沖縄で漫画原作なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの沖縄で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月20日の時点で一番の沖縄で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.2 1 沖縄で漫画原作なアニメランキング1位
はるかなレシーブ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (445)
1634人が棚に入れました
東京から沖縄に引っ越してきた高校2年生、大空遥。いつでも明るく前向きな遥だが、彼女にはコンプレックスがあった。
それは普通の女の子より身長が高いこと。

一方、遥を空港に迎えに来た彼女と同い年の従姉妹、比嘉かなたにも悩みがあった。
かなたは身長が伸びなかったせいで、大好きなビーチバレーを諦めてしまった過去を持つ。
そんな凸凹な2人が、ふとしたきっかけでビーチバレーのペアを組むことに……。

広い砂のコートに味方はたった1人だけ。何よりもパートナーの存在が大切なビーチバレーで、2人はどんなプレーを見せるのか!?
真夏の太陽が照りつける沖縄のビーチで、今、少女たちの汗と情熱が輝き始める!!

声優・キャラクター
優木かな、宮下早紀、種﨑敦美、末柄里恵、島袋美由利、伊藤かな恵、木村千咲
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はるかな“る”レシーブ

2018.09.26記


原作未読 そもそもきらら系なるものを本作で知るに至った私


この夏、『ISLAND』『ぐらんぶる』と合わせて“海”“太陽”を感じさせてくれた作品。
徹底ぶりなら断トツで、ぜひ真夏に観てほしいなと季節指定をしたいくらいの海と太陽っぷりでございます。

舞台は沖縄。ビーチバレーを題材としているためそのまんまビーチが物語場面の多くを占めることになります。つまり背景はほぼ砂浜と海と空と太陽。
当然、毎回水着回となるわけですが、このへんは様々な角度からの熱の籠ったレビューが百花繚乱状態ではあり、下・・・いや舌っ足らずの私がひと皮剥けたレポートをできるか自信がないので、いったんそちらにお譲りしたいと思います。 ゴホン・・・


あらためまして、実はこれ苦手な部類のキャラデザインでした。
萌え萌えきゅんきゅん過ぎてもしんどいなぁと思いながら、とかくビジュアル重視な進行なら完走も覚束ないだろうよ、という視聴前のスタンスです。

しかして、なんのトラブルもなく毎週楽しみにしながらの完走です。
音楽に引っ張られました。特に試合時の劇伴は一聴の価値ありです。
ビーチバレーやってる時の作画もアングル含め、ボールの回転や砂の飛び散り具合などこだわりを感じました。
そして、意外と(失礼!)ストーリーもまじめで組み立ても無理がない。


登場人物はメインの二人、親の海外赴任の影響で東京から祖母のいる沖縄へ越してきた主人公大空遥と、祖母と同居する従妹の比嘉かなた。
遥は第一話冒頭の空港にて自身の長身を気にしている描写があり、かなたは背が伸びなかったことを気に病んでいるのがわかりやすい。闇はこっちが深そうだ、という凸凹コンビの活躍が描かれることになります。

『世の中には二種類のスポーツがある。個人競技と団体競技だ。そして、団体競技の中でも二人でしかできないスポーツ。それがビーチバレー。広い砂のコートにたった二人だけ。だから私たちはかけがえのない一人を選ぶ。』

第一話アバンで提示されたのは競技の性格と本作のテーマ。
はるかとかなたがお互いにとってかけがえのない一人になっていく過程をわりときちんと描いてます。
スポ根の定義によりますが、努力・友情・勝利の友情部分にスポットをあてた印象、かつそんなにどぎつさもないし、ライバル含めての人間関係もギスギスしてません。絵面と合ってます。
友情を前面に出すとともすればクサくて見てられなくなることもままありますが、本作では自然に受け止められました。これは、“二人でしかできないスポーツ”ビーチバレーの特性をうまく活かしたからだと思います。複数人数の団体競技や個人競技で友情特化型の物語にしてしまうと、だいぶ違った印象になるでしょう。

また、日常回をほぼ飛ばして「関係の構築」「上達のためのetc」「試合」に時間を割き、全12話でひとつの結末を迎えるシンプルな構成も良かったです。

音楽はとてもノリが良い感じ。OPのケツドラムみたいな打ち込み音は“THE夏”感満載で好印象。劇半も基本的にはラテンと沖縄音階を引用し、いわゆる“踊れる”仕上がりです。イメージしたのリゾートのクラブあたりでしょうか。端的にこう思いました。


 あぁーー IBIZA 行きたい


キャラもはるかなペアよろしく、複数のペアが登場し、そこでの一対一の関係やストーリー進行上の役割付けなどこれまたいい感じ。

・なるあやペア
・エクレアペア
・あいまいペア
 {netabare}インドアとビーチの違いの説明役。それと身長がなければ超えられない壁があるという残酷な現実や、リベロとしての自負がある舞とパワーアタッカーというこれまでの存在意義を捨ててポーキーという武器を磨いたかなたとの対比など、かなたを引き立てる役回りを担ってました。{/netabare}
・ようかんペア
  {netabare}作中省略されたはるかなペアの上達ぶりを説明する役回りを担ってました。マリッサとの練習が活かされてる描写ではチーム力が底上げされていることを、はるかのブロックにクレアの面影を見たり、連続ブロックポイントをあげた描写でははるかのブロックがいかに強力かを見せつけ、決勝のあのシーンの伏線となりました。{/netabare}


表だったペア以外の組み合わせも着目というか本流だったりしますね。
 ※さらにネタバレ要素有りのため視聴前は未開封推奨

■はるかとクレア
{netabare}似たもの同士。はるかに稽古つけるのって常にクレアというのが良いです。
始めての練習でいの一番に取り組んだのがブロックなんですよね。オフシーズンのマリッサを呼び戻したのもクレアだし、かなたの復帰が嬉しかったとはいえ、新造コンビの上達を誰よりも願って身を割いてくれたからこそ、決勝対決となった試合ではるかがブロックで試合を決めたことと、決勝戦後のエクレアのシーンが引き立つわけです。{/netabare}

{netabare}さらに、ビーチパーリーの時に二人きりになってエクレアのシュシュをはるかに託すところ。東京からの転校生で唯一人地元民ではないはるかに託すなんて仲間になったんだなぁというのと、クレアからはるかへだからこその重みを感じます。
第一話アバンに戻ると、このクレアから託されたシュシュをつけてるカットから始まり、前述のナレーションが流れるので軽く鳥肌が立ちます。{/netabare}

{netabare}蛇足ですが、某吹奏楽アニメのオーボエ吹きの子にすっかりやられた身としては、よくしゃべる役柄を演じられてる種﨑敦美さんを終始尊いと感じながら視聴してました。{/netabare}


■かなたと成美
{netabare}むしろ本作はこの二人のレシーブ(取り戻す)物語なんじゃないかと思ってたりします。
かけがえのない一人に背を向けたかなたと背を向けられた成美の二人の心情描写により多くの時間を割いてました。作中のシリアスパート担当の二人です。{/netabare}
{netabare}彩紗にかなたと組むことを止められたはるかがその提案を断るのを後ろで聞いていたかなたさん。もう一度ビーチバレーに向き合うことを腹に決めある決意をします。それは成美とのコンビ時代の水着(小学生時代ってことですよね)を着てリベンジマッチに挑むこと。これは背を向けたあの日から始めよう、サーブレシーブから逃げたあの日からもう逃げないとの意思表明でした。決して成美との決別ではなく、成美への信頼の表れなんでしょう。対して成美はかなたの水着姿に軽く動揺し、さらにサーブレシーブを取りにいったかなたの姿に複雑な反応。ただ二人とも前を向いて動き出しました。
それと、wikiチラ見したら彩紗がインドアからビーチに転向した理由って身長もあったみたいで、はるかへの提言にも背景があったということです。
{/netabare}

{netabare}ここからかなたは背を向けた負い目を克服していく。
成美は背を向けられた悲しみを乗り越えていく。
「二人で一緒に目指そうよ、日本一」
「かなたがそう言うなら、信じてみようかな」
「ほんと?約束だよ!」
「うん」
半年後、正月の那覇空港で「約束を守る、今度ははるかと」と告げるかなたへ、成美は振り返らず約束の小指を立てて搭乗口へ向かう。

約束。それは形を変えてコートを挟んで同じ舞台に立つその日まで。。。

この二人が主人公と勘違いしてもおそらく誰も文句は言いません(笑)
{/netabare}

{netabare}こちらも蛇足なんですが、 成美役の島袋美由利さん。同クールのなにかと比較対象に挙げられた『はねバド!』の荒垣なぎさ役もやってました。二人とも似たような役柄なのにはっきりとわかる違いをつけてきました。ちょい注目です。{/netabare}


最後に、、、
このように一対一に焦点があたりがちな作品の中で、しーちゃんは繋ぎ役としての任務を全うしました。しーちゃん登場回からEDの絵が少し変わります。寝ていたはるかを起こして、おそらくループしてくか次に渡すのかするのでしょう。彼女の役回りを示唆する絵にクスッとした次第です。



夏を存分に感じるのもOK!
水着姿や百合にブヒるのもOK!
だがそれだけではない、意外と丁寧に描かれた作品です。

まぁそういって熱弁振るってる私がそうとうブヒってるんだろうな ww


続きも充分あり得る最終回でした。
もし2期をやるならきっと観ると思います。


-----
2019.03.09追記
《配点を修正》


放送から半年ほど経ってふとあまり耳慣れなかった声優さん達どうしてるかな?とwiki見てみた。※TVアニメ(2018秋、2019冬)の出演

優木かな(大空遥役)・・・なし
宮下早紀(比嘉かなた役)・・・「荒野のコトブキ飛行隊」のモブ
末柄里恵(エミリ役)・・・なし
木村千咲(しーちゃん役)・・・なし
島袋美由利(遠井成美役)・・・2019春に主役級内定。モブ出演多数(寄ジュリ、吸血鬼さん、ツルネ、学園BASARA、ゴブスレ、コトブキ、revisions)

2018夏のお気に入り作品。出演声優さん達のご多幸をお祈りしているわけですが、なかなか業界の厳しさが垣間見える結果ではありますね。
そしてやはりというか島袋さんは順調にキャリアを重ねているようです。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 65
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

