魔術で友情なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの魔術で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月29日の時点で一番の魔術で友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.5 1 魔術で友情なアニメランキング1位
ロクでなし魔術講師と禁忌教典(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (930)
5072人が棚に入れました
魔術と科学が共に発展した世界――ルヴァフォース。
魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する「アルザーノ帝国魔術学院」はこの世界で最先端の魔術を学べる最高峰の学び舎である。
およそ四百年の歴史を有するこの学院は魔術の道を志す全ての者の憧れであり、学院の講師や学生たちも自信がその輩であることに誇りを抱いている。

この由緒正しき学院に突如として赴任してきた非常勤講師、グレン=レーダス。
「お前らに、本当の魔術ってもんを教えてやるよ」
《ロクでなし》と呼ばれるこのオトコの破天荒な授業が、今はじまる。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、藤田茜、宮本侑芽、小澤亜李、高橋広樹、喜多村英梨
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とことんテンプレにこだわった作品かな?

原作未読。最終話まで視聴。

「これでもか!」というほど、どこかで見たような展開がひたすら繰り返されます。
しかし、この作品の面白いところは少し『ずらして』いるところ。
第1話から思わず突っ込みまくりでした。
{netabare}『って、負けんのかい!』みたいな感じで・・・。{/netabare}

ヒロインが{netabare}『銀髪だと思わせておいて実は金髪・・・、と思わせておいてやっぱり銀髪でした』{/netabare}みたいな展開も良かった。

そう考えると、この作品はズバリ「魔術系コメディ」。
敵キャラのクソっぷりも心地良い、この作品の感じは嫌いではなかったです。

そういえば、最後まで{netabare}禁忌教典(アカシックレコード){/netabare}について、あまり語られなかったなぁ。
何か、まだ火種がくすぶっている感じだし{netabare}(っていうか、根本的には、まだ何も解決していないような気が・・・){/netabare}、第2期とか考えているのかな?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 42
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

魔術戦? いえ、肉弾戦です。

■話数
全12話

■ロクでなし魔術師の教師生活
暗い過去をもつ魔術師が学校の先生になって生徒を導きつつ事件に巻き込まれる話。

ライトノベルではよくある物語だが、少し違うのは主人公が全然最強じゃないってところ。
確かに凄い技能はあるがそれが主人公に相応しいかと言われれば疑問だ。
しかし、そのおかげで主人公・グレンが必死なのは伝わってくる。
そーいう意味では確かに主人公だった。
内容はシリアスとコメディが3:4ぐらい。
軽く見る分にはちょうど良かった。

■服装がいい!
キャラも良くも悪くもライトノベルっぽい。
ライトノベルが好きな人ならよく見かける感じのキャラたちだ。
ラノベが好きなら普通に楽しめると思う。

バトルシーンは正直そこまで激しくはなかったけど、いいシーンやかっこいいシーンは何度もあった。

■総評
ザ・ライトノベルといった作品だった。
めちゃくちゃ面白い訳ではなかったが、つまらないと途中で切るレベルでもなかった。
こういったジャンルが好きな人なら観てもいいんじゃないかな?
まぁ、嫌いな人は嫌いそうだけど……
私は普通に面白かったよ!


↓↓↓各話の感想↓↓↓
{netabare}
1話の感想 ★★★★ 4.0
ロクでなし登場
{netabare}
システィの気持ちは分かる。
エリート校にこんな適当な先生きたら、そりゃ怒るな。{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
やっと真面目に…
{netabare}
グレンのトラウマのせいで冷静な判断が出来てなかった。
グレンもまだまだ子供どねー。
真面目にすればいい先生だな。
師匠はいい人だな、惚れる。
ルミアは王女だったのか!?{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
ルミア奪還なるか
{netabare}
グレンの本気は強いのだろうか。
3流魔術師にしては強いが…
あと、マナ欠乏症のグレンの肌の色キモすぎ。
ルミアは異能持ちのチート野郎だったのか…
{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
大会!
{netabare}
まず、話の展開が急で驚いた。
前回のルミアの件は何だか有耶無耶にされた気分。
システィのうざさが半端ない。
嫌いなタイプのキャラだわ。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
ルミアの悩み
{netabare}
ルミアが騒動に巻き込まれすぎだろ。
それより、あの青髪のお馬鹿な子かわいい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
ルミアを女王の御前に
{netabare}
やっぱり。ルミアは先生のこと全部知ってたんだな。
だから、最初から信用してた、と。
愚者の〜しかグレンのいいとこないよな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
転入生
{netabare}
リィエルが可愛すぎる。
でも、そんなリィエルも何か過去を抱えてそう。
{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
リィエルの悩み
{netabare}
人工呼吸のシーンがエロい!
なまめかしくて良かった。
あと、リィエルの血濡れが異常。{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
リィエルを説得できるか
{netabare}
結局、シオンは殺されちゃったんだね。
そして、リィエルだけが残ったと。
ところで、シオンの固有魔術とは一体何だったんだろう?{/netabare}

10話の感想 ★★★★ 4.0
婚約者
{netabare}
グレンのかつての想い人セラ。
呼び名が白犬って……
システィが白猫だし重ね過ぎじゃないか。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
魔道兵団戦
{netabare}
グレンは過去が過去のため、過敏に生徒達には自分のような道を歩んで欲しくないと思ってるんだな。
セラについて、まさかシスティ本人に話すとは。
少し意外だ。
ボコボコにやられたが、まだ秘めたる力をあるのか!?
私的には無さそうだが……{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
結婚!?
{netabare}
ヤル気モードに入ると目が細くんるんだな。
話は面白かったが、グレン先生弱くない??
確かに元々そういう設定だったが、わざわざシスティを助ける準備をしたのに対してそれも活躍していなかったし……
主人公らしく隠された力がなくて少しがっかり。
タイトルのアカシックレコードが出てきたけど、ほぼなにも分からなかった。
タイトル詐欺が甚だしい。
原作ではここから物語の核心に近づいていくのかな?{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

マダオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2話で化けた。主人公最強好きにはたまらん

これ面白いな!2話で化けたわ。主人公のキャラがいい!1話視聴時はあれ?ガチで弱い系?コメディだけのクソアニメか?って思ったけど強くて安心した。これでやっと俺の視聴枠に入った。
近代では訳の分からん人種(萌えるだけの豚)が湧いてるからこういったハーレム、主人公最強枠が肩身の狭い事になってますが、好きな人はこういうアニメ大好きなのでもっとこの手のジャンルのアニメ作って欲しい。
俺的には今期ナンバー2くらいの作品。ちなみにナンバーワンは進撃の巨人。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

91.4 2 魔術で友情なアニメランキング2位
Fate/Zero 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★★ 4.3 (3233)
17740人が棚に入れました
これは始まり「ゼロ」に至る物語――― 奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、七人の 魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで戦いを繰り広げる究極の決闘劇……聖杯戦争。三度(みたび)、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち。Fate/Zero 第一期で語りきれなかった残りすべてが、今ここで明らかになる。

声優・キャラクター
小山力也、川澄綾子、大原さやか、速水奨、関智一、中田譲治、阿部彬名、山崎たくみ、緑川光、浪川大輔、大塚明夫、石田彰、鶴岡聡、新垣樽助、置鮎龍太郎

にすわGT さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

いや…もうね、言うまでもないっしょ。

いうまでもない孤高の作品。

他作品とは比べ物にならないクオリティー。
ストーリー性の高さ。
声優陣のすばらしさ。
etc……

もう比べる作品なんてありません。それほど群を抜いているアニメです。

この作品はFate/staynightの十年前、ゼロに至る物語という設定ですが、前作品を知っていたらさらに楽しめるという作品です。
ですがこれから見ても十分楽しめます。とはいっても一期からありますのでブルーレイを買って見てください。
というかフルHDの液晶テレビでみるとめんたまぶっ飛ぶほど映像がきれいです!作画がすばらしいとか動画処理がすごいとかそんなレベルじゃない。とにかく見てください。

シナリオは名目上二期というだけで、実質2クール分割の後半ということになります。
まあ内容はそこまでにして……

声優陣もすばらしい!
キャラが立っていてかなり見やすいです。
ていうかもうほんとにすばらしい。この一言に尽きます。


●16話(二期3話)見た後の感想

すごい!すごすぎる!
なんなんだこの超展開。
原作読んでない自分にとってこの展開はレベルが高すぎる。
そしてほんとに神回の連続です。毎週こんなにシナリオ、作画のクオリティーが高くて作者陣は息切れしないのでしょうか。
久しぶりに心に響くアニメです。。
本放送一回見てわたしもうギブアップです。心が痛すぎて録画したものなんかもう見れません。

なんだかありきたりな表現になってしまいましたが、ホントにこれくらいしか言葉がでないほど衝撃を受けました。

●中盤の評価

だんだん面白くなっている今日この頃。
毎週放送開始前30分前からテレビの前で待ち構えてる甲斐がある。そう思えるようなアニメです。
もうね、声優陣の演技がほんとにすばらしい!
群を抜いてイイ!
今まで100本以上のアニメを見てきましたが、トップクラスに声がいいです。声優ファンじゃなかったんですけども、一気に声優ファンになりました。
若手からベテランまで揃った声優陣はホントにいい味出してます!

●最終話を見て

いやあ、素晴らしい。ホントにすばらしい。

演出が憎いですね(笑)見てるファンが イイ!って思えるような映像がバンバン入っている。

内容に関しては、今まで見ている中で人間の心理描写がイマイチパッとしないなっていうのが正直な感想でした。
例えばAngel Beats!のような背景や話の流れを駆使したウマい!と思わせるような感じ。
でも最後の二話を見ていっきにその流れはなくなりました。

なんで今までこういうのなかったんだ!

って叫びたいくらいです。
ここから先はネタバレになってしまいますので書くのは控えますが、最後までの素晴らしい作画、演出、声優さんたちの素晴らしい演技、そしてなによりこの物語を書いた虚淵さんに感謝の意を表します。

ありがとうございました!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35
ネタバレ

逢駆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

~雲蒸竜変~

これは、怒りと嘆きに駆り立てられた闘争の物語であり
運命に身をなげうった者たちへの祝福の讃歌である―――――


『Fate/stay night』の前日譚としてあらかじめ結末が決まっているなかで、そこに至るまでの過程を魅力的かつ重厚に描かれていた作品です!
一般的に多くのキャラクターを出すほど一人一人の存在が希薄化してしまうことがあるのですが、
7組のマスターとサーヴァント、それを取り囲む人物たち、どのキャラクターも強烈な存在感がありとても見応えがありました。
またお互いが他の人の魅力を引き立てているところも印象的。
ケイネスのような魔術師がいるからこそ近代武器を使っている切嗣の異様さが際立ったり、
キャスターのような悪逆非道な外道がいるからこそウェイバーの成長が輝いて見えたり…
各キャラがそれぞれのベクトルで突出した魅力を放っているので、そのぶん他のキャラの特性がより強調されていて見事でした。


