東京でオリジナルアニメーションなおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの東京でオリジナルアニメーションな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月15日の時点で一番の東京でオリジナルアニメーションなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.8 1 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング1位
K(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1506)
8619人が棚に入れました
葦中学園高校の屋上で、シロこと伊佐那社は1匹の仔猫と共に昼食をとっていた。昼食後、クラスメイトのククリから学園祭の買い出しを頼まれたシロは街へと向かうが…!?
現実とは異なった歴史を歩んだ現代日本が舞台。7人の「王」それぞれの確執と、巻き込まれる少年の運命を、異能者バトルと共に描く。


声優・キャラクター
浪川大輔、杉田智和、小松未可子、津田健次郎、小野大輔、宮野真守、沢城みゆき、堀江由衣、櫻井孝宏、福山潤、中村悠一、佐藤聡美、梶裕貴、柿原徹也、飯塚昭三
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<最終話まで視聴完了> いろいろともったいなかった

登場人物、いわゆるイケメンだらけで女性少なめ。
声優陣は素晴らしく豪華。作画も細かくて綺麗。
街を行き交う人々の描写も、実写映像観てるようなリアル感。
だけど・・・
スピード感溢れるアクションシーンもそこそこ見応えはありながら
結局最後まで、物足りなさと説明不足を感じてしまってた。
自分の理解力が足りなかったんだろうか・・と公式サイトを確認したら、
「現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本を舞台に」って書いてあった。
でも、1940年代の第二次世界大戦はチラッと出てきたよね。
っていうか、そこ・・けっこう大事だったんじゃなかったか。

キャラデザや作画、声だけでは引っ張れないものだなぁとつくづく思った。
どんなジャンルにおいても、物語の内容が肝心。
それに何より、いくらどれだけ脇役陣がカッコよかったとしても
主人公にある一定以上の魅力がないとね。
もしかしてその魅力を表現するシーンとして、ところどころコミカルな部分が
描かれていたようだけど、逆効果だったようにも感じずにはいられない。

何がしたいのかとか、人物関係は把握できたものの、
腑に落ちない部分がたくさんあって、なんとももったいない。
登場人物が多すぎたのかもしれないし、話があっちこっち飛びすぎて
元ネタは奥深そうで興味沸くのに、とても満足はできなかった。

男同士の愛憎に関しても、なんだか観てるとじれったいというか中途半端。
モヤがかかってスッキリしないし、そこはもう少しストレートに
表現しちゃったほうが納得もできた気がする。

とにかく、観る人の好き嫌いはハッキリ分かれそう。
なんと続編制作決定、とあったので、そちらのほうに期待すべきなのか。

音楽や声、キャラの顔つきなど、けっこう好みだったので
☆評価は高めになってしまったけれど
続編は物語をもう少し固めてくれるといいなぁ・・
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<8話の感想>

山盛りあんこ、やたらアピールされることが、解せぬ(笑)
なぜかヘリだけすごいリアルなCGで笑ってしまった。
納得できる終わり方になるのか、ちぃっと不安。
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<7話の感想>

んん?ついにか?って思ったら終わっちゃった(笑)
次回以降に期待。
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<6話までの感想>

事件のいきさつがようやくわかってきたものの、
まだ不透明なところが多い。そう、不透明さと透明、無色。
無色であるシロはいったい何者なのか?猫は何者なのか?
黒幕がまだ登場していないのだろうね。
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<4話の感想>

断片的にはクスっと笑えるけれど、なかなか本題にいかないし
いかないとしても、もう少し練られた伏線を投入して欲しい。
でないと惹き込まれないし、ダレてしまうよ。
アクションシーンとか、いい台詞とか見応えを感じるシーンがほとんどなく
いろいろとすでにミスリードされてるだけで、本当はきっと
すごく単純な話なのかもしれない・・と思えてきた。
この作品、最終回後に一気に観る方が良いかもしれないね。
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<3話までの感想>

原作のないオリジナルアニメということで、
毎週ごとに謎をかけられていくような気がしてきた。
反響ばかりを期待して内容が疎かにならないといいなぁ・・

部屋にある武士言葉を話す掃除機とか、食事シーンや
あっちこっちでの会話にコミカルな部分を配置してるだけでなく
今回、やや京都弁の草薙(櫻井孝宏)がマスターを勤める店で
スケボーくんの八田(福山潤)と太っちょ白パーカーサングラス男
釜本(中村悠一)が取っ組み合いの喧嘩をしてマスターに叱られるシーンが笑えた。
だってまんま『しろくまカフェ』のマスター(櫻井)とパンダ(福山)と
グリズリーベア(中村)だったから。
それに、最近は高校生や草食系青年役が多かった中村さんが久々に
ワイルドメンズな声(熊以外で)を出してくれているのが嬉しい。

で、今回は前回以上に {netabare} BLっぽいノリが随所に見て取れたので {/netabare}
やはり多くの人が感じたらしい第一印象は当たっていたのかも。
深夜枠とはいえTV放送なので、露骨な描写はないと思うけれど
今の段階で『咎狗の血』くらいな雰囲気はあるからねぇ。
個人的には全然OKなので、何でもどんどんやってくれと
楽しみにしているのだけど、軸はしっかり描いて欲しいなぁ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 66

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

わーかりたい、わーからない、わーからーずーやー♪

各色の王様やその仲間達の異能バトルなお話ヽ(*´∪`*)ノ"

第一王権者 白銀の王  
第二王権者 黄金の王
第三王権者 赤の王  
第四王権者 青の王   
第七王権者 無色の王

アニメではこの5人の王様がでてきます。
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★(?)★メインの3人。
主人公シロ、
ヒロインのネコ
行動を共にして行く事になるクロ。
観てて癒されるバランスの良いチームって感じです♪

★赤★
個人的に思ったのは赤の王 周防尊(すおうみこと)が 率いる組織「吠舞羅」。
暖かくて、仲間思いで、笑いがたくさんの
すごく素敵なメンバーだと思いました☆
尊って見た目ちょっと怖いし、もの静かで話し方もだるそうな話し方
なんだけど、すごくいい人柄って感じで、心優しいから
ついていく仲間がたくさんいるんだろうなって思いましたヽ(´∀`*)ノ
あと、11歳の少女のアンナが可愛い♡
アンナに対する尊のさりげない優しさが好きです〜!

★青★
青の王でセプター4室長 宗像礼司(むなかたれいじ)。
公的機関である対能力者治安組織でまぁ、警察的な感じですかね。
一時は「吠舞羅」にいた伏見がセプター4へ。なかなか好きなキャラです。
セプター4になぜ行ってしまったのか・・「吠舞羅」の八田が絡んでます。
伏見と八田とはーーーーー。

印象に残る、赤と青について少々書いてみました。

ちなみに私的お気に入りキャラはクロと伏見ですね・・ですが・・
・・・うーん・・いいキャラいすぎて迷いますっw


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そしてもちろん忘れちゃいけないのが主人公シロの存在♪
シロの性格とても好きです。
どことなく可愛い少年ですが、終盤〜最終回はとてもかっこよかったですヾ(●´□`●)ノ

白銀の王とはいったい誰なのか?
黄金の王とはなにものなのか?
そして無色の王とはーーーー?

謎がたくさんのこのお話。
ぜひ観て欲しい作品(オススメ)の1つです。

とてもおもしろい作品で私は満足です★
泣くまではいかなかったけどジーンとしたシーンや特にシロが放つ台詞に
涙でそうになりました( -ω-。)

OP曲「KINGS」が大好きです♪テンション上がる!
ED曲「冷たい部屋、一人」は、OPとは対照的でゆったりしてて、こっちも結構好き♪
OPのサビの部分で背景月にクロの姿が一瞬映るんですが
とーってもかっこよくて何回もリピートしましたっw
EDのネコはもう美しい♡その一言ですヽ(@´з`@)ノ


映画観てないので観たいです!
あとは秋からの2期楽しみです〜♡

読んでくださりありがとうございました人´Д`*)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

映像めっちゃ綺麗!

オリジナルアニメ

全13話

2話までの感想

主人公の伊佐那 社(いさな やしろ) 声 - 浪川大輔
白髪で、「NO,6」の主人公を連想しました。^^
{netabare}
1話は、キャラがいっぱい出てきて、何が何やら訳分からんかった。
キャラデザは、みんな美男美女で、綺麗です。
背景も、青を基調にした色使いで、とても綺麗。

2話では、命を狙う 夜刀神 狗朗(やとがみ くろう)と、狙われる主人公 社との追いかけっこばかりだったので、理解不能な所がなくて面白かったです。
白い猫が、綺麗でスタイル良い人間の女の子に変身してたけど、これはポイント高い。
最後は、命を狙う者、狙われる者同士が、主人公の部屋でご飯食べるのには、「んなバカな!」でした。
あと、美男子のとくろうの顔に落書きされてて、笑った^^目をつむると、まぶたにも落書きされてて、また吹いた!
{/netabare}

2話でちょと回復した感じで、この後の展開が気になりました。
このまま楽しめる作品である事を願いつつ、視聴していきたいです。^^
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最終話まで見た感想
{netabare}
う~ん
何だかよう分からん作品だった。

キャラがいっぱい出てるので、一人一人が薄い。

イケメンばかりで、BL要素もちょっとあり・・・ε- (´ー`*)
イケメンキャラが、皆ナルシストに見えたのは自分だけかな?(^^;

各色の王には、インチキ臭い能力があって、強すぎ。

青の制服着た連中が、イチイチ名前を言って「〇〇抜刀」って言うのには吹いた。
(≧◇≦)ぶは!

