英霊で契約なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの英霊で契約な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番の英霊で契約なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

91.4 1 英霊で契約なアニメランキング1位
Fate/Zero 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★★ 4.3 (3233)
17742人が棚に入れました
これは始まり「ゼロ」に至る物語――― 奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の 魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇……聖杯戦争。三度(みたび)、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。Fate/Zero 第一期で語りきれなかった残りすべてが、今ここで明らかになる。

声優・キャラクター
小山力也、川澄綾子、大原さやか、速水奨、関智一、中田譲治、阿部彬名、山崎たくみ、緑川光、浪川大輔、大塚明夫、石田彰、鶴岡聡、新垣樽助、置鮎龍太郎
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

王様と私

お休みはさむだけだってCG、画はすげえのな。
綺麗なのはわかるが、お金がかかってるだけで、動画、作画は相変わらず、光と色でうまいことごまかしてはいるが。
アニメ製作じゃなくて、なんかCG屋さんて感じなんだよな。ハリウッド映画の真似事はうまい。アニメーションとしては・・・大塚さんつながりで言うなら『まだ、未熟!!』
ゴンゾ臭がするというか・・。

{netabare}
ライダー戦で力尽きたのか、なんだこの締め方は・・・
船の話、人類補完計画もどき、エクスカリバーまでで気になったが、やっぱり、というか・・カタストロフィを描くにはまったくの力不足?金不足?尺不足?
序盤(1シーズン)はしっかりデキてたのに、終盤で構成完全に失敗してるよね。視聴者へ期待の煽り、主役の絶望感、廃人になる過程が伝わらない。結局綺礼さんの話になったし。


そもそもSN(初代)を知らない人には、いったい何が起こったのか、誰の話なのかわかりづらすぎ。
個人的にはそれ以前、キリツグさんのおかげで腰砕け。
セイバーはもっとアクションしながらボコボコにされるべきだった気もする。
マスター同士の最終決戦がなんともかっこ悪い。マトリックスもどき。かをるネタ臭。
そんなことよりも説明セリフが多すぎ。
開戦するまでの流れも大事だと思うんだが・・なんとなく、いつの間にか、はじめたよね。
セイバーのバーサーカー戦、アーチャー戦もびみょ。
主人公コンビはどのバトルがメインディッシュなんだと。

山場が完全にライダーVSアーチャーになっちゃってる。
これ作ってるほうも心折れてるだろw。
幼女の話で1話つかうんじゃなかった?いやいやあれはいいところで1stシーズン止めるための尺合わせかと。
過去話とか中途半端な心理描写などなど削るれるところがいっぱいあった。
製品版で終盤修正入れられるからいいか・・なのかな。

23話だかのライダー回だけは凄くいいんすけどね。
もうあれだけ別作品です。臭いしベタだけどそれがいいし、それでいい。
ギル様まで別キャラ化して何故かかっこいいw勝負とかよりも3人のやり取りがいいんす。あそこで満足しました。私もいっしょにオケアノスにたどり着いちゃった。たぶんスタッフもw最終回2回とどっちやりたいっていったら明らかにこっちだろう。
なんとしてでもライダー組は超絶かっこよく描きたいってのがヒシヒシと・・w


こんな駆け足、中途半端なら、エピローグでスタッフロール終わったらセイバーさん降臨とかあのセリフで締めてあげてもよかったんじゃね・・。
なんかキリツグがある意味救済されてるっていいたいのはわかったから、セイバーさん、リベンジはこれからすんだよって救ってあげようよ。

いいとこなしだったんだから名言いただきました!胸アツ!!ってして・・原作ゲームやらせよう。18禁だけど。オトナの汚い考えかしら。
製作会社が違うから繋げるのはまずいとか・・。
それともSNをアニメでもっかいやるんけ?



作品全体としての感想、前期でキャラ紹介が終わり、基本3人の王とそのマスターのお話に。


征服王イスカンダル&ウェイバー

キャラが明らかに愛されてる。セリフや書き込みもコイツら設定がいっぱいあるんだろうな・・ってのが伺える。
ウェイバー視点でよかったんじゃねえの?ってくらい最初から最後まで完全に作品をもっていってしまった。
そのお声からジャンレノ→ドラえもん→ウェイバー君はのび太という図式が勝手に出来上がってしまった。ジャイアンもコイツなのか?まぁ真のジャイアニストは赤さんだけどさ。
スネオはモノホンがいる。

龍之介コンビもかなりいいセンいってたが・・あいつら好きっだった。
こちらはもう・・
その分かりやすいキャラ、突出した魅力から物語としてはとんでもない癌であり、作品、コンテンツとしては最大の武器。
最後でウェイバーが臣下になってしまったのが是か非かってとこだが、征服王が彼を生存させるための策略だったんだろうから、オッサンに口説き落とされちゃって涙する、そんな情けないヒーローがいたっていいじゃないかとも思う。朋友にはかわらないのだから。
なぜ主人公にしなかったのか・・。SNと同じ話になるってことなのか?別によくね。エロなしSNでいいじゃん。
聖杯の行方、戦争の顛末は、エピローグってことで。


英雄王ギルガメッシュ&言峰 綺礼

ギル様、SNキャラなのでイジりようがない・・
ドルアーガの鎧、FFからもらった能力。
はいいが相変わらずダサい。小物臭・・。
逆手にとって終始ネタキャラとして扱われてますが。
でもなぜかライダー戦だけは漢らしい別キャラにw
厨二キャラ、伝承のギルと違うのは受肉で頭狂ったって設定じゃなかったっけ。

綺礼さんは、かなり良かったんですが戦闘シーンがやはり・・。
某各ゲーヒロインに『あなたにはクンフーが足らない』って言われるレベル。
んで心理描写。愉悦はいいけどあんなに邪悪に笑うのとか、最後までとっておくべきだったと思うの。
ちょっと戸惑いがはいった、笑いのままずっといけばよかったのに。
なんでおじさんの話の前あたりであんなに笑わせちゃったのかなぁ・・。声優さんの演技では笑ってないのにさ。
でもウェイバー抜きならコイツが主人公のほうが面白いよ・・
切嗣にムカつくのわかるし、なんなら聖杯なんかどうでもいいってスタンスも素敵。
悪役誕生の物語として、
スターウォーズでもよかったじゃないかしら。


騎士王アーサー&衛宮切嗣

セイバーさんは前日譚なのでデカイ変化は付けられないから仕方ない。
メンタルはランスさんにボコボコに、肉体はギル様にギリギリまでリョウジョクされるのかと期待してたのに、両方あんまだったな・・。

