが当作品だと思います。
ストーリー、音楽、キャラクター、声優などどれをとっても不満のない作品です。
釘宮さんの演じたヒロイン、カーラは可愛いだけではなく明るく活発かつ有能なヒロインで、とても良かったです。
どことなく宮崎駿作品のヒロインを彷彿とさせます。

ドラ映画史上、鉄人兵団のリルルと一、二を争うくらい印象的なヒロインでした(ただ、もう少し活躍して欲しかったな。何より一回きりのキャラとしては惜しすぎます。)
ストーリーはエヴァを彷彿とさせる壮大な部分があり、過去に地球にやってきたヒョーガヒョーガ星人はいわば地球に「セカンドインパクト」を起こしたかったのかなと思います(ファーストインパクトはヒョーガヒョーガ星人の仕業ではなく只の自然現象らしいですが)。

しかし、巷のこのドラ映画の欠点として責められている点として{netabare} 「ジャイアン、スネオの暴言問題」についてですが
この映画で中盤でジャイアンとスネオがヒロインのカーラを責める酷い発言をした事がいろいろ批判している人達がいますよね。
「映画ドラのジャイアンは良い奴だ、男気に溢れた奴だという鉄則は守って欲しかった」
「可哀そうなヒロインを罵るジャイアンとスネ夫なんて・・・」とか盛んに言われてますが、
良く考えたら、例えカーラたちの行動に悪気が無かったとしても結果は極めて重大で、
あの状況ではのび太たち四人組が家に帰れないどころか全員むごたらしい凍死の運命にあるのと、現代の60億の地球人類が存在していない事になってしまう事を考えると、
ジャイアン、スネオがつい感情的になりカーラを罵るくらいは仕方ないと思うのですが、どうでしょうか?
ましてや彼らは小学生でしかありませんし、そこまで聖人君子であれって変です。
むしろ、ヒロインを庇ったのび太の発言の方が理想論すぎる気すらするんですね。
映画ドラ恒例の「映画ではジャイアン(とスネ夫)は良い奴だ」も伝統として続ける必要まではないと思います。
時には感情的になって怒ったり罵ったりする彼らも人間的で嫌いではないですよ。 {/netabare}

あと、個人的にはラスボスのブリザーガのデザイン、特に顔が昔のアニメふうというか、いかにもドラえもん世界ふうのデザインで、ちょっと気に入らなかったかもです。もう少し今風のアニメのデザインにして欲しかったですね。
もう一つの敵のオクタゴンのデザインの方がいかにもクトゥルフで良かったと思います。

「リングは、ひとつ。救いたい星は、ふたつ」という映画のテーマがご都合主義的に簡単に解決された点も欠点として挙げる人がいますが、
あれはあれでハッピーエンドで良かったと思います。

以上、わずかに不満はありますが、傑作だと言い切れる作品です。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 13

66.3 9 探検アニメランキング9位
秘境探検ファム&イーリー(OVA)

1995年1月1日
★★★★☆ 3.7 (17)
65人が棚に入れました
巨大魔法遺跡の秘宝を探す遺跡探検家のファムとイーリーは願いが叶うとされる“万能なる力”を求めて旅をしていた。ある日、旅の商人であるガルフから遺跡の地図を手に入れ、さっそくそこに記された城跡に行くが、中はトラップだらけで…。

tmiyo4 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

普通に観れる。

LD購入済み。DVDを購入した為、廃棄。
原作コミック購入済み、読破。

LDの表紙を見て、購入しました。
LD全4巻購入し、観ました。

絵柄が好きだったので、田中久仁彦先生のファンになりました。

本屋さんで、秘境探検ファム&イーリー 1巻を購入して、しばらく続編がでませんでしたが、「秘境探検ファム&イーリー スペシャル・プラス」を本屋さんでみかけて、購入しました。

原作コミックとアニメの内容と結末が、多少ことなり驚きました。
物語の内容としては、原作コミックの方が好みです。

以下、田中久仁彦先生の所持作品。
・秘境探検ファム&イーリー スペシャル・プラス(コミック)
・一撃殺虫!!ホイホイさん 初回限定版(コミック)
・龍骨(画集)
・龍骨:碧瑠璃/紅琥珀(画集)
・KEY THE METAL IDOL 田中久仁彦キャラクター原案画集(画集)
・通販で購入できた同人誌2冊
の以上です。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 0

84.5 10 探検アニメランキング10位
HUNTER×HUNTER -ハンターハンター(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1125)
6875人が棚に入れました
主人公のゴンは幼少期、森の中で凶暴なキツネグマに襲われそうになったところをカイトというハンターに助けてもらう。そして、カイトは父親・ジンの弟子であるハンターで、ゴンは父親の人間的な魅力・偉大さ、ハンターの素晴らしさを聞かされ、ハンターという職業について憧れを持つようになる。
ハンター試験をを受験することになったゴンは、クラピカ・レオリオ・キルアら仲間達と共に様々な難題を乗り越えて見事ハンター試験に合格するのだった。ゴンは悲願である父親との再会を果たすことができるのか、また行く手に待ち受けるものは何なのか…!?ゴンのハンターとしての試練まだ始まったばかりだった。

声優・キャラクター
竹内順子、甲斐田ゆき、郷田ほづみ、三橋加奈子、高橋広樹、木村亜希子、上別府仁資、日比野朱里、高乃麗、並木のり子、TARAKO、永野善一

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

富樫仕事しろ、富樫の世界、富樫の才能についてⅡ

流れはレベルEのレビューから、ちょっと思いついたんで続きを。

■お料理で比喩

1、普通の天才作家
新しい素材から新しい料理レシピを作ってしまう人達。食材は、本人の好み
基本的には一部しか食べれない高級料理か、一部が熱狂するゲテモノになる
不味ければ食うな、作りたいように作る系

2、超秀才系の(作家が書く)作品
その時代の客の好みを分析し、今まで存在した料理レシピ、素材を組み合わせ
美味しい料理、完成度の高い料理を作り上げる。ファミレス~高級料理まで様々。
料理のランクに関わらず「美味しさ」「完成度」「グルメの満足度」が全て。

3、媚びてる系作品
CMしまくって、主に舌の肥えてない人間程に美味しく食べれる物をを売る。
カップラーメン系。商業的、売れれば良いし、カップラーメンの研究も捨てた
ものではない。世の中にはカップラーメンこそ美味しいと思っている人が多い。
(オタ以外には単純な話、単純な美少女、感動、エロの方が売れるって意味)
が、舌が肥えているグルメではやはり美味しくはいただけない。

4、富樫の異常な才能
カップラーメン系~ファミレスクラスの素材を使い、
この世のどこにも存在しなかった「あれ美味ぇwwこんなの食べた事ねぇww」
なゲテモノかつ、一般受けし、グルメすらも満足させる新料理を作る。

■富樫の扱い方について

独創性、異常な発想力、やりたい事やったら天才的だったって面と、一般的な
読者、時代、どういうものが好まれるかよく見える秀才さが同居してしまった。
上に書いたように「誰でも食べれる素材を使って、一般人~グルメの両方を満足
させる新料理を作る」って行為が、いかに無謀か。

普通は「一般人」か「オタ」のどちらかを切らないといけない、どちらかの
属性を持っていて普通。「天才」か「秀才」かも普通はどちらかの属性になるし、
その片方があるだけでも十分に評価される、十分異常で、それは仕方が無い事

のはずなのに、一般人かつ、オタかつ、天才かつ秀才、それが富樫。


パクって来た資料だけど

「週刊誌のマンガ家のほとんどは、その週その週で物語を考えているものですが、
 富樫先生は連載開始の時点で、だいたいのプロットを作っているんです。
 それに、アシスタントを使うと、自分は中途半端な仕事しかしていないように思う
 らしく、なるべく全部自分でやろうとするタイプ。だからこそ、連載中は肉体的
 にも精神的にも苦しみやすいようです」(マンガ関係者)

まとめますと、
「最初から最終地点、展開を決めている」「全部自分でやろうとする」
出来る人間、ド有能な人間の典型的な傾向。あとは、

検索 冨樫仕事しろとは (トガシシゴトシロとは)

と異常な程に凝る癖に、大衆性を維持しようってのが無謀、膨大な時間の浪費。


しかも富樫さん好奇心旺盛、遊び心満載で、多分これを読んでる人や俺みたいに
アニメも漫画他も色々な遊びが大好きなダメ大人だから、そーゆーのも沢山やりたい
金も大量にある。無いのは時間だけ。なのに書いてくれてる。俺なら絶対書かないね
このレビューみたいに気の抜けた話なら書くだろうけど。

そんなド天才を上手く扱うには、上から押しても絶対に駄目なので、
ジャンプ編集の対応は適切だと思いますね。マイペースにやりたいようにやらせる。
凡人と同列に扱っちゃダメ、天才の中でも一握りの天才だもの。

やりたいようにやらせる、やりたい事をやらせるのが一番、仕事が遅延しようと
凡人作家が100年必死にやっても絶対に作れない、素晴らしい作品を作ってしまう。
集中力、発想力、ストイックさ、こだわり方が凡人のそれではない。

銀英の田中さんも同類ですけど、ド天才はそーゆー生き物なんですよ。
それを凡人のものさしで「プロが~」とか「読者が~」とか「怠けてる~」とか
「仕事しろ~」とか言う人間は天才を知らない人生を送って来たんだと思う。


■結論
冨樫仕事しろ、し続けろ
お前は才能があり過ぎるから、もう才能を生かすしかない、犠牲になれ
お前の状況とか知った事じゃない、灰になるまで働け、代わりに遊んでやる

検索 幽遊白書 総集編 ~あぁん?冨樫、最近だらしねぇな~(完全版)

懐かしーなー。このH×Hもだけど、富樫がそれを書いた時「何をして遊んでいたか、
何にハマっていたか」がよく分かる。人生楽しまなきゃダメだね、・・富樫以外は。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 16