青いままでいこう

きららフォワード連載。

世界が美しいのは四季があるから。
季節感溢れる作品はいつも素敵です。
健康的でさわやかな水着少女と、
澄みわたる真夏の青空、海、砂浜、
ビーチバレーで青春を謳歌するひと夏の物語。
そして妙にリアルなもぎたてフルーツ。
渇いた心に夏の水分補給、
夏の数だけ青春はあるのでしょう。

9話視聴追記。
得意の分野ではないのに観ています。
これ程のビーチに人がいないのが謎ですが、
綺羅やかな青春、サイダーのようにはじける、
やはり夏らしい作品は美しくて好きだ。

最終話視聴追記。
全編やや駆け足に感じますが、
{netabare}終わるならここしかないでしょう。
これが逆の結果でも面白いと思います。{/netabare}
良い思い出はアニメの中に。

そこそこ楽しめました。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 66
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ビーチバレーという難しい題材

アニメーション製作:C2C
監督:窪岡俊之、シリーズ構成・脚本:待田堂子
キャラクターデザイン:小田武士、原作:如意自在

きらら系スポーツ漫画のアニメ化。
沖縄を舞台に真剣にビーチバレーに取り組む
女子高生たちが全国大会に向けて頑張るストーリー。

沖縄の透き通るような海辺。
のんびりとした雰囲気の漂う家並み。
そこに東京から少女がやってくる。
遥という名前の彼女は、いとこのかなたの心を動かし、
ビーチバレーの世界へ飛び込むことになる。

視聴前から思っていたのが、これはかなり難しい題材を
アニメ化したなということだった。
スポーツの魅力という部分ではバレーボールとほぼ同じで
『ハイキュー』に似通ってしまうこともあるし、
プレイヤーが2人しかいないため、
試合を描いたり、その面白さを表現するのは、
並大抵のことではないと感じていたからだった。

そして私は1話目からつまづいてしまった。
全国大会で優勝した、かなたの元パートナー、
遠井成美と素人の遥が試合をすることになるのだが、
この展開や演出に無理がありすぎる。
成美とかなたの因縁があったとしても、
もう少し納得できる話にできなかったかと思ってしまった。
これだと、いじめにしか見えない。

また、私がこの作品で注目していたのは、
身長が伸びなくてビーチバレーを諦めてしまった
かなたがどのようにしてビーチバレーに向き合うのかだったのだが、
ここについても納得できる答えは示されなかった。
身長の低いかなたが、ほかのチームと互角に戦うためには、
何らかの武器が必要になってくると思うのだが、
最後までそれは提示されず、何となく克服してしまう。
かなたのこれまでの悩みはいったい何だったのか、
私には全く分からなかった。

スポーツというのは気持ちが吹っ切れたからといって、
それだけで、すぐに何かが解決するようなことはない。
技術や体格、運動能力の差がはっきりと表れるのが
スポーツの残酷な面であって、素晴らしいところでもある。
相手を信頼するということだけで手に入れらるような種類のものではない。
そういう意味では、何かを必死になって手に入れなければならなかったのは、
初心者の遥はもちろんだが、かなたのほうが重要だったと思うのだ。

{netabare}そもそも競技者が2人しかいないビーチバレーにおいて、
1人がアタックを打たないで、ポーキーばかりで
(握り拳から中指を出す形で打ち、ブロックをかわして、
その後ろに落とすビーチバレーの技のひとつ)
相手を翻弄することなどできるのだろうか。 {/netabare}
『ハイキュー』の日向と影山とまでとはいかないまでも、
何かの武器を手に入れるという手法をとれば、
まだ納得できた。例えば、かなたの読みが練習によって
素晴らしくなり、身長が低くてもカバー力が半端ではないという
設定でも良かったかもしれない。
しかし、今の描き方だとスポーツものとしては
甚だ説得力が足りないと言わざるを得ないだろう。

また主人公の遥という人間像が見えてこない。
彼女は、なぜここまでビーチバレーに夢中にならなければ
ならないのかが分からないのだ。
これは、この作品の大きな欠点のひとつといえるだろう。
中盤で登場した大城あかりについても消化不良だ。
唯一、シークワーサーの歌だけは良かったが、
パートナーもいないで部に参加して、何を楽しむのだろうか。
彼女の登場は、遥とかなたの試合を応援する
第3者の視点という役目を負わされているだけのように思える。

{netabare}指摘を始めるとキリがないのだが、
遥とかなたのペアはなぜ全国2位の
紅愛と恵美里に勝つことができたのかも分からなかった。
ドライブサーブが打てるようになったから?
運動神経の良い子が1年で急成長するのは、
あり得ることなのだが、そこに説得力がない。
また試合のシーンが致命的に面白くなかったため、
物語に入り込むことができなかった。 {/netabare}

マイナスポイントばかりを挙げてきたが、
キャラクターの作画は安定して良かったし、
沖縄の海や風景も丁寧に描いていた。
OPとEDは爽やかで聴きやすい曲だ。
劇伴は『プラチナ・ジャズ』シリーズで知られる
ハウスDJのRasmus Faberが担当しているだけあって、
全体的にまとまっていて、カッコ良かったと思う。
胸が揺れたり、お尻をアップにするシーンの作画が
安定していて多かったのも男子にとっては美点といえるかもしれない。
しかし、やはりスポーツアニメとしては、
個人的には残念な出来という評価になってしまった。
私のような視点で楽しむアニメではなかったということだろう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 55

81.0 2 沖縄で漫画原作なアニメランキング2位
劇場版 のんのんびより ばけーしょん(アニメ映画)

2018年8月25日
★★★★☆ 4.0 (395)
1788人が棚に入れました
旭丘分校」の生徒はたった5人。学年も性格も違うけれど、いつも一緒に春夏秋冬の変わりゆく田舎生活を楽しんでいます。ある日、デパートの福引で特賞の沖縄への旅行券を当てた「旭丘分校」の面々。夏休みを利用して、皆で沖縄に行く事になるのですが……。

声優・キャラクター
小岩井ことり、村川梨衣、佐倉綾音、阿澄佳奈、名塚佳織、佐藤利奈、福圓美里、新谷良子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

卓よ、世間ではそれを”ハーレム”と呼ぶんだぜ(笑)

TV版は第1期、第2期とも視聴済み。
TV版と1ミリも違わぬ、安定感抜群のほのぼのほっこりな世界観は秀逸です。

【はじめに】
{netabare}原作の単行本に付属されていたOVA『沖縄へ行くことになった』の前後の物語。
無口なのに存在感抜群の兄ちゃんが福引で沖縄旅行を引き当てるシーンと、全員の服装が同じ辺りからもうかがえる。

OVAでは、『沖縄旅行が当たった~!みんなで行くぞ~!』って、みんなで準備して、飛行機に乗ったところで終了。
あれれ?せっかくの「ひか姉&なっつん」コンビがまさかの不発で、どこか消化不良・・・。
そんな感想だったので、この作品はとても楽しみにしていたんです。{/netabare}

【舞台は日常から非日常へ】
{netabare}夏休み。
まずは、いつも通り4人で遊ぶ光景。
そして、偶然に偶然が重なり、デパートで買い物をする4人とかず姉、駄菓子屋、そして、卓兄ちゃん。
いわば、ここまではいつもの日常。

卓が福引で沖縄旅行を引き当てたところから、物語が徐々に”非日常”へと動き出します。

そして本作の舞台、沖縄へ・・・。
いつもの、山に囲まれた世界(日常)から、海に囲まれた世界(非日常)へと・・・。{/netabare}

【沖縄でも”らしさ”全開の面々】
{netabare}まあ、舞台が変わったとはいえ、いつものメンバーですからね。
ほのぼのほっこりワールド全開です。

面々の”らしさ”は何気ないシーンでもしっかりと描かれています。

個人的に一番ほっこりしちゃうのはバトミントンで遊ぶシーン。
れんげとバトミントンをする蛍。
あちこちに打ち返すれんげに振り回されながらも、れんげが打ちやすい位置に打ち返す蛍。
れんげに対して、しっかりとお姉さん役を果たす蛍らしさが良く表現されているシーンだと思います。

飛行機や食事の時の座席など、絶妙で良く考えられているし・・・。

終始ニヤニヤ、頬が緩みっぱなしです(笑)。{/netabare}

【唯一、いつもとは違うメンバーが、良いアクセントに!】
{netabare}民宿「にいざと」の看板娘・あおい。
夏海と同じ中学一年生。

民宿のお手伝いをする、しっかり者のあおい。
夏海にとっては、とても気になる存在。

夏海にとっては、同じ年齢の娘は”非日常”。
気になって当然ですよね。{/netabare}

【旅行の醍醐味の表現が秀逸】
{netabare}旅行の醍醐味の一つは、いつものメンバーで非日常を体験すること。
そして、最終日に感じる、得体の知れない”寂しさ”も醍醐味の一つだと思います。

あおいの存在が、旅行の醍醐味である、”楽しさ”と”寂しさ”を、分かりやすく伝えてくれます。{/netabare}

【個人的ツボ=ひかげの存在】
{netabare}フライング土下座~飛行機でビビる~難聴でグダグダ~子供部屋で床寝~船酔い~天然記念物~大人部屋でも床寝~ベット死守~泣いてねぇし・・・。
終始安定のボケ要員。
「ひか姉&なっつん」コンビは鉄壁(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 39
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

上映館が倍以上に増えるようです!

初日の舞台挨拶は抽選漏れしたため
翌日にあにこれ面子と一回目
今週の舞台挨拶には当選したので
舞台挨拶付きで2回目を観てきました

そんなかんじで初めて観た日は
アニサマ全通の3日目に
会場に行く前に新宿まで寄り道して観たのもあって
かなり疲弊した状況での鑑賞となりました

しかし、この最上級の癒しアニメのおかげで
だいぶ活力を取り戻して3日目へと向かえたように思います

ふだんののどかな田園風景とは舞台は違えど
やっていることはいつも通りの
ゆったり日常アニメ
ゲストキャラクターのあおいちゃんとの
ハートフルな交流もあったりと
とにかく沖縄の情景がとてもきれいに描かれていて
なんだかキャラクター達と一緒に
沖縄旅行を楽しんでいるような気分になりました

あとはサブキャラクターのくせに
{netabare}ジャンピング土下座にはじまり
難聴ネタ
ふとん
リバース
天然記念物
泣いてねーし!{/netabare}
と要所要所でギャグ要員として出動し
美味しいところを全部持っていくひかげに
今回はかなりやられましたw
ほんといいキャラしてる

そしてあまり間を置かずに2回目を見に行ったわけですが
舞台挨拶は置いておいても
2度目の鑑賞でも1回目と変わらず癒されたし
楽しく見れました

そして今は久々にTVシリーズを見返したい思いに駆られています
1期2期ともにdアニメにあるので
今期のアニメをいくつか切れば見れるけどどうしよう?