切嗣さんが大問題、弟子っぽい人がラマンだったりw
序盤はかっこいいwwだったのに・・。

発覚する聖杯への願い、『世界から争いをなくす』って・・・なにそれ?厨二コジらしたの?あんたアラサーだろwどんだけアホなんだよ。そんなのはTBS日曜夕方枠に任せとけ!
全人類をハッピーな麻薬漬けにでもする気ですか?心が満たされたらパシャパシャさせるとか。だったらいいんだけど。
てっきり悪意で満たされてる聖杯の破壊とかそういうのだと思ってた。

嫁まで巻き込んだ綺礼を釣るための虚言で『うっそんww聖杯破壊が最初から狙いでしたw』ってのを期待してた・・。そこまでの鬼畜であってほしかった。
セイバーさんのSAN値もゼロにしようや・・。

せめて『世界征服』とか『どの政府にも属さない独立した組織の設立』『審判者(巨神兵)作成』とかw。

もう、神父さんと一緒に絶望しちゃったよ・・。なんだこのクソメインストーリーってw
神父さんもけっこうな厨二だけど、自分で言ってるし、異常者ってことなんだと納得できる。
切嗣さんはもうブッチギリでヤバいやつ。
あそこに至る過程をあんなに尺使って語られても理解不能。
で本心は嫁と娘ラヴ?wwだめじゃん・・。

オヤジ主人公の願いが本当にこんなことだったってのがある意味山場だわ。
このお話はSNの頃から設定があったのだろか?
すごい胸糞わるいw。

逆に明らかに観る側が神父さんに感情移入できるようにしてあるような・・どっかの誰かさんに盛大にバカにされてるでしょこれ。綺礼のために存在するキャラにされてる。

SNの『正義の味方になりたかった』って言葉から製作者がなぜこんな願いが思いつくのよ。
必殺仕事人でも十分正義の味方だと思うが・・。

残飯にキャビアかけても残飯という至言があるが、厨二にハードボイルドまぜても厨二、じゃすまなくて、それ以下の何かになったみたいな気分。

綺礼がんばれ!!って気持ちにさせるための原作のイヤラシイ演出かもしれないけどね。
他人のフンドシで相撲を取ることへの遠慮なのか、相手を立ててなおかつ自分のメッセージを突っ込みたかったのか。
なんかアホなこと描いてるけど真面目な人なのかなって・・・。

蛇足だけどガンマニア・・なのかしら。チョイスがマニアック。
バイクなんかも原作か型月の人が好きなんだろうか・・
ZZRとかじゃないってのが・・、ビジュアルなのか。
確かにマキシマムパワーだけならVMAX。
チョチョイで150psは余裕で超えてくれる平行モノだなきっと。
だから排気音直してね・・。












覚え書
___________________________

ギル様の御座船のダサさはどうにかならんのかね・・。
リグ・ヴェーダのあれってラピュタじゃないのw冗談はおいといて、むこうじゃ飛行機のこと今でもいうらしいけど・・普通に飛行機(英語)っていってたなw
なんでもいいけどせっかくの見せ場なのにデザインがダサいのといつまでも座ってるのがシュールすぎて笑えた。

VMAXきた!!かっこいいねぇ・・ほしいねぇ・・・・
変形なんかさせないでいいよ・・ノーマルで三国無双ゴッコしてほしいなぁ・・。
てかさ!!!音違うだろ?ハーレーのあててないか?
DOHC、V4であんな音にならん。回ると高い音になっぞ!なおしとけ。

キリツグの願いを知ったら一気に萎えたwがんばれ神父さんwてか神父さんの扱い方がなんかヘタクソじゃない?笑ったらそこでお話がおわる気がするんだけど。最終決戦までは露骨に笑わせるべきではない。

ギル様狂言回しのくせにダサいが、23にしてやっと見せ場が・・ダッサイよろい着るのここからでよかったな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今のところ1番好きな作品です♪(あにこれ登録約1年)

2期まとめての感想になります。

とても好きな作品なので、
想いが溢れて感想が長くなっておりますm(o・ω・o)mゴメンナサイ。

【好きな陣営】

{netabare}ライダー陣営とキャスター陣営。
(次点で綺礼・アーチャー陣営)

やっぱり仲の良い陣営は良いですね(ღˇ◡ˇ))
殺伐としたシリアスストーリーの中、
貴重な癒しだった陣営です。

この2陣営はベクトルが全く違いますが、
どちらも見ていて微笑ましかったです*⑅〃*❛ᴗ❛ *♪{/netabare}

【好きなキャラクター】

{netabare}●ウェイバー君
…シリアスなストーリーの中、キャンキャン騒ぐ姿に癒されました。
 女の子少ないし、ある意味ヒロインポジションでしたね(笑)

 ライダーとの出会いを通して成長していく姿が微笑ましかったです。
 「貴方こそ僕の王だ」には感動しました[っ_・o]

●ライダー
…『然り! 然り! 然り!』
 王とはこうあるべきだ論に感服いたしました。

 とてもかっこいいキャラだと思います!
 ああ、こんな王ならついていきたいと思うのも分かる気がしました。

●雨生龍之介
…ただの殺人者ではなく神を信じていたりして何かと憎めないキャラ。
 神様はいるんだよ!の笑顔が眩しかったです。

 キャスターとの相性ばっちりでしたね!
 cv石田彰さん。好きな声優さんなので嬉しかったですo(^-^)o

●アーチャー
…武装して戦うシーンより、綺礼の側でゴロゴロしながら
 ワイン飲んで綺礼に愉悦とはとか説くシーンが好きでした。

 セイバーに我が妻となれ!とか言うのも好きです*⑅〃*❛ᴗ❛ *♪
 マイペースっぷりがいいですね。
 ほかのシリーズにも出ていますがZEROのギルガメッシュが
 1番かっこいいかも^(╹ω╹)^

●雁夜おじさん
…不憫なおじさん。
 聖杯そっちのけで時臣だけを狙うのが面白かったです。

 桜ちゃんのために頑張る姿が健気でした。
 たとえ桜ちゃんから認めてもらえなくても…(涙)

●セイバー&ランサー
…この2人は2人でいるシーンが好きでした♡
 騎士道精神あふれる姿が眩しかったです!
 「セイバー。俺は、お前に出会えて良かった」には感動。

