江戸時代TVアニメ動画ランキング 13

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の江戸時代成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月29日の時点で一番の江戸時代TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.2 1 江戸時代アニメランキング1位
バジリスク~甲賀忍法帖(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1196)
5922人が棚に入れました
甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。

そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(二代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。

ほほほい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エロいの期待して観てました

忍者もの、ということでエロいの期待して観てました。くノ一登場とのことで一応、期待、裏切らず、笑。テレビ放映というとこの作品のエロ度がギリギリなラインなのだろうか。

ストーリーはありがちそうな甲賀、伊賀の因縁対決ものだが、テンポ良くラストはなんとなく想像できるが上手くまとまってる。忍者対決とあってバトルにもひねりがあってよい。

何やら続編が出たらしいが、ネットで見る限り、こちらは面白くなさそう。。。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高傑作!!

次を見たくなる衝動、ストーリーの完成度、そして音楽とまさに完璧の作品!

アニメにおいて、人が死ぬことはそう珍しくない。
そして、バトルものにおいては死など日常茶飯事。

しかし、バジリスクにはその死、すべてにおいて意味がある!
愛・友情・欲望・プライド・譲れぬ想い…。
理由は異なれど、自分の貫いたものを譲らぬ結果の死というものは価値があり、それ故に物語に入り込め共感できます!

間を置かないスピーディーな展開に、白熱のバトル、そして感動の数々!
個人的には今まで見たアニメの中で、最高傑作と言う他のない作品だと思います!!

ちなみに余談ですが、私個人としては蛍火が好きでした♪

投稿 : 2024/05/25
♥ : 72
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲しくて、悲しくて…

このアニメは伊賀と甲賀の忍者、双方十人が戦う物語です。

何故戦うのか?
それは偉い人が決めた我儘な理由。実にくだらない理由でした。
忍者の中で悪者は一人しかいません。残りは皆、善人です。

ですが、理不尽な世の中に翻弄されて、{netabare}皆が悲惨な最期を遂げます。 {/netabare}
そして、戦いを企てた本当の悪人は、最後までのうのうと生き続けます。

死んでいった忍者には、皆、ささやかな夢があったのですが…、その夢は決してかなうことはありません。
悲惨で何とも言えません。

私は、蛍火という忍者の純粋な夢が無残にも砕け散っていくさまを見せられて、
悲しくて、悲しくて… 心が痛みました。


小説だから、アニメだから、くだらない理由で戦うと思っている人がいたら
それは大きな間違い。
人類の歴史はいつも、くだらない理由で多くの人が戦ってきました。

その代表的なものが戦争です。

あの国の宗教は異端だから滅ぼそう。とか
あの国は弱いから土地や資源を奪おう。とか
あの国は脅威だから先制攻撃で滅ぼそう。とか
あの国は昔は自国が属していた国の領土だったので併合しよう。とか

子供でもわかる自分勝手な理屈で、いつの世も戦争は起きます。

そして戦争を始めた国の偉い人は、いつも舌先三寸で正当な理由を述べます。

あの国の国民に正しい宗教を教えてあげた。私はあの国を正しく導いたのだ。とか
あの国は外敵から滅ぼされそうだった。我が国は、あの国を守ったのだ。とか
私はあの国の脅威から国民を守ったのだ。とか
あの国の人々を自国の国民とすることで幸せにしてあげた。とか

戦いで死んでいった人のことなど、戦争を始めた国の偉い人は考えません。
2022年には、たった一人の大統領の我儘で、10万人以上の人が亡くなっています。

無関係な人を戦いに巻き込まないでほしい。と、つくづく思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 41

67.5 2 江戸時代アニメランキング2位
さらい屋五葉(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (379)
2000人が棚に入れました
『さらい屋 五葉』(さらいや ごよう)は、オノ・ナツメによる日本の漫画。『月刊IKKI』(小学館)において2006年より連載。

田舎から江戸に出てきた侍である秋津政之助は、ひょんなことから誘拐組織「五葉」の頭目である弥一の用心棒をしてしまう。弥一に剣の腕を見込まれ、自らの意向とは逆に五葉の一味にされてしまう政之助だったが…。


声優・キャラクター
浪川大輔、櫻井孝宏、緒乃冬華、高塚正也、内田夕夜、木下浩之、高梁碧、宝亀克寿

もちすい さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

キャラが色っぽい

観る前は必殺仕事人みたいなものをイメージしていましたが、ものすごく落ち着いた雰囲気の人情劇でした。

会話の間、カット割りやアングルなど、かなり実写映像の手法で作られていて、これにアニメーションという媒体の利点である色彩の自由度がよく活かされているので、ものすごく雰囲気のある作品になってます。

ただ、特にこれといって話が盛り上がるわけでもなく、アニメーション的にも派手な動きが無いので、そういうものを求めている人には向かないです。

あと、雰囲気だけの作品ではないけれど、この雰囲気が大きな魅力であることには違いないので、これが合わないなら、あえて観る作品でもないです。

それにしてもOPとEDの曲は、あまりにも雰囲気と合ってなく、観ていると笑いがこみ上げてくるほど。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 7

color さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

風情たっぷりの時代劇

江戸の華やかさから離れひっそりした雰囲気がたまりません。

江戸に出てきて知り合いもいない弱気な侍・政之助(まさのすけ)。
剣の腕は立つけど人の視線が苦手だったり、空気の読めない発言で失笑を買ったりするダメ侍。
そんな彼が"かどわかし"を生業にする五葉(ごよう)の裏稼業に巻き込まれていきます。

五葉の頭目である弥一(やいち)と新参者の政之助を中心にした人間関係が物語の軸。
酸いも甘いも噛み分けた人間達がなぜ裏稼業に手を出してしまったのか。
じわじわ明かされる五葉の面々の過去がすごく魅力的で、
派手な斬り合いもない人間ドラマにグイグイ引き込まれました。

物語はテンポよく進みますが行間を読むような構成が素晴らしい。
江戸時代の潔さや身分違いの悲しさを考えてより深く楽しめる作品になっています。

独特なキャラデザも好みでした。
顔はカエルっぽいんですが逐一繊細に変わる表情が素晴らしく、
女性キャラはびっくりするくらい色気があり笑顔に隠れた憂いも見てとれるほどです。

マングローブの時代劇アニメは安心安定。
次回作も期待しています。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 20

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

趣深い大人向け人情時代劇でござる

原作は漫画らしいが、実にマングローブ臭がするアニメでござるw
暗く落ち着いた雰囲気でしっとりと・・・・
荒んだ世の中だが・・・ちょっぴり人情を感じる

ストーリー展開はかなりスローテンポかつ地味で起伏に欠けるが
徐々に登場人物の人物像が見えてくる展開を、じっくり楽しむアニメです
人さらいを生業としてるので、微妙にサスペンスな展開も含みつつ進む

雰囲気を醸し出す演出とキャラクターの魅力が良いです
アクションシーンはほとんどなく、人情劇を重視しています
完全に大人向けのアニメですが、独特な人情時代劇ですね
好きな人は凄く好きだと思います

超弱気な侍である主人公が良い感じにアクセントになっている
ござるござる連発しやがるのが、妙に愛らしく感じるのでござる
正しく、ござる萌えアニメあろうw

万人受けを狙わないマングローブらしさが光る良作。
それがしのおすすめのアニメでござる

投稿 : 2024/05/25
♥ : 22

63.3 3 江戸時代アニメランキング3位
あまつき(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (268)
1721人が棚に入れました
日本史のテストで赤点を取った六合鴇時は春休みに補習として大江戸幕末巡回展に行く事になる。ハイテク技術の詰まった場内を回るもつかの間、奥にあった橋を通ろうとすると突如謎の妖、『鵺』に襲われる。間一髪のところをとある少女、朽葉に助けられるが、気が付くとそこは大江戸幕末巡回展ではなく、元居た自分の世界とは全く異なる場所、雨夜之月“あまつき”であった。

声優・キャラクター
福山潤、遊佐浩二、朴璐美、諏訪部順一、中田譲治、野島健児、森久保祥太郎、小杉十郎太、鈴村健一、松岡由貴、大川透、井上麻里奈、桐井大介、小林ゆう、成田剣、三宅健太、田中敦子、五十嵐麗、宮本充、石野竜三、松風雅也

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

2期をぜひ作って欲しい作品の1つ

日本史のテストで赤点を取った六合鴇時(りくごう ときどき)が主人公。
補習として大江戸幕末巡回展に行った際、謎のあやかしに襲われるも
間一髪の所をこれまた謎の少女、朽葉(くちは)に助けられる。
が、しかし気づけばそこは現世と全く異なる世界、
雨夜之月“あまつき”と呼ばれる異空間であった。というところからスタート。

見た感じ幕末の江戸時代風だが、やっぱりどこか違う雰囲気。
タイムリープ、幕末の江戸時代、妖怪、神話など、自分にとって
ツボな部分が多い作品ではあったのだが、一言で言うと「惜しい!」

どう観ても2期が作られる予定だったとしか思えない。
あの後いったいどうなってしまうのか、これからってところで
すごく期待を持たせられたままなので、正直蛇の生殺しみたいな(笑)
でもこれだけ間が開くと、2期も期待できないようだし、すごく残念。
あとは原作を読めってことなんだろうか。めちゃ悔しい気分になる全13話。

1人1人の設定も奥深さを感じさせるし、キャラデザもまぁまぁ好みだったし
登場人物にそれぞれ魅力があったから、ほんとに惜しい。

ちなみに声の出演は以下の通り(敬略)

六合 鴇時:福山潤
篠ノ女 紺:遊佐浩二
朽葉:朴璐美
梵天 / 鶸:諏訪部順一
露草:森久保祥太郎
空五倍子:小杉十郎太
煤竹:石野竜三
銀朱:鈴村健一
沙門:中田譲治
平八:野島健児
ほか

投稿 : 2024/05/25
♥ : 37
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

妖(あやかし)もの大好きです! (((((*^o^*)♪

妖(あやかし)ものはとても落ち着きます。
故郷に帰ったみたいな感じ。
凄くわたしの好みです!