閑話休題

この映画かなり見れる劇場が少なく
基本的に都会の映画館でしかやっていない感じでした

隣の芝は青いと言いますか
田舎の人は都会にあこがれ
都会の人は田舎にあこがれるものです

のどかな田園風景とゆったりしたスローライフに
まるで異世界ファンタジーでも見るような感覚で
憧憬の念を抱くのは基本的に都会の生活に摩耗しきった層なので
都会に絞っての公開は戦略的に正しかったと思います

この戦略が吉と出たのかどうかは定かではありませんが
館数からするとかなり好調な収益を上げているようで
今回の舞台挨拶にて上映館が27scrから71scrへと
大幅拡大されることが発表されました

特に東北と九州は仙台と福岡で1館づつの上映だったものが
各県で1~2か所みられるようになり
だいぶ見やすくはなってるんじゃないでしょうか?

もし今まで観たいけど近くでやってないからと敬遠していた方がいれば
ぜひもう一度上映館情報を確認しなおすことをお勧めします

この後全国でさらにヒットすれば
劇場版をもう一作
あるいは3期の制作なんて話になるかもしれません
応援のためにもみんなでぜひ観に行きましょうw

おまけ(舞台挨拶内容・ネタバレ含)

{netabare}今回はれんちょん役の小岩井ことりと
なっつん役の佐倉綾音が登壇
映画に関してのちょっとした裏話などをしてくれました

あやねるの話で面白かったのは
夏海とあおいの関係について

あのど田舎の生活では
同い年の子供がまったくいなかったので
夏海にとってあおいは初めての同い年の友達
そして初めて仲良くなった同い年の子と
出会って数日で別れなくちゃいけない
「ほんと切ないよねー」
と、こっこちゃんと頷き合ってました

こっこちゃんは演じる際に考えていたことを
いくつか話してくれましたが
中でもハッとさせられたのは

TV版ではひらたいらさんとの別れを悲しむれんげを
夏海がなかなかにニクい形で元気づけていました
今回の映画であおいとの別れを悲しむ夏海を
れんげが慰めるシーンは
れんげが夏海に教わったことを
夏海にお返しするシーンだと思っているというお話
言われてみるとなるほどという感じで目からうろこでした

りえしょんみたいに難しいことは何も考えてなくて
それでいて感覚的に何でも器用に演じれてしまう人もいれば
こっこちゃんみたいに一つ一つのセリフの意味を
自分なりにあれこれ考え抜いた上で演じてる人もいる
っていうのが面白いですねw{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 33
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残暑お見舞いなのん~

テレビアニメ「のんのんびより」のファンムービーとしては期待を遥かに上回る出来映え!
美しい自然と可愛く楽しい女子キャラたちによる極上の和みと癒し。
ストーリー性も充分あり、70分という、映画としては短めの尺ながら満腹度は100分以上の長編並みに感じる密度の濃さがありました。
作品の魅力が存分に表され、テレビ版を未視聴の方でも、日常癒し系アニメの人気作たる所以に納得し楽しめるのではないでしょうか。

《ストーリー》

旭丘分校の生徒たちをはじめとする田舎の村民9人の沖縄旅行顛末記。
ユーモラスなキャラたちの個性に沿った小ネタ満載の展開にニヤニヤと和むことしきり♪
そんな中にしっかり描かれる、脚本・吉田玲子さんお得意の、ちょっぴり切なくも心温まるハートウォーミングなエピソード。
のんのんらしい優しさもたっぷり伝わり大満足です!

《作画&演出》

テレビ版と同じく手書きの自然風景は美しく、キャラ画との親和性も高くて目の保養になります。(特に夜のワンシーンにうっとり!)

本作のシリーズを通して川面真也監督の演出面でつくづく感服するのは、シーン毎の間尺の取り方。
今回の映画でも、静止したキャラを見せられる度に笑い声や涙をこらえるのに必死になり、長回しで映る自然風景や建物などの器物を見てるだけでうっとりと癒されたり感慨に襲われてしまう。
しっかり情感を汲み取れる時間を充分とりながらも、決して間延びを感じさせないのは卓越した手腕ですね。

《音楽》

テレビドラマと同じくnano.RIPEさんによるOP。
nanoさんは作品に合わせた曲作りが上手く、海をイメージさせるサウンドでバカンスへの出発気分を盛り上げてくれました。
そしてこれまた同じくキャラ4人によるEDは、バックで場面を振り返りながら名残惜しい余韻に浸れました。

また、劇場ならではの音響システムで、水しぶきや波の音、無数の虫の音に包まれながら美しい景色を眺めてると、マイナスイオンのシャワーを浴びながらキャラ達と共に大自然の中に居るような幸せな気分になれました。

《キャラ》

今作では、なっつんこと夏海が一番活躍?
メンバーそれぞれの個性で笑わせてくれる中、いつもはからかい上手の彼女にキュンとさせられます!

あと個人的に一番楽しめたのは宮内三姉妹。
末っ子れんちょんの才能と感受性の豊かさは要所に描かれ、ホント、将来が楽しみな小学1年生。
長女かず姉には、意外な一面に驚きつつ楽しめました。
そして、キャラたちのお笑いの中でも突出してたのが次女ひかげ。
可愛い一面も見せ、今作のR-1グランプリ受賞でしょう♪

《声優さんの舞台挨拶初見学記》

今回、映画上映後にれんちょん役の小岩井ことりさんとほたるん役の村川梨衣さんの舞台挨拶を見る事が出来ました。

幅広い年代の250人程度の観客のほとんどは男性で平均年齢35歳といったところ。
小岩井さんの生「にゃんぱす~!」で始まるおふたりのトークは、村川さんの盛り上げ方も上手で、アニメ関連イベント初参加で変に緊張してた私も和やかな気分で楽しめました。

村川さんの地声は、ほたるんより「ヒナまつり」のアンズっぽく聞こえ、個人的に好きなキャラ声を生で聞けるのはテンション上がる~!
作品の架空の田舎の事をキャストみんなで「(仮)のんのん村」と呼んでるそうで、制作現場の楽しい雰囲気が伝わりました♪

小岩井さんのトークで、 {netabare} れんちょんがスケッチをプレゼントした夏海への気遣いについて、「テレビ版のひらたいらさんのエピソードで、夏海が機転を利かせてれんちょんを元気づけた事に繋がってる」と言われ、 {/netabare}私の感想も深まると共に、小岩井さんの作品への思い入れを強く感じました。


観光地の旅行先がメイン舞台なので、田舎の「のんびりさ」だけが成分不足ですが、それを補う「強壮バカンス成分」がてんこ盛り。
この夏の暑さを和らげるくつろぎと癒しの清涼剤をぜひご一服どうぞ~♪

投稿 : 2024/05/18
♥ : 34

81.3 3 沖縄で漫画原作なアニメランキング3位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (584)
2825人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


-----
2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/05/18
♥ : 53
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スキューバって基本エロいと思う

<2018/10/2追記>
思ったんですけどね。
湘南乃風も良いんですがこのアニメにはこんな曲も合うんじゃないかと。
「サマーヌード」真心ブラザーズ

「ぼくーらーいーまーっ♪
はーしゃぎ過ぎってーるー♪
なーつの子供さー♪
胸と胸 からまるー指♪
ウソだろ 誰かおーもーいだーすなーんてさー♪」
チェキラッチョ♪♪♪」

ある意味ぴったり
男ども4人でPV作ったら大爆笑できそう

<2018/9/18初投稿>
原作未読。
以前より面白いと評判だったので期待してました。

主人公伊織は伊豆にある大学の新入生。
親戚が営む下宿先のダイビングショップ「グランブルー」には従姉妹の奈々華・千紗の姉妹も住んでいて一見羨ましい環境のはずが・・・。

「グランブルー」に毎日やってくるムキムキな先輩達に強制的に大学のダイビングサークルに入会させられ、それからは真っ裸(まっぱ)がデフォルトの大宴会の毎日。

というお話。

迷惑な先輩達という定番なサイドキャラクターをかなり中心に寄せた懐かしい感じのコメディです。

脱いで笑いを取るタイプのアニメ、と考えると新しいのかも。
こういう笑いはすぐ陳腐化してしまうものですが、あの手この手で笑いを取りに来て飽きさせません。

恋愛模様もなくはないですが、忘れた頃にちょっとだけ出す感じ。

スキューバのシーンは多くはないですが、ちゃんと描かれてるようです。
私は一度体験でやっただけなのであんま言えないんですが、少なくともその時の印象とほぼ同じ。

そして
「ウェットスーツを半脱ぎした女の子はエロい」
ウェットスーツの下はみんな薄いです。

ただ一つ嫌な感じがしたのは{netabare} 梓(♀){/netabare} の初登場のとこ。
男どもが真っ裸で酒盛りをしている時に野球拳で乱入して一蹴するところ。
その絵面がね。
なんかね。
ヤリサーっぽいんですよね。

もっとファンタジーな設定や絵柄だったら気にならなかったのかもしれませんが、大学生活をそこそこちゃんと書いてる分、そういうイメージと重なってしまいます。

私自身はヤリサーの宴会の経験ないですが、知人から聞いた「実際にあったシャレにならないやつ」の話とそんな変わんない。

でもそっか。
スキューバは元からいろんな意味で開放的。
すぐそばに海のある大学生が集まってこんなんだったらヤらんわけないよな。
そんな環境なのにヤリサーになりきれなかったアホなサークルのお話として楽しめばいい。

という考え方もあるか。

笑いとしては古風な分、スタンダードに面白いとも言えます。

追伸:伊豆あたりで5年ほど仕事したことありますが。伊豆には大学はできないだろーなー。あんなとこに住んだら誰も勉強しなくなるよ。それぐらいのんびりしてます。

<2018/9/29追記>
最終話見終えました。
やはり印象としては古風な笑い。
その分安心して見てられます。
そして、ヤリサーになりきれなかったサークルという印象もやはり 笑。
昔、趣味を選ぶ際にスキューバかテニスか迷い、それぞれ試してみて結局テニスを選んだのですが、またスキューバもやってみたいですね。
海は楽しいし、水着女子いるし 笑