 お互い、マスターには恵まれませんでしたね(>_<。){/netabare}

【好きなシーン・印象深いシーン】

{netabare}ほぼ全話好きなのですが、抜粋で(n╹ω╹)η ♥

●第5話 「凶獣咆吼」より
…セイバーとランサーの初めての戦闘に
 ライダーが馬で乗り込んでくる回。

 ウェイバー君が「ラーイダーァ」って叫んでOPに入るシーン好きです^^

 ライダーの呼びかけにホイホイされてくる英雄王のシーンも好き♪

 バーサーカーも揃って、英霊が一斉に揃うシーンにとてもワクワクしました!
 ここまで割とおとなしめの展開だったストーリーが、
 一気に華やかになりましたね。

●第11話「聖杯問答」より
…セイバー・ライダー・アーチャーで王とはどうあるべきか。を議論する回。

 ライダーの「王とは誰よりも誰よりも鮮烈に生き…(以下略)」に感銘。
 『然り! 然り! 然り!』もとても印象に残った回。

 ライダーかっこいい…!配下に入りたくなっちゃいますね((✿❛◡❛)

 そんな中アーチャーがマイペースにセイバーに好意を向け始めるのも好きです^ω^
 3人の全く違う個性が光る回でした。

●第13話「禁断の狂宴」より
…龍之介の「これが人間のやる事かよぉぉぉぉ!」に「お前が言うな」回(笑)

 キャスターに独自の神の愛を説く龍之介のシーン好きです。
 言っていることもあながち間違いとも言い切れなくてすごいです。

 キャスター陣営は、やっていることは最悪ですが、
 お互いのことをどんどん分かりあえていった幸せな陣営でしたね(ღˇ◡ˇ))

●第14話「未遠川血戦」~第十五話「黄金の輝き」より
…前半戦のメイン。全陣営が揃っての戦闘は大迫力でした!!

 共闘はいいですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
 セイバー・ライダー・ランサーが協力し合うのはもちろん良かったし、
 さりげなく英雄王がセイバーを助けているシーン好きです。
 
 そしてセイバーのエクス・・・カリバーァァ!!最高でした!
 BGMもかっこいいし、ここだけヒーローもののアニメを見ているかのようでした。

 ここからは皆どんどんいなくなっていきますしね…゜-Å) ホロリ

●第22話「この世全ての悪(アンリマユ)」より
…ウェイバー君が全ての令呪を使って、
 ライダーに勝ち抜けと命じるシーン。

 こんなかっこいい令呪の使い方、FateシリーズでもNo1だと思います。

 そしてもう令呪に縛られなくなったライダーが
 最後まで見届けよというシーン。もうただただ感動です。
 号泣するウェイバー君に私までもらい泣きしそう。

 サーヴァントの扱いがひどいマスターも多い中、
 この2人の絆の強さには本当に感動しました(。>﹏<。)

●第23話「最果ての海」より
…アーチャーvsライダーの戦闘回。

 相変わらずの勧誘に爆笑するギルガメッシュ良かったですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و
 宝具対決は大迫力!まさに聖杯戦争の大一番でした!

 別れの前にライダーとウェイバー君が臣下の約束をするシーン。
 こちらもとても感動でした。なんて綺麗な涙…。
 
 そしてライダーが倒れた後、近づいてくるギルガメッシュに
 ウェイバー君が真っ直ぐな瞳でマスターではなく臣下だと返答。
 その姿をギルガメッシュは賞賛。

 基本他者を認めないアーチャーがライダー、そしてウェイバー君を
 認めたシーンとても良かったです。
 
 ライダー陣営の戦いがここで終わってしまいましたが、
 とても素晴らしいラストだったと思います[っ_・o]

●第24話「最後の令呪」より
…切嗣と綺礼の直接対決。
 ずっと因縁のあった2人のバトルも熱かったですね!

 作画が素晴らしかったし、
 2人とも他の回よりかっこよく見える回でした(ღˇ◡ˇ))

 そして最後の令呪で聖杯を破壊せよと命じられるセイバー。
 ハッピーエンドにならないのは最初から分かっていましたが、
 やっぱり可哀そうでした…。

●最終話「Fate/Zero」
…惨劇の始まり。「Fate/stay night」に繋がる物語。
 ハッピーエンドは「Fate/stay night」までお預けですね。

 士郎の眩しい笑顔に救いを感じました[っ_・o]

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!{/netabare} 

【好きな音楽】
{netabare}
ZEROは音楽も素晴らしかったです。
特に2期のOP・EDは今も時々聴いたり歌ったりする大好きな曲です♪

●to the beginning(Kalafina)
 …神秘的な始まり方と透明な歌声。聴き入ってしまいます♪

●空は高く風は歌う(春奈るな)
 …衛宮夫婦にぴったりの切ない1曲でした[っ_・o]
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25
ネタバレ

司狼神威 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1期と2期分まとめて書いたからな・・・。

原作は小説。
元はサブシナリオ予定だったらしいw

1期13話
2期12話
の合わせて全25話。
ん・・・OVAがあったような・・・。
ま、いいかw
1期から見るのがめんどくさい人は確か2部編成の総集編があったはずですのでそちらをどじょw


とても魅力的な仕上がりになっていますd(*'-'*)b
まぁ、ぶっちゃげ・・・あまりウチ好みの仕上がりではなかったですw

こゆのが好きな人にはとても素晴らしい満足できる仕上がりだったでしょうwwwwww



ちょっと精神的にアブノーマルというか・・・特殊な人材ばかりですw
キャラ一人、一人に魅力溢れる作品ですねw


個性・感性・思考・愉悦・屈折・歪み・苦痛・幸福・願望・欲望・秩序・理性・本能・破壊・狂気・混沌・・
色んな入り乱れた感情や状況がすごくシビアに交差していきますw


多分、10人いたら10人違う感覚で楽しめる作品です。
思うところも、感じるものもきっと見る人によって違うでしょう。


そこがこのアニメのまた良いところです。
自分の価値観、信念、善、悪、背徳、美徳、愉悦w

人によっては共感できたり、出来なかったりw
キャラによって異なるかもしれませんねw


結構褒めていますが、ウチの好みではありませんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


ウチが最後までコレを見れたのはギル様のおかげであります!!!!

これより先はちょっとネタバレなので伏せておきますw
主にギル様の名言をまとめてみましたwww

{netabare}・天に仰ぎ見るべき我を同じ大地に立たせるというのか! その不敬、万死に値する!!

・ヒトの領分を超えた悲願に手を伸ばす愚か者……その破滅を愛してやれるのは天上天下にただ一人、このギルガメッシュをおいて他にない。
儚くも眩しき者よ。我が腕に抱かれるがいい。それが我の決定だ

・つくづく愉快な奴よな。道化でもない奴の痴れ言でここまで笑ったのは久方ぶりだ
生憎だがな。我は二人目の友など要らぬ。我が盟友は後にも先にもただ一人のみ。――そして王たる者もまた二人は必要ない
良い。存分に己を示せよ征服王。お前は我が審判するに値する賊だ

・また幾度なりとも挑むが良いぞ。征服王
時空の果てまで、この世界は余さず我の庭だ。故に我が保証する。世界は決して、そなたを飽きさせることはない

・おまえとて不本意だろうが、なに、これも先達としての務めよ。真実を識るものとして、一つ教授してやるがいい……!
黄泉路を開く。存分に謳え亡者ども。
なに、退屈はさせん。我とてこのような気紛れは一生に一度あるかないかでな。財の出し惜しみはせぬ、夜明けまで命を賭して持ちこたえよ……!
―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!