◆聖杯戦争に参加する各陣営◆
【セイバー陣営】マスター:衛宮切嗣
{netabare} 騎士道精神を重んじるセイバーに対し目的のためならどんな手段も辞さない切嗣。
 正反対な考えのために終始冷えきった関係でしたが、どこか似通った点が多かったように思います。
 マスターには無視され続け、ライダーに王としての在り方を一蹴され、
 ランサーの最期を見て、バーサーカーの思いを知って…
 セイバーは次の聖杯戦争に何を思ってのぞむのでしょうか。
 stay nightにも繋がっていくこの二人は、そこで初めて絆を感じることができるのかもしれません。{/netabare}

【アーチャー陣営】マスター:遠坂時臣
{netabare} この陣営は裏切りと欲望が入り混じりサーヴァントの裏切りによってマスターが死亡する結果に。
 ただやはり英雄王・ギルガメッシュにはとても惹きつられました。
 ライダーの考え方も綺礼の考え方も賛美する彼の姿はまさに英雄王にふさわしいと思います。{/netabare}

【アサシン陣営】マスター:言峰綺礼
{netabare} アサシンの活躍はほぼ見られませんでしたがマスターである綺礼の心情は丁寧に描かれていました。
 悪に堕ちることで快楽を得られるということを知った彼はどんどん悪に染まっていきます。
 気まぐれで凛にアソッド剣を渡したときにはほぼstay nightの言峰綺礼になっていたように感じました。{/netabare}

【ライダー陣営】マスター:ウェイバー・ベルベット
{netabare} ライダーの最終宝具・王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)。
 それは剣でも槍でもなく同じ大地を駆け抜けた朋友たちでした。
 誰でも持てるわけではなく、誰にも奪うことはできない宝。
 彼らとの絆こそが至宝であり、征服王が誇る最強宝具であると。
 本来ならばマスターに従うべきはずのサーヴァントですが
 征服王・イスカンダルは王としてウェイバーを導いていきます。
 令呪がなくとも心で繋がる真の絆。主従関係が逆転したラストのシーンには涙が出ました。
 漢の背中から学んだ生き様はウェイバーにとって計り知れないぐらい大きなものだったと思います。{/netabare}

【ランサー陣営】マスター:ケイネス・エルメロイ・アーチボルト、ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ
{netabare} この陣営もマスターとサーヴァントとの関係が最悪だったうちのひとつ。
 フィオナ騎士団随一の戦士であるディルムッド・オディナは、
 ただ忠義を果たすことだけを願い召喚されましたがそれすらも叶わず悲運の最期を迎えます。
 怨嗟を叫びながら消えていった槍使いの狂気に満ちた姿は、英霊というより悪霊に近かったです。
 ケイネスに関してもどこまでも報われることはなかったですが、
 この陣営が本作により深い味わいを出していたことは言うまでもありません。{/netabare}

【バーサーカー陣営】マスター:間桐雁夜
{netabare} 物語上、絶対に頂点に立つことはないのがはっきりとしているのに応援したくなる陣営。
 結局、雁夜は葵を助けたかったわけではなく、葵を助けた恩人になりたかっただけでした。
 偽善による行為が報われないどころか最悪の方向に向かってしまうあたりも本作の魅力と言えます。
 バーサーカーについては戦闘シーンは良かったものの心理面が少し描写不足だったかなと思います。{/netabare}

【キャスター陣営】マスター:雨生龍之介
{netabare} 互いに他人の話を聞いていない感じだったのに、なぜか当人同士は意気投合していた陣営。
 この二人は散々場を掻き乱したあげく報われた最期を遂げていました。
 あれだけ生き生きした表情で死んでいったのはこの陣営だけだったと思います。
 特に青髭ことジル・ド・レェは、自分の過去の行いに後悔し歪んでしまっていました。
 しかしラストでかつて自分もまた一人の騎士として馳せていた日のことを思い出しました。
 見失っていたモノを思い出したキャスターの最期はとても救われていて、
 本作でも特に素晴らしい散りざまだったと思います。{/netabare}


『一度は人生を終えた者たちが後悔の念とともに蘇って挑む人生のリターンマッチ』
成すべきことをして死んでゆくのか、後悔を取り払えないまま死んでゆくのか。
現代に蘇った英霊たちの『散り様』に注目して観ていましたが
結果、最も後悔し絶望している者と最も後悔してない者が生き残るというやや皮肉な終末を迎えました。
あくまでも『Fate/stay night』の前日譚としての作品。本作だけでも楽しめますが、ラストで感じる空虚感を満たすためにはやはりstay nightを観る必要があるなと感じました。
運命に抗う者や、運命を直視する者。
様々な“運命=Fate”が描かれた本作は単純にバッドエンドとは言えない重厚な物語となっています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 86
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

それにしても哀しい戦争だった

<最終回を観終えての感想>

22話から24話は目が離せなかった。

やはり特筆したいのは、ライダーの生き様。
ある意味予想通りの展開と男臭さ。
最初の頃と比べたら随分と成長したウェイバーも、まだまだこれから。
そして何より、ギル様もまたカッコよかった。

セイバーはちょっと不憫な気もしたけれど、彼女らしかったかも。
ちなみに、きのこさんからのお達しで切嗣とセイバーは、
サーバントとマスターいう関係においての会話は3回までと
決められていたのだそうだ。

不憫といえば、激化していく聖杯戦争の末の切嗣もまた、
過去編での彼を思うとせつな過ぎて。

さまざまなタイプの王がいて、さまざまなタイプの英霊がいる。
王たる器とは何か、なんだか・・聖杯という器そのものが
その王のための器であったはずなのに、どこでどう間違えたのだろう、
などとつい考え、間違えた人がいても本物の英霊は
そんな器など必要としないんじゃないのか?とさえ思ってしまった。