Rexuz[コン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

狩りをするわけではないですw

ちゃんとしたレビューを書いてなかったので、改めてレビューを書いていきたいと思います(〃´・ω・`)ゞ

先ずHUNTER×HUNTERがどんな内容なのか、簡単に説明していきますね。

「ハンター」と聞いて、多くの方が「狩り」を思い浮かべるのではないかと思います。
けど違います。少なくともみんなが想像しているハンターではないですw

この世界のハンターは、専門分野の違いによって様々に分かれています。
狩りをするハンターも居れば、殺しをやるハンターもいる。
美食ハンター、財宝ハンター、賞金首ハンターetc..これはハンターになった後本人がどういう仕事を重点的に行うかという俗称であって自由であり、ハンター資格に種類があるわけではない。

プロのハンターの資格を得るには、数百万分の一の難関と言われるハンター試験を突破しなければなりません。
そしてハンター試験に合格するとライセンスが手に入り、ハンター専用の情報サイトを利用できるようになるほか、各種交通機関のほとんどを無料で利用できたり、一般人立ち入り禁止区域の8割以上に立ち入りを許されるようになる。その他の面でも多大な信用を得ることができ、殺人を犯してもハンターライセンスがあれば不問になる場合もあり、それを目的としてライセンス獲得を目指す者もいる。

主人公の父が一流のハンターで、父に憧れ、ハンターとはどういった仕事なのかを知るためにハンターを目指す。

最初は結構緩やかで退屈するかも知れませんが、ハンター試験からストーリーに引き込まれるので、途中で切らないで我慢しましょう。
37話からが本番です!!熱い戦いの連続!
ここからハンターハンターの本当の面白さがわかるでしょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
HUNTER×HUNTERは漫画よりアニメの方が好きなんですよ(>ω<)
作画が綺麗だし、声優も好きですからね。
バトルアニメの中では間違いなくトップクラスに入ると思います。
オススメですよ~☆
今の世代でHUNTER×HUNTERのことを知らない人、絶対観た方がいいです。

「新HUNTER×HUNTER」の方も始まっちゃいましたね^^
またハンターの時代が復活しそうで嬉しいです☆
部分々々変わってる所はありますが、内容自体は変わらないみたいです。
こちらの「旧」は既に完結してるので、「新」の続きがすぐ観たいと言う方は、こちらを合わせてみるのもいいかも知れません。声優も声似てるし、違和感はないかも(笑)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 13

熱視線 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

op「おはよう」は名曲

ハンターハンター、実は原作もアニメの方も大人になってから見たんです。
一応昔から知ってたんですけど、絵や雰囲気からして熱い友情や感動を押し付けてくる有りがちな少年漫画作品だと勝手に思って避けてました。
でも、実際に読んで(見て)みると面白かったです。

少年漫画らしさも有りながら、難しいテーマや容赦無い予想外の展開をブチ込んで来る。
大人こそハマる作品じゃないかと思います。

このアニメは大体原作通りだけど、原作にはないアニメオリジナルの展開もあり。オリジナルの展開も作品の雰囲気を壊さず、上手く馴染んでいたと思います。
古い作画も味があって良いです。

あと、ヒソカとイルミの声がピッタリすぎる。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 14

76.0 11 探検アニメランキング11位
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(アニメ映画)

1998年7月18日
★★★★☆ 3.9 (454)
3127人が棚に入れました
幻のポケモン・ミュウのマツゲを元に、悪の組織により戦闘能力などを強化され人工的に作られたポケモン・ミュウツーは、人工的に造られたという不純な生立ちから自身の存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しんでいた。やがてミュウツーは自分を造った組織を裏切ったことをきっかけに、ポケモンを統制するシステムへの反発や自分を利用するためだけに作り出した人間たちへの憎しみから人類に対する「逆襲」を企てる。
ネタバレ

朝霧麻衣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

本物とコピー

久しぶりにニコ動で劇場版ポケモン主題歌メドレーを聴いて、映画がどんな内容だったかが気になり再視聴しました。1998年製作でしたから、15年以上経過してからの再視聴となりました。

【ストーリー】
一番珍しいポケモンと言われる「ミュウ」、DNAを元に科学者たちは「ミュウツー」を作り出した。しかしミュウツーは自分が何のために作り出されてきたのか分からず、そんな身勝手な人間に復讐をする。

【所感】
まずストーリーの冒頭約15分、小学生の時に見た自分がこの内容を理解していたとは思えませんでした。本物とコピー、どちらのポケモンが強いのか?そんな哲学っぽいテーマを抜きにして、お互い傷つけあうポケモン達を見ていてつらかったです。終盤のテーマに対する答えは至ってシンプルで、良くまとめられていたと思います。冒頭部分でサトシ一行は登場せず、徹底したテーマ作りをしていて、この作品に対する制作陣の熱意を感じます。
{netabare}ピカチュウがサトシに電撃を繰り返し浴びさせるシーンが一番の泣き所でした(T_T){/netabare}
EDで流れる小林幸子さんの歌がポケモンのテーマにマッチしていた上に、あの歌唱力で歌われてしまうとインパクトが大きいです。映画を見る前から「歌しか覚えてないんだけど?」って感じだったので、当時とても印象に残っていたのだと思います。

久しぶりに見ましたが、昔はちゃんと言えたポケモンの名前が結構出てこなくて、時間の流れを感じました。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 14
ネタバレ

シェリングフォード さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

歩き続けてどこまで行くの?

ポケモン映画第一作目です。

どんなものでも一作目というのは少し特別です。
作品にもよりますが案外その方が後続の作品より粗削りではあるけれど伝わってくる魅力が強いからです。

ミュウの細胞からより強く作られた最強のポケモン「ミュウツー」。
しかし、彼は自分がいったい何者かわからない。
「生きる」ことに価値が見い出せず思考することを止めて、彼は自分を生み出した人間に逆襲を決め込んだ。
「これは戦争でも攻撃でもない。逆襲だ。」

作品はこどもにとってはえらく重々しく暗い雰囲気を帯びたプロローグから始まります。
この辺は改めて観てみると一度観た作品なのにまったく覚えのない話でした。
小さい頃にここの部分を観てもまったく印象にさえ残らないことが分かります。
その後からの流れは薄っすらと記憶していましたが、
やはり改めて観てみるとその場での言動や立場、行動など「役割」としての意味が物語を鮮やかにし、ひとつの筋が紡がれていきます。
本作の持つ物語の性質はなにも小さい子に限ったことではなく、あらゆる人間に対しなにかを訴えるだけの力を持ったものだと思います。

映像だって今のものに劣っていません。
ポケモンたちはよく動きますし、そこに躊躇いはなくできる限りのリアルが追及されています。
肉迫した戦いの息遣いはすぐそこで聞こえます。
OPのバトルはもちろん良いですし、EDはさらに良いです。個人的にとても好き。
曲といいアニメーションといい最高です。残念ながらアニメ映画のEDでこれを越えるものはいまだにありません。

何度観たって面白さを感じられる少ない作品のひとつです。



{netabare}

こども向けのアニメ映画でよく自己定義について触れました。
僕は高校生2年になるまで考えたこともなかったですw
まあでもあえてテーマを探るならばそれはそこにはなく、
ではどこにあったのかというと、僕は「本物」と「コピー」の戦いが非情にも無意味だということにあると思います。

俯瞰的状況としては
まず初めにミュウツーはトレーナーを呼び込みコピーと対決させて負かすことで
人がポケモンを育てることを否定し、また人につくポケモンも否定しました。
この後ミュウが出てきて「コピーなんかに本物は負けない」なんてアホな啖呵切って大混戦。
もうどちらも後には引けません。
だが、なかなか決着のつかないミュウ、ミュウツーを前に他のポケモン達はだんだんと力尽きていく。
そして最後ミュウとミュウツーの戦いを止めたのがサトシの自己犠牲でした。
なんだかナウシカみたいでした。彼女もまたその体現者ですから。
石化したとはいえ、現実的な死です。死のメタファー。
ポケモンですからさすがに人が死ぬ描写はできません。だからこういうかたちを通してそれを表現したのだと思います。
ここでやっとミュウツーも彼なりの答えを見つけることができ物語は良い方向に導かれ幕を閉じました。

サトシたちは初めから本物もコピーも同じポケモンだと主張していました。
けれどミュウツーにはミュウツーなりの意志がある。
彼は自分の存在と生に悪くも執着してしまったことによりさらに、そのときに多くの人間の悪に触れたために、
出口のない迷路に入り込んでしまい、自分に「逆襲者」という答えしか出せませんでした。
人と人に寄り添うポケモンの全てを否定し、コピーという名の十字架を背負い強く生まれてきた我々こそが本当の存在であると。
だからミュウツーに従うコピー達も戦いました。
傷つき、疲れ果てようが、戦って勝つことでしか報われないから。
一番印象に残っているのはやはりピカチュウです。
泣きながらもビンタを続けるピカチュウ。傷つけることは嫌だとしてもこっちだってやめられない。
にっちもさっちもいかずにはたき続けるピカチュウと黙って受け続けるピカチュウ。観ていてやりきれません。

だってこの戦いはどこまでいっても「戦い」そのものでしかないのです。行き着く先なんてありません。
答えはすでにでています。彼らが今存在していること、そのままが答えなのですから。
それぞれが生きている一匹のポケモンであること。
ミュウツーたちコピーが本物に準じるものではないことに正しく意識を向けることが彼にはできなかった。
サトシのメタフォリカルな死がなければミュウツーはこれに気付くことはできず誰も救われなかったでしょう。

ここをこの映画が映像として表現したのだと僕は思います。
まあそんなものは得てしてあるはわけではありませんが。

最後の締め方はどうだったでしょうか。
「このことはなかった方がいいだろう」とミュウツーは反省しました。
いや反省というより、自分を認めることができたというべきか。
立つ鳥跡を濁さずといったスッキリとした終わり方。これは後々公開されたポケモン映画の大半がそうです。
本編の方に支障がでないようにしているのでしょうか。 少し作為的な臭いもしますw
しかし、やはり意味のある発言であったと認めることの方が意義があったと言えるでしょう。
この台詞は受け取り方によっては深みがありました。
自分がきっかけで起こってしまった今回の一連の出来事。「なかった方がいい」なんて簡単に言えるはずがない。
彼はこうは言いながらも裏ではこのことに関して、自分がすべての罪を背負うことの決意としてみることもできました。
死人が誰かの中で生き続けるように、経験に基づいた記憶は個人の中で反芻されていく。
文字通り何度も思い出すことでそこから大事な栄養得ている。
風化することのないそれは鮮やかなままひとりの人間の宝物として心の奥底でいつまでも火を灯し続ける。
今回の出来事をそれらと同じように人々の記憶に残せばそれは傷であり、苦しめるほか使い道のない記憶なのです。
けれどもひとりの人間の「死」を通してやっと知り得た教訓は決して忘れてはいけないもの。
だったらぜんぶまとめて私が背負おう。そういったミュウツーの決心がここで見られたと思います。

