文化祭でライバルなTVアニメ動画ランキング 10

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の文化祭でライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の文化祭でライバルなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 文化祭でライバルなアニメランキング1位
食戟のソーマ 豪ノ皿(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (205)
900人が棚に入れました
実家の定食屋「食事処ゆきひら」で料理の腕を磨いていた幸平創真は、父親の勧めで超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学。ライバルとの食戟、仲間との研鑽を重ね、料理人として徐々に成長を続けていた。時が経ち、2年生に進級した創真はついに学園の頂点、遠月十傑評議会“第一席"の座へと、のぼりつめたのだった――。そんななか、世界的な料理コンクール「THE BLUE」の招待状が遠月学園へと届く。「THE BLUE」とは、若手料理人たちが名声を懸け競う正統派な美食大会――しかし、今回は従来とは趣向が異なり、常軌を逸したお題ばかり!?新たなライバルが現れ、波乱の予感が漂う「THE BLUE」の行方は……!?次代の料理界の担い手を決める食戟が、幕を開ける!

声優・キャラクター
松岡禎丞、金元寿子、高橋未奈美、花江夏樹、諏訪部順一、赤﨑千夏、岡本信彦、大西沙織、櫻井孝宏、福山潤

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

安定・安心の料理対決アニメ(大団円)

言わずと知れた週刊少年ジャンプ連載漫画が原作のアニメ化作品です。

ジャンプ連載が本誌を追われずに完結し、アニメ化も原作の最後までなされるというのは近頃だと案外珍しいことなのかもしれません。とりあえずパッと思いついたのが『バクマン。』くらいかも。

アニメ化の時系列的には3期目以降が素直に数字ではなくそれをもじったタイトルになっていて:

食戟のソーマ(1期目: 2クール)
~ 弐の皿(2期目)
~ 餐ノ皿(3期目: 分割2クールの前半)
~ 餐ノ皿 遠月列車編(3期目: 分割2クールの後半)
~ 神ノ皿(4期目)
~ 豪ノ皿(5期目: 本作品)

ということになっています。ただ、ストーリーの区切りとしては3期目2クール目と4期目は特に境目は無くて、一連の作品としてつながっている感じですね。

本作「豪ノ皿」の特徴としては対決する相手がこれまでは遠月学園の関係者(生徒やOBなど)ではなくノワールという裏社会で活躍する料理人が出てくることや、主人公である創真の家族、ヒロインである薙切えりなの家族に関わる様々な確執が露になる点でしょうか。

作品内容的には1期目から本作まで、終始一貫して主人公の幸平創真(ゆきひら そうま)を始めとする料理人による対決と、その勝負における審査員たちのリアクション芸(良くわからない言葉を発したり服が脱げたりする)が支える形になっています。

そしてその勝負が行われるに至る過程や因縁、そして料理修行といった感じの『ミスター味っ子』あたりから完成されたと思われるテンプレートに乗っかっている作品です。

そして1期目から各話の進行はその期通じての話数を表すアイキャッチ的な画像からスタートしてラスボスのシルエット的な画像で終わるとか、2期目以降はnano.RIPEをOPまたはEDに起用し続けるとかこの作品自体の様式も確立してきました。

そういう意味ではシンフォギアにも似た「様式美」を特徴とする作品でもあるかもしれません。飽きる人は途中で飽きるかもしれませんが、安定性は抜群でそれはこの5期目でも変わりませんでした。

同一クールに並んだ作品とは充分に戦えるポテンシャルは視聴前から期待していましたが、その期待にキッチリと応えた作品だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作の終わりまでちゃんとアニメ化^^

原作既読(発行巻購入済み) 全13話

あらすじ
料理勝負で全てを決める学校。そこの生徒たちのお話し


では感想を
原作の最終話までアニメ化しました
でもアニメは個人的に4期(神の皿)で止めておくべきだったと思います^^;

豪の皿(Blue編)ですが、展開早過ぎwww
まあ、原作もちょっと違いますけど、こんな感じですけどね(苦笑)

豪の皿に関しては料理勝負と言うより下着姿しか印象がありません
料理勝負が少ないので余計に(いらねっ)って場面が多いです。

伏線回収(創真君のお母さん、えりな様のお母さん)の為のアニメです
食戟のソーマファンなら視聴するべきですが、そうでもないなら見なくても問題なしwww

原作も個人的に(Blue編)はいらなかったな~って思っている私ですwww

展開が早いのでさくさく視聴できますが、その為なのか、満足感は少ないです

恋愛スパイスがちょっと増えてます
ギャグスパイスは声優さんが頑張っていますよ


作画は相変わらず標準以上
よく動いていますし、崩壊もありません

声優さんもそれなりに豪華でしたね
個人的に津田健さんはツボりましたよ^^

音楽は普通
OPの絵は個人的に好きでしたけどね

キャラは最終クールなのでオールスターです
あ~いたな~って感じの懐かしいキャラとか出てきますよ


アニメが原作最終話まで終えました。
これから食戟のソーマを視聴される方は必ず1期から順序良く見てくださいね^^

食戟のソーマ
食戟のソーマ 弐ノ皿
食戟のソーマ 餐ノ皿(列車編を含む)
食戟のソーマ 神ノ皿
食戟のソーマ 豪ノ皿

です。間違えないようにレンタルなりしてくださいな

視聴すれば完走は出来ると思います
面白いと思うかどうかは別問題ですけどね

個人的には(原作コミックでいいや)と思っています
アニメは2周目はしません!

嫌いじゃないんでけど、満足感が得られないアニメはな~(爆笑)

ってわけで自己判断で視聴をどうぞ(投げやり)




では最後に一言
絶望した~!色んな女性の下着姿に絶望した~!
なんですか、あの格好は!
あんなにみんながみんな、上下が揃っているわけないじゃないですか!←そこかいっ
今は上下が揃っている下着を付けている方が珍しいんですよ!
女性は上下が揃っている下着を付けているなんて、男性の都合のいい妄想ですよ!
そ~ゆ~所だけ夢を見させるアニメに絶望した~!


男性の皆さん
揃っていないとだらしなく思えるとか彼女や奥さんに言っちゃいますと
軽く引かれるレベルですのでご注意を(爆笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おあがりよ!おそまつ!おわり!

原作未読 全13話

食戟のソーマの5期です。1期から観ることをオススメします。

WGO(世界中のあらゆる美食店を評価する組織)の主催する大会で、裏社会からの料理人「ノワール」たちとの全面対決が描かれています。

「ノワール」たちの料理方法は、凄いのか酷いのか観ているとよく分からなくなりましたねw

ノワールの才波 朝陽(さいば あさひ)が相手でしたが、勝った相手から料理器具を取ってそれを組み合わせて料理を作っていましたね。 結局自分の料理で勝負していないことにずーと違和感がありました。{netabare}(最後に指摘されていましたね){/netabare}
{netabare}
また今回も薙切家に幸平家にかかわるお話でしたね。色々なことが分かりました。(薙切 仙左衛門が薙切えりなと薙切 真凪と「神の舌」から救うために主要メンバーが集められたとは思いませんでした。また、創真のゲテモノ料理はお母さん直伝なのですねw)
{/netabare}
キャラクターは総出演でした。ただ、キャラが多すぎてメインのキャラ以外はあまり目立たなかったですね。

完結しました。この作品は、初志貫徹を貫いていましたね。{netabare}(薙切 えりなに「美味い」言わせる料理をつくること){/netabare}

OPはnano.RIPEさん、EDは渕上舞さんが歌っています。

最後に、5期に渡ってきちんと完結して良かったです。ご馳走様でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

76.0 2 文化祭でライバルなアニメランキング2位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (279)
693人が棚に入れました
東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。時にライバルとして、時に仲間として、それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。「夢を追いかけている人を応援できたら……。」9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。届け!ときめき――。いままた夢を、追いかけていこう!

声優・キャラクター
矢野妃菜喜、大西亜玖璃、相良茉優、前田佳織里、久保田未夢、村上奈津実、鬼頭明里、楠木ともり、指出毬亜、田中ちえ美、小泉萌香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

個人的にはかなりしっくりくる「ラブライブ!」ですが、「こんなの『ラブライブ!』じゃない!」って人もいるかも?

[総評]
各々の「スクールアイドルとしての自己実現」がテーマなんでしょうか。侑に関してはマネージメントとかプロデュースを通しての自己実現かもしれませんけど。

まさに「スクールアイドル同好会」として、個々がスクールアイドルというものを愛し各々のテーマを持って活動はしているものの、特に序盤はグループとしての目標を掲げていなかったのが他の「ラブライブ!」と違ってそこは新鮮でした。

逆に言えば「これは『ラブライブ!』なのか?」という疑問の声も生まれる要因にはなっていましたね。そこはまあ、言うなれば『ガンダム』みたいな物です。そもそもこの人たちは大会としての「ラブライブ!」には出場していないし、他のグループとランキングを競ったりしませんし…。

他の「ラブライブ!」シリーズ作品と共通なのは、衣装や機材に関して作中設定から窺える予算を度外視したお金がかけられているとしか思えない演出ですね。サンシャインのレビューでも似たようなことを書いた気がしますが、「プロのアイドルが架空の『スクールアイドル』を演じた映像化作品」と捉えるとしっくりくると思います。

作品テーマとしては学園の存続を賭けるよりは自己実現のために頑張るという方が、私の性には合う内容でした。

== [下記は第4話視聴終了時のレビュー] ==
つまり、たぶん本作は「ラブライブ!」らしくないんじゃないかという気がします。よう知らんけど。

東京はお台場にある虹ヶ咲学園を舞台に、「ラブライブ!」の世界観に基づく「スクールアイドル」活動を行う「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のお話です。

虹ヶ咲学園は普通科以外にも様々な専門学科を抱えるマンモス女子高で、もちろん「廃校の危機」のようなものはほど遠い自由闊達な校風の学校であります。

・目標にスクールアイドルの大会としての「ラブライブ!」出場や上位進出を掲げない。

・ラブライブ!での成績に学校の存続はかかっていない。

・「スクールアイドル同好会」はクラブ活動として存在しても、全体を指すユニット名的な物が付いていない。

・グループではなく、ソロ楽曲での活動がメイン。

といった具合で、少なくとも表面的にはμ'sやAqoursがこれまで掲げてきたものに囚われない、「ラブライブ!」らしくない「ラブライブ!」作品なのではないでしょうか。

そして幼馴染みの上原歩夢をはじめとする同好会メンバーを応援する立場として、自身はアイドル活動をしない高咲侑が投入されているのも前作と比較して異色です。

侑ちゃんは『音楽少女』の山田木はなこのように潜在的な種々の能力の高さの片鱗みたいなものを見せている気がするのですが、はなこのように最終的にアイドル活動もするようになるのでしょうか?