結局、
何が見せたかったのか?
何が言いたかったのか?
何処を楽しめばいいのか?

私には魅力に欠ける作品でした。

唯一、ヒロインのネコが可愛かった。くらいかな?!(*^ー゜)b!

OP:「KINGS」 / 歌 - angela
この曲が良くて、好きでした。

CM見てたら、2期製作決定 らしいが、人気あるのだろうか・・・?
ちょっと疑問。
まぁ、やれば1期見たから続けて見ますけど。。。(*⌒∇⌒*)テヘ♪
{/netabare}
イケメンアニメが好きな方にはオススメかな~?(^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

67.0 2 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング2位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (908)
4586人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おおうっっふううう・・・・・・・・・・・ロリだ。

中学生の主人公、地紋明日汰は
父親が嫌いで逃げるように家出をしたが
路頭に迷ってしまう。

その途中で幼女を拾うが
彼女は世界征服をたくらむ組織のリーダーだった。

彼女らは小さなことから征服していき
やがて世界を・・・・
ってな感じなんですが
ちょっと変なアニメでしたね。



正直に言いますと、自分はロリ目的で見ていたのですが
あまり面白いと呼べるものではなかったです。


たばこの話でケイト(幼女)が喫煙者に
正論を叫ぶところは面白かったがそれ以外は本当に何とも。



どこのどいつがこの「漫画」か「ラノベ」を
アニメ化しようと思ったんだ?
と思っていたがオリジナルアニメーションらしいですね。
キリのいいところで終わっていたのが不幸中の幸いでした。


やっぱ演出って大事ですね。
この作品は戦闘シーンでもあまり湧かないのは
多分これが大きいでしょうね。
戦闘中の音楽が地味だったのか
なにも流していなかったのか
さっき見終わったはずなのに
覚えていないです。



まあつまり・・・・ケイトを愛でれる本家のロリコンでないかぎり
見ることはお勧めできないかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小さなことからコツコツと

全12話

何だか物騒な世界、夜の町(西ウド川市)を徘徊していた主人公の地紋 明日汰(じもん あすた)は突如戒厳令を引かれて逃げ惑う中、一人の幼女に出会いました。それが星宮 ケイト、ズヴィズダーの総帥ヴィニエイラでした。それから何となくズヴィズダーの戦闘員(名前ドヴァー)にさせられ、日々世界征服の手伝いをすることになったというお話です。

最初は分からないうちにお話がどんどん進んでいきます。
また、世界征服といってもスケールが小さなことが多く、どうしてこんなので世界征服を目指すことが出来るのか不思議でしたが、コミカルなシーンが多く楽しく観ていました。

敵の策略に窮地に陥ることが多いですが、この作品の性格上、窮地のようで何となく打破している感じですね。

さすがに終盤はかなり窮地に陥りましたが、やっぱりよく分からないうちに終わってしまいましたね。 {netabare}(なにやらいきなり必殺技オンパレードでしたが、笑えなかったです){/netabare}

アニメだけ観てみると世界背景やズヴィズダーのこと、敵のことがオリジナル作品のはずなのに余り理解できませんでした。

キャラは可愛いデザインです。印象的なキャラは、明日汰の級友でヒロインの一人、駒鳥 蓮華(こまどり れんげ)ちゃんですね。一番まともなキャラでしたw

あまり深く考えずに観るといいかも知れません。内容重視の方にはオススメできませんね。

OP 坂本真綾さんが歌っています。テンポのある曲ですが、優しい歌声で好きな曲です。
ED 悠木碧さんが歌っています。曲も作画も可愛いですね。

最後に、OPをレンタルで借りようと思ったのですが、この期に坂本真綾さんはこの作品といなりこんこんEDと2つの作品の曲を歌っています。その2曲は1枚に入っていてラッキーと思いましたが、2バーションあって迷いましたw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

62.2 3 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング3位
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (183)
585人が棚に入れました
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──2×19年、東京。過去頻発していた種族争いも絶え、平和になったと思われた現代。かつて種族の頂点に君臨していた『ドラゴン』に心酔し、その力を取り戻そうと画策する犯罪組織『ナイン』が現れた。世界を作り変えるべく凶行を繰り返す彼らを阻止するため、警視庁内でとある集団が組成された。その名も『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂される『トクナナ』に新たに加わることとなった、ルーキー・七月清司。個性あふれるメンバー達に振り回されながら、彼は持ち前の明るさと真っ直ぐさで事件解決に挑む。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。

声優・キャラクター
下野紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、森川智之、平田広明、松岡禎丞、島﨑信長
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

残念

<2019/12/29 追記>
最終12話観ました。

雰囲気から予算はそんな潤沢じゃないんだろうな、とかは思ったけど、でもそれは仕方のないこと。
オリジナルだから原作ありに比べて物語・シナリオに当たり外れがあるのも仕方ない。

でもですね。
その物語・シナリオがすごくやっつけで作った感じがするのだけどどうなんだろう?
オリジナルってスタッフ側は多少なりとも気合入れたくなるものなのでは?

好きな世界観だっただけに残念です。

<2019/10/6 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これオリジナルなんでしょうか?

「はるか昔、この世界にはエルフ、ドワーフ、吸血鬼、ホムンクルス、人間など数多の種族が存在していた(公式HPより)」
太古の時代には争っていたこれら種族も悠久の年月を経て「なんとなく」和解し、わずかな外見的特徴を除いてみんな人間みたいになった現代日本が舞台です。
文明も文化もまんま現代日本。

異世界モノに慣れちゃってるとこういう設定も良いですね。

今し方、1話観終えて。
うん。
意外と面白い。

まずキャラが立ってる。
なんせ物覚えの悪い自分が1話を1回観ただけで主要キャラの顔全部覚えたぐらいですから♪( ´θ`)

自分には珍しく早速お気に入りのキャラもできました。
日本刀のお姉さん。
ヨルムンガンドのココみたいでカッコ良い。

世界観も設定もなんか良さげ
まだ顕になってない部分も多そうなのであくまで雰囲気です。
良さげ。

そして物語。
いや1話面白い。
どってことないプロットなんですけどね。
展開と会話が面白い。

1話でいきなり{netabare}レインボーブリッジ破壊{/netabare} とか 笑。
封鎖は2回ぐらい見覚えあるけど{netabare}破壊{/netabare}はあんまり聞いたことない

で実際の{netabare}破壊シーンが案外ショボい{/netabare}ところもなんかリアルで良いです。

キャストもカラアゲニスト、つんちょ、鈴木達央さん、甲斐田裕子さん、小澤亜李さんと腕のある方が揃ってます。
つか、またつんちょ出てますね。

例によって浮かれてハードル上げすぎると痛い目見るのは自分なので本作もしばらくの間は薄目で観ていきたいと思いますが。

もしかしたら予想外の拾い物かも

<2019/12/17 追記>
10話まで観ましたが・・・・

何か物足りないんですよねー。

お話も設定もキャラクター造形もデザインも好み。
絵はお安いけど、でも気になるほどじゃない。
脚本が薄いのかなー。
セリフがなんか単調に聞こえてしまう。
演出も含めたメリハリが足らなく感じてしまう。
のっぺりとした印象。

拾い物かもと思ったりしましたが、
拾ったところにそっと戻そうかなと言う気分です。

もう直ぐラストなので中間評価です。
3.6点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

忍者ですから!

全12話 オリジナル作品

人間や吸血鬼・エルフ・ホムンクルス・ドワーフなど様々種族が現代にいる世界。凶悪犯罪を行う組織「ナイン」の殲滅を目的として作られた警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課(通称トクナナ)に所属する署員の活躍を描く作品。

「ナイン」追うお話がメインなので仕方がありませんが、各キャラに焦点を当てるお話があると良かったですね。

また、色々な種族がいるので、もう少しその種族の特性を生かした活躍を描くと面白かったです。

お話はキチンと解決して終わってます。少し物足りない感じがしました。

OPはOLDCODEXさん、EDはSCREEN modeさんが歌っています。

最後に、この作品はAT-Xで観ていたのですが放送終了後に「トクナナ 捜査会議TV」ということで、メインキャラ役の下野紘さん(終盤は島﨑信長さん)、津田健次郎さん、鈴木達央さんが出演してこの作品に纏わる色々なことにチャレンジしています。声優さんたちの人となりが分かるコーナーでしたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニオリでやる必要性を感じないくらいの、普通感。

[文量→小盛り・内容→各話感想系]

【総括】
アニオリの、警察モノ。

人間以外の多種族が暮らす世界を舞台にしています。

なんかこう、「可もなく不可もなく」。不快な要素はないけれど、これといった面白さもなし。

視聴を止めはしませんが、特に薦めはしませんかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まあ、つまらない作品ではなかったけれど。

アニオリの良さって「自由度」と「完結できる」だとおもうけど、これだけベーシックな作りをするなら、アニオリの意味あるんだろうか?