とにかく、見応えのある2期で、かなり心を揺さぶられた。
作画も夜の風景が特に美しかったし、音楽も良かった。
きっとこのあと再び「Staynight」のほうを観ると
すごく良くわかるのだろうな(笑)
----------------------------------------
<16~18話までの感想>

{netabare}
18話まで視聴し、ここにきてようやく切嗣の過去が語られ。
なるほど、彼の冷徹さとこの聖杯戦争における立ち位置、魔術師や教会に対しての思想。
それらにとっての原点が、ここにあったのかと納得。

彼の人生において奥底に渦巻いているもの、その記憶はとてつもなく悲しいものだった。
そしてその後、どう生きていったかも容易に想像がつくほど
見応えのある18話だったし、今後の展開が楽しみになった。
{/netabare}

<15話までの感想>

プロローグだったと言える前期に引き続き、
四度目の聖杯戦争のその後が描かれるこの2期。
『Fate/Stynight』を観ているので、この聖杯戦争の結末は
わかっているわけだけれど、その当時より格段にアップした作画の
クオリティの高さとスケール感に、期待はかなり大きかった。

がしかし、{netabare}龍之介の最期はちょっと物悲しかった。
彼は元々、「死」を知るために殺人を犯していた人物。
はじめて実感できた「死」に満足したのは救われたものの、
結局、自己愛でのみ完結してしまってたからなぁ~ {/netabare}
まぁそのあたりが虚淵玄氏らしいといえば、らしいところかも。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 100

85.4 3 魔術で友情なアニメランキング3位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (831)
3315人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひらひらと神が舞い降りた第七話

<2019/7/6 初投稿>
原作未読。
観始めなので評価はデフォルトの3.0

今1話観ました。
モテたい、彼氏を作りたい
そんなことばかり考えてる女子高生が主人公。
ボケ役です。

つまりコントアニメ。
主人公のボケ役の子は個人的には好感度高く、割と面白い。

しかし。
おしむらくはツッコミが弱い。
ツッコミは大事。

ヒナまつりの新田さん並みのツッコミ役がいれば化けるのにな。

<2019/7/16 追記>
錦織を圧倒したフェデラーを
最後の最後、精神力だけで打ち倒すジョコビッチ
ジョコのメンタルはどうなってるんだろう?

というわけで2話観ました。

今週のツボ
「足が曲がらない病気」
なんか昔、そんな話聞いたことある 笑
下手な少女漫画あるあるだったかな

ところで作者はヲタに自己投影してますね。
ヲタのエピソードの時、やたら生き生きしてました( ・∇・)

<2019/8/5 追記>
5話まで見たんですけど。
主人公のバカ、割と好きなキャラなんですけどねえ。
笑いがつまらない。

周囲のキャラの方が面白いんだよなー。

ところで毎回出てくる公園とか通学路、妙に雰囲気が良いっすね。
実在なんでしょうか。

<2019/8/16 追記>
第7話
街ブラ番組なんかで定番の顔を嵌める観光地の"あれ"
実際やってみるとさして面白いわけでもない"あれ"

そんな"あれ"で奇蹟的に笑いに包まれてしまった。
それは笑いの神がひらひらと舞い降りた瞬間。

このアニメ、たまに一発入る。
侮れないっす。

<2019/8/24 追記>
8話、水着回。

確かに水着回だったけど、笑いのツボはフジツボでした。

秋田だったか青森だったか
食用フジツボの養殖やってますね。
食用は結構でかい。
高級和食店で出されてるそうです。
一説では精力剤だとか。

まあでもフジツボと言えばやはり
「膝の皿の裏側にびっしり」
の都市伝説が定番で私はちょー苦手です。
群体恐怖症の気があるのかも

<2019/9/16 追記>
11話

今回はぴーなっつPの話(ウソ)笑
それにしても落合福嗣さんはモグゾウといい凡田夏之介といい、良い味出してます。

今回は「何も知らない{netabare} お父さんが突然客で来てうろたえるキャバ嬢{/netabare}」みたいな話・・・であってますか( ・∇・)?

主役はヲタですが
ヲタ回はやっぱり作者の情感こもってる気がするなー。

もうすぐ終わりなのでとりあえず評点つけてみました。

ワセダとミロの区別がつかなくなりつつあるのは私だけでしょうか?

<2019/9/22 追記>
最終12話

最終話は初心に戻って「バカのボケ」と「ヲタのツッコミ」そして「ロボの放置プレイ」

こう書くとこの3人、
最近人気のお笑いトリオ「四千頭身」と同じ構成なんですね、
ということに気がつきました。

それはさておきネタ自体はかなり面白かった。
原作だったらおそらく大爆笑してたと思う
読んでないから想像だけど

ところが自分にはヲタの声がどうもダメでした。
ツッコミのリズムもさることながら、「元は綺麗な声した女性が無理矢理低い声出してる」感がどうも苦手。
普通のトーンの女性の声でも十分だったのにな

原作が大好きな場合を別にすると、「声優の声が合わなくて困る」って自分はほとんどないんですよ。
記憶にない。
もしかしたら過去レビューでどっかの作品にそんなこと書いてるかもしれないけど少なくとも今は思い出せない、くらいない。

↑の方で「バカのキャラは好きだけどボケがつまらない」なんてこと書きましたけど、バカのボケがどうこうというより、ボケへのツッコミの方がどうも自分の中ではハマってなかったようです。