私、気になります!
== [第4話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

十人虹色🌈お台場フェスティバル♪

派生元となったゲームアプリ『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(スクフェス)は、
大分前にμ'sのメインストーリークリアまでプレイ後、放置中。
ニジガクが主役の『~スクールアイドルフェスティバルALL STARS』(スクスタ)は未インストール。

【物語 4.0点】
明快。分かりやすい。

スタッフ一新により、シリーズ構成・メイン脚本も花田 十輝氏から田中 仁氏に。
スクールアイドル各々が抱えた問題点の提示と葛藤→解決→ソロライブで解放
という定型化された各話構成を基本に、
一人一人の心情をシンプルに視聴者に伝える。

従来作では、個々の輝きより、グループ全体の輝き。
廃校の危機、ラブライブ!大会スケジュールなどの切迫要素があり、
メディアミックス体験していると分るメタ要素、聖地巡礼要素が混線。
脚本としては高度だったが、準備できていない視聴者がキャッチし損ねると
しばしばカオス化し、輝きが行方不明なる傾向もあった。

本作では、これら障害物となり得る要素を大胆に撤去し
高確率でキャッチボール成立。
{netabare}侑の「ラブライブ!になんて出なくていい!」→本当に目指さない{/netabare}は衝撃的。


【作画 3.5点】
アニメーション制作はサンライズが続投するも、デザイン等は変更。
過去作ではスクールアイドルたちの紅潮、瞳の煌めき等が強調され、
輝きの圧が強かったが、本作ではそこも淡くシンプルに。
但し、各種カップリング接触の構図は意外と濃厚。

人物作画も手描きの日常パートでは凡庸だが、
ライブの3DCG部分の入魂ぶりはしっかりと『ラブライブ!』

CGは引き続き手描きライブとの差異を埋める向上が図られる一方、
スクールアイドルを多彩かつ複雑なアングルで輝かせる“カメラワーク”はCGならではの迫力。
特にOPアニメーションのサビ終盤で、
斜め方向にズームアウトして片脚上げのユニゾンを捉え、
再びズームインして虹色の光を放つ所がエモくて好き♪


お台場の近未来を描いた?背景美術、小物設定。
テキスト、ノートはタブレット化し、学校の伝言板等も電光掲示に。未来ずら!
紙ベースで廃校を通告するプリントが陳列されていた頃が懐かしいですw
世界観からスクールアイドル先駆者たちの意志継承を感じます。


【キャラ 4.5点】
ライブ等には出演せず裏方に徹する10人目の同好会メンバー・高咲侑。
9人が続いたシリーズ中では異例の存在だが、
ゲームアプリでは部のスクールアイドルをサポートする“わたし”が
プレイヤー分身に設定されており、その点では必然のアニメオリジナルキャラ。

が、侑は自分を見失いがちなスクールアイドルの長所を称賛する
想定内の役割をこなすだけでなく、
侑自身が夢を応援する中で、夢を見つけ覚醒することで、
目標への道程を歩むことで変わってしまう物への向き合い方という、
テーマの一つも掘り起こし、メインシナリオに寄与する良い意味で想定外の活躍を見せる。
特に11話。{netabare}凄い百合でしたw{/netabare}


ニジガクメンバーはプロジェクト開始と同時に誕生したキャラもいれば、
『スクフェス』で古くからノーキャストのN(ノーマル)スクールアイドルとして
お馴染みのキャラまで様々。

『ラブライブ!』の、こんなのモブキャラじゃんwと軽んじていた所から、
輝きを放つ、キャラ研磨には毎度驚かされます。

眠たそうなだけでビミョーに感じていた近江彼方さんが、
あんなに美人になったのにはビビります。


【声優 3.5点】
キャストも若手発掘色が強かったμ's、Aqoursとは一線を画した布陣。

上原歩夢役の大西 亜玖璃さんらの新人から、
エマ役に起用された指出 毬亜さんらのホープに、
『アイカツ!』声優に、『プリパラ』声優、
近江彼方役の鬼頭 明里さんや優木せつ菜役の楠木 ともりさんら
一線級までキャリアも多彩。

印象的だったのは天王寺 璃奈役の田中 ちえ美さん。
あまり感情を表に出せない制約下で、
謎の“璃奈ちゃんボード”のいきさつを語った演技が繊細でした。


一方、動物声優・麦穂 あんなさんは、
白猫“はんぺん”として“あいりな”に拾われ、
アニメ『ラブライブ!』貫禄の皆勤賞継続♪


【音楽 4.0点】
劇伴もまた、旧来の前面に感動を押し出す作風から、
後方で静かに盛り上げる方向にチェンジ。


スクールアイドルの挿入歌もソロ曲メイン。
楽曲ジャンルも一人一人多彩で、この点でもニジガクの個性が光る。

私のお気に入りは、優木せつ菜の「DIVE!」
サビで“私だけの光放ちたい DIVE!"とモヤモヤを吹き飛ばし弾ける
楽曲提供SPYAIRの元気バンドソング♪

主題歌はニジガクメンバー9人の歌唱。
OPの「虹色Passions!」はリアルでもライブ冒頭で
EDの「NEO SKY,NEO MAP!」はライブラストで
攻撃力を発揮しそうな『ラブライブ!』の王道ソング。

ED映像は水彩タッチで雨天に個性と色彩豊かな“10人”の傘が花開き、
雨上がりに虹が出る好演出♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

届け! ときめき――。

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
冠名に「ラブライブ!」が付くのはこの作品で3作目…
当然全2作も視聴済なので、この作品も視聴しない、という選択肢はありませんでした。


東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」。

スクールアイドルの魅力にときめいた普通科2年の高咲侑は、
幼馴染の上原歩夢とともに「スクールアイドル同好会」の門を叩く。

時にライバルとして、時に仲間として、
それぞれの想いを胸に日々活動するメンバーたち。

「夢を追いかけている人を応援できたら……。」

9人と1人の少女たちが紡ぐ、初めての「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」。

届け!ときめき――。

いままた夢を、追いかけていこう!


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

公式HPを見ると「ラブライブ!シリーズ9周年特設サイト」なるモノがありました。
9人で始まった物語だから、9年目が一つの節目なんですね。
ラブライブ!の第1期が2013年なので、9周年目は2022年なんでしょうけれど、2022年に向けた布石が既に打たれている、ということですね。

ラブライブ!シリーズは一時期社会現象にもなったので、根強いファンは相当いらっしゃると思います。
こちらもきっと盛り上がるんでしょうね。

一方、本作のこれまでとの最大の違いは、9人一緒に歌うのではなく、一人ひとりがソロアイドルを目指している、ということです。
これまでスポットを浴びていたのは9人全員…
だけど、今回はソロなので一人ずつなんです。

9人というメンバーは只でさえ多いんです。
ソロアイドルになったら絶対尺が足りなくなると思いましたが、何とか13話に収めてきましたね。

それでも、一人ひとりの深掘りは決して十分ではありませんでしたけどね。
これまで同様、第2期まで放送されたら状況は改善されるんでしょうけれど、どうして9人一緒からソロアイドルに舵をきったか、理由は良く分かりませんでした。

これまでは9人一緒だからこその団結力で出せるパワーがあって、叶えたい夢があったのに…
時にライバルとして、時に仲間として、と公式HPのINTRODUCTIONには記載されていましたが、これまでと同じ様にはいかないと思います。

そこでキーパーソンになるのが、今回初となる10人目のメンバーなのかな。
と思ってwikiをチラ見してビックリ…
私はてっきり主人公はソロアイドルを目指す9人全員だとばかり思っていましたが、10人目のサポート役に徹していいた高咲 侑がテレビアニメ版の「あなた」であり、主人公なんだとか。
確かに公式HPのメンバー紹介欄では一番になってるし…
この発想はありませんでしたね^^;

紆余曲折ありながらも最終回を向か会える訳ですが、ラストに流れた楽曲が
個人的には一番心に響いた気がします。
やっぱラブライブ!はこうじゃないと…

オープニグテーマは、「虹色Passions!」
エンディングテーマは、「NEO SKY, NEO MAP!」
どちらも虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が歌っています。

1クール全13話の物語でした。
円盤が全7枚と聞いていたので、全13話は予定調和です。
今回は以前と構成がだいぶ変わったので、他の皆さんの反応が気になります。
ソロアイドルをどう受け止めるかで評価が分かれると思うので。
個人的には続編の制作を希望しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

86.2 3 文化祭でライバルなアニメランキング3位
君に届け 2ND SEASON(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1857)
9685人が棚に入れました
長い黒髪と陰気な見た目のせいで「貞子」と呼ばれ、クラスメイトたちから避けられてきた黒沼爽子。しかし、高校に入学し、明るく爽やかで男女問わず人気のある男の子・風早翔太との出会いから勇気をもらい、友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を経験し、大切な関係を築いていく…。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

モヤモヤ、ウルウル、ニヤニヤ、キラキラ☆ 見て良かったよ!

原作未読。
1期の続きとなっているので1期視聴必須です。

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/567004/


まず、変わった点は、OPとEDテーマの印象が薄くなったかなと。
でも、OPテーマのタイトルはいいですね。
「爽風(そうふう)」
爽子(さわこ)と風早(かぜはや)から1文字ずつ拾っています。

逆に、作画や演出には力が入っています。
光を効果的に使っていますし、エフェクトやカメラワークにもこだわりが見られました。

特に気にいってるのは、
{netabare}
教室で、爽子が告白するシーン。
背景に壁だけを描いていたのはにくいですね。
爽子の心の壁の存在を暗示させていたと。
扉を開けることで、心の壁が開かれます。

そして、日が低くなることで、教室の壁の前で抱き合う二人のところまで、光が届き始める。
気持ちが届いた瞬間を比喩していたのでしょうか、とてもロマンチックな光景でした。
{/netabare}

ストーリーは、1期の終盤に引き続き、恋がメインになっています。
テーマは「想いを伝えることの大切さ」と、新たに「気づき」が加わった印象。

鈍感がゆえに、なかなか煮え切らない爽子。
序盤はモヤモヤするかもしれません。
もどかしくてもどかしくて、「ああ、そうじゃないんだよ!」……って、私が直接アニメの中に入って、声をかけてあげたかった。
しかし、言いたい事は、ちゃんと登場人物が言ってくれますね。

むしろ、そんな序盤のほろ苦さがあるからこそ、後半で感動できるのだと思います。

正直、泣きました。かなり泣きました、
どこか一場面で号泣ではなく、涙腺が緩みっぱなしな感じ。
また、1期同様、ニヤニヤの展開もちゃんとあります。
ニヤニヤ、ウルウル、忙しいです。

ちょっと間延びしている感じもありましたが、所詮1クール、たいして気になりません。
1期同様、続きが気になって一気に見てしまいたくなる作りでしたし、話も上手にまとめてくれました。
そのままでもいいし、続編を作ることもできる、うまい締め方です。

キャラクターが非常に魅力的な、キラキラの青春物語。
1期で感情移入が出来た方なら、間違いなく感動できると思います!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 59
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ピュアなラブストーリー キュンとしたり胸が苦しかったり。。

少女漫画(別冊マーガレット)が原作
アニメ1期から続く2ND SEASON
存分に物語に入り込むためには1期を試聴済みは必須です。
以下ネタバレ


{netabare}
ついに届きました!届いた!
誰かに邪魔されることなく!
2人の想いが誤解されることなく!
心に届いたんです!
とってもお似合いで素敵なカップルが誕生したんです!
恋ってやっぱり素敵ですね。風早くん、爽子ちゃん!