人と妖が存在する異世界「あまつき」に飛ばされてしまった高校生の六合鴇時、実は…{netabare}帝天が描いたあまつきの設計図、天網を書き換えられる存在、白紙の者(白沢)だった。キャラ設定も 梵天、告天、暁天など魅力的(*^_^*){/netabare}

私がいつもの願うは、人と妖の共生。
これも完全悪にされてしまう妖が可哀想で涙しました。

この作品気入りましたが、残念なことに、これからという所で終わっています。
現時点で続きが観られない寂しさはありますが、良い作品でした。
是非2期をやって欲しい!!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 13

58.2 4 江戸時代アニメランキング4位
魔乳秘剣帖(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (272)
1571人が棚に入れました
乳こそこの世の理。豊乳は富であり絶対、貧乳は人に非ず。時は太平江戸時代。徳川幕府の治める理不尽の治世。幕府の中にあり、政治を支え、刺客を操り、奥の豊乳を育む絶大な権力集団があった。その名は「魔乳一族」。魔乳流の剣技は体を抜け乳を断ち、門外不出の秘伝書には、豊乳美乳を育むための、古今東西あらゆる術が記されているという。そんな乳が全てを支配する時代。魔乳一族の頭首の末子として生を受けた少女・千房は、一族が作り上げた理不尽な世を正すため、秘伝書を奪い、里を出奔する。魔乳からの執拗な追っ手に一歩も引くことなく、側仕えの楓とともに、千房は世直しの旅を続ける。全ては母の教えを守るため、そして乳が理を正すため、千房は豊かな乳房を震わせて、必殺の剣を振るう!乳才・金子ひらくが放つ究極の美少女アクション“おっぱい”絵巻、ここに開幕!

声優・キャラクター
寿美菜子、豊崎愛生、水原薫、能登麻美子、斧アツシ、浜田賢二、高垣彩陽、福圓美里、大川透
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

すげえ乳アニメ(74点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:74点
アニメ系統:乳アニメ

-乳こそがこの世の理
   豊乳は富であり絶対
     貧乳は人にあらず-

と初っ端から私に喧嘩を売ってきたアニメ。
間違いなくこの時点で脱落候補NO1だった。
そのはずだったのに、最後まで完走。
あげくに74点とか意味不明の点数を付けてしまったw

何というのだろうか。
乳アニメというバカバカしさの中にシリアスな展開。
何でここまでシリアスなんだと思わずにはいられない。
このアンバランス感がなんともいえず、
結局のところ完走につながったのではないだろうか。

最後の閉めもなかなか良かった。
どこぞの番号6番よりよっぽどいいんじゃね?
2期があっても良さそうな余韻を残しての綺麗な閉め。
贔屓目なしで評価に値する。

そして、このアニメのさらにすごいのはOPとED曲。
全くといっていいほどアニメにあっていないw
両曲ともにAiRIさんが歌う。
OP曲「運命」はものすごくいい。
個人的にはED曲「二つの足跡」が超お気に入り。
アニメは観なくても曲だけでも聞いて欲しいところ。
今期、唯一いっさい歌を飛ばさなかったアニメw

そして、声優ががんばった。
寿さん、豊崎さん、能登さん、そして大川さんw
もう、声優さんのがんばりに頭があがらない。

特に豊崎さんは毎週バインバインとかフッサフッサとか
もう乳関連のセリフを惜しみなく発していた。
ホントこの人すげえわ。

とにかくありとあらゆる面ですげえ乳アニメ。
別にお勧めはしないが、個人的には結構楽しめた。
もし、このレビューを読んで観てみようかなと思った方は
是非、考え直して欲しいw
それでも、観たいと思ったときに観ていただければいいのではないだろうか。


と、まあチチ、チチ書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

魔乳が終わって寂しいと思っているのはじょーさんだけじゃないぜw

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。

-乳こそがこの世の理
   豊乳は富であり絶対
     貧乳は人にあらず-

だ・・・・と・・・・・

やってくれるじゃないか!
この偽ニュー隊長に開始1分30秒で喧嘩を売るとはいい度胸だ!
この私が豊乳など成敗してくれるわ!

-乳こそがこの世の理
   貧乳はステータスであり正義
        豊乳は牛とかわらず-

なんだこのおっぱいアニメは!
今期、脱落候補ダントツNO1。

まあなんだしかし、その刀よこせw
その刀は俺のためにあるんじゃないのかwww

秘伝の書wwwwwwwwwwwwwwwww
バカバカしすぎるwwwwwwwwwwwwwwwww

そして、作品に似合わないED曲。
なんなんだこのアニメw

とりあえず来週も見届けてやろうじゃないか。


2話視聴。
小僧・・・・いやお坊ちゃんよくぞ言ったw
牛乳女には同感せざるを得ないw

検乳とはなんとけしからん
それは私も是非参加したいw

というかホントこれ乳ネタばっかりだな
突っ込みどころ満載なのはいいんだが
そろそろお腹いっぱいw

ちょwwww千房と楓
むぎちゃんとゆいちゃんだったのかよwwwwww
乳ばかりに気をとられていてまったく気づかなかった。
声優魂をここに見た!
よって継続するw

3話視聴。
かwえwでwwwwwwwwww
もう唯にしか聞こえないwwwwww
唯がおっぱいおっぱい言ってるwwwww
カムバックマイおっぱいwwwwwwwwwwww
キャラまで唯ぽく見えてきたじゃねえかwwww
むぎちゃんは声質が少し違うから大丈夫だがw
殿の大岡裁きっぽいのが何か良かった。

4話視聴。
ひどいwwwww
ひどすぎるwwwwww
黄門様へのなんたる冒涜!
あまりにもひどすぎるw
さすがにやりすぎじゃね?
評価すべきは貧ニューが活躍したことかw

5話視聴。
最初から終わりまで乳。
うわーーーーい、おっぱいwwwwwww
それ以上でもそれ以下でもない。
おっぱいでいっぱいだったわw
なんか毎回こんな感想しかないとか
どうなってるのか、このアニメはwwww
そして、このEDで少し癒される。
ここまで作風と音楽がアンマッチなのもなんだかなあw

6話視聴。
ちち、ちち、ちち、ちち・・・・
もう1話中何回出てくるのかね、ちちw
そして、偽ニューキターwwwwwww
まさか偽ニューが出てくるとはw

何か最後ちょっと感動する話のような気がしたんだが
多分気のせいだよね?そうだよね?そうだと言ってくれw

7話視聴。
唯ボイスでバインバインとお送りされたw
おっぱい小僧wwww
一応ねずみ小僧がモデルみたいだw

そして何かシリアスな展開だったんだがw
ホントどう突っ込んでいいのやらw
意外とここからシリアス物になっていくのかね。

8話視聴。
今週は普通に面白かったんだがw
殿がかっこよすぎる。
天は乳の上に乳を作らずとかwwwwwwww
おっぱい、おっぱい、成敗wwww
殿見かけによらず強いしwwww
千房「と、特別だぞ」こ・れ・はwwwwwwwwwww
くそ面白かったんだがwwwww

9話視聴。
偽チチその名も「エアチチ」wwwww
ばかばかしすぎるwwwwwwww
ちっぱいいいよちっぱい。
板胸wwwwwwwwwwww
偽ニュー特選隊の特別会員に任命する(`へ´*)ゞ
「その脂肪のぶよぶよをしまえ」
すばらしい名言です。板胸殿。

10話視聴。
まな板ワッショイ
ここんところの2話、貧ニューにスポットがw

千房と桜花の過去が明らかに。
因縁だねえ。
時々、おおっと思わせる話があるんだよね、このチチアニメw


11話視聴。
なんだかすごくシリアスな話だった。
このアニメ基本シリアスなんだよね、おっぱいさえなければw
いよいよ乳流れにたどり着いた千房。
来週ついに決着か。
なんだかんだいいながらもここまで来ちまったなw

12話視聴。
とうちゃん、俺やったよ。
ついに完走だw

なかなかいい終わり方だった。
少しの余韻を残しつつ綺麗な閉め。
2期があったら多分観る。
というか2期作って欲しいw
{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 35

マダオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

オナニーポイント教えます

まず1話の最初のシーン。モブの女の所
次に1話の橋所で金髪弟子
次に4話辺りのお風呂回なかなかここは抜けました。
5話の御輿の所は好みかな乳はかなり揺れるし最後にポロリンと巨乳がさらけ出されます。
んで残りの回はと言うと非常に残念ながら最終回までオナニーポイントはありません。エロいのは普通にありますけど刺激は弱いです。
追記。アニチューブなどにもありますが規制かかってますので規制無しで見たいなら
xvideosで見る事をオススメします。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 1
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

エロという次元を超越した滑稽な作品

本作は山田秀樹の「魔乳秘剣帖」(TECH GIAN)を原作に製作された作品で、「聖痕のクェイサー」のスタッフが送る「乳アニメ」である。よって女性の視聴はお勧めしない(恐らく気分を害する)。本作は愚にも付かないトンデモ世界観を構築しており、エロではあるものの、艶かしいとかそそるとかそういった感情よりも、滑稽であるといった印象である。
描写は規制が予想されるものが多く、私はDVDをレンタルして視聴したが、TV放映時は靄が多くて意味が分からなかっただろうと思う。ただの滑稽な作品ではなく、きちんとテーマが設定されており、シリアスな展開も含まれている。
しかし、ぶっ飛んだギャクパートの印象が強く、大変面白かった。この辺は、どれだけエロに耐性があるか、エロをギャクとして見る事が出来るかが、焦点になるだろう。2話まで視聴すれば大体作品を見る事が出来るか否かが分かると思う。舞台は江戸時代。ストーリーは大体1話完結もので、水戸黄門的ロードムービーである。

あらすじ
{netabare}
乳こそこの世の理。
豊乳は富であり絶対、貧乳は人に非ず。

時は太平江戸時代。
徳川幕府の治める理不尽の治世。
幕府の中にあり、政治を支え、刺客を操り、
奥の豊乳を育む絶大な権力集団があった。

その名は“魔乳一族"。

魔乳流の剣技は体を抜け乳を断ち、
門外不出の秘伝書には、豊乳美乳を育むための、
古今東西あらゆる術が記されているという。

そんな乳が全てを支配する時代。
魔乳一族の頭首の末子として生を受けた少女・千房は、
一族が作り上げた理不尽な世を正すため、
秘伝書を奪い、里を出奔する。

魔乳からの執拗な追っ手に一歩も引くことなく、
側仕えの楓とともに、千房は世直しの旅を続ける。

全ては母の教えを守るため、そして乳が理を正すため、
千房は豊かな乳房を震わせて、必殺の剣を振るう!

乳才・金子ひらくが放つ
究極の美少女アクション“おっぱい"絵巻、ここに開幕!
{/netabare}

感想

ただの「乳アニメ」ではなく、主人公や周りの乳が理の世界に対する思いや、主人公の成長もきちんと描かれていて、話の骨子がしっかりしており、世界観やストーリーに破綻がない。
価値観やネーミングセンスは全て「乳」が基準であるが、
時代劇を上手く利用した王道テンプレートやオマージュなどを巧みに構成している。作画も乳アニメだけあって乳の質感は最高で、尋常でない拘りを感じる一品だ。
特筆すべきはそのエロギャグのセンスであり、これは最初は嘲笑の眼差しで観ていたが、これが意外に面白く、中盤からは爆笑し放しだった。

総評

滑稽な世界観の上に成り立つ巧みに構成されたストーリー、
拘りのある乳の作画や愚にも付かないが結局面白いエロギャグが本作の魅力である。好きな人はハマるだろうが、嫌いな人にはお勧めしない。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 11

68.2 5 江戸時代アニメランキング5位
こちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (235)
1414人が棚に入れました
主人公・両津勘吉の破天荒な行動力が巻き起こす大騒動の面白さが、長寿の秘密と考えられがちですが、この作品の本当の人気の秘密は、古典落語に通じる人情喜劇のエッセンスが根底に流れていることです。 この作品には、主人公の両津をはじめとして、きわめてユニークな人物達が次々に登場します。彼らが引き起こす、人の迷惑を顧みない大騒動! でもどの人物も何故か憎めない愛すべき人たちなのです。 作者の下町の人々に注ぐ視線の優しさ、下町への愛情、が登場人物たちの素朴で温かい感情となって、作品の中で発露しているのです。 一見、破天荒な「ドタバタ・ギャグ・アクション」の底に流れる、下町の人情・温かさ・優しさが「こち亀」の最大の魅力なのです。

声優・キャラクター
ラサール石井、佐山陽規、森尾由美、宮本充、家中宏

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悩み事が吹っ飛ぶよ

略して『こち亀』

アニメ放送第1話から最終話まで
全部録画しました。母が。

原作は私が生まれた年にスタートして
今でも続いています。
もうとことん続いて欲しいです。

初めてご覧になる方でも
基本1話完結なので
何話から観ても楽しめると思います。
人間関係なんかは、後から解かってくるので
問題ないはずです。
『サザエさん』を別に1話から観なくても
だんだん家族構成が解かってくるのと同じです。

一応、警察の話なんですが、
犯人を捕まえるとか
事件を解決するとか
ポリスストーリー要素は極稀で
仮にあったとしても、
逮捕する事が本筋のストーリーの目的(オチ)では無いことが多いです。
むしろ、世間を騒がしている犯人だったり
事件を起こすのが、主人公の『両津勘吉』巡査長です。

簡単に言うと
下町の派出所(交番)のお巡りさんの
ハチャメチャ人情ギャグマンガです。

個人的には、観ていてすごく元気になる作品で大好きです。
私自身『両さん』に似てるところが多々ありまして、
共感が持てます。
(ギャンブルはしませんけど・・・)

たまに油断してたら腹がねじ切れるくらい
笑うときがあるので、注意が必要です。

音楽も下町の感じが出てるOPだったり
何で?っていうEDだったり(OP・ED共数種類あります)
BGMも楽しい感じが出ていてGOODです。
カッコよくはないですけど、それでいいんです。


アニメが放送されていた時期
私の職場の前の道路を
学校帰りの子供が物凄くでかい声で
「テ・テ・テレビをみるときは~♪
部屋を明るくして離れてみてね♪」
と歌いながら家に帰っていました。

私は一発で「こち亀や!!!」と分かりましたが
それ?それ歌う!?
いや凄く良い事を言ってるんだけど、
「火の用~心」みたいな感じで
感心な子供だけど・・・

そいつのせいで私の頭の中では
『葛飾ラプソディー』が
永遠にリピート再生されることになり
鼻歌うたって、なんかご機嫌な感じで
仕事してる様に見えてしまい、
上司から軽い感じで残業を言い渡されました。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 24

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タレントが声をあてて大成功した好例作品

よく、あにこれなどではジブリ作品は例外としてプロの声優ではなくタレント、俳優、アイドルなどがアニメで声をあてるのが批判される傾向が見られますが、
この作品は全くそれらの意見を覆す出来、ラサール石井さんの両さんは素晴らしく、
まさに両さんの声はこの人でないと考えられないくらいのハマり方で、まさに漫画から両さんが抜け出たかのような違和感の無さです。
声質ばかりではなく、口調が全く両さんそのもので、原作者の秋本さんも絶賛したそうです。
ほかに森尾由美の麗子など他のキャストもハマってます。

まあ、タレントが声をあてて大成功した例は「あしたのジョー」の矢吹ジョーはアイドルだったあおい輝彦さんがどハマりしたわけですし、
中田譲治、松風雅也、菊池美香、MAO、小宮有紗などの戦隊ものからの声優転身も成功しています。
また、古くは大阪を舞台としたアニメ「じゃりン子チエ」はネイティブな関西弁を話せるキャストにこだわったがため、関西を中心に活躍する舞台俳優、子役、芸人、関西出身の声優で固められた事で、見事に大阪の下町感を再現していました。
個人的には旧作「キノの旅」の前田愛(役者さんの方)もハマっていたと思います。

専業の声優ではないタレントが声をあてるのに色眼鏡をかけて見ない方が良いと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 19

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラサール石井がドンピシャすぎるw

知らない人がいない程有名な漫画が原作のアニメ。
(原作途中で買うの止めたな~^^110巻くらいまではあるよw)

400話程+劇場版まである長編アニメなので全部は見れていません....orz
でも、1話完結タイプなので問題はあまり関係ないかと^^;

基本、欲深くお金に汚い主人公(警官)が
毎度毎度、周りを騒がせるギャグアニメとなっている。
(それでもTV放送+警察官という事もあり原作と比べればかなり綺麗な主人公にはなっています)

たま~にある、主人公などの登場キャラの過去話はどれも
昔の懐かしさを感じさせるものが多く、感動的な話が多いのも特徴的。

キャラに関しては個性的なキャラが多い。
例)4年に1度しか登場しないなど
(オリンピックが来ると登場するwww)

主人公に関しては声優さんが「ラサール石井」なのだが
コレ程ピッタリな人は他にいないでしょうww
(というか本人もわりと似てたりしてるよね^^)

OP曲もかなり耳に残る良い曲が多くて今でも歌えますよー^^

かなり若い世代以外は皆見た事はあるのではないでしょうか?