一番印象に残ったのはミュウツーにかけたサトシの最後の一言 「みんなどこに行くの?」
これ聞いた瞬間身震いしました。なんでだろう。
サトシなら「どこ行くんだよー!」とかなのにらしくないほどに優しく訊いていました。
すごく象徴的とも思える一言でした。(『われわれはどこから来たのか。われわれは何者なのか。われわれはどこへいくのか』)


読んで下さった方ありがとうございました。
あ、書き忘れてたけどボイジャーさんかっこよかったです!
「海を知りたきゃ波止場のかもめに訊いてみな。」って声も良いし、台詞もかっこよすぎる!w
この人すごく好きw

海を渡ってるときよくトゲピーは死なずに済んだよなー、なんてw
あでゅー。

{/netabare}

投稿 : 2020/06/27
♥ : 19

KEN, さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大人になってから見ると全然違う

初めてこの作品を見たのは小学1年生の時の公民館の上映会でした。

初めてこの作品を見てから実に17年ぶりに視聴しましたが、、
正直この作品はこんなにも深い話だったのかととても驚いてます。

命すらも自分達の思いどうりにしようする人間の醜さ、そしてその犠牲となったミュウツー、しかしそんなミューツーにも唯一心をひらくことができた少女がいたこと。

大人になってから見るとここまで違うのかと非常に驚嘆してます。

この作品を改めて視聴した感想なんですが、子供の頃視聴した時はミュウツーはとても強く、恐い存在に見えたんですが、大人になってから改めてミュウツーを見るととても弱く、そしてとても寂しそうに見えました。

アイツーとの出会いによってやさしく素直な子に育ったミュウツー。
だけど回りのバカな大人達のせいで悪用されてしまい道を誤ってしまったシーンは見ててとても息苦しかったです。

だけど最後にサトシの死に涙するピカチュウを見て本当に大切なことを思い出すことができて本当によかったです。

それにしても、、、この作品の主題歌小林幸子さんだったんですね。
全然知りませんでした(笑)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 4

65.2 12 探検アニメランキング12位
借りぐらしのアリエッティ(アニメ映画)

2010年7月17日
★★★★☆ 3.6 (628)
2959人が棚に入れました
とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だった。そんなある日、アリエッティは翔に姿を見られてしまう・・。

声優・キャラクター
志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

小人の世界にワクワクです

非常に楽しい作品でした。
個人的にはジブリ作品の中でも上位に入る作品です。
なんといっても小人達の夢のある世界感が素晴らしい。

◆この作品の内容は・・・
この作品のキャッチフレーズは「人間に見られてはいけない、それが床下の小人たちの掟だった」です。
そう、この物語は人間に気付かれずにこっそりと暮らす小人達と小人達の存在に気付いた人間達のお話です。

◆タイトルの意味は・・・
タイトルにある「借りぐらし」は小人達が生活に必要な食糧や道具(なくなっても人間には気付かれないようなちょっとした物)を人間の家からこっそりと借りてくるという意味です。
人間からしてみれば物をもっていかれるのは泥棒になってしまうのですが(笑)。
でももし自分の家の床下に小人達がこっそり住んでいたら・・・。
真夜中に小人達が家の中に入ってきてちょっとした小物を借りていったら・・・。
とっても夢のあるお話ですね!

◆見どころは・・・
この作品は二つの視点から見る事ができます。
小人からの視点と人間からの視点。
ストーリーはとてもシンプルですが、この2つの視点の対比が非常によく描かれていました。
人間からすれば小人の存在は驚くべき事であり、仲良くしたいと思う人もいれば捕まえようとする人間もいる・・・人間側の視点ではただこれだけのストーリー。
ですが小人側からみれば人間に見つかる事は一大事、とても大変な出来事なのです。
作中では家政婦さんのイヤらしさと共にその事が顕著に描かれていて楽しめました。
あの家政婦さんのニヤリとしたイヤらしい笑顔が・・・( ̄∇ ̄)ニヤッ

◆ここにも注目・・・
小人の世界をまるでカメラのマクロレンズで覗いたような映像美で描写されているところもよくできてました。
そして小人目線からの人間の動きは迫力あるアニメーションで描かれていて見ごたえがありました。
また人間達の小道具をこの小人達は生活にどう利用しているのかも注目です。

◆総評・・・
他の方のレビューでも書かれている通り、この作品は盛り上がりが欠けます。
ニュアンス的には、プロローグ的な印象で終わってしまったような物足りなさがあります。
でもそれはあくまで人間の視点での事。
人間視点でみればちょっとした話ですが、小人視点では絶体絶命の話です。
そして小人のアリエッティ・・・。
無鉄砲なところもありますがとっても可愛いのです。
小人の世界感とともに彼女を見ているだけでも十分に楽しめました。

◆最後に一言・・・
もし突然、ちょっとした小物がなくなったら・・・あなたの家の床下に小人達が住んでいるのかもしれませんよ(笑)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 28

風来坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジブリの血統

ジブリ作品と言えば宮崎駿監督を思い浮かべる人が多いのでは
ないでしょうか?
それほど宮崎監督は印象的な作品を沢山送り出して来ました。
しかし、人間である以上いつかは作品を作れなくなる。
そうなったときアニメーションはどうなってしまうのか?
継続的にスタッフがアニメーションを製作していける環境の
整備が必要ではないのか?宮崎監督のインタビューからは
このような想いが伝わって来ました。

本作では宮崎監督は脚本に徹して米林宏昌監督が演出を担って
います。きっとそれは後々まで良作が作れる体制が整っている
ことを宮崎監督が確認したかったのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、本作の感想です。
私自身久々のジブリ作品で、正直楽しめるのか不安でした。
どちらかというと80’~90’(ナウシカ・ラピュタ
・トトロ・もののけ等々)のジブリ作品の方が好みで、00’(千尋・ハウル等々)以降の作品は可もなく不可もなく
といった印象を持っていたからです。

しかし、その不安は杞憂に終わり、序盤からグイグイと
引き込まれていきました。何の予備知識もない状態で作品に
引き込む手法・構成には感服しました。最近ありがちな
『○○話までは忍耐』というアニメは是非とも見習って欲しいと
思います。ジブリの血統は脈々と受け継がれている。

そんな本作ですがただ一つストーリーに大きな不満を感じ
ました。。先入観を持って欲しくないので、どんな不満かは
是非各々で視聴して判断して頂けたらと思います。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 25

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ここに宣言しよう、「小人姫アリエッティー」の方が絶対良かった!

二回見ました、この作品。
まぁ酷評の人が多いと思います。なんせ終わり方が、というか話全体が設定と共に縮小してしまって薄い内容になっていましたからね。

では、なぜこの作品は設定と共に縮小してしまったか、それから結末を回避することは可能だったのかを吟味していきましょう。

この作品で一番面白かったのは初めの30分でしたw
小人という設定、小さい人間から見た世界観、小人の生活スタイルなど斬新なものばかりで興味津々で見入ってしまいました。特に作画。家具など本当にリアルに描かれている部分もあれば、水(水滴)みたいなものは独特な最近のジブリらしいタッチで素晴らしいデキだったと思います。
問題はアリエッティーが子供に見つかってから。ここから小人ワールドから人間を含めた世界を描き始めます。

一つここで疑問。人間の子供を出す必要があったのか。
この作品は人間と小人が共存または敵対する世界を描いています。もしこの作品に人間を登場させなかったらどうなっていたでしょう。全体的なスケールは小さくても、その枠内で壮大な話を展開出来たのではないでしょうか。
例えば、人間を完全に敵と設定することで、もういないと思われていた別の小人たちと小人たち内だけの冒険を始める。スケールは小さくなりますが、ストーリーとしては独特の世界観を維持しながらファンタジー物語を展開することが出来ます。勿論映画としてのメッセージは完璧に変わりますが、視聴者にはこちらの方が受けたのではないでしょうか。

話を戻します。
本編が始まったのは主人公であるアリエッティーが人間の子供と接触してから。ここから映画としての方向性が見えてきて、世界観も一気にファミリアーになります。
さて、今作品での最大の問題は世界観を最終的にどっちつかずにしてしまったことです。
人間の観点から見るのか、小人の観点からこの作品を描くのか。
人間の観点になると、病で元気をなくしている男の子が小さいけど頑張っている小人から勇気を得る、生きる意味を知るといったテーマになります。
小人視点になると、人間に存在がばれてしまった事から新しい居住地を探す羽目になる。その過程で別の小人たちと出会い、生きていける可能性を見出だす、
といったものになるでしょう。
この二つをごっちゃにするから中途半端な作品になってしまい、結末も曖昧なものになってしまうのです。

では、選ぶとしたらどちらが良かったのか。それは明らかに後者でしょうね。前述したように、世界観はジブリの技によって良く描けているのだから、それを利用する以外はないでしょう。それに病の男の子が誰から生きる勇気を得る、といったパターンはありきたりで斬新さに欠ける。

私がもしこの設定で話しを進めるとしたら、もうちょっと尺を長くして、さらに特殊な能力、「脳内で意思伝達できるテレパシー」なる設定でも追加して、話を一気に世界規模にします。
そうですね、タイトルは「小人姫アリエッティー」でw
初めの20分は小人独特の世界観を描いて、その後すぐ現在の居住地を人間に見つかり新たな開拓地を目指す。その旅路に新たな小人民族と出会い、そこから人間に対抗すべく長年計画を練っていた馬鹿げたシュール小人民族たちの存在を知る(まぁ勿論反乱なんか出来るわけがないんですが)。しかし、主人公の秘められたそのテレパシー能力が開花し、それにより世界中に住んでいる小人たちを集合させ・・・・
この後は想像にお任せしますw反乱するのも良し、友好関係を築くのも良し。劇的最後を迎えるのもありですねw