爽子ちゃんは周りから助けをもらいながらも最後は自分の力で問題を
解決しなければならないということに気づいていましたね。
爽子ちゃんの友達は大事なところはきちんとわきまえているのでしょう
決して余計な手出しをして2人の仲を取り持とうとはしませんでした。



そして爽子ちゃんは自分から告白出来たんです。
風早くんみたいな素敵な人が自分を好きになるはずないって卑屈に
思い込み。でもその気持ちを乗り越えてでも風早くんに正直な自分の
気持ちを届けたいっていう心の成長も見届けることが出来ました。



そして応援していた龍と千鶴ちゃんの何気ない日常生活の中での
あの場面本当に好きです!帰宅している2人
「あ、そういえば~千鶴~好きだよ」
千鶴ちゃんが照れ隠しに龍に体当たりして
「いまさら、知ってるっての(照)」
って仲良いところ。
キュンとしちゃいました。この2人も本当にお似合い。



そして報われる人がいれば報われない人もいる誰かが恋を成就したら
その影に悲しむ人もいるんですよね。
今回はなんといっても胡桃ちゃんの存在が際立っていました。
潔くってどこまでも格好いい!胡桃ちゃん!本当は優しい彼女
だからこそ幸せを切に願いたいです。
なんか本当に甘酸っぱいです。 {/netabare}



たった1つの恋を成就させるために、どれだけ悩み苦しむか。
2人を囲む周りの人間関係も丁寧に描いた本当に素敵で胸が熱くも
苦しくもなる作品でした。

恋愛ストーリーが好きでまだ視聴していない方には本当に
お勧めの作品です。ここまでピュアな気持ちになれるストーリーは
なかなかないでしょう!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

taking a detour, gilding the lily

一期と比較すると作画レベルの低下もあり、誤解やすれ違いで話を面倒にしている印象も拭えません。

個人的に、一期の雪の中で新年を迎える余韻を残すエンディングが満足な私にとっては必要なかったような気がしますが、一期の終わり方を中途半端だと感じた方には満足できる作品だと思います。

一期における主人公の黒沼爽子は、不器用でも一歩ずつひたむきに前に進んでいました。
それが彼女の魅力であり、一期は応援しながら視聴していましたが、今までコツコツと積み上げてきたものをリセットして、最初に戻ってしまったように自分を卑下する彼女が残念でなりません。

それ以上に気になったのは、周囲の人物像が一期とは印象が違いすぎた事です。
魅力的だったサブキャラたちには活躍の場がほとんど与えられないばかりか、別人としか思えないような言動はもはや設定変更としか思えないレベルで、胡桃沢梅以外はただの脇役になってしまったように感じました。

遠回りをさせるなら、結果的に必要な遠回りであったと納得させてくれれば、違った印象になったかもしれませんが、届いたら終わってしまうので、ゴールを引き延ばしただけの続編としか思えなかったのが残念でなりません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

66.6 4 文化祭でライバルなアニメランキング4位
君のいる町(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (678)
3731人が棚に入れました
桐島青大は、突然別れを告げて消えた枝葉柚希を追って、故郷・広島を後に東京へ向かう。そこで出会った、気が強く、胸が小さいことを気にする御島明日香、長髪で女好きの風間恭輔、そして、柚希の奔放な妹・懍。それぞれが、出会い、惹かれ合い、別れ、傷つき、傷つける。やがて明らかになる真実。そして、見つけた本当の気持ちとは?。東京と広島を舞台に、残酷な運命に翻弄され、友情と恋愛の狭間でもがきながらも、本当の恋を見つめ続ける男女を描いた、甘く、苦い青春ラブストーリー。

声優・キャラクター
細谷佳正、中島愛、佐倉綾音、小野大輔、増田俊樹、タカオユキ、高野菜々、藤田咲、遠藤綾、たかはし智秋、矢作紗友里

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

hiding truth hurts a partner deeply later

原作では広島の高校に進学するために、東京で暮らしていたヒロインの枝葉柚希(えばゆずき)が、主人公の桐島青大(きりしまはると)の家に居候するところからスタートします。
しかしアニメでは、東京に戻り遠距離恋愛している柚希に、突然に別れを告げられた青大が、納得できず東京の高校に転校して、都内に住む姉のアパートに引っ越してくるところから始まり、それ以前の話の流れは回想シーンなどで少しずつ補完される形になっています。時間の都合もあるのでしょうが、頻繁に過去と現在を行き来するので、初見では時系列がわかりにくいですし、突然に話が飛ぶことも多いです。主人公もヒロインも他の相手と交際する事もあるのですが、青大の交際相手とは、どちらから交際をスタートしようとしたのかは飛ばさないで欲しかったですね。

主人公の青大くん。合コンやら遊園地やらで失敗しても、何も学習しないようで、キャラが固定されてるように思えます。つきあっている相手がいても、相手が心配するからと都合の良い理由で、自分を納得させて平気で嘘を並べる無神経な主人公では、視聴者の共感を得るのは難しいですね。
いつでもどこでも相手が誰であっても、方言で話すスタイルを何年経っても続けているのでは、個性というより傲慢なだけのように感じます。どこでも方言でよいのは吉本の芸人さんだけじゃないでしょうか。

気に入った相手がいれば平気で乗り換えるのでは、つきあわされていた相手にとっては、たまったものではないでしょう。いつも交際相手を必要としている人は、寂しがり屋というと聞こえはいいですが、ただの依存症なのだと思います。

しかしこの作品は恋愛ものと呼んでいいのでしょうか?
恋愛を扱った作品には感情移入して視聴する作品と、登場人物を応援しながら視聴するタイプがあると思うのですが、私にはどちらも無理でした。パンチラや入浴シーンを挟みながら、主人公やヒロイン、周りの人物におかしな行動をさせたり、何度も偶然が起こったりで、次は誰が何をやらかしてくれるのか、気になるような展開だけで引っ張っていく作品のように感じました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女性が美形なので、妙にエロいです。<追記;OVA>

東京と広島庄原を舞台とした、ヘビーな恋愛アニメです。
三角関係がベースとは言え、凄惨な修羅場はありません。
登場人物の性格がさっぱりしているため、私にはさわやかな修羅場と映りました。

幼少期~高校・大学と、時の経過とともに、移ろいゆく心が巧みに表現されています。
はた目には、引いてしまいそうになる行動も過去の蓄積があってのこと。
その赤裸々感が胸を締め付けます。

ヒロインの妹、小悪魔懍ちゃんは実に正直な性格ですね。
ビシバシと主人公青大の恥部を白日のもとに晒します。
懍ちゃんがこんな行動をとるのも寂しいからか?
勝手な妄想だけど、最終話の雨のシーンにそれが凝縮されているような気がします。

主人公青大はベタな広島弁。
私のふるさとの言葉に似ているので、親近感があります。
広島を舞台にしたアニメで、広島弁は記憶にありません。
少々、もの珍しさを感じました。

<追記;OVA>
OVA4話分、以下の3編を視聴しました。
 黄昏交差点(2話分)
 ウチがきた町
 約束の場所で
 
・黄昏交差点
{netabare}時系列で言うとはTV版前です。
東京への修学旅行時に会えるか否か!って話。
なんだかんだですれ違い。
だけど・・・

そんなことはどうでもいいんです。
大事なのはお風呂シーン。
OVAならではですね。
「えー、ちょっとぉ」ってなりました。{/netabare}

・ウチがきた町
{netabare}TV版前夜、庄原での出来事です。
月(あかり)が主人公かな。
ラストキスの想いは?
「約束の場所」でその真意が明らかになります。{/netabare}

・約束の場所
{netabare}TV版の数年後、本当の最終回といえるでしょう。
今回は懍ちゃんが主人公かな。
相変わらず突っ張ってて不器用な生き方。
いくら虚勢を張っても吹っ切れません。
そんな中、自分をわかってくれる会社の先輩。
不器用はしかたないけど、いい方向に変わっていくでしょう。

ラストのカットは笑顔いっぱいの写真。
やっぱりみんな幸せに・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1クールじゃ足りないよ~(> <)

原作 漫画 既読

全12話

リアル系学園ラブコメ


アニメ版では、東京へ上京してからの3角関係編です。

原作コミックは2013年8月現在 24巻まで出てる恋愛ものとしては長編漫画。

このアニメ版では、東京へ行った枝葉 柚希を追いかけ、広島から上京する所から始まります。

なので、原作序盤の広島での恋愛出来事が省かれてます。

原作知らない人が初めて見ると、説明不足で人間関係とかキャラを理解するのが難しい始まりになってますね。

ストーリー的には、キャラが変わる3角関係で、実写ドラマ化できるくらいの内容です。

感想
{netabare}
アニメ版だけ見ると・・・

柚希は悪者
風間 恭輔が死んだら、1年後に やっぱ好きで忘れられないとか・・・
だったら、初めから東京まで追いかけてきた はるとの想いに答えていればいいのに!って思う。

はるとは 最低男
風間 恭輔が死んで、柚希の事が忘れられないのに明日香と付き合い、1年後にやっぱ柚季が好きだから別れてくれとか・・・
ありえない!
あんないい子 振るかね 普通?
だったら初めから付き合うなよ!
って言いたくなる。

二人には、殆どの人が共感できずに悪いイメージが付いてしまったと思います。

作者が悪いよね。。。

最終話で、はるとが一人暮らしする為、アパートを出て行くんですが、
原作では、明日香と二人で旅行に行く為に貯めた、バイトのお金を使って出て行くので、
明日香が泣きじゃくって怒る場面があるのですが、それもカットされてて、
修羅場らしい所が無く、あっさり別れた展開に なんか不満でした。

はるとに対して言いたい事は、柚季の妹の懍ちゃんが殆ど代弁してくれましたね!
この中では年齢の若い懍ちゃんが1番大人でした。
ε- (´ー`*)はは
{/netabare}

見終えた感想としては、やっぱり12話では短すぎでしたね。
この話だと2クールは欲しいです。

主要部分を駆け足で見せられた感じでした。
勿体無かったです。

自分、何だかんだ言っても原作好きなので、結構毎週楽しんで見てました。
(@´▽`@)

月9のような恋愛ドラマが好きな人にはオススメかな?
(@´▽`@)ノ


OP:「センチメンタルラブ」 歌 - みみめめMIMI

ED: 「君のいる町」(第1話 - 第6話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)
  「Dear friend」(第7話 - 第11話)歌 - 風間恭輔(小野大輔)
  「君のいる町〜Answer Songs ver.〜」(第12話)歌 - 桐島青大(細谷佳正)


「センチメンタルラブ」と、「君のいる町」は好きでCD購入。(*´ー`)

最初、アニメで聴いてる時は、EDの方が好きな曲でしたが、
CDで曲全部を聴いてると、OPの方が好きになりました。
(*´∀`*)

最後に・・・
{netabare}
大学生にもなった彼氏彼女が、1年もHしてないなんて・・・
ありえないよー 
(」゜Д゜)」
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 46

64.6 5 文化祭でライバルなアニメランキング5位
スペシャル・エー S・A(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (348)
2252人が棚に入れました
ライバルの滝島彗に勝つため、超金持ちエリート校の特別クラスのS・A(スペシャル・エー)組に通う華園光。だが、共に学園生活をおくっていくうちに彗に恋心を抱き…!?