あと、多種族の設定、意味あったかな? アニオリなのに、設定生かしきれてないとか、伏線回収出来なかったとか、たまにあるけど、なんのためのアニオリなのかな?とか思ってしまう。

だって、アニメ作ってて、オリジナルやれるなんて、1度あるかないかでしょ。滑っても良いから、もっとワガママに創ってほしいな。

印象に残ったのは、ホムンクルスで忍者だかな。
{/netabare}

【1話ごとの感想】
1話目「一は凶兆を、七は幸運を」☆3
{netabare}
津田さん、2期連続で刑事役、、、しかも、異種族モノの(笑) 主人公、死なない能力? 銃身ぶち抜くくらいの狙撃の腕があれば、レインボーブリッジ破壊せずとも、なんとでも出来た気がする。わざわざアニオリでやる必要ないくらい、王道な展開だな。

《今後の展望》
まあ、エンタメ逮捕劇を繰り広げながら、エアポートテロ事件の真実(ナイン)にたどり着いていくんでしょうね。種族間の対立も1つの軸にはなっていくんでしょうが、あまり、そういう「深み」にハマらず、単純なエンターテイメントとして、1クールを駆け抜けてほしいなと思います。
{/netabare}

2話目「捜査する二人」☆3
{netabare}
キャラクター紹介。ダサいコードネーム(笑) 今のところ、普通にエンタメ。ミステリーとは言えないけど。

《今後の展望》
多分、4話くらいで巨悪(ナインの親玉)というか、ラスボスの影がチラホラしてきて、9話くらいから、直接対決していくのかな?
{/netabare}

3話目「三重の罠」☆3
{netabare}
爆弾を小さくして、油断させといて術式で強化するトラップは良かった。解体の手順トラップは、まあ意味わかるが、最後の「ラストだけは切る順番を変える」のは、仕掛ける側からしたら分かるけど、解体できたのは結局、運だよね。説明もないし。

というか、いつも思うんだけど、時限爆弾って、なぜいつも制限時間が(結構)あるんだろう? 解体されるかを勝負したい愉快犯や、制限時間内に交渉するなら分かるんだけど、今回のように、無差別大量殺人が目的なら、自分が現場から離れるだけの制限時間があれば、充分だと思うんだけど。なんなら、時限爆弾でなく、起爆させても良いと思うし(爆弾の知識ないけど、無線とかで起爆できないの? それこそ、魔術使うとか)。

《今後の展望》
なるほど、局長はドラゴンなのか。どっか(11話くらい)で変身するのかな?
{/netabare}

4話目「四人の家族」☆3
{netabare}
家族を守りたいから家族に保険をかけるって、すでに論理が破綻してるよな。ボディガードや探偵雇う、あるいは、自分に生命保険かけるならわかるけど。状況証拠だけでいくんだな。だから、最終的に現行犯にしたんだろうけど。つか、血の繋がらない家族の話、最終的にスルーかい。

《今後の展望》
特七の面々が一人ずつ活躍する話が続いて、ナインとの対決か? 次は、サムライかな~順番的に。
{/netabare}

5話目「第五の封印」☆3
{netabare}
テロリストがLINEでやりとり。そういう「安易なテロリスト」というのは、ある意味現代的で、メッセージとしては優れていると思う。へ~、オスの三毛猫って、そんなにすごいのか。でもなんかな~。雰囲気が平和すぎる。

《今後の展望》
とりあえず、次でショッピングモール編は終わりですかね。なんか、アッサリ解決してしまいそうな気はするけど。
{/netabare}

6話目「六分間の死闘」☆1
{netabare}
いやいやいやいや、大声出しすぎ(苦笑) 七月のぶら下がり、うけたわ。振り子運動なんて、めっちゃ攻撃受けそうだけど。あと、あの状態(逆さ吊り)で弾を当てるって、めちゃくちゃ難しそうだけど、ルーキーじゃないんかい?

《今後の展望》
色々と残念な回で、次の視聴を悩むレベルです。作画的にも残念で、アクションシーンに迫力がない。

今回、いくつかの伏線が出されましたね。ウォーロックがドラゴンであること。七月清司とボスの繋がり(七月を助けた時に、なんらかの契約を結んだか、七月自身がドラゴンなのか)。謎の男が二条クジャクの兄であること(空き番の五番は、彼かな?)。

やや気にもなるんで、一応、次も観てみよう。
{/netabare}

7話目「七日目は惰眠」☆3
{netabare}
3人目(空き番)は、行方不明か。なんか、いちゃついてるぞ(笑) 日常回。これまでよりは普通に楽しかった。

《今後の展望》
「これが事実ならトクナナは終わりだ」は、何を示すのか。「トクナナの上層部が黒い」の意味か、「トクナナにピンチが迫っている」の意味か。多分、前者だろうな。
{/netabare}

8話目「八フィートの逃げ道」☆2
{netabare}
ベルメールの誘拐話。本編と関係あるか? 七月が落とさせたカバンの伏線はちゃんと回収してたけど、そんなに上手いとも思わなかったかな。

《今後の展望》
エアポート事件の犯人が来るみたいだから、次はその話でしょうね。脱獄するのか、むしろ、消しに来るナインから守る展開になるのか。
{/netabare}

9話目「九年の憤怒」☆2
{netabare}
やはり、守る系か。いやいや、廃工場あっても、普通、死ぬんじゃ? 仲間を信じるということだな。非常に綺麗にまとまっていたけど、やや物足りなさも感じる。作画は酷い。というか、ウォーロックが有罪になるとか、どうでもよくね? ウォーロックにとって、日本の司法なんて鼻くそみたいなもんだろし。

《今後の展望》
魔術的なものなのか、科学的なものなのか、あの目ん玉はUSBみたいなものか。次、竜が出るのね。兄貴か、ウォーロックか、室長か、七月か。兄貴だな。
{/netabare}

10話目「十番目の竜」☆3
{netabare}
ネタバレ回。想像以上じゃないというか、特別な驚きは何にもなかったな。

《今後の展望》
一番大事になるネタバレ回がこのクオリティというのなら、もうこのアニメに伸びしろはないかな~。後2話、ナインVS特7の対決になるんだろうけど、作画が期待できるアニメではないし、これ以上の大どんでん返し(例えば、ボスがナインのトップだくらいの)がない限り、☆3を超えることはないだろうね。
{/netabare}

11話目「11時の戦争」☆3
{netabare}
忍者でホムンクルスだから、特七が家族ってのは謂いな。娘との関係性も素敵。兄さん、わりとあっさり洗脳が解けたな。ボスも、あっさりネタバレ。

《今後の展望》
これ、兄貴がボスを倒す流れかな? 警察だから、殺さないで、逮捕するんだろうけど。
{/netabare}

12話目「ゼロからナナへ」☆3
{netabare}
タイトル、12はどうした? 信仰が強さになる、ということは人間に依存していること。確かにね。でも、なんかあっさりというか、普通にまとめちゃったな。
{/netabare}

総監督 栗山貴行 (アンゴルモア元寇合戦記)

監督 小坂春女(極上!!めちゃモテ委員長・セイント・ビースト など)

シリーズ構成 東出祐一郎(Fate/Apocrypha)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

70.0 4 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング4位
ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(アニメ映画)

2018年11月10日
★★★★☆ 3.7 (84)
422人が棚に入れました
まだ幼かったあの日。
父はアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
アネモネの小さな胸に深く残る後悔。彼女の心を支えたのは、ぬいぐるみのガリバーとAIコンシェルジュ・ドミニキッズ。
7年が経過し、アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
アネモネは実験部隊アシッドが実行する作戦の要として、人類の敵「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と戦わなくてはならないのだ。
エウレカセブンにより追い詰められた人類は、もはやアネモネに希望を託すしかなかった。
そしてアネモネは、エウレカセブンの内部へとダイブする――。

声優・キャラクター
小清水亜美、名塚佳織、三瓶由布子、山崎樹範、沢海陽子、山口由里子、銀河万丈、三木眞一郎、内田夕夜、辻谷耕史、玉野るな

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「世界か、愛する人か―ひとりぼっちの少女たちの、究極の選択」。

この作品は、交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション全3部作のうち、第2部に相当します。
本編では正直アネモネは決して幸せと言えるキャラでは無かったので、逆転の展開を期待しながら視聴を始めました。