それがなければ評価プラス0.3ぐらい上がってたかも。

でも他の方のレビューではヲタの声×って全くないからたぶん自分が合わないだけなんでしょう。

<2019/9/24 補足>
ヲタの声が苦手、というのは正確に言うと「ヲタのツッコミの時の声が苦手」というかなりマニアックな苦手です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 61

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1話切りした人もったいないですヨ

2019夏アニメ開始早々
「女子高生の無駄づかい」1話観て視聴断念してました。

あにこれも途中まで今期ナンバーワンの地位を走っていたので
ずっと自分には合わない作品だと思っていました。。。。

後日、たまたま
11話を観て「あれ、面白いぞ」と感じてしまい、
10話を観て「えっ、面白いぞ」と感じてしまい、
 2話を観て「うわ、面白いぞ」と感じてしまい、
 3話を観て久しぶり声を出して笑ってしまいました
 4話5話6話7話8話9話観た後に改めて
 1話をみて「あぁ、やっぱいちばんおもしろくない」でした。

1話切りした人もったいないですヨ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 50

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

他愛もないから残らない

だらだら日常コメディー。
とりたてて、ストーリーはありません。
濃い個性のごった煮を楽しむアニメです。

中心人物は、バカ、ヲタ、ロボ。
バカは文字通りバカ。
ヲタはヲタの割には常識ツッコミ人。
ロボは無機質マイペースな変人。
三人のやり取りはトリオ漫才といえるでしょう。

脇を固める、ロリ、マジメ、リリィ、ヤマイ、マジョ。
皆それぞれのポジションで光っています。
あと、ロリ婆、マジョ妹、担任ワセダ(男)もツッコミ担当で加えておこう。
なかでもワセダのツッコミは一流。
その間髪入れない的確な技術は是非習得したいです。

私のお気に入りはヤマイ。
どうしても中二病患者を見ると楽しくて。
彼女の唯我独尊的な言動が微笑ましくて仕方ありません。

時々ツボに入る瞬間があって、笑いが止まらなくなります。
でも、どこだっけ?と今は思い出せません。
瞬間的突発的に笑ってストレスを解消する作品だから、まあいっか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 39

68.3 4 魔術で友情なアニメランキング4位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (572)
3421人が棚に入れました
とある夜、バスルームに飛び込んできたマジカルルビーの、軽妙かつ巧妙なトークに騙されて、魔法少女になってしまったイリヤ。ルビーの元の持ち主である凛に言われるがままに“クラスカード”を回収することに。
ライバル(?)であるもうひとりの魔法少女・美遊とともに、傷つき、すれ違いながらも、ハードなバトルを戦い抜いてどうにか7枚のクラスカードを回収。イリヤたちは平穏な日常に戻ることができた。
そして――。
回収任務が終わってから数週間後、凛たちから新たな任務を命じられるイリヤと美遊。地脈に魔力を流し込んで安定させるだけという簡単な任務のはずだったのだが、なにが悪かったのかトラブルが発生!
それが新たな物語の始まりだった――。

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

萌え萌えきゅん!

ヌルヌル動くバトル?いやいや、、、
それじゃあ、感動のストーリー?いやいやいや、、、
この作品の魅力、、、それはやはり萌えだよ萌えっ!

もう、イリヤに美遊にそしてクロ!
かわいすぎるヤバイ。
ほんと俺を萌え殺す気かっ!って感じですw

二期ではクロがお気に入りになりましたw
エロかわいいよね褐色の肌とか言動行動とか。
なんと言っても笑顔が一番輝いていました♪

もちろんイリヤはおもしろ可愛いし、美遊は一話からデレてくれて満足でした♪
結論、小学生さいこー!の一言につきまするw

それにしても、、、年増ツインテと年増ドリルはどうにかならんのかね。
今回は魔法少女コスプレしなかったから幾分ましだったけど、
制服姿も正直全然似合ってないんだよねw
このお二方にはいつになっても慣れませぬ。

三期も決定してるみたいなのでさらに萌え萌えきゅんできることを祈ります!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』のタイトルで2015年夏に放送予定。

『みんなのくじ Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』 2015年春発売! 11月下旬より制服姿のイリヤプライズも登場
はずれなしのキャラクターくじ「みんなのくじ」の最新作として『みんなのくじ Fate/kaleid liner(フェイト カレイドライナー) プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』が2015年春に、ホビーショップおよび書店などにて発売決定! また、同作品のアミューズメント施設用景品(プライズ)も、2014年11月下旬より展開予定。

『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』は人気ゲーム『Fate/stay night(フェイト ステイナイト)』のスピンオフマンガが原作のアニメーション。「みんなのくじ」ではB賞として主人公・イリヤの録りおろしボイス付きぬいぐるみをご用意、その他にもキャラクターの魅力を引き出すオリジナルグッズを鋭意開発中となっている。

また、11月から全国のアミューズメント施設でイリヤのプライズも登場。
<プライズ新商品情報>
スケールフィギュアではめずらしい制服姿のイリヤと美遊がプライズとして登場! 11 月展開のイリヤに同梱のボーナスパーツを使用すると、12 月展開の美遊と手をつないだポーズになる。

2014年7月スタートのテレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』が、9月10日放送の第10話で最終話を迎えた。『Fate/stay night』の世界観を原案に、魔法少女となったイリヤの活躍を作品だ。
7月のアニメシーンを盛り上げた作品だが、その番組のラストで大きな発表がされた。続編『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』が製作され、2015年にオンエアされるという。