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

だたのラブコメだと侮るなかれっ!!

皆の評価見てたら断念したとかあったから正直なめてましたw
ただの金持ちと鈍感女のドタバタラブコメなんだと。


でもねっ個人的にはこのアニメ面白かった♡
いや・・・面白いというかすごくよかった♡♡♡

全24話なんだけど、ラストまで観ているうちに
沢山の感情を私に与えてくれた。

キュンキュン
ドキドキ
ハラハラ
ガッカリ
切ない
喜しい
ムカつく
哀しい
楽しい
そして大切なものを守りたいという気持ち。

SAのメンバー。そしてその周りの登場人物
それぞれにスポットを当てているのも素晴らしい☆
それぞれの感情に共感できました。

ラストちゃんとハッピーエンドで終わってくれたのもありがたい♡

沢山のキャラがいましたが個人的には八尋が好き^^

好きだから守りたいんだ。悲しい思いはさせたくない。
その為には僕が悪役になってやる。
不器用だけどすごく優しくていい子なのよ(ρд<。)

もう続き出ないのかしら・・・皆の今後をまだまだ見守っていきたい気持ちにさせてくれたアニメでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

★mana★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

笑ったり、ケンカしたり・・それでも僕等は仲良しこよし(´∀`*)ポッ

少女漫画原作と言う事で1話だけ観たんだけど、
あまりの酷さに断念したこの作品。
この酷さで2クール何すんだ?とか思ってましたが、
何だか知らんがまた観始めたら結構面白かったんですよw

1話だけだと、色々気に入らない事が多かったんですよね…
まず、私サリーちゃん脚の作画って好きじゃないんです (´・ω・`)
あ、サリーちゃん脚ってのは脚に一切くびれがない事ねw
最近観たのだと、ホスト部もそうだったな。
あと、映像自体はキレイだけど、作画が若干古臭さくて最初はダメでした。
きわめつけは、私が最も苦手とする
主人公の女の子が真っ直ぐで鈍感過ぎな、ウザキャラパターン。

ストーリーをさらっと説明すると、
そのウザキャラ主人公・光と、幼馴染の彗は小さな頃からライバルで、
光は彗には一度も勝った事がなくて、高校生になってからも
小さい頃と変わらない日々が続いてたけど、
成長するにつれ、お互いを違う意味で意識し始めた2人を中心としたスペシャルエークラス、
通称=S・Aのドタバタラブコメディー☆
S・Aとは、学年1位から7位までの生徒だけが入れる特別なクラス。
なので、他のメンバー個々の話もあり、それがあるからこそ面白かったと言えますw

いやぁ、個人的に彗役の福山潤様のクールボイスと、
宙役の下野紘様のおバカキャラと、
八尋役の谷山紀章様のSキャラがツボでしたねぇ!
で、S・A男子(福山さん、下野さん、堀江さん・代永さん)
で歌う後半のOPが最高に好きだった(・∀・)♪+.゚
何だか下野さんが一番上手く美声に聴こえたのは、
manaが勝手に耳で補正したからかもしれませんw

まぁ、あんまり次が気になる内容でもありませんが、
いつの間にかキャラに愛着が沸いちゃって、次々観てました!
最後もキレイにまとまってて、王道パターンなんで、安心して観れる作品だと思います♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2位って言うなぁ~!!

2008年4月 - 9月TV放送された。全24話。
2004年-2009年南マキによる少女漫画を元に制作。全17巻。


あらすじ。

大工の家に生まれたチャキチャキの江戸っ子風主人公は
男勝りのやんちゃな女の子。腕節も学業も全てに秀でて
いたが・・ある日何をやっても勝てない嫌味な男の子が
現れる・・以来何をやってもNo2・・二位さんと呼ばれ・・

負けず嫌いの主人公"華園 光"は超エリート学校高等部
「白選館高校」に通う事となった・・

「白選館高校」には能力によってクラス分けされる特別制度
があり、成績上位者数名だけが"スペシャル・エー"クラス
に選抜され・・全てにおいて特別待遇を受けている。

勿論負けず嫌いの"光"も通称S・Aクラスになるが・・其処
には・・何をやっても勝てないNo1の"滝島 彗"がいた・・

そして、あの日以来一度も勝つ事の出来ない"彗"に果敢
に挑む"光"の学園生活が幕を開ける。


感想。

1話目から如何にも少女漫画な演出があるけど基本ギャグ。
大筋ではラブコメですが、結構ドタバタギャグ展開も多い。

ネガティブな相手も根明に正々堂々ぶつかるコメディ展開
にしてしまう"光"が"彗"にライバル心を燃やし奮戦したり
しつつS・Aの仲間との学園生活を軸にテンポ良く展開する。

視て直ぐ分かる通り"彗"は"光"にベタ惚れのクーデレ風♡

"光"vs"彗"。"彗"vs"明"。"明"vs"宙"。のボケツッコミ?
"純"と"芽"に"竜"の絡みなど7人の個性が活きる掘り下げの
エピソード等もあって少女漫画という感じはしない。

OP/EDは全てメインの声優(※後藤邑子含む)が歌っている。
そういえば・・完全なメインヒロイン役は超希少かな??

ひと通り登場人物の掘り下げが済む頃には一応大きな山場
があって2クール目中盤以降は愈々ラブコメの行方を描き
光と彗の前に大きな障害が立ち塞がるが・・

其処はお決まりの光るに関わってきた人達があれやこれや
と賑やかに♪ラブコメだけど結構ギャグ満載系なのでw

主要登場人物に何らかのラブコメ展開もあるので楽しい。
福山さん下野さん後藤さん生天目さんの4人だけで充分回る
言葉の応酬などは結構テンポ良く楽しめた。


華園 光:後藤邑子:2-SA 学年万年2位。
運動神経抜群で成績も優秀で超負けず嫌いの超努力家。
非常に鈍感で特に恋愛観は皆無。「打倒滝島」が目標。

滝島 彗:福山潤:2-SA 学年1位。
滝島グループ社長子息。眼光が鋭い。完璧超人。
一度見たものは覚えられる。翠という弟がいる。

東堂 明:生天目仁美:2-SA。学年6位
航空会社社長令嬢。彗や八尋とは幼馴染。光好きの百合系。
マイセムの茶器がお気に入り。普段は非情に明るい性格。

山本 純:代永翼:2-SA 学年3位
芽の双子の弟。女性に対し異常に避ける傾向がある。
姉と同様に子供の頃からずっと竜と一緒にいる。

山本 芽:高垣彩陽:2-SA 学年4位
ウェーブのかかった茶色のロングヘアーが特徴的。
音楽プロデューサーと天才ヴォーカリストの令嬢。

狩野 宙:下野紘:2-SA 学年5位
学園理事長の息子。マイペースで単純な性格。
5位以下は「バンジージャンプの刑」という母を恐れてる。

辻 竜:堀江一眞:2-SA 学年7位
スポーツメーカー社長子息。SA内で最も気遣いする人。
芽・純だけでなく動物やチビっ子に異様に懐かれる体質。


雑賀 八尋:谷山紀章
滝島グループ以上の金持ちである雑賀家の長男。
明と何らかの蟠りがある。策謀化でクールを装う。

牛窪 桜:桑谷夏子
牛窪製薬の令嬢。彗の元見合い相手。
嘘をつくことやごまかしが大嫌い。光と明と仲が良い。

緒方 蒼:遊佐浩二
彗の祖父の優秀な部下で、彗のことを尊敬している。19歳。

滝島 暁:緒方恵美
彗と翠の父で35歳。プロレスが好き。
可也の童顔で、得意先から「女子高生社長」と呼ばれている。

滝島 翠:清水香里
彗の弟で小学6年生。小さい頃の彗にそっくり。
完璧超人の兄に蟠りを持っているが、実は極度のブラコン。

雑賀 千歳:小清水亜美
八尋の弟、9歳。家族に疎外感を持つネガティブな少年。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 4

85.0 6 文化祭でライバルなアニメランキング6位
かげきしょうじょ!!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (493)
1442人が棚に入れました
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの〈青春スポ根ストーリー〉!!大正時代に創設され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。“オスカル様"に憧れる、178cmの長身を持った天真爛漫な少女、渡辺さらさ。夢も友達も、すべてに無関心な元・国民的アイドル、奈良田 愛。何もかもがバラバラな彼女たちの、希望と葛藤に満ちた音楽学校生活が今、幕を開ける──!!
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

懸命に頑張る歌劇少女たちの群像劇

未婚女性のみの劇団員を育成する「紅華歌劇音楽学校」での少女たちの奮闘努力を描いた物語です。
主人公だけでなく多くの人たちの喜び・悲しみ・成長を描いています。


渡辺 さらさ(わたなべ さらさ)は紅華歌劇音楽学校の100期生。
彼女は幼い頃に歌舞伎役者を目指していました。
でも歌舞伎役者には男しかなれません。
だがら彼女の今の夢は、紅華歌劇団でオスカルの役を演じること。
それは言い換えれば、紅華歌劇団でトップを掴みとることを意味しています。

奈良田 愛(ならた あい)は、さらさと同じ部屋で同学年の少女。
彼女は国民的アイドルグループのメンバーでしたが、ファンに暴言を吐いたためアイドルグループを脱退しました。彼女は過去のトラウマで男性恐怖症だったのです。

さらさは178cmの長身で力持ちですが、誰にでも笑顔を振りまく明るい少女。
彼女の無垢な笑顔は、まるで天使のように可愛いです。

愛は多くの男性が振り向くほどの美女ですが、笑顔をつくることができない冷めた少女。

この対照的な二人が、物語前半の主人公です。
そして後半は…


オープニングは、sajiが歌う「星のオーケストラ」元気が出る歌です。


エンディングは『星の旅人』。さらさと愛が歌っています。
とても迫力がある美しい歌です。
このエンディング、注意して聞いていると、いろんな人たちが歌詞を変えて歌っています。