投稿 : 2024/05/25
♥ : 0

60.6 6 江戸時代アニメランキング6位
ムシブギョー(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (201)
1374人が棚に入れました
常住戦陣!
“死ぬまで勝ち続ける武士”を目指す月島仁兵衛は、江戸「蟲奉行所」でのお勤めを志願する。
人々の平和を守るため、強烈個性の仲間——孤高の天才剣士・無涯、発破のくノ一・火鉢、人斬り・春菊、陰陽師・天間——と、仁兵衛の戦いが始まった!

声優・キャラクター
KENN、明坂聡美、大久保瑠美、寺島拓篤、江口拓也、芹澤優、宮野真守、小山力也、福山潤、潘めぐみ、下崎紘史、関智一、高城元気、羽多野渉、クロちゃん、佐々木睦、俊藤光利、三木眞一郎、好川貴裄

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

セブンアークス規制解除 江戸時代ver 相手は人でなく蟲です。これゴールデンなのに放送ギリギリだった...

なのはやDOG DAYSでは空中機動がメイン
セキレイは地上戦がメインだった
じゃあ時代劇にしてやってみよう。元はサンデーでやってます。相手は蟲です

主人公の月島仁兵衛は「宇宙兄弟」の南波日々人をやってます。これも息が長いです
無涯は有馬哲平じゃんwww
春菊は比企谷八幡か、2期決定の
天間はルーキーズ
火鉢はミューズさんか(セブン・アークスとプリキュアは中の人でどうしても切っても切れないんですよ、作品内で必ず一人以上いるから)

OPはガガガさんが歌ってるのか。GITADORAにあったぞ。ADVでもまあまあムズい
後半はFREE蛇'Mさんという見知らぬアーティストではあるがスルメ曲だったwwwwww

初回
江戸に来たら来たらで迷ったwwwまあ初めてだからお約束だ
というよりも春さんの胸揺らして大丈夫か!?⇒大丈夫だ、問題ない
いやこれ問題あるって!!
あと白い液体もあったけど大丈夫なのか!?教育上の問題にならなかったのか!?

2話~ 皆の過去を暴く&カグラの如く衣服破壊はお約束
素振りはともかく覗くな馬鹿wwwwwwwwwwwwww
そして汚ねえ花火だ、しかも2回www

6話
長福丸ってルルーシュじゃないかwww
無駄遣いしていいのか!?www
それと人の話は最後まで)ry

7話
あんま胸見せちゃアカンって春さん!!これでも大丈夫の部類なんだろう
蟲奉行さんの声プリンセスさんじゃないか!

8話
やっと敵さん蟲狩のお出ましだ
とりあえず誘惑担当は蜜月っちゅうルーキーです
色気にウナギは定番www
たかだか水かけられた程度で対抗意識を燃やすなwwwwwwww
そしてふんどし脱ぐなwwwwwwwwwwww

10話~ 覚醒
蟲奉行さんの髪を咥えたら覚醒しただと...?
蟲狩を撤退させ最初のミッションは完遂した
謎解きはこれからだ&幸村達のお出ましだ

12話
親父いいいいい!!会えてうれしいぜ!!ちなみに声は冴島さん
どうやら覚醒中は記憶が途切れるようだ

13話
2クールでたまにある総集編です。でも何で風呂場でやるwwwwww

15話~ 真田十勇士 蟲ver.の推参
親父から過去の話を聞きました。
よしゃ紀州に行くか、奴らを叩くために
戦闘中に下着の露出は御遠慮頂きたいのだが...これでも大丈夫なレベルなのかwww
霧隠よ
アンタの幻術見極めさせてもらった
例え馬鹿だろうとそれを活力源として人は本気を出せるんだよ

22話 ジャスティスとは
そんなんねーよ。だって全がら全部正しいから。それを法で捻じ曲げても法自体正しいとは限らないから
あるのは悪故に性悪説だ
言い換えると「人は弱い」生き物だ
生きているからこそ必死で足掻いているのではないか?
生きることも戦いの一つだから

依存は自分を見失う
故に依存される人にならなければならないのか?物や人に頼っていてはいけないのか?
しかし、どの道を辿ろうと希望も絶望もないんだよねー
故に誰だって主人公になれるし、キャラをそう扱ってくれるかどうかは製作者次第なんだ(アニメの世界では)
人が正義や悪を掲げるのは勝手で構わない。それで話が面白くなれば尚更だ
人を思うからこそ、心に燃え上がるものがある。忘れるな

23話~ 蟲奉行の過去とラストパーリィ
蟲を助けたことにより呪いがかかり、家臣たちを殺した
それが忌まわしき過去だ
でも小さき蟲だろうと助けることは正しい
故に「蟲を否定する」っちゅう世界がおかしいんだ

さあラストパーリィを始めよう・・・
ああ、これもうマジや・・・何も言うことないわwwwww
でも火鉢の技の名前にツッコミが欲しかったwwwwwこれ絶対規制かかるってwwwwww

やっぱセブンアークスええわ

「死ぬまで勝ち続ける」
刻ませて貰った。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 15

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後の盛り上がりがいい!

一話であんまり面白くないと思って切ってしまった作品でしたが

途中からもう一度見るとやっぱり面白いと最後まで見ました。

最初のほうがあまり見れていないため後半なんでこうなっているんだと

思うことがありましたが、月島の人の平和を守るために諦めずに

無謀とも思える敵に立ち向かっていく姿はすごくよかったと思います。

最後は覚醒した力をコントロールして、仲間のため、全ての人のために

戦っているのには感動しました。

9/30 星評価変更、追記(7/29より)

OP『伝心∞アンチェインド』と『友よ』共に

結構良かったと思います。特に『伝心∞アンチェインド』は

良かったと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14

星の子チョビン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作漫画の大ファンですがアニメ版の綺麗に纏めた最終回は大満足です。

【鑑賞状況は?】
2013年の4月8日にアニメ放送開始から今週の第26話の最終回まで欠かさず観てましたが感動のフィナーレを無事迎えて感無量でございます。

覚醒した月島仁兵衛、記憶を失った蟲奉行様、抑えていた力を解放した真田幸村、井戸へ駆けつけた市中組の面々と熱くなる展開。
放送前は原作が終わっていない作品をアニメ的にどう落とし所をつけるのか?不安でしたがいざ放送したら夕方アニメらしい爽やかなラストで最高でした。
約半年の短い期間でしたがこれだけ素晴らしい内容と美麗な作画でアニメを製作したスタッフ陣には感謝しきりです。
ムシブギョーは原作漫画も面白い作品なので続編や再アニメ化の機会があればファンとしては嬉しいです。

【物語の評価は?】
夕方の子供向けアニメという事もあり際どい描写は薄まっちゃうかな?と思ってましたがしっかりと原作通りの流れで嬉しい。
それにアニメ版は現在週刊少年サンデーで連載中の常住戦陣ムシブギョーと、月刊時代の少年サンデー超のムシブギョーのストーリーを合わせた良いとこどりでファンとして満足な出来です。

【作画の評価は?】
作画は毎週安定していてキャラクターの表情の変化を観ているだけで楽しいですね!OPやEDの力の入れようもですが本編の戦闘であれだけ動いていて作画も崩れないとなれば最高評価をせざるを得ない。

【声優の評価は?】
キャストに関して今の夕方子供向けアニメで数多くの主役を務めるKENN氏を初めとする若手〜中堅の声優が占めていて大変若々しく、ムシブギョーという作品のフレッシュさと相性が合ってますね。
今週の放送で蟲奉行様を少年役のイメージが強い藩めぐみ氏が演じてましたがキャラクターの性格や雰囲気の作り方が上手く意外でした。

【音楽の評価は?】
OPテーマはガガガSPの元気な曲でこれから始まるぞ!と観ているこっちのテンションが上がって、EDテーマはi☆Risがしっとりと歌い上げもう今週はここで終わりなんだと実感し、劇中曲はあの織田哲郎氏が担当していて場面場面に合った曲作りで映像に自然と溶け込んでます。

【キャラの評価は?】
王道の熱い少年漫画が原作で夕方子供向けアニメといったら兎にも角にも主人公の月島仁兵衛が好きで好きで裏表のない天真爛漫な性格と身分や立場は関係なく困ってる人がいれば助ける彼の行動力にいつも助けられてます。
その為か周りの個性的な蟲奉行所他の同心達もスポットが当たりながらも次第に心を開いて行く様は観ていて気持ちが良いものですね。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

71.7 7 江戸時代アニメランキング7位
鬼平(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (248)
921人が棚に入れました
時は江戸後期。暴虐の限りを尽くす盗賊たちが、「鬼」と呼んで畏れる男がいた。「鬼の平蔵」こと火付盗賊改方・長谷川平蔵その人である。火付盗賊改方とは、一種の特別警察。江戸市中内外の犯罪を取り締まるだけでなく、他国に出て犯罪者を捕らえることもできる機動性の高い組織。しかし平蔵は職務に忠実なだけの固い男ではない。時として罪を犯した者にも情けをかけることがある。平蔵が許さないのは、非道。《盗人三箇条》――殺さず、犯さず、盗まれたら潰れるような店からは盗まない――から外れ、人の道に背く者には一切容赦はしない。