・侮るな。あの程度の呪い、飲み干せなくて何が英雄か。
この世全ての悪? は、我を染めたければその三倍は持ってこいというのだ。
よいかセイバー。英雄とはな、己が視界に入る全ての人間を背負うもの。
―――この世の全てなぞ、とうの昔に背負っている


はふうううううううううううううううううううううw
たまりませぬううううううううううううううw
ギル様ああああああああああああああああw


Fate/stay night&Fate/hollow ataraxiaからも名言集めてますw
アニメで聞けないセリフもあるかとwww

でも言うセリフもあるのでぜひこれから見る方はギル様を思う存分に堪能してくださいませええええええええええw


{/netabare}



【あらすじ】
日本の地方都市・冬木市では、七組の魔術師(マスター)と使い魔(サーヴァント)による「聖杯戦争」が繰り返されている。1990年代の初秋、四度目の聖杯戦争がはじまる。主人公・衛宮切嗣は、名家アインツベルンの委嘱を受け、セイバーのサーヴァントを召喚し聖杯戦争に身を投じる。彼の目的は聖杯による世界平和の実現であった。

英国からは二人の魔術師ケイネス・アーチボルトとウェイバー・ベルベットがランサーとライダーを、冬木からは遠坂時臣とその弟子・言峰綺礼がアーチャーとアサシンを、間桐雁夜がバーサーカーを、それぞれ召喚して参戦する。最後のサーヴァントであるキャスターは一般人・雨生龍之介によって召喚される。

切嗣はセイバーを陽動として扱い、銃火器を用いた隠密戦による他のマスターの抹殺を目論む。互いに不信感を募らせながらも、切嗣とセイバーはキャスター、ランサー、バーサーカーを倒す。

一方、遠坂の陣営では裏切りが発生する。アサシンを失った綺礼がアーチャーの教唆によって時臣を殺害し、アーチャーとの再契約を果たすのである。綺礼とアーチャーは強敵ライダーを退ける。

残ったマスター同士の対決において切嗣は綺礼を倒し、聖杯を手にする資格を得るが、土壇場で考えを改め、セイバーに強いて聖杯を破壊させる。聖杯から溢れ出した力が冬木市街の一部を破壊して大火災を引き起こす。

全てを失った切嗣は、火災から救出した少年・士郎を養子に迎え隠棲しひっそりと衰弱していく。一方、綺礼とアーチャーは聖杯によって蘇り、聖杯を逃したアインツベルン・遠坂・間桐の三家は次の機会を切望することとなる。禍根と因縁は残り、第五次聖杯戦争における結実を待つ。

参照ですがw




興味のある方は5話まで見てみてw



【声優紹介】

衛宮 切嗣/小山力也 / 入野自由(子供時代)

Irisviel von Einzbern/大原さやか

Saber/川澄綾子

久宇 舞弥/恒松あゆみ

遠坂 時臣/速水奨

Archer/関智一

遠坂 葵/伊藤葉純

言峰 綺礼/中田譲治

Assassin/阿部彬名(女性) / 徳本英一郎 / 高間陽一      郎 / 図師晃佑 / 島﨑信長 / 村上裕哉 / 松本     忍 / 佐々木啓夫 / 山本格 / 野坂尚也 / 佐々     木義人 / 桑畑裕輔 / 野間田一勝

Waver Velvet/浪川大輔

Rider/大塚明夫

Kayneth El-Melloi Archibald/山崎たくみ

Lancer/緑川光

Sola-Ui Nuaba-Re Sophia-Ri/豊口めぐみ

間桐 雁夜/新垣樽助

Berserker/置鮎龍太郎

間桐 臓硯/津嘉山正種

雨生 龍之介/石田彰

Caster/鶴岡聡


【主題歌】

『1期』
OP
「oath sign」(第2話 - 第10話、第12話 - 第13話、Remix I、Remix II)
作詞・作曲 - 渡辺翔 / 編曲 - とく / 歌 - LiSA
ED
「MEMORIA」(第2話 - 第13話、Remix I)
詞 - Eir,Fumio Yasuda / 作曲 - Fumio Yasuda / 編曲 - 下川佳代 / 歌 - 藍井エイル


『2期』

OP
「to the beginning」(第14話 - 第17話、第20話 - 第23話)
作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - Kalafina

ED
「空は高く風は歌う」(第14話 - 第17話、第20話 - 第24話)
作詞・作曲 - 梶浦由記 / 編曲 - 森空青 / 歌 - 春奈るな

「満天」(第18話、第19話)
作詞・作曲・編曲 - 梶浦由記 / 歌 - Kalafina



貴様らの好みに合うというのであれば、見てみるがよい。
この物語の結末を。

とギル様風で締めくくってみましたw


でわでわ(●´ω`●)ゞ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

71.2 2 英霊で契約なアニメランキング2位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (985)
5217人が棚に入れました
イリヤは穂群原学園に通うごく普通の女の子。ある日、飛来してきたカレイドステッキの人工天然精霊マジカルルビーによって、強制的に契約を結ばれ、魔法少女プリズマイリヤになる。本来のカレイドステッキの持ち主の魔術師・遠坂凛に命令され、冬木市に眠るというある危険なカードの回収の手伝いをすることになる。

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、植田佳奈、伊藤静、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、伊藤美紀、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

長期に亘る外伝アニメ化シリーズの礎を築いた偉大な?ロリ作品

『Fate』シリーズのイリヤが魔法少女に!?
外伝漫画シリーズ(未読)のアニメ化作品の第1期目。


【物語 4.0点】
単体で観ると、どぎついロリ成分と、マニアックな萌えに時々むせ返りそうにはなるもののw
『Fate』を魔法少女物の王道に置き換えた、まずまずのスピンアウト。


ですが、その後、4期『~3ドライ!!』+劇場版まで視聴した上で振り返ると、
優秀な1期目だったと評価がアップします。


ロリっ娘コスプレ趣味に訴求した「クラスカード」設定も、
『~3ドライ!!』までにこのシリーズなりの「聖杯戦争」として、
ある程度説明が成され。

美遊の過去も『~雪下の誓い』にて判明。


その上で本作を観ると、
イリヤの弱気で泣き虫という平凡な魔法少女属性についても、
冷徹な魔術理論に基づいた『Fate』の世界観に対して、
理論をひっくり返す奇跡をもたらす魔法少女像が追求されていると分る。