第四幕、第十幕のエンディングは 杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」でした。

第五幕のエンディングは 山田彩子が歌う「My Sunset」です。{netabare}

第五幕は、山田彩子が主人公
美しいソプラノの歌声を持つ彼女は無理な減量により心と体を壊してしまいます。
そんな時に懸命に励ましてくれたのが小野寺先生。
小野寺先生の愛情ある指導に、けっこう胸が熱くなりました。

どんなにつらくとも、やめてしまったらそれで終わりです。
あきらめなければいつか歌劇団の大階段の真ん中で歌い、誰よりも真っ先に拍手をもらう日が来るかもしれない。
小野寺先生のおかげで立ち直った山田彩子は、その可能性を信じて頑張ります。{/netabare}

第八幕のエンディングは 星野薫が歌う「薔薇と私」です。{netabare}
 
第八話は星野薫が主人公ですが、彼女は頑張り屋さんです。

薫は、母親も祖母も有名女優。
いつも母親や祖母と比べられますが、薫にはそのような才能はありません。
でも彼女は歌劇が大好き。だから頑張れます。何度つまづいても頑張ります。
彼女のそのひたむきな生き方は、ある男性を立ち直らせることができました。
それは、ささやかな出来事ですが、とても素敵な出来事でした。{/netabare}

第九幕のエンディングは 沢田千夏と沢田千秋が歌う「薔薇と私」でした。{netabare}

第九幕は、千夏と千秋の双子姉妹が主人公です。
二人は何をするにも一緒。とても仲良しです。
でも同じ役を希望しても、役は一つしかありません。
ジュリエット役をやった千秋が憧れの野原ミレイと楽しそうに話しているのを嫉妬した千夏は、いつの間にか冷たい態度をとるようになります。そして思わぬ事件が起きます。
二人は、初めてケンカをします。
でも、離れ離れになると、やはりお互いが愛しくなります。二人はやはり仲良しです。

今回は、さらさが名フォローを何度もしてくれます。さらさがいると明るくなりますね!{/netabare}

第十二幕のエンディングも、杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」です。{netabare}

第十二幕でオーディション前に自信のない彩子を励ました紗和の言葉には、力強い説得力と優しさが感じられました。

男性と付き合った経験のないジュリエット役の彩子に対して、自分も人を殺した経験などないがティボルト役をすると言い放ち、未経験という点では同じだと安心させます。
さらに、失敗することを恐れていると必ず失敗する。そして、人よりうまくやろうと思っても失敗する。だから、今、自分にできることを精一杯しなさいと励まします。さらに、彩子は可愛いと誉めちぎり、自信を持たせるのです。

紗和に励まされた彩子は、見違えるほどのびのびと演技します。
勝ち抜くためには、ダメもとでもアピールしなければ始まらない。
彩子は自分にそう言い聞かせ、見事に役を演じ切りました。{/netabare}

第十三幕のエンディンは…、まさかのsajiが歌う「星のオーケストラ」でした。{netabare}

第十三幕では、さらさが活躍しますが、私はこの幕の主人公は杉本紗和だと思います。
紗和は、予科生の委員長。入試ではトップ合格したほどの実力の持ち主です。
品行方正で非の打ちどころが全くないのですが、紙一重の差で、さらさにティボルト役をとられてしまいます。
くやしい。泣きたいほど悔しいはずです。でも、彼女は泣きません。
さらさに嫉妬することもありません。それどころか、役に選ばれたさらさや彩子に対してケチをつける人たちから彩子やさらさを守ります。
紗和は、本当に心の清らかな人でした。

それでも紗和は、破天荒なさらさがうらやましいと感じます。
でも、紗和はさらさにのような性格になることはできません。
そんなときに、本科生委員長の竹井朋美(たけい ともみ)から悩みを見透かされ、そして励まされるのです。
「努力に裏打ちされた実力は、決して自分を裏切らない」
紗和は朋美の言葉により、自信を取り戻します。そして新たな目標を見つけるのです。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 69
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

そうだ!We're ALIVE

PINE JAM制作。

未婚女性のみで構成された紅華歌劇団。
育成を目的とした紅華歌劇音楽学校では、
毎年難関を突破した女学生が入学してくる。
輝く舞台に情熱をそそぐ少女たちの青春群像劇。

まさか少女漫画から、お勧めとは。
ちはやふるを観ているような印象で楽しい。
まだまだ舞台、環境の紹介にすぎませんが、
中心となる少女2人から嫌味を感じない。

脇役の方が声優に力がある!?
なにやらドラマがありそうな予感。
スポ根とあるからには波乱もあるのでしょうが、
そこは努力、未来、ビューティフルスター!である。

天真爛漫なさらさに期待しています。

8話視聴追記。
星野薫の夏、思い出の中のバス停、
彼女は似た境遇である1人の少年と出会う。
眩しいだけではない青春の尊さを伝える、
とても美しいエピソードである。
{netabare}心を開いた少年とも覚悟の大きさが違う。
薫は自分を鼓舞し、迷いや未練を断ち切った。{/netabare}
少年もまた成長を遂げたみたいだ。
彼は言葉ではなく行動で示したのだから。

最終話視聴追記。
芝居の善し悪しがまだ掴めないが、
{netabare}ジュリエット対決、その結果が良かった。{/netabare}
物語としてはこれで良いのでしょう。

今後に楽しみな作品が生まれました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 62

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

食わず嫌いを反省中

<2021/9/29 追記>
最終話見ました。
「萌。その一言で腑に落ちる」
確かにそれはわかるー 笑。

例えば「腐女子のつづ井さん」読んで学んだのですが。
女性はもしかしたら男性以上に萌えに飢えてんじゃないか

その対象が
・男性アイドルならジャニーズとか
・王道の少女漫画とか
・ヒーローなら仮面ライダー俳優とか
・舞台なら2.5次元とか
・BのLとか
・アニメなら・・・たくさんありすぎてわけわからん 笑
・そして「ヅカ」

それらは全てリビドーの根本を辿ると同じ気はするんですよね
(同じにするな!と怒る声が今にも聞こえてきそう 笑)
とりあえず、その欲望は男より広く深いと思う。

という考察は置いといて。

本作は素晴らしい。

「一つ一つに真摯」

これに尽きます。

<2021/8/16 初投稿>
原作未読
6話まで見ました
評点は中間評価です

本作、事前の評判が良いことは聞いていたものの、1話をちょっと眺めたら宝塚
そちらの世界には全く興味なかったので脱落したのですが

予想以上にあにこれで評判が良い

都合よくATXで見逃しキャッチアップ用の再放送があったのと
最近の新型コロナ感染再々々々拡大で家にいる時間もさらに増えたこともあり
見てみましたよ

やー面白い!
面白くてびっくりしました。

正直いうと、やはり少女漫画全開の世界はやはり居心地悪く感じます
でもそんな気分を吹き飛ばすようなパワーを物語に感じます
エピソード一つ一つは王道な展開だけど王道は大事。
腕と才能がある人がしっかり王道を描ききるとすごい作品が生まれることありますし

キャラもいいですね
群像劇のように沢山出てきますが、人の顔覚えるの苦手な自分でもすぐ覚えられた
これはキャラ作りが上手いことの証。

というわけで、ただ今、自分の食わず嫌いを反省中です。。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

68.7 7 文化祭でライバルなアニメランキング7位
可愛いだけじゃない式守さん(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (284)
905人が棚に入れました
最高の“イケメン彼女”現る!不幸体質の男子高校生・和泉くんの彼女は、同級生の式守さん。笑顔が素敵で優しくて、和泉くんと一緒にいるときはいつも幸せそう。可憐で可愛い、愛情たっぷりの彼女だけど、和泉くんがピンチになったりすると……最高にカッコいい、“イケメン彼女”に大変身!可愛い×カッコいいに溢れた式守さんと和泉くんや仲良しフレンズによる楽しい日常は止まらない!尊さ1000%ラブコメ、いよいよスタート!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

不幸と良縁を引き寄せるのは主人公らしいのかも

【紹介】
不幸が降りかかる体質の守ってあげたい系男子?と強くてカッコいい美少女彼女が守ってあげる優しいゆるラブコメ

【感想】
春アニメは結構面白いアニメが多かったので、同期のアニメと比べて推したいものは特にないですが、ダメなアニメではないと思います

式守さんあまりカッコいい感じじゃないけど、可愛らしくて魅力的なキャラクターです

主人公の不幸を引き寄せる体質がかなり行き過ぎていて気の毒だけど、周りが優しいキャラクターばっかりで嫌な気持ちにならないラブコメ
やはり主人公がちょっとナヨナヨしすぎなのは気になりますが、ただ守ってもらうだけの人じゃないのでだんだん良さがわかってくるタイプの主人公

不幸だけでなく、人の縁も引き寄せるようですね
雰囲気が良くてストレスなく視聴できていいアニメです

【主題歌】
ただ、OPテーマはあまり好きじゃないです

なんか僕よりも彼氏みーたいっ♪

このフレーズがどうにも気になってしまって、彼氏視点の歌詞だと思うのですが彼女がカッコいいってうっとりしてるのがちょっと・・・
もっとしゃきっとしてください

【変なところ】 {netabare}
3話で式守さんを家に送ってたけど、主人公の不幸体質と式守さんの強さ考えれば送ってもらわないといけないのは主人公のほうでしょ。
帰り道一人で帰ってますが、その間に車突っ込んできて死ぬんじゃないですか? {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

OPの「待て待て」が頭の中で繰り返す。

動画工房さん、大変でしたね。
穴を埋めるのに四苦八苦。
少し押したけど何とか終わって良かった。
「可愛いだけじゃない」ラブコメ、全12話です。

もちろん、主人公は式守さん。
不幸体質のあの人はいなかったことにしましょう。

ラブコメとしてはどうなんだろう。
インパクトが足りないっていうか。
カッコイイ式守さんの見せ方も露骨。
もっと内面からあふれ出るものが欲しかったです。

それでも、式守さんは可愛かった。
カッコイイだけじゃなく、人間くさい所もまた良し。
意地っ張りで負けず嫌い。
いったい何に嫉妬してるんだか。
頬を赤らめながら膨らます。
それって「可愛いだけじゃん。」って思ってました。

このアニメを盛り上げていたのは脇役の存在と思います。
特に、どこを見てるか分からないハチミツ。
淡々としたツッコミはいちいち笑えます。

それに、物静かな狼谷さん。
彼女が登場すると妙に落ち着きます。
{netabare}さっぱりした狼谷さんと優しい式守さんの絡みはさわやかでした。{/netabare}

大半が日常系アニメ。
式守さんの鋭い目つきが唯一の非日常でした。
やっぱり、式守さんは可愛いだけじゃないですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

なんだろなー、なにを見せられてるんだろうなー

これ見てどないせいっちゅうんじゃー。


失礼しました、見せられているわけでは無いですね、自分の意志で観ました。
変な言いがかりをつけてゴメンナサイ、大変申し訳ないです。


ただ、合わなかったなーーー。
どうしても、合いませんでした!!申し訳ない。


事細かに合わなかったってことをクドクド述べるとネガティブな事ばかり書くことになってしまうので、ウダウダ書かないことにします。

一言だけにします。


主人公も式守さんにも魅力を感じませんでしたーーーーー。
(個人の大感想です、作品を否定するつもりはありません~~~‼)


唯一、興味が湧いて観察していたのは八満 結です。
八満がからんでくるエピソードは割と面白く観れました。
それと最終盤は少しだけ共感度がUPして視聴できたかな。


あとは、ちょっとイライラしながら、最後までは観よう!という訳の分からない責任感wでの視聴でした。







期間別の作品評価ではそこそこの評価の様子。
やはり、合う合わないが顕著に出たケースだと思います。


あくまでも「※個人の感想です」という事で、悪しからずご了承くださいませ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

63.2 8 文化祭でライバルなアニメランキング8位
チア男子!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (187)
798人が棚に入れました
人を応援することで主役になれる、世界で唯一のスポーツがある。
チアリーディングに青春をかける、ちょっとワケアリだけど、キュートな男子大学生たちの物語、それが『チア男子!!』。
柔道でザセツした坂東晴希は、幼馴染の橋本一馬に誘われて、前代未聞の男子チアリーディングチーム「BREAKERS」を結成する。
集まってきたのは、理屈っぽい溝口、大食いのトン、お調子者の関西人・弦とイチロー、そしてチア経験者の美青年・翔という個性は揃い。
"壊したい”何かをもつ男たちの、新たなる挑戦が始まる...!"