声優・キャラクター
堀内賢雄、朴璐美、浪川大輔、岩男潤子、千本木彩花、岡本信彦、水内清光、浜田賢二、木内秀信、飯塚昭三、細谷佳正、田中秀幸
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪党にも悪党のルールがある。それを踏み外せばただの外道に堕ちるのみよ

視聴終了しました。
基本的には、勧善懲悪の時代劇で、主人公の鬼平は賊を取り締まる側の人間です。
ルパンで言うなら銭形視点で悪党を取り締まっているような話なのですが。
時代背景的に法整備も裁判もそこまで整ってはいませんし、悪党の裁き方は基本、鬼平の裁量に委ねられているようですね。
で、盗人がすべからく悪かと言われるとそうでもない。
当時、裕福でない家は厳しかったでしょうし、生きるためにやむを得ずやったという人にはある程度情状酌量の余地を汲んでいるように思います。
その線引きをどうするかについては、おそらく作中にも出てくる盗人三箇条〈女は犯さず、殺さず、貧しい家庭からは盗まず〉が軸になっているんでしょう。そこが本作の特に面白いと感じた所でした。

そこで、各話の内容を並べてみますが……。
{netabare}1話。昔は盗みの三ヶ条を守っていたが、時間が経つとすっかり人が変わっていた悪党。てめぇのような奴は偽者だ! 同時期に鉄血を見てたので「綺麗なオルガだな」と思いましたw
2話。またしても押し込み強盗。昔は綺麗だった人が、札付きのワル女になっていた。どっちかが告白してたらこんな悲惨な事にならなかったのかな。
3話。剣に生きた凄腕の暗殺者が、今を女と共に生きようとするが返り討ちにされる。不意を付いても正当防衛になるかは、今だと結構微妙な気がする。
4話。盗みで人を殺す輩。女を犯す輩は問答無用で斬り捨てる。
6話。劣悪な輩に捕まった二人を救出する過程で盗みに加担する。役人がこんな事やっていいんかーいw バレたらかなりヤバいのではと思いました。
7話。DV親を殺害。境遇故の仕方ない行動だが、やむなく処罰。
8話。鬼平からキセルを盗む、なんとお咎めなし。
9話。これは回想なのですが、先生と認めるほどの男が盗みを働く境遇だったというのは、時代の辛さ故でしょうか。これは鬼平の人間性に影響を与えた話の一つと言う風に感じました。
10話。息子と育ての親を殺した小津屋の証文を破り捨てて復讐。この時、駆けつけるタイミングをわざと遅らせる。
11話。悪人から誘拐された娘を救出。妻の最初の男らしいが、それがどうした!
12話。同じ境遇だと思った罪人を助ける。罪人は逃亡するが、相棒(殺人犯)を捕えて戻ってくる。その後釈放。
13話。1話と違って人が変わってなかった。兄の理想と弟の現実がぶつかり合うかと思いきや、女を交えた三角関係だったというパティーン。畜生働きはいかんけどこれは弟の言い分もわかる気がするなぁ。{/netabare}
+αはあるんでしょうが。基本は、三箇条を破るか否かが判断基準になっているんでしょうな。
その上で、粋な結論に持って行かせる鬼平の心意気が毎話毎話とても面白かった。
無常観、救いのない話もあるでしょうが、その上で何を支えに生きるか。何を信じるか。当時の時代背景の中、生きる人達の心情を深く掘り下げてあって中々に興味深かったです。

ですが、作画に関しては当初褒めちぎっていたのに手の平返したくはないですが…。途中から落ちてきたなと感じました。
背景美術、キャラデザ、諸々素晴らしいのですがね。
作品の目玉と思われた殺陣作画が4話以降あまり見られなかったのは、ホントに痛いなと思いました。(1話の殺陣はマジに神だった。あのペースは流石に続かないか
脚本はどれも力を抜いているとは思えないですし、今クールではけもフレに並んで素晴らしいと思いました。(これとけもフレの脚本を比べるなんて、我ながらすごくおかしな話だと思いますが)
この手の勧善懲悪時代劇が嫌いじゃないなら迷わずおススメできる作品だと思います。

以下は視聴中の感想。
{netabare}時代劇も漫画も見てるわけじゃないんですが、鬼平犯科帳と言えばさいとうたかを絵のイメージがあったもので(笑
このキャラデザ、見た目はイノタケ(井上雄彦)っぽい感じですね。
いいんじゃないんでしょうかね~。流石に原作準拠のゴルゴ顔だと、アニメ視聴者層には受け入れづらいと思いますし、全然アリな路線かと思います。

江戸後期、主人公の長谷川平蔵を中心とした、盗賊をひっ捕らえる痛快劇。かつ、その中で描かれる人情系ドラマといった感じですか。
軽い気持ちで見たのですが……。これが中々どうして、面白いですね。

4話視聴。
いや~いい!本当にいい!
何がいいって、まあ脚本もですけど殺陣作画の良さですね。
この演出は確かにドラマじゃあ不可能ですね。
「斬られたァ~!」「ギャァ~!」とは言ってみても、あくまで芝居で、人がやってるから斬ってるふりしかできないというのは難しい所です。
しかしこのアニメは! アニメだからこそ表現しきれるところがあるッ! 飛び散る血飛沫ッ! 切られて吹っ飛ぶ腕ッ! 命の獲り合いとしての臨場感は抜群です。
しかもその作画を、自由自在のアングルから魅せられるってんだから堪らない。時代劇マニアじゃないですが、嫌でも魅了されちゃいます。

時代劇はドラマでやってろだの何だの言ってるトンチキは、まずこの殺陣作画を見てから言って欲しいものですね。{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 21

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

鬼の平蔵と悪党、部下、家族との心に染み入る人情劇

江戸時代の火付盗賊改め方(凶悪犯罪専門の刑事部隊の様な組織)の長官、鬼平こと長谷川平蔵の活躍を描く作品。

アニメ化にあたり、原題「鬼平犯科帳」から「犯科帳(事件簿)」を削ったのは、謎解きやサスペンスより、鬼平とそれにまつわる人物達との人情劇に的を絞ったからなのでしょう。
事実、原作の魅力はそこにあるので、アニメの尺に収めるよう巧く絞り込まれた脚本は秀逸です。

主人公「長谷川平蔵」は実在した人物であり、史実に基づいた平蔵の生い立ちや事蹟から、原作者の池波正太郎先生が着想を得て、リアリティのある人間味溢れた好漢として描いています。

鬼と恐れられる平蔵ですが、悪に対する正しさや強さだけではなく、若き日に鬱積し放蕩無頼をした経験から、人のつらさ弱さを思い量る事ができ、遊び心もわかる、硬軟併せ持つ度量の大きさがあります。
それでいて、過去の行いに悩んだり、家族や部下との接し方に迷ったり、完璧ではない人間らしさも見せ、憧れだけではなく親近感も感じて万人を魅了します。

また、1話完結の各エピソード毎に登場する人物も、悲喜こもごもの心情が丁寧に描かれ、悪事をはたらく者にさえ同情してしまうほど悲哀を感じ、鬼平との心の交流に毎話、胸が熱くなります。

時代劇は年寄りくさいイメージがあるかもしれませんが、私は、20代の頃に「鬼平犯科帳」の原作小説や実写ドラマにはまりました。
20年以上前の当時としても、それまでの勧善懲悪物の時代劇とは違う斬新さを感じたので、今作はアニメの新ジャンルとして、今の若い方にも是非観て楽しんでいただけたらと思います。

作画

キャラクターデザインは時代劇らしく渋めですが、鬼平は、実写の貫禄ある中村吉右衛門さんよりスタイリッシュでアニメらしいカッコ良さ。
個人的には、実写で故3代目猫八さん演じる密偵の彦十が好きだったんで、その雰囲気が一番出てるキャラ画がベスト!
女性陣は和装美人揃いで、お順の幼女っぷりもカワイイ♪

剣戟シーンのアクションは実写の殺陣の方が見応えがあるように感じましたが、今作の見せ場はソコではないので、人情劇の舞台となる江戸の町並みなどは丁寧に描かれていて、作品世界にどっぷり浸ることができ、作画全体は概ね良好だったと思います。

音楽

OP、ED共に時代劇ドラマらしい作りで往年の時代劇ファンがアニメを観ても納得できるのでは。
由紀さおりさんの歌唱も良かったけど、個人的には、自分が観た当時の実写ドラマのジプシーキングスのEDが、強烈に余韻感漂う曲で印象に残ってます。

声優

これは気合い入ってますね。主演の堀内賢雄さんをはじめ、洋画の吹き替えを長年されてる様な重鎮揃い!作品に重厚さを与えてます。
一話ごとのゲスト出演もベテランから話題の新人声優さんまで豪華です。

最後に

この1クールでは、原作の中から主に、平蔵をはじめ密偵達を含む部下や家族の主要登場人物を紹介する短編でシリーズ構成されましたが、100話以上ある原作には長編も含め、まだまだ観応え十分なエピソードが盛り沢山あるので続編の制作に期待します。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 18