投稿 : 2024/05/18
♥ : 44

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

青い海と青い空の青春物語…という幻想の作品

【6話まで】
原作未読。

湘南乃風のOP、青空と海、大学生のキラキラな青春物語…ではありませんでした。でも、突き抜けて面白いです。自分の笑いの線にぴったり合ったため、毎回腹抱えて笑っています。

酒が主役(?)のため、一年生なのに無理やり二十歳以上の二浪にしてしまうあたり、いかにも現代の世相が反映されて残念な感じもしますが、差し引いても面白いです。

「汚いあまんちゅ」との評もありますが、全部引っくるめて誉め言葉だろうと思います。暑すぎる夏、これだけ頭の中空っぽにして見れる作品はかえって清清しい(すがすがしい)です。

【視聴を終えて】
暑い夏のせい…を理由にしたいくらい、この作品が気に入りました。
頭空っぽにして、笑ってみているだけでOK。
このご時世、コンプラだかテンプラだか分からないが、クレームを気にしすぎて表のTVは優しいものばかり。ネットや深夜に昔見ていた「なんでもあり」を期待するしかありません。とはいえ、この作品も酒が入るので年齢あげたり、けっこう気を使って作っているのが分かりました。

とにかくテンポもいいし、キャラもたっているし(たいがいアホだがそれが良い)、無駄な場面も無駄に感じないくらい流れが良いです。下らなすぎる話も良いですが、個人的には伊織と千紗、愛菜の微ラブコメチックな関係も良かったと思います。

けっこうネットでは好きなヒロインで千紗派と愛菜派に分かれていた感じですが、断然、愛菜派。ケバコとのギャップ、ケバコのくせに突っ込み役、伊織へのほのかな思いで顔赤くなったりするところが可愛い。

来年の夏、また暑ければ見直してみたい。頭空っぽにして。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 38

68.2 4 沖縄で漫画原作なアニメランキング4位
たくのみ。(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (305)
1245人が棚に入れました
転職のため東京にやってきた天月みちる、20歳。
上京したての彼女は、女性専用シェアハウス「ステラハウス春野」に住むことに!
同居人たちとは仕事も年齢もバラバラだけど、美味しいお酒と料理があれば、いつも楽しい!! 
みんなでカンパイ、ほろ酔い“宅呑み”コメディー!!
開封(プシュッ!!)

声優・キャラクター
今村彩夏、安済知佳、小松未可子、内田真礼、安野希世乃
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

珍しく各話コメント付きレビュー

原作未読

内容はタイトルのまんまです。
シェアハウスに同居する女性4名が織りなす15分×全12話の自宅飲みバラエティー。
類似品は『お酒は夫婦になってから』とかそのへん。

天月みちる(CV今村彩夏)
桐山直(CV安済知佳)
桐山真(CV内田真礼)
緑川香枝(CV小松未可子)


【時期】
視聴する時期や作品の視聴順によって作品の印象は変わる!ともっともらしいことを言ってみる。
単に自宅で楽しみながら酒を飲む話なのですが、時節柄(2020年5月)、コロナ禍で自宅に押し込まれてる感のあるこの頃では、微妙に受け止め方が変わってきそう。金の使いどころがないのでお取り寄せを工夫してみたり、アプリを使ってオンンライン飲みをしてみたり。

こんな時期だからこの作品を!というTV局側の配慮で再放送しただけだと思うんですけどね。えぇ地上波再放送が視聴きっかけです。


【内容】
EDの歌詞一部「ストイックにデトックス」。女性が自宅で飲むというのはそういうことなんでしょうか?外だと男の目があって気を遣うというのは分かる気がします。
これからの人はタイトルとサブタイトルで視聴するかは決めたらよろし。というわけで↓


【なぜか各話コメント】 ※コメントであり感想ではありません

#1話 エビスビール
{netabare}元祖プレミアムビール。ここ数年、期間限定やらなんやらヴァリエーション増やしたり頑張ってます。ビールグラス買うとたくのみの楽しさは倍増しますね。やっぱり第1話には「とりあえずビール」ということで。{/netabare}

#2話 焼酎ハイボール
{netabare}昔からあったけど、税政策でビールへの課税が度し難くなってきてから勃興してきた飲み物という印象。愚策っすよね。ビール離れが進んじゃいました。{/netabare}
{netabare}物語的には女子飲みのクセに炭酸一本勝負というのが良い。甘いのとかやる前に先制パンチでただの炭酸をもってくるあたりわかってます。{/netabare}

#3話 水曜日のネコ
{netabare}「週の真ん中水曜日」が元ネタであり、それで猫だったとは知らなんだ。関係ないけど、加齢とともに下ネタを放つハードルは上がります。大人しく引き下がるのは簡単だけど、それでも許されるキャラを目指し努力することは男の修行であります。
『水曜日のネコ』はいわゆるベルギーの白ビールがモチーフですね。東京にいくつかある“アントワープ”を冠したベルギービール専門店では直輸入の樽から生ビールを楽しめます。って書いてると行きたくなりますね。{/netabare}
{netabare}物語的にはこれぞたくのみって感じ。ヤッホーブルーイングのシリーズはご褒美コンビニビールの王道でしょう。{/netabare}

#4話 氷結
{netabare}今では種類も増えたチューハイ。たしか2000年初頭。タカラ缶チューハイのみだった市場に大手が参入するぞと日経トレンディかなんかでの比較記事を覚えてます。ひとつはキリンの『氷結果汁』。発売当時はネーミング違ってたんですよ。もうひとつはアサヒの『ゴリッチュ』。もう誰も覚えてないでしょ?ゴリラを模してサラリーマン応援というコンセプトでした。結果は女性層を開拓したキリンの勝利ということで、ありふれた素材でも先入観取っ払って“市場を作る”カッコよさを目の当たりにしましたね。なお『氷結ストロング』など度数けっこうあるやつは気を付けましょう。{/netabare}

#5話 キティ
{netabare}赤ワイン+ジンジャーエールです。とりあえずジンジャーで割ると飲みやすくなる。これ定説。スピリット+ジンジャーは『○○(スピリッツ名)+バック』と呼ばれ愛されてますよね。ジンバックとかテキーラバックとか。ちょっと乱暴ですが、あまりにも王道の組み合わせなんでそのままカクテル名になってるのも。例えば、ビールだと『シャンディガフ』、ウォッカだと『モスコーミュール』とか飲みやすいです。{/netabare}

#6話 獺祭
{netabare}言わずもがなの大ヒット商品。これまで北は日本酒、南は焼酎みたいな常識を覆した山口県発の地酒。いや佐賀『鍋島』とか南にも名酒ありますけどね(;^_^A 温度管理とか徹底すれば杜氏さんに頼らずとも何とかなるかもしれないと思わせしめた逸品です。これまた脱線ですが、この前遠くフランスの地で日本酒づくりに挑戦する若者の特集をテレビで見かけました。伝統と挑戦繰り返しまた新たなステージへと昇っていくんでしょう。{/netabare}

#7話 カルーア
{netabare}「知らない会社と長く務めているカフェとでは作れる表情が全然違うに決まってます」
真のバイト先がカフェで、同時に就職活動ではうまく笑顔がつくれなくて、と。なんかはじめてレビューっぽいこと書きます。コーヒー繋がりでカルーアでおもてなしとはおつなこと。EDでデトックスと言っとるし、ルーティンで飲む私とはちょい違うなぁ。{/netabare}

#8話 角瓶
{netabare}これはちょっと言わせてください。近年、日本のメーカーの長い努力のおかげで海外でも高い評価を得られるようになった日本のウイスキーですが、日本の法律が目先の税収しか考えていない構造ということがあり、粗悪品を量産して市場に流通させる事がまかり通っています。
ウイスキーに醸造用アルコールを90%まで混ぜてもウィスキーを名乗れちゃうなどグダグダなのです。私にいわせりゃ『トップバリ○ウィスキー』なんてただの茶色い甲類焼酎。財務省の考えは第2話で取り上げたビールとは真逆で、ウイスキーについては厳密にちゃんとした定義を設定すると、醸造用アルコールで割りまくった言うなればまがいもので稼いでいるメーカーが割を食って酒税が減るのではないかという懸念もあるようです。{/netabare}

{netabare}アニメと一緒ですよ。海賊版が跋扈すれば先細るのと一緒。ウィスキーは寝かせてナンボの時間がかかるお酒です。今年作り出してすぐ現金化できません。また海外でのジャパニーズウィスキー人気に乗じてChineseの転売屋が買い占めてたりするとかなんかいろいろデジャヴ。{/netabare}

#9話 男梅サワー
{netabare}これが特に好きな知人が近くにおります。梅サワー界の雄ですね。{/netabare}

#10話 オリオンビール 
#11話 大七
特になし

#12話 アサヒスーパードライ
{netabare}「疲労はビールを美味しくするスパイスだからなー」by桐山直{/netabare}
{netabare}異論はそれほどでないでしょう。そういえば日本の委任統治下にあったパラオには日本語の名残りがいくつか。そのうちビールのことをパラオでは{netabare}『ツカレナオース』。{/netabare}かつての兵隊さんも仕事する女性も変わらぬ行動様式ってことですかね。{/netabare}


良き自宅飲みアニメでした。


■オマケ

団塊世代でもある親戚の一人は住友系でした。飲みの席ではアサヒビールという縛りがあったようです。調べてみたら三菱系だとキリンビール!なんてこともあるらしいですね。

そんな話を伺っていた身としては本作は実際の商品が出てるにもかかわらずなんというかユルイのです。一社提供とか流行らないのかな?例えばこんな感じでした。

 サッポロ⇒エビスビール、男梅サワー
 キリン⇒氷結
 サントリー⇒カルーア、角瓶
 アサヒ⇒スーバードライ
 独立系⇒水曜日のネコ、獺祭、オリオンビール、大七

「○○社さんと一緒には…すみません」「競合してるんで…すみません」「こっちのほうに尺をくれ」
もちろん固有の商品を扱うため先方広報のチェックはあったとするにせよその前段階で、よく承認を取り付けられましたね。営業なのかプロデューサーなのか優秀だと思います。