声優・キャラクター
米内佑希、岡本信彦、小野友樹、杉田智和、林勇、桑野晃輔、小西克幸、安元洋貴、山谷祥生、畠中祐、村瀬歩、沢城千春、勝杏里、広瀬裕也、木島隆一、文曄星、木村隼人、弓原健史
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

バク転とか、一回やってみたいよね(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
基本的には女子向けかもしれませんが、BLではありません。男子チアリーディングをテーマにした、青春群像劇、スポーツもの。一番近いのは、「ウォーターボーイズ」かな。

原作は小説。「桐島、部活やめるってよ」で有名な朝井リョウさんの第2作目。

OP、スゲェ好きです。「メロディ」「歌詞」「映像」が、ここまで気持ちよく噛み合うのもそうないので、マジでOPだけでも観てほしい。

アニメの内容知らなくても、絶対に楽しめるし、アニメも観てみようという気になる、良OPですよ♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
スポ根は好きです。だから、本作のような作風も好きです。

ただ、、、大学のサークルで、オール初心者。マイナーな男子チア。という状況の中で、カズ以外のメンバーが、なぜにここまで高いモチベーションを保っていけるのかが、腑に落ちなかった。

まあ、メガネとハルは、立ち上げから丁寧に描かれたので、多少は理解できる。トンが自分を変えたいというのも、まあなんとなく。ショウは経験者だからOK。イチローとゲンは、、、なんだろうな。

大学という自由な環境の中で、あそこまで生真面目に、全力で、物事に打ち込めるものなのかな? ウチらは体育会系の剣道部で、みんな高校までゴリゴリにやってきて、本気で全学(インカレ)に向かっていた集団だったけど、それでもあそこまでモチベーション高く練習に励んではいなかった(大学の部活で、高校よりストイックなのて、かなり一部だと思います)。

なんか、みんな真っ直ぐで気持ち良い奴ばかりで、若干気持ち悪い(苦笑)  むしろ、後期加入メンバーの方が、しっくりきたかな~。

これが男子高校生とかなら、あの汗臭さもストンと腑に落ちるんだけど、大学生なら、「風が強く吹いている」みたいなノリの方がしっくりきます。せっかく大学生なんだから、もっと酒を呑んでほしかった。それが、大学生設定の良さなのに。

だから、クリスマスパーティーみたいなノリは好きだった。ヒサシは、面倒くさい奴だった(笑)。

アニメ全体をみると、やや淡白な展開が続く。キャラ数が膨大なだけに、そこを深めた結果、ストーリーが薄くなったイメージ。

やっぱり、作画が問題かな。

チアリーディングというド派手、しかも男子の躍動感を描くにしては、動きが少なく、集団競技なのに、数人のカットや顔のアップなどが多く、全体の動きを魅せるカットはかなり少ない(あったとしてもカメラ引きすぎ)。

これに関しては予算と制作体制上、仕方がないのだろうけど、せめて最終回だけは、大人数の迫力ある演技を、フルで見たかったかな。競技の魅力は、言葉やストーリーではなく、動きで魅せるべきでしょ、アニメーションなのだから。

そこだけ不満だったので、☆を1つ下げたしたが、後は、悪くないアニメでした。実写化されましたが、確実に、アニメより実写の方が似合う作風でしたね。

ちなみにバク転は、挑戦したこともないです。高校、大学の頃なら、練習すれば出来たかもだけど、現役だから怪我したくなくて、剣道以外の運動は極力しないようにしてたし、今はもう、絶対に無理な自信があります(笑){/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
作画はなかなか綺麗だな。早稲田? まあ、原作者、早稲田だしな。部? サークルだよな。ポカリそのまんま? スポンサーかな?

2話目 ☆3
まあみんな、自分には「他の可能性がある」って思いがち、だが、基本的に、1つの競技を続ける方が良い。肩痛いのに、倒立?

3話目 ☆3
この、男だらけの銭湯シーンが、ギャグなしで入るから、誤解を抱かれるだろうね。この、可愛い系の男子とか。いくら芝生でも、マットなしはな~。

4話目 ☆3
皆がやたらにチアに向けて前向きなのが、ちょい気持ち悪いというか、出来すぎというか。

5話目 ☆4
まさかのトン彼女宣言から、EDの演技の流れは良かった。

6話目 ☆3
ここで、ショウのトラウマ。まあ、よくある流れというか、王道ですな。

7話目 ☆3
ヒサシ、こういうキャラは必要だよな。ストイックだな~。一生懸命な奴だけに、扱いが難しい。まあ、正論はいつも正しいけど、いつも正論を言うことが正しいとは限らないしね。

8話目 ☆3
ヒサシはな~。「真面目は長所だけど、クソ真面目は短所」なんだよな。ぬるま湯だとブロッコリーはおいしくゆで上がらないて、やたら上手いこと言うよな。陽明大に落ちて、早稲田? 大学チアで、男女混合で関東で強いのって、帝京か日体くらいだけど、早稲田受かるなら落ちるわけないし。モデルはないのかな? ヒサシのブロッコリーは、声優さんも良かったな。

9話目 ☆3
カズの家族。痴ほう症はきついよな。精神的にくる。

10話目 ☆3
あそこで怒鳴るのは素敵だったな。ショウにはお似合いだね。

11話目 ☆3
これは予想外の展開だな(笑) 良い展開だけど、怪我のリスクあるから、柔道やるのはどうだろう? チアの大会後なら、素敵なんだけど。

12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「Go! Fight! Win! Let's Go BREAKERS!!」

この作品の原作は未読です。男子だけのチアリーディングってダイナミックで恰好良いと思います。
ですがチームの華…という視点で見ると、どうしても女子から一歩見劣りしてしまう…
視聴前はそんな微妙な立ち位置であるこの作品を視聴するか迷いましたが、視聴を重ねるうちにハマってしまった作品です。

この物語の主人公は坂東 晴希…柔道一家で育った彼はこれまで柔道一直線で進んできましたが、どうしても勝ち進む事ができないうち、肩を壊してしまいました。
そんな時に幼馴染である橋本 一馬から男子だけのチアリーディングチームを作ろうと誘われ、物語が動いていきます。

柔道一家に生まれ、物心付いた時にはもう胴着を着て柔道をしていた…
これが柔道ではなく、楽器やスポーツでも同じ…所謂幼いころからの英才教育…
確かに小さい頃の方が物事の吸収力も高く、雑念も少なく、ただ親の言われた通りにノルマをこなしていく…

この英才教育が推奨できるかと問われると、正直良く分からないです…
少し前までは良い事とばかり思っていました。
自分の子供を絶対に一流のプロに育てるんだ…という明確な意志がある場合は別ですけれど、大概は親として子供の自信に繋がる一芸を身に付ければ将来何らかの役に立つ…と思って先行投資するんです。

でも人間って勝手な生き物で、先行投資をすればするほど見返りが欲しくなり、結果的に子供に過度な期待を背負わせる事になるんですよね…
一方、子供の方だって小さい頃は訳が分からずやってきて、親とベクトルが合っていればそのまま突っ走るだけですが、少しずつ成長して周りが見える様になったら、それよりもっとやりたい事ができるかもしれないんです。

だから柔道一家に生まれたから絶対に柔道の道に進まなければいけない、という事は決して無いと思います。ですが、これまでの規定路線から外れようとする事には悠木と膨大なパワーが必要になると思いますけれど…
だからこそ、晴希の勇気には賛同できましたし、素直に応援したいと思えるようになりました。

でも男子だけのチアリーディングって、見ている分には恰好良いと思いますが、実際にやるのは相当ハードルが高いように思いますし、何よりメンバーが集まるか、という不安もありました。
それに初期メンバーは素人ばかりでバック転はおろか倒立すらできないところからの出発なんです。
前途多難過ぎのスタートを切る訳ですが、物語の進展に伴いいつの間にかできるようになっていました。

私も小学生くらいの時にバック転をチャレンジした事がありますが、当時決してスポーツ音痴ではありませんけれど相当練習した記憶があります。
体格もこれまでのスポーツ経験もバラバラ…そんなメンバーが一斉に出来る様にはけっしてならないと思います。
陰で一生懸命練習していたのかもしれませんが、逆にそういう努力するシーンは皆無ではありませんでしたけれど、決して多くは無かったと思います。
そういう泥臭い部分って個人的には大切だと思っているので、団体競技における厳しさという視点にもう少し厚みがあっても良いと思いました。

それと、視聴前に華が無い…と思っていましたが、それは間違いでした。
BREAKERSのコーチは女性ですし、晴希の姉の晴子だって登場します。
それに女子チアリーディング部の酒井 千裕ちゃんというなかなか可愛い子も登場します。
まぁ、彼女にはオチがありましたけれど…

目標は全国チアリーディング選手権のファイナル出場…
寄せ集めで創立して未だ1年しか経っていないBREAKERS…
それに生きていれば、チア以外にも問題が出てくるのは至極当然…
そんな決して恵まれない状況の中で、彼らがどこまでの高みを目指せるのか、そしてチアリーヂングの意味とは…
気になる方は是非本編でご確認下さい。
完走して振り返ってみると熱い作品だったと思います。