まだ幼かったあの日。
父、ケン は幼いアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
ちゃんとお別れを言うことができなかったアネモネの小さな胸に深く残る後悔。

7年が経過した。アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
人類の敵、7番目のエウレカ=エウレカセブンと戦うための組織・アシッドの一員として、
アネモネには人類の希望が託されていた。
そして、アネモネはエウレカセブンの中へとその精神を送り込む。

アネモネがエウレカセブンの中で出会ったのは、ドミニクという青年と、エウレカという青緑の髪をした少女。
この出会いは何を意味するのか。そして、見え隠れするレントンという名の少年の姿。

アシッドに囚われていた謎の男・デューイは予言する。
「お前たちが見ているエウレカセブンはエウレカセブンではない。
偽りの神が創っては破棄した無数の不要な世界。いわばゴミの山だ」

アネモネとエウレカが出会った時、全ての真実が明らかとなり、新たな世界の扉が開く――。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

視聴したらきっと皆さん気付くと思います。
もう過去作の設定云々を気にしている場合じゃなくなっていることを…

本作の主人公はアネモネ…
ですが、彼女にはもう一つの顔があるんです。
彼女は、石井風花という日本で暮らす女の子なんです。

東京に住む女の子がどうやってエウレカやレントンのいる世界に行くのか…
序盤からいきなり頭の中に?マークが浮かぶことになるのですが、視聴を進めるとちゃんとその謎も明らかになります。
エウレカの世界にアネモネが行く方法…結構画期的だと思いますよ^^

それと間違えてはいけないのが、この物語で万人に周知されている「エウレカ」は、私たちの知っている名塚佳織さん演じるエウレカでは無いということ…

この世界におけるエウレカは、世界各地で増殖し続けるスカブなんです。
そしてとうとう日本に7番目のスカブがやってきました。
7番目のスカブだから「エウレカセブン」と呼称されていましたけれど…

現実世界の「エウレカ」は物理攻撃の効かない存在…
そんなエウレカを撃退するため、アネモネも所属する国連の戦略部隊アシッドは、「ある特別な方法」を駆使しながら世界中のエウレカと対峙しているんです。

アネモネ…
いつも頭痛に悩まされ、大量の鎮静剤が欠かせなかった彼女…
エウレカと何かと比較され続け、激しい憎悪を剥き出しにしていた彼女…
ようやく自分の気持ちに気付いて大粒の涙をボロボロ流す彼女…
本編のアネモネに対する私の印象はこんなところです。

本作品での彼女は大量の鎮静剤が必要なわけでも、エウレカに憎悪を燃やすこともありません。
ですが、公式HPのSTORYに記載されている通り幼いころに最愛の父を亡くしていたので、寂し気な表情を見せていたり、一人でポツンと考え事をしていることが多い感じ…
決して自ら積極的に誰かと交友を深めようとすることはありませんでした。

物語が進み、やがてアネモネは究極の選択を迫られることになります。
もう周囲を顧みず、自分の事ばかり優先することなんてできません。
だって悲しみに沈む沢山の人の顔を見てきたから…
自分たちに向けられた視線に対する意味も分からない訳じゃないから…
これだけ色々周りが見えているにも関わらず選べない選択肢…
彼女がどう決断するのか…本作品の見どころだと思います。

この辺りまで視聴するとだいぶこの作品が面白く感じられると思います。
物語の内容も第1部との繋がりが見られるようになりますので…

そして終盤…
これで大団円でも良かったのでは…?
という展開が待ち受けていましたが、それは単なる通過点でしかありませんでした。
ここまで視聴すれば、何となくですが第3部の着地点は想像できると思います。
ですが、第3部の物語にアネモネがどう絡んでくるのかは気になるところです。

上映時間95分の物語でした。
第1部だけでこのシリーズを評価しなくて正解だったと思います。
第2部で格段に面白くなりましたし、アネモネとエウレカとの絡みは泣けるポイントが満載ですし、何より前作まで視聴を続けてきた人へのサービスカットも見れましたし…

第3部の上映は2021年とのことです。
今度はどんな物語が展開されるのか楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

どんなにつらくとも生きて、生きて…

交響詩篇エウレカ7のテレビ版を見たことがない人がこの映画を見ると全く支離滅裂に感じられると思います。だから先にテレビ版を見ることをお勧めします。

それではテレビ版を見られた方がこの映画を理解できるかというと、おそらく理解はできないと思います。
でも、感じるはずです。きっと何かを…

そう、この映画は頭で理解しようとしてはいけません。
心でしっかりと感じ取ってください。アネモネの心を、そしてエウレカの心を。

内容はテレビ版とも異なります。でも、登場人物はほぼ同じ。
今回はアネモネが主人公。もちろん、どんなときでもアネモネを守り続けるドミニクも登場します。
やはり、アネモネとドミニクの二人は、世界がどんなに違っていても強い絆で結ばれているのですね。

そして、エウレカとレントンも…


人間はいつか亡くなるときが来ます。
親や恋人もしくは妻や夫に先立たれる人は多いはずです。

親しい人が亡くなると、悲しみに明け暮れます。
そして、その後は愛する人がいない世界で生きてゆきます。
どんなにつらくとも生きてゆく。それが私たちに課せられた定めです。

もし、愛する人が決して死なない世界があったら、あなたはどうでしょうか?
但し、その世界には決して未来がやってこない。そんな世界だったら…

未来がやってこない世界。それは、死んでいるのと等しい空虚な世界だと思います。

だから私たちは、どんなにつらくとも生きていかねば…
そう感じさせてくれる映画です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こんなややしい話

こんなややしい話にしてエウレカをわざわざやらないでも…な一言。京田監督ほどの方でも新しい企画が通りづらいのかなぁ~なんて余計な心配をしてしまう。


エヴァ後に無数に作られたロボアニメで、謎の敵というパターンの作品は無数にあるが、エウレカもその系列だけど、最終的には謎とかどうでもええわ!な青春恋愛ロボ作品になったところが良かった。


 それをエヴァ的なややしい話、かつテレビじゃなく劇場版の短い尺でやられても、それこそ釈然としない。ちなみにエヴァ後な作品で傑作はファフナー1択。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

61.9 5 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング5位
ひもてはうす(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (150)
579人が棚に入れました
東京・中野にあるシェアハウスで共同生活を送っているのは家主の紐手(ひもて)家三姉妹ときよ、きなみ、こころと、こころの同級生たえとみなも、そして、飼い猫のえにし。通称「ひもてはうす」を舞台に、個性豊かなメンバーが「どうしたらモテるようになるのか?」を日々悩みつつ、かしましく過ごすちょっと生々しい女子たちの共同生活コメディ。実はこの5人と1匹、不思議なチカラを持っていて……

声優・キャラクター
洲崎綾、明坂聡美、三森すずこ、水原薫、上坂すみれ、西明日香

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5人と1匹、ちょっとだけ生々しい共同生活。

この作品は、台詞のあるパートと大喜利パートに分かれた構成になっています。
最近だと同じく2018年秋アニメで放送された「でびどる!」と構成が似ていると思います。

違うがあるとすれば、「でびどる!」は大喜利パートでふかわりょうさんが出てきましたが、こちらの作品は、大喜利パートまで含めて「完全自己完結型」だったということでしょうか。

それと、これは推測ですが制作に要した期間に差があると思っています。
本作品の収録はプレスコで行われており、1年以上の制作期間を要したそうですので…

物語の舞台は、シェアハウスとなる「ひもてはうす」
こちらに3姉妹が住んでいたのですが、大学時代の友人2人が住むことになり総勢5人と猫1匹の生活が始まるのです。

5人と猫1匹を以下に紹介します。

本郷 たえ(CV:洲崎綾さん)
紐手 こころ(CV:明坂聡美さん)
紐手 きなみ(CV:みもりん)
紐手 ときよ(CV:水原薫さん)
新井 みなも(CV:上坂すみれさん)
猫のえにし(CV:西明日香さん)

シェアハウスでのみんなの主な話題は「どうしたらモテるようになるのか?」ということ…
これしか無い…とまでは言いませんが、台詞のある過半のパートがこの話題だったような…

私は成人して20代前半の若かりし頃、そんな話題で盛り上がった記憶はありません。
今覚えているその頃の記憶といえば…残業の日々で休日出勤が当たり前…
休みの日に会社に行くと、平日と何ら変わらずみんな出社しているのですから、入社したばかりの頃は驚いたモノです。
当時は厚生労働省の通達も無かったので、可能な限り仕事するのが暗黙の了解でしたからね…
土日…? 休日…? 何それ美味しいの…?
という暗黒の時代だった…ということは、本作品のレビューとは全く関係ありませんね^^;