まぁ要は世界観は良く描けているんだからそれをベースに話を展開させた方が良かったのでは?といったことです。

ここからは二つ目の問題。人間と小人の世界観を合わせた上でのストーリー展開で、あの最後以外の最終を迎えられたのか、というよりあの最後より良いオチは無かったのかということですけど、う~ん多分難しい。
よくよく考えれば、あの終わり方はあの尺と設定にしては良く出来ていると感じてしまう。一応、二人のオチは付いている訳だし(だって後半から突然アリエッティーの旅だけを描くわけにはいかないから。なんせタイトル「借り暮らし」ですからw)、あそこからの発展は不可能。それに人間たちが全面的に協力して新しい居住地を探す旅に出るってのも無理がある終わり方。
だったら、もうあのオチで良いじゃん!ってことになる。

結論、人間と小人の世界観をごっちゃにしたのが全ての間違いだった。

うん。なんかすいません、製作者の皆さん><ホント勝手なことばっか書いて・・・汗

投稿 : 2020/06/27
♥ : 17

68.9 13 探検アニメランキング13位
サカサマのパテマ(アニメ映画)

2013年11月9日
★★★★☆ 3.8 (605)
2930人が棚に入れました
どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――

声優・キャラクター
藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

王道にして未だかつて誰も観たことの無いボーイミーツガール&ディストピアSF超大作!

正直全く想像力が追いつかなかった;
今年、色々と驚かせてくれる仕掛けを持った映画はいくつもあったんです
ところが今作は冒頭からラストシーンに至るまで全てが衝撃的過ぎてしばらく頭ポカーンになってしまいました;
凄すぎる、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』
或いはクリストファー・ノーランの『インセプション』を初めて観た時に近い
「感動」ではなく「ショック」










薄暗く狭い地下世界で探究心を抑えきれず駆け回るお姫様、パテマ
自由の無い地上の管理社会で人々が禁忌とする空を飛ぶことに憧れる少年、エイジ
ある日の探検中に地下道の奥底、果てしない暗闇へと落下してしまったパテマ
辿り着いた先はエイジのいる地上だったのだが彼女は空に吸い込まれるように浮き上がって空に向かって「落ちる」と言う
そうそれはつまり、「エイジとエイジのいる世界」「パテマとパテマのいる世界」それぞれの重力の向かう方向が上下真逆だということを意味していた
地上では地に足を付けることが出来ず、「空に落ちる」ことを恐怖するパテマを庇ってやることにするエイジだったが、やがてサカサマ人の秘密を探ろうとする地上の君主によって二人は引き裂かれてしまう・・・









上下サカサマの少女との出会いから始まる物語、ということで劇中では度々に視点が上下逆転します
見慣れたはずの景色が上下逆転するだけで異化効果をもたらすとは、これぞアイデアの勝利


さらに地に足の着かない不安感、恐怖感
いつも身近にある空に吸い込まれていくという未体験の感覚
これらの設定の斬新さ、新鮮な画面構成


そして、手を離せば空に吸い込まれてしまうという相手を必至に抱きかかえ続ける、心をくすぐる様な密着した距離感が魅せるときめき、ドキドキ感


最後の最後まで目が離せない、息も吐かせぬスペクタクルな展開のストーリー


特に素晴らしいのがこの少しややこしい世界観をgdgdと説明するシークエンスがほとんど無いことにあると思う
これは繰り返し視聴に耐えうるモノなんだと、そう実感する瞬間ですね


ぱるたんのレビューにも書いてあるけど、宮崎駿にいま最も近いのは細田守でも新海誠でもなく、吉浦康裕なんだろうかと思う今日この頃
ちなみにファンタジーってよかディストピアSFですね、これ


個人的に一つだけ気に入らないところは音楽が大島ミチルってことで正直五月蝿いことでしょうか(爆
まあそれを逆手に取った演出もあったりで実に楽しませてくれます(本編を観た方はすぐに気付くと思いますw)


アニメが好きで、冒険が好きなら、この大作をスルーすることはできないはず

投稿 : 2020/06/27
♥ : 37

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

どちらがサカサマなんだろう

約99分

地下に住む人々と地上に住む人々がいる世界、地下に住んでいるヒロインのパテマは地上に憧れて、禁を犯して地上に行きました。そこで出会った少年 エイジとこの世界の謎に迫るファンタジー作品です。

いつも観ている世界が逆になっているってどんな感じがよく分かるお話です。空がこんなに怖いと思ったのは初めてですね〜

タイトルにも書いたようにどちらの世界がサカサマになっているのか錯覚する場面がたくさんあってグルグルしますねw

ドキドキハラハラするシーンがたくさんあります。観ているとあっと言う間にですね〜 ちょっとジブリ作品を思い出すような作品です。

目が離せないほど面白かったです。是非、サカサマの世界を観てくださいね。オススメです^^

最後に、パテマとエイジが徐々にお互いの信頼度がアップしていくところが素敵でした。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 53
ネタバレ

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジブリ作品の様なファンタジーアニメ

『サカサマのパテマ』はファンタジーアニメ映画です。


この作品は『イヴの時間』で有名な監督による映画だそうですが、その辺は良く知らないので省略。あらすじに関しても公式HPをご覧下さい。

この作品はファンタジー作品であり、端的に言えばジブリ系の作品の様な世界観。特に『天空の城ラピュタ』によく似ていました。

『天空の城ラピュタ』はヨーロッパをイメージさせる(実際、舞台となっているのはウェールズの街やカンボジアの遺跡)世界における冒険や、"飛行石"・天に浮かぶ"天空の城ラピュタ"といったその世界の神秘などに目が惹かれ、ボーイミーツガールよりは世界観や設定に重きが置かれていたように感じました。
一方で、『サカサマのパテマ』は、ラピュタという作品に新しい映像技術を用い、ファンタジー世界観の方向性をもっと現代的した感じの作品。現代風と感じたのは、SFで少々複雑な設定を用いていたからだけではなく、舞台が比較的現代の日本風になっていたからかもしれません。また、【地上と地中、互いにサカサマな二つの世界】と【その真実】についての設定に力を多く注いでいた事は分かりましたが、99分という上映時間中の2人の出会い方や会話、その後のシリアスな展開などを観ていても、ラピュタよりはボーイミーツガールに多く視点を当てていたように感じます。出会い方はある意味ラピュタと全く正反対ですが(笑)
ラピュタとの類似点は、地上と空の関係、何らかの形で空を飛ぶこと、主人公とヒロインの出会い方や敵との対峙シーン、全体的な流れ、そして同じボーイミーツガール型のファンタジー作品であること等々です。
それらの点を見るとラピュタをリスペクトしているかのようで、もっと率直に言えば、この映画の構成・展開のさせ方はラピュタをベースに少々色を加えているだけであり、設定もどこかラピュタに似ていたため、ラピュタをがっつりとパクっているような印象もありました。
しかし物語の内容・設定に関して、斬新な所はかなり斬新でした。なぜ二人はサカサマに立っているのかについての理由や、その世界の真理については自分の予想を2度ほど覆された程で、そんな設定に関してはかなり満足出来ました。

この作品に登場する主要キャラクターに関しては主に7人という必要最低限の人数に抑えられており、人物相関図も簡潔で最後にはスッキリとなっていて良かった。因みに、主人公の幼なじみっぽいキャラも出て来たがそれは単なるその他大勢の一人だった。そんな残念なキャラもおり、上映時間の関係もあってか、主人公とヒロイン(強いて言えばキーパソンであるもう2名)以外はあまり掘り下げられていなかったため、この作品の登場人物の印象は全体的に薄めに感じました。

『サカサマのパテマ』は斬新な設定でジブリ系に近いファンタジー要素。ラピュタのようなジブリ作品が好きな人は楽しめる作品ではないかと思います。


↓この映画の自分なりのまとめ(ネタバレ)
{netabare}1964年に重力をエネルギーに変換する研究に失敗したために重力が反転、人や建物、地面などが空へと落ちていったとしている。そして、主人公がその事故現場である"地上"だと当然の如く思っていた側の世界の方が、実は、"実験に失敗して重力を逆ベクトルに受けてしまうようになった人類"が新たに避難場所として作り出した"地底の世界"であり、彼が"宇宙(空)"だと思っていた"天"は、大気か何かを作り出している場所、またはその地中の世界における天上に当たる場所だった。つまり、彼らは実験に失敗し影響を受けた人類の末裔であり、地中に住んでいたパテマ達がその被害から逃れた一部の人類の末裔であった。また、最後のシーンにおいて、パテマ達(地中で暮らしていた人類)が地上に立っていることから、その世界が本当の地上であったことが分かる。
しかし、映画を見終わった直後にその最後のシーンに関して疑問点があった。それはなぜ建物が地上に残っていたという点。だが、ゆくゆく考えてみると、それらの建物の残骸はは重力の反転では抉られなかった建物の一部だったのだろう。重力反転で空へと消えた建物の残骸は月の引力に引き寄せられ、土星の輪の様にグルグルと月の周りを回っていたのだと思う。{/netabare}

投稿 : 2020/06/27
♥ : 20

61.0 14 探検アニメランキング14位
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (453)
2523人が棚に入れました
ここは何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する「黄昏の大地」の 遙か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこではいつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、失われた錬金術の発見と再生に力を注いでおり、再生された前時代の技術は「中央」と呼ばれる錬金術研究都市に結集されていた。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいたが、とある事情で地方へ異動することとなり配属先の開発班でエスカと出会う。

二人は協力して錬金術の力を駆使し、開発班をもり立てていこうと約束する。
錬金術が紡ぐ、少女と青年の物語。

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

エスカ&ロジーはサーバントサービス

 視聴していておとぎの国に行ったような、しかも心が洗われるような物語が各話とも詰まっています。悪者は出てきていませんし、緊張感伴うようなドラマでもなさそうです。
 それでも私はこの素敵なアニメを支持したいと思います。

 主役のエスカは明るくて元気、ロジーのほうは仕事ができるけど中央での影を引きずりながらもエスカと協力して事に当たる姿、なんかいいなあ。仕事は早く言えば人助け、です。それに仕事仲間をお互いに思いやって、しかも支え合っていて、お互いを必要としている。それでいて周りの人から好かれていて、そんなのは今の世の中には少なくなってきているのに・・・。最近のアニメの逆をついているのではないでしょうか。最近のアニメは物語を面白くするために、裏切りや謀略、偏見や差別、人殺しや戦争と、パンドラの箱から解き放たれたものが多い中で、深夜番組でこのアニメを放送なんて、もったいないなあと思います。

 錬金術士とあるけど、仕事的にはサーバントサービスのように思えます。あ、アニメのサーバントサービスをご覧になった方、あれとちょっと雰囲気似てると思いません?
 