ライバル魔法少女・美遊の、
不器用で、ボッチになりがちだけど寂しがり屋な属性についても、
理由を知った上で再確認すると、いじらしくてニヤニヤできる。

など、この1期は後で壮大な展開を上乗せしても崩れない土台となるよう、
考え抜かれているな~と感心します。


一方で、肝心のイリヤの正体など、謎も多く、
シリーズは未だ底を見せていない。


私のツボ:{netabare}第四話にてイメージだけで空を飛んでしまうイリヤと、
物理法則に基づいて足場を築いて空を“跳ぶ”美遊。
による性格の違いの明確化。{/netabare}


【作画 3.5点】
描き込んだのは、入浴多めなイリヤちゃんの、
透き通った小学生の白肌だけじゃない!

シリーズ通じて、高橋 賢氏をアクション作画監督に据え、
戦闘シーンが熱い『Fate』ブランドに寄与している。


【キャラ 4.0点】
ここは魔境・深夜アニメ。女児に夢と称して玩具を売りつける必要がない。

それを良いことに?視聴者に魔法幼女萌えを煽るロリコン・ルビーさん
&生真面目な毒舌でキャラを貶める・サファイアさん。
両・魔法ステッキが大放言w


その他、“年増ツインテール”こと遠坂凛
VS“高慢ちきな金髪縦ロール”ことルヴィア
のギリギリ魔法少女舌戦。

より“お兄ちゃん”属性に拘束された衛宮士郎。

実は高校より小学校教師の方が似合っている?藤ねえ。

などなど『Fate』キャラを絶妙に壊し、ファンの腹筋を攻撃w


一方、イリヤ同級の小学生たちもやがて、
元気属性は無邪気過ぎてアブナく、
“腐る”女子は朽ち果てて{netabare}BL{/netabare}の沼にハマっていくことになるが、
本格的に壊れるのは2期『~2ツヴァイ!』からで、
1期は種蒔きのクール。

ただ、最後は、{netabare} 魔法少女ペアの濃厚接触
→地球より重た過ぎてドン引きする二人の友情(※一方通行){/netabare}
で締めくくり、波乱の次期に向け助走は十分で、
“大きなお友達”だけに向けて暴走する方向性が確定w


【声優 4.0点】
イリヤ役は本編と同じく門脇 舞以さん。
時に、ロリ特有の気の遠くなるような情けない高音域をかすれさせながら、
平凡な日常をぶち壊す各種ハプニングにツッコむ。

けど、やる時は涙を堪えて、勇気を振り絞るピュアな女の子を熱演。

(この外伝に慣れてしまうと、バーサーカーを引き連れている方のイリヤちゃんは、
一体、どこで道を間違えたのだろう?と悔恨してしまいますw)

美遊役の名塚 佳織さんも寡黙で、時にズレた真面目発言を重ねるなど
周囲がボケ通し、ネタを提供しまくるので、ツッコむイリヤ役の負担は大きいw


その他、本編からのキャラ役も含めキャストはシリーズ通じてほぼ不動。

それだけに、「カレイドステッキ」サファイア役・松来 未祐さんの早逝は、
ポッカリ穴が開いたようで、返す返す惜しまれます。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は加藤 達也氏。明快なメロディーでギャグと魔法戦に無難に対応……。
と行きたい所ですが、問題は曲名。

「少女の日常」に「少女のじゃれ合い」。「少女、絡まる」に「少女よ星になれ」
と全曲名に“少女”を付す執念で、ロリアニメのアイデンティティーを確立w


『Fate』と言えば処刑用BGM「エミヤ」。
数あるバリエーションの中でも実は本作の「少女進化!」が私のお気に入りだったり。


OPはChouChoの「starlog」。他に挿入歌も一曲。
後に4期『~3ドライ!!』のOPも歌う。
『イリヤ』とは『ガルパン』に次ぐ縁の深さ。


EDは声優ユニット・StylipSの「Prism Sympathy」が、
小学生イリヤのキラキラした日常を既成事実化。

(因みに、後に、この曲が再起用された『~3ドライ!!』4巻付属OVAの運動会ダンスは、
ロリコンを即死させる危険な宝具らしいので、該当者は絶対観ないようにw)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

tachibana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

実はFate 全部見てないんですよね~

何がいいか、もちろんopです。w
素晴らしいメロディーのこのopはChouChoさんの『starlog』です。
いや、もう。何と言えば伝わるのか分かりませんが、Chouchoさんには珍しい(?)アップテンポ(?)な曲でテンションがあがりますよね!
このアニメを見始めてopがChouChoさんだと分かった瞬間、視聴が決定しましたww(元々ChouChoさんのファンだったので)
9話の挿入歌「kagami」もこのChouChoさんが歌っており、テンションが上がり、一回転して感動しました。(笑)

ここで、少しChouChoさんの曲のステマ(?)…………もとい紹介をしておきたいと思います
ChouChoさんは
『カワルミライ』(神様のメモ帳op)
『authentic symphony』(ましろ色シンフォニーop)
『ハルモニア』(空の軌跡ed)
『優しさの理由』(氷菓op)
『DreamRiser』(ガールズ&パンツァーop)
『空と君のメッセージ』(翠星のガルガンティアop)
などの曲を歌っていらっしゃいます。(正確には『優しさの理由』より前は「ちょうちょ」という名前)
是非聴いてみて下さい!おすすめです!!
ん?紹介になっているのか、これ?