続編のタイトルにある「ヘルツ」はドイツ語で心臓、心、ハートを意味する。イリヤたちが今度はどのような活躍を見せるのか。ファンの期待が膨らむ告知となった。
一方で、第1シーズン『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』はテレビ放送は終了したが展開は続く。まず9月26日にBlu-ray、DVD第1巻のリリースを控えている。映像特典として完全新作ショートアニメ「ファーストブラ イリヤ編」を収録しているのが目玉だ。
「ファーストブラ イリヤ編」は原作者のひろやまひろしさんがシナリオを完全監修し、初めてのブラジャーを巡るイリヤとクロのエピソードが展開される。新作アニメは今後毎巻収録されるため、続巻の内容にも注目していきたい。

『月刊コンプエース』2007年11月号から連載開始。TYPE-MOONのビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』からのスピンアウト漫画作品である。基本的な設定は原作に準じているが、『Character material』に掲載された『アインツさん家のイリヤさん。』の要素も見られ、魔術理論や主人公たちの個人史などに関してはひろやまによる独自設定の色が濃く、『ツヴァイ』第4巻あとがきでは「(本作の設定は)原作にはフィードバックされない」ので「(原作との設定の相違に関しては)絶対にツッこむな」と述べられている。

第1話の雑誌掲載時には原作者である武内崇や奈須きのこからコメントが寄せられ、ひろやまが2006年に発売された同人誌『少年フェイト』に寄稿した『ハッピーガンド』を連載する予定だったことや、この漫画は「イリヤルートのヘンな進化形」であることなどが語られている。

『月刊コンプエース』2009年1月号で連載は終了し、単行本第2巻(最終巻)収録のエピローグで物語は完結した。しかし、連載終了後に発刊された『TYPE-MOONエース』Vol.2に外伝が掲載されると共に続編の構想がほのめかされ、『月刊コンプエース』2009年6月号から続編にあたる『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!』を連載開始。さらに『ツヴァイ』の終了後は、そのまま第3部にあたる『ドライ』が連載された。

2012年7月8日にパシフィコ横浜で開催された『TYPE-MOON Fes.』にてテレビアニメ化が発表され、2013年7月から9月にかけて放送された。

また、6月26日には『Fate/kaleid liner イリヤと凛のプリズマナイト!』としてインターネットラジオに、ニンテンドー3DS用ゲームソフトとして家庭用ゲームにも進出が決定している。その他、8月1日にはノベライズ版が伊藤ヒロの手によって角川スニーカー文庫より発刊開始。

『月刊コンプエース』2010年5月号におけるコラボレーション企画では、同じく魔法少女物の『魔法少女リリカルなのは』と競演した。この時の特別編は『ツヴァイ』単行本第2巻に収録されている。

オープニングテーマ
「moving soul」
第1話では未使用。

エンディングテーマ
「TWO BY TWO」

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ホントに小学生・・・なんですよね^^;?

この作品は、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ」の続編となっています。
物語に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

この物語の主人公は、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン・・・Fate/stay nightで圧倒的な強さを見せたバーサーカーのマスターとして活躍しましたが、スピンアウトしたこの作品では、普通の女の子として平凡な日常を愛する普通の女の子として登場するのですが・・・

魔法少女になり、美遊、凛、ルヴィアと一緒に冬木市に眠るカード回収を手伝いながら少しずつ友情を育み成長していく・・・その様な彼女たちが1期で描かれていました^^
そして2期制作の発表が早めにあったので、視聴を楽しみにしていた作品の一つでした。

こうして、2期の視聴を始めたわけですが・・・
イリヤと美遊は小学5年生・・・幼さ残るあどけない一面を見ることのできる反面、時々小学生とは思えないような大人びた表情を垣間見せる二人・・・
何より1期で培ってきた友情パワーも相まって、1話目からキャラに惹かれまくりでした(//∇//)

現実では小学生に全く興味無いのですが・・・
この作品に登場する小学生には色っぽささえ感じてしまいました(//∇//)

特に美遊ちゃん・・・今期の彼女は1期と比べるとだいぶ良い感じに変わっています・・・
その変わり方には「あざとさ」を感じてしまうほどなのですが・・・
結局はそれにしっかり乗じてしまっていたようです(//∇//)
1期とはまた違った彼女を堪能できる・・・そんな作品に仕上がっていると思います^^

でも、この作品はただのキャラ萌えアニメではありません・・・
ストーリーもしっかり練られている上、サプライズも用意されているので、視聴していて中だるみを感じることはありませんでした^^

それもそのはず・・・この作品の最大の泣き所でもあるのですが、角川10話枠作品なんですよね・・・
物語の中で繰り広げられるバトルの激しさや、キャラの愛らしさが1期より確実に向上しているだけあって、あっという間に終わってしまった感さえありました^^;
物語的にも多くの謎を残して終わっています・・・色々と大人の事情があるのだと思いますが、やっぱり10話は正直短すぎでした^^;

それでも、唯一の救いだったのが、続編が『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』として2015年に放送される事が番組最後に知らされた事でした^^

2015年まで待ちます・・・途中で劇場版に変更とか無しで、しっかりテレビアニメ版として放送される事を期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

68.8 5 魔術で友情なアニメランキング5位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1004)
5482人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

壱級天災と星埜ダルクのお宝探索、だったら名作級でしたでしょう。

2014年放送のテレビアニメ ノイタミナ枠 全11話

原作 鳳乃一真 監督 亀井幹太 構成 倉田英之 キャラデザ 川上哲也
制作 A-1 Pictures

原作は2012年~2016年に刊行されたファミ通文庫のラノベ作品。
なので、アニメ化はちょうど中間の時期に制作されました。

舞台はかつて天才学生集団「GREAT7」が設計した「人口学園島《七重島》」。
主人公「八真重護」は父親に勘当され、過疎化しつつある七重島のアパート「幸せ荘」に送られる。