 あにこれでは評価が低いようですけど、私は最終回まで付き合っていこうと思います。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 50

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

錬金ってロマンがありますね!

代々錬金術師の家計の娘エスカと中央組織から来たロジーこと

ロジックスとのファンタジーアニメである。

ゲーム原作と聞いていて少し訳がわからない作品になるのかなと

思っていましたが、そうではなくしっかりとした話になっていて

すんなりと最後まで見ることのできる作品でした。

錬金術を使って人の暮らしを豊かにしたいと思うエスカと開発部に

所属するそのほかの人と調査先で出会った人との関わり合いや

周りの人を助けたいという思いで錬金術師として成長してく

ところ、そんなエスカたちに支えられ過去と向き合い、過去の束縛から

自分を解き放ち、新たな技術を完成させたロジーのところは

本当に良かったと思います。とても面白かった作品です。

10/3 星評価、コメント変更

投稿 : 2020/06/27
♥ : 30

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おおむね、お気に入りです。

ゲームアニメの宿命としてはしょられすぎなのが気になりましたが、
一本道のアニメとして、出来は良いです。
まあ、原作ファンにもおおむね満足な出来です。
女性キャラは可愛く、男性キャラはカッコイイです。

このアニメの視聴を機会に原作のアトリエシリーズの黄昏三部作のプレイをお薦めします。

あと、他のアトリエシリーズもアニメ化して欲しいです。
特に黄昏三部作だけでも全てして欲しいですね。
そうでないと、いろいろ半端です。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 20

63.4 15 探検アニメランキング15位
DOG DAYS″(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (324)
2397人が棚に入れました
新時代勇者系エンターテイメント、再演!
楽しかった夏 ―あれから一つの季節が過ぎて、3人の勇者が、またまたフロニャルドへ帰ってくる!
今度の舞台は秋。
敵か味方か、謎の少女・シャルも新たに加わって、ますますにぎやかな大騒ぎが・・・!?
愛と勇気と耳としっぽの物語、みたび開幕!


声優・キャラクター
宮野真守、堀江由衣、水樹奈々、小清水亜美、高橋美佳子、悠木碧、柿原徹也、竹達彩奈、日笠陽子、阿澄佳奈、上坂すみれ

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大運動会?大雲移動回?(擾乱)

ジャンル : ファンタジー / バトル / 獣人萌え
「DOG DAYS」の3期にあたります。


~あらすじ?~
楽しかった夏(2期)から季節は過ぎ秋へ。
シンク、ナナミ、レベッカの3人は再び異世界・フロニャルドへ向け出発。
しかし、シンクとナナミの二人はとある影響を受け、
目的地とは違う場所に落ちてしまう。
そこは竜の森。
その名のとおり、神竜が棲息している地帯です。
物語は、2人が竜の森からそれぞれの国へと帰還を試みるところから始まります。
竜の森で出会うシャルという女の子が3期のキーパーソンであります。


異世界ファンタジーの鏡とも呼べる本作。
この3期もファンタジー色が濃く、その点は大満足です。
ゆるふわアクションが今期も魅力的でした。
3期は戦より、魔物との戦いが多いです。
個人的にはワイワイ戦争やってるほうが好きですが、
これはこれで十分楽しめる内容でした。
今回は空の上にも行ったりして、スケール感は大きくなってます。


1つ残念だったのが、お気に入りキャラの出演時間。
何となくですが、減った気がします。
あっ、エクレとリコッタです。
新キャラも確かに魅力的ではありましたがね、
その分、出番が削られた点は完全主観ですが少し残念でした。

代わりにといいますか、
準お気に入りのノワはこれまでよりスポットを浴びていると思えたので、まぁ良かったです。
今思えば、キャラという面では2期が好きですね。
エクレ&ノワの絡みが大好きだったりします。


OP「No Limit」 歌ー水樹奈々
ED「Stay With Me」 歌ー堀江由衣

やはりDOG DAYSは音楽も素晴らしい。
1期~3期まで通してこの点も満足です。



私は1期2期3期と駆け抜けたわけですが、至福のひとときでしたね。
幻想的な空間と可愛いキャラたちに囲まれて私は幸せです。
全部合わせて38話。(13,13,12)
長いようで短い時間でした。
もっと観ていたいと心から思える作品です。

4期召喚を希望します。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 34

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ユルユルアニメ

今期は秋休みバージョン。
ユルユル戦争興行はありません。
魔物たちとのユルユルバトルがメインです。
もちろん、最後には服が破れてチャンチャンです。
後半はややシリアスですか。
まあ、当然ハッピーエンドですけどね。

新キャラ登場。
無口な貧乳キャラ。
可愛い美少年キャラ。
天空の歌姫キャラ。
巨大美人キャラと。
よくもまあ次々と。

もうこのアニメは完全に愛すべき萌えアニメですね。
ついに、宮野さんの気色の悪い甘えた声にも慣れました。

次は冬休みバージョン?
厚着になるのでサービスシーン減少か?
ハイ、どこまでもついて行きます。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 30

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

いよいよ3期を迎えました・・・今度はどんな展開が待ち受けているのかな^^;

1期ではシンクがビスコッティの危機を救うためミルヒ姫に勇者として召喚され、レオ姫率いるガレット獅子団領国との戦興行で大活躍しました。
そして2期ではレベッカとナナミも勇者に加わり、フロニャルドもパスティヤージュ公国の公女クー様を交え更に規模が拡大しました。

そして待ちに待った3期・・・個人的には2期の大勢で賑やかな物語の展開も嫌いではありませんが、どちらかというと1期の方に強い思い入れがあります^^
なにせ、ミルヒ姫(CV:堀江由衣さん)、リコッタ(CV:水樹奈々さん)、エクレール(CV:アヤチ)の3人推しなので・・・(//∇//)
ミルヒ姫は言うに及ばず・・・リコッタの懸命な努力とエクレールのツンデレにすっかり心を奪われてしまっているので、活躍を期待せずにはいられませんでした^^;

今回は竜の巫女であるシャルと先輩勇者・・・そして星の民が仲間に加わりました。いよいよフロニャルド大陸を飛び出してしまい、スケールの大きさはこれまで以上です^^

それに1話1話とても丁寧に作られていて、作画は確実にレベルアップしていますし、SEも良い意味で安定していたと思います。
エンディングで数多くの関係者の名前が記載されていますが、その人数の多さがこの作品のレベルの高さを物語っているのだと思います。

物語の一つ一つは面白いですし、英雄姫の回はちょっぴり感動もしました^^
けれど、完走して振り返ってみると何かが足りないんですよね^^;

まずは、登場人物が余りにも多いので、当然一人一人にスポットが当たる時間も限られてくる上、物語の展開や設定上新参者の比重を多くする必要があるのは分かります・・・
その結果、いわゆる古参の出番はおのずと減ってしまうのですが、私にとっての不足がこれでした^^;
ミルヒ姫は出番の減少は否めませんが何とか・・・リコッタも度々登場したのでかろうじて及第・・・
でも、エクレの出番は残念ながら殆どありませんでしたし、ツンデレ姿に至っては皆無だったのではないでしょうか・・・^^;?
エクレファンにとっては悲しいことです(´;ω;`)

もう一つは物語の展開です・・・1期はスリリングな展開に加え、物語の終盤・・・死に物狂いで頑張るリコッタや寂しそうなエクレ・・・
散歩でシンクに甘える姫様の姿は未だに眼に焼き付いています^^
3期も総じて面白かったとは思いますが、眼に焼き付く強烈な印象・・・というと限定されてくると思います。
今は視聴直後なので色んなシーンが浮かんできますが、2年、3年後にどうかと自問すると自信がありません^^;
もう少しシリアスな展開があっても良いのではないか・・・と思ってしまいました^^;

3期まで物語が続き、3期も次への布石も残して終わっているので次期も期待しているのですが、4期目は是非「原点回帰」による展開を楽しみにしています^^

オープニングテーマは、水樹奈々さんの「No Limit」
エンディングテーマは、堀江由衣さんの「Stay With Me」
どちらもお気に入りの曲です^^

しかし、私が推しているのはワンちゃんばっかり・・・
決してネコやリスが嫌いな訳ではないのですが・・・
やっぱり私は猫山さん派なのかな^^;
あ、ビックリしても引っかかないので安心して下さいね♪

1クール12話の作品でした。大好きな作品だけに望みのハードルも上がってしまっていますが、「またね。」を期待して4期を楽しみに待っています♪

投稿 : 2020/06/27
♥ : 23

67.1 16 探検アニメランキング16位
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (328)
1530人が棚に入れました
人の目には見えない霊的な存在「天族(てんぞく)」に囲まれて育った人間の青年・スレイ。
「かつて、人間の誰もが天族の姿を見ることができた」という伝承を信じる彼は、
古代の謎を解明し、人と天族がともに生きる世界を実現したいという夢を抱いていた。

ある日、生まれて初めて訪れた人間の都で妙な事件に巻き込まれたスレイは、
なりゆきから石に突き刺さる聖剣を引き抜き、世界の災厄を払う「導師」となる。
重き使命を刻み込む胸の中、人と天族の共存という夢はより熱さを増し——