視聴時期:2020年4月~6月 地上波再放送

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2020.05.23 初稿
2020.08.21 タイトル修正
2020.12.15 修正

投稿 : 2024/05/18
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アアア♪ アルコール大好き♪剣道部(さん)w

[文量→小盛り・内容→各話感想が本論系]

※安くて(スーパーで気軽に買えて)旨い酒を呑んだ日に追記レビュー♪

☆ハイボールの新たな飲み方☆
{netabare}
先日、元SMAPの中居さんの番組で、ハイボールを研究している学生がオススメしていて、やってみたうまい。

それが、「ハイボールに数敵の食塩水」。

甘くなるんだよね、ビックリ。西瓜に塩と同じ理屈らしい。

家だと食塩水面倒臭いから、塩を数粒でも良い。たったそれだけで、確かに味が変わる。飲みやすくなる。塩入れる前と比べてみて!
{/netabare}


ビール「ヱビス フレンチピルス with ジョエル・ロブション」
{netabare}
フルーティーで華やかなビールで、昼から呑みたくなる。

てゆうか、今日、昼から呑んでました(笑)

私の中の究極の贅沢なのですが、日曜日の昼呑み。朝(11時頃?)起きて、最初にビール呑むからね(笑)

このビール、唐揚げとか脂っこいのと合わせるのは、やや無粋。チーズや生ハムなんかが良い。

ということで、昼にスーパーに行って、食料を調達。近所のパン屋で、パニーニを買って、そいつをツマミに呑む。んで、ダラダラと「ゲームセンターCX」を観て、ワインをぐびり。ゴルフの渋野選手を応援しながら昼寝。

う~ん、最高(最低w)の休日(笑) そんなクソみたいな過ごし方しても、こういうウマイ酒が傍らにあると、少し贅沢な休日になる♪ このビール、期間限定らしいんで、ホワイトビールとか好きならどうぞ♪
{/netabare}

ウィスキー「甲州韮崎ザ・プレミアム」(サンフーズ)
{netabare}
このウィスキー、感動するほど旨いわけではないけど、(700ml)2000円以下で買えるものとしては、なかなか良いです。まず、クセがあまりなく、呑みやすい。私は普段、ウィスキーはストレートやロックで呑むのですが、なんとなくハイボールにしてみたら、これがなかなか良い。ウィスキー独特の香りの後、フッとバニラのような甘い香りを感じます。ウィスキーが苦手な人でもわりと呑みやすいかなと。
{/netabare}

ビール「伝説のホップSORACHI1984」(SAPPPORO)。
{netabare}
いや、市販の缶ビールでこのクオリティは、ヤバイ。ここ10年で一番かも。爽やかな香り、程よい切れ味。たくさん呑むビールじゃなく、350缶がベスト。ホワイトビールとか好きなら、呑んでほしい!
{/netabare}

【総括】
私は、酒が好きです。ガチで、月の出費は家賃の次に酒代が高いです(笑)

普段の晩御飯も、「何を食いたいか」は、基本的に考えなくて、「何を呑みたい気分か→だから肴はこれにしよう」と、選んでます。夜は白米食わないで、ツマミだけですしね。

アニメか酒か、どちらかを一生我慢しろと言われたら、血を吐きながら、アニメを我慢しますw

ちなみに、今回のレビューは、私のこれまでのレビューの中で最高級です。といっても、質が良いレビューというわけではなく、全ての酒を、実際に呑みながらレビュー書きたかったので、いちいち買ってたら高くついたってことです(笑)

ということで、本レビューはアニメのレビュー1割、アルコールのレビュー9割です(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まずは1割のアニメの方を(笑)

キャラが良かったのは、緑川香枝。微妙に残念で良かった。最近、アラサーキャラばかり好きになるなw

ストーリー的には、わりとどうでも良かったが、ちゃんと酒に絡めているのは好印象。角瓶のクダリとか好きだった。

私はたまに、「青空満天レストラン」「酒場放浪記」「おんな酒場放浪記」「ふらり旅いい酒いい肴」「孤高のグルメ」とか観ながら、酒を呑んだり晩飯食ったりするけど、このアニメも、「肴」にちょうど良かった(あと、ハクメイとミコチも)w

残りは、各話感想に、酒レビューです(笑)
{/netabare}


【各話感想(酒のレビューw)】
{netabare}
1話目 エビスビール
{netabare}
いかにも高級そうな金色のデザインがイカします。エビスビールは、喉で一気に楽しむビールじゃなく、舌でじっくり楽しむビールです。

炭酸は弱め、泡のキメは細かく、フワッと口の中に入ってくる。アニメにあるように、三度つぎをすると、さらにその個性が際立つ。苦味は強めだけど、しっかりとコクがあり、後味はかなり華やか。ゲップまでウマイビールです(笑)

合わせた肴は「菜の花のおひたし」。アニメでも言ってたけど、炭酸が強いビールではないので、揚げ物よりは和食が合いますよ♪

ちなみに、剣道部が(日本の一般的なビールで)一番好きなのは、「サッポロ黒ラベル」。苦手なのが、「アサヒスーパードライ」。ビールは基本的に、サッポロ派です。

(一昨年の忘年会で、目隠しして利き酒やって、スーパードライ、黒ラベル、一番搾り、プレミアムモルツ、バドワイザーの5種を全部当てたくらいには、違いがわかっているつもりですw)

ちなみに、同じエビスでも、「華みやび」の方が好きですね♪ 去年ハマってましたw
{/netabare}

2話目 焼酎ハイボール
{netabare}
いわゆる、酎ハイですね。

ほぼどんな酒でも呑む剣道部ですが、唯一苦手、というより好んで呑まないのが酎ハイです。

私の好きなアルコールランキングは、1位 日本酒。2位 ビール。3位 芋焼酎。4位 ウィスキー(バーボンなども含む)。 5位 ブランデー。 6位 ワイン。 7位 ラム酒。 8位 泡盛。 9位 梅酒。 10位 麦焼酎。 みたいな感じです。

最大の敵は、「甲類焼酎(大五郎的なやつ)」。あと、「鏡月」やら「トライアングル」やら。頭痛くなるんだよね。だから、必然的に、酎ハイも苦手なわけです(良い日本酒なら一升呑んでも大丈夫だけど、缶酎ハイ500mlを1、2本で気持ち悪くなったりするし)。

でも今回は、飲んでみた。やはり、不味い(笑) わざわざ甲類焼酎買うのも嫌だし、旨い焼酎はチューハイになんかしたくないから、缶チューハイの氷結ストロングレモン。肴はハムカツ。あの油っこさは、チューハイに合うよね。でもやっぱ、気持ち悪くなる(汗)
{/netabare}


3話目 水曜日のネコ
{netabare}
ベルギーの製法で作られたホワイトビール。ホワイトビールは結構好きです(まあ、黒ビールも好きなんだけどw)。

ただ、この「水曜日のネコ」は、好んで呑もうとは思いません。小麦の軽やかさは良いとして、オレンジピールもまあ良いとして、コリアンダーシードが強すぎてちょっと苦手。

いや、コリアンダー自体は好きで、カレーには必ず使いますが、ビールに入ってるのがあまり(汗) ほのかに香るのは好きですが。

口に含んだ瞬間は、オレンジのフルーティーな甘みが来て、喉ごしは滑らか。そこまでは良い。ただ、飲み終わりに鼻から抜ける香りが、コリアンダー(苦笑) おしいw

ちなみに肴は、同じくローソンで買った「豚しゃぶのサラダ」。なかなか合う。でも、このビールはあまりツマミはいらないかもね。チーズくらいが良いかも。昼から呑みたくなるビールですね。
{/netabare}


4話目 氷結
{netabare}
いやもう、2話で氷結のレビュー書いちゃったよ(汗) 予想しておくべきでしたw

味に関しては、チューハイ嫌いだから、参考にならないかな。

でも、あのダイヤモンドカットは良いよね。滑らないで、持ちやすいし(バーベキューやって、クーラーボックスから取り出した時とかね)。

へ~、だから氷結なのか。知らんかった。
{/netabare}

5話目 キティ
{netabare}
いきなり、エロいけど(笑)

このカクテルはやったことないな。存在も知らんかった。赤ワインは好きで、基本的にフルボディが好み。でも、ググったら、キティにはライトな方が合うとあった。

ウチのストックワインはフルボディやミディアムボディばかりだし、そもそも、ジンジャエールで割りたくなんかない酒だし(笑)

ということで、最寄りのコンビニ(ファミマ)へ。なんかないかな~と探してたら、アルパカワインの375mlが335円、安い(笑) 別に割る酒だからこれで良いや。ついでに、割けるチーズも買っていこう♪

まず、ワイン単体を。う~ん、水みたいだ(苦笑) まあ、(ググったらワインも冷やした方が良いってあったから)冷やしたせいもあるけど。口に含んで空気と混ぜると、ようやく良い味がするかな(基本的に、赤ワインは常温です)。

さて、キティとやらを試してみよう。アニメのように、まずは5対5で、、、え? 旨い(笑) なんだこれw 口当たりはまろやか、ブラッドチェリーの深い甘味がグンときて、炭酸のピリピリが、ワインの渋味を消している。後味はワインっぽい華やかさがあって。でも、アルコール度数、6%くらいあるでしょ?これ、女子は騙される系だわw

ちなみに、ワイン対ジンジャエールを、2対1で作ってみたら、かなりワインだったw 元のワインが旨くなければ旨くないだろうし、そもそも、旨いワインならジンジャエールでは割らないw

逆に、ワイン対ジンジャエールを、1対2にしてみると、なかなか美味しいけど、普通に、ジンジャエールの別味って感じ。酒の感じはしない。

やっぱり、1対1が一番バランス良いね♪

ちなみに肴は割けるチーズと、家にあったんで鴨のスモーク。鴨と赤ワインって、ベストマッチだと思ってます。

剣道部的に普段呑むワインは(年によって違うから、どの年が良いかはググってw)「カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ」「ダークホース ビッグ レッドブレンド」とかだけど、結構知らないワインをジャケ(というより店員のポップ)買いします。ワインは出会いだから(キモい)w 基本は、スペインのワインが好きですね。

千円以下で旨くて買いやすいとなると、やっぱり「イエローテイル シラーズ」かな。あれはコスパが良いワインだと思います♪ 白は呑まないから分かりませんが。
{/netabare}