八真重護 CV小野友樹 高校2年生
龍ヶ嬢七々々 CV田辺留依 幸せ荘202号室の地縛霊
壱級天災 CV阿澄佳奈 自称名探偵
星埜ダルク CV花澤香菜 天災のメイド 男の娘 

物語の設定は、GREAT7の中心人物であった龍ヶ嬢七々々が集めた古代のお宝の隠し場所を推理して探し当てると言うもの。
七々々は18歳の時に何者かに殺害されて、七重島は七々々コレクションが眠る宝島と化している。
主人公の部屋に地縛霊ニートとなってゲーム三昧の日々だが、
コレクションに関しては何も教えられないと伝える。

印象としては作画、動画の出来が良く、高予算ぽい造りではあるが、
原作側からのストーリー進行の縛りがあるように感じられました。

前半では魅力的な舞台での楽しい日常と推理ゲーム。
後半では強敵登場とバトルアクション、お宝さがしも命がけ。
と、ありがちな構成ですが、前半のほうが面白かったですね。

この作品、主人公の魅力がきちんと描かれていません。
原作の後半に行くにしたがってキャラたちの秘密が明らかになっていく造りのため、
登場人物の行動原理が描かれないまま最後まで進んでしまうのです。

妙にとげとげしい言葉使いの主人公ですが、その理由は原作後半で明かされるようです。
同様に超絶美少女?「星埜ダルク」に関しても・・・

つまり、このアニメは2クールストーリーの1クール目で、
続編のめどはたっていない作品として扱うべきでしょう。

キャラは良く造られていまして、特に天災とダルクの主従コンビは最高です。

男の娘ダルクはエロ担当で花澤ヴォイスが絶品。隠れ代表作でしょう。
割と高身長色黒ボクっ子で女子としても目を引き、男の娘ならなおさら、
そして、花澤ヴォイスがバッチリフィットの真ヒロインです。
が、後半に出番が減るのが最大の手落ち。
バトルなんかより、花澤ダルクの日常が見たかったです。

その主の天災も良いキャラ、ニャル子さんの再来と言うべき阿澄ヴォイスにメロメロでした。

物語の展開が原作の後半に集中しているらしく、
前半と言うより、顔見世作品で終わってしまったのが残念過ぎました。
それでも、悪くはない、楽しいキャラアニメではありましたし、
アニメーションの完成度は高い方だと思いました。

スピンオフで「天災とダルクのお宝推理」でも制作すれば名作級のアニメになりそう。

声優の評価は、阿澄、花澤 特大補正です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだこのテンポの悪さは

ニート地縛霊に宝探し…
ラノベでありがちな設定ではあるが、なんだこのテンポの悪さは。
監督かな…
落越友則氏x倉田英之氏とくれば監督は舛成孝二氏なら鉄板だったのに。

あ〜なるほど。
構成だけではなく倉田英之氏は脚本も書かなきゃいかんよ。
だからだよ。
ツボに入って来ないし、ブレてる。

裏の顔があるのは定番だらからいいんだけど、この主人公に魅力を感じないというか…
とりあえず走ってりゃダンジョン攻略というのはショボすぎでしょ(苦笑)
そんな展開でも、天災は良い!(CVあすみん)
エロマンガ先生でいうとエルフちゃんポジションで。
一般生徒だが、眼鏡っ娘 夢路百合香はもっと良い!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

予想がハズレまくった

色々と予想とは違った展開を楽しめたアニメでした。

私が1話を観たときの今後の展開の予想としては

主人公の『八真重護』(やまじゅうご)くんが
一般人ながら、とんでも設定の脇役に
振り回され、インディジョーンズ的な
大冒険を繰り広げる・・・

といった感じでしたが、
そうじゃないみたいです。

もうちょっと、活躍する系の主人公です。

逆にタイトルにもなっている『七々々』ちゃんは活躍しません。
家でゲームゲームゲームです。
そしてプリンプリンプリンです。

バーチャ(バーチャファイター)をやっているシーンが多かったですが
どうやら持ちキャラはジェフリーみたいです(渋い)

{netabare}はじめに予想を裏切られた為、
途中からは、こちらも
身構えて視聴していました。

やはり、どこか怪しさを臭わせる感じを残しつつ
話が進みます。

種明かしはやってくれますが
そっから、また実は…みたいな
展開もあったりするので
攻略済みの話でも
信用出来なくなってしまいました。

あと
七々々(777)とか
重護(15)とか
壱級天災(191031)とか
きっと数字に何かあるぞっ!


と思っていましたが
な~んも無かったです。

{/netabare}


キャラクターはとても良いと思います。

『天災』がかわいいと言うのをよく見かけますが、
問題無いです。そのとおりです。
『天災』かわいいです。
良い感じのキャラです。

あと、密かに『影虎』のたまにやるボケも好きです。

{netabare}最終回は
もの凄く2期を思わせる感じでしたが、
「この続きは原作でっ!!」ってことらしいですね。
残念!!

七々々ちゃんが言ってた
「私を殺した犯人を、私がぶち殺す」←(ちょとセリフ違う)
ですが
私も日ごろから思っていたことでした。

どういうことか…

※レビュー脱線します注意

よく『仇討ち』とかしようとしている子を
説得するのに

「そんなことして…そんなお前の姿を見て
死んだ○○が、喜ぶとでも思ってるのかっっ!!!」

ってのがありますよね。



いや、場合によっちゃ喜ぶんじゃ?