因みに二番の途中で「彼こそ~~」って言っているように聞こえる部分(笑)は「kaleidoscope」って言ってます。
kaleidoscopeの意味は「万華鏡」です。
どーでもいいですか、そうですか。

edは………………普通の良edです。
StylipSが歌っている『Prism Sympathy』です。コレ聴いて寝るとよく寝られそうな気がします。(適当)
作詞はこだまさおりさんが担当しています。
こだまさおりさんについては『氷菓』のレビューにでも書きたいと思います。

さっきから()とか「」とか『』とか打ちすぎて疲れました。
どーでもいいですか、そうですか。


疲れたので、そろそろ本編のレビューを書きたいと思います。(笑)

最初に言っておきますが、この作品はFate/stay nightや、Fate/Zeroを見なくても全然ついていけます。
まあ、ぶっちゃけギャグアニメみたいなもんなんで、気楽に見ればいいと思います。(笑)
イリヤの性格とかが変わっていても無視です。いやー並行世界って便利っすねー(棒)


さて内容ですが、このアニメのストーリーを表すのにぴったりな二文字があります。
ズバリ!
『王道』
です。これに尽きます。

このアニメはとにかく魔法少女もののテンプレストーリーをそのまんまなぞっています。
なので、「面白くないと思う人もいるんだろうな~」という感じでした。
しかし、友人の言葉を借りると、「王道だから強い」のです。
テンプレというものは言わば完成されているので、ある程度は満足できるんです。そこにないのは意外性だったりするわけですが。(杖が喋ったりするのもな○はさんで見ちゃいましたしねww)
あとこのアニメの特徴はとにかくあざとい!
「あ〜狙ってますね~~~(・。・)」
みたいな構図、シーンが多いこと多いことww
もう少し自重して、もっとやって欲しかったです。(錯乱)
まとめると、
・魔法少女ものが見たい
・Fateのキャラが見たい
・ロリ成分が欲しい
・ChouChoさんのopを聴きたい
なんて人なんかは見るといいのかもしれません。


ここで豆知識なんですが、これでもかっ!というほどあざとかったイリヤちゃんについて。
実はこの作品がやっていた2013年夏期にこのアニメの主人公(イリヤ)の中の人、門脇さんがこの他にもう1作品主人公を務めていました。(幻影ヲ駆ケル太陽の太陽あかり)
当時、私は門脇さん大丈夫かな~って思ってましたね。

知ってるだって?そんなもん関係ねぇ!!
オチ?そんなもんねぇよ!!(`・ω・´)

幻影ヲ駆ケル太陽のopも超良作ですよ~!!
どーでもいいですか。そうですか。

最後に、
今回のレビューは特にグダってましたが、最後まで見ていただき、ありがとうございました。
m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

自分はB級アニメが好きなのだということをつくづく実感しました(笑)

現在放送中のFateを、1期も含めてハードディスクで寝かせているのですが、それ以前のシリーズを全く見たことがなかったので、ここ数週間で頑張ってFateシリーズを一気見しました。

疲れましたw

実は最新シリーズはまだ見ていないのですが、それはFate/stay nightのルート違い版でしょうから、現時点でFateシリーズの世界観自体はだいたい分かったと言ってしまうことはお許しを(笑)


それで話を戻しますが、自分はFateの中ではこのプリズマイリヤが一番好きでした。

その理由が、タイトルのように自分が「A級アニメ」よりも「B級アニメ」のほうが好きだからです。





以下、例によってプリズマイリヤのレビューではなく、私個人のアニメの趣味嗜好の話題になりますw


まず、私がどのような作品を「B級アニメ」と考えるかですが、結論からいうと
・【物語重視】のアニメがA級、【キャラクター重視】のアニメがB級と考えています。
・つまり、キャラが【あざとい】作品がB級ということです。
・極端なことを言えば、主要キャラをハゲでデブのおっさんと大阪のおばちゃんに置き換えたとしても面白い作品ならA級、そうすると面白くなくなるならB級です(笑)

あ、もちろん、A級B級の基準は人それぞれだと思いますし、そもそもそういう分類をしない人もいるでしょうから、この分類は一般的なものではなくあくまで私の個人的なものと思ってください。

また、A級のほうがB級より優れているということではありません。
アワビやらフカヒレやらの中華料理フルコースと、ラーメン餃子チャーハンセットがあったとして、どっちのほうが料理として優れているというわけではないと思いますし、さらに言えばそもそも比べるものではないでしょう。


で、そんな中で私は、迷うまでもなくB級アニメが好きだという話ですw

Fateシリーズの中では、stay nightとZeroのいわゆる「本編」はA級でプリズマイリヤがB級ですね。

自分にとってのこの作品の一番の魅力は、魔法少女やらバトルではなく、イリヤのツッコミ可愛いところでしたw

なんていうか、イリヤはツッコミの言葉のチョイスが上手いキャラだと感じたのです。

いじられツッコミ型という意味での同タイプキャラとしては、自分がかなり好きなキャラとしてトリニティセブンのリリス先生が思い浮かぶのですが、むしろイリヤのほうがツッコミのバリエーションが豊富だった気がします。

近々作ろうと思っているBEST10の「ツッコミキャラランキング」では、イリヤはかなり上位にランクインしそうな気がしています。(…といっても、それは私のさじ加減ですが 笑)





余談ですが、同タイプ設定の作品ならやっぱり自分はB級のほうが好きかなぁと思います。

結城友奈(まどマギは未視聴)とプリズマイリヤだったら前者はA級、後者はB級だと思っていて、個人的にはイリヤのほうが好きですし、
私がこよなく愛するストブラはB級ですが、アニメ化範囲内では設定が似ているのは事実であろう禁書はA級(B級寄りではあるがA級だと思っています)であり、もちろん個人的にはストブラが神アニメですし(笑)、
最近の話題作品ならSAOはA級(これもB級寄りではあるがA級かな、と)、ダンまちはB級という感じですが、アニメとしてはおそらくSAOのほうが好きかもしれないんですけど、原作に進む可能性が高いのはダンまちのほうという気がしています。


ま、例によって脈略のないレビューでしたが、これは仕様ということでお許しください(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

83.2 3 英霊で契約なアニメランキング3位
劇場版『Fate/stay night Heaven’s Feel』 第一章(アニメ映画)

2017年10月14日
★★★★★ 4.2 (563)
3284人が棚に入れました
「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」

少年は少女を守りたい。そう、思った。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。
前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は遺志を継ぎ、戦うことを決意する。

士郎のそばには、彼を慕う少女――間桐桜がいた。
彼女は毎朝、毎晩士郎の家に通うと朝食と夕食を作り、天涯孤独だった士郎と優しい日々を過ごしていた。
だが「聖杯戦争」が始まると、冬木の町に流れる空気が変わった。
あちこちで殺人事件が起き、不穏な空気が流れ始める。
士郎は桜を自宅に泊めることを決意した。

士郎は召喚したサーヴァント・セイバーとともに、魔術師の遠坂凛と同盟を結び「聖杯戦争」に臨む。

だが、その戦いは暗躍する者たちによって大きくきしみ、歪み始めていた。

声優・キャラクター
杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史、川澄綾子、植田佳奈、伊藤美紀、中田譲治、津嘉山正種、水沢史絵、真殿光昭、小山力也、神奈延年、関智一、浅川悠、三木眞一郎、田中敦子、諏訪部順一、てらそままさき、門脇舞以

コンス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

我々は10年待った(意訳)