6話目 獺祭
{netabare}
いや、高けぇよ、たかがアニメの1話レビューの為に呑むのは(汗) (何度か呑んだことはあるけど、味レビューなんかするつもりなく呑んでたしw)

と思ったら、会社の送別会でちょうど差し入れされてた(笑) 一升瓶で、獺祭50(アニメ登場)。720mlで三割九分。流石に二割三分や「その先へ」は無かったけどw

獺祭50は、正直言って微妙です。いや、旨いけど、値段ほどじゃない(同じ値段払えば、もっと旨い日本酒は結構ある)。まあ、プレミアムついちゃったから、しょうがないけど(以前流行った、久保田よりは好み)。口当たりは柔らかく、すっと入ってきます。香りもそこまでは強くないけど、呑み終わった後に鼻から抜ける香りは爽やかで、また次が呑みたくなります。良くも悪くも、「水みたいな日本酒」だなと思います。でも、アニメみたく焼き魚に合わせるなら、50がちょうど良いかもしれませんね。

三割九分は、50の呑みやすさにプラスして、深い甘味と白ワインのような豊かな香りがあります。流石にうまいです。これはツマミなしで呑んでほしい。

二割三分や「その先へ」はまだ呑んだことないので、いつか呑むのが楽しみですね。早くブームが完全終結しないかな(笑)

これまで呑んだなかで、個人的に美味しビックリしたのは、獺祭三割九分スパークリング。女子は絶対に好きだと思うから、日本酒苦手な人に呑んでもらいたい(高いけどw)。

今回(50に)合わせたツマミは、スモークサーモン。まあ、送別会会場にあったからってだけw つか、ウマイ日本酒は、あまり肴はいらない。酒だけと、じっくりと付き合いたい。

もし、オススメ日本酒1位を選べと言われたら、我が故郷、岩手県の名酒、「南部美人」の純米大吟醸。甘めの日本酒であり、丸みがあってフルーティーな味わいが特徴。JALのファーストクラスにも採用されました。これは一万円以上しますが、特別純米酒なら、一升3000円ちょっとで買えますし、2017年のインターナショナルワインチャレンジでチャンピオンをとりました。

もしくは、お隣秋田県の「雪の茅舎」。前日、純米吟醸の生酒(限定)を呑んだけど、メッチャ旨かったです。
{/netabare}

7話目 カルーア
{netabare}
カルーアは普段、まず呑まないかな。コーヒー牛乳だしなw

一応、来客用に家に置いてあるから、久々に呑んでみた。

うん、コーヒー牛乳w まったく酒呑んだ気にならない(でも、度数は結構高いんだよね)。

カルーアミルク以外の飲み方したことないけど、やってみた。カルーアコーラ。う~ん、微妙。そもそも、コーラも苦手だしね(笑)

ちなみに、カルーアはバニラアイスにかけるとなかなかいける(宅呑みで最後にやったりする)。まあ、私はバニラアイスにラム酒かブランデーかけますが(笑) (バニラアイスは、シンプルにスーパーカップが良い。梅酒をかけても旨い。急に高級感が出るよw )
{/netabare}

8話目 角瓶(ウィスキー)
{netabare}
メッチャ良い会社じゃん、羨ましい(笑) ちゃんと、角瓶にもかけてるし。

サントリー角瓶は、良くも悪くも個性のないウィスキーです。個人的には、ウィスキーはロックか常温で呑むので、角はほぼ買いません。ロックならば、もっと銘柄ごとの、モルティだったりウッディだったり、樽の味を味わいたいものです。でも、角瓶は、アニメでも言うとおりに、ハイボールで真価を発揮します。スッキリした味わいに、クセのない香りと甘み、飲み終わりにほのかに薫るウィスキー感。実にバランスが良いです。ただ、やはり物足りなくもなるので、レモンやライムを絞りたくなりますね。そして、その柑橘系が実に合います。

合わした肴は「メンチカツ」。やはりハイボールには、ガッツリ肉系の揚げ物がベストマッチですよ♪

ちなみに、私が普段呑みにしているのが、「フォアローゼスのブラックラベル」。コスパが良いバーボンです。試しに炭酸で割ってみたら、これが不味い不味い(笑) やはり、炭酸で割るなら、角がちょうど良いですね♪
{/netabare}


9話目 男梅サワー
{netabare}
まさかのコラボ(笑) ホタルさん、ここにいたの(笑)?

いやだから、サワー嫌いなんだって(汗) 実はこれ、初めて呑みます。てか、こんな機会でもなければ、一生呑まないし。

さほど、酸っぱくないね。むしろ、甘い。アニメの三種のやつもやってみた。うん、店っぽくはなるかな。でも、塩はいらない。梅干しはまあ、美味しいかな。

これは色々考えたけど、ツマミはなし。なんか、自分で(酒と肴の要素を)完結している酒って感じがしました。多分、もう2度と呑まない(私がサワー苦手なだけで、思っていたよりは不味くなかったよ)とは思いますが。
{/netabare}

10話目 オリオンビール
{netabare}
ビールが好きな剣道部が、好きなクラフトビールのひとつです。

こういう軽いビール、好きなんですよね(バドワイザーとか)♪

オリオンビールのようなスッキリ系は、やはり食事によく合う。今回はチャーシュー丼に合わせてみた(昼にラーメン作ったので、残ったスープで米を炊き、チャーシューにメンマとネギ、半熟卵をかけて完成。こんなかで既製品は、メンマだけw ラーメンスープもチャーシューも手作りです)。

そんな、「なんちゃって沖縄ライフ」を、暖房の効いた岩手で過ごす、この寂しさよ(笑)

オススメするクラフトビールは、やはり岩手県の「銀河高原ビール」。口当たりはなめらかで凄く飲みやすくて、フルーティーなビールです。特に「ヴァイツェン」が好きですね♪ 「ホワイトエール」も旨いよ♪
{/netabare}

11話目 大七生酛
{netabare}
燗といえば、大七ですね。私は基本的に冷酒か常温で呑むので、燗は冬くらいですね。

大七は、キレが良くてクセがない酒です。自分がイメージする福島の酒って、もっと甘いイメージなのですが、大七は凄い爽やかですよね。

熱燗というより、ぬる燗くらいが良い感じでした。素直な味なので、どんな料理にも合いそう。

今回合わせたツマミは、ホッケの塩焼き。理由は簡単で、獺祭の回を思い出し、食いたくなったからですw

ちなみに、ウチには燗を作る為だけの機械がありますよw ケーズデンキで、確か2000円くらいで買ったかな?

冬はたまに、安い日本酒を燗にして、そこに様々な乾物を入れて、なんちゃってヒレ酒風を楽しみます(笑) オススメは、ホタテの貝柱の乾物(入れすぎ注意)。あと、熱燗に柚子とかレモンを軽く絞るのも美味しいですよ♪
{/netabare}

12話目 アサヒスーパードライ
{netabare}
まあ、日本で売り上げ一位だから、取り上げるのは当たり前だけど、スーパードライ、あんまり好きじゃないんだよね。1話で言ったじゃん(笑)

さて、スーパードライですね。このビールの特徴は、なんと言っても「キレの良さ」と「爽快感」。ビールを表す言葉として、「キレ」や「コク」、「爽快感」「華やか」なんてものがありますが、意外と曖昧に遣ってますよね。

私は「キレ=味がいかに早く消えるか=雑味のなさ(甘味が少ない)」「コク=味の複雑さ(苦味や甘味が強い)」「爽快感=ノド越しの良さ=炭酸の強さ」「華やかさ=ホップなどのフルーティーさ」と思っています。

スーパードライは、「爽快」で「キレ」があるビール。つまり、「炭酸が強く、甘味が少ない」ビールです。まさに、「夏にゴクゴク飲んで、ノドで味わうビール」。

お酒が好きで、これまでのレビューを読んで頂ければ、私の好みとは真逆だと分かって頂けるかと。第1話のヱビスビールとは、真逆のビールですね。

今回飲んだのは、「スーパードライの瞬冷辛口」。アニメでも、棚に並んでいましたね。スーパードライのスーパードライらしさを、更に強化したようなビールでした。ここまで突き抜けてくれると、普通スーパードライより、楽しめるかも(個性が際立ち、クラフトっぽさも出る)。

今回合わせたツマミは「生ハム」。刺身に合うってことは、やっぱり合うよね(笑) 揚げ物だと、ちょい負けちゃう印象ですから、繊細な味のおつまみをオススメしますよ♪

ちなみに、私が「サッポロ黒ラベル」を好きな理由は、「バランスの良さ」です。苦味も甘味も雑味も炭酸も、全てが「ちょうど良い」。毎日呑んでも飽きないビールです。

特徴的なビールを呑みたいなら、クラフトビールを呑むしね。「黒ラベル」は、実家みたいなビールなんですよ(笑)

さあ、「こんな夜に合うお酒は何だろう♪」(笑)
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

酒以上に食べ物がガチだった…! 第9話: え、ほたるさん!? → 評点は低めだが安心安全のお勧め作品

原作マンガは読んだことが無いのですが、とりあえず第1話を観た限りではビール(プレミアム・ヱビス)の作画や蘊蓄はまあタイトル的に当然として、一緒に出てきた冷奴や天婦羅の作画がわりとガチでした(笑)。

これはお酒云々というよりはむしろ飯テロ系かもしれないですね。最近、アニメで食べ物の作画を頑張るのって流行っているのかしらん…?

2018.3.10追記:
駄菓子をアテに「男梅サワー」を飲む話。え、回想シーンの駄菓子屋にほたるさん(笑)!?