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

健闘した

僕は時代劇を見る人間ではありません。
有名な映画をいくつか見たことがある程度なので、「鬼平犯科帳」も名前くらいしか知りませんでした。

それでも、親が時代小説好きだったり、僕も結構昔ですが池波正太郎さんの小説を読んだことがあったので、
話のタネにと軽い気持ちで視聴しました。

結論から言うと、放送前にあったであろうアニメファン・時代劇ファンの不安も、
ある程度は払しょくしたコンパクトな良作になっていたと思います。

原作を読んでいないので「原作やドラマとここが違う」みたいな話はできないのですが、
長めのエピソードを上手く1話にまとめることに相当苦労しただろうと思われます。

そんな中でも、僕のような「鬼平犯科帳シリーズ」完全初心者が楽しめたということは、
ある程度「成功した」と言っていいのではないでしょうか。

やっぱり堀内賢雄さんの声は最高ですね。
彼の声がこの作品の、かなり大きな柱になっていたと思います。

作画は劇画調で、「おもひでぽろぽろ」を思い出すほうれい線には好みが分かれるかもしれません。
僕も、子どもはもうちょっと漫画チックなデザインにしても良かったように感じないこともないです。

あと、モブCGですね・・・。画面の隅々までくまなくチェックしてしまう
僕のような面倒くさいオタクからすると、結構厳しかったです。
いっそのこと、モブも背景さんに描いてもらったほうが(背景の一部にする)
モブが動いていなくても見栄え的には好みだったかもしれません。

しかし戦闘シーン(特に序盤のエピソード)は、
ベテランのアニメーターさんが担当されていたということもあってめちゃくちゃカッコ良かったです!
この殺陣は一見の価値ありです。

放送が終わって、賛否両論が聞こえてきています。しかし、世間でよく使われている"賛否両論"が、
実際は"否"の方が多い(と思われる)傾向であるのに対して、
今作のレビューは本当の意味での"賛否両論"な気がしています。

もし、ある程度やっていける目途が今作で立ったのならば、
今回スポンサーでもあった時代劇専門チャンネルで定期的にアニメーション制作(企画)をするなど、
「時代劇アニメ」という意外と未開拓なジャンルが広がるきっかけになったらおもしろいなと感じています。
("特殊能力"とかが出てこない純粋な時代劇って意外と少ないですよね)



参考動画:「池波正太郎作品の映像化」→ https://www.youtube.com/watch?v=E6X_DMaznBM

投稿 : 2024/05/25
♥ : 15

64.2 8 江戸時代アニメランキング8位
キテレツ大百科(TVアニメ動画)

1988年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (121)
699人が棚に入れました
木手英一(キテレツ)は先祖キテレツ斎の残した「奇天烈大百科」を元に、武士の魂を持っているつもりのからくりロボット「コロ助」を始めとした発明品を次々に作り出す。ガールフレンドのみよちゃん、ガキ大将のブタゴリラ、トンガリらと共にキテレツの発明品が作り出す夢と冒険でいっぱいのストーリー。

声優・キャラクター
藤田淑子、小山茉美、杉山佳寿子、荘真由美、大竹宏、三ツ矢雄二、島本須美、屋良有作

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

☆コロ助ナリ~

「~ナリ」の話し方が面白いコロ助という
ロボットが可愛いです♪

ドラえもんから色をはがして髷と刀を付けただけ
みたいですけど愛嬌があっていいですね♪

キテレツ君をはじめメインキャラクターはドラえもん
を踏襲している感じですけど。楽しいです。


原作/藤子・F・不二雄

アニメーション制作/スタジオぎゃろっぷ

放送期間
フジテレビ日曜19:00枠1988.3-1996.6 全331話

*先駆けで1987.11.2スペシャル番組が放送(90分)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私的、藤子アニメ史上最高作。とにかく主要キャラ陣が凄くイイ味が出ていて本当に気持ち良く観れた!!それと音楽も主題歌だけではなく劇中曲もとても良い印象が残っていたのも今でも鮮明に憶えています!!

正直、同じ原作者の今でも超有名な22世紀発ロボットアニメ(TVシリーズは勿論個人的に映画版も…。)の主要キャラ達の何処かイマイチ好感が持てないのが何時も観ていて感じていたので、尚更、本作が強く良く見えた印象だったのを思い出します。
それ位にこのアニメの主要キャラ陣のイイ味は本当に強烈に残っています。物語自体も決して今のラノベ系のトレンド(て言っても流石に2020年代から枯渇すると思うが…)の主役側苦労ナッシングの楽チン無双完勝ではなく、ちゃんと起承転結しており、尚且つコミカルに描いていて毎回楽しんで観れました。ハッキリ言って21世紀初頭から(特に深夜系で)乱発している表面上のビジュアルが良いだけの中身の方はスカスカの内容超薄味アニメとそのキャラ達よりはこっちの方が断然観ていて全然面白い!!
後、音楽の方も各主題歌が名曲揃いだったのは勿論、劇中に流れるサントラも本当に良い曲が多かったのもプラスな印象でした。本当に1990年代前半から中期の日曜夜7時がとても楽しみであって、そして観終わって楽しめた!!
最後にお願いも込めての一言です。この痛快でイイ味出していた名作アニメのリメイク版の制作、そして放送や配信の実現を超切望します。何度もレビューで書いていますが、閉塞と混沌がかつて無く漂っている今の世の中だからこそ、是非、実現超切望です!!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 3

68.0 9 江戸時代アニメランキング9位
つくもがみ貸します(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
523人が棚に入れました
江戸は深川、仲町にて損料屋・出雲屋を営む、お紅と清次という姉弟がいた。 損料屋というのは、日用品から骨董品、そして美術品とありとあらゆる品をいく らかで客に貸し出す商いのこと。
ただこの出雲屋が取り扱う道具たちが、他の店のものと一味も二味も違うのは、 作られてから百年以上が過ぎ、魂を宿した「つくもがみ」という一種の妖のような ものになってしまっているところ。
お客の元に貸し出されては、色々な話を聞いて来て、噂話を繰り広げる 「つくもがみ」たち。人が良く情け深いお紅と清次は、そんな「つくもがみ」たちの 力を借りながらこの町で起こる大小さまざまな騒動を解決していく。
江戸の町に花開く「つくもがみ」と人間たちとが織り成す悲喜こもごもの人情噺、 骨の髄までとくとご堪能あれ―――。

声優・キャラクター
榎木淳弥、小松未可子、櫻井孝宏、奈良徹、仲野裕、平川大輔、明坂聡美、井口裕香、片岡愛之助
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

じわじわくる感じでお勧めは一気見です

<2018/10/15>
最終話見終えました。
素直に良かったです。

一話一話はお話の盛り上がりが感じられず平坦な印象のとこもありましたが、全12話通して観ると全てが最後の盛り上がりに繋がっていて非常に楽しめました。

結局は{netabare} 清次の独り相撲{/netabare} というか、{netabare} 「清次、しっかりしなさい!」{/netabare} というか。

お紅の{netabare} 各話での佐太郎や蘇芳{/netabare} に対するリアクションや表情をよくよく見てると、お話の帰結は最初からわかってたようなもんですが、でも予定調和というものは大事なものです。

お紅が最終話で清次とそこには居ない佐太郎に怒るシーン。
「え?なんでなんで?」となる清次の気持ちがよくわかります。
男って無自覚に{netabare} 好きな女性にはええカッコしたいもの。それが「筋を通す」{/netabare} という行動に現れるわけです。
それにブチ切れるお紅の反応も{netabare} 「あー、そうそう。女性にとって大事なとこはそこじゃないんだよなー」{/netabare} って納得。

これ、アニメで見てるからそう思うけど自分のことの時は全くわかんないんですよ、男は 笑

最終話ではさらにお紅の可愛さが増していきます。
{netabare} 自分のことを「姉さん」と呼び続ける清次にブチ切れるお紅。
「お前、もういい加減にしろや」という積もり積もった、伝わらない好意の裏返しの怒り。{/netabare}
めちゃくちゃ可愛いですね

そして最終話のクライマックス!
{netabare} 心配して駆けつけたお紅が清次に抱きつくシーン。
お紅の可愛さが炸裂した瞬間。{/netabare}

これを見るために全話を用意してるような作品です。

あんなお紅を見れただけで私は満足です。。


<2018/7/23初投稿>
原作は未読です。
まだ1話観ただけなので評価はデフォルトの3

NHKのアニメはちゃいちょい良い作品があり蔑ろにできないのですが、これはノーマークでした。

感想からいくと「これはいい」
妖怪的なものを題材とした落ち着いた雰囲気の作品には好きなもの割と多いのですが、これは自分が大好きなやつでした。

時は江戸時代、損料屋、つまり古道具を貸し出す商いを営む清次とお紅の姉弟が主人公の推理モノです。

二人が貸し出す古道具は人に愛され使い古され「付喪神(つくもがみ)」となったものばかり。
そんな付喪神たちが{netabare} 貸し出されるという態で情報収集に走り・・・{/netabare}

というお話なんですが、まずこの付喪神たちと姉弟の関係性がいいですね。
最初「まさかポケモンみたいに使役するのか?"ゲットなんやぜ"しちゃうのか!」とか思って観てましたが全然そんなじゃなかった。
姉弟との距離感は・・・それは観てのお楽しみということで。
ちなみに付喪神はみな楽しい個性がありキャラが立ってます。

あと謎の方ですが変にテクニカルに走ってないのが良い。
「真実は一つ!」みたいにやられたら興ざめ(いや、それはそれで面白いのか?笑)でしたが全然そんなではなかったです。
一話完結のようですが、謎解きというより問題解決というか、そう。
「神様の御用人」に近い感じでしょうか。

あと清次とお紅は{netabare} 血は繋がってないそうです。
阿良々木暦君なら「義理の姉なんざ・・・萌えるだけだろうがぁっ!」とか名言発射しそうですが、清次さんはもちろんそんなことは言いません。
つか言ったら世界観ぶち壊し。{/netabare}

この二人には他にも謎があるようで、そこら辺も含め今後楽しみです。

というわけで、まだ一話しかみてませんが。
自分の中では「今季一番気になる作品」に躍り出ました。

<2018/8/7追記>
3話までみました。
原作読んでないですが1話は端折った印象が拭えず少し不安あったのですが、2話以降話の進み方も落ち着いてきた感じします。
時代考証もしっかりしてるようでそういう意味でもNHKらしい。
少し淡白にも感じますが今期他に見てるのが濃い味のが多いので助かります。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

7月期スタート原作付き最後の大物。快調にスタート!→最終回: 良いアニメ化でした!