この構成でショート作品…
特に大喜利パートに力を入れている作品だと台詞パートの面白さがイマイチなのでは…?
と懸念を抱く方がいらっしゃっても無理はありません。

でも大丈夫…この作品には日常パートに彩りを添える設定として、5人と1匹には不思議なチカラが備わっているんです。
どんなチカラかは見てのお楽しみですけどね…

そして大喜利…
一昔前までは、アニメで大喜利…の組み合わせの面白さがあまり理解できていませんでした。
個人的には感動する作品の方が圧倒的に好みだと思っていたので…
でも、今では大喜利ウェルカム…という感じです。

次に何が飛び出すか展開が全く読めない上、あの声優さんがここまで弾けるんだ、という新たな気付きのオマケつきなんです。
もう、これは貪るように見るしかないでしょう…
実際に本作品の大喜利は、かなり面白かったですよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「モテたいのー」
エンディングテーマは、「おうちに帰ろう」
どちらも、ひもてはうす住人一同が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
そういえば、11話だけエンディングのテロップが異色でした。
何故異色だったのか…これも見てのお楽しみの一つだと思いますよ。
しっかり堪能させて頂いた作品になりました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

某キャラの話し方が気になって仕方がないw

全12話 1話15分枠

監督さんがてさぐれ!部活ものを手掛けた方みたいで、同じ感じの作品になっています。

内容は本編とアドリブ編と2つに別れています。

主人公本郷たえは、就職を機に大学の友人である紐手こころと姉妹が住む家で共同生活を始めるお話です。

「どうしたらモテるようになるのか?」 ということで色々なことをしますがほとんど成功しませんねw

アドリブ編は、一つのことをお題にして声優のみなさんが素になって語っていました。

てさぐれ!が好きな方は、観てもいいかもしれませんね。

OP/EDは、ひもてはうすのみなさんが歌っています。

最後に、EDの画が毎回変わるのは楽しみにしていました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最初はつらかったけど、意外と行けちゃいました(^o^;)

全編3DCGのアニメ、本当に増えましたね~

動きが不自然だし、
原画?自体の違和感が大きくて
無理~っ!て感じは、あるのです。

この作品も同様で、
キャラデザも動画も
最初は「うわ~!」って感じでした。

見はじめてすぐ、やめようと思ってたんです。

でも何が幸いするか分からないものです。
超能力があって、非モテ!wwww
超能力を役立てないし、モテないのも楽しんじゃってる。
この設定が、なんだか絶妙に可笑しくて・・・

シェアハウスにつどった女子5人が、
それぞれ全員、いろんなタイプのエスパーなんですwww
そのうち一人は、
「私は何にも出来ないー」って言いながら、
えいっ!てリキんだら、
分身出来ちゃった(笑)
それも、大量に(大笑)

そして、凄いのが、もう書きましたけど、
みんなが超能力を何にも生かしてないんです。
全員非モテで、モテたい筈なのに!
そんな努力はしてなくて、
っていうか、変なデート喫茶みたいなところに行ったりはするのに
全然ちゃんとしてなくて、
せっかくの超能力も、
何の足しにもしない設定無駄づかい、
めちゃめちゃ可笑しくないですか(≧▽≦)?

そして、
リビングでみんなでワヤワヤする(パジャマパーティっていうことらしいです)場面になると、
なんだか無性に楽しいんです。

アドリブもだいぶあるのかな?ほとんどかも?
声優さんたちの地声とか不自然に作った声とか、
パーティの一発芸大会みたいwwww

しかも、不自然で気持ち悪かった作画が、
パジャマパーティのときになると
なぜだか妙にこなれてて、面白いんです。
これは見慣れてきたってこと?
それともCGで制作してる恩恵で、
作画しやすいからプレスコで録音してるおかげ?

なんだか、
こういうキワモノっぽいの、
実は好きかもって思わせてくれたお話でした。

エンディングのコスプレも、
これは何の作品だろう?って考えるの楽しかった(≧▽≦)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

62.3 6 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング6位
つうかあ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (188)
713人が棚に入れました
『つうかあ』で描かれるサイドカーレースは、3輪マシン・レーシングサイドカーを操るモータースポーツだ。アクセルとブレーキを担当するドライバーと、体重移動でバランスを調整するパッセンジャーが、二人一組のチームとして戦う点が特徴である。
本作では女子高生の宮田ゆりと目黒めぐみがタッグを組み、レースにチャレンジする姿が描かれる。

声優・キャラクター
古賀葵、田中あいみ、齋藤彩夏、生天目仁美、三木眞一郎、徳井青空、平田真菜、中村桜、長縄まりあ、ブリドカットセーラ恵美、戸松遥、七瀬彩夏、福圓美里、洲崎綾、清水彩香、森島亜梨紗、志田有彩、高垣彩陽、吉岡麻耶、花守ゆみり、竹内恵美子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サイドカーっていえばまず思い浮かぶのはマン島レースですけど…。(レースというよりは基本的にはコメディと思うと、わりと面白いです。)

オリジナルアニメだそうですね。
何か気になるので、たぶん観ます。

→ とりあえず第1話を観ました。エンジン音がちゃんとしているのと、各校の名前がレースやサーキット絡みだったのが印象的でした。

そしてマン島TTは、やはりストーリーには関係あるんですね。

2017.11.21追記:
ここまで毎回、各校ペアの当番回みたいな形で進んでいます。7話は前回から都合2話使っての茂木女子双子ペア回。

演技的に、洲崎綾さん無双回でした。必見(笑)!

2017.12.5追記:
既放送回をカットを使いまわして作画量を抑えつつ追加アフレコを交えて総集編的に過去回を振り返る一方で、新規カット追加によりコント的な会話とメインストーリーの若干の進展もみられる特殊回。

構成が似ているという訳ではないのですが、ちょっと『Re:CREATORS』の13話を思い出します。

脚本的にはきちんと練られているところから、急遽このような構成にしたわけではなくオンスケで作画に一息入れるのを兼ねた予定の構成と思われます。チーム紹介が上手くまとめられており、振り返り回としての出来も良かったです。

既存カットの主人公ペアの声を放送部のふたりが勝手に当てる体(てい)で喋っている「自主製作映像」はめっちゃ面白かったです!

9話は、『Re:CREATORS』13話に比肩しうる良振り返り回でした。

2017.12.13追記:
「グッドモ~~~~ニング、三宅島~!」という訳で、この第10話で第1話の場面につながりました。エキシビションレースの場面はほぼ1話で観たカットだったりするわけですが、ここまで積み重ねてきたエピソード、特に直前の9話の「自主製作映像」が効いていて、かなり楽しめました。

基本、コメディと思って観た方が良いです。本作では真面目なレース場面を多く期待してはいけません。とはいえレーシングニーラーならではのネタもあるので、そこが無意味という訳でもありません。

OP/ED両方良い曲であることもあって、私はけっこう気に入ってしまいました。あと2話でどういうオチを持ってきてくれるか楽しみです。

ちなみに、実在するのは「バーチャル姉妹」ではなく「バーチャル兄弟」…。

2017.12.26追記:
最終話を視聴完了。Tivさん本人はそういうマンガやイラストは描かないので、Tivデザインのキャラが殴り合うのは新鮮だったかも(笑)。

モータースポーツを扱った作品でしたが、こんなにコメディ寄りになるとは思わなかったです。そっくりというわけでもないんですが、その場外乱闘ぶりに『ふたり鷹』を連想したりしました。

陸上部と駅伝部が分かれている学校があるみたいに、側車部が独立してなくて自動車部からの参戦とかがあったらそれはそれで面白かったかも。(← どうでもいい)

三宅女子側車部はドライバー・パッセンジャーも凄いんだけど、一番「超高校級」なのって実はむつきちゃん(メカニック担当)なんじゃないの…(笑)?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最終話まで視聴して・・・。

最終話まで視聴して思ったこと。
『今まで、何を見せられていたんだ?』

最終話。やっちまった感が半端ない・・・。
{netabare}ドライバーとパッセンジャーを入れ替えたのに、いきなり優勝って・・・。
まあ、イエローフラッグによる「運」と「地の利」は分かるけど・・・。
他のチームが弱すぎるのか・・・?
そうだとすると、ここまでの長々と掘り下げてきた話は一体なんだったのか?{/netabare}
最終回で興醒めしてしまう、少し残念な作品。

第9話は面白かった。
かなり笑える復習回。

京都弁が不自然で違和感あり過ぎ。
最後まで馴染めなかった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

三宅島狂詩曲

「ぐーーーーーっどモーニングみぃやけぇじまーーーー」
が強く印象に残るこのアニメ。
アニメタイトルからして「つうかあ」って。
なん「つうかあ」って言って欲しいのか。

なにはともあれ、女子高校7校のサイドカーレースをじっくりのんびり描いたアニメ。
総勢14名とは主要登場人物がちと多い。
でも、ピックアップされたのは一部で、あとはモブキャラでした。
その中でも、宝塚コンビは完全にお笑い要員で、ひときわ浮いた会話が私にとっては一服の清涼剤でした。