2018.3.30追記:
無事完走。お酒の蘊蓄はまあまあ面白い。毒にも薬にもならないわけではなく、やや薬寄りの作品。

特に最終回だからということもなく、わりと普通に終わったのがこの作品らしいといえばらしいところかもしれません。

安心安全の暇つぶしでたぶん2周目以上観ようとは思いませんが、そこそこ良作でした。円盤を買ったりするよりは、動画配信とかで気楽に観るのが向いているように思います。

そこをわきまえてか変にお金をかけない作りになっているように見えますが、特に作画崩壊とかもしないというか酒と食べ物はちゃんとそれに見えるように作画されているので評点的には高くないですが安全安心のお勧め作品です。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 42

60.7 5 沖縄で漫画原作なアニメランキング5位
ケンコー全裸系水泳部 ウミショー(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (209)
1177人が棚に入れました
海猫市緒ノ島(おのしま)の海岸に、家つきイカダに乗った父娘がやって来た。少女の名は蜷川あむろ。「県立海猫商業高等学校」(通称「海商」「ウミショー」)に転校する為、はるばる沖縄から航海してきたという。その不思議な泳力を買われ水泳部入りするあむろ。ドタバタの騒動を引き起こしつつもウミショーの人気者になってゆく彼女に最も心惹かれたのはマネージャーの沖浦 要だった…。

声優・キャラクター
豊崎愛生、生天目仁美、福井裕佳梨、清水愛、矢作紗友里、新谷良子、豊永利行、保村真、こおろぎさとみ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

エロ目的で見てしまった

エロ目的で見ても特にクルものは無かった、ただ普通に面白かったので見る価値はある。

基本はギャグ日常系でシリアスはほとんど無し、シリアス展開か?と思いきやギャグ展開もある。だから見やすいというのもある、そしてお色気要素もそれなりにある、ただ昨今の一般エロアニメと呼ばれる作品(ヴァルキリードライヴとかエロゲ原作作品とか)には到底及ばない、正直乳首ぐらいは出るかなぁと期待したがそれすらもなかった。

主人公男は豊永、主人公女は豊崎、ここだけ見ると良いとこ使ってるように見えるが、他のよく喋るキャラでもパッとしない声優を使ってる場合がある、武田の声はキャラに合ってて良かったが静岡さんの声の福井は外れでしょ、もうちょいキャラに合った声にすべきだった。

opは彩音、edは村田あゆみ、とある恋愛ゲームやってる人はこの組み合わせに運命を感じるはず、まあそんな人ほとんどいないだろうけど(笑)

投稿 : 2024/05/18
♥ : 0

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

おま~

いやふぉおおおお競泳水着ばんざあああああああああああい
正直スク水一択、だと私思ってましたが、これ見ると若干揺らぎますねぇ
作風全然エロくなくって、まったくもって健全
なのに、こう、いけないと分かっていながらもチラ見をやめられないと言いますか・・・
競泳水着から匂い立つ甘美な香りに抑えがたい衝動が全身を駆け巡るも、自閉される
全てを解き放ち、舐め回したいと思いつも、自閉される
そんなひと夏の想い出・・・


スポーツアニメです、まぁ上手いことやれてたと思いますよ
ただ1クールなので仕方ないですが、部活面はあむろの”すごいですアピール”に終わり、ラブコメに時間割きたいんだろうなぁという印象は受けました
思えば水泳を題材にしたアニメって、割と珍しい気がします、、、
実写ドラマではよく見ますが。。。
それこそ、ほとんどのアニメに水着回なんてのは往々にして存在するわけですが、全編通してこれだけで行くッってのには漢気を感じますね

漫画風の、吹き出しだとか、枠組みだとか、背景ベタだとか、そいったこぢんまりとした絵作りをしてます
絵で魅せると言うよりは、演出で魅せていると言った方が齟齬はないか
その他は、赤面の描き方が可愛くて好きですね
逆に口の描き方は結構雑かも、位置が常に動き回ったり、異常なほど大きかったり
制作はアートランド、監督はそ~とめこういちろうさんです
かきふらい先生じゃないですからね!

メインに豊崎愛生生天目仁美新谷良子福井裕佳梨清水愛矢作紗友里と私好みの声優陣
というかまず驚くのが、武田君役にまさかのこおろぎさとみさん
最初聞いても誰か分からない、そもそも背景キャラだと思ってたので考えようもなかったんですが、クレジット見てびっくり、なかなかに大物声優を使ってくれるものです
それから、蜷川あむろ役の豊崎愛生さん、今作が主役デビューですね
第五回声優アワード、主演女優賞、ついに獲りましたね
偏りがあってあんま当てにならないと言われてる声優アワードですが
まぁこの功績は本物だと思います
声質派声優なのかなって思わせて、あれ?意外に実力派?と驚く演技を披露することもしばしば
私は特にファンではないのですが、”声優の可能性を広げる存在”と言えばそうなのかな、って感じですね
そんな今を時めく豊崎さんの比較的早い時代のお声が聞けるのもこの作品の魅力です
今作の特典映像における豊崎さんと矢作さんいや止めとこう

さぁOP「DOLPHIN☆JET/彩音」
夏の日差しが海を照らす光景が目に焼き付く、爽快感溢れんばかりのナンバーです
君のドルフィンキックが~トロピカルで気持ちイイから~♪
映像も好きですし、何より曲のノリが素晴らしい
夏っぽいアニソンっていったら真っ先にこれが浮かびますね
この曲は、劇中でもキャラが口ずさんでたり、挿入歌としても流れます
最終回のこの曲を使った演出は感動しましたね
水しぶきの音も心地よいし、マリオっぽいBGMも良い感じで、音楽評価は高いです

あむろちゃん、自由闊達で天真爛漫な娘は可愛いですね
見ててこっちまで元気になってきます
トレードマークのペケは、巷で流行ってるバッテンピンじゃないですが、これもありですね
静岡さん、可憐で清楚なお嬢様といった佇まいの彼女が実は・・・ってな設定ですが
あむろとは別の意味で、元気になりますねぇ
置いといて、毛剃りと麻雀に命を懸けるイカサマ先輩や髪を下すと意外に可愛いマキエちゃん他、騒々しいけど楽しい良キャラが揃い踏みです
”ブルンブルンの洗礼”、私も受けたいなぁ


リュウグウノツカイってあんまり美味しくないと聞くんですが・・・どうなんでしょう・・・

とにもかくにも、夏に見たいアニメといったらコレに決まりです!
夏ですよ、夏

投稿 : 2024/05/18
♥ : 2
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

確かに・・・

水泳部ということでオール水着回のアニメです。
その上、ほぼコメディーということになれば、自然とアクシデントが・・・。
でも、いやらしさは一切ありません。
アニメタイトル通りの健康的なエロだからなのです。

内容と言えばそんなに無いような気がします。
水泳部の皮をかぶったバカアニメだからでしょう。
その幼稚な笑いには困ったものです。
頭を空っぽにして楽しむしかありません。

それでも視聴できたのは、OP曲「DOLPHIN☆JET」の存在!
サビの部分があまりにのびやかでさわやか。
湘南の風に吹かれているようで、癒されます。
各話冒頭で引き込まれてついつい視聴というのが本音です。

ヒロインのあむろは天真爛漫で頭が空っぽ。
笑いの起点は彼女の天然ボケが多かったですね。
声を演ずるは若かりし頃の豊崎愛生さん。
キャラに合わせたのかな?一本調子でした。

最終話のラストに驚きました。
{netabare}エンドロール後半の90秒で沖縄編です。
超高速で、あっという間のハッピーエンド。
だれもそんな結末を望んじゃいませんけど・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 23

74.1 6 沖縄で漫画原作なアニメランキング6位
理系が恋に落ちたので証明してみた。(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (348)
1592人が棚に入れました
研究に情熱をそそぐ、理系女子と理系男子がもし恋に落ちたら?彩玉大学に通う理系大学院生の才女、氷室菖蒲は同じ研究室の雪村心夜に告白する。当然その「好き」に論理的根拠なんてない!しかし、理工学専攻として、「論理的に好きを証明できなければ、好きとは言えないし、理系としても失格!」その信念をもとに、2人は研究室のメンバーを巻き込んで「恋」の定義に関する証明実験を始める!?デート実験、好きの構成要素の解明、心拍数計測実験、ムード値の計測……。個性的過ぎる愛すべき理系たちが「恋」を論理的に証明する笑いありキュンキュンありの理系ラブコメディ!

声優・キャラクター
内田雄馬、雨宮天、原奈津子、大森日雅、福島潤、置鮎龍太郎、麻倉もも
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

理系あるある早く言いたい

原作未読


渋谷デートについて一言!

「そのまま東急百貨店本店を左手方面に向かい路地に迷いこめばOK!」


第4話あたりできつくなってきました。
遡ることあらすじ。好きになったので好意を定義し証明しようとするおバカな話。理由は理系だから。

共通のコミュニティで通じる“あるある”を飲み屋で悪ノリして大喜利大会始めるのに似てます。飲み放題の上限、二時間くらいでガスが切れることでしょう。
“あるある”繋がりでRGワンマン2Hを想像してみよう。もはや執行猶予なしの懲役2時間です。

「大喜利である」「RGライブである」仮説は証明できませんよ。だっておいら文系だもん。
ただし、つまんない理由は証明できるかもしれません。文系だけど。


ということでさっそく“ラブ”について。タイトルに“恋”使ってますんでね。
ラブストーリーとラブコメディ等“ラブ”が絡むネタで登場人物の心情への共感は肝です。ただこの作品は土台からしてそこで勝負してません。あくまでコミュニティで通じる“あるある”への共感となるわけで似て非なるもの。

 「惚れてまうやろ~」

な行動やセリフは残念ながらありません。ただし、

 「あ、それあるあるだわ」

な行動やセリフは満載です。

そうなると“ラブ”度数は一段下がってキャラの見た目勝負に移ります。かわいいとかかっこいいとかそんなとこ。イケボなんかも含んどきます。このへんは私専門外。
仮に見た目勝負も降りることになっちゃえばラブ度数をさらにもう一段下げて、

 笑えるか?

ギャグ振りしてればラブコメディの範疇には収まるでしょう。で、この作品ここがいけませんでした。
タイプ的に二つの方向性を辿ることができたと思うのですが…


■方向性其の一 ストイックに

中途半端なところで二人ともデレちゃうので流れが止まるんですよ。二人とも辛抱が足りません。
実験→失敗の途方もない繰り返しが理系の真骨頂でしょう。ストイックであればあるほどそこに常識とのギャップが生まれて笑いが生じるのに。せっかく“理系”という万人共有可能なパブリックイメージのある素材なのに活かせてないです。
“○○の定理”が意味する上澄み部分をかすめるに留まっていたため、結局のところ内輪の“あるある”的面白さの範囲を超えないのです。
内輪ウケも最初は仲間内の強固な結束を生みますが、持続可能か?と問われれば疑問符がつきます。{netabare}飽きがくるから、漫画家投入したり水着回でお茶濁してたでしょう?{/netabare}


■方向性其の二 名脇役を投入

本人たちの“ラブ”への向きあい方が無茶苦茶(笑)つまりラブポンコツで戦力として使えない分、ツッコミ役や道化役、狂言回し役が周囲にいないとアウト!
「いいからとっととくっつけよ」な視聴者の思いをかわして騙して目くらましてくれるほどの熱量が舞台役者には必要です。

同じ研究室の奏・棘田・虎輔らが主役の二人(雪村・氷室)にツッコめてません。操縦できてないと言い換えてもOK!マッチョ教授も役不足。みんな観察者もしくは並走する伴走者どまりなのです。福島潤の無駄使いですね。

{netabare}藤原書記と石上会計が仕事をしない『かぐや様は告らせたい』みたいなもんでしょうか。{/netabare}



ふるいにかけてったら、どうやら自分のふるいの目が粗かったようで全部こぼれ落ちちゃいました、という私の結果です。

1段階  ラブでないのでキャラへの共感に薄い
2段階  見た目勝負は自分にはノーカン。皆さんいかがでしょうか?
3段階-1 ズレや違和感で生じる“笑い”ではなく内輪ウケなネタ
3段階-2 ツッコミ不在。狂言回しの不在。

別に素数山手線ゲームで盛り上がってもらって結構ですし、理系をアゲてるように見えてディスってるのもおもろいんですけど、きっちり主人公カップルを転がして欲しかったですね。
理系とか関係なく飲み会で盛り上がった“あるある”ネタもラストオーダー後のロスタイムいれて3時間弱が限度ということだったのでしょう。

{netabare}第7話がほぼ限界でした。9話で漫画家投入。10話で水着回ですもんね。賞味期限切れです。{/netabare}




★とどめかも

三島由紀夫VS東大全共闘の公開討論の映像見たことあります?
立派な方を数多く輩出されてる最高学府ですが、むしろ鳩山由○夫がここ出身だったなという事実に納得できる映像になってます。
で、ここの学生たちのコミュニケーションの特徴が、

・意味不明な文言をぶつけて相手が言い淀んだらこっちの勝ち
・「ソースよろ」をぶつけ続けて相手が回答に窮したらこっちの勝ち

古代ギリシャにソフィストと呼ばれる人達がおりまして、
真理の探究よりも、いかに相手を論破するかということに力を注いだので、詭弁に陥る傾向が強かったという程度の低い連中です。国も傾きましたね。
わざと

 “コミュニケーション不全”

を起こしてマウントを取る行為。イラッとくるでしょ。主人公男にその気(け)があったのですよ。

{netabare}飛行機の中でイチャつこうとしたのを止められて「なぜだ?」でその証明を相手に求めてみたり。{/netabare}


コミュニケーションの究極(と私が思ってる)恋愛行為と、コミュニケーション不全を狙ったかのような主人公らの行動が水と油に見えました。


ここから見えてきたこと。
ラブ要素を一切廃してみればこのジレンマも味あわずに済んだことでしょう。つまり“あるある”だけ楽しむという本作王道の堪能方法。


彼ら見てたら、作中では悪く描かれていたナンパ小僧のほうがまだ健全だと思いましたよ。拙いだけで女性に対しては一生懸命でしたもん。



※ネタバレ所感

■最終話について

{netabare}名探偵の推理が始まり犯人をあてるも「○○しかいない」の根拠が薄弱というかそれ憶測。そこ理系放棄したらだめじゃん。
で最後は気持ちが大事!みたいな。徹頭徹尾ロジカルお化けだったら面白くなっただろうに。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

-----


2020.03.28 初稿
2020.10.13 修正

投稿 : 2024/05/18
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ラブコメというよりラブ×ギャグ 恋愛もあるけど、何より面白い!!

理系が恋という事象を証明しようとするギャグ要素強めのラブコメ。
アマプラにて、全話公開していたので見ました。

PVを見たときからこれは面白そうだと思っていたけど、やっぱり面白かった。
こういうコメディ強めのものが個人的に好きというのもあるけど、物語に変化があって中弛みすることなく見られた。
むしろ後半の方が面白かったぐらい。

普通なら当たり前と思って考えもしないことを真剣に考える姿が馬鹿らしくもあり、この作品の魅力でもあった。

音楽はOPもEDもどっちもこの作品にぴったりでよかった!!

総評として、最高に面白い!、という程ではないが最後まで飽きることなく見ることができるくらい面白かった。
作画、声優、キャラ、音楽の全てが高クオリティ!
アマプラ、感謝!


↓↓↓各話の感想↓↓↓
{netabare}
1話の感想 ★★★★ 4.0
好きかもしれない
{netabare}
なんか理系への偏見が過分に含まれている気がする。
確かに一部にはこんなやつもいるかも知れないが、大部分はこんなんじゃないからね!!
ギャグテイストで面白かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
大学院の先輩
{netabare}
また癖が強い先輩が現れたな。
料理において愛情を形あるモノとして考えてたのが理系っぽかった。
英語の論文読むのが大変なのは凄く共感できた。{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
デートとは
{netabare}
新キャらはチャラ男に見えるただのギャルゲーオタクか。
……こんなやついるわ~
デートの定義は気持ち次第ってことか。
まぁ、無難だな。
最後のお誘いは皆がいるなかでしたのかな?
もし、そうならかなりのメンタルだ。{/netabare}

4話の感想 ★★★★☆ 4.5
デート
{netabare}
最初は微妙かと思ったが、最終的にめちゃくちゃ面白かった!
観察班の2人が良い仕事したわ。
いい雰囲気で終わったしよかったな。
ED、ノリがよくて好きだわ~~{/netabare}

5話の感想 ★★★★☆ 4.5
ミーティング
{netabare}
教授、癖が強いけどいい人っぽいな。
虎輔の興奮対決は面白かった!!
やっぱ、幸村・氷室ペアよりもそれ以外のモブの方がギャグセンスあるな。{/netabare}

6話の感想 ★★★★☆ 4.5
キス
{netabare}
この実験はなかなか役得なんでは?
奏ちゃんだけでなく、棘田先輩ともキスできるとは。
あんな実験室なら行きたかった。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
飲み会
{netabare}
飲み会でここまで酔う人って意外といないよな。
大抵、吐くから。
女子は基本男がいたらここまで飲まないし。
てか、研究室でお酒がいいとか珍しいな。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
虎輔の研究
{netabare}
虎輔の研究、聞く分には面白そうだけどやるのは大変そう。
結果が知りたい。
そして、ここにきて新キャら。
漫画家らしいけど、予想ではエロ漫画家!
もしくは、絵がめちゃくちゃ下手くそ!!
さぁ、真実はいかに!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
沖縄合宿
{netabare}
氷室の水着が良すぎた!!
赤っぽい水着が映える。
流石に水着で抱きつかせなかったのは正解だわ。
もししてたら、雪村死んでたな。
そして、なんと言っても虎輔と棘田の二人!!
めっちゃきゅんきゅんするわ!!
棘田はなんだかんだ言うけど、虎輔のこと好きよね?
{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
研究発表
{netabare}
理系の先生は基本ムキムキではありません。
ますはこれを言っておく。
虎輔の発表は普通に面白くていい発表だったと思う。
奏も凄く準備されていた発表だった。
奏に抱きつくとは、雪村やるな~
奏も相当可愛いからな!!{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
喧嘩
{netabare}
喧嘩というか氷室が嫉妬して怒ったって感じだな。
男は女が何に怒ってるか分からないからな。
しかし、あのOGマジで害悪だな。
確かに恋は障害があるほうが盛り上がると思うが、現実でしかも故意に起こす物ではない!!{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★★ 5.0
恋を証明してみた
{netabare}
氷室、可哀想に。
あれは逃げちゃうのも分かる。
そして、最後のシーン!!!
エモ過ぎる!!
景色の100点がこっちにも分かる綺麗な作画。
そして、キスシーンで引き画面になるものよかった。
これは満点ですわ。
奏の恋事情や、虎輔と棘田の二人にも気になるところ。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/18
♥ : 17

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

文系の行動原理

国立彩玉大学理工学部研究科に所属している院生の氷室菖蒲。
同じ研究室の雪村心夜に恋をしてしまったと告白する。
理系の2人は、どのようにして恋に落ちたのかを定義づけて証明しようとした。

「好き」という事を証明する。
感情論だったら簡単です。
各種の数値で「好き」を定義づけ。
証明するのは難しいです。

理系の専門用語が多数出現。
文系のオイラには難解です。
数学が面倒だったので選択科目から外しました。
化学や物理学などは、そこそこ得意でしたけれどね。
しかし、日本史の面白さに魅かれていた当時は数学に見向きもしません。
今では専攻した日本史の知識も危ういですが……
やはり現役バリバリの最前線にいる人達には敵いません。

「好き。」と相手に言われたと仮定します。
どういう感情になるのか?
嬉しい気持ち、または、勘違いじゃね?と疑う気持ちなどで複雑かなぁ。
素直に嬉しくなる感情は分かります。
ただ、美人局というトラップの可能性も否定できません。
とりあえず、経過観測という事に落ち着くでしょう。

全然、理系ではありませんね^^;
感情論ばかりで、すいませんm(_ _)m
恋愛感情を定義づけするというラブコメ作品。
ぶっちゃけ、バカップルのデレデレ具合を観察して、所々ツッコミを入れて楽しむ内容です。
ツッコミ役の奏か火に油を注ぐような性格の棘田に感情移入させて、
作品を楽しんだらいいでしょう。
『夫婦喧嘩は犬も食わない』
好き勝手にやらせて放置しておいたら、元通り仲良くなる、という意味です。
感情論で納得できないのであれば、
相手と性行為をしても忌避感を感じない、とかではダメかなぁ……(///▽///)

恋愛感情のある相手とだったら何をしても楽しいです。
反対に嫌いな相手とだったら好きな行為をしても、全然楽しくありません。
理系的思考の人はゴメンなさいm(_ _)m
私には証明は無理でした^^;
結局、私は感情論。
成人の二人が合意の上で婚姻届を役所に提出する。
証明ではありますが、「好き」の証明とは別物かなぁ。
(一応、LGBTの人達にも配慮して、異性という言葉は使いませんでした。)
「好き」という恋愛感情を定義づけしようとするバカップルの奮闘ぶりを楽しみましょう。

投稿 : 2024/05/18
♥ : 28
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