個人的には7月期放送前期待度No.1でしたがレビュー書いていないうちに気がついたら始まっちゃっていました。大変申し訳ありません。

なお、原作未読の場合は書籍シリーズの公式ホームページだけでなくアニメ公式サイトも含めてわりと重大な気がするネタバレがある気がするので、書籍関連の詳細な情報は調べない方が良いかも。

原作は畠中恵(はたけなか めぐみ)作の同タイトル小説『つくもがみ貸します』で、<つくもがみシリーズ>として『つくもがみ、遊ぼうよ』という続刊が出ています。どちらも角川書店から単行本で出版された後、角川文庫からの文庫版が出ています。

出版経緯から角川文庫になってますけど、作品の雰囲気的にはメディアワークス文庫とかっぽい気もしないでもありません。

アニメ開始に合わせてコミカライズ版の連載も『かくりよの宿飯』などと同様に「B's-LOG COMIC」で始まっているっぽいですが、守備範囲外の雑誌なので読んでません(笑)。

江戸時代に損料屋(今でいうレンタルショップ)である出雲屋(いずもや)を営むお紅(おこう)と清次(せいじ)という姉弟が主人公で、実はただの損料屋ではなく付喪神と化した道具を貸し、それらが得てきた情報を元に相談事や事件を解決していくという安楽椅子探偵ものっぽいお話です。

もちろん「付喪神」がもう完全にオカルト要素なので、ノックスの十戒的にはミステリーではありませんが一応軽い推理要素があるのと、人情・情緒的なストーリーがウリだと思います。

もしかしたら前後編とかはあるかもしれませんが、アニメは基本的には1話完結方式で進んで、『つくもがみ貸します』の範囲で納めてくるんじゃないかと思います。250ページ強の原作を1クールだと、尺的にはわりと余裕はありますかね。

「キャラクター原案: 星野リリィ」ということでこの辺りも個人的には好みです。付喪神たちのデザインはわりと原作カバーイラストを踏襲している気がしますが、お紅と清次は全然違いますね(笑)。

1話目を観た感じでは、かなり好印象でした。さすがはNHKといったところでしょうか。

2018.10.15追記:
第12話(最終回)を観終りました。原作がそうだからと言ってしまえばそれまで(原作は角川つばさ文庫入りもしている)ですが、視聴対象として老若男女問わないとてもNHK制作らしい良い作品だったと思います。

最終回としてのお話のキリも良く、視聴満足感の高い作品に仕上がっていますね。

本作の独自性ひとつに、背景美術も含めた作画があったと思います。ポップイラストのような鮮やかな色使いと陰影を付けない彩色、そして塗りの境界線や輪郭線を引かないのが特徴的なでした。

もしかしたら版刷りだった浮世絵などを意識してのものだったのかなとも思いますが、アニメでここまでポップな作画の作品は近頃あまり見かけない気がして、こういう絵が好きな私は勝手に盛り上がっていました(笑)。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 37
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

よし、話をまとめよう!

原作未読。最終話まで視聴。

【あらすじ】
江戸の深川にある古道具屋兼損料屋「出雲屋」には、100年の時を経て付喪神と化した古道具が数多く置いてある。噂話が大好きな付喪神たちは、貸し出された先々で様々な噂を聞きつけては、それを話題の種とする。彼らの声を聞くことが出来る出雲屋の清次とお紅は、彼らが拾ってくる騒動を解決していく・・。
(wikipediaより抜粋)

【感想】
結論から言うと、お気に入りの棚へ直行です(笑)。
世界観、登場人物、物語のテンポ・・・、全てがとても心地よい作品です。
こういう感じ、大好物なんです(笑)。

ざっくり言うと、清次とお紅が付喪神を駆使して騒動を解決していく物語なんですが、各々の関係性が面白い。

【各々の信頼関係が心地いい主人公たち】
清次とお紅は付喪神たちの声が聞こえるし、付喪神たちもそのことを知っている。
{netabare}だけど、『2人』と『付喪神』は、直接話しかけることは決してない。
だけど、『2人』と『付喪神』は、”聞かれていることを前提に”会話をし、巧みに情報を交換していく。
『2人』は、巷の騒動を『付喪神』に聞かせ、『付喪神』たちは、貸し出され、情報収集に当たる。{/netabare}

少し、SF要素を含んだ推理物といった風情でしょうか。

清次と付喪神たちから、とても愛されているお紅。
お紅と付喪神たちから、とても信頼されている清次。
そして清次とお紅から、とても大切にされている付喪神。

各々の信頼関係がとても心地よい作品です。

【脇役も魅力的で心地いい】
主人公以外の登場人物も魅力的。
勝三郎、早苗、幸之助、おはな、そして半助・・・。
出雲屋の『2人』と、『付喪神』を縁に知り合った面々。

”笑い”と”騒動”。
物語に良いアクセントを与える存在。

【色鮮やかな作画も心地いい】
『江戸時代の街並みって、こんなに色鮮やかだったのかな?』
というくらい、色鮮やかで綺麗な作画でした。
街並みを一見するだけでも、”見る価値あり”な作品だと思います。

【心地いい最終回】
とても良いエンディングだったと思います。
{netabare}(未視聴の方は飛ばして下さいネ)⇒{netabare}収まるべきところに収まった、{/netabare}{/netabare}とても心地の良い最終話でした。
最終話とはかくあるべきだと思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 35

62.0 10 江戸時代アニメランキング10位
京極夏彦 巷説百物語(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (79)
514人が棚に入れました
妖怪小説の大家、京極夏彦作品初のアニメ化。
時は幕末、「百物語」の開板を目指す物書き志望の若者、山岡百介は、旅の道中で、又市、おぎん、長耳という妖しげな3人組に出会う。
彼らは、さまざまな罪を犯した者たちをその手で裁く『闇の仕掛け人』だった…。

声優・キャラクター
中尾隆聖、小林沙苗、若本規夫、関俊彦

負け猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今の法律を考えてしまうよね

友人「こんなん誰が読むん(笑)」
私 「・・・・・持ってるねんけど。」
友人「・・・」

となるくらい原作はすごい人を選ぶような雰囲気漂う作品。

それがアニメ化と聞いてすごい楽しみにしていました。

おおまかな流れは、人では裁ききれない罪を、妖怪の仕業に見立てて裁いていくといった内容です。

原作とは結構違う作りになっていましたが、1つ1つの話しの流れはほぼ同じでした。

また独特の作画によりオドロオドロしさをかもしだしています。

地獄少女(←個人的には苦手)が好きなら結構観れると思います。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 8

fa101500 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

見るか悩んでいる人に向けて

 原作は、小説でタイトルにある京極夏彦先生が作者です。私は、キャラクターデザインが好きになりアニメから観たのですが面白かったです。怪談の話と共に流れる奇妙な噂からどのような事件になるのか、百介はどのような選択をするのか1話ごとに変化していく百介の揺れる点に注目すると楽しめるのではないかと思います。
下記は、簡単なストーリーのあらすじです。
舞台は、江戸時代末期で、主人公の山岡 百介は、怪談話が好きな青年であり、仕事は物書きである。物書きのアイディアを得るためか一人旅をしていたが、雨が降ってきたので立ち寄った宿先から物語は進んでいく。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

チィ千 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

隠れた異色のホラーアニメ

こちらの作品は約10年前以上のアニメなのですが、独特な世界観がめっちゃいいので涼しくなりたいときに見るのがオススメ。
良い点
・百物語を題材としたホラーアニメ
・独特な世界観が病み付きになる雰囲気
・一話完結で、どれもゾッとするほどの恐怖感を味わえる
・声優陣が豪華でレジェンドが多い
悪い点
・人によっては好き嫌いが別れる(絵的に)
・暗すぎて見にくい
・ホラーなのでゴア描写やグロ描写や後味が悪い話があるのでトラウマになる人もいるかも(全体的に暗いのでそこまできつくない)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