主人公のお二人といえば、地元三宅島出身の似た者同士。
ワンパターンな痴話喧嘩に飽き飽きしました。
なんちゅうストーリーや。
それが正直な感想です。

レビューはいまいち乗り切れなかったので、以下三宅島への想いなどを。
アニメとはほとんど関係ないので閉じます。

{netabare}関東の南、伊豆諸島に位置する三宅島はほぼ円形の火山島です。
海岸沿いの周回道路がレースに最適とされ舞台となったものと思われます。
このアニメに何回も登場する南からの鳥観図。
島中央部に雄山がそそり立ち、山頂は小さなカルデラに。
また、海岸沿いには爆裂火口が並び、火山島であることがよくわかります。

1983年10月、私は初めて三宅島を強く意識しました。
三宅島が20数年ぶりに割れ目噴火を起こしたのです。
玄武岩質の溶岩が雄山南西の山裾からカーテンの如く噴出。
そのオレンジ色の美しいテレビ画像に息をのみました。
溶岩流は阿古地区に達し、鉄筋コンクリートの建物を飲みつくす。
その光景を今でもはっきり覚えています。
ちなみに、このアニメに出てきた新澪池はこの時のマグマ水蒸気爆発により消散しています。

それから17年。
三宅島は活動を再開します。
2000年、山頂火口から爆発的噴火が発生したのです。
噴煙は上空1万メートルまで達し、低温火砕流が谷筋を流下。
その他、大量の二酸化硫黄を放出しました。
なんとこの噴火は1万年に1回の特別な様式の噴火だったのです。
この時の噴火で雄山山頂部は大きく形を変え、小さなカルデラが形成されました(鳥観図でみる山頂部のあれです。)

この噴火のため全島避難が行われました。
低温火砕流の危険性と二酸化硫黄の有毒性、これが避難理由でした。
全島の植物は枯れ、火山灰に覆われた姿が目に焼き付いています。
活動は数年続いたのですが、今ではほぼ終息。
その後、順調に復興しているようです。
ひょっとして、このアニメの登場人物の何人かは三宅島生まれでないかも。
少なくとも幼少期はたいへんな生活をしていた筈。
そう考えると、ちょっと面白いかもしれません。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

62.3 7 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング7位
えとたま(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (357)
1621人が棚に入れました
干支娘。
動物を模した姿を持つ少女たちであり、その心に清らかなる魂を宿す神の使い。人々と神々を繋げるために生まれた天の架け橋。

干支神。
八百万のえと娘の中から選抜された12匹の神の使い。古来より日本を護ってきた聖なる十二支。60年に一度の干支神選抜祭・通称「ETM12」にて勝ち残った強者であり、えと娘たちの憧れの存在である。

刻は流れて現代。
今年も干支神選抜祭「ETM12」が開催される。日本全土から神在月のごとく東京・秋葉原に集まる数多の干支神候補=えと娘たち。

その中に、一匹の猫が存在した。
その名は、猫のえと娘にゃ~たんもっとも干支神に近いといわれながら、ネズミ属に執拗に狙われ、卑劣な罠により破れ続けてきた不遇のえと娘である。

干支神になる条件はたったひとつ。十二支全員に勝利すること。しかし、干支神の力は強大であり、この二千年間、十二支全員に勝利したえと娘は存在しない。

不遇のえと娘「にゃ~たん」と、普通の高校生「天戸タケル」が出会うとき……物語は始まる!


声優・キャラクター
村川梨衣、大原さやか、松井恵理子、巽悠衣子、相坂優歌、内田真礼、生天目仁美、小澤亜李、渕上舞、戸田めぐみ、佐々木未来、本多真梨子、花守ゆみり、下野紘

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ごま油は世界樹の葉くらい凄いのですです

動物を象ったような少女「えと娘」。
彼女らは干支神(現代の十二支)になるために、日々精進していた――。


そんななかで本作の主人公を担当するのはネコのえと娘、にゃ~たん。
現実にはネズミに騙されて十二支に入れなかったと言われているネコ。
この世界でのネコすなわちにゃ~たんは干支神になれるのか!?



細かい設定は省きます。
めんどくさいというかまとめづらいので。
それに、本作はそういう緻密な設定抜きでも楽しめそうと思えるからです。



まず、軒並み評価の高い作画に関して。
単純な作画というよりは3DCGですね。
干支神に近付くためのバトルシーンが何気にかなり熱いです。
無駄にと言ったら怒られるかもしれませんが、
この辺のクオリティの高さは見て取れました。


バトルの時にはパワーを凝縮してなのか、小さくなるえと娘。
可愛らしいです。



内容は、テンション高めのコメディテイスト。
そこにシリアス要素を振りかけたという印象。
基本的ににゃ~たんがバカやってます。
(中の人の生き写し?と思うほどに)
ドタバタ系を好む方は楽しめるんじゃないでしょうか。
私は好きでしたよ。


にゃ~たんを好きになれれば、自ずと楽しめそうです。
それくらい他キャラに追随を許さない圧倒的存在感。
それ故におよそ半分のキャラが霞んでます。
これが悪いことなのかどうかは私には決めかねますが、
もう少し平等に扱ってあげてもらいたかったところではあります。



上記のことも含めて評価が割れそうな本作。
私の場合は、「普通に面白い」止まり。
ぼぉっと眺める分には楽しかったのですが、
最大限に楽しむための決定的な何かが足りなかったのだと個人的には感じました。



キャラは個性的。
にゃ~たん可愛いです。
他には猪のウリたん、羊のメイたんがお気に入り。
ウリたんの扱いについてはどうだったんですかね。
あそこまでしなくても良かった気はしますけど。
何はともあれ猪突猛進ウリたんは魅力的でした。



OP「リトライ☆ランデヴー」 歌-にゃ~たん(村川梨衣)
ED「blue moment」 ソルラルBOB

歌唱力には定評のあるりえしょん。
良い曲です。
それにしてもにゃ~たんにほんとぴったりな声優だな・・

EDもいい感じ。


--------------------------


途中、少々グダった感はありましたが、
全体を通して見れば悪くない出来だったと思います。


これにてにゃあの感想を終りにするですです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

みもりんの10/10(祝)当たったー!やったー!誰か仲間おる?(本作には一切関係ありませんが何か?)

あなたは干支十二神言えますか?

いきますよー
せーの
「ねー、うし、とら、うー、たつ、みー…えっと…(;´・ω・)タツミー?」
これ本作を観る前の自分。
(終わってんなーおいw)
第一話で、コレをいじったあるあるなギャグがあり、
無事覚えることができました。
子、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪!
(今まで言えなかったことを恥ずかしく思います( 一一)

本作は、猫キャラのにゃ〜たんが、なぜか十二人の干支神ではない。
メインキャラなのになんで??
実際の干支のエピソードになぞらえてますね。
こゆとこが導入でありがたいですね。


普段はアダルトモード(大人娘)
バトルシーンでプリティモード(萌力娘)2頭身に変わります。
プリティモードの方が可愛らしくて好き( ゚Д゚)

このバトルシーンが、どうみても
パチンコのリーチ演出にしか見えませんでした( ゚Д゚)
完全狙ってますね。アレ やけにレインボーやし。
いやいや、
DISっとるんやないです。好きでしたよ?
えと娘めっちゃかわいいですしおすし( *´艸`)
CGクオリティ高いと思います。
ぬるぬる動きますよ。


ストーリーも、
ドタバタラブコメ系のハーレムものですが、
お涙頂戴シーンもあり、干支の小ネタもあるので
トリビアになりますね(古)
でも深い起伏をご所望の方は、おすすめできません。
基本、萌えて戦ってハーレム強しの、萌豚アニメです。

ギャグアニメの中でも「賑やかで、騒がしい」って印象( ̄▽ ̄)

OPは人気高いみたいですね。
リトライ☆ランデヴー
歌 - にゃ〜たん(村川梨衣)
猫ふんじゃったかよ!ってツッコミたくなるアゲアゲソング。


03/05/2016 追記
どうやらまじでパチンコ化があるっぽい雰囲気に
あとは版権争いでしょうね..
S*MMYかKYO*AKUだろうな。打たんけど。
理由があります。
みもりんのライブ当たったけん。うれし
やっぱ神様は見とるんよちゃんと。うん
みなさんも是非「一日一善」(´・ω・`)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2000年は長いですですw

全12話 オリジナルアニメーション作品

秋葉原のいわくつき物件に引っ越してきた高校生の天戸タケル(あまと タケル)は、そこで前から住みついている干支神を目指している干支娘にゃ~たんと出会いました。他の干支神全員とのバトルに勝利して干支神になれるのか?そしてにゃ~たんを異常に敵視しているチュウたんとの因縁とは何か?というお話を含みつつにゃ~たんを中心に他の干支神との日常を描いたギャク作品です。

制作側が「日本一うるさいアニメを目指す」だけあって、キャラが多すぎてドタバタしているので最初はとまどいました。

何より主人公のにゃ~たんが、わがままで怠け者で堕落した腹黒い(酷い主人公w)キャラを明るく描いていることもあり、うざかわいいキャラとなっています。CVは村川梨衣さん、イベントの舞台や番組で観るハイテンションなところが、にゃ~たんそのままでしたw

