Mia_REGINAでライバルなおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

60.0 1 Mia_REGINAでライバルなアニメランキング1位
sin 七つの大罪(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (164)
945人が棚に入れました
神に背いた“傲慢"の罪により、大天使ルシファーは地獄に堕とされ“堕天使"となった。
さらに地獄の最下層“万魔殿"では、地獄を統べる魔王たちがルシファーの力を封印。
すべてを失ったルシファーだったが、彼女を慕う嫉妬の魔王レヴィアタン、
地上で出会った女子高生の十束真莉亜を供に連れ、“傲慢の魔王ルシファー"となって
七人の魔王たちへの逆襲の旅に出る。
美しき魔王たちによる、“七つの大罪"を巡る黙示録が今、幕を開ける。

声優・キャラクター
喜多村英梨、藤田茜、櫻庭有紗、加隈亜衣、日笠陽子、小倉唯、たかはし智秋、伊藤静、田所あずさ、戸田めぐみ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

制作armsじゃない…だと?

って思ったけど大体同じか。

2話までの感想
相変わらずというべきか、カットごとの繋がりがおかしい。
これってソレ系統って分かるようにわざとそうしてるのかねぇ?

4.5話までの感想
{netabare}相変わらずカットとカットの繋ぎが不自然…っていうか、なんていえばいいのかな?
恐らく実写作品ならこんな作りのものも多いのだろうけど、少なくともアニメでは「普通入れとくべきカット」をはしょって次のシーン次のシーンへと移ってしまうので、どうにも分かりにくい。
いや、分からないことはないのだけど「絵で見せる状況の説明が下手・不親切」って感じが否めない。
他の方の感想の言葉を借りるなら「脈絡が無い」。
いちいち細かい所に手間をかけるならエロシーンを優先させようって意気込みだろうと好意的解釈をしてるけど、どうにも慣れない。
というかね、単純に予算カツカツなのかなぁ…と思ってしまったり。
ってそんな中4.5話とな?
あ、これホントにカツカツなのか。

けど4.5話は上手く編集してあってそれまで「よく分からなかったこと」が分かりやすく説明されてました。
個人的には「くりいむレモン名場面集」(フジテレビ版ね)を髣髴とさせて、これはこれで悪くないような?
と思ってたら梅津泰臣キターーー!
単に自分が歳取っただけかも知れんけど、パっと見で誰が描いたか分かる貴重なアニメーター…エルドライブのエンディングもすぐに分かりましたぜ。
ってかやっぱりアームスじゃん。
けどこれでエンディングは変わってしまうんだろうか、梅津泰臣を特殊エンディングだけしか使わないってのも考えにくいし。
エロアニメ&デーモン小暮といえば国際的大ヒット作うろつき童子の組み合わせなワケで、これを捨てちゃうのはそれはそれで勿体無いような…?{/netabare}

6話までの感想
{netabare}「梅津泰臣の描いたシーンをEDに持ってくるか」「デーモン小暮のEDを続投か」の行く末に関心を寄せてたのだけど、6話で後者であると確定しました。
へーすごな、もし総集編挟まなかったら梅津パートは本編で一回限りだったってこと?
そんな贅沢なことするから他の部分がガタガタになるんじゃ…いや、その潔さは評価すべき部分であろう。
6話のネトゲ回で2回目のランジェリー装備を予算切り詰めの2Pカラーと言ってたが、それは作中のゲームネタではなく制作のメタネタに聞こえてしまうのは内緒だ。
ってか葉っぱ装備がクイブレのエルフ先生と比べるとなんかすっごいイマイチのような…。
あれ?スポンサー的に衣装デザインだけは手を抜いちゃアカン気がするのだが…大丈夫なのか?{/netabare}

8話までの感想
{netabare}サタニストの軍隊って…もうそれだけで1話、いや丸々1クールの作品作れそうなネタをブチ込むとは、贅沢すぎて吹いた。
普通なら「そのネタ入れるのならもっとあれこれ(政治とか)練らないとアカン」とストップがかかるところを、「こまけーこたぁいいんだよ、戦闘機をズバっと切って戦艦をドカーンとするのを描きたいんじゃあ」という意気込みをひしひしと感じる。
そういう姿勢好きです、中途半端に屁理屈捏ねたり言葉遊びするよりよっぽど清々しい。
それとレヴィの衣装もネトゲ回に比べたらしっかりデザインされたもので、これはキット化されそう。
しっかし8話の出来の良さを考えると、なんでそれまでガタガタだったのかってのが不思議でならない。
予算配分がおかしいというか…ってそれは↑の梅津泰臣絡みでも指摘してるか、うん、配分おかしいややっぱり。
次回以降、今回の勢いを維持できるのか再びガタガタになってしまうのか気になるトコロ。{/netabare}

最終回(12話)までの感想・これだけ読めばいいかも 2020 6/15{netabare}
某所で“ありふれた職業で~”の感想を見て、まぁあの作品がアレなのはご尤もなんだけど、どうせ語るんだったらその前にこれ(sin 七つの大罪)に目を通しておくとより一層面白いことが言えるんじゃないかな?
というか1クール作品なのに総集編2回やって最終回はずっと後回しになったり、アートランドがアレしちゃったり、EDでデーモン閣下が係わってたり、と良きにしろ悪きにしろ話題(どっちかというと語り草?)になっても良さそうなのに全然そうでもなさそうなことに勿体無さを感じたり。
と思ったら、私自身が感想が途中で止まったままだったので改めて全話視聴。
ぶっちゃけ11話の「心臓トリック」がよく理解できてなくて、それの確認をしたかったということもあったりw
因みになんで“ありふれ~”でこの作品が挙がるかというと監督が同じで作風が似てるを通り越して同じだから。
“ありふれ~”の残念ウサギはこっちのレヴィアタンとキャラ被りまくりだし、扱いというか引き出しを探るのにいい教材かと。
しかもこっちはメインライターが鈴木雅詞という地獄のような組み合わせ、ある意味“ありふれ~”よりもアレ。
それでも目的がエロというハッキリしたものがあって、キャラ達も悪魔だ天使だで人間には理解できない行動をしても多少納得できる分マシ…なのかなぁ?

人間には理解できない行動というのは1話からそう。
地獄へ落とされたルシファーの前にレヴィアタンが現れ言い寄るワケだけど…。
レヴィ「いっそのこと地獄を征服しちゃう?」
ルシ「興味ない」ドカーン
レヴィ「カッコい~。じゃあ地獄を支配しにいきましょう」
で万魔殿(そこに居る首座を倒せば地獄を支配できる)へ向かうって展開。
…。
おかしいよね?興味ないと言った意味は何処行った?
一応「ドカーン」のシーンで天界から落とされた瞬間の回想があり、それで気が変わったのかも知れないが明確は説明は無く、ひどく不親切。
また、一応ルシファーの名は天使だった頃から地獄では知れわったってたとはいえ、レヴィがあそこまで心酔する理由は説明されてない。
こういったキャラが精神病みたいな行動をするのはよしもときんじ作品(というかアームス作品)ではいつものことで、深く考えるだけ意味が無い。

とはいえストーリーが全く無いというワケではなく、先述の「心臓トリック」なんてものが仕込まれている。
しかも木を隠すには森といわんばかりに「天使血輸血トリック」(これは早々と明かす)でもって心臓トリックをマスクしてたり。

ストーリーとしては…
神に背いて天使だった主人公ルシファーが地獄へ落とされ、その途中で地上(人間界)に一時「引っかかり」、その時居合わせた人間のマリアへ輸血しといた(伏線)。
その後地獄の最深部コキュートスに落ち、レヴィアタンを従え何故か地獄を支配する7つの大罪の居る万魔殿へ向かうが返り討ちに遭い、羽をもがれたルシファーの肉体が悪魔へと変異する(見た目角が生えるだけですごく分かりにくい)。
が、そこで何故か冥府の蓋が開いて(自分で開けて逃走したのか何者かの意思によるものなのか不明)人間界へ追放されてしまう。
人間界へ着いた先は途中すれ違ったマリアの居る場所だった──ってのが1話。

2~8話は、実は返り討ちに遭った際、首座のベリアルに呪いを施されてて、7つの大罪を司る魔王を倒す(殺すのではなく屈服させる)ごとに段階で解除されるらしく、また大罪の魔王達は信者集めに人間界に赴いてるらしく、世界を回ってそいつらを順に倒して行く。
また、マリアの心臓を取り出してそれを人質にして従者のようにこき使うのだけど、ルシファーがまだ天使だった頃に輸血したことでマリアには天使の血があり、それでもって大罪に勝つ、なんてこともあったり。
(今現在のルシファーの肉体は天使ではなく悪魔に変異している、というのを理解してないと理解しづらい)
あと7話では、ただの人間であるマリアをわざわざ心臓を人質にしてまで従えてるのは何かあると睨んだベリアルはマリアと心臓を攫ってしまう。
ベルゼバブが懐いたのはどうしてなのかサッパリ分からない。

9・10話、敗退した魔王達はルシファーの証言だけでベリアルが裏切り者であることを何故か信じる。
アスタロト以外はベリアルに反抗し、だけど「首座の力」には敵わず逆に地獄の各階層で「責め苦」に遭う羽目に。
ルシファーは地獄へ向かうのだが、今度はいきなりコキュートスへは行けないらしく、道中大罪達の責め苦を観光してく流れ。
そして道中戦闘などを強いられ魔力を削られコキュートスで遂に底をつき(多分伏線)倒れ、ベリアルに捕らわれてしまう。
ベルゼバブが懐いたのはどうしてなのかサッパリ分からない。

11話。
ベリアルは捕えたルシファーに拷問を行うがまんまと口車に乗せられ、本当に裏切り者だったことを明かし、更に調子に乗って「もう大罪の首座など必要無い」と言ってしまう。
これで責め苦に遭ってた大罪達が開放され形勢逆転、と思いきや、マリアから天使の血を吸ったダインスレイブ(ベリアルの剣)はデーモン特攻があるらしく、再び劣勢に。
ここまでは良いんだ、それまで利用してたマリアの中の天使の血が逆に自分を追い詰めることになるとか熱い展開だ。

だけどここからが問題。
心臓トリック…ここでいう心臓は物理的なものではなく霊的なものだと解釈。
追い詰められたルシファーへのトドメとして、ベリアルは「銀の杭(これも霊的なもの?)」をルシファーの心臓に刺せとマリアに強要。
この時嫌がるマリアを「取り出された心臓」を握って苦しめるんだけど、これが紛らわしい。
結局言うことを聞かないマリアに代わってルシファーの方から刺されに行くのだけど、ここで心臓トリック「すり替えておいたのさ」発動。
刺されたルシファーから心臓が飛び出しマリアに入り、「取り出された心臓」がルシファーの中に入ってルシファー復活。
銀の杭は霊的なモノなので悪魔に効いても人間や天使には無害だったってことでいいのかな。
実はルシファーの体の中に入ってたのはマリアの心臓で、「取り出された心臓」はルシファーのもので、「取り出された心臓」が戻ったことでそこに入ってた分の魔力が回復して逆転…だと解釈してるのだけど、凄く分かりにくいし間違ってるかも知れない。
だって「取り出された心臓」を握られて苦しんでたのはマリアじゃん。
まぁそこも、肉体との霊的なリンク自体もすり替えておいたってことで納得できなくもないけど、マリアの中に心臓が入った後ルシファーが「私の心臓をくれてやったんだから、死ぬまで大切にしなさい」と言うんだよね。
言葉をそのままの通りに解釈すると銀の杭に刺された心臓はルシファーのもので、すり替えの意味が分からなくなる。
「私の(中に暫く置いておいた)心臓をくれてやった~」ってこと?
またはすり替えた時期?
1話の献血タイミングで心臓も移植してて、悪魔化した後で天使心臓を戻しておいた…って解釈もできなくもないけど、それだとマリアの中の天使の血を利用してた意味が薄くなるような?
「心臓トリック」を隠すための「天使血輸血トリック」だと思うのだけど、単に分かりづらくなってるだけだし上手く説明もできてない。
多分他に見てた方も、なんとなく分かった気になってるだけで本当には理解してないんじゃないかな。
どのタイミングですり替えておいたかしっかり描写してればハッキリスッキリするのだが、そんなものは無い。
まぁ、その…

鈴 木 雅 詞 だ し ね
よ し も と き ん じ だ し ね

で納得するしかない。
これで馴らした後なら“ありふれた~”も違った見方が出来ると思うのだけど、どうだろう?

そして最終回の12話。
本放送では延期の末に放送されたもので、その間時間が十分にあったのか内容はマトモ。
ミカエルの6枚の光翼は1枚1枚が強力で大罪達が一枚ずつ剥いでくって展開なんだけど、6枚揃ってる初期段階が最強なワケで、最初の一枚を剥いだのがミカエルに踊らされてただけだと知り、天使復帰を諦め魔王を名乗ることにしたベリアルの面目躍如の怒りの一撃。
次に剥いだのが大罪の中で一番強いと目されるサタン。
仲間達が特攻して少しずつ戦力を剥いでくって展開はよくあるけど、ちゃんと順番にも気を配ってたんじゃないかな?
また、七つの大罪の首座は満場一致で正式受理されるらしい。
ベリアル敗退で「地上送り」にされる際、最後までベリアル派でルシファーに票を入れなかったアスタロトもついて行ってしまったため、空いた大罪の席に棚ぼた的にレヴィが就き(他の大罪は元からルシファーに屈している、ベルゼバブはry)ルシファーが首座の力を得てパワーアップ、なんてのも悪くない。
但し、よくよく考えるとレヴィアタンってストーリー上で活躍してないw居なくても多分話は成立する。
1話でマリアと出会ったのは偶然ではないことや最後の最後の奇跡のバーゲンセールは、これはアリでしょう。


──とまぁ、長くなったけどこの作品は説明が不親切・見せ方がヘン、なによりもキャラの心情の変化を描くのが下手で、良い所もあるけど悪い所が妙に目立つ。
レヴィが心酔した理由、バブが懐いた理由、あと11話まで引っ張ったネタが結局よく分からないってのは致命的かと。
けどそれは何度も書いてるけどよしもときんじ作品では普通で、平気と思うかダメだと思うかは私には何とも言えない。
お色気シーン優先で辻褄合わせは二の次なんだろう、ってことで許容できるなら見ても良いと思う。
というか他の方の心臓トリックの考察を聞いてみたいのが本音だったり…。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

人間でないものたちのエロとバトル

{netabare}ルシファーが七つの大罪に挑み、さらに天使ミカエルと戦う。真莉亜はいきなり、ルシファーに心臓を奪われて、そこから運命共同体となる。{/netabare}
バトルメインではあるが、純水な戦闘ばかりではない。
憂鬱のところはまさかの{netabare}音楽対決。{/netabare}
暴食のところでは{netabare}大食いバトルからの胃腸炎。嫉妬さんにお尻を責められちゃう。{/netabare}
怠惰のところでは{netabare}ゲーム世界に入ってのバトル。ルシファーがラスボスの魔王になっちゃってる。{/netabare}

強気な見た目と裏腹に可愛い物好きな憤怒好きだな。母乳出してる強欲もよい。

七つの大罪のみんなは意外と良い奴ばかりなんだよな。

1. 傲慢たる堕天使
聖蹟女学院の聖堂で祈りを捧げる十束真莉亜の前に、突然堕ちてきた漆黒の逆十字。そこに架けられていたのは、“傲慢”の罪によって堕天した大天使ルシファーだった。真莉亜は血まみれのルシファーを助けようとするが、床の崩落と共にルシファーは奈落へと消えてしまう。地獄の最下層まで堕ちたルシファーは、そこで嫉妬の魔王レヴィアタンと遭遇。レヴィアタンに導かれ、地獄を支配する“七つの大罪”の魔王が待ち受ける万魔殿へと向かう。

2. 嫉妬ゆえの暴走
ルシファーを天使と信じ、再会を喜んだのも束の間。真莉亜は魔王となったルシファーに心臓を奪われてしまう。さらにルシファーに拉致されるように、地上で始めた最高級のセレブ生活に付き合わされる。一方、ルシファーを慕って地獄から付いてきたレヴィアタンは、ルシファーが真莉亜ばかり構うことに激しく嫉妬。ルシファーの目を盗み、真莉亜に死よりもつらい辱めを与えようとする。暴走する魔王に狙われた真莉亜に危機が迫る。

3. 色欲の渚
世界有数のリゾート地マイアミに乗り込むルシファーたち。そこには魅惑の水着姿でビーチにいる全ての男女を虜にする色欲の魔王アスモデウスの姿があった。堕落し欲情する人間に囲まれている限り無敵のアスモデウスに対し、レヴィアタンはポールダンスでセクシー勝負を挑む。一方のアスモデウスは、どれだけ色香を浴びせても反応しない真莉亜に興味を抱き、色欲に堕とそうとする。色欲の魔王の指先が、真莉亜の敏感な部分に伸び……。

4. 強欲うごめく霧の街
強欲の魔王マモンを霧の街ロンドンで探すルシファー。ところが、ようやく突き止めたマモンの薬局ではいきなり仕組まれた罠が発動、ルシファーたちは拘束されてしまう。マモンに1対1の勝負を挑んだルシファーは郊外の古城に囚われ、拷問の責め苦を受けることになる。レヴィアタンが連れ去られたルシファーを探しに飛び出した後、店に1人残された真莉亜は不思議な契約書を見つけるが、その背後には微笑むマモンの姿があった。

5. 憂鬱なる歌姫
地上界の片隅で慎ましく暮らす憂鬱の魔王アスタロト。ネットアイドルとして歌う瞬間だけは輝きを放つ彼女に、ルシファーは動画の再生回数勝負を挑む。そして競い合ううちに、歌を通じてルシファーとアスタロトは心の交流を深めていく。ベリアルはルシファーを叩きのめすため、アスタロトをメジャーデビューさせて一挙に信者を増やそうと画策。狙い通りアスタロトは大人気となるが、ライブで観客を前にし、足がすくんでしまう。

6. 怠惰オンライン
怠惰の魔王ベルフェゴールの居所を探すルシファーたちは、ベルフェゴールが遊ぶオンラインゲーム世界に引き込まれてしまう。そこでルシファーは魔王、真莉亜は勇者となり、冒険の旅を始めることに。ベルフェゴールのサポートもあって真莉亜はみるみる成長し、歴戦の勇者として名をはせるが、それは同士討ちに向けた罠でもあった。ところが、魔王として君臨するルシファーの恐ろしさは、ベルフェゴールの想定を超えたものだった。

7. 咎なき暴食
暴食の魔王ベルゼバブにフードファイトを挑むルシファー。勝負は両者譲らず引き分けとなるが、直後にルシファーは腹痛で病院に担ぎ込まれる羽目に。しかも入院環境に不満を募らせ一向に病状が改善しないルシファーに、女医が坐薬を挿入。ルシファーは例えようのない敗北感を覚える。一方、ベルゼバブもまた大食いにまつわる秘密を抱え、入院していた。カーテンで仕切られた部屋の中、2人は相手の正体に気付かぬまま話し始める。

8. 解き放たれた憤怒
ベリアルの奸計によって真莉亜を奪われたルシファー。さらにベリアルは憤怒の魔王サタンに、ルシファーがベルゼバブを姑息な手段で籠絡したと吹き込み、2人を激突させようとする。だがルシファーはベリアルが仕掛けた戒めによって、力が出せない状態にされていた。それを知ったサタンは、自らが握る戒めのひとつを解放。人間が干渉しない月面での全力勝負を望む。宇宙を戦場に、地獄最強の魔王同士の空前絶後の死闘が幕を開ける。

9. 汝、一切の希望を捨てよ
絶対に勝てる状況を作ったにも関わらず、あえてルシファーに負けたように見えるサタンを、ベリアルは激しく叱責する。一方、ルシファーは地獄への凱旋に向けて、世界中の人間から傲慢の炎を集め、奈落の穴へと突入する。地獄のアケローン川に達したルシファーたちは、川を渡るためにカロンの船に乗り込むが、カロンは美女を舌で舐め回そうとする変態好色じじいだった。逃げ場のないルシファーとレヴィアタンに最大の危機が訪れる。

10. 汝の敵を愛し、汝らを責むる者のために祈れ
地獄と地上の粛清を目論む神にルシファーが叛逆し、堕天させられたと知った大罪たちは、ベリアルを問い詰める。ところがベリアルは首座の権利を利用し、魔王を退けた上で、各自の大罪にちなんだ責め苦を受けさせる。ルシファーは地獄の階層を進みながら、魔王たちがプライドをかけて苦痛に耐える姿を見て、ベリアルから首座を奪い取ろうと決意。一方レヴィアタンとアスタロトも、大好きな人のために負けられない戦いを繰り広げる。

11. 求めよ、さらば与えられん
ついに明かされるベリアルの秘密。その正体と陰謀を知った大罪の魔王たちは、一斉に離反してベリアルと対峙する。しかしルシファーの力を取り込んだベリアルは強大で、長きにわたる因縁と怨念をルシファーに叩きつけ、さらには復讐の仕上げとして、真莉亜の手でルシファーの心臓を貫かせようと画策。それしか真莉亜を自由にする方法がないことを知るルシファーは、震える真莉亜に命じる。「刺せ!」と……。そのとき真莉亜は……。

12. 神は天にいまし、すべて世は事も無し
天使ミカエルの降臨。それは祝福ではなく、地獄に滅びをもたらす神の御剣。その背に輝く六枚の聖なる光翼は、ルシファーが追われた“七つの美徳”の首座だけに与えられる信頼の証だった。それぞれの翼が持つ圧倒的な力を使い、地獄を崩壊させていくミカエル。だが魔王たちは地獄を守るため、身を捨ててミカエルに挑みかかる。“七つの大罪”首座となったルシファーとミカエルとのハルマゲドンに、天地人すべての命運は託された。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 2
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

魔方陣?あんなの飾りです、偉い人にはそれが分からんのですよ

今期ショートアニメ「七つの美徳」はこのアニメのスピンオフらしい
しょうがない、散々な評価だが全話観てやろではないか
と腹を括り視聴開始
そして満身創痍で完走

うん、ほぼエロしかない
いや、エロ以外なにもないと言う方が正しいか
おおまかなストーリーは一応ある
けど、悪い意味で1話1話がぶったぎられすぎて毎回テイストが違うから戸惑う
このアニメ完走できる人いるの笑?
ココニイルゾー\(^^)/
あっ、死亡フラグ立ててもうた

聖槍ロンギヌスに貫かれながら書いた各話感想
1~2話{netabare}:概要みたいなやつの巻
ルシファーは天使から堕天して傲慢の魔王へ
ルシファーと地獄で初対面した七つの大罪の魔王たちはルシファーを集団暴行
そのとき7つの呪いをかけられた
真莉亜とレヴィアタンを仲間?にして各大罪の魔王に復讐開始っぽい
{/netabare}
3話{netabare}:色欲の魔王アルモデウスと戦うの巻
こいつただの露出狂疑惑
色欲って乳を揺らしとるだけやないかい
触手みたいなやつで催淫効果のある液をぶっかけて攻撃してくる
色欲の魔王自身を欲情させてルシファー勝利
{/netabare}
4話{netabare}:強欲の魔王マモンと戦うの巻
子供を養うために金を集めてるらしい、たぶん根は優しいんだね
マモンの母乳に抗うのは大変らしい
三角木馬を耐えきってルシファー勝利
これ1番謎の勝ち方
{/netabare}
5話{netabare}:憂鬱の魔王アスタロトと戦うの巻
ルシファーいわく魔王オーラ0
ネットアイドルやってる、ラップが得意っぽい
シャイで引きこもり
地下アイドルの歌唱バトルみたい感じでルシファー勝利
{/netabare}
6話{netabare}:怠惰の魔王ベルフェゴールと戦うの巻
怒らせたら強いとかどうとか
モンゴリアンデスワームっぽいやつ出てきた、山口敏太郎先生の出番です
ゲームの世界では真莉亜が勇者マリリンでルシファーが魔王
ゲームの世界ごとぶっ壊してルシファー勝利
{/netabare}
7話{netabare}:暴食の魔王ベルゼバブと戦うの巻
ロリで素直な女の子
ルシファー座薬入れられてましたけど…
暴食の魔王が胃拡張で入院てw
快気祝いで仲良く食事して調教してルシファー勝利…かな?
{/netabare}
8話{netabare}:憤怒の魔王サタンと戦うの巻
ルシファーいわくバカ
イージス艦に原子力空母&潜水艦も登場って何でもありすぎる
レヴィアタン3ステップ
負ける→復活→空気
【悲報】サタンさん自らを信奉してる軍人をぶっ殺してしまう
正々堂々ドンパチしてルシファー勝利
{/netabare}
9話{netabare}:虚飾の魔王べリアルと戦うために地獄に行きましょうの巻
傲慢の信者一瞬で増えすぎワロタ
サタン従順すぎワロタ
カロンの声ワロタ
エロじじぃ昇天ワロタ
天魔逆転がルシファーの理想と判明
{/netabare}
10話{netabare}:大罪の魔王が主座べリアルに逆らって贖罪されていくの巻
大罪の主座に大罪の各魔王は逆らえないみたい
アスモデウス→ドM的な快感に打ち勝つ
ベルゼバブ→無限ソーセージ食う
マモン→黄金三角木馬
ベルフェゴール→マグマランニングマシーン
サタン→下衆野郎の液体漬け
アスタロトはレヴィアタンとプロレス
{/netabare}
11話{netabare}:虚飾の魔王べリアルと決闘するの巻
べリアルはあの天使サタナエルだった
ってサタナエルって誰やねん笑
ルシファー刺しちゃったワロタ
{/netabare}
12話{netabare}:天界(ミカエル)と地獄の関ヶ原じゃいの巻
べリアル捨て身のアンパンチ
とうとうレヴィアタンが七つの大罪の魔王に昇格オメデトー
ルシファー魔王の主座に君臨オメデトー
ルシファーだけは人間の味方ダッタナンテー
ナンテカナシイモノガタリナンダ
真莉亜は串刺し公もビックリ串刺しからの謎復活
ルシファー三位一体完全体ヒャハッー
しれっーとハッピーエンドワロタ{/netabare}

-OP&ED考察-
OPとEDは悔しいけど素晴らしい
ちなみにED曲「Welcome to our diabolic paradise」の作詞作曲はデーモン小暮閣下、私は蝋人形になりたくありません

OP曲「My Sweet Maiden」
歌:Mia REGINA
初めて聴いたとき打ち震えた
とにかく作品の世界観と合ってる、こんなに作品とマッチしたOP聞いたことないレベル
特にBメロ後半はいかにサビを力強く聴かせるかを考えて作られてる、仕事が丁寧だと思う
こういう曲調は万人受けしにくいからそこも考慮してマイルドに仕上げているのも高評価
V系バンドのVersaillesにOP任せたらそれはそれで面白くなりそうだけど、万人受けはしないわな笑

ED曲「Welcome to our diabolic paradise」
歌:Mia REGINA
あのデーモン閣下が作詞作曲
いやはや、悪魔によって作られた曲には文句の付けようがございません
曲調も地獄!って感じでいいんじゃないでしょうか(白目)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

62.2 2 Mia_REGINAでライバルなアニメランキング2位
ももくり(Webアニメ)

2015年12月24日
★★★★☆ 3.5 (184)
761人が棚に入れました
高校二年生の栗原雪は、一つ年下の後輩・桃月心也に一目惚れする。遠くから彼の姿を隠し撮りした“ももくん写メコレクション"が100枚になり、栗原は告白を決意。二人は恋人として付き合い始めるが、依然として栗原はももくんの姿を隠し撮りしたり、彼の触った物を収集したりと、行動がどこか変で…? 不器用な二人が繰り広げる、一途で残念なゆるいラブコメディ!

声優・キャラクター
加隈亜衣、岡本信彦、大空直美、前田玲奈、仲谷明香、竹下礼奈、山谷祥生、永塚拓馬

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

簡単に言うと、ももくんをストーカーしたり、ももくんの使用済みの物を収集する栗原さんがももくんとイチャつく話。

ももくんは背が低く、頭もよくないし、運動ができるわけでもないけど、何気にモテている。羨ましい限り。だけど、ももくん見てるともやもやしてくる。

ショートアニメで10分を超えるくらいなんだが、退屈なのか割と長く感じられてしまった。キャラクター自体は可愛いんだけど、もうちょっと尺を短くしてもよかったかなと。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 第1話 告白… ももくんと栗原さん
一目惚れした1つ年下の桃月心也(ももくん)に告白した高校2年生の栗原雪(栗原さん)。晴れて付き合うことになった2人だけど、実は栗原さんはももくんのことならなんでも知ってる、ちょっと(?)変わった女の子だった!

2. 第2話 衣替えの季節に
正式にお付き合いを始めたにもかかわらず、ももくんを待ち伏せしたり使用済みストローをこっそり保管したり相変わらずの栗原さん。そんな栗原さんに呆れつつも、温かく見守る親友の水山のりか。一方ももくんは、栗原さんの不思議な言動が気になり始めて……

3. 第3話 はじめてのデート?!
ももくんをデートに誘った栗原さんは、学校では見られないももくんの私服姿やまだ知らなかった一面を知り大興奮する。そして恋人同士になってから初めてのももくんの誕生日。栗原さんは気合を入れて手作りのプレゼントを用意したのだが……

4. 第4話 勉強会
ももくんのクラスメイトの理人と翔太、そして親友のりかを誘って期末テストに向けた勉強会を企画する栗原さん。一同でやってきたももくんの部屋に、栗原さんはドキドキが止まらない。一方、ももくんは、理人や翔太と仲良く話す栗原さんの事が気になってしまう。

5. 第5話 莉央、私の守りたい桃月!!
スーパーへ買い出しに行った栗原さんとのりかは、偶然出会った少年?にジャガイモの種類を教えてもらう。その少年?、実は、ももくんのクラスメイトの少女・莉央だった。ももくんのことが気になっていた莉央は、彼女である栗原さんが彼にふさわしい女の子だと認めたくないようで……

6. 第6話 ももコレ200枚☆
理人たちから、栗原さんとの間に距離感があるのではないかと言われて気にしてしまうももくん。2人の距離を近づけるために精一杯の勇気を振りしぼる。一方、栗原さんは、いつも通りこっそりももくんを覗いていたところを、目撃されてしまう! その人物とは……。

7. 第7話 はじめてのキモチ…
期末試験をなんとか乗り越えたももくん。しかし、大事な用事があると先に帰った栗原さんが、クラスメイトの莉央と一緒にいるところを目撃してしまう。一方、栗原さんは、ももくんのことをもっと知ろうと、莉央を巻き込んである行動を起こしていた。

8. 第8話 莉央と栗原、急接近!?
栗原さんが自分よりも莉央との用事を優先したことが気になって、モヤモヤが消えないももくんは、思い切って栗原さんに直接聞いてみる。すると……何故か、栗原さんが大変なことに!? そんな折、仲良しの1年生みんなでバーベキューに行くことになり、ももくんは栗原さんにお誘いの電話をかける。

9. 第9話 BBQ(バーベキュー)
バーベキューに参加することになった栗原さん。準備のためにのりかと2人で買い物に出かけたり超気合が入っている。バーベキュー当日は、ももくんの友人たちとの会話も弾み、とっても楽しそう。だけど照れ屋なももくんは、ある言葉を口にできなくて……

10. 第10話 従兄妹と、水着と
お肉を食べてはしゃいだり、シャボン玉を飛ばしたり、栗原さんたちは、思い思いにバーベキューを楽しむ。しかし気温が上がらず川遊びができなくなってしまい、このままではせっかく買った水着をももくんにお披露目できない!?と、テンションが下がってしまう栗原さん。そんな栗原さんを見てももくんは……

11. 第11話 夏祭り♪
2人で縁日に出かけたももくんと栗原さん。栗原さんのかわいい浴衣姿に顔を紅く染めるももくん。屋台を回っているうち、年上の栗原さんにリードされていることに気づいたももくんは、しっかり自分がリードしようと決心するのだが、栗原さんと人ごみの中ではぐれてしまう。

12. 第12話 迷子にて
お祭りの中で莉央に助けられたももくんは、携帯のバッテリーが切れて連絡が取れないため、はぐれた栗原さんを探す協力を頼む。実は、栗原さんの連絡先を知っていることをももくんに言い出せず、莉央は栗原さんと連絡を取り、神社の境内に2人で落ち合うことにするのだが……

13. 第13話 ももくんの憂鬱、風邪の日に
理人や翔太と一緒にファミレスで夏休みの宿題をしている最中、ももくんが熱を出してダウンしてしまった。理人の計らいで、栗原さんがももくんの家にお見舞いにやって来る。風邪をひいたももくんと、看病をしに来た栗原さん。部屋で2人きりの時間が過ぎる。

14. 第14話 心也と雪
熱を出して眠っているももくんを、つい写メしたいと考える栗原さんだが……、思い出したようにおかゆを作り出す。ぐっすり眠っているももくんの顔を起きるまでただ眺める栗原さん、起きたももくんに声をかけ帰っていく。その後、布団の中でももくんは、ある日の出来事を思い出すのだった。

15. 第15話 ビーチボールパニック
ももくんたちとプールに出かけた栗原さんは、初めて見るももくんの水着姿にドキドキウキウキ♪ 帰り道、いつものようにバス停まで栗原さんを送るももくんは、リードされてばかりの関係を挽回するため、ついに行動を起こす!

16. 第16話 ぐるぐる栗原さん
栗原さんを引き留めてみたものの、ももくんは上手にリードができなくて空回り。相変わらず栗原さんが自分を「男」として見てくれていない気がしたももくんは思わず栗原さんに……。見たことのないももくんの姿に栗原さんは戸惑ってしまい……

17. 第17話 家庭の事情だす!
夏休みが明けて、新学期。プールの日以来ももくんと会っていなかった栗原さんは、久々のももくんを前に緊張してしまう。様子がおかしいと思ったももくんは、その夜、栗原さんに電話する。一方、栗原さんの行動が周囲にどう見えているか心配したのりかは、理人にこっそり探りを入れていた。

18. 第18話 遊園地デート
遊園地デートにやってきたももくんと栗原さん。ももくんは栗原さんをリードしようと頑張るが、お化け屋敷の中で腕にしがみついてくる栗原さんにドキドキしてしまって気が気ではない。すると突然、お化け屋敷の照明が消え、2人は暗闇の中に取り残されてしまう。

19. 第19話 合唱祭
合唱祭の仮装コンテストで、ももくんはクラスの代表として莉央と一緒に仮装をすることになった。栗原さんとの距離がなかなか縮まないことに悩んでいるももくんは、自分にヤキモチを焼いてくれない彼女の態度が気になり始める。

20. 第20話 お菓子の代わりに…
コンテスト当日、仮装したももくんの姿に大興奮の栗原さん。一向にヤキモチを焼いてくれる気配のない栗原さんにしびれを切らしたももくんは、ステージから飛び出して栗原さんの手を引き屋上へ連れ出す。

21. 第21話 HANAくま
絆が深まった2人だったが、ももくんの使用済みグッズを集めていることをカミングアウトしてしまった栗原さんは、嫌われるのではないかと不安になってしまう。そんな栗原さんをゲームセンターへ誘うももくんの行動には、いつもと違う余裕があって……

22. 第22話 タルタルオムライスの秘密
栗原さん手作りのお弁当を食べるももくん。おかずはどれも彼の好きなものばかりだが、栗原さんにその事を話した覚えはなく、不思議に思う。いつの間にかリサーチされているももくん情報。実は栗原さんの持っているももくん情報の背後には、隠れた協力者がいたのだ!

23. 第23話 waku!waku!クリスマス
2学期末のテストを前に、再びももくんの家で勉強会を開く栗原さんたち。クリスマスの補習と追試を免れるため、ももくんは必死に勉強を教わるが、あえなく赤点を取ってしまう。その一方で、クリスマスを楽しみにしていた栗原さんにも問題が起きていて……

24. 第24話 風邪の日に-part2-
クリスマスイブ、みんなとクリスマスパーティーを企画していたにもかかわらず、風邪をひいて参加できなくなってしまった栗原さん。落ち込む親友のため、のりかはこっそりとももくんを栗原さんの家に呼んでいた。栗原さんは突然の訪問に驚きながらも、ももくんに一緒にいてほしいと思い……。

25. 第25話 温泉旅行
みんなで温泉旅館にやってきたももくんと栗原さん。柚姫・莉央・育絵の女子会に混ぜられたももくんは、タイミングの悪いことに、女の子に囲まれているところを栗原さんに見られてしまう。弁解する柚姫たちだが、栗原さんはまったく気にしていない様子。そんな彼女に苛立ちを隠せないももくんは、その場を立ち去ってしまう。

26. 第26話 ふたりのキモチ
温泉旅館で気持ちがすれ違ってしまった2人。ももくんは、自分の「好き」と栗原さんの「好き」が同じ好きではないのかもしれないと感じ始めていた。ももくんを追いかけてきた栗原さんは、彼のまっすぐな想いに応え、自分の想いをすべて告白してしまう。栗原さんの気持ちを受け止めたももくんは……

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「私の好き…「恋×」「変」ですか?」

この作品の原作は未読ですが、comicoのアプリ内で配信されていたアニメをチラッと見て面白そうだと思っていた作品です。TVアニメ化される事を知り首を長くして放送を待っていた作品でした。

物語は、高校2年生の栗原 雪が1コ下の桃月 心也に一目惚れしてしまい、「桃くんコレクション」と称する写真が100枚溜まったら告白するという願掛けをしてほどなく達成…思い切って告白したら2つ返事でOKを貰って付き合い始めるのですが、付き合い始めてからの二人の恋物語が描かれています。

まず栗原さんのCVが加隈亜衣さんなのですが、超が付くほどハマリ役でした。
フワッとしていて、少し天然が入っていて…恋愛行為に恥しがる彼女をものの見事に演じきっています。
この作品を見ていると、栗原さんは本当に桃くんの事が好きなんだと思います。

好きな人の写真や使っているモノを欲しいと思うのは当然の欲求だと思います。
栗原さんは、桃くんで自分の好きを一杯に満たしたい…
ただ彼女は少し度が過ぎているだけ…
でもその言動に明確な線引きができないのも事実です…
自分の欲求に対して素直に行動したら、こうなっちゃいました…という感じなので、嫌味は感じません。むしろそこまで好かれる桃くんが羨ましいくらいです。

でもこれは第3者の目線で見ているから、栗原さんが微笑ましく感じるだけなのかもしれません。
実際に誰か分からない人からストーカー行為を受け続けたとしたら…やっぱり怖い…若しくは気持ち悪い感じるでしょうし、事と次第によっては警察沙汰に発展してしまう可能性だって秘めていると思います。

でも一方で桃くんの気持ちが分からない訳ではありません。
本気で好きな人は独占したいし独占されたい…そう思う気持ちは十分理解できます。
だって、大切な人なんですもん…
こればかりだと嫉妬の塊みたいになってしまって息苦しいだけですが、少しは心配して欲しいと思う事だってありますよね。
でも完走して振り返ってみると、その部分の行き違いは解消されていないように思います。

そう考えると、琴線に触れるラインに個人差があるように、栗原さんも嫉妬はするんだと思います。ただ、その境界線が分からなかったのと、そこまでの事が起きなかったから結果的に行き違いが生じてしまったんですよね。

一方、ももくりの取り巻きにも良い感じのキャラが揃っています。
一番は栗原さんの親友であるのりかちゃんでしょうか。
栗原さんの度が過ぎた行為に対する彼女の突っ込みの切れ味は抜群だったと思います。
普段は二人を見守っていますが、彼女自身には浮いた話が全く無いのが気になります。
男性に興味が無いのか…或いは言えない事情があるのかは分かりませんが、いつも一緒にいる仲間の思いに方向性が生まれてきている中で彼女の向かう先は一体…?

そして個人的に頑張ってほしいのが、前田玲奈さん演じる早柿 莉央ちゃんです。
今の思いの本懐を遂げて欲しいという意味ではありません。
本懐を遂げて欲しくない…と思っているわけでもなく、ここは正直複雑な気持ちです。
でも莉央ちゃん…ホント良い娘だと思います。
彼女自身のスペックは相当高いですが、結果的に一歩引いた立ち位置になっているのが勿体なくて…
普段はクールな佇まいですが、嬉しい時に見せてくれる可愛らしさは半端ありません。

オープニングテーマは、栗原雪・桃月心也の「大好きだよ大好きだよ 生まれてきてありがとう」
エンディングテーマは、Mia REGINAさんの「ETERNALエクスプローラー」
オープニングテーマがアニメと曲がマッチしていてお気に入りです。
オープニングで写真を撮る栗原さんの身のこなしが尋常じゃないところが特にお気に入りです。
今度カラオケで挑戦してみたいと思います。

1話15分で1回で2話ずる放送され全26話の作品でした。
毎回キュンキュンしながら視聴した作品でした。これは続編の制作を是非希望したいです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

カワイイ変態JK純愛物

主人公 栗原雪ちゃん高高校2年生と一学年下の桃月心也君の変な恋
一話15分×2話構成 ×13セット=26話でした
一話完結なので 部分的に見るのもありかとは思いますが
見て見ようと思う方は、完結と言っても その後の人間関係にも影響していますので 途中あけないことをお勧めします

桃月君は 小さくてかわいい男の子 そんな桃月君(もも君)に恋?してしまった
雪ちゃんともも君、それとお友達の関係を描いた作品

雪ちゃんの変態っぷりには笑えます
もも君がゴミ箱に捨てた 牛乳パック(いちごミルク)のストローを真空パックで保存したり
もも君が使った割り箸もね
そんな変態っぷりに 冷静に意見するのが 雪ちゃんの同級生で友人ののりかちゃん

雪ちゃんがボケでのりかが突っ込みと言ったところ
のりかの常識人っぷりと雪の変態っぷりの対比も面白かったです

ももくんの同級生には ボーイッシュで格好いい女の子 早柿莉央ちゃん
宝塚の男役のような位置づけで女子にもてもて そして女子力も一番高い
彼女も 実は もも君のことが・・・
早柿?  やっぱり ももくり  ももくり3年柿8年から由来してるんですね

沢口理人(リヒト) 同級生で ももくんに対する のりかちゃん的存在
もも君への突っ込み担当

宇佐美郁江 う~ん あんまり目立たないし絡んでこないんで 微妙

それと 島田柚姫(ユズキ)と閑翔太
この二人 いとこ同士という設定なんだが
柚姫ちゃんも翔太君もお互い憎からず思っているご様子
本人達は小さいころから一緒で いつもそうして傍にいたからと言って
それが当たり前になっているとのことだが
つまり既に 空気のようにお互い無くてはならない存在になっているわけで・・・

この二人の関係も今後どうなるのか気になるところです
そして 莉央ちゃんの想いもどうなるんでしょう?

そして特筆すべきは 雪ちゃん役の加隈亜衣さんの演技の幅
最近 色々なアニメでメインヒロイン演じられて 飛ぶ鳥落とす勢いの彼女

セレクターウイクロスのるうこ役から ブリリアントパークの千斗いすず役
アスタリスクのユリス役 それぞれ そのキャラにあった演技されてりますが
ももくりでは それらとはまったく違った演技も見せてくれています
彼女のファンは必見ですよ
ほんと最近の深夜アニメはこの人と種田さんの二人で メインヒロイン総ナメにしてる感が強いですね

そしてもうひとつダメ押し的に この作品のOPまで歌っちゃってます ももくん役の岡本信彦さんとヂュエットですけど
歌も 結構いけてます。

加隈さんのカワイイ変態っぷりが見たい人は是非ご覧ください
笑えると思います

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
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