 今やFGOでご新規をどんどん沼に落とし込んでいる我らが型月が、今から約10年前に商業デビューした作品がこのFate/stay nightである。

 当時、同人界隈のオリジナル系の大手は3つあった。東方、ひぐらし、そしてTYPEMOON。月姫で同人界隈ではそれなりの評価を受けた大手サークルが、商業展開をすると聞いた時なんとも言えないむずがゆさというか微妙な反発を覚えたことを記憶している。

 ただ月姫の時のようなメインストーリーはどこまでもシリアスに、そして脇道では出来るだけジョークを忘れない彼らの姿勢が変わらないでいてくれたことに安心し、以来長い間その作品群を追いかけてきていた。

 Fate/stay nightのアニメ化が2005年だったかに発表されたとき、月姫で痛い目にあっていた分、期待よりも不安が大きかった。型月の軽妙さと暗い重さと優しさを理解し表現してくれる制作会社があるのだろうかと。

 幸いなことにセイバールートのアニメ化は成功し、私の不安は杞憂に終わった。凛ルートっぽさ、桜ルートっぽさもなんとか無理くり入れつつ「まぁこんな感じでいいよね」みたいな感想であった。充分泣けたし、最終話の出来は良かったと今でも思う。

 ここから以下はセイバールートや凛ルートを至高とされている方々には不快な表現が続きますので、先に進まれないことをお勧めいたします。

 原作においてセイバールートは物語へのただの導入部にすぎない。そもそもきのこのFateプロトタイプを男女逆転しているのだから矛盾というよりも、根本の微妙なずれが枝葉の演出の足を引っ張っていていまいち感情移入しにくいのがセイバールートである。

 アニメ化は原作のセイバールートの微妙さを、凛ルートや桜ルートから使えそうなところを上手に肉付けして厚みを出した結果、最終話でセイバー、士郎のそれぞれの覚悟と思いに感情移入しやすくなって涙腺を刺激した。

 レアルタやhollowまで原作を網羅して初めてセイバーの魅力が理解できると言っても過言ではない。そもそもPC版Fate/stay nightにおけるセイバーに対する言葉足らずをそれらで補っていったのが経緯としての事実である。

 凛ルートは、主人公である士郎の内面を掘り下げる為にアーチャーや凛といった観察者や当事者を動かすことで客観的に士郎の異常性を表現しようとしたと言える。どちらかと言えば凛とアーチャーの関係性と物語にスポットが当たり過ぎた結果、独立したエピソードとして見れば秀逸だがこの作品の中での連続性で捉えようとするとやや浮いてる感がある。

 さて満を持しての桜ルートであるが、このルートの評価は当時惨憺たるものであった。そもそもPC版は18禁でもあったため、一部の属性信者からは極度の拒否感をもって応対されることとなる。月姫の琥珀ルートで慣れていた面々だけではなかったのだ。

 ただ純粋にストーリーの展開と伏線回収といった点で見た場合、重層的な世界観を見事に表現し、正転と反転のギャップの巧みな使い方、作品のメインテーマの一つである「正義とは何か」が、狭小化されしまったように見えつつも実際はその狭小化こそが大切なのではないかといった問いかけ等、よくまとまって作られている。

 また後々様々な作品で言及されていくテーマである「女とはなにか」に対するきのこの観点は、ヒロインである桜を濃厚に表現することで、醜くも美しく愛しく狂わしく成立していると言える。

 月姫から続く、最終ルートはダークにホラーにシリアスに、がそのまま引き継がれている桜ルートこそが長い間虐げられてきたサクラスキーにとってはまさに聖典でありもっとも愛すべきエピソードなのである。

 Fate zeroとの絡みとかFate/extra CCCとか書き始めたら現時点の文章量の数倍以上必要になるので割愛するが、この桜ルートこそが根幹にあって成立しているのであると強く主張したい。

 表題に戻ろう。我々は10年待った。月姫リメイクはもっと待っているが置いておく。何を待ったのか、桜の狂気と愛らしさと醜さと女を表現できるスタッフをである。

 今回の作品の監督である須藤監督は界隈でもサクラスキーとして認知されいる。我々の期待を裏切らないことを切に願ってやまない。

 三部作の第一部であるこの作品ではまだ、桜の持つ陰の部分の表現には至っていない。が、そこを描ききらなければ桜ルートは薄っぺらく終わってしまう危険性をはらんでいる。

 リアルの女子と変わらないのである。天使のようなほほ笑みで小悪魔のように誘惑するのだ。ただ間桐桜は女神のように振舞い、魔女のように陥れる。そしてその自らのギャップに少女のように慄きつつも、娼婦のように自らの汚れを受け入れていく打算をも持ち合わせている。

 ここまできたらもはや懇願するほかない。我々は10年待ったのだ。三部作が四部作になっても一向にかまわない。(らっきょのこともあるしw)一年に一部づつになってもかまわない。

 間桐桜という女を存分に描き切って頂きたい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

もし私が悪い人になったら、叱ってくれると約束したから…

たくさんあるFateシリーズ。

その中心ストーリーにあたる
『Fate/stay night』シリーズの1つ。

原作の『Fate/stay night』には
3つのルートがあり、

これまでアニメ化されてきた
“セイバールート”“凜(りん)ルート”に続く、

最後の“桜(さくら)ルート”。
劇場版で全三章が予定されています。

Fateシリーズを見たことがない人が
いきなりこの『Fate/stay night [Heaven's Feel]』から見るのは、
ちょっと厳しいと思います。

設定に関しては、
ほとんど説明がされないので…。

これからFateシリーズを見る方は、
・『Fate/stay night』(2006年)…セイバールート
・『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』(2014年)…凜ルート
・『Fate/Zero』…10年前を描くスピンオフ