※にゃ~たんと闘う干支神を整理してみました。
子 チュウたん CV 大原さやか  十二支最強 異常ににゃ~たんを目の敵にしています。
丑 モ~たん  CV 松井恵理子  異常に何故かにゃ~たんが大好き アメリカナイズされている言葉づかいや格好をしています。
寅 シマたん  CV 巽悠衣子    中国拳法の達人。チャイナドレスを着ています。
卯 ウサたん  CV 相坂優歌   色々な事業を手掛ける野心家 バニーガールの服を着ています。
辰 ドラたん  CV 内田真礼   にゃ~たんの精神的な師匠。
巳 シャアたん CV 生天目仁美   噛まれると石化してしまう。{netabare}(治すのにカレーを頭からかけるというのも笑ってしまいましたw){/netabare}。古代エジプト風の衣装を着ています。
午 ウマたん  CV 小澤亜李   いつもここで詰まってしまうことを悲しんでいる。巫女のような衣装を着ています。
未 メイたん  CV 渕上舞     癒し系でナース服を着ています。
申 キーたん  CV 戸田めぐみ   イヌたんと一緒にいることが多い。
酉 ピヨたん  CV 佐々木未来   3歩歩くと忘れてしまう。でも負の部分は何故か忘れない。
戌 イヌたん  CV 本多真梨子   キーたんと一緒にいること多い。
亥 ウリたん  CV 花守ゆみり   本作品で色々な解説をしてくれる。「~ですです」を語尾につけます。{netabare}(最初、消滅したときウルウルしましたが次の週で普通に復活していたのは笑ってしまいましたw){/netabare}

ちなみに天戸タケルのCVは下野紘さん、GJ部のキャラのような喋り方でした。

キャラデザは化物語で有名な渡辺明夫さん、みなさん可愛い・綺麗なキャラばかりでしたね。

バトルするといってもチュウたん以外はみなさん仲が良かったですね。

また、バトルになると3Dの2頭身キャラとなりますね。なかなかの迫力でよく出来てました。

バトルといっても単に拳や技で闘うものから、競争、頭脳戦まで色々とそのキャラにある程度応じたバトルとなっております。

面白かったのはピヨたんとのバトルでしたね~{netabare}(「将棋は宇宙」は名言でしたw 将棋の修行とは思えなかったですねw){/netabare}

説明もきちんとされていて(ウリたんやアイキャッチの部分で)世界観も何となくわかり、ほとんどコミカルでギャグばかりですが少しはシリアスな部分もあり、最初から根底にあった伏線も最終には綺麗に回収されており{netabare}(チュウたんとにゃ~たんの仲や記憶がないこと){/netabare}、きちんと終わったのも良かったですね。{netabare}(チュウたんのデレ具合が可愛かったですね。にゃ~たんは殴られてばかりですがw){/netabare}

最終話はちょっとウルウルしてしまいました。でも楽しかったですね。

癖がある作品なのでオススメはしませんが、にゃ~たんのうざかわいさ加減w が大丈夫であれば、頭を空っぽにして観ることをオススメします。

OP にゃ~たん役CVの村川さんが元気に歌ってます。この作品らしい曲です。
ED 同じ曲をにゃ~たんと干支神の方が1話ずつ別々で歌ってます。この作品らしくないw 穏やかな曲ですね。好きな曲です^^

最後に、それぞれのお話で中心になったキャラのCV方がエンドカードを描いています。イラストを綺麗に描ける方もいてびっくりしました^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33

63.3 8 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング8位
スピードグラファー(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (242)
1268人が棚に入れました
舞台は失われた10年の混乱から脱し、一部の富める者だけが我が世の春を謳歌する“快楽都市”と化した東京。 雑賀辰巳は、友人戸越清冶郎からセレブリティーのみが出入りできるとされる闇の社交場六本木倶楽部の潜入取材を依頼される。
潜入に成功した雑賀は、六本木倶楽部の深奥で行われる儀式の巫女、女神として崇められる謎の少女、天王洲神楽と出会う。雑賀は助けを求める神楽をつれ逃亡するが、六本木倶楽部支配人水天宮寵児が仕向ける欲望により特殊能力に目覚めた超人、ユーフォリアたちから執拗に追跡される。そして雑賀も神楽と接触したことにより、被写体の魂を吹き飛ばす写殺能力に目覚めていた。
自由を求める神楽のため、そして普通に写真を撮影する事の出来なくなってしまった自身を元に戻すため、彼らの孤独な逃避行が始まったのだった。

声優・キャラクター
高田裕司、真堂圭、本田貴子、森川智之、高島雅羅、優希比呂、津田健次郎、江川央生、広瀬正志
ネタバレ

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

EDの作画は詐欺っぽい...

サスペンスタッチの超能力アクションで、バイオレンスや性的な描写が多い
少し大人向けの娯楽アニメ。全24話です。

内容としては、前半と後半で内容が結構変わる作品だと思います。
前半は特殊な能力が使える変態達との戦いで、後半は...{netabare}
水天宮の復讐劇へと変わります。{/netabare}
後半の展開からは結構楽しめました。
{netabare}
なんというか、雑賀と水天宮のどちらをメインと見るかで印象がえらく変わる話でしたね~
それに、最終決戦で主人公が負けてしまうところも、他作品にない面白さもありました!! {/netabare}

あと、この作品で意外に面白かったのは、16話であった総集編です。
いままでのストーリーをお金に換算しながら見ていくのは なかなか面白かったです。
金と欲にまみれたこの作品だからこそですねww{netabare} 神泉の密葬代が4万5千ってのも印象的でしたw{/netabare}

まぁ前半の内容が少し残念でしたが、ラストもキレイにまとまってるし、
最終的にはわりと面白かったと思います。

性描写やグロい描写もあるのでオススメはしませんが、
悪くない作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18
ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

オカネクダサイ

happy end好きには向かない作品。
後半から面白くなるタイプのアニメ。
資本主義を問い、あなたの金の価値は愛より上ですか、大切な人より上ですかと問われてる気がした。
金だけで無く、戦争についても所々描かれている。
幸せですか?のあの看板は今でも印象に残っている。
{netabare}資本主義をここまでぶった切ってくれた事は見ている分には痛快だったが、日本が破産して円が大暴落する事は将来的に有りそうで怖い。{/netabare}
この作品は雑賀が主人公なはずなのに水天宮が主人公と言っても良い位のキャラだったと思う。特に終盤は彼への好感度が急上昇しまくった。
{netabare}水天宮の妹との再会シーンは本当にキツかった。
ここまで目を背けたくなるシーンってなかなかないと思う。 
こういう結果を全く予想してなかったと言えば嘘になるがこうまざまざと現実を見せつけられると・・・。
金が全て。
金を持ってる奴が正義、持っていない奴は家畜。
これが資本主義・・・。
そんなものをまざまざと見せられた気分だった。
妹の死に際の笑顔がとても印象的だった。 
このシーン見た後はただ絶望感しかなかったな。 {/netabare}

この作品は全体的に暗いし、変態が多いし万人向けの作品ではないと思うが自分の中では名作です。
この作品に出会えて良かった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

変態キャラのインパクトが凄まじいSF超能力バトルアニメ

このアニメは、超能力バトル物の中でも非常に癖の強い
作品である。良くも悪くも人を選ぶタイプのものであること
は間違いない。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
主人公の雑賀は、戦場カメラマンとして活躍していたのだが、
重傷を負ったために日本に帰国。その後、フリーの
カメラマンとして生活する日々を送っていた。ある日、編集長の
依頼により、とある「秘密クラブ」の情報を得ることに。
潜入を試みるのだが…。

この作品の大きな特徴は、タイトルにも書かれている通り
強烈な変態達が次々と登場する点だ。
彼らの持つ超能力が、自身の性的嗜好(フェチ)に
由来しているからだ。
ゴム、ダイヤ、歯、電気等といったように様々だ。
個性が、あまりにも強烈であったため主人公ではなく
彼らを応援しそうになった。

また、社会風刺もきちんと描かれている。
資本主義の本質とは何かを考えされてくれた。
秘密クラブと密接に関係しているという点も
非常に興味深い。

回によって差はあるものの、グロテスクな
シーンやエロシーンが存在するので
耐性はある程度持っておいた方が良い。

16話の総集編にも工夫がなされていた。
回想を費用として、換算しながら見直していくスタイルで
あったため見ごたえがあった。よい試みだと思う。

ラストも上手くまとまっているということもあり楽しめた。
設定に関しては、文句なしに素晴らしいと感じた。
普通のアニメでは、物足りないと感じる方や
一風変わった超能力アニメを見たいと思っている方が
見たらはまるのではないかと考えている。
個人的には、名作と言われても不思議ではないと感じるほど
とても面白かった。間違いなく、良作だと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