仲間とともに、「導師」は大冒険の旅路への一歩を、今、踏み出す。

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣、小松未可子、下屋則子、福圓美里、小野大輔、津田健次郎
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最大の魅力はキャラクターの関係性。第2期が今から楽しみ

2016年夏期放送のテレビアニメ。第1期13話。
ゲームが原作です。

ゲームゼスティリアは未プレイですが、内容の賛否については一通り調べました。
キャラクターに関する批判点はほぼ改善されていますが、短縮や改変が多いので再現されていないエピソードも少なからずあり、1クールで進んだのは本筋の序盤あたりまで。

世界観や設定の説明を最低限にして、ストーリー展開と味方キャラクターの関係性を重視した作りで一貫しています。
説明不足で進む所もあるので、直感的に「こういうものなんだろうな」くらいで見られないとストレスがたまるかも知れません。
ベルセリア編とても好きなのですが、ゼスティリア本編の詰め込み具合を見るに、特番とかで別にやってくれたほうが嬉しかったかも。今後ちゃんとクロスすると良いなあ。

ストーリーは王道でしっかり考えて構成されています。
再度一周したら必要な描写を入れ込むためにかなり余裕のない展開をしているのがわかりましたが、毎週見ている時にはそう感じなかったのが凄い。
王道過ぎて淡白に感じる人もいるようですが私は逆で、一つのシーンから想像をめぐらせ繋がりを見つけていくのがとても楽しかったです。

キャラクターデザインは、複数人のキャラクター原案を上手く調整して違和感のない絵柄に落とし込んでいて、とても魅力的だと感じました。
映像面ではたまに手描きが浮いてしまうことはあるものの、繊細なCGの背景と手描きのキャラクターを上手く馴染ませていてとても綺麗。特にドラゴンの造形・動きの懲りようと重量感は一見の価値ありです。

【キャラクターについて】
{netabare}
パーティーメンバーの入れ替わりなどあるので大雑把ですが、スレイが主人公・アリーシャが準主人公で二人の関係性はストーリー的にも柱のひとつで、それぞれに同性で年齢の近いサポート役(戦友)にミクリオとロゼがおり、見守る年長者ライラとエドナの存在があります。
皆がフォローしあっていてとても印象が良い。そして第2期でスレイとロゼの関係がどう描かれるかも注目所でしょうね。

スレイは意思の強い心優しい青年で、怒りをあらわにするのがいつも誰かの為であったり、戦闘の際ためらいなく仲間を庇ったりと誰からも愛される主人公像です。そして純粋で世の中を知らない故に脆く、穢れかねない危うさを持つという点が魅力を増します。憑魔化したランドンを浄化した後剣を収めるスレイの少し苦い表情は印象的で、これで乗り越えられたのかも気になるところ。

ミクリオとスレイはお互いへのライバル心や少年らしい意地が見ていて楽しい。
ミクリオはライラやエドナとのやりとりも少し背伸びしてる印象で微笑ましいです。初めてアリーシャがライラやミクリオの声を聴いた時の「君の感謝はちゃんと伝わっているよ」の言葉に和んだので、もう少しアリーシャとの交流があってもいいなあ。

アリーシャは自分の無力に苦しむことはありますが、騎士として様々なものを見てきているため実は芯の強い王女でした。穢れとは何か、感覚的に理解しているのかも知れないとさえ感じます。
スレイや天族との交流が前半では主に描かれるため、ロゼとの対峙までアリーシャの強さに気がつきにくいのですが、狙った構成だとしたらとても面白い。

ライラはスレイの決断を尊重する懐の深さや、他者への思いやりを印象付ける描き方になっています。導師の導き手としてスレイに隠していることもまだあるのでしょうが、スレイの心身を案じているからこそ話せないでいると感じられる所もあり、胸の裡を吐露する相手としてエドナがいるのもとても良いですね。
個人的にはライラはある意味最も重要な立ち位置だと思うので、とても良い方向に変わっていて嬉しいです。

エドナの斜に構えた態度もアイゼンの一件を丁寧に描写したことで納得できましたし、人間嫌いに見える部分も、実際には人間を理解した上で諦め半分悲しさ半分という見せ方になっていて好印象。
友人を救うために手にかけようとするザビーダの複雑な心境もとても良かったです。

ロゼはバルトロ卿の依頼を受けた理由が説明不足に感じられるのが残念ですが、自身を必要悪と割り切っているのかな。普段の姿は現実主義的ながらさっぱりした女の子として嫌味なく描写されています。深刻さを増すであろう第2期を少しでも明るい雰囲気にしてくれることを期待しています。
デゼルの掘り下げは第2期までお預け。

災禍の顕主とサイモンについてはこれからに期待ですが、あんなに普通の悪役になるとは思わなかったなあw
{/netabare}

【演出について】
{netabare}
全体的に演出も好きでした。
王家の紋章の短剣や街中にはためく導師の紋章の旗など、紋章の使い方が印象的です。
アリーシャがスレイに弱音を吐くシーンが二度ほどありますが、その際騎士の紋章をあしらった上衣を脱いでいたり、スレイの導師の衣もそうですが、誇りであると同時に背負うものとして、背中を大写しにする演出を意図的に使っています。

あと最終話はとても良い。
初見ではドキドキしていて気づかなかったのですが、アリーシャは腰の後ろに天異見聞録を差して常に持ち歩いていて、それが盾になって命を取り留めているんですね。スレイとアリーシャにとってバイブルとも言える天異見聞録っていうのがイイ!
ベタベタではありますが、第0話で伏線が張ってあったことには気がつきませんでしたw

アリーシャが死んでしまったのか助かったのかわかるまでのシーンは、初見では大丈夫だと思いながらもひやひやしながら見ていましたが、二度目の視聴時には、アリーシャが目覚めるのを待つ間スレイも同じようにアリーシャと出会ってからのことを思い返しているように感じられました。何度か丁寧に視聴すると違う感動があります。
{/netabare}

【第2期に期待すること】
{netabare}
スレイは導師として穢れを払い、アリーシャは王族として穢れの原因を少しでも取り除くという方向性が描かれたので、この先はお互いに役割を補完しあい状況が好転する過程が見たいですね。

穢れは人が生きる上でどうしても産み出してしまうもの。憎しみや怨みのみならず恐怖や悲しみも穢れの元ですから、人間が居る限りこの世界は「詰み」の状態なのですよね。
世界全て浄化することは出来ない以上、第2期でどう結末を迎えるか、ゲームと同じなのか、変わるのかも含めて注目しています。
{/netabare}2016.9.29

投稿 : 2020/06/27
♥ : 18
ネタバレ

スカイオーダー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

【期待】めちゃめちゃ次回が気になる

・1話時点
 ・使用されているBGMが、ゲームで使用されている最高峰に素晴らしい音楽。
 ・今のところ作画と音楽なら★満点です。
 ・オープニングも素晴らしい。
  ・ベル{netabare}セリアのベルベットが登場したのがすごく気になる{/netabare}
 ・次回予告がテイルズシリーズのチャット形式で、ゲームそのもの(笑)

・2話時点
 ・ゲームに同梱されているアニメ「導師の夜明け」と同じ時系列でも、
  全く違うシーンが展開され、新鮮な気持ちで観られた。
  ・それどころか改善点も多く観られた。
   ・スレイとアリーシャのイベントがより深いものになった。
   ・爺じが陰ながらアリーシャに気遣いをしている。
   ・憑魔(ひょうま)とのバトルは非常に激しい動きになった。
   ・マイセン生存
・3話時点
 ・アリーシャがとても強く、とにかく激しく動く。
 ・導師誕生から戦闘に至るまでのシーンが、
  神BGMとマッチして最高に痺れた!

・4話時点
 ・完全にオリジナル路線な話に思えた。
 ・ヴェスペリアでも使われた戦闘曲が流れた時は、思わず感激。
 ・次回予告がかなり気になる終わり方だった。
  ・{netabare}来週スレイたちは休み?
  ・とあるキャラが登場する?
   ・まさかベルベット?{/netabare}

・5話&6話時点
 ・{netabare}この話は完全に次回作ベルセリアの内容だった。
  ・私個人としては、魅力を感じず、いつものゼスティリアの内容を放送してほしかった。{/netabare}

・8話
 ・ゲームと比較すると最高の改善回だった。
  ・神戦闘曲
  ・{netabare}エドナとの出会いから仲間に加入するまでの流れが、かなり丁寧に掘り下げられている。
  ・ゲームではただ襲い掛かってきただけのザビーダとは、共闘して分かち合った。 {/netabare}

・10話
 ・原作では{netabare}大炎上の原因の一つである、アリーシャが永久離脱する{/netabare}時期でしたが、アニメ版は神展開だった。

・最終回
 ・やや駆け足であったけど、上手く一期を締めくくれたと思えた。
 ・アリーシャは、{netabare}ほぼメインヒロイン確定
  ・スレイと従士契約を結び、スレイ自身どんなに負担になろうと強くなると宣言した
  ・従士契約して真名をスレイから説明してもらった時の満面な笑顔も印象的だった。{/netabare}
 ・ロゼは、{netabare}今のところ原作で叩かれている様な言動は起こしていないと思われる。
  ・むしろ良い人。{/netabare}


現時点では、ゲーム以上に観てて楽しい上、次回がこんなに気になるアニメも久しぶり。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 8
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

これはすごそうなファンタジーアニメかも

新アニメ2期が出てたので気になって1期を見てみたら・・・
作画が綺麗、壮大なストーリー、中世ヨーロッパ風の世界観、古代遺跡、一般人(資質のないもの)には見えない天族、色々わくわくする設定。
一気にハマりました。(☆∀☆)キュピーン!

スレイが聖剣の力で天族の力を使ったとき、銀髪ロングに変身する姿もカッコイイです。
アリーシャ姫かわいいっすね。この子ヒロインなのか?