58.0 11 江戸時代アニメランキング11位
バジリスク ~桜花忍法帖~(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (132)
474人が棚に入れました
慶長の世に起きたる三代将軍世継ぎ争いは、甲賀、伊賀の忍法殺戮合戦へと飛び火、それは凄惨を極めた。散り行く花弁たちの中にあり、愛に生きようとした男と女もまた、儚くも美しく散った――が、しかし。伝え聞くところ、服部半蔵が継子・響八郎の手によって、つかの間か、永劫か――二枚の花弁は生を与えられ、忘れ形見をまた2つ、残したという。甲賀八郎、伊賀響。それぞれに父、母に良く似た眼を持って生まれた宿命の子供たち。
時は寛永、太平の世。忍びはもはや無用の長物、行く末は陰り行くのみ。“血”と“力”によってなんとかその礎を磐石なものにせんと、甲賀、伊賀の者達は八郎、響にあることを望んだ。
“契り”――実の兄妹にして、二人は契りを結ぶ宿命を背負わされていた。
宿命に翻弄され、迷い生きる八郎と、己の深き真情に従い、愛に生きる響。二人が織り成す生の先には、未知なる現象“桜花”が生まれ、其処に乱世の影がにじり寄る…

声優・キャラクター
畠中祐、水瀬いのり、桐本拓哉、山口りゅう、藤翔平、チョー、さかき孝輔、茶風林、櫻井トオル、落合福嗣、市来光弘、三木眞一郎、早見沙織、上田麗奈、佐倉綾音、名塚佳織、豊永利行、土田大、佐々木梅治、堀江由衣、土師孝也

63.9 12 江戸時代アニメランキング12位
陸奥圓明流外伝 修羅の刻(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (90)
473人が棚に入れました
『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』(むつえんめいりゅうがいでん しゅらのとき)は川原正敏による格闘・歴史漫画作品、及びこれを原作とする小説・TVアニメ。
時は江戸時代初期、徳川幕府における諸国統一がなされたばかりの日本国内は、いまだ乱世の夢を見果てぬ者達が己の腕を競い合い、命を賭ける時代でもあった。
それら兵法者、第一の呼び声も高い時代の巨漢"宮本武蔵"が"修羅"と出遭う。最強の男を目指す者達の宿命の対決が始まる。

声優・キャラクター
高橋広樹、松山鷹志、菊地こころ、升望、石原凡、遊佐浩二、鈴木真仁、渡辺浩司、竹本英史、宮澤正、亀山助清、郷田ほづみ、遠藤章史、中村悠一、楠大典、外波山文明、平田絵里子
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

陸奥の夢

一子相伝
世代を超える強くてかっこいい爽快アニメ
{netabare}
・第一部 宮本武蔵編 【宮本武蔵】(1~7)
・第二部 寛永御前試合編 【柳生十兵衛】(8~14)
・第三部 風雲幕末編 【坂本竜馬】(15~26){/netabare}

歴史に語られない無名の猛者がいた
・るろうに剣心⇒人斬り抜刀斎(飛天御剣流)
・修羅の刻⇒無手最強(陸奥圓明流)

己の腕を競い合い命を賭ける時代、こんな方が実際いてもおかしくない。

10年待ったが2期がない・・・
この先あると信じ
刮目して待て!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 9

おじゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

心昂ぶる作品

主は原作の漫画を初期のころから愛読しておりとても好きな作品です。
アニメも視聴したが中々の出来具合に感激。

この作品は修羅の門という格闘漫画の外伝で、平安から続く陸奥演圓明流という素手で戦う無敗の格闘術を使う一族を主人公として歴史を絡めた作りになっていて、本作では宮本武蔵、柳生十兵衛、坂本竜馬・新撰組の時代の3部構成。で!なにがいいってムサシだぜ?柳生真陰流に坂本竜馬、土方歳三だぜぃ!?それらと絡んで戦うなんて浪漫を感じる。更に言うと下手に歴史から外れた作り方をしてないところ。ココが重要!史実に絡められた作りである事が興ざめしないで見ていられる。

ちなみに原作はもっと沢山あってどれもこれもムネアツな作品ばかりです。
1部 宮本武蔵 
2部 坂本竜馬、新撰組
3部 アメリカ西部劇
4部 柳生十兵衛
5部 源義経
6部 織田信長
7部 西郷四郎
8部 雷電為右衛門

3部のアメリカ西部劇なんてもう漫画読みながら泣きました・・・。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シンプル・イズ・ベスト→若い世代には逆に新鮮かも

【レビューNo.19】(初回登録:2023/1/12)
コミック原作の2004年作品。全26話。
これ見つけたときは「こんな作品もアニメ化されてたんか!」って、めっちゃ感動したな。

(作品概要)
「陸奥圓明流」・・・それは無手(武器を使わない)での殺人技を極めた古武術。
その継承者である陸奥一族の末裔が、現在において最強の敵を求めて様々な格闘家と死闘を演じる
物語を描いたものが「修羅の門」という作品になります。そんな主人公の決め台詞
「陸奥圓明流千年の歴史に『敗北』の2文字はない」
その千年の歴史を描いた「修羅の門」の外伝にあたるのが、本作「修羅の刻」となります。

(作品の魅力)
・歴史上の剣豪との熱い死闘
 アニメでは宮本武蔵、柳生十兵衛、新選組といった江戸時代の剣豪との「無手 VS 剣術」の熱い
 死闘が描かれます。ちなみに剣豪達が生きた時代がそれぞれ異なるので、主人公はその時代に生
 きた「陸奥」を名乗るものになります。まあ陸奥圓明流で闘うので主人公が変わっても戦闘スタ
 イルは変わらないんですけどね。
・すべてがシンプル
 ・闘う理由がシンプル
  「己より強い奴を喰らうのみ」理由はこれだけです。
  「世界を救う」「愛する人を守るため」そんなものは不要です!
  ただ強さだけを求めて互いの命を懸けるのです。
 ・バトルシーンがシンプル
  リアル系のバトルものなので、刀から水や炎が出たりしません!異能力もないので魔法陣なんか
  も使えません!鋭く迫る刃をかわし、拳を撃ち出し蹴りを繰り出す。過剰なエフェクトもなく実
  にシンプルです。それでも見応えがあるのです。  
・最終決戦に至るまでの物語も面白い
 死闘がメインといってもずっと闘っているわけではありません。強敵とのファーストコンタクト
 をはじめ、歴史的な背景なども織り交ぜエピソードを盛り上げながらクライマックスへ向かう。
 実史を上手く取り入れながら物語を展開しているので、その辺りも楽しめます。
・ヒロインも登場するよ
 上述過程で物語に花を添えるよう、ヒロインが登場します。
 (というか、ヒロインといる時間が結構長いw)
 まあ物語の性質上「子をなし次世代に継承していく必要がある」っていうのが大きいんだけど。
 最後にヒロインと結ばれることにより、その物語が紡がれるのです。
 ヒロインもその時代を生きた女性ということで毎回変わります。

アニメの世界にも流行りというものがあります。今やバトルものといえば、ゲーム世界や異世界、それ
に現世であっても異能力といったプラスアルファを付加した作品ばかりとなりました。その方が戦闘
スタイルのバリエーションが増え、いろいろなエフェクトも付加しやすく見映えのいいバトルシーン
か作りやすいのでしょう。でもそのような作品ばかりに食傷気味という方もおられるのでは。
今のアニメ基準からすると粗があるのも確かですし、原作の緊張感等を十分引き出せているかといえば
不満な点もあります。
しかしその点を差し引いても、時代を越えた色あせない面白さがこの作品にはあるといえます。
特に若い方には「ひと昔前のアニメの世界観」を楽しんでもらえたらと思います。

(追 伸)
ファンとしては本家「修羅の門」のアニメ化を期待したいところだが、正直かなり難しいと思います。
本作の持ち味を「無手 VS 無手」で描くのは、かなりハードルが高いなあっという印象です。
それにバトルシーン以外の物語性が「修羅の刻」に比べ数段劣るし・・・
そういう意味では「無手 VS 剣術」で見映えのするバトルシーンがあり、一般に馴染みのある江戸時代
の歴史を上手く物語に取り込んでいる「修羅の刻」の方をアニメ化したのは正解だったのかなっと。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5

61.6 13 江戸時代アニメランキング13位
大江戸ロケット(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (56)
313人が棚に入れました
天保十三年・初夏──。
時の老中・水野忠邦の発した天保の改革によって、華やかなるもの贅沢なるものが御法度となった江戸の街。花火職人の玉屋清吉は、そんなご時世にあってもなお、まだ誰も見たことのないドデカイ花火を作ることをあきらめてはいなかった。江戸の片隅で花火を打ち上げては、役人から逃げ回る研究の日々──。
ある夜、二匹の人外の獣が目付黒衣衆によって、捕らえられようとしていた、青い獣は撃ち取ったものの、白い獣は闇の彼方へ逃げ去ってしまう。白い獣を逃したきっかけとなったのが、誰あろう清吉の打ち上げた花火であった。

声優・キャラクター
沢海陽子、藤村知可、山寺宏一、朴璐美、釘宮理恵、川島得愛、早水リサ、てらそままさき、橋本じゅん、山田きのこ、鈴木清信、ふくまつ進紗、佐藤智恵、小西克幸、佐藤ゆうこ、若本規夫、真堂圭、小笠原亜里沙、納谷六朗
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