オープニングテーマは、ラックライフさんの「初めの一歩」
エンディングテーマは、BREAKERSの「LIMIT BREAKERS」

1クール計12話の作品でした。作品のタイトルだけでは伝わらない要素をたくさん含んだ作品だったのではないでしょうか。
原作も全1巻で完結しているようなので、終わり方も悪くなかったと思います。
総じて楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

題材が男子チアという目新しさだけ

男子チアという今まであまり取り上げられたことの無いスポーツ?がテーマ。
逆にそれ以外は至って凡庸なスポコン友情ドラマ。
恋愛要素はあまり無いが、悶々とした男子の情念は時折感じる。

いい意味で凡庸。


決して駄作ではない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9

58.6 9 文化祭でライバルなアニメランキング9位
パンでPeace!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (181)
797人が棚に入れました
みなみちゃんは今日から高校生。朝食に大好きなパンを食べて、最高の一日が始まります☆クラスメイトの「パン友」と一緒に毎日ハッピー! キュートなふわふわパン4コマ!を原作とした作品。

声優・キャラクター
木戸衣吹、山崎エリイ、豊田萌絵、大森日雅

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

パン好き女子高生が集まったら・・・アニメになっちゃいました^^;

この作品の原作は未読ですが、主題歌を悠木碧さんとあやちで構成されたユニット「petit milady」が担当されると知り視聴を決めた作品です。

これまで出演される声優さんで作品の視聴を決める事は多くありましたが、作品の主題歌だけで視聴を決めたのは、恐らくこの作品が初めてだと思います^^;
その位、私の中で悠木さんとあやちは崇高な存在だったという事になります^^

主題歌を歌う声優さんは、その作品に何らかの形で関わる事が多くありますが、この作品は純粋に楽曲の提供だけでした。
こういうのは色んなパターンがあって良いと思いますけれど。

レビューを書くためにwikiをチラ見したところ、気になる単語がありました。

「パン友」

いやいや、何でも「友」を付ければ良いってモノではないでしょう・・・^^;
でも、まさか自分が知らないだけで実は一般用語だった・・・というオチは恥ずかしいので「パン友」でググってみたところ、やはりこの作品による造語だったようです。
同じ「パントモ」という呼び方は歯科用語集の中に「歯列全部を撮影するパノラマ型のレントゲン」としてあるようですが・・・本作とはまるで関係ありませんもんね^^;

思わず「パン友」に突っ込みを入れてしまいましたが、実はこの作品はパンがお題じゃなくても成立するのでは・・・と思っていました。

なぜなら、この作品は女子高生4人組の「ゆるふわ」感が前面に押し出された作品なんです。
「ゆるふわ」感だけでみると、この作品中々の強者・・・ここまで押し出された作品も決して多くはないと思います。
パンはその「ゆるふわ」感の・・・刺身で言うツマ的存在だったように思えるんです。
勿論パンが「ゆるふわ」の代表選手なら細部まで拘った設定・・・という事になりますが、一番印象に残ったパンがフランスパンなのでイメージがちょっと合いませんでした。

特にお題が無くても4人組女子高生の「ゆるふわ」だけで成立する作品・・・だったように思える位の癒しパワーのある作品という印象です。

主題歌はpetit miladyさんの「青春は食べ物です」
前作は温泉幼精ハコネちゃんの「ハコネハコイリムスメ」に「コロコロ甘々温泉まんじゅう」が出てきましたから、食べ物繋がりがありますね^^
これから益々のご活躍を期待しています。

1クール全13話の作品でした。1話5分枠のショート作品なのでサクっと視聴する事のできる作品です。
この作品に感じた「ゆるふわ」感・・・GJだったのではないでしょうか^^?
こういう作品が毎クールに1作はあると心が和みます^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

出演されている声優さんは皆揃ってごはん派だそうです

パンを通して友達の輪が広がるパンアニメです。

3分のショートアニメです

声優でいうと木戸ちゃん、もえし、山崎エリイちゃん、大森さん枠ですね


3分しかないので話は全然進みませんが
フランスパンは特別枠として、毎回いろいろなパンが出てきます。
週の初めに放送されているので、週のエネルギーをここで補充するという……w
また、毎月12日は「パンの日」であり、同時にニコ生も放送しているので
そちらの方もできれば視聴していただくと、このアニメを
より楽しめるかと思います。

因みに、私はパン派です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

パン友って何だろう?

登場するパンがどれも美味しそうに描かれています。
女の子たちのゆる~い会話とパンを食べている様子を見て安らかな気持ちになれるアニメです。
{netabare}
1話登場のたまごサンドに苺ジャムという組み合わせは想像だにしなかったので軽い衝撃を受けました。ぐぐってみたら愛媛県南部ではこの食べ方をする事がある様です。そのうち試してみて感想書くかも知れない。(良いジャム手に入ったので近日中に本当に試すかも知れない)

2話の「これは武器」はパン好きな家庭なら必ず誰かがやるギャグですね?のあちゃんがやると非常にかわいい。(ギャグのつもりでは無いらしいけれど)

1話、2話では主に女の子がパンを食べて楽しそうに会話していただけだったので物足りなさを感じましたが、3話ではパン作りのシーンが有り、本編が2分半程度の割には過程が中々上手く描かれていました。もう少し番組枠があれば、細かい所も説明出来たのではと思うと少しだけ残念でした。

4話は購買のパンを買って食べるだけ。見た目コドモにしか見えないのあちゃんですが、チャバタパン(私は食べた事も無いし聴いた事も無かった。)なんて知っていて博識。ただ者じゃない。

5話はゆうちゃんの回。漫画家志望らしい。この回でものあちゃんの妙な知識の片鱗が‥。ゆうちゃんがのあちゃんに頭ナデナデされているシーンは微笑ましかったです。

6話はふゆみ回。ふゆみに付き合って皆でダイエット。運動もそこそこに皆でパン作り。カリふわメロンパン食べてふゆみ大満足。のあちゃんの優しさも空気の様に描かれていてとても良かったと思います。沢山運動して沢山食べると言うダイエットの仕方は、食べ物からせっかく手に入れたカロリーを無駄に消費している様で私は好きではないですが、全然そんな話では無かったので楽しめました。これが本能に負けた人間の顔か‥。

7話は、のあちゃんが風邪でダウンして、チョココルネでお休み。のあちゃんの妹あみちゃんが登場しましたが、この子ものあちゃん萌えでした。

8話では、のあちゃんが新キャラの河合さんに餌付けされかかりピンチ!?ふゆみがそれに対抗します。のあちゃん愛と心配性がお姉ちゃんからお母さんにレベルアップしたふゆみ。「フランスパン担当」という言葉が登場してましたが日常で使う機会はあるのだろうか‥。

9話はメイド喫茶回。やはり今回もみんな(主にふゆみ&まい)で、のあちゃんに萌える回でした。クロワッサンは美味しそうでしたが、初回と比べてパンの存在感がどんどん薄れて行く様な気が‥。

10話ではふゆみとまいの間にパン友の兆しが表れる。めんたいフランスパンは私も食べた事があり、最初見た時は意外な気がしましたが、食べてみると非常に良い組み合わせである事が分かります。たらこ嫌いの人は無理だと思いますが、そうでなければ子供から大人までお勧め出来る、万人受けする様な美味しさを持つパンです。

ふゆみのぐぬぬ顔が似合い過ぎで、かわいくて笑えました。

最後まで見終えて、途中から登場キャラ、および私も、のあちゃんを愛でる事にばかり気をとられつつありましたが、毎回登場するパンはやっぱりみんな美味しそうでした。パンを通して広がる友情、面白かったです。

極めつけはやはり最終回、のあちゃんの深~い台詞で締めくくりましょう。

「ふたりがくれるフランスパン多すぎ。アイテムのとりすぎも状態異常になる。」のあちゃんのそこはかとない優しさと嬉しさの込められた、のあちゃんらしい、面白くて可愛いらしいせりふでした。

{/netabare}
男性視聴者から見れば、のあちゃん萌え要素は当然の様に受け入れられる所ではありますが、女性視点から見た場合はそうでは無いと思われます。どのアニメにも言える事ですが、異性の視点を想像したければ、全キャラクターの性別を逆転してみると良いです。そうすれば何故ボーイズラブが女性に好まれ、百合が男性に好まれるのか概ね理解出来ると思います。

それにしてもパン友なんて言葉初めて聴きましたが、高校生でパン友って実在するのだろうか? とか思ってましたが‥

10話視聴後、初回近くではネタ以上の印象しか抱けなかったパン友について、素直に気持ちを伝える事の出来ない人が、自分の気持ちを相手に伝える為に、用事を口実にして訪ねたり、料理を作ってあげたり、プレゼントをあげたりする、遠回しの好意あるいは照れ隠しの一種だと解釈出来ました。パンでワンクッション置いて、少しずつ相手に気持ちを伝えてゆくのが、パン友のあり方なのかも知れません。

本編2分半程度とかなり短いのですが、噛めば噛むほどに味の出るフランスパンの様に素敵なアニメだと思いました。

おまけ ~いちごジャム+たまごサンド試食の感想~
{netabare}
1話冒頭でみなみが食べていた、いちごジャム+たまごサンドを試食してみました。アニメではレタスらしきものが挟んでありましたがこれは省略。

たまごサンドと言えばゆで卵のみじん切りを想像する方もいるかと思われますが、触感や味が良いので今回は炒りたまごとさせて頂きました。

炒りたまごはジャムと合わせる事を前提としているので、無塩、胡椒無し、バター(今回試したのは普通のバター、無塩バターでも良いと思います。)のみでオムレツ並みの半熟に仕上げます。

予め※トーストしておいた食パンにジャムとほぼ等量のいりたまごを挟めて出来上がり。(簡単です)

味の方はどうだったかというと、一口で言えばスイーツ。さらに言葉を加えれば、いちご風味のシュークリームといった味わいです。ジャムの糖分に、たまごのこくが加わっているので、シューやカスタードクリームの砂糖+たまごの風味を彷彿とさせます。中々においしい組み合わせでした。

はちみつや他の果実のジャムを合わせてみても良いかも知れません。いずれ試してみようと思ふ。食というものはまことに奥の深いものです。


※8枚切り食パンを対角線上に切り、フライパンで両面を焼く。平均的な大きさのフライパンなら一度に大体2枚(4切れ)くらいまで焼けます。両面が焼き上がって硬くなった食パンの断面には簡単にナイフが入ります。三角形の食パンをポケット状に仕上げれば、ハム、カツ、炒り卵、レタスやピクルスなどを挟んで、手をあまり汚さずに食べられるサンドウィッチが出来ます。
{/netabare}
さらにおまけ ~少し珍しいパンの焼き方~
{netabare}
[乳酸菌のみで膨らむパン、超簡単サワードゥ・ブレッドの作り方]

サワードゥ・ブレッドは一般的に、小麦粉にライ麦を混ぜ、生地の中に乳酸菌と酵母の共生関係を作り出し、それらを同時進行で発酵させるものですが、小麦粉と空気中に存在する乳酸菌だけでも作る事は可能です。それでは作り方を以下に‥。