アニメはテイルズシリーズとして他にもあるようで、知りませんでした(ーー;)
ゲームもあるらしいのですがプレイしたこともありません。

昔のテイルズシリーズアニメはまだ見てませんがこのテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスはいい感じなアニメかもw

唯一テンション下がった悪い点
{netabare}
12話ありますが実質10話といったところでしょうか。2話くらい途中から別シリーズ?の話があってテンションさがりました(ーー;)ゲームまったく知らないし、テイルズシリーズアニメこれが初なんですが、え?なにこれ?別アニメですか?スレイのお話どうなったん?と混乱しましたしw
まぁ、ベルベット・クラウはエロ可愛かったのですが・・・2話完結の別物と割り切って見ると良いかもです。戦闘シーンも迫力ありましたしね。
{/netabare}

大まかな話の流れ↓
1話 
{netabare}
ハイランド国の王女アリーシャさん中心のストーリー。災厄に巻き込まれ大変な不幸な目に。
{/netabare}
2話~5話
{netabare}
ここで主人公らしき人物、スレイ登場。スレイ中心で話が進む。
{/netabare}
6~7話
{netabare}
いきなり違うアニメかなと思いました。場面が変わってベルベット・クラウ視点の物語。スレイたちの話とつながって実際に出会うことがあるのであればこのお話も価値が出てくると思うのですがゲームの宣伝アニメっぽい?
この話なくていいよと思いました。
{/netabare}
8話~12話
{netabare}
いきなり首都に現れた恐怖の竜巻、その中心にドラゴンが。
ドラゴン伝承を調べる旅に出ることを決意したスレイ。
ドラゴンが出没するという山、疫病に悩まされる街、戦争、どの話もすごく面白かったです。
{/netabare}

2期も期待しちゃいます。(*∩∀∩*)ワクワク♪

投稿 : 2020/06/27
♥ : 11

64.4 17 探検アニメランキング17位
文学少女 劇場版(アニメ映画)

2010年5月1日
★★★★☆ 3.7 (259)
1323人が棚に入れました
文字どおり食べてしまうほど文学が好きなヒロイン・天野遠子と、彼女によって無理やり文芸部に入部させられた男子高校生・井上心葉が様々な事件の解決に乗り出す学園生活の模様を綴った野村美月の人気ライトノベル・シリーズを映画化した劇場版アニメ。『銀河鉄道の夜』がモチーフとなっている原作の第5巻『“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】』をベースに、心葉と彼のトラウマとなっている少女・朝倉美羽との運命の再会がもたらす切なくも愛憎入り交じる人間模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、入野自由、水樹奈々、宮野真守、小野大輔、豊崎愛生、下田麻美、平野綾

sakurama61 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

本っておいしいんですかね?

“文学少女” というタイトル通り
文学作品である宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がキーワードとなっています

読んだほうがおもしろくなると思うんですけど読まなくても、じゅうぶんに理解できると思うのでだいじょうぶです(^^)



高校生の心葉くんはある事件が原因でトラウマを抱えることになってしまいます(*ノД`*)
そんな中で文芸部に入部させて毎日物語を書くことをすすめる部長の遠子せんぱいにふりまわされながらだけど
たのしい日々がつづいていって(´∀`*)


でもそんなある日、心葉くんはトラウマの原因となった美羽ちゃんと再会してしまい……


一応のあらすじです


わたし最初はもっとおちついた話なのかと思ってたんですけど
まさかこんなに
みんなたくさん悩んでてシリアスな話なんだぁってちょっとびっくりでしたヽ(´Д`;)ノ


しかも遠子せんぱい「紙にかかれた物語(本)」をたべて生きてるだなんてwでもすっごくおいしそうに食べてるんですよねw

心葉くんがちょっとうらやましかったです(´ε`*)w



『銀河鉄道の夜』のジョバンニとカムパネルラをうまく心葉くんと美羽ちゃんにたとえていました^^



おわりのほうで遠子せんぱいがみんなに文学を引用して語りかけていくところはやっぱり“文学少女”だなって…


ただ1つ気になったところは
キャラの心情がわかりにくかったところです(;´Д`)
原作読めばわかるのかなぁーって…

けど、作品の全体を理解することのできる内容だったのでよかったと思います^^



とてもまとまりがあっておもしろかったので
気になった方は観てみてください(*´v`*)






ちなみに“文学少女”の『“”』がなぜついてるかというと
そのほうが画数がいいからなんだそうです!w
登場するキャラの名前の画数もついつい、いい画数にしてあげたくなっちゃうみたいでw

作者の野村美月さんすごいですね(*´ω`*)w

投稿 : 2020/06/27
♥ : 40

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

声優陣の演技が光る

原作未読です。
タイトルとパッケージからレトロな感じの爽やかな恋愛アニメかと思っていましたが、実際見てみるとドロドロ感が強いサスペンスアニメでした。
原作知らないので予備知識を調べないとこの作品にイマイチ入りづらく、特に文学少女と呼ばれる女の子の体質がわかりませんでした。
この作品、「平野綾」の演技がハマリ役。
涼宮ハルヒの役もいいけれど、この作品での憎まれキャラ役もピッタリでした。
そして天野遠子役を演じている「花澤香菜」の声も癒し声で非常に良かったです。
それにしてもラストの駅のホームの背景・・・どう見てもあの映像は「KAGAYA」先生の絵なんだけど関係あるのかなぁ?


上記OVA3作品を見る前の感想。
見た後は評価が少し上がりました。
(物語:2.5→3.5  キャラ:3→3.5)
OVAでこの劇場版の補足や伏線がたいぶなされており、すぐにまたこの作品を見返したくなりました。
OVAを見た事によって、「なるほど!そういう事だったのか!」と新たな発見があったり、キャラ達の背景を知っている事でより感情移入がし易くなり文学少女という作品の良さがわかりました。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 12

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

クオリティが高いだけに。。。

ラノベ原作らしいのですが未読。
でも、雰囲気からして、きっと素敵な物語な予感がします。

文学少女なヒロイン『天野遠子』と、主人公『井上心葉』を中心に描かれる、
透明感のある切ないラブストーリー&メンヘラ愛憎劇。
宮沢賢治をモチーフにした描写、引用がセンス良く散りばめられているあたりが
『文学少女』たる由縁ですが、物語に花を添えるキーワード程度&一般常識で
十分に理解出来るレベルなので心配要りません。


活字の映像化は、どうしても尺に合わせる部分の制約が大きいため、細かい描写や伏線のカットによって「薄っぺらく」なりがちなのですが、本作も多分その弊害が大きいかと。

ヒロイン遠子先輩はとてもキュートだったものの、それ以外のキャラクターは(愛憎劇に絡むキャラでさえ)もっと掘り下げる余地があったように思えます。
というか、もっと深くなければ愛憎劇が成立しないかも。

全体的に技術的なクオリティは高いため、やはり映像化の限界を感じる物語構成がとても残念でした。
基本的には、地に足が着いていて好きなんですけどね。

ラストシーンの透明感を感じる純粋な切なさ、
大好物ですw

投稿 : 2020/06/27
♥ : 21

58.5 18 探検アニメランキング18位
絶対防衛レヴィアタン(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (252)
1157人が棚に入れました
水と緑の惑星アクアフォール。
突如降り注いだ隕石群は悪しきモノを放ち、それにより、大地に生きる全ての生き物に消滅の危機が広がっていった。「あたし、シロップ。早速だけど、あなた、<アクアフォール防衛隊>に入隊しない?只今、隊員大募集中なのっ。」お喋りでいつも腹ぺこな妖精<シロップ>が見込んだ隊員候補は3人の竜族の少女。笑顔を忘れた少女<レヴィアタン>、自由奔放なお嬢様<バハムート>、心優しい力持ち<ヨルムンガンド>。竜族の三人と小さな妖精が<アクアフォール防衛隊>として結束してゆくグローイングアップ・ストーリー☆

声優・キャラクター
早見沙織、喜多村英梨、竹達彩奈、花澤香菜、近藤隆、乃村健次、阿久津加菜、水野マリコ、金田朋子、笹本菜津枝、宮澤正、山本綾、長妻樹里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絶対この作品で毎週癒されたんだもん!

原作・・・気にせずにジャケットだけ見て視聴を始めましたが、元々はカードバトルタイプのRPGがアニメ化された作品なのだそうです。

そんなこの物語の舞台は、水と緑が織り成す惑星アクアフォール・・・このアクアフォールにある日宇宙から隕石が飛来し地上と激突します。その飛来した隕石から「ルーカサイト」という侵略者が出現するのです。この緊急事態に妖精のシロップ(CV:花澤香菜さん)がアクアフォールを守るため防衛隊の結成を決意し・・・物語が動いていきます。

主要人物は、防衛隊隊長のシロップ以下、下記の3名です。
・レヴィアタン(CV:早見沙織さん)
・バハムート(CV:喜多村英梨さん)
・ヨルムンガンド(CV:竹達彩奈)

どのキャラも強そうな怪獣がベースになっているのですが、実際はこれまで怪獣達に描いてきたイメージとは180度異なる、とても可愛らしいキャラばかり登場します。

彼女達は一生懸命頑張りますし、強くなろうと努力もします。でも、その一挙手一投足に可愛らしさが見え隠れしていると共に、戦いの緊迫感もそれなり・・・にはあるのですが、どこかホンワカしているような感じなのです^^

この作風だから・・・このキャラだったから、終始心を乱すこと無く視聴できたのだと思います。でも、緩い部分とキチンと締める部分とのメリハリも効いていたように思います。
タイトルにも記載しましたが、振り返ってみると私は間違いなくこの作品で毎週癒されていました♪

1クール13話で構成された作品でしたが、良く纏まっていたと思います。ラストもこれで終わってもよし・・・次期に繋げてもよし・・・というスッキリとした形で終わっていたと思います。
でも、少しだけ欲を言うと、世界柱の守りし神やお兄さんの事にもう少し触れる事ができるとなおスッキリできる作品だと思いました。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 24

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オープニングや本編が始まる前の可愛い声の解説が最高でした。こういう解説は「作品が始まる!!」って気合を入れてくれます。