61.3 9 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング9位
お伽草子(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (61)
422人が棚に入れました
時は平安時代中期。飢饉と疫病が蔓延し、都はすっかり荒廃していた。しかしそんな状況に際してもなお、武士と陰陽師は未だ覇権争いの手を休める事はなく、下につく民に手を回すことは殆どなかった。
そんな状況を見かねた朝廷は、弓の名手である源頼光(みなもとのらいこう)に、都に平安をもたらす不思議な霊力を持つという伝説の勾玉を探し献上するように命じる。しかし頼光は疫病に倒れてしまい、源家の末娘、光の君(ひかるのきみ)が正体を隠して、兄に代わりに男装の令嬢として勾玉を探す旅に出ることになる。旅の共として光が信を置く渡辺綱(わたなべのつな)を従え、2人はかつて都より土蜘蛛族に奪われた勾玉を取りかえすために常陸国という地を訪れるが…
旅を通じてさまざまな人に出会い、そして困難にぶつかっていく光達。都の美青年の申楽師、万歳楽(まんさいらく)との淡い恋や、安倍晴明(あべのせいめい)の暴かれざる陰謀を胸に秘めつつ、光は共を従え都のために満身する。

声優・キャラクター
水沢史絵、三宅健太、杉山大、佐久間紅美、水田わさび

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

前世の記憶

源頼光の妖怪退治の伝説・陰陽道を題材にした異色のアニメ。
前半は平安編、後半は東京編と時代が大きく変わるシナリオが特徴的。

主人公は源頼光ではなく、妹の「光」。病死した兄に成り代わって勾玉集めに励む男装の麗人であります。都の安定のため各地の勾玉集めていくというシンプルなストーリー。いかにも怪しげな安倍晴明やらやけに恐ろしげな酒呑童子だったり・・・・雰囲気は独特で陰謀が犇めいていますが、前半の中身は本当にシンプルで王道作品です。四天王の面々もなかなかユニークに描かれています。

後半から舞台を現代に移すと行方不明の兄を追う怪奇ミステリー?となり、雰囲気もガラッと変わる。
登場人物全員転生をしているのですが、そこまで平安編のキャラの造型は崩さない。
少しポップな東京編に入ってからが面白かったが、作画は平安編の方が良かったと思う。

この作品の雰囲気は大好きなのですが、あまり人にはオススメ出来る作品ではないかもしれません。
何が良いかと言われるともの凄く困るというか・・・・
リアル絵のキャラデザからして人を選びそうではあるし、エンタメとしてはあまりにも地味すぎるからなぁ・・・・やっぱ雰囲気ですかね。あとキャラも良いか。個人的に卜部が5割。

色恋を地味に描くところにときめく、人もいると思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

koaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

源頼光四天王伝説と陰陽道サスペンスファンタジー?

平安時代編と東京編の2部構成になってます。

平安時代の中期―。荒廃していた都を救うため、病の源頼光にかわり、
末娘の光が男装して、伝説の勾玉を探す旅に出る。
四天王との勾玉探しに陰謀が絡んだ話だけど、期待しすぎました。
絵はいいんだけど、内容が薄っぺら過ぎました。
そんなあっさり手にできていいのか??って感じ。
ある意味王道なんだけど、単純過ぎ。
しかも、そこで終わり?って感じで、後半になる。

いきなり2004年、東京に舞台が移動する。
登場人物が転生してます。ヒカルは17歳の女子高生で、
平安編で一緒に旅した仲間は同じアパートで暮らしてる。
そして何故か行方不明の兄を探す怪奇ミステリーになってる。
最後の方で、平安編と繋がっていることがわかるんだけど
本当にイライラしました。

何がイライラするって、主人公よ!
一人で騒いで引っ掻き回して使命感だけ振り回す。
それなら何もできないヒロインの方がまだまし。
物凄くストレス溜まりました。
これは好き嫌いが分かれる作品かも・・・

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

愉快?な仲間たち

2021.5.9 視聴完了。

1~13話 平安編
源頼光の代わりに妹の光が勾玉を手に入れるため
仲間と共に地方を訪れる。
勾玉を清明が配置した時・・・

14~24話 東京編
1000年後の現代に生まれ変わったヒカルや仲間たち。
行方不明の兄を探すが次々と不思議な現象に巻き込まれる。

25~26話 特別編(東京)
25話 卜部の話
26話 万歳楽の話

平安編は面白い。
東京編はちょっと退屈だった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

63.9 10 東京でオリジナルアニメーションなアニメランキング10位
Re:␣ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (487)
3185人が棚に入れました
多くの謎と衝撃に包まれた前シリーズの最終回。
横浜の街が大混乱に陥ったあの事件から三か月が経ち、カフェ・ノーウェアの面々にも日常に戻っていた。そんな中、ムラサキは、はじめとコンビを組み、再び探偵を始めていた。
まさかの再登場を遂げたと思えば、旧友のナイスに銃口を向けたアートの真意とは…!?アートとハマトラの関係は、どうなっていくのか…!?
アニメーション制作スタジオにLercheを迎え、ロゴも新たに生まれ変わった「Re:␣ ハマトラ」。
前シリーズで、悩みや葛藤を抱えたキャラクターたちが辿り着く応えリプライ、そして闇に包まれた謎が、遂に明らかになる!

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

解決編(・∀・)♪

横浜を舞台に「ミニマムホルダー」と呼ばれる超能力者達の
姿を描いたバトルアクション、サスペンス作品の第二期。
全12話。


続編なので簡単な感想だけ(*´ω`*)φ

衝撃的なラストで幕を閉じた前作から3ヶ月。
新たな事件を発端にストーリーが再び動き出します。
前作から変わらぬ面々の活躍ぶり。
ミニマムを使った派手なバトルアクションも健在。

一期では語られなかった部分や謎に新たな事件が絡み合い
サスペンス感の強いストーリーになっていると思います。
物足りなさが残った一期から比べると深みのある物語に
仕上がっていたと評価します(*´∀`)b

キャラはやはり魅力的、声優陣は変わらず豪華です。
今作の鍵を握る役所を演じる緒方恵美の存在感は流石。
喜多村英梨の幼女ボイス良かったですねw


一期が事件編、二期は解決編といった解釈で良いかと。
両作で1本、2クール作品として視聴すると楽しめると思います。
サスペンス・王道バトルものが好きな方にオススメ♪

評価の星も星なのであまり期待しないで下さいね(^^;)





《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)
石神俊一(CV.竹内良太)
スキル(CV.渕上舞)
最恐(CV.緒方恵美)



《主題歌》
OP
『千の翼』/ livetune adding Takuro Sugawara
ED
『Brand New World』/ ayami

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

やっぱり合わないものは合わない

原作未読 12話

ハマトラの2期です。1期から観ることをオススメします。

オシャレな雰囲気とOP、オシャレな画面の切り替え方(途中からちょっとくどかったですが)、作画も前回より良くなっていますね。

前回観たときに私には合わないと思いましたが気になる終わり方だったので、伏線がどんなふうに回収されていくのか観たくなったからです。

伏線も回収されました。多少疑問はあるものの{netabare}(アートの最後の部分){/netabare}最後もスッキリと終わって良かったのですが、納得できない部分がありましたね。
{netabare}
その1
ノープランでただ敵に突っ込んでいく。
すぐに捕まったり、敵に罠に簡単にかかったり、とても探偵や警察がやることとは思えません。
特に警察は能力者相手に銃だけでは無理なのは分かっているのに対策をしていないのが不思議でした。

その2
敵キャラがあまりにも余裕がありすぎてちょっとイラッときました。特にモモカは自分勝手で最後までかなり苦手でしたね。(そうじゃないといけないのは分かっていますが)
{/netabare}
ハマトラのファン方すみません。最後まで観ましたが、私には合わなかったようです。シリアスな中にも楽しさもありましたが、ちょっと場違いな感じがしました。

最後に、OPはお洒落で曲も好きでしたね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2期になって一番強化されたのがレイさん

異能バトルギャグアニメです
1期より様々な点で面白くなったと思います

物語が大きく動き出し、展開を楽しめたこと
思ったより綺麗にまとまっていたこと
キャラの個性がより引き出されたこと


私個人としては3つ目がハマトラという作品においては
非常に嬉しいポイントです

まず、ムラサキがネタ要員にされてて笑いました
ハジメちゃんが可愛すぎることにも気付きました
ハニーやコネコも悪くないですけどね
そして何よりスーパーサイヤ人化したのがレイでした
かなりの毒舌家になっており、とても笑えました
1期からこんなキャラだっけ?
彼女の一言一言がいちいち面白かったです


音楽面でもパワーアップしていました
まぁこの点においては主観ですね
特にED曲が私好みの温かい曲で気に入ってます


ハマトラらしさ全開の2期でした
そういう意味では特に7話が最高でしたね

ストーリーもわりと好きなほうですが、
やはりハマトラはギャグアニメとして評価したい作品です

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
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