と思うんですよね~


なので、死んだ後に勝手に他人に気持ちを
決められても嫌なので、
私は友人に

「もし、俺が殺されたら、仇を討ってくれ
仇を討ってくれるお前の姿を見て、俺は喜ぶ」

と言ってあります。


それと、ついでに
「俺の部屋のHDDを粉々に粉砕して、部屋に火を放ってくれ
もし、部屋に入れなかったら、外から火矢を討ってくれ」

と言ってあります

恐らく友人の人生はめちゃくちゃになるでしょうが
三途の川で待ち合わせの約束をしているので
そこで、バナナでも渡して謝ろうと思っています。
{/netabare}


最後に
天災のスピンオフしてくれよ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

67.2 6 魔術で友情なアニメランキング6位
世紀末オカルト学院(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (706)
3544人が棚に入れました
『世紀末オカルト学院』(せいきまつおかるとがくいん)は、A-1 Pictures制作の日本のTVアニメ。1999年長野県長野市松代の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院(しかし、怪現象がしばしば起こるため、周りからは「オカルト学院」と呼ばれている)。そこの学長や生徒は日夜オカルト研究に明け暮れていた。しかし、学長死去後、オカルト嫌いの神代マヤが就任し、学院にやってきたその日に2012年からやって来た内田文明と出会う。そして2人は学院内の怪現象に遭遇しながら、内田が1999年にやって来た理由を知ることになる。

声優・キャラクター
日笠陽子、水島大宙、茅原実里、高垣彩陽、花澤香菜、子安武人、高橋広樹、小林ゆう、矢作紗友里、矢島正明

ブランドン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ヘタレからの脱却

「超展開」という言葉が出る作品は
紙一重だと思います。

この作品に関しては(*^ー゚)b グッジョブ!!
でしたw
「超展開」場面はやはり「おいっww」
とツッコミましたがタイトルがタイトルだけに
ありなのかもしれないと納得してしまいました。
(´・ω・`)))そぉーだぁょねーーw

主人公はヘタレですが様々な事件を経験することで
彼の成長振りを伺えます。
個人的に好きなキャラはJKでした。
子安さんよくこんなキャラ引き受けたな…
いいキャラだけど(笑´∀`)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアスと見せかけてコメディじゃん!と思ったらやっぱシリアスになるパターンのやつ

 「1999年7月。恐怖の大王が空から舞い降りて、世界は滅亡する。」今となっては与太話で終わったこのノストラダムスの予言は実は真実だった。アニメの舞台は1999年。この予言を食い止めるため、あるプロジェクトが動いていた。

 レビューで見かけて観ました。面白かったです。
 シリアスかな?と思ったら序盤完全にコメディーだったのですが、やっぱじわじわシリアスになっていくっていう銀魂のパターンのやつです。
 なによりまず言っときたいのは、主人公の女の子が魅力的です。かわいい……ってことじゃなく、美女……ではあるんですけど、とにかくクールなキャラデザなのに意外と表情が豊かで変顔連発するというギャップにやられました。それだけでも一見の価値はあるかと。

 ストーリーの中心は「オカルト」です。私はオカルトかなり好きなので、「このテーマでアニメ作ったろう!」という心意気は超尊敬します。作ってくれてありがとうとお礼を言いたい。
 しかし、「オカルト」というのはUMAも魔法も宇宙人も超能力者も時間旅行もお化けもオーパーツも含むわけです。涼宮ハルヒさんが公募してたのよりさらに範囲広いわけです。「ファンタジー」より「ホラー」より格段に範囲が広い。
 さらにこのアニメはギャグあり、薀蓄あり、オカルトの全分野を網羅し、恋愛がからみ、登場人物をひとりも無駄にしないし、本質はシリアス。そして1クール。
 と、どうなるか。
 内容が広く薄くなってしまうのです。器用貧乏さんなのです。
 そういう点で、私のお気に入りの「それ町」と似てると思いました。そして「それ町」よりもかなりシリアス側に寄っているので、私としてはコメディ目的だけで見るにはややコメディー力不足でした。
 ただ一か所{netabare} 「やめてください!へびさんがかわいそうです!」 {/netabare}の部分だけは大爆笑して何度も巻き戻してそのシーンだけみたけど(笑)

 あと、やや文明くんがハーレム状態になりますが、ハーレム恐怖症の私でもなぜか安心して観ていられました。やはりハーレム展開は本来このアニメのように{netabare} 「正解」と「不正解」があり、幸せになるためには「正解の女の子」を選び出さなければならないということであるべきです。今の軟弱なハーレムのように、女の子が次から次へと群がって「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」みたいな感じで1話で一人ずつ選び、乳揉んで名前をつけて保存、裸見て名前をつけて保存。というのは人道から外れたまさにゲスの極みなわけであって! {/netabare}

 結論:器用貧乏なのでどういう人におすすめしたらいいか分からないけど、少なくとも低俗なアニメではない。私は楽しめました。主人公がいい女です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

評価低すぎでしょ! 面白いじゃん。

どっちかというとSFだと思うな。

主人公はダメ男、ヒロインはツンデレ。いいじゃないですか。異星人と存亡をかけた戦いをする未来の地球人が、過去を変える事によって平和を取り戻そうとエージェントを過去にタイムスリップさせる。 ま、とあるプロットですが、SFとオカルト的な要素を掛け合わせた背景設定です。

台詞の掛合いも面白いですし。ストーリーのテンポも良くて最後までさっと見れます。

評価が低いのでびっくりしました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2
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