ストーリー

この作品の舞台となる「要と成りし柱あり、七拾と弐、星の礎を支う。要を守りし神、七拾と弐あり、その姿、幻の様なり。」と言う神が存在し、七種族の生命体が暮らす、水と緑の惑星アクアフォールにある日謎の隕石が降って着ました。そこからルーカサイトと言う謎の生物が世界を侵略しようと湧き出て来ました。この物語は主人公のレヴィアタン、 バハムート、 ヨルムンガンドが世界を救うたびを描いた作品です。

私の感想。

キャラクターそれぞれがとても可愛く、かなりたのしめました。本当にこの作品のキャラクターたちは愛でる可愛さです。けれど、女性キャラクター以外のキャラクターは少々無理がある感じで私的にはあまり好きにはなれませんでした。

この作品の原作はGREEで配信されているソーシャルゲームっと聞いてどんな話かと思いましたが、かなり楽しめました。ストーリーがきちんとしていましたし、キャラクターとの関係が最高でした。

しかし・・

これは少々言ってはいけない気がしますが・・

この作品のキャラクターの名前が何故・・

ギリシャ神話の神やUMAや神の名前なんだ・・・

まあ、かっこいいのは分かりますが・・

もうちょっとオリジナルの名前を考えましょうよ・・・

せめて、中田とか田中とか中村とか中井とかそういう個性あふれた名前にしろよ・・

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品のキャラクターは先ほど言いましたが、かなり愛でられるキャラクターデザインです。ですので、是非皆さんもこの作品のキャラクターを愛でて愛でて愛でまくりましょう。(ちなみに 「愛でる」は「めでる」と読みます。)

オープニング

「始まりのResolution」
あまり他の人には高く評価されていませんが、私的にはかなり高く評価しています。かなりリズム感もありますし、そして、かなり脳内侵食度が高いです。私はかなりこの曲を気に入っています。キャラクター紹介もきちんとされていますし、世界観の紹介も最高です。このオープニングで一番最高なのははじめの所です。私はかなり気に入っています。

エンディング

「Truly」
可愛い曲です。キャラクターがなんだかかっこよくなっています。私はこのエンディングがもっと評価されてほしいです。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 9

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『絶対防衛レヴィアタン ミニ 焚き火劇場』視聴済。

放送期間:2013年4月~2013年7月
視聴期間:2013年4月~2013年9月
視聴話数:1~13

第6話の翌週は特番『絶対防衛レヴィアタンスペシャル 絶対みせちゃいたいもん!』が放送された。
『絶対防衛レヴィアタン ミニ 焚き火劇場』
2013年7月から9月にかけて、テレビ東京での再放送の予告後に放送されたミニコーナー。ディフォルメのキャラがその回の反省会を行う。

オープニングテーマ「始まりのResolution」
エンディングテーマ「Truly」

投稿 : 2020/06/27
♥ : 3

61.8 19 探検アニメランキング19位
テイルズ オブ ゼスティリア ~導師の夜明け~(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (154)
981人が棚に入れました
天族に拾われた人間スレイと幼なじみの天族ミクリオは飽きもせずいつものように遺跡を探検していた。
途中で自分たち同様に遺跡の崩落に巻き込まれたらしい同い年ほどの少女を発見する。

スレイ達に助けられた少女はスレイに感謝し、
十数年前から世界各地で人智の及ばない災厄が起きている事を告げる。
少女は災厄の原因を突き止めようと遺跡に赴いたのだという。

スレイの助けを借りて帰還に必要な準備を整える少女だったが、
脅威をもたらす何者かの足音がゆっくりと迫っていたであった…

声優・キャラクター
木村良平、逢坂良太、茅野愛衣

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ようやくここまで漕ぎ着きました!

「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」のアニメ化が発表されてはや1年・・・
テイルズシリーズを制覇しようと準備を初めて約半年・・・
ようやくこの作品の視聴まで漕ぎ着く事ができました。

当期の作品を視聴しつつ過去作に手を伸ばすのは、中々時間的にも厳しいモノがありますが、この作品を視聴しないと今期放送されている「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」が視聴できないという自分ルールを発動した関係上、視聴しない訳にもいきません。
それに・・・クロスのPVを見てしまったんです。
これまでの作品も十分に綺麗でしたが、今度のクロスも息を呑むような美しさ・・・
これは絶対に制覇しなきゃ・・・と思い、この作品に到達する事ができました。

大晦日にスペシャルアニメが放送されるようになってからこの作品・・・BSで放送されたんです。
当時はこのシリーズの作品にそれほど興味はありませんでしたが、何となく録画していました。
そしてレビューを書くためにwikiをチラ見したところ、この作品はスペシャルアニメでゲームにしか収録されないそうじゃありませんか。
録画しておいて本当に良かったと感じた一瞬でした^^;
これで、本作とクロスに接点が無かったらただ悲しいだけですけれど・・・^^;

この物語の主人公はスレイ・・・幼い頃天族の住人に拾われ、天族ではありませんが、成り行き上天族の社で暮らすことになりました。

月日は流れスレイは青年と呼ばれるまで成長し、幼馴染のミクリオと一緒に社の遺跡を探索していたところ、一人の少女が社に倒れているのを見つけるのです。
彼女の名はアリーシャ・・・彼女との出会いをきっかけにスレイの物語が大きく動いていきます。

サブタイトルに「導師の夜明け」と記載があるので、この作品はこれから始まる物語のほんの序章にしか過ぎないのだと思います。
でも、天族の人々のあり方や導師とは何ぞや? という素朴な疑問に対し分かりやすく教えてくれる作品でした。

アニメーション制作は、作画の綺麗さとキャラをぬるぬる動かす事に関して定評のあるufotableさん・・・
そしてヒロインのアリーシャ役はかやのん・・・
それにきっと本編はもっと凄いんだろうなぁ・・・と思うと、視聴できるのが楽しみで仕方ありません。

それでは「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」の視聴に入りたいと思います^^

投稿 : 2020/06/27
♥ : 10

こふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タイトルなし

すごくゲームがやりたくなる\(^o^)/

自分は未だにポケモンとかFFとかKHとか
クリやできてないけど、やりたくなる!!

テイルズシリーズはやったことないど
きっとイケる\(^o^)/

声優さん豪華だ!
ゲームのOPもすごい!
アニメのはよくわかんなかったwww

アニメはすごく綺麗だ!

是非
前編、後編って形じゃなくて
アニメでやってほしいwww

ゲームクリアできない身としては・・・www

投稿 : 2020/06/27
♥ : 3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

呼び水? それにしては豪華

このアニメって、もしかしてこの1話完結で作られたのですかね、、、
だとすれば、完全にゲームの呼び水としての意義であり、
これは凄い事です。
キャラデザには藤島康介やいのまたむつみなど、総勢4名を配置する
豪華さ。

そしてすごいのは作画等の作り込み。
序盤の遺跡の背景は、人物より背景の方に目が行ってしまうほど。
ちなみに母体となるのはゲーム業界では有名な
「バンダイナムコ」のビッグネーム「テイルズシリーズ」の
なんと15作目ですね。
少し設定が面白いと思ったのは、天族という種族の存在です。
このアニメにも、恐らくゲームでもその種族は大きな
ポイントを締めるのでしょう。
そして表現の妙で、上手く見せていますが
人間にはこの天族が目視できない事、、、

1話完結の作品なら、凄い物がサラッと見れます。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 2

61.9 20 探検アニメランキング20位
ももくり(Webアニメ)

2015年12月24日
★★★★☆ 3.5 (171)
715人が棚に入れました
高校二年生の栗原雪は、一つ年下の後輩・桃月心也に一目惚れする。遠くから彼の姿を隠し撮りした“ももくん写メコレクション"が100枚になり、栗原は告白を決意。二人は恋人として付き合い始めるが、依然として栗原はももくんの姿を隠し撮りしたり、彼の触った物を収集したりと、行動がどこか変で…? 不器用な二人が繰り広げる、一途で残念なゆるいラブコメディ!

声優・キャラクター
加隈亜衣、岡本信彦、大空直美、前田玲奈、仲谷明香、竹下礼奈、山谷祥生、永塚拓馬

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

君は、気恥ずかしさにたえられるか!

テレビでオンエアされたので第1話を見ました。ラブコメ特有の気恥ずかしさがあります。耐性があれば、意外と面白いかもというのがファースト・インプレッション…。(次回も見よう…。)

7/2即日追記:なんか、『りぼん』とか『なかよし』とか『ちゃお』とかの昔のラブコメのイメージだなあ。設定は高校生だけど、ストーリー的には小中学生向けみたいな…。最近の各誌のマンガはどうだかしらんけど。

2016.09.25追記:
まあ、「女性向け」ではあるんでしょうが男女両側の視点で楽しめる良作だったと思います。

ももくんサイドも栗原さんサイドも、友人に善人しかいない幸せな世界です。たまに自分の未熟さや嫉妬心に自己嫌悪を起こしたりする描写もありましたが、思春期としては健全なレベルで微笑ましいお話でしたね。

投稿 : 2020/06/27
♥ : 29
ネタバレ

yuuuu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

私の好みにどストライクでした…( ꒪﹃ ꒪)

ももくり
高校一年生の桃月心也と高校二年生の栗原雪のあまーいラブコメ( ' ' )♡
僕の好みにどストライクな作品です(´∀`)

ももくんは背がちっちゃめで、よくいじられるキャラ。優しい一面がうかがわれる。

栗原さんはももくん大好きすぎて困った子です笑
ももくんのこと詳しすぎる笑

{netabare}
13話のお見舞いのシーンはめっちゃ栗原さんかわええ…
それ以降からだんだん2人の距離が縮まってくのがもう、たまんない!!
15話の最後でももが「寄り道しよう」って栗原さん連れてったのはキュンとしたなぁ

アニメが終わった後からどんどん進展していくみたいだから、原作も見てみようかなと思います!

{/netabare}

15分アニメなので、すごく気楽に見れる!
作画も柔らかくてきれいで、ストーリーにすごく合ってたきがする!
みてて心があったかくなる作品です(`・∀・´)
かなりの純愛モノかなとかおもってたらちゃんとギャグも交えてきてかなり面白い(^。^)
常ににやけが止まんなかったでふ( ꒪﹃ ꒪)
ごちそうさまでした(*´ω`*)

投稿 : 2020/06/27
♥ : 16
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★