1.しっかりと手を洗いましょう。(結構重要)
2.大体400gの小麦粉に対して二つまみの塩、一つまみの砂糖を加え、水多め、油少々を加え、粉がべとつかずにまとまるまで捏ねます。(手に生地がくっつく様なら粉と油を適当に足す。)
3.生地をボール状にまとめ、蓋付きフライパンなどに入れ、なるべく清潔で、暗く温かい所で6時間~10時間程放置。
4.多分膨らんでいるので、ガスを抜いてもう一回捏ねる。(二次発酵させずそのまま焼いても良い。すると重い食感のパンになる。)3に戻る。3を二度経由しているなら5へ。
5.膨らんだ生地を250℃位に予熱した高温のオーブンに素早く入れ、一気に焼きます。こんがりと表面にきつね色が付いたら頃合です。大体15分弱で焼き上がります。

イーストを使ったパンと比べて膨張率が弱く、またほのかな酸味が有りますが、バター、マーガリン等との相性がとても良く、なかなかに美味なパンです。何よりありあわせの材料で手軽に作れるところが嬉しい。

私はまだ試した事はありませんが、ローラ・インガルス・ワイルダー(ドラマ「大草原の小さな家」とかでも有名)の小説によれば、この生地を使ってビスケットなどのお菓子も焼く事が出来るそうです。いずれ作ってみたいです。
{/netabare}
パンでPeace!、和めるだけでなく、そこかしこに面白い情報が見え隠れするよいアニメでした。

2期あれば是非また観てみたいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

74.3 10 文化祭でライバルなアニメランキング10位
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (171)
383人が棚に入れました
高咲 侑:矢野妃菜喜
上原歩夢:大西亜玖璃
中須かすみ:相良茉優
桜坂しずく:前田佳織里
朝香果林:久保田未夢
宮下 愛:村上奈津実
近江彼方:鬼頭明里
優木せつ菜:楠木ともり
エマ・ヴェルデ:指出毬亜
天王寺璃奈:田中ちえ美
三船栞子:小泉萌香
ミア・テイラー:内田秀
鐘 嵐珠:法元明菜
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

虹色の個性が光る2期

【感想】
期待通りのいいアイドルアニメでした
キャラはとても可愛いし曲もいい、気分の悪くなる展開は起こらない平和で無害なできのいいアニメです

特にライブシーンの演出やカメラアングル、各キャラクターの可愛さがしっかり伝わるように配慮されていて洗練されてます
アイドルアニメに興味ない私でも素直にライブシーンいい!って思えました、ライブシーンは他のアイドルアニメとは段違いで完全に抜けてます
CGと手書きの違和感もほとんどなくて、製作費がちゃんと確保された環境があればこれだけの作品が作れるというのを見せてくれました

また、他のラブライブシリーズと比べてかなりプロデュース方面に力が入っていてアイドルマスターに近い感じで新鮮でした

ただ、特に大きな試練も葛藤もいさかいもなくあっさり事が進み、テンポよく話が進んで「最高だったねー!!」ってテンション高めにはしゃぐアイドル達に気持ちがついていけなくて置いてけぼりになりました

たしかにライブシーンは最高です、でもそこに至るまでのドラマはやや薄く、イマイチ気持ちを共有できなくて
キャラクターの汚いところや闇は徹底的に見せない姿勢は正にアイドルなのですが、汚いところも含めて愛せるのが真のファンなのではないでしょうか?
もっと視聴者を信頼して冒険してもいいように思います
ギスギスしてるよりはいいけどなんか大きく失敗することを恐れて無難にまとめた感じがします

とはいえ、やっぱり夢があってキラキラしていて前向きで、元気がもらえる素晴らしい作品でした

【音楽】
良曲が多く、期待通りです
アベレージが高めでさすがに力が入っています

【キャラクター】{netabare}
人数多すぎなのが欠点だった1期からさらに3人も増えてさらに賑やかになりました
CUEもそうですが、キャラが増えすぎたアイドルアニメはユニットに分けるのが正解でしょうね
キャラは可愛いし個性もあって魅力的です、ただキャラクターが多いのでどうしても掘り下げに差があるのが欠点
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ゆるく、やさしく、勘は鋭く、たおやかに

【物語 3.5点】
基本線は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の方向性と存在意義の再確認。

「ラブライブ!」大会は目指さない。
ソロ活動がメインだけど緩くまとまる。
好きなことを好きなときに好きなだけやる。

こうした信条を、価値観の異なる新キャラ3人をぶつけたり、
同化したりすることで鍛え上げていく。

新キャラを中心に過去からの重たい悩みも処理されたりもしますが、特に深刻化することもない。
むしろ大会スケジュールや部活の根性論などに切迫されなくとも、
“好き”を動力源に願望を叶えてしまう同好会の柔軟性に包み込まれるノンストレス枠。

中盤には、{netabare}5校合同によるスクールアイドルフェスティバルの開催。
優木せつ菜の{netabare}スクールアイドル活動は内緒にしている生徒会長という縛りを撤廃する。{/netabare}{/netabare}
など、〇〇すべき、〇〇だから夢を追えない。
といったしがらみになり得る残された枠を、さらに徹底的に除去していく純化路線で視界は良好。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・サンライズ

無印、『サンシャイン』とは異なるメンバーの主要スタッフが続投。
過度な紅潮は控え目にして感情の振れ幅を抑制する中でも繊細に心情を読み取らせていく。
自由なカメラアングルが演出するCGライブ動画。
作画カロリー自体も控え目。(最終回のライブはもうチョット動いて欲しかったかも)
など良くも悪くも1期からの作風を継続。

現実→MVの境界を軽快に飛び越えるフリーダムな音楽演出も相変わらず。
吹き抜けの校舎が瞬時にきらびやかに発光するライブ会場に昇華するなど、
校風も相変わらずフリーダム。

が、何より度肝を抜かれた映像は文化祭。
{netabare}学園にウォータースライダーを張り巡らせ“ニジガク号”を完走させた
監修“流しそうめん同好会”の謎の技術力w{/netabare}


【キャラ 4.5点】
同好会に挑戦的な言動を重ねる孤高のソロアイドル・鐘 嵐珠。
が、それに対して柔和な表情を崩さず、ゆる~く受け止めつつ、
嵐珠の裏にある本音もしっかり見抜いちゃってる。
この懐の深さこそが『ニジガク』の極意。

特に3話にてユニットで嵐珠に自分たちのスクールアイドルの形を示した
QU4RTZ(クォーツ)の4人(かすみ、璃奈、エマ、彼方)は、
{netabare}パジャマパーティーで合宿するw{/netabare}など、ゆる過ぎて脳が溶けるかと思いましたw
けれど、関わる人間の本質は見えていて、決める時はきっちり決める。

優しさだけじゃ強くなれないってよく言いますが、
優しさも極めればマッチョとは違ったしなやかさを体得できるのではないか。
ゆるいけど芯は強い彼女たちに諭された気分です。


『ラブライブ!』ゲームアプリにおける“あなた”に当たる高咲侑。
同好会を応援し、楽曲提供するけど、パフォーマンスはしない。
作曲コンクールという道を前に、同好会との向き合い方を再考。
侑もまた嵐珠の作曲担当・ミア・テイラーに接触する中で鍛えられたキャラ。
『ラブライブ!』が夢なのではなく、『ラブライブ!』をキッカケに夢を見つけて追いかけて欲しい。
“あなた”に語りかける役回りも洗練。

もう一人の新キャラ・三船栞子と優木せつなの関係性もそうですが、
従来キャラを刺激した新キャラが、
同好会に恩返しされるように夢に素直になっていく流れは分かっていても心地良かったです。

その観点からマイベスト・エピソードは9話の{netabare}ミア・テイラー。{/netabare}


【声優 3.5点】
鐘 嵐珠役の法元 明菜さん、ミア・テイラー役の内田 秀さん、三船栞子役の小泉 萌香さん。
いつの間にか12人+1人に増殖していた『ニジガク』
法元さんは中国在住経験、内田さんは豪州在住経験も生かした外国系キャラ作りが光るものの、
前半中心にちょっと演技が固いと思うことも。
ただ後半はキャラと共に吹っ切れたのか徐々に良化。

どうも私がラブライブ声優にぎこちなさを感じるのは、
概ね色々抱えてツンツンしている演技の不自然さからが多い気がします。
中の人も本質的に優しい人だからなのかもしれません。
後でデレるのバレバレじゃん(笑)


高咲侑役の矢野 妃菜喜さん。
1期と2期の間には『セレプロ』にて2.5次元アイドルのセンター力も見せた元・アイドル経験者。
この方にパフォーマンスしない役をやらせるのが凄く贅沢なことに思えて来ました。
『ウマ娘』キタサンブラック編のアニメ化実現の願を改めて飛ばしておきますw


【音楽 4.0点】
劇伴担当は遠藤 ナオキ氏が続投。
アコースティックギターの優しい音色や、ゆる~いキーボード音源を
邪魔にならないバックグラウンドにささやかに流す。
金管、ストリングスを前面に押し出す無印、『サンシャイン』とは一線を画した方針を継続。

その一方で、嵐珠が孤高を貫くシーンでは刺々しいテクノ、EDM風で割って入るなど、個別対応も良好。
同様のアレンジがクールな嵐珠、ミアの挿入歌には新鮮さを感じました。


主題歌も同好会の12人が引き続き担当。
OP主題歌は「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」
しがらみが取り払われた大空に、色とりどりの夢が、
サビで、やまびこ風に、どこまでも響き渡っていく構成が素敵♪

ED主題歌は「夢が僕らの太陽さ」
“概念”畑亜貴氏の歌詞がテーマをまとめる盤石のED。
めばち氏によるイラストタッチのED映像も安定。
1期同様、最終回も特殊EDで変に力まず、いつも通りのEDで締めるのも『ニジガク』らしいです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

頑なにラブライブ出場を目指さないラブライブ!

作中の他のスクールアイドルの中にはラブライブ!への出場を目指しているグループもいるのですが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はメンバー全員によるグループとしての名前も持たないし、ラブライブ!への出場も目指さないというシリーズ中では特異な作品になっています。

2期目でメンバーも増える中、同好会としての活動の方向性も模索していく2期目なのでした。

本作ではスクールアイドルそのものではないメンバー高崎侑(たかさき ゆう)の存在があるせいか、イベントプロモーションやプロデュース的な描写が他のラブライブ!作品よりも目立っているような気がします。

また同好会の活動も自身がスクールアイドルであることにとどまらず、周囲のスクールアイドルを巻き込んだ「スクールアイドル・フェスティバル」の開催・運営がメインな感じで、他のラブライブ!のシリーズ作品よりも本作は私個人の感性には合っていました。

でも、たぶんラブライブ!作品としては異端なんだと思います。

余談: 空回りしていじられるかすみんはカワイイです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17
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