を見てから視聴することをおすすめします。

見る順番の決まりはありません。
原作のゲームは、アニメと同じ流れでストーリーが解放されるようです。

私も制作年順で見ましたが、
Zero→凜ルート→セイバールートの順に見るのもありです。

この順で見るとネタバレが少なく、
絵もきれいなので、抵抗なく見やすいというメリットがあります。

前置きが長くなりました。
おもしろいからFateシリーズ、おすすめですよ^^

120分ほどの作品です。


● ストーリー
衛宮士郎(えみや しろう)は幼い頃、
大災害に遭った唯一の生き残りである。

士郎と同級生の慎二(しんじ)の妹・間桐桜(まとう さくら)は、
士郎の家に来て家事の手伝いをしていた。

高校2年生の秋。
士郎は7人の魔術師“マスター”の一人となり、
“聖杯戦争(せいはいせんそう)”に巻き込まれたことを知る。

マスターと、マスターが契約する英霊“サーヴァント”が
何でも願いが叶うという“聖杯(せいはい)”をかけて争う戦いだった。


聖杯戦争など、基本的な設定は、
これまでのFateシリーズを見ている人には十分わかっていることとして、
さらっと流されています。

セイバールートと凜ルートでは、
士郎たちvs他のマスター&サーヴァントがメインでしたが、

今回は少し毛色が違います。

サーヴァントたちを次々とやっつけてしまう、
動き回る第三の存在。

これまでのシリーズを見ているからわかる、
手ごわいサーヴァントたちをやっつけてしまう恐ろしい敵。

第一章はまだまだ物語の序盤で、
謎が多く残っています。

だけど、面白い!
面白いから、あっという間に時間が経ちました。

緩急の付け方もうまくて、
家の中でゆっくり話をするシーンもあれば、
激しく戦うシーンもある。

そんな緩急の付け方やバランスの上手さもまた、
長時間でも全く飽きなかったポイントかもしれません。


≪ これまでの物語を知っているから、より楽しめる ≫

この作品のすごいところは、
同じキャラクター、同じ設定でも、

人物の立ち回り方ひとつで全然違った物語が生まれ、
新たな楽しみ方ができること。

今回もそうです。

「10年前の出来事を今回は話すのか…。」
「今回のあのキャラは敵なのか?味方なのか?」
などなど、

これまでの物語を知っているからこそ感じられる、
おもしろさがたくさんあります。

また、これまでのルートでは謎とされ、
徐々に明かされてきたサーヴァントの秘密やマスターの正体。

それもこれまでのシリーズを見てきたなら知っていることなので、
踏み台のような扱いで、さくっと次の展開に進みます。

さらに、サーヴァントの能力や個性も
これまでのシリーズですでに知っていることなので、

早々に戦いや必殺技を見せるなど、
ファンにとってはたまらない展開の連続です。

キャラをよく知っていることをうまく活かしたキャラの見せ方と、
さらなる深淵に導かれていく物語。

こんなの、どんどんおもしろくなってしまいますやん…(戸惑い)


Zeroや凜ルートを制作したufotableによる作画は、
相変わらずきれいです^^

特にバトルシーンはよく動く!
カメラワークもよく動く!迫力がある!


● 音楽
【 主題歌「花の唄」/ Aimer 】

今回の劇伴を担当している梶浦由記さんが作詞作曲した歌なので、
雰囲気ばっちりです。

胸が痛く、きゅっとした気持ちになります。


● まとめ
これまでと似たお話もありながら、
異なるルートを進んでいく。

これは続きが気になります!

全章公開してから一気に見たほうがよかったかな^^;

第二章は、2019年1月公開予定です。
待ちきれません…!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」

Fate/stay nightのファンが歓喜した2014年の「Fate Project最新情報発表会」で制作が発表された「桜ルート」
私は会場にはいきませんでしたが、TVの特番でその時の会場の雰囲気を目の当たりにしました。
あれ、会場にいたら堪らなかったでしょうね…

しかも、アニメーション制作はufotableさん…
TVアニメ第2作目「凜ルート」である「Unlimited Blade Works」でそのクオリティの高さは証明済。
視聴に向けて楽しみな要素しか無かったこの作品…
ようやく視聴することができました。

劇場版全3章で上映される「桜ルート」ですが、これまでTVで放送されてきた「セイバールート」「凜ルート」とは明らかに一線を画すような構成も、この作品の魅力の一つになるのではないかと思っています。
これまでの作品と明らかな違い…それは、全2作はどちらもヒロインが聖杯戦争に参加していますが、桜と聖杯戦争との繋がりって、正直これまではかなり希薄でした。

そんな桜がヒロインとして、この作品とどの様に繋がっていくのか…
これまでの桜は、可憐で儚げな少女というイメージですが、どことなく少し影のあるような存在だったと思います。
間桐家に生まれたこと…兄の慎二の存在が、彼女の影の原因であることは言うまでもありません。
そんな劣悪な環境の中でも、自分自身を決して見失わない彼女は立派だと思いますし素敵な部分だと思います。
だから、そんな彼女を下支えしている淡い気持ち…
その気持ちが今後どの様に物語に絡んでくるのか…これも見どころの一つだと思っています。

そう、全3章のうち、最初の1章が公開されただけ…
だから物語の全容は未だ闇の中…
でも第1章を見て思ったのは、サーバントには懐かしさを多分に感じる点と、序盤からの展開がかなり早め…という点です。

第1章からいきなり聖杯戦争は熾烈を極めます…
だから息をつく時間もなく、一気にトップスピートまで昇りつめて怒涛のスピードで物語が展開されていくので、片時も画面から目を離すことはできません。

そう考えると、「士郎を守りたい」というヒロインの気持ちは一緒でも、アプローチは全て違うんですね。
士郎をマスターとして聖杯戦争を戦ったセイバー、士郎と同じサーバントのマスターという立場で聖杯戦争を戦ってきた凜…
それに引き換え、桜の物語は聖杯戦争とは無縁の状態から始まりますから…

桜だって間桐家の一員なので聖杯戦争の事を知らない訳がありません。
魔術師の家系は代々その血筋を大切にし、少しでも優秀な遺伝子を後世に残そうとしています。
そんな思想は凜にだって垣間見ることができました。
でも、桜は家系や聖杯戦争より大切なモノがあるから彼女なりに頑張れるんだと思いますし、自分の大切を何より優先できるんです。
だから桜から感じるのは、士郎を全て包み込もうとする優しさと温かさ…そして思いに対する直向きさなんです。
そんな桜の気持ちの何と心地良いことか…

個人的には、桜にはこのまま聖杯戦争には関わって欲しくないのが本音です。
桜と聖杯戦争って、全然イメージが結び付きませんから…
でも…それじゃきっと彼女の物語が膠着しちゃうんでしょうね。
翼あるモノに飛ぶな、という要求は所詮無理なこと…
だからこの作品のヒロインとして登場するということは、それなりの覚悟を持って視聴する必要があるってことですよね。

物語の中での士郎と桜…相手の事を思いやる気持ちを感じながら会話が進んでいくのですが、その中でもこのレビューのタイトルにしたやり取りは特に印象的でした。
今後益々熾烈さを増していく聖杯戦争に対する桜なりの覚悟…のようなモノを感じた気がします。

いずれにしても全てはこれからです…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

第一章の主題歌は、Aimerさんの「花の唄」
梶浦さんとの初の組み合わせだったのではないでしょうか。
この曲の歌詞…桜の心情を絶妙に表現していて、最初に歌詞を見た時には思わず目頭が熱くなってしまいました。
この作品ならではの楽曲だったのではないでしょうか。

しっかり作品を堪能させて頂きました。
引き続き第